矢吹健太朗のBlackCat★黒猫　No.28

[192] 黒猫批評 投稿者：へいぼん 投稿日：2001/01/30(Tue) 09:18:05

高熱も血も筋肉大移動もバトルには使える能力だろうけど、
そういう能力が使えないと革命集団に入れないの？
革命には武力「も」必要だろうけど、思想とか政治体制とか
そういう部分を少しでも考えているのだろうか。

世界観がわからん。オリハルコンの武具は確かに当たれば
痛いだろうけど、ナノマシンを実用化できるほどの科学力が
ある世界なんだから完全武装の一個師団でも送り込んだ方が
有効なのでは？

イブにナノマシンが入ってるって設定もどっかに行ってしまったような。
「私がオトリになる」とか言ったときの黒猫達の本気のあわてっぷりは
ある意味見物だった。

そういやクロノスは黒猫殺そうとしてたんじゃなかったっけ。
なんかしょぼい説明セリフ一個で片付けられちったなあ。
あっさり返り討ちにあった人、哀れ。

「ビジョンアイ」は「道」ではないのか？「スタンド」でも「念」でも
「悪魔の実」でもいいけど、ちゃんとしたルールを作った方が
物語に統一感を持たせることができるのでは？

パクリ云々は置くとしても、とにかく底が浅い。設定を作った端から
忘れてく感じ。そういうマンガも嫌いじゃないが、それをやるには
パワー不足。

私はマガジンの「ゲットバッカーズ」「ＲＡＶＥ」「ＫＹＯ」が嫌いなん
ですが黒猫の読後感はこの３作と通じるものがある。単に面白くないだけの
マンガだったら、読後２秒で忘れて別な作品読んでるけど、これだけの文
書かせるほどつまらん（というか、腹の立つ）作品は結構希少だね。