聖闘士星矢の女性キャラ

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208名無しんぼ@お腹いっぱい
獅子宮でカシオスはあくまで瀕死の重傷を負っただけ、一命をとりとめたとしてね。

カシオス「うっ・・・ここは・・・」
カシオスが目覚めた場所は、いたって見慣れた光景だった。
シャイナとともに生活していた、小屋のベッドの上である。
「・・・目が覚めたのか」
激痛に動かない体から視線だけを横に向けると、側にシャイナの姿があった。
シャイナ「・・・良かったよ・・・」
優しい声でそう呟いたシャイナの両手が、カシオスの腕をそっと握り締めた。
シャイナ「・・・私をいつも慕ってくれる可愛い弟子に死なれでもしたら、
さすがにバツが悪いじゃないか・・・」
カシオス「そ、そんな、シャイナさん。俺なんかにそんな事を言わないで下さい」
シャイナ「・・・お前には、本当にすまないと思ってるよ。・・・この傷だって・・・」
シャイナはカシオスの腹の傷に、痛みはないようにそっと触れる。
シャイナ「・・・星矢を助けるために、だろ?・・・私の気持ちを知っていたから、
あんな無茶な真似を・・・」
カシオス「そ、それは違いますシャイナさん、俺はシャイナさんが星矢を
愛してしまったなんて全く知らない、だから・・・ハッ」
シャイナ「フ・・・お前の馬鹿は死んでも治らないね、嘘もまるでつけやしない」
カシオスが言葉に窮した、その時だった。

シャイナの右手がカシオスの腕を離れ、その代わりに股間の方へと移動する。
カシオス「エ!?な・・・何を!?」
シャイナ「・・・そして私は大バカさ。お前は私を命を懸けてまで愛してくれてるのに、
私は今までお前の気持ちに気付きもせず・・・お前を危険にさらした・・・」
そっとカシオスの股間を撫でるシャイナ。カシオスはもちろんそれを抑止したかったが、
指一本動かせない今の体ではそれもできない。