聖闘士星矢の女性キャラ

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489ア イ オ リ ア
今日、☆矢をダシに使って魔鈴の胸チラが見れた。さっそく俺は家に帰って青春のコスモを燃焼し爆発させた。
「魔ッ、魔鈴!……………ハァハァ」
「精が出るな、アイオリア」
「あっ、キョッ、教皇!」
爆発の余韻に浸る間もなう、突然現れた教皇に俺は思わず心臓が止まりそうになった。
「まったく黄金聖闘士の癖に、こんなに散らかしおって、換気もちゃんとしているのか。プンプンしているではないか」
「ほっといてくださいよ。それより教皇、何をしに突然来られたのですか。いきなり人の家に入るとは失礼じゃないですか」
「馬鹿者! お前は今日が何の日か知っておるのか?」
「えっ?」
「お前の兄、アイオロスの命日であろう」
「ああっ!」
俺はこの時、うっかり忘れていた事を思いもよらぬ人物から思い出された。
「例え裏切り者であっても、その理由が許されぬ罪であっても、私はお前の兄の事は今でも覚えている」
「教皇……」
教皇はまるで黄昏ているかの様に言った。まるで俺以上にアニキの事を知っているかのような口振りさえ感じられる。
俺の兄、アイオロスは確かに十三年前にサンクチュアリの掟を破り逆賊の汚名を着せられた。
しかし、アイオロスは俺にとってたった一人のアニキであり、強くて優しくて、ちょっとスケベだったがたまにキズだったが
やっぱりいいアニキだった。
そしてそんなアニキを知る人がまさか俺以外にいたとは……
「まだ十四の若さで散っていった。あまりにも早い散り様よ」
「きょっ、教皇……」
俺は教皇の前に膝まづき、必死で目頭に溜まる熱い物を堪えた。
すると教皇は俺の肩に手を置き一言、言った。
「まるでお前のコスモと一緒だな」
「……(゚Д゚)!」