矢吹健太朗のBlackCat★黒猫 No.22

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極々普通の人間も、絶えず熱を発して生きている。
その熱量は十人でヒーター一台に匹敵する。

さて。キョウコのデスキッスは自身の細胞を活性化させ
発生した熱量を直接伝導させることで対象を融解させる技である。
今回彼女は体全体を急激に発熱させ、その空気膨張でもって
爆圧を打ち消すという荒業をなしていたが一体どれほどの熱量を
発生させればそんな芸当ができるものであろうか。

また、彼女は劇中にて鋼か何かを融解させるつもりだったようだ。
鉄の融点は約1500度。なお沸点は2754度に達する。
参考までに珪素の融点は約1400度であり、沸点は約2600度、
一瞬で溶解したことから彼女の掌は2000度以上は出ていたと思われる。
あれが格ゲーで言う所の小パンチだとすると、
全身防御したときの温度はおそらく3000度は超えていたであろう。
本気になれば5000度ぐらいまでいくとも思われる。

ところで、前述の通り彼女の技は細胞の活性化による熱量の放出に頼っている。
つまり凄まじいまでの速度で細胞分裂が行われていると見て間違いない。
人間の遺伝子にはテロメアと言う遺伝子と遺伝子を結びつける個所があり、
それが遺伝子の分裂回数の限度を定めている。
このテロメアのせいで人は老化という現実から逃れることができない。
そう、細胞分裂を繰り返せば繰り返すほど、人間は老いていくのである。

人間の平熱を26度五分と見て、彼女の熱は3000度とする。
大体140倍である。
彼女は常人の140倍のスピードで老化したのである。
雑魚の警官を殺すにも道術を使う彼女のこと、
何度道術を使ってきたのか数え切れないほどだろう。
彼女があのように若さを誇示していられるのもあと僅かの時間で
あることがご理解いただけであろうか?
いや、そもそも彼女は本当はもっと幼いのに
あの姿まで老いてしまったのかもしれない。
ならばあの言動の稚拙さも納得ができる。

嗚呼、可哀想な少女であることよ。
まだ10にもならない身空で
その未来はグレイトフルデッドを直で食らったミスタなのである。
アフロは萎んだが、彼女は皺々になって死ぬのである。

(参考文献)
理科年表 国立天文台
ジョジョの奇妙な冒険8巻、53巻 集英社
道術の危険性 民名書房

ところで3000度以上の熱に耐えられる彼女の服は何製だろうか?