妄想・推論はカイオウ厨のもっとも得意とすることだろう。
作中において暗流天破(=魔闘気)が圧倒的に有利に働いた描写は、5回のうちたった1回だけ。
×ジュウケイvsリュウケン あっさり見切られる
○カイオウvsケンシロウ 作戦成功 チャンスを生かし一気に畳み掛けボコる
×ヒョウvsクロヤシャ あっさり対策される
×ヒョウvsケンシロウ あっさり対策される
×カイオウvsケンシロウ ボコられる
あらゆる北斗以外の流派の人間や中堅クラスの拳士にもあっさり破られる程度の
一発芸である可能性が高い(無論だからといって、カイオウは並の相手には
魔闘気と関係ない地力でボコルだろうが)のに、誰にでも通用すると思っているし。
宗家の拳は通用しなくなったから、無敵の暗殺拳である神拳が生まれたってのは
紛れも無い事実なわけで、宗家秘拳(受け技)無くしては宗家や琉拳を倒せないっ
てのはおかしすぎるよね。宗家なくして宗家に勝てなけりゃ、神拳が最強でもなん
でもないじゃん。
実際、拳の種類や歴史、理論上の優劣だけで強さを語るのもそもそもおかしい。
秘拳無くしては、宗家覚醒したヒョウに、神拳の猛者であるラオウやトキ、リュウケンがあっさりボコられるとでも?
ラオウがカイオウと闘うことになったら、場所や闘い方や展開もケンシロウとは全く
かわってくるのが当然だということ。であって、やってみなわからんというのが事実だろ。
そして重要なことは、ケンシロウと違いラオウはカイオウの存在も琉拳も知っていたということ。
当然、カイオウに対して驚異となるラオウの神拳奥義、ラオウに対して驚異となる
カイオウの琉拳奥義のいずれも存在するだろうし、拳技真っ向勝負になる前に
相手のペースに持ち込ませず崩したほうが勝つだろう。双方にとって未知の領域である奥義が
どちらも不発に終って剛拳と剛拳の小細工無しの真っ向勝負になったら、色んな者の証言から
ラオウのほうが拳技的には上のような気はするけどね。