聖闘士星矢の女性キャラ

このエントリーをはてなブックマークに追加
693沙織カラス誘拐エロ2
ビリッ!!
沙織が身に着けた少女らしい小さなパンティーは獣のような男の手によって、
まるで紙切れにように引き裂かれた。
「ヒッ・・!!」
涙と汗に濡れた沙織の表情が再び恐怖に歪む。見知らぬ男の前で性器を露出し
た姿勢は耐え難い程の恥ずかしさだったが、今はこれから待ち受けているであ
ろう行為に対する恐れのほうがはるかに大きかった。
「ヘヘヘヘヘッ・・・。アテナの体を・・しかも初物を味わえるとは全く俺様
は運がいいぜ。」
ジャミアンは腰に装備した聖衣のパーツを外し地面に投げ捨てると、ゆっくり
とズボンを下ろし己の一物を沙織の眼前に突き出した。
「!・・・・アッ・・・アァッ・・・・・」
生まれて始めて男性器を目にしたショックは沙織の全身を硬直させ、その声も
奪った。性経験どころか自慰すらも満足に覚えていない彼女ではあったがセッ
クスに対する一般的な知識は当然持ち合わせていた。だが、目の前で血管を浮
かび上がらせはち切れんばかりにそそり立っている一物はそのような生半可な
知識とは懸け離れたグロテスクな物でしか無かった。
694沙織カラス誘拐エロ2:2001/06/01(金) 21:20
(イッ・・・嫌・・・。助けて・・。星矢・・みんな・・・・。)
仰向けのままガタガタと体を震わせる沙織は心の中で何度も呟いた。だが反面
助け等来る筈も無いと彼女は自覚していた。自分に反感を抱いている星矢達が
このような場所までわざわざ来てくれる訳が無いと・・。そしてその思いは、
沙織の胸で沸き上がる絶望と恐怖を更に倍増させるのだった。
「クククッ・・。しかしお前もつくづく不運な娘だなぁ・・。アテナの化身等
に生まれてこなかったらこのような目に会わずに済んだ物を・・。まぁ、これ
も運命だと思って諦めるんだな。」
ジャミアンは地面に両膝を付くと、沙織の膣に自身の一物をゆっくりと近づけ
てゆく。
「私の・・・運命・・・・・・・・私の・・・・・」
反復するように力無く呟く沙織。次の瞬間、彼女の中で忘れかけてた大切な思
いが弾けた。それは次第に大きなイメージとなって沙織の体をゆっくりと包み
込んでいった。
695沙織カラス誘拐エロ2:2001/06/01(金) 22:13
(おじいさま・・。)
柔らかな光に包まれた空間の中で沙織は今は亡き祖父、光政の姿を見た。彼は
沙織に優しげな笑顔を向けながらも、その目は何故か悲しみに沈んでいる。
(沙織や・・。お前は忘れてしまったのか?。自身がこの世に生を受けた意味
を・・。そしてお前にかせられた使命を・・・。)
(生まれてきた・・意味・・・・私の・・・・・使命?・・)
(そう・・・。お前は正義を統べるアテナの化身としてこの世に生を受けたの
じゃ・・。その宿命はまだ幼いお前にとっては過酷な物となるかもしれん・・。
だが様々な困難に耐え、それを受け止めて生きてゆく事はお前に与えられた決
して避ける事の出来ない運命なのじゃ・・。分かるな?。)
(おじいさま・・・。)

ジャミアンに犯される寸前に頭に浮かんだそのイメージは、絶望と恐怖に取り込
まれていた沙織の心の中に決して折れる事の無い一本の芯を作りだした。
(そう・・。私は一人の女である前に・・まずアテナとして生きなければいけ
ないんだわ・・。)
いつしか沙織の心に渦巻いていたジャミアンに対する恐怖心は跡形も無く消え
去っていた。変わって沸き起こってきた感情は、たとえどのような目に会おう
とも決して希望を捨てないというアテナとしての強い意志だった。