■エニックス雑誌統一スレッド100月号

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155作者の都合により名無しです
パンドラ用テスト
156作者の都合により名無しです:2011/11/17(木) 16:08:21.91 ID:7DzzZoLc0
レイシーと話すグレン(青年。これまでとは別人なので先代と思われる)
バルマ家の倅がやってくるので、かの国の伝統的な楽器を演奏してくれるそうだから、
気が向いたらレイシーも顔を見せなよと誘う。
雪にひかれて庭に出るレイシー。楽器の音色に誘われてサロン?へ。
フードを被った誰かが馬頭琴っぽい楽器を弾いている。
レイシーに気がついた奏者、楽器を投げだしてレイシーに抱きつく。
正体ジャック。「この八年間ずっと探し続けた」「会いたかった会いたかった」と満面の笑み。
純真そのものの笑顔。キョトンとするレイシー

だがすぐさま、パスカヴィルの赤マント(顔見えない)に当て身喰らわされて気絶するジャック。
グレンは殺すなよと言う。赤マントはレイシーに問う。「この男は知り合いか?」
ジャックのイヤリングに気づくレイシー。しかし「知らない」と言う。

続きます。
157作者の都合により名無しです:2011/11/17(木) 16:26:23.85 ID:7DzzZoLc0
グレンとジャックの会話。
先ほどの赤マントは既にジャックのことを調べて知っていた。
ジャック=ベザリウス 23歳 ベザリウス家の三男と紹介される。
グレンと赤マントがごちゃごちゃ話してるのをスルーするジャック。
「レイシーはどこでしょうか?」とニコニコ

不敵に嗤うグレン。
「君はここがどこかわかってるのか?屋敷では俺がルールだ。君を嬲り殺ししても誰も咎めないよ」と。
笑顔のジャック。
「私を殺すのですか、ならばその前に一度レイシーに会わせて下さい」とあっけらかん。
ビックリして笑いを堪えるジャック。
「君とレイシーの間に何があったか知らないと前置きした上で、
「あれ」は気まぐれな娘だ。屋敷を抜け出した先で偶然見つけ出したお気に入りにその場限りの愛情を向けることも少なくない」
彼女に何か特別な感情を期待しているならという言葉を遮るジャック。
「知っています」
「彼女は私のことなど覚えていなかったでしょう?でもそれでいいんんです。」
「彼女はいつも自由奔放で何にも囚われない・・・変わっていなくて安心しました」と本当に善良な笑顔。

ジャックに興味を示すグレン。こんな奴がベザリウスにいるなんて聞いていないと
先の赤マントに聞く。ジャックの身の上を説明する赤マントにどうしてそこまでお前は詳しいのかと問う。
あっけにとられるジャック。赤マントを気にする。
赤マントのフードを引っ張り紹介するグレン。
「こいつは俺の従者オズワルド。君の大好きなレイシーの兄だよ」
オズワルドはこれまで出てきた黒髪のグレン。
オズワルドの顔を見て驚くジャック。

まだ続きます
158作者の都合により名無しです:2011/11/17(木) 16:43:42.23 ID:7DzzZoLc0
「社交界でお会いしていましたっけ」とオズワルドに問うジャック。
否定するジャック。所用で全体を監視していただけで初対面と言う。
グレンは「お前が他人に興味を持つのは珍しいと言う」
答えるオズワルド。
「はい。私は彼のことが気になって仕方ありません」
ギャグ顔で驚くジャック。
グレンたじろぎながら「え?・・・おまえそっちのケだったのか?」
意味がわかっていないオズワルド
「・・・?どこの毛かはわかりませんが・・・・初めて見た時からずっと思っていたのです」
「どうしてこの男はこんなにも気色悪いのかと」と超真顔。
爆笑するグレン。どうしてそんな風に感じたのか言ってみろと言う。
上手く言葉に出来ないというオズワルドだが、
思ったことを吐きだせと言われジャックを見つめる。視線にビクッと怯えるジャック。

「私はジャック=ベザリウスのことを水のように感じます。魚すらも棲みつけぬ澄み切った水面です」
「覗き込んでみてもそこには己の姿が映しだされるだけで、相手の本質を知ることはできない」
「目の前にいるはずなのに誰もいないかのような違和感がザラザラと―」
言葉を続けようとするオズワルドに水をかけるジャック。顔真っ赤。
その隙にジャックを連れ出すレイシー。それを見て爆笑するグレン。

あと一回だけ続きます。