荒川 弘 ●鋼の錬金術師 158

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691作者の都合により名無しです
「後付けの伏線みたいなものには2種類あるんです。
一つは登場人物たちが勝手にしゃべりだしてしまって、
つくり手としては不本意ながらも、そのセリフをとったとき」

例@:10巻エド
『ならば前に進むしかないじゃないか!
もう誰一人失わない方法で
もし目の前で誰かが犠牲になりそうだったらオレが守る』

「10巻までにずいぶん人が死んでいるし、
これからのホムンクルスとの戦いでもっと死ぬ人が出そうなのに、
こんなことを言っちゃったら、この先、エドはきついだろうな、と。
いやいや、私自身かなりきついんですけど(苦笑)」

例A:バリー関連多数
オレはオレ自身の手でオレの肉体をかっさばけるってこった!!
世界広しといえどもてめェの肉体を思う存分ぶった斬れる奴ァいねぇだろ!!」


「後で読み返してみると、"おっ!これは今回の話で使えるな"といものがあったりする」



牛さんはキャラはあまり自由には動かさずエピソードを重視して
計算し尽くした上で動かしてる、と思ってたから以外だった。
バリーの場合は前のインタビューでも言ってたし自由に動かしても問題なさそうだけど
主人公であるエドが勝手に喋っちゃったというのはびっくり

よくアンチスレではアンチが「作者はキャラに勝手に動いてもらう、って発想がない」とか批判してるけど
実はそうではなかった、と分かるインタビューだな

なんつーかアンチって自分の妄想の中のキャラ像と牛さんの描くキャラ像が違うと許せないんだよな