島袋光年総合スレッド

たけしは初期のギャグ、泣かせる話、マミー編が人気。
けれど読者の共感に訴える手法しか持ち合わせてなく、
名作ギャグに必要な、魅力的な女性キャラを作れなかった。
先生など惜しいキャラもいたが。

連載が進むと読者の年齢が上がるが、
島袋は小一という設定のまま、
中高生向けのヤンキー漫画の要素を取り入れた。
だが肝心のバトルシーンはドラゴンボール風だったため、
ヤンキー漫画の友情、DBバトルの正義といった、
両方のテーマが中途半端に混じっている。

下ネタが小学生風のウンコネタから
中高生のセックスネタ中心になっていた点も見逃せない。
しかし島袋の関心は、
恋愛から派生するセックスというよりはむしろ、
風俗情報等から得られるオヤジギャグの一つとしてのエロにあった。

たけしには島袋本人が登場するが、
絵柄を本音でカバーする手法の秘密はここにあった。
今回の事件によって、島袋の考え、願望、欲望などが
すべて作品内にあることに読者は気付く。
だがこれは中傷ではなく、
現実と作品を積極的にリンクさせる島袋の手法から
十分予想できることである。

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