HUNTER×HUNTER Part290

このエントリーをはてなブックマークに追加
NO.148 試験開始

指上の念の玉を数メートル先の岩石に飛ばし、破壊するという放出系の
修行をしていたゴン。
日々真面目に修行に取り組んでいた甲斐あってか、難なくクリア。
呪文カードは『暗幕』で隠している為、気にせず修行が出来る。
(といいつつカードを売ったらいくらになるのかと思案するビスケ)

キルアはキリコの案内で会場に到着した。
そこにはトンパやアモリ3兄弟、ポンズなどの懐かしい面々もいた。
今年は1489名が会場に到着、2次試験までに300名までに
絞り込まねばならない。
そこで、1時試験は『2時間の間に5人を倒す事』となった。

試験受験者・ゼパイルの言葉
 影だ…
 影だけが見えた
 その黒い影が縫うように受験生の間を走ると
 バタバタと人が倒れていった
 その影の正体がキルアだと気づいたのは(後でだが)
 1500人が暴れている修羅場であたふたしている
 オレにあいつがこう言ったからだ
   『今年受かるのはオレだけだよ』
試験受験者・アモリ3兄弟の言葉
 これ以上にないというほど、正確かつ素早く首に対して
 衝撃を与えたもの…と医者は判断した
 知り合いの格闘家に「人間業じゃねェ」と言われたよ
 …………そうだな
 自信はあった
 …それだけの努力をしてきたつもりだったからな
 個々の格闘技術は血反吐が出るほど繰り返したし
 3人でのコンビネーション訓練も完璧に仕上げた
 オレ達の敗因は認識不足
 想像の限界を超えた怪物の存在……
 一流のハンターになるべく生れたヤツの技を目の当たりにした…
 高速道路を100km/hで走っていたオレ達を
 ヤツは300km/hで楽々追い抜いていった…
 そんな感じさ
 この1年のオレ達の努力は…
 ヤツにしてみれば何もしていなかったも同然だったってわけだ
 ハンター試験は今年限りにするよ
 そんなリピーターが多いはずだぜ
 今年はな…

そして全ての人間を倒して、キルアは合格した。