HUNTER×HUNTER Part122

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久しぶりに刺激を受ける為に、過敏に反応するそこは、
それでも簡単に半ばまで飲み込んだ。
今度は薬指を加え、根元近くまで入れる。
「……パク」
「……あ……あ………も…、いい、ア」
少しずつ動かしながら、背中から乱れていくパクノダを眺めた。
その背筋から、すでにむせかえる程の色気を感じる。
「はぁっ、あっ、……っ……クロ…ロ」
そんな時に名前を呼ばれて、団長は思わず乾いたままの親指も突き入れ、
めちゃくちゃにかきまわしていた。
「ひぁっ!!あっぁっ!……やッ!」
壁に爪を立てて、パクノダが悲鳴のような声を上げた。
団長はそれを聞いてとっさに自分の腕を噛み、
なんとか激しい衝動に堪えようとした。
慌てて指を抜く。
「…クロロ……?」
突然快感の波から放り出されたパクノダは、たまらずに振り返った。
その生理的な涙で潤んだ瞳を見つめて、団長は呟いた。
「…もっと腰、上げてくれ、パク」
言われるままにパクノダが腰を突き出すように上げると、
熱く柔らかい舌が、綻びかけた入口を探り始めた。
「…や……クロ…ロ………」
さっきまで深く指を咥え込んでいたそこは、すっかり解され、
細かく震えながら次の侵入を待っているようだった。
舌先を尖らせ、ゆっくりと中に潜り込ませる。
「っ!!…はぁ…ぁ………ん……ん」
熱くたぎっている内側を、とかすように唾液で濡れた舌で舐めまわす。
「……クロロ…っ…も……だ…め、よ」
濡れた目元を今度は赤く染め、苦しげにパクノダが喘ぐ。
211:2001/05/06(日) 01:25
「…もう、平気なのか?」
「ん、…平気……も、クロロのほ…しい…わ」
その言葉に団長は、あふれる先走りで濡れた下着をずらし、
しずくが滴りそうな自分のものをパクノダの後ろへと突き立てた。
「あぁっ!!…あっ、あ……っ……」
すっかり潤っていたそこは、すぐに団長を根元まで受け入れた。
「…っ……パク……」
「やぁっ、あっ、……やっ、…あぁっ!!!」
声と共に奥を抉るように突かれて、パクノダは壁に崩れるように額をつけて、声を上げた。
その事でそれまでよりも身体を曲げることになって、いっそう深々と埋められる。
団長は、完全に腕の力が抜けてしまっているパクノダの身体を支えるために、
その身体を回転させて、自分の腕の中に抱き込んだ。
「動いても、いいか…?」
そして、その頬に口づける。
激しく責め立てられる事を待つだけのパクノダの身体は、貪欲に快感を貪る。
そしてその表情は今までよりも淫蕩で、しかし魅力的になっていた。
その顔が、目を薄く開いた状態で頷いたのを見て、
団長は、その腰を押さえて持ち上がらないようにしながら、一度突き上げた。
けれど、このままでいたいような気持ちも、団長には、確かにあった。
「あっ!あっ、あっ……もっ、と、……クロロ………っ、そこがっ…」
「…?…パク…どうして…ほしい?」
「もっと……」
パクノダは、団長の背中に爪を立てながら、呟く。
いつもは優しいのに、時々こんな風に言うなんて、ずるい。
ドキドキする。
「…っ………もっと、つよ、く、して……」
団長が頷いて思い切り退いて突き上げてやると、
パクノダは途端に恍惚とした瞳で身体を反らす。
「っ……あ…っはあっ、…んっ…っ!!」
動きが重なる。
「あっ、あっ、…クロロ、っ!!も…い……く…!!」
身体の奥に熱いものを感じたまま、荒々しく唇を貪られる。
「……っ…あ!」

数回貫いたところで、先にパクノダがイッた。
その瞬間、中の団長が強く締め付けられる。
「っ……パ、クっ…!」
その腰を強く引きつけ、団長は熱いものを放つ。
流れ込む感触が伝わるたび、パクノダの背中が小さく反応した。