矢吹健太朗のBlackCat★黒猫 No.28

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440機関獣
「ぅ・・うう・・・」
およそ2日ぶりに意識を取り戻したダルツォルネ。
「・・俺は・・・ハッ!!」
コミュニティーの人間に化けた旅団にまんまと騙され不意打ちを食らったことが
フラッシュバックされ、胸の傷口に目をやる。
「これはっ!!」
ダルツォルネの胸ポケットからハート型のロケットペンダントが崩れ落ちる。
ロケットの中身は笑顔のネオンの写真。
「・・・フッ」
「まさか護衛の身である私が、逆にネオン様に助けられるとは思わなんだ」
ダルツォルネは携帯を取り出し、クラピカの携帯の番号を押した。