【基本ルール】 全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。 勝者のみ元の世界に帰ることができる。 ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。 ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。 プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。 空間内を飛び回っている「婢妖」を殺しすぎると、 ゲームの妨害とみなされてペナルティの可能性あり(苦痛or死などの) 開催場所は「巨大な遊園地(ディズニーランド)」。 詳細は不明だが半球状の透明な殻(結界?)に囲まれており、外部からの干渉は受けない。 【スタート時の持ち物】 プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。 ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。 また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。 ゲーム開始直前にプレイヤーは白面から以下の物を支給され、「デイパック」にまとめられている。 「地図」「コンパス」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「ランダムアイテム」 「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。 「地図」 → 白紙、遊園地のガイドブックの2つ。 「コンパス」 → 安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる。 「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。 「水と食料」 → 通常の成人男性で二日分。 「名簿」→全ての参加キャラの名前が載っている。 「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。 「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが一つ入っている。内容はランダム。 ※「ランダムアイテム」は作者が「エントリー作品中のアイテム」と「現実の日常品」の中から自由に選んでください。 必ずしもデイパックに入るサイズである必要はありません。 また、イベントのバランスを著しく崩してしまうようなトンデモアイテムはやめましょう。
【「婢妖」と禁止エリアについて】 ゲーム開始前からプレイヤーの体内には、白面の操る低級妖「婢妖」が憑り付いている。 この婢妖は白面の意思で宿主の体内で暴れ出し、宿主に激しい苦痛と死を与える。 24時間死者が出ない場合は白面により全ての婢妖が暴れ出し、全員が死ぬ。 この婢妖は宿主が死ぬと宿主の体から抜け出し、白面へと宿主の死を伝える役割を持つ。 婢妖は宿主の心臓のすぐ近くに寄生しており、無理矢理取り出そうとすると高い確率で死に至る。 一部の参加者は脳に婢妖が憑り付いており、多少記憶の操作がされている。 また、婢妖は空間内を多数巡回しており、参加者の監視・状況の報告などを行っている。 【放送について】 放送は6時間ごとに行われる。放送は体内に取り付いた婢妖を通じて、脳に直接響く 放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去6時間に死んだキャラ名」「残りの人数」 「白面の気まぐれなお話」等となっている。
参加者一覧 YAIBA:○鉄刃/○峰さやか/○鬼丸猛/◎宮本武蔵 名探偵コナン:●江戸川コナン/◎毛利蘭/○毛利小五郎/◎灰原哀 うしおととら:◎蒼月潮/○とら/○秋葉流/◎紅煉 からくりサーカス:◎加藤鳴海/○エレオノール/○パンタローネ/○阿紫花英良 烈火の炎:○花菱烈火/○霧沢風子/○門都/◎紅麗 犬夜叉:◎犬夜叉/◎日暮かごめ ○殺生丸 ○神楽 GS美神:○美神令子/◎横島忠夫/◎ドクターカオス/○メドーサ 金色のガッシュ:○高峰清麿/◎シェリー・ベルモンド/◎パルコ・フォルゴレ/◎ココ 機動警察パトレイバー:○泉野明/◎太田功/○後藤喜一/◎内海 スプリガン:○ボーマン教官/◎染井芳乃/◎御神苗優/○トニー・ベネット 焼きたて!ジャぱん:○東和馬/○諏訪原戒 ○ピエロ・ボルネーゼ ○河内恭介 ハヤテのごとく:◎綾崎ハヤテ ●三千院ナギ ◎タマ ◎桂ヒナギク らんま1/2:◎早乙女乱馬/○天道あかね/◎響良牙/◎九能帯刀 ARMS:◎高槻涼/○高槻巌/◎キース・シルバー/○ジェームス・ホワン タッチ:◎上杉達也/◎上杉和也/○浅倉南/○吉田剛 うえきの法則:○植木耕助/○鈴子・ジェラード/○アノン/◎バロウ・エシャロット メル:●虎水ギンタ/●スノウ/○ドロシー/○イアン
乙 だけど>>4のじゃ記号の意味が分からないよ
参加者一覧 YAIBA:○鉄刃/○峰さやか/○鬼丸猛/◎宮本武蔵 名探偵コナン:●江戸川コナン/◎毛利蘭/○毛利小五郎/◎灰原哀 うしおととら:◎蒼月潮/○とら/○秋葉流/◎紅煉 からくりサーカス:◎加藤鳴海/○エレオノール/○パンタローネ/○阿紫花英良 烈火の炎:○花菱烈火/○霧沢風子/○門都/◎紅麗 犬夜叉:◎犬夜叉/◎日暮かごめ ○殺生丸 ○神楽 GS美神:○美神令子/◎横島忠夫/◎ドクターカオス/○メドーサ 金色のガッシュ:○高峰清麿/◎シェリー・ベルモンド/◎パルコ・フォルゴレ/◎ココ 機動警察パトレイバー:○泉野明/◎太田功/○後藤喜一/◎内海 スプリガン:○ボーマン教官/◎染井芳乃/◎御神苗優/○トニー・ベネット 焼きたて!ジャぱん:○東和馬/○諏訪原戒 ○ピエロ・ボルネーゼ ○河内恭介 ハヤテのごとく:◎綾崎ハヤテ ●三千院ナギ ◎タマ ◎桂ヒナギク らんま1/2:◎早乙女乱馬/○天道あかね/◎響良牙/◎九能帯刀 ARMS:◎高槻涼/○高槻巌/◎キース・シルバー/○ジェームス・ホワン タッチ:◎上杉達也/◎上杉和也/○浅倉南/○吉田剛 うえきの法則:○植木耕助/○鈴子・ジェラード/○アノン/◎バロウ・エシャロット メル:●虎水ギンタ/●スノウ/○ドロシー/○イアン ◎登場済み/○登場してない/●死亡確認
こうしてみるとまだ一人も登場してないのはジャパンだけなんだな 予約は入ってるけど
ここは週漫板じゃねーぞ 板違いの糞スレ立ててんじゃねーよ、ボケが
いっそメルは全キャラ登場時に死亡という偉業に挑戦してほしいんだが
スレ立て、乙!
というか
>>6 よ、「4/4」等の人数打ってないぞ
12 :
作者の都合により名無しです :2006/08/01(火) 18:35:56 ID:08zIz4VH0
うえきの法則プラスっていつのまに終了したんだ? 終了はやくね?
このロワって参加者の能力制限あったけ? 今、書いている途中なんだが制限ないと一般人は動きも見えずに瞬殺なんだが。 特殊能力以外は普通に対応させてもいいかな? 具体的に言うとメドーサ書いているんだが、こいつが超加速と使うと疑似ザ・ワールドで 誰でも瞬殺になってしまうんで、できない事にしたいんだが、皆の意見を求む。
>>14 一部に能力制限がかかるのは止むなしかと思われます。
超加速は原作でも消費の大きい切り札能力っぽいんで「使えるが、消費するエネルギーも半端ない」感じで
時間・回数を制限する方向でよいのでは。
白面の妖気で力が抑えられている、とかすればいいと思う>制限 具体的にどのぐらい抑えられてるかは書き手の裁量に任せる。 メドーサは超加速状態だとライフル弾以上の速度(マッハ2以上)で動けるからな。 アームズやうしとら・らんまの連中ならなんとか反応は出来そうだが厳しいことは厳しい。
>>15-16 意見サンクス。
通常時も能力制限されてるから超加速なんて大技使うとダウンしそうで使えない
って方向で書こうと思います。
切り札に一瞬だけの超加速(その後バテバテ)は展開次第でいつかやれそう。
ついでにメドーサと毛利小五郎を予約します。
やべーーー、小五郎に死亡フラグ来た。 コナンヲタなのに・・・・orz
すいません質問です。 魔導具「無名」&「門構」の形状はどんなものでしょうか? また、セットで支給は可能でしょうか?
刃を投下します。初めて書くのでヘタレですがご勘弁を…_| ̄|○
23 :
危機知らぬ侍 :2006/08/02(水) 00:02:06 ID:+Jxo5Qt2O
カラン…コロン…カラン…コロン… 袴姿に下駄を履いているという現代にはあまり見ない格好の少年が歩いている。 少年の名前は鉄刃。見た目はこんな子供だが凄腕の“サムライ”である。 「ったくいきなりわけわかんねぇよ…。」 刃はぶつくさと文句を言いながら歩いていく。 今から約1時間程前に起こった出来事を思い出しながら。 目の前で殺された少女、主催者から感じた凄まじい威圧感、今現在体の中にいる化け物、殺し合いetc…。 これまでに幾つもの修羅場を潜り抜けてきたとはいえ、さすがに突然のこの状況には混乱せざるを得ない。元来自分は考えるのが得意な方ではないのだ。 「覇王剣も取られちまったみたいだしなぁ…クソッ…!」 自分と共にずっと戦ってきた“相棒”ともいえる剣、覇王剣。あれさえあればこの殺し合いの主催者とやらも倒し、状況を打破出来ると思うのだが…。
24 :
危機知らぬ侍 :2006/08/02(水) 00:04:09 ID:+Jxo5Qt2O
「そういや、この中何が入ってんだ?」 本来最初に確認すべきザックを今頃開けてゴソゴソと中を探り出す。 「お、食い物じゃねぇか。ちょうど腹減ってたんだよなあ。」 モグモグと早速腹ごしらえをしながら更にザックを探る。 「水…とコンパス?それに紙に鉛筆、後は地図に時計…お、これはここにいる奴等の名前の名簿か?」 パラパラと見ると見覚えのある名も数人確認出来る。 「……さやか…」 一緒に住み、旅をしていたポニーテールの女の子が頭に浮かぶ。 「戦えないさやかは早いとこ探さないとな。」 ムサシの事も思い浮かんだが、老いたりとはいえ宮本武蔵。むざむざやられたりはしないだろうと考え、とりあえず後回しでも大丈夫と判断する。 これは共に旅を続けてきた頼もしい仲間に対する信頼でもあった。 そしてザックから最後に出てきた物は… 「お、刀じゃねぇか〜。こりゃ運がいいぜ。」 サムライである刃にとって通常刀はこれ以上ない頼もしい武器といえた。 「これで武器の心配もねえな。とりあえずさやかとムサシを探さないと…。取られた覇王剣も取り戻さねぇとな!」 刃が手にしていたその刀の名は…天生牙。切りつけるだけでは人を傷付ける事は出来ない救いの刀。刃はそんな事も露知らず、仲間を探しに走り出した。 自分が武器を持たないも同然の危険な状況にあるとも知らずに…。
【Fー1 /ゲーム開始から1時間経過】 【鉄刃】@YAIBA】 [状態]健康 [装備]天生牙 [荷物]荷物一式(食料若干減、水二日分) [思考]1.峰さやか、宮本武蔵との合流(さやか優先) 2.覇王剣を取り戻す
こんな感じです。我ながら何か微妙な気がする…_| ̄|○ 間違いとかありましたら指摘お願い致しますm(_ _)m
初めてとは信じられん…… 刃らしさが出てて面白いですヨン でも、天生牙ってどの漫画のアイテムなのか教えてほしい。 簡単な説明があるから、内容は分かるけど。
>>27 あ…忘れてました_| ̄|○改訂版です
【Fー1 /ゲーム開始から1時間経過】
【鉄刃】@YAIBA】
[状態]健康
[装備]天生牙 @犬夜叉
[荷物]荷物一式(食料若干減、水二日分)
[思考]1.峰さやか、宮本武蔵との合流(さやか優先)
2.覇王剣を取り戻す
それと褒めて頂いてありがとうございます!
>>25 乙カレー
>>27 天生牙は犬夜叉。
犬夜叉の鉄砕牙と対になる刀で、犬夜叉の実兄・殺生丸が所持。
この世のモノは切れずあの世のモノを切る刀で、使い手しだいでは死者を生き返らすことすら可能。
>>27 犬夜叉のアイテムだね>天生牙
詳しい説明は別の人に任せる。
門都、河内、美神、投下します
一人の巨人がいた。 その顔は仮面で隠されていたが、体から嬉しさがにじみ出ている。 そして、手には大矛があった。 巨人の名は門都、裏麗死四天の一人。 「ヒャハハハ!!!オレ、すごいついている!こんな楽しいゲームできるなんて!!!」 門都は嬉しかった。黒い渦に飲み込まれたはずがこんなところにいること、 また人と闘えること、そして人を殺せること。 その全てが門都にとって嬉しさ以外の何物でもなかった。 そして、巨人は歩き出した。獲物を狩るために。 「ハァ〜、これからどうすればええんやろ…。平等に戦えるっちゅーても、 こんなんでどうしろっちゅーねん…」 河内恭介に支給されたのはヘラであった。それもただのヘラではない、 その大きさは人と同じかそれ以上あるのだ。 「けど、これほんまに現実なんかのー?夢だったりしないんか?」 そうだ、きっと夢に違いない、そう河内が思った瞬間、異変が起こった。 何かが近づいてきている。それもかなり近い。 「(どうする?って別にどうもしなくてええやんか!どうせ夢なんやし、 どっしりと構えといてやるわい!)」 そして、巨人が現れた
「やっぱりオレついてる!こんなに早く、獲物みつかるなんて!」 「(って、えぇ!?デカッ!?なんや、こいつ!?しかも恐ろしく物騒なこと言うとるし…。これは夢とか関係なしに逃げた方がええんとちゃうか?)」 思うが早いか、すぐに河内は逃げ出した。 これは河内が何も持たない弱者であったことが幸いした。 門都は河内を見た瞬間に弱者だと悟り、「狩り」から「遊び」に変えたためだ。 しかし、門都が獲物を殺すことに変わりはない。 門都は河内との距離を徐々に詰めていき、手にした大矛をまずは河内の左腕目掛けて振るう。 「ウギャァァァ!!!!いったー!?これは夢とちゃうんか!?」 河内の泣き声が響いた。 それと同時に河内はこれが夢ではないことに気付く。 そして、次に門都が狙ったのは、左足。 「グワァァァ!」 また、鳴き声が響いた。そして、足を切られたことにより河内はバランスを崩し転倒してしまう。 「ククク、これで遊び終わり。死ね」 門都の大矛が心臓めがけて下ろされる。
しかし、その一撃は特大のヘラによってガードされてしまった。 「何!?」 「へへ、確かに平等らしいのぉ…。こんなんでも何とかなったわ…。(けど、これが限界みたいや…。今ガードした時の痺れが取れへん。 東、月乃、店長、冠、すまん。わいはここまでのようや…。後のことは頼んだで…)」 「雑魚のくせにいい根性。けど二度目ない。こんどこそ死ね!」 とどめの一撃が振るわれた。 しかし、その一撃もまた河内に当たることはなかった。 一発の銃声が鳴ったためだ。 見ると門都は腕から血を流し、大矛を落としている。 そして、そこに凛とした声が響く。 「そこのあなた!さっさと逃げなさい!」 またしても河内は逃げ出した。九死に一生を得たのだ。左足の痛みなど構ってる暇などない。 門都も追おうとするが、それも銃声によって阻まれる。 「(クッ、こんなのいっぱいくらったら危ない。それにもう一人、位置分からない。 仕方ない、退く)」 門都は河内を追うのを諦め、どこかに消えていった。 「どうやら、諦めてくれたようね。さてと、あっちは大丈夫かしら?」
「ハァ、ハァ、あいつは追って来てないようやし、ここまで来れば安心やろ。それにしても、ほんまに危ないところやったで…」 「どうやらうまく逃げ切れたようね。」 そう言って現れたのは妖艶な魅力を放つ金髪の美女だった。 「あ、あんたが助けてくれたんか?」 「ええ、そうよ。一目瞭然に危ないのはむこうだったから。 それにこれの性能も試したかったしね」 そう言って彼女が取り出したのは一丁のスナイパーライフルだった。 「さ、さいでっか。あっ、そうや。そんなことよりお名前を教えてくれまへんか? わいは河内、河内恭介っていいますねん」 「そう、河内君ね。私は美神令子。GSよ。よろしくね」 「美神さんっていうんでっか。さっきはほんまに助かりました。ありがとうございます。(でもGSって何なんやろ?けど質問するっちゅーのも野暮ってもんやな)」 「どういたしまして。普段だったら200万ぐらいもらうところだけど、 お金も無さそうだし今回は特別に無料でいいわ。こんな事情だしね。それじゃ、今度からは気をつけるようにね、河内君。バイバイ」 「ええ、そちらも体に気をつけてって…、ええ!?ちょっと待ってや!こんなところに置いてかれるなんて、いやじゃー!一人なんて寂しいし怖いし、いつ誰に襲われるかもわからへん!頼むから一緒に連れていってくれー!」 そう喚きながら河内は美神に抱きついて懇願した。 「ええい、うっとおしい!分かったわよ、連れて行ってあげるわよ! だからさっさとその手を離しなさい!」 「ほ、ほんまですか?これからよろしく頼みますわ、美神さん!」 「(………、何かこの子、どことなく雰囲気が横島君と似てるわね…。)」 美神は一抹の不安を感じながらも、自分の選択を信じた。
つづきこねーーーー
【Fー4 草原/ゲーム開始から30分経過】 【門都@烈火の炎】 【状態】右腕に傷(戦闘に支障なし) 【装備】蛮竜@犬夜叉 【荷物】荷物一式(食料・水二日分) 【思考】1.新たな獲物を探す 2.皆殺し 【Fー4 森/ゲーム開始から30分経過】 【河内恭介@焼きたて!ジャぱん】 【状態】左腕、左足に中程度の切り傷(戦闘、移動に支障あり) 【装備】特大のヘラ@らんま1/2 【荷物】荷物一式(食料・水二日分) 【思考】1.美神に着いていく 2.死にたくない 3.東、諏訪原、ピエロの捜索 【美神令子@GS美神極楽大作戦】 【状態】健康 【装備】スナイパーライフル(残弾28) 【荷物】荷物一式(食料・水二日分) 【思考】1.主催者を倒す 2.横島の捜索
投下終了です 途中に不手際があったので状態表の投下が こんな時間になってしまいました。 すいませんでした
志村トリップトリップ
すいません… 携帯だったので…
ID変わらないうちにトリップ変えた方がいいよ
・・・って携帯じゃもう無理かな
そうだなジローくん トリップは今のうちに変えたほうが良いね
ご指摘通りこっちにします
28さん、天生牙修正した方が良くないか? 生き返らせる事のできるアイテムってバランスを崩しかねないと思うんだけど。
冥道斬月破が当たれば一撃死 どっちも使えなければただのなまくら
ちょっと能力制限かければ済む話じゃね?
生か死かの両極端なものに制限かけても別物になるだけでは 大体あの設定にどう制限かけるんだ
まとめに現在位置が加わってた。 見やすくて便利だな。
小五郎&メドーサを投下します。 (小五郎は神谷ボイスで読んでいただけると幸いです)。
「あー、かったりー。人をワケ分からんアトラクションなんぞに巻き込みやがって。 最近こーいう残酷系のイベントって流行ってんのかぁ?」 シーンと静まり返った廃校舎の中、スーツを着たチョビ髭の男がボヤキながら歩いていた。 暑いのだろうか、上着を片手に持ちネクタイをだらしなく緩め、空いた手を団扇代わりにしいている。 男の名は毛利小五郎。世間では『眠りの小五郎』と呼ばれ、数々の難事件を解決してきた名探偵だ。 どんな裏話があっても世間が名探偵を思えば一応、名探偵には違いないのだ。 そしてその名探偵がこの殺人ゲームをアトラクションと勘違いしているワケがない。 不本意なことだが、人が死ぬのを見るのは慣れている。あの場の少女殺害が狂言でない事もわかる。 この異常な状況を頭では理解しているのだが、まだ何処かで『イベントか何か』ではないかと現実逃避を しようとしているだけだ。殺し、殺される状況に慣れていない一般常識人としては当然の事だった。 「誰かいませんかーっと、こんな状態じゃ誰もいるわけねぇか」 小五郎は教室のドアを順に開け、声を掛けて回る。歩くたびにギシギシと五月蝿く鳴る木製の廊下は、 一目見れば長いこと誰も通っていない事が分かるくらいに厚く埃が積もっていた。 「んん!? なんだぁこりゃ?」 突然、何かを見つけたかのように小五郎がキョロキョロと辺りを見回す。誰もおらず、何もない。 しかし小五郎は扇いでいた手で顔を抑え、大きな溜息を吐いた。 「もしかしてコレが秘密道具とか言う奴の効果かよ? まいったなコリャ」 ディパックに入っていた支給品、その説明書の内容を思い出す。冗談とばかり思っていた効果が 本当に現れている。それは頭の何処かで否定していた異常な状況を肯定する決定的証拠といえた。 どんなに怪しく異常な状況でも導き出される答え、そう真実はいつも一つなのだ。 「これじゃ早いとこ蘭達を捜さないと不味い様だな。と、その前に………」 上着を着つつ浅く深呼吸をするとネクタイを締め直す。その手に小さな指輪がキラリと輝いていた。
廃校舎の周辺、立ち木から立ち木へ素早く飛び移りながら移動する美女がいる。割と露出度の高い服に 銀髪、手には長めの日本刀を携えている。鋭い眼は爛々と輝き、爬虫類のそれを訪仏させた。 外見年齢はちょっと高く、清純派ヒロインは無茶だろうがボンキュッボンのナイスボディでお色気担当の お姉さんとしては一線を張れるに違いない。 名はメドーサ。竜神メドーサ。魔界からやってきた彼女に常識というか倫理観は薄く、殺し合いと いう内容についても大して気に留めていない。楽しければそれで良いじゃない。そんな彼女の考え方を 簡単に言うと『長いものには巻かれろ』と言った感じだ。魔界という能力主義の世界の住人としては、 強い奴には逆らわないのが普通であり、役立たずに生きる価値はない。それは他人に対してだけでなく いつ自分にも降りかかるか分からない命題だ。 (あの場にはハッキリと分かるだけでも十人以上の強敵がいた。アタシだってバカじゃない、一人で 勝ち抜けるなんて思っちゃいないさ。精々、強敵同士で殺しあってりゃいいさ) 日頃から生存競争が繰り広げられてきたのだから異常な状況ではなく、分かりやすいとすら言えた。 もしかしたら下級魔族を集めて殺し合わせる、なんて魔界では日常茶飯事だったのかもしれない。 そう考えると魔界って怖い所だが、そのトップはデタント(戦力縮小)で天界のトップと談笑しながら 麻雀してたりするから、世の中って奴は奥が深い。 (逆にハッキリと分かる雑魚どもも沢山いた。贅沢すぎる玩具はアタシが代わりに使ってやるさ) そう自分の携える日本刀を見つめた。説明書を読んで試してみた限りでは、かなり使いやすい部類に 入る武器に思える。雑魚にもこんな武器などが配られているなら、それをかき集めれば勝機は上がる。 要約すると『漁夫の利を狙いつつ、雑魚を倒してアイテムゲット作戦』である。 流石は悪役、考える事がセコイ。いや効率的だ。美神令子と張り合っただけの事はある。負けたけど。 そうこうしている内にメドーサの鋭い眼が廃校舎の廊下を歩く冴えない中年男・毛利小五郎を捉えた。 (見つけた! 最初の獲物はアイツだ。強そうな気配は全く無い。初撃で確実に仕留めてやる)
メドーサは立ち木から一足飛びで廃校舎まで迫ると、壁を一気に駆け上がる。 完全に死角から現れたというのに彼女が窓ガラスを叩き割る直前、ネクタイを締め直し終わった小五郎の 視線が確かに彼女を捕らえていた。 ガシャン!! ガラスを砕くと同時にメドーサが日本刀を男に向かって突き出す。必殺の間合いだ。 「一匹目、貰ったぁ!」 だが、そう叫んだ彼女への返答は背中への衝撃と天井。そして笑顔を浮かべるチョビ髭の男だった。 「大丈夫ですかな、お嬢さん。突然、美人が飛び込んできたものでビックリしてしまって……」 濛々と立ち込める埃の中、小五郎は廊下に倒れたメドーサを抱き起こすと服についた埃を払う。 あくまで紳士的に決して変なところは触っていないと思う、多分。そのシリアス顔の内心では 『し、死ぬかと思った!』とか『フフッ、バッチリ決まった。これぞ、ハードボイルド!』なんて事を 考えてたりするが美人の前では表に出さない。流石はカッコイイ探偵になりたくて警察を辞めた男。 「????」 何が起こったのか分からずメドーサは鋭い眼をキョトンと丸くする。意外と可愛らしいかもしれない。 「……貴様、何をふざけた真似を!」 呆気に取られていたメドーサがようやく我に返り、素早く跳び下がって構えるも手に日本刀が無い。 「探し物はコレですかな?」 日本刀は小五郎の向こうに刺さっている。恐らく抱き起こした際に取り上げたのだろう。彼にしては 抜け目が無い。飄々と笑う小五郎をメドーサの眼が一層鋭く睨み付ける。 (武器が無ければ素手で殺せば良いさ。コイツはただの人間だ!)
「ストップ、ストップ! そんなに睨んじゃ可愛い顔にシワが出来ちゃいますよ、おじょ〜さん」 「誤魔化すなぁ!!」 激昂のした怒鳴り声と共に放った貫き手が小五郎の首を貫く、はずが又もメドーサが宙に舞う羽目と なる。今のは一本背負いか。メドーサも今度は廊下に叩きつけられる前に、空中で体制を整え着地する。 「貴様、ただの人間じゃないね! 何者さ!」 自分が優位と思っていたメドーサの背中に冷たいものが流れた。妙な妖気の影響か、妖術関連は 軒並み使い物にならない程に弱体化している上、消耗が激しすぎて切り札の『超加速』も満足には 使えないだろう。だが身体能力はさほど影響されていない。だからこそ小五郎が自分の攻撃を二度も 回避し、反撃できた事に驚愕しているのだ。一度は偶然でも二度目は必然だ。 「残念ですが極一般的な日本人ですよ。ちょいと推理力に自信があるんで、探偵やってますがね」 そう言いながら懐に手を入れた。それにメドーサが反応するが、迂闊には踏み込めないと学習した のだろうか、それとも逃げる機を狙っているのかジリジリと位置を変える。 「そんなに警戒されても困りますなぁ。そう言うお嬢さんこそ、タダの人間ではないのでしょう?」 小五郎は内ポケットから出したタバコに火を点けると、一吹かしして質問を投げかけた。 「当ててみな、迷探偵」 「ふーむ。最初は天使かと思ったのですが、そのスタイルを見る限り私を誘惑に来た悪魔ですかな?」 「ハンッ! 的外れだね、下級悪魔と一緒にするな」 話しながらも、メドーサは警戒を解かずジリジリと移動する。 「装飾品などからすれば神仙の類ですかな? 鱗や瞳を見るに蛇、いや竜神の関係者ですかな」 「………?!」 図星を突かれメドーサが、ギョッとするが直ぐにまた睨み返す。 「だからお嬢さん、そんなに睨まないで。仲良くしませんかねぇ? 妙な事に巻き込まれて血気に逸る 気持ちは分かりますが、お互い恨みがあるでも無いし。こんな状況だからこそ協力しましょうよ」 どこまでも飄々とした笑顔を崩さない小五郎の気圧されるたのかメドーサが一歩下がる。
「うるさい、他人なんて信用できるか! アタシは今まで一人でやってきたんだ!」 またも怒鳴り返すメドーサ。さっきから小五郎に主導権を握られっ放しである。 「だからって弱いものイジメしてたって、他のイジメっ子には勝てませんよ。先生に言いつけるか 集団で反旗を翻さないとね。タイマンじゃ勝てないって、お嬢さんも分かってるんでしょ?」 まるで気にせず小五郎は続ける。その余裕こそがメドーサを躊躇させた。 (協力とか奇麗事いってるお人好しが生き残れる世界じゃないんだよ! 実力の無い奴は利用されて 捨てられてお仕舞なんだよ! この甘ちゃんが!) 自分より格上(かもしれない)には口に出せないところが、染み付いてしまった悲しい下っ端根性か。 「いやいや、別に無条件の協力じゃなくて、ギブ&テイクで良いじゃないですか。無理しない程度にね。 一人では出来ないことだって、二人なら出来ることがあるかもしれないじゃないですか」 メドーサの表情を読み取ったのか小五郎が付け加える。 「強いお嬢さんは戦闘で、私は推理で、お互い足りない所を助けあえば良いんですよ。弱くったって 徒党を組めば捨てたもんじゃありません。三本の矢とか三人集まれば文殊の知恵とか言いますしね」 小次郎が喋っている途中、ジリジリと移動を続けたメドーサが遂に日本刀に辿りついていた。だが、 再び飛び掛ろうとはしない。 「アタシがアンタを利用する。アンタもアタシを利用する。そういうことかい?! いつ裏切って 後ろからバッサリいくとも限らないよ?! それでも良いってのかい?」 引き抜いた日本刀の先を小五郎の眼前に突きつけ、メドーサが問いかける。武器を手にしたからか、 協力するなら立場を同等にしたいのか、不敵な(ちょっと無理矢理っぽい)笑顔を向ける。 「ご自由に。そんな事はないと願っていますよ。ところで、お名前を伺っていませんでしたな」 どこまでも余裕タップリな小五郎をメドーサは吠え面かかせてやるとニヤリ笑う。 「アタシは竜神メドーサ。コイツは『妖刀・物干し竿』ってのさ……伸びな、物干し竿!」 メドーサの掛け声と共に物干し竿と呼ばれた日本刀の切っ先が一瞬にして伸び、小五郎の頭のあった 場所を通り過ぎた。 「ほほう、伸縮自在の妖刀とは。物干し竿といえば剣豪・宮本武蔵のライバル・佐々木小次郎の 愛刀として有名ですが……ふむ、便利なもんですな」 ヒョイと首を傾けて切っ先を避けた小五郎が物干し竿に紫煙を吐き掛けつつ、時代劇から得た知識を 披露した。その様子にメドーサは眼を丸くして驚く。二度ならず三度目。もはや認めぬ訳にいかない。 「アンタ……一体、何者だい?」 その問いに小五郎は、ゆっくりタバコを深く吹かしてから答えた。 「毛利小五郎……探偵ですな」
「……(ふふ、決まった。ん?)ウァアチチチチッ!」 突然、小五郎が悲鳴を上げた。話が長かったからか、持っていたタバコの火で火傷したのだ。 燃え移らないように慌てて取り落としたタバコを踏み消す。 「いやぁー、やはり決まり切りませんなぁ。ワッハッハッハッハ」 先ほどまでのシリアスさの欠片も無い緩んだ顔で小五郎は高笑いをした。 「……アッハッハッハッハ!」 メドーサは不意に笑いが込み上げてきた。何が可笑しいのかは分からないが、自分の価値観が一部 崩れたのを感じた。 「面白い奴だね小五郎! 良いさ。使えるうちは利用してやるよ。精々役に立ちな」 「それは助かりますな。それと………やはりお嬢さんは笑った方が可愛らしい」 「………ちょ、調子に乗るなっ!」 メドーサが照れ隠しに放った平手打ちが小五郎の顔に綺麗な跡を付けた。 「アイタタタタ」 手形の付いた顔を抑える手には長い事つけていない結婚指輪とは違う、別の指輪が光っている。 「そういや小五郎。アンタの支給品はどんな武器なのさ?」 「武器? いーえ武器なんて支給されませんでしたよ。私のはタダの宝石でしたな」 「はぁ?! タダの宝石だって?」 ポカンと口を開けたメドーサに小五郎はチラリと指輪を見せる。 「タダじゃなくて高価そうな宝石ですがね。女性を口説く武器にはなるでしょうが、この状況では……」 「ランダムってハズレも在るんだねぇ。アタシは刀で良かったよ。ま、その内に良い事もあるさ」 メドーサが同情してくれるが、普通の宝石なんて大嘘だ。特殊な力を秘めた魔道具と呼ばれる物。 指輪型魔道具『心眼』である。周囲の意識を読み取るその力が必ずプラスに働くとは限らないが、 一対一の状況下や交渉事には無類の効果を発揮する。今までメドーサの意識を読み取っていたのだ。 というかそれじゃ推理でも何でもないだろ! 『しー。内緒だからな!』 かくして騒がしいコンビがまた一組、ここに結成された。
【G-3@平瀬村分校跡(廃校内)/早朝】 【毛利小五郎@名探偵コナン】 [状態]健康 [装備]魔道具「心眼」@烈火の炎 [荷物]荷物一式(食料・水二日分) [思考]1.蘭&チビっ子達との合流 2.ゲームからの脱出 【メドーサ@GS美神極楽大作戦】 [状態]健康 [装備]妖刀・物干し竿@YAIBA [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.小五郎を利用して状況を有利に運ぶ 2.生き延びる
シリアスもギャグも出来る小五郎って書いてて楽しい奴です。 コナンがいなくても推理(インチキ)出来るようにしてみました。 なんかツンデレ風味になってしまったメドーサですが、石化とか超加速はヤバ過ぎなので 術を封じて代わりにビジュアル的に分かり易い武器を持たせてみました。 こっそり宮本武蔵と言う単語を出してみたけど、アッチは史実の方で。 感想・指摘よろしくお願いします。 オマケ メドーサ「なあ、一人じゃ出来ない、二人ならできる事ってナンだい?」 小五郎 「ぐっふっふ、そりゃあ男女二人でする事と言えばもちろん……」 メドーサ「もちろん、なにさ?(サンデーは少年誌だから下ネタ言ったらシバこう)」 小五郎 「……いやぁ、デュエットに決まってるでしょ。沖野ヨーコちゃんの新曲が良い感じで!」 メドーサ「ふーん(チッ、上手く逃げたか)」
乙、だが…… ジャンプであれだけ揉めた読心アイテム持ってくるか……
やっべ、小五郎らしさがちゃんと出てて面白い
面白かったんだから、読心アイテム全然OKじゃん。。。。。ヤッベ自演してるみたいorz
乙!面白すぎwwww
最後に決まり切らないところで、なぜか横島が浮かんできたw
しかし、読心アイテムの登場ですか……、面倒な事にならないと良いですね……。
>>62 これは、面白いからokとかいう問題じゃないのよね……。
読心アイテムという素材自体には問題はないと思うよ。 料理する人次第というだけで。
そもそもジャンプで問題になったのは、世直しマンがもってたことが理由だったしね。 一般人ならなんとかなるレベルだと思うよ。
読心アイテムというだけでどれだけ話し作るのに苦労するか…… 一人二人の登場人物ならともかく10人近くなるとかなりきついぞ ま、頑張ってくれ
「さてはて、どうしたものかね」 海岸線沿いの道をぶらぶらと歩きながら男はのんびりと呟く。 サングラスに派手なアロハシャツという出で立ちで、両手をポケットに 入れたまま歩いているさまは観光地を散歩している旅行者の様である。 緊張感の欠片も無い様子だが、男は実はかなり困っていた。 (体調は良好、“遠隔透視”は封じられているがそれ以外の空間操作は 支障なし。最も、主催者に“力”を押さえ込まれている感じがするから 連続してやれるかはちと不安だがね) 問題は、と型にかけたデイバッグにちらりと目をやる 「まったく、点字ぐらいつけといてくれよな。」 サービスが悪いな、と愚痴をこぼす。 そう、この男・ジェームズ・ホワンは目が見えないのである。 そのために地図も分からず、名簿も読めず、さらには支給されたランダム アイテムの説明書も読めないのだ。 「とりあえず、誰か他の参加者を探すかね。」 素直に協力してくれそうなお人よしなら、地図や名簿を読んでもらおう。 こちらを騙して利用しようとする相手なら、読んでもらった後でさらに他の 参加者を探し出し読んでもらえばいい。二人以上に読ませれば真偽の検証も 可能だ。 協力的でない参加者なら手足の一つでも潰して無理やり読ませればいい。 そんな風に物騒な事を考えながら、ジェームズ・ホワンはぶらぶらと海沿い の道を歩いて行った。
【D-1 海岸沿いの道/早朝】 【ジェームズ・ホワン@ARMS】 [状態]健康・盲目、遠隔透視が使えず空間操作も若干制約あり [装備]不明(本人は形は確認済み) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.他の参加者を探して名簿・地図などを読んでもらう。 2.非協力的な相手は痛めつけて無理やり協力させる。 備考:ホワンは名簿・地図・説明書などが読めません。
投下しました
ホワンはちょっと能力が便利すぎるので少しハンデをつけてみた。
>>59 乙!!
コナンはあまり読まないので、今までおっちゃんは完全なダメ探偵と思ってたw
>>46 >>28 ですが天生牙は刃が持ってる内はただのナマクラですし…まだ刀々斎に鍛え直してもらってない状態のつもりだったんですが、やっぱり修正しないとダメですかね?
70さん、本人証明できないけど46です。 修正した方が良いと思います。 天生牙が殺生丸の手に渡ったらバランスが崩れて しまいかねないと思いますので。
清磨・神楽を予約します 明日までに投稿できなかったら解除してください。
唐突に放り込まれた理不尽なゲーム 目的も主催者についても殆ど情報がないこの状況で 彼はまず『情報』を求めた。 主催者の情報、この胸に巣食う魔物、他の参加者の情報、集めるべき情報は非常に多い。 このゲームを脱出する、もしくは中止させる方法について思考を巡らす。 ( 主催者を倒せばこのゲームは終わる 主催者を倒すには胸や宙にいる魔物をどうにかしなければならない この胸の魔物をどうにかするには…やはり他の参加者やアイテムの力が必要だろうな。) あの参加者の中には明らかに人間ではない者も多く混じっていた。 いや、魔物ですらない者も多いだろう。 参加者の中には、この魔物に対して有効な知識や術などを持っている者もいるのではないだろうか。 ( しかし・・・ここは本当に日本か? ) たしかに地図や周囲の建築物、植物を見るかぎりここは日本らしいが、 こんな大掛かりなことをあんな魔物(と、しておく)がやって、島の外にいる者達にバレないものなのだろうか。 ( 力を隠す術や仕掛けでもしているのか?ただ単に隠していないのか?本当にここは日本なのか? ) それにあの魔物も、あの広間にいた大勢の者たちも、まるで『別の世界から連れてこられた』ような人間(+α)ばかりだった。 まぁ、魔界から来た魔物も色々とバラエティに富んだ姿形をしていたが。 更に自分に支給されたこの『魔導具:門構』『魔導具:無名』という支給品。 同封されていたメモによれば 『2つを組み合わせることにより、門構えの部首を持つ漢字が意味する効果を引き起こす』という力があるらしい。 今の人間にはこんな物を作る技術力は無い。 それに魔界には魔界の文字がある。つまり、これは魔界でも人間界でも作られたものではない。 これらのことから、参加者の中には自分の知っている世界とは違う世界から連れてこられた者もいるのだろう。 ( 勉強は得意だったが、まさかこんな時に役に立つとはな… ) どの程度のことができるのかはまだ分からないが、できるだけ早く試してみたほうがいいだろう。
少しばかり思案した彼は、 手甲のような魔導具を右手に嵌め、目と鼻の先の海岸へと歩き出した。 もしかしたら(胸の魔物を無視すれば)そこから脱出できるかもしれない。という思いと、 何か漂流物が流れ着いてはいないか。 もし流れ着いていたらそれらから何か推測できないだろうか。という期待を込めて。 ▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲ 糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が糞が 今まで私の心臓は奈落の手に握られていた そして奈落のいないこの世界ではあの巨大な化け物に握られている いや、奈落が今握っていないわけでもないから、二重に握られているというわけか しかし、もしかしたらこれは奈落の手を引きちぎる唯一の機会かもしれない 『最後まで生き残った一人にだけ、元の世界に戻る権利を与えましょう。そして、望む褒美も』 こんな化け物の言うことなど信用できないのは百も承知だ。 箱の中で虫同士を殺し合わせる呪いのように、最後に生き残った者を喰う気かもしれない だがそれがどうした。ただ死を待つ気も、あんな桁違いの強さの化け物に無謀な戦いを挑む気もしない。 百に一つでも生き残る可能性があるのなら、そちらを選ぶまでだ。 そして ――― 獲物を見つけた
走って10数えるほどの距離。 15ぐらいの年の男。 男から妖気は感じないが、手に嵌めている手甲から僅かに妖気のようなものを感じる。 相手はまだこちらに気付いていない ──────── 殺 る か ? 【H-3 中央/早朝】 【高峰清磨@金色のガッシュ!!】 [状態]健康 [装備]魔導具「門構」+「無名」@烈火の炎 [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.海に行く 2.色々と調べる 3.情報を集め、ゲームを中止させる。 . 【H-3 中央/早朝】 【神楽@犬夜叉】 [状態]健康 [装備]不明(本人は確認済み) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.殺るか? 2.ゲームに優勝し、奈落から自由になる。
支援を兼ねてお勧めアイテム紹介 ・銀の弓矢@GS美神 人狼族が用いる銀で出来た弓と矢。銀の銃弾よりも霊的な攻撃力が高い。 ・強化セラミック帷子@GS美神 美神が用いるコルセット状の防具、脇下から腰までを覆う。 中級妖魔の攻撃や妖刀の一撃にもなんとか耐えるぐらいに丈夫。 ボディコン風の服の下に着込んでもばれない位薄い。 ・木刀正宗@ハヤテのごとく 名匠正宗が手がけた木刀。名匠も悩んでいたらしい。 霊的な攻撃力もあり、使い手しだいではロボットの腕を叩き切るぞ!
清磨・神楽を投下しました。 清磨は知識を使う武器が似合いそうなのでコレにしてみました。
>>75 GJ!!
魔道具の考察とか知性派の清麿らしくていいですね。
>>71 >>28 です。何か修正出来る気がしない…_| ̄|○天生牙の始末は自分でつけますんでやっぱこのままじゃあダメですかね…?
>>75 GJです。清麿どうなるんだか気になりますね。
>天生牙 どうだろなぁ…。普通なら修正したほうがいいんだろうけど 殺生丸もそうやたらと蘇生させたりはしなさそうな感じだし 対主催者アイテムとしてのフラグとして使えるかもしれない 通してみてもいいんじゃないだろうか。修正したほうが無難であるといえるが。 それに「ロワで蘇生アイテム」というのもなんだか興味が沸く
なんか縦読みっぽくなってるけど、違うよ。
一カ所だけ小五郎が小次郎になってるよ
適当に制限つけたらどうかな 死んでから3秒以内じゃないと効果ないとか
それはもう天生牙ではないだろう。 天生牙はあの世からの遣いを切る剣だから、 魂があの世に持ってかれてなければ使えるはず。 妙に制限つけるぐらいなら修正か破棄したほうがよいと思う。
つまり、魂があの世に持っていかれたら生き返れないのか。 …全然使えないじゃん。
回数制限を付けたらどうだ?
吉田剛を予約します。たぶん明日には投下できると思います
46ですが、21さん、しつこいようだけど修正した方が良いと思いますよ。 天生牙は原作によると使い手に慈しみの心があると生き返らせるとあるので、他作品のキャラでも天生牙を使って、死者を生き返らせる事ができるかもしれないと思いますので、修正した方が良いと思います。
刀といえば覇王剣はどうするんだ? あれは刃が持てばバランスクラッシャーだし、 暴走効果のある+玉なしが可能な雷神・風神剣の方が面白いと思うけど、 YAIBA勢はオロチ戦前の状態なんだよな。 読み手だから楽しみに待つしかないのだけど。
諏訪原戒は武士の魂を持つ男である。 如何なるときも愛刀・戒迅丸を手放さない彼はまさに現代によみがえった佐々木小次郎。 その彼が、このゲームに参加したとき一番最初にした事はランダムアイテムの確認だった。 彼に渡ったランダムアイテムは最強であり最弱であるアイテム。 運良く使いこなせれば優勝も夢ではないが、運が悪ければただの一般人にも殺されてしまいかねない効果を示す。 「使いどころの難しいアイテムだな」 使いこなすのに運が必要となれば、結局は使えないアイテムと同じである。 「やはり、このゲームで俺ができる事は一つしかないな」 彼はそう呟くと足元にある石を拾い上げ、それを叩き割る。 その破片の中で最も鋭いものを選び出し、今度はそれを他の石で研ぐ。 しばらくすると、彼の持っていた鋭い石の破片は小さなナイフのようなものに変わった。 「よし、これで刀の代わりになるな」 ナイフが出来上がった後、彼はその場に正座した。 「モニカよ、不甲斐ない俺を許してくれ。結局一度も東に勝てず、訳の分からない世界に連れて行かれ、 お前や赤子に満足な生活を与える事ができなかった。職人として、否、男として恥ずべき俺を許してくれ!」 上着を半脱ぎにして、ナイフを腹にあてがった。 切腹をするつもりである。
峰さやかは憤慨していた。 「どうして、私がこんな目に遭わなくちゃいけないのよ」 いつの間にか、変な島に連れてこられ悪趣味なゲームに参加させられる。生まれて初めての事件だ。 今までも、命の危機を感じる事件には何度も巻き込まれてきたが、今回のケースはこれまでとは違う。 「妖怪が私に憑いてるのよね……」 これまで、命の危機に脅かされたり、誘拐されたり、老婆にされたりという事件を経験してきた。 だが、監視つきで人殺しを強制された事などない。 「私に人殺しなんかできるわけないじゃない」 全くもってその通りなのだが、それでも監視されているこの状況を、殺しをしないで解決する手段など彼女には思いつかない。 「刃なら、刃なら何とかしてくれるかな?」 幼くて、少しスケベでお調子者のサムライを思い出す。彼なら超人的な剣技でなんとかしてくれるかも知れない。 「うん、きっとそうだ。刃ならこのゲームから皆を助けてくれるよ」 一度刀を握れば、文字通りの天下無双。振るう剣の力で様々な天変地異さえ引き起こす幼いサムライの力を知っている彼女は、 このゲームから脱出する希望を早くも見つけ出した。 「そうと決まれば、刃を探さなくちゃ」
「思えば短い人生だったな。せめて生まれてくる子供の顔は見たかったのだが……」 諏訪原戒は手製のナイフを握り締め、この世への別れを惜しむように呟いた。 「ちょっと、止めなさい!」 今まさにナイフを腹に刺そうという瞬間、少女の声が諏訪原に届く。 「止めるな、男には責任を取らねばならん時がある」 「責任取ることと、死ぬ事は違うでしょ」 喋りながら、少女は諏訪原のすぐそばへとたどり着く。 「止めてくれるなよ、これが日本男児の生き様なのだ」 「ふざけないで、本当の日本男児が、こんな所で諦めて死んだりしますか!」 「なんだと!」 互いに罵倒しあいながら、初めての出会いを済ます諏訪原戒と峰さやか。 だが、ここは大人である諏訪原が一歩引いた。 「いや、初対面なのにすまなかった」 「とにかく、突然切腹なんかしないでよ」
その後二人は、簡単な自己紹介を済ませお互いの状況を確認しあう事になった。 「それじゃ、諏訪原さんはパン職人なのにこんな所に連れて来られたの」 「あぁそうだ。パン職人として、そこそこの成功を収め、子供もでき、人生これからだという時に連れてこられた」 「そうなんだ。でも、だったらなおさら、死んじゃダメじゃない! 恋人のためにも、生きて帰らないと。生まれてくる子供だって、お父さんの顔を知らない子になっちゃうよ」 フッ、とため息をついて諏訪原が言う。 「簡単に言うな、お前はここから抜け出す具体策でもあるのか?」 「そりゃ……今のところは全くないけど」 「ならば、死ぬ以外に道はあるまい。どうせ、自殺か他殺かの違いしかないのだからな」 「どうして、そうなるのよ。私の知り合いに鉄刃っていう凄いサムライがいるから、 絶対に逃げ出せるしさァ。いきなり諦めるなんて男らしくないよ」 「ほォ、その男は強いのか?」 この監視されている絶望的な状況から逃げ出せる程に。と心の中で付け加えたが、敢えて口には出さなかった。 「強いわよ、こんな所ですぐ絶望して切腹するような日本男児より百倍、うぅん、一万倍は強い」 「この状況では強さなど何の役にも立たないかもしれないんだぞ。いや、場合によってはお前が殺される事も考えられる」 「刃は単に強いだけじゃないんだもん。ちょっとお調子者で、スケベな性格だけど皆の味方よ」 さやかとて、口に出さずとも分かっていた。単純な強さや性格だけでは、この島から抜け出せない事を。 刃が強ければ強いほど、一人の生存しか許されない世界ではいずれ自分にその強さが降りかかって来るかもしれない。 そんな事、さやかだって分かっているのだ。 それでも、さやかは刃を信じている。それは理屈ではない。
一方で鉄刃を知らぬ諏訪原は、さやかのいう事を信じきれない。 大体、ここから逃げ出せる希望を持つものなら、なぜ捕まったりしたのか。 外の世界から、その男が助けに来るなら分かる。だが、実際にはその男も自分と同じく主催者に捕まった被害者ではないか。 そんな者を信用できるというのか。いや、できる筈がない。 それならいっそ、与えられた支給品を用いて運任せの優勝を狙ったほうが確実というものだ。 諏訪原は自分に与えられた六つの水を思い出す。 異なる変身能力を持った六種の水が全く同じペットボトルに入っており、中の水を浴びれば、何かに変身する事ができる。 変身する事ができるのは、アヒル・猫・闘神阿修羅・善人・双子・若い娘のどれか。 どれに変身するかは全くのランダムだ。 強い参加者を、運良く善人にする事ができれば、心強い味方を得る事ができるし、 若い娘や猫に変えてしまえば諏訪原の力でも倒す事ができる。 だが逆に、強い参加者を双子に変えてしまったら、絶望しか残らない。 それがこのアイテムの難しいところだ。 だが、そうは言っても峰の話を丸呑みして鉄刃を頼るのもどうか。 結局のところ、諏訪原には妙案など浮かぶはずもなく、やはりできる事は切腹しかない。
「峰、お前の話を聞いても、やはり俺には強いだけの少年には希望が持てない」 「何でよ、単に強いだけじゃないって言ってるじゃん」 「強さと性格、どちらもこの状況では役に立たんと言っとるんだ。 もし、脱出の手段が見つからず、お前と少年の二人だけが残されたらどうするつもりだ」 「どうって、言われても……」 「その少年の強さがお前の身に降りかかるのか、あるいは、その少年がお前を助けるために自殺するか。 どちらにせよ、悲惨な最期しかない」 「そんな事、最初から決め付ける事ないじゃない!」 僅かな希望になど、すがるつもりはない。潔く切腹する事こそ武士の誉れ。 「ふん、なんとでも言え」 再び、諏訪原は正座し、切腹の体勢をとる。 「止めなさいって!」 諏訪原手作りのナイフを横取りし、さやかはそれを遠くに放り投げてしまった。 「諦めるのは、刃に会ってからでも遅くないでしょ」 しばらくして…… 結局、さやかが諏訪原を押し通し、二人で刃を捜索することになった。 もちろん、諏訪原は何かあったらすぐに切腹する腹積もりである。
【E-7 山間部/早朝】 【諏訪原戒@焼きたて!ジャぱん】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、呪泉郷の水六種 [思考]1.鉄刃を捜索する。 2.場合によっては切腹する。 【峰さやか@YAIBA】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、支給品(不明) [思考]1.鉄刃を捜索する。
下手な文章の書き込みすいません。 単に、呪泉郷の水が出したいから書いてみました。 かなりバランス壊す気がするんですが……いいでしょうか?
いきなり切腹かいw 面白い、GJ!! 呪泉郷の水は大丈夫だと思う。 弱キャラの切り札になるし。
それはいいが6種は出しすぎじゃないかい。 基本的に皆1個ずつなんだから。
1個だけにして、それが6種類のうちのどれかわからない、としたほうがいいのでは? 限定させると自由度も減るし。
そこは周囲に何も無い田舎道、参加者が各地へ散り散りに飛ばされた直後のこと。 「アイテテテッ」 路上に放り出された学生服の少年が頭を擦った。幸いにして怪我は無いようだ。 彼の名は吉田剛。小柄で器用さが売りの野球少年だ。上杉達也を尊敬して野球部に入り、達也を 慕っていたが、成長し周囲に中々の投手として自信が付くと増長してタメ口になり、達也とエースの 座を争おうとしたが、その直前に家の事情で渡米。その後に別の高校のエースとして立ちはだかるも 実力差は以前以上に開いており、古巣の面々に容赦なく滅多打ちにされた彼である。 「ナレーション、ちょっと説明が長すぎねぇか?」 君のようなに古い作品の脇役だと、シッカリ人物紹介しないと最近の人はついてこれないんですよ。 「い、一応アニメじゃ3話くらいメイン張ったんだぞ……ちょうど20年前の話だけどさ」 そんな風に一人でブツブツと呟いている少年の後ろに立つ一人の影があった。 「人の話を……ん、後ろ?!」 「ミスター横島、何を一人でブツブツといってますか?」 「うひゃぁぁっ!!!」 情けない悲鳴を上げて振り向く吉田の前には、ピンク一色の女性が立っていた。ピンクの髪、ピンクの レザースーツ、スカートにブーツ、手袋までピンク。頭には妙なアンテナの付いた髪飾りをしている。 滅茶苦茶に派手な格好のはずだが不思議に地味に見えてしまうのはツヤ消しの原色だからか、 彼女の眼に生気が無いからか。 「あ、いや。一緒に飛ばされてたんですか。気付かなくてえっと……横島って誰? 俺、吉田だけど」 「……声紋一致、その他13項目不一致。申し訳ありません、人違いです」 恐る恐る尋ねる吉田に、抑揚の無い声でピンクの女が答えた。 「私はマリアです。ミスター吉田をマスターとして認証。以後、指示に従います」 「はぁ?!」 いまいち状況のつかめない吉田を尻目に、マリアは説明書を見るようにと答えた。
「…えーと、つまり君はアトムみたいなロボットで僕が操縦するって事?」 10分ほど説明書を流し読みした吉田が首を傾げながら問うと、マリアが首を縦に振った。 「正確にはロボットではなくアンドロイドで、操縦ではなく行動指示です」 「例えば僕があの木に向かって『パンチだ鉄人!』とか『ミサイル発射!』て言うとしてくれるわけ?」 疑いの眼差しの吉田が道端に生えている大き目の木を何気なく指差した。 「イエス、ミスター吉田」 抑揚の無い声で言うが早いか、道端の木をロケットアームでへし折り、二の腕からの小型ミサイルで 一瞬にして粉々の木片に変えた。それを見た吉田が唖然とした表情でポカーンと口を開ける。 「も、もしかして波動砲とかビームを出したりできる?」 「イエス、ミスター吉田」 マリアは手から高出力のレーザー出して見せた。 「そ、空を飛んだりとかは?」 「イエス、ミスター吉田」 マリアは吉田の手を掴むと足からジェットを噴出させて飛び上がる。 「わわ、飛んでる! ホントに飛んでるよ!」 吉田は子供のように目を輝かせ、はしゃいだ声を出した。 「………すっげぇー! コレってヒーロー?! コレって主役?!」 「質問の意味を解りかねますが、たぶん違います」 マリアにしがみ付いたまま吉田が片手でガッツポーズを取る。
「よし、このまま島の……とりあえず建物のあるところまで飛んでけ!」 「イエス、ミスター吉田」 「凄い、凄いぞ! コレなら誰が相手だって勝てる。何だって出来……」 ピーコン! ピーコン! ピーコン! 興奮した吉田の言葉を遮るようにマリアから変な音が発せられた。 「なんだよ。このウルトラマンのカラータイマーみたいな音は」 「エネルギー残量少の警告音です。無駄なエネルギーを使いすぎました。スリープモードに移行します」 「え?! 何で突然そうなるんだよ!!」 「ドクターカオス、アパートの電気を止められていました。墜落します。衝撃に備えてください」 「えぇぇぇ!!」 ドゴーン! 「アイテテテッ、もう少しまともに着地しろよ」 下が草原だったからか、低空飛行だったからか、マリアが庇ってくれたのか、吉田は擦り傷で済んだ。 「おい! 聞いてるのかよ!」 怒鳴ってみたがマリアは返事をしない。眼は開いているが揺すっても300kg近い体はピクリともしない。 「し、死んじゃったんじゃないだろうな。ってこいつロボットだし。エネルギーとかなんとか」 慌ててディパックから分厚い説明書をパラパラと取り出しエネルギーに関する項目を捜す。 「あったコレだ! えーと充電は家庭用100Vのコンセントでいいのか。簡単じゃん脅かすなって」 意外と簡単な充電方法に吉田が安心して笑う。 「そうだ。まだまだ始まったばかりだ。僕はヒーローになんだ。コンセントさえあれば………」 そこまで言って吉田は我に帰った。周囲には電源どころか送電線すら周囲には見えない。 「コンセント……」 草原のど真ん中で吉田は呆然と立ち尽くした。
【B-2からC-2(草原部)へ移動/早朝】 【吉田剛@タッチ】 [状態]健康 [装備]なし(学生服) [荷物]荷物一式(食料&水二日分、分厚いマリアの説明書) [思考]1.電源を捜してマリアの再起動 2.生き延びる [備考]支給品『マリア@GS美神極楽大作戦』はエネルギー切れ
吉田剛を投下しました。 マリアの外見はアニメ版を参考にしました。 声に関しては吉田と横島が同じ声優さんという小ネタで深い意味は無いです。 他に声優ネタが出来そうなのは朝倉南と天道あかねくらいかな?
107 :
作者の都合により名無しです :2006/08/05(土) 17:42:02 ID:p2QIWCjgO
乱馬=犬夜叉=新一も同じ
新一はいないけどね マリアはバランサブレイカーになるんじゃないかと思ったけど 電池切れなら大丈夫だね 充電する方法はかなり限られるし
刃とコナンも一緒だったんだが……。・゜・(ノД`)・゜・。ウエエェェン それはそうと、マリアとはいい感じの支給品だな。 これで、一般人も化け物連中と闘う希望が持てる。
ところで、2つぐらい気になっている事があるんだが…… 書き手のルールはどうなってるんだろ。 まとめサイト見ても前スレみても、テンプレ見ても載ってない。 これを決めておかないと、現在物言いがついているSSの修正がどうなるか分からない。 (個人的には、序盤なんだし少々の矛盾や無理は無視して、さっさと次を進めてほしいんだけど) 修正/破棄/通しのどれかが決定しないと、次のSSを書く人が困ると思われ。 あと、細かい事だがまとめの現在位置が読めない。 これって俺だけ?
なんか支給品に後のことを考えてないものが多い気がします リレーしてもらいと本気で考えてるんでしょうか
もう少し、具体的に言おう。
>>95 修正します。
一方で鉄刃を知らぬ諏訪原は、さやかのいう事を信じきれない。
大体、ここから逃げ出せる希望を持つものなら、なぜ捕まったりしたのか。
外の世界から、その男が助けに来るなら分かる。だが、実際にはその男も自分と同じく主催者に捕まった被害者ではないか。
そんな者を信用できるというのか。いや、できる筈がない。
それならいっそ、与えられた支給品を用いて運任せの優勝を狙ったほうがマシというものだ。
諏訪原は自分に与えられた水を思い出す。
異なる変身能力を持った水がペットボトルに入っており、中の水を浴びることで、何かに変身できる。
変身する事ができるのは、アヒル・猫・闘神阿修羅・善人・双子・若い娘などのどれかであるが、
どれに変身するかは全く分からない。
強い参加者を、運良く善人にする事ができれば、心強い味方を得る事ができるし、
若い娘や猫に変えてしまえば諏訪原の力でも倒す事ができる。
だが逆に、強い参加者を双子に変えてしまったら、絶望しか残らない。
それがこのアイテムの難しいところだ。
だが、そうは言っても峰の話を丸呑みして鉄刃を頼るのもどうか。
結局のところ、諏訪原には妙案など浮かぶはずもなく、やはりできる事は切腹しかない。
>>112 今までのランダムアイテム
・ヒヒイロカネの剣(めちゃくちゃ丈夫な剣)
・チェシャキャット(バリア発生装置)
・心眼のバンダナ(自意識もちの冷静なアドバイザー、装着者の潜在能力を引き出す)
・錫杖
・血種(デメリットはあるが強力な暗器)
・獣の槍(対妖怪用最強武装、ただし人間には効果無しでそもそもうしお以外には使えない)
・青酸カリ
・闘鬼神(強力な妖剣・未熟な使用者は剣に乗っ取られる)
・じゃパン2号&炊飯機
・腕時計型麻酔銃
・対火対雷の符
・一億円入りジュラルミンケース×2
・血と雷(電撃を発する剣)
・雷撃刃(電撃を発する槍)
・偽火(炎を発する手甲)
・磁双刀(自在に反発し引き寄せあうことのできる二振りの刀)
・神通棍(霊気を帯びさせることのできる伸縮ロッド)
・天生牙(使い手次第では死者すら蘇る回復アイテム、使いこなせなければ唯の鈍ら刀)
・蛮龍(何でしたっけ?誰か教えて)
・特大のヘラ(お好み焼きを焼く時のヘラを巨大化したもの)
・スナイパーライフル
・心眼(読心アイテム)
・物干し竿(如意棒の刀バージョン)
・門構え&無名(門構えの付いた漢字の意味を具現化するトリッキーなアイテム)
・呪泉郷の水(水を浴びると特定の形態に変身するようになる呪いの水)
・マリア(豊富な内臓火器とロケットランチャーの直撃に耐える装甲・飛行能力などを備えたアンドロイド、燃費はかなり悪い)
扱いが難しいのは獣の槍・心眼・門構え・呪泉郷の水ぐらいでしょ。
バンダナやマリアのような自意識もちのアイテムは他の露和でもよくあるし。
あとは比較的扱いやすいモノばかりだと思うぞ。
蛮竜@犬夜叉は七人隊の大将である蛮骨が使うとてもでっかい剣
>>118 サンキュー!
七人隊か、ちょっと犬夜叉を読み返してみる。
> ・獣の槍(対妖怪用最強武装、ただし人間には効果無しでそもそもうしお以外には使えない) 人間相手にもちゃんと使えるよ。持ち主の意志で人間を透過できるだけ。 真の持ち主はうしおだけど今まで仮の持ち主としてなら何人もいたからある程度霊力あれば大丈夫だろ。 > ・天生牙(使い手次第では死者すら蘇る回復アイテム、使いこなせなければ唯の鈍ら刀) 原作では蘇生以外やってない。回復アイテムとするのはどうか。 なんつーか、特殊なアイテムばかりで銃器とか完全殺人用アイテムが少ないね。
>>120 すまん、普通の槍としてはつかえるな>獣の槍
あと槍の持ち主に霊力は関係ないかと。
日輪ら伝承候補者対して無反応だったし、逆に歴代所有者では霊能力の無い
者もいるし(草太郎や紅煉になった人など)。
テンセイガはこちらのミスでした。
あと、銃火器は少ないけど剣とか槍とか棍とかは多い。
つうか案外外れアイテムが少ないな。
こんな流れなのに、ジャぱんの達磨を出そうと思っている俺って空気読めてない?
やはり考えれば何かしらの使い道のある支給品を持たせたいと思ってしまうな。 電撃武器でマリアの充電出来るかな? 美神に使うとタイムワープしそうだけど。 ところで現存する重火器って支給品にして良いのかな? 機関銃とかマグナムとか
この中で外れアイテムっぽいやつ。 時計型麻酔銃 一撃で人を眠らせる効能や、麻酔銃である事を隠した形状を考慮しても、 殺傷能力がない点や一発しか打てない点など弱点が目立つ。 錫杖 確か、何も効果なかったよね? 一億円入りジュラルミンケース×2 この島で一体何に使えというのか? 単なる盾にしかならない。 しかも、変な奴を誘き寄せそうな…… 外れアイテムもきちんとあると思うから、バランス取れてると思う。 個人的には、上の三つのアイテムを出した人に敬意を表する。 使えるアイテムだけじゃバランス悪いわな
>>123 変にマニアックなのでなければいいと思う。
すでにスナイパーライフルが出てるし、他のロワでも拳銃とかは出てくるから問題ないと思う。 それか出典をGSやスプリガンにするとか。 スプリガンだけでもざっとこれだけ使われている。 拳銃:IMIデザートイーグル・グロッグ19・ワルサーP5・シグP226 サブマシンガン:H&KMP5SD・ワルサーMPL・ステアーTMP 自動小銃:G3A3・ステアーAUG・GIATファマス・AKM 機関銃:FNミニミ・サコーM60・GEM134“ミニガン" ショットガン:スパス12
錫杖は一応は法力を増幅する効果もあったはずだが、基本的に使い捨ての消耗品。
というか錫杖は@うしとら?@犬夜叉? どっちもあまり変わらない気はするが・・・
>>121 ジャぱん2号を忘れるな!<はずれアイテム
前スレ埋めろよ
達磨@焼きたてジャぱんは出してもよろしいでしょうか?
ごめんパン読んでないからわからないんだけど達磨ってどんなアイテムなの?
>>132 達磨@焼きたてジャぱん
究極の古代小麦。現存するどの小麦よりも美味い。
食事の後にリアクションを取れる人間なら、達磨を食べただけで達磨に変身してしまうほどに美味い。
現在、人格改造パンを製作するため焼きたてジャぱんの主人公東と仲間の河内が究極小麦:達磨の取得に向けて頑張っている。
達磨って小麦かよw おもしろそうだし出してもいいんじゃない?
リアクションは無しじゃなかったっけ?
リアクションはなしか……発動が厳しいから制限付でありにすると面白いと思ったんだけどな。 パンの材料(支給品にするつもり) パン職人(3人しかいない) パンを作れる場所 リアクションができる人間(高度なリアクションはピエロしかできない) こんだけ、条件そろわないと発動しないんだから……
条件揃えられて原作のような無茶なリアクションされても困るだろ 変身が当然の世界、過去の逆転、タイムスリップ、気体化とか勘弁してくれよ ロワなんだから 前にもあったけどパンタジア新人戦あたりまでのリアクションに抑えるべきだ
>達磨@焼きたてジャぱん > 究極の古代小麦。現存するどの小麦よりも美味い。 小麦の名前 >食事の後にリアクションを取れる人間なら、達磨を食べただけで達磨に変身してしまうほどに美味い。 1.食後にリアクションの取れる人間 2.達磨という小麦を食う リアクションが無しになったのを知らないのなら、理由も知らないんだよね? それを調べてから、『出しても良いんじゃないか?』という内容の発言をした方が良いと思う・・・
全スレから拾ってきた 907 :作者の都合により名無しです :2006/07/24(月) 17:13:13 ID:NpWieU6k0 新作乙 九能が原作のままで、感動した。 話が変わってすまんが、東を書こうと思っているんだがリアクションはどの程度までありだと思う? 908 :作者の都合により名無しです :2006/07/24(月) 18:04:52 ID:7cHKNAzUO パンは詳しくないんで上手く言えないが、とりあえずタイムスリップはなしだろうな 909 :作者の都合により名無しです :2006/07/24(月) 18:31:52 ID:RlimKUXX0 今のリアクションは何でもアリだから原作初期、新人戦までくらいのリアクションでお願いしたい ただし死亡なし 910 :作者の都合により名無しです :2006/07/24(月) 20:08:21 ID:NpWieU6k0 そっか…… 考えていたのは、時をかけるリアクションとか、ダムになるリアクションは制限で押さえて、 東をマイスターと戦った後(コッペパン作成後)で登場させる。 で、人格改造のパン(ロッテファン)を使おうと思っていたんだが…… 考えてみたら色々厳しそうだな。
>>138 いや、制限は付けるべきだと思っています。
どの程度の制限かどうかは書き手次第だと思っていますが……私は達磨を出すだけにしようかと。
>>140 ごめんなさい、そもそも910は私です。
あの後、特に話が出なかったと思ったからリアクションは909でよいと思ったんですよ。
それと、その後考えが若干変わったんですが参加時期による制限よりも、
効果による制限のほうがいいと思う。
・ タイムスリップなし
・ 死亡なし
・ ……
・ 人格変異あり(駄目?)
911 名前: 作者の都合により名無しです [sage] 投稿日: 2006/07/24(月) 20:59:16 ID:AT0fcVOyO それやると簡単にマーダーができるかもしれんが、マーダーが超善人になる場合もあるからなぁ 他ロワでよくある○○化みたいなのになりそうだ あ、続きあった。人格改造パンも無しか……
それをOKにするとなぜ他のリアクションが駄目なのかということになってくる 同じリアクションなんだから 一律禁止にしたほうが揉めない
そうやなぁ……って言う事は、パングループは新人選の後って事で。 人殺しパンは板がないと作れないから無問題だし。 って言う事は、小麦も達磨じゃなくて単なる小麦で良さそうだなァ
あれはただの感動のたとえ? それとも本当に体に影響してるの?
実際に影響しているみたい。 ゴザになってしまった人間。 ダムになってしまった人間。 歴史を変えてしまった人間。 etc いっぱいいる。 脱出派の希望(実際には制限かけて脱出できないようにする)になると思って 小麦を出したいんだよ。 もちろん、実際に脱出できるようにしてもいいかも知れないけど。 脱出できなくても、「もしかしたら?」って希望が抱けるアイテムがあるのって良くない? いや、もちろん制限は付けるよ。
しつこいなぁ・・・
支給品案なんだが、『APTX4869@名探偵コナン』なんかはどうだろう? 一応、毒だし。子供化するかどうかとかが問題だろうけど・・・
出してもいいけど、使う奴は絶対殺さないよな。 殺しても絶対、子供化させないのかよ、って文句でるよな。
結局、達磨は出してもいいんでしょうか?
>>148 それいいね、子供化するかどうかの基準は明確ではないけど
本ロワには青酸カリも出てるんだから、単なる毒として出してもいいし、
子供化用のアイテムとして出してもいいと思う。
OK、なんか揉めそうなんで達磨や小麦は出さない事にします。
そうしてくれ
154 :
少女A :2006/08/07(月) 08:40:39 ID:fwkQFB240
「何かと言うと『勝負』、二言目には『殺す』。どーして中華系の変態って、こーロクでも ない事しかしないかしらね?」 そんな風にブツクサ文句を言いながら天道あかねは荷物の確認をしていた。彼女の日常風景は 許婚である早乙女乱馬と出会ってからというもの騒動の無い日の方が珍しいくらい騒がしかった。 そんなこんなで訳の解らない状況に巻き込まれる事に慣れてしまっているのか、見知らぬ土地に 一人で放り出された不安を隠しつつも冷静に現状を把握する余裕は持ち合わせている。 天道あかねにとって今回のゲームは『また新しい中華系の変態が傍迷惑な事を始めた』くらいの 認識でり、彼女の脳裏に思い浮かべられた中華猫娘やアヒル男など傍迷惑な変人奇人達の 同類として白面の者が新たに加えられている。一応、キツネ女と言えなくも無いので完全な 的外れでもないのだろうか。 「殺し合いをしろとか言ってた割りに、こんなんでどうしろって言うのよ」 ズシリと手応えのあるデイパックをひっくり返すと、出てきたのは水と食料、それに手榴弾が6個。 その生々しい殺傷兵器の説明書には可愛らしいイラスト入りで『ピンを抜く→投げる→爆発』と 描かれている。そんな事は見れば解ると、あかねは心底呆れたという顔で溜息を付いた。 実は手榴弾を投げられた事も、投げ返した事も一度や二度ではない。 「支給品はランダムって言ってたっけ。ハズレを引いたみたいね。こんなんじゃ九能先輩を気絶 させるのもやっとこさじゃない」 そう呟く彼女の脳裏に浮かんだのは、頭から椰子の木を生やしアロハシャツを着た校長の姿と その背後で手榴弾の爆発に吹き飛ばされる剣道部主将。2、3発では九能すら倒せないイメージが あるが、実際には手榴弾一発で数人の兵士を死傷させる威力がある。 「ま、いっか。これでも驚かすくらいは出来そうだし」 かなり恐ろしい事をサラリと言って、意外と重量のある手榴弾をデイパックに放り込み、軽々と 担ぐ。彼女も色々な意味で常人ではないかもしれない。 「さーて。早いとこ乱馬と良牙君を捜して、あの変態を懲らしめてもらわないと」 あかねは許婚と友人を捜しに道なりに歩き始めた。どうやら九能は当てにされていないらしい。
155 :
少女A :2006/08/07(月) 08:42:12 ID:fwkQFB240
「殺しあって、生き延びた奴が一番。化け物のくせに分かり易くていいネェ。まあ、俺様は 金さえ手に入れば他の奴がどうなろうと関係ないしな」 あまり大きくも無い建物の一室で、安っぽいスーツに身を包んだ金髪の白人中年が誰も いないのにオーバーリアクションで呟いた。 彼の名はトニー・ベネット。超能力の一種である発火能力が自慢の元CIAだ。殺人を楽しむ 彼にとって、このゲームは弱いものイジメの舞台でしかない。もちろん彼がイジメっ子だ。 もっと強いイジメっ子からは上手く逃げながら、弱い子をイジメようと企んでいた。 残忍かつ狡猾ではあるが色々な意味で非常に解りやすい性格をしているといえる。 「おおっと、最初の獲物はあのジャパニーズガールか」 二階の窓から外を見下ろせば、日本人学生であろう少女がキョロキョロと辺りを見回しながら 歩いているのが見えた。それが天道あかねという少女だとは知らないし、知る気も無かった。 「ヘイ、お嬢ちゃん。運が良いな。天国へ一番乗り決定だぜ。ひゃっひゃっひゃ」 ベネットは二階の窓から路上に降り立つと、天道あかねに高らかと宣言する。やってる事は 無意味だが、相手に絶望を与えて精神的にも痛めつけたいという彼の願望だった。 当然、あかねを戦闘力など無い小娘と侮っての行為である。確かにあかねの戦闘力など大した 事はない。だが外見で実力を判断するは彼の驕りと甘さであろう。 「な、なに言ってんのよ! どーせあんたも変態連中の仲間でしょ。近寄らないでよ!」 突然十m弱の場所に現れたベネットに驚いたあかねは、必要以上に大きな声で怒鳴り返して 身構えた。これでも無差別格闘天道流の師範代である。もっとも師範である父・天道早雲以外は 自分だけの流派なのだが。
156 :
少女A :2006/08/07(月) 08:43:45 ID:fwkQFB240
「そんなに身構えるなって。俺はガキの色気の無い身体には興味ネェーんだからよ」 「誰がペチャパイで寸胴で色気が無いですって!」 「そこまで言ってネーし、気にスンナって。すぐに黒焦げのガリガリになるんだからよ」 「はんっ!、ダイエットなら間に合ってるわよ! オジサンこそビール腹を何とかしたら?」 あかねは軽口を叩きながらも少しづつ間合いを離している。ベネットの下品な笑いを生理的に 受け付けないせいもあるが、妙な余裕が気に掛かった。変な特技や支給品を持たれている 可能性も考えれば、とりあえず『お前を殺す』と宣言している相手から離れるのは当然だろう。 ちなみにベネットは英語で、あかねは日本語だが何故か会話は成立している。細かい事は 気にしてはいけない。きっと二人とも語学力に長けているのだろう。 「まあ、そういうなよ。タップリ脂肪を燃焼さてやるからよ!!!」 ボォンッ! ベネットの掛け声と共にあかねの目の前に背の丈ほどある火柱が立った。ベネットの発火能力だ。 「こ、こんなもんで驚いてたら無差別格闘なんて出来ないわよ!」 あかねは気丈に怒鳴り返すが、その目は半分涙目になっている。火柱など見慣れているだろうが、 やはり目の前に出されると本能的に恐怖を感じてしまうようだ。普通の少女なら悲鳴を上げて腰を 抜かしても可笑しくない。 「その割りにゃ、今にも泣き出しそうだぜ。可愛い悲鳴で恋人でも呼んでみるかい?」
157 :
少女A :2006/08/07(月) 08:44:44 ID:fwkQFB240
(チッ、発火地点が手前にズレやがった。火勢も弱ぇ。変な気配が邪魔してやがる) 一箇所に念を集中すれば人体も一瞬で炭化させる威力を持が、多少条件が異なるようだ。 目の前の生意気な小娘を火達磨にするつもりが、どうも白面の者の妖気でベネットの発火能力が 弱まっているらしく、的を外したようだ。 「こ、恋人なんかじゃないわよ、あんな奴!!」 ボォンッ! そうベネットを殴ろうと前に出た瞬間、一瞬前まであかねのいた場所で炎が巻き起こった。 本来、あかね程度の格闘家が回避できる攻撃では無く、ベネットが弱まった発火能力に 戸惑っている御蔭で偶然回避できたに過ぎない。 「ちょこまかすんじゃねぇ!!!」 ボォンッ! ボォンッ! ボォンッ! ボォンッ! ベネットが凄い形相で睨み付けると、周囲に複数の炎が同時に巻き起こった。下手な鉄砲も 数撃ちゃ……という事らしい。続けて炎を撒き散らすが、思ったよりも発火能力に伴う精神疲労が 大きいらしくベネットはゼェハァと息を切らしている。 「キャッ!!」 その中の一つがあかねに当たったらしく、炎の向こうから短い悲鳴が聞こえた。一発当てれば 小娘などどうとでもなる、そんな風に考えたのだろうか。肩で息をしていたベネットが、ニヤリと イヤラシイ笑みを浮かべて余裕を取り戻す。
158 :
少女A :2006/08/07(月) 08:46:30 ID:fwkQFB240
「ひゃっひゃっひゃ。観念して…大人しく…ウェルダンになり……うひゃ!」 脅し文句の途中でベネットは炎の向こうから高速で飛んできた握り拳大の物体を辛うじて避けた。 負傷した少女が石でも投げて抵抗の意思を示したようだ。もう少し反応が遅れたら頭部に直撃を 貰っていただろう。腐っても元CIAのスプリガン。無差別に炎をばら撒いた為、視界が悪く なったのは仕方がないが油断した言い訳にはならない。再度、炎の向こう側から飛来する物体を 今度はシッカリと察知する。 「だから観念しろって言って…るだろうがっ?!!」 激昂し炎を叩きつけ撃ち落そうとする。怒りに身を任せた代償だろうか、飛んできた物体が 石ではなく手榴弾だと言う事に気付いたのは、炎を叩きつけるのと同時だった。 「ちょ、ま!!」 チュドーンッ!!! バンザイしつつも両手の中指と薬指だけを折り曲げて派手に吹き飛ぶベネットの姿は 様式美とでも言えばいいのだろうか。
159 :
少女A :2006/08/07(月) 08:52:07 ID:fwkQFB240
「ふざ…けんじゃ…ねえぞ…小娘!!!」 咄嗟に炎で身を守ったのか、爆発で数mも吹き飛ばされた割に軽症なベネットが勢い良く 起き上がる。体の傷は軽くともプライドには大きな傷が付けられたようだ。だが視界に写ったのは 薄れ掛けた炎、そしてスタコラと遠くに逃げて去る少女の後姿だった。その姿は小さくなっており 今から追っても捕まえられないだろう。自慢じゃないがベネットは体力のある方とはいえない上に 度重なる発火能力の使いすぎで息切れが酷い。 「覚えてろ…今度あったら…絶対…」 フラつくベネットが自分のデイパックから試験管のような物を取り出して中の液体を飲み干すと 途端にシャキッして気力に溢れてくるのが分かる。 「チッ、貴重な薬を使わせやがって!」 ポイ捨てされた空の試験管がパリンと砕けた。これが彼の支給品である。説明書に寄れば ファウードと呼ばれる異界生物の栄養液らしく、服用する疲労回復滋養強壮の効果があるらしい。 説明書を読んだ時は効果が疑わしくて捨てようかとも思ったのだが、効果があると分かると 態度を急変させ貴重品扱いだ。現金な彼の性格が良く分かる。 まだ少し頭がフラつくのだが、残りは数本しかないので無駄使いは出来ないと判断したようだ。 「許さねェぞ糞ガキがっ! 次に会ったら顔をベロベロに焼いて、殺してくれと懇願するまで ジワジワ焼き殺してやるっ!! 必ずだっ!」
160 :
少女A :2006/08/07(月) 08:53:42 ID:fwkQFB240
ベネットと遭遇した所から数km逃げた天道あかねは物陰で、蹲っていた。 その身に受けた炎は他方に分散していたせいか火力が若干薄く、咄嗟に顔を庇った左腕は 酷い火傷で醜くただれてしまっているが、引火した上着を素早く脱ぎ捨てるなどで大事を 避ける事は出来た。逃走時は痛覚が麻痺していて気にならなかったが、落ち着くにつれ痛みが 体を蝕んでくる。 「痛いよう……お姉ちゃん、お父さん、東風先生、誰か助けてよ。………乱馬、どこにいるのよ」 いつもと違い孤独という状況が腕の痛み以上に精神に圧し掛かってきて、少女の目から 涙が零れ落ちた。 【B-4/ゲーム開始から1時間半程経過】 【天道あかね@らんま1/2】 [状態]左腕に酷い火傷 [装備]なし(制服の上着は脱いだので夏服) [荷物]荷物一式(食料若干減、水二日分、手榴弾4個) [思考]1.早乙女乱馬、響良牙との合流 2.ゲームからの脱出 【B-3(釜石村役場付近)/ゲーム開始から1時間程経過】 【トニー・ベネット@スプリガン】 [状態]健康(精神的に多少疲労) [装備]なし。 [荷物]荷物一式(食料若干減、水二日分、ファウードの栄養液(@金色のガッシュ)数本) [思考]1.弱い奴らから焼き殺す 2.ゲームで優勝する
天道あかねとトニー・ベネットを投下しました。 銃火気を持たせようとして結局、素人でもそれなりに扱える手榴弾にしました。 (あかねは投擲ではなく直接ぶつけようとしていますけど)。 アドバイスくれた方々、ありがとうございました。 ご意見ご感想よろしくお願いします。 トニーの項目を修正します。見直しが甘くてすいません。 [状態]軽度の裂傷(行動には支障なし、多少疲労) ところでファウードの栄養液って心の力回復で、飲んでも怪我は治らなかったよね?
回復する 漫画では頭の混戦の時に重症の仲間に飲ませようとして何度も失敗してるが・・・
>少女A 乙です るーみっくの様式美に汚染されたベネットに笑った ベネットはわかりやすい悪役でいいな 回復液については自分はよくわからないので詳しい人の意見待ち 個人的にはひとつくらい回復アイテムがあってもいいとは思うけど
>>161 トニーがいい感じに小悪党だなw
ランダムアイテムとの相性が良いからマーダーとしても期待できるし。
あとお勧めアイテム
・神酒@うしおととら
アイヌの神カムイコタンの持つ希少な酒。杯一杯呑むだけで強力な神通力を得られる。
作中では真っ二つにされて弱っていたとらが此れを呑んでほぼ完全回復した。
・おむすび
東の妖怪の長からもらった笹の葉で包んだおむすび。いくら食べても減らない。
・碑妖弓
白面の部下である血袴が用いる弓。碑妖を矢とし、命中した碑妖は相手に喰らい付く。
折りたためば刀にもなる。
・石喰いの鎧
大怪虫石喰いの妖気を宿す石の甲冑。非常に頑丈で霊的な防御力も備え、攻撃に対して
は鎧から生える石の蛇が自動的に反応・反撃する。
少女A乙です。 トニーっていい感じのキャラじゃん。もちろん、ロワ的にww
亀レスだが天生牙について。 せっかく、婢妖が全参加者の体の中に入ってるんだから、 生き返らせたら、その瞬間に生き返った者と生き返らせた者の二人を 殺してしまうっていう設定にすれば解決するんではないだろうか?
そしたら出す意味が全くない。それよりかは普通にハズレアイテム出したほうがいい。
あかねって物騒なキャラだな。って思ったら原作通りだった。GJ
>>167 そんな事ないんじゃない?
参加者達を騙すトラップとして活用できるよ。
生き返りのアイテムがあるヤター→でも、死んじゃった。ショボーン
170 :
作者の都合により名無しです :2006/08/08(火) 17:01:11 ID:5tKEMRr/O
>>169 そういう設定なら天生牙を主催者が出す理由がない。
あくまで主催者は参加者同士で『殺し合い』をしてほしいのであって。
使ったら二人もいっぺんにおもしろみもなく死んでしまうアイテムは
主催者にとっては何の意味もない。(ズガンは序盤の醍醐味、後半は基本的に駄目
そういう設定なら例えば『呪いの蝋燭に火をつけたらその火が消えると
火を付けた人間は死んでしまう』という支給武器の方がまだまし。
(サンデーにそういうアイテムのある作品があるかどうか分からないけど
どっちにしろ、修正か破棄か通しかはっきりしてくれない事には続きが書けない罠
これだけ指摘されてるのに、なんでNGにならんの?
>>171 だったら、天生牙を一回使ったら婢妖がどこかへ持っていってしまうっていう設定はどう?
つまり、一回だけ生き返らせる事が出来る。
それで、その旨を次の放送で参加者全員に伝えれば、一般人をマーダー化する手段にも使えるし、
天生牙を巡る参加者たちの争いが見られて面白いと思うんだけど。
もちろん、一回だけ生き返らせると言ってもデメリット無しで生き返らせる必要はなく
生き返らせた後に、原作であったみたく婢妖を使って生き返った人間の記憶が無くなってる
とかにしてもいい、生き返った直後に死んでもいい。
一回こっきりの蘇生アイテムで参加者を振り回した挙句、生き返った後すぐに殺される(生き返った者だけ)
っていうのも、白面の性格の悪さが出ていて面白いと思うんだけど
天生牙は色々と議論されているから置いとくとして、 他の支給品に関して考えてみた。 ・「心眼」 周囲に知られなければ、普通に「名探偵だから」で誤魔化せるし、 他人の手に渡りさえしなければ対処は難しくなさそう。 紅蓮とか戦闘系には読心しても負けそうだし(まともに戦えばメドーサの勝ちと思う) ロワの醍醐味である心理戦を放棄しているので死亡フラグとも思えるけど。 ・「呪泉境の水」 ランダムで一つになったのでさほど問題なさそうだけど、 動物化はともかく若い女とか別キャラにしてしまう効果は影響が大きそう。 ・「心眼のバンダナ」 能力的には問題ないが、同作品内アイテムでしかも 元々本人が使用していたアイテムというのは、なんとなく不満が残る。
もうすっぱり天生牙は諦めた方がいいと思う 例え一回だけでも死者蘇生がどれだけ問題になるかは考えるまでもない 序盤だからって無理な展開を押し通したら後が面倒だ やっぱり修正か破棄が必要だよ
>>174 が言いたいのは蘇生ではなく、白面の性格ね悪さを強調させる道具として天生牙を使うって事だろう。
生き返った直後に殺せば何の問題もない。
>>175 >同作品内アイテムでしかも 元々本人が使用していたアイテム
これについては、今後BR企画をやる時にはで盛り込んでおいた方が良いよね。
バンダナだから微妙だけど、自身のアイテムが手に入るとか幸運すぎる。
つーか、k(ry
心眼は、空気を読める人なら戦闘のできるキャラには渡さないだろうし、
泉も、キャラ改変につながる効果は出さないんじゃない?
>>177 一参加者のアイテムの効果を晒すなんて有りかよw
幸運といえば幸運だが、不運といえば不運だな。
放送時には、見た目や現在位置なんかも教えちゃったりするのかなw
これも、天生牙の為のルールって感じで萎えるけどな。
×これについては、今後BR企画をやる時にはで盛り込んでおいた方が良いよね。 ○これについては、今後BR企画をやる時にはSSを書く時のルールにでも盛り込んでおいた方が良いよね。
呪泉郷の水は当該SS内でさえ、使いにくいって言われてるんだから 使わずにアイテムが破棄される可能性があっても全然おかしくないんだよな。 とりあえず、今の段階だと大きな矛盾はないんだから勢い付けてぱーっと行きたい所なんですけど。
今、気が付いたんだがトニーの現在地ってB-3じゃなくてC-3じゃね? 村役場にいるようだし。 別にB-3でも良いんだけど、同作品の芳乃が近くにいるから 間違いなら離しておきたいかなと
ちゃっかり、C-3になってるまとめサイト…… 役場の近くっていうんで、悩んだんだろうな。
>>175 あのさー、バトロワなんだからアイテムは他に渡る可能性は当然として考えてくれよ
後で処分すればいいよね、とかあのキャラに渡らなければいいよね、とか
例えこうなっても後で殺せばいいよね、とかホント……
そういう思考はハッキリ下策以外の何ものでもないと思うよ
そんな一回使って終わりとか一発ネタの為に支給品枠使わないで欲しい
ちゃんと殺し合うためのアイテム出してくれ、マジで
68個あるランダムアイテムの中には消耗品もあるよ。 じゃぱん2号とかね。天生牙で参加者引っかき回せるんだから、 俺は消耗品よりもマシだと思う。 それに、殺し合いを助長するアイテムではあると思うぞ>蘇生アイテム。
デメリット無視してまで通すほどの作品か? 制限や特別ルール付けなきゃならない時点で後の書き手束縛することに気付いてくれ フォークでも出された方がよっぽどマシだ
一読み手として一言(聞き流してもらってもかまいません) 自分は修正(もしくは破棄)すべきだと思う。 どのロワでも、蘇生アイテムは基本的に禁止だし。 他のロワは関係ないって意見もあるかもしれないけど、 他で禁止されてるって事は、それだけ企画崩壊の危険性が高いってわけで。 これをここで通したら、中盤あたりで荒れる可能性が高い。 そうなってから修正しようしても、無理に近いと思う。 だから、今のうちに修正とかしとくべき。
そろそろ、IDが変わったと思うので俺=ID:SQgajsxu0です。
擁護派は俺しかいないみたいだし、破棄にしてしまうか。実のところ
擁護以上に、手早く決めたいという気持ちがあった。
で、ちょいと、自分なりに最後の悪あがきとして修正してみたんだが、どうでしょう?
出来る限りもとの書き手の文を崩さないようにしてみた。
>>24 修正
---
「そういや、この中何が入ってんだ?」
本来最初に確認すべきザックを今頃開けてゴソゴソと中を探り出す。
「お、食い物じゃねぇか。ちょうど腹減ってたんだよなあ。」
モグモグと早速腹ごしらえをしながら更にザックを探る。
「水…とコンパス?それに紙に鉛筆、後は地図に時計…お、これはここにいる奴等の名前の名簿か?」
パラパラと見ると見覚えのある名も数人確認出来る。
「……さやか…」
一緒に住み、旅をしていたポニーテールの女の子が頭に浮かぶ。
「戦えないさやかは早いとこ探さないとな。」
ムサシの事も思い浮かんだが、老いたりとはいえ宮本武蔵。むざむざやられたりはしないだろうと考え、とりあえず後回しでも大丈夫と判断する。
これは共に旅を続けてきた頼もしい仲間に対する信頼でもあった。
そしてザックから最後に出てきた物は…
「お、刀じゃねぇか〜。こりゃ運がいいぜ。」
サムライである刃にとって通常刀はこれ以上ない頼もしい武器といえた。
「これで武器の心配もねえな。とりあえずさやかとムサシを探さないと…。取られた覇王剣も取り戻さねぇとな!」
刃が手にしていたその刀の名は…天生牙。切りつけるだけでは人を傷付ける事は出来ない救いの刀。
それも、この刀は白面が作った精巧な偽者、ただの鈍ら刀であり何の効力も持たない。刃はそんな事も露知らず、仲間を探しに走り出した。
自分が武器を持たないも同然の危険な状況にあるとも知らずに…。
現段階でNGはあまり出したくなかったんだが
>>187 で駄目ならNGにしよう。
俺は諦めた。書き手さんが来ないうちに・・・っていうのも、どうかと思うけど
元々名無しさんだったし、仕方ないか……
われながら、強引過ぎるな。。。NGか。 蘇生アイテム面白いと思ったんだが諦めるわ。
書き手本人が一人で擁護してたのかよ……しかも修正がレプリカって…… 鈍らでも立派な鈍器だろ。武器を持たないも同然はどっから出てきたの。 大人しく破棄にするか天生牙から離れろよ。
作者に無断で勝手に修正とか正気かこいつ…… さらに劣悪だし
「そういや、この中何が入ってんだ?」 本来最初に確認すべきザックを今頃開けてゴソゴソと中を探り出す。 「お、食い物じゃねぇか。ちょうど腹減ってたんだよなあ。」 モグモグと早速腹ごしらえをしながら更にザックを探る。 「水…とコンパス?それに紙に鉛筆、後は地図に時計…お、これはここにいる奴等の名前の名簿か?」 パラパラと見ると見覚えのある名も数人確認出来る。 「……さやか…」 一緒に住み、旅をしていたポニーテールの女の子が頭に浮かぶ。 「戦えないさやかは早いとこ探さないとな。」 ムサシの事も思い浮かんだが、老いたりとはいえ宮本武蔵。むざむざやられたりはしないだろうと考え、とりあえず後回しでも大丈夫と判断する。 これは共に旅を続けてきた頼もしい仲間に対する信頼でもあった。 そしてザックから最後に出てきた物は… 「お、刀じゃねぇか〜。こりゃ運がいいぜ。」 サムライである刃にとって通常刀はこれ以上ない頼もしい武器といえた。 「これで武器の心配もねえな。とりあえずさやかとムサシを探さないと…。取られた覇王剣も取り戻さねぇとな!」 刃が手にしていたその刀の名は…天生牙。切りつけるだけでは人を傷付ける事は出来ない救いの刀。 それも、この刀は白面が作った精巧な偽者、ただの鈍ら刀であり何の効力も持たない。刃はそんな事も露知らず、仲間を探しに走り出した。 天生牙(模造品)には説明書が添付してあった。 「この刀は特殊な力を持っています。使い手次第では死者を生き返らせることも可能です」 --- もう一度、挑戦、これで最後にする。 念のために意図も説明する。あと、書き手さんの名誉のために言うが俺は書き手本人じゃない。マジ 一番の意図は蘇生アイテムがロワ内に存在すると言う事実を使って、参加者たちを混乱させたいって事。 実際に生き返る必要なんてなく、生き返らなくても十分に参加者たちは混乱してしまう事が予想される。 そして、実際に生き返らせることができない、ってわかるのは持ち主の殺生丸だけだったりしたら、混乱状態も 長く続いていい感じだと思うんだが……下手な火力兵器よりよっぽど、人殺しに使えると思うぞ。
荒れてきましたね。 意見を言う時はまず、相手の主張を最大限受け入れるよう頭で考えてから、その後批判するしかないと感じた場合に出来る限り丁寧な態度と言葉で批判して下さい。 相手が人間である事をお互い忘れずに。 ちなみに私のはNG派です。 強いて意見を言えば早く決めて欲しいという事だけです。
まあ蘇生アイテムは確実に荒れるモトになるだろうな。
話の流れぶった切りますが以前、殺し屋と警察官(アシハナと後藤さんの話)書き込んだ者です。 ええっと一応今回用に書き直そうと思ってるんですが良いですかね?
>>195 いやだから、蘇生させなくてもいいの。
蘇生させる事が目的じゃなくて、蘇生を餌にして参加者荒らす事が目的なの……
それは分かってよ、だから蘇生アイテムは偽者でも全く構わないし、
機能しない蘇生アイテムでも構わないの。生き返りがロワでご法度っていうのは、俺も知っているけど
だからこそ餌になるんだろ?
>>196 いいんじゃないでしょうか。どちらも出ていませんし。
作者でもないのに修正してこれで駄目なら破棄とのたまう 作者でもないのにこの作品の意図を説明 何様ですか?
荒れた言葉はさらなる荒れを招きます。同じ意見を言うのなら、丁寧な言葉でお願いします。
いや、すまない。正直熱くなりすぎた。 せっかく、蘇生アイテムが出てきたんだから何とか利用できないものかと思ったんだよ。 すまんかった。
でもまぁ概ね同意 どうして許可なく修正してるんですか? そちらの方が書き手に対して凄い失礼じゃないですか?
はい、その通りです。大変申し訳ありませんでした。
蘇生アイテムの利用。案自体は悪くありません。 ですが、今回の場合書き手さんからの連絡も出来ない状態ですし、SSに対する修正も破棄も書き手様からは出来ません。 ですので、一旦SSを破棄にして蘇生アイテムは後程議論というのはどうでしょうか。 蘇生案、ロワとしてはありきたりだと思いますが案自体はいいと思いますよ。
というか模造品の天生牙なんて作中出てないのに許可していいのか?
すいません、スレッドを大きく荒らしてしまいました。 申し訳ありません。本日出した意見は全て撤回いたします。 混乱させて申し訳ありませんでした。
【NGについて】 ・SSが投下された後、 @72時間以内に正当な理由あるNG審議要請が出され、 Aその要請に基づいて皆で議論し、NGが妥当とされた場合、 作者は72時間以内に意思表明をする。 そして修正する意思があるならそこから72時間以内に修正ss投下。 規定時間内に意思表示がなされなかった場合、該当SSをNG認定する。 ・ただしNG認定後、当該SS登場キャラに 新しい動きがないうちに修正SSを書き上げたなら自由に投下可能 ・スレの意志の大半に支持されて修正要請がされて72時間以内なら何回でも修正は可
【議論の方法】 感情的にならずに冷静な議論をお願いします。また、冷静な感情を削ぐような発言も出来る限り慎むようお願いいたします。 ・議論は必ず丁寧語で行ってください。 ・慇懃無礼な言葉遣いにならないよう注意してください。 ・相手の悪感情を誘う表現は避けてください。 ・少しでも自分の非を認めた場合は、即座に相手に謝罪してください。 ・紳士的な態度を心がけて議論をお願いします。 ・相手に反論するときは、反論する意見を咀嚼しよく理解してから反論するようお願いします。
NG、議論のガイドライン草案を作ってみました。 ご意見お願いします。
時間制限のとこはともかく妥当なところかと。 例え完璧は無理でも心のありようが大事ですからねえ。 ところで 医療セット(注射器数本、メス数本、包帯、消毒液、輸血パック) というデラックスなセットを支給品にしようと目論んでみたのですが、どうでしょうか?
男が目覚めたのは灯台の展望だった。 見晴らしの良いこの場所でタバコを咥え、穏やかな海を見つめ考え耽る。 その男、阿紫花英良は始めに集められた部屋での出来事を思い出していた。 無残にも上半身と下半身を裂かれて殺された少女の事を。 いや、それよりも強く脳裏に焼きつく主催者の美女の冷たい眼を・・・ 「しかし殺し合いねえ。世の中には酔狂な嬢ちゃんも居るもんだ。」 もちろん主催者の女が人間でない事ぐらい、化け物と戦った事のある阿紫花にはその雰囲気で察知できた。 「はぁ・・・これからどうしやしょうか。」 世の中の裏社会で殺し屋をしてきた阿紫花である。 そして真夜中のサーカスとの戦いで死を覚悟した事もあった。 殺し合いなど今更恐れる事などではない。 しかし、殺しあえと言われても躊躇してしまう。 参加者に女子供が居るからか? 違う。女子供と言えど金を積まれれば殺してきた。それが黒賀の人形遣い「ぶっ殺し組」だ。 では、その金が積まれていないからか? 違う。最近は誰のお陰か割に合わない仕事もしてきている。 答えは一つ。 「あの時を思い出していけねえや・・・」 自動人形と呼ばれる奇妙な化け物共と戦う、これまた奇妙な人形遣い達しろがねとの戦いに何の因果か参加していたときの事である。 真夜中のサーカスを束ねる最古の四人の一人、パンタローネ。 その圧倒的な恐怖感に恐れをなし、ただ言われるがままどいてしまった自分に無性に腹が立った。 今、あの女の言う事をきいてしまうのはそれを繰り返す事と同じである。
黒ブタになってしまった良牙君を抱えながら私は森の中を駆けていた。私のせいでこうなってしまったのだ。一刻も早く彼を元の姿に戻す方法を見つけてあげたい。 けれど、ブタになってしまった人間を元に戻すことなど可能なのだろうか?ちょっとした絶望感を感じながら、私はまた別の参加者を見つけた。 顔はよく見えないが、背はそんな高くなさそうだ。もしかしたらゲームに乗ってしまっているかもしれないし、さっきの子の様に逃げてしまうこともありえる。 声をかけるのが少しためらわれた。けど、良牙君みたいな人もいる。それに人を信じることができなかったら始まらない。意を決してこの子に声をかけてみることにした。 「ねえ、ちょっといいかな?」 「ん?おおー!人じゃ!やっと人に会えた!俺は東和馬じゃ!」 どうやらゲームには乗ってないらしい。少し安心した。良牙君に会ったときも感じたけど、人殺しをする人なんてごく一部の人なのかと思ってしまう。彼は東和馬君といい、パン職人らしい。
一通り自己紹介が終わった後、話題はもちろんは良牙君のことに移った。 「そのブタうまそうじゃの〜。もしかしてバックの中に入ってたのか?」 やはり、事情を知らない人から見れば良牙君は100%食料らしい。このまま食べられてしまったらあまりに良牙君が報われない。そこで、信じてもらえないかもしれないが東君に良牙君に起こったことを話してみた。 「へぇ〜、じゃあこのブタは元は良牙っていうヤツなんじゃな」 「あまり驚かないのね」 「ああ、こんなこと黒柳のおっちゃんとかで慣れとるからのう」 「えっ!?ちょっとその話詳しく教えてくれない?」 「ええよ。まずは………」
東君の話によれば彼のパンを食べると、一回死んで蘇ったり、ダムになってしまったり、パンダになったりしてしまうらしい。にわかには信じ難いが嘘を言ってる様には見えない。 それらの話の中で特に興味を引かれたのがブタの貯金箱になってしまったという男の話だ。なんとなく良牙君のことに似ている気がする。東君のパンを食べればもしかしたら良牙君を元に戻すことができるかもしれない。 そこで東君に頼んでみることにした。 「突然で悪いんだけど、そのジャぱんっていうのを良牙君のために作ってくれないかな?」 「おう、お安いご用じゃ!だけど、俺はパンを作る材料を何一つ持ってないんじゃ…。バッグに入っとったのはこんなのじゃし…」 そう言って東君がバッグから取り出したのはマシンガンのようなものだった。こんなのを見せられたらいやがおうにもここが殺し合いの会場だということを意識させられてしまう。 やはり、私の認識が甘かったのだろうか…。 「そう…」 そう言って、ふと地図を思い出してみる。確か近くに村があったはずだ。もしかしたら何かパン作りに必要な物があるかもしれない。そのことを東君に話してみる。 「そうか!確かに村なら何かあるかもしれんのう!じゃあ、村に向かってレッツ・ゴーじゃ!」 そう言って東君は駆けて行ってしまった。本当にパン作りが好きなんだなぁと感じてしまう。けど、東君に会えて気分が軽くなると同時に現実を知らされた気がした。 ここが殺人ゲームの会場で、私たちは殺し合いを強制させられている。それが現実。けど、今は良牙君を元に戻せるかもしれない手段が見つかったことを素直に喜びたい。 淡い期待を抱きながら、私たちは駆けていった。
阿紫花が感慨に耽るのもそこまでだった。誰かが階段を上って来る。 マーダーの可能性を考慮し、支給されたナイフを構え臨戦態勢をとる。 が、相手は間の抜けた口調で話しかけてくる。 「おや、どうも。まさか先客がいるとはね。」 声をかけてきた後藤喜一と名乗る警察官。 阿紫花に警戒もせずに、まるで昔からの友人であるかのように話しかけてきた。 本人が言うには見晴らしの良い場所で少し休憩をしようとした所だったらしい。 後藤本人は殺し合いの場でいきなり出合った阿紫花に大して恐れる事もせずに他愛無い世間話を続ける。 なかなか、喰えない男だ。阿紫花はそう感じた。 「で、旦那はこれからどうするんですかい?」 話題も途切れ、本題を出したのは阿紫花だった。 「警察官として、こんな馬鹿馬鹿しい事は止めさせる。 と言いたいところだが、それをやるには一筋縄じゃいかないさ。 この島を脱出するにも、この首輪をどうにかしなくちゃならない。 それにゲームに乗ってる奴もいるかもしれんしね。」 飄々とした態度や口調は世間話をしていた時とは変わらない。 しかし、後藤の目付きがハッキリと違う事に阿紫花は気づいていた。 「でだ。おたくに頼みがあるんだが聞いてくれやしないか?」 「へぇ、そいつぁ一体なんです。」 「とりあえず、俺の部下を探したいんだが皆目見当が付かない。 それに俺は指揮を取るのが専門でね。自分から戦うというのには慣れちゃいない。 で、どうだろう。おたくも中々修羅場潜り抜けてるみたいだし、 俺の可愛い部下が見つかるまでボディーガード頼まれちゃくれないかな。」 阿紫花は思案する。どうせ何もやることは決めていなかったのだ。 損得勘定抜きでこの男と一緒に行動するのは面白そうだ。 「・・・で、お代はいかほどいただけるんで?」
【H-6 源五郎池南岸/早朝】 【毛利蘭@名探偵コナン】 [状態]健康 [装備]偽火@烈火の炎 [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.氷川村に行って東にパンを作ってもらう 2.コナン、小五郎、灰原、あかねを探す 【東和馬@焼きたて!ジャぱん】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、サブマシンガン [思考]1.氷川村に行ってパンを作る 2.河内、諏訪原、ピエロを探す 【響良牙@らんま1/2】 [状態]健康・Pちゃん [装備]不明(本人は確認済み) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.パンとかいいからお湯を手に入れたい 2.あかねを探す
【I-10 灯台/ゲーム開始から一時間半経過】 【阿紫花英良@からくりサーカス】 [状態]:健康 [装備]:オリハルコンナイフ@スプリガン [道具]:荷物一式(食料&水:2日分) [思考]:1.面白そうなので後藤に付いて行く 2.ゲームには乗らない 3.降りかかる火の粉は払う 【後藤喜一@機動警察パトレイバー】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:荷物一式(食料&水:2日分)支給品(不明:本人は確認済み) [思考]:1.野明、太田と合流 2.ゲームの阻止
なんか書き込みがちょうど被ったみたいですね・・・ jFD24Ap9ucさん、すみませんでした。
こんな夜更けにお二人さんともGJ。新作乙です。
219 :
希望と現実 :2006/08/09(水) 03:34:39 ID:g7SLq5aRO
投下終了。 こちらこそ被ってしまってすいません パソコンの調子が悪くて携帯から失礼します
新作乙、GJ ただ後藤隊長殿、このロワは首輪じゃなくて婢妖ですぜ
>220
そうでした。すみません。
>>214 の16行目
「この首輪をどうにかしなくちゃならない。」という台詞を
「腹の中にいる化け物をどうにかしなくちゃならない。」
に変更よろしくお願いします。
ダブル新作かッ!!
>>215 ジャぱんを食べたPちゃんはどんなリアクションをするんだろうかw
>>216 修正乙!!
大人コンビも期待大ですな。
最初に決めたときヒヨウで拘束ってのは反対でなかったの? 見えないもんに脅威感じるのはやっぱ普通人には難しいよ
だからオープニングで通常以上にグロイ見せしめをしたんでしょう?
ヒヨウはいいネタだろう。それより、まとめのオープニングにある遊園地の方が気になる。
>>209 ですが。特に意見がないようなら許容とみなしとりあえず書いてみます。
期待しています。
花菱烈火を書こうと思うんだが柳を烈火の炎の型にしていいか?
裂神は確か蘇生につながるっていうんで、 紅麗の不死鳥とともに禁止じゃなかっけ?
そうか、柳を型にするならスタート直後(というかスタート前)のSSしか無いんですね。 となると、親父まで戻っちまってるんだから烈火の元には全火竜がいることになりますね。 これは制限があるから平気ですかね、むしろ制限された中での工夫が面白いかもしれませんよね! 親父は天生牙と同じでリミットが無いし、オリジナルの火竜が作れちゃうのがネックとも言えないですが、 柳の例からして完全にオリジナルの能力になるわけでも無いでしょうし、それはそれで面白そうですよね! 個人的にはアリだと思います、でも他の方の意見を聞く為に予約しつつも一日は待った方が良いかもしれません。 ところで、うろ覚えなのでよろしければ教えて頂きたいのですが 不死鳥の能力で炎になった人って、確か喋れませんよね? それと、意思はあるんでしたっけ? 紅を見る限りではキャラ変わってますよねw
>>230 過去ログに落ちてるPart1から現行のPart3までを、
火竜、不死鳥、蘇生で検索してきたが見つからなかった。
悪いけど、どこらへんか教えてくれないか?
それと、これって蘇生といえば蘇生だが元通りじゃないというか
炎になっちゃうんだよな。
癒しの炎は強力すぎる 制限つけなきゃならないものを何故わざわざ増やすかね
チョット質問 物干し竿(メドーサの支給品)には、柄紐ほどいてタイムスリップって 特殊効果が在った筈だけど、その制限はどうする?
時間移動なんてしたらロワが成り立たなくなるし 完全に無しでいいんじゃないの? ただ伸びるだけの剣でいいよ
まさかそんな意見が出るとは思いもしなかったよ・・・・。 制限は全員にあるし、他ロワにも回復系の能力を持っている人はいるが 制限されて碌に回復できてないと思ったけど、違ったかな? 書く人任せだけど、碌に回復できないとか、 回復できても体力精神共に大幅に消費するとかで良いんじゃない?
まあ癒しの力があってもいいんじゃね?ヤバイと思ったら奇襲でアボーンすれば いいんだし。
>>238 制限もあるし、そんなヤバイと思われるような回復はできないんじゃね?
それに癒しの力が欲しいんじゃなくて、柳が欲しいじゃないかな。
>>239 それは、
>>207 が草案として纏めてくれた【議論の方法】 に従ってやれってことか?
勘弁してくれよ、煽り口調ならともかく普通の口調でそんな文句を言われたかないよ。
ところで、ただ『
>>207 』と書くだけだと個人的には
・丁寧語も糞もない・相手の悪感情を誘う・紳士的な態度には程遠い
って感じだけど、どう思う?
勝手に決めて勝手にやるのは、それこそ其方の勝手だが、
(まぁ、やれてないんだがなwというか、相手にだけ求めてるのかw)
他に強要するなよ、此方も勝手にやってる分には何も言わないからよ
こういう口調を受け付けられなくてスルーもできないなら、
それこそ外部でしてみたらどうでしょうか?
>>240 烈火はよく知らないから検討外れなこと言ってるかもしれないけど、治癒効果よりも柳云々の方が問題なんだと思う
瀕死程度でまだ生きてるキャラの傷を治すとかだけならともかく、退場済みのキャラである柳が絡むってのは……
原作読む限り浮遊霊みたいに使うならともかく 完全に独立した炎として使うには死体を取り込む必要がありそうだけど それはどうすんの?
>>242 退場済みっていうか、見せしめだよね。
俺は全巻持ってたんだけど売っちゃって今はうろ覚え程度なんだが、
とりあえず、炎になったら少なくとも喋れないかな。
それに火竜として一緒に居た方が、烈火も色々キツイと思うから良いと思うしな。
退場済みの柳が絡むとどう問題なのか詳しく頼むぜ!
>>243 飛ばされる前にチャッチャッと取り込んじゃいましたーとか?
「柳を烈火の炎の型にしていいか?」と聞いちゃうくらいだから
書き手さんにはなんか納得させられるようなアイディアがあるんでない?
> 炎になったら少なくとも喋れないかな。 原作じゃ思いっきりキャラそのままで喋ってたよ そして自分から能力使ってた
マジでか、うろ覚え過ぎたなw 紅とジショウのイメージしか無かったわw 喋る上に自分から能力を使っちゃったら不味いわな 柳は無しか、制限でお喋りと自我を無いって感じにするかの二択かなぁ…
>>246 一応ロワじゃ退場(死亡確認)済のキャラは蘇生禁止って感じだし(受け入れられた例っていえばラノワの由乃ぐらい?)
殺人者やその他の蘇生されたキャラに関わった奴の動向がわかっちゃうと問題だけど、自我無し意識無しならいい……かな?
なしの方が無難だと思うけど、うまく調理できるなら制限つきでいいんじゃねとも思う
でもそれで出す意味が果たしてあるのかって話になってくるけどね
出す意味とか考える前に、一度SS見てみたい。 っていうのは駄目なのか?
>>247 あぁ、なるほど
柳がダメってんじゃなくて、蘇生による殺人者情報とかが不味いのか
>>249 書き手さん次第じゃないかな、
没になるかもしれないけど書いてくれるかどうかって感じ?
251 :
作者の都合により名無しです :2006/08/10(木) 21:15:04 ID:Gatz1VqA0
>>251 やっぱり、そうなるね。ただ、書き手さんには何かのアイデアがあるんだろうから
見る前に出す意味を論じるのはどうかなぁって思ったんだけど、書き手さん次第だわね。
全く話は変わるんだが、刃SSは一旦NGにしないか?
天生牙がチトヤバイ
まぁアイデアが無くとも、自我が無ければ問題ってほどの問題は無いんだけどな… 天生牙は修正案も無いし、それ以前に修正宣言も無いしな。 というか、↑の理由からして既にNGじゃなかったの?
そうか、ならいいんだ。せっかく書いてくれたのに、刃SSの書き手さんには申し訳ない展開になってしまうわけだな…… 実力はありそうだったのに。まぁ、仕方ないか……
いや、確定したかどうかは知らないけど 修正宣言も修正案も無いんじゃNGしか無いじゃない
まとめサイト情報です。 1. 刃SSを一旦まとめから外しました。 それに伴いまして、現在位置マップや参加者紹介なども変更されております。 (刃SSのデータはバックアップしておりますので、いつでも復旧可能です) 2. まとめサイトに掲示板を追加しました。 現在、没SSスレと私(管理人)への意見窓口スレの2つのみが立っております。 前スレで書き手の方から、自身の誤字が気になるとの言葉がありましたが、 修正を希望される場合はいつでも受け付けますので、掲示板にご一報ください。 3. 書き手の方々へのルールを作成したいと思います。 トリップ必要性の有無や、書き手の方々へ向けた簡単な注意事項をまとめたいと思います。 ご意見があれば、お願いいたします。 以上三点を報告いたします。
刃SSの作者様へ 現在、天生牙に関する議論が発生しているため当該SSを一時的に削除しております。 書き手の方にとって、自身のSSが削除される事がいかなる苦痛かは想像できるつもりですが、 リレー小説/バトルロワイアルという形式のため、蘇生アイテムにはどうしても物言いがつき易いです。 私見ですが、あなたのSSは原作での刃の性格や雰囲気を見事に再現しており、文章も非常に高いレベルで 書き込まれているため、私個人としては、あなたに刃SSの差し替え(ないし修正)を行っていただきたいと思っております。 もし、こちらをご覧になったならばSSの差し替え(ないし修正)を行っていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
念のため、トリップを付けておきます。
「命があったらまたやり合おうね、鬼さん」 かすれていく意識に覆い被さる不敵な声は遠くなっていく。 拭えない屈辱へと沈み込みながら、鬼丸は気を失った。 どこか古くくすんだ光景。海からの風が吹き抜ける小さな学校の校庭で佇むその相手を見つけたのは自分のほうだった。 人だったときの名は鬼丸猛――自ら称して魔王・鬼丸。 このサバイバルの島で彼が見出した目的は己の腕で頂点を掴み取る事。 始まりの部屋で見た眼光鋭き者達全員を打ち倒し、最強を示すこと。 そして幸運とも言うべきか、転送された先で早くも目を付けた一人、表情に余裕を漂わせる男を見つけたのだ。 「喜ぶがいい。貴様は我が覇道の最初の標となるのだ」 勇んで校庭の端、金網の向こうの海を眺める男の背にいきなり言い放つ。 ボク?と言う感じで振り向いた表情には慌てた様子はなく、 それが底知れない、不敵な印象をさらに補強していた。 「名前くらいは記憶に留めてやろう。名乗れ!」 「その角…キミはもしかして別世界の鬼さん? ……うん、面白いな、ここは。 ああ、ごめん。ボクはアノン。地獄の守人の一族、ってこれはわからないかなあ」 「ハハハ、地獄の番人か! オレは魔王・鬼丸、いずれ世界を制する者だ。 ではいざ………いくぞッ!」
言い放つと同時に暴力性を顕わにした鬼は、乾いた校庭の砂を蹴って無手の拳で挑みかかる。 笑みを浮かべたままのアノンはその突撃をふわりとかわすが、鬼の勢いは止まらない。 日光により熱を帯び始めた砂の上で、片や両手、両足から繰り出されるラッシュ。 片や余裕を崩さぬままの的確なガード、激しい攻防が展開されていた。 ほぼ互角に見える接触の結末は防御の合間から一瞬に伸びる腕がカウンターで鬼を吹き飛ばす。 砂の上に二本の軌跡が残された。 「いいね、李崩君とどっちが上かなぁ。 ホント面白いや、ここは。キミみたいのが他にも沢山いそうだし。 楽しみだなあ」 「戯言を! 敗れゆく者が何を言うか!」 校庭の隅にまばらに配置された樹から鬼丸は枝をもぎ取り、構える。 剣とも、棒ともいえない細枝。しかし紛れなき武器は鬼がまとう気配を一段鋭く変えた。 気合とともに発した先程よりさらに速い踏み込み、さらなる速さで伸びる鬼の一撃。 変貌にわずか戸惑ったか、その一撃はアノンの反応速度を上回り、その肩を打った。 振りほどくように後退するその表情は驚き、そしてぞくぞくするような鋭い視線を一瞬垣間見せ、再び笑みへ戻る。 「武器の方が得意なんだね? いいなあ、まだ奥がある。楽しみだなあ」 「黙れ! その余裕の笑みがいつまで続く―――?…ッ!」 「快刀乱麻(ランマ)!」 対峙していた相手、アノンの右腕が突如巨大な刃物へ変化する。 強者が持つ勘…鬼丸の中で入った警報のスイッチが回避運動を促すが一歩遅い。 高速の一突きは手にした枝を呆気なくへし折り、遅れた分だけ鬼丸の腕を容赦なく切り裂く。 態勢を崩しつつもぎりぎりに倒れず踏みとどまった鬼丸であったが、その眼が次に相手を見たのは仰角30度、見上げる青の中。
>>258 管理人さん乙!!
丁寧な仕事振りには好感が持てます。
これからも書き手さんともどもがんばってください。
「百鬼夜行(ピック)!」 上方より、アノンの左腕がその形を変え巨大な突きとなって近づいてくる。 巨大な刃にこれは伸びる拳。 身体を武器に変貌させる、そういう力に不意を突かれたことを言い訳にしたくは無いが既に鬼丸は後手にはまり込んでいた。 避けられない。 何とかそれを受けようとした反応は見事であるとはいえ、いかんせん厳しい。 おどろおどろしい鬼面の鎧の一部を打ち砕くほどの重く、迅い衝撃にしたたかに打ち抜かれてぐらつく。 「両腕を武器に、これが貴様の力……!? この鬼丸が……ガァッ!!」 反撃、いや態勢を立て直す程の猶予さえ与えられなかった。 容赦ない追撃、更なる別の力か頭部を薙ぎ払う鞭のような攻撃が動きの止まった鬼丸へと襲い掛かる。 既に受けることはできず、しかし避ける動きはなおのことできない。 防具のない頭部への強打、視界が揺れる。 棒立ちとなった鬼に対してアノンが行使する鞭、波花は大きく振り回されて再び同一箇所を打つ。 直撃を浴び、転がるように吹き飛ぶ鬼の身体は天を眺めたまま大の字で倒れて止まった。 「命があったらまたやり合おうね、鬼さん」 背中の地面の感触、惨めな砂の臭い、頭蓋の震動、言い知れない屈辱。認められない敗北。 そんな思考も薄れていく。
「神器で疲れるってヘンな感じ。エネルギーの消耗……? 主催者さんの力かな、まあいいや。 そういうのも面白いかもしれないね。んー、それにしてもわくわくするなあ。 変わったことを考える人って結構いるんだなあ」 動かなくなった鬼に一度だけニコリと微笑み、それから背を向けて離れつつ一人呟く。 相変わらずその表情に余裕を湛えたままでアノンはさらなる「楽しみ」を求め、散策を開始した。 鈴子・ジェラードは能力者である。…が、その点に現在どれほどの意味があるだろう。 ノービーズ、ノーアビリティ。残るのはいくらか戦闘経験のある中学生。 見せ付けられた惨劇と能力さえ使えない自分のギャップはネガティブへのスパイラルをもたらす。 こうして転送された先の保健室と思しき部屋で膝を抱えるところから彼女の戦いはスタートした。 もし仮に孤独であったなら――島にいる仲間の存在がなければ、彼女が立ち上がったのはいつになったか分からない。 けれども、そうじゃない。 不安を何とかなだめて、勇気を奮い立てて、支給品へと手をのばす。 出て来るのは包帯、消毒液、注射器、輸血パック、そしてピンクのナースキャップと制服。 現れた「なりきりナース医療セット」の説明書を読みつつ鈴子は頭痛…ではなく目の前に光を見出していた。 「怪我している人を助けなさい、ってことですの?」 保健室、医療セット。二つの偶然は自分の価値を見失いつつあった彼女への天啓となった。 この島で、できることを見つけたのだ。
窓の外、日に照らされた校庭の異変に気がついたのは少々手間取りながらナースキャップをつけた後。 (アノン!) 地獄人、アノン。強大な力を持つ彼が、そこで誰かを襲っていた。 能力さえ使えない自分が一人で何とかできる相手ではない。 もたげた迷いに束縛されている間に窓の向こうの戦いは終わり、アノンはどこかへと立ち去っていった。 ようやく圧力から解放され大急ぎで倒れている残された人影へと近づく。 頭の角、微妙なセンスの格好は気になったが今はそれどころではない。 気絶しているものの呼吸があることには安堵する。 とはいえ、切り裂かれている右腕からは血が流れ、砂を赤茶けた焼けた色へ変え続けているのだ。 願わくばどうにかして保健室のベッドまで運びたかったが相手は大柄な男、 女子中学生の腕力では少し無理がありすぎるように思えた。 仕方がないのでそのまま動かさず校庭で簡易処置を行うことにする。 ぎこちなく、でも丁寧に手持ちの水と支給された道具で消毒〜包帯巻きの作業をこなす。 それから水道を求めてひととおり校舎周りの探索を恐る恐る開始。 残念ながら水の出る水道はなかったけれど、一周して戻ってきた鈴子を迎えたのは目覚めた彼の視線だった。 「あ、気が付きましたの? 右手の怪我の方は大丈夫……」 「…ここは?」 予想以上に早い回復を喜ぶ屈託の無い笑顔はその目の光の強さに圧されて消える。 いつか陽に焼け果てた砂の上にはかすかな緊張が流れていた。
【D-6 鎌石小中学校校庭/ゲーム開始より1時間経過】 【鬼丸猛@YAIBA】 [状態]右腕軽傷(処置済み) [装備]不明(本人は確認済み) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.鉄刃他、目をつけた強敵を打ち倒し覇道を制す 2.刀剣を手に入れ、アノンへの屈辱を返す 【鈴子・ジェラード@うえきの法則】 [状態]健康 [装備]ナースキャップ [荷物]荷物一式(食料二日分&水一日半分)、 なりきりナース医療セット(包帯、消毒液、注射器数本、輸血パック、ナースの制服) [思考]1.怪我している人を治療する 2.植木と合流する 【D-7 道路/ゲーム開始より1時間経過】 【アノン@うえきの法則】 [状態]健康 [装備]不明(本人未確認) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.戦闘を楽しみつつ島内を散策する 2.強敵とは全力で、面白そうな相手はそれなりに、底が見える雑魚は無視
乙カレー!
乙〜 けどちょっと聞きたいことがある 取り込み能力はどうするおつもりですか? いや、神器使ってたからロベルトor神取り込んでるのは分かるけど… 「他の人を取り込んでその人になり済ませる」ってのは恐ろしいマーダーだなと
乙 やっぱり、鬼丸よりアノンの方が格上なのか? 剣を探したら、真っ先に雪辱してもらいたいものだ。
>>267 書いている時点では何にも考えてなかった。
「できない」で制限かけるならそれでもいいと思うが、一人では判断付けかねるので
次の作者、あるいはこの後の話の流れに一任します。
多分満足行く答えにならないけれども私見を加えると、
もっと強く、とか生に執着する、とかいうタイプでは無さ気なので
「性格的にやらないだろう」としか。主催者取り込みは狙っていると思うが。
後、神を取り込んでると地形変えられちゃうんで三次試験終了直後のつもりで書いた。明記すべきだった。
>>268 戦闘バランスを取るのって難しい。
鬼丸は刀を持ってほぼ互角ぐらいと判断しました。ちゃんと受けられるようになりますし。
>>269 乙乙
ちなみに、鬼丸のほうは何時ごろから参加してるんだ。
風神剣の呪いにかかっている状態でいいのかな?
ついか:参加者が出揃ってきたねェ。実質的にまだ出てないのはメルぐらいなもの?
このまま、メルには全員初回一話で死亡っていう偉業を達成してほしいという気持ちもあるが……
魔王剣と覇王剣が消滅して普通の人間に戻った頃が 強さ、バランス、トンデモ度あわせて一番いい時期だと思うけどな 鬼になっちゃたか
でも、人間に戻った後は戦闘描写少ないからね
「タイムスリップの次は殺人ゲームとはねぇ。ピエロもビックリだよ!」 池の畔に一人の男が立っている。 カラフルな衣装に身を包み派手な化粧をしたその男は、どこから見ても非の打ち所のない完璧なピエロであった。 「まあ驚くのもことぐらいにしておいて…」 クルリ、と背後の森を振り返り 「そろそろ出てきたらどうだい?」 ニヤニヤと笑みを浮かべながら告げる。 「驚いたな、いつから気づいていたのかな?」 その声に答えるように太い木の陰から一人の人物が姿を現す。 鍔の広い帽子を目深に被り、スーツを隙無く着こなしたサラリーマン風の男だ。 「30分ほど前からかな?なかなか出てこないから恥ずかしがり屋さんなのかな〜と思って遠慮していたんだよ。」 「そんなに前からばれていたとは。私もまだまだ修行が足りないようだ。」 道化へと歩み寄りながらわずかに嘆息する男。 その男に対し道化は大仰に手を広げ。 「とんでもない、君の気配の消し方は超一流さ!!世界レベールのピエロである僕だからこそなんとか気づけたのさ!!」 そう告げてウインクをする。 その間も歩み続けた男は道化のすぐ2m手前で足を止める。 「袖振り合うのも多少の縁、ってね。そろそろ自己紹介をしようか。僕の名はピエロ・ボルネーゼ。ケダムサーカスの団長を務める世界レベールのピエロさ!!」 そう言ってサーカスの観客にするように恭しく一礼する。 ゲームに乗った敵かも知れぬ相手を前にして目線を外し頭を下げる、その胆な行動に感心しながらもスーツの男は答える。 「私の名は高槻巌。通りすがりのサラリーマンさ。」
「なるほど、君はこの“ゲーム”を止めたいのだね?」 しばしの情報交換の末に、高槻巌が問う。 「当然さ!ピエロの仕事は観客を笑わせること。そしてサーカスにとって笑いとは“愛”そのものさ!」 大げさなジェスチャーを交えて芝居じみたおしゃべりをする道化だが、 「暴力は暴力しか生まない。僕は…僕は信じたいんだ。人は他人を愛せるんだって。」 その言葉は何よりも重く真摯だった。 「君は強いな。」 巌は優しい目で道化を見る。 「ピエロだからさ!」 大きく口を開け舌を出しながら答える道化。 「ふふ、どうやら私たちの目的は一致しているようだ。」 二人の望みは同じ。誰かを泣かせることなく、この理不尽なゲーム打破すること。 そして二人の間には、この短時間にすでに互いへの信頼が生まれていた。 「ならば、私と協力してくれないかな?ボルネーゼ君。」 その申し出に道化は両手を広げ、全身で喜びを表現する。 「大歓迎さ!!君のような世界レベールのサラリーマンが味方してくれるなんて!僕は嬉しくて涙が止まらないよ!」 言葉の通り道化の量目からは滝のような涙が。 そのオーバーなリアクションに巌は思わず苦笑する。 そして 世界レベールのピエロとサラリーマン(忍者)はどちらからとも無く、がっしりと握手を交わす。 二人の顔に浮かぶのは新たな仲間への確かな信頼の笑みであった。
【D−4 高原池の畔/ゲーム開始から一時間経過】 【ピエロ・ボルネーゼ@焼きたて!!ジャぱん】 [状態]健康 [装備]不明(本人は確認済み) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.東たちを探す 2.この殺し合いの舞台に愛を広める 3.主催者に愛を伝える 【高槻巌@ARMS】 [状態]健康 [装備]不明(本人は確認済み) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1・涼たちを探す 2.ゲームに巻き込まれた人たちを助ける 3.ゲームの打破
投下しました。 つうか投下しといて今更だが、最強コンビを作ってしまったかもw
乙 世界レベルのサラリーマンかよwww
乙、未だ序盤なんだし気にする事じゃ無いよ。 パーティ分裂のパターンなぞはいて捨てるほどあるし。
新作乙。 どうやれば彼らと戦えるか、追い込めるかと考える自分はロワに侵され過ぎているのかもしれない。
うわーやっちまった よく見りゃ勝参加してないじゃん……確認してから書けよ、俺orz
ドンマイ 頑張れ
保守のついでに支援 【染井芳野@SPRIGGAN】 超古代文明の遺産などを探索し、見つけ出した遺産を国家や大企業に高値で 売りつけるインディジョーンズな女子高生。 一見普通の女子高生だが、破壊した遺跡は16、使用不可能にした遺跡は29。 主人公をして「下手な軍隊より始末が悪い」と言わしめる悪名高い遺跡荒し。 戦闘能力・サバイバル能力は一流の特殊部隊員よりも高く、甲賀流の忍びを 格闘戦で一蹴し、特殊部隊に銃撃されても即座に反撃に出るなど非常にタフ。 様々な銃火器を使いこなし、トラップの設置や爆弾の解体などにも長ける。 ペンタゴン(米国防総省)並みの警備を誇る研究施設からまんまと機密情報を 奪取したことも。 芳野の最大の特技は霊媒体質をいかした「口寄せ」(所謂イタコ)。 死者の霊魂だけでなく、遺跡を守護する動く石像などからも自在に情報を引き 出せることができこの力で多数の組織出し抜いてきたが、あまりにも巨大過ぎる 存在が相手だと逆に己の自我が飲み込まれる危険もある。
>>282 から10分もたってないのに更新されているまとめ…………
それとまとめ管理人さんにお願いがあるのですが。 からくりサーカスの最終巻を読んだところ、シェリーに支給した剣は 「スパヴェンタ」という名であり「血と雷(サングレ・イ・フェーゴ)」 は剣から電撃を放つ技(というよりギミック?)の名前でした。 お手数ですが修正お願いします。
んで、お勧め支給品 【グリムリーパー@からくりサーカス】 別名:超高速振動鎌 マリオネット・ジャックオーランタン用の武装。 全長3mほどの死神の鎌。刃が超高速で振動しており頑強な自動人形を容易く切り裂く。 石突の方には箒のようなデザインのプロペラが付いており、ジャックオーランタンは これに跨ることで飛行可能。 人間が使えるかどうかは知らんがw 【オリンピアの手@からくりサーカス】 マリオネット・オリンピアに折れた左腕。 頑丈なのでこん棒として使える。
アイテム&人物紹介乙 参考になります 今まででアイテムのでてない参加作品てあります?
>>285 thx
質問だが、サーカスと言えばあるるかんは出しても良いんだっけ?
まとめ更新はや!!
>>286 パトレイバー・タッチ・うえき・メルがまだ出てない。
登場済みランダムアイテム一覧
烈火:心眼・偽火・血腫・磁双刀・門構え&無名
らんま:呪泉郷の水・特大のヘラ
うしとら:獣の槍・対火対雷の符・小型キルリアン振動機チェシャキャット・錫杖
スプリガン:オリハルコンナイフ・ヒヒイロカネの剣・
GS:マリア・神通棍・心眼のバンダナ
犬夜叉:闘鬼神・雷撃刃・蛮竜
ジャぱん:ジャぱん2号炊飯ジャーぱん
ヤイバ:・妖刀物干竿
コナン:腕時計型麻酔銃
からくり:スパヴェンタ
ガッシュ:ファウードの栄養液
その他:サブマシンガン・スナイパーライフル・手榴弾・青酸カリ・一億円入りジュラルミンケース・成り切りナース医療セット
パトレイバー、タッチはロワ向きのアイテムなんて一つもなさそうだからなぁ 完全ハズレアイテムでよければ、パトレイバーから一つ出したかったんだけれども。
すまんが、もう一個質問。 現実世界の品物ってかなりマニアックなのでもいいの? 具体的にいうと、ガソリン式発電機(ガソリン満タン)。 家庭用電源と同じ電気を5時間程発電する事が出来る。
>>287 仕切りなおしになる前の投下作品で美神さんにあるるかんが支給されてたよ。
没ランダムアイテム(リスタート前のものを含む)
アームズ:超振動ナイフ
うえき:空白の才
烈火:鋼金暗器・閻水・
うしとら:エルザーレの鎌・穿心角
GS:拳銃&精霊石弾頭弾・拳銃&銀の弾丸
犬夜叉:鉄砕牙・天生牙・破魔の弓・四魂の玉のかけら
からくり:あるるかん
ガッシュ:魔物の本(ビクトリーム様)
パトレイバー:37mmリボルバーカノン
その他:刀(詳細不明)・ウィンチェスターM1873・リボルバー・木刀・タバコ
あーつまりマリアのバッテリー出したいのね
>>290 別に用途や使い方がわかりにくい物でなければ大丈夫だと思う。
それか、嫌がらせに自転車型発電機とかw
じゃあ手回し発電機だw
つーかあっさり電力手に入れてもいろいろ応用が利いちゃうから ある程度不便な人力発電タイプにするほうがいいと思うよ
つまり、あれか、マリアが戦闘中に自転車漕いでる吉田って事か。
>>296 実際無人島なんだから、電気があっても電化製品はないんじゃないかと。
感電させて攻撃するぐらいだったら、銃のほうが便利だと思うし。
意外と使い道ないような気がする。
タッチだと金属バットあたりが使えると思う
お勧め支給品 A・Mスーツ@スプリガン オリハルコンと人工筋肉の組み合わせでできた、最新テクノロジーの結晶。 あらゆる銃弾をはね返し、普段の30倍以上の力を引き出すことのできる戦闘服 ワイヤーアンカー付きのアームパッド@スプリガン ワイヤーの長さは約30m、裏側には山登り用の”爪”がついている。 超高性能モーター内蔵で、人2,3人ぐあいを引っ張り上げることが可能。 対A・Mスーツ用特殊ライフル@スプリガン 対A・Mスーツ用につくられており、弾丸はオリハルコン。 普通の銃弾が効かない相手に効くかは分からん。 ヴァジュラ@スプリガン インドの神話にもでてくる兵器、”インドラの雷撃”ことヴァジュラ。 強力な精神波を増幅させて雷を発生させるため、一般人には作動しない代物。 使う力が強すぎると許容範囲を超えるので、システムを暴走させて制御がきかなくなり、最終的には爆発する
乙、あんた詳しいな。
そこは爽やかな潮風が吹き上げてくる崖っぷち。平坦な道から一歩離れれば死が待ち受ける。 まるでこのゲームを暗示しているかのような場所に彼女はいた。 「あはははは……柳、死んじゃったよ……簡単に殺されちゃったよ……あははは………あは……」 大の字のように仰向けになり、虚ろな眼で空を見上げながら乾いた声でブツブツ呟いている。 彼女は霧沢風子。つい先ほど白面に惨殺された佐古下柳の仲間であり、友人であった。 仲間が目の前で死ぬのは、数々の戦いを潜り抜けた彼女にとってもショックが大き……… 「ふ・ざ・け・ん・じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 突然、風子は怒声と共に跳ね起きた。先程までの虚ろな眼はどこへやら、怒りに満ちた形相は 鬼気迫るオーラを放っている。沈んでいるよりも白面に対しての怒りを露わにしている方が、 彼女らしい。 「これで何回目! 何回誘拐されて! 何回殺されりゃ気が済むってのよ! あの子は!!!」 佐古下柳は新シリーズの度に誘拐されては風子達に助けられ、つい最近も一度死んで 生き返ったばかりだった。毎回毎回苦労して助けているのに、今回もアッサリ殺されたのだから 頭にくるのは仕方がない事かもしれない。若干、怒りの矛先が違う気がするが責めてはいけない。 「とっとと烈火を見つけて、あの糞女ぶっ飛ばして、柳を生き返らせる!!」 一度でも蘇生を知ってしまうと、完全に死を受け入れる事は難しいようだ。 「そういうわけでソコの奴、邪魔すんならブン殴るよ!」 崖との反対側、林の方に支給品の金属バットを向けて怒鳴ると僅かに茂みが揺れた。 「……邪魔する気はありません」 茂みから風子と同じくらいの背丈の少女が姿を現した。ヒョイと両手を挙げ無抵抗をアピール しているが、あまり怖がっている様子もなく、風子を珍しい物を見るかのように観察している。 「あんたも普通の女子高生じゃないね」 風子が決め付けた。女子高生と言うのは風子がブレザーを着用しているのに対し、相手の少女は セーラー服を着用しているからだ。 「いえいえ全然サッパリ正真正銘、どこにでもいる女子高生です」 その少女、浅倉南は飄々と答えた。
話を聞いてみると、倒れている風子に声を掛けようとしたら、いきなり怒鳴り始めたので 茂みに隠れていたらしい。確かに先程の意味不明な行動を見たら、危険人物だと思われても 仕方がないと風子も反省した。。 「えーと、もしかしてスケバンの方ですか?」 「……今時スケバンって、あんた一体何歳よ」 風子の外見はブレザー、金属バット、ハチマキ。贔屓目に見ても学級崩壊した不良女子高生だ。 自分の格好を省みてヒョイと肩をすくめる。 「ま、その物言いじゃ少なくともゲームに乗ってない事は確かね。アタシはこれからイジケてる だろうバカを見つけなきゃいけないんだけど、一緒に来る? 少し危ないかもしれないけど」 「はい、ご一緒します。一人でも危険なのは変わらないし、私も手のかかる人を捜さなきゃいけない んですよ。喧嘩慣れした人がいると頼もしいかなーなんて思ったり」 笑顔で受け答えする南に『この子、ヤッパリ一般人じゃないのかも』と疑ってしまう風子であった。 【C-7/ゲーム開始から一時間程経過】 【霧沢風子@烈火の炎】 [状態]健康 [装備]金属バット@タッチ [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.烈火を捜す 2.白面をぶん殴る 【浅倉南@タッチ】 [状態]健康 [装備]強化セラミック製ベスト@GS美神極楽大作戦 [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.上杉達也を捜す 2.ゲームからの脱出 [備考]支給品はセーラー服の下に着込んでいます。
風子と南を投下。 風子は最終回以降、南は原作後半(和也死亡後)からと思って書いてます。 南の装備はGS美神の強化セラミック製のケブラーベスト(だったけ?)のつもりなんですが 資料がないので、間違っていたらご指摘お願いします。 レオタード代わりに着させたかっただけですが。 ご指摘ご感想よろしくお願いします。
原作見ていませんが魔導具「門構え」は応用が利きそうですね。閑とか閲とか闇とか 清磨は語学や地学や計算に長けているし。 ところで一回目の放送って何時だろう。正午?
ぬお。SSが。 乙です。漫画は知りませんが、活き活きとキャラが描かれていますね
新作GJ!! 美神のは「強化セラミックのボディアーマー(GSの12巻より)」です。 木の幹に大穴を穿つハーピーの狙撃を防ぐぐらいの性能(流石にアバラが折れてたが)
衝撃にはあまり強くないけど、斬撃にはかなり強いって事でOKか シメサバ丸でも斬れなかったし
フェザーブレット防いでたんだから衝撃にも強いでしょ 完全ではないけど
金属バットって言ってから、出てくるまでに僅か15時間。職人魂を感じる
>>305 清麿と東はどっちが計算得意なんだろう……
そういやウンコチンチンの暗算クイズを一瞬で解いてたな>清麿
まだバトルは少ないな
エレオノール投下
「困った、どこを探しても繰り糸が見つからない」 あの女は糸もない人形を渡してどうさせるつもりだ。 せっかく金属製の大きな人形をもらったと言うのに、これでは動かせない。 これだけの大きさと頑丈さをあわせ持つ人形なら、かつて操ったあるるかん以上の力を発揮できるかもしれないのに。 なのに、人形繰りの要とも言うべき糸がない。これはでか過ぎる邪魔者に過ぎない。 「本当に困った。こんな大きなものは持ち運べないし」 イングラムという大きな人形を渡されて途方にくれるエレオノール。 これを置いていけばどうなる? 万が一、繰り糸を持つ参加者がいたとしたら、そしてその参加者がイングラムを操れたとしたら、自分に降りかかる大きな災いとなる。 逆に、繰り糸を持つ参加者がいて、その人が自分に協力してくれたら、心強い仲間が手に入るだろう。 どちらにせよ、情報のない今のままではイングラムを置いて去る事など簡単には出来ない。 だからといって、この島のどこかにいる鳴海をほうっておく事が出来るか? イングラムの側にいるということは、加藤鳴海を放っておく事に他ならない。 愛する鳴海を放って置けるのか、たとえどれだけ憎まれていたとしても、鳴海は島のどこかで困っているかもしれない。 「助けたい」 鳴海を。才賀勝がいないのなら、守るべき人間は鳴海しかいない。 糸があれば、悩むことなく鳴海を助けに行くのに。 「わたしはどうしたらいいのですか?」
【H-5下 林間部/ゲーム開始から30分経過】 【エレオノール@からくりサーカス】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.どうしたらいいの? 2.イングラムの糸を捜す。 3.加藤鳴海を捜す。 [備考]イングラムは白面の手により林の中に隠されています。
イングラム支給してみました。このままでも動きますが、トップクラスの強さを持つ参加者にはイングラムでも勝てません。 ついでに、エレオノールはイングラムを糸で動かすものだと勘違いしています。 ご意見お願いします。
>[備考]イングラムは白面の手により林の中に隠されています。 コソコソイングラム隠してる狐想像して吹いたw
乙!喋りに問題は無いと思いますぜ! 鳴海を守るためならマーダーにもなりそうでおっかないぜ! イングラムとやらの出ている作品を書いて欲しいんだぜ! 最初は銃器のイングラムってやつかと思ったんだぜ! ところで、イングラムは支給品じゃないの?
「困った、どこを探しても繰り糸が見つからない」 あの女は糸もない人形を渡してどうさせるつもりだ。 せっかく金属製の大きな人形をもらったと言うのに、これでは動かせない。 これだけの大きさと頑丈さをあわせ持つ人形なら、かつて操ったあるるかん以上の力を発揮できるかもしれないのに。 なのに、人形繰りの要とも言うべき糸がない。これはでか過ぎる邪魔者に過ぎない。 「本当に困った。こんな大きなものは持ち運べないし」 イングラムという大きな人形を渡されて途方にくれるエレオノール。 これを置いていけばどうなる? 万が一、繰り糸を持つ参加者がいたとしたら、そしてその参加者がイングラムを操れたとしたら、自分に降りかかる大きな災いとなる。 逆に、繰り糸を持つ参加者がいて、その人が自分に協力してくれたら、心強い仲間が手に入るだろう。 どちらにせよ、情報のない今のままではイングラムを置いて去る事など簡単には出来ない。 だからといって、この島のどこかにいる鳴海をほうっておく事が出来るか? イングラムの側にいるということは、加藤鳴海を放っておく事に他ならない。 愛する鳴海を放って置けるのか、たとえどれだけ憎まれていたとしても、鳴海は島のどこかで困っているかもしれない。 「助けたい」 鳴海を。才賀勝がいないのなら、守るべき人間は鳴海しかいない。 でも、繰り人形を持たない自分は鳴海の足手まといでしかないだろう。 糸があれば、悩むことなくイングラムと共に鳴海を助けに行くのに。 「わたしはどうしたらいいのですか?」
【H-5下 林間部/ゲーム開始から30分経過】 【エレオノール@からくりサーカス】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分) イングラム@機動警察パトレイバー [思考]1.どうしたらいいの? 2.イングラムの糸を捜す。 3.加藤鳴海を捜す。 [備考]イングラムは白面の手により林の中に隠されています。
>>320 イングラムは機動警察パトレイバーに出てくる大型ロボットの名前です。
からくりサーカスの人形と違って糸では操れません。
OK、イングラムは予めフィールド上にあってエレオノールの荷物にはそこまで の地図か何かが入ってたという事なんだな?
>>326 いえ、エレオノールの支給品がイングラムであり、
エレオノールはイングラムと同じ場所にいたという事です。
やっべぇ、もう少し説明をSSの中に書かないと……
イングラムのマニュアルはないのかな? レイバー(人型ロボ)って歩かせるだけでも免許が必要なくらい面倒なもんだから マニュアルないと特車二課の連中しか操作できない事になるし。 個人的に、エレオノールには説明書が理解できないだけって説を押す。 パソコン以上に専門用語バリバリのマニュアルだろうから 古風な人には意味不明でも、PC扱えるようなキャラ例えば高槻とか清麻呂なら 理解できるとか(実際に役立つかどうかは別として)。
コクピットの中にあるんだよ、ガノタの漏れが言うんだから間違いない。
ガノタのID:dQm51glH0が言うなら間違いないね
色々と問題が多そうなので、もう一度修正します。12:00前後には書き込めると思います。 操作マニュアルの事はすっかり忘れていました。その点も含めて、考え直します。
ID変わってるよ……トリップつけよ。
――― 一人の青年が胸の中の妖怪について考えている この婢妖の呪縛から逃れるのはそんなに難しくはない。体内の婢妖を法力か何かで殺すか追い出せばいい。 だが、白面は何らかの力で自分達の力を抑え込んでいる。 現時点での自分の力だけで胸の婢妖を殺し、尚且つ死なないのは無理だ。 婢妖を殺せたとしても、出血多量やら心臓の損傷やらで自分も死ぬ。超回復アイテムでもあれば別なのだが。 ( つーか、どういう風に力を制限してやがんだ? ) 外見だけで判断できるとは限らないが、あの集められた場所には普通の一般人もいた。 全員に同じような制限を課しては、一般人は普通に行動することすら困難になるのではないか? ということは、各個人に掛けられた制限には差があるのかもしれない。 まだ他の参加者に出会うまではなんとも言えないが…。 ( 強者には重い枷、弱者には軽い枷か…。 ん?そういや…) ふと、あの会場の記憶を呼び起こす。 そこには様々な者達がいた。そして、その全員の胸に婢妖が巣食っているのを感じた。勿論自分にも。 思い返してみれば、胸の婢妖の数には大きな差があった。 ( 婢妖が力を抑えているのか? ) ということは、もしかしたらこの婢妖をどうにかすれば力が戻るのかもしれない。 しかし、婢妖をどうにかするというのは『ルールの枠を超えること』だ。リスクは大きい。 ゲームからの脱出を企んでいると見なされ、殺される可能性もある。 ( 機会があったらそのうちどうにかするか… ) この事はできるだけ口にせず、自分の頭に仕舞っておこう。 この推測が正しければ、主催者や参加者に対する切り札になるかもしれない。 脱出の切り札にも 優勝の切り札にも
「しかし、どうしたもんかな…コレ。」 婢妖のことは置いておき、支給品を見た青年…「秋葉流」は少々迷った。 とりあえず武器としては使い難そうだ。持っていても邪魔だろう。そもそも使う機会があるかどうか…。 「ま、目くらましにはなるだろ。」 結局、彼はその支給品を持っていくことにした。 人生何が起こるかわからない。もしかしたらコレが必要になることもある…のだろうか。 ( 少しの間宜しくな、相棒。 ) 手元の支給品に心の中で軽口を叩くと、若い法力僧は歩いていく。 【秋葉流@うしおととら】 [状態]健康 [装備]消火器 [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.他の参加者を探す。危なくなったら逃げる 2.胸の婢妖をどうにかしたい 3.脱出? 脱出の方法が簡単になってしまったかも…。 序盤でこういう設定には触れないほうがいいでしょうか。
とりあえず大まかなスペックを 【AV-98 イングラム】 全高:8.02m 全幅:4.37m 本体重量:6.00t 動力:バッテリー駆動 篠原重工が開発した警察用レイバー。 犯罪者や一般市民への心理的影響も考慮したスタイリッシュなデザイン(所謂“正義のロボット”な外観) と同世代機を凌駕する性能を誇るが、その分乗り心地は最悪であり搭乗者に負担を強いる機体でもある。 装甲は強化プラスチックであるため軍用レイバーに比べて装甲は非常に脆いが、機体骨格は非常に頑丈。 機動性もきわめて高く、パイロットと学習プログラムの実力しだいでは背負い投げや足払いなどといった 技すら使用できる。 その手先(マニピュレーター)はあやとりができるほどに精密な動作が可能。 固定装備は左腕に固定されたシールド、シールドに内蔵されたスタンスティック×2、大腿部に収納する 37mmリボルバーカノン(6連発、再装填は人力で行う)、股間部の起重機。 オプションとして90mmライアットガン(レイバーサイズのショットガン)など。 基本的に陸上専用であり、水中活動は不可能。 一応浅瀬などでも行動は可能だが、動きが鈍るし後で大掛かりな整備点検も必要になる。 それと、漫画版での描写からすると赤外線センサーも搭載している様子。
二人とも乙 どっちも、微妙な支給品だなぁ こういうのがあるからロワは面白い。単に強い支給品より話しは深く面白くなりそうだ
>今すぐあの人の下へ…… 乙、今晩までに修正するとのことですが今のところでも大きな矛盾や問題はないと思います。 でも、修正は待ってます。期待してますよぉ。 >解放のための考察 脱出に関する考察は重要なロワ全体で重要な位置を占めています。 その考察に対する重要な結果の一つが碑妖を知る秋葉によってもたらされたのは 興味深いです。私は、これで十分面白いと思いますし全く問題ないと思っています。
すいません。現在地を忘れていました…。 修正 【I−4中央の道 ゲーム開始直後】 【秋葉流@うしおととら】 [状態]健康 [装備]消火器 [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.他の参加者を探す。危なくなったら逃げる 2.胸の婢妖をどうにかしたい 3.脱出?
また佐古下柳を守る事が出来なかった花菱烈火は沈んでいた。自分の無力さと情けなさを 噛み締め、切腹・自刃すら考えた。だが忍者に自害は似合わない。忍者として、男として 無駄と解っていても仇を討つしかないだろう。そう自分に言い聞かせるのだが気が乗らない。 もはや何をするのも面倒だ。何をやっても柳は帰らないのだから。 「・・・・・・」 烈火はノロノロとデイパックの中身を広げ、荷物を確認する。周囲の警戒など全くしていない。 まるで『殺すなら殺してくれ』と言わんばかりの態度だ。 荷物は食料に水、それとノートサイズのモバイルだった。 「こんなもんで、どう戦えってんだよ」 でもどうでもいいか、と投げやり呟くと付属した説明書をパラパラとめくる。表紙には 『最新型モバイル天界仕様』と煽り文句が打たれているが、全く意味不明だ。 流し読みした結果、このモバイルは地図と現在地の表示が可能な上に、参加者全員の名前と 顔写真が登録いるらしい。試しに霧沢風子を検索すると、何故かカメラ目線でVサインをしていた。 「要するに写真付きの名簿かよ」 便利と言えば便利だろうし、無意味と言えば無意味な品物だ。そして烈火は後者と判断した。 判断しようとした。 「柳!!」 参加者一覧に見つけてしまった。赤文字で書かれた『佐古下柳』の名前。詳細データには 屈託のない笑顔の写真、そしてそれに大きな『死亡』の二文字が被さっていた。 烈火は何が胸から込み上げ、叫びそうになった。モバイルを地面に叩きつけなかったのが 不思議なくらいだ。それを堪えさせたのは説明書から零れ落ちた一枚のメモだった。 『ゲームの勝者には、元の世界へ戻る権利と望む褒美を与える』 (柳がいないのに褒美なんて、何の価値もねぇ・・・だけどよ) 烈火はメモを恐る恐る拾い上げた。手触りからして写真。手元から舞い落ちる瞬間、彼には ハッキリと見えていた。これが佐古下柳の写真だという事を。写真の柳はやはり屈託のない笑顔を 浮かべていた。
「・・・・・・」 烈火は柳の笑顔と裏側の一文を交互に何度も何度も見直した。見直す度に彼の表情が曇り、 歪んで行く。彼は何かに気付き、何かを誤魔化そうとして口を押さえ躊躇うが、耐えられない。 「勝てば・・・勝てば柳が・・・生き返えらせられる・・・?」 烈火は遂に口に出した。蘇生など一般的に信じる事のできない事だ。だが現実問題として 佐古下柳は一度死に、そして蘇っている。それを知る烈火にとって蘇生は絶大な餌となりえた。 わざわざ白面が柳を殺した意味。ご丁寧に彼女の写真を入れた意味。写真入りの名簿。 白面が彼に何をさせようとしているのか、おおよその想像は出来る。だがそれに乗るしかない。 佐古下柳を助ける方法は勝者になるしかないのだと、烈火は無理矢理に自分に言い聞かせる。 ピコン! 「???!!!」 唐突に鳴った電子音に烈火は心臓が張り裂けんばかりに驚いた。すぐにモバイルの電子音だと 気付き、安堵の溜息と共に滝のような冷や汗が流れる。まるで自分の決意を読み取られたかのような タイミングの音だったからだ。 モバイルを確認すると参加者一覧の『三千院ナギ』と書かれた部分が赤文字に変わっていた。 急いでデータを呼び出すと、ベレー帽を被りGペンを構えた小学生くらいの少女の写真に『死亡』と 大きな赤文字で書かれていた。 「死んだ・・・死んだのかよ・・・こんなガキンチョまで」 烈火は息を呑む。一度は決めた決意が揺らいだのだ。今まで何人かの死に面した事がある。 結果的に死んでしまった相手もいる。だがそれは皆、戦士であり、殺し殺される覚悟を持った者 達だった。こんな子供まで巻き込んでいいのだろうか?
「ごめんな。助けらんなくて」 烈火は写真の少女に向かって謝った。そうなのだ。自分は少女どころか最愛の相手さえも 守れなかったのだ。どうして皆を守るなど偉そうな事をいえるのだろうか。 「ごめんな母ちゃん、親父。ごめんな柳。俺、情けないほど弱ぇや」 烈火は乾いた笑みを浮かべ、ここにいない者たちに謝った。その眼は狂気に似た輝きを放っている。 彼は全てを裏切る事を決意した。たった一人を助ける為に、その者も自分さえも裏切る決意をしたのだ。 そして烈火は荷物をまとめると獲物を見つけるために移動を開始した。 決意が鈍らぬうちに早く誰かを殺して楽になりたかった。仲間に顔向けできない卑劣漢として 自分を引き返せなくするために。 「もう、柳の笑顔は見れないだろうな・・・それでも、俺は・・・」 【E-8@トンネル付近/早朝】 【花菱烈火@烈火の炎】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分、天界式モバイル。柳の写真) [思考]1.ゲームに勝利する。 2.非情に徹する。 3.柳を蘇生してもらう。
花菱烈火を投下しました。 マーダー少ないんで、悩んだ末にプロローグで白面に 絡んだ彼に白羽の矢を立ててみました。 支給品の天界モバイルの能力は以下のような感じで考えてます。 1.島の地図と自分の現在地確認 2.参加者一覧の表示(志望者は赤文字で) 3.詳細データで写真を表示 4.死亡するとリアルタイム(白面が確認した時点)でデータが書き換わる。 かなりオリジナルっぽい支給品になってしまいましたが如何でしょうか? ご意見ご感想よろしくお願いいたします
GJ!! 烈火マーダー化か。 風子との再会がどうなるかな? それにしても一日で3作も新作投下か、すごいな。
天界モバイルがちょっと多機能過ぎる気もするけど 特に問題ある機能も無さそうだし大丈夫かな
天界モバイルってオリジナル品? まぁ、どっちにしてもマーダーGJ
346 :
342 :2006/08/14(月) 23:32:54 ID:QOuucQer0
すいません支給品の出典を忘れてました。 天界モバイル@植木の法則、でお願いします。
天界の最新型モバイル@植木の法則 原作では植木たちが行うバトルロイアルの全参加者(本来は保護者)に 配られている情報端末。 全参加者の名前、写真、才能(技能?)がチェックできる優れもので 敗北したとかもリアルタイム更新。敵対する参加者が接近すると 警報を鳴らしていたりもしていました。 ロワでは写真つき名簿(状態更新あり)とマップ表示のみ。 今思ったんだけど、植木とバロウって一般人に能力や神器を当てると 才能が減って、最後には消滅しちゃうんじゃなかったけ? 才能3桁なバロウはともかく、才能10くらいの植木はヤバいんじゃ?
>>347 一人ぐらい不利な奴がいても……
それに、植木はそのことを自分で知ってるはずだから無茶はしないだろ。
いや……するかw?
どのみち神器自体に制限かかってるだろうしな むしろ仲間のために数に限りがある神器を駆使する姿を思うと燃える
今日は豊作
エレオノールに支給されたのは巨大ロボットとそれの説明書。 全支給品の中で最も優れていると言える品をもらった彼女だが、今は困り果てていた。 「困った、どこを探しても繰り糸が見つからない」 エレオノールの常識で考えれば、人形には全て糸がついており操者はそれを使って人形を操る。 けれど、この『イングラム』にはどこを探しても繰り糸が付いていない。 そうなると、この『イングラム』を操る術が存在しない事になる。これでは、でかいだけの邪魔者ではないか。 頼みの説明書も専門用語ばかりで何を書いているのかサッパリ分からないし、一体どうすれば良いのか。 「本当に困った。こんな大きなものは持ち運べないし」 イングラムという大きな人形を渡されて途方にくれるエレオノール。 これを置いていけばどうなる? 万が一、繰り糸を持つ参加者がいたとしたら、そしてその参加者がイングラムを操れたとしたら、自分に降りかかる大きな災いとなる。 逆に、繰り糸を持つ参加者がいて、その人が自分に協力してくれたら、心強い仲間が手に入るだろう。 どちらにせよ、情報のない今のままではイングラムを置いて去る事など簡単には出来ない。 だからといって、この島のどこかにいる鳴海をほうっておく事が出来るか? イングラムの側にいるということは、加藤鳴海を放っておく事に他ならない。 愛する鳴海を放って置けるのか、たとえどれだけ憎まれていたとしても、鳴海は島のどこかで困っているかもしれない。 「助けたい」 鳴海を。才賀勝がいないのなら、守るべき人間は鳴海しかいない。 でも、繰り人形を持たない自分は鳴海の足手まといでしかないだろう。 糸があれば、悩むことなくイングラムと共に鳴海を助けに行くのに。 「わたしはどうしたらいいのですか?」
【H-5下 林間部/ゲーム開始から30分経過】 【エレオノール@からくりサーカス】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分) イングラムの説明書、イングラム@機動警察パトレイバー [思考]1.どうしたらいいの? 2.イングラムの糸を捜す。 3.加藤鳴海を捜す。 [備考]イングラムは白面の手により林の中に隠されています。 -- 途中からトリつけてしまいました。スイマセン
>>319 の指摘をここまでガン無視か、まあ別にいいんだが。
指摘だったのかあれw
いやあ、指摘とはいえないと思うよw
仮に指摘としてもスルーしても何ら問題無いような指摘だよなw
泉、横島予約
白面の手によりって「白面の息の掛かった者により」って意味じゃないの? 林の中なら寝かせて置いておくだけでも、隠してあるとも言えるしね。 319のツッコミを指摘と解釈すると、人数分のデイパックにアイテムや 食料を詰めたり、毛筆で一生懸命に名簿を書いてる白面の姿が想像できるなw 基本的に白面って面倒な事はほとんど人任せな奴だろ。
ちゅーか……揚げ足取りって言わんか?
揚げ足取ったギャグだろ
まーそーやな。
灰原、かごめを書いてみたけど、問題作っぽいで避難所みたいなところ 無いかな?
とりあえずまとめサイトの没SS投下スレかな。
>>362 とりあえず参加者が出揃うまでは、登場済みキャラのみの新展開は
保留した方がいいのでは? 未登場キャラに絡ませるつもりならスマン。
>>148 子供化する毒薬としてだけど、相手を殺さないタイプのキャラがマーダーを
無力化する手段として使うと面白そう。作中で幼少時の描写があった奴には
使いやすいかも。ついでにカオスが自ら服用して若き天才に戻るというくだらない妄想をしてみる。
でも記憶に関しては戻らないから、カオスは脳容量一杯になったせいでのボケ故に 体は若返ってもボケは治らないという悲惨なオチに。見た目は壮年、頭脳は老人!
東が皆殺しジャぱんとか作って全員リアクションで死亡とかw
>>364 作中で幼少描写があった奴は子供化できるし、
無かった奴は単なる毒薬として使えるな4869.
結構便利な薬かもしれない。
>>366 それは駄目でしょう。でも、ジゃぱんだと
「魔王」出してみたいんだよね。簡単にマーダー化できそうで
マーダー不足の解消になりそう。
またお前か
パン喰ったリアクションでマーダー化とかギャグにしかならないと思うけどな リアクションはギャグシーン以外では使わないほうが無難じゃないか?
>>365 脳も若返ればボケが治ったりしないかな?
って容量オーバーによるボケだったかw
>>367 あれだけパン無しって言われたのに本当にしつこいなw
全員リアクションで死亡なんてネタレスにマジレスしてんじゃねぇよw
>>362 読んでみたいから没スレに投下をお願いします
372 :
362 :2006/08/16(水) 16:59:56 ID:o4tAyuvO0
>364 未登録キャラ絡んでませんわ…… 保留した方が良さそうなので、没スレ行ってきます。 >371 問題なのは支給品の方なので、中身や展開には期待しないくれると助かるよ。
>>372 読んできたが自分はGS美神は未読なのでなんとも言えない…
展開には問題なかった。
面白かったよ。乙でした。
>>372 ぶっちゃけ両方とも必要な説明が多すぎてオリジナルっぽくなってるのが・・・
ウルトラ見鬼君(オリジナル?)は強力なサーチ系なのに欠陥無しってのがネックかな。
サーチできる霊波に制限があると面白いかも。
「Aの霊波を追跡中、接近してくるBの霊波に無反応」とか。
コスプレの方は他人に渡る可能性を考えるとセットは無茶かと。
メドーサや美神は一目で見抜くだろうし、その他霊力関係者でも
強力な武具と分かるだろうし、普通に装備されそう。
美神とかに渡されちゃうと、宇宙空間で活動可能とかマッハで動けるとかなるし。
セットだと単品づつ大人数で使われたりするのが最大の問題。
(例・風子に小手と靴、メドーサに剣、美神にヘアバンド等の分散仕様など)。
勾玉からの一括変身アイテムにすれば少しは・・・無茶か。
>>372 特に問題ないように見えたんだけど、まいっか。
せいぜい、コスプレが強すぎるぐらいか。でも、メドーサ以下は確実だしな。
レスサンクス 一応言い訳 説明がオリジナルっぽいってのは自分でも思ってた…… ウルトラ見鬼くんの詳細な説明は『千キロ離れたところの針の先ほどの霊も見逃さない』ってのしか無かったんで、 コミック見ながら見鬼くん使っている箇所を調べたら、殆どが周囲の霊的存在やその強さを 調べるのに使っていたので、Aの機能は在るだろうと思ったんだ。 そんで、化け猫の美衣の時に、美神が『見鬼くんがあれば化け猫の霊波をキャッチできる』と言ってたので @の機能もあると考えたんだ。 ぶっちゃけ、液晶は完全オリジナル、『ぴこぴこ』だけで一般人が判断するのはつらいと思った。 今は反省している。 装具の方は、超加速をバンバン使ってた、月面編の方じゃなくて、天竜童子を守る為に 小竜姫から直接借りた方のイメージ。メドーサと空中戦やっただけで美神の体がガタガタなったヤツ。 月面編で美神が『神族の装具と竜気を借りてきている』と言ってたので竜気の加護が無ければ、 神族の装具の力をバンバン使うのは無理かなと思ったんだ。 まあ読んで楽しんでくれた人が居るなら俺的にオールOKですよ。
支給品でネタに走ろうとか一発ネタ必至のやばそうな支給品をわざわざ選ぶ書き手には眉を顰める
そのためにわざわざ没スレに投下した書き手の意図をつかめない読み手には眉を顰める。
この作者一人だけならこんなことは言わないさ
>>379 たとえば何・・・とは聞かない。
そういう発言は謹んでよ。
それに、君から見てやばそうな支給品でも 俺みたいなのから見れば一個もヤバイとは感じないわけで、 自分の感覚押し付けないでね
ハヤテはマーダーになりうる?ナギが死んで怒ってると思うし。 ハヤテはギャンブル船とかで相当修羅場を潜ってきてるらしいし。 ケルベロスとか銃器の扱いにも精通してる。 強力なキャラが貯金箱になって割られたりしたら最悪だしな リアクションはギャグの範疇でってことで。
>>381 一個もヤバイと感じないんだったらそれはそれでおかしいと思うけど
まあこれ以上レーダー系とか増えなけりゃ大丈夫だと思う
>>382 ハヤテがマーダーになると面白いと思うけど、
今の段階だとナギが死んだ事を知らないんだよね。
どうなるかなぁ??
『うむ、確かに私はおぬしの知っておる心眼だ。久しぶりだな、試験の日以来か』 自らを霊能力に目覚めさせた師匠が目の前、ではなく目の上にいる。先ほどまで少しパニクってしまったが、 安心材料の1つが見つかった。 「お前、死んだんじゃなかったのか」 『さて……そう思っておったのだが?』 「?っておい、分からんのか」 仮にも神属の手により力を与えられた道具であると言うのになんと無責任な。 GSとして、今は何より情報がほしい横島にとってこれは何よりの痛手だった。 『まぁ、私が生き返った話は置いておくとしてだな。おぬしはここがどこだか分かっているのか』 「話しそらすなコラ」 『落ち着け、周りを見てみろ』 バンダナは横島の言葉を無視して自分の話を続ける。 『なにかが変な場所だと思わないか』 「何って……ただのトイレじゃねーか」 四方を白い壁面で囲まれた閉所。壁面のそれよりもさらに白い便器。紛れもなくトイレである。 「男用の厠にはあんなもの無いだろ」 バンダナは視線をトイレ個室の隅に向けて言う。 「見た事無いな」 『では、ここはどこだ。おぬしには分からんか』 「ま・さ・か」 横島の煩悩パワーが僅かながら上昇する。 『そう、ここは女子トイレだ』 男として、今は何よりエロスがほしい横島にとってこれは何よりの朗報だった。
バンダナは横島の煩悩パワーを上昇させるべく、さらに話を続ける。 『あッ、外からねーちゃんの足音が』 「何!!」 すかさず、床にへばりつき壁の下から外を覗く横島。 「ねーちゃん、ねーちゃんどこ?」 『耳を澄ましてみろ、足音が聞こえるはずだ(こやつ、全然変わっとらんな)』 横島が耳を澄ますと、実のところは全く何も聞こえないのだが、煩悩により何かが聞こえてる気がする。 早い話が幻聴なのだが…… 「うぉお、裸のねーちゃんが歩いとる」 『スタイルのいい女だな(そこまでは言っとらん)』 「こっちにくるぞ」 『……(妄想もここまで来ると哀れだな……。それより、煩悩パワーの溜まり方が遅い。これでは間に合わんかも知れん)』 心眼のバンダナは横島のパワーがいつもより劣っている事に今初めて気付いた。 これは一体何を意味すると言うのか。 「来るぞ、裸のねーちゃんがドーンと!」 ラ ド ム 小さな声で発せられた呪文の後に、ドーンと轟音が響く。 横島の体を含むトイレの個室内には、轟音によるものと思われる微弱な振動が走った。 「なに〜〜、本当に裸のねーちゃんが出てきた!」 『出とらんわ!』 バンダナは横島の煩悩パワーに見切りをつけ、次の指示を出す。 『横島、今すぐトイレから脱出しろ』 (パワーがまだ足りないが、密室に閉じ込められるのは不味い。今は逃げなければ) いつも的確な指示を出すバンダナの言葉に反応し、横島はトイレの個室から飛び出す。
トイレから出てくると、あたりには僅かに煙たくなっている。恐らくどこかで小火が出ているのだろう。 ラ ド ム 建物の入り口付近から、再び呪文が聞こえてくる。それとともに爆音も。 間違いなく、何かがいて横島に近づいてきている。横島とバンダナの二人(?)は共にそれを肌で感じた。 「裸のねーちゃんか?」 『違うわ! んなこと、言っとる場合か。逃げるぞ横島』 入り口から、正体不明の何かが近づいてきているのに逃げる? 「どうやって」 『知らん、自分で考えろ』 「うわぁーー、やだ殺される。死にたくない。せめて美神さん一発だけでも!」 『(情けない、こやつは試験のときから全く成長しとらんのか)』 横島の叫び声は空しくあたりに響くのみ。煙はトイレの入り口から入り込み、既に辺りを覆いつくしている。 『(うまい具合に視界が閉ざされてきたな)』 『横島、壁を破壊して逃げろ。今のおぬしにならできる』 入り口から誰かが煙と共に迫ってきている。ならば、トイレの壁を破壊して直接逃げれば確実に逃げ切れると言うもの。 僅かな煩悩パワーでも、その程度の事なら確実にできる。 「え、どうやって壁壊すの?」 『おぬしはGSだろうが!』 「そうだった、サイキック・ソーサー!」 「ラドム」 バンダナの指示により、何とか冷静に必殺技を壁に繰り出す横島。同時に、先ほどと同じ呪文が三度放たれる。 トイレ入り口の視界はさらに悪くなり、もはや10センチ先さえ見えない状態だ。 『よし、いいぞ。逃げろ横島』
「うわぁ、トイレの入り口から誰か来る!」 『さっさと逃げんか!』 バンダナに急かされ、逃げる横島。そんな彼が、トイレの入り口に見た人影は…… 「婦警のコスプレねーちゃん」 もとい、本物の婦警だった。 〜・〜・〜・〜 「おっかしーなぁ。確かに声が聞こえたと思ったんだけど」 横島の叫び声を聞き、本の魔物ゾフィスと共にやってきた泉野明。 声を頼りにトイレまで来たのはいいけれど、そこは既に誰もいない。 「恐らく、聞き間違いだったのでしょう」 ゾフィスは野明に嘘をついた。 トイレの壁に、自分の呪文とは違う穴が開いている。 叫び声の主はそこから逃げたに違いない。 相手が弱い人間ならば、追って殺す事もできる。けれど、あの短時間に壁を破壊して トイレから逃げ出す能力を持つ者は弱いとは考えられない。 認めたくないが、現時点での破壊力は相手が上。ならば、深追いはすべきでない。 「ゲームはまだ始まったばかりです。焦らずに楽しみましょう」 「うん、そうだね」 無邪気な笑いを浮かべて答える野明。彼女の精神はゾフィスに支配されていた。
【B-4 鎌石村道路/早朝】 【横島忠夫@GS美神極楽大作戦!!】 [状態]健康 [装備]心眼のバンダナ [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、文殊(1個) [思考]1.死にたくない 2.取り敢えずゲームに参加する気は無い 【C-4 鎌石村郵便局横の公園にあるトイレ跡地/早朝】 【泉野明@機動警察パトレイバー】 [状態]健康、ゾフィスに操られている [装備]魔物の本(ゾフィス) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.ゾフィスと共にゲームを楽しむ
投下終了しました。 ご意見よろしくお願いします。
修正。 【B-4 鎌石村道路/早朝】 【横島忠夫@GS美神極楽大作戦!!】 [状態]健康 [装備]心眼のバンダナ [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、文殊(1個) [思考]1.死にたくない 2.取り敢えずゲームに参加する気は無い 【C-4 鎌石村郵便局横の公園にあるトイレ跡地/早朝】 【泉野明@機動警察パトレイバー】 [状態]健康、ゾフィスに操られている [装備]魔物の本(ゾフィス)@金色のガッシュ [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.ゾフィスと共にゲームを楽しむ
横島駄目人間過ぎww
迎撃じゃなくて敗走か。 まあ横島らしいわなw そして野明は人形マーダー(?)化したか。 ゾフィスの暗躍に期待。
ゾフィスとは斬り込んできやがる。無茶しやがって…
でも新作乙。
>>382 、
>>384 マーダー予備軍たりうるってのはおいしいポジションだと思うよ。
洗脳能力は多少制限かけた方がいいんじゃないかな? もともと原作でもどういう状況で使えるのかよく分かってないけど。
本の持ち主しか洗脳できない、って事にしておけば無問題っぽいな
残りの未登場キャラはヤイバを含めて7人まで来たか 書くのが難しそうなのはメル二人に教官辺りかな? 全員登場したら投下しようと登場済みのキャラでバトルを書いているんだけど ちょっと軽目の死亡描写でも大丈夫かな? 今の死亡者たちって結構重い描写なんで。
私は一向にかまわん
ゾフィスの洗脳は原作では月の石を媒介にして、大勢の人間を操ってた 逆に言えば、無ければ操れないってことだ
>>397 身も蓋も無いですけど、内容によるんじゃないっすか?
>>401 ギャグマンガ出身のナギも重い感じで他界したし、
死に際はシリアスじゃなきゃ駄目かな、って思って。
とりあえず書いてみて、時機を見て投下してみます。
>>398 ,401
ご意見サンクス
空気読まずに書きこ、そろそろ既存キャラOnlyのSSもいいんじゃねーかと。
原作にだってラスト5人になるまでセリフなかった奴がいたぐらいだしな
それとこれとは違うというか極論が過ぎてないっすか?
パンタローネもまだ出てないんだな。貴重なマーダー候補か。
【投稿時の決まり事】 ・ 前後の話に矛盾がないよう作ってください。 ・ キャラの会話に違和感がないよう、原作を調べてください。 ・ SSを書き上げた後は推敲をお願いします。 ・ トリップは必須ではありません。 【制限について】 一般人の不利解消のため超人的能力を持つキャラには制限が付加されています。 (現時点では制限のメカニズムに予想が付いているため、将来的には外れるかもしれません) そのため、超人キャラを書く場合は前のSSを参考にして制限を確認してください。 初登場のキャラ・能力・アイテムetcを書く場合は、常識の範囲で制限をつけて構いません。 制限の付け方が分からない場合は、スレで一度相談してください。 【NGについて】 ・ssが投下された後、 @48時間以内に正当な理由あるNG審議要請が出され、 Aその要請に基づいて皆で議論し、NGが妥当とされた場合、 作者は48時間以内に意思表明をする。 そして修正する意思があるならそこから48時間以内に修正ss投下。 規定時間内に意思表示がなされなかった場合、該当ssをNG認定する。 ・ただしNG認定後、当該SS登場キャラに新しい動きがないうちに修正SSを書き上げたなら自由に投下可能 ・スレの意志の大半に支持されて修正要請がされて48時間以内なら何回でも修正は可
※ 上記ルールは絶対ではありません。臨機応変な対応をお願いします。
書き手向けの簡単なルールを作ってみました。 あくまでも、建前ってことで
乙!こういうのが有ると無いじゃ全然違ってきますよね! 建前なんて言わないで、スレで話し合って決めちゃった方がいいんじゃないですかね? ところで、【投稿時の決まり事】 のトリップの項目は下のように変えてはいけないでしょうか? ・ トリップは必須ではありませんが、荒らしに騙られないとも限らないので付けておいた方が無難です。
書き手向けのルールは五月蝿くないのがいいな。
まぁ、
>>407-410 で十分いけると思うけど。
それより、まとめが凄い事になってた。
管理人がんばってるな。
まとめサイト凄いですね! サンデーの文字に度肝を抜かれましたよ! SSを見つけるのに数分掛かったマヌケは私だけですよね…orz
支給品てほとんどの参加作品が出揃ったのかな? 正直、イングラムや天界式モバイルなんて想定外だったんで他の支給品も楽しみだ。 ところで、あの特車二課の制服を来た泉野明を一目で婦警と見分ける横島って凄くね? そっち方面には詳しいのだろうか? 管理人さん、まとめサイト凄く見やすいです。
彼のような人種だけに分かる女の匂いがしたんじゃない? 管理人さん、まとめサイト凄いですね
青い空、白い雲、輝く太陽。そんな絶好のサイクリング日和だからか、心地よい風を切って 山道を駆け上ってゆく自転車が一台あった。それはハンドル前にはカゴ、座席後部には荷台が 着いたタイプのシティサイクル、俗にママチャリと呼ばれる自転車。割と急な坂だというのに ペダルを漕ぐ植木耕介は息切れする様子もなく、どちらかといえば楽しそうに山道を上がって行く。 山の中程まで来ただろうか、植木が麓の方を見ると木々の緑と海と空の青が何とも言えぬ風景を 醸し出していた。 「いー天気だー。こんな時に喧嘩なんてしてる場合じゃないよな。モグモグ、ゴクゴク」 一人で勝手に納得して水を飲み、朝食代わりの食料をかじる少年・植木耕介は現状を詳しく 理解していない。元々細かい事は気にしない性格、というか人の話を説明をよく聞かない性格である。 今回もゲーム開始時の説明をほとんど聞き漏らしていた上に、惨殺された少女の件も蚊帳の外。 正義感の強い少年だけに、状況を知っていればこんなセリフを吐く事もなかっただろう。 バロウとの激戦を征したばかりの植木は、神の座を巡るバトルの四次選考が始まったとばかりに 思っていたのだ。 「とりあえず森達を捜して、どうすっか考えるか」 どうやらルールどころか名簿すら見ていないらしい。ランダムアイテムとして与えられた自転車も 深い考えもなしに使っているだけのようだ。良く見れば泥除け部分に『日暮かごめ』と持ち主の 名前が書かれている事にも気が付いていないだろう。 「頂上まで行けば、誰かいるだろ」 自転車に跨ったままの食事を終えた植木は、バトルに備えて食料の包装をポケットに仕舞い込む。 ここは自然が綺麗でゴミが落ちていないからだ。 そして植木耕介は、再び山の頂上を目指してペダルを漕ぎ始めた。
【G-8山道/早朝】 【植木耕介@うえきの法則】 [状態]健康 [装備]かごめの自転車@犬夜叉 [荷物]荷物一式(食料&水二日分、一食分食べた) [思考]1.仲間の捜索 2.とりあえず山の頂上へ行ってみる [備考]ゲームを四次選考と勘違いしている。
植木耕介を投下しました。 いつも説明してくれる森がいないのでルールを理解していないって設定です。 勝手に「あぁ四次選考が始まったな」と思い込んで話を聞ききながした上に、 柳死亡の件も見てないと。 登場時系列はバロウ戦直後の本編四次選考前夜(神VSアノンの辺り)を想定してます。 マーガレット戦の前なので花鳥風月(セイクー)や魔王は使用できませんが、 才は残り18個の状態です。 (植木達能力者は能力者以外を能力で傷付けると『才』が減り、0になると消滅するという 設定があり、中でも植木は才の保有数が極端に少ない) ご意見ご感想よろしくお願いします。
あーーーーー、かごめの自転車支給された!!! 刃に贈呈しようと思ってたのに。 それはともかく、乙です。
新作乙。そのずれっぷり…オープニングで奥のほうにいたんだろうな。 才の数のほうは[状態]のところに残り才:18とか書いとくといいかも。 でもこの数字最大でも+2(ロベルトまで計算すれば3だけど、無理だろ) しか期待できないんだよね。
そこで空白の才ですよ
この際何らかの能力持ってるやつはOKにしたらどう? 霊能力者、炎術師、妖怪、アームズ辺りは攻撃しても良さそうな気がする
能力者:何らかの特殊能力を持っている者ってことで良いんじゃない? 生存者で何かしら特殊能力のある人物を纏めてみた ()は戦闘向きでは無いが特殊能力はある人物 うしとら:とら:流:紅煉 からくり:(エレオノール):パンタローネ 烈炎:烈火:紅麗 犬夜叉:犬夜叉:殺生丸:神楽 GS美神:全員 スプリガン:ボーマン教官:(染井芳乃):トニー・ベネット らんま1/2:(らんま) AMRS:高槻涼:キース・シルバー:ジェームズ・ホワン メル:ドロシー:イアン ほかにいるかな?
あの制約って、原作のバトル参加者対象じゃなかったけ? ロベルトを吐き出したアノン(神吸収したまま)を攻撃して 才が減ってたし。 特殊能力持ちの他作品キャラを攻撃して才が減らない場合とすると、 しばらく植木は四次選考と勘違いしてるかも。それもいいな
>>423 犬夜叉:日暮かごめ
らんま1/2:響良牙
GSの霊能力とらんまの変身が特殊能力ならこの二人も入ると思う。
参加者の一部を能力者にすると、 レベル2の回帰(リバース)も適用されるってことでいいのか? バロウ戦後なら植木もレベル2になってるし
才の設定はこのさい無くしちゃえば? バトロワをするのに邪魔だから解除したってことで 大原則とはいってたけど白面の者の方が力持ってたってことでいいじゃん
>>425 d、芳乃を入れてかごめを忘れるとか、
らんまを入れて良牙を忘れるとか、
我ながら酷いな・・・orz
>>427 一般人を攻撃すると減るってのは残したいなぁ
その方が面白くなりそうだから白面も残したりしないかな?
それと、アイテム(獣の槍や偽火、没スレの竜神の装具)
で能力者になった場合どうなるかな?
それはロベルト取り込んだアノン方式でオーケーでしょ あくまで戦闘能力が在る奴には才は減らない設定で… けど、神器無しでも結構植木強いからな 何でも貫く百鬼夜行にどてっ腹何度も貫かれても意識保ってるし 天界力体に込めれば格闘系の奴とも渡り合えるし… ま、植木は原作どおりならどんなことがあろうとも一般人は傷つけないだろうな…
まあこの話題は植木の戦闘SSが投下されるまで沈黙させとくのが無難だと 思う。じゃないとsaburanosyoukougunnになりそうだし。
え〜と…以前刃SSを書いた者です。携帯を水に沈没させたりなんやりでしばらく見れなかったのですが…自分のせいで荒れてしまったみたいですいませんでした_| ̄|○ 少しかかりますが修正しようかなと思っております…いいですか?
>>257-258 に答えがありますよ!
ネカフェも無い所に住んでると大変ですよね、頑張って下さい!
>>432 こんだけ時間かかったんだから、微修正どころか
原形とどめない程の大変革でも構わんぜ。
>>257 も読んでたんですけど、ずいぶん時間開いたんで一応意見聞きたかったんですよ。んじゃ頑張ります〜。(大変革起こせるかな…)
436 :
作者の都合により名無しです :2006/08/21(月) 23:57:31 ID:vU0PevIB0
質問なんだが、海って禁止エリアだよな。 ルールにもプロローグにも書いてない。 禁止エリアって事でSS書き始めちゃったんだけど……
マップで仕切られた範囲よりはみ出した海(場所)は、禁止エリアって事に しとけばどう? 空を飛べるキャラもいることだしね
うん、
>>438 そういう形にさせて
もう8割がたできちゃったよ……
早とちりしてしまいました。
ドロシー投下
440 :
居場所 :2006/08/22(火) 00:21:17 ID:/jEi2eOK0
「全く、どうして私がこんな事件に巻き込まれなきゃならないのよ。 よく見ればギンタンもいるみたいだし、全く困った事になったわねぇ」 こんな事件に巻き込まれるのはマッピラごめんだ。 ドロシーには逃げ出すあてがある。だから、さっさとこんな世界からは抜け出して元の生活に戻りたい。 逃げ出すあてを説明するとこうなる。まず、これだけの人間を様々な世界から一堂に集めたのだから、その方法はディメンジョンARMしかない。 ディメンジョンARMを使って(いや、それ以外のどんな未知の力でも)、このようなゲームを開催する方法は大きく分けて三つある。 ・自分もこの世界にやってくる。 ・自分は別の世界にいて監視をしている。 ・自分は別の世界にいてただ結果を待つのみ。 三番目はあり得ない。あの女自身が部下を使って監視している事を仄めかしていた。 とすれば、残るのは一・二番のケースしかなく、ここでも女の部下について考えれば面白い事が分かる。 『彼等はゲーム内を飛び回ることもありますが、なるべく殺したりはしないほうが良いです。死にたいなら話は別ですが』
441 :
居場所 :2006/08/22(火) 00:22:06 ID:/jEi2eOK0
あの女の言葉だ。これが何を意味するのかは簡単である。 あの女は暗に、この世界は監視する必要があるほど脆い一面を持っていると漏らしてしまったのだ。 参加者たちのとる『ある行動』がこの遊びの崩壊につながる。でなければ、監視などする必要も無い。 監視なぞしなくとも、参加者たちに付けられた、24時間という制限だけで十分円滑にゲームを進める事が出来るのだ。 そして、その『ある行動』とは恐らく島からの脱出だろう。海が禁止エリアだというのも、あの女が言った言葉だ。 冷静に考えれば島外への脱出はゲーム進行の妨げには全くならない。 先ほども言ったが、ゲームを円滑に進めるためには部下達を使った24時間の制限だけで十分ではないか。 なのに、場所まで狭めるのか。全くもって無駄な制限である。 ゲームから脱出するにも、ゲームに乗って人殺しを楽しむにもどちらのケースでも、 参加者たちは密集する事を余儀なくされる。島外を禁止エリアにしなくても、自動的に禁止されているようなものだ。 ではなぜ、明示的に島外を禁止エリアに指定したのか。それは島からの脱出がゲームを崩壊させるからに他ならない。 どのような形で崩壊に繋がるのかは分からないが、現時点で最も可能性が高いのはあの女が島外にいる事だ。 「私って天才! ちょっと考えただけでこれだけの事が分かるなんて」 元々、魔女ドロシーはARMに関する深い知識を持っている。そのため、今回のように知らない内にどこか遠くへ飛ばされている。 というケースにも冷静に対応する事が出来る。けれど、そんな彼女にもあの女の部下に関する知識はゼロだった。 「こっちも考えないとね。まずは部下に関する情報集めね。ギンタンはその後。 待っててねギンタン。必ず私が助け出してあげるから」 【G-5(中央) 道/早朝】 【ドロシー@メル】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、支給品不明(本人確認済み) [思考]1.女の部下(ヒヨウ)に関する情報集め。 2.虎水ギンタの捜索。
乙です。 メルは詳しくないので口調や行動方針の違和感はわかりませんが、 殺し合いをさせたいのだから範囲を限定するのは当たり前のことじゃないですか? それと、状態表は別のレスに設けるんですよ。
姫たんが生き残る
状態表はわける必要はない。 だがドロの思考にあんま共感できない。
445 :
島の外 :2006/08/22(火) 08:33:25 ID:/jEi2eOK0
「全く、どうして私がこんな事件に巻き込まれなきゃならないのよ。 よく見ればギンタンもいるみたいだし、全く困った事になったわねぇ」 こんな事件に巻き込まれるのはマッピラごめんだ。 ドロシーには逃げ出すあてがある。だから、さっさとこんな世界からは抜け出して元の生活に戻りたい。 逃げ出すあてを説明するとこうなる。まず、これだけの人間を様々な世界から一堂に集めたのだから、その方法はディメンジョンARMしかない。 ディメンジョンARMを使って(いや、それ以外のどんな未知の力でも)、このようなゲームを開催する方法は大きく分けて三つある。 ・自分もこの世界にやってくる。 ・自分は別の世界にいて監視をしている。 ・自分は別の世界にいてただ結果を待つのみ。 三番目はあり得ない。あの女自身が部下を使って監視している事を仄めかしていた。 とすれば、残るのは一・二番のケースしかなく、ここでも女の部下について考えれば面白い事が分かる。 『彼等はゲーム内を飛び回ることもありますが、なるべく殺したりはしないほうが良いです。死にたいなら話は別ですが』 あの女の言葉だ。これが何を意味するのかは簡単である。 あの女は暗に、この世界は監視する必要があるほど脆い一面を持っていると漏らしてしまったのだ。 参加者たちのとる『ある行動』がこの遊びの崩壊につながる。でなければ、監視などする必要も無い。
そして、その『ある行動』とは恐らく島からの脱出だろう。海が禁止エリアだというのも、あの女が言った言葉だ。 冷静に考えれば島外への脱出はゲーム進行の妨げには全くならない。 仮にある参加者が島外へ脱出したとしたら、その参加者は24時間以内に他の参加者を見つける事が困難になり結果自滅する。 正しい順序としてはあの女の部下を何とかして、次に脱出である。 これが逆転するとしたら、島外に女の部下を何とかしてくれる能力を持つ者がいるケースだが、あの女の知人はともかくとして、 女を知らない人間は、島の外に出て、仕組みの分からない部下を何とかするという危険な行動を取るとは考えにくい。 結局のところ、島の外へ逃げ出す事はデメリットが大きいだけで参加者の得にはならないのである。 なのになぜか、島外が禁止エリアとなっている。考えられる理由は、ゲームを崩壊させる何かが島の外にあるのだ。 「私って天才! ちょっと考えただけでこれだけの事が分かるなんて」 元々、魔女ドロシーはARMに関する深い知識を持っている。そのため、今回のように知らない内にどこか遠くへ飛ばされている。 というケースにも冷静に対応する事が出来る。けれど、そんな彼女にもあの女の部下に関する知識はゼロだった。 「こっちも考えないとね。まずは部下に関する情報集めね。ギンタンはその後。 待っててねギンタン。必ず私が助け出してあげるから」
447 :
島の外 :2006/08/22(火) 08:34:58 ID:/jEi2eOK0
【G-5(中央) 道/早朝】 【ドロシー@メル】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、支給品不明(本人確認済み) [思考]1.女の部下(ヒヨウ)に関する情報集め。 2.虎水ギンタの捜索。
>>442 ,444
すいません、島の外に脱出する事が結局参加者の得にならない
って事を考えてみたのですが、今回修正してみても駄目でしたら、破棄にしてください。
前半の思考はいい感じだと思いますよ。>ドロシー
>>450 そういっていただけると嬉しいですが、
ちょっと自分の思考が浅はかだったと思うので、
もう少し巧い人に書いてもらうか、自分で深く考え直すかしてきます。
うわっ、ドロシーの禁止エリア考察ネタ被ったww ほとんど内容は違うとはいえ、コンセプトみたいなのが被ると結構きついねw
>>451 乙です。
少し考えてみましたが、ドロシーの思考の違和感は彼女が
頭から『海が禁止エリアって変』と考えているからではないでしょうか?
後半の考察に入る前に一旦、
『海は禁止エリア。殺し合いをさせるのだから範囲を限定するのは当然。
でも本当にそう?同時に言った24時間のルールだけで・・・』という感じの
思考を挟むと、基本は理解した上で「白面の言葉の裏を探る考察」って
雰囲気が出る気がします。
足りない頭で考えてみましたが参考になれば幸いです。
結論までが早すぎるのかもね。 浮かんだ疑問を提示する程度でもよかったかも。 全然関係ない話。 神楽さんは道具(扇子)なしで風を扱う攻撃ができるのだろうか。 風を支配すること自体は可能みたいだから弱くてもできないことはないのかな?
>>455-456 ご指摘いただいた点を参考にして、没スレのほうに投下してみました。
ありがとうございます。
一つ目、力の弱い参加者や頭の弱い参加者は逃げ出す。
二つ目、自前の道具は没収されているだろうし、そんな道具を支給するわけがない。
三つ目、ドロシー以外も全員が島の外へ出て、24時間誰も死なない可能性はかなり低い。
四つ目にして最大の理由、島外を禁止区域にしたのはドロシー自身が二つ目の理由として挙げている
『島という閉鎖された空間が68人という人数に対して狭いから、自分以外の参加者にも出会う機会が多い』
つまり、あの女が仕組んだゲームを円滑に進められる。
ほとんど変わってないというか、自分の都合に良いように
>>455 のアドバイス無視してるような……
そして
>>451 の最後の行は何処へ?
>>453-454 で名乗り挙げている方とフォローしている方がいますよ。
>>457 Ok,少し辛口かもしれないが感想を。長文すみません。
個人の意見なので読み違えもあるかもしれないですが。
結局のところ違和感の中心はドロシーの思考の流れが見えないこと。
>逃げ出すあてを〜
のとこから彼女の狙いは主催が使ったと予想される
ディメンションARM(あるいはそれに類する力)の強奪だろうと予想できます。
で、次のステップの「主催はどこ?」を駆け足で飛ばしすぎて
「島の外について」の話になるわけです。
つまり…島の外についての考察をやりたいのはいいのですが、
それをやる目的、あるいはそこに至る流れが見えてこないところが違和感なのかなと。
例えば主催を探す、単に島から出たい、主催の裏をかきたい、などの。
「何を監視しているのか」を問うてみるのは面白いとは思いますが。
すいません、
>>455 のアドバイス無視してるような…
>常識的に考えれば、殺し合いをさせるのだから場所を限定するのは当たり前といえる。
>けれど、実は島の外を禁止区域に指定しなくても最初から多くの参加者は逃げ出そうとしないのではないか?
の部分は
『海は禁止エリア。殺し合いをさせるのだから範囲を限定するのは当然。
でも本当にそう?同時に言った24時間のルールだけで・・・』
を参考にしたつもりでした。
>?
>>453-454 で名乗り挙げている方とフォローしている方がいますよ。
や、他のミスが多々ありますので
>>458 さん自身が挙げられている点もそうです。
ですので、没スレに投下した次第です。
>一つ目、力の弱い参加者や頭の弱い参加者は逃げ出す。 力が弱く、頭が弱ければ逃げ出す手段も浮かばないのではないでしょうか。 逃げ出す=泳いで海を渡ると解釈したとすれば、 どんだけ頭が弱くても、泳いで海を渡るキャラは……(一人いたorz)あまりいないと思います。 海を渡るためには、道具ないし能力が必要であり、自前で飛べる能力を持つ者ならともかく 飛べないなら、海を渡るのが自然な発想。島ですから、島の資源だけで船を作る事が 不可能ではないけれども、物凄くコストがかかる。 知識の面でも、体力の面でも。 逃げ出す=島からの脱出と捉えた場合、そもそも逃げ出したいと思うことはあっても かなりハードルが高いはずだと思って、SSの中にそれを書いてあります。 私個人の考えですが、力の弱い参加者ほど、島からは逃げ出さない(=逃げ出せない)と思っています。 >自前の道具は没収されているだろうし、そんな道具を支給するわけがない。 ごめんなさい、これは完全な記述ミスでした。すいません。 道具ではなく「能力」とすべきでした。 >ドロシー以外も全員が島の外へ出て、24時間誰も死なない可能性はかなり低い。 24時間制限は継続して、適用されるものです。殺しあわなければ、いずれは全滅するわけで……
ごめんなさい、色々と反論してしまいましたが。
もう、これで終わりにします。
没スレに投下したわけですのでSS自体は完全に破棄しています。
>>453 さん、まことに申し訳ありませんがよろしくお願いします。
>>458 ごめんなさい、最後に一言。
>四つ目にして最大の理由、島外を禁止区域にしたのはドロシー自身が二つ目の理由として挙げている
>『島という閉鎖された空間が68人という人数に対して狭いから、自分以外の参加者にも出会う機会が多い』
この続きがあります。
>けれど、島から出てしまったら? 誰とも出会わない危険性すらある。
島から出る事がルール上、(禁止区域かどうかに関わらず)危険だと言いたかったのですが……ぁぅ。ごめんなさい。
>>459 さんのほうには、特に何も……いえないです。
>>453 さん、お願いします。
私のは自分で没にしているので。
>>461-462 一つ目、=逃げ出せないならドロシーの思考に最初からそう書いてあげて下さいね。
二つ目、空を飛ぶ能力がるものにとって、その行為はそれほどコストのかかる行為だとは思いもしませんでした。
三つ目、『誰とも出会わない危険性すらある。』というのが、『最後の一人に合い、
倒す』という奇跡を起こせない危険性があるということだとは思いもしませんでした。
四つ目、一番大事な『最大の理由』について反論がありませんが、他だけ反論することに何の意味が?
五つ目、一分も経たずに謝罪し一方的に終わりを宣言するというのはどういうことですか?
反論が可能な事だけにでも反論がしたかっただけですか?
六つ目、既にあなたのSSはNGですよ。
七つ目、
>>455 のアドバイスは何処に活かされたのですか?そして
>>451 の最後の行は何処へ?
最後に、次からはトリップを変えて来て下さいね。
あなたにとって苦い場になってしまったようで… できるならまた書いてくださいな。 個人的に最後に。 キャラクターが間違った思考をすることは構わないと考えます。 大事なのはどうしてそういう行動、結果になるかを説得力ある表現にできるかです。
>>463 また没にするまでも無く、既に没ですよね。
そしてこれは何処へ?
462 :作者の都合により名無しです :2006/08/23(水) 02:32:22 ID:dRNlmCC60
ごめんなさい、色々と反論してしまいましたが。
もう、これで終わりにします。
>この続きがあります。
>>けれど、島から出てしまったら? 誰とも出会わない危険性すらある。
>
>島から出る事がルール上、(禁止区域かどうかに関わらず)危険だと言いたかったのですが……ぁぅ。ごめんなさい。
危険だと言いたかったのだとしても、そのドロシーの説明
『島という閉鎖された空間が68人という人数に対して狭いから、自分以外の参加者にも出会う機会が多い』
これに、何か変わりがありますか?
そしてこれはドロシーも挙げているから持ってきただけです。
四番目は、島内という範囲を決めることにより、
あの女が仕組んだゲームを円滑に進められるという理由があると言いたかっただけです。
それと、ぁぅだとか、必要の無い反論だとか、終わると言って終わらなかったりだとかが、とてもウザイです。
>>466 まあ終わったことですしもうあまり苛めてあげんといて…
そして
>>456 にも意見をくださいな。
I D O N ’T W A N N A L I V E N O M O R E ,,..ィiiilll||||lli、、 も う コ レ 以 上 ス レ 見 た く 無 ェ ,ィiill||||||||||||||||||||||li、 ,イ||lll!!'""´``゛`゙''ヾll|||||li、 SOMETIMES I HEAR DEATH KNOCKIN’ AT MY FRONT DOOR /i|||l′: : : : : : : : :.:.:.:.:``i||||l、 時 折 、 糞 書 き 手 が 投 下 し. に や っ て 来 る ll||||l′. : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:゙i||||l l|!" ,,.、_ : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.i||||! I ’M L I V I N ’ E V E R Y D A Y L I K E A H U S T L E , rイ' '"二ミ、 : :ノ :、 : .:.:.:.:.:.:.:.:.:i||l! 糞 読 み 手 と 煽 り あ う さ ま は // . : :〈_●〉ゝ. : : ヽ: r=ニミ、:.:l|′ l/ . : : : :  ̄'´. : : . : : '(●,〉,ノ.:.ム A N O T H E R D R U G T O J U G G L E (| : : : : . : : : : : : : : : : ̄:.:.:.:.:.レ′ 糞 レ ス そ の も の | . : : : : :/ : . .:.:. 、: : : :.:.: : | | . : : : : . : `⌒ー ⌒′ .:.:.:.:.: ,′ A N O T H E R D A Y I S A N O T H E R S T R U G G L E . l . : : : : : : : : .ー' : : : : :.:.:.:.:. / 新 た な 投下 、 新 た な 煽 り 。 / ̄ . : : `ヽ、人. : : : : : :ー-‐-‐-、: : : : :. /`⌒ー─--、 | . : : : .:.:.:.:.\'\ : : : :ヽ、__,,. : : : :. // ̄ ̄ヽ',',',', ヽ |. . . . . : . : .:.:.:.:.:.:.: |',',',ヽ、 : : ─‐- : : : // . : : : : |,',',',',', __,| . . . . . : : :.:.:.:.:.:.:.: |,',',',',',',` ー----‐´_/ . . . : : .:.:.:. l,',',',',','
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>>ID:A6wNVcaP0
あのさ、ほとんど反論になってない上、
作者自身没になってることが分かってるから、没スレにかいたってのに
何で粘着してるの?
>一つ目、=逃げ出せないならドロシーの思考に最初からそう書いてあげて下さいね。
ドロシーの思考に、最初から逃げ出す事が困難。「逃げ出そうとはしないのではないか?」って書いてあるよ。
>二つ目、空を飛ぶ能力がるものにとって、その行為はそれほどコストのかかる行為だとは思いもしませんでした。
SSを見れば、「これらを自前で持っている参加者は除いたとして」って書いてあるのに、この指摘に意味があるわけ?
>三つ目、『誰とも出会わない危険性すらある。』というのが、『最後の一人に合い、
>倒す』という奇跡を起こせない危険性があるということだとは思いもしませんでした。
確率論は勉強してませんでした。
>四つ目、一番大事な『最大の理由』について反論がありませんが、他だけ反論することに何の意味が?
>>463 でしてるじゃん。
>五つ目、一分も経たずに謝罪し一方的に終わりを宣言するというのはどういうことですか?
没スレに投下したSSに突っ込むのはどういうことですか?
>六つ目、既にあなたのSSはNGですよ。
それが分かってるから、自分で投下スレに落としたんだろ。大体、ハッキリNG宣言したのは作者本人だぞ。
>七つ目、
>>455 のアドバイスは何処に活かされたのですか?そして
>>451 の最後の行は何処へ?
>>455 のアドバイスをどこで活かしたのかは回答済み、文盲に理解できないだけ。
>>451 は
>>463 でもいっている通り。
>最後に、次からはトリップを変えて来て下さいね。
最初からトリつけてないよ。 お前は脳みそ付け替えてきて下さいね。
俺は思考の部分には違和感感じなかったよ。 でも、ドロシーは思考よりARM集めを優先すると思った。
完全に破棄するならレス返さないでさっさと消えれば良いのにね、おかげでgdgd >ちょっと自分の思考が浅はかだったと思うので、 >もう少し巧い人に書いてもらうか、自分で深く考え直すかしてきます。 なんて言ったわりにすぐ舞い戻って来て、結局スレ荒らしただけじゃん
流れぶった切るが サンデー紙上で追加された力についてはどうしようか… たとえば今週のガッシュの清麿のアンサートーカー能力とか…
矛盾が無いなら描写していいでしょ 矛盾が出るなら放置で
ガッシュ読んでないから知らないけど、ロワに参加したのがどの時点かによる 追加される条件がロワ内でも再現可能なら出してもいい
アンサートーカーを有りにするなら、 死にかけて復活したあと連れてこられたってことになるね
今週のサンデーで追加されたのって言えば、目ぼしいのはアンサートーカーぐらいか。 おいしいのが出てきたら、追加したいよな。
ロワ内で死にかけさせたら駄目なん?
>>479 それも、ありだと思うし( 話が面白くなれば )最初から使えてもいいんじゃね?
バトル系キャラは参戦時期次第で大きく変わるからな。 植木みたいに最大必殺技の習得前から参戦してるのもいるし。 (ぶっちゃけ無い方が話が作りやすいからだろうけど)
ファウードの回復液が出てきた時点で、清麿は戦闘中→死亡 無しにすると矛盾しちまわねぇか?
ザルチムとかが持ってたやつだと考えれば…… どっちかっつーと死亡ありだと、あと数分で日本壊滅な状態で変なとこ飛ばされたわりに落ち着きすぎじゃないかと。時間見て嘆くぐらいしろよと まぁ、このへんもこじつけれそうだし、結局は「巧く活かす自信があるならいいんじゃね?」ってことになるんだけどさ
清麿ってもう登場してたっけ? もし登場してたならその時の台詞に違和感が生じなければありかもな
確か、冷静に現状を把握しようと推理していた気がする。
これだと、本誌でアンサートーカーの内容を見てみないことには何も言えないなぁ。 今のところ、出さないほうが無難だとは思うが……
清麻呂、結構普通に登場して冷静に現状分析に思考していたな
とら、イアン投下します。
「なんで突然襲いかかって来るんだよ」 チェスの兵隊(こま)、ナイトにまで上り詰めたイアンだがARMがない状態で化け物に襲われた経験はない。 数分前、イアンは一匹の化け物と出会った。 メル・ヘヴンでは見たことがない種類の生物だが、人語を理解し、ちゃんとしたコミュニケーションが取れる普通の生き物だった。 その生き物とイアンは最初単なる雑談をしていた。 話をしてイアンが感じたのは、この化け物には特に危険はないというものだった。 が、それも数分だけの話である。 互いの紹介が終わったあとは、軽い雑談。その雑談の中に、化け物の気に入らない言葉でも入っていたのだろうか。 突然、化け物はイアンに襲い掛かってきた。 「バーカ、なんでオレっちが攻撃されなきゃなんねーんだよ」 「わしの勝手だろ」 化け物とらは鋭い爪を使って、イアンに襲い掛かってくる。 そのスピードは、ARMをもたないイアンにかわせるものではなかった。 けれど、とらはイアンがぎりぎり避けられる程度の攻撃を繰り返し行っている。
「なぶり殺すつもりか」 「たまには、はんばーがーより人間が食いたいからな」 なんで、突然襲われなければならない。最初は普通に話が出来たじゃないか。 一体、話の内容の何がいけなかったというのだ。 ARMを持たないイアンは一般人となんら変わらない。とらのような実力派の妖怪を相手にするには力が完全に不足している。 けれど、不幸な事にイアンはプライドだけは一流であった。 まっすぐに逃げれば、あるいは逃げ切れたかもしれない。だがイアンのプライドは敵の攻撃を避ける事は認めても、敵から逃亡する事は認めなかった。 「オレっちもギドのために死ねねーんだよ」 イアンはニューナンブ式38口径の拳銃を取り出し、とらに向けて発砲する。 放たれた銃弾は、とらの横を通り過ぎどこかへ飛んでいってしまった。 「おい、おめぇ。その武器使うのはじめてか?」 「バーカ、そんな訳ねーだろ」 そう言って、イアンは二発目を撃つがまたも見当違いの方向に弾が飛んでいく。 銃の精度が悪いのではなく、純粋にイアンの腕が悪い。元々メル・ヘヴンに拳銃という武器がないからだ。 「なぁ、おめぇ。やっぱ獣の槍はじめて使うんじゃねぇの?」 とらはわざと、拳銃の事を獣の槍と偽ってイアンに問いかける。 「バーカ、オレっちは獣の槍の名手だよ」 イアンは何の疑問も持たずに、その固有名詞を使う。 決定的だった。イアンは間違いなく、拳銃を知らない。そして自分が使い慣れた武器を持っていない。 とらはそれだけ確認すると、その爪と牙をもってイアンを喰ってしまった。
「ぷはぁ、やっぱ久しぶりの人間はうめぇな」 ハンバーガーもいいが、やはり妖怪は人間を食うものだ。 500年ぶりの食事に満足するとら。既にイアンは骨まで喰われてしまって跡形もない。 とらがなぜ、イアンを攻撃したのか。理由は簡単だった。 話の途中で、イアンがARMを持ってない事を知ったからである。 「こいつが、自分の武器を持ってないって事はうしおも獣の槍を持ってないって事だからな」 なぜかは知らないが、このゲームでは使い慣れた武器が取り上げられるらしい。 イアンとの会話でその事を知ったとらは、当然うしおも同じであろうと考えたのだ。 「うしおが獣の槍を持ってないってことは、ここって食い放題の楽園じゃん」 名簿を見ると60人以上の人間がいるらしい。中には喰えないのも混じってるだろうが、それを差し引いても素晴らしい所である。 唯一気に入らないのは、ここが白面の用意した場所だという事。 「ま、それは腹いっぱい食ってから考えるか」 500年の空腹は一人の人間で収まるものではない。 とらは次なる獲物を求めて歩いていった。
【G-4中央 草原/早朝】 【とら@うしおととら】 [状態]健康(まだお腹が空いてる) [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、支給品不明(本人未確認) [思考]1.腹いっぱい食べる。 [備考]イアンの支給品ニューナンブ式38口径の拳銃はその場に放置されています。残弾は3/5 【イアン@メル】 死亡確認
>>494 おぉ、序盤のころの憎しみに捕われてたとらか
潮との遭遇が今から楽しみだ
空気読めてないっぽいけど、ドロシー投下
前作者も破棄したんだしいいんだよね?
魔女と呼ばれた少女がいる。 ARMを用いた戦闘に長け、敗北を知らないその少女の名はドロシー。 誰よりも強く、そして美しいARM使い。 「………」 C-05。小さな村の船着き場に魔女はいた。 船着き場といっても“内陸”への定期船が一日に数本出るだけの小さなもので、そのうえ定期船は現在停泊していないのだが、この世界のことを知らないため陸地を目指そうなどと考えていないドロシーにとってはたいした問題ではなかった。 勿論立派な船にこしたこしたことはないのだが、今は目の前にあるボロ船があるだけでも恩の字なのだ。贅沢は言えない。 「………ビンゴ」 支給品である望遠鏡越しに見える光景に、つい冷たい笑みを浮かべてしまう。 望遠鏡越しに見た海には、ヒヨウだかキヨウだかという名の変な生物(激レアガーディアンARMだろうか?少なくとも私は見たことがない)が確かにいたのだ。それも一匹ではなく何匹も。 そう、監視係の役割を果たすあの不細工なガーディアン(仮)が、船でも使わないと行けないところに存在していたのだ。 何故? 海に入った瞬間死刑にするなら、陸地の不細工なガーディアン(仮)がそれを見た瞬間処刑すればいいのだ。わざわざ海の上に浮かべる必要はない。 なら、答えはひとつだ。 海の上は、別に禁止エリアではない。
いいと思いますよ。 あと、念のためにとら解説。ハンバーガーの味を覚えた直後に設定しています。
ついでに言うと、北の方が東の方より不細工なガーディアン(仮)の数が少ないように見える。 というより、北の方はある場所から不細工なガーディアン(仮)が全くと言っていいほど居ない。東より北の方が早く不細工なガーディアン(仮)の群れが途切れている、とも言える。 そして、現在自分のいる位置は支給された地図で言うとC-05……北には2マスあるが、東には5マスしかないのだ。 おそらく不細工なガーディアン(仮)達は地図に描かれた場所にのみ配置されているのだろう。 つまり、 「地図に描かれた範囲から出たのをアンタのお仲間に見られたら処刑されるんだったっけ?まぁ、言ってなかったとしてもそのくらいするだろうけど」 あの少女も、うるさいという理由であっさりと殺されたのだ。地図の外に出ようとした者の末路は死あるのみだろう。 「逆を正せばアンタのお仲間がいるエリア……地図に描かれた範囲ならどこに行ったっていいのよね?」 不細工なガーディアン(仮)を通して、主催者の女に「理論的に考えたらこうなったんだから船に乗り込んだ瞬間死刑にしたりとかするんじゃないわよ」というようなニュアンスのことを伝えようと、空を仰ぎ自分の上空を飛び回る不細工なガーディアン(仮)に声をかける。 生存率を少しでも上げるためのセコイ行動。ガラではないが、ディアナを殺す前に死ぬわけにはいかないのだ。 (生きて帰って、クイーンを……ディアナを殺すためなら、感情もプライドも押し殺す……)
一度深呼吸をすると、ゆっくりとオンボロな船に片足をかける。 木製のオンボロ船がギシッと軋んだ。 「あーあ、ARMさえあればギンタンとさっさと合流して、ついでに一応スノウも連れて脱出するんだけどなぁ」 ARMの移動に慣れてるドロシーにとって木製のオンボロ船などできることなら一生乗りたくなかった代物だが、使い方のわからないモーターエンジンで動くものばかりで、手漕ぎのものがこれしかなかったのだ。 他の海に出た参加者との戦闘になったら頼りにならないが、その分を自身の能力でカバーをする自信がある。 ARMは無くともウォーゲームで培った能力があるし、支給されたのが望遠鏡でも鈍器にはなる。 「海の上は、一番の安全地帯」 自分に言い聞かせるようにゆっくりと呟く。 民間人に死人が出るのはいい気はしないが、そういう世界なら仕方がない。自分は死ねないのだ。 海の上から望遠鏡で地上を見、ギンタやスノウが居たら陸地まで戻る(着いたころには見失ってるだろうが、何かから逃げてるわけじゃない限りそこまで遠くには行かないだろう) そうじゃなければ陸地にいるのが手負いの優勝者だけになるまでここにいればいい。 手負いの奴相手なら望遠鏡だけで勝つ自信がある。仮にそいつが協力なガーディアンARMを持っていたとしても、心身共に疲労し切っていてはまともに扱えはしないだろう。 (……ごめんね、ギンタン) そうなったら、ギンタとの約束を破り人(にはとても見えない奴もいたが)を殺すだろう。 更に言えば望遠鏡に映らない限りはギンタを見殺しにするということにもなるのだが、ギンタが死ぬとは思えなかった(だからと言って最後の一人になるとも思えなかったが)。 まぁ、どうにもならないことをとやかく考えても仕方がない。本当はARMを探したいところだが、ウォーゲームと違いろくに休み時間が取れない以上、あまり役には立たないだろう。やはり生存者が一人になるまで待つ方がARM探しの面から見ても得策だろう。 最後にもう一度だけギンタの顔を脳裏に浮かべながら船に乗り込み、オールを手にしようとしたところで、 何者かが数十メートル先で掌をこちらに向けていることに気が付いた。
(まずい……ッ!) その者が人間ではない━━どちらかというとガーディアンに近い存在だったせいか、はたまた大量の不細工なガーディアン(仮)の異質な気配が強すぎるせいか、とにかくドロシーはその者の気配に即座に気付くことができなかった。 相手の顔を見た時には既に空気の弾丸は発射されており、その弾丸はドロシーの額を目指し飛来してきている。 だが、ウォーゲーム無敗は伊達ではない。 ドロシーは弾丸が到達するより早く、船から離脱し難を逃れた。 船底に穴が空き沈んでいく船を横目で見、相手が見えない攻撃を仕掛けること理解する。 ならば、次が来る前に叩き潰す。 「ウエポンAR いつものくせで相手に向けて腕を掲げてようやく気付いた。 今、自分はARMを所持していない。 最強の魔女も、ARMを失えばただの美人でキュートでそのうえセクシーなだけの美少女だ。 つまり、今の姿は強盗相手に強がって反抗する普通の少女のようなものなわけで。 当然のごとく、次に感じた感覚は激痛だった。
「うぐ……ぁ……」 痛い。こんなにまともにもらったのはいつぶりだろう。 痛い。お腹がどうなったか確かめる気力もない。 痛い。体が全く動かない。 「………女」 攻撃を仕掛けてきた老人が、穴の空いた掌を向けながら、ゆっくりとこちらに近付いてくる。 「海は安全、と言っていたが、それは誠だろうな」 痛い。このクソジジイ、わざと即死しないよう攻撃しやがったな。 痛い。畜生、誰がアンタなんかに言うもんか。 「……ギンタンに殺されちゃえ、バーカ」 ドン、という衝撃を再び腹に受け、カッと目を見開く。 痛い。今度こそ本当にダメみたいだ。 「言え、何故安全なのだ!言えば楽に殺してやるぞ」 痛い。痛いけど、コイツには絶対教えてやんない。 痛い。こんな酷い痛みを、ディアナは多くの人間に与えてたのかな。 痛い。結局何にもできなかった。ディアナを殺すことができなかった。 痛い。体よりも、心が。ウォーゲーム負け無しだなんて言っても、結局大切なものは何ひとつ守り通せなかった。 痛い。ごめんねギンタン。私、もう会えないや。 痛くない。もう、痛みすら感じない━━━
魔女の瞳から光を失ったことを確認すると、深緑の弾丸で魔女の東部を砕き、パンタローネは敬愛するフランシーヌ様の元へ再び目指すことにした。 南西から真っ直ぐ走ってきたが誰とも遭遇しなかった。行くとしたら海沿いに北か南か…… できるだけ急がねばならない。サハラで己をくだした鳴海がいるというのに、自分は造物主に蘇生していただいた時に旧式ボディにされたままだ。 せっかくフランシーヌ様がこちらにいらっしゃることをスタート地点で確認できたのだ。ここでお仕え出来ずして何が最古の四人だ。 フェイスレス様のおっしゃっていた“エレオノールのお世話”はここに来ていないアルレッキーのとコロンビーヌに任せ、自分はフランシーヌ様のご生存のため全力を尽くそう。 「ふん、まぁいい……船に乗ったということは本当に海は安全なのだろう」 だとしたら簡単な話だ。 フランシーヌ様には海上遊覧を楽しんでいただき、その間に自分が他の参加者を排除する。 そして最後に自分が機能を停止すれば万々歳だ。 優勝とやらは嬉しいことだと聞くし、もしかしたらお笑いになって下さるかもしれない…… パンタローネはこんな状況下でもフランシーヌの道化だった。ただただフランシーヌに笑ってほしいがためにその手を汚し、そして彼女を守るためだけに歩き出した。彼の思考に、“自分だけが生き残る”というものはなかった。 ドロシーは最期まで最強のARM使いだった。驚異の反射神経で不意打ちの深緑の弾丸をかわし、そして瞬時に魔力をしっかり練り込めなくとも見た目にも派手で相手に隙を作れそうなトトを使うことを考え実行に移そうとした。 だが、結局はARMを使った戦いが染み付いていたためにドロシーは死んだ。とっさのことに、ついいつもの戦い方をしようとしてしまったがために。 要するに、チェスのコマのナンバー2ですら倒せなかった最強の魔女を倒す方法とは、ARMを取り上げるという実に単純なものだったのだ。
【C-05 鎌石村の船着き場/早朝】 【パンタローネ@からくりサーカス】 状態/健康。本物のフランシーヌ(エレオノール)が島のどこかにいることに狂喜。加藤鳴海が島のどこかにいることに焦燥。 [装備]不明 [持ち物]中身未確認の荷物一式 [思考]1.鳴海より早くフランシーヌ(エレオノール)に会い、適当な船で海上に逃がす 2.とりあえず海沿いに北か南へ 3.邪魔をする者は殺すが、フランシーヌが見付かるまでは深追いはしない 4.鳴海との戦闘はフランシーヌを海上に逃がすまでは極力避ける [備考]ドロシーの望遠鏡にパンタローネは手をつけていません。ドロシーの死体の側にあるか、船と共に沈んだかは次の方にお任せします 【ドロシー@MAR 死亡確認】
感想……メルファンはどう思うんだこの展開? まぁ、内容にはどっちも違和感がなかった。 とらが人食いになったら、うしおとの出会いが楽しみだし、コミカルマーダーとしても使える。 パンタローネの思考もいい感じに狂ってるよな。原作どおりだw
>>502 うわ、今更誤字発見
×深緑の弾丸で魔女の東部を砕き
○深緑の弾丸で魔女の頭部を砕き
まとめ掲載時にはお手数おかけしますが修正の方をよろしくお願いします
>>504 書いといてなんだけど、けっこうキツイかと……
俺は他ロワで好きな作品キャラが全員適当な扱い受けてた時なんとも言えない気分になったから
とりあえず俺は愛を持って殺しましたよとチラ裏にいいわけしておきます
新作乙 >>食べ放題 そういや、初期の頃のとらって獣の槍に押さえつけられてただけなんだよなw 最終的にはあの名台詞を生み出すキャラだからすっかり忘れてた。 うしおと出会ったら、どうなってしまうんだろう。それと、万一うしお+獣の槍と出会ったら とら殺されちゃうんじゃ…… >>安全地帯 ドロシー乙。 原作だと強いんだけどねぇ。スタンド使い−スタンドみたいな感じだろうからなぁ。ARM取っちゃうと。 これからはパンタローネの活躍に期待。 実は海の上が安全じゃなかった。って事になったら オートマータの癖に顔面蒼白になりそうなパンタローネにも期待したいところ。
二つとも面白いとは思うけどこれはどうかな… 別にメルに思い入れがあるわけでもないけど いきなり全滅は酷いんじゃないの? とはいえ作品自体に問題があるわけでもないから破棄も出来ないよな…
誰が死ぬかは話しの流れと作者のわがままにしか左右されないのだから仕方ないでしょう。 逆にその作品最後の一人だから生存させるべきなんて意見はおかしい話でしょうし。 意図の流れがあったとはいえあんまり文句は言えない。ちょっと寂しいけど。 …最初に主人公落としたオレが悪いのかなあ。
わざわざそんなことカミングアウトして自己顕示するなよ
まあまあ それはそうと、イアンとドロシーの書き手さん 何とか書き直すのは出来ないかな 別に強制ではないしこのまいくんだったら仕方ないけど 出来れば直してほしい これはメルが不憫すぎる
矛盾があるならともかく展開が気に入らないからリコールとか 本気で言ってる?
だから出来ればって言ってるじゃん 直すのは嫌だっていうならこのままでいいよ
>>512 >>514 いちいち嫌な言い方だね。
これで一人の読み手の言う通りに展開を変えたりしたら、
今後は殺しにくくなるし、なんともウザイキャラになるね。
>>490 凶暴な頃のとらは予想外だったんで今後が楽しみ。
ブツブツ言いながらも協力的、と勝手に思い込んでいたんで。
>>505 特殊な武器使いはそれがないと途端に無力化するって感じが良く出ていてGJ。
私のブラウザのせいかもしれませんが、もう少し改行してくれると読みやすかったかも。
メルは未読なんだが、ここまで未登場だったことを考えると
全般的に扱いにくいキャラ達だったのかな?
いきなり全滅は不憫だがロワの伝説として名を残すということでw
登場済みキャラのみのバトルが書きあがってるんだけど、
最後のボーマン教官が登場するまでは、保留しといた方が良いよね?
うわ、久々にサンデー来たけどつまんね・・・ こんな序盤に全滅作品出す空気読めないバ書き手に、いきなりとらが普通に人食うだなんて魅力ゼロ化・・・リスタート前の美神ととらのSSが好きだったからなおさらつまんないよ 矛盾さえなけりゃいいって話じゃないよ。後々の事考えて書いていかなきゃあっというまに過疎るよ
にちゃんのリレー企画の序盤に何を求めてるんだおまいさんは 序盤なんかフラグ叩き折られようがズガンされようが泣かない、くらいのつもりでいなきゃマジで過疎るぞ 叩かれても投下を続けてくれる固定書き手もいないのにジャンプロワ化したらおしまいだな もうすでに死臭がしてきたけど
ってかさ、まだ序盤なんだしメル全滅避けたけりゃ自分で書けば良かっただけの話じゃね? キャラは単独で方針決めるみたいな。ドロシーはそれを複雑にし過ぎて失敗したがナー。
とらSSの方はありなの? この作者、ラウンジの交流スレで厨っぽい発言してからジャンプ2ndにSS投下してた奴なんだが そっちの内容もかなり強引だったわけだが まともな書き手じゃないって場合もあるぞ
とらがいきなり人を食うのは違和感あるね。 作中でもたびたび食うぞ、みたいな発言してたけどあれはギャグ的な要素を含んだ発言だったし。
いっそとらは外伝の平安時代から引っ張られてきたとか…無理か。 少年誌であった以上コミカルに失敗を続けるしかなかったんだよな。
>>517 未登場キャラ残り5人まで放置されてたからねぇ・・・新キャラ同士のバトルになって殺される確率あがるのもわかるだろうに
とはいえ書きたかったのに殺されたとか、活かしたかったフラグ叩き折られたとかの愚痴をこぼしたくなる気持ちもわかるから、外部掲示板あたりに毒吐きスレがあればいいと思う
>>518 実際とらが人食ったのかはわかんないしね
まぁ、違和感というより紅蓮とかぶっちゃった感のほうが強かったけど
>>518 書き手が、んな事してた証拠はないのに、
書き手の人格否定から内容を判断するのはやめろ。
もし、証拠があるなら証拠もってこい。
まー、とらが食うのは確かに強引だけど
>>522 ジャンプ2ndの作品内容と時間、それがラウンジでの馬鹿の発言が限りなく似ていたというだけで、
◆4.5.3SZtq2が書いたものかどうか歴とした証拠は無い
疑惑でしかない事で人格否定のような発言をしたのは悪かった
◆4.5.3SZtq2も申し訳ない
でも、人格否定で内容を判断したつもりは一切無いんだわ
内容だけを見てもすんなり受け入れられるものではなかったから
ここで言うのもスレ違いだが、ジャンプ2ndでのもそうだったけど、原作のキャラ設定と
この人の書くSSでのキャラでは、大きくズレてるのは間違いないと思うんだ
そこがどうしても引っ掛かるから疑問を投げかけたわけで、人格云々とはまた別問題
>>523 うーん。人を食おうとしていたシーンをどう捉えるかだよな。
一応、500年前までは喰ってたと考えれば、実は原作どおりの設定なわけだが、
作中では一度も食ってないって考えると原作を大幅無視している事になる。
作中で明らかに言えることは序盤のとらは人間を食いたがってたことと、
封印される前は食ってたこと、そして、うしおと出会ってからは喰ってない事。
序盤で人を食わなかったことの理由は、オーデコロンや金属製のアクセサリで人が身を守ってた事と、
うしおが槍で脅してた事が理由なんだよね。
はてさて
ロワ的に考えると初期のとらだと既に大暴れしている紅煉の 完全な同類・二番煎じになっちゃうのが辛いところだよな。 自分から襲った上、食べるところがアッサリしすぎてて、 今後も一般人を気軽に一飲みにされたらどうしようって危惧は残るな。 今後、ジャぱんで懐柔されたら面白いんだろうけど「人間よりウメー」て
とらSSに関して、人を食うことに関する違和感。
・ 作中では、一回も食べてない。
・ 作中の過去にあたる500年前は喰ってたらしい。
・ 序盤は人を食いたがっていたが、うしおに脅されて食えなかった。
人を食うとらも実は設定どおりなのではないかと。
>>523 さん、ズレってどういう所に感じたのかな。
>>514 流れぶった切るけど、そろそろいいんじゃない?
既出キャラのみのSS。
>>526 ・ 作中では、一回も食べてない。
これだね
・ 作中の過去にあたる500年前は喰ってたらしい。
ってのもあるけど、あくまでこれは500年前の事であって、ロワ参加時期のとらとはまた違う気がする
それに実際どのように喰ってたとかは作中での描写が無かった以上、結局憶測でしか書けない
SS作者が憶測で書いたものは、もう原作キャラを無視したオリキャラと解釈していいと思う
これをロワ仕様とするか、原作無視のオリキャラと捉えるかで意見は分かれるだろうけど、
自分は原作無視したオリキャラだと思ったんでズレを感じた
>>528 でも、実際何度も喰おうとしてたわけで。
喰わない理由が原作でも描写されてたジャン
>>524 でも書かれているが
理由は2つ。
・ 装飾品による防御
・ とらの脅し
前者はあくまでギャグ色が強いけど、後者は明白な描写な訳で
それに加えて、今回のSSではうしおが獣の槍を持ってないって事にとらが気づいている。
原作無視どころか、原作に忠実だと思うけどなぁ。
喰ってないって言うけど、単に喰ってないじゃなくてその理由まで考えなきゃ。
>>529 喰わなかった理由は確かにその二つで、今回の場合、その障害二つが無くなってる
だから喰おうと思えば喰えるんだろう
けどさ、なんか短絡的なんだよな
ハンバーガーの味を知ってるし、もしかしたら獣の槍がどこかにあるとか考えてもよさそうなんだがそれが無い
潮が獣の槍を保持してないと確信しちゃってるのがどうも納得いかない
いきなり食ったってのはちと違和感もあるが、銃で応戦したから食ったと考えるとそれほど違和感はない やられたらきっちりやりかえす奴だし
話の流れをぶった切ってしまいますが、 修正を入れてもよろしいでしょうか?
とらは、
>>521 >>525 の言っている通りで紅煉と被るんだよな。
違いはコミカルな所と、微妙な性格の違いくらいかな。
とらは、単純に面白いから追いかけて、腹が減ってるから食う。
紅煉は、弱い奴が必死に逃げるのが面白くて甚振るように追いかけて、
苦痛に歪む表情や恐怖に引きつる表情をスパイスに食う。
あくまで個人的にね、ほかの人がどう思ってるのか知りたいな。
今は序盤でマーダーも多くほしいところだけど、マーダーが強キャラばっかなんだよなw
>>514 >>527 流れぶった切るけど、ボーマン教官で最後なら良いと思う
そろそろ色々と動かして話を進めてkskしようぜ!
もちろんいいですよ 気の済むまで修正して修正して修正しまくってください
>>532 そんな、流れをぶった切るだなんて!
内容によっては終了するじゃないですか、是非ともお願いします!
参戦時期にもよるんだけどさ、戦闘系漫画のマーダーとその他のバランスって結構良いよね。
「なんで突然襲いかかって来るんだよ」 チェスの兵隊(こま)、ナイトにまで上り詰めたイアンだがARMがない状態で化け物に襲われた経験はない。 数分前、イアンは一匹の化け物と出会った。 メル・ヘヴンでは見たことがない生物だが、人語を理解し、ちゃんとしたコミュニケーションが取れる普通の生き物だった。 その生き物とイアンは最初単なる雑談をしていた。 話をしてイアンが感じたのは、この化け物には特に危険はないというものだった。 が、それも数分だけの話である。 互いの紹介が終わったあとは、軽い雑談。その雑談の中に、化け物の気に入らない言葉でも入っていたのだろうか。 突然、化け物はイアンに襲い掛かってきた。 「なんでオレっちが攻撃されなきゃなんねーんだよ」 「わしの勝手だろ」 化け物とらは鋭い爪を使って、イアンに襲い掛かってくる。 そのスピードは、ARMをもたないイアンにかわせるものではなかった。 けれど、とらはイアンがぎりぎり避けられる程度の攻撃を繰り返し行っている。 「なぶり殺すつもりか」 「たまには、はんばーがーより人間が食いたいからな」
なんで、突然襲われなければならない。最初は普通に話が出来たじゃないか。 一体、話の内容の何がいけなかったというのだ。 ARMを持たないイアンは一般人となんら変わらない。とらのような実力派の妖怪を相手にするには力が完全に不足している。 けれど、不幸な事にイアンはプライドだけは一流であった。 まっすぐに逃げれば、あるいは逃げ切れたかもしれない。だがイアンのプライドは敵の攻撃を避ける事は認めても、敵から逃亡する事は認めなかった。 「オレっちもギドのために死ねねーんだよ」 イアンはニューナンブ式38口径の拳銃を取り出し、とらに向けて発砲する。 放たれた銃弾は、とらの横を通り過ぎどこかへ飛んでいってしまった。 「おい、おめぇ。その武器使うのはじめてか?」 「バーカ、そんな訳ねーだろ」 そう言って、イアンは二発目を撃つがまたも見当違いの方向に弾が飛んでいく。 銃の精度が悪いのではなく、純粋にイアンの腕が悪い。元々メル・ヘヴンに拳銃という武器がないからだ。 「なぁ、おめぇ。やっぱ獣の槍はじめて使うんじゃねぇの?」 とらはわざと、拳銃の事を獣の槍と偽ってイアンに問いかける。 「オレっちは獣の槍の名手だよ」 イアンは何の疑問も持たずに、その固有名詞を使う。 決定的だった。イアンは間違いなく拳銃を知らない。そして自分が使い慣れた武器を持っていない。
「くっくく。おめぇ、それは獣の槍じゃねぇよ」 「え?」 イアンの手が止まる。不味かった。知らない武器の名前を相手の誘導で答えてしまったのだ。 だが、それがどうした? この武器の詳細は分からなくとも、引き金を引けば勢い良く何かが飛び出る武器である事に変わりはない。 そして、その何かに当たれば化け物もただでは済まないだろう。 「偉そうな事言ってんじゃねーよ、バーカ」 三度、銃を構えとらに向けて発砲の構えを取るイアン。だが、そのイアンに突如電撃が襲い掛かった。 「お前、雷まで撃てるのか……」 「まーな」 得意げに語るとらだが、内心穏やかではない。白面のせいだろうか、いつもより電撃が弱い。 イアンを一撃で仕留めるどころか、意識すら断つことが出来ない。 でもそれで十分だろう。イアンは持っていた拳銃を落とし、その場に跪いてしまった。 「これで落ち着いて喰えるな」 イアンは近づいてくるとらを見て、死を直感した。多分、自分はこの化け物に勝てない。 いや、多分どころか絶対に勝てない。でも…… 「オレっちはギドに会うまで死ねねーんだよ!」
再び、同じことを口にする。愛するギドが待っている。自分には生き残る義務がある。 落とした武器にチラと目をやり、すぐにとらを見据えなおす。もう使えない武器に頼るつもりはない。 「オレっちは必ず生き残る!」 プライドをかけ、自らの体術のみで特攻をしかけるイアン。 だが、とらには通用するはずもなく二発目の電撃を喰らって、イアンは意識を失ってしまった。 「はーはっはっは、やった。ついにわしも人間が食えるぞ」 500年間磔にされ、封印をとかれた後もうしおに小突かれ続けて、一人も人間を食べられなかった。 けれど、そんなひもじい日々もこれで終わりである。 「一応、周りを確認しないとな」 いつまた、うしおが襲い掛かってくるとも限らない。理不尽な槍の力で食事を邪魔されるのはゴメンだ。 この男が使い慣れた武器を持ってないという事から、多分うしおも獣の槍を持ってないのだろうが用心に越した事はない。 「どこをみてもうしおはいないな、槍もない」 右良し、左良し、獣の槍なし。よし、500年ぶりの人間だ。
「ふははは、久しぶりの喰いもんだぁ。いただきまー……って、おい!」 とらはイアンの耳にぶら下がるアクセサリに気づく。 イアンは、自分でも知らない内に妖怪の嫌いな金属で身を守っていたのだ。 「まぁ、無理したら喰えなくもないけど」 今になって気づいた防具品に勢いを止められたとら。再び周りを気にし始める。 「よく考えたら、ここって白面が用意した場所なんだよな?」 イアンの体についている金属は左耳のイアリングのみである。だから、我慢すれば食べられる。 けれど、白面の用意した所と言うことは、獣の槍もあるんじゃないか? 確証はないし、仮に獣の槍があったところで持ち主のうしおが持ってなければ怖くない。 それに、ここは使い慣れた武器が取り上げられる空間だ、獣の槍は高い確率で他の人間が持っている筈。 安心材料はたくさんある。でも、一度ついた不信感は中々取り除けなかった。 「上から降ってきたりせんよな?」 上空を見上げるとら、不審なものは何一つない。喰っても大丈夫かなぁ。 湧き上がる不信感、嫌いな物で防護された食べ物(イアン)。 結局、とらは躊躇してしまいイアンを食べられなくなってしまった。 「ま、今すぐ喰わんでも死にはせんよな」 念のための用心だ、食事は支給されたもので済ませることも出来るし、槍があったらやっぱり怖い。 とらは気絶したイアンを放って置き、そのまま歩き始めた。
【G-4/早朝】 【とら@うしおととら】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、支給品不明(本人未確認) [思考]1.獣の槍の確認 2.とりあえず食事は支給食で済ませる。 【イアン@メル】 [状態]気絶中、全身に軽度の裂傷 [装備]ニューナンブ式38口径の拳銃(残弾3/5) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.生き残ってギドに会う。 [備考]とらがどこへ向かったかは次の書き手さんに任せます。
こうしてたいした矛盾もないSSが住人の難癖によって 展開を変えさせられるという前例が生まれたのでありました
乙です! 前回のとらもキャラ的に何の問題も無かったのに、 今回もキャラを全く壊さずに展開を変えたのには脱帽です! 槍を怖がるとらの思考がかわいいですよねw
乙! やっぱ、とらはこれだよ。なんだかんだで人間は食べないんだよな。
これからは気に入らない展開になったら物言いが認められるわけか ふざけるな
がっかりだな 下らん理由で書き手に展開を変えさせる読み手 ジャンプ化は避けたかったがもう駄目か
じゃあもう書き手さんに決めてもらったらいいんじゃないかな 修正前のにするか修正後のにするか 俺はどっちでもいいと思うよ 他人の意見なんか聞かなくていいから自分が気に入ってる方選んでください
ジャンプ化どころかジャンプ以下。 ジャンプでも展開が気に入らないからと言って、矛盾の無いSSを変えさせたことは無い。
こんなに人がいたんだね
話に矛盾は無いけど、個人的には違和感を感じたよ。 まあ、ハンバーガー食う前のとらだったり、戦ってイアンが死亡、 勿体無いから喰ったとかだったらそうでもなかったけど。 ヒョウととらが初めて戦う話(ハンバーガーの次)、以降は潮が怒るやら 槍が怖いやら理由つけて、本気で人を喰おうって感じはしなかったし。 白面に従うのは癪に障るけど、自分の命のが大事だし的な理由で、 マーダーになる美神みたいな、無いとは言い切れないけど、なんか 違うみたいな違和感。 まあ、あくまで上のは読んだ感想だし、個人的には作者自身が、納得いくほうに 決めればいいと思うけどね。
個人的な違和感はチラシの裏にでも書いてろ
最悪だ……帰って来て見たらなんだこれ 気に入らない話は難癖をつけ続けて展開を捻じ曲げさせてもいいのか これからのこのロワには素晴らしい未来が待ち受けてるとしか思えないな
お前の状況とかどうでも良いよ 今回はたまたま書き手さんが変更してくれただけの話で、 今後は今まで通りに矛盾さえ無ければ変える必要なんかないよ もちろん今回も変える必要は無かったけど、 変えてくれたことで、よりらしくなったとは思う スレの声に敏感に反応して、変更してくれるなんてありがたいことだと思うけどなぁ 良い悪いじゃなくて、より良いって事だと思うけどなぁ
逆に考えるんだ 「とらの性格が少しおかしいっぽいし、修正し切れる内容じゃないからいっそ破棄して新しいの投下するか!」と前向きな投下だったと考えるんだ 後ろ向きに考えて気に食わない作品没にするいいわけにしようとするだろうって気がすることは否めないが逆に…… そうでもして空気入れ換えなきゃヤバいしさ
書き手がスレの声に脅える暗黒の時代か
>>555 そうですね。
それではこれからも気に入らない作品はみんなで難癖をつけて行きましょう。
そうすれば書き手が自分達に都合のいいように展開を変えてくれるかも知れませんからね。
書き手さんがより良い作品を書けるように頑張りましょう。
どういう経緯であれ、指摘されていた問題が解決したんだし、新たな問題も生まれなかった 結果オーライって事でいいじゃん 衆瀬された事にぐずぐず言ってるやつも居るが、修正は本人の意思だ それに修正させたくなかったら、修正前に作者自身にそう訴えればよかった 直訴も無かったんだし今更ボヤくな 雰囲気これ以上悪くしても得することなんて何も無い
×衆瀬された事に ○修正された事に
久しぶりに来てみたが荒れてるな とりあえずこの話題終了
>>503 卑妖の動きを観察しての考察が非常に素晴らしい。
そして新たなマーダー・パンタローネの今後に期待。
>>515 批判だけでは角が立つ。
批判と同時に改善案も提示するとよいと思うよ。
>>540 >右良し、左良し、獣の槍なし。
がお茶目でイイ>とら
ただもうちょっと爺臭い言葉使いのほうがそれらしいと思う。
鬱蒼と木々の生い茂る深い森の中をテクテクと歩く不釣合いな二つの人影があった。 一方はライフルを片手に優雅に歩く美女。もう一方は大荷物を背負いヨタヨタと歩く青年。 その対比は上流階級の令嬢と召使いに見えたりしなくもない。 「なぁ美神さん、その辺で少し休憩しまへん? もう疲れてもうて」 「モタモタしてたら日が暮れるわよ。ツベコベ言わないで歩く! 男の子でしょ!」 「へーい(ワイ、足を怪我しとるのに自分の荷物まで持たせるなんて、美人のくせに鬼やこの人)」 二人分の荷物を背負った河内が口には出さず愚痴る。先刻助けて貰った報酬代わりに美神の 助手代理を申し出たのは自分だ。始めは大した事ないと思ったが足の怪我には響くし、いつまた 襲われるかもしれないという緊張感が疲労を倍化させていて、はっきり言って非常に辛い。 「ホンマ、美神さんの助手って並大抵じゃ務まりそうにありませんわ」 「当然よ。力仕事・雑務全般をこなして時給255円。常人に務まるわけないでしょ」 「じ、時給255円て、パンタジアのバイトでも……って労働基準法は無視かい?!」 GS、ゴーストスイーパーにそんなものはない。常にスリルとサスペンスに溢れる素敵な職業。 一攫千金か死か、オールorナッシングな毎日。君もいざ非日常の毎日へ。 「ま、それはさて置き。さっさと森を抜けて横島君達と合流しないと不味いわね」 「さっき言ってた助手さんとマッドな爺さんですな。やっぱ頼りになる人なんでっか?」 「んー、多分『こんな状況、如何にか出来るか! 死ぬのイヤー』てパニくってるんじゃない?」 美神は長年の経験からほぼ完璧に横島の現状を言い当てていた。どこまで本気なのだか分からず 河内は苦笑を返すしか出来なかった。 「ま、普段アレでもいざって時は割と根性見せるし。彼の文殊があれば色々と出来るしね。 それにドクターカオスも見た目はボケ老人なんだけど、非常識な状況じゃ意外と役に立つのよ」 「GSって凄い人ばっかりですなぁ。ワイ等はパン職人やし、あまり役に立ちそうにないし」 河内はいきなり殺されそうになった事を思い出し、東達の心配をせずにはいられなかった。 殺しても死にそうにない連中とは言え、パン職人。ピエロはともかく、後の二人は大丈夫だろうか。
「なにか来る?! しかも……かなりヤバイ!」 突然、立ち止まった美神が近くにある木の上方を見上げる。その視線の先には黒くて大きな獣。 大柄の肉食獣のようにも見えるが、美神には人外の存在の放つ強大なオーラが嫌でも感じとれた。 「ひゃはははは! 血の匂いに誘われて来て見れば、うまそーな人間どもだなオイ!」 大木の上から大きく黒い化け物が下品な声で囃し立てた。凶悪なる字伏、紅煉である。 「魔獣? それと血の匂い……ってアンタのせーじゃないの! どーすんのよ!」 「い、今更そないな事を言われても!」 美神が河内の胸倉を掴んで文句をつける。その焦りようは一目で紅煉の危険さを見抜いたからか。 ガクガクと首を揺らされている河内が無茶を言うなと反論する。 「そっちの小僧、中々良い匂いがするな。決めた。お前から食おう!」 どうも血の匂い以外にも河内に染み付いたパンの匂いが紅煉を引き寄せたようだ。彼らの作る 美味しいパンは字伏の好みにも合うらしい。次の瞬間、河内の眼には頭上から高速で飛び掛ってくる 黒い影だけが映った。 「なんでワイばっかりぃ―――!!(あかん、今度こそ死ぬ!)」 「ヤバッ(こんな所で使いたくなかったけど)精霊石よっ!!!」 美神の投げた耳飾りが強烈な霊的閃光を放つ。それは河内に飛び掛った紅煉を間一髪の所で 逸らす事に成功した。閃光に眼の眩んだ紅煉は河内を掠めて、反対側の木の上に跳び退いた。 「くっ、眼が痛てぇーぞ! 面白れぇ事すんじゃねえか人間! そうこなくっちゃなぁ」
漆黒の体からブスブスと煙を立てながら、眼を押さえた紅煉が楽しそうに呟く。多少の霊的な ダメージは与えたようだが、精霊石といえど決定打は期待できそうにない。 「アレは高かったんだから一発で倒されなさいよ!」 「ちなみに一体なんぼしたんですか?」 「……左右セットでフェラーリ数台分」 「はいぃ?!」 あらゆる物の怪、神魔に有効な精霊石はGSの奥の手としては定番だ。しかし万能であるが故に 良質の精霊石は億を超える事も少なくない。まさに切り札である。不発だとかなり悲しい。 「女は霊気が漲ってて良い感じに楽しめそうだな。感謝するぜ。さっきの小僧は不味かったからな」 「子供を食べたっての?! このケダモノが!!」 「その前の小娘は化粧も少なくて中々だった。てめェも厚化粧じゃない事を祈るぜ。ひゃはは」 紅煉が木の上から美神を舐めるように見つめる。その目には美神の持つ霊力が見えているのだろう。 美神が怒気を放ち睨み付けるが、紅煉は挑発するかのように言葉を続けてゆくのは、美神を恰好の 遊び相手として認めたからか。 「……河内君、君は荷物を持って逃げなさい!」 その目は河内を見ず、紅煉を凝視している。霊力の抑えられた自分で、どこまで戦えるかを 思案しているのだろうか。歯軋りするような厳しい表情が垣間見えた。 「み、美神さん? いくらなんでもワイだけ逃げるなんて!」 「足手纏いだって言ってんのよ! 早く行き……」 「そっちの小僧も見逃すと思ってんのかよ!」 「「!!!」」
美神が言い終わるより早く紅煉が動いた。まるで水が流れるように、影が木を伝って河内に 襲い掛かる。その爪が河内を貫く寸前、またも美神の精霊石が閃光を放った。 ドスッ!! 「ぎゃ!(やられた! 死ぬ、やっぱりワイはアッサリ死ぬんや)」 何かが砕ける鈍い嫌な音を河内は聞いた。だが痛みはない。あまりの衝撃に感覚が麻痺した のだろうか。恐る恐る開けた眼に飛び込んできたのは、紅煉に胸を貫かれた美神の姿だった。 美神の胸元に紅煉の右腕が半ばまで埋まり、背中側から飛び出している。驚愕したままの美神の 口元から血が一条、零れ落ちた。数秒の間、河内には何が起きたのか理解することが出来なかった。 カシャン 乾いた音が河内を現実に引き戻した。脱力した腕からスナイパーライフルがずり落ちたらしい。 河内が泣きそうな声で美神の名を呼ぶが返事はない。代わりに紅煉の下卑た笑い声が響いた。 「ゲラゲラゲラゲラッ! 何度も同じ手を食うかよ、バカアマがっ!」 河内を狙うと思わせて精霊石の閃光の中、衝撃と痛みを強引に無視して美神を貫いたのだ。 来ると分かっている攻撃に耐える事は難しい事ではない。 紅煉がブンと腕を振って美神から引き抜くと、美神は鮮血で弧を描いて茂みの中へと落ちた。 これで紅煉と河内の二人きり。辺りが静まり返る。
「うひょー、こいつぁ極上の血だ。うっかり遊び相手を殺しちまったが、どーでも良いや」 霊力の高い美神は御馳走なのだろう。紅煉は手に付いた血をベロベロ舐め、歓喜の表情を見せた。 そんな光景を見せ付けられ、ただでさえ衝撃を受けている河内は震えが止まらない。次は自分か。 美神の事とこれからの恐怖で目から涙が浮かぶ。 「女を食うのは後のお楽しみとして。小僧、遊んでくれよ。逃げるか? 掛かってくるか?」 紅煉がニタァと残酷な笑顔を見せた。完全に河内を弄び、殺し、食らう気だった。 死ぬ死ぬ死ぬ今度こそ本当に完璧に死んでしまう。もう美神さんは助けてくれん。死んでしまう。 いま思えばワイ何もしとらんな。助けられてただけや。最後まで何も出来んで死んでいくんかな。 河内の心中に複雑な思いが過ぎった。思えばいつも自分は人に頼ってばかりだったような気がする。 「それじゃあかんのじゃぁー!!」 体中の気力を振り絞り河内は走った。その先には美神が落としたスナイパーライフル。 ダイビングで銃を取り、前方回転して起き上がる。素人の河内にしては完璧ともいえる動きだった。 だが狙いを着けるよりも早く、アッサリと紅煉の腕が河内を引き倒して押さえ込んだ。 「お前バカだろ? 雑魚は雑魚らしく無様に逃げろてりゃ、少しは長生きできたモンをよ」 河内を組み敷いた紅煉がニタニタと笑う。あえて直ぐに殺さずジワジワと弄る腹積もりらしい。 殺されながらも決して弱みを見せなかった少年少女とは対照的に、少し腕に力を入れるだけで 情けない悲鳴を上げて喚く河内。弱者は強者を恐怖し、無様に逃げ惑い、そして殺されりゃいい。 世の中には狩る者と狩られる者しかいないと、紅煉は自分の考えが満たされた事に喜びを感じていた。
今にも紅煉に食い殺されそうな河内は泣きながら必死に足掻いていた。涙が止まらない。恐怖と 痛みと情けなさで涙が止まらかった。自分が無理を言って同行しなければ、いや自分が最初に 殺されていれば、少なくとも美神は無駄死にしなかったはずだ。そんな後悔で頭が一杯なのに まだ他人に助けを求めているのか、涙で霞む眼に美神の姿が浮かんだ。そんな自分の情けなさに もう死にたいとすら思えた。人間とは不思議なもので、あれほど取り乱していた河内が死んでも 良いと思った途端、恐怖は消え冷静さを取り戻した。握っていたライフルの銃口を無理矢理に 紅煉の身体へ突きつける。どうせ死ぬなら一矢報いてから死んでやる。そんな表情が見て取れた。 ダァン!! 銃声。河内の根性を込めた一撃は、紅煉の肉を僅かに抉ったに過ぎなかった。人外である紅煉に 普通の弾丸では効果が薄い。腹の中にいる大量の婢妖のせいで大幅に力を抑えられているとは言え、 仮に頭部へ直撃を受けても致命傷にはほど遠いだろう。しかし河内が一般人という事を考えれば 大金星といっても良い成果だった。 「へぇ、やるじゃねぇか小僧……ちったぁ骨があるじゃねぇか」 口では爽やかに褒めている紅煉だが、その顔は怒りに歪んでいる。または歓喜か。どちらにせよ 河内を殺す事に更なる喜びを見つけたらしい。 「へへ……美神さん、男・河内恭介、やる時ぁはやるで……」 河内は涙目に浮ぶ美神の姿に報告すると口元に笑みを浮かべた。仇は討てないが、一矢報いた。 やれるだけやった。結局、食われてしまうだろうが満足だ。そして河内は目を閉じた。
「ホント、やるじゃない。やっぱ男の子よね」 「?!」 バキィッ!!! 紅煉が背後からの声に反応するより早く、その横面に強大な霊力の宿った一撃が叩き込まれた。 紅煉は木の枝をへし折りながら吹き飛び、側転のように何度か回転して地面に叩きつけられる。 「み、み、みっ、美神さん?!!」 耳を疑う声に河内が歓喜の声を上げて眼を見開く。その視線の先には美神令子が立っていた。 全身から眩い光を放ち、深紅の鎧を身に纏い、その手には長い槍を携えている。それは一部の 霊能力者が影法師(シャドウ)と呼ぶ力の一旦で、霊力に乏しい河内でも圧倒的な力を感じる程だ。 光り輝く勇姿はまるで変身ヒーロー。その美神令子が紅煉を殴り飛ばしたのだ。 「頑張ったわね河内君。ここは私に任せて先に行きなさい」 「せやけど、ホンマ美神さん大丈夫なんでっか?!」 「このマンガで誰が死ぬってのよ? 私は主人公・美神令子よ」 意味不明のセリフを口走る美神を河内はすんなりと受け入れた。パンを食べたリアクションで 変身するよりは、まだ霊力で変身&超回復したと言われた方が説得力がある。 「……分かりました。美神さんも気ぃつけて」 「ありがとう……横島君に会ったらよろしく伝えて頂戴」 河内は美神に背を向け、その場を離れた。自分は戦いの足手纏いだ。逃げるんじゃない、 邪魔をしないようにするんだ。これでいいんだ。そう自分に言い聞かせ森を駆けていった。 生きていればまた美神にも会えるだろう。人探しならば自分でも役に立つだろう。そうや、 美神さんが追いついてくる前に横島さん達を捜しておこう。 「今度こそワイも役に立つって所を見せたるで。男・河内恭介、やる時はやるんや!」 かなりの距離を走ってからチラリと振り返って見る。閃光が飛んだり大木が折れたり、次元の 違う戦いになっている事だけは否応無しに分かった。あの場に残らなくて本当に良かった。 「ホンマ……マンガみたいやなぁ」
「な・・・人間如きが・・・大人しく死んでやが・・・あぎゃぐふぁがぁ!!」 起き上がろうとする紅煉が怒声も上げるよりも早く、美神の槍が打ち込まれた。炎を出す間も 爪を突き出す間も与えず、圧倒的な霊力差を見せ付けるかのように連続攻撃で叩き伏せる。 相手の抵抗を許さず、情け容赦なく、徹底的に潰す。それは今まで紅煉自身が他者に示してきた 強さの本質にも似ている。人間相手に肉弾戦で圧倒されるとは完全に紅煉の想定外だった。 「元々どんだけ強いか知らないけど、この私の相手にはなんないのよ!」 美神は『本当に人間なのか』と紅煉が疑うほどの程の霊力を放ちながら猛攻の手を緩めない。 まるで婢妖など関係ないといわんばかりに圧倒的な霊的戦闘力。本来の紅煉ならばいざ知らず、 婢妖に力の大半を抑えられた紅煉では勝負にならなかった。世の中には狩る者と狩られる者しか いない。そして今、紅煉は狩る者ではなく狩られる者となっていた。 「悪いけどアンタと遊んでいる時間はないの。一気にケリを着けさせて貰うわ!」 美神の槍が紅煉の右肩を貫き大樹に磔(はりつけ)る。それは奇しくも『獣の槍』が長飛丸と 呼ばれた字伏を縫い付けた光景に似ていた。だが美神は縫い付けて終わりという女ではない。 美神の振り上げた拳に強大な霊力が集中される。数々の物の怪を討ち払い、金と条件次第では 上級魔族まで叩き伏せてきた恐いもの知らずの実力者、それが彼女。 「このゴーストスイーパー美神令子が、極楽に送ってあげるわ!!」 ドゴォォォ―――ン!! 光り輝く拳が閃光と共に紅煉に撃ち込まれ、大樹は根を残して砕け散った。その衝撃は森を 揺らし、木々達のざわめきを生み出す。それは今後の不安を暗示していた。
「手応えがない……逃げられた?! 嘘でしょ、渾身の一発だったのに?!」 トドメの一発を外した美神が先程までのシリアスを覆す情けない声を上げて喚いた。美神の持つ 槍先には右腕だけが残されている。鋭利な傷口から察するに、紅煉が自らの爪で切り落としたので あろう。そして紅煉の気配は恐ろしいほどの速さで遠ざかってゆく。その方向が河内と違う事を 確認して少し安心した。紅煉を倒せなかった事は非情に悔しいが、追撃する事は出来ない。 「絶対私の手で殺したかったのに、中途半端な手負いにしちゃってどーすんよ」 先程の一撃に残る霊力をつぎ込んだのだろうか、その身体から発する光は徐々に薄れてゆき、 あろう事か身体の向こう側が透けて見え始めた。紅煉を追う事が出来ない理由、そして紅煉を 圧倒した秘密がこれだった。美神が空にかざした手に太陽が透けてるのを見て溜息を吐いた。 「これじゃ、もうゴーストスイパー美神と言うより、ただのゴースト美神じゃない」 美神は紅煉の初撃で死亡していた。だがタダでは死なぬのが美神令子だ。婢妖の巣食う身体から 零体を完全に切り離す事で、本来の強大な霊力を婢妖の影響を受けずに発揮する事が出来たのだ。 当然身体は死んでしまうが、そもそも即死に近いのだから躊躇う理由にはならない。死んでも勝つ。 実に美神令子らしい執念の反則技と言えよう。自分で自分の仇が討てなかったのは残念だが。 「後は横島君達が何とかしてくれるのを祈るしかないか。だ、大丈夫よね……」 美神の助手であり弟子でもある横島の事を思うと胸が痛く、いや胃が痛くなる思いだ。 実力だけならば数々の実戦を得て業界トップレベルなのだが、自信と根性が不足していて頼りない。 加えて紅煉は美神の与えた傷以上に凶暴になっているだろう。
「ま、今回も何とかするでしょ……って、その前にコレを何とかして欲しいかも」 とチラチラ見る視線の先には、胸を貫かれた時のまま美神令子(の死体)が転がっていた。 見開いた眼にそっと手を当て目蓋を閉じてやる。 「安らかに眠りなさい・・・って私か。あはは、ダイイングメッセージでも残そっかなー」 そのままでは格好悪いので死体を砕けた大樹の根元に運び、紅煉の右腕を添える。ついでに 首飾りの精霊石を手に握らせたり、メモを書いてみたりと死人のくせに割と好き放題している。 「はぁ―、自分自身が極楽に行くなんて実感ないなぁ。いっそ自爆霊にでもなっちゃおうかな―」 美神が薄れて消えゆく自分を見ながら、妙にサバサバした感じの笑みを浮かべて呟いている。 おそらく自分は主人公だから、後で生き返れるとでも思っているのだろうか。残念ながら今回は 主人公ではないのだが、それこそ知らぬが仏という言葉通りだろう。そもそも自分が極楽に 行けると信じている時点でかなり前向きで図々しい性格だといえる。 「あ、裏帳簿の始末! 日記の処理も! ちょっとタンマ、やっぱ中止! 成仏ヤメ―――!」
数分前。 「このゴーストスイーパー美神令子が、極楽に送ってあげるわ!!」 美神の圧倒的な霊的戦闘力の前に、紅煉は成す術なく打ち負かされ槍で大樹に縫い付けられた。 そして物は違えど槍による攻撃は『獣の槍』、情け容赦のない眼は『白面』を連想させ、紅煉に 『恐怖』の二文字を思い起こさせた。 この女は強い。普段の自分ならともかく、腹に大量の婢妖を抱えたまま戦える相手ではない。 どうやったか知らないが、女は婢妖の影響を受けていない。ここで死ぬのか。人間に殺されるのか。 無と化すのか。嫌だ。もっと食らう。もっと殺す。死にたくない。 「――!!」 美神の閃光を放つ拳が叩きこまれる刹那、紅煉は左手の爪を振り上げると美神ではなく自らの 右肩に振り下ろし、槍に刺された腕を切り離した。そして美神が追ってこない事を祈り、肩口から 血を撒き散らしながら反撃する事など忘れて脱兎の如く全力で逃げた。 数十分後。どれだけ走ったのだろうか。紅蓮はふと我に帰った。女が追ってきていない事を確認し、 ようやく立ち止まる。傷だらけの体で無理をしたせいで力もロクに入らないが、一先ず助かったと 言う事が彼に安堵の息を吐かた。傷ついた身体を癒す為、後先考えずに水食料を全て平らげるが 失った血を僅かに回復した程度だった。それでも構わない。動けさえすれば、また人間を食って 体力を回復できる。それまで強力な人間にさえ出会わなければ良い。そこまで考えて例えようの ない怒りで頭の中が一杯になってゆく。逃げた事、怯えた事が実感となって誇りを締め付ける。 助かって嬉しい? 逃げられて安心? 恐怖していた? 怯えていた? 人間如きに! 「がぁぁぁ――――――――!!!!!!!!」 山中に獣の咆哮が響いた。
【E-5森/ゲーム開始から三時間程】 【美神令子@GS美神極楽大作戦!!】 [状態]死亡(死体は砕けた大樹の根元に) [荷物]精霊石の首飾り、紅煉の右腕 【D-5森/ゲーム開始から三時間程】 【河内恭介@焼きたて!ジャぱん】 [状態]左腕、左足に中程度の切り傷(戦闘、移動に支障あり) [装備]スナイパーライフル、特大のヘラ@らんま1/2 [荷物]荷物一式(食料&水二日分)*2 [思考]1.横島、ドクターカオスの捜索 2.東、諏訪原、ピエロの捜索 3.何が何でも生き延びて美神と再会する 【E-5から逃走/ゲーム開始から三時間程】 【紅煉@うしおととら】 [状態]満身創痍、右肩切断(重傷だが無理をすれば行動可能) [装備]なし [荷物]荷物一式(アイテム不明、食料なし) [思考]1.とにかく殺して食いまくって回復する 2.ムカつく奴を皆殺しにする(美神、高槻等)
流れをぶった切って美神&河内&紅煉を投下しました。 かなり問題のある戦闘だと思いますが、ご意見ご感想お願いします。 ・アクセサリー付属の精霊石は白面の没収を間逃れていたと解釈してください。 ・実際に美神が死んでからも戦えるかは分かりませんが、原作のノリから オカルト系の反則技(自爆霊になるなど)は使うだろうと考えて、こんな展開になりました。
いちおう指摘だけ 原作では相手も幽霊だとか、憑依状態などの特殊な状況で無い限り 幽体での戦闘力は基本的に無い 最終回でも相手の体を乗っ取るまでは何も出来なかった 後はそれで住人に受け入れられるか否かかな
乙 精霊石だけ読んでるときに違和感感じたけど、 最後のレスを見て納得した。 ただ一点だけ指摘しておくと E-5から逃走、これじゃE-5なのか別の場所なのか分からない。
「しまったな」 静謐な境内の中で、ヘンリー・ボーマンは一人苦笑していた。 彼の立つ神社のお社にはやたらとカラフルな人型(?)の物体がめり込んでいる。 「罰当たりなことをしてしまった。」 任務の性質上、古代遺跡や異教の神殿を破壊したことは何度もあるが、流石に何のオーパーツもない ごく普通の寺社を破壊しては良心が咎める。 「まあ、やってしまったことは仕方があるまい。」 そう結論付け、ボーマンは黒い手袋をはめた指を複雑に動かす。 それに吊られる様に、カラフルな物体・操り人形“グリモルディ”はゆっくりと身を起こした。 ヘンリー・ボーマンに支給されたのは懸糸傀儡“グリモルディ”。 複雑精緻な“人形繰り”によって動かすその特異な操作方法は流石の元スプリガンも手を焼いている。 親切なことにもデイバッグの中に人形繰りのマニュアルが入っていたのと、爆発物処理のプロとしての 繊細な指裁きのお陰で、初心者としては異様なほどのスピードで人形繰りを習得しつつあるがそれでも マスターには程遠い。 2・3日ほおじっくりと修練に専念すれば操り人形での戦闘も可能だろうが、正直なところ素手で戦った 方がはるかにマシであろう。特に両手がふさがる事と、その巨体と騒々しさ故にボーマンの切り札である “ドッペルゲンガー”が生かせないことは致命的だ。
「だが、捨てるには惜しい」 特に移動手段としては極めて優秀だ。 自動車並みの速力を持ち、高い悪路走破性を備え、物資の積載も容易(何せ手に持たせればよいのだ)。 車両では通行不可能な地形でも、車輪走行から二足歩行にすれば容易く進むことができる。 操縦の難しさや目立ちやすい派手な装飾という短所はあるものの、特殊部隊の移動手段としては最適だ。 「トライデントの正式装備にしてもよいかもしれないな。」 構造材や動力源にも興味がわく。 この人形は思わぬ拾い物かもしれない。 「まずは片手で人形繰りが出来るようにならんとな。」 マニュアルには負傷したときの対処法だろう、片手での操作法も記載されている。 片手が空いていれば不測の事態にも対処しやすい。 ヘンリー・ボーマンは懐から取り出したマニュアルを片手に人形繰りを再開する。 途端に、ドテン、と間抜けな音をたてグリモルディはずっこけた。 「むぅ」 ボーマン教官が人形繰りをマスターするにはまだまだ時間がかかりそうである。
【G-6 鷹野神社/ゲーム開始から一時間ほど経過】 【ヘンリー・ボーマン@SPPRIGAN】 [状態]健康 [装備]グリモルディ@からくりサーカス [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.人形繰りをマスター(とりあえず片手繰りで安全に操作出来るぐらい) 2.御神苗優との合流 3.協力出来そうな参加者と接触、危険な参加者は排除 4.ゲームからの生還 備考:G-6の鷹野神社のお社の一部にグリモルディの事故った形跡が残っています。
ボーマン教官を投下しました。 ぶっちゃけグリモルディが出したかったんです。 ジュピロの描くからくり人形はキモカッコ良くて大好き。
おっしゃ、これで残るは刃のみか
583 :
作者の都合により名無しです :2006/08/24(木) 22:58:38 ID:jn4uy1cMO
殺生丸もだ!
>>575 GJ!
河内は男を見せたね
美神普通に成仏したのかなぁとか思ってたらまだとどまってたのねw
>>581 GJ!
グリモルディ見てようやくアシハナも愛用の武器を失ってることを思い出したよw
>>551 それは修正前のSSに関して思ったこと?
修正後のSSに違和感があるかどうかは、書き手にとっても有用な情報だと思うから
そういう意見は言ってあげたほうがいいと思うけど。
個人的な意見は、修正で内容はよくなってたと思う。
あくまで内容で言おうよ
しかし、紅煉は頑張るよなww
まだ三時間しかたってないんだもんなw 一時間に一戦のペースで、二人殺害…… 序盤のMVP間違いなしだなw
>>587 いや、ナギ、バロウ、そして今回の美神で3人だ。
息切れするか、ジャンプのフレイザードみたいにしぶとく生き残るか
>>588 バロウはまだ死んでないんじゃなかったか?
>>585 そう、感想は修正前の方
修正後の方はいい感じだと思う
>>575 GJ
チョット気になるのは、幽霊はOKなの?ってことかな。
霊体には婢妖がくっついて来てないみたいだし、霊力の制限も無くなってるみたい
なのでチョットマズイかも
後、シャドウ化は特殊な方円を踏むか、魔装術の使い手でもなければ難しいかも
>>581 GJ
ついに繰り人形が支給された
今後が楽しみ
>>590 ありがとう、突っ込んでくれて。
バーロー(コナン)って言いたかったんだ。
殺生丸は激怒した。必ずかの妖怪を殺すと決意した。 人間が幾ら殺されようが構わない。しかし、殺生丸を利用することは何人たりとも許されないのだ。 知らぬ間に捕らえられ、得体の知れない妖怪を胸に巣くわせられる。これは、 プライドの高い殺生丸にとって屈辱以外の何者でもなかった。 だからこそ決意する、あの女を必ず殺すと。 殺生丸に支給されたのは一本の木刀であった。刀を使うこと に長けた殺生丸にとってこの武器は有り難いように思われる。 しかし、殺生丸はこれを捨ててしまおうかと考えた。 妖怪である殺生丸にとって、ただの刀ましてや木刀など必要ないからである。 しかし、それは思いとどまることになる。 この木刀から不思議な力を感じたからだ。それもそのはず、この木刀は現代のさる大富豪家の家宝、 その名も『木刀・正宗』。 例え名匠が悩んでたとしても、名刀には変わらないのだ。この木刀を腰に差し、殺生丸は歩を進める。 そう、自分をこけにした女に死をもって償わせるために。
歩を進めて幾らかたった頃、殺生丸は異変を感じた。 「(血の臭いか。それもかなり近いな)」 血の臭いを辿り、着いたさきに待っていたのは一軒の御堂であった。 一悶着あったのか扉は壊れている。そして、血の臭いの発信源は間違いなくこの中であった。 殺生丸は何の躊躇もなく中に入っていく。そして待っていたのは首だけになった幼女の姿であった。 「人間の娘、か。そしてこの娘を殺ったのがこの臭いの主のようだな。(この娘の敵なぞとる気は微塵もないが一応臭いは覚えておくか)」 ナギの死体を確認した後、殺生丸は堂の中を見回す。そして、一つのデイバッグを見つけた。腕時計型麻酔銃もあったのだが、 戦国の世を生きる殺生丸にとって腕時計は未知な物と同時にとるに足らない下らない物にしか映らなかった。 一通り中を見終わった後、殺生丸は顔色一つ変えずに惨劇のあった場をあとにする。 目指すは白面の首、それのみ。
【Cー6 観音堂/早朝】 【殺生丸@犬夜叉】 [状態]健康 [装備]木刀・正宗@ハヤテのごとく [荷物]荷物一式(食料・水四日分) [思考]1.胸の妖怪をどうにかする 2.ゲームの破壊、そして白面の殺害 *ナギの死体、腕時計型麻酔銃@名探偵コナンはそのままです
殺生丸投下 不備があったらよろしく
乙 殺生丸らしいな
新作乙×3.
>G美神極楽大作戦!! ◆gt.4yyvao
幽霊化…無茶やるなあ。
不可逆の一種の状態変化とみなして
>>575 の通りその木の位置から動けない地縛霊状態なら
個人的に何とかOKかと。動き回れるなら是非考え直して止めてほしい。
以降は霊的素養のある人物なら会話可能な構築物と見なします。
ところでこれ公式には死亡扱いなの?
>老後の趣味は伝統芸能 ◆T6.9oUERyk
グリモルディいいな。
操り人形の類は普通に戦闘に使おうと思うと習熟する間がなさそうだけれども
グリモルディは走るだけならなんとかできそうに思えてしまう辺りが良い。
そんな印象になるのは多分本編最序盤のせいだと思う。
>第一発見者 ◆eFDGff6JT2
殺生丸さんは孤高の反逆派、と。
G美神極楽大作戦!!について
問題点1:明らかな武器、霊具である精霊石の特権的使用。白面が霊具を見逃すなどのご都合主義。
問題点2:
>>576 の指摘。幽霊の状態で霊波攻撃、また婢妖からの解放。
問題点3:死亡した美神が幽霊状態でそのまま残存し、舞台から退場しない。
はっきり言ってこのまま通したくありません。
>>599 むしろ、1,2,3があるからこそOKだと思った俺は吊ってきたほうがいいんだな
個人的には成仏をギャグっぽく拒否させただけで退場させたつもりです。
分かりにくい文章ですいません。
コメントの方は『自爆霊(で戦闘)とずるい事しそうなので死亡後も一時的に
零体で戦わせて見ました』的な意見で、本当に自爆霊にする気はありません。
(次の作家さんが幽霊で残すのは良いと思う)
>>576 の指摘は、私の完全な認識ミスだと思いますが幽霊が魔物相手に
ダメージを受けていたので、紅煉相手なら逆も出来るかと思っていました。
美神は完全に退場したってこと? なら、状態表はシンプルに【美神令子 死亡】の方がいいんじゃないでしょうか
原作では、魂をバラバラにされても、根性で繋ぎ止めてた人だし、 霊体化で退場してるのなら、紅蓮との戦闘で何時消滅しても言い程 消耗してるけど根性で暫く存在、横島を見つけて、生き残って自分を復活させろと カツを入れて消滅、またはその内根性切れて消滅とかするのもおいしいかもね。
面白ければ原作無視して好きにすればいいよ
そこで天生牙ですよ
天生牙で思い出した。 そろそろ、刃SSの作者の期限を切ってもいいところ。
連絡は欲しいな
もしも、刃SS書いていいなら一つだけ聞かせてほしいのですが。 支給された食べ物を缶飯にしても良いでしょうか?
ランダムアイテムとしてじゃなくて? だったら食料には特に規定は無かったんじゃないかな
はい、特に規定がないのは知ってますけど 全体に影響を与える話ですので念のために確認をとっておきたいのです。
大丈夫でしょ>缶詰 携行食の定番だし。
危うく、缶切りは付いてるの?と質問して恥晒すところだった 缶詰は問題ないかと
◆gt.4yyvao.様へ
今回の問題は1作品内できっちり完結させれば良いところをパラメータで生存同様に書いたことが原因だと思います。
ですので、死亡確認を出すように修正をお願いしたいところです。
>>611 支給された食料が全員統一かどうかすら決まっていないのですから。
574の美神の状態を以下の通りに修正します。お騒がせして申し訳ありません。
【E-5森/昼前】
【美神令子@GS美神極楽大作戦!!】 死亡確認
>>602 >>614 申し訳ありません。前にいたロワが死亡キャラも死亡時の状態を
記入するタイプだったので、そのまま状態表を使ってしまいました。
刃SS書いた者です。明日には何とか投下しますんでm(_ _)m
>>615 スパロボロワあたりの出身か?
あそこは死んだキャラや支給品の状態も細かく明記するしてるし。
ぶっちゃけ支給品がロボなんで再利用とか死体発見が多いからなんだが。
そうか じゃあこの場合どっちが優先されるの?
わかんないけど、予約切れてないなら最初に天生牙出した方じゃない?
その後、反対意見も無かった
>>407-410 を採用するなら切れてるんじゃない?
432だから五日経過かな。
優先権が無くとも、明日投下できる
>>616 さんの方が早いと思うけどさ。
精霊石がOKということは今後も武器に見えなきゃ白面が見逃したとして 固有アイテムを出していいわけだね?
そうなるね……
普段から持っていてもおかしくないアイテムで、 かつ武器に見えなくて、かつ実際には武器として使えて、 かつ白面が見逃すほど白面の世界でマイナーなアイテム。 許していいのか微妙なところですね。
それならマーのアームなんて見逃されまくると思うんだが
どう見てもシルバーアクセだからな……
蝶ネクタイ型変声機、キック力増強シューズなんかもコナンの死体に付けられたままだよね、当然 麻酔銃付き腕時計が没収されたのが不思議
よく考えたらさ、何度も使っている精霊石がわからないんだから、 人体にしか見えない普段のアームズなんて絶対にわからないんじゃないか?
だから、抑えようが無くね? わからないんだから。
>>626 に追加するとしたら。
・ 武器に見えない。
・ でも、武器として使える
・ 普段から持ってる
・ 白面が見逃してくれそうなアイテム
に加えて、
・ 今までのSSに矛盾なく登場させる事ができる。
ARMは最後に抵触しますね、唯一の生き残りが持ってないと断言しているわけで。
だから、微妙なところなんですが、個人的には修正してほしいかと。
出せるのは、キック力増強シューズぐらいですが
履けるのはサイズ的に灰原と刃ぐらいしかいないっぽいし
そのキャラができそうなことなら原作で描写がなくてもやらせていいんだよね 例えば美神は幽体では憑依するくらいしかしてないけど やれそうだから幽体のまま攻撃してもいいとか
というか、まとめ見てて気づいたんですけど紅煉は移動しすぎ。 そもそも、こいつが美神&河内と合流すること自体に無理があるような気がしてきた。
美神が精霊石を持ち込めているのは、持ち込めていないARMと矛盾するって話だよね?
それでは【G美神極楽大作戦!!には修正が必要】ということで、書き手さんお願いします。
いや、流石にこんだけ問題尽くしだと没にした方がよくね?
ちょっと上でも引用されている
>>407-410 方式でどうでしょうか?
とりあえずG美神極楽大作戦!!はNGということなのですが、
48時間以内に書き手さんの修正宣言があれば修正して貰うということでどうでしょうか?
というか、こんだけ問題尽くしだと 修正しきれないと思うのだが…… まぁ、書き手さん次第だけど。 この書き手さんは好きだから、修正頑張って欲しいんだよなぁ。 でも、同じ書き手として言うなら、これの修正は無理でしょ としかいえない。
「まぁ、書き手さん次第だけど。」ということで
>>635 今後にかかわりそうな問題として、むしろそれほど移動しすぎではないと思う。
経過時間が同じ三時間として、
紅煉は C-6観音堂→D-5草原→E-5森
河内は F-4草原→E-5森(経由)→D-5森
どちらも大雑把に見て2マス移動に3時間と考えられる。
紅煉はおそらく参加者内でも最速レベルの移動速度と考えられるが、1マス1時間強くらいでいどうできるとしても
たとえば現在位置から氷川村へ到達するには直線で向かって4-5時間程かかる計算になる。
道なき道であることを考えれば一般人である河内が早すぎる気さえするよ。
作品内の問題はいろいろ言われているけれど、
移動距離の感覚としてはまあ妥当ではないかと思う。
色々と矛盾と問題が多すぎなので563-574はNGにしてください。 皆さん、色々ご迷惑をおかけしました。
いえいえ これからも頑張ってください
そうか・・・ そのSSの続き書く方向で構想練ってたんだけどな・・・
648 :
刃SS作者 :2006/08/27(日) 08:59:44 ID:tnkB/NA1O
お待たせしました。刃SS大幅改訂版完成です。投下します。
カラン…コロン…カラン…コロン… 袴姿に下駄を履いているという現代にはあまり見ない格好の少年が歩いている。 少年の名前は鉄刃。見た目はこんな子供だが凄腕の“サムライ”である。 「ったくいきなりわけわかんねぇよ…。」 刃はぶつくさと文句を言いながら歩いていく。 今から約1時間程前に起こった出来事を思い出しながら。 目の前で殺された少女、主催者から感じた凄まじい威圧感、今現在体の中にいる化け物、殺し合いetc…。 これまでに幾つもの修羅場を潜り抜けてきたとはいえ、さすがに突然のこの状況には混乱せざるを得ない。元来自分は考えるのが得意な方ではないのだ。 「覇王剣も取られちまったみたいだしなぁ…クソッ…!」 自分と共にずっと戦ってきた“相棒”ともいえる剣、覇王剣。あれさえあればこの殺し合いの主催者とやらも倒し、状況を打破出来ると思うのだが…。 と考えながら歩いていると目の前に水の流れが見えてきた。 「お、川だ。…こりゃついてるぜ。」 いくら水と食料が与えられているとはいえ、長期戦になればいずれは底をつく。 食料はある程度見つけられても水はそうはいかない。 川なら真水だし、うまくいけば魚もいるだろう。 ついでに同じように考えたさやかやムサシがやってくるかもしれない。 幼い頃を父と共にジャングルで過ごした刃はこういうサバイバルの知識は多少持ち合わせていた。 「…ん?食い物?」 グ〜 食べ物の事を考えるとお腹が鳴った。 「まずは腹ごしらえすっか。腹が減っては戦は出来ないしな。」
本来最初に確認すべきザックを今頃開けてゴソゴソと中を探り出す。 「お、あったあった。…何か他にも色々入ってんなぁ。」 モグモグと早速腹ごしらえをしながら更にザックを探る。 「水…とコンパス?それに紙に鉛筆、後は地図に時計…お、これはここにいる奴等の名前の名簿か?」 パラパラと見ると見覚えのある名も数人確認出来る。 「……さやか…」 一緒に住み、旅をしていたポニーテールの女の子が頭に浮かぶ。 「戦えないさやかは早いとこ探さないとな。」 ムサシの事も思い浮かんだが、老いたりとはいえ宮本武蔵。むざむざやられたりはしないだろうと考え、とりあえず後回しでも大丈夫と判断する。 これは共に旅を続けてきた頼もしい仲間に対する信頼でもあった。 そしてザックから最後に出てきた物は… 「お、これは…何だこりゃ?」 ザックに入っていた“それ”は一見ただの棒であった。いや、よく見るとただの棒ではなく下の方に“水”と書かれた玉が入っている。 「前に探した水の玉に似てる…もしかしてこの棒で水を操れたりするとかか?…まさかな〜………」 冗談混じりで言ってみたが思いついたらやってみたくなってきた。 試しに水の入った容器に向けて力を使う時のように気合いを込める 「…ハァァァァァ…!りゃああああ!」 ぶおん! ………何も起きない。 「けっ、やっぱダメか。」 そして使い道がわからないので再びザックの中へ。 「でも何か武器が欲しいよなぁ……ま、とりあえずこれでいいか。」 そこら辺にあった木から比較的太い枝を折って手にとる。 「さて…腹ごしらえも出来たし、とりあえずさやかとムサシを探さないと…。取られた覇王剣も取り戻さねぇとな!」 刃のザックに入っていた棒の名は…閻水。液体をかければそれを剣と成す魔導具なのだが刃はそんな事も露知らず、仲間を探しに動き出した。 「まずは川沿いに探すか。上流に行くか下流に行くか…う〜ん、どっちにすっかなぁ?」 今手にしている棒よりも自分にとって有利な武器がザックに眠っている事も知らずに…。
【Dー2 川沿い/ゲーム開始から1時間経過】 【鉄刃】@YAIBA】 [状態]健康 [装備]木の棒、閻水 @烈火の炎 [荷物]荷物一式(食料若干減、水二日分) [思考]1.峰さやか、宮本武蔵との合流(さやか優先) 2.覇王剣を取り戻す 3.上流に行くか下流に行くか考え中
652 :
刃SS作者 :2006/08/27(日) 09:13:30 ID:tnkB/NA1O
投下終了です。SS書き直すのに時間かかって迷惑掛けてすみませんでした_| ̄|○ 拙いSSですがどうかご勘弁をm(_ _)m あ、間違いとかあったら修正しますので。
乙カレー! 閻水か、使い方さえわかれば当たり武器だな。
これで式給品も全部か。 やっぱ魔道具多いな。
654>> 全部って言っても中身確認してないキャラもいるんじゃないですか?
乙カレー この内容だったら、すぐにでも刃の続きが投下できそうなんだが…… しかし、魔導具が多いネェ
支給品がでてない作品てあるっけ?
今のところメルからの支給品がないだけかな。 アームくらいしかないから出しにくいんだろうけど。 魔道具の他にもGS系も多いな。 作品柄、変な道具が多くて使いやすいんだろうな。 もっとハズレや銃器とかが多くてもいい気もするけど。 (銃器は人外には効きそうにないイメージあるけど・・・)
実は灰原にトトを支給して「でておいで、トト」をやらせたかったのはここだけの秘密だ
>>658 初期バッボなら出しやすいと思う。
マジックストーン無し
こうやって見るとジャンプに比べてちょいと色物っぽさというかマニアックな感じがが出るな それがサンデーの味か
マーダーに持たせたら面白そう
>>659 灰原は支給品不明のままだから、今からでも十分間に合うんじゃないか?
>>661 きわどい支給品が多いからな。素直に使える武器や道具が少ない。
らんまで火炎おしゃぶり支給しようと考えていたら、全然甘かったと
気づかされたよ。
チャンピオンロワなんかあったら 割とすぐに殺し合いに乗りそうな奴らが多い気がする
チャンピオンは不良が多いからね。 みどろさんが出たらすごそうだなw
チャンピオンか… BJとか刃牙とか菊之介とか浦安とか色々と濃い漫画が多いからなぁ。
サンデーは逆にキャラは普通のテンプレタイプが比較的多いよね 道具が珍妙揃いだが
チャンピオンロワは何度かスレ立ってるけど、いずれも開始前にdat逝き
保存していたトリップを無くして欝になってるまとめ人です。
刃SSの人、お疲れ様でした。
烈火の炎を見たことがないので、閻水(エンスイ?)というのが何なのか、分かりませんが
レスを見る限り、アタリみたいなので高山ヲタとしては喜んでおります。
これにて、全員出揃った事になります。 いよいよ本番というところでしょうか。
以下、まとめサイト情報です。
・
>>407-410 をまとめに転載しました。
・ しおり機能を追加しました。 (今のところ、IEでのみ機能してるみたいです)
たとえば、「40話 当たらずしも遠からず」を読んだ後、もう一度サイトを訪れると40話から読み直すことができます。
今すぐ読みたい方はこちら
前回読んだ所まで移動します
の部分をクリックしてください。 二回目からはちゃんと機能すると期待してます……多分、キット、恐らく
キャラも出揃って、まとめも骨格が出来上がったので
今後は土日のみの更新とします。
では、皆さんお休みなさい
管理人乙〜 週一の定期なら十分だと思いますよ>更新
このロワに参加するためうしとら読んでみたけど何この鬱展開orz 今30巻まで読んだけど続き読むのが怖い…
読み終わったら君も磐田儲だよ!
( ゚д゚) ( ゚д゚ )
鉄砕牙は切れ味がある分扱いやすいし 漫画から映画まで幅広く使われている犬夜叉の基本武器 対して天生牙は見た目なんかは鉄砕牙とほとんど変わらねぇが あえて斬れない様に鋭く研がない分 使用頻度と能力をかなり増加させて 斬るより蘇生を目的とした 玄人好みのあつかいにくすぎる刀 使いこなせないとなまくら刀より弱い ただの牙みたいなもんだってのに 何であの殺生丸は?
>>676 天生牙のそんな設定初めて聞いたし。てかお前の脳内設定だろ?しかも結局何が言いたいのかさっぱり分からん。
斬の研磨刀ネタを知らないとは…
さすがはサンデー系スレ…つっても俺は
>>676 じゃないけど
まあ突然何?って感じはするけど
保守代わりのネタのつもりなんだろ
ネタっぽい文章、誤爆っぽい文章へのマジレスっぷりと必死さ、笑いを通り越して悲しくなってくるね
新作を待つ間に何かの参考になればと支給品を羅列してみる。 アイテム不明が25人(コナン、ギンタ含む)。 多いと言われている魔道具(烈火の炎)は5個が登場済み。 他に多かったのは犬夜叉、うしおととら、GS美神が4個だった。 鉄刃:魔道具「閻水」@烈火の炎 峰さやか:不明 鬼丸猛:不明(本人確認済み) 宮本武蔵:不明 江戸川コナン:不明(放置?) 毛利蘭:魔道具「偽火」@烈火の炎 毛利小五郎:魔導具「心眼」@烈火の炎 灰原哀:不明(本人確認済み) 蒼月潮:雷撃刃@犬夜叉 とら:不明(本人未確認) 葉流:消火器 紅煉:不明 加藤鳴海:ヒヒイロカネの剣@スプリガン レオノール:イングラムと説明書@機動警察パトレイバー パンタローネ:不明 (本人未確認) 阿紫花英良:オリハルコンナイフ@スプリガン 花菱烈火:天界モバイル@うえきの法則 霧沢風子:金属バット@タッチ 門都:蛮竜@犬夜叉 紅麗:不明(本人確認済み)
犬夜叉:不明 日暮かごめ:不明(本人確認済み) 殺生丸:木刀「正宗」@ハヤテのごとく 神楽:不明(本人確認済み) 美神令子:スナイパーライフル 横島忠夫:心眼のバンダナ@GS美神極楽大作戦!! ドクターカオス:錫杖@うしおととら メドーサ:妖刀「物干し竿」@YAIBA 高峰清麿:魔導具「門構」+「無名」@烈火の炎 シェリー:スパヴェンタ@からくりサーカス フォルゴレ:不明 ココ:魔導具「血種」@烈火の炎 泉野明:魔物の本(ゾフィス)@金色のガッシュ 太田功:神通棍@GS美神極楽大作戦 藤喜一:不明(本人確認済み) 内海:小型キルリアン振動機“チェシャキャット”@うしおととら ボーマン教官:グリモルディ@からくりサーカス 染井芳乃:獣の槍@うしおととら 御神苗優:不明 トニー:ファウードの栄養液(数本)@金色のガッシュ 東和馬:サブマシンガン 諏訪原戒:呪泉郷の水@らんま1/2 ピエロ:不明(本人確認済み) 河内恭介:特大のヘラ@らんま1/2
綾崎ハヤテ:一億円入りジュラルミンケース(重量約13s) 三千院ナギ(死亡):腕時計型麻酔銃@名探偵コナン(放置) タマ:不明 桂ヒナギク:魔道具「磁双刀(N刀、S刀)」@烈火の炎 早乙女乱馬:不明 天道あかね:手榴弾(4個) 響良牙:不明(本人確認済み) 九能帯刀:不明 高槻涼:対火対雷の符@うしおととら 高槻巌:不明(本人確認済み) キース:不明(本人確認済み) ホワン:不明 上杉達也:ジャぱん2号炊飯ジャーぱん(炊飯器入り)@焼きたて!ジャぱん 上杉和也:闘鬼神@犬夜叉、青酸カリ入りの水、青酸カリ(半分消費) 浅倉南:強化セラミックボディアーマー@GS美神極楽大作戦 吉田剛:マリア(エネルギー切れ)&説明書@GS美神極楽大作戦 植木耕助:かごめの自転車@犬夜叉 鈴子:なりきりナース医療セット(包帯、消毒液、注射器数本、輸血パック、ナースの制服) アノン:不明(本人未確認) バロウ:不明(本人未確認) 虎水ギンタ(死亡):不明(放置?) スノウ(死亡):闘鬼神@犬夜叉(現在、上杉和也が所持) ドロシー(死亡):望遠鏡 イアン:ニューナンブ式38口径拳銃(残弾3発)
バッボ出して欲しいなぁ。 マジックストーンで、ガーディアン想像なんて、持たせるキャラによっては 楽しい展開が期待できると思うのだが・・・ ただ、しゃべるアームだから、所持品未確認のやつでも 常識的に気がつくだろうから、今から持たせるのは 無理なのでしょうか。
問題はそこよりも、ほんとに何でも想像できちゃうことだと思う 呪いやら毒やらを即効治すアリスや、相手の精神をうんぬらってやつとか、原作でもほんとに何でもありって感じだったし 規制を厳しくしなきゃいろいろ厳しいかと
>>685 むしろ確認済みの奴が「うるさい黙れ」で
デイパックに突っ込んでる可能性もある。
>>687 そっか!そうも考えられるな!
書き手さん。規制等めんどいかもしれませんが、
期待してお待ちしております。
何この糞バカ読み手、死ねば良いのに…… マジックストーンでガーディアン想像なんてしたら、 オリジナル設定の出来上がりで即NGじゃないか。
投入するにしてもマジックストーンは無しだろう。 単独で動くキャラが持つと適度に会話が出来て楽しいかもしれない。 しかしそれだと既に類似の「心眼のバンダナ」が登場しているんだよね。
てか魔力がないとARMが使えないんだよな 魔力に替わる力がある奴でないと使えないようにするとか?
魔力とか霊力で動かす系のアイテムは、性能の低下や疲労の増加はあるけど、 基本的には互換性があるってことで良いんじゃない? あとはアイテムとの相性でも性能の低下や疲労の増加はするかね
「追ってはきてないよな?」 『うむ、どうやらそのようだ』 横島は周囲を確認し安全だとわかると安堵のため息と同時にその場に座り込み、 乾いた喉を潤すために水を補給する。 「それにしてもあのコスプレねーちゃんはなんだったんだ?」 『問答無用に我らを襲ってきたことから考えると十中八九ゲームに乗った者であろうな』 「ちきしょー、ちょっと可愛いくて婦警のコスプレなんてしてると思ったらこれだもんなぁ…」 『まあ、そんなに嘆くでない。今回は運が悪かったと思って諦めろ。 それよりも、今後はこの様なことがないよう気をつけるべきだな』 「わかっ、ん?おい、バンダナ、何か人の気配がしないか?」 『貴様に言われるまでもない。確かに誰かがこちらに近づいているようだな』 「まさかさっきのコスプレねーちゃんか!?」 『その線もある。ひとまず隠れて様子をうかがおう』
そして現れたのは制服姿の女子高生一一天道あかねであった。 『さっきの輩ではないようだな。さてどうする?』 「さっきの例もあるけど何とか接触したいところだな。何かの情報を持ってるかもしれないし (なんたって相手は制服女子高生!それに顔を見る限り現役!声をかけないでどうするってんだ)」 『また良からぬことを考えているようだが、お主の言うことも一理あるな。 よし、声をかけてみろ。ただし油断するでないぞ』 バンダナとのやりとりの末、接触することにした横島はあかねの前に飛び出した。 「き、急になんなのよ、あんた?ゲームに乗ってるなんていったらただじゃおかないんだから!」 急に飛び出してきた横島に対しあかねは一瞬は驚いたものの速やかに間合いをとり 片手に手榴弾をしっかりと握り構える。 「い、いや、俺は横島忠夫。決して怪しいものじゃないんだ!」 『(こやつ、何も考えずに飛び出しおったな…)』 「そんなの信用できないわ!ゲームに乗ってないっていうんだったらそのバッグをこっちに投げてみなさいよ!」 『どうやらむこうはゲームに乗ってないようだ。バックを渡してみろ』 横島はすぐさまあかねに向かってデイバックを投げた。 「本当に信用していいのね?」 「だから俺は本当にゲームには乗ってないって!」 「いいわ、信用してあげる。いろいろと疑っちゃたりしてゴメンね、横島君。あたしは天道あかね、よろしくね」
何とか信用を得ることができた横島は次に当初の目的である情報交換を提案した。 特に二人ともともマーダーに襲われたこともあり、その情報は双方にとって有益なものであった。 「つまり、横島君は得体の知れない術を使う警察の格好をした女性に襲われたわけね」 「ああ。で、あかねちゃんの方は発火能力者の外人に襲われたと」 「ええ」 「ところで、その左腕本当にいいの?」 「うん、痛いのは確かだけど我慢できるから。 それにこんなことでその文殊っていうの使うわけにはいかないと思うの」 横島はあかねの左腕を気にかけ、何度も文殊での治療を提案したが、 すでに文殊の説明を聞いたあかねは文殊の重要性を理解し、その提案を断り続けていた。 『それにしてもまずい状況だな。この狭い範囲に二人もゲームに乗った人間がおる。 すぐにでもこの場を離れるのが得策だが、どう思う?』 「バンダナが言うんだからそれでいいよ」 「あたしも特に異論はないわ」 『決まりだな。敵はどこにいるかわからんから決して気を抜くなよ』 こうして二人、もとい二人と一枚は危機から脱出するための行動を開始した。
【Bー4 鎌石村道路/朝】 【横島忠夫@GS美神極楽大作戦!!】 [状態]健康 [装備]心眼のバンダナ [荷物]荷物一式(食料二日分、水1/6消費)、文殊(1個) [思考]1.鎌石村からの離脱 2.死にたくない 3.取り敢えずゲームに参加する気はない 【天道あかね@らんま1/2】 [状態]左腕に酷い火傷 [装備]なし(制服の上着は脱いだので夏服) [荷物]荷物一式(食料若干減、水二日分、手榴弾4個) [思考]1.鎌石村からの離脱 2.早乙女乱馬、響良牙との合流 3. ゲームからの脱出
横島、あかね投下 某ロワに誤爆った、首吊ってくる…
GJ! …FFDQ……ボソリ。
新作乙です。シンプルに繋いだね。ナイス。 あと向こうの住人として保守乙と… まあ気にするな!
とりあえずリーマンとピエロを予約しときます 近くにいるのにこの二人が煙なんかの村の異変に気づかないはずが無いので
トリ忘れてますよ
ピエロと清麿とかドクターカオスと清麿とか面白そうだな。 清麿が魔導具でキツイ突っ込みをするとテンポがよくなりそう。
>>701 すまん、それじゃ改めてリーマンとピエロを予約します
高原の池の岬に立つサラリーマンとピエロ、現実にはまずありえないシュチエーションだが そうも言ってられない、今、彼等は、殺し合いをさせる為この島に集められ、 その中には普通の学生や能力者、怪物さえ含められているのだから・・・ そんな中、この殺し合いの舞台に愛を広めようとする世界レーベルのピエロと このゲームの阻止を狙う世界レーベルのサラリーマン、 果たして彼等はこの絶望的状況の中で救世主となれるのか? 「で?どこに行くんだーい?やはり村の方かなー?」 握手を交わした後、今後の方針を決める為、世界レーベルのピエロことボルネーゼが聞く 「ああ、先ほどから二箇所に煙が上がっている、 このゲームに乗って行動している者が少なくとも2人いるようだ。 一刻も早く襲われてる人を助けなければ・・・」 それに応えるは世界レーベルのサラリーマンこと高槻巌。 ピエロは地図を出して現在地と村の位置を確認して 「それじゃあ、この川に沿ってこの道路にでるかーい?それとも・・・」 ピエロは鬱蒼と木が生い茂る森の方を向く 「ああ、このまま真っすぐ直進しよう、 君もそれぐらいの体力はあるはずだね?世界レーベルのピエロ君?」 「そう言われると出来ないとは言えないさー、もちろん駆け足だよねー?」 「ああ、それでは早速行くとしようか。」
それから一時間、二人は村の外れの道路にたどり着いた。 「ようやく着いたな、ここでは何が起こるかわからない、少し休むとしようか?」 道も無い森の中、一時間も走ってきたにもかかわらず疲れた様子は見えない 「そーだねー、僕も世界レーベルのピエロとして誰にも負けない体力を持ってるはずなのに、 ここではかなり制限をされてるみたいさ。」 そうはいってもこちらの方も疲れた様子は無いようだ。 「ふむ、このナイフの切れ味を試してみるかな。」 一息ついてから巌は二本のナイフを持って目の前の道路のガードレールの前に立つ。 次の瞬間、ガードレールはバラバラになってしまった。 「へー、凄いねー、ガードレールをあんなに素早く16回も切るなんて、常人なら何が起こったかわからないはずさー」 そう言いながらも正確に切った回数を言い当てるピエロに巌は苦笑して、その破片に何やら仕上げをしながら答える。 「ふふふ、普通のナイフならガードレールをあんなに容易く切れはしないよ、 このナイフは、オリハルコンという物質で出来ているらしい、素晴らしい硬度と切れ味だ。 私の世界でも伝説として伝わっているが、これがあった世界では実用されているようだね、 しかも軍人用に作られてるようだ、このような物質を精製してしまうとは実に興味深い・・・ よし、こんなものかな。」 出来あがった物は25本の細い刃物だった。 「なーるほど、ナイフだねー?」 「ああ、接近戦には使えないが投げナイフとして使おうと思ってね。 君にも何本か護身用に渡そうか?」 巌はナイフを内ポケットにしまいながら提案するが ピエロは軽く首を振って懐から変な形をした銃を取り出す。 「僕は相手を出来る限り傷付けたくないからさー、このトランプ銃で十分さー。 でも友情の証として一本だけ貰っておこうかな。」 巌は苦笑して一本を渡した。
そのナイフをじっくり見てピエロは賞賛する。 「これは素晴らしい!迷いも無く削られた刃だ!名刀鍛冶屋でもここまで切れ味のあるものは作れないだろうさー。 それじゃー、僕も優柔の証として何か渡しておくさー、 んー、でも何を渡せばいいか・・・ よーし、いいことを思いついたさ。」 しばらく考えたあげく、トランプ銃からトランプを取り外して裏にして巌の前に出す。 「一枚取って欲しいさ、そしてそれを僕だと思って大事にして欲しいさ。」 巌はナイフの賞賛に苦笑していたが友情の証と言われ、真剣な顔で一枚を引いた。 そこに描かれていたのはジョーカーだった。、ピエロはすまなそうな顔で 「うーん、よりによってジョーカーか・・・ やっぱりスペードのエースか何かを渡した方がいいかな?」 巌は静かに首を振り 「いや、これでいい、ふふふ、このジョーカー、君にそっくりだろ? 友情の証としてはこれ以上のものは無いよ。」 「そうかい?そう言ってもらえると僕もうれしいさー。」 ピエロは感激の涙を滝のよう流して感動している。 巌は、話題を変えて今後の方針を決めることにした。 「さて、随分時間がたってしまったな、ここで戦闘していた者がまだ残っているとは考えにくいが、 戦闘があったと思われる2箇所を調べるとしよう。」 鎌石村に着いた二人、果たして、ここで二人を待つ運命は?
【C04鎌石村の道路/ゲーム開始から2時間経過】 【ピエロ・ボルネーゼ@焼きたて!!ジャぱん】 [状態]健康 [装備]トランプ銃@名探偵コナン [荷物]荷物一式(食料&水二日分)ガードレール製ナイフ 補充用トランプ1セット [思考]1.東たちを探す 2.この殺し合いの舞台に愛を広める 3.主催者に愛を伝える 【高槻巌@ARMS】 [状態]健康 [装備]ボーマンのオリハルコンナイフ2本@スプリガン ガードレール製投げナイフ24本 [荷物]荷物一式(食料&水二日分)ジョーカーのカード [思考]1・涼たちを探す 2.ゲームに巻き込まれた人たちを助ける 3.ゲームの打破 4, 戦闘があった場所の調査
ランダムアイテムに問題があるかもしれません オリハルコンナイフで武器を自分で作ってしまうというアイデアは 遊園地のころから考えてたものだったんですが、捨てきれなかったんで・・・
個人的にナイフ作ってもいいと思うよ ぶっちゃけ他の他作品からの強力支給品に比べたらハズレと大差ない威力しかないだろうし GJでした
ピエロの喋り方変じゃないか?
ーはいらなかったかな?なんか最後に伸ばすイメージが強くて・・・ 最後に「さ」をできる限り入れればいいのかな? とりあえず修正します
高原の池の岬に立つサラリーマンとピエロ、現実にはまずありえないシュチエーションだが そうも言ってられない、今、彼等は、殺し合いをさせる為この島に集められ、 その中には普通の学生や能力者、怪物さえ含められているのだから・・・ そんな中、この殺し合いの舞台に愛を広めようとする世界レーベルのピエロと このゲームの阻止を狙う世界レーベルのサラリーマン、 果たして彼等はこの絶望的状況の中で救世主となれるのか? 「で?どこに行くんだい?やはり村の方かな?」 握手を交わした後、今後の方針を決める為、世界レーベルのピエロことボルネーゼが聞く 「ああ、先ほどから二箇所に煙が上がっている、 このゲームに乗って行動している者が少なくとも2人いるようだ。 一刻も早く襲われてる人を助けなければ・・・」 それに応えるは世界レーベルのサラリーマンこと高槻巌。 ピエロは地図を出して現在地と村の位置を確認して 「それじゃあ、この川に沿ってこの道路にでるかい?それとも・・・」 ピエロは鬱蒼と木が生い茂る森の方を向く 「ああ、このまま真っすぐ直進しよう、 君もそれぐらいの体力はあるはずだね?世界レーベルのピエロ君?」 「そう言われると出来ないとは言えないさ、もちろん駆け足だよね?」 「ああ、それでは早速行くとしようか。」
それから一時間、二人は村の外れの道路にたどり着いた。 「ようやく着いたな、ここでは何が起こるかわからない、少し休むとしようか?」 道も無い森の中、一時間も走ってきたにもかかわらず疲れた様子は見えない 「そーだね、僕も世界レーベルのピエロとして誰にも負けない体力を持ってるさ なのに、ここではかなり制限をされてるみたいさ。」 そうはいってもこちらの方も疲れた様子は無いようだ。 「ふむ、このナイフの切れ味を試してみるかな。」 一息ついてから巌は二本のナイフを持って目の前の道路のガードレールの前に立つ。 次の瞬間、ガードレールはバラバラになってしまった。 「へー、凄いねー、ガードレールをあんなに素早く16回も切るなんて、常人なら何が起こったかわからないはずさ。」 そう言いながらも正確に切った回数を言い当てるピエロに巌は苦笑して、その破片に何やら仕上げをしながら答える。 「ふふふ、普通のナイフならガードレールをあんなに容易く切れはしないよ、 このナイフは、オリハルコンという物質で出来ているらしい、素晴らしい硬度と切れ味だ。 私の世界でも伝説として伝わっているが、これがあった世界では実用されているようだね、 しかも軍人用に作られてるようだ、このような物質を精製してしまうとは実に興味深い・・・ よし、こんなものかな。」 出来あがった物は25本の細い刃物だった。 「なーるほど、ナイフだね?」 「ああ、接近戦には使えないが投げナイフとして使おうと思ってね。 君にも何本か護身用に渡そうか?」 巌はナイフを内ポケットにしまいながら提案するが ピエロは軽く首を振って懐から変な形をした銃を取り出す。 「僕は相手を出来る限り傷付けたくないからさ、このトランプ銃で十分さ。 でも友情の証として一本だけ貰っておこうかな。」 巌は苦笑して一本を渡した。
そのナイフをじっくり見てピエロは賞賛する。 「これは素晴らしい!迷いも無く削られた刃だ!名刀鍛冶屋でもここまで切れ味のあるものは作れないだろうさ。 それじゃ、僕も優柔の証として何か渡しておくさ、 んー、でも何を渡せばいいか・・・ よーし、いいことを思いついたさ。」 しばらく考えたあげく、トランプ銃からトランプを取り外して裏にして巌の前に出す。 「一枚取って欲しいさ、そしてそれを僕だと思って大事にして欲しいさ。」 巌はナイフの賞賛に苦笑していたが友情の証と言われ、真剣な顔で一枚を引いた。 そこに描かれていたのはジョーカーだった。、ピエロはすまなそうな顔で 「うーん、よりによってジョーカーか・・・ やっぱりスペードのエースか何かを渡した方がいいかな?」 巌は静かに首を振り 「いや、これでいい、ふふふ、このジョーカー、君にそっくりだろ? 友情の証としてはこれ以上のものは無いよ。」 「そうかい?そう言ってもらえると僕もうれしいさ。」 ピエロは感激の涙を滝のよう流して感動している。 巌は、話題を変えて今後の方針を決めることにした。 「さて、随分時間がたってしまったな、ここで戦闘していた者がまだ残っているとは考えにくいが、 戦闘があったと思われる2箇所を調べるとしよう。」 鎌石村に着いた二人、果たして、ここで二人を待つ運命は?
【C04鎌石村の道路/ゲーム開始から2時間経過】 【ピエロ・ボルネーゼ@焼きたて!!ジャぱん】 [状態]健康 [装備]トランプ銃@名探偵コナン [荷物]荷物一式(食料&水二日分)ガードレール製ナイフ 補充用トランプ1セット [思考]1.東たちを探す 2.この殺し合いの舞台に愛を広める 3.主催者に愛を伝える 【高槻巌@ARMS】 [状態]健康 [装備]ボーマンのオリハルコンナイフ2本@スプリガン ガードレール製投げナイフ24本 [荷物]荷物一式(食料&水二日分)ジョーカーのカード [思考]1・涼たちを探す 2.ゲームに巻き込まれた人たちを助ける 3.ゲームの打破 4, 戦闘があった場所の調査
こんなかんじでしょうか? 特徴のありすぎるキャラのしゃべり方は書きにくいな・・・
オリハルコンナイフを使って、ガードレールからナイフ… 巌なら普通に作れそうだw
トランプ銃とは意外なとこついて来たな! 乙
>>716 超GJ!!
やはり通りすがりのサラリーマンは投げナイフがなくっちゃね。
ピエロも原作と比べて違和感は無いと思いますよ。
新作乙! 鎌石村は着々と進んでいくな〜
ちょっと質問してもいい? 九能のキャラがいまひとつ掴めないんだけど、どんな感じなの? らんまはアニメをちょこちょこ見てただけだからよく分からなくて 九能っていっつもふざけたような感じじゃなくて真面目な時もあるの?
本人はまじめなのだが、周りから見ればふざけた奴>久能
漫画喫茶いったりしてちゃんと把握してから書いてくれ、頼むから……orz
>>716 GJです。ピエロにトランプか…。何かぴったりな気がするw
殺傷能力がないとこなんか特にピエロにピタッリだな。 優しい奴っぽいし
鎌石村にいる気の毒なマーダーが巌&ピエロに奉げる生贄にしか見えない。 と思ったら、結構強力なマーダーがいるなぁ。
灰原、かごめ予約。 明日の23:59までに投下できなければ、予約を破棄してください。
まとめサイトで地図が遊園地のガイドマップのままになってるけど ピエロは地図で村の位置を把握しちゃってるな 地図はまとめサイトの地図をそのままをそれぞれ持ってるてことでOK?
OK。
っていうか、まとめだけじゃなくてテンプレも間違っているので注意。
>>2 のみを修正するとこんな感じになるのかな?
【基本ルール】
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
勝者のみ元の世界に帰ることができる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
空間内を飛び回っている「婢妖」を殺しすぎると、
ゲームの妨害とみなされてペナルティの可能性あり(苦痛or死などの)
開催場所は沖木島。
詳細は不明だが半球状の透明な殻(結界?)に囲まれており、外部からの干渉は受けない。
【スタート時の持ち物】
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
ゲーム開始直前にプレイヤーは白面から以下の物を支給され、「デイパック」にまとめられている。
「地図」「コンパス」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「ランダムアイテム」
「デイパック」→他の荷物を運ぶための小さいリュック。
「地図」 → 白紙、沖木島地図の2つ。
「コンパス」 → 安っぽい普通のコンパス。東西南北がわかる。
「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
「水と食料」 → 通常の成人男性で二日分。
「名簿」→全ての参加キャラの名前が載っている。
「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「ランダムアイテム」 → 何かのアイテムが一つ入っている。内容はランダム。
※「ランダムアイテム」は作者が「エントリー作品中のアイテム」と「現実の日常品」の中から自由に選んでください。
必ずしもデイパックに入るサイズである必要はありません。
また、イベントのバランスを著しく崩してしまうようなトンデモアイテムはやめましょう。
「はじめまして」 発した言葉は同じでも、思っていることはまるで違う。 (クスッ、素直にはじめましてか。見たところ反抗期の中学生っぽいけどかわいい子ね。 そろそろ恋人ぐらいできる年齢かしら) (初対面で年上に対して生意気な子ね。まぁ、このぐらいの年だとしょうがないかな。 どう見ても草太よりも年下だもんね、私が我慢しなきゃ) お互いに相手の事を年下と思っているだけに思考は微妙にずれるようだ。 それはさておき、挨拶を済ました後は二人で簡単な自己紹介をする。 「わたしは日暮かごめ。中学三年生よ」 「灰原哀、帝丹小学校一年。よろしく」 自己紹介の際、灰原だけは自分を偽った。 名簿には灰原で登録されているし、別に宮野志保という本名を出す必要もないと感じたからだ。 名前を紹介しあった後は、2人がやってきた世界、お互いが持つ支給品、 さらには知人といった話題へと話は進んでいく。
2人がお互いの知人たちの中で特に注目したのは、江戸川コナンと犬夜叉だった。 コナンが持つ知識と頭脳はこの沖木島でもトップレベルに違いない。 数々の難事件を解決してきた彼の推理力はゲームの状況分析、そしてゲームそのものの破壊に 欠かせないものだろう。体が小さいため戦闘に巻き込まれた時に不利があるという点を差し引いても、 彼の能力は欲しいところだ。 そしてもう一人、最も注目すべき男が犬夜叉。 彼はこのゲーム向きの能力を特別な道具なしで二つ持っている。 一つは武器無しでも戦える高い戦闘能力。 自らの爪を使った散魂鉄爪、血液を使った飛刃血爪など、多彩な技を持ち単純な身体能力も十分に高い。 これは、ゲームに参加している殺戮者たちから身を守るために欠かせない能力だ。 もう一つは犬のように高い嗅覚。 知人の捜索に役立つし、人間やその他の生き物が近づいてきた事を察知する事ができる。 さらに、嗅覚は血の臭いも嗅ぎ取る事ができるため、殺しの経験者たちの発見にも役立つのだ。 このような突出した能力の持ち主には、何としても会いたい。それも最優先でだ。
しかし、この犬夜叉は半妖である。 灰原は自分の世界には決して存在しないその概念に対して、 疑念というより、呆れたという表情をもって応えた。 「半妖ってねェ……。ますます私たちのいる島が異常だって気づかされたわ」 妖怪がいる? 人間と交わって子供を作る? 犬に近い妖怪が人間と交わって子供を生めるなら チンパンジーとでも出来てしまいそうだ。全く馬鹿馬鹿しい。 以前の彼女なら、半妖という言葉を信じなかっただろう。けれど今は違う。この舞台は 妖怪の白面が用意した舞台であり、自分たちは彼女が持つ得体の知れない力によってここに集められている。 舞台づくりからして妖怪が絡んでいるのだ。だから、彼女は素直に半妖の存在を認められた。 「その犬夜叉君の力だけど、するどい嗅覚というのは何よりの武器になるわね」 「うんそうね、犬夜叉なら私をすぐ探してくれると思うから、まずは犬夜叉と合流する。 そして、その後でコナン君ね。他の人たちとは、さらに後で合流すると」 灰原・かごめ共に一般人に近い存在であるためこのゲームにおける一つのルール『制限』というものには 頭が回らない。犬夜叉の嗅覚が如何に優れていたとしても、それは普段の生活を行っているときの話であって 制限下ではどうなるか分からない。悲しいかな、犬夜叉が嗅覚を完全に失っている恐れもあるというのに、 その事は全く考慮されなかった。
「大まかな方針はそれでいいとして、細かい話はどうする。最初は犬夜叉君と合流しなきゃ駄目なんだけど。 そのためには、私たちが安全な場所に移動する必要があるわね」 「安全な場所ってここでいいじゃない」 お寺の本堂の中。普通の人なら素通りするであろう建物の中に隠れていれば安全ではないか。 かごめはそう考えた。 「この中にいるのは危険よ。何人かの人間が本堂を覗き込む可能性があるわ」 「まさか、哀ちゃんだって御寺参りするときに本堂の中なんて見ないでしょ」 フッとため息をついて灰原は答える。頭の中では「やっぱり中学生よね」と考えているのかもしれない。 「いい、かごめ。安全な場所というのはいくつかの条件を揃えなければいけないわ。 第一に、外部の人間から見つかりにくい場所。まぁ、こんな小さい島に68人もの人間を連れ込んだんだから この条件を満たす場所はほとんど無いかもね。 第二に、外部の人間よりも先に内部の人間が気づけるような場所。 誰かが近づいてきたとき、安全地帯にいる人間のほうが先にその接近に気がつければ、身を守るのにとても 適しているわ」 「そうすると、病院がいいんじゃない? 病院自体は見つかりやすいけど、中にいくらでも隠れる場所が あるだろうし、病院のカーテンを閉め切って隙間から外を監視すれば私たちのほうが外部の人間よりも先に 気づける」 かごめは灰原の言葉を遮って、地図上の場所を指差す。 けれど、灰原は首を振った。
「病院じゃ駄目よ。人が集まりやすいわ」 「それってどういう事」 かごめは灰原の言葉を聞きながら、頭に一つの疑念を浮かべている。 何か釈然としない、この説明には違和感を感じる。 そんなかごめの考えを他所に、灰原は説明を続けていく。 「病院には役立ちそうな道具がたくさんある、そう考える参加者たちが多いと思うのよ。 実際、あの女が医療器具を病院に残しているかどうかは分からないけど、残っている事に賭けて病院に入ろう とする人間は少なくないはずよ」 「確かにそうね」 「病院にある道具といえば、包帯、麻酔、止血用の針・糸、化膿止めの抗生薬などの医療器具の他、 メスや注射針といった刃物、運がよければニトロ・グリセリンみたいなのも手に入るかもね。 薬に対する正確な知識があれば、毒としてそれを使う事もできるだろうし。 それに、可能性は低いけど、沖木島診療所が大きな所なら、自家発電装置もあるかも知れない。 とにかく、病院は人が好む道具をたくさん揃えてそうなのよ」 やはり、灰原の説明はどこがおかしい。 どこがおかしいのか、かごめには分からないが、感じている違和感は大きくなる一方だ。 「そんなに、いい道具がありそうなら、なおさら病院に行くべきじゃないの? 私たちがその道具を確保できるかもしれないし」 「駄目よ、さっき言ったわよね。安全な場所の条件2つ、あれには続きがあって三つ目の条件として、 退路が確保できる事っていうのがあるわ」 「すぐに逃げ出す必要があるということ……」 「そう、犬夜叉君と合流した後なら病院に入るのもいいかも知れない。でも、今入ってしまえば、襲って来る 人から逃げるための退路を自ら断つ事になる。病院にあるかも知れない道具が必要になったとしても、 入るのは闘う力を手に入れてから。そうしないと、袋小路に追い込まれて私たち2人とも死んでしまうわ」
一見すると筋が通った説明。けれど、かごめにはどこか納得できない部分がある。 それはどこだろう、かごめは一つの疑問を灰原に投げかける。 「でも哀ちゃん、ひょっとしたらこのゲームには危険な人なんていないかも知れないじゃない」 本当はかごめも、こんな疑念を持っているわけではない。だが、釈然としない説明を前にして 何か言い返したいと思い口に出た言葉がこれだった。 「いいえ、間違いなくこのゲームには危険な人物、あるいは危険な化け物がいるわ」 「なんで言い切れるの?」 「考えにくいかも知れないけど、自分がもしあの妖怪女だとしたら、ゲームを円滑に進めるために何をする?」 灰原はかごめの疑問に対して、さらに疑問を重ねてきた。 それに対し、かごめは素直に回答する。 「まず、妖怪を使って島を監視する。狭い島に閉じ込めて恐怖心を煽り、同時に逃げられないようにする。 私たちの体に妖怪を忍び込ませて、24時間の時間制限を与える。見せしめのために人を一人殺す」 全て白面が実際にやった事だ。これだけで十分に殺し合いは機能するだろう。 けれど灰原は首を振る。 「それだけじゃ不十分、私があの女なら、最初から殺し合いに抵抗を持たない人間、ないし化け物を参加 させておくわね。そうすれば、よほどの事がない限り確実に殺し合いが行われる」 「そっか……」
かごめにも、最初からそれは分かっていた。名簿に神楽や殺生丸の名が載っていたからだ。 「なるほど」 と頷き、疑念が晴れたような顔をするかごめ。けれど、その実、疑念はどんどん膨らむばかり。 さらに灰原は説明を続ける。 「とにかく、私たちは『外部から見つけられにくく』、それでいて『外部の侵入者を見つけやすく』、 さらに『退路も確保されている場所』へ移動する必要があるわ」 「そんな場所ってあるのかしら」 かごめは地図を眺めながら呟く。 「ハッキリ言ってしまえば無いわね。どの場所も欠点が必ずあるものよ」 「じゃ、どうしたらいいの」 「雑木林の中に隠れる」 灰原のありふれた答えにガッカリするかごめ。だが、灰原はさらに言葉を続けていく。 「ただ隠れるだけじゃなく、私たちが持っている服を土色に汚して隠れる必要があるわ」 「ちょっと嫌だな」 嫌がるかごめに対して灰原は言う。 「年頃の女の子が嫌がるのは分かるけど、我慢してよ。確実に隠れるためには必要な事よ」 「うん……」
好きな人に探してもらうのに、服装を乱して待っておけなどと言われてしまえば誰でも躊躇うものだ。 かごめはあからさまに嫌そうな顔をしている。 そして、もう一つ。今の灰原の言葉の中にもやはり違和感を感じている。 そんなかごめを無視して、灰原の言葉はさらに続く。 「隠れる場所はここ」 灰原はそう言って、地図上の東崎トンネルを指差す。 「トンネルじゃ、さっきの条件満たしてないじゃない」 「違うわ、トンネルの上。もしくは近くにある林の中に隠れるのよ」 「なんで、トンネルの近くに隠れるわけ」 「私たちは犬夜叉君と合流する必要があるわ。そのためには、雑木林の奥深くに隠れて臭いが届かなくなって しまう事を防ぐ必要がある。だから、雑木林に隠れるといっても道の近くにある雑木林に隠れる必要がある わけ」 「そっか。でも、だったら道の脇にある雑木林なら、どこでもいいんじゃない?」 灰原は首を振る。 「トンネルを開けているという事は、そこにはうず高く盛り上った地形があるという事。 同じ雑木林でも、他に比べて視界が狭い可能性が高いのよ」 「なるほど」
やっぱり、この説明は釈然としない。一体どこが釈然としないのだろうか。 でも、特別おかしな所があるようにも思えないし。 灰原の説明を頷き、聞きつつも、かごめが心の中に抱く疑念はどんどん膨らんでいく。 「じゃ、さっそく東崎トンネルに行きましょ」 「あ、うん。でも、ここからじゃ遠くないかしら。だって、ここって観音堂でしょ?」 説明に納得できないかごめは嘘をついて灰原を止める。 ここが観音堂でなく無学寺である事ぐらい既に気づいていた。 灰原はそんなかごめに対して、「しょうがないわね」と呟きながら外へ出る。 「よく見て。コンパスによると北はあっちの方角になるわ。 そして、北を向きながら右手に海、左手に山が見えるでしょ。 ここは観音堂じゃなくて無学寺よ。東崎トンネルはすぐ近くにあるわ」 説明する灰原の小さな掌に、同じく小さなコンパスが乗っている。 理科の実験でかごめも使った簡単なコンパス、この子も高学年になったらコンパスの使い方を習うのかな。 そんな事を考えてみて、かごめははじめて灰原の説明に関する違和感の正体に気づいた。 灰原哀と名乗った少女は小学一年生。見た目もそうだし、自分でもそう言っていた。 小学一年生と言えば、算数の足し算を習ったばかり。国語でも漢字を少し習いはじめの年頃で コンパスに関する知識なんてあるわけがない。 殺し合いの島に放り出されて、泣き出す事もなく安全な場所の条件を列挙する落ち着きと頭脳。 病院という場所の危険性や、その場所にある道具の種類などを予測する知識。 犬夜叉の能力までも考慮に入れた隠れ場所を選定する思考力。 どれをとっても弟の草太以上。小学一年生にこんな能力を持っている人間がいるのだろうか。 いや、いるわけがない。灰原哀と名乗るこの少女は恐らくは妖怪の仲間。
かごめにとって、 『妖怪が主催する殺し合いの会場で始めてであった少女は空前絶後の天才少女でした』 というより、 『妖怪が主催する殺し合いの会場で始めてであった少女は正体の知れない妖怪が化けた姿でした』 のほうが、よっぽど説得力がある。 でも、妖怪だとしたら、一体何の目的があるのだろう。 現時点では分からない。七宝のように力の弱い妖怪であれば犬夜叉の力を頼っているだけかもしれないし、 目的は全く不明だ。それに妙な事に全く妖気は感じない。 やっぱり弱い妖怪なのかな、何にしても、今灰原に言うべき言葉は一つだけだろう。 「ありがとう哀ちゃん。頭がいいのね」 姿を隠そうとする妖怪を無理に暴く必要はない。 力の弱い妖怪なら、放って置く事もできないし。灰原と名乗る妖怪が好からぬ事を考えていたとしても、 この子からは大きな危険を感じない。 ならば、お礼を言って灰原について行こう。 灰原とかごめの2人は服装を土で汚し、そのまま東崎トンネルへと進んでいった。
【F-8 無学寺/朝】 【日暮かごめ@犬夜叉】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:荷物一式(食料&水:2日分) アイテム(不明。かごめと灰原は確認済み) [思考]:1.東崎トンネルへ移動する。 2.犬夜叉と合流する。 3.コナンと合流する。 4.ゲームから脱出する。 【灰原哀@名探偵コナン】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:荷物一式(食料&水:2日分) アイテム(不明。灰原とかごめは確認済み) [思考]:1.東崎トンネルへ移動する。 2.犬夜叉と合流する。 3.コナンと合流する。 4.ゲームから脱出する。
気が付けば10レスにもなってしまいました。 かごめ、灰原の投下です。 ご意見よろしくお願いします。
乙! 灰原の考察はいい感じだったと思いますよ
GJ! 確かに「見た目は子供、頭脳は大人」って傍目から見たら怪しいことこの上ないな。 そこから「子供に化けた妖怪では?」と印象が摩り替わるのも、妖怪漫画の人物として すごく自然でいいと思う。
吉田と芳乃書こうと思ってGS美神読み直したんだけど SSでマリアの重量300キロてことになってるがマンガでカオスが200キロて言ってるんだけど どうしようか?
200キロでも300キロでも普通の人間が背負っていくのは無理だと思う。 (足を引きずっていけば何とかなると思うけど 結論:どっちでもあなたの好きにすればいい
熊とか相撲取り(それも重量級)の体重だもんな。
灰原の考察って正しいようで実は滅茶苦茶間違ってるのがウケル。 どう考えても狙ってるんだろうけど、実際には病院が正解でトンネルは一番の不正解。 まぁ、情報がない場合だと、灰原の推理になっちゃうんだろうなぁ……ナム
300キロじゃ引きずることもできそうもなかったから・・・ (200キロでも二十分にきついけど) というわけで芳乃と吉田予約します
新作GJ
灰原の思考がわかりやすく論理的に説明されててよかったと思う
灰原を妖怪と思うかごめも自然だったし
>>747 意味がよくわからないので間違ってると思うところを具体的に説明していただけませんか?
>>747 いや、灰原の思考にはどこにも間違いがないんだけど
安全地帯を探すっていう事に関して言えば、病院が安全でトンネルが危険
という(読者が知ってる)事実があるわけでしょ。
灰原は頭がよく、(与えられた情報で)完璧な推理をしたわけだけど
実際には情報が少なかったために、病院という安全地帯を否定して、トンネルという危険地帯へ
ダイブする事を選んでしまった。
ロワって頭脳がよくても、完璧な論理があっても、残念な結果になる事があるんだなぁって……
多分、作者さんもわざとそれを狙ったんだと思う。 GJの意味を込めてナムと書いてみた。
> 病院が安全でトンネルが危険 > という(読者が知ってる)事実 これはキャラ配置のこと? 確かに南側にはいわゆる正義キャラが多いし犬も途中にいるんだが…。 キャラ配置以外で言えば病院は普通に危険じゃないか?
>>751 うん。そう、だからこそ多分作者さんは(いい意味で)狙ってやったんじゃないかなぁ。
灰原の思考に一つもミスが無かったのに、結果としてトンネルに行ってしまうという悲劇。
病院が危険地帯という推論は正しいのだけど結果に反しているという無常さを
狙ったんだとしたら、よくできてると思わね?
まぁ、そんなわけで遅れてしまったがGJ
お勧めアイテム紹介 今のところ一つもアイテムが出てないMAR特集 1. バッボ(マジックストーンなし) 大きなケン球の形をしたARM。ARMとは、MARの舞台(メル・ヘヴン)で主に使われている武器の事。 作中のARMでは唯一自らの意思を持ち、自称紳士。自分の所有者虎水ギンタの事を家来と称するが、 性格はいい奴なので、ギンタとたまに喧嘩しつつも仲良くやっているようだ。 武器としては、一見ただのケン球を大きくしただけのように見えるが、伸縮自在のチェーン、拡縮自在の玉・胴体部 を装備しており中々優秀。ただし、結構重たいらしく、常人には持ち上げる事が不可能。ちなみに、大きさは変えられても 重さは変わらないとバッボ本人が言っている。 意思を持っているため、自分自身でも飛び跳ねて移動する事ができるがあまり素早い動きはできない。 特徴:おしゃべり。 2. バトルスコップ(マジックストーンなし) 普段は虎水ギンタの友人ジャックの左手についているアクセサリのように見えるもの。 ジャックの命令でアクセサリがスコップに変身する。ただし、特筆すべき能力は無く単なるスコップ。 3. ネックレスブレード バッボを狙う盗賊が持っているARM。普段はネックレスの形をしている。盗賊の意思で剣に変化する。 剣は西洋風の諸刃の剣。
ここまで来たら逆に出さない方が美味しい それに劣化からたくさん出てるから良いじゃん つか、スコップなんてお勧めでも何でも無い唯のスコップじゃないか それに、そもそも単独行動のできる支給品は普通NGだよなぁ (燃料が無いとはいえ、既にマリアが出ちゃってるけど)
単独行動できる支給品……ゾフィス。 単独行動もできる上、普段は罪の無い人間を操って一緒に動く。
灰原頭よすぎ、さすが新薬研究をやってただけの事あるなぁ。 まとめサイトに最近見たSS一覧の機能を追加してみました。 私のPCだとちゃんと動いているのですが、皆様の環境だと どうでしょうか? 一応、質問と報告を兼ねて書き込み。 週一更新のつもりだったんですけど……ヤッテシマタ
すげー、もはや機能性では全ロワまとめサイトNo.1だな
「ぜぇはぁ、ぜぇはぁ、やっと積めた、 しかし、こんなところにリアカーがあるなんて、これも、日頃の行いがいいせいだな。」 吉田は、バッテリー切れした異常に重いマリアを引きずり草原をなんとか進んでいった、 その方向は、マリアが行こうとした方向、つまり建物がある所へ行けと言われ向かおうとした方向である。 草原エリアを抜け林エリアへ着いた時、初めてリアカーが林の入り口にあるのを確認したのである。 「もうすぐだ!もうすぐおれがヒーローになれるんだ!その時には見てろよ、上杉達也!」 マリアを充電できればヒーローになれる、そう自分に言い聞かせここまで引きずってきたのだ リアカーに重いマリアを積めたことで一気に気が緩んでしまった、そこへ・・・ 「ちょっと、あんた!こんな所に気絶した女の子を連れ込んで何をするつもりよ!?」 「へ?」 次の瞬間、吉田の意識はブラックアウトするのだった。
まったく、こんな状況だからって女の子をこんな所に連れ込むなんてセクハラじゃすまないわよ!」 何やら勘違いをして吉田を手刀で気絶させた染井芳乃は一人文句を言いながらリアカーにいるマリアに近づく 「ちょっと!あなた大丈夫?」 肩を揺すった所で異常に重いことに気がついた。 「この子、人間じゃない!?ロボット?でも・・・うん、この子やっぱり魂があるわ! 古代の遺品とかガーディアンの類かしら?」 古代の品というのは間違いは無い、ただし、作った本人は今の所生きているので「遺品」とは言えないが・・・ 「とにかく魂があるってことは口寄せが使えるわね。」 口寄せとは霊媒体質である芳乃がもっとも得意とする能力である 普段は遺跡の宝を隠した本人を直接呼び出してそのありかを聞き出すのに使うのだが 以前、ガーディアンから情報を聞き出すのに使った事がある。 それをやろうというのだ。 「さぁ・・・私に教えてちょうだい。 とりあえず、あなたの基本的な情報と最近あなたに起こったことを・・・」
数分間、口寄せの為に集中してた気をいったん緩める。 「ず・・・随分はちゃめちゃな人生(?)送ってるわね・・・・」 芳乃が読み取ったのは彼女を作ったドクターカオスのことと美神達との日常である。 幽霊が一般的に認知されている世界、魔族との戦闘、 なによりも美神の言動は驚くを通り越して呆れてしまう。 とわ言っても、軍隊や秘密組織などが狙う遺跡を狙って動き、時には潜入する芳乃の日常を知れば 美神達でも呆れるだろうし、芳乃の金のがめつさを知れば横島達は美神そっくりだと思うかもしれない。 「とりあえず、この子が今この島にいる人間の中で知ってるのは この子の製作者で知識を活用しすぎて次々と過去の知識を忘れる、ドクターカオス。 ゴーストスイーパーて仕事をしている自己中女の美神令子とその下僕の横島忠夫と魔族のメドーサ・・・ カオスてのは正直頼りになりそうもないわね・・・ 偶然合ったら一緒に行動する程度の認識でいいかしら? そして、美神令子と横島忠夫・・・ 美神令子て人は頼りになりそうだけど下手したらこのゲームに乗りかねないわね・・・ でも横島忠夫って男の子と一緒ならいきなり攻撃するってことわ無いでしょ、とりあえず横島って男の子を捜してみるか それにしても、妖怪はともかく魔族なんてのもいるとわね・・・ メドーサて奴は警戒しないと・・・ 後は・・・」 芳乃は、気絶している吉田の方を見た。
吉田とのやりとりはもっとも新しい出来事なので鮮明に記憶されていた。 「ただの高校生ね、でも、この子の力を見て増長しちゃってる・・・下手するとそのまま殺し合いに参加しちゃいそう 一緒に行動したとしても足手まといにしかならないわ、 結構かわいい顔してるから、これで謙虚で素直な性格だったら一緒に行動してあげてもよかったんだけど・・・ と言っても殺す気にはなれないわね・・・ よし、あなたはこのまま寝かせといてあげる、そのかわりこの子と荷物は貰っとくわね。」 自分の勘違いで気絶させておいて勝手な言い草である。 そして吉田が引きずって来た後を見ながら思考する。 「マリアを引きずってきてかなり体力を消費しててそう簡単には起きないと思うけど、 リアカーのタイヤの跡を追ってきたら厄介ね・・・」 マリアの体重ではタイヤの後を付けずに運ぶのは不可能である。
「そうだわ!相手は唯の高校生だし、タイヤの跡なんて見つけさえしなければ、それを捜すなんて発想出来ないかも!」 というわけで早速実行する、小柄な吉田を起こさないように抱上げ、5mほど放れたところに寝かせる、 そして吉田のバックからコンパスを出して草原エリアの方へ吉田がすぐ見つけられように3mほど離れたところに置く。 「これでうまくいけば、私が草原の方に逃げたと勘違いしてくれるかも・・・ そして私は・・・やっぱり村に入るしかないわね・・・」 実は芳乃は道なりに進んで鎌石村に入ろうとしたのだが、 村から煙が出てきたので村を回避して林の中を詮索していたのである できれば村の中には入りたくは無い、だがリアカーを引いたまま行動するのは目立ちすぎる、 そしてマリアを置いて行くのはあまりに惜しい、 芳乃としては一刻も早くマリアを起動させたい所である 「さて、このまま真っすぐ村に入りたいところだけど、 この男の子が起きてそのまま村の方向に行きかねないし、 一旦来た道を戻ってから村に入った方がいいかしらね、電気が来てればいいんだけど・・・」 芳乃はリアカーを引いて行ってしまった。 一方、吉田の方は気絶したまま残されたまま気づく様子も無い、 もしも吉田が2年の頃の『謙虚で素直な性格』だったら芳乃と一緒に行動していたかもしれない 結局、3年になってからの『日頃の行い』の悪さが災いして彼に残されたのは 3m程離れたところにあるコンパスと極度の疲労だけであった・・・
【C-2(草原部と林部の境目)開始から2時間経過】 【染井吉野@SPPRIGAN】 [状態]健康 [装備]獣の槍@うしおととら [道具]荷物二つ分(食料&水4日分と分厚いマリアの説明書)リアカー [思考]1.一旦来た道を戻って林に近い家の電源でマリアの充電 2.御神苗優、横島忠夫との合流 3.協力できそうな参加者を探す 4.ゲームからの脱出 [備考]支給品『マリア@GS美神極楽大作戦』はエネルギー切れ 【吉田剛@タッチ】 [状態]極度の疲労をした上、気絶中 [装備]なし(学生服) [荷物]無し、ただし3m離れた場所にコンパスあり [思考]停止中
前回もそうだったけど、推敲してないっぽい文章だね。
>>706 優柔 → 友情
>>761 とわ言っても → とは言っても
後、日ごろの行いが原因で『良い事』が起こったと思うのなら、普通はおかげという言葉を使うだろうよ。
>>759 日頃の行いがいいせいだな → 日頃の行いのおかげだな
まぁ、これはキャラの台詞だからと言われてしまえばそれまでだが……
投稿終了しました、 できればこれ以上鎌石村に人を入れたくなかったんですが マリアを盗んだ段階で村に入る以外の選択肢を思いつけなかった・・・ ご意見お願いします。
>>765 すみません国語の成績は好くなかったもので・・・
読み直してるつもりではいるんですが・・・
直して再投稿したほうがいいですかね?
乙! 確かに誤字が少ないにこしたことはないけど俺的には気にならなかったので 自分が納得できなければ再投稿でいいと思う めげずにこれからも頑張ってくれ
国語の成績良くなかったんなら別に書かなくても(ry 嘘です冗談ですすいません 修正頑張ってください
乙。 吉野はキーキャラになりそうな予感。 制限も少ない口寄せ能力が便利すぎて中盤で散りそうなところもまた良い。 至急品、いまさらなんだけどマリアはGJと思ったけど魔物の本+魔物はやっぱ少し違和感あるなあ。 魔物もそれぞれ意思があって元の世界に戻りたいだろうし。 あ、燃やされればスムーズに戻れるのか??
>>767 GJ!!
確かに口寄せは便利だな。
相手がステルスマーダーでも見抜ける可能性とかあるし。
修正は急がなくてもいいと思う。
管理人さんは土日更新と言ってるからそれまでに修正箇所をあげて置けばいいかと。
それでは明日の夜あたりに修正したものを投稿します 御迷惑かけてすいません
楽しみに待ってるよ。
サンデーのは具体的にどこが悪いのかはっきり言ってるし いいんじゃないかな
誤爆orz 気にしないでください
>>770 本を燃やせば戻れるんだから、一般参加者たちと違って
ゾフィスは純粋にゲームを楽しめるだろうね。危なくなったら、
本(っていうか野明?)を盾にすれば、生き残れるんだから。
という事で別段、ゾフィスに問題はないと思われ
ゾフィスに関しては多少制限考えないとダメかもね 宙浮く時は少しずつ人の心の力使ってて実際は虚弱体質で走ることもできないとか・・・ 出来ればそんなことをしないでサクッと消える時は消えて欲しいけど・・・
うーん…… 宙に浮くことまで、制限しちゃったら、とらみたいな他の参加者にも影響が出てきちゃうよ。 普通にプカプカ浮いてればいいじゃんと思ってしまう。もちろん、高速飛びまわれるのは困るけど、 宙で動けるスピードは地上で走るのと変わらないぐらいとか、高さも1,2メートルが限界とか っていう程度でいいと思う。
あ、ごめん。俺なにあほな事かいてるんだろ
>>778 は忘れて
>>778 いや、本の持ち無しの場合のゾフィス単体の制限としてさ
非参加者なのにウロチョロしてたらかなり鬱陶しいし
単に野明のそばから離れないだけでいいんじゃないかな?
あくまで本と同一の支給物なんだから、「本から半径?mしか動けない」とでもすればよろし
>>782 でもゾフィスが本持ったまま移動
なんてこともできるから・・・
だから、野明から離れないでいいじゃん
自分の術じゃ本に火がつけられなくて その術が何かを燃やした時の火なら燃やせるんだっけ?
それもダメなんじゃなかったっけ。 ゾフィスを他の参加者でも使えるのなら、ゾフィス自体が野明裏切って強いキャラに付きそうだ。 逆に使えないのなら、支給品取ったり取られたりの攻防ができない。 そのへんはマリアと同じだが、難しいキャラだな。 意思持ちアイテムは他のロアでも結構あったと思うけど、自立型は珍しいね。しかも2人。
それなのに、チャンスがあればトトを出そうと企んでる俺が通りますよ。
>>786 一応キャンチョメにやられたバーゴは自分が付けた火で本燃やされてる
「ぜぇはぁ、ぜぇはぁ、やっと積めた、 しかし、こんなところにリアカーがあるなんて、これも、日頃の行いのおかげだな。」 吉田は、バッテリー切れした異常に重いマリアを引きずり草原をなんとか進んでいった、 その方向は、マリアが行こうとした方向、つまり建物がある所へ行けと言われ向かおうとした方向である。 草原エリアを抜け林エリアへ着いた時、初めてリアカーが林の入り口にあるのを確認したのである。 「もうすぐだ!もうすぐおれがヒーローになれるんだ!その時には見てろよ、上杉達也!」 マリアを充電できればヒーローになれる、そう自分に言い聞かせここまで引きずってきたのだ リアカーに重いマリアを積めたことで一気に気が緩んでしまった、そこへ・・・ 「ちょっと、あんた!こんな所に気絶した女の子を連れ込んで何をするつもりよ!?」 「へ?」 次の瞬間、吉田の意識はブラックアウトするのだった・・・ 「まったく、こんな状況だからって女の子をこんな所に連れ込むなんてセクハラじゃすまないわよ!」 何やら勘違いをして吉田を手刀で気絶させた染井芳乃は一人文句を言いながらリアカーにいるマリアに近づいていった 「ちょっと!あなた、大丈夫?」 肩を揺すった所で異常に重いことに気がついた。 「この子、人間じゃない!?ロボット?でも・・・うん、この子やっぱり魂があるわ! 古代の遺品とかガーディアンの類かしら?」 古代の品というのは間違いは無い、ただし作った本人は今の所生きているので「遺品」とは言えないが・・・ 「とにかく魂があるってことは口寄せが使えるわね。」 芳乃はそう言ってマリアの額に手を当てた。
口寄せとは霊媒体質である芳乃がもっとも得意とする能力である 普段は遺跡の宝を隠した本人を直接呼び出してそのありかを聞き出すのに使うのだが 以前、ガーディアンから情報を聞き出すのに使った事がある。 それをやろうというのだ。 「さぁ・・・私に教えてちょうだい。 とりあえず基本的な情報と最近あなたに起こったことを・・・」 数分間、口寄せの為に集中してた気をいったん緩める。 「ず・・・随分はちゃめちゃな人生(?)送ってるわね・・・・」 芳乃が読み取ったのは彼女を作ったドクターカオスのことと美神達との日常である。 幽霊の存在が一般的に認知されている世界、魔族との戦闘、 なによりも美神の言動は驚くを通り越して呆れてしまう。 とは言っても、軍隊や秘密組織などが狙う遺跡を狙って動き、時には潜入する芳乃の日常を知れば 美神達でも呆れるだろうし、芳乃の金のがめつさを知れば横島達は美神そっくりだと思うかもしれない。 「とりあえず、マリアが今この島にいる人間の中で知ってるのは この子の製作者で知識を活用しすぎて次々と過去の知識を忘れる、ドクターカオス。 ゴーストスイーパーて仕事をしている自己中女の美神令子とその下僕の横島忠夫と魔族のメドーサ・・・ カオスてのは正直頼りになりそうもないわね・・・ 偶然合ったら一緒に行動する程度の認識でいいかしら? そして、美神令子と横島忠夫・・・ 美神令子て人は頼りになりそうだけど下手したらこのゲームに乗りかねないわね・・・ でも横島忠夫って男の子と一緒ならいきなり攻撃するってことわ無いでしょ、とりあえず横島って男の子を捜してみるか それにしても、妖怪はともかく魔族なんてのもいるとわね・・・ メドーサて奴は警戒しないと・・・ 後は・・・」 芳乃は、気絶している吉田の方を見た。
吉田とのやりとりはもっとも新しい出来事なので鮮明に記憶されていた。 「ただの高校生ね、でも、マリアの力を見て増長しちゃってる・・・下手するとそのまま殺し合いに参加しちゃいそう 一緒に行動したとしても足手まといにしかならないわ、 結構かわいい顔してるから、これで謙虚で素直な性格だったら一緒に行動してあげてもよかったんだけど・・・ と言っても殺す気にはなれないわね・・・ よし、あなたはこのまま寝かせといてあげる、そのかわりこの子と荷物は貰っとくわね。」 自分の勘違いで気絶させておいて勝手な言い草である。 そして吉田が引きずって来た後を見ながら思考する。 「マリアを引きずってきてかなり体力を消費しててそう簡単には起きないと思うけど、 リアカーのタイヤの跡を追ってきたら厄介ね・・・」 マリアの体重ではタイヤの後を付けずに運ぶのは不可能である。 「そうだわ!相手は唯の高校生だし、タイヤの跡なんて見つけさえしなければ、それを捜すなんて発想出来ないかも!」 というわけで早速実行する、小柄な吉田を起こさないように抱上げ、5mほど放れたところに寝かせる、 そして吉田のバックからコンパスを出して草原エリアの方へ吉田がすぐ見つけられように3mほど離れたところに置く。 「これでうまくいけば、私が草原の方に逃げたと勘違いしてくれるかも・・・ そして私は・・・やっぱり村に入るしかないわね・・・」
実は芳乃は道なりに進んで鎌石村に入ろうとしたのだが、 村から煙が出てきたのを見て、村に入らず周辺の林の中を詮索していたのである できれば村の中には入りたくは無い、だがリアカーを引いたまま行動するのは目立ちすぎる、 そしてマリアを置いて行くのはあまりに惜しい、 芳乃としては一刻も早くマリアを起動させたい所である 「さて、このまま真っすぐ村に入りたいところだけど、 この男の子が起きてそのまま村の方向に行きかねないし、 一旦来た道を戻ってから村に入った方がいいかしらね、電気が来てればいいんだけど・・・」 芳乃はリアカーを引いて行ってしまった。 一方、吉田の方は気絶したまま残されたまま気づく様子も無い、 もしも吉田が2年の頃の『謙虚で素直な性格』だったら芳乃と一緒に行動していたかもしれない 結局、3年になってからの『日頃の行い』の悪さが災いして彼に残されたのは 3m程離れたところにあるコンパスと極度の疲労だけであった・・・。
【C-2(草原部と林部の境目)開始から2時間経過】 【染井吉野@SPPRIGAN】 [状態]健康 [装備]獣の槍@うしおととら [道具]荷物二つ分(食料&水4日分と分厚いマリアの説明書)リアカー [思考]1.一旦来た道を戻って林に近い家の電源でマリアの充電 2.御神苗優、横島忠夫との合流 3.協力できそうな参加者を探す 4.ゲームからの脱出 [備考]支給品『マリア@GS美神極楽大作戦』はエネルギー切れ 【吉田剛@タッチ】 [状態]極度の疲労をした上、気絶中 [装備]なし(学生服) [荷物]無し、ただし3m離れた場所にコンパスあり [思考]停止中
修正した物を投稿しました、迷惑かけてすみません
頼むから、もう少し文章力を鍛えてくれ。 全体的にマジでお願い
贅沢言うな、書いてもらえるだけ良いだろ!
新作カモン
読み易く伝わり易い文章でいいと思うけどな〜 次回も楽しみにしてるよ!乙!!
抵抗できなかった。 チェスの一員として、戦闘力では一般人のそれを遥かに凌駕すると言う自信があったのに実戦ではまるで歯が立たなかった。 相手が強すぎた。 ARMが無かった。 知らない武器を渡された。 全て言い訳だ。 チェスの戦闘階級最上位『ナイト』のイアンにとって負けは許される事ではない。 イアンのプライドが、『ナイト』としてのプライドが、先の戦闘での負けを認めなかった。 「許さねェ」 あの化け物を。 抵抗出来ずに負けた自分を。 必ずこの黒星を白く塗り潰す。 イアンは自らの魂深くまで、その事を強く刻みこんだ。
しかし、実際的な問題として、あの化け物は強い。今のままでは勝てない。 許さないという心情とは裏腹に、勝てないという絶対的真理にも似た事実が突きつけられる。 生存者が唯一人に限られたこの島内。 お互いに生き残っていれば、いずれは再び闘うであろう。 その時、もし自分が今のままであれば、間違いなく殺される。 勝つためには力が要る。 何者にも負けない絶対的な力が要る。 そう、かつてウォーゲームで見たガーゴイルのような絶大無比な力が。 この戦いに勝利し、ギドの笑顔を手にするのは自分以外にいない。 負けられない、イアンには帰りを待つ恋人がいるから……
【G-4/早朝】 【イアン@メル】 [状態]全身に軽度の裂傷 [装備]ニューナンブ式38口径の拳銃(残弾3/5) [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.生き残ってギドに会う。 2.強大な力を手に入れる。 3.化け物(とら)に復讐する。
イアンの近くに、イングラムがあるじゃん。 って思って最初はイングラムと絡めようと思ったのですが、 やっぱ斜め1マスは遠いわ、と思い直してイングラムとは絡めませんでした。 隣ぐらいだったら、会わせてもよかったんだけど
そんなわけで、新作投下です。 短い内容でごめんなさい。
GJ イアンとエレを会わせたかったが距離が微妙だしワンクッション置いたほうがいいかなぁと思ってただけに個人的にありがたいです
乙 もしや、イングラム&イアンのフラグなのか?
乙 イアンは復讐に燃えるわけか。
442 :Classical名無しさん :06/09/10 07:01 ID:0Bxazufk もう言うタイミング逃してるかもしれないけど GS横島大作戦ってのはマップ変更前に投下されたSS 正直言ってあまりうまくはないし、何かやけに自分の作品に執着持ってた印章がある 議論中も顔出して「早く修正したい」みたいなこと何度も言っててちょっとうざかった あれと同じ人だったんだな
また外部のカスどもか潰れればいいのに
ごめんその書き込みしたの俺だ 軽率だった まさかここに転載されるとは思わなかった
イングラムの今後について予想。 太田が山頂近くにいるんだよな、って言う事はイングラムが見える位置にいる可能性があるわけで 早朝だと暗くて気付かなかったが、日が昇るにつれてイングラムの白いボディが見えてくると言う可能性がある。 そうなると、イングラムちゃんを巡る争奪戦とかができそうで面白いな
イングラムは強力そうだが、実際には電化製品だしとらに一撃でやられそう…… 一体、イングラムにはじめて搭乗するのは誰かな、やっぱエレオノールか?
諏訪原とさやかは刃を探すために歩き続けていた。 しかし、そう簡単に見つかるわけもなく時間と体力を減らすだけであった。 その上二人とも自分たちの位置すらわかっていない。 二人が最初に出会ったのが森の中であり、道しるべになりそうなものが 何一つ見当たらなかったためだ。 自分たちがどこにいるのかわからない、このことは想像以上に 精神的な疲労を加速させた。 そんな二人に転換の時が迫った。 「ねぇ!あれってトンネルじゃない?」 「そのようだな。この地図を信用するのであれば、おそらくあれは東崎トンネル。 東にトンネルがあることから俺達がいるのはEー7だ。近場で鉄刃を探すとするなら鎌石村だな」 「そうね、人を捜すならやっぱり人が集まりそうな所よね」 こうして二人は鎌石村に進路をとった。 その時であった。突然、諏訪原が叫ぶと同時にさやかを押し倒す。 「峰!伏せろ!」 「ちょっ、急にになによ!?」 その刹那、諏訪原とさやかがいた場所を無数の火球が通り過ぎていく。
花菱烈火は道路を歩いていた。 ほどなく東崎トンネルを見つける。 「トンネルか…」 それは単なる気まぐれ。好奇心か何かを感じたのか定かではないが烈火はトンネルを通ることに決める。 もとよりゲームに乗った身、人に出会えればそれでよく明確な目的があるわけではない。 あるとすればゲームに勝利し柳に再び会うことのみ。 トンネルを通ってる途中でも天界モバイルからの情報は止まない。 「次々に減っていくな…。このギンタって奴だって中学生くらいだろ?」 本当に人を殺すことなどできるのか?いや、そんなこと言ってられない。 もう一度柳に会いたい。その気持ちに偽りはない。そのためには自分以外の全員を殺すしかないのだ。 しかし、これは言ってしまえば自分のわがままだ。そのためだけに自分より年下の者、同じ位の者、 年上の者、そして知己の者を殺さなければならない。 心の内で葛藤を続けているうちトンネルを抜け出してしまった。 そして、目に入ったのが二人の男女。こちらには気付いてないようだ。 これは願ってもないチャンスである。ゲームに勝利するためには逃すことはできない。 しかし殺ってしまえばもう後には戻れない。 もう一度柳に会う。開始直後に決意したはずじゃないか。 その時の誓いを胸に、烈火は攻撃することを決意する。 「竜之炎壱式崩」 無数の火球が空中に現れると同時に二人に襲いかかった
「どうやら襲撃者のようだな」 さやかは突然のことに状況を把握しきれていない。 このままでは危険だと判断し、座り込んだままのさやかを担ぎ諏訪原はいちもくさんに逃げ出した。 逃がさまいと烈火も追走を開始する。 人一人を担いでいる諏訪原、かたや忍者の末裔。追いつかれるのは時間の問題であった。 「峰、お前は一人で逃げろ。あいつは俺がなんとかする」 「えっ、なんでよ?それってつまり諏訪原さんが囮になるってことでしょ?そんなのいやよ!」 「黙れ!雰囲気でわかる。奴は恐ろしく強い。このまま逃げたところで追いつかれて殺られるのは目に見えている。 しかし、一人が囮となりもう一人を逃がせば一人は助かる。今囮になれるのは俺のみ! だからお前はさっさと逃げろ」 「けど、そんなの諏訪原さんを見殺しにするのと変わらないじゃない!」 「忘れたのか?俺の支給品のことを。あれを使えば二分の一の確率で奴に勝てる!」 鬼気迫る表情でそうまで言われたら諏訪原の言う通りにするしかない。 「行く前に一つだけ約束して。生きてまた会うって…」 「ああ。奴を倒せたら村でまた会おう」 言い終わるとさやかは諏訪原から降り、一人森の中を駆けていった。 「二分の一の確率で勝つ、か。しかし、恐ろしく強い奴にこの水を掛けるなど万に一つ以下であろうな。 だが、易々と屍を晒す気など毛頭ない!来るなら来てみろ!」 諏訪原の気合いの籠もった咆哮が轟くと同時に烈火が姿を現した。
「貴様が誰かは知らんが、襲ってくるなら容赦はせん!」 叫びと同時に諏訪原が踏み込む。 「竜之炎弐式砕羽!」 烈火もまた炎の刃、砕羽で諏訪原を迎え打つ。 諏訪原は両腕を使った手刀のラッシュ。烈火の方は右腕の砕羽と素手の左腕のコンビネーション。 攻撃力は烈火が勝ったが、手数では諏訪原が上回った。トータルで見れば二人は互角であった。 しかし、徐々に二人の拮抗が崩れていく。 素手の諏訪原と炎の刃の烈火。見る見るうちに諏訪原の服が血で赤く染まっていく。 「くっ!」 烈火はチャンスと踏み一気に間合いを詰め、止めの一撃を振り下ろす。 しかし、その行動は忍の者としてはあまりに軽率な行動であった。 諏訪原の目はまだ死んでいない。 「何!?」 次の瞬間、烈火が見たのは切り裂かれた諏訪原ではなく、白刃取りされた炎の刃であった。 「この時を待っていたぞ!貴様はたしかに強い。だが、攻撃の一つ一つに迷いが感じられた。 そのため最後の最後で詰めを謝り大振りになった。それが貴様の敗因だ!」 怒声と共に放たれた諏訪原渾身のハイキックが烈火の顎を捕らえ脳を揺らし、 その体を茂みの中に吹っ飛ばす。 「このチャンス、逃がしはせん!」 呪泉郷の水を片手にさっきとは逆に諏訪原が烈火を追撃する。 しかし、諏訪原はそこにいないはずの人間を見つける。 「峰!?お前ここで何をしている?逃げたのではなかったのか?」 しかし、さやかは何も答えない。 「まあいい、お前はさっさと逃げろ」 そう言って背を向けた瞬間だった。さやかが突然諏訪原に抱きつく。 「こ、こら!何をふざけ(何だ?峰の体が異常に熱いぞ?まさか!) 諏訪原が気づいた時には遅かった。さやかから急に火柱が上がり、諏訪原を飲み込んでいく。
竜之炎陸式『形無しの塁』。それは幻術の炎。 諏訪原に吹き飛ばされたとき、咄嗟に烈火が選んだのは塁であった。さやかの口調や声は知らなかったが、存在と容姿は確認してある。 自らが囮になり逃がしたことからも一定以上の信頼があったと考えられた。 砕羽や焔群では時間が掛かるし、さっきのようなことがある。だからこそ塁を選んだのだ。 しかし、これは結果的にはだまし討ちに近いかたちになってしまい、烈火の心に深い影を落とした。 「ハァハァ、許してくれとは言わねぇ…。俺はもう一度姫に、柳に会いてぇんだ…」 愛を求めた忍と義を貫いた侍との戦いは、忍の勝利で幕を閉じた。そして、忍はその哀しい愛を埋めるためどこかに去っていった。 【E-7 東崎トンネル付近/朝】 【花菱烈火@烈火の炎】 [状態]:精神力を少程度消費 [装備]:なし [道具]:荷物一式(食料&水:2日分)、天界モバイル@植木の法則 [思考]:1.ゲームに勝利する 2.非情に徹する 3.柳を蘇生してもらう
【D-7 朝】 【峰さやか@YAIBA】 [状態]:健康、悲しみ [装備]:なし [道具]:荷物一式(食料&水:2日分) アイテム(確認済み。武器ではない) [思考]:1.鎌石村へ行く 2.諏訪原を待つ 3.鉄刃を捜索する 【諏訪原戒@焼きたて!ジャぱん】死亡確認
新作乙!遂に烈火は殺っちゃったか…。本格的にマーダー化かな、こりゃ。 でもひとつ言わせてもらうと崩が弐式で砕羽が壱式なんですよ。
新作乙 諏訪原が格好いいな。烈火はまだまだ不安定マーダーっぽいし、いい感じだ。 今後は烈火の心の葛藤を深く描いて、壊れていくシーンとか見てみたいなぁ等といってみる。 でも、一つ質問があるんだが、呪泉郷の水はどうなったの?
よく考えると塁て便利だな モバイルの写真を参考にすれば 不完全でも全員の幻炎を使える。
>>817 新作GJ!!
烈火はついに人を殺したか…
ここからどんどん狂気へと堕ちていくのかな?
>>819 呪泉郷の水はなくなったんじゃないのか?
厄介なアイテムだから、無くなってもいい予感。
感想ありがとうございます 砕羽と崩は完全にこちらのミスです。すいません… あと、呪泉郷の水に関しても描写不足ですいませんでした。 消滅でもよかったのですが、せっかくの支給品なので諏訪原の死体の近くに放置ということしてください
烈火初期は壱式は砕羽だったが、後半ではいつの間にか崩が壱式になっている。 だから別に間違ってるわけではない。(腕の文字も崩が最初に変わっている)
>>825 確かめたが印は最初から崩が先だったぞ?
ちょっと支援 【グリモルディ@からくりサーカス】 初期の敵である誘拐組の尾崎が使用した操り人形。後に阿紫花の手に渡り、サハラ砂漠 や最終章でもレプリカが使用された。 全高2m強ほどの道化風の人形で、最大の特徴は大腿部に木製の車輪が付いていること。 グリモルディは開脚姿勢になることにより、この車輪を用いての高速移動が可能。 また首が伸縮式になっており(かなり伸びる)、頭部の二股のナイトキャップ状の部分 も稼動する、これで人を抱えたりもする。 【スパヴェンタ@からくりサーカス】 最期の四人が一人、カピタン・グラツィアーノの用いた直身のサーベル。 細身だが頑健な自動人形を容易く切り裂く切れ味を持ち、刀身から強力な電撃を発する。
じゃ、俺も便乗してオススメ支給品紹介 【蝶ネクタイ型変声機@名探偵コナン】 阿笠博士の発明品。文字通り蝶ネクタイ型の変声機。 裏のダイヤルを回せば、老若男女さまざまな声が出せる。 使いどころが難しそうだがうまくすればだまし討ちに使えるかも。 【キック力増強シューズ@名探偵コナン】 横についているスイッチを入れると、電気と磁力で足のツボを刺激し、筋力を極限まで高める。 その威力はかなり強く、中でもサッカーボールがゴールを突き破り後ろの木を折るほどの威力。 ただし子供用の靴なので使えるキャラが限られるか。 【犯人追跡メガネ@名探偵コナン】 発信機・盗聴機付きのメガネ。発信機はシールになっていて、半径20キロ以内なら居場所がわかる。 また、メガネの右の先が盗聴機で左の先がイヤホンになっている。 ダイヤルで周波数を合わせると、特殊な音波が鼓膜を刺激して、メガネをかけているだけで聞こえる。 ちなみに劇場版では望遠機能・防弾機能も追加されていた。 【弁当型携帯FAX@名探偵コナン】 名前だけ聞くと凄そうな感じがするが、弁当箱に市販のFAXを取りつけただけの物。梅干を押すと起動する。 完全なハズレアイテム。ただ、おかずは本物なので、人によっては当たりか。
【雷神剣@YAIBA】 雷神の力が宿った剣。強い精神力がないと雷神に意識を乗っ取られてしまうが、雷神に打ち勝てば自在に雷を出すことが出来る。 以外に重いらしい。また、穴にはまっている「雷」の玉を外せば普通の剣としても使える。 【風神剣@YAIBA】 風神の力が宿った剣。雷神剣同様使いこなすには強い精神力がいる。鬼丸は風神にのまれて鬼になってしまった。 使いこなすと風を起こせるようになる。おそらく雷神剣と同じ様に玉を外しても使える。 【伝説の7つの玉@YAIBA】 それぞれ水・金・火・大・闇・氷・当の文字がかかれた7つの玉。雷神剣(おそらく風神剣も)の穴にはめるとその力を使える。 水…水を操る 金…自在に変身できる 火…炎を出す 大…巨大化する 闇…夢や希望を持った者を吸い込み、闇の玉の世界に閉じ込める。出口はケロ介という凶悪なカッパが守っている 氷…物を凍らせる 当…しゃべる。龍神の玉について教えてくれる バランスを考えると、闇・大は出さないほうがいいかも。 【ビーズ@うえきの法則】 ただのビーズ。何の効果もない。鈴子以外にはハズレアイテム。 とはいえ鈴子はこれがないとただのキレやすい若者なので出したほうがいい。
ビーズは枕でも支給品として出しとけばおkじゃね?
YAIBAは雷神剣・風神剣があれば覇王剣も出せるんだよな
じゃあスマップの頬骨担当も出そうぜ!
は?
クサナギのなんちゃらって剣のことじゃね? だとしたら寒すぎるが
ああ、そういうことか つまりあの火星に行ける剣のことね
最終話で数コマ出ただけの剣かww
神楽・清麿予約しておきます。 明日の23:59までに投下予定
覇王剣鉄砕牙獣の槍の揃い踏みを見てみたい・・・
覇王剣はどうなんだろう…… 強力すぎる気がする
真覇王剣=赤布無しの獣の槍くらいでは?鉄砕牙はよくしらんが
たしかに覇王剣は強すぎるけど
風神雷神出しといてそこから出てくるのはいいと思う
それなら出てくるのは終盤になるし対主催の戦力にもなる
>>837 頑張ってください
>>837 頑張って、期待してます
…、清麿死ぬなよ…
いや、なんとなく26巻の表紙独占しているのみたら、そんなこと思ってしまった…
…、表紙独占しているキャラ死ぬなよ…
表紙を独占すると死ぬかもしれないらしいので、
>>842 を真似て釘を刺してみた
あんまり展開に口出すなよ 気にする人もいるかもしれないんだから
キャラを死なせるかどうかは書く人に委ねられるんだから、 あんまり横槍を差すのはどうかと 死なせたくなけりゃ自分で書けばいいわけだし
清麿人気あるなw
848 :
842 :2006/09/18(月) 22:23:44 ID:C6UlNaLj0
悪いな、もうすぐ投稿されるのに俺がスレをカオスにしちゃってorz
842 :作者の都合により名無しです :2006/09/18(月) 09:36:11 ID:nWXjVSI90 848 :842:2006/09/18(月) 22:23:44 ID:C6UlNaLj0 842 :ID:nWXjVSI90 848 :ID:C6UlNaLj0 騙りとか良くないよ!余計カオスだよ!
850 :
842 :2006/09/18(月) 23:10:46 ID:C6UlNaLj0
すまん、当方電源切ると接続しなおすもんでID変わるんだ… 証拠も何も無いけどな…、すまん、もう触れんでくれ…
電車の中から、書き込み。 すいません、23:59までに間に合いそうにありません。 遅れます。
神楽がこのゲームに巻き込まれた後、すぐに見つけた少年がいる。 彼女にとって、その少年は自由を獲得するための生贄だった。 百に一つ、いや、万に一つも無いかも知れぬ自由への道。 渇望する『風になるための道』をあの少年を殺す事によって得る。 自分は妖怪、相手は人間。 自分には勝つための力と武器がある。自分だけが相手の存在に気づいている。 今ならば殺れる。 それも確実にだ。 風使いの神楽にとって最高の武器ともいえる風神の剣を手に、彼女は思う。 殺るか? あぁ、確実に殺ってやる、と。 〜・〜・〜・〜・〜・〜
何かが流れ着いているかも知れないと考えて、海岸まで歩いてきた清麿。 海岸を観察してみても、目立ったものは何一つ無い。 「手がかり無しか……」 気持ちいいぐらい何も無かった。 何か流れ着いているかと思ったのだが、本当に何もない。 「ペットボトルぐらい落ちてるかと思ったんだが」 ペットボトルのラベルを読めば、この島の近くにどこの国があるかが分かる。 氷川村や鎌石村などの名前から、この島は日本かも知れないが、それとて確証はない。 外界からの漂流物があれば、島や地図上にある証拠よりもさらに確かな形で この島の位置を分析する事ができる。 そう考えていたのだが、まるで無いのなら位置は分析できない。 「仕方ない、何か生き物でも探すか……」 熱帯魚のようなものが見当たれば、この島の緯度が推測できる。 そう思って、海岸の砂浜や岩場などを捜索してみる。 すると、奇妙な事に気づいた。 「何もいない……馬鹿な」
岩についているはずの苔もフジツボも、岩場には多く生息しているはずの貝も、 海の中を泳いでいるはずの魚も、何一つ見当たらない。なぜだ。 清麿が海岸のどこを探しても、生き物は何一つ見当たらない。 「ある意味、やっと手にした手掛かりってことか……」 生き物がいない。それとも、単に少ないだけか。どちらにしてもこれは奇妙な事実だ。 そして、この事実は沖木島のおかしな実態を表している。 けれど、ここから何か結論を出すという事は今の清麿にはできない。 しばらく、海岸を捜索した後。 「これ以上探しても何もなさそうだな」 清麿は海岸から離れる事にした。 「この近くの村は平瀬村か、今度は何かあるといいんだが……」 針路を北にとり、清麿は平瀬村へと向かう事にした。 〜・〜・〜・〜・〜・〜
海岸での清麿の様子を窺っていた神楽は思う。 「隙だらけだな」 殺そうと思えば、何度もその機会があった。 躊躇ったわけではない。少年が海岸で何をするのか、興味があって覗いていただけだ。 けれど、結局少年は何もない海岸で座ったり、立ち上がったり、周りを見回したり。 行動と呼べる行動は、何一つ取らなかった。 神楽には理解できない、恐らく海岸で何かを探していたのだろうが、 こんな島の海沿いに何があると言うのか。 神楽は念のために、少年を殺す前に、彼が探していたモノを確認しておこうと思った。 清麿ほどの思考力はないが、彼女とて、やはりこの島での情報は欲しいのだ。 神楽は風神剣を帯の間に挟み、清麿との接触を図ろうとする。 (っち、あたしがこれだけ近づいても、まだ気づかないのかい) 彼が何を探していたのか、この情報にさえ興味がなければとっくに殺している。 少年を殺す事で自由へと一歩近づけるのだから、それは当たり前の事だった。だからこそ、もどかしい。 道を歩く清麿の背後。近づいていく神楽。 風神剣を一振りすれば、確実に殺せるだろうが、現状を把握する事が先だ。 彼が海岸で探していたもの、彼が一体どういう状況でこの島にたどり着いたのか、 それぐらい聞いてから殺しても遅くはない。
「ちょいと、そこのお兄さん。何かお探しかい?」 不意に背後から声をかけられ、驚く清麿。 振り向くとそこには、和服姿の女が一人立っていた。 短い髪を後頭部でまとめ、耳には大きなイアリングのようなものが付いている。 そして、帯をみると一本の剣が抜き身のまま挟まっていた。 「驚かなくてもいいじゃないか。一体海辺で何を探していたんだい」 清麿の名前にも、出身にも興味がないと言った風にストレートな質問をする神楽。 彼女は、目の前の少年がめぼしい情報を持ってない場合、すぐにでも殺すつもりでいた。 一方の清麿は、島ではじめて出会った女性から新たな情報が引き出せないかを考えていた。 「すまない、いきなり声を掛けられて驚いてしまった」 「そうかい、それはすまなかったね」 ファースト・コンタクトでは特に問題のない言葉を交わす二人。 しかし、この時点で神楽は大切なものを一つ失ってしまっている事に気づいていない。 「俺の名前は高峰清麿、さっきは海岸でこのゲームや、島についての情報を探っていたところだ」 「あたしの名前は神楽。島の情報って何か面白い事でもわかったのかい」 (情報を探っていたか。つまり、今は何も分かってないって事かい。役立たずだね) 「あぁ、たった一つだが手掛かりを見つけた」 突然声を掛けてきた不審な女に対し、不用意に情報を晒すわけにはいかない。 でも、手掛かりを一つ見つけた、という程度なら漏らしても構わないだろう。
「へぇ、凄いじゃないか。で、どんな事が分かったんだい」 「たいした事じゃないさ」 (ストレートな聞き方をする女だな) 普段の清麿なら、神楽の質問に答えていたかも知れない。 けれど、殺し合いの島の中。はじめて出会った人間を無条件で信用するわけにはいかない。 それに、上手く言えないが、この女からはやばい気配がする。 その事が、清麿に回答を踏みとどまらせる事になった。 「つれない答えだね、何を探っていたのかぐらい教えてくれてもいいじゃないか」 「いや、本当に大したものは見つからなかったんだ」 半分嘘で半分本当。海岸では『大した物は何もないという情報』を見つけた。 そして、その情報は大した物だと清麿自信は考えている。 「へぇ、そうかい」 (結局、さっき言った手掛かりについては教えないつもりかねぇ……) 清麿と神楽はお互いに、目の前の相手を値踏みする。 ゲームからの脱出を考えている清麿、ゲームに乗り自由を求める神楽。 考えている事は逆だが、二人とも殺し合いの空間の中で普段以上の緊張感と警戒心を持っている。 (たいした情報がないなら、さっさと殺してしまうかねぇ……) (見たところ、特に危険はなさそうに見えるが、なんだか嫌な予感のする女だ。 それに、和服には不釣合いの剣が気になる) 「情報の出し惜しみは止めてくれよ、お互いこの島に放り出された被害者じゃないか」 「いや、本当に大した事じゃないんだ。(アンタが剣を持ってなければ教えてるかもな)」
これ以上聞いても、清麿は口を割らない。 神楽はそう判断して、次の質問をする。 「ふうん。言いたくなければ、黙っていればいいさ。 ところで話は変わるけど、あんた人間かい?」 この問いにイエスと答えれば清麿を殺す。 神楽にとって人間とは(一部を除いて)弱者に他ならない。 腰に挿した風神剣を握る。役に立つ情報を教えないのなら、さっさと死んでしまえ。 (明らかに殺気立ってきたな……) 「人間だと答えれば、どうするつもりだ」 腰の剣を抜き取り、振りながら答える神楽。 「こうするつもりだよ。 風刃の舞」 振るわれた剣から届くのは、斬撃ではなく真空の刃。 突然上がった戦いの合図、清麿は驚きつつも体を半歩右にずらして真空の刃をかわす。 「次は当てるよ、覚悟しな(へぇ、上手く避けるじゃないか)」 「次はって、今のも当てるつもりだったんだろ?」 「っち、生意気だね」 再び、風刃の舞を撃つ神楽。けれど、二度目の攻撃も、清麿のすぐ横を掠めて通り過ぎるだけだった。 これは、慣れない武器を使っているせいか。それとも、この島での制限が原因か。 「あんたには最期の舞を舞わせてあげるよ」
一撃ずつの攻撃が当たらないのなら、連撃。 神楽は風神剣を縦横に振り続ける。多くの刃が清麿の周囲から襲い掛かってくる。 けれど…… 右、左、前、後ろ。 清麿はその場からほとんど動かずに、神楽の攻撃をかわし続ける。 (嘘だろ。なんで人間があたしの攻撃を避けられるんだい) 神楽には信じられない。ただの人間だと思っていた少年が、自分の技を避けている。 そう、実は彼女が清麿に話しかけた瞬間。彼女は大切なものを失ってしまった。 その大切なものとは、清麿を殺すチャンスである。 能力が制限されたこの島で、"答えを出す者"の能力を持つ清麿を殺す事など 神楽には不可能であった。 しかし、彼女自身はその事に気づかない。 不運にも、風神剣という武器を手にした彼女は、その特性と風使いとしての自分の能力が よく一致している事に気づいてしまった。 風神剣は風を操る事ができる。風神剣は人間のように弱い者の意思を喰って操ってしまうが、 自分のような妖怪までは操る事ができない。 だから、風神剣を手にした自分はこの島の中でも強い部類に入る。 そんな哀れな勘違いをしてしまった神楽。 目の前の少年が自分の技を器用に避け続ける事を見ていれば、相手の強さや、 島での能力制限などにも気づけそうなものだが、今の彼女はそのどちらも頭には入らない。
「避けてばかりいないで、攻撃してきたらどうだい」 清麿は致命傷こそ避けているものの、小さな裂傷は受けている。 「俺にはアンタを攻撃する理由がない」 清麿はこう言って、神楽の申し出を断った。 「妙な事を言うね。ここは殺し合いの島じゃないか」 ゲームに乗り、殺し合いをすると決めた神楽にとって攻撃する理由など必要ない。 「つまりアンタはあの女の言いなりになるって事か」 「そうさ、癪に障るけどね」 神楽が風神剣を大上段に構える。 「魔導具、無名。門構え」 清麿が両手にはめた一対の魔導具を組み合わせる。 「出でよ、門」 清麿の正面に大きな門が現れる。 「それで身を守るつもりかい、今度の技は門ごと破壊するよ」 「竜蛇の舞」 「開け」 神楽が振り下ろす剣から、幾筋もの竜巻が発生する。 「あたしは風使い。竜巻よ、門を砕きな」 だが、清麿を襲い掛かる竜巻はその全てが門の中に消え去った。 切り札を止められた神楽が恐怖する。 「馬鹿な……あんた一体何者なんだい」
「高峰清麿、ただの中学生だ」 「訳の分からん事を」 中学生などという言葉は知らない、神楽にとって清麿は得体の知れない人間だった。 神楽が剣を手に、清麿に襲い掛かる。 風が通用しないのなら、接近戦しかない。 「あたしは自由になるために、この戦いを勝ち残るのさ」 「自由になる為だったら、何故あの女の言いなりになる」 清麿に接近し、剣を振るう神楽。 けれど、やはり当たらない。ある時はかわされ、ある時は手甲に防がれる。 「人間のあんたには分からないだろうさ。このあたしの辛さはね」 奈落に握られた心臓を解放して、自由を手にするためには、あの恐ろしい女に 助けてもらうしかない。そして、あの女に助けてもらうためには、この殺し合いで 勝ち残る必要がある。 「あぁ、オレにはアンタの辛さは分からない。だが、アンタが自由になろうとしてないのは分かる」 「知った風な口を利くな」 「魔導具、門、音。 闇」 清麿が再び、対の魔導具を合わせたとき、あたりが闇に包まれる。 何一つ見えない暗闇。だが2人の動きが止まる事はない。 「暗闇にして逃げ切れるつもりかい、条件は同じだよ」 「あぁ、そうだろうな」
神楽は、先程まで清麿がいた空間を中心に剣を振り回す。 ガン。 何かに当たった。清麿の手甲だ。 「アンタの事情を話してくれないか、オレならアンタを自由にできるかも知れない」 「人間に何ができるって言うんだい」 神楽の中では、人間は弱い者という思い込みがある。 清麿ごときに話したところで、何が解決するというのか。 奈落に握られた自分の心臓も、あの妖怪女に閉じ込められた現状も。 ひ弱な人間にはどうしようもない現実ではないか。 「暗闇にも慣れてきたよ」 神楽は目の前にいる清麿に対し、確実に剣を当ててくる。 もちろん、それらが清麿に致命傷を与える事はなかったが、彼女が闇を見抜いている事は事実らしい。 これは恐らく、神楽の目が慣れてきた事と、魔導具にも制限が効いている事の二つが原因だろう。 「人間だからと言って、無力とは限らないだろう」 「無理だね。大体、あんたはあの妖怪女をどうにかできるっていうのかい」 「何とかしてみせる」 「どうするんだよ」 暗闇の中、両者は明かりの下と変わらぬ戦いを繰り広げる。 「目が慣れてきた、もう逃げられないよ」 「逃げるつもりはない」 清麿が魔導具を合わせる。 「門、人。 閃」
暗闇になれた神楽の目に、一転して強い光が襲い掛かる。 そう、清麿が闇を使ったのは、逃げるためでも隠れるためでもない。 この一瞬にかけて、攻撃に転じるため。 閃光を浴び、目がくらんだ神楽を力任せに押し倒す。 そして、強引に風神剣を奪い取り、そのまま馬乗りの体勢へと移行する。 「アンタは本当に、あの女の言いなりになって自由になれると思っているのか」 「フン、あたしの負けだね。今すぐ殺しな」 「オレは殺しなんかしない。質問に答えろ」 「あの女の怖さが分からない人間に言っても無駄さ。 あんたは感じなかったのかい、あいつの禍々しい妖気を」 「あいつの恐ろしさは感じた。だが、だからと言って、 オレはあいつの言いなりにはならない」 神楽の上に馬乗りになり、清麿は叫び続ける。 「ふざけるな、あの女に閉じ込められた時点であたし達には 殺すか、殺されるかの二択しかないんだよ」 「違う、そうじゃない」 「どう違うのさ」 清麿は神楽の体から離れる。 神楽はそのまま立ち上がる。
「本当の自由は、与えられた選択肢からもらう物じゃない。 自分で新たな選択肢を作り出す事だ。アンタはあの女の言いなりになる事で、 自由から逃げ出している」 「何を言ってるのさ。はっきり言うけど、あの妖怪の力は人間なんかが及ぶものじゃないよ」 「あぁ、そうだろうな」 立ち上がり、話し合う二人。 もはや神楽にも、闘う気はないようだ。 「言ってる事が滅茶苦茶じゃないか。実際、あたし達はあの妖怪に逆らえない。 だったら、この島で殺しあうしかないだろう。殺すか、殺されるか。今のところあたし達に 許された自由はこの二つだけなんだよ」 「違う。その選択は間違ってる」 清麿が叫ぶ。 「甘えるな、あたし達はこの二つしか選べないんだよ」 「いいや、この選択にはまだ時間がある。残り一日という時間がある」 殺し合いのルールでは、24時間以内に一人も死亡者が出ない場合、 全ての者達を殺すという。言い換えれば、24時間の猶予が与えられているのだ。 「たった一日で何ができるのさ」 「一日もあれば、オレはあの女の事を調べ上げてみせる。 アンタも自由にしてやれる。初めて会ったばかりで言うのも変だが、 オレを信じてくれ、必ずこの島から脱出してみせる」 全く、この少年の自信はどこから出てくるのか。 奈落や主催者の妖気を感じる事ができる神楽には信じる事ができない。
だからと言って、今この少年に攻撃を仕掛けても倒す事ができないのは事実。 今は言う事を聞くしかないのか……。 「たった一日で、あの女の目を掻い潜り、自由を手にする事がどれだけ 難しいか、本当に分かってるんだろうね」 分かっているはずが無い、神楽はそう思って質問している。 「あぁ、分かっている。だが、あの女がどれだけ強力でも、 最期の一瞬まで諦めない。それがオレの自由だ」 神楽は放り投げられた風神剣を拾う。 「ふん。仕方ないね、あんたの事を信じたわけじゃないけど、 闘っても敵わないからね。とりあえずは、賭けてみる事にしてみるさ」 神楽は非力な人間の清麿を信じてはいない。 けれど、清麿が得体の知れない力を持っている事も事実。 今は付いて行くしかない、そう判断して清麿の言う事に賭けてみた。 「だけど、あんたが無力だと分かったら、すぐにあたしはあんたを殺すよ」 「構わない。必ず脱出するからな」
【H-3 中央/朝】 【高峰清磨@金色のガッシュ!!】 [状態]全身に軽度の裂傷 [装備]魔導具「門構」+「無名」@烈火の炎 [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.色々と調べる 2.平瀬村へ向かう。 3.情報を集め、ゲームを中止させる。 4.主催者の女について調べる。 5.神楽を自由にする。 【神楽@犬夜叉】 [状態]健康、軽度の疲労 [装備]風神剣@YAIBA [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.とりあえず、清麿は殺さない。 2.清麿を信じてないが、一応は自由になるために賭けてみる。 3.いつかは自由になる。
ごめんなさい。遅れた上に15レスも消費してしまいました。 とりあえず、風神剣の投下です。
乙。 そうか。麿覚醒済みか…。これは予想以上に強キャラとして動くかも知れんね。 個人的にはもっと叫んで発動させて欲しかったがそこんとこはまあどうでもいいや。
新作乙。 白面の強大さが伝わってくるSSだ。 ところでガッシュ読んだことないんでいまいち答えを出すもの、の能力が分からないんだが これって先読みみたいな能力でいいのかな?
新作乙〜。ファウード編でのガッシュのセリフをうまいこと使ったなぁ。
>>869 確か予測する力だったと思う。見た瞬間にどうすれば最適なのかって答が頭に浮かぶっていう。ちなみに“答えを出す者”でアンサートーカーって読みます。
>>870 すげーなそれw
ぜひ勝やコナンや内海と頭脳バトルさせてみたい。
・・・って、この中で可能なのって内海だけか。
完全に説明忘れてました。 原作からの引用。 第259話 「"答えを出す者"とか言ったな。動きを予測予知するのではなく、 『どうすれば避けられるか?』、『どうすれば攻撃を当てられるか?』、その答えを瞬時に出せる者」 第255話 「不思議なのは、清麿がその新呪文をまるでどんな術かを知ってるように使っている事だ。 私達は今まで、新しい呪文が本に現れても、それがどんな効果の術なのか分からない。 使ってみて、初めてその術の内容を知る。 しかし、清麿は、ジェデュンを倒したときのバオウの手の術も、今使った『ガンレイズ・ザケル』も、 まるでその術の内容を知ってるかのように扱って見せた」 との事です。 恐らく、内海や灰原系の頭脳とは違った戦闘専用の頭脳っぽいです。 とは言っても、清麿は元々普通の頭もMIT卒業生並に良いわけですが……
アンサートーカーって有りになったんだっけか?
GJ! 清麿かっこいいな
アンサートーカー便利だなw その上MIT卒業生並の頭脳か、脱出派のキーマンになりそうだ。 それにしても、清麿ってかなり素早いんだな身体能力も高そうだ。
清麿が神楽の真似してるところでワロタ
>>867 長編GJ!!
素敵だ、やはり清麿は素晴らしい。とても中学生には見えん。
清麿ツエェーーー 一般人じゃなかったのか
戦神と姫との戦いの跡。 今、その場に近づく二つの影があった。 「おい、ジジィ。あの家の窓壊れてねーか?」 「うむ、そのようじゃな。硝子が吹き飛んでおる。何かあったと見て間違はないじゃろう。 危険が伴うが、何かしらの情報が手に入るかもしれん。 どうじゃ、入ってみんか?」 「俺はかまわねぇぜ」 「そうか、では決まりじゃな」 影の正体は早乙女乱馬と宮本武蔵。 二人は沖木島診療所を目指す途中、偶然にもシェリーの眠る家屋を発見する。 砕けた硝子、踏み荒らされた庭。何かがあったことは一目で分かった。 話し合いの結果、二人はこの家に入ることにする。 そして、入り口が開かれた
二人を待っていたのは予想外の状況。 見知らぬ女性がベッドの上に寝かせられている。 「…どうする?」 「うーむ、まさか女性が眠っておるとはな。これは起きるまで待つしかあるまい。 それに、服装の汚れ具合から見ても彼女には何かしらの出来事があったはずじゃ」 「けどよ、こいつがゲームに乗ってないとは限らねーぜ。 起きる前に手足でも縛った方がいいんじゃねぇのか?」 「乱馬の言う通り用心するに越したことはないが、もし彼女がゲームに乗ってなかったらいらぬ警戒心を与えてしまうかもしれぬ。 そしたら、聞けることも聞けまい。 すまぬが、ここはそこに立て掛けられておる剣をワシらが押さえておくということで我慢はしてくれぬか?」 「ったく、しょうがねーな。けど、ジジィの言う通りかもな。 いいぜ、その案に乗ってやるよ」 そう言うと乱馬は枕元に立て掛けられていたスパヴェンダを取り上げる。
ココは私が救わなければならない。 使命とか義務ではない。 親友を助けることに理由などいるものか。 やっと掴めた幸せ。 それが一度だけではなく、二度も潰されようとしている。 そんなこと許しておくわけにはいかない。 ココの幸せを取り戻すためにも、こんなゲーム一刻も早く止めさせなければならない。 あの日、どん底にいた私をあなたは救ってくれた。 そのことは感謝してもしきれない。 だからこそ、私はあなたを救いたい。 だからココ、何であなたはこっちを振り向いてくれないの? そこでシェリーの意識は途切れる。いや、正確には現実に引き戻されていった。
「………?」 「おっ、ジジイ、起きたみたいだぜ」 「…あなたは?」 「俺は無差別格闘早乙女流・早乙女乱馬」 お下げ髪の青年がそう答える 「で、ワシは宮本武蔵じゃ」 次いで小柄な老人が名を名乗った。 どうやら、私は気を失っていたようだ。あの時、鈎爪に握られ電気の様なものが流された時からの記憶がない。おそらく、その攻撃によるものだろう。 シェリーが状況を推測しているのをお構いなしに、武蔵の言葉が飛び込んでくる。 「お嬢さん、寝起きのとこを悪いが、もしよければ名前を伺えるかな?」 「シェリー、シェリー・ベルモンドよ。ムッシュ宮本」 「ではシェリー殿、単刀直入に聞こう。お主に何があったのか教えてくれぬか? 服の具合からも何かあったことは明白。それにこのような家で不用心に一人で寝ていたことにも疑問が残る。 答えられる範囲でよい。ワシらに教えてくれぬか?」 「…いいわ、教えてあげる。この家で何が起こったのかを」 そして、シェリーの話しが始まった。
軍服の男、異形の左腕、そして敗北。 気を失うまでの顛末を嘘偽りなく武蔵と乱馬に聞かせる。 「キース・シルバーか。また恐ろしいのが近くにいるもんじゃのう。 しかし、今ひとつ解せんな。失礼だが、何故シェリー殿は殺されなかったのだ? 向こうからいきなり襲ってきたのなら、それはゲームに乗ったということ。 シェリー殿を生かしておく道理がない」 「聞く限りだと、そのキース・シルバーってのは戦闘狂なんじゃねぇのか? 勝負をつけるのだけが目的とか」 「うむ、そうも考えられるな。しかし、真実はわからん。 本当のことは本人に聞くしかないじゃろう。ワシらが考えたところで無駄なことじゃ。 ところで、シェリー殿はこれからどうするんじゃ?ワシと乱馬は診療所に行く予定なんじゃが。 よかったら一緒に来ぬか?」 「すいませんが、その提案遠慮させてもらうわ。 私には先に成すべきことがあるので」 「それは残念じゃのう。けど、成さねばならんことがあるなら仕方ない。 おい乱馬、あれを返してやれ」 そう言われ、乱馬は預かっていたスパヴェンタをシェリーに手渡す。 「悪いな、用心のために預からせてもらったぜ」 「かまわないわ、ちゃんと返してくれたから。では、私は行かせてもらうわ。 ごきげんよう、ムッシュ宮本、乱馬君、お互い無事に元の世界に帰れるといいわね」 「お主の方こそ気を付けてな」 そう言い残しシェリーは敗北の地を後にする。
「シェリーか。あれは相当の修羅場をくぐってきたって顔だぜ」 「ああ、ワシの提案を断った時の表情からは有無をも言わせぬ覚悟が伝わってきた。 それだけ成さなければならぬことが大きいのじゃろう。 しかし、あのような者がゴロゴロいると思うとちょっと憂鬱じゃわい…」 「何言ってんだ、400年生きた宮本武蔵がそんなことでびびるのか?」 「わしはお主と違ってナイーブなんじゃ。乱馬の単純さが羨ましいわい」 「んだとー、このクソジジィー!まちやがれ!」 こうしてまた二人の鬼ごっこが始まった。
【I-6 道路/朝】 【シェリーベルモンド@金色のガッシュ!!】 [状態]土まみれ [装備]スパヴェンタ@からくりサーカス [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.ココ・清麿と合流 2.ココを守る 3.ココと共にゲームからの生還 【I-6 民家/朝】 【早乙女乱馬@らんま1/2】 [状態]健康、怒り、男 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、アイテム不明 [思考]1.あかねを捜す 2.半信半疑だがムサシについていく 【宮本武蔵@YAIBA】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、アイテム不明 [思考]1.診療所で薬を手に入れる 2.キース・シルバーを警戒 3.刃達と合流する
乱馬、武蔵、シェリー投下 なんか不備があったらよろしく
乙 ガッシュキャラが続くなぁ…… それにしても、武蔵は真面目モードか、女が寝てるんだから少しスケベ出しても 良かったんじゃないかと
ジジィ(武蔵)とお嬢(シェリー)は理解出来るんだが、変態って誰の事? ……いや、そりゃ確かに水をかけたら女になる人間ってのは変態と言えるのかもしれないが。
>>886 新作乙
ただシェリーの成すべき事を詮索もしないのは変な気がする。
形だけでも単独行動を止めたり行き先くらい聞かないだろうか?
(本音)乱馬達にシルバーの情報だけでなく、ココ関連の情報が
流れていると遭遇した際などに面白くなるかなと思った。
>>888 らんま原作中では変態=変人だからな。
変身体質キャラは何もしなくても変態呼ばわりされる事も多い。
たった今、ハヤテのごとく読んでるんだけど、 なんでハヤテにジュラルミンケースが支給されたか やっと分かったわ。 そーゆー事だったのね。OKOK なんていうか、支給品ごとに軽い小ネタみたいなのはあるんかね…… ハヤテに支給された金は原作を元にした(キャラへの)イヤミみたいなもんだったんだな。 んで、最近だと風神剣は風使いだから渡したとか、いうネタがあったわけで 他に分かりそうなのあるかなぁ……
人形遣いにレイバーとか、うしおに槍とかもその類だな。
支給品に対するまとめを一言コメントを入れてしようと思うんだけど 需要ある?
まとめサイトの掲示板に支給品のまとめを投下しました かなり個人的な見解なのでそこのところは勘弁してください また、死亡者、未見は載っていません
>東(サブマシンガン)…普通に当たりだが、東が使うところを想像できない ごめんなぁ、今これを使う所を検討してるところなんだよ。
太田、タマ、和也予約 2006/09/23(土) 22:00〜22:30 の間に投下します。
>>896 楽しみにしてます
その面子だともしかして和也さっそくピンチ?
898 :
作者の都合により名無しです :2006/09/22(金) 13:56:32 ID:WXo4Xc990
清麿は三村だな。
タマにどう反応するか楽しみだw
やばー……、あんま面白くないけど投稿したくなっちゃった…… 推敲するために時間空けたのに……orz というわけで、清麿SSを超える駄文ですが、一日早く投下します。 21:30を予定。
ここは山頂近くの草原。 森林限界を超えたこの場所に樹木はなく、ただ草だけが密に茂っている。 そんな草原の中を一匹の虎と一人の男が進む。彼らは山頂を目指していた。 そして、その彼らを見つめる少年がいる。 山道の周辺を囲む草むらに器用に身を隠して、2人(一人と一匹)を見つめる彼の名は上杉和也だ。 山小屋を出て、暫く山道を歩いた後偶然に2人を見つけた和也は素早く周囲の草むらへと姿を隠したのだ。 そして、2人の会話を聞き、彼は冷静に状況を分析している。あの2人を殺すための状況分析だ。 今までの会話の内容から、男は警察官らしい。そして虎は、喋ってはいるが間違いなく虎であるようだ。 その虎をどういう訳か警察官が手懐けている。いや、どちらかと言うと虎が警察官を手懐けているのか。 どちらにしても…… 「あの2人は、今すぐには殺せないな」 と和也は思う。 一度人殺しをした彼は、既に人の心を失い、殺せるか殺せないかの物差しで状況を測っている。 手元にある武器は青酸カリと闘鬼神という名の刀。虎退治には不向き極まりない。 刀は論外として、青酸カリならば虎を殺せるが、それでも量が問題だった。 少女一人を殺すのに使ったのが全体の四分の一。体重の事を考えれば、虎殺しには残りの四分の三全てを使いたい。 それでも、確実に殺せるかどうか怪しいところだ。こんな状況では彼らを殺せない。 「重火器が欲しいな」 現在、重火器は和也の手元にない。けれど、あの2人なら持っている可能性がある。 その事を考えて、上杉和也はここで様子を窺っているのだ。 「一体何が正解かな」
何食わぬ顔で話しかけて、2人と合流してしまうか。 それとも、この場から退散して2人とは係わりを持たないか。 後者の場合特に何もメリット、デメリットはないが、前者は違う。 明白にメリット、デメリットが存在している。 2人と合流して得られる一番のメリットは虎を殺す機会が得られるという事。 相手が虎であっても、四六時中付きまとっていれば殺せるかも知れない。 また、虎と行動を共にすれば、一人よりもはるかに安全といえる。 このように2人と合流する事は確かにメリットがあるのだ。 しかし、その事とは対照的にデメリットも存在する。まず一つ、青酸カリ。 青酸カリは白い粉。白い粉といえば、日常的には砂糖や塩などをよく目にする。 けれど、同じ白い粉であっても、青酸カリは塩よりは粒子が細かく、砂糖よりは粘り気が少ない。 先ほど使用した時に初めて気付いた事だが、青酸カリは見る人が見れば、一目でそれと見抜くかも知れない。 そんな青酸カリを持って警察官と合流するのは大きなデメリットである。 それに警察官と行動を共にすれば、様々な面で自分の行動が限定される。 当然のことながら、彼の前で大っぴらに殺しをするわけにはいかない訳で、このデメリットは決して無視できないと言えよう。 上杉和也は十分に考えてから行動を起こそうと決めていた。 しばらく、ここで考え込んでいても別に問題がある訳ではない。 そんな彼の悩みは続く。 〜・〜・〜・〜・〜
「もうすぐ山頂に着くな」 「山頂に行って、どうするつもりだよ」 「島の全域を見下ろそうと思ってな」 山頂に展望台のような場所があれば、周囲を一望する事が出来るかも知れない。 そこに双眼鏡のようなものが置いてあれば、島の状況を詳細に確認できるかも知れない。 ここが観光地になっている登山道ならば、展望台も双眼鏡も決して珍しくないだろう。 「トラ公、あそこを見てみろ」 そう言って、太田は遠くにある一筋の煙を指差す。 「どこかで火事があったのだろうな」 太田は山頂の展望台から、火事の状況を確認するつもりでいた。 「火事があったのなら、我々警察官はそこに赴かねばならん」 「止めとけよ、危ないだろうが」 「そうも言ってられん」 そんな話し合いをしているうちに、開けたところが見えてきた。恐らく山頂だろう。 山頂付近では、周囲の草が綺麗に刈り取られ、島の周囲を一望する事が出来た。 けれど、運悪く望遠鏡のようなものは置いてなかった。 「結局、何もわからねーじゃん」 タマの言うとおり、島北部で起きた不審火については何も分からなかった。 「なら、直接確認しに行くか」 それが早い、そう判断した太田は北へと続く山道を降りようとする。
「待てよオッサン。あの火事がどうして起きたのか考えてるか」 「それを今から調べるんだろうが」 ここからでは分からない。太田の回答はごく当然のものだった。 「あのさオッサン。俺たちが集められたところに、明らかに変な奴らがいたろ。人間じゃない化け物みたいな奴らがさぁ」 「それがどうかしたのか」 「あの火事はそいつらが起こしたって思えねーか」 タマの推測は尤もなものだった。太田たち参加者には火気の類は支給されていない。 普通に考えれば、島北部から火事など起こるわけがなかった。 けれど、もし人語を解する虎のように、発火能力を持つ化け物みたいなのが参加していたとしたら、 北の村に発生した火事も納得できる。 「しかし、だったらなおさら放っておけんだろう」 火事を起こすような危険生物が北部にいるという可能性をタマは指摘した。 ならば、警察官として必ず行くべきである。 「いやオッサン。よく考えろよ、あの煙を起こしたのがそんな化け物なら、 アンタその棒切れでそいつらと戦う羽目になるかも知れないんだぜ」 太田は今丸腰に近い状況だ。 推測が当たり、火事を起こすような化け物が北部にいた場合、彼には何も出来ないだろう。 「しかし、そうは言ってもだなぁ」 今すぐにでも駆けつけたい気持ちを抑えられないと言った感じの太田。 駆けつけたいが、駆けつけても何も出来ない可能性がある。 そんな矛盾に彼の心は板ばさみ状態。
その時、彼の目に、白い何かが飛び込んできた。 「おいトラ公。あれを見てみろ」 慌てたように、太田が大声を出す。 あれは何だ、雑木林の中に隠れてハッキリとは見えないが。 その白い機体は職場でいつも見慣れたアレそのものの形をしている。 「オッサン、うるさいって」 「いいから見ろ」 太田が指差す先には山麓の雑木林がある。 雑木林の中には白い何かが隠れているようだが、タマにはそれが何か分からない。 太田は目を凝らして、その白い物体を見つめる。 林の中に隠してあっても、流線形を持つ白い巨体はその特徴を失っていない。 間違いない、あれは…… 「あの白い機体こそ、我らが警視庁の誇るレイバー。イングラムだ」 太田は断言した。98式アドヴァンシスト・ビーグル、通称『イングラム』 その機体が、雑木林の隙間から覗いている。 「イングラムって何だよオッサン」 「そうだなぁ、一言で言うとガンダムみたいな奴だ」 テレビアニメに出てくる人型ロボット、イングラムや他のレイバーたちを説明するにはその言葉ほど適切なものはない。 もちろん、彼らのように空を飛ぶ事は出来ないし、ビームサーベルのようなものは持ってないわけだが、 それでも、巨大な人型ロボットの一種であり、地上で戦闘するには十分な力を持っている。
「ガンダムってオッサン、頭おかしくなったのか」 んなもん、あるわけねーだろ。と思っているタマにとっては太田がおかしくなったように感じられる。 「大体、仮にそんなもんがあってもだなぁ、アンタ免許持ってんのか」 「持ってるに決まってるだろ、俺はレイバー乗りだぞ」 グリフォンに対した時の野明みたいな真似は出来ないが、それでも太田は警視庁特車二課第二小隊が誇るレイバー隊員の一人である。 「レイバーがあれば百人力、いくぞトラ公。イングラムの奪取だ」 太田は子供のように無邪気な顔を見せる。彼にとってレイバーとは力の象徴そのものである。 「いや、お、おい。オッサン」 太田はレイバーと称する物体に向けて走り出す。 何がなんだか訳が分からないと言った感じでとりあえずついて行くタマ。 2人(一人と一頭)は頂上から南へと降りる山道を選び、白い機体のある場所へと走っていった。 〜・〜・〜・〜・〜 結局、話しかけるタイミングを取れなかった。 それに、会話を聞いていても虎の支給品については一切情報をもらえなかった。 まぁ、この島にいる全ての参加者たちを殺すと考えているのだから、虎は無視して正解だったかもしれない。
そう言えば、気になる事を言ってたな。 「ガンダムみたいな奴か……」 スノウの話もある。常識という物差しで測っても、この島の実情はつかめない。 和也にとってガンダムは空想上のロボットであって実在するものではない。 けれど、そう考えているだけでは喋る虎にも説明がつかないし、スノウの話も意味が分からない。 この島はそういう島なのだと割り切ってしまわない事には話が進まない。 「乗ってみたいな」 操縦できるかどうかは不安だが、もし本当にガンダムのようなロボットなら、間違いなく戦力になる。 それに、先ほど重火器が欲しいと思っていたところだ。ロボットなら重火器の代わりになるだろうか。 見てみなければ分からないが、警察官の張り切り具合から見て、相当な武器なのだろう。 太田の立っていた場所に移動し、南側の山麓を確認する。 確かにそこには白い何かが横たわっていた。それがイングラムと言われる機体なのかどうか和也には判断できないが…… 「先回りしてみるか」 と、イングラムの場所まで行く事を決めた。 体力には自信がある。山道を行く太田やタマはつい先ほど出発したばかりだ。 自分はジグザグの山道ではなく、山林の中を直線に進もう。そうすれば確実にイングラムに先回りする事が出来る。 こうして、太田功、タマ、上杉和也の三人がイングラムを巡って競走を始めた。
【F-5@山頂から南へ下る道/ゲーム開始から3時間経過】 【太田功@機動警察パトレイバー】 [状態]健康 [装備]神通棍@GS美神極楽大作戦 [荷物]荷物一式(食料・水二日分) [思考]1. 知人および他参加者の安全確保 2.ゲームからの脱出 および主催者の逮捕 3.イングラムの奪取、奪取後は鎌石村へ向かう。 【タマ@ハヤテのごとく】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、アイテム不明 [思考]1.ナギ達との合流 2.ナギ達と共にゲームを脱出 3.ガンダムって何?、意味が分からないけどとりあえず太田についていく。 【F-5@山頂/ゲーム開始から3時間経過】 【上杉和也@タッチ】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】荷物一式(食料&水二日分)×2、青酸カリ入りの水、青酸カリ(半分消費)、闘鬼神@犬夜叉 【思考】1、南以外の参加者殺害 2、兄・達也は自分の手で殺す 3、イングラムへ先回りする。
訂正 【タマ@ハヤテのごとく】 [状態]健康 [装備]なし [荷物]荷物一式(食料&水二日分)、アイテム不明 [思考]1.ナギ達との合流 2.ナギ達と共にゲームを脱出 3.イングラムって何?、意味が分からないけどとりあえず太田についていく。 ---- 太田・タマ・和也に死亡フラグ(イングラム)を設定しておきました。 目立つ、弱い、脆いの三拍子そろってます。
新作乙 さあ果たして誰がイングラムを動かすのか。 あと位置的に考えると、ハヤテがわりと近くにいるな。 タマと合流という展開もありうるか。
乙 なんかこのコンビいいなw あと、投下する前に面白くないとか、駄文とか言うのはやめた方がいいと思いますよ
死亡フラグってアンタwww 確かに、イングラムはそのまま動かしたらキャラにとって不利なだけだよな……
太田以外はイングラムの操縦が出来ても数分で嘔吐しそう。 和也はジェットコースターでダウンしてた気がするし(うろ覚え、達也の方だっけ?)、 ガンダムみたいに気軽な操縦は厳しそうだ
和也嘗めるな! 中の人はガンダムシリーズの常連だぞ
916 :
作者の都合により名無しです :2006/09/23(土) 00:35:20 ID:u0xe2t5uO
カツ乙
サンデーでのガンダムの知名度の高さワロス
918 :
作者の都合により名無しです :2006/09/23(土) 07:41:18 ID:BgtDCKI5O
加藤鳴海と李崩はどちらが強いかな?
それ以前に李崩なんて出てたか?
出てないな
出てないけどちょっと質問してみたってことか それだったらスレ違いだな
蘭、良牙、東、キース、エレオノール予約
このままイングラム争奪編に持ち込んで 太田・タマ・和也以下多数を死亡まで行く気満々かw
飛行能力を持つ支給品ってOKかな?
既にマリアが飛び放題。
そーいや、マリアだのゾフィスだのが空飛びまわれたんだな…… どっちにしようかなぁ……
島から出られない上に一定速度制限があればOKじゃん?
そろそろ、雷神剣の登場キボン
風神剣が風使いの神楽なら、雷神剣は雷獣のとらか? まぁ、とらが武器を使うところなんて想像できんわけだが
なんかアレ書きたい、コレ書きたいで様々なネタが溜まっているんだが ・ フォルゴレ、烈火 ・ ピエロ、エレオノール、パンタローネ、泉、ゾフィス ・ ゾフィス、泉、イングラム だったりと、今の状況では書けないのが多すぎる。 速く先に進んでくれと祈る日々…… お前ら、なんか書きたいネタあるか?
そういうときは短い繋ぎでもいいから書いてみなよ きっと他の人も書きやすくなると思うよ
>>934 OK、つなぎで書いてみます。
そんなわけで、イアン、和也、太田、タマ予約。
着々と進む氷川村
そろそろ鎌石村も進むはず
予約なしに烈火を投下するが私は謝らない
とうとう殺してしまった。 相手はバンダナを巻いた青年、自分とも大した年の違いはなかっただろう。 丸腰の相手を、自分の炎で焼き殺したのだ。 「とうとう、やっちまったんだな……」 烈火はそのまま地面に突っ伏した。 手にはモバイル。そこには先ほどの青年、諏訪原戒の顔があった。 その顔の下には『死亡』の二文字。もうこの青年は戻ってこない。 自分が行き着くところまで行ってしまった事を改めて痛感させられる。 「はは……最低だな、俺。木蓮なんかと何も変わらねえよな」 いくら柳のためとはいえ、あまりにも残酷すぎた。 今まで主君を守る忍として、柳の恋人として正義を貫いてきたのに、 自分がとった行動は最も卑怯で下劣な、不意打ちで騙し討ちの人殺しだ。 柳を蘇らせるという目的があるとはいえ、それが正当化される理由などはない。 自分は決して許されない行動を取り、完全に汚れてしまった。 このような姿、決して風子達には見られたくはない。 だが、烈火の決心は変わらなかった。 いや、ここまでやってしまった以上、変えることなど許されないと言った方が正しいかもしれない。 忍は主君を命に代えても守ることが務めだ。 いつか水鏡にも、姫を守れない不忠な忍は腹を切って自害する! と言い放った時もある。 その時の言葉を考えれば、今はその腹を切るときだろう。姫を守れなかったのだから。 しかし可能性は残されている。このゲームの優勝者に与えられると言う望み。 白面なら、得体の知れないあの主催者なら柳を生き返らせることは可能ではなかろうか。 腹を切るのは最後の可能性が絶たれてからでも遅くはない。 柳を助けることが出来れば、その時こそ最後の責任は取ろう。 主君のためとはいえ、罪のない人の命を奪った自分だ、覚悟は出来ている。 烈火は一度自分の肩から腕にかけてを摩った。八竜が何故再び戻ったのかは分からない。 分からないが、この状況で八竜がまた使えると言う事実は有難かった。 いつだったか、八竜の言っていた言葉を思い出す。 八竜が守るべき人を守ることが出来なかった炎術士の成れの果てであったこと。 それなら、このまま死んだら自分は間違いなく九匹目になるのだろう。何の能力もないハズレ火竜として。 ふとそんなことが頭によぎった烈火だった。
「どうしてテメェらが俺の中に戻ってきたのかは知らねえけど、柳を助けるために、もう一度力を貸してもらうぜ!」 「さあ、どうかな」 急に、返事が聞こえた。 烈火は思わず身構えてしまうが、直ぐにその必要がないことに気づき警戒を和らげる。 辺りに人の気配はないし、何よりこの声は自分が良く知っている声だったからだ。 「そりゃどういう意味だ?」 「そのままの意味だ。烈火よ……」 「言ってる意味がよく分からねえよ、どういうことか詳しく聞かせてくれねーか、砕羽? まさか、こんな俺にはもう力を貸せないって、そういうことなのか?」 烈火に話しかけてきた相手、それは他の誰でもない……八竜の一匹である。 姿こそ見えないが、以前にもこういうことは何度かあった。 急に話しかけてきた砕羽だが、烈火はさして意外な顔は見せていない。 予想はしていたのだ。今の自分はただ柳のためだけに無関係の人を手にかける人殺し。 そんな人間に、好き好んで力を貸してくれる者がいるのだろうか、と。 もしこれ以上八竜が力を貸してくれないのなら、烈火は自分だけの炎で戦うことになる。 八竜とは違い、自分には炎の型などない。これから先の苦戦は免れない。だがそれも覚悟の上だった。 「結論を急ぐな、烈火。我ら八竜も意見が割れている。 率直に言えば、今の主は我らの力を貸すに値するか? そのことで意見が二つに割れた。 崩や塁は『烈火を死なせるわけには行かない』と言っているが……」 「別に構わないぜ。例えお前らが一匹も俺に力を貸してくれなくたって、俺は柳を助ける」 「……烈火、以前主は言ったな。人の指図は受けずに、自分は自分なりのやり方で勝つ、と」 「…………」 今度は砕羽に代わり、焔群が烈火に言葉を投げかける。 焔群の言葉に、烈火は黙るしかなかった。
「あの時の言葉は偽りだったか? 主のそういう考え方に共感したからこそ、私は主の力となったのだ」 痛い言葉だった。 確かに今の自分は焔群の言うとおり、人の指図……白面の狙い通りに動かされている。 「……俺は忍だ。プライドや主義を曲げてでも、主君は助けなければいけねえんだ」 「忍の大先輩を前にして忍の道を説くか」 焔群がくくっと笑った。 「お前の姫は死んでるんだ。お前のやってることが無意味な人殺しだってことを理解しろ、バーカ」 「可能性がある限り、諦めきれねえんだよ!!」 焔群の次に出てきた円の言葉を一蹴する。 そこに何のためらいもないのが、烈火の決心の強さを物語っていた。 その瞬間、烈火の前に人影が浮かぶ。 老体に似合わないシャツとサングラス、そしてアンバランスに草履を履きこなす老人の姿が。 八竜の一匹であり……魔導具の作り主の一人でもある、虚空だった。 「……そうか。それがおまえの出した答えか」 「ワルいな。もう決めたことだし、後戻り出来ねーんだ」 「おまえが正しいと思うのなら、好きなようにやると良い。ワシらにはおまえの行動を止める権利はない。 だが、覚えておくが良い。今のおまえを完全に認めている者など、ただの一匹しかおらんということを」 虚空がサングラスを取り、左目で烈火を睨みつけた。 その目には、敵意に近いものがあった。 それで烈火は悟る。少なくとも虚空は今の烈火を認めてはいない、ということを。 当然かもしれない。人を生かす武器を作ることを目標としていた虚空から見て、今の烈火は……言うに及ばず。 「……そうじゃ烈火。裂神……いや、桜火と言うべきじゃな。奴から言伝を預かっているが」 「言わないでいいさ。ロクなことじゃねえんだろ?」 「会いたくないそうじゃ。……そして、勘当する。ともな」 烈火の言葉を無視して虚空が続けた。 予想はしていたが、改めて突きつけられると、痛い。
「クソ親父って、言っとけよ」 「烈火、今なら間に合う。思い直せ。 人一人殺したことは決して軽くはない。だが、罪は償えばよい。 あの白面とかいう妖に抗することの出来る力を、おまえは持っているのじゃぞ? それに、柳はそのような方法で蘇ったとしても、決して喜ぶことはないというのはおまえが一番よく知っているはずではないか」 「もう決めたんだ。例え柳に嫌われようが、世界中の人間全てに怨まれようが、柳さえ生きててくれれば、それでいいんだよ」 「……フン。ワシも裂神も今のお前を決して認めることはないぞ。それを忘れるな」 虚空の姿がゆらりと消えていく。 それが、最後通牒だった。 虚空は柳のことを出して烈火の説得を図ったが、烈火の決心は揺らぐことがなかった。 そうなった以上、もう烈火の説得は……不可能。虚空はそう結論付けたのだった。 消える瞬間、烈火のことを寂しそうな顔で見たのが妙に印象的であった。 烈火は右肩の袖をまくる。 そこにあったはずの『裂神』『虚空』の二文字は、完全に消えてなくなっていた。 「……火竜に愛想を尽かされるなんてな」 誰に言うわけでもなく、一人呟く。 元より覚悟は出来ていた。 全員に愛想尽かされることも考えていたので、六匹も残ってくれていただけでも有難い。 その六匹も、いつまで今の烈火の力になってくれるかは怪しいところだが。
「ま、いざとなったら一人でもなんとかなるさ」 「ケッ、強がってるじゃねえか」 再び、烈火の中から声がする。 烈火としては、あまり聞きたくない声が。 「……黙れよ刹那」 「おまえがこうなってくれて嬉しいぜ、烈火。所詮おまえもオレと同じ穴のムジナよ」 「俺は黙れと言ったぞ?」 八竜の一匹の刹那。 邪悪竜とも呼ばれる火影炎術士の異端児。 敵味方問わずに人を殺す残虐さ、気性の荒さは言うに及ばず。 そのような性格の火竜が、わざわざ烈火に話しかけてくるなど、これまでは殆どなかった。 「オレを使えよ。おまえの望み通り……殺してやるぜ? そいつが善人だろうが悪人だろうが女だろうが子どもだろうが、一瞬のうちに灰にしてやれるぜ」 「……うるせえよ」 「主君のためだとか言い訳するのはやめろ! てめぇは人殺しなんだよ! オレのようにな!!」 「うるせえんだよ!!」 「ケケケ、その内分かるさ。てめぇが根っからの人殺しだってな。いい加減認めちまいな」 刹那の声が止んでいく。 その言葉に、烈火がギリ……と唇を噛んだ。 「うるせえよ……そんなのは、自分でも分かってんだよ」 そう毒づきながら、烈火は自分が引き返せないところまで堕ちていくのをしっかり感じ取っていた。 【E-7 東崎トンネル付近/朝】 【花菱烈火@烈火の炎】 [状態]:精神力を少程度消費 裂神・虚空使用不能 [装備]:なし [道具]:荷物一式(食料&水:2日分)、天界モバイル@植木の法則 [思考]:1.ゲームに勝利する 2.非情に徹する 3.柳を蘇生してもらう
乙 微妙に戦力ダウンしたな。 そして改心フラグに見えなくもない。 近くにはアノンがいるが彼とどうなるかが楽しみだ。
乙 烈火と八竜の関係がよく出てたと思うし、いつ使えなくなってもおかしくないな 裂神、虚空の封印もいいアイディアだと思った それにしても刹那はなぁ…使いどころが難しいよな
ドラクエで喩えればザキみたいなものか
乙
面白かったけど、ひとつだけ!
>「俺は黙れと言ったぞ?」
烈火ってこんな口調でしたっけ?
>>944-945 制限下ということで弱体化とかすればなんとか……
新作GJ。良い感じに戦力ダウンだな。 しかし炎使いの多いロワだな。流の消火器が真面目に役立つ時がくるかもしれない。
そんな時のための消火器だったのかwwww そして、新作乙 八竜の力が借りられなくなったら、余計に暴走しそうだな……
愛する者の為にか……原作のノリが正義系だけに辛いな
新スレは970ぐらいか?
そろそろSS投下専用スレ作ってもいいんじゃないか?
この速度でそれを言い出せる図々しさには感服する。
自分もそろそろSS投下用スレ作ってもいいと思う
ごめんなさい、一旦予約破棄します。
新スレ立て損ねた
ごめんなさい、私も間に合いそうにないので破棄します。 スイマセンでした。
ドンマイ 二人ともいつでもいいんでまた書いてくれるのを待ってます
「私にもこんな力があったんだなぁ……」 イングラムなしで建物を破壊できた野明。 生まれてはじめての体験に少し快感を覚えている。 「他の呪文も覚えていけば、もっと楽しめますよ」 などと言っておきながらも、ゾフィスは厄介ごとが起きたらすぐにでも逃げ出すつもりでいた。 しかも、島の中を移動するのではなく、島の外へ本を燃やして移動する。 自分や野明には本を燃やせないが、周りの人間には燃やせる。 適当な相手を見つけて、燃やしてしまえばさっさと離脱できるだろう。 確実な退路を確保できているゾフィスは余裕綽々と言った感じである。 殺し合いのゲームとはいえ、自分は特別参加のようなもの。 そんな自分が殺される事はまずあり得ない。 しかしながら、それはゾフィスの思い違いである。 支給品として島にやってきたゾフィスは、他の参加者たちのレベルを知らない。 この島にどんな化け物がいるのかを全く知らない。 野明や、顔も見ていないトイレからの脱出者だけしか知らないゾフィスは、謂わば井の中の蛙状態。 それに今はまだ、ココと一緒にいた頃と同じレベルの呪文は覚えていないのだから、自分は完全に力を出し切っているわけではない。 これで本当の力を出し切れば、この島でも一番強いのではないだろうか。 そんな間違った根拠に基づく自信が溢れていた。
「他の人たちにあったら、攻撃していいかな?」 無邪気な顔で野明が確認する。 かつてのココが、笑顔で一つの豪邸を燃やし尽くした時のように、今の彼女はゾフィスの力に魅入られている。 そんな彼女にゾフィスはニッコリ笑って答えた。 「もちろん構いませんよ。楽しみましょう、殺し合いのゲームを」 世界レベールの2人は、鎌石村から近づいてくる二つの気配に気付いていた。 「もうすぐ、誰かと合流するな」 「そうみたいだね、直線なら僕のピエロン・アイで見えるんだけど」 障害物の多い島の中では、そう簡単に確認できないらしい。 「でも、声ぐらいなら聞こえるかな……少し物騒な話をしてるよ。僕らを攻撃するって」 「ほう」 「どうする? って聞くまでもないか」 攻撃しようと考えている人間がいるのなら、それを停止させる。 当たり前の考えだった。そして、それを具体的にやろうと思えば、高槻巌の経験ほど役立つものはない。 「攻撃する人が相手という事は、まず戦力を奪うところからはじめよう。 こちらから攻撃するわけにも行かないしね」 ゲームに乗っていない事を証明するには、何よりも相手に誠意を示す必要がある。 そのためには、自分から攻撃をするわけにはいかない。 だからと言って、相手の攻撃を甘んじて受け入れるわけにも行かず、結論としては 敵の戦力ダウンを図る行動をとるのが一番いいということになる。
「でもねぇ、武器じゃなくて呪文で攻撃する人みたいなんだよね。 戦力は奪えないんじゃないかな」 「呪文というのは初めて聞く言葉だが、口を押さえてしまえば言いという事ならいくらでもやり様がある」 「そりゃ、そうだろうけどさ。でも、それって相手の顔を攻撃するんだろ。 一人は女の子みたいなんだよね、できれば避けたいなぁ。 どうかな、ここは僕に任せてくれない。僕の武器は安全だしさ」 ピエロの武器は人を傷つけない怪盗が使うトランプ銃。 当たれば、軽い切り傷を負うだろうが致命傷には程遠いという武器だ。 サーカスの笑いは愛そのもの。そう言い切るピエロにとって、これほど向いている武器はない。 「相手を傷つけずに、無力化するつもりか」 「ピエロだからね」 サーカスのピエロが相手を傷つけていては、世界レベールの名が廃る。 傷つけず、傷つかず、相手に戦力を奪い取って、殺しの意思すらも消失させる。 その上で愛を説く。ピエロの狙いはそれだった。 暫くして、そんな話し合いをしていた2つのグループが、道の真ん中で出会う。 「はじめまして、お嬢さん。そして、もう一方は……やはり、お嬢さんでよろしいかな? 私は通りすがりのサラリーマン、名を高槻巌という。こちらはケダムサーカスの団長、ピエロ・ボルネーゼ。 君たちの名前を教えてくれないかな」 野明もゾフィスも、世界レベールの2人に対して、むき出しの殺意を見せている。 だが、それを前にしても、紳士的な態度を崩さない高月巌。そして、いつもの笑顔を絶やさないピエロ・ボルネーゼ。 何かがおかしい、”勘のいい魔物”ゾフィスは僅かながらの違和感を感じ始めていた。 「私はゾフィス、こちらは警察官の泉野明です。よろしくお願いします」 (おかしい……震えが来るようだ。何かの違和感を感じている、この男たちには何かがある) ゾフィスはまるで、ブラゴに敗れたときのような恐怖心を感じていた。
「ねぇ、ゾフィス。なに普通に挨拶してるの。攻撃していいんでしょ」 無邪気な野明は力を試したい。 人間相手に呪文がどれほど効くのか確認したい。そんな気持ちでいっぱいだった。 「野明、止めなさ 「ラドム」 刹那、ゾフィスの意識がはじけ飛ぶ。 一瞬の空白が、周りの音と景色を消し去り、何物も認識できなくさせる。 そして次の瞬間、目の前の道路はめくれ上がり、アスファルトには人が入るほどの穴が開いている。 そして、ピエロと巌はいない。 「これで、よかったんですか……」 呆気ない。自分が感じていた恐怖は勘違いだったのか。ブラゴに勘のいい魔物などと言われていたが、 やはり勘が外れる事もあるのか。 しかし、そうじゃなかった。ゾフィスの勘はやはり正しかったのだ。 次の瞬間、ゾフィスはその事をまざまざと思い知る事になる。 「おやおや、一瞬にして焼け野原だね。凄いじゃないか」 「どうやら、鎌石村で起きた煙のうち一つはお嬢さん達が起こしたらしいな」 背後から聞こえる声。 高槻巌も、ピエロ・ボルネーゼも無事。それどころか無傷。 ケダムサーカス団長として、150体もの分身が可能な男、ピエロ・ボルネーゼ。 パン職人が集まる大会でも、スナイパーたちから絶えず狙撃を受けつつ、それでいて周囲に気付かれる事なく狙撃をかわし続けた男。 そして、目に見えぬ攻撃も、その殺気だけを読んでかわす事が出来る最強の傭兵。静かなる狼こと高槻巌。 この2人に、息の合わない連携攻撃など当たるはずがなかった。
「野明、逃げますよ」 やばい予感が当たった。 ブラゴどころではない、まともにやり合えば最悪の場合、本を燃やす間もなく殺される。 「どうしたの、ゾフィス」 突然逃げ出した魔物の子に驚く野明。 自分はゾフィスと一緒なら、イングラムを凌ぐ力を身につけたのではなかったのか。 なのに、これでは話が違う。明らかに脅えきって、その場から逃げさるゾフィスを後ろから追いかけていく野明。 「逃げられちゃったねぇ」 「追わないといけないな、あの力は危険すぎる」 そう言って、高槻巌が2人を追撃しようとすると、 「待つさ。あの2人は僕に任せてくれるはずだろ」 と言って、ピエロが阻止した。 「そうだったな、あの2人は君に任せるとしよう」 「うん、任されたさ。君はもう一つの火災の原因を追ってくれ」 鎌石村で発生した火災は二つ。 その一つがゾフィスたちによるものだとしても、もう一つの火災が残っている。 つまり、鎌石村にはもう一つの危険な力が残っている事になる。 ピエロと巌は二手に別れ、それぞれの『危険な力』に対処すべく、 お互いが向かうべき場所へと向かっていった。
【C-4 鎌石村の道路/ゲーム開始から2時間30分経過】 【ピエロ・ボルネーゼ@焼きたて!!ジャぱん】 [状態]健康 [装備]トランプ銃@名探偵コナン [荷物]荷物一式(食料&水二日分)ガードレール製ナイフ 補充用トランプ1セット [思考]1.泉、ゾフィスを止める。 2.傷つかず、傷つけず、ゾフィスを無力化する。 3.東たちを探す 4.この殺し合いの舞台に愛を広める 5.主催者に愛を伝える 【高槻巌@ARMS】 [状態]健康 [装備]ボーマンのオリハルコンナイフ2本@スプリガン ガードレール製投げナイフ24本 [荷物]荷物一式(食料&水二日分)ジョーカーのカード [思考]1・涼たちを探す 2.ゲームに巻き込まれた人たちを助ける 3.ゲームの打破 4.戦闘があった場所の調査 【泉野明@機動警察パトレイバー】 [状態]健康、ゾフィスに操られている [装備]魔物の本(ゾフィス)@金色のガッシュ [荷物]荷物一式(食料&水二日分) [思考]1.ゾフィスと共にゲームを楽しむ 2.逃げたゾフィスを追いかける。 [備考] ゾフィスがどこへ逃げたのかは次の書き手に任せます。
>>965 乙
二人は再びであえるのか!?
あと埋め
埋めないの?
新作がきたら、投下してもらえばいいじゃん。
なるほろ
新スレお疲れ様です。
サンデーロワもついに50話を突破しました。
>>937 ,960さん。お疲れ様です。
なんだか、烈火がとんでもない事になってますが
原作でも、正義のために闘った事がないなんて言ってるんで、
これで言いのかもしれませんね。
あと、ピエロvsゾフィスですが、やっぱりピエロは強いんでしょうか……
一応、銃弾受けると致命傷を負ったあたりは一般人ぽさも残ってるんですけど
スピードが……下手な超人より遥かに上を行く、お前はDBかと小一時間ry
そんなわけで、更新しておきました。
以上です。
どんなわけだが分からないけど乙! ピエロは強いとは思うけどやっぱり他の漫画の特殊能力とか持ったキャラには勝てないんじゃないかな でも人間の限界は超えてるな
>スピードが……下手な超人より遥かに上を行く、お前はDBかと小一時間ry これだけでもかなり強いと思うんだぜ
ゾフィスvsピエロって意外な好カードかもな。
ここの烈火と涼が出会えば面白そう
975 :
作者の都合により名無しです :
2006/10/03(火) 16:22:34 ID:L/d1ySBT0 保守