◆月刊コミックボンボン総合スレッド◆Part19◆

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248MMR 〜ボンボン売り上げ低下の謎を追え!!〜
「…!!」
「どうしたキバヤシ、何か分かったのか!?」
「…ああ。 皆、ちょっと付いて来てくれないか?」

「…講談社近くの普通の本屋じゃないか。こんな所にボンボンの危機を救う答えがあるのか?」
「いや…それを見つけるためのヒントが隠されているのさ…!!」
「ああ〜ボンボン全然売れてないな〜…」
「ちくしょうコロコロの野郎! キバヤシ、お前はこんなものを見せるために俺達を連れてきたのか!?」
「違う。それとは違う雑誌さ…!」(バッ!!)
「えっ!?そ…その雑誌は!!!」
「そう、これこそ、ボンボンが危機に陥ってしまった最大の原因なんだよ!!」

〜次号につづく〜
249MMR 〜ボンボン売り上げ低下の謎を追え!!〜:2005/11/16(水) 11:23:42 ID:KoZPUr+f0
「これこそ、ボンボンが危機に陥ってしまった最大の原因なんだよ!!」
「待てキバヤシ!どう見てもその雑誌は『マガジンZ』じゃないか!!」
「そうですよ!同じ講談社の雑誌が、何でボンボンの足を引っ張らなきゃならないんですか!?」
「…落ち着いてくれ。そのままゆっくり、読んでみてくれないか…。」

「…やっぱりライスピは面白いな〜」
「熊倉先生の絵はいつ見ても上手い!!」
「だがキバヤシ、この中に本当にヒントなんか隠されているのか?」
「…君達はそれを読んで、何も感じなかったのか!?」
「えっ!?」
「昔のボンボンにあって、今のボンボンに無いもの…その全てが、この中にあるとは思わないか!!?」
「ま…待てキバヤシ!それはもしかして、『王ドロボウJING』の事を言ってるのか!?」
「そうか!マガジンZが無かった頃は、現在ならマガジンZに行く漫画家も、ボンボンに回される!!」
「確かに昔のボンボンと今のマガジンZは雰囲気が似ていなくも無い…!!」
「いや、それだけじゃない。今のボンボンは特撮が足りないんだよ!!」
「特撮?…まさか!?」
「仮面ライダーか!?」
「そう!今や世は特撮ブーム!!角川書店は『特撮エース』まで刊行したほどだ!!」
「そういえば…最近のボンボンは特撮関係のページが皆無だった…!!」
「だが問題はそれだけじゃない。ちょっとコレを見てくれ…」
「ガンダムエース!!?」
「キバヤシ!角川と講談社は直接的に対立していないはずだぞ!!?」
「かつてのボンボンの懐かしい匂い…これらの雑誌には、その全てが詰まっているんだよ!!」

〜次号につづく〜
250MMR 〜ボンボン売り上げ低下の謎を追え!!〜:2005/11/16(水) 11:48:09 ID:KoZPUr+f0
「かつてのボンボンの懐かしい匂い…これらの雑誌には、その全てが詰まっているんだよ!!」
「な、なんだってーー!!!」
「思い出してみてくれ。ボンボンのガンダム増刊号を…!!」
「確かに…この雑誌が刊行された時、真っ先に思い出したのがボンボン増刊号だった…!」
「ときた先生を始め、ボンボンで描いてた漫画家も居ますしね…。」
「だがキバヤシ、ボンボンもガンダムをプッシュしていたハズだぞ?」
「…肝心のガンダムが駄作だったとしたら、どうなると思う…!?」
「!!」
「そうだった…『ガンダムSEED DESTINY』は歴代作品の中でも、ワースト作品として名高い作品だったんだ…!」

「キバヤシ、教えてくれ。俺達はボンボンのために何が出来るんだ…?」
「……。」
「僕達のボンボンはこれからどうなってしまうんですか!?」
「正直…俺でも分からない…。ただ一つ言えるのは、現在の読者である子供たち次第という事だけだ…。」


現在のコミックボンボンの売り上げは、「コロコロ」を大きく下回り
かの「ブンブン」にも負ける売り上げであるという

かつての栄華を極めた時代は彼方に過ぎ去り、長い冬の時代が訪れてから
もうすぐ十年が経とうとしている

我々ボンボンファンに残された未来は、破滅以外に無いのであろうか?
その運命は、神だけが知っている…。

             〜おわり〜