【どうせ最後は】アクメツ4【夢オチです】

今週の銀行叩きは痛いな。
「銀行＝悪役」のマスコミ情報そのまんまじゃん。

画力、表現力、涙を誘う演出力、このあたりはなかなか良いものがあるので
今後の話の持って行きかた次第で名作になる可能性は十分にあるのだが、
なにせ作者の政治経済知識が世論迎合のワイドショーレベル
（のように見える。まだ判断難しい段階だが。）なので
駄作に堕してしまう危険も十分にある。そうね、平松伸二みたいにさ（ｗ

・例えば国防、安全保障、外交に関する冷徹な認識・世界観を表現できるか
・例えば「情報を牛耳る既得権益層」マスコミの情報操作洗脳などを糾弾できるか
・例えば野党議員の欺瞞や偽善、売国行為を、与党と同様に糾弾できるか
・例えばプロ市民団体などの基地外活動を指摘できるか
・例えば隣国の不当な言いがかりやタカり、犯罪不法行為を指摘できるか
・例えば若いサイレントマジョリティのネチズンどもが一生懸命
　「この国に渦巻く欺瞞と偽善」をぶち壊してやろうと粋で酔狂な活動を頑張っていること
このあたりもきちんと取り上げて、

さらに「アクメツのやってることが結局は世直しを看板にしたテロ行為に過ぎない」
というテーマを、逃げずにきちんとマンガに表現できるか。これは大事。
アクメツが、ダーティハリー２に出てくる自警団やポール＝カージィのレベルで
終わってしまうのか、ここも名作と駄作の分かれ目だな。