【一迅社】月刊ComicREX(レックス)総合 第6話【毎月9日発売】

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98作者の都合により名無しです
ちょいと遅レスだが
>>72
以前、「保健所」に相当する機関の責任者から1時間くらい
話を聞いたことがあるので、「そうじゃないところもある」とは言える。

某県の動物愛護センター。施設内には愛らしい仔犬のアップ写真で、
ペットを捨てないよう訴えるポスターが貼られていた。
業務内容は「負傷動物の収容治療および犬ねこの収容管理処分事業」
(公式HPより)。「殺処分」と明記はされていないが、
「最後の手段としての処分」ってのはその意味以外にありえない。
で、ここでは月に1回、仔犬の譲渡会を行っている。ペットが欲しい家族が、
無償で犬をもらっていく。仔犬限定なのは、大きくなると新しい飼い主に
なつきぬくいからだとか。仔犬でも人間に馴染めない(すぐ噛む、とか)犬は
譲渡できないので、殺処分にまわされることになる。
だから職員は必死になって仔犬をしつける。

譲渡先の家族には、子供も含めて1時間の公衆を義務付けている。
わー太121話(バンチ掲載分)で犬を「返品」してきた家族みたいな、
覚悟なしに飼う馬鹿を出さないために。

さらに定期的にペットのしつけ教室や、飼い方の相談も受け付けている。
つまり、基本的にこの施設で働く職員は【動物好き】なんだとか。
その動物好きの職員が、その手で犬猫を殺さざるをえないという現実がある。

こういう「現場」もあるのを知っているから、今回の描かれ方は残念だった。
これまで、大手ペットショップ店員とか、表面は嫌なキャラでも
性根までは悪くない、って登場人物がほとんどだったから。

相当長文になってスマソ。