小島あきら まほらば36号室

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196浜谷太一 ◆yl1SBmcic.
この作品の結末は頭の先からつま先まで偽者尽くしだね
別にフィクションの世界だからそういっているわけではない

珠実に「口封じ」された人々がまったく描かれていないし
結局、みんながグルになって梢に多重人格の事実を隠しぬいてきた

前者に対する「仕返し」の可能性や、彼らの身になって考える描写がまったくなされていない
後者に対しては、その事実を知った梢の身を考えると素直にあの結末を喜べない

だからこそ、まほらばの「優しさ」と「ぬくもり」は偽者だと思う