【メサ(米アリゾナ州)27日(日本時間28日)】カブスの福留孝介外野手(30)が、28日(同29日)に行われるジャイアンツ(スコッツデール)とのオープン戦を前に、ゴルフ場での恐怖体験を明かした。
信じられない出来事が起きたのは、24日(同25日)のことだった。キャンプ地のゴルフ場で、球団関係者らとのラウンド中、何も触れていないのに突然、左ふくらはぎがチクリと痛んだ。
サソリか! 襲撃の犯人は、何とサボテンだった。
「ビックリした。(何もしないのにトゲが)飛んできましたから。たまたま長ズボンをはいていたから傷はつかなかったけど…」と福留。
これは「ジャンピング・チョーヤ」と呼ばれ、人が近づいて地面から震動を感じたりすると10センチ超のトゲを発射する習性があるという珍種の“殺人サボテン”。
当たり所が悪ければ、大惨事になるところだった。
この日の福留は、オープン戦デビューを控え、軽めの調整。右翼から三塁、本塁への送球などをこなした。「楽しみといえば楽しみ。自分がやってきたことが合うのか合わないのか、判断していければ」。4年総額52億円男がベールを脱ぐ。
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