1 :
スネ夫:
藤子不二雄のドラえもんの最終回を書いてみた。
ブログにあげてみたけど誰も読んでくれないorz
需要があれば読ませてやる
終了
3 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:jDBH1PcpO
読みたくない。
4 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
そうかいそうかい…
いや、いいんですよ。読まなくってもいいんですよ(T_T)
後悔しないでね
5 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:jE/9dF000
いや、読みたいわ
6 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:2We/XpAlO
のび太としずかちゃんがセックスして終了
7 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
読みたいっつってくれるなんて胸熱!!世の中捨てたもんじゃないな。
読んでくれたらなんか反応してくれ。結局誰も読まなかったってことになったら悲しいから。
ちなみにエロくありません
8 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
題名「ドラえもん最終回 【真実】」
寒い題名だなんて言わないでくれよ。検索にかかりやすい題名にしたから。
語り手は出木杉英夫君でお送りします。
9 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
ドラえもん最終回 【真実】1
「やあ、よく来てくれたね。」
僕は面会室を訪ねてきた二人の初老の男に挨拶をした。
そのうちの一人が言った。
「元気そうで何よりですね、出来杉君。」
彼はひょろりと痩せていた。背は高くなったが昔の面影は残っている。
もう一人は挨拶代わりに言った。
「それにしても総理大臣だなんて偉くなったな。」
彼の方は体つきが良く、子供の頃はガキ大将として皆を取り仕切っていた。
「骨川くん、剛田くん、今日は突然呼び出して済まなかったね。実は君たちに話さないといけ合ないことがあるんだ。」
僕は何とか冷静な表情を取り繕った。僕は既に決心していたのだ。
彼らにすべてを打ち明けることを…
テレビでは野比君の番組が流れていた。皮肉なものだ。
「ドラえもんを、覚えているかい?」
僕がそう言うや否や、剛田くんの表情が硬くなった。
「あの野郎、突然未来に帰りやがって!」
顔を赤らめて感情を顕にする彼を骨川くんがなだめてくれた。
「タイムパラドックス、という言葉がある。」
僕は真実を語った。
ドラえもんは未来に帰ってはいないこと。
ドラえもんが壊れてしまったこと。
野比君はドラえもんを修理しようと願っていたこと。
そして今夜、その願いが叶うこと…
「35年前、世界の夢と未来は彼にたくされていたんだ。」
二人は深いため息をついてソファにもたれこんだ。
「しかし、真実はこれだけではないんだ。」
僕は胸ポケットから葉巻を取り出し、ゆっくりと火をつけた。揺れる煙を見つめながら、話しをつづけた。
10 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
あれ?やっぱ需要なし?
11 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
まあいいや。一応最後まで書いとく
12 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
それはある年の夏だった。正確にはあのロボットーーードラえもんが野比君の家に現れる半年前。
僕はいつものように机にむかって勉強していた。
「君が出木杉英夫君だね。」
そこには二人の男が立っていた。二人ともぴっちりとしたスーツのようなものを着ていた。
「はい。」
ぼくは冷静に、事務的に答えた。
「我々は君に頼みたいことがあって未来から来た。」
「はい。」
「来年、あるタヌキ型ロボットが野比のび太の家に送られる。野比のび太の事は知っているな。」
「はい。」
「君には彼らを監視して欲しい。やってくれるか。」
「はい。」
今思えばとんだ茶番だ。きっと彼らは電波か何かを事前に飛ばしていたのだろう。僕の判断力を鈍らせるような何かを。
「君の夢は政治家だな。協力の見返りにその夢を叶えてやろう。」
「ありがとうございます。」
彼らは契約書のサインを確認すると、手に抱えた鞄から立方体の見慣れない物体を取り出した。
「これは君の能力を最大限引き出すことのできる道具だ。これさえ身につけておけば君は万能の男になれる。」
そう言うと男はおもむろに僕の手を取り、その道具を腕に押し付けた。
僕はそれでも冷静でいられた。サイコロ型の物体がゆっくりと身体の中へと沈み込んでいき、とうとう見えなくなってしまった。
それを確認すると、未来人たちは満足げに帰って行った。
それからというもの、僕の机の中には未来からの指示が書かれた紙が不定期に入れられるようになった。
ある時届けられた指令書を紹介する。
「3時間後に野比のび太とロボットが訪ねてくる。その際は以下の台詞を一言一句間違えずに読め。
『こんなのはじめてみた…』
『アフリカのどのへん?』
『ヘビー・スモーカーズ・フォレスト!』」
このような内容が書かれていた。
一見脈絡のない話である。だが、実際に3時間後に野比君が例のロボットと訪ねてきて、この話を聞かせてやると大喜びで帰って行った。
未来からの指令には全く誤りが無かった。不自然なほどに正確で的確だった。
時々気味悪く思われたが、特には気にはしなかった。なぜなら、指令にさえ従っていれば僕の人生は上手くいったからだ。僕の身体に埋め込まれた例の立方体のお陰だろう。
しかし、逆に言えば指令に逆らってしまえば自分の夢を諦めなくてはならなくなるのだ。僕はいつも恐怖に震えていた。なんとしてでも夢を叶えようと努力した。
結果として僕はスポーツ万能な秀才と言われるようになった。
13 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
今思えば巧妙な手口である。未来人の目論みは果たされたのだ。
【100年前の人間に100年後に開発されるものを開発させる。】
実に簡単なトリックだ。この方法を使えば人類の進歩は急速に加速する。
エジソン、ノーベル、アインシュタイン、スティーブジョブズ…
人類を変えたとされる数々の偉人たち。彼らは自らの力で偉業を成し遂げたのだろうか?未来からの干渉なしに成せる業であろうか?
人はある特殊な状況下である刺激を与えられると、その性格、能力、思考回路を変えられ得る。
野比君の場合はドラえもんというロボットがいるという状況下で、冒険という刺激を与えられた。
そして仕上げに親友であるドラえもんの機能が停止させられる…
それから彼は変わってしまった。勉強にのめり込んだ。そしていつも彼の目標として僕がいた。
秀才
彼はそれを目指していた。
そうなりたがっていた。
それが彼の夢を叶えさせると信じていた。
だが、結局僕たちは未来人たちの駒に過ぎなかった。いつも彼らの手中で踊らされていたのだ。
僕が野比君に冒険のヒントを与えた時も、本を読み聞かせてやる代わりに未来へ連れて行ってもらった時も、得体の知れない不安に駆られて勉強し続けた時も、全ては今夜起ころうとしている出来事の伏線に過ぎなかった。
もちろん野比君にとっても、剛田君にとっても、骨川君にとっても、しずか君にとっても、空き地で遊んだ友人にとっても、学校の先生にとっても、街ですれ違った人にとっても、全ては伏線だった。
今だから告白するが、野比君たちがタイムトラベルをする度、僕には指令書が届いていた。
間違いなく彼らが旅に出られるようにすること。
それが僕の任務であった。僕は正確にそれを成し遂げた。彼らは間違いなく旅に出て、間違いなく生還した。全てシナリオ通りに進められた。時に嬉しい感情を、時に辛い感情を、時に激しい感情を、未来人は彼らに与えた続けた。
彼らは本当にタイムトラベルをしたと信じていたが、実際は全て虚構であった。いや、タイムトラベルは間違いなくしていた。しかし、タイムマシンの出口はいつも同じところにあった。
100年後のトーキョー
彼らの経験したことは全てトーキョーのスタジオで起こったことである。
恐竜のいる時代も、太古の日本の姿も、アラビアも、宇宙戦争も、ブリキの迷宮も。
未来人はプロの役者と演出家と脚本家とを雇い、完璧な舞台を野比君たちに与えた。そこで彼らは笑い、泣き、怒った。
14 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
僕がすべて話し終えるまで、2人はずっと黙っていた。僕はしゃべり疲れていた。静かにワインをグラスに注いだ。
「……」
「つまり、僕たちはずっと騙され続けていたんですか?」
骨川くんが沈黙を破った。僕は頷く。
机を叩く音
「そんなことが許されていいのかよ!?俺の…俺たちの思い出は……喜びも、悲しみも…怒りも……全部嘘だったのかよ!!」
そう言うと、剛田くんは僕に取り掛かって来た。
「出木杉!!お前は俺たちを裏切った。」
僕は何も言い返せなかった。
今度ばかりは骨川くんも僕に軽蔑の眼差しを注いでいた。
「おい…!そうだろ?!」
沈黙
「どうして…どうしてなんだよ…」
無駄に豪華な官邸の応接間に響く音。
コチッ、コチッ、コチッ…
ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…
続きまして、セルゲイゴルルコビッチ博士に…
カランッ
「ごめん」
15 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
ごめん…僕はそう言った。いや、もしかしたら呟いたと言った方が適当かもしれない。それほど小さな声だったと思う。
剛田くんは僕を拘束する手を緩め、床に泣き崩れた。
彼の半生、正確には小学校4年生の正月以降の経験。それ全てをこの1時間で否定されたのだ。
僕は何故だか申し訳ないという気持ちは持たなかった。どちらかといえば、罪の意識からの開放、その爽快感が大きかった。
自分の中では夢を叶える為だと半ば割り切っていたが、もしかしたら僕自身、友人を欺く事に対して心の奥で罪悪感を抱いていたのかもしれない。
僕はぐったりと絶望に打ちひしがれている友人の、もう彼らは僕のことを友人だとは思っていないかもしれないが、応接間を出る2つの背中に向かって声を掛けた。
「過去をやり直すことは出来ないが、終わらせることはできる。罪を消すことは出来ないが、償うことはできる。頼む。もう一度だけ僕にチャンスをくれないか?」
僕の声はちゃんと彼らに届いただろうか?僕は官邸の長い廊下を、寄り添うようにして歩く2つの影を見えなくなるまで見送った。
ずっと、ずっと
16 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:mLqDY65QP
厨二病の無駄に暗い作風w
ワンパターンすぎる。
17 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
そっか…明るい話より暗いのが書き易いんだよな。だから自然とそうなっちゃう。
それに、そもそも原作が中2だろ。未来からロボットが来るなんてさ。あと、「ドラえもん」という話の辻褄を合わせるにはどーしても未来人が出てこないといけないからな…名称をかえるか?フューチャリアンとか?
まあ、とにかく参考にさせてもらいます。
それから、もうちょっと続きがあるんだ。興味あれば読んでちょ。
感想もね。
18 :
作者の都合により名無しです:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
6ドラえもん最終回 【真実】
ーーーエピローグーーー
僕は総理大臣室の椅子に腰掛けた。骨川くんも剛田くんも帰ってしまった。僕は緊張からやっと解放され、脱力感に襲われた。
僕は5時間前のことを回想したーーー
僕はいつものように机の引き出しを開けた。何十年も続けている日課だ。そこにはあの指令書、未来からの命令があった。
「骨川スネ夫、剛田武を首相官邸に呼べ。先日通達したように、今夜野比のび太に干渉してはならない。ところが彼らは今夜野比家へ行こうとしている。何としても阻止せよ。
また、首相官邸において彼らに真実を全て打ち明けろ。」
ーーー僕は何の疑いもなく彼らをここへ呼び、真実を打ち明けた。僕の知ることは全てを。
ただ、今になって1つ疑念が残る。
どうして未来人は僕に真実を喋らせたのだろうか?
彼らは僕に真実だけは隠し通すよう指示していた。何としても。それなのにどうしてこのタイミングで、洗いざらい全て話させたのだろうか。
僕は考えたが、わからなかった。なぜだかいつものように上手く頭が働かない。
僕は腕を見つめてみた。
未来人というのはどこまでも卑怯だ。僕が彼らの思惑を推測しようとするのを見越して僕の脳みそ、つまりあの立方体の機能を停止させたらしい。僕は考えるのをやめた。
僕は眠ることにした。
僕はいつものように机の引き出しを開けた。何十年も続けている日課だ。そこにはあの指令書、未来からの命令があった。
そして僕は、全てを悟った。
指令書と一緒に、薬が引き出しの中に入っていた。
毒であるとすぐにわかった。
彼らはいつでも聡明でぬかりがない。
知る者を殺す。
秘密を守るのに一番手っ取り早く、確実な方法だ。彼らはそれを実行した。
僕は、死ななくてはならない。
だが、不思議と怖くは無かった。
これが僕のすべき償いだと思った。
僕はその場から逃げ出すことができたが、そうはしなかった。未来人は何が何でも僕を殺そうとするだろう。それくらいならここで死のうと思った。
薬を手に取る
目をつぶり、高まる鼓動を抑えようとする
薬を口に運ぶ
19 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
僕は唖然としていた。
テレビのニュースではジャイアンが交通事故で亡くなったと伝えられていた。
そして出木杉くんも。突然のくも膜下出血で亡くなった。首相官邸内で。
僕には気持ちの整理がつかなかった。今夜のうちに、この数時間でいろんな物を失ってしまった。
妻の声が聞こえる。
「スネ夫さん、ご飯ができたざますよ。」
だが、その声も僕の耳には入らなかった。僕は考えた。
どうして出木杉くんは僕たちに真実を話したのだようか?
僕は考えに考えた。それでもわからなかった。彼は何十年も秘密を守っていたのだ。それなのになぜよりによって今、僕たちに話したのだろうか。
そこに、未来人が現れた
「君が骨川スネ夫君だね。」
そこには二人の男が立っていた。二人ともぴっちりとしたスーツのようなものを着ていた。
「はい。」
ぼくは冷静に、事務的に答えたーーー
未来人は出木杉君が真実を話した理由を教えてくれた。彼らの話を要約する。
出木杉君は用済みだった。だから殺した。
しかし、それではまだ未来人の目的は果たされない。
真実を未来に繋ぐ人間が必要だった。
出木杉君が死ねば真実を未来に伝える人間がいなくなる。
人類の進歩は未来からの干渉によるものである、ということを知る者が消える。
それが出木杉君が僕たちに真実を話した理由。いや、未来人が出木杉君に真実を話させた理由。
僕とジャイアンがその候補であった。未来に真実を伝える使者の。
僕たちは全てを知らされた。未来に語り継ぐべき秘密を。
だが、その使者は一人で十分だった。
僕かジャイアン、そのどちらかに真実を、もう片方に死を背負わせなければならなかった。
それはきっとあの時、ジャイアンが出木杉君に取り掛かった時に判断されたに違いない。いわば選抜試験だったのだ。
ジャイアンは死に、僕は真実を語り継ぐ。
残酷な運命だ。
真実を知る者は消される。
20 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
僕は未来人が帰ったら後も唖然とつっ立っていた。
僕が生き残る代償。それはあまりにも大きかったのだ。
ジャイアンと出木杉君の死
そこに、電話が鳴った
僕には受話器をあげる気力も残っていなかった
のび太の声がする
「スネ夫、聞いてくれ…」
その声は泣いていた
のび太はこの数十年、感情を露わにしたことなどなかったのに
「ドラえもんが…ドラえもんが…」
僕は気付いた。彼の言わんとしていることに
とうとう彼の夢が叶ったのだ
ドラえもんが蘇ったのだ
涙が頬をつたう
悔しさと、後悔と、悲しみと、祝福とを載せて
のび太は言った。
「ドラえもんが帰ってきた」
21 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
完!!
読んでくれた人は漏れなく感想を教えて。
できればいい感想が欲しいけど、ダメだしでも構いません。
自信作だったのにめちゃくちゃに言われてちょっと悲しいかな。
とにかく読んでくれた人(いたら)ありがとう!
暫くこの板に張り付いとくからコメよろ
オリジナルで書いたら?
23 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
一応オリジナルだよ。ブログに書いても誰も読んでくれなかったから、こっちに書き下ろしました…>_<…
とはいえ、途中までは有名な最終回をモデルにして書いたけどね。
お気に召さなかった?
読んではないけど、これだけ長いのを考えられるのは感心する。
25 :
スネ夫:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:fDdbdW7ZI
あ、ありがとうございます(((読めよ、ヘッo(`ω´ )o)))
一晩かけて考えました。暇人でございます。
乙。
なんで出来杉がそのまま未来へ語り継ぐ者じゃいかんかったの?
彼を殺す理由がわからない。
あとVIPでやれ。
27 :
スネ夫:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:9a8uRPySI
ありがとうございます。
実はこれが初めての投稿で…仕組みがよくわからないんです。こんどもう一回訂正したのをだす(かも)しれないんでその時は見てくださいね。
それから、出木杉のことについて。
僕もさっき風呂場でよく考えたらおかしいな、と思いましたwww
辻褄合わせるために色々考えてみましたので今から書いていきます
28 :
作者の都合により名無しです:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:9a8uRPySI
簡潔に説明する。
その時、まだ僕の部屋にはのび太のすすり泣く声が響いていた。
だが、僕は一つ不思議に思っていた。
なぜ出木杉くんは死んだのか?
その理由はこうだ。
出木杉くんは総理大臣にまで上り詰めていた。そして僕やジャイアンは持たないような絶大な権力を持っていた。もちろん彼の発言の影響力は絶大だ。
未来人はきっと出木杉が真実を漏らしてしまうことを恐れたに違いない。
出木杉くんの身は、彼の身分によって壊されたのだ。
未来人は皮肉好きなのか?
そう疑ってしまうほど、僕は出木杉くんを不憫に思った。
僕は一般市民であるからこそ、権力とは無縁であるからこそ、真実の使者になったのだ。
つまり、一金持ちの、老けた親父のホラなど誰も信用できない。そう彼らは考えたのだ。
29 :
作者の都合により名無しです:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:9a8uRPySI
ついでに、のび太や他の友人についても話しておこう。
ジャイアン、僕(つまりスネ夫)、のび太、しずかちゃん、
出木杉くん。
それ以外の人間は使者の候補にならなかったのはなぜか?
簡単な理由だ。彼らは僕たちとそこまで仲が良くはなかった。彼らを使者にするのは、はっきり言ってめんどくさい。
それだけだ。
そしてどうして野比夫妻は選ばれなかったのか?そして、どうして未来人はかれらをs殺さなかったのか?
僕には正直理解できなかった。
野比夫妻は事の顛末をよく知っている。そして、彼らは発言力を持っている。
未来人がその事をわすれていたのか?
未来人の気が変わったのか?
未来人はまだ彼らを利用しようとしていたのか?
答えはNOだ。いや、僕はそう信じたい。
未来人が、せめてもの贖罪のつもりで彼らを生かしたのだと。
30 :
スネ夫:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:9a8uRPySI
殴り書きで文の構成が変なのは許して…
アザトースの性でドラえもんが敗北して負ける
結構良かったぞ
35 :
アチウソフト:2014/08/28(木) 15:51:27.44 ID:juAYgKrT0
Officialの最終回よりいい
クソ過ぎて困る
オナニーは自分の創作物でしとけ
うんこ以下の腐臭がするからスレごと削除しろよ
ドラえもんCMが物凄い名作に見える