巨人兵士を使役する能力を持った少年少女たちが主人公
巨人兵士の外観は彫像のようなモノで、だいたい10〜20メートルほど
青銅の巨人タロスや鋼の肌のグレンデル、単眼のキクロプスなど伝説上の
存在をモチーフにしたものが多い
舞台はごく現代に近い文明世界だが、巨大な国家は存在せず都市国家ほどのものが
無数に乱立している、いわば戦国時代。巨人兵士は部族のトーテムともいえる存在で
少年たちは部族の為に戦う代弁者、全ての政治的利害は巨人兵士同士の
決闘≒擬似的な戦争で解決される。
メインを張る主人公は、和(ニキ)の国が擁する武者装束の機鋼カラクリ、〜〜マル
(または〜〜オー)を使役する神主(まあ巫女でもええけど)の少年。
全高12mと小型、フレームは木製で板バネほどの薄い装甲しか持たない〜〜マルは、
重装甲パワータイプ全盛の列強巨人兵士の中にあっては貧弱そのものに見えるが、
匠の技で鍛えられた刃渡り10mの銘刀『電光』を唯一の武器に戦う。
枢軸国に与することを断ったため、彼らのコロサス、センチネル、スプリガン
と3:1の戦いを強いられる主人公。だが、かつてのライバル、グローリーディズ(アメリカ風)
を使役するディビッド少年とブランシェスカ(ロシア風)を使役するアナスタシア(眼鏡っ子)が同盟を申し出る