DBはいいな。
修行つっても努力努力してないっていうか
本人が楽しんでやってそうなところが良い。
怒って強くなるってのはあったけど根性気力でなんとかしたってのもないし。
そういや、DBだと基礎訓練が多かったな
そうじゃなかったら、実戦形式って感じで
今思うと、地味〜な修行ばっかりだ
問題は主人公補正の過多だと思う。
短期での大幅レベルアップは勿論として、周囲のキャラのマンセー、美味しい所は独占って感じの。
漫画なんだからある程度の補正は当然だが、あまりにもヒドイものは、
頑張ってたりベテランだったりする他のキャラとの差は何なんだって感じになって、
そこをこじつける為に『才能』って言葉で逃げてるという感じがする。
「才能」の定義は曖昧ってレスがどっかにあったと思うが、
超人マンセーな厨設定を誤魔化す為に、その曖昧さに逃げてる感じだ。
色々叩かれてるDBでも努力描写に関しては評価できるよな。
あとキャプテン翼も楽しみながら努力しているという感じがある
939 :
作者の都合により名無しです:2005/11/06(日) 11:58:32 ID:+/5l8xB90
ここにいる奴は禿ばかりだ。俺は努力だ才能だ、よりも作者がこれまで
生きてきて経験してきたこと、知識、感じたことが作品に現れている漫画を
見たいんだ。読者受けの良い話を描こうとして、毎回おんなじパターンの
戦いばかり描く漫画なんざ見たくもねーや。
940 :
作者の都合により名無しです:2005/11/06(日) 12:23:51 ID:+/5l8xB90
いつから、選択肢が広がりすぎてしまったんだろうか。
消費者は好きなものを選ぶのは当然だが、今やキャラ萌え漫画が
市場に氾濫している。キャラ萌え漫画をみるオタクは
自分のオタク心を満たすためにオタク漫画を見る。
バトル漫画を見る奴の中には、彼らの心の中の強くなりたい気持ちを
満たそうとして見る奴がいる。
満たすために読んでいくうちに、同じパターンの漫画にはまり、
同じような漫画ばかり読み出したら、重症だ。
そうなったら、頭が侵されているぞ。
DBの場合漫画そのものよりも「追いついてしまって」以来、
アニメがとりあえず時間稼ぎに修行させとけ状態になったのが
努力イメージの原因ではないかと。
DBの場合は、修行にしろ怒って覚醒にしろ、どっちも
あんま強くなった感じがしないんだよな。
たとえば、ラディッツと初代ピッコロ。この二人は明らかに前者のほうが強いわけだけど
実際の描写を見るに、ピッコロのほうが派手目に描写されていることがわかる。
修行や覚醒はあくまで話を次に進める手法の一つに過ぎないわけで、
努力や才能と必ずしも一致するわけではないかと。
943 :
作者の都合により名無しです:2005/11/06(日) 21:17:09 ID:HfmVCplg0
テニスの主人公は一応幼少の頃から英才教育を受けている
SDの花道やダイ大のポップはわずか3ヶ月かそこらで急成長している
実は後者の方が天才なのかもしれないけどテニスは作中に努力描写が無いから前者の方が天才に見えるんだろうね
つーか実は悟空の成長速度は最初の頃は大した事ない
天津飯やヤムチャのがよっぽど成長率が高かったりする
努力、修行描写ったら初代の方のキン肉マンじゃなかろうか。
新必殺技を編み出す際、必ず厳しい修行シーンが挿入されるのだが
その際、ライバルキャラの方はほとんど遊んでるに近い。
48の殺人技の時のジェシーメイビア、キン肉ドライバーの時の悪魔将軍、
マッスルスパークの時のスーパーフェニックス、みんなキン肉マンは血汗にまみれてる時に余裕綽々モード。
ウサギとカメの構造をこれほど露骨に使ってる漫画は珍しいと思う。
キン肉マンも普段は遊んでるけどな。
漫画じゃないが「ロッキー」もそうだな
試合前猛練習するだけw
さすがに普段の練習くらいはちゃんとやってたことになってるみたいだけどな
少なくともII世では
>>945 フェニックスとか見てると、普段の生活で彼らがどれだけ……
問題は今の少年漫画はその本番前の特訓さえも無い事だ
つーか、無かったことにしている読者がいるだけじゃないのか。
散々出てきている漫画のほとんどが、一応努力描写のある漫画なんだが……
有るか無いかで問われれば、有る。
しかし、無いように見えてしまうのが問題なんだ。
有るのであればそんなに問題だとは思えんがなぁ。
努力がメインテーマでない限り誰にでも分かりやすく前面に押し出す必要はないんじゃない?
>>949 フェニックス達は元々どれくらい努力家だったのか知らないけど
超人の神に乗り移られて濡れ手で1億パワーだからな
今連載されている漫画で努力描写がなされていると思えるのは…ケンイチ?
あれは主人公に武術の才能はないってはっきり明言されていて、
でも努力する才能はあるという昔ながらのキャラ立てだな。
あんな短期間で成長するなら十分才能あるだろ!って思えなくもないが、
師匠連中の実力が圧倒的過ぎるおかげで
ああ、やっぱ主人公は才能ないなあと思える。
>>954 フェニックスは苦労人。
濡れ手で1億パワーといえるのは本物のソルジャー、ビックボディ、マリポーサぐらい。
そして本物ソルジャーはアタルに瞬殺。
ビッグボディもフェニックスに瞬殺。
マリポーサも道具(杖)まで使ってロビンに負ける。
そういや1億パワーのくせに本ソルジャーとビッグボディは弱かったなw
貧乏でハングリー精神の強いキャラ(努力というか苦労はしてる)として描かれてるマリポーサは結構善戦したな
>>957 結局、主人公に敵対する奴は物語の都合上
ある程度善戦するようにできてるんだよな。
努力才能より、ストーリの都合や漫画製作側の都合のほうが影響が強い。
キン肉マンは基本的に毎回
相手の必殺技を破るための特訓があるから
>>955 凡人よりは才能あるように見えるけど、
師匠達が超人揃いなおかげで才能ないといっても差し支えないな>ケンイチ
>>960 いや、全体的な戦いのレベルが低過ぎでしょ。
多少才能が有る香具師があの特訓をやり遂げたらデコピンで勝てるよ。
才能が曖昧だっていう事がよく分かる。
一般人ならそもそもあの特訓についてこれない
筋肉の破壊→休息→もう同程度の刺激を受けても傷つかないために、筋肉が超回復
というメカニズムなわけだから、一度に破壊しすぎたり
適切な休息を得られないまま次の破壊を行えば付く筋肉も付かないよな
ただのナヨ男だったケンイチがあそこまでのハードトレーニングに耐えうる身体になるには
時間かけて適切なトレーニング量を徐々に増やしていく必要がある筈だが、
そこは少年漫画らしく「根性出してやったからいいんだよ!」になってるな
考えてみると「無理のしすぎは逆効果」という科学が知られてしまってる今では
猛特訓により素質が無くても実を結ぶみたいな描写はやりづらいよね
筋トレじゃなくて型を綺麗に決める練習とかなら判るけど迫力に欠けるのが難点
やりすぎじゃなかったら、別に筋肉とか気にしないなぁ
これは作成側にある問題だと思うんだけど
読者を楽しませる為にも、カッコイイ戦闘を作ろうとする。
そうなると、練習も見せていないバク宙とか壁走りとか
現実では難しい技を組み込んでしまって、結果的にインフレに感じてしまうんじゃないかな
そこでバキですよ
ケンイチにしたって突っ込もうと思ったら他にいくらでも突っ込み所あるのに、
「トレーニングが科学的でない」なんてとこ突っ込んでも。
それに一応柔術の先生が、独自のスポーツ理論で生かさず殺さず加減してるって設定だし。
トレーニング理論が広まっちゃったおかげで(いや、いいことなんだけど)
無茶な特訓ってのをやるだけで「あんなのやれるんだから才能あるだろ」なんて
>>963みたいな無粋なツッコミも出てきちゃうからなあ。
社会が不安定になるとカリスマ的ヒーローが求められやすい、ということが
歴史学や社会学なんかで言われているな。
世界恐慌によるヨーロッパ経済の荒廃がヒトラーの独裁を呼び寄せたのがその代表例。
第二次大戦中のアメリカでは、徴兵で多くの作家が失われたにも関わらず、
ヒーロー物の需要が伸びたとか。
不景気で先行き不透明な今の日本にも同じようなことが当て嵌まるんでは?
ジャンプ漫画にも「新世界の神になる」とか言っちゃってる奴がいるしw
漫画の主人公=感情移入の対象、という固定観念はそろそろ改めたほうがいいかも。
970 :
作者の都合により名無しです:2005/11/12(土) 19:04:59 ID:Lar7sw0y0
>>969 でも今の貧弱な体格ではヒーローというよりはアイドル
971 :
作者の都合により名無しです:2005/11/12(土) 23:29:25 ID:jKa1sxpk0
「○○(弱者、視聴層の化身.偶像.理想)が××(強者、視聴層の敵、邪魔)を倒す」
これが、文才の無い人間が頼り易いマンガやドラマの最近のセオリー。
子供が、魔法や格闘術で大人を翻弄とか(少年漫画)
女が、美貌や手に職で男を傅かせるとか(女性誌)
平が、知性や手に職で重役達を出し抜くとか(青年誌)
他にも「人間が怪物を」「貧弱がいいガタイを」「平民が金持ちを」etcetc...
一般的な○○は××に勝つことはできない。
しかし××相手に勝たせる為に、○○を何かでブーストしなければならない。
その手段が、昔は「努力による力」今は「才能による力」
ファンタジーを信じたり、割り切って読んでくれる視聴層には「不思議な力」
セオリーを複数組み合わせる事によって
視聴層への効果を増幅させたり、複数の視聴層を獲得出来る。
そしてマンネリ化を防ぐ為、感情の揺れ(感動)を増やす為の主人公のピンチ。
972 :
作者の都合により名無しです:2005/11/13(日) 00:36:58 ID:2Ab+VeXq0
>>971 才能による力だと弱い者、不利な者が強者を倒す構図には見えないよ
むしろ逆に見えてくる
俺は昔も努力による力じゃなかったと思う人です。
明日のジョー、アストロ球団、etcあれのどこが努力だ。
974 :
作者の都合により名無しです:2005/11/13(日) 02:12:23 ID:H/qeUIt+0
>>972 単なる「弱い者が強い者を倒す」構図じゃなくて
「自分側が、現実では勝てない(勝ちたい)相手側を倒す」
>才能による力だと弱い者、不利な者が強者を倒す構図には見えないよ
この書き込みを見てふと思った。
これも最近の主人公が、見た目が華奢だったり不真面目な一因かも。
>>973 安易に「昔は」「今は」と断定で書いてしまったけど
「〜がやや多く見られる」と言った程度ですね。
975 :
作者の都合により名無しです:2005/11/13(日) 02:23:47 ID:H/qeUIt+0
他にあるのが「観察」
災害による破壊、異常な環境の変化を観察したい欲求をくすぐる。
近所の火事、テレビの向こうの津波を見たい感情に似ている(不謹慎)
「災害の化身.火種」となる登場人物に災害となるべく力を持たせる為
才能を与える。
これは、世界が変わる理由を作れない作家が言い訳として「才能」を使う。
976 :
作者の都合により名無しです:2005/11/13(日) 02:29:22 ID:+8rJ8LgE0
そういうの否定しちまうと終わっちゃうだろ。
その割には、いじめられっこは倒される率が高いよな。
手に入れた力で復習するとか。
度を過ぎたいじめでなければ、復讐するなんてのは自分がさらなる弱者に落ちることに他ならないからな
とはいえ、やられた分の仕返しくらいしたくなるのは人情というもの
さすがにそこ留まるなら、普通に容認されてたりするし
自力で喧嘩売るか、与えられた力でも仕返しで留めるなら「弱者が強者を倒す」構図
調子こいてやりすぎれば、その構図が逆転してるってだけ
今のいじめってのび太とジャイアンとはちがうんんじゃないの
980 :
作者の都合により名無しです:2005/11/13(日) 11:34:23 ID:0kP7uBIrO
天才なんてのは大昔の負け犬がつくった言葉だ
真剣10代しゃべり場はここですか?
誰1人真剣じゃないぞw
ま、弱者が上の階層にのし上がろうとするパワーは資本主義社会の原動力みたいなもんだからなぁ。
「弱者のままでいいや」だと、資本主義社会じゃなくて封建社会になってしまう。
984 :
作者の都合により名無しです:
>>976 これも「才能>努力のマンガが多い一因」であると書いただけ。
別に否定はしていない。少々なら、フィクション物には必要な事だと思う。
なるべく少ないほうがいいと思うけれど。