http://www.rondan.co.jp/html/mail/index.html ( 平成19年09月05日 )
投稿者: 義和不留
先日、孫が熱中してるという漫画を拝見したのですが、そのあまりな内容に唖然としました
この漫画は、一人の青年が名前を書くだけで人を殺せるノートを拾うところから始まるのですが、 その青年の名前が、『 月 』 と書いて 『 ライト 』 というのです
ライト、つまりright。右です。この漫画の主人公は右翼を象徴しているのです!
そして、この青年は自ら神と称し、正義のためとノートを使って虐殺を始めます
さながら、戦中徴兵された青年達がお国のためにと殺人を繰り返す姿を彷彿とさせ、薄ら寒くなりました
その後、ライトの敵としてLというキャラが登場します。いうまでもなくrightに対するleft、左翼を意味するものですが、キャラの描写がひどいのです
ライトは、東大に首席合格する美男子なのに対し、Lは麻薬常習者のごとく虚ろな顔とホームレスのような風体をしています
左翼の象徴たるLを落としめることにより、右翼がいかに優れているかという思想を植え付
ようとしているのです
しかし、この背筋が凍り付く展開がまっていました
なんと、この漫画のヒロインを拉致監禁してしまったのです
まさしく日本最大の汚点である従軍慰安婦拉致の再現、しかもそれを正義として描いてるのです もはや正視できないと、そこから先を読むことを放棄しました
それからしばらくして、ふとこの漫画がどうなった気になり手にとってみると、なんとLは殺されてしまっていたのです
Lは謀殺され、右翼の勝利となったのです。 あまりの右傾ぶりに呆れ果ててしまいました
唯一の救いといったら、現在この漫画が掲載されていないことでしょうか
今後、このような偏った思想を植え付ける漫画が世に出ないことを祈ります