【02/12/04】旋風の橘 Part19【終戦記念日】

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502作者の都合により名無しです
編集「──やあ、安西さん…でしたか。」
安西「どうですかしのヴ君の活躍は、これでもまだ"連載"へは辿りついていませんかな?」
編集「まだです。あいつの連載はここではない…」
安西「──これは手厳しい。」
編集「……別にしのヴの活躍を否定するつもりは毛頭ない。ただ──"連載"とは一時の栄光ではないってコトです。」

連載とは常に道なき道途中。
はてしなき旅──

編集「ゆえに時として複線の張り所を見失いそうになる。だからこそ"三つの太陽"──照らし導いてくれる存在が必要なんです。それが"常識"であり、"人気"であり…──そして、」

担当「なんだと!!」
しのヴ「だってそうじゃろ!? 理事長の娘の方が絶対ヒロインに近いんじゃ!!」
担当「バカヤロ!!ピアノ女を軽く見るな!!」
読者「おいおい君たち…」
担当「載ったコマならピアノ女のほうが上だ!!ピアノ女の方がよりヒロインに近い!!」
しのヴ「フン、理事長の娘は泣いたことがねぇぞ!!」
担当「ったり前だ!!複線が無くて監督が出来るか!!」
しのヴ「ほ〜れ見ろ〜やっぱし理事長の娘の方がヒロインじゃ〜!!」
担当「あ〜言えばこ〜言う…」
安西「おいおいおい…」
担当「なんなら今ここで!!誌面に載せるか!?」
しのヴ「望む所じゃ!!」
読者「君たち!!」
編集「……」

編集「見えるぞ、あの二人が反発し合い闘いながら、連載の高みへと上って行く姿が……やがて漫画界に大きな旋風をおこす日が……」

序章:連載事情編・完!!

しのヴ先生の旋風の橘にご期待ください。