【2次】漫画SS総合スレへようこそpart69【創作】

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322作者の都合により名無しです:2011/03/10(木) 09:11:25.01 ID:5FzNsUlv0
〜八強、集う〜

『さあ、会場の皆さん!二回戦の全試合が終了し、これにて本日の闘いが全て終了しました!』
未だ興奮のざわめきが収まらぬ中、それに負けぬ勢いで響く実況。
『あんな試合、こんな試合、色々ありましたね!…え?ほとんど見た覚えがない?それは気のCeuiよ。とにかく本日
の全24試合を終え、遂に準々決勝に8名が駒を進めました!』
「ふむ…確かにここまで長い道のりでしたね」
実況に同意し、妖夢も感慨深げに頷く。
「ほんの数時間の事でありながら、まるで半年ぐらいかかったような…」
全く妖夢は、何を言っているのか。
ほんの数時間の間の出来事を書くのに半年以上もかかるだなんて、そんなバカな話があるわけない。
ないったらないのだ。
「いやいや、構いませんよ。何せ私は<未来放浪ガルディーン>の続きを今なお待ってるくらい気の長い女ですから。
どうぞ、気楽にやってください」
「…あの、誰と話してるんですか?」
ちょっと薄気味悪げに、ヴァンプ様が尋ねる。
「天におわす、この世界を産み出せしオタク野郎とです」
「はあ…いるんですか、そんな人が」
「おや、信じておられない?まあ、行数を稼ぐために無意味な楽屋ネタを入れるような仕事ぶりでは、奴を信じろと
いう方が無理な話かもしれませんが」
ふう、っと溜息を吐く。
「ま、その辺は彼も反省してるし、大目に見てあげましょう。きっとこれからはギャグなど一切入る余地のない本格
シリアスバトルストーリーになっていくはずですから」
「いつもいつも、そんな事ばかり言って…何を考えて生きてるんですか、貴女」
「フッ…知れたこと」
呆れて物も言えない、といった風情のジローに対し、妖夢はBに近いCカップといった、控えめながらも<女性>
としての存在を主張する二つの柔らかくて男なら誰でも大好きな俗に言う所のおっぱいを反り返らせて答えた。
「私は何時如何なる時も、読者の皆様を萌えさせるためだけに生きております。↑の一文もそのためです」
「妖夢さんに萌えてる方は相当の少数派だと見ますが」
「何を仰る。バキスレの萌えキャラといえばこの妖夢か小札か、でなくばふら〜りさんではありませんか」
「彼女らと比べたら貴女のコールド負けじゃないですか。怖れながら言わせていただきますが、当SSに寄せられた
感想で、貴女を好きだという意見をほとんど見た事がない。ヴァンプ将軍の方がまだ勝負になります」
「え、そんな事ないですよ。私なんてただのオジサンですよ、ははは」
頬を真っ赤にしてテレテレなヴァンプ様である。
萌える。
そんな彼をライバル意識むき出しの目で睨み、妖夢が反論する。
「いいえ、私の隠れファンも結構いるはずですよ?私が何年、薄い本業界で活躍してると思ってますか。萌えさせる
ためなら、脱ぐ事も厭わぬプロ根性!幽々子様との百合百合でイヤーンなカラミだってこなしますとも!」
「そんな必死だから皆さん、貴女に萌えてくれないんだと思います」
「ぬう…難しいものです。そもそも<萌え>って何なんでしょうか…」
哲学的だった。
ジローは答えられない。つーか、考えたくないという顔だった。
「ここは魔法少女属性をつけてみましょうか。実は最近スカウトを受けたんですよ。白くて可愛いマスコットと契約
して魔法少女になれば願いが一つ叶うそうですよ。タイトルも<魔法少女ようむ☆マギカ>にしてもらえると」
「止めはしませんが嫌な予感がするので、断っておきなさい」
「では何か口癖を考えてみましょうか。<うぐぅ>だとか<あうー>はどうでしょう。或いは<はちみつくまさん>
に<〜〜だおー>とか言ってみるのもいいかもしれませんね。これは一時代築けますよ」
「その時代は、かなり昔に終わっていますよ…」
「そんなこと言う人、嫌いです!」

―――と、綺麗に落ちた所で。

『さあ。では登場してもらいましょう。見事ベスト8に名を連ねた人間・妖怪・吸血鬼・鬼・風神・大悪霊・魔界神
―――そしてヒーロー!皆さん、盛大な拍手をどうぞ!」

まず現れたのは、紅白を基調とした巫女服に身を包んだ少女。
<人間>博麗霊夢。

続いて、二本の巨大な角を備えた小柄な童女。
<鬼>伊吹萃香。

白皙の肌と血のように紅い瞳。
<吸血鬼>レミリア・スカーレット。

巨大な注連縄を背負った、蒼い髪の少女。
<風神>八坂神奈子。

風に揺れる白銀の髪と、漆黒の六枚翼。
<魔界神>神綺。

大きなトンガリ帽子に青いローブ、悪霊だから足はない。
<大悪霊>魅魔。

相変わらず、胡散臭い笑顔を浮かべた少女。
<妖怪>八雲紫。

最後に溝ノ口からやってきた、真っ赤なチンピラ。
<ヒーロー>天体戦士サンレッド。

『―――以上8名!いずれも劣らぬ猛者ばかりです!それでは、御一人ずつにこれからの闘いへの意気込みを語って
いただきましょう!インタビュアーは不肖ながら私、射命丸文が務めさせていただきます!』
文の背中から黒い羽が広がり、同時に実況席からその姿が消える。
次の瞬間には、既に彼女は8人の眼前に立っていた。
その速度に、レッドは少々ながら驚いた。
「…そんなスピードがあんなら、出場してりゃよかったんじゃねーか?」
「いやいや、レッドさん。私はこれで結構長生きでして、この歳になると自分で参加するより、誰かが盛り上がって
いるのを見物することに楽しみを見出すようになるので御座います」
「そういうもんか」
「そういうもんです。いやーしかしレッドさん。こうして並ぶとあなただけ浮いてますねー、色んな意味で。正直に
言わせてもらうと、もうギャグの領域ですよ(笑)」
「ほっとけ!」
「おお、怖い怖い…ではまずは博麗の巫女・博麗霊夢さん、どうぞ!」
「そうね…私が言いたいのは、一つだけ」
霊夢は、巫女に相応しい神秘的な雰囲気を醸し出し、厳かに言った。
「観客、多いわね」
「ええ、幻想郷中から集まってますから」
「そう…多いはずよね…でも、何で…」
ビキッ。突如、その額に、青筋が浮かんだ。
「―――何だってこんなトコには集まるくせして、ウチの神社には集まらないのよ!ええっ!?舐めてんのあんたら
ねえ、舐めてんのぉ!?」
「ちょ、ちょっと、霊夢さん…」
「あんたらのうち十人に一人でもウチに来て、一人十円でも賽銭箱に入れてくれれば、私だって…私だって貧乏巫女
なんて言われずに…すむのに…う、うっ…うううっ…!」
とうとう泣き出した。文は声をかけるべきかどうか迷い。
「…さあ、二人目にいきましょう!」
結局見なかった事にした。英断である。
「大悪霊・魅魔様!ここ数年、御姿が見えなかった貴女ですが、何処で何をしていたのか気になる所ですねー」
「ふふ。色々やってたのさ、あたしも…」
大人びた(年増などと言ってはいけない)美貌に影を落とし、彼女は言う。
「ほう、例えば?」
「搾乳モノのビデオに主演女優として」
「はいー!個人的には詳しく訊きたいけどお子様も見ているのでアウトー!では魅魔様、一言どうぞ!」
「そうだね…それじゃあ」
すっと顔を上げ、観客席の一点を見つめる。
その視線の先には、霧雨魔理沙の姿があった。
魅魔は顔を綻ばせて、大声を張り上げる。
「魔理沙ぁ〜〜〜っ!見ててよ、お師匠様、頑張るからねぇ〜〜〜っ!」
「師匠…?」
レッドは眉を持ち上げた―――マスクなのにどうやって、などと訊いてはいけない。
「あんた、あの白黒の…」
「ああ。あいつに魔法を教えたのは、何を隠そうこのあたしさ!」
「はあー…」
魔理沙はというと、必死に顔を伏せていた。
恥ずかしい師匠を見られて恥ずかしいという、見たままの有り様だ。
レッドさんは自分に置き換えて考えてみた。

―――大観衆の中、インタビューを受けるヴァンプ様が自分に向けて大きく手を振る。
「レッドさーーーん!私、頑張りますから、応援してくださいねーーー!」

(うわっ!こりゃ恥ずかしい!そしてウゼぇ!)
考えただけでヴァンプ様を殴りたくなってくる。
これが終わったら一発こづいてやろうと決心するのだった。
「え、えー…では次に魔界神・神綺様!魔界統治で忙しい中、よくぞ来て下さいました!」
「あら?そんなに忙しくないわよぉ」
左側で纏めたサイドテールの髪を靡かせながら、年若い少女のようにコロコロ笑う。
「難しい事は大概夢子ちゃんがやってくれるしぃ。あ、夢子ちゃんは私のメイドさんでとっても可愛い子でぇ」
「あ、あはは…そのお話も興味深いのですが、長くなりそうなので、一言でお願いします」
「え〜…一言、というと…そうねぇ…」
すっと顔を上げ、観客席の一点を見つめる。
その視線の先には、アリス・マーガトロイドの姿があった。
神綺は顔を綻ばせて、大声を張り上げる。
「アリスちゃーーんっ!見ててよ、ママ、頑張るからねぇ〜〜〜っ!」
「ママ…?」
レッドは眉を持ち上げた―――マスクなのにどうやって、などと(略
「あんた、あの人形女の…」
「うん。あの子を産んだのは私よぉー」
「はあー…」
アリスはというと、必死に顔を伏せていた。
恥ずかしい母親を見られて恥ずかしいという、見たままの有り様だ。
レッドさんは自分に置き換えて考えてみた。

―――大観衆の中、インタビューを受けるヴァンプ様が自分に向けて大きく手を振る。
「レッドさーーーん!私、頑張りますから、応援してくださいねーーー!」

(うわっ!こりゃ恥ずかしい!そして超ウゼぇ!)
考えただけでヴァンプ様を殴りたくなってくる。
これが終わったらさっきのも合わせて二発こづいてやろうと決心するのだった。
「では…次…」
あまりに身も蓋もないインタビューの連続にテンションが下がりつつ、文はやる気を奮い起こす。
「守矢神社の祭神が一柱・八坂加奈子様!外側の世界から此処に来て以来、殆どの異変が間接的にあんたらのせい
で引き起こされてると言っても過言じゃあないお騒がせ一家の家長!」
「酷い言われようだね、全く」
そう言いつつ、否定はしない。
「とにかく、ここまで来たからには目指すは優勝だけさ。ねえ、早苗、諏訪子!」
それに応えてか、観客席から黄色い声が上がる。
「ファイトです、八坂様!」
「神奈子ちゃーん、あたし達の分まで頑張ってぇー!」
長い髪の美少女と、ヘンテコな帽子を被った美幼女である。
この二人が<早苗>と<諏訪子>らしい。
「応よ、私に任せるがいい!優勝し、守矢神社の名声をこの幻想郷に響かせるのさ!その余勢を駆り、この幻想郷を、
守矢神社を頂点とする一大宗教国家に生まれ変わらせる…!ふふ―――そして我々はそれに乗じて可愛いマスコット
<モリヤくん>を発売。私達三人のブロマイドはリビドーの溜まった青少年諸君を中心にバカ売れ、その勢いに任せて
現世へ舞い戻り、無能な政治家共から政権を奪取し、鬼畜米英へと宣戦布告し、我々が世界を支配するのだ!」
「おいおいおい…」
レッドさんは呆れつつ、文に耳打ちする。
「なんかすげー野望がこんなトコで明らかにされちまったぞ…いいのか、これ」
「うーん…これはもう、誰かがあのアホ…もとい、邪神を倒してくれるのを祈るばかりです」
答えつつ、文は非常にうんざりしていた。
(こ、こいつらは…個人的な事以外、まるで話す気ないじゃないですか…何でだよ…何で幻想郷はこんな奴らばかり
なんだよ…こんなんじゃ私、実況をやりたくなくなっちまうよ…)
と、文が某異星人のように心中で愚痴っていると。
「貸しなさい」
レミリア・スカーレットが、マイクを奪うようにして引っ掴む。
「―――さて。もう何度も説明しているけれど、この大会の優勝者には、賢者イヴが遺した秘宝が贈られる」
その声の、なんと威厳に満ちた事か。
幼い姿に似つかわしくない厳粛な面持ちに、誰もが魅入る。
「賢者イヴ。この幻想郷において彼女を知る者は、残念ながらそう多くはないでしょう。されど、私は知っている。
彼女が如何に偉大か、如何に素晴らしい方であったか」
そして。

「その賢者の遺物ならば…手にすべきは、最も強く、高貴な存在であるべき」

月夜に向けて、その手を大きく突き上げた。

「宣言する。彼女の遺産はこのレミリア・スカーレットが必ずや、手にすると―――!」

「お、おお…!」
やっとこまともなコメントが出てきて、文はちょっと嬉し泣きしそうだった。
(パチパチパチ)
心中では、盛大に拍手してたりした。
(へー…あながち、ただのクソガキでもなかったか…)
その様子には、彼女と折り合いの悪いレッドでさえも感心させられるものがあった。
言葉の裏から滲み出すような強い決意を、感じずにはいられない。
文はマイクを受け取って、レッドに突き付けた。
「素晴らしい御言葉、ありがとうございました!では次、レッドさん行ってみましょう!」
「え、俺?」
「はい。皆さん、あなたには注目してますよ?新顔ながら星熊勇儀・風見幽香という強豪妖怪二人を倒して、堂々の
準々決勝進出ですからね。いいコメント、期待してますよ!」
「あー…」
マイクを貰い、何を言おうか迷いつつ。
「えっと。川崎でヒーローやってるサンレッドです。年は27です…あーいや、年は別にいいけど。何つーか、アレ。
俺には一人、吸血鬼のダチがいまして」
とりあえず、正直な気持ちを言う事にした。
「そいつは百年以上生きてるくせにはっきり言ってどーしよーもない奴でして。女の家に弟と一緒に転がり込んで、
その子に生活基盤全部を丸投げして、弟に対しては躾を通り越して虐待も飛び越えて日常的に拷問としか思えねー
暴力を振るうような奴で―――あ、この弟ってのもとんでもねーバカなんで、ブン殴りたくなる気持ちも正直分かると
いえば分かるんですが」
観客席から凄いメンチをきられてるのが分かったが、ポリポリと頭をかきながら続ける。
「まあでも、付き合ってみると割といい奴だし…そんで、その賢者イヴってのとも、色々あったらしくて、そんで…
あー、イチイチ説明すんのはもうメンドくせえ!いいか、ジロー!何度も言うようだけどなあ!」
ビシッと。
観客席のジローに向けて、指を突き付けた。
「俺は相手が誰だろうとブチのめして、優勝して、賞品を持って帰ってやるから―――川崎に戻ったら、豪勢なメシ
でも食わせろよ!」
「…レッド」
ジローは相好を崩し、答える。
「何でも、好きなものを奢りましょう!」
そんな彼に、最愛の弟であるコタロウは囁く。
「兄者…今月は遅刻しすぎの罰でミミちゃんからお小遣い減らされてるのに、そんなこと言って大丈夫?」
「…交際費ということで、どうにか誤魔化しましょう」
汚い大人の社会を学ぶコタロウだった。

「―――いいね、いいね。友情というのは、とてもいい」

そこに割り込むように、幼い少女の声。
「友達は大事だ。とても大事だ。友達が隣りにいてくれるだけで、酒も旨いしメシも進む」
レッドが手にしていたマイクはいつの間にやら小さな手で奪い取られていた。
「だけど…その友情のためにわざと負ける…なんてことはしないよ。あんたもそんなの望まないだろうしね」
「テメエは…」
「酔いどれ幼女―――伊吹萃香ちゃんさ」
星熊勇儀と同じく、鬼族最強の四天王の一人―――
伊吹萃香。
「トーナメント表でいえば、次のあんたの対戦相手だね」
「…星熊の、敵討ちってとこか?」
「いやいや、そんなつもりはないね。あんたも勇儀も全力で闘り合った結果さ。そんなみみっちい事言ってたら、
私こそ勇儀に殴られちまうよ。私はただ、鬼の闘争本能のままに、あんたと闘うだけさね―――」
萃香は朗らかに―――それでいて、獰猛にも見える顔で笑う。
見た目そのままの少女のように。
見た目に似つかわしくない、猛獣のように。
「さ、私の言いたい事は以上だ。最後は…ほれ、紫。ビっと決めな」
マイクを無造作に放り投げる。それは明後日の方向に飛んでいったかと思えば、次の瞬間にはどういうわけか
八雲紫の掌に納まっていた。
「ま、特に言う事もないんだけど…そんなに皆、肩肘張らずにやりなさいな」

「楽しければいいの。面白ければいいの」
「混沌ならばそれでいい。混乱ならばそれもよし」
「踊るもよし、唄うもよし。それを見て阿呆と笑うのも、それで楽しいならよし」
「勝ち負けなんて関係なく、最後の最後、この祭りを一番楽しめた奴が勝ちよ」

「はい、私のインタビューは終わりよ。どうぞ」
にこやかに、それでいて胡散臭い笑顔で、紫は文にマイクを渡す。
「相変わらず、何が言いたいのか分かるような分からないような…結局、煙に巻かれたような」
「気にしたら負けよ。何も楽しめなくなるからね」
「はー…」
あんた絶対、自分でも何言ってんのか実は分かってねーだろ。
喉まで出かかった毒舌を引っ込め、声を張り上げる。
「では、これにて本日の全日程は終了です!準々決勝は五日後―――その組み合わせは!」


『準々決勝・第一試合―――サンレッドVS伊吹萃香!』

『準々決勝・第二試合―――レミリア・スカーレットVS博麗霊夢!』

『準々決勝・第三試合―――八坂神奈子VS神綺!』

『準々決勝・第四試合―――八雲紫VS魅魔!』


「―――それでは今日はさようなら!五日後の熱闘・死闘・大激闘をお楽しみに!―――え?ハードルを上げる
な?いえいえそんな。上げに上げたハードルならば、その下をくぐればいいだけですよね☆」
「解決策になってねー!」
「ははははは。それでは皆様、また会いましょう!」


―――五日後。
天体戦士サンレッドには、更なる激しい闘いが待ち受けている。

「クックック…しかし、その前に、やらねばならぬ事がある…」
「ヴァ…ヴァンプ、さん…?」
「ヴァンプ将軍…何を!」
「クックックックック…!」

―――悪の将軍ヴァンプは、不気味な笑いを浮かべる―――!
そのド迫力に、隣にいたコタロウは思わず唾を飲み込み、ジローは刀に手をかける。

「レッドさんの祝勝会ですよ、ねっ!私、腕によりをかけてゴチソウ作っちゃいますから!」
「わーい、ヴァンプさんのゴチソウー!ねえねえ、ケーキは!?ケーキも作る!?」
「うふふ、もっちろんだよー、コタロウくん」
「わーい!きっとゆゆちゃんも喜ぶよ。食いしん坊バンザーイ!」
「ははは、じゃあ幽々子さんのためにもたくさんゴチソウ作らないとね」
「…………」
ジローは、そっと刀から手を放すのだった。

さあ。
次回はバトルもお休みして、楽しい祝勝会!
しかし―――それがまさか、あのような惨劇になろうとは―――
正直な所、皆が薄々感づいていたのだった。
329サマサ ◆2NA38J2XJM :2011/03/10(木) 09:49:40.53 ID:5FzNsUlv0
投下完了。前回は>>252より。
さて…次回から「悪夢の祝勝会篇」「紅魔館パーティー篇」「レッドさん旧地獄修行篇」とやってから
トーナメント再開となります。こんな寄り道ばっかして本当に完結できるのか、自分…。
いや、弱気になっちゃダメだ。逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃ(略

>>328でウルトラレッドのあの見開きを思い出してくれた人がもしいたら僕と友達になれるかもしれない…。

>>314 やっとこレッドさん書けました。もっとペース上げないと(汗)
>>316 一番好きなのはDSで出たハーツだったりします。瀬戸の土下座はきっと、宇宙をも救う…。
>>320 復活してほしい職人さんは…今までこのスレに書いた全員…。
330作者の都合により名無しです:2011/03/10(木) 12:19:01.61 ID:nGTn4KLh0
おお、サマサさん乙華麗です。
戦闘も楽しみですが、幕間劇はよりサマサさんのカラーが出てもっと楽しみだったり。
可愛いサンレッドキャラや東方キャラを期待しております。
331作者の都合により名無しです:2011/03/10(木) 18:33:59.04 ID:bMlfhYjF0
出来れば場外でレッドさんは東方キャラと絡んで欲しいな
特にレミリアとか・・
332作者の都合により名無しです:2011/03/11(金) 00:59:52.08 ID:d7o5Zemi0
この組み合わせ通りに決勝戦まで行くのかな?
決勝は主役対決でVS霊夢かと思ってたけど、準決勝か。
それともシャッフルするのかな?
東方はあまり詳しくないけど、残ったメンバーの中で一番強いのは
やっぱり主役の霊夢?

あと祝勝会はヴァンプ様の惨劇しか思い浮かばない…
333作者の都合により名無しです:2011/03/11(金) 18:43:24.74 ID:ABEktdSh0
地震の被害、職人さんたち大丈夫だろか・・
334ふら〜り:2011/03/12(土) 20:39:04.78 ID:2/FN/VP+0
>>304さん
悟空たちがいないなら他の「戦う相手」が欲しいというセル、才能はちゃんとあるサタン、
原作の設定からきっちり筋が通ってますねこれは。ただのいじめられっ子のクリリンがあそこまで
強くなれるなら、チャンピオンのサタンなら当然。悟空たちはまぁ、この流れならこうもなるか……

>>サマサさん
・Tails of DOGEZARIA
どこまでいくのか、このシリーズの土下座……土下座同士での戦いとか、一体どういう形で
勝敗がつくのか想像もできませぬぞ。しかも女神とか少女とかがちゃんといて、彼女らも
土下座してると。これ、映像化したら新ジャンル「土下座萌え」の開拓となるのかもしれない。

・サンレッド(パオさんの本部、サナダさんのシコル、小札、そして「ヴァンプ様を思うレッド」ですね私ぁ)
他の七人、レッドについてのコメントが少なかったのは余裕か、ナメてるのかそれとも……つーか
誰も気負ってませんよね。思えばこの七人に限らず、ここの子らはみんな、自信に溢れてました。
でも、それはレッドも同じ。ここまでの試合、互いに想定外の、想像を絶する強さだったでしょうな。
335作者の都合により名無しです:2011/03/12(土) 23:46:55.44 ID:fbgFO1ap0
ふら〜りさんは京都かどっかだから
今回の地震の被害は受けなかったみたいだな。
他の方は大丈夫だろうか。

ふら〜りさん審査で>>304氏はサナダムシさんと思いますか?
336作者の都合により名無しです:2011/03/14(月) 21:11:56.63 ID:KuBAa0Qb0
ハシさん被災したっぽい orz
あの人のSS好きだから復活を待ってたんだけど、しばらくSSどこじゃなさそうだ…
337作者の都合により名無しです:2011/03/15(火) 01:32:30.64 ID:iStGtkSi0
マジ?
なんでわかったんですか、>>336は。
ツイッターかなにか?

でもとりあえず命は無事なんでしょ?
ご家族とか大丈夫だろうか。

338作者の都合により名無しです:2011/03/15(火) 04:37:40.35 ID:yE8/GdgB0
ご本人のツイッター
地震以降発言がなくて、ようやく一言だけ
「元気が回復してない。しばらくじっとしてます」というツイートが来た…
タイミング的に、恐らくそうだろうな…東北出身とか書いてた気がするし。
マジで被災したのなら、このスレ住人としてささやかながら応援したい。
とりあえず身近でできるのは募金だな…
339 ◆Y9wk5AHHDA :2011/03/15(火) 11:13:02.04 ID:zh1soEtp0
tesu
340作者の都合により名無しです:2011/03/15(火) 12:46:36.30 ID:YkjVLzrt0
ハシさんのSS好きだけど
こんな時期に書いてくださいなんて言えないなあ。
お元気であってください・・

俺も2万円だけだけど義捐金を送ったよ。
貧乏でこれが精一杯・・。
341作者の都合により名無しです:2011/03/17(木) 08:57:45.11 ID:JsLUYVdC0
スーパーロボット大戦DOGEZA 〜終焉の土下座へ PART3

地球の為に―――そして、全宇宙の平和の為に日夜闘う正義の軍団<カブコー>。
そこに属する者達は、程度の差はあれ一癖も二癖もあるツワモノばかりだ。
ごく普通の地球人もいれば、親父によってサイボーグにされた奴も何人かいる。
超能力者もいれば、遺伝子操作された新人類というべき者もいる。
そして、ここにも一人、異彩を放つ男がいた。

食堂の片隅で、物憂げに頬杖をつく青年。
オレンジ色の髪をした、一見ごく普通のナイスガイな彼の名はミスト・レックス。
実は彼は、地球人ではない。
かつて、強大な敵によって滅ぼされた惑星アトリームの生き残り―――つまりは、異星人である。
紆余曲折を経て流れ着いたこの地で<カブコー>の面々と出会い、新たな故郷である地球を守るべく、
戦いに身を投じたミストではあるが、地球での暮らしは彼にとって理解し難いものがあった。
星を越えたカルチャー・ギャップ。
彼の精神は、追い詰められていた。


例えば、こんな事があった。
廊下で、ダイナミックなモミアゲの持ち主である兜甲児に声をかけられた。
「よお、ミストさん。ちょっとこれ、見てくれよ」
「え、何ですか?」
「ほれ」
ミミクソであった。しかも、やたらデカい。
「…………」
「でっけえミミクソだろ?誰かに自慢したくってさあ。今度、マサキの奴も呼んで、見せてやろうと思って
んだけど…」
この時、ミストはこう思った。
(こんな汚物を他人を呼び付けてまでわざわざ見せつけるだなんて、許される事じゃない…!)

他には、トイレで順番を待っていた時。
「ああ、ミストさんか。待たせてすまなかったな」
「いいえ。じゃあ失礼します」
虚無りそうな雰囲気を持つヤバげな男、流竜馬と入れ替わりに個室へと入る。
そこで彼は、恐ろしいものを見た。
「そ、そんな…こんな事が、本当にあるのか…!?」
トイレットペーパーが、使い切られたまま―――交換されていなかったのだ!
これにはミストも呆れ果てるばかりだった。
(後の人のために交換すべきじゃないか…!それなのに地球人ときたら…!)

そう―――こんな事もあった。
「ミスト。ちょっと話があるんだが…俺の部屋に来てくれないか?」
「はあ。別に構いませんけど…」
請われるがままに、その男―――偉大な勇者にして戦闘のプロ・剣鉄也の部屋に入った。
342作者の都合により名無しです:2011/03/17(木) 08:58:49.61 ID:JsLUYVdC0
「ふふふ…今夜は俺とお前で、ダブルブースターだからな…」
「え。何で後ろ手にドアを閉めて鍵をかけるんですか何でズボンのチャックを下げるんですか何で大きく
なってやがるんですか何で半笑いで俺ににじり寄ってくるんですか何で俺を四つん這いにさせるんですか
何で俺のズボンを脱がすんですか何で舌なめずりをするんですか」
「こちらは剣鉄也だ、グレートブースターを発射する!」
「アッーーー!」
―――数時間後。ミストは尻を押さえながら鉄也の部屋から出てきた。
その顔には、これ以上ない程の苦渋が満ちている。
(ノ…ノンケを無理やり食っちまうような地球人に…守る価値なんて…あるのか…?)


―――そんなこんなで、彼の地球人に対する不信感は、もはや拭い切れなくなっていた。
今までは地球を新たな故郷と思い、必死に頑張ってきた。
だが…それももう、限界だった。
(何とか今まで持ちこたえてきたけど、これじゃ俺…地球を守りたくなくなっちまうよ…俺が神様なら、地球人
に守る価値なんてないって判断するよ…)
そんな考えも浮かんできた頃。
「隣、いいかな?」
「え?」
返事も待たずにその男は、ミストの隣に座った。
そう。
彼の往く所、土下座旋風―――<どげせん>が巻き起こる。
土下座で全てを解決する漢・瀬戸発であった。
彼の持っていたトレーに何気なく目をやったミストは、眉を顰める。
「カレーラーメン…?メニューには、そんなのなかったと思いますけど」
「ああ。どうしても食べたかったので、土下座して作ってもらったんだ」
しれっとした顔でのたまう瀬戸。
そんな彼にも、ミストは不信感を覚えずにはいられない。
(メニューにあるものを頼めばいいじゃないか…土下座してまでカレーラーメンを作らせるだなんて、理解
できないし…納得できないよ…)
顔に出ていたのかもしれない。瀬戸は襟元をカレー汁で汚しつつ、口を開いた。
「ミスト。最近の君は、どうも様子がおかしいぞ」
「え…」
「皆、心配している。このままでは、パンクしてしまうぞ」
「それは…」
心中を見透かされたようで、バツが悪い。ミストは顔を背ける。
「気持ちは分からんじゃない。地球とアトリームの文化の違い…考え方の相違…居心地は悪かろう」
「…確かに俺にとって、地球人のやる事は、正直に言わせてもらえば、理解に苦しむ部分もあります」
ミストは、ポツポツと語り始めた。
「俺はまだ、地球で暮らし始めてから数か月にしかなりません…でもカブコーの皆と出会って…それなりに
楽しく過ごして…地球っていい星だなって、思ってました…でも、そこに住む連中ときたら…!まともな人
なんて、数えるくらいしかいないじゃないですか!」
叫ぶようなその言葉を、瀬戸は厳粛に受け止めていた。
「同族で戦争を始めたり、政治家は自分の事しか考えてなかったリ…自分達で自分の住む場所を汚したり…
そんなの、ダメじゃないですか…!」
「うむ…耳が痛いな。だが、確かに事実だ」
瀬戸も、ミストの意見に同意する。
343作者の都合により名無しです:2011/03/17(木) 09:00:15.91 ID:JsLUYVdC0
「だから…やっぱり地球人って、俺とは違うのかなって…」
「そんな事はないさ。確かに、地求人には問題も多い。しかし…同じだよ、ミスト」
瀬戸は、おもむろに椅子から立ち上がり。
「アトリーム人だろうと、地球人だろうと…違いなど、ない。同じ人間だ」
ゆっくりと、地に伏せた―――
「な、何を…」
「さあ。君も」
「え?」
「土下座だよ。迷わずやれよ。やれば分かるさ」
「いや…土下座なんかしても、根本的な解決にはなりませんよね?」
「なるさ。だから、早く。早く、早く、早く(ハリーハリーハリー)!」
「…………」
有無を言わさぬ迫力に、渋々ながらもミストは瀬戸に倣い、土下座する。
(何の説明もなく、いきなり土下座させるだなんて…やっぱり地球人はダメじゃないか…!)
「ミスト。私は何の意味もなく、土下座させているわけじゃないよ」
そんな不満が顔に出たのを見て取ったのか、瀬戸は静かにミストを諭し始める。
「気を楽にして。そして…思い出せ。母の胎内にいた、あの三百余日を…!」
「母の…」
「そうだ…ミスト。今、お前が取っている姿勢(ポーズ)は…生命の根源そのものの姿だ」
「生命…」
「目を閉じろ。今なら感じるはずだ。あの羊水の温もりを」
「…………」
気付けばミストは、胎児にまで戻っている自分を自覚していた。
浮かんでいる。
母なる子宮に抱かれ、羊水に包まれて、自分は其処に浮かんでいる。
「我々も同じだよ、ミスト。地球人もまた、同じように産まれたんだ」
「同じ…」

「さあ。遡(さかのぼ)れ。始まりは…海に漂う単細胞生物だった。波に揺らされるだけの弱き存在」

「そこから、細胞が分裂し、微生物へ」

「そして、脊椎動物へと進化し」

「魚類として海へ残る者もいれば、やがて海を離れて、大地へ立つ者も現れた」

「ある者は翼を得た。またある者は強き牙を、爪を得た。またある者は小さく、しかし逞しく生きた」

「そして―――道具を用い、火を支配し、文明を築いた―――」

「それが人類の歴史。それが我々の道程。それが―――人間(ホモ・サピエンス)」

「胎児の姿は、その歴史を如実に物語っている」

「そんな胎児の姿勢…それこそが―――」

土下座。
それは―――生命の育んできた歴史そのものだ。
344作者の都合により名無しです:2011/03/17(木) 09:02:02.38 ID:JsLUYVdC0
そこには地球人も、異星人も、隔たりなどない…。
ミストは、理解した。
(俺は、なんてささいな事にこだわっていたんだ…)
滂沱する。
頬を伝う、熱い涙。それもまた、生命の証。
(何も変わらないんだ…俺も、地球の皆も…)
そんなミストの肩を、瀬戸はそっと叩いた。
「地球人も、アトリーム人も、同じようにして進化してきた…何も、違いはしないさ」
「瀬戸さん…」
―――ミスト・レックスの中で、何かが動き出した瞬間だった。


それから数日。
「ねえねえ、ゴオちん。今度の休暇はカブコーの皆で海にでも行かない?」
「お、そりゃいいな」
可愛い女の子とそんな話をしているゴリラ顔の男は、カブコーのエースパイロットの一人、猿渡ゴオ。
ゴリラ顔の三十路のくせして女子高生の奥さんをゲットした、まっこと許し難い犯罪者である。
ちなみにこの女の子こそ、彼の奥さんである。女子高生というだけで許せないのに美少女だ。
もはや死刑モノである。
そんな二人に、カブコーの面々も同意する。
「海かー。楽しみだなあ」
「戦いも今は一段落してるし、息抜きも大事だよなー」
「そうそう…あ、ミストさん!ミストさんも、海に行かねえか?」
通りがかったミストにも、誘いがかかる。
以前の彼ならば(まだ戦争が終わったわけじゃないのに海だなんて…こんなに俺と地球人で意識の差がある
とは思わなかった…!)と心中で愚痴っていた事だろう。
だが。
「海ですか?ははは、そうですね。俺もご一緒させてもらいますよ」
彼は朗らかに、そう答えるのだった。
「ほお…ミスト。お前、少し変わったか?」
「え、そうですか?」
「ああ。前は何だか思い詰めていたように見えたが、すっきりした顔になったぞ」
「うーん、自分じゃあんまり自覚はないけど…まあ、あれですね」
ミストはにこやかに白い歯を見せて、親指を立て、爽やかに言ってのけた。
「俺だって一緒に土下座してくれる人がいれば成長しますよ、猿渡さん!」


―――土下座が結びし、星を越えた友情。
この出会いこそは、必然―――
345サマサ ◆2NA38J2XJM :2011/03/17(木) 09:12:28.92 ID:JsLUYVdC0
投下完了。
今回は、いつものおふざけ満載の後書きが自重…とてもそんな場合じゃない。
(お前のSS自体が不謹慎な悪ふざけだ、と言われたら、正直反論できないけど…)

今回の主人公ミストさんは、こちらを参照。
http://riceballman.fc2web.com/AA-Illust/Data/MisutoSan.html

>>330 可愛く書けるかなあ?ヴァンプ様は相当可愛く書けてる自信がありますがw
>>331 レミリアお嬢はまだまだ出番あります。カリスマ溢れまくりです(多分)
>>332 強さは相性考えなければ、ほとんど横並び一列くらいかなあ…この辺、東方は
     相当曖昧なんで…。
>>ふら〜りさん
土下座萌えは、原作の<どげせん>において、存分に発揮されております。
読んでいないのなら、是非この機会に!

>>336-338 >>340
ハシさん御本人は無事で何よりですが、御家族の方の安否が心配です…。
今はただ、祈るのみ…。
後は、やはり募金くらいしか出来ることはないか…。
346作者の都合により名無しです:2011/03/17(木) 20:12:13.58 ID:f5dLFON90
サマサさんお疲れ様です。
どげせんもこれでパート3ですか。定番ものになった参りましたねw
土下座は星を越えるのか・・w


被災地の方には頑張って欲しいけど
我々は萎縮せず、普段どおりにした方が良いかも。
自粛してばかりだと経済が益々悪くなって
結果として復興に歯止めが掛かる。

でも、ハシさんにはいつか一言でも
このスレになんかメッセージして欲しいですね・・
347作者の都合により名無しです:2011/03/18(金) 10:38:07.15 ID:d23GAUF40
こんな時だからこそ(いい意味で)馬鹿馬鹿しいSSが読めてよかったです
でも地震や放射能は土下座ではどうにもならないからなあ…
348作者の都合により名無しです:2011/03/18(金) 21:10:43.88 ID:jkx37oBg0
ハシさんマジで大丈夫かね。もう避難とかすべき時期と思うけど
腐れ民主党とゴミ東電のおかげで下手すれば東京まで壊滅
349作者の都合により名無しです:2011/03/18(金) 21:35:53.04 ID:edWBBNIj0
こnスレはじめてくるけど進撃の巨人とかって興味ある人いるの?
いるなら書きたい
350作者の都合により名無しです:2011/03/18(金) 22:18:36.35 ID:jkx37oBg0
俺大ファンだよ

出来ればジャンを活躍させて欲しい
エレンミカサアルミンの3バカより好き
351作者の都合により名無しです:2011/03/19(土) 01:25:50.64 ID:3UtuG20g0
>>349
書いてくれたら嬉しい。
進撃の巨人は主役の3人以外も、サシャとかリヴァイとか良いキャラ多いしね。
352作者の都合により名無しです:2011/03/20(日) 09:15:30.37 ID:1LTAWO6f0
バキスレにまでミストさんがやってくるなんて…もしかしてサマサさんはKをボロカスに言いつつ、
実はミストさんの事が大好きなんじゃ…
いや、よそう。俺の予感だけでバキスレを混乱させたくない…。


進撃の巨人は好きなんで、書いてくれるなら楽しみに待ってる。
どうか頑張ってくれ。
353作者の都合により名無しです:2011/03/22(火) 10:17:42.17 ID:7yui3OPU0
永遠の扉 (スターダスト氏)
http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/eien/001/1.htm(前サイト保管分)
http://www25/atwiki.jp/bakiss/pages/552.html

上・ロンギヌスの槍 中・チルノのパーフェクトさいきょー教室
下・〈Lost chronicle〉未来のイヴの消失 (ハシ氏)
http://www25/atwiki.jp/bakiss/pages/561.html
http://www25/atwiki.jp/bakiss/pages/1020.html
http://www25/atwiki.jp/bakiss/pages/1057.html

天体戦士サンレッド外伝・東方望月抄 〜惑いて来たれ、遊情の宴〜 (サマサ氏)
http://www25/atwiki.jp/bakiss/pages/1110.html

上・ダイの大冒険AFTER 中・Hell's angel 下・邪神に魅入られて (ガモン氏)
http://www25.atwiki.jp/bakiss/pages/902.html
http://www25.atwiki.jp/bakiss/pages/1008.html
http://www25.atwiki.jp/bakiss/pages/1065.html

カイカイ (名無し氏)
http://www25.atwiki.jp/bakiss/pages/1071.html 

AnotherAttraction BC (NB氏)
http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/aabc/1-1.htm (前サイト保管分)
http://www25.atwiki.jp/bakiss/pages/104.html (現サイト連載中分)
354作者の都合により名無しです:2011/03/22(火) 10:18:02.41 ID:7yui3OPU0
テンプレ整理してみた。
355作者の都合により名無しです:2011/03/22(火) 16:44:29.15 ID:DtxiRXXG0
乙です
さいさんの入れてほしかったなー
356作者の都合により名無しです:2011/03/25(金) 18:09:51.54 ID:Kncn1R6E0
スレが死んでいる・・

まあ、日本全体がお通夜ムードだしな・・
原発どうするんだアレ
357作者の都合により名無しです:2011/03/28(月) 17:40:46.14 ID:K6kJNfwq0
ハシさんってどうなったのかな?
358作者の都合により名無しです:2011/03/30(水) 09:01:27.27 ID:YQeYOct90
〜祝勝会(前篇)・惨劇の幕開け〜

―――前回までのおさらい―――

美しくも謎めいた妖怪・八雲紫の力によって不思議な世界<幻想郷>へと迷い込んだ天体戦士サンレッド御一行。
かつてこの地を訪れた伝説の吸血鬼<賢者イヴ>の遺産を巡って開催された<幻想郷最大トーナメント>に参戦した
レッドさん。
彼は望月ジロー・コタロウの吸血鬼兄弟、そして宿敵である悪の将軍ヴァンプ様と友情を深めたりしつつ、神奈川県
川崎市溝ノ口では使い道のなかった戦闘力を存分に発揮し、一回戦では鬼族最強の星熊勇儀を倒す。
そして二回戦において幻想郷最強の一角と称される風見幽香との死闘を制し、見事に準々決勝へと勝ち進んだの
であった。
これより待ち受けるは、更なる強敵。
頑張れ、僕らのヒーロー・サンレッド!
とりあえず、全ては祝勝会でヴァンプ様の愛情と殺意たっぷりの御馳走を食べてからだ!


と、いうわけで、幻想郷最大トーナメント初日から一夜明けて。
其処は転生を待つ死者達の世界・冥界。
昼間でも薄暗く、まともな感性の持ち主であればどことなく陰鬱な気分にさせられる事であろう。
夕暮れ時は更に欝蒼とした雰囲気を醸し出し、道行く者の背中をゾクリとさせる。
そんな冥界を管理する亡霊姫・西行寺幽々子が座する白玉楼にて。
「フンフフフフフーンフフフッフーン♪」
―――冥界の空気をブチ壊す陽気な鼻歌を口ずさむ…もとい鼻ずさむのは、そう、ヴァンプ様。
白玉楼の台所に立つ彼は、今夜の<レッドさん祝勝会>の準備の為に、料理の仕込みで忙しいのだ。
出席者は主役のレッドさん。望月兄弟。幽々子に妖夢。そしてヴァンプ様自身。
「紫様にも声をかけたんですが<これでも忙しい身なのよ。ま、行けたら行くわ>だそうです」
「うーん。となると、料理は多めに作った方がよさそうですね」
「まあその辺の計算は大丈夫ですよ。幽々子様を基準にすれば、他の面子は誤差みたいなもんですから」
レッドさんとジローは成人男性の標準程度には食べる。
コタロウは小さい身体の割に食いしん坊だが、まあ理不尽なまでの大食いでもない。
ヴァンプ様は残ったら<もったいない!>と食べてしまうオカン気質なので、意外に食べる。
妖夢は剣の鍛練と幽々子の為の雑用で結構動き回っているので、女子の平均以上には食べる。
紫は以前、一緒に食卓を囲んだ時には普通に食べていたので、平均的と見ていいだろう。
幽々子の胃袋は宇宙である。
というわけで、かなりの量を作らねばならない。
とはいえ、元が料理好きのヴァンプ様にとっては苦ではない。
むしろ楽しげに包丁を振るい、鍋の火加減を調節している。
「しかしヴァンプさん。もしレッドさんが負けてたらどうするつもりだったんです?」
隣で彼を手伝っていた妖夢は、そう尋ねる。
対してヴァンプ様は、ニコニコしながら平然と答えた。
「その時はまあ、残念会ということで」
「なるほど。もし不幸にも死んでたら抹殺記念祝賀会という事だったんですね?この悪党めぇ(笑)」
「いやあ、そう考えると残念ですね。勇儀さんも幽香さんもかなりいいトコまでレッドさんを追い詰めてましたし。
はっはっは」
物騒な話題を和やかな口調で交わしつつ。
ヴァンプ様はデザートにと作ったケーキの上に、お手製の砂糖菓子人形を置いていく。
レッドさんにヴァンプ様。ジローとコタロウ。幽々子と紫、そして妖夢。
その再現度は非常に高かったが、妖夢は不満げである。
359作者の都合により名無しです:2011/03/30(水) 09:03:16.44 ID:YQeYOct90
「むう。私はもっとスリムでしょう。具体的には私の腰をもっと細くして、その分を幽々子様に回すべきかと」
「ははは、そんな事を言ってると怒られちゃいますよ」
なんて言いながら、チョコレートで字を書いていく。

<レッドさんおめでとう!そして死ね!>

「もう何を言ってんのか分かりませんよ。祝ってんですか、それとも呪ってんですか」
「いや。それはそれ、これはこれ、ですよ」
どんな時もレッドさん抹殺への執念を忘れない、それが僕らのヴァンプ様である。
「どれどれ、少し味見を…」
「あー、ダメダメ、妖夢ちゃん!つまみ食いは許しませんよっ!」
そこら辺は厳しいヴァンプ様である。
「さ、料理を運びましょうか。レッドさん達がお腹を空かして待ってますよ」
「全く、男衆はこういう時に手伝ってくれないのですから。これだからヒ○なんですよ」
「ははは、まあそんなグチグチ言わないで」

―――そして、ヴァンプ様も妖夢も消えた台所。
眼を肉食獣の如くギラつかせた影が其処に忍び込んだ事に、気付く者はいなかった―――!


ちゃぶ台の上には、湯気を立てた料理が並ぶ。
「おー、ヴァンプ。中々頑張ったじゃねーか」
へらへらしつつヴァンプ様をねぎらうレッドさん。久々にバトルスーツを脱いで、いつものTシャツ短パンスタイル
でくつろぎタイムである。
なお今回のTシャツ文字は<陰惨系魔法少女>だ。
「いやー、大した事はありませんよ。レッドさんの祝勝会なんですから、これくらいはしないと…しかし忘れるなよ
サンレッド!私はいつでも貴様の首を狙っているという事はな、ククククク…いたっ」
悪的発言をかますヴァンプ様とそれを小突くレッドさん。
もはやマンネリを通り越して安心感すら覚えるいつもの漫才。
それを見つめるジロー・コタロウ・妖夢の眼差しはとても暖かい。
具体的に言うと出しっぱなしにして小一時間経ったマグロの刺身くらい生暖かった。
「さ、後はケーキを持ってきて、幽々子様を呼んで、パーティーの始まりといきましょうか」
「わーい、ケーキ!ねえねえ、レッドさん。ローソクの火を消すの、ぼくがやっていいかな?」
「あー?別にいいよ、誰がやったって…」
「いやいや、ここはレッドさんが主役ですから、やはりレッドさんが吹き消すべきかと…いたっ」
気のない素振りのレッドさんに余計な事を言って、またも小突かれるヴァンプ様であった。
「うるせー!んなガキくせー事、やりたくもねーよ!」
「おや。そんな事を言う割に、実はやりたかったんじゃないかと思ってしまうのは、勘繰りすぎでしょうか?」
「混ぜっ返すんじゃねーよ、ジロー!」
「ふふ…」
そんな彼らの様子を見て、妖夢は微笑む。
360作者の都合により名無しです:2011/03/30(水) 09:04:34.20 ID:YQeYOct90
「仲がよろしくて結構。皆さん方を見ていると、私の中の乙女コスモが満たされますよ」
「よせよ、気持ち悪りい」
「やはり基本のレッドさん×ヴァンプさんが一番萌えますね」
「えー、そんな。私とレッドさんはそんなんじゃないですよぉ(ぽっ)」
「頭カチ割られてーのかテメーら!」
「おお、怖い怖い…では、ケーキを取りに行くついでに幽々子様を呼びに行きますね」
―――幽々子の方がついでである辺りに、彼女の高い仕事意識と忠誠心が如実に表れているといえよう。


―――妖夢は台所に足を踏み入れた瞬間、違和感に気付いた。
言葉にはできない、嫌な予感。
何かがおかしい。何かが―――狂っている。
脳裏には某超大作サスペンスゲームで死体が発見された時のような恐怖感溢れるBGMが鳴りっぱなしだ。
バクバクと高鳴る心臓を押さえ、鉛のように重い足を引きずるようにして歩く。
「う…!」
台所の隅。
そこに、一人の女が蹲っていた。
「ゆ…ゆゆ…こ…様…?」
顔は見えないが、間違うはずがない。
その後ろ姿は、確かに己の主君である西行寺幽々子その人だ。
「ま…まさか…!」
最悪の可能性に思い至って。
愕然と。呆然と。
妖夢は、立ち尽くした。
「妖夢…」
ゆっくりと、幽々子が振り向く。スローモーション再生でもしているかのように、その動きは遅かった。
まるでゾンビのように、顔面から全ての表情が抜け落ちている。
口元が、べっとりと白いもので汚れていた。
周囲に漂う、甘ったるい香り。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「よ…よして下さい。何を…謝ってるんですか…?」
「ちょっとだけ…ちょっとだけの心算(つもり)だったの…だけど…我慢できなかった」
「は…はははは。冗談は、良子さんですよ。まさか、いくら幽々子様でも、そんな真似をするわけないと信じてます
とも。それくらいの自制心はありますよね?」
それには答える事なく、幽々子は胸元に抱えていた一枚の皿を差し出した。
ケーキが乗っていたはずの、その皿には、今は僅かにクリームがこびり付いているのみ。
「とっても…とっても美味しかったの!ヴァンプさんのケーキ!」
「あ…あんたって…あんたって人はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

プチンッ

妖夢は知った。
本物の怒りは。純粋なる憤怒は。
むしろ、人を冷静にさせるのだと。
「幽々子様…否。西行寺幽々子!」
全身に、かつてない力が漲るのを、妖夢は感じた。
「許さねえ…貴様は私の心を裏切ったっっっ!」
額に浮かぶ青筋。
服を破りながら盛り上がっていく筋肉。
血走り、狂気に満ち満ちた眼。
迸る怒気と闘気、そして殺気。
もはや其れは、妖夢であって、妖夢とはとても言えない存在と化していた―――
361作者の都合により名無しです:2011/03/30(水) 09:07:46.16 ID:YQeYOct90
「最終奥義(ラストスペル)―――<武血鬼裂妖夢(ブチキレヨウム)>!!!」

          _,..-、  ,.l~~~~~|, -'"~ヽ
         ヾ :::::::::<´ :::::::::::::|' :::::::::::ヽ,..
          ヽ :::::::::ヽ ::::::::::: i!:::::::::::/ ヽ
           ヽ:::::::::::ヽ: :__,,.. .-=--‐ニヽ_
            >、.-'''´    ¨¨¨¨¨::::::::::`'''- .._
         , -'"彡´           `丶、::::::::ヽ ヽ、
       / ./´,      ,.  ノ(       `丶::::::',  ヽ、
      /  /  /   ,.  /|  ⌒         ヽ::::::';  ヽ
      | /  .l  ,.'/ /  |     i       l ヽ:::';   ヽ
      |/ .,.  .l  / ⌒\,,    | 、/⌒`    .l  ヾ:|.  ',.
       .ir'./|  | ./ レ'.、 |___ || ̄ ̄''|',     .l   |.
       i!/.';. /r'i /| ロ i:::::::::::::::::::| ロ |  !_',    l   |
       ii' ∨/ ヽ L_ _|:::::::::::::::::::::L_ __ノ ノ    |   l
         / |⊂⊃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     |   |
        /  l      ,--、_/' 'ヽ ⊂⊃/     |   |
        /.   ', ノ( (++++r‐-r++++)  /       |.   |
       ,'    ヽ⌒  ',/  / ' -- '  /       |  i! .|
    , ィ '゙" ̄`ゝ----‐彳"    l        /   ,.ァ .,.,.  |   i.!. |
  ∠_, , , _,            /‐---<' /  /  l / | ./|  / i__
  /゙ O iir ̄Oヾ         /      i|:!::. :. . ..........:::=≧=‐- 、
 ,'  ̄ノ ;  ̄゛` _ノ,      /.:ヽ :i::::::::/: /:::':.. .:..,. ''. ::      `ヽ
 l  'ヾ;;;' `ヽ   `ヾ    /.: .:i :i::/:  .:::..:,.‐''".    .      .:、  :.:::}
 l',  ) ̄`ヽ `       /.\. ヽ:  , -‐''´ ..::: ..    :     .::l . :.:.::|
  `、 廴_ゝ)      /    `ヽ、::/     .:::、:.. .. . :.     .::i ...:.:∧
   ヽ、________, ィ ':      .:i::.       . .::`''‐-=、ヽ、.:.. . .:: .:ノ: :! 
      /{::.   '´.:.i::.      . :|:      . .:: :.::::::::::::/゙"ヽ、:..:.::´::..: :| 
      ,' `: :...:.:.:.::.::;!::.. .    .:.:|:       :: :.:.:::::::::{::. .::;'`  .::.: ;!:|  
     {  :. `''''゙´|:::.:     .:::l::.      .:.::..:.:::::::::::|::. . ::i   ..:::iく ::| 
      {:.:.. .:.. . .:.:::ト、:.:.. . .  . .:.:;!、::.. . . . ... .:.::..:::::::_;;.ゝ、..:|  ..:ノ :. ヾ、
     /`'''  、,,,___:ノ \::. :.....:.:ノ::..`'ー::.....;;;_;;:.-‐''....:...:::,>'=、  .::i :.::}
    . {:.:. .   ___\   ` ‐-=、:::.:.. ..::r ー-=、.....:...::..::::/      . .:::! :; ::|
     !ー: . / ___;>┐    \:.. :! ,.-―:‐、:: ,,.:‐''´    . . :__;ノ.イ
     ';.:../  /´、   ̄)ヽ. _,r―‐亠- 、!    |「:     . . - '''´. : :.:/
      ヽ!  { :..  ̄ ̄厂:く__,.-‐''    ..|    |!:. .   . .. ... - =_ヲ''
362作者の都合により名無しです:2011/03/30(水) 09:08:53.56 ID:YQeYOct90

その異形と化した超肉体から放たれた一撃は、この幻想郷にあって尚、常識を外れた破壊力を秘めていた。
ただ、力を込めて、下から突き上げるように殴る。
角度。タイミング。速度。全てが完璧なアッパーカットだった。
「これは貴様に食べられた…ケーキの痛みだぁぁっ!」
「ひでぶっっっ!」
屋根を突き破り、幽々子の身体は天空へと打ち上げられた。
「まだこれからだぁぁぁぁっ!」
それを追い、妖夢が飛び上がる。
いつものように魔力とかそういうのではなく、純然たる脚力だけで飛ぶ。
「これは…ケーキの悲しみぃぃっ!」
残像すら見えないスピードで幽々子に追いつき、音を置き去りにして怒涛の猛攻。
最後に、両腕を大きく振りかぶって。
「そしてこれは…ケーキの怒りだぁぁぁぁぁぁぁっ!」
振り下ろす。
幽々子の脳天がひしゃげ、次の瞬間には大地へと叩き付けられた。
「はぁっ…はぁっ…う…ううっ…!」
眼窩から溢れ出す涙。そこには、勝利の喜びなどない。
ケーキ。嗚呼、ケーキ。
皆が楽しみにしていたケーキ。
もはや幽々子のお腹の中で消化されるのを待つだけとなったケーキ。
妖夢の慟哭はただ虚しく、物悲しく、宵闇へと消えていった―――
363サマサ ◆2NA38J2XJM :2011/03/30(水) 09:42:44.46 ID:YQeYOct90
投下完了。前回は>>328より。
今回は東方次回作にて妖夢が自機復帰ということもあって、妖夢回となりました。
…ごめんなさい。石を投げないでください。
ブチ切れ妖夢の元ネタはこれです。

http://gensoubanmatome.blog109.fc2.com/blog-entry-30.html

酷い話になってしまいました。今は反省している。

>>346 土下座は、宇宙を越える(多分) こっちから被災地の方にできる事って、ほんと少ないんですよね…。
>>347 それでも瀬戸なら…瀬戸なら何とかしてくれる…!
>>348 東北の現在の状況から考えると、背筋が寒くなるものがあります…心配だとしか言えない…。
>>349 是非!楽しみにしてます。
>>352 今度こそ守ってみせるぞ!この新しい故郷(バキスレ)を!
>>353 テンプレ、乙であります!
364作者の都合により名無しです:2011/03/30(水) 22:03:45.64 ID:dCCCIqF20
お疲れ様です。
想像していた通りの姦しいパーティになりましたね。
食い物の恨みは恐ろしい・・ちょっと違うかw
365ふら〜り:2011/03/30(水) 22:56:25.34 ID:OihseB0j0
>>サマサさん
・スーパーロボット大戦DOGEZA(女子高生で美少女で、おっぱいですからねぇあの嫁さんは) 
一応、言われてみれば筋が通っていなくもない壮大なスケールの屁理屈……ですなあ。
戦いの中で悩むヒーローを、こういう内容の説得で前向きにさせてしまうってのは、師匠
でなければヒロインの役目。ノリや勢いでなく、話の中身でこんな流れにできてしまうのは凄い。

・サンレッド
「レッドを倒すのはこの俺(我が軍)だ、他の奴には渡さん」的な執着はないわけか。冷静な
判断なのか諦めの境地なのか。ちゃぶ台を前にして待ってるレッドと、かいがいしく料理を
持ってくる(つまみ食いは注意する)ヴァンプ様……カプ妄想どころか、既に夫婦の図……

>>335
だとしたら名乗ってくださると思う、というか名乗って欲しいところですな。待ってる身としては。
だから違うんじゃないかなと思ったり。そうであってほしいと願ったり。
ちなみに私、今は奈良県在住です。サマサさんに足向けられない身としては……
西に向ければいいかな?

>>353
おつ華麗さまです! この厚みに貢献したい、と思いはするんですが……
366作者の都合により名無しです:2011/03/31(木) 00:54:39.53 ID:rYpbhalm0
サマサさんとふらーりさんが並んでいるとほっとするな
最近、スターダストさんもご無沙汰だし。
久しぶりにレッドさんのSS見たけど相変わらずのノリでほっとする
367作者の都合により名無しです:2011/03/31(木) 11:04:46.33 ID:EghaTngQ0
【2次】ギャルゲーSS総合スレへようこそ【創作】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/gal/1298707927/
368作者の都合により名無しです:2011/03/31(木) 14:36:20.04 ID:rkh+0S620
>>361のAAはサマサさんが作ったの?
サマサさんは本当に楽しんで書いているみたいで読んでて伝わってくるね
だから長く続けられると思う。

新スレ立てられなかった。誰かお願いします
369作者の都合により名無しです:2011/03/31(木) 19:36:05.28 ID:q+AFkIeF0
ふら〜りさんがゴーダンナー知ってたのが意外すぎるw
370作者の都合により名無しです:2011/04/01(金) 08:54:21.03 ID:D9dV7tAc0
【2次】漫画SS総合スレへようこそpart70【創作】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1301615594/

立てた
371作者の都合により名無しです
乙!
しかしスレ立てづらくなったなあ