1 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:
( ´_ゝ`)フーン
3 :
2:02/05/23 20:53 ID:24a07sZg
2get
4 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 20:53 ID:DyrDb0Bg
スレタイセンスねーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 20:54 ID:/dWFRPf.
来週のバキが恐ろしくて見れません
ワケワカラン
スレタイ見た瞬間、ゾクっとした。
堤が文七に頭突き喰らわす瞬間みたいに。痛寒すぎ
8 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 20:56 ID:9YwvxxEw
少年誌じゃちょっと・・・
10 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 22:24 ID:1DbWrJk.
とりあえず遺体なるバカップルの入場ですッッッ!!
またバキ系スレ立てたの?立てすぎじゃない?
元スレ(?)使えばよかったのに…
12 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 22:27 ID:0ogNSK.A
fgyfjh
13 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 22:27 ID:GRFc4B82
とりあえず誰かなんか書いとくれ
14 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 22:30 ID:QCRkqrsc
キユ以上の祭り
15 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 22:55 ID:qnKvIVAk
よっしゃあああ。
16 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 23:25 ID:qnKvIVAk
バキの作中の登場人物じゃなきゃ駄目なの?
17 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 23:28 ID:agitUVHQ
18 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 23:38 ID:unu/PmTg
>>16 出来ればな・・・。
でもネタにおもしろくなるならイイケド!!!
20 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 23:48 ID:unu/PmTg
「解した・・・・奔るッッッッ!!!!!」
21 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/23 23:54 ID:cMwUPJXM
これ何するスレ?
22 :
B・M:02/05/23 23:55 ID:PqrLP7Ag
/ ̄`ヽ
/ `、
/ l
/``ヽ、__ ,ノ,r‐┬-- 、 ヽ
| フ"/-''7⌒`ヽ、ヽ )ー''" ̄ ̄ `ヽ,
ヽ //-'''7'冖ー-、 ` 、 / ノ
`ヽ /,/,.-- fー-、 `ヽ、)ヽ /
ヽ/./ / ``―:、 } `:、 /´
/''" _ /;;_ `ヽl ヽ/
/ ,.r''" {::  ̄`ヽ、 | |
{,./ |: \ ノ、_ |
,..ゝ. / ̄ 7⌒`ヽ、 )' `ヽノ
/" } / / 〉r一" \
/ ‘lー一+''''ー--ヘ' \
,./ ヽ | ヽ \
,.-'' | ノ ヽ }
l_ ノ,.='-、 /`ー-- 、 /
`ー----一''"" ̄| __ `l ,/ `ー-一'"
〈 /ン、l ,| /
`-'"`ー┴’ キュウウゥゥゥ
23 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 00:00 ID:8zttJ7pU
もっとカッコイイB・Mじゃなきゃ萌えないな。。。
24 :
。:02/05/24 00:03 ID:vQt2QNBw
このスレでBMに萌えてもしょうがないんだろうけど…。
25 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 00:04 ID:8zttJ7pU
だってこのスレって雑談すれだろ?
すげー普通にマジレスさせてもらうと、
リレーやるなら、1がストーリーの発端くらい示さないと
どうにもならんと思うが…
27 :
。:02/05/24 00:06 ID:vQt2QNBw
えぇ!!だってリレー小説!!…と雑談をしてしまう罠か…。
反同人が主流の少年漫画板にSS職人がいるとは(エロ以外では)
とうてい思えない
29 :
。:02/05/24 00:10 ID:vQt2QNBw
たいていリレー小説だと
>n 「そこに●●でてきた!」
>n+1「ところが隕石にあたって死んだ!!」
ってな具合になってしまうと…ソレもソコソコ面白いのか…。
30 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 00:10 ID:8zttJ7pU
結局B・Mってアメリカ型と日本型それぞれにマザーみたいのがいるのかな?
今の現状じゃ到底平和な最終回は来ないよね。
31 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 00:15 ID:cfXXvH/s
じゃあためしに書きこんでみる。
「渋川が現れた、独歩は様子を見ている。」
1から判断すると、
住民で出演キャラクターを選んで、死刑囚編的な
行き当たりばったり戦闘ストーリーを作っていくのか。
完全に冗談なのか、シリアスな話にするのか、とか、
主要登場人物の人数とか、決まってないと、職人がもし居たとしても書けなさそ。
>28
「SEX描写のみでリレー小説(実態は漫画家バトルストーリー)」とかあるよ。
>>30 人間をほとんど食い尽くして日本列島を覆い尽くすBMの肉塊がブラックホールに吸いこまれたかと思うと
どんどん以前の人間となって再生していくのさ。
全ては元通りに。混沌から再生に。めでたしめでたし。
34 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 01:25 ID:qNgdoGNg
>リレー小説
ちょっと見てみたいage
なんかここまでだと普通の雑談スレのような。
36 :
。:02/05/24 02:32 ID:vQt2QNBw
渋 「よう,独歩さんおんしも元気じゃのぉ。ドイルとやらを片付けたらしいじゃないか。」
独 (にんまり笑って)「いやぁ,たまたま運がよかった。それだけで…。」
(ガサッ!!)
渋,独「!!!」
-----紙袋を持って柳登場-----
…たとえばこんなかんじかな?
1が立て逃げっぽいので、替わりに大まかな概要を考えてみた。
せっかくスレ立てたんだから、活用した方がいいと思う。
ただでさえ、「立てて放置」のバキ関連スレ多いしな…
○ ○ ○
地下トーナメントの主催者・徳川老が、生来の物好きが高じ、
地下トーナメントよりも更に生々しい闘争を求めるようになったのは、
ごく自然な成り行きだった。(ムリヤリすぎるわ、それ…)
地下トーナメントより更に進んだルールでの闘い、
即ち、
・武器の使用も含めて、一切を認める
・闘技場という限られた空間ではなく、日常空間で(前田光世方式採用)
…で、最後の一人になるまで闘うという形である。
参加者の資格は、
・地下闘技場で闘った経歴を持つ者+死刑囚5名
勝敗は、
・相手を戦闘不能にする
・もしくは、一方がリタイヤを宣言する
…ことで決定する。
尚、参加選手には発信器が付いており、参加者の接触は徳川邸に通知され、
街中を巡回している徳川軍団(?)が接触地点に急行し、
闘いを隠し撮りするしくみ。
何書いてんだ、俺。
冷静になると恥ずかしいものがあるな…
どなたか、文章の得意な人、上記ルールを生かしてネタ作っていって
くれると嬉しいです。
既に渋川vs独歩vs柳がちょろっと出てますが、
誰vs誰の闘いの続きかを明記して繋げていけば、数試合の
同時進行もできるかと。
渋川vs独歩とか、本編で既にやってるだけあって、難しい気もする。
バキスレでは、「笑い」の要素のないシリアスな話を作って書き込むと
「妄想はよそでやれ」「オナニーレスうざい」みたいな反応が多いから、
ネタレスだらけになって話がメチャクチャになりそう。
それでもいいってなら書くかもしれないけど・・・
40 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 06:37 ID:DIyX8foI
基本的にはリレー小説でいいんじゃないかな?
>>37のネタも大いに利用させてもらおう!
じゃあはじめますか!
41 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 12:38 ID:paekv/ik
>1のリンク先スレ見たけど、結構賛同されて立ってんのな、
このスレ。
ネタトーナメントも不発だったし、企画倒ればかりじゃ虚しいので、
期待ageしてみるよ。
もし始まったら、sage進行の方がいいかもしれないけど。
>39
本スレは色々な人が居て、バキについて話す場。そこで個人の思い入れ
たっぷりのシリアス話を披露されても、「自分語り」見せられてるようで、
不快に思う人も居るだろう。
こういう別スレでやるならいいと思う。
…デモ、職人サンガ居ナインダヨナ…
42 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 13:34 ID:jftd9tUc
数試合明記しておきます!
刃牙 対 独歩
↑成り行きは今後書こう!
↓
花山薫 対 烈海王
等...
>42
「この試合を自分が書く予定! 」という意思表明?
それとも、「これ見たい! 誰か書いてー」ってこと?
前者ならがんがれー。
でも、人気キャラ使いすぎw(約1名除く)
44 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 13:42 ID:jftd9tUc
いえいえ後者です
確かにマイナーも使えばよかったですね
45 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 13:53 ID:jftd9tUc
もう始まってるとこっちゃ!!!
グラップラー。
それは地上最強を目指す
格闘士のことである!
-バキ・バーリトゥードSTORY! -
第一話:「胎動」
刃牙「CHU!すっげぇチンポ!!」
刃牙が独歩の雄雄しくそそり立つ男根を丹念に舐めあげ、キスの雨を降らせる。
独歩「私は一流シェフのように君を(精液で)満腹にしてみせる。食中毒を起こすほどにね…」
少年王者の丹念な奉仕に耐えながら武神が低くうめく。
刃牙「へっ!こんな不意打ちでヨガり声上げるようじゃ親父と犯るなんて自慰行為だね」
シコシコと独歩の陰茎を擦りあげラストスパートをかける刃牙。
しかし、独歩のペニスは一向に絶頂を迎える様子はなかった。
独歩「オレのチンポは後退(射精)のネジをはずしてあるんだよ……」
刃牙「…そんなッッ!?」
狼狽する刃牙を見て、ニヤリと笑う独歩。
本部「パイプカット!!器用なやっちゃな〜!!」
そんな二人の情事を盗み見てセンズリしていたのが生きる伝説・本部以蔵。
己の菊座に指を挿れ、袴にテントを張りながらも得意の解説は忘れない。
独歩「オメェがシコシコしてっから気持ち良くカウンターするタイミング逃しちまったじゃねぇか」
そう言って、刃牙の背後に回った独歩はいきなり刃牙のアナルに挿入した。
刃牙「ヒャイイイイ〜〜〜〜!!」
独歩「轟亜亜亜亜亜亜ァァァァァァァァッッッ!!!」
壊れた削岩機の様にガンガンと腰を突き上げる独歩。
本部「ピストン運動だ。腰と膝の造りと使用方法がAV男優とは…一線を画す!!」
そんな独歩の姿を見ながらハァハァと摩り上げる本部。
独歩「もう辛抱堪らん。アレを使うか!!」
そう言うと、独歩はゴソゴソと何かを取り出した。
本部「あ、あれは第1巻の演舞で使用した土管ッッ!?」
肉厚な石製の土管を両手しながら、独歩は刃牙の背後に立った。
本部「ま、まさか!アレを使いおるかッッッッ!?」
独歩「轟亜亜亜亜亜亜ァァァァァァァァッッッ!!!」
ドズン!!ズブズブズブ!!!
なんと、独歩は刃牙の肛門に土管を突き刺してしまった!!
刃牙「ミギャァァァァァァァァァァァァ!!!」
独歩「轟亜亜亜亜亜亜ァァァァァァァァッッッ!!!」
そして、追い討ちをかけるようにその土管の中に入り、
その上マンホールでアスホールに蓋をする独歩!
本部「ど、土管と独歩が消えたッッッ!!」
独歩「轟亜亜亜亜亜亜ァァァァァァァァッッッ!!!」
さらに、その中で土管を破壊しはじめる独歩!!
その姿は、まるで出産間近の胎児が母親のお腹の中で暴れるようである!!
刃牙「ひ、ヒギィィィィィィィィィ!!」
さすがの刃牙も自分の肛門の中で暴れられてはひとたまりも無い。
破裂しそうなくらいギンギンに勃起したペニスからはスペルマがダクンダクンと飛び散っている。
独歩「轟亜亜亜亜亜亜ァァァァァァァァッッッ!!!」
最後の一欠けらまで残さず土管を粉砕し、文字通り土管を(刃牙の肛門の中に)消滅させた独歩。
独歩「すまなかったな兄ちゃん。大人気なくヒッサツしちまってよぉ…」
刃牙の肛門から飛び出した独歩がビシっと構える。
独歩のハゲ頭が相成ってか、その姿はまるで刃牙(の肛門)から生まれた赤ん坊の様である。
刃牙(なんか……気持ちいいや…)
満足感からか、恍惚な表情のままぐったりと倒れる刃牙。
決ーーーーーーーーーーーーー着ッッッ!!
絶頂を向かえ、気絶したままの刃牙をほっといてその場を去ろうとする独歩。
ふと、自分のティムポが勃起したままな事に気づく。
独歩(帰ったら…頭でも撫でてやるか……)
そう呟いて、勝者はその場を後にした。
本部「クックック…おいしいティムポが二本も喰える…」
二人のやり取りの始終を眺めていた本部。
ふしゅるるる弟子にティムポをティシュでフキフキさせながら、解説王もその場を後にした。
(続く)
>46->49
時間と手間暇かけて、しょうもないもん作ったな…
単なるエロパロ(しかも思いっきり品性下劣な)じゃねーか。
52 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 19:00 ID:bOXUCn.s
ここは下じゃないぞ
使っちゃだめとは言わないがALLは引くな・・・
53 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 22:11 ID:aT/oozSw
続くな
オイオイこれが書きたかったネタなのか?
答えろよ。オイ!答えろ!
こんなシモネタ書くためにワザワザ立てたスレなのか?
55 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 22:23 ID:BZ24zo3c
>>54 下かくためにできたスレじゃない!
>>1とか
>>37の規則に基づき物語を製作してゆくわけね!
皆さん書いてね!
定期ageよろしく
56 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/24 23:04 ID:BZ24zo3c
梢と刃牙が家にいる・・・。
しかしその時以前の勇次郎の如く独歩が眼前に姿を現す!!!
「バキ・・・・」
徳川によって、この「前田光世大会(正式名称不詳)」開会式
(一旦地下闘技場に全員集められて、徳川のゴタクを聞いて解散)
が行われた日の翌朝5時。
バキメンコのコマーシャルに出てたような薄汚いガード下で、
鎬昴昇と加藤清澄がばったり出くわしていた。
加藤は夜通し遊んでの徹夜明け、昂昇は早朝のロードワークの途中だった。
どちらも、死刑囚との闘いで負った重傷は無かったことになっているかの
ような健康体である。
2人は、お互いに気付いた後、しばらくはそのまま歩を進めて距離を詰めたが、
やがて、2m半程離れた、やや遠い間合いで向き合った形に立ち止まった。
立ち止まった、と思った時には、もう昂昇は構えている。
脚は前後に軽く開かれ、重心はやや後方。前に出した左足の踵が、
少しだけ地面より浮いていて、即座に行動に移れるようになっている。
手も左を前にして目の高さに、右手は胸の前あたりに置いて、攻守両方に備えている。
無駄な力は入っておらず、しかも隙がない。
2人の居るガード下は、短めのトンネル状になっていて、一方は
落書きだらけの小汚い壁面になっている。ゴミが散乱していて、壊れた自転車が
壁に立てかけたまま放置されていた。そこはかとなく小便臭い。
壁の反対側は、ガードレールを挟んで、片側3車線の広い車道になっていた。
その車道を通りかかった原付の新聞配達少年が、2人の…主に昂昇の
異様な様子に驚き、まじまじとこちらを眺めながら通り過ぎていく。
「止せよ、こんなとこで、カッコ悪い」
加藤が、笑顔を見せて昂昇に話しかける。加藤は構える様子がなく、
一見、ただだらしなく立っている。
昂昇は答えない。
加藤を見る目に、静かで揺るぎのない、刺すような敵意がある。
額の血管が膨張していた。手っ取り早く言って、猛っている。
昂昇は、この大会(?)の初っぱなに加藤と当たった運に感謝していた。
トーナメント終了後、一時は「烈海王にすら勝てる! 」と自信を持つほどに
技に磨きをかけた昂昇であったが、死刑囚ヘクター・ドイルにあえなく惨敗し、
己れの未熟さを再び痛感する事となった。
―――――――― 以下回想 ――――――――――
なにをしている!
『どれほど迅く動こうが』『なにを使用おうが……』『武術家のわたしが先に届く』
なぜ動かぬ!
…
『ちェいいいいッッ』
ドンッ……プスプスプス (バキ13巻92〜99ページ参照)
―――――――― 回想おわり ――――――――――
(相手が何を使ったとか…卑怯だとか…そんなことはこの際関係ないッ)
(わたしは敗けた)(自分の武術に対する自信が大きかった、その分だけ…)
(わたしは武術以外のやり方に対して、無防備すぎた)
そういうツメの甘さは、知識や稽古でどうこうできるものでもない。
(実戦…ッ! )
とにかく「試合ではない、闘い」の経験を積みあげていくしかない、と昂昇は思う。
だが、芯から武術家な昂昇にとって、最初から「武術以外の何か」ばかりしか
闘う術を持たないドイルのような男とやり合うのは得策ではない。
その点、ここにいる加藤なら、経験を積むための相手としてうってつけである。
加藤は、基本的には、昂昇と同じく空手家だ。
それでいて、数年間を暴力の世界で過ごし、武術にはないやり口にも通じている。
(この加藤を倒し、そこを足がかりに、鎬流を更に高みに押し上げるッ)
「怖い顔しちゃってェ〜」
加藤は、昂昇の真剣さとはうらはらに、緊張感のない様子で、
徹夜で崩れてきている髪の毛を掻き上げた。
「コッチは寝てねェんだ、カンベンしてくれよ」
加藤は、バキ世界では制服のように普及している派手な模様のシャツを着て、
周囲のうらぶれた光景とイヤな調和を醸し出している。
一方、昂昇はと目を転ずれば、普通にトレーニングウェアなど着ているが、
それが異常にサマになっていない。
鎬昂昇という男は、空手着を着て、道場か試合場に居るのでなければ、
何を着てどこに居ても違和感があるようだ。
(なるほど、武術家だわ)
改めてしげしげと昂昇を見、加藤は変なところで感心した。
昂昇の斜め後ろから上ってきている朝日が、加藤の目にやけに眩しい。
寝不足な上に、昨夜呑んだ酒も体内に残っている。体調万全とは言い難いが、
万全でなければ闘えない、というのは理屈の通らない話だ。
(しかし、敗ける気がしねェ…)
加藤は、昂昇の強さを知っている。「紐切り」などという人間離れした技を
持っているだけに、「普通の試合」であれば、昂昇の方が勝つかもしれない
とすら思う。
だが、今この場所では話が違う。
昂昇の技がどれほど凄かろうが、自分の体調がどうであろうが、
試合場で向かい合って、衆人環視のなか「始め! 」とやる試合よりも、
この状況は加藤にとっては理想的な闘いの場だった。
「もうカメラ来てンのかな? どこにも見えねーなァ」
話ながら、加藤は、無造作に昂昇に向かって歩き出す。
「…」
昂昇は、静かに間合いを測っている。
「隠し撮りかよ…ハハ…照れるね」
加藤が、昂昇の間合いに入ろうとした、その直前、
「!!! 」
ガンッ、と、加藤が、足下に転がっていた壊れた自転車の車輪を蹴り飛ばした。
車輪は、一直線に昂昇の顔面目がけて飛ぶ。
「ッッ! 」
この奇襲に、昂昇は冷静に対応した。左腕の上段受けで車輪を受け、跳ね飛ばす。
と、その時にはもう、加藤が昂昇の間合いの中に飛び込んで来ていた。
車輪を受ける隙にガードの空いた昂昇の左脇腹を、神心会仕込みの加藤の突きが狙う。
「!? 」
突こうとした瞬間、加藤の眼に昂昇の右手の構えの変化が映った。
昂昇は、飛んできた車輪を受けると同時に身を沈め、脚を深めに曲げた構えへと
移行した。それと連動して、右手は頭部の横に引き、掌を表にしてぴたりと待機させた。
(そいつはッ)
危険を察知した加藤は、攻撃の手を瞬時に防御に切り替えた。
突きから変化した加藤の内受けは、辛うじて、首筋に襲ってきた昂昇の右手を
受け止め、逸らすことに成功した。
2人は一旦すれ違った形になり、すぐさま転身して再び向き合った。
「〜〜〜〜ッッ!! 」
声にならない悲鳴を上げたのは、加藤だった。加藤は、肩から力無く下がった
右腕を左手で抱えるようにしている。
昂昇の右手を受けた加藤の右手は、脳に突き刺さるような異常な痛みと共に、
使い物にならなくなっていた。
「…紐…ッ」
「わたしが切る事のできる紐は、視神経だけではない」
静かに加藤に語りかける昂昇も、しかし、加藤と同じように左手を押さえている。
見ると、その腕に、折れ曲がったスポークが刺さっていた。壊れた車輪から、
偶然突き出ていたらしい。
それは特に加藤の意図したものではなかったが、最初の攻撃は、
結果的に相討ちとなったようだ。
昂昇は顔色も変えずスポークを抜き取ると、再び最初の構えに戻った。
傍らの車道を、4tトラックが通り過ぎていく。そろそろ、街が目覚める時刻だ。
(一番てっとり早いのは…)
トラックのエンジン音をぼんやり聞きながら、加藤は考えている。
一番手っ取り早いのは、何とかして昂昇をこの車道に突き落とすことだ。
(たまたまそこに走ってた4tトラック…でも…館長は怒るかなァ…)
師匠、愚地独歩と、自分の空手観は違う。加藤はそれを知っている。
独歩にとっての――そしておそらくはこの昂昇にとっても――空手とは
「道」だ。だが、自分、加藤清澄にとっての空手は「道具」だ。
その自分の空手を貫いた結果、加藤は死刑囚ドリアンに惨敗している。
(だが俺は、俺の空手を…)
→続きおながいします
65 :
58〜64:02/05/25 02:13 ID:5VahQFqg
SS書き込まれてても、下しかないってのも侘びしかったんで、
一つ書いてみました。SSスレとかでの経験がないんで、
ちょっとどう書いていいか分かりませんが、こんな感じでいいんでしょうか。
長くてすみません。
良ければ、どなたか続きを書いてください。ハンパに終わってますが…
投稿してから、すげー恥ずかしくなってきますた。では、あとお願いします。
続き期待。sage進行?
67 :
加藤vs鎬昂昇・8:02/05/25 13:42 ID:cWJE46LM
しかしドリアンに負けたことが加藤を進化させ武道家としての神経を
研ぎ澄ませた!!
「昂昇よォ・・・。紐切りってのはこうかい...?チェリアァァッッ!!」
何と加藤が紐切りを敢行!!
しかしこれが見事昂昇の左腕神経を裂き左腕を使えないものにした!!
「バッバカな・・・ッッッ!!」
さらに加藤は・・・
「!!・・・それは菩薩の拳!!!
・・・しかし加藤ォッ!!コレは長年鍛錬を重ねなければマネなどできん!!
斬撃拳!!」
昂昇の斬撃拳が加藤を襲う!!
「チエエエェイッッ!!!」
「ヘッ昂昇、俺はもう・・・」
パシッ!!カッ!!
廻し受け!!
「喰らえ昂昇!菩薩の拳で行うマッハ正中線4連突き!!!!」
ドキュドキュドキュッッッガッガガガガ!!!!!!!!!!!!!
68 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 14:07 ID:Gy4jluqc
強引・・・・っていうか滅茶苦茶だな
正直、つまらん
70 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 14:12 ID:Gy4jluqc
ところで一人が書く長さってどのぐらいにします?
>>58-64は力作だし面白いですがちょっと長すぎる気が・・・・・
71 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 19:30 ID:lZuGpBA.
皆どういう内容を望んでいるのかな???
>>71 ストレートに言うと原作みたいな物を望んでいる。
73 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 19:43 ID:lZuGpBA.
む・・・。
つまり板垣恵介の思考能力が必須というわけか!!
それはムズかしいが研究しよう!
>>73 では参考に成るかも知れないので個人的だが望む物を申し上げます。
元々この漫画に関しては、普通の格闘漫画の凹凸なぞ問題に成らん、
別にここに書いてる人が詰まらない訳じゃない。
ただ板垣は確実に読者の予想を越えちまう。それこそ、ちょっと御参りしてくるね
と言ってチベットに行き、帰りに野人に乗って帰ってくるくらいの
インパクトさになれてしまっているのだ我々は。
75 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 20:07 ID:lZuGpBA.
でも2chにいる人は普通の読者の予想を超えて予想をしているだろうから
それこそムズかしい!
しかし「それだからこそやりがいがある」
例の如く一般の人の思考能力を凌駕せねば・・・
76 :
74:02/05/25 20:12 ID:QQhVbs3o
77 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 20:24 ID:lZuGpBA.
時間かかるけどね
>>76 応援・宣伝よろしく
(何か俺がスレ立てたみたいだなこれじゃ・・・)
79 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 23:06 ID:Wfd3n3Pk
上で長いの書いた者です。上手いことやれなくてスマソー
でも、スレの流れができそうな感じで、良かったです。
他の方々、期待してます。
個人的には、板垣テイストにこだわりすぎずに、多くの人が参加して
くれた方が、スレが活性化するかな、とは思います。
漫画と文章の違いもありますし、板垣は何つーか、ワンアンドオンリーですから。
最後に、続き書いてくださる方、地味なキャラ選択でスミマセン。とにかく無難にやったもので。
sage忘れ。逝ってきます。
81 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 23:12 ID:TwnoAnRI
まだこのスレの書き込む人が少ないからもっと宣伝して増やしてから
逝ったほうが良くないかな?
逝って戻ってきた。
いやしかし、こういう性質のスレは、あまり宣伝してもうざがられないか?
確かに、職人さん増えてくれないと話にならないが…
ひょっとしてageた方がイイのかな? でもとりあえずsageとく。
83 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 23:30 ID:TwnoAnRI
ageた方がよかろう。まず職人探しだッ情けないけど・・・
84 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/25 23:42 ID:Wfd3n3Pk
じゃあ上げ。
職人募集!
>83も書いてくれよー
85 :
加藤vs鎬昂昇・9:02/05/25 23:53 ID:TwnoAnRI
続かすか・・・。
昂昇は倒れた!!しかしそのとき
「!!館長ォォッッ!!!」
車から降りてきた独歩は重苦しい雰囲気を身に纏い加藤の元へ静かに足を進める。
「加藤よ・・・・。解ってるな・・・?」
「・・・え?」
87 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 00:11 ID:xOGAYCOw
>85
サンクス。
…って、
>>67の話は生きてるのか!?
しかしいくら何でも書き込みすぎだな、自分。この辺にしとくわ。スマンカッタ。
88 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 00:14 ID:VFTOEeF6
「知っての通りおめえと俺とは空手の主観が違あわな、俺は空手家だが
おまえさんはあいにく唐手家に近い・・・」
加藤は解した!コレまでの行動・言動・鍛錬全てにおいて独歩とは違っているのは
気づいていたがさっきの言動にも
「俺はもう・・・」には負けないという意味に含まれる感性が独歩の感性に
触れたのだ!!
「加藤よ・・・史上最強を目指してみるかい・・・?」
89 :
87:02/05/26 00:16 ID:xOGAYCOw
アウチ。ID変わってたけど、自分84っす。
>86 アリガトウ。書いてヨカターヨ。
今度こそ去り。
90 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 00:26 ID:uHgPUQhc
「くくく・・・館長ッ俺はあいにくあんたよりじゃない・・・。俺は
白より黒!!徳川曰く黒格闘家だッ!!・・・ドリアンに負けたことで
そいつはさらに真っ黒に・・・漆黒と化したよ・・・。」
加藤は野犬と化していた。地下闘技場戦士という見に置きながらも下等独自の
観点・就航で更なる高みを目指す者へッッ加藤はもののふの誇りを捨てていた!
「ヘッお前にはお前にやり方があろうが俺は俺だ・・・
・・・・・・カアッッ轟亜亜亜亜亜亜!!」
独歩は篤い咆哮を放ちキメた・・・。ここに師弟対決の幕があけた・・・。
独歩は天上天下の構えを・・・。二人の間の闘気は景色を歪ませるが如く
昂らせていた!
そして・・・
91 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 01:11 ID:gAek/Tmk
ストーリー上の大会のルールだけじゃなく、
ある程度、書き込みのルールも決めた方が良くないか?
少なくとも、
○キャラクターの能力は原作に準拠
○名前部分に、誰vs誰なのか明記
くらいはホスィ…
もう進んでるらしいところ申し訳ないけど、67はどう見てもネタだろう。
明らかに設定が破綻しているものは外した方がいいと思う。
92 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 09:49 ID:DNo4lml2
では決めましょう
>>91にのっとり
○キャラクターの能力の水準は原作通り
○キャラクターの能力アップは期間を置けば可能
○名前部分に誰vs誰かを明記する。
○格闘なので下ネタは基本的には認めない。原作に沿ったのなら承認可能。
○無理な設定はやめる。(
>>67が例)
○前スレに乗っ取り物語を続けていく。急に展開を変えるのは好ましくない。
○板垣恵介が創るような皆の想像を超える物語を作って頂ければ好ましい限り。
○荒らしは無視かあぼんするなど適切な処置を施す。
上記の書き込み規則のほかに意見がある人はレスして決めてください。
では続きを...
93 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 10:08 ID:DNo4lml2
94 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 11:33 ID:Y6kDnAVo
>93
いや、64の続きからだろう、書いちゃった人には悪いが。
あと、板垣テイストはもちろん意識して欲しいが、
バキが「予想を超えている」ってのは、あくまでバキ本編を板垣本人が
書いているからどんなものでも「予想を越えた展開」として受け入れられるのであって、
素人の1ファンが真似しても、単なる「破綻した展開」にしかならない可能性の
方が高いと思う。
読む方も書く方もそのへんを汲んで、あまり板垣風であることに
こだわりりすぎない方が円滑にいくんじゃないかな。
それと、馴れ合いにならない程度に、感想とかねぎらいとかを職人に
かけた方が、職人定着するし増えていくと思うよ。
がんがれage
95 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 12:07 ID:vprrIyow
64 :加藤vs鎬昂昇・7 :02/05/25 02:02 ID:5VahQFqg
「…紐…ッ」
「わたしが切る事のできる紐は、視神経だけではない」
静かに加藤に語りかける昂昇も、しかし、加藤と同じように左手を押さえている。
見ると、その腕に、折れ曲がったスポークが刺さっていた。壊れた車輪から、
偶然突き出ていたらしい。
それは特に加藤の意図したものではなかったが、最初の攻撃は、
結果的に相討ちとなったようだ。
昂昇は顔色も変えずスポークを抜き取ると、再び最初の構えに戻った。
傍らの車道を、4tトラックが通り過ぎていく。そろそろ、街が目覚める時刻だ。
(一番てっとり早いのは…)
トラックのエンジン音をぼんやり聞きながら、加藤は考えている。
一番手っ取り早いのは、何とかして昂昇をこの車道に突き落とすことだ。
(たまたまそこに走ってた4tトラック…でも…館長は怒るかなァ…)
師匠、愚地独歩と、自分の空手観は違う。加藤はそれを知っている。
独歩にとっての――そしておそらくはこの昂昇にとっても――空手とは
「道」だ。だが、自分、加藤清澄にとっての空手は「道具」だ。
その自分の空手を貫いた結果、加藤は死刑囚ドリアンに惨敗している。
(だが俺は、俺の空手を…)
→続きおねがいします
ココからSTART!
96 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 12:15 ID:uxl.mfsA
>ルールについて
○書くのに時間がかかる人は、あらかじめ「ここの続きを書きます」と宣言しる。
48時間以内にその人からアップがなければ、他の人が続きを書いてもいい。
↑上で、書くのに時間がかかると言ってた人がいたので。同じ部分からの続きが
重複するのを防ぐため。
○長さは、規制を気にしつつ、書き手の裁量で。
↑58〜64は長めだけど、SS発表系のスレでは割とあるような長さだと思う。
(空行が多いし…でも、空けないと見づらいかな…)
逆に、セリフ2,3個だけというような長さばかりだと、話の流れが掴みにくくて、
よくある一行リレースレみたいに、オチのつけあいになる。
「読める」スレを目指すなら、一編にそこそこの長さは欲しいかと。
オーガvs烈海王しかな い だ ろ う !
98 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 18:04 ID:KhM7GgHU
99 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 18:10 ID:KhM7GgHU
そして加藤・昂昇はお互い先を取り合う・・・陽は少しずつ上がり光も
差し込み始め加藤・縞ののいる場・体を明るく染め始める・・・
昂昇は悟っている
(加藤は以前と違っているッッ見た目は前の野犬のようだが肝も坐り
何か内に宿らせている・・・ッッ
巨躯だ・・・ドリアンの敗戦が変えたのかッッ・・・しかしならば私
にも言えることだッッッドイルの爆薬・・・スプリング・・・実戦に対し
武道のみを通せば負けるッッそのことを身を持ち感してきたッッ
加藤・・・お前を倒し縞流・・・否ッッ己を挙げる!)
加藤もまた悟る...
(噂だと縞も死刑囚・ドイルに不覚を取ったと聞く・・・なるほどなッッ
実戦かッしかし俺は違う!館長とは違う!俺は貫き通すッッ己をッ自我をッッ)
この狭い空間で対峙しもう幾つの時を刻んだのか・・・
既に陽は昇っていた・・・
100取れるかな!?
101 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 18:16 ID:KhM7GgHU
二人の表情から澱みが消えたッ・・・!
二人の黙が交錯する中決着の時!場は狭い生活空間・・・下には4tトラックも
走る堅いコンクリ舗装の道路・・・。もう交通も栄えている時刻に達した・・・
『加藤・・・俺は感謝するぞッッ』
『ぁあ?・・・へッ照れるじゃねえか・・・』
その陽気な言葉の裏には燃えたぎる闘志を抑制し時を待っている
そして二人はゆっくりと動き出す・・・
加藤は手を軽く広げ腰のあたりに奔放な構えをし昂昇は左手を脇の前に緩く右
手を首の高さに!そしてゆっくりと長く・・・空気を吸い込み・・・
(続きお願いします→)
102 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 19:04 ID:MoG8BR9s
103 :
加藤vs昂昇:02/05/26 19:19 ID:2RpwOBZU
「ちぇりゃあああぁぁぁ!」「キャオラアァ!」
まったく同時、2人は解き放たれた矢の如く間合いを詰めた。完全に接近すれば
加藤が有利、昂昇も勿論それを知っている。少し離れた距離から手刀を放つ昂昇。
しかし予想していた加藤は日本刀のように迫る昂昇の手刀をなんとかかわす。
完全に接近戦。加藤は猛ラッシュを加える。ガードを固める昂昇・・・・
(お、おかしい、昂昇の奴、こんなに脆いが・・・・・)
疑問を感じながらも休むわけにいかない加藤。その時、ガードの間から昂昇の目が
驚くほど冷静に自分を見つめているのを見逃さなかった。
(消耗戦か!だが確かにもう俺も保たない・・・・・・・・・落とそう!)
ついに昂昇をガード下へ落下させる決意をした加藤。じりじりとガードレールに
接近させていく。昂昇は遂にガードレールに自分の背中が触れたのを感じた。
「カアッ!」大きく手刀を繰り出す昂昇。今度は交わせなかった、加藤の肩
は切り裂かれ、おびただしい血が流れた。しかしそれでも加藤は止まらない
「決着だ!!!」コンパクトな連打を止め、渾身の正拳を放つ加藤
その瞬間であった。加藤の正拳をかわした昂昇の指先が、加藤の脇腹を貫いていた
「ッッ〜〜〜!!!」崩れ落ちる加藤
「これを・・・・・待っていた・・・・」
長くなってきましたね・・・・・続き、お願いします
104 :
加藤vs昂昇・11:02/05/26 20:08 ID:0udtvMAc
規則追加
○新キャラクターの製作は基本的に否認。どうしてもという際は皆さんの同意と
そのキャラの能力(身長・体重・速さ・筋力・技・クラスなど明確に明記する)
○一行でもいいので書いてくれたら有難いかな
「カ・・・ガハッ・・・・!!」
悶絶の表情で加藤は崩れ倒れた・・・。
しかしまだ加藤の眼は活きている!!何かを狙う殺気をうまくダウンで隠し
昂昇に悟らせない!
「昂・・・・・昇オォォォォォォ!!!」
悪鬼の如く殺気を放ち狙った!昂昇の足を倒れながらも掬い取り昂昇を
倒す!
昂昇は倒れながらも加藤に一本拳で猛攻をし削っていく!
その時加藤は昂昇の腕から掴みこみ確実にジリ貧ながらもガードレールへ
近づいていく・・・。
「ッッッ!!カトォ!貴様まさか・・・・ッッ」
昂昇が解したときには既に遅し!二人共に車飛び交うガードレール下へ
堕ちていった!!!
(続きお願いします...)
105 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 20:32 ID:uTOvo19k
おお、伸びてる! (・∀・)イイ!!
しかしこの続きはどうなる!?
ところで、何vs何なのか明記しておけば、数試合同時進行も
いいんでない? でも、混乱するかな?
>>97 日焼けコンテストだったりw
106 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 20:35 ID:uTOvo19k
>104 オリジナルキャラ?は何があっても完全否認の方がいいと思う。
107 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 23:01 ID:V6GrmRlQ
>>106 そうしましょう混乱するし
規則追加
○オリジナルキャラ作成は完全否認
○試合の同時進行は上限2までと設定
○別に闘いじゃなくても無論良い。
108 :
加藤vs昂昇・12:02/05/26 23:13 ID:V6GrmRlQ
落ちた時加藤の抱きも解かれた!
そしては運良くその時は交通量の減少で車は数台しか通らず二人は
受身を取って着地した!
「く・・・ッ!」
昂昇は道路を脱出しようとしたが加藤が...
「ドコへ行く気だい?昂昇よ?お前が望むのは安全な場所か・・・?実践が欲しいんだろ?
ならココでやろうじゃねえかッッッ!」
加藤は道路上でのファイト続行を申し出る!
昂昇は同様と驚嘆の入り混じった表情を浮かべるが
「・・・ふん...それもまた味か・・・。」
そのまま道路上でのファイトが続行された!!
昂昇…ダメぇーっ! その手に乗っちゃーダメだーッ
110 :
加藤vs昂昇・13:02/05/26 23:19 ID:V6GrmRlQ
しかし加藤は昂昇の貫き手で出血を夥しくしている・・・ッ!
大量出血が加藤の意識を・・・視界を・・・身体能力を奪っていく・・・!
「・・・あともって5分か・・・待ちに徹してちゃ負けるな・・・」
昂昇は加藤の状態を見てそれも判断できた!
(加藤はあの出血からして攻撃を仕掛ける!私は待ちに徹し攻撃がくれば
紐を切るだろう!無論あの状態では俺が速いッッ!!俺が有利だ!)
しかし加藤は昂昇の貫き手で出血を夥しくしている・・・ッ!
大量出血が加藤の意識を・・・視界を・・・身体能力を奪っていく・・・!
「・・・あともって5分か・・・待ちに徹してちゃ負けるな・・・」
昂昇は加藤の状態を見てそれも判断できた!
(加藤はあの出血からして攻撃を仕掛ける!私は待ちに徹し攻撃がくれば
反撃するだろう!無論あの状態では俺が速いッッ!!俺が有利だ!)
111 :
加藤vs昂昇・14:02/05/26 23:26 ID:V6GrmRlQ
加藤が仕掛けたッッ!!
やはり出血のせいか動きは鈍いが拳の鋭さは生きている!
(来た!ここで斬撃拳を喉へ叩き込むか足の紐を切る!)
しかし見えた昂昇勝利を前に気の緩みが出た!!
武道家たる者が目の前にしか捉えられずにいたッッ
昂昇の横を赤い乗用車が不吉なクラクションを鳴らしながら昂昇の前を
通過しようとしていた!
それに昂昇はようやく気づいた!
「ッッッしまった!!」
>職人さん
乙です。
長文モノは、メモ帳とかにまとめて書いて、分割してアップ
してくださると嬉しい。
ひょっとして慌て者が続き書いちゃうかもしれんし、
間に割り込みレスが入らなくて済むので。
113 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 23:29 ID:V6GrmRlQ
114 :
加藤vs昂昇・15:02/05/26 23:35 ID:V6GrmRlQ
車の頭上を昂昇が飛ぶ!!しかしさらにまたミスを犯した!
加藤の攻撃の最中だ!一瞬で勝負を決する実践で全体を見ていない!
「どこを見てる昂昇ォッ!!」
加藤も昂昇に合わせ跳び目潰しを敢行!!
「!!」
昂昇これをかろうじて避けるがそれは囮だった!!
「俺はこいつが欲しかったんだ昂昇ォ!!」
…って、割りこんじゃったの俺だけどね。スマソ。
116 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/26 23:36 ID:V6GrmRlQ
>>115 いえいえ意見なら挟んでダイジョブだと思いますよ〜
規則とかにも疑問あれば俺も言ってるし
117 :
加藤vs昂昇・16:02/05/27 00:12 ID:ytAPSrC6
加藤は左手に手刀をうまい角度から手首の関節へ叩き込んだ!!
ボキッッ
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」
そしてお互いは着地した!!昂昇は両腕が使用不能になった!!
お互いの息は荒くなり加藤は出血で・昂昇は骨の粉砕による激痛で
意識が次第に遠のく・・・!
((こいつはもう・・・当てたモン勝ち・・・ッッ))
小細工無し!!
「解ってるな・・・次ッ俺らの間に車が通ったとき・・・合図だ!!!」
その加藤の言葉に昂昇は静かに悟る・・・。
そして車が来た・・・・
昂昇はリズムを取る・・・・
(3・・・・・2・・・・・・・・・1・・・・・)
「「通ったァッッッッ!!!!」」
118 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/27 09:53 ID:c6VAetI.
カトーVSコーショー12〜16は同じ人だよね?
一区切りついたら、「続く」とか入れてくれー。
っていうか、気のせいか、8以降はほとんど同じ人の文章に見えるが。
板垣っぽく、と思うと似てくるのかな。
119 :
ちえおくれの桃井:02/05/27 10:15 ID:5HF2oSo.
dsajgdajg nljweowe;jrklefgjdsg
120 :
加藤vs昂昇・16:02/05/27 11:20 ID:nw4c8Q.s
>>118 12〜16書いたものです8以降は俺じゃないです
加藤vs昂昇・16の続き誰かお願いします!
少なくとも3〜4人は職人いるんだな。
今日は平日だし、気長に待つべ。
122 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/27 11:59 ID:xEApCBmo
今日は職人探すか?
123 :
加藤vs昂昇・17:02/05/27 14:04 ID:0bn6KbE.
両腕を使えない昂昇!出血多量の加藤!今車が通り過ぎた!
加藤が密かに道路にある砂利を起用の足指間に挟む・・・
昂昇はそれに気づかない!!
加藤が跳ぶッッそれを構える昂昇!
加藤の顔は大量出血で蒼白しそれを伺う!
「けェェェイ!!!」
加藤が右腕を懇親に打ち出す!
(かわせる!)
昂昇が爪先で斬撃拳を繰り出す!鋭さは存分に残る!
その時加藤は右目で何かを確認したッッ
(どこを見ているッッ)
そして斬撃拳が決まると思った瞬間!
加藤が足に挟んだ砂利で蹴りをッ無数の砂利が昂昇の視界をわずかに
奪い片目に砂利が昂昇に入った・・・!!
124 :
加藤vs昂昇・18:02/05/27 14:10 ID:0bn6KbE.
眼は人間の急所で一番繊細を言われる!
「グ・・・・ッッッ!?」
そして加藤はもう片足で迎撃!!昂昇を押し出したッ!!
その向かえる先は重トラック通る前の路線!!
「!!!!!!(狙われたのか!?)」
「ナッ!!?」
ドライバーの驚嘆と絶叫と共に
プアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ・・・・!!!
不吉なクラクションが大音量で曇りの空の下に響き渡る!!
昂昇はあたる時死の淵に味わうという絶大な集中力に凌駕された!
刻々と自分に迫るトラックに不思議と混乱も無かった・・・。
しかし死を受け入れたわけではなかったッッ今この状況をどう
打破するかを懸命に考えたが両腕の使用不能が思考範囲を狭めた!!
ドがッッッッガグシャッッッッ!!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不吉な音がした・・・。寒気と共に・・・。
125 :
加藤vs昂昇・19:02/05/27 17:27 ID:Npn7ie0.
昂昇は倒れた硬い道路上に...
見た目には血もあまり出てはいないがかなりの重傷だろう...
無念・・・昂昇はまたも実践という武道家には不慣れな場に敗北を喫してしまった・・・。
そして加藤も勝利を手中に手にした安堵感からか・・・
「へッ・・・ちょっと血ィ出しすぎた・・・かッこりゃまた病院・・・」
・・・とその場に倒れた・・・
この場に加藤vs昂昇の闘いは決した・・・。
決したころには陽は隠れ雲が積乱雲を作り雨も降り出しそうだった・・・
A.M. 8:52
勝者 加藤清澄
敗者 鎬 昂昇
(続きお願いします〜〜〜→)
126 :
ふぅ:02/05/27 18:57 ID:XcnWNW.k
さんひとまずお疲れ様でした。俺が書いたのは
>>103だけですが結構
盛り上がりますね。ところでこのルールってやっぱ無茶な気が・・・・・
127 :
ふぅ:02/05/27 18:58 ID:XcnWNW.k
あ、皆さんの「皆」が抜けてました上のカキコ
128 :
ああ:02/05/27 19:00 ID:0v.sXHTo
129 :
126:02/05/27 19:16 ID:XcnWNW.k
いや「とりあえず殺し合え!」って感じがして・・・・・・何でもありすぎて
逆に書きづらくないかなぁと思うのだが
130 :
徳川老:02/05/27 19:18 ID:upn5H5jU
>>129 無論格闘じゃなくてもイイんじゃない?今は梢江とやってるし・・・
規則まとめた!
○このスレの案内はイカシテ貼る
○ネタバレは木曜日から
○締めて書コウ!ヽ(`Д´)ノ(カコヨク)
○荒らしはバキネタで堕とせ
○本格だけどボケももちろんアリです
○マイナーキャラも使ってあげよう
○下ネタは無し(原作に沿えば認める)
○一行でもイイので気軽に書こう!
○板垣恵介の作品のように皆の予想を超えるように書いてくれれば有難い
○キャラクターの能力は水準・原作どおり(能力アップは期間を置く)
○名前部分に誰vs誰などその話の題名を明記
○書いた最後に(続きをお願いします)等を書く
○長い文をレスする場合はメモ帳などに書いた後分けて貼って投稿する
○試合の同時進行は認めるけど2試合まで
○オリジナルキャラ作成は完全否認
上記のほかに何かあればキメテください・・・。
131 :
蛸らぶ:02/05/27 20:59 ID:gCcCf6ow
ルールに追加
>>37に準拠して
○参加キャラの資格は、地下闘技場で闘った経歴を持つ者+死刑囚5名
おでん屋とか井上さんとか出だすとキリがないし。
132 :
夜叉:02/05/27 22:35 ID:ZsX7YOvo
>>131 バキのコミックスに出ている奴ならイイと思う・・・。
続き・・・。
その日の夜
P.M. 8:21
刃牙と梢江がいつものようにデートしている最中別の場所で花山と木崎は
行きつけのBARでキープのWILDTURLEYを飲んでいた・・・。
その花山の肩を後ろから
「ポンッ」
と軽く手を置いた人影が・・・。
花山は振り向いた・・・。
「・・・・!お前は・・・・」
(続きお願い→)
133 :
。ボケ:02/05/27 22:41 ID:vnkESD22
「ボケ」の時には
名前か文頭に「ボケ」宣言をしたらいいと思います。
134 :
boke?:02/05/27 22:46 ID:ZsX7YOvo
宣言すると期待しちゃうから無しの方が?
自然に・・・・ね・・・・
では続き誰かお願い
135 :
:02/05/27 23:01 ID:???
ボケだったらおでんでもジム教授でもいいけど…
大会?の正式参加者は>131の方向で良いんじゃない?
”地下闘技場で闘った経歴を持つ者”ってナニゲに範囲広いよ。
夜叉猿(ジュニア)とか、アナコンダも入るしね。
136 :
。:02/05/27 23:22 ID:???
137 :
...:02/05/27 23:27 ID:r6I9hjrk
じゃあ地下闘技場戦士はなんやら本格に・・・
それ以外のマイナーはボケもありってことでどうです
138 :
:02/05/27 23:43 ID:???
そういえば、「地下闘技場」では闘ってないな、末堂。
ボケだけにマイナーキャラあり、というのに賛成。
本格でも、闘わない脇役とかならマイナーキャラ出てもいいかな。
花山の相手って、誰がイイんだろ…?
139 :
〜〜〜〜!!:02/05/27 23:49 ID:r6I9hjrk
相手ね〜そこは板垣並みの腕の見せ所
だなッッ!!!!
140 :
:02/05/28 00:00 ID:???
板垣並なぁ…。
つーか、ストーリーの一話目って、ある程度書き込んでくれた方が
続けやすいっつーか、食いつきイイかも。
てきとーに相手決めて続き書くかな(全然イタガキ的でないが)。
とりあえず、身体の丈夫そうな奴で。
141 :
kl:02/05/28 00:06 ID:eVW3t8yo
予想を超えれば有難いかな...
142 :
:02/05/28 00:11 ID:???
…ごめん、やめとくわ。越えられる人越えてくれ…
143 :
k:02/05/28 00:18 ID:eVW3t8yo
けどソコを考えると職人の範囲を狭めるから気軽に♪
144 :
nanasi :02/05/28 00:25 ID:STRHqvcQ
>143
フォロー遅。
職人足りないんだから、書きにくい雰囲気作るなよー。
145 :
:02/05/28 00:26 ID:ebtlxEqw
死刑囚はどの程度の強さ設定?
初期と今じゃ大分違うけど・・・
146 :
k:02/05/28 00:26 ID:eVW3t8yo
俺は
>>1じゃないから責められてもなあ・・・
・・・まあとにかく気軽にいきましょう!!!!
147 :
nanasi :02/05/28 00:33 ID:STRHqvcQ
何で1が出てくるのか分からん。
俺は>146(141)が上で一人追い返してる(142)ことを言ったのさ。
ごめん、煽りじゃないよ。
予想を超えろってプレッシャーをあんましかけない方がいいと思ったんだ。
148 :
:02/05/28 00:48 ID:???
>145
それは書いてる人の裁量。多分。
強さというのは相対的な部分もあると思うし。
149 :
k:02/05/28 08:33 ID:ELCm6P/A
まあなんでもイイから書こう!
プレッシャー気にせずに・・・な・・・!
150 :
木:02/05/28 09:08 ID:???
「・・・・ジャック・ハンマー・・・・・か・・・・?」
花山の影に立ったのは何とあのジャックハンマー!!
花山は静かに立ち上がる・・・。・・・と花山の顔が僅かに驚嘆の表情に・・・!
「・・・・・・・。」
「あんたも確かトーナメントに出ていたな・・・。確か八九三の花山・・・。」
代貸しも察したのか立ち上がり
「何の用だい?」
木崎の言葉にジャックは耳を傾けずその場に静寂する。
花山は眼を静かに動かし察している・・・。
(デカイ・・・。以前は俺と同じくらいだったハズだがな・・・。)
その様子にジャックも察する。
「背の事かい?これは紅葉っていう医者に協力してもらったんだ・・・。
おせっかいな医者だゼアイツはなッッ」
木崎はジャックの態度が気になる・・・。
「何の用だって聞いてんだよ!!」
151 :
裂:02/05/28 09:15 ID:???
ジャックはその言葉にやっと耳を傾けたが・・・
「あんたはちょっと黙ってるんだ・・・!」
と木崎の首を親指と人差し指で頚動脈を締める。木崎の顔色は
一瞬にして悪くなりストンッ!とその場に倒れこんだ!
「あんたたち確か今死刑囚って奴等と闘ってるんだろ?」
とジャックに質問に
「・・・・・・・。」
花山は静寂を包み何も言おうとはしない・・・。
「ひでぇなアンタら・・・俺を入れてくれとは言わないさ・・・
だが・・・それ相応の実力が必須だろ?あんたにそれがあるのかい?」
その言葉に花山が反応する。表情には出ていないが額には太い血管が
ドクドクと流れている・・・。怒りが中に培われた!
花山は店のドアに向かい歩き出す・・・。
「来な・・・。」
それにジャックもついていく・・・。
152 :
:02/05/28 09:27 ID:???
キャラネタ板に同じスレ立てたの誰だよ・・・
153 :
花山vsジャック:02/05/28 09:36 ID:ELCm6P/A
花山は歩く・・・ジャックは歩く・・・。
「ヘえ・・・あんたは闘う場所を選ぶ人だったのかい?」
花山は今の言葉にどう思ったのか?しかし口にはまだ鴉マスクをつけ
表情を伺うのは難しい・・・とドアにノブを掛けようとした瞬間!!
花山の拳がうねりジャックに振り向きざま襲い掛かった!!!
「邪ッッッッッッ!!!!!!」
その拳をジャックは1ステップ後ろに下がりかわす。そのジャックからは静かな闘気が
伺える!
ここの花山薫vsジャックハンマーの実践・・・否ッ喧嘩が夜のBARに勃発した!!
(続きお願いします)
>>152 マジでですか!!?
154 :
:02/05/28 11:26 ID:???
155 :
:02/05/28 11:27 ID:???
一人で大量に書いてる奴がいるようにしか見えない。萎え。
文末が全部「・・・」か「!」という文体の人。
つーか149か。「予想を超えろ」って言ってるけど、
自分は超えてるのか?
自分で言っておいて「プレッシャー気にせずに」つーのも分からん。
156 :
:02/05/28 11:31 ID:???
>154
1じゃなさそう…。
意味が分からないね。あっちに誘導するつもりだったのか…。
157 :
:02/05/28 11:35 ID:???
確かに上の文章似てるな
一緒の奴っぽいぞ!!職人以内のかな?
158 :
:02/05/28 11:57 ID:???
確実に違うのが58〜64と、あと103で、それ以外は結構似てる。
特に104以降は、同じにしか見えない。
リレーの意味ないような。ゆっくりペースでいいから、
色々な人が参加してマターリリレーできるといいな。
ちなみに俺、加藤対コウショウの最後の方で書きたかったけど、
帰ってきたら終わってたw
159 :
:02/05/28 16:39 ID:???
職人をそう集めるかだな
マターリと探しますか
160 :
:02/05/28 16:49 ID:7GweOpro
(・∀・)イイ
161 :
:02/05/28 19:54 ID:???
age
162 :
:02/05/28 22:20 ID:V10./ls6
どうも。コウショウと加藤の導入書いた者です。
とりあえず完結までこぎつけて、良かった良かった! 皆さん、…アリガトウ。
楽しみにしてますんで、花山vsジャックもがんがってください。
とりあえず、最初から作品としての完成度を厳しく追及しないで、
まずは「このキャラとこのキャラならどっちが勝つ? 」っていう
読者の興味本位な考えを出し合う感じで、敷居を低く、大勢で
楽しめれば良いかと。SS初心者多いようですし。
そんで、盛り上がって、慣れていく内に意表をつく展開も出れば
めっけものかな、くらいで。
マターリ書いてマターリ読んでいきましょう。だから気楽に参加してくれー。
163 :
:02/05/28 22:53 ID:qoqVR77Y
気軽に・・・age
164 :
:02/05/28 23:04 ID:???
上がってなくない?
カキコしてもageんなくなってる!?
166 :
花山vsジャック・2:02/05/28 23:38 ID:v0N1gBgg
静かにジャックは花山に近づく
167 :
:02/05/29 12:34 ID:???
とりあえず上げてみる。昼休みだし。
168 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/29 16:08 ID:hS1SOufA
一瞬のスキをついて最後の爆薬を放ち、克巳に深手を負わせドイルは再び逃走した。
克巳の枕元で烈は独歩と相対する。
「入院してボケたな独歩…なぜ気絶させた時点で止めを刺さなかった」
「ああ…ボケたよ」
ドイルを捕らえるためについに英国政府は動いた。英軍は超精鋭の狙撃兵のグループを結成し、
日本に送り込んできた。その班長から、烈はドイルの過去を聴かされる。
「ドイルは今夜パクれる」と烈はいった。ドイルは医務室を去る際、烈に置手紙を残していたのだ。
班長は烈に言った。「英軍内の不祥事は私たち自身の手で解決せねばなりません」
「どうぞ」と烈は答えた。
「烈さん、なぜこのことを神心会に黙っていたのですか?」
「刺し違えようと、思ってね…」
「わかりました。行きましょう」
169 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/29 16:08 ID:hS1SOufA
夜の代々木公園で烈は立ちつくしている。ドイルが待ち合わせに指定した場所である。
烈の周囲には、やがて現れるドイルを狙い狙撃班が隠れている。公園へのルートは
すべて封鎖されたが、ドイルは現れなかった。
約束の時間を大幅に過ぎた頃、烈の目の前の公衆トイレの扉がきしみ音をたてて開いた。
血の気のない、憔悴しきった表情であることが夜目にもわかった。
「やあ烈…俺は今後どうなると思う?」
「君しだいだな…すべての武装を解除してこっちにくるんだ」
「そうしないと、後ろの俺のトモダチが任務を遂行するというわけだね」
狙撃班の間に緊張が走った。烈はゆっくりと上着のボタンを外し、開いて見せた。
「私は何の武器も持ってない。闘いにきたんじゃない」
「俺、君の友達になりたかったよ」
「今からでも遅くない」
「ウソツキ」
ドイルは烈に向かい片腕を突き出した。手首がぱかりと外れ、銃口が現れた。
「やめろ。生きろ」
「イヤだね」銃弾が烈の頬をかすめた。
その瞬間ドイルは確かに、わずかにほほえみ、そしてのけ反り、絶叫した。
「カイオオオォォォッッッ」
狙撃班の銃口が一斉に火を噴いた。
目の前でドイルが赤い肉塊に変じていくのを、烈はまばたき一つせず見つめた。
ドイルが倒れても、なお銃撃は止まなかった。地面に赤黒い染みが大きく広がって、
ようやく銃声は止まった。かけより、検死を始めた狙撃兵たちの群れに烈は緩慢に近づいた。
「顔は…?」
「ええ、グシャグシャです。こんな凶悪犯にはお似合いですよ」
烈は上着を脱いで答えた兵に放った。
「こいつを…かけてやってくれ…」
「え…?あ、ああ…」
烈はくるりと踵を返し、歩き出した。一度も振り返らなかった。すでに朝日が昇りだしていた。
170 :
:02/05/29 17:22 ID:???
168-169
スレの趣旨や、これまでの流れを無視して書き込むネタ職人は、
ネタ職人とは言えない。
流れを戻したいage
172 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/29 18:10 ID:oY5H1b9k
>>168・169
それは本編だろうが・・・
流れをとめんなヴォケ!
その方もやりたいならちゃんとつなげろよ
>172
繋げられても困る気がする…繋げようがないっていうか。
スレのテーマに合ってないよー。
168、169は、IDを見ると、本スレで替え歌とかやってる人?
ネタ職人だったら、スレ違いとかには気を使おうよ。
力作を全力で否定されるとは哀れな・・・・。
>>174 例えばね・・・よくあるじゃないバキだと2つ同時進行とか!
(例で言えばドイルvs縞とバキ&梢とか)
旨くつなげればいいけどゼンゼン・・・ね・・・?
俺、なんとなく、ここでの話って、時間軸的には
死刑囚編の後の話かと思ってた。加藤とかも元気になってるし。
そうでなくても、あくまでパラレルってことで、本編とリンクは
させない方が良くない?
その上でなら>176の言う2試合同時進行もイイと思う。
ルールにも、2試合まで同時進行可になってる。
>175
だって、明らかにこのスレよく読まないで書き込んでるから・・・
スレ違いは叩かれるよ、どこでも。
死刑囚は全員残ってる事にする?
死刑囚、健在ってことでいいんじゃない?
悪役(?)いた方が、何かと話が広がりそう。
じゃあまた花山vsジャック再開シマスカ
>>153 >ドアにノブを掛けようとした瞬間
ドアに・・・何だって?
気絶させられた木崎が目を覚ますと、バー店内は騒然としていた。
ざわめく客達の視線をたどると、入り口付近で、ジャックと花山が睨み合いになっている。
「ちょ、すみませんが、お客様方…… 」
カウンターから出て、2人を制止しようとするバーテンを、木崎は立ち上がって押しとどめた。
内ポケットから分厚い札束を取り出すと、カウンターの上にポンッ、と投げ出す。
「悪りィね、これ、店の修理代。先に渡しとくわ」
不穏な空気を感じた客達が、おずおずと席から立ち上がり始める。この、どこをどう見てもヤクザな
白スーツの巨漢と、それに輪をかけて巨大な白人男性から発せられる暴力の匂いから、
彼らは逃げ出したいのだった。だが、2人が入り口近くにいるので、それができないでいる。
「…… 」
花山は、店内にチラリと目を走らせると、くるりとジャックに背を向けて、バーの入り口を大きく開け放ち、
入り口から一歩脇に退いて、再びジャックに向き直った。ジャックも、ちょっと肩をすくめると、
花山に倣って立ち位置をずらす。
と、その2人の意図を察して、店内の客が、潮の引くようにレジと出口に向かい始めた。
足早に、口数も少なく避難していく客達の流れに周囲を囲まれながら、花山もジャックも微動だにせず立っている。
お互い、踏み込まなくとも拳を突き出せば相手に届く、至近距離での睨み合いである。
客が居なくなるのを待っている、というのもある。
また、双方とも一撃で相手を倒せる程の力をその体内に秘めているので、容易に手が出せないというのもある。
だがそれだけではなく、好敵手との「喧嘩」を前にした緊張感を味わう気持ちも、どこかにあったかもしれない。
入り口付近は狭いので、佇む2人のすれすれを、客達が通り過ぎていく。
その大柄な男もそんな客達の中の1人だと、花山もジャックも思っていた。
…が。
「!? 」
ガツッ!!!!
ガシャ〜〜ン!! パンッ! パリンッッ!!
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!! 」
その男が通り過ぎる、と見えた瞬間、2人の頭上に、同時に鈍器がうち下ろされたのである。
「にッ、二代目ッ…! 」
カウンター付近で成り行きを見守っていた木崎は目撃していた。客の中にいた、大柄の初老の外人が、
両手に持っていた酒瓶を、力一杯2人の頭上に打ち下ろしたのを。
「……ッ!!」
2人の頭部に重々しい痛みが広がると共に、鼻孔を強いアルコール臭が襲った。
頭から上半身にかけて、酒とガラスの破片まみれになった花山とジャックは、咄嗟にその襲撃者を
同時に振り返っていた。
「……! お前は……!? 」
「言ったんだ……パパがね……ケンカはダメだって」
その男は、堂々とした体躯に、憂いをおびた重厚な風貌、見事な白髪と髭を持っていたが、それらとは
そぐわぬ舌足らずな口調で喋った。手に残っていた酒瓶の破片を、ぽとり、と取り落とす。
「……お酒もね、ダメだって。だって、ボク、まだ子供だからって……」
襲撃者は、死刑囚・ドリアンであった。
ドリアンの見開かれた目は、2人を見ているが、同時に、どこも見ていないようでもある。
”この男…ッ””話には聞いていた、死刑囚の一人… ””烈海王に破れ、幼児退行したとか”
”何故襲ってくる!? ””まさか大会の参加者? ””しかし精神が……佯狂(ニセきちがい)かッ!? ”
一瞬とまどい、思考を巡らせてしまったジャックより、花山の方が行動が速かった。
花山にとっては、相手が何であれ誰であれ、喧嘩を売られたなら買うだけのことだ。花山は、
ググ…、と大きく力を貯め、渾身の喧嘩師の拳をドリアンに叩きつけた。
「! 」
ただ茫然と立っているかのように思えたドリアンだが、花山の拳が届く直前、スイッチが切り替わったかのように
キレイな動きを見せた。
腰落とし、身体を開いて拳を避けながら、逆に花山に向かって一歩踏み込む。
同時に、流した花山の手首を軽くつまんで、殴った勢いが余って体勢の崩れた花山の身体を、
自らの身体に沿って半円形に引き回し、完全に重心を失ったところで、後ろ足でチョイとひっかけた。
瞬間、花山の身体は宙に浮き、直後にそのまま落下した。胸を強打したらしく、ビュウ、と肺から空気が
追い出される音がする。
「…拳法ッ!? 」
驚愕するジャックをしり目に、ドリアンはゴソゴソと、スーツのポケットから何か取り出そうとしている。
ジャックの視界の片隅に、先ほど叩きつけられた酒瓶のラベルが映る。
”アルコール度数 97度”
それを理解するやいなや、ライターを取り出したドリアンの腕目がけてジャックは突進した。歯を剥き、口を開けて
噛み付きの体勢に入る。と、ドリアンの手首が返って、その手中のライターがジャックの口中に投げ込まれた。
ガッ、と、そのライターを噛みしめるジャック。ひしゃげたのはライターの方だったが、口の中に、金属を噛んだ
おぞましい感触と味が広がった。
「〜〜〜〜〜〜ッ」
ドリアンは、そんなジャックの方はもう見向きもせずに、傍らのテーブルに飾られていたキャンドルを、
立ち上がろうとしていた花山に向かって投げつける。ライターは、引っかけだったのだ。
ボッ!!
花山の上半身は、あっと言うまもなく炎に包まれた。さすがの花山も、炎を消そうと、床を転げ回るより他にない。
ドリアンは、ジャックの方に向き直ると、相変わらず舌足らずの調子で、言った。
「ボクね、1人なんだ……迷子なの」
ドリアンの背後に、カウンター内の洗い桶を担いで、大わらわで消火作業に当たろうとしている木崎の姿が見える。
花山は、思ったより軽傷で済みそうだ。水をかけられ、自分で立ち上がろうとしている。
ジャックは、ペッ、とライターを吐き出すと、再び噛み付きの体勢を整えた。
ドリアンのこの状態が演技なのか、それとも本当に狂っていて、
闘いの本能のみがドリアンの行動を形作っているのか、ジャックには判らない。
だが、どうやら倒さねばならない相手であることは、はっきりと判っていた。
(→続きをお願いします)
すみません。空行を減らしたり、「!」とかやたら入れなければ、
もっとコンパクトにできそうか…
とりあえず、流れ戻そうかと、書かしていただきました。いつの間にか
3つ巴ですが、続きをおながいします。
189 :
花山vsジャックvsドリアン3:02/05/29 23:49 ID:yIZUJFwY
花山は静かに立ち上がった・・・躯から出るアルコールの燃えた臭いと煙は
僅かに天井に立ち昇っている・・。花山の黒いマスクは半分焼き爛れ花山は
右腕で左耳のかかる紐を取ろうとする
それを観たドリアンの表情が変わった!!
右足で地面を大きく蹴りだす!その足場には今にも煙が出そうなほどに強い踏み込み。
一瞬のうちに花山の間合いに詰め寄る!!
「風邪なんだからマスクははずしちゃダメだよ!!」
一瞬間を取り右足を大きく踏み込むと同時に掌底を花山の顎に目掛け打ち出す!
ドキュッ!!
花山の顔は微妙な苦悶の表情と共に2,3歩横へと体が揺らぐ!
(→続きよろしく)
190 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/30 00:00 ID:PwW8gY76
(・∀・)イイ!流れになってキター!
ちなみに>189の続きは、花山vsジャックvsドリアン『5』になるよ!
花山はそれにも関わらずマスクを外した!!
マスクを外すと凄かった!!
スペックによって銃弾を口で暴発されやられた傷が口から頬に掛けて
夥しい傷跡が残されていた・・・。
>191
一瞬、ネタかと思ったが、差し支えなく続けられそうだな。
実際スゴイことになってそうだし。
職人随時募集age
↑労働条件の悪い寿司屋の張り紙かなんかみたいだな
お昼age
花山は動かずジロっとドリアンを観察する・・・。
(装っているのか・・・それとも何か防衛本能なのか・・・)
197 :
花山vsジャックvsドリアン7:02/05/30 19:04 ID:tSQXBbgo
それを見たドリアンの表情が一瞬真に戻る...
ジャックも花山もそれを見逃さなかった!
「上っ面かい?いい加減ヤメたらどうだい?」
ジャックはドリアンに核心を問う!
ドリアンは応答しない!そして振り向きカウンターの中に入っていき
手当たり次第置いてある酒の入った瓶を手中に入れる
「ヒィッッッ・・・」
カウンターに居た店主は悲鳴をあげ逃げ出す。
198 :
花山vsジャックvsドリアン8:02/05/30 19:12 ID:tSQXBbgo
表情を曇らせていたドリアンが顔を上げる
「君たちは・・・解っているのだね?」
真の言葉を発した!正体を現した!!
と大量の瓶を天井に向かい軽く投げ捨て
拳・足で無数の打撃を繰り出し瓶を破壊する!!
ガシャグワシャンッッパンッガシャドガシャアアアン!!!
当たり一帯には
瓶の破片が飛び散りジャックと花山の視界を遮る!なかに入っていた
酒も飛び散る!!
またも体内からジッポを吐き出す!
「「!!」」
両雄気づいたッッ
二人は確認したようにコンビの動きを魅せる!
花山はその場に待機しジャックはその場を蹴りだす!!
199 :
花山vsジャックvsドリアン9:02/05/30 19:18 ID:tSQXBbgo
着火!!
ヴボヲォウッッ!!
あたりには一面炎が燃え上がりドリアンの躯を護るように炎が燃え昇る!
しかしその炎が逆にドリアンの視界を遮る結果となった!その炎から飛び出してきた
ジャックの迅さに対応できない!!
シュパッッッ
ドリアンの左頚動脈部がソックリエグり取られ噴水のように血が飛び出す!!
「オオッ・・・・!!」
・・・辺りの炎は消え花山の視界にジャックの聳え立つ姿とドリアンが
血だらけで屈しひれ伏す姿が眼に飛び込む!
200
201 :
花山vsジャックvsドリアン10:02/05/30 19:22 ID:tSQXBbgo
花山はその元へ歩く・・・。
しかしBARに居た客の顔は驚嘆の表情が表れていた!!
ジャックと花山の背後に何の影響も無く微笑を浮かべ建つドリアン・・・!!
皆さんは気づいただろうか?さっきの瓶を破壊する効果音の際
[パンッ]
という音が聞こえたのを!!
そう!催眠術だ・・・!
(続きお願いします→)
202 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/30 20:06 ID:EriXpJEw
>>201ちょっとまてそれじゃ前の展開がパーになって書いた人が浮かばれないぞ!
客のざわめきにジャックと花山は雰囲気に気づき始めた
(・・・?こいつらの表情が違う?)
とドリアンが拳をジャックの背中に崇拝のように掲げあげ今にも斧のように
振り下ろそうとしている!
しかしジャックの観察力・思考能力・予知は戦いに入ると研ぎ澄まされていた!
(客の視線がおかしい?ドリアンも屈し少しは安堵の表情を浮かべてもいいハズ・・・
さらに客の視線の先は・・・?
俺・・・否ッ背後!!!)
ドリアンがこぶしの斧を降り下ろしたッという時ジャックの拳がカウンターに
顎へ直撃!!!見えていたわけでは無い!!感じたのだ!ジャックの勝負勘は
恐ろしさはここにあるのかもしれない。その様子に花山も振り返る!
と正真正銘のダウンを喫したドリアン・・・と
「ああ・・・血だよ・・・ママ痛いよぉ」
((!!?))
幼児!?
いや・・・さっきは装っていたのだッッこれも演技!!
警戒の色を緩めようとはしない両雄。
しかしドリアンは地を出しながら地面に這い蹲る、まるでハイハイのようだ・・・。
否ッッッ先程からの様子もドリアンは幼児を装っていたのではないのだ!
逆だったのだ!ドリアンのコレまでの人生経験・・・闘争本能・・・いなやそれでも
なのかは解せぬが今まで‘コレ”がドリアンを警護していたのだ・・・!
多重人格とは表現はしにくい、ドリアンを秀出る者への危険信号が人格を・・・
中身を変えていたのだ・・・。集中力による影響?闘争からくる人格偏差?
欲求への不満?どれかは本人にしか解らない、いやッ本人もわかっているかは定かではないだろう
ジャックがドリアンの様子を解したか口を開く
「こいつを駆り立てたのか・・・闘争がッ」
花山はその言葉に静かに耳を傾け店を出て行った・・・。
(続きお願いします→)
207 :
AAA:02/05/30 23:26 ID:???
進展したね〜
ageage
煽りじゃなく、204-206の展開が分かりにくいんだが、
誰か説明お願い・・・
読解力なくてスマソ。
209 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/31 11:12 ID:PFM70r9U
言葉には説明できないけど何と無く理解しますた!!
ageage
花山vsジャックvsドリアン編は終了で
イイのかな???
211 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/31 14:16 ID:20czPk/k
この闘いは混沌として幕を閉じた
BARは荒らされ花山と木崎は何も出来な(してな)く
ジャックもいつの間にか姿を消していた
今回の闘いに勝敗は無かった・・・。
それを花山もジャックも悟っていた
花山vsジャックvsドリアン編
P.M.9:08...
混沌決着!
>210
(続きお願いします→)があるから、終わりではないと思われ。
211はネタつーことでいいよね?
213 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/05/31 22:40 ID:hYSg2sCg
はい!!じゃあ続きを書きましょう!!(・∀・)ムツカシイけど...
異議なしね!!?ハイ!!
では職人さん続きお願いします〜〜〜!!!
終わり? 206がそれこそ報われないような気がするが…
ま、しゃーないか。
立っては放置されるバキネタスレがあまりにも多いんで、
方向性のはっきりしてるこのスレだけでも、育たねーかな
と思って参加したり何度か上げたりしてみたが…
やっぱあんま需要がないようなら、自然に下がらせとく方がイイかもな。
216 :
215:02/05/31 23:04 ID:???
>214
えっ、終わりじゃないの!?
いや、需要があるならもうちょっと頑張ってアゲてってみるが。
しかし、このスレ、職人3−4人、見てる人2−3人位のような気がする。
まぁなんだかんだ言ってレス200超えたな
じゃあ続き書かさせていただくよ
次の日の朝方P.M.9:21
バキはその日寝坊をした
目覚ましにも気づかず
「やっべぇ〜」
と朝食も食べず学校へ奔る!迅い!
と奔ってる最中バキの後ろから何やら物体が高速で飛んでくる気配を
察した!バキは咄嗟にしゃがみかわす!その物体は
「・・・バッグ?」
と後ろを振り返ると血を大量に流した学生を抱える‘アイツ"がたっていた!
(続きよろしくな)
219 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/01 18:11 ID:BxUsjzHc
W記念age
>218
うーん、その相手、コズエしか思い浮かばん・・・
ちなみに、場面を頭に思い描いたとき、俺の頭の中のバキは、
ベタにトーストくわえてた。
221 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/01 23:02 ID:8W.SGD3.
>>220 梢はありえないじゃない・・・?
血だらけの学生抱えてんだよ?
>221
ネタにマジ(略
「やあ・・・・・・。」
足にはサンダルをはきボロついた茶色い長袖長ズボンを着用した2メートルを
ゆうに超える。頭の髪の毛は無い・・・。まさか・・・、
バキの眼・体・そして筋肉は一瞬にして戦闘態勢に警戒を高める
(確かこいつは花山さんに・・・、聞けば昨日もドリアンが収容所から脱出し誰かと
もめたと聞いた。)
筋肉もしぼみ退化したはずなのに・・・筋肉は会った時のように膨れ誇示したような
分厚さをしている。
「スペック・・・!!!」
>>222 解りにくいネタだ・・・。
スペックは抱えた学生を片手で軽々とバキに投げる!
しかし格闘家として情がありすぎるバキはその学生をそのまま受け止めてしまう!!
それにスペックはつけ入る!!
学生を降ろしたバキの前に一瞬にして近づき立ちはだかる!!
「〜〜〜〜〜〜!!」
スペックは身を後ろに左足を軸に右足をバキへ蹴りねじ込む!!
しかしソレをガードする!!バキの足場は1,2メートル後ろへ擦れ下がる
「なぜ俺がこのように立っているか・・・。復活しているか不思議そうだねぇ
冥土の土産に教えてあげよう。」
「俺はあのボウヤに敗北を知ったサ。。。でもそのオカゲで意識の戻った
病院では勝利に餓えたよ。病院に居る人はどうしようもない。あんたらしかいないんだヨ・・・。
しかしそのタメには退化した筋肉・能力の前期の復活が必要なのさ・・・モチロン
そのためには医者が必要だ。しかし俺には日本に知り合いが居るワケでもなく
ましてや死刑囚の俺に協力する人なんかいないだろう?
しかしひとつ興味深い話を聞いたんだ・・・。日本に覇した医者がいると・・・。
聞いた人は皆同じ名前をさした。
誰だか解るかい?」
「?、・・・・・・ッッ」
(続きよろしく→)
226 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/02 10:17 ID:lLM80ddo
ageage
227 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/02 18:10 ID:YfAH6Rn.
ageageage
228 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/02 18:52 ID:o204rkKw
・・・褪めた・・・褪せたなココも・・・
掌握す!!
229 :
バキ対スペック・3:02/06/03 00:38 ID:DlzKPdCw
と、スペックはバキに向かって何かを投げた
ポーンッ
「?!・・・手ッ?!!」
バキ驚愕!そして苦悶の表情・・・
「〜〜〜〜ッ!!!」
刹那、驚異的なスピードで間合いを詰めるバキ!
「スペック〜〜〜ッ!!!!」
バキ渾身のパンチ!!
しかしスペックは両手でそれをガード!
230 :
バキ対スペック・4:02/06/03 00:38 ID:DlzKPdCw
巻き上がる砂煙・・・
両者動かない。
「にたぁ〜〜」
満面の笑みを浮かべるスペック。
悪魔じみたその笑みには恍惚の表情さえ読み取れた。
「おやおや、随分と勘が鋭いんだねぇ・・・。
知り合いだったのかい?その医者とッ!!」
「縞葉さんをどうしたッ!!!?」
「縞葉・・・。そういやそんな名前だったっけねぇ・・・。」
バッ!!!
両者離れる。スペックの笑みは消えないままだ。
「質問に応えろッ!!!」
バキが吼えた。
(続きよろしく→)
231 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/03 03:30 ID:igENGU0.
鎬葉って鎬紅葉か?
「〜〜〜ッ!!」
申し訳ない。
逝って来ます・・・。
233 :
バキ対スペック・5:02/06/03 18:43 ID:Dou9AwOU
「あいつも地下闘技場とかいう所の戦士‘だった”らしいねェ、でもあいつは
奇しくも医者だ。医者の立場上死刑囚だろうと大抵は治療しなければならない。
俺の存在も知っていただろうになぁ・・・あいつは俺のために一所懸命に手術を
施してくれたようだね、オカゲで第1線に戻れそうだよ♪
それに入院していると勝利の美蜜は敗北の後でどれくらいおいしいのか・・・?
ペロッ知りたくなったよ、逆にコレも堪能したくなってねェ・・・紅葉だっけぇ?
ダイジョウブ♪殺しちゃいないさ♪少々‘ヒネ"らせてもらったけど♪」
と供述するスペック!
「・・・・・・・・!!!」
驚嘆の顔と共にバキの顔が鬼面へ変わっていく・・・。
「き・・・きさまアアアアァァァ!!!!!!!!!」
もの凄い形相でスペックへ猛然と襲い掛かった!!
対するスペックは笑みを浮かべ迎え撃つ。
続きおねが〜い
234 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/03 22:32 ID:qORb815g
age
235 :
バキ対スペック・6:02/06/03 22:51 ID:qORb815g
右拳をフックの軌道でスペックの左頬へ入れる!!
左へかすかに揺らいだ体を引き止めるように右顎へハイを繰り出す!!
憤怒の度を越したバキは鬼の猛攻を重ねる!
鼻へ顎へ額へ口へ人中へ耳へ頬へ頭へと連撃を重ねるッッスペックの顔は鮮血に
染まり始める・・・。
バキの頭の中は紅葉の闘った映像や関わり合いが放出してくる。
その時バキは眼に掌底をパチッと当て左腕をたたみ脇を少し開き両膝を約60℃に曲げ足幅を
大肩幅に開き右腕をたたみ脇をガッチリ締め少々不自然な格好に・・・!
・・・・・・・・・・・剛・・・・・・・体・・・・・・・・・・・・・・・・術・・・・・・・・・・・・・?
「ハアアァァッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!」
高速度の右腕が体制の崩れ膝の落ちたスペックの顔面へ軌道を乗らす!!
(続きよろしゅ〜)
236 :
さわでぃ〜:02/06/03 22:57 ID:gnvwmjIg
1レス10行以内にしようよ、長いから。
つーか、同じ人がずっと続けて書いてると思う。オナニースレ化
238 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/04 13:03 ID:2Nds5AOg
>237
つまらないならスレから出て行きたまえ。
そういう心無い発言が職人のヤル気を萎えさせスレの進行を止めてしまうのだ。
私はこれまでの展開を楽しく読んでいる。同じ人が書いているのなら是非とも続けて欲しいね。
漏れは応援してまっせ。先の展開も気にしつつ。
でも同じ人ばかり書いてたら、リレーじゃなくないか?
新しく書きたいと思う人がもし居たとして、同じ文体ばかり
並んでたら、書きにくいかもしれないし、余りにもレスがつかない
場合をのぞいて、同じ人が連続で書きすぎるのはどうかと。
「〜たまえ」というような口調のカキコって、特殊なコテハンか
なりきり以外じゃ珍しいな。>238
俺は最初のルール決めの辺りとかから参加して、文も上げてるから気になって時々覗いてるけど、
楽しんでるかっつーと、微妙。こんな俺はスレから出ていくが、ひとつだけ言わせてくれ。
内容以前に、もうちょっと推敲してから投稿してほすィ。指摘されてる「縞葉」とか
みたいなうっかりはともかく、「てにをは」とか句読点とか、文脈のねじれ、
分かりにくい造語(?)や過度の主語の省略等は、せっかくの文章を台無しにしてしまう。
人に読ませる前提で書いているのなら、文章の基本的なミスはしっかり見直さないと
もったいないと思う。
では、がんがってくれ。
ザクッ
「・・・ッ!?」
バキの拳がスペックの顔面にインパクトする、その一瞬前!
バキの左膝に鋭い痛みが走った。
その為に、威力の弱まったパンチを、スペックは左手で何とかガードする。
が、衝撃により1メートルほど吹き飛ばされた。
「〜〜〜〜〜〜!」
バキの左足には深々とメスが刺さっていた。
自分の左足に刺さったメスを凝視するバキに、体勢を持ち直したスペックが言う。
「病院にもねェ・・・使えるものは結構あるものなんだよ、坊や」
ニィィ、と血まみれの顔でスペックが嘲う。
「君のお友達の拳に比べれば、君は貧弱だねぇ・・・・」
(続き宜しくです・・・。初めてやったけど、難しいですね・・・。)
242 :
バキ対スペック・8:02/06/04 23:28 ID:qwMixXCo
バキは深々と刺さったメスを引き抜く!
ズボッ
「くッ・・・」
と顔を上げたときスペックが目の前に立つ!
「これが拳というものだよ♪」
バキの視界が一瞬でデカイ拳で覆われる!!
グシャッ
バキの顔が血で染まり3メートル後方へ倒れこむ!
と両手を地面に打ち込み反転で立ち上がる!!
「君のお友達は今戦っているさ・・・♪」
243 :
バキ対スペック・8:02/06/04 23:36 ID:77wY7sJ.
「君は甘い・・・。いや日本のファイターは甘いんだねェ、あのボウヤにしてもそうだ♪
身の回りの武器を使わないのさ♪そうすりゃ少しは勝機が出るってもんさ♪」
とその言葉に反応したのかバキは血で滴るメスを拾いスペックの顔へ投げる!
「君には無理だよ♪実戦で使いこなすなんてね♪」
と中指と人差し指で刃を挟み捕る!
「・・・・・・・・・!」
とスペックの両手が一瞬動くや否や両手合わせて8本のメスが拳に
挟まれていた!
「君に手本を見せてあげるよ・・・♪」
(続きよろしく→)
244 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 16:55 ID:Y1CCVcVM
age♪
245 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 19:19 ID:NzudTYRI
スペックはバキに詰め寄る!!そして4本のメスが挟まれた左拳で横から
フックを脇腹へ!
それをバキは上にジャンプする!!しかしその動きにスペックは不気味な笑みを浮かべる
「君は解りやすいんだねェ♪」
スペックは見た目とは裏腹に実に計算高い一面がある!相手の動きを数瞬目に焼きつけ
脳裏で攻撃・守備パターンを解剖するのだ・・・!
・・・とスペックは右拳に挟まれたメス4本を空中に今だいるバキへ四方から投げる!
「!!」
バキは両腕で拳を硬く鈍器に化し4本全てのメスを捌く!
スペックは今だ笑みを消さない
(コレを防御したとき左脇腹・右足がオープンになる)
このDATEがスペックの脳裏に計算されその時器用に左拳に挟まれた1本のメスを
右手に移し左脇腹へメスを深々と突き刺したッッ!!
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
(つづきよろしく)
246 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 21:57 ID:AyD9AwME
脳裏に、シャツに広がる鮮血のイメージがよぎり、スペックは頬をゆるめた。
(赤ぁい血が…出ない?!)
メスを刺しこまれた瞬間、バキはわずかに体を捻っていた。スペックのメスが貫いた
のは、バキの白いシャツのみだ。それを理解する間もなく、スペックの脳内に
があんという衝撃がはしった。眼前の風景が歪んだ。
顎に掌底!
打撃技の女王とでもいうべき、もっともオーソドックスにして効果的な技である。
「俺に殺し合いの経験がないとでも思ったかい?」
シャツを脱ぎ捨て、バキはアスファルトの上に降り立った。
一寸の見切り。最小限の動きで相手の攻撃を見切ってかわす、心技体揃って
初めて至る、技というよりはむしろ境地である。
米国人のスペックがこの言葉を知るはずもないが、たった今のバキの体の捻りが、
恐ろしく次元の高い体術であることは直感で理解した。
(こんな少年が、それほどのものを秘めているというのか…)
「さァ、遊ぼうか」
バキは目を爛々と光らせ、半身に構えた。スペックは深呼吸した。
247 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:10 ID:3fpKE0F2
スペック編、面白い!!
続ききぼんぬ。
248 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:19 ID:S6thatUo
・・・
・・・・・・
「悪い夢を見てたようだ・・・」
バキはうなされてたようだった
その様子を見て一緒に寝ていた梢江はクスリと笑った
「今は私のことだけ考えて」
梢江はポツリとつぶやくと
それを聞いてバキは怒張した
249 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:21 ID:PtOqa5W.
250 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:23 ID:H8zdBdp.
まさにバーリトゥードSTORY
251 :
:02/06/05 22:29 ID:scnXqN1s
スペックはもう死んでるよ
252 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:29 ID:PtOqa5W.
253 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:34 ID:yL.BxxpE
>>1 >バキなんでもありのストーリです
なんでもありだもんな・・・
でもなんでもありすぎるよな・・・
でもしょうがないか
254 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:37 ID:PtOqa5W.
皆がそれを・・・
>>248のような展開を望んだのか・・・?
255 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:43 ID:Siatthpk
○このスレの案内はイカシテ貼る
○ネタバレは木曜日から
○締めて書コウ!ヽ(`Д´)ノ(カコヨク)
○荒らしはバキネタで堕とせ
○本格だけどボケももちろんアリです
○マイナーキャラも使ってあげよう
○下ネタは無し(原作に沿えば認める)
○一行でもイイので気軽に書こう!
○板垣恵介の作品のように皆の予想を超えるように書いてくれれば有難い
○キャラクターの能力は水準・原作どおり(能力アップは期間を置く)
○名前部分に誰vs誰などその話の題名を明記
○書いた最後に(続きをお願いします)等を書く
○長い文をレスする場合はメモ帳などに書いた後分けて貼って投稿する
○試合の同時進行は認めるけど2試合まで
○オリジナルキャラ作成は完全否認
○参加キャラの資格は、地下闘技場で闘った経歴を持つ者+死刑囚5名
256 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:44 ID:PtOqa5W.
257 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:53 ID:PtOqa5W.
どっちゃでもエエ!!書くのだ!!
258 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:55 ID:AyD9AwME
都会の中にいながら、今のバキは四年前の飛騨山中の空気を呼吸している。
闇。風。木と、そして獣の臭い。
(思い出せ)
バキの意識が微妙にどこかへ飛んでいることにスペックは気付いていたが、
打ち込めなかった。
眼前の少年が、姿は変えず、得体のない怪物に変貌をとげつつある。
今攻撃せねば。完全に変身してからでは、遅いのだ。それでいて、スペックの
本能は退散することを主張してやまない。
(何を恐れる事があるッ…片足を怪我した、ただの小柄な小僧だッ
初めて会った時も、バカみたいに俺に殴られるだけだった!)
スペックは片足を上げた。バキはいまだ半眼で固まっている。
轟音さえ立ちそうな蹴りが身近に迫って、ようやく体を回転させた。
電柱のような脚に向かい、拳を突き出す。
(パンチで俺のキックを受けるか…やはり、こけおどしのガキだッ)
「ギャアアアアア」
路地裏に響き渡る悲鳴を上げたのは、スペックであった。バキを襲撃した左足の
親指は、骨さえとどめず完全に潰れている。
「アンタのことを、人間とは思わねェよ」
バキはずんと響くような低い声で言い放った。
259 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 22:59 ID:PtOqa5W.
260 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 23:21 ID:AyD9AwME
あと、みなさん続けて下さい・・・
261 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 23:34 ID:CHrMrsag
スペックに馬乗りになったバキは猛攻を続けた。
「〜〜〜〜ッッ!!」
続けざまに繰り出されるパンチを避けきれるはずも無く
スペックは声にならない奇声を上げるばかりであった。
「!!?」
と、急にバキはスペックから離れる。
スペックは混乱し、状況を上手く把握出来ない。
「ほら、立てよ。勝利の味、知りたいんだろ?」
バキは構えもせず、棒立ちのまま、スペックを見下ろしている。
「〜〜〜〜ッッ!!」
猛然と襲い掛かるスペック!
262 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/05 23:40 ID:CHrMrsag
バキィッ!!炸裂音が響いた。
「ッッ!!?」
何が起こったのかわからず、
スペックは驚愕の表情では己の拳を見つめる。
・・・砕け、骨すら顔を出す拳
スペック渾身のパンチを、バキはパンチで受けていたのである。
結果スペックの拳は砕け、バキの拳は無傷・・・
圧倒的な戦闘力の差は、もはや、勝敗を決めたかにみえた・・・
苦悶の表情でバキを見つめるスペック。
二人は距離をとって、互いの隙をうかがっている・・・
互いの殺気で歪んだ空間の中央で、
スペックは想像以上の恐怖を肌で感じていた。
(これは何かの間違いだ。奴はただの甘っちょろいガキだ・・・)
考えている事とは裏腹に、スペックの全身には鳥肌が立ち
バキの放つ殺気に押され、身動きをとれないでいた。
重苦しい空気・・・。バキは徐々に間合いを詰める・・・
と、その時!!!
「バキ君!!!」
「??!」
バキ致命的なミス!!背後からの声に対し、とっさに反応してしまう!!
一瞬の隙を逃さず詰め寄るスペック!!
(続きヨロシク→)
263 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/06 06:39 ID:RsSMDl42
264 :
バキvsスペック:02/06/06 10:46 ID:HSB3GOFI
だが、スペックは攻撃を仕掛けることはできなかった。
バキに呼びかけたのは木崎である。その背後には、花山薫が立っていた。
ドリアンの脱走騒動に巻き込まれ花山は、心中にきざすものがあり、組にも戻らずその足で
バキ宅に向ったのである。「予感」は最悪の形をもって的中したことになった。
路上に散らばったメス、そして人の腕。力任せに引き千切られたためであろう、
断面はズタズタになっている。花山は一瞬で全てを悟った。
本来の性情は沈着な彼である。戦闘を前にすれば瞬時に昂揚するが、私情で怒ることは
滅多にない彼である。その花山薫の顔が、朱に染まっている。
「てめェというヤツはッ…」
握りしめられた拳には血管さえ浮いている。
「割り込むんじゃねえーッ」
バキが絶叫した。
「この外道をブッ倒すのは俺だあッ、それにクチバシ入れるってんなら、
たとえアンタでも容赦しねえぜえッ」
265 :
バキvsスペック:02/06/06 10:48 ID:HSB3GOFI
巻き込まれ花山は×
巻き込まれた花山は○
266 :
バキvsスペック :02/06/06 12:56 ID:AyD9AwME
「バキ…このスペックがどういうヤツか知ってるのかい。
そりゃ、えげつないなんてモンじゃねえ」
「承知さぁ…」
バキの異常な戦闘力に心身ともに圧倒され、この世でもっとも会いたくない相手と鉢合わせ、
スペックは氷の塊を無理に飲み込まされたような思いを味わっていた。バキは花山に加わるなと
言っているが、信用できるものか。
彼が一歩後退しかけた時、バキがふいに向き直ってきた。
「…というわけ、安心しな。ただ、ぶっちゃけ、アンタ程度俺一人で
大丈夫ってことなのさ…あと」
「片足がいかれたのは両方ともだが、アンタはさらに片手が砕けてる、だから、ハンデをやる」
バキは凶悪な笑みを浮かべた。
・・・・・・・・・
「俺は、蹴りにしろ打撃にしろ、一切の攻撃はしない。助勢も借りない。
それでアンタを倒してみせる…アンタは、武器でもなんでもつかやいい」
今度はスペックの顔が朱に染まった。
「ジャップのガキどもが…ッ」
267 :
なし:02/06/06 13:03 ID:5PRYZLTU
バキ「エイッ」
スペック「ヤラレタッ」
268 :
バキ対スペック・16:02/06/06 17:04 ID:KtOawd82
(ガキが・・・。攻撃せずにどうやって勝つつもりだッッ)
スペックは敗北の行方をバキに合わせる。その時スペックは左腕を真っ直ぐに勢い
良く伸ばした!長袖の中から銃が出てきた!!
「銃の経験はおそらくそこのボウヤ以外は知らないだろうねェ
バキとやら・・・君は詰んだんだよ」
スペックは勝利を確信する。不敵な笑みを浮かべるがバキは何の反応もよこさない!
「さっさと来いよ・・・
・・・・・・・怖いのかい?」
(!!!)
今の言動にスペックのメンタルは激情し昂ぶり猛狂った!
ドウドウドウッッ!!
銃声が昼間の静かな空に響く!
その時花山と木崎は凄惨な光景を目撃した!!!!
(続きよろしく→)
269 :
バキvsスペック・17:02/06/06 17:57 ID:AyD9AwME
「こんなこと…ホントは、ホントに、やりたくなかった…
もしアンタが、銃を出すようなことさえなければ…使わずにすんだ技だ」
バキは青ざめた表情で、うわ言のように呟いた。
白煙の中、倒れたスペックの胸部は、完全にザクロ状態になっている。
バキは、スペックが引き金を引く瞬間に彼のメスを手裏剣のように投げたのだ。
猛り狂ったスペックは気付かなかった。
柄の部分が銃口にはまり、栓となり、結果暴発現象を起した。
丸腰の人間相手に銃を出したスペックは、けっく、その悪魂によって報いを
受けることになったのである。これが因果応報でなくてなんであろう。
バキは一歩進んで、ぐらりとよろけた。
「おい、バキッ」
スペックのメスは、バキの足の重要な筋を断ち切っていたのである。
バキは、スペックが銃を所持していることに気付いていた。もしスペックに
一縷の善根あって銃を抜かねば、不利な状況であっても真っ向から勝負を
受けるつもりだった。
「二代目、バキさん、こいつ死んじゃいませんよ」
スペックの脇にかがんだ木崎の言葉にバキは目を見張った。
「頑丈な野郎だヨ…へへ…危うく、親父に褒められちまうとこだったぜ…」
270 :
バキvsスペック・18:02/06/06 18:05 ID:AyD9AwME
青空の下に救急車とパトカーのサイレンの音が響いた。
花山とバキの姿を見て、園田警視正は目を剥いた。
「またキミらか…ッ範馬くんとやら、以前にもスペックに被害を受けたそうだが、
不運だったなあ。ヤツの銃が勝手に暴発したからいいようなものの」
警察はもちろん、白格闘家と死刑囚の暗闘を知らない。バキの正体についても
掴んでいない。
バキは脱力したような笑みをうかべるばかりだった。
AM9:58
バキvsスペック決着!!
271 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/06 18:49 ID:KtOawd82
ヤタ(・∀・)!
遂に決着!!
次はどういうシナリオを展開しようかな?
白同士の対決を思案中・・・。
272 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/06 18:53 ID:Siatthpk
前、ドイルが学校乱入した時、
柳・ドイルVS達人・バキって予想があったよな?
2対2とか見たい。
273 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/06 18:53 ID:KtOawd82
274 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/06 19:01 ID:XUDboAYE
俺としては、バキを取り合ってのドイルvs柳とか、
死刑囚同士の戦いが見たかった。
275 :
烈vsドイル:02/06/06 19:23 ID:AyD9AwME
克巳の下段突きを受けたドイルは、反対に克巳の腕を捕らえ、寝転んだまま虎王をかけて
その腕を破壊し、時代劇のような台詞を吐いて逃走した。
しばらくして、烈の元にドイルからの果たし状が送りつけられてきた。
わざと数時間遅れて到着した烈は、苛々して剣の鞘を投げ捨てたドイルに向かい
「ドイル敗れたり」と言った。
276 :
烈vsドイル・1:02/06/06 19:24 ID:AyD9AwME
烈とドイルの再度の闘いは、太平洋を臨む砂浜で始まった。到着した烈に、ドイルは
「どうも…」と目礼をした。烈は奇妙な感覚を覚えた。今までの彼とは、何かが違う。
「君の『海王』の名、中国拳法の称号だそうだね」
「よく知ってるな…」
「キング・オブ・シー…良い名だ。幼い頃、私は寂しくなると よく独りで海をみつめてた。
私には、心をひらく人間がいなかった…海だけだった。私には、親と呼ぶ人間がいなかった…海だけだった」
そう語るドイルの、海の色の目は狂的に澄んでいる。烈は背筋が寒くなった。
俺は、本当にかつてこの男に勝ちかけたのか…
突如、眼前に拳が突進してきた。「ちいいィッ」紙一重で避けたが、否応なく体勢が崩れた。
まだ受けていない攻撃の痛みを、首筋に感じた。そこで体をひねったのは本能の動きである。
その体を戻す瞬間、ドイルの肘に刃が光るのが目に入った。
ドイルはザッと飛びすさった。
「驚いたな…私の直突きを避けただけでなく、続く刃の攻撃まで予測して、かわすか」
「…そこまでの強さがあるなら、なぜ鎬との戦いで爆薬など使った」
「試してみたかったから」
「私と戦って圧倒されていたのも、擬態というわけか」
「まさか。白格闘家は無手でくるものと、思い込んでいたからこその不覚さ。言い訳にも
ならんが。それよりも、」
ドイルは邪気のない笑顔を浮かべた。
「君を倒せば、海王の称号が私の手に入る。それで、私はなりたくてなれなかった
海の覇者になる。絶対に、敗けない」
烈は腹を括った。何も考えてはならない。神心会の無念とか、中国拳法の誇りとか、
このような人間を相手にする場合にはすべて邪念でしかなかろう。
277 :
烈vsドイル・2:02/06/06 19:24 ID:AyD9AwME
海だけが死闘の立会人だった。アァ、アァとカモメが鳴きながら空を舞っていた。
寄せては返す波の音。潮の香り。空には一片の雲なく、太陽がいよいよその白い輝きを増す
ばかりである。
なまじな暗闇より、よほど「死」の匂いがする風景だと、烈は思った。
ドイルがじり、と右に動いた。烈も左に歩を進めた。磁石の同極のように、相手が
右に一歩動けば、左に一歩動く。二歩動けば、二歩動き、決して間を縮めることはない。
砂浜に巨大な円周が描かれた。
いつしかドイルは海を背にしていた。海上いっぱいに広がる波の乱反射光。
まばゆい無数の白い光を背負い、ドイルは慈顔といってもいい穏やかな表情で、両腕を広げた。
その一瞬、彼の細い体が大きく膨れ上がるように見え、烈はうろたえた。
風切音をたて、烈の片頬を鋭い刃がよぎった。
「ちぃっ」
ばく転でかわした。地に掌をついた瞬間、ひんやりとした感触が伝わった。前日の雨で、
砂地は濡れそぼっているのだ。
(この砂では目潰しとしては用をなすまい…それにしても、ドイルのあの武器は)
鎖鎌という武器があるが、それとも違う。
(ゴム!)
伸縮自在のゴムで結ばれているのだ。そのため、術者の手の動きから刃の軌道を予測する
ことは至難である。ドイルの目に遊びはない。ドイルは大きく手を振った。
烈の脇腹に鎌が無惨に食い込んだ…
278 :
烈vsドイル・3:02/06/06 19:25 ID:AyD9AwME
が、鎌はそのまま手応えなく空を切った。
(空蝉!)
看破した後もドイルは腕の力を抜かず、器用に、鎌の先に引っかかった烈の上衣を
遠くに飛ばした。相手は歩く武器庫のような男だから、おそらくは。
上衣が地に落ちるのを見届けるより先に、上空に凄まじい殺気を感じた。
巨大な弾丸と化した烈の体当たりを、完璧な側転で避ける。
その時になりようやく地面に落ちた烈の服が、ドサリ、という音をたてるのを
ドイルは聞いた。やはり、とても布一枚が落ちた音ではない。
ドイルは不敵な笑みを浮かべた。
「これで、武器の大半を放擲したことになったね」
「身軽になったのだ。それに貴様ごとき、素手で充分だ」
「強がり」
烈はトン、と地を蹴った。ドイルがはっとした時には、もう指呼の間である。
一瞬にして間合いをつめた。古流剣法に伝わる伝説の体術「縮地」を思わせる、
水上さえ走る瞬発力をもって、初めて可能な接近法だ。脇を締めつつ、拳を突き出した。
(寸勁ッ)
ドイルは咄嗟に自らの服を引っ張ってみせた。烈の脳裏に、ブレストファイアの炎が
甦った。一瞬の躊躇。
その空隙を逃さず、ドイルがまた左肘の刃を繰り出してきたが、寸前で捌いた。
そのまま倒さんばかりの烈の押しにあえて逆らわず、体を反転させて威力を殺す。
ドイルは肘から刃を出したまま左の拳を握り、それをもう片方の手で包み、
猛烈な肘打ちを烈の喉に喰らわせた。
痛みよりも、肘の刃で喉を貫かれ絶命する幻想が先にきた。だが、烈の喉に到来したのは
打撃の鈍痛のみであった。
(?!)
しかしいぶかしむ間も、助かったことを喜ぶ間もない。痛みに沈む間さえない。
ドイルは遠慮なく再撃してくる。今度は…膝蹴り!
279 :
烈vsドイル・・4:02/06/06 19:25 ID:AyD9AwME
(避ける?受け止める!?)
そのどちらでもなかった。烈はドイルの大腿部を押さえ、そのまま地を蹴り、宙を舞った。
百キロを超える体重をものともせず、弧を描いて空中を飛び、着地してふたたび
離れた位置に立った。
「烈、君、いつまで手加減する気だい。その靴を脱いで、全開できたまえ」
「…後悔するぞ」
烈は遂に素足となった。初めて海を越えてから、短い間に二度も靴を脱ぐ羽目に
なった。しかも、相手は二回とも外国人である。これも、何かの因果であろうか。
もっとも危険な状態になった拳法家に対し、ドイルは音無しの構えである。
ふたたびの、縮地!
「イィイヤァアアアアアッッ!!」
気の弱いものならそれだけで失神しそうな凄まじい気合を発し、烈は蹴り上げた。
耳を強打され、ドイルの眼前の風景がシュールに歪んだ。ふたたび烈の魔脚が襲ってくる。
(足での手刀!いいだろう、次はどうくる!?)
足での目潰し!だが、ドイルの顔面に足指が触れた瞬間烈は後悔した。もっとも
威力の大きい親指に当たったのは左目で、潰したくともすでに潰れているのだ。
一方の小指は、右の瞼をわずかに傷つけただけに終わった。
それでも落胆している余裕はない。そのままドイルのみぞおちを勢いよく蹴り飛ばした。
全体重を乗せた会心の一撃である。悲鳴もあげられないといった表情でドイルが吹っ飛んだ。
烈はドン、と勢いよく地を踏みしめた。
(……ッッ!!)
烈の表情が苦痛に歪んだ。
数メートル先でドイルがうずくまったまま盛大に咳き込んでいるが、追撃できない。
280 :
烈vsドイル・5:02/06/06 19:26 ID:AyD9AwME
ようやく咳をとめ起き上がったドイルは、涙ぐんだままにっこりと微笑んだ。
恐れ気もなく、固まった烈に歩み寄り、地面からトゲ状のものをつまみあげた。
「忍者の武器で、マキビシ、という。もともと黒い砂が雨に濡れいっそう
色濃くなり、保護色になってくれたのは好都合。…忍びの技を先に使われて、
先刻は少々不本意だったよ」
「……ッッ!」
烈は立ち尽くしたまま微動だにできない。得体の知れない痺れが、彼の体の自由を
奪っている。
「もちろん、毒入り。指一本動かせないだろ…敵の挑発に安易に乗ったりするから
こんなことになる。拳法の修業では、こういう虚実の駆け引きは習わなかったのかい?」
「さらば。君の芳名、ありがたく頂戴する」
カシャン、と無機質な音をたて、ドイルの左肘から刃が出てきた。人の肉体という異様な
鞘に収まったこの刃こそ、凶刃の名にふさわしい。ドイルはそのまま、流れるような動作で
烈の喉をないだ。…つもりだった。ドイルは目を見張った。
烈はガキッと、歯で噛んでドイルの凶刃を止めたのだ。
ドイルの表情に、初めて焦燥の色が浮かんだ。
「離したまえ…私の刃はこれ一つではない」
(出せるなら出してみろ!)
烈は引きつった表情で、両手で刃に繋がるドイルの腕を抑え、勢いよく顔を後ろに引いた。
「ギャアアアアッッ!!」
ビチビチビチッ!!というような音がたち、肘から刃と、それに連なり腱やコード
が引きずり出された。血がしぶいた。よほど複雑に埋め込まれていたのであろう。
ドイルは激痛に顔を歪め、砂の上を転げ回った。烈はじりじりと後退した。
「調子に乗りすぎたなドイル!攻略のヒントをくれたのはお前自身だ!」
281 :
烈vsドイル・6:02/06/06 19:27 ID:asHG61nU
烈の口吻は、痺れをえたにしては随分明瞭である。
「痺れたようになってたのも、演技か」
「半々だな。毒への耐性をつけるのも、海王となる修業の内だった」
「お前の攻撃に圧倒されながら、私は奇妙な違和感を感じていた―――
鎬昂昇の話によれば、お前は全身八ヶ所に刃を埋め込んでいたそうだな…つまり、
それだけ接近戦のほうが得意ということだ。しかし今のお前は、最初を除けば鎌だの
にたより、刃も左肘の一ヶ所しか作動させてない」
ドイルの刃を力任せに引っ張れば、それだけでダメージを与えられると考える
のは浅はかだ。たとえ一瞬でも猶予があれば、他の関節の刃がその相手を襲うであろう。
しかし、刃がその一つのみであれば、どうだろう。
「ドイル!今のお前は左肘の一つしか体内の刃を発動させられない!
それがお前の武器の弱点だ!」
「…それで…私が刃を繰り出したのをあえて転がって避けず、歯で止めたわけか…」
「賭けだったがな!」
空手の達人である愚地親子に日を連ねて殴打されたダメージは、決して小さいモノでは
なかったのだ。体内の武器操作系統はめちゃめちゃにされていた。決して、気付かれては
ならないことだった。
282 :
烈vsドイル・7:02/06/06 19:28 ID:asHG61nU
地に落ちた上衣から、烈は長剣をとりだした。ためらわず抜き放った。
しゅらっ、という音さえ聞こえるような見事な所作であった。
「矢尽き刀折れた私を、斬るか…」
「斬る!」冷たい目で見据えるドイルに烈は言い放った。
「なぜなら、お前の目はいまだ死んではおらぬ。たとえ全身の骨が砕けた相手であろうと、
闘志を維持しているのならば私は叩く。そして、お前はまさにそういう人間だ」
「はなむけに一つ言っておく。勝者と敗者を隔てるは正邪の別にあらず、単に力量の差に過ぎぬ。
この場合も、然り」
ドイルの顔が再び歓喜に輝きだした。
「凄い…烈海王、君はやっぱり俺が見込んだ通りの男だ」
ドイルは、足首に止めたナイフを取り出した。すっくと立ち上がった。
その頃になり、ようやく風が立ち始めた。潮の香りが、葬送のように強烈に立ち込めた。
烈が疾った。
ドイルが疾った。
乾いた陽光を受け、白刃がきらめいた。
「不憫なれど、生害いたす」
叫び声を踏み台にするかのように、烈が跳んだ。刹那の間を置き――――
ドイルの脳天が血煙をあげた。そのまま堂と倒れた。
烈vsドイル・完
284 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/06 19:58 ID:Hz9ifrxM
285 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/06 20:18 ID:Siatthpk
む、結局ドイルは烈とか。
なんか一気に進んだねぇ。
286 :
烈vsドイル・8:02/06/06 23:07 ID:b83lLk6M
「殺生は私の趣向では無かった・・・。が、今回は許せッッッ」
烈は反撃の様子の無いドイルに剣を立てる。絶命までッ死の淵までの
闘いの領域へ入り込んだのだ!
「覇ッッッ!!」
ドイルに剣を突き刺す!!という瞬間その時烈は後方から小さな気配を感ず!
「ハァッ!」
振り下ろそうとした剣の軌道を後方へ変えその物体を弾き飛ばす!
(貝殻・・・?)
とドイルの存在をも忘れて烈は自分の目の前に知らぬ間にたった人影に驚愕する!!
長く複雑な密集した髪・・・巨躯な筋肉・・・
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!範馬勇次郎ッッ」
理由は問おうとはしない!しかしオーガは圧倒的な存在感を纏い両雄の前に立ちはだかった!
287 :
烈vsドイル・9:02/06/06 23:12 ID:b83lLk6M
ドイルも世界に轟くオーガの存在を知らぬはずがない!!
頭部の出血による視界のボヤケも勇次郎の存在に視界は明解と化す。
勇次郎は黙す・・・。眼球を烈へドイルへ動かすが体は微動だにしない。
その異様な雰囲気にも烈は
「・・・・・・なんの用だ・・・・・」
288 :
275-281:02/06/07 06:32 ID:AyD9AwME
あッ…あのラストの続きをやるかァッ…!
ま、いいや。やってみそ。
289 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/07 16:40 ID:F8rlxzoE
見たいage
290 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/07 18:34 ID:3eo4ODlU
age
291 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/08 10:56 ID:3WR7tkB.
なあ>1よ…このスレのルールは「新キャラ・新設定の禁止」だったな?…その禁を破るぜ
(だって287が続きやりそうにないんだもん)
292 :
烈vsドイル・10:02/06/08 10:57 ID:3WR7tkB.
烈は剣の柄をぐっと握り締めた。が、案に相違し勇次郎の体は、殺気も闘気も放ちはせず、
黙然と立ち尽くしているばかりである。
「一足遅かった…いや、間に合ったと言うべきか」
勇次郎の唇から意外な言葉がもれた。なおも緊張を解かない烈を無視し、勇次郎は
ドイルに目を向ける。
「ヘクター・キャンベル改め―改めさせられたと言ったほうが正確か―ヘクター・ドイル。
趙白嶺門下…間違いないな」
ドイルの表情が一変した。
「な、なぜ…私の本名を…私の師の名前を…」
「説明してるひまはねェ、今のお前さんにそれを聞くだけの余裕はないだろう。
趙の遺言だ、お前さんのことを『赦す』とさ」
ドイルはカッと目を見開いた。
「老師が、『赦す』と…私のことを…ああ…この、卑劣な弟子を」
瞳から大粒の涙がこぼれ落ちた。歓喜とも哀しみともとれる、不思議な表情であった。
糸が切れるように、ふたたび崩れ落ちた。
293 :
烈vsドイル・11:02/06/08 11:00 ID:3WR7tkB.
「ドイル、」
烈がそばにかがみこむと、彼はすでにこときれていた。勇次郎が口を開いた。
「この男の師匠は十年近く前に死んだが、その時、もしどこかで弟子のキャンベルに
会うことがあれば、伝えて欲しいと頼まれた。それだけのことだ。
姓を変えていたから、オリバに体に刃物を仕込んでいることを聞かされるまでは判らなかった」
「いったい、いかなる事情があったというのだ」
「それを聞いてどうする…案外ガキだな、天下の海王も」
「どういう意味だ!」
「言ったとおりの意味だ。人間、誰にだって触れられたくない過去ってモンがあらァな」
そう言い放ち、勇次郎はくるりと背を向けて歩み去っていった。
勇次郎のような男に律儀に約束を果たさせ、沈黙させるほどのドイルの過去。
ドイルの亡骸のそばに立ち、烈は唇を噛んだ。闘士として、ドイルを斬ったことは
間違ってはいなかったと今でも思う。だが、人としてはどうだったか。
(永遠の、課題だ…そしてドイル、お前の名は忘れない)
寂しい風が吹く中を、烈も去っていった。水色の空を、黒い雨雲がふたたび浸食し始めていた。
PM3:22 烈vsドイル決着!!
294 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/08 11:24 ID:WaeHuNQ2
(・∀・)オワッタ〜!
295 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/08 23:48 ID:P5ctDfT6
その夜烈はドイルとの闘いの余韻を考えながら道端を徒歩る・・・。
しかしその時奇妙な光景を目撃した!
(あの後姿・・・シブカワ・・・それに・・・・・・あれはジャックハンマーッッ)
お互い横並びに舗装された道を歩く。闘気に道は表情も窺い知れない。
烈は異様な雰囲気にその二人を訪ねる
「どうも・・・。」
烈の表情に渋川とジャックの表情は怒気に満ち一変する!!
296 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/09 10:40 ID:wwAWr4WU
age
297 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/09 12:45 ID:AbecHVMM
展開のネタをふってふりっぱなしってのは良くないね…
書き込んでから半日以上たって、だれも続きをしないようなら自分でやるぐらい
の気持ちでないと。
298 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/09 21:01 ID:jeAFlZRg
ジャックは黙するまま刹那右拳を超高速度で烈へ向かわせる!!
烈は驚嘆しなかった。雰囲気でこういう状況になる事も予想していたのだろう。
その拳を左掌で捌き右の掌底をジャックの水月へ狙う!
しかし烈の視界の右側から細い腕が飛び出してくる!
(渋川の腕ッッッ)
烈の右肘の裏を手刀を軽く当て渋川は体を時計回りに高速で廻し
右腕を大きく上へ突き上げる!
烈の体は上下逆に反転する!!
さらにそこにジャックの豪腕が烈を強襲する!!
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
烈は咄嗟に両掌を合わせ防御する!!その衝撃は宙に浮いた烈の体を
5,6メートルは後方へ飛ばして見せた!!
烈は左脚を地面に接地し巧く着地する!!
「クッ・・・・・!!」
流石に烈の顔にも焦りが見える!!
299 :
烈vsジャック&渋川・2:02/06/09 21:15 ID:jeAFlZRg
「どういうつもりだッッ」
烈の掌にはまだ痺れが残る・・・。
(1対2・・・明らかに劣勢は確実!それより何ゆえ私を襲うのか・・・)
先ほどの烈の問いにもジャックと渋川は返答しようとしない、瞳にも
何か力が見られない。生気・活気が感じられない。
烈が数瞬の考えに隙が生まれた!渋川は烈の横方へすばやく移動する
ジャックは公式外の驚愕の脚力を発揮し烈の目の前へ移動した!!
「覇ッッッ!!」
烈は上方へ跳躍ぶ!ジャックも上へ飛んだ!!しかし烈には予定通り。
ジャックの頭を踏み台に空中を大きく反転し後ろへ退がる!
(無念だが致し方ない!!)
烈は着地と同時に背中を後方へ走り出した!逃げた!?
(まるであいつ等は操り人形だ・・・!ただただ私を追ってくる)
ジャックと渋川はそれを追う!
300 :
烈vsジャック&渋川・3:02/06/09 21:22 ID:jeAFlZRg
烈は小さな裏通りの路地へ走りこむ!
大きな廃屋のようなビルに挟まれた横2メートル程度の細い舗装されていない道・・・。
(人通りも少ない・・・ッッ)
烈は立ち止まった!烈は相手2人を不利にみて横に二人並べない細い路地を探していた!
烈は構える、クンフー靴も履いたまま。
ジャックの顔が一瞬マックシングの時に似た人間離れの風貌を表した!!
烈はその殺気に後方へバックステップ。
トンッ
烈の背中が何やら柔らかいモノに触れた。烈は振り返る・・・。
「!!シコルスキーー!!?」
最悪の展開!!!!細い路地に死刑囚と味方と思われた二人に挟まれる。
必然的にシコルスキーと烈の関係は闘いに他無い!!
(3対1・・・。これはまずい展開だ・・・)
烈の額に冷や汗が僅かに走る・・・。
(続きよろしく→)
301 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/09 22:37 ID:AbecHVMM
烈ははトン、と小さく脇に跳ねた。壁際の、配管の出っ張りを踏んだ。その控えめな初動作からは
想像もできないほどの凄まじい飛躍を、地上の三人は見た。
「三十六計…というわけだな。さすが、孫子の国の人間だけのことはある」
シコルスキーは片頬を歪めて笑った。バシン、と勢いよく両手で壁を叩いた。
昼のにわか雨で濡れて微妙に滑るビルの壁を、烈は必死で登っている。
跳躍のみで六階建ての屋上までいくには無理がある。壁面を登るにしても、いきおい、
窓枠の小さな出っ張りに頼らざるを得ない。軽身功は彼の本領ではないのだ。
ふいに間近に冷たい気を感じ、その殺気の源に目をやって烈は総毛立った。
シコルスキーが壁に取り付き、すぐそばまで迫っている。まるで指先に吸盤でも
あるかのように、まっさらな壁面にくっついてその姿勢はゆらがない。
シコルが大きく手を伸ばしてきた。
「くうっ」
屋上まであと少しであるのに。烈は五階部の窓ガラスを蹴破り、ビル内部に転げ込んだ。
(続きお願いします)
烈は窓の方向へ構える。
そして窓の淵にシコルスキーの手がかかった!
「ギィ・・・」
なにやら烈の後方に物音が・・・壊れかけたドアから出口では現しきれない
巨体がかもし出す風貌。
ジャックだ!!何ゆえもうここにいるのか!?
(続きをどうか)
303 :
烈vsジャック&渋川+シコル:6:02/06/10 11:12 ID:tI09PAWI
その後、時間にして十秒足らずの間。
烈がとった行動は、ドイルの初弾をかわした時と同じ本能の動きである。
教授されて身についたものではない。
烈は全身の気迫を込め、ジャックに向かい一歩を踏み出した。
ジャックの体に緊張が走った。だが、烈はそのままジャックに突進しはしなかった。
踏み下ろした片足を軸に反転し、ふたたび窓の下に向って、滑り込むように舞い戻った。
それはまさにシコルが窓から侵入せんとする瞬間であった。
烈はシコルの足を掴んで、無我夢中で投げ飛ばした。
「セヤァッッ」
シコルの頭がコンクリートの窓枠に当たった感触があった。
だがダメージを確認している余裕はない。そのまま床に叩きつけ、後もかえりみず
ふたたび窓から飛び出した。
(続きお願い)
烈は左右の壁を蹴りながら降下する。その時烈が飛び出した隣の窓を激しく割りながら
ジャックが飛び出してきた!!さらに下を見ると渋川が居る!!
渋川を目掛けるように烈は降下していく
(まずい・・・。)
着地!!しかし渋川は攻撃をしてこない。
「安心しなされ、ワシは見方じゃて」
さっきの殺気を纏った雰囲気とは逆の雰囲気になっている!状況は理解できないが
切羽詰った烈には有難い出来事。
「整理させてもらうが敵はジャックとシコルスキーじゃッ」
烈は黙認しながら下降してくるジャックを迎え撃つようにそこに立ち止まる
「邪ッッッ!!!」
烈はとっさに反転し底に両手を接地し両足の爪先でジャックをタイミング良く
蹴りこんだ!!
その間渋川が壁を伝いジャックの上を通過する!!
ジャックは烈の蹴りをダブルアームの形で防ぐ。そして落下の勢いを利用し
烈に豪腕を振りかざす!!
ドガぁッッ!!
烈は紙一重でかわすがその拳は舗装されてこそいないがベッコリと路面に
穴が開いていた・・・。
「ほいッ!!」
渋川が落下してきた最中ジャックの首後を手刀をピシッと打ち込む!!
「・・・・・!!!・・??」
ジャックにダメージは見られないが頭から地面へ崩れ落ちた!渋川曰く
人間の体の後ろには無数のツボがある。破壊・回復そしていま衝いたのは
操作のツボ!
「5秒は動けんよ♪」
烈はその言葉を好機に察しピクピク動くジャックの背中の背骨辺りに掌底を
置く。
「墳ン〜ッッッッッ!!!!」
寸徑!!
中国に生み出されし1インチパンチ!烈の意は脊髄破壊か!?
306 :
烈&渋川vsジャック+シコル・8:02/06/10 17:24 ID:qSWXZQME
バシィッッ!!!!!!!!!!
この打撃音は烈の寸徑の音ではない!烈の脳天を激しく叩く音だった!
シコルスキー!!気配を完全に消し6階から飛び降りてきたのだ!
烈はダウンこそしないもののダメージが激しい。脳天を思いっきり打撃受けたので
視界が歪んでいる!ジャックは後遺症が快復し素早く起き上がる!
烈はまだふらつく・・・。無理も無いッ体重80を越え更に降下速度が+されたシコルの身体能力
による打撃を無防備で受けたのだ!
「このデカイのは誰だい?あの時はいなかったな・・・。」
ジャックと初対面のシコルスキー。しかし強さ共に体で器量は察している。
烈はシコルの会話のスキに渋川に話しかける
「ボソボソ・・・シブカワッ、この狭い路地で2対2は不利だ、体格も違うッ」
シブカワは視線をそらさず黙認する。一瞬も皆気を緩めない!と渋川は上方へ飛んだ!!
トントンと軽業師の様に登って行き元の6階へと渋川が入る。
「なるほど・・・オモシロイ乗ッテアゲヨウジャナイカ」
シコルは渋川と打って変わり豪快にビルの壁を壊すほどの勢いで6階にダイブの様に
入っていった・・・。
シコルは烈と渋川の意を解していた。それに乗り1対1を別の場で闘ろうと
いう意を呑んだ。
狭い路地に烈vsジャック・・・。
上の廃屋ビルに渋川vsシコルスキー
が開戦した!!!!!!!!!!!
(続きよろしく→)
307 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/10 20:21 ID:AOs9vhLo
age
308 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/10 23:55 ID:sYngJ7rc
ageage
309 :
烈&渋川vsジャック&シコル・9:02/06/11 06:59 ID:5l/9acvk
シコルスキーは右拳に一本拳の形を作る。中指の第2関節の切れ味は驚嘆。
素早く踏み出し右拳を右斜め上から斧のようにそしてナイフのように素早く繰り出す!!
その刹那渋川も踏み込む!シコルの間合いに入り懲りだされた右腕の肘裏を掌底で
パンッと叩く!シコルスの体が右腕を軸に高速で反転する。
しかし左足を地面に咄嗟に接地させダウンを許さない。そしてその勢いを利用に左爪先を
ギュルッと回転させ軸に外廻し蹴りをだす!シコルスは先端が刃!鎬その切れ味はにも劣らない
かもしれない!しかし上の少し軽く飛びそのかかとを掴み
「ホイッ!」
高速で回し蹴りの勢いを更に加速させさらに素早く左足を刈り空中に回転している!
そして渋川は柔術らしからずドロップキックのように両足底を高速で回転するシコルスの
顔面に叩きつけた!!
シコルスの鼻からは鮮血が噴出しくっきりとした痣ができた!
(続きをどうか)
310 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/11 18:35 ID:be2.QS46
あぎゃ
311 :
烈&渋川vsジャック&シコル・10:02/06/11 19:08 ID:PzXOXi4w
一方烈vsジャック・・・。
烈はシコルスの一撃の後遺症が残る。ジャックは初めて口を開く
「海王もここまでだな・・・。歴代も大したことは無かった・・・。」
ジャックは意味深な言葉を口走る。
「どういう意味だッッ」
烈は歴代の海王の言葉に敏感に反応する。
(どういう事だ・・・我が師、劉海王を何かしたのか?)
烈はさまざまな状況を脳裏に思い浮かべる。
とジャックは素早く踏み出す!トーナメント以来最強の獅子が蘇る!
頑強になった刃歯、明らかなサイズアップ、当然身体能力共にトーナメントのときとは
歴然の違いだろう。
ドガッガッ!!!!!!!!!
ジャックはものすごい回転で拳を繰り出していく!烈に反撃のチャンスを与えない!
烈がかわすたびにその拳は壁をベッコリと穴を開けていく。その跡を見て烈は
少し冷や汗が迸る。
「覇アアァッッッ〜〜〜〜!!」
烈は壁の間を蹴り一瞬にして3メートルは上空へ飛び上がって見せた!
312 :
烈&渋川vsジャック&シコル・11:02/06/11 19:20 ID:PzXOXi4w
烈は最後に壁の角度とはほぼ垂直に蹴り前に回転する。
その回転体から黒い靴が二つ高速で飛び出してきた!
ジャックはその靴を払う動作さえしようとはしない。
「劉・・・・・・・海王・・・・・・・・・・・・。」
烈は回転しながらもその言葉を確認することが出来た!
「気安くその言葉を出すな無礼者ッッッッ!!」
烈は激昂しながらも隙を与えない!更に高速になった回転体から超高速で
何やら細いものが出てきた!ジャックは当然避けない・・・がッ!
ピシッとジャックは突然視界が消えた!烈得意の目潰しを口から吹き出したのだ!
しかしあの高速の回転体から眼を狙うなどよほどの動体視力だ!
そしてまだ落下してこない滞空力にも驚愕!!
「貴様にあの時なにやら薬を注入された!!余計な真似をッ」
烈はドイルとの第1戦の邪魔を指摘している!
「ぐぁっ・・・・・」
烈の高速度から繰り出された踵は申し分ない精度でジャックの人中を捉えた!
とその時
ガシャアアアア〜〜〜ン!!
烈のさらに上空から物体が落下してきた!!
313 :
烈&渋川vsジャック&シコル・12:02/06/11 19:29 ID:PzXOXi4w
「シブカワッッッ」
左眼からは義眼が飛び出し顎が歪み血に顔が染まった渋川が6階から落下してきた!
「ははは・・・・・・」
6階から顔をのぞかせるシコルス。不敵な笑みを浮かべるが降りてくる様子は無い。
シコルスの顔には僅かな打撃跡が残されただけ・・・渋川はあの後剛に柔術を受け止めきれず
圧敗したのだ・・・。
とシコルスは窓から顔を隠し気配が消えた。居なくなったのかも不明だが追う余裕など無い!
今の目の前の敵のみ!!
しかしその間にジャックは烈にやられたダメージを快復していた。
「劉海王・・・。噂どおりの達人だった・・・。」
烈はその言葉に僅かな表情の変化を浮かべる。
「貴様・・・80を越える我が師と立ち会ったのか!!私でも経験が無い!」
その結果を必死に認めまいとする烈だが認めざるを得ない
(敗れたのですか・・・師匠ッ)
「どうやらお前さんがあのお方より上ということは無さそうだな?」
烈は黙する・・・。そして数瞬の間をおき渋川を奥へ運ぶ。
と烈は振り向くとジャックの姿が無いッッッ!!
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
(続きよろしく→)
314 :
烈&渋川vsジャック&シコル・13 :02/06/11 22:29 ID:v0Rhv/0o
「ヤツの狙いは、烈さん、アンタの力量を測ることにあったんじゃろう。
突然ワシの前に現れたジャックは、『俺の手駒になり、共に烈海王を襲え』と言って、
いきなり両手を突き出した。その手を見た瞬間わずかに目が眩んで、催眠術だな、
とわかった。ワシはあえてヤツの術にかかった。否、かかったように装った。
流れには乗ってみよ、というつもりだった」
「…ジャックにビビる気持ちが、ほんの僅かでもなかったと言えるかい」
烈は苛々と口をはさんだ。
「口が過ぎるぞ、花山」
「…かまわん。この渋川、怯惰のそしりは甘んじて受けよう。
その報いがシコルスキー相手の敗北だとするなら、ハハ、帳尻はあっとる」
花山興業ビルの社長室である。本拠地である神心会よりも近かったこの場所に、
一敗地にまみれた烈と渋川は身を寄せたのである。おっつけ独歩とバキも駆けつけてくるだろう。
烈は花山と渋川の見守る中、卓の上に一本の脇差を置いた。ゴトリと重い音がした。
ドイルと立ち会うために独歩から借り受けた、愚地家に伝わる宝刀である。
いかに強くとも、丸腰で闘う相手に武器を使うことは彼の信条ではなかったが、
あの最強の獅子相手には、抜かねばならないかもしれない。
(老師…お力を、どうか)
安否さえもわからない故郷の師に、烈は祈った。
315 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/11 22:57 ID:EwF/A/JQ
>>314 花山???
いきなり場所が移ったのか?
316 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/11 23:21 ID:EwF/A/JQ
ある日バキ達5人は徳川邸に招集される。
皆闘いの痣や雰囲気を纏っており始まったときより獣の間が鋭利になっていた
皆成長したのだろう・・・。
「さて何でここに呼んだのかは1つは報告じゃ。皆順調に死刑囚たちとの実践を
繰り広げているじゃろう?報告だとドイルは
絶命したと聞くし、烈君は最近シコルスとジャックハンマーと立ち会ったそうじゃな?」
「何?」
バキはジャックの復活の存在を知らなかった。今新鮮な響きがバキの耳の中を通過した。
「知らなかったかバキ・・・。しかもアイツは紅葉の施しでものすごいサイズアップを
したとゆうそうじゃよ」
「・・・・・・」
バキはジャックの情報を聞き流す。
「・・・・・で、何の用なんだい?御老公。」
愚地独歩は口を開く。顔全体にはドリアンによって犯された夥しい傷が残る。
「今は前田光世方式に乗っ取りやっとったが方式を変える!
範囲を狭める。エリアは東京23区内に限定させてもらう。衣食住はこちらが手配する。
もちろん死刑囚も同じ条件で既に通告した。」
317 :
徳川邸・2:02/06/11 23:32 ID:EwF/A/JQ
「・・・・・・理由が無い。範囲を狭めた時点で既に実践が薄くなるんじゃないのか?」
花山は静かに正論を語る。
「仮に23区内に出たらどうするんだい?」
バキの問いに
「・・・・・・解った。お前等の好きにしろ・・・。死刑囚もそれに似た意見を申し出よった。
それを意って欲しかっただけじゃ、確認なんじゃ。」
その徳川邸に影がしのぶ・・・。
ガラッとふすまを開けたのはオリバ!!
「ハロ〜♪皆さん」
オリバに視線は必然に集中する。
「今日皆さんが集合する事が耳に入ってきてね♪ちょっと野暮用なんだが・・・
こいつ等を連れてきたんだ♪」
オリバの後ろからは何とシコルスキー・柳龍光・スペック・・・そしてジャックを連行してきた。
「ちょっと今夜中にワケ有りで話しつけてもらおうと思ってね♪」
驚愕の絵図!
畳に座る
範馬刃牙・愚地独歩・渋川剛気・烈海王・花山薫
そしてそれに対峙する
スペック・シコルスキー・柳龍光・ジャックハンマー
全ての戦士は皆闘気をむき出しに徳川邸に驚愕の対峙をした!!
遂に全面戦争!!?
(続きよろしく→)
318 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/12 06:24 ID:igOANm0E
ハハ・・・
319 :
徳川邸・3:02/06/12 06:43 ID:igOANm0E
オリバはその後ひっそりと消えた・・・。
しかし全ての戦士は皆戦闘態勢に突入している!
もう停めることは不可能に近いだろう・・・。
「じっちゃん・・・さがっておけよ」
バキは戦争の場から御老公をかくまうように奥へ連れて行き戻ってきた!
「いやいやあの黒人には感謝するよ♪俺はこういうのが大好きなんだ♪」
スペックはニタッと深い笑顔を浮かべる。
「1対1で1回1回やっていくなんていうメンドくさい事はしないぜェ
ナンデモアリだよ」
愚地独歩は闘気を剥き出す。もうとめることは出来ないか!!
ジャックは足元にある湯飲みを手に取る・・・。
「こいつが・・・地面についたら・・・・・・割れたら開始めるぞッッッ」
とジャックは湯飲みを庭へ大きく投げた!
全ての戦士が自分のそれぞれの構えに入った!!
P.M.6:59
地下闘技場戦士vs死刑囚+ジャック
全面対決開始!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(誰か・・・)
320 :
全面戦争・1:02/06/12 06:49 ID:igOANm0E
「久しぶりだな柳サン。あん時の不覚・・・復讐だ!」
バキはあの時渋川とのタッグで柳に挑んだが柳の空道に完敗を喫した。
不覚を取り返さねばならない!
全ての戦士はほぼ語らないがみな気が先を取り合い隙を与えない!
死刑囚側は皆笑っている。この強者全員が相手という状況に歓喜・興奮が入り混じり
闘士としての血が皆滾っている!
バリイイィィンッッッ!!
湯呑みは割れ決戦の火蓋が切って落とされた!
(続きよろしくなぁ)
321 :
全面戦争・2:02/06/12 09:37 ID:O1tqhja.
渋川はジャックの前にずいと歩み出た。それを見つめるジャックの目は静かだ。
「やめておけ、ミスター渋川。同じ相手に二度敗れるは、愚かだぞ」
「古人いわく、山中の賊を破るはやすく、心中の賊を破るは難しと。
ここでお前さんに打ち勝たねば、ワシは武道家としても、人としても終わりだ」
「気持ちはわかるが…」と烈が割り込んできた。
「齢七十五を過ぎてなお前進しようとするあなたの意志は素晴らしい。
だが、ここは私に譲ってくれ」
「師匠の仇というわけか?うるわしい師弟愛だな」
とジャックが嘲るように言うと、
「違う!それは私情にすぎん。私がお前と戦うのは、渋川老と同じ理由だ」
と烈は切り返した。
「何でもいいさ、二人いっぺんにかかってきな。武器でも奥義でも好きに使うがいい」
柳vsバキ、そしてジャックvs烈+渋川!
(続きお願いッ)
322 :
全面戦争・3:02/06/12 17:05 ID:flwkTQLo
シコルスは歩き出す
「アンタに興味があった。アンタのタイプはあいにくはロシアには居なくてねェ」
シコルスが歩いた先には花山薫がッ
「・・・・・・・・・・・・・・」
花山は黙するが心中では認めている。
一方愚地独歩!
「余されちまったなァ〜悲しいぜ。ところでアンタさん。無呼吸連打とやら堪能させてもらいたいねェ」
スペックに問う。
「あんた50は越えてるだろ?中年にはキツイだろうがねェ・・・まあせっかくの御指名だ♪」
ここに図が成り立った!
柳vsバキ
ジャックvs烈&渋川
シコルスキーvs花山薫
愚地独歩vsスペック
!!!!!!!!!!!!!
(続きよろしく)
323 :
全面戦争・3(ジャックvs烈&渋川):02/06/12 22:16 ID:O1tqhja.
徳川邸の広大な中庭である。
緊張感を漲らせて構えた渋川と烈に対し、ジャックはぼうっと突っ立ったままである。
が、それは見かけだけのこと、その巨体からが発する威圧感によって、周囲の空気さえもが重い。
初手合わせしたあの時、刹那の内に、五階まで一気に駆け上がった身体能力。
巨体だから鈍重という公式さえ通用しない…全てが桁外れだ。
先に仕掛けたのは烈である。攻め始めに蹴り技は愚というセオリーを無視し、
大胆な回し蹴りを加えた。
(速いッ)と渋川は舌を巻いたが、ジャックはそれを上まわる反応速度でもって、
両手の平での剛脚を止めた。しかし蹴りの威力は、ジャックの巨体を数十センチも後方に押しやった。
(まあ、このくらいではなくてはな)
とジャックは心中呟き、両手で烈の足を柔術の要領で捻った。
もちろん烈は倒れない。倒れないが、僅かに姿勢が乱れた。そこをジャックは狙った。
ジャックの拳が、轟音をたてんばかりにして迫る。跳びはね避けようとして烈は、
相手の腕に僅かな気の乱れを感じた。
(フェイント!)
あえて踏み止まった。ジャックはにやりと笑った。その笑みの意味を考える間もなく、
ジャックの拳に顔面を強打された。
「先日のお返しだよ…あまりモノが良く見えすぎるのも、時には不都合だな」
「ちいぃッ」と舌打ちをして、すでにジャックの足元に滑り込んでいた渋川が襲い掛かった。
(さあ、どんどん行ってみよう)
324 :
全面戦争・4(ジャックvs烈&渋川):02/06/12 22:43 ID:sTcG2kuU
ご老公は興奮の表情で全戦士を見届ける。しかし更なる仕掛けを用意していることを
まだ誰も知る由は無い。
片や渋川はもの凄い脚払いでジャックの右足を払う!
ジャックの体は横までに回転する。しかしジャックは右腕でギュルッと地を衝き
脚をつけその勢いを乗せ低空を廻し蹴りを渋川へ
それを渋川は上方へ飛びかわした。その時烈はダメージが残りながらも
その渋川の背中を台に更なる上空へ飛んだ!
「シブカワッ!なんとか動きを止めろ!1秒でイイ!」
渋川は期待の応えるべくジャックにダッシュする!中指と人差し指で隼のような
連撃をジャックの正中線へ飛ばす!
ジャックはそれを防御しない。烈をひたすら見つめた。
「く・・・・!(やはり生半可ではない!)」
とその時独歩の方で激しい爆破音が聞こえた!
それに皆が視線を奪われた!しかし烈は
(好機!!!思わぬ隙が出来た!)
烈は服の中から短剣を両手に8本取り出した!それを投する!
ジャックの上から刃の雨が降り注ぐ!
325 :
全面戦争・5(ジャックvs烈&渋川):02/06/12 22:52 ID:sTcG2kuU
パキンシャキィィィンッ!!
突き刺さると確信した烈だがまったく逆の展開が起こる!
見事8本を両手と歯でキャッチしていた!
ジャックは片手にその全ての短剣を移し
「お前は不慣れだ!!!!!」
ジャックの小さな叫びと共に重力の法則に逆らえず落下する烈に向かい
重力に反した短剣全てを投げた!!
「ぬうッ!」
これにはかわす術も無く体を丸め最小限の被害に食い止めた!しかし烈の体は
削られ血も噴出す!さらに体を丸めたことによって視界をふさいでしまい
ジャックから眼をそらした!!
体を開いたときジャックは居ない!烈のさらなる上だ!
「上だ烈さんッ!」
渋川の助言に烈は気づく!
ジャックの身体能力ともに人間を凌駕した動きは驚嘆する!
ジャックは獅子の口を開いた!
(狙いは頚動脈!命中確率8割に達した!)
ジャックの脳裏にそうデータされた!
空中の体勢の直しは容易ではなく上に居るほうが圧倒的に有利である!
さらにジャックは重力の落下も無視烈より落下の速度が速い!
烈が接地する前にジャックが追いつく!!
頚動脈を破られれば勝利の可能性は絶無!!
(逝こうどこまでも)
326 :
全面戦争・7(ジャックvs烈&渋川):02/06/13 09:08 ID:T9b/1ZIc
地上に降り立った二人。烈の髪はなぜか短くなり、バラバラになっている。
ジャックの牙が迫った瞬間、烈は猛烈に首を回し、三つ編みを鞭のように振った。
髪は相手の口中に入り、ジャックは反射的に噛んでしまった。烈はすかさず、
一本だけ残った小刀で三つ編みを根元から切ったのである。
「奇策だ…だが、もう同じ手は使えない」
ジャックは冷たい表情で言った。完全に戦闘態勢に入ったという風情だ。
別の言い方をすれば、今までのせめぎ合いは彼にとってまだウォーミング・アップの段階だった
ということなのだ。
「烈さん、平気か」
渋川が尋ねた。この時点で既に烈は顔面にジャックの殺人パンチをくらい、全身に
切り傷を負っている。傷自体は小さくとも、ひっきりなしに流れる血は確実に彼の
戦闘能力をうばっていくだろう。
「なに…おかげで目が醒めた」
烈はあくまで強気である。仕切り直しだ。二対一は、ふたたび構えた。
327 :
全面戦争・8(シコルvs花山):02/06/13 09:31 ID:T9b/1ZIc
徳川邸の屋根の上。月光に照らされ、二人の男が対峙している。
花山薫とシコルスキー。彫像のようにかたまり、ぴくりとも動かない。
表情も、両者とも平静そのものだったが、シコルは内心舌を巻いていた。
(コイツ、できる…)
天敵、オリバと僅かに似たところがある。格闘技畑の人間ではなく、もって生まれた
身体能力のみで、あらゆる防御をぶちやぶり、敵を粉砕する。
だがオリバにはある悠揚としたものが、この男にはない。冷酷というのとも違う。
ひたすら真剣なのだ。
(よし、あの手だ)
シコルはヒュッと何かを投げた。
ボオー−ン!!!
爆発音は、花山たちの方面からしたものだったのだ。突如足元が崩れ、花山は跳んだ。
先刻から目に入っていた、徳川邸の塀際に止められた大きなコンテナトラックの上に降り立った。
と、思うといきなりトラックが発進し、花山は落ちそうになった。咄嗟にしがみついた。
運転手がだれか、見当はついている。策略にのせられてしまった…
ハンドルを握りながらシコルは叫んだ。
「さあ…振り落とされるようならそこまでのヤツだったということだ。どこまでしがみつけるかッ」
落ちても地獄、落ちなくともシコルの思う場所に連れていかれるだけのことで、これも地獄。
だが花山は離さない。
悪夢のような疾走が始まった。
(どこまでもぉ〜 かぁぎぃりぃなくぅ〜)
328 :
全面戦争・9(ジャックvs烈&渋川) :02/06/13 16:52 ID:eeDVf1VU
渋川はひどく小さな声で烈に話し掛ける。
「烈、聞きや。古武道には、お前さんらの発勁と同じ『透かし当て』ちゅう技がある。
こうなりゃ相手の体の事など気遣っとられん」
そして渋川は、二言三言烈に何事かを言った。烈の顔色が変わった。
「ボサッとしてんな、行け!」
渋川の言葉に弾かれるように烈が飛び出し、ジャックに向かい突進する。
だが数歩行ったところでいきなり歩を止め、腰を沈めながら反転した。すなわち、ジャックに背を向けたまま
片膝をついて座った形になった。あまりに異様な行動にジャックの注意が一瞬途切れた。
その隙をのがさず、渋川は烈の差し出した両手の平に飛び乗る。渾身の力を込め、烈は渋川を宙に放った。
渋川がありえない高さにまで飛んだ。
(狙いは前後をとることか!?させんッ)
ジャックは落ちてくる渋川に襲い掛かろうとしたが、烈が間髪入れず懐に飛び込んできた。
拳を繰り出してきた。ジャックはカッとなり、噛み付いた。今度こそとらえた、烈の左腕。
烈は引きつった笑みを浮かべた。
渋川と烈、二人の掌が、それぞれ同時にジャックの胸と背中を叩いた。
「うがァッ」
ジャックの体が大きく震え、ついで顔面中の穴から血が噴出した。口。目。鼻。耳。
329 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/13 16:53 ID:Aellegsg
そしてみんな死んだ。(完)
330 :
全面戦争・10(ジャックvs烈&渋川):02/06/13 17:06 ID:eeDVf1VU
ジャックは顔面を血まみれにし、ものも言わずよろめき、塀にもたれた。
一応立ってはいるものの、意識もほとんどないであろうと思われた。
拳法と古武道、それぞれの達人に前後から体内破壊の技を使われるという残酷な図である。
並みの人間なら絶命しても不思議ではない。常人ならぬ肉体を誇るジャック相手だからこそ、
使えた技だ。
烈はそっと左腕の具合を確かめた。折れてこそいないが、指一本動かしただけで激痛が走る。
ジャックは塀に背中をこすりつけるようにして座り込んだ。渋川は静かに歩み寄った。次の瞬間、
グァシイィッッ
渋川の小さな体が吹っ飛んだ。
「シブカワーーーッ」
「お…お前ら…なぜこんな真似を…もう、手加減できないぜ…」
立ち上がったジャックの顔は、かつてトーナメントで浮かべて見るものを戦慄させた、あの形相になっている。
331 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/13 18:07 ID:FMHOeR6c
ageるのだ!
332 :
全面戦争・10(花山vsシコルス):02/06/13 23:34 ID:FMHOeR6c
一方シコルスはアクセルを前回に夜の誰も通らなく広い道を
ただただ振り回し走る!花山はそれに必死についていく!そしてその時
花山は両腕を振りかざし斧のようにトラックの天井を突き破り腕を刺したまま
固定をした!以降シコルスのどんな振りにもビクともしない!
しかしようやく状況に気づいたシコルスは
「・・・・・・フッ小細工を」
とUターンをし徳川邸を目指し更なるスピードで走り出した!
時速は200に達しようとしていた・・・。
しかしそのスピードにもなんの表情も変えない花山。この修羅場をどうすれば
20年で得られるのか?
そして徳川邸が見えた・・・戦士が闘う大庭からそれ傍にある普通の一軒家ほどの
倉庫がある。
(ニヤ・・・)
シコルスは目標に定め最高速をはじきだした!と花山は両手を抜いた。臆したわけではないのだ。
これから起こるであろう事態の覚悟であった。
333 :
全面戦争・12(花山vsシコルス):02/06/13 23:40 ID:FMHOeR6c
徳川はその事態にきづく!
「いッいかぁん、あそこには危険物が大量に存在する!
人間など消えてしまうぞ!やめるんじゃあ花山!まだお前の戦士・巨躯を失いたくは無い!」
しかし当然ながらご老公の叫びは届くはずも無い。
倉庫まで残り1,5km。シコルスはアクセルを運転席にあった適当な棒でアクセルを固定し
運転席の窓から器用に軽々と高速で走る花山の居る天井へと降り立った。
「安心しなよ。俺はなにもしない。タダの比べモンだよ
・・・・・・・漢のなッッ!!」
いっそう引き締まった表情になった両雄!死を越えるか!?
残り500km。
(爆破警報に注意せよ)
334 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/13 23:42 ID:FMHOeR6c
↑訂正:500mですた
335 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/13 23:43 ID:yfGbuoGQ
500kmのほうがイタガキっぽい
336 :
全面戦争・13(花山vsシコルス) :02/06/14 10:08 ID:hba9H46.
超高速で、死に向い疾走するトラック。シコルスキーは背中に冷たいものを感じながら、
花山を睨みつけた。
(コイツもあの猪狩とおんなじだ、人間なんて、いくらカッコつけてたって
本当の命の危機に遭えば醜態をさらすモンなんだ…)
花山の表情は怖いほどに静かだ。かといって穏やかというのとも違う。
倉庫が目前に迫ってきた。
「ううッ…」
シコルの表情が何ともいえない様相にゆがんだ。花山はすっと歩み出た。
あと数メートル。
花山はシコルの襟首をつかんで軽々と後方に放った。宙に浮いたシコルが見た物は、
今まさに倉庫に突っ込んでいくトラックと、その上で微動だにしない花山の後姿だった。
ドグァーーーーン!!!
爆炎と爆音が耳目をふさいだ。
「ああ…」
シコルの心が折れた瞬間に、彼は花山の敵ではなくなったのだ。だから花山はシコルを救った。
そしてその行為が、花山から飛び降りる猶予を奪った。
337 :
全面戦争・14(花山vsシコルス):02/06/14 10:25 ID:hba9H46.
へたり込んだシコルに徳川が駆けつけて来た。
「な…何という…この爆発ではとても……ッッ!?」
炎を逆光にして、一つの人影がうかんだ。よろめきもせず、確かな足どりで近づいてくる。
全身をぶすぶすとくすぶらせ、黒く焼かれた姿で堂と倒れた。
「花山ーーーッッ」
徳川は駆けつけた側近たちに向かい怒鳴った。
「何をしとる、早くこの最高の戦士を救わんか!」
側近たちが花山に水を浴びせて担架に乗せ運び去り、入れ違いに消防隊がやってきた。
誰もシコルに注意を払おうとはしない。シコルも注目されたくはなかった。
「俺の、負けだ…」
血を吐くような呟きだった。戦わずして負けるという事が、本当にあるのだ。
彼は立ち上がり、徳川邸に向かい蹌踉と歩き出した。
PM8:27 花山vsシコルスキー決着!!
338 :
全面戦争・15(バキvs柳):02/06/14 16:59 ID:fHr5OomE
バキと柳は静かに対峙する・・・。
(あの技は相手の動きを止めなければ使えないだろう
格闘家の全ては動作の際呼吸は止まるハズだ!!)
バキは眼にも留まらぬような左右の動きを見せる
「・・・・・なるほど」
柳はあざ笑うかのように言葉を切る。
前にやられた技の警戒の感度は誰が見ても明らかなバキ。
とバキは立ち止まる・・・。
「しまった・・・・・・気づくべきだったッ今日こんな自体が起こるということは
・・・・・・死刑囚・・・そして地下格闘戦士が集まるということは・・・
・・・・・・・・・・・アイツが必ず来る!!」
バキが指すのは必然に勇次郎!
バキの髪はザワッと立ち上がる。
「バキとやら・・・私の技は前にやったのが極みだがあれはホンのひとつの技に過ぎん。
・・・・・・この変幻自在の柔らかな指を使えばなんだってできる!」
柳は暗に更なる必殺技を秘めていることを語る。
相手の技を晒す格闘家がいるかと言えば少々愚かも知れない。
(柳トウジョウダ(・∀・)
339 :
全面戦争・16(独歩vsスペック):02/06/14 18:35 ID:QARChQnc
「さあ・・・・どうする?」
独歩は前羽の構えを取った!鉄壁の防御であの激しい連打を防げるのか?
クスッと笑ったスペックがその時無呼吸連打を繰り出した!!!
廻し受けをし次々とスペックの拳・脚を払う。表情は自身と余裕に溢れ当たる気配が無い。
すこしスペックの表情が曇るが止まるワケは無くひたすら連打を繰り返す。
と独歩はその時両足をも使い相手の四肢を停止させた!
「クッ!・・・・・・!」
さすがのスペックに焦りの色がにじむ。
全ての四肢をバシッと払いのけスペックは前がガラ空になった。
独歩は右拳を右腰に固定し神の拳をスペックの胸へ目掛け超高速で繰り出した!
・・・・・とその時スペックは口を大きく開けた。
良く観察すると喉の奥に機械の様な物が固定されている。それは青白いモノがヴオッと燻るように見える。
独歩は両拳を停止させ体の前まで戻した!
とスペックは口の奥から放射状に青白い炎が飛び出した!独歩は廻し受けの余裕は無い!
素早くギリギリの所まで後退した!
「ヘッあんたはサーカスでもやってたのかい?」
冗談交じりな言葉を発しながらも表情からは驚嘆を浮かべる。
340 :
全面戦争・17(独歩vsスペック):02/06/14 18:45 ID:QARChQnc
「だから挌闘家は甘いンだよ・・・♪何が飛び出すかわからない実践に全てが
あるんじゃないか・・・♪」
スペックは批判ながらも最もな論を発する。
「ふ〜ん・・・。じゃあこいつもありなんだろ?当然ッ」
独歩は何やら背中と服の間の中に挟んでいたモノを取り出した!
スペックの顔がかすかに曇った!
黒く硬い人間を遥かなる高みへ導く武器!それは銃ではなく。
マシンガンだった!
「・・・・・・よく日本でそんなものが手に入ったねェ」
「ヘッ俺は神心会の長だからよ。門下生は1000万に到達!どんなもんでも
手に入るぜ♪」
と笑みを浮かべ銃口をスペックへ!
「だが果たして銃の引き金を押せるかねェ、もう装填されているだろうが
銃口を曲げれば君は簡単にくたばってさらに顔の傷を増やしてしまうよ♪」
その言葉に動じる様子は無い独歩。覚悟の上なのだ!
(スペックは脳裏に行動のデータを検索する!生半可な攻撃ではこのもののふに
撃たれる!)
とスペックは次の瞬間驚愕の行動に出る!!
341 :
全面戦争・18(ジャックvs烈&渋川):02/06/14 18:53 ID:QARChQnc
「う・・・・・・がァァァァァ・・・・・ああああああああ!!!!」
立ち上がると同時にジャックは咆哮を放ち烈へと近づいた!!
「ぬうッ」
あまりの形相・速度に驚くが体は反射する!
ジャックから繰り出された上から降るような左拳に烈は紙一重に横へ動きかわす!
がその動向を必然に読むジャックは右拳を烈の動いた方向へうならせる!
その拳さえ研ぎ澄まされた烈は紙一重に跳躍しかわした!
しかし次の瞬間烈の顔が悶絶に変わり激しく地を吐露している!
さらなる回転でジャックは左拳を烈の鍛え抜かれた胸へめりこませた!
が無事に済むはずが無い!体重120には到達し巨躯な体から筋肉からジ繰り出される
拳は烈の胸骨を粉砕していた!
烈は前に倒れそうだったがジャックは容赦を知らず右足を烈の顎へけりこんだ!!
(続きよろしく!)
342 :
全面戦争・19(ジャックvs烈&渋川) :02/06/14 19:54 ID:JtcWgVQo
「ああっ…」
なす術もないかのように烈は地に這った。さらに踏みつけようとしたジャックは
殺気を感じ横っ飛びに跳ねた。渋川は逃がさない。老人とは思えない速さで追いついてきた。
渋川はパシン、とジャックの太ももに手を置いた。ジャックは奇妙な事に気付いた。
渋川の両手には庭師が置き忘れていったものだろう、軍手がはめられている。
(何の小細工だ?!)
烈が攻撃されるのを渋川は看過していたわけではない。その間、ジャックの打撃のダメージから
立ち直れずにいたのだ。それほどまでにあのジャックのパンチは完璧だった。
渋川の投げをこらえることは、なんびとにもできない。たとえジャックであろうともだ。
もちろん、渋川はこれで決まるなどとは思ってはいない。
ジャックは、何と投げに逆らわず地を激しく蹴ったのだ!不自然な加速がつき、渋川はよろけた。
剥き出しになって迫るジャックの牙。
(これを待っていたッ)
本当に、この男、ジャック・ハンマーとは闘いたくなかった。己の全てがジャックを避けること
を警告していた。それが護身の完成というのならば、そうなのだろう。
だが渋川はあえて踏み出したのだ。己を、行き止まりの向うに導くために。
渋川はジャックの口中に手を突っ込んだ。舌を握りしめた。軍手はこのためのものだった。
「ぎいィッ」
常識外れの攻撃にジャックはうめいた。がくりと力が抜け、普通の人間と変わらない状態になった。
渋川はトン、とジャックの体を蹴り、ジャックから離れた。
烈海王ほどの達人ともなれば、その数瞬で充分だ。
343 :
全面戦争・20(ジャックvs烈&渋川):02/06/14 20:07 ID:JtcWgVQo
渋川が身を挺して開いた一筋の血路。そこに、烈は恐れず踏み込んだ。
「ハアァーーーーッッ!!!」
心臓部を目掛けた渾身の肘打ち。ミシミシと肋骨にヒビの入る音が聞こえた。
(不充分だッ)
烈は咄嗟に判断した。よろけたジャックの頭部に凄まじい飛び蹴りを加える。
ジャックの巨体が地響きをたて倒れた。それを見届け、烈は地に崩れ落ちた。
(頼む、もう起き上がらないでくれー!)
「う…う…ううッ」
小山が動いた。血走った目を向けてきた。烈は絶望的な気持ちで体を起した。
もちろんジャックがダメージを受けていないはずはない。
だがその疲弊と損傷が自分より重いということはなさそうだ。渋川は壁にもたれ、意識が
あるかどうかさえわからない。
344 :
全面戦争・21(ジャックvs烈&渋川):02/06/14 20:10 ID:JtcWgVQo
烈はバサッと上衣を脱いだ。服を地面に叩きつけた彼の手には、一振りの日本刀が
握られている。愚地家に伝えられ、かつてドイルを斬った因縁の剣だ。
それを帯にぐいと差し込み、烈はジャックに語りかけた。
「ジャック…残念だが、今の私には素手で君を倒せるほどの余力はないのだ。
だが、この剣を使えば攻撃力の差は逆転する」
「だからどうした…たとえ真剣を携えていようと、満身創痍の人間一人に勝てぬのなら、
俺がそこまでの男だったというだけのこと」
烈の目が暗く翳った。が、影は一瞬で消え、烈はカッと目を見開いた。
「さらば、参るっ」
鞘走りの音高く、腰の一刀が半弧を描いた。
間髪入れず、ジャックの身が躍った。
二人の体が激しく交錯した。
ジャックの背に刀身を叩きつけた瞬間、烈の脳裏に懐かしい声が響いた。
見事だ、烈―――今こそそなたは開眼し、真の海王となった―――
345 :
全面戦争・22(ジャックvs烈&渋川):02/06/14 20:34 ID:JtcWgVQo
地に降り、座り込んだ烈の目に涙が滲んだ。
(たった今、身まかられましたか、老師…)
「貴様ッ…憐れみの、つもりか…」
倒れたジャックが、振り絞るような声で言った。その背に傷はない。峰打ちであった。
「心外なことだ…まだ死なせてはやらん、私や渋川老がもっと力をつけ。独力で君を
倒せるようになるまでは生きていてもらう。もちろん、素手でな」
ジャックは昏倒した。
弋を止める道と書いて武道…烈は、ジャックを生かす道を選んだのである。
(殺人剣ならぬ活人剣というわけか…ようやったものよ)
渋川は遠のきそうになる意識を必死で繋ぎとめながら、思った。
「お優しいことだぜ、ああ」
ふいに聞き覚えのある声が耳朶を打ち、烈と渋川は身を硬くした。
「範馬勇次郎…ッッ!!!キサマ、なぜここに」
ドイルとの勝負の時と、同じ構図だ。烈は刀の柄を握り締めた。
気負ってみせるものの、目が霞み、力が抜けて仕方がない。
「そんな目くじらたてることもねェやな、見物にきたんだ俺ァ」
軽口を叩きながら、勇次郎は失神したジャックを見下ろし、「骨延長手術か…」と呟いた。
(烈海王と渋川剛気、この二人を同時に相手にしここまで痛めつけるとは…)
その時、一瞬勇次郎の表情をよぎったもの。まったくありえないことであったが、
哀しみ、に見えない事もなかった。
勇次郎はくるりと踵を返した。
「どこへ行く」と烈は厳しく問うた。
「他のヤツらの見物。…ソイツを、たのんだぜ」
烈と渋川は、顔を見合わせた。血の繋がった親子とは言え、あのオーガが「いたわり」
に似たことを言ったのが信じられなかった。
PM8:52 ジャックvs烈&渋川決着!!
346 :
全面戦争・23(バキvs柳):02/06/14 22:23 ID:QARChQnc
バキはピリッと最大の殺気を感じる!
バキも柳も横を振り返るとそこには地上最強の生物が仁王立ちしていた
「ククククク、体操にやってるようだな。」
「オヤジ・・・」
柳の目つきは一層に険しくなった!
と柳は信じられない行動に出た!
目の前の標的バキの存在さえ無視し勇次郎のほうへ踵を返した!柳は勇次郎の
圧倒的な存在に凌駕されたか勇次郎に踏み込んだ!
今までの精悍な雰囲気は消え獅子の殺気を放ち小細工一切無しの対峙を挑んだ!!
「フン・・・。バカがッッッッッ」
柳は勇次郎に掌を硬直させただただ超高速度の四肢を勇次郎に渾身に繰り出した!
常人ではとても追いきれないだろう!
・・・・・・と!!!
347 :
全面戦争・24(バキvs柳):02/06/14 22:34 ID:QARChQnc
勇次郎は全ての柳の四肢を簡単にしかも片腕で停止させてしまった!
「ぬううううぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・!!!!!!!」
勇次郎の殺気が一瞬呼吸を許さないほどに上昇した!!!
次の瞬間柳の眼球は完全に白目をむいていた・・・。
口からは胃液からすべてを逆流し吐血までもをちいさな池が出来るほど
吐露していた。
勇次郎の渾身の拳は柳の腹筋を完璧に貫いていた!腹部には
ボッコリと穴が凹んでいた・・・。
柳はウンスン言う術もあるはず無くその場に昏倒した・・・!
「・・・・・貴様も所詮高が知れたものッ!俺に挑むなどたわけが」
柳は呼吸をしているかも確認はしてないがもう起き上がれないだろう
348 :
全面戦争・25(独歩vsスペック):02/06/14 22:49 ID:QARChQnc
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!
スペックにマシンガンは放たれた!細かい粒子が一瞬でスペックの体に
埋め込まれた!
「・・・・・・・・あれ?随分ひ弱な銃なんだねえ、筋肉でとまってしまったよ♪」
独歩も流石に計算外のようだ!至近距離でマシンガンを放たれ平穏な顔をした
漢がいるだろうか?(おそらくオリバ以外には居ないだろうと思われた)
スペックは刹那独歩に間合いを詰め銃口を曲げた!これを引けば暴発して独歩は
腕を失うことになろう!
とここにも鬼が現れた!まったく神出鬼没とはこの事だ・・・。
「オッ・・・・・やあ♪ユウジロー」
スペックは何やら勇次郎に気軽に話しかけた。
「全然変わってねェ〜なぁ〜お前は。」
勇次郎もまるで友人のように会話を交わす。
「オーガ・・・・。」
独歩は異様な雰囲気に勇次郎に問う。
「・・・・・・こんな事言っても面白いか解らねぇがこいつは昔一時期だが俺はこいつに
訓練を受けた。見た目には解らないかも知れんがこいつはもうスグ98になるってんだ。
俺が8歳のときから3年位か・・・。まあ教わったんだがその後皮肉にも俺はこいつより
強くなっちまったワケだがな」
恐るべき過去!!なんとスペックは勇次郎に直々訓練を与えたことがあるという!
年の差からすれば差ほど不思議ではないが驚愕に値するべき過去だ!
「俺も憂鬱だったよユージロー。俺より強くなるなんてなぁ♪」
勇次郎とスペックは次第に会話が弾むがその時独歩が
回し蹴りをスペックに放った!
勇次郎はその脚をかばうように受けた!
「・・・・・・・・・・・・・・・!!!」
独歩はこの行動に驚いた!!
(韓国氏ね)
このスレおもしろいか?
350 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/14 23:11 ID:5ua2CbWs
バキは梢江にねだった・・・「たっ、たのむ。アナルに指入れて。」
351 :
全面戦争・25(バキvs柳):02/06/15 09:52 ID:jXdXBgu.
柳の生死を確かめようと、彼の鼻に手をかざそうとしたバキはふいに
全身を切り刻まれる感覚に襲われた。
「くッ」
横っ飛びに跳んで避けた。
「ちッ…仕損じたか」
柳は憎々しげに言い捨てた。
「効いてなかったのか…」
「フン、こうでもせねばあの男は去ってはいくまい。まあ、この程度の擬態を
見破れんようでは範馬勇次郎もたいしたことはないな」
頑丈なのか、それともダメージをうまく散らす体術なのか。
いずれにしろ、バキの中にむらむらと黒い感情が湧き上がってきた。
「てめェ、誰に断って勇次郎を貶してんだよ、オオッ」
柳はフン、と鼻で笑い塀の上に飛び上がった。
「また邪魔が入ってはかなわん、河岸を変えるぞ。ついて来い、小僧!」
352 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/15 09:53 ID:jXdXBgu.
しかし、あんなに「空の手」を言った独歩がマシンガンかよ…無茶だ
353 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/15 09:54 ID:vomsVV5k
354 :
:02/06/15 10:10 ID:77Qe6aGQ
文章が長すぎて内容を理解すらできねぇー
355 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/15 10:31 ID:1eLogVUs
>>352 同感。
基本的には楽しく読ませてもらっているが、オーガと独歩のキャラに納得がいかん。
ある程度は原作の設定を守ってもらわんとナ。オーガは誤差にしても独歩がマシンガンはありえんだろ。
356 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/15 10:32 ID:JfKUXNbk
357 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/15 10:57 ID:1eLogVUs
>>356 × 理解能力
○ 読解力 だと思うよ。
それにしても、354 は漫画の読み過ぎと思われ。
厨学での国語の授業中にも教科書で隠しつつ漫画を読んでたパターン。
358 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/15 10:58 ID:J4kpKwVY
359 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/15 11:22 ID:DBIMTff2
ズールくんにもわかる「全面戦争」これまでの流れ
烈&渋川vsジャック
烈と渋川が最初ノーマルな攻撃をしかけるが力の差は圧倒的。
二人で発勁を当てようやくダメージを与えるが、ジャックがキレてマックシング。
二人とも殺されかかるが渋川がジャックの舌を握る奇襲、その隙に烈が
猛虎硬抓山(肘打ち)と跳び蹴りを加え、ジャックはダウン。
それでも立ち上がったジャックを烈は峰打ちで気絶させる。→烈&渋川辛勝
花山vsシコル
爆発物のつまった倉庫を崖に見立てたチキンレース。
直前でビビったシコルを花山は助け、そのせいで自分は爆死寸前に。
でも助かる。→花山完勝
バキvs柳
二人が対峙する所にオーガ降臨。うざい勇次郎を追い払うため、柳はあえて
やられたフリをした。バキを挑発し別の場所に移動。→交戦中
独歩vsスペック
素手で少し打ち合った後独歩がいきなりマシンガンでスペックを撃つ。効かない…。
そこにオーガ降臨、スペックとオーガが師弟だったという驚愕の過去。
独歩がスペックを蹴るとなんと勇次郎がスペックをかばう。→交戦中
360 :
ズール:02/06/15 11:42 ID:1eLogVUs
>>359 ωΠe雁タθ$♪ !! (超納得♪!!)
ΘΨ
>>354 ‰§∧? (354、君でも解ったろ?)
361 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/15 21:11 ID:BwcXxsHs
アゲ
362 :
全面戦争・26(バキvs柳) :02/06/16 11:13 ID:8YL5ZHwE
夜の町並みを、二つの黒い影が疾走している。影ではない。あまりに動きが速すぎて、
常人の目にはその正体が捉えられないのだ。
屋根の上を走りながらバキは焦っていた。十七歳の自分が、どうみても四十は過ぎている
柳のスピードに圧倒されている。
(くそ、やっぱりマグレで倒されたんじゃねえ)
その柳がふいに大きく跳躍し…降り立った場所は学校の校舎だった。
相次いで降りたバキは目を見張った。
「ここは…」
「我々が初めて手合わせをした場所だ…しょせん消化不良で終わった勝負だ、
始まった場所で終わらせるのもまた一興だろう…君の負けでな」
バキはふっと笑った。
「何がおかしい」
「今、ジャック兄さんが負けた…渋川サンが勝ったって事だ。同じ相手に二度負けるなんて、
俺たちグラップラーにはありえない…それにしてもアンタ、余裕かましすぎじゃないのかい。
ここは俺の学校だぜ、地の利は俺にある」
今度は柳が不敵な笑みを浮かべた。
「今にわかるさ」
言い終わるやいなや、柳は窓ガラスを蹴破り教室に飛び込んだ。
363 :
全面戦争・27(バキvs柳):02/06/16 19:51 ID:K4RLHAq6
しかしすこし時間を置くがバキが教室に入ってこない!柳はキョロキョロと
周りを見渡し警戒度を高める。
夜の学校・・・教室も暗闇に包まれ不気味さをかもし出している。
柳の居る教室の遠くからガシャンというガラスが数枚割れたような音がした。
バキは誘っているのか・・・とにかく柳は教室から出ようとしたが鍵がかかっていた為
ドアの両淵を沿って素早い手刀を振りかざし音を立てずドアをはがした。
廊下に出るとその廊下は全くの暗闇。多少空のつきが明かりをともしていたが
眼がまだ慣れていない柳にはほとんど何も見えない!
タッタッタッタッタ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
階段を素早く駆け上がる音がした。
バキは上へ登っているのか?
柳はゆっくり体に警戒の気を纏い歩行する。と柳は廊下の壁を急にドガッ!と拳を
打ち付けた!柳は自分がここに居ることを主張しているかのように。
もしバキが校内に存在すれば静まり返った今の学校では聞こえるだろう。
バキと柳の間には見えないやり取りが伺えた...。
一方のバキは現在に校内の3階の音楽室にいた!!
(続きよろしく!)
364 :
全面戦争・28(バキvs柳):02/06/16 20:09 ID:K4RLHAq6
バキは音楽室でなにやら器楽を取り出した。これはトランペットだろうか?
そしてそれをバキは慣れぬ手つきで思いっきり吹いた!
プアアアアアアアアアァァァァァァァ〜〜〜〜〜ッ・・・・・・・・・!!!!!
その音は10秒には達しただろうか?
その大音量は今確実に柳に届いた!柳は察した。
(ラッパ?トランペット?とにかく器楽の音が聞こえた・・・。音楽室ッ!)
まだ鳴るトランペットに柳は耳を澄ませた・・・。
「3階か!!」
確信の顔に満ちた柳は駆ける!階段を探す!
しかし何故3回と見破れた?それは柳の研ぎ澄まされた5感にあるだろう。常人には
想像つかぬ訓練の賜物。音の響きから音の振動による空気の伝わり方。3階と確信したのだ!
しかしバキが何故トランペットを吹いたかは謎である...
駆けている柳は上へ通じる階段を見つけた。柳は訓練された特殊な歩法に足跡は完全に消されていた。
柳から発せられる気配から殺気までも完全に内へ閉ざした。
柳は3階へ到達。
バキは今?
バキは4階を駆けていた。この校舎は4階建てである。
柳は暗闇に光る輝きを発見した。教室から光が発している。明かりが完全についている。
(誘いか?・・・面白い!)
光を発していたのは先ほどバキがいた音楽室と反対方向の2-B4と書かれた平凡な教室・・・
柳はギィッと普通のドアを開ける。
誰も居ないことに柳は気づいた。しかし黒い黒板に大大と白いチョークで文字が書かれていた。
”さあ鬼ごっこの始まりだ!!”
不気味だったが柳は微笑んだ。
この学校は全体で言えば全国でも広さで言えば平均水準を大きく上回ったとても
広い校舎だ!校舎は3つもあり体育館さえ3つもあるのだ。校庭も普通のより1.7倍はある!
”鬼ごっこ”が始まった!!
365 :
全面戦争・29(バキvs柳):02/06/16 20:17 ID:K4RLHAq6
夜の広大な学校での2人だけの鬼ごっこ・・・。となるハズだったがその一方。
校舎の前に1台の車が止まったその車を降りてきたのは
愚地独歩・スペック・・・・・・そして範馬勇次郎だ!
3人とも闘気は今は抑えられているが一触即発の状態にあろう。
実は徳川邸内-----------------
独歩は勇次郎につかまれた足を素早く離した。勇次郎は
「お前さん達には解らなかったも知れないが今うちのできそこないと柳とか言う
奴が外に出ていったぜ・・・。」
この状況では不自然な言葉だ。
「それがどうした?」
独歩は当然に問う。
「俺は奇しくもアイツの親だぜ、あいつの考えることは解るのさ。」
「どうしようというんだい?」
スペックが勇次郎に問う。
「まあ付いて来いよ。面白いアトラクションだッ」
---------------------------と勇次郎はスペックと独歩をおとなしく連れてきたのだ。
366 :
全面戦争・30(バキvs柳):02/06/16 20:27 ID:K4RLHAq6
勇次郎は校舎を校門の前から見渡す。・・・と
「ちょっと待ってなよ」
と勇次郎の姿が瞬間移動したかのように消えた
----------1分後------------
勇次郎がまたも独歩達の前に忽然と現れた。
「説明しておこう。バキは面白いこと考えやがる-----------」
勇次郎はバキと柳のいきさつをまるで見ていたかのように説明した。
1分で校内の全てを見てきたようだ・・・やはり驚愕の身体能力。
「・・・・・・あは♪」
スペックが何かを解したかのように笑った。
「つまり鬼ごっこの人数を増やして遊ぼうというんだね♪」
勇次郎はその言葉に答えなかったがスペックの言ったことは正解であった。
独歩は何かつかめぬ所があったが了承した。
独歩とスペックは別の方向へ姿を消したッ・・・・
勇次郎が笑いながら「ククク・・・・・盛大なお遊びだゼ♪」
その言葉を残し勇次郎は車に乗り込んで消えた。
そして1分後---------------------
詳細を説明しよう。
先ほどまでバキと柳がいたのは真ん中の第2校舎(校門から校舎が3つ横に並んでいてその裏に校庭やら
体育館やらが建っている。)
バキは今第1校舎に 柳は今だ第2校舎に
そして独歩は校庭の隅に スペックh第1体育館にいた(体育館の並びも校舎と同じである)
(さらに詳細を校庭の横に書けばプールもある。)
盛大な祭りが始まった!鬼ごっこが!
(続きよろしく!)
367 :
全面戦争・31(バキ&柳&スペック&独歩):02/06/16 22:58 ID:TD/GIvp.
バキは第1校舎を警戒しながら早歩きのように移動している。
しかしバキは見た!窓から校庭を見渡すと木の陰りに人影が動くのを!
(柳か・・・?)
バキは予想以上の行動の早さに少し驚嘆する。
しかし暗闇で確認できないがそれは独歩だった。
独歩は校庭の隅を駆け移動する。
-------------一方スペックは第1体育館のセンターサークルに突っ立っていた。
天井から辺りを見渡す。ニマッのスペックは笑った。何かを見つけたのか?
スペックはバスケゴールの上を踏み2階の見学場へ登り1枚の大きいカーテンを
引き剥がした。それをくるみスペックは体育館の出口へ...
368 :
全面戦争・32(バキ&:02/06/16 23:18 ID:TD/GIvp.
スペックは出口の上へ跳躍する。そして緑に塗装された丸い体育館の天井を
駆け上がる。1歩1歩の踏みしめる足音がギシギシ響くが誰かに悟られた様子は
無いようだ...天井に着くとカーテンを敷きその上に横になり天を見上げた。
(寝るためのカーテン???)
---------------------------一方
柳は第2校舎の屋上だった。辺りを見渡す。スペックが寝ている天井も眼が届くが
暗闇の加減で判明できなかった。しかし柳は広大な校庭を密かに移動する独歩を発見した!
独歩は辺りを見渡すが角度上柳は確認できない。それに柳は遮蔽になる塀に隠れていた
柳は飛び降りた!何の躊躇も無く!しかも着地したとき音がほとんどしなかった!
5点着地を遥かにしのぐ技だが独学によるものか...
しかし柳はもちろん独歩とスペックのこの”遊び”の参入を知らない。
その違いに柳は気づいた!
(む!上背も体格も・・・殺気がバキと違う!誰だ・・・?)
柳は警戒を最大限に引き出す。
独歩はまだ気づかない!
369 :
全面戦争・33(バキ&柳&スペック&独歩) :02/06/16 23:27 ID:TD/GIvp.
柳は独特の歩法と体術で殺気・気配・足音を完全に断った!
しかし独歩は何か百戦錬磨に伝わる異様な雰囲気に気づいた!
校庭の真ん中へ全速力で駆け出した!その対角線にはプールがある
柳は何故気づかれたか解せなかったがその前に体が謎の人物を追う反応だった
独歩はプールの前の柵を乗り越えプールサイドに踵を返し構えた!柳も柵を
軽業師の様に飛び上がった。前方に1回転し接地。
柳は対峙した時初めて相手が独歩だと解った。
「・・・・・・貴様が何故ここにいる?」
当然の問いだろう
「俺もこの楽しそうな遊びに入りたくってな♪」
独歩は子供のような返答。しかし柳はそれ以上の問いはしなかった。不要だったのだろう。
お互いこんな所で対戦するのは初めてであろう・・・。奇しくもプールサイドとは...
(続きな〜)
370 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/17 09:34 ID:PP17LJqE
揚
371 :
全面戦争・34(独歩vs柳):02/06/17 14:32 ID:pnZdXSoU
「渋川剛気に言ったそうだね、武道家ってのはとろけそうなほど甘いと」
「言ったがどうした」
「イヤ…不思議だね、日本人だからというわけでもなかろうが、アンタは、あの五人の
なかでイチバン『こっち側』に見える」
その意味を問う暇も与えず、独歩が突っかけてきた。足を刈ろうとするのを紙一重で
かわし、柳は跳んだ。プールに落ちる…と見えた彼の体は水面で止まった。
恐るべき身体能力。地に立つがごとく、プールのコースラインの上に直立したのである。
そのまま独歩に向かい、手裏剣のような物を投げた。
ドスドスドスッ!!
独歩は手裏剣をビート板で受け止めたのである。ダーツの的のようになったビート板を、
そのまま投げ返してきた。
「ちいッ」
反射的に腕で払い落とし、独歩に向けた注意が一瞬途切れた柳の耳に、バシャァアン!!
という音が聞こえた。
(飛び込んだ!?)
独歩の姿は忽然と消え、彼がいた場所にもっとも近い水面には大きな波紋が立っている。
空には黒雲が低く重く立ちこめ、時折ゴロゴロと遠雷の音が聞こえた。
独歩の気配は完全に消えた。柳は背中に冷たいものを感じた。
372 :
全面戦争・35(独歩vs柳):02/06/17 14:48 ID:uC8rzlJ2
突如、背後で殺気が噴き上がった。
「オオ−ッッ!!」
突き出される独歩の拳。
(なんだ、水音も何もしなかったのにッ…そうか!!)
水音こそがブラフだった。独歩は手近な重い物、おそらく監督用の椅子を投げ込み、
飛び込んだように装ったのだ。その一瞬をついてプールサイドを超高速で回り込み、
柳の背後をとり、プールのへりを蹴って決死の突撃を敢行したのである。
一切の気配を消したままで!!
(見事だ愚地独歩…だが、一撃必殺のこの正拳…これが効かねばお前は終わりだッ)
柳の頬に菩薩の拳がめりこむ。コースラインの輪がくるりと回転し、二人は
派手な水音を立て水中に没した。
(続きを頼むッ)
373 :
全面戦争・36(独歩&柳) :02/06/17 17:12 ID:cY4U123U
一瞬の静寂の後プールから大きな波紋と共に2人の姿がプールサイドに舞い降りた。
(菩薩の拳があたったハズ・・・ダメージが無い?)
柳は独歩の拳が頬にヒットした瞬間拳以上のスピードで首を拳の軌道の方向へ
曲げダメージを弾き飛ばしたのだ!柳の頬には微かなアザが残るだけである。
「遅い拳だ・・・だからこんなことをされてしまう。」
独歩は悔しさに表情が満ちる。自分の拳は不平など無かったはず!
柳は想像以上の擬態と体術を秘めた厄介な存在であった!
-----------------------一方
スペックは数分間横になっていたが何かを察したのかピクッと目覚めた。
そう!独歩と柳の闘気を察知したのだ。第2体育館の天井に立つスペック。
辺りを見回すとプールサイドに人影が見えた。寝ていて眼を閉じていたせいか
暗闇の中でも視界ははっきりしていた。
ニィ・・・・・・スペックはまったりと笑うと寝敷きにしていたカーテンの端を掴み
いったん後ろに下がり助走を取った。スペックは走った!
先は何も無い!対角線上にはプールが!プールは15メートルは先にある。
スペックは暗闇の中を大きく翔んだ!!
374 :
全面戦争・37(独歩&柳):02/06/17 17:22 ID:cY4U123U
スペックは今誰も伺えない上空に居る。スペックはカーテンを広げた!
その四方の端を掴み即席のパラシュートのようなものだ!しかし体重は100キロを遥かに凌ぐ
スペックはこのような瑣末なものでは意味が無いのでは?しかしスペックは落下の勢いを弱めれば
それでよかったのだ。
スペックの視界にプールが次第に大きくなる。
--------------------------一方
柳と独歩はスペックが上空から向かってくるとは解せなかったが感づいた!
何者かが近づいてくる!柳も独歩も目の前の標的への警戒度を辺りへ変えた!
スペックはカーテンを手放し下へ投げた。そのカーテンはスペックの右足裏に引っかかり
そのままスペックは落下する!
落下!
バシャアアアァァアァァ!!
激しい水音が響く!しかしスペックは柳たちと反対方向のプールサイドにいた。
濡れているのは僅かに両足だけだった。
水は地面より硬く化す!それをスペックは十分に承知していた!それを利用した!
水への着水と同時にカーテンが衣となり引っかかった足を水へ高速で打ちつけ踏み台にしたのだ!
やはり衝撃は水が吸収してくれた。そしてスペックは舞い降りたのだ。
「いやいや楽しそうだねェ・・・」
しかしこの”鬼ごっこ”は更なるもののふが参戦することとなる!
(続き世路しゅ〜
375 :
全面戦争・38:02/06/17 20:16 ID:pnZdXSoU
ロングコートをふわりとなびかせ、プールサイドに乱入してきたもう一人の男―――
シコルスキーであった。軽敏な動作とは裏腹に、その五体から発される気にはひどく余裕がない。
シコルの身にはかすったほどの傷もない。独歩は尋ねた。
「シコルスキー…まさか、花山薫に勝ったのか」
「負けたさッ!!完膚なきまでになッッ!!」
シコルは絶叫した。
「もう勝利だの敗北だのはどうでもいい!一人くらいは強いヤツを倒さなきゃあ、俺はッ…」
「消えろ、負け犬」
柳が吐き捨てるように言った。シコルの顔が朱にそまった。
柳を血走った目で睨みすえ、低くつぶやいた。
「決めた…貴様を殺す」
戦いの構図は迷路の様相を呈してきた。この非常事態に、バキはなにをしているのか?!
(続きを…)
376 :
全面戦争・39:02/06/17 21:19 ID:exzGBtyg
バキは第3体育館にいた・・・。バキは考えた
(これを遊びとして徹底しよう)
今日のバキは少々志向に異変があった・・・。バキは何かを探している。
暗闇の中からバキは何かを引きずり出していた
籠に入ったバスケットボールだった。何を考えているバキ!?
その頃徳川邸に残っていた烈と渋川・・・。渋川以外は重症である。
御老公は花山の様態を気にする。常人なら死んでいてもおかしくない。
「・・・・・・・・・・」
何と花山は医者が診断している傍から立ち上がった!
「な・・・・・!!」
医者は驚愕する。この傷では超人でさえ立ち上がるのは不可能だろう・・・。
「今・・・他の奴等は・・・?」
「!?まだ闘うつもりかあんた!?」
医者がすこし吼える。しかし徳川は動じた様子は無い。幾多の戦場を見てきた御老公には
不思議なことではないのだ。戦士とは医者の英知を超えているのだ。
「着いて来い花山」
徳川は花山を連れ車へ向かう。花山は重症に関わらず足元もふらついていない。
服も燃え男侠ちも見えている。
車に乗り込もうとしたときある男が声を出す
「待て・・・・・・」
烈と渋川だ。
烈は折られた腕は既に苦しそうなギプスがはめられている。
渋川は平然としているが静かな闘気が漲っているように見える。
「私たちも行く・・・・・・・。」
参戦の強い意志を示す!
地下闘技場戦士として・・・否ッ、格闘家の誇りに賭け!!
377 :
全面戦争・40:02/06/17 21:28 ID:tWwM4sNc
徳川邸には治療済みの昏倒したジャックが横になるのみだった・・・。
しかし!!更なる混沌は闇へ誘う!驚愕の展開に陥る!
大勢の闘気が校舎へ連なり向かい始めていた・・・。
--------------------一方
プールサイドには死刑囚の柳・スペック・シコルスキー
そして愚地独歩がいる。
「俺を殺すダト・・・?貴様には無理ダ!」
柳の必殺宣言に激昂するシコルス。シコルスは柳に素早く踏み込んだ!
しかし鈍い!花山との対戦による精神的爪跡が・・・敗北が夥しいまでに残っていた
柳は肩から全身の力を抜いている。あの技か!?
シコルスは切り裂きの1本拳を振りかざした!腕が上がったその一瞬だった!
パンッ!
柳の掌がシコルスの口を抑えシコルスはその場に膝から崩れ落ちた!
バキ以外は初めて見たこの技!
独歩も・・・その他の死刑囚も驚嘆した
378 :
全面戦争・41:02/06/17 21:36 ID:tWwM4sNc
(どういう原理だ?何故シコルスは倒れた!?)
柳以外の戦士が皆そういう疑問を持ったことだろう。
気絶したシコルスに柳は口を強制にあける。昏倒したシコルスは衝撃を与えなければ
目覚めない。大きく開いた口に柳は天に右の掌を翳しそのまま掌をシコルスの口に
一直線ッ、超高速度でッッ、そのまま掌で口を瞬間!
シコルスの体が電気ショックを与えたようにビクッとうねり穴という穴から血が流れ出た。
柳は掌をはずす。
「・・・・・・・・・」
他の戦士は皆見ているだけだ・・・
「絶命した・・・」
死んだ!?柳の言葉に戦士は驚愕と唖然の表情。
「これも解らないようだから説明してやろう。まず密閉された人間の体内に私が掌から発生させた
大量の真空・そして圧力・空気をコイツの体内に押し込む。もちろん人間にも期待の許容量がある。
それを私は一瞬にして満タンにし圧迫した!解りやすく言うなら体のあらゆる箇所から空気の注射を
注入したと例えていいだろう。」
379 :
375:02/06/17 21:45 ID:WGX76pZo
>377
悪い、あの「貴様を殺す」発言はシコルが柳に向って言ったものだったんだよ…
まあどっちにしてもシコルは…(ふう)
380 :
全面戦争・41:02/06/17 21:52 ID:tWwM4sNc
その時校門に車が到着。3人の戦士だ!
花山も渋川も烈も精悍な表情だった
「さっき勇次郎が来たのじゃがバキ等がこの学校のどこかに居ると聞いた。
今やっている主旨も聞いた。」
徳川はいままでのいきさつを説明した。
3人は歩き校舎に消えた。
その時世界のシンクロニシティが発生した。プールサイドにいた戦士も体育館内のバキも
花山も渋川も烈も!
皆が皆の闘志に察知し何かを悟った。戦士にしか解らない感覚であった。
・・・・・・・校庭だった。サッカー用に描かれたセンターサークル内に1人・・また1人と
戦士が収集をかけられたかのように集合したのだ。もちろんだれかが収集を呼びかけたわけではない!
そして今現在居る学校内の全ての戦士が集まった・・・
一瞬の静寂にバキが口を開く
「随分集まっちまったな・・・皆”鬼ごっこ”好きなんだな♪」
バキは子供のような言葉だった。しかし雰囲気は明らかに闘志だった。
さらに口を開く
「もう・・・ルールもくそも無い。”鬼ごっこ”だけがルールだ・・・。地下闘技場戦士も
死刑囚も関係ない。ただ生き残ればいいんだ」
(バトルロワイアルってか・・・・・)
誰かが遊び心にそう思っただろう。
そして始まった!
(場所も武器さえも規律の無い闘いの世界に!)
そして戦士はみな散らばった者・・・その場に残る者がいた
(まさにバトロワ?)
381 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/18 06:45 ID:4rAI6A02
ageますた
382 :
全面戦争・42(花山vs柳) :02/06/18 13:23 ID:ShVfSpyA
平穏な高校は、つわものどもの想念うずまく戦場となった。
暗雲は去り、鏡のような満月がふたたび仰がれた。その月光に照らされ、第二校庭で睨みあう二人の人物。
花山薫と柳龍光である。
全身を焦がされて、立っているどころか呼吸さえも困難な状態であるはずなのに、
その眼はあくまで力強い。これこそが花山の最大の武器であった。
見る者をして胸をつまらしめる悲壮さを、全身から放っていた。
柳は嘆息した。
「そんな状態になってまで…その剛毅さに免じ、一瞬で楽にしてやる」
間髪をいれず跳躍した。顔を上げてその姿を追うのが、今の花山には精一杯だった。
柳の手から、無数の銀光が放たれた。それが手裏剣であることを、ワンテンポ遅れで認識した。
かわすか、防御するか、とにかく動かないと…と別人のことのように思った。
ドッドッドッド!!!
何本もの手裏剣を体に受け地に膝をついたのは…シコルスキーであった!!
「な…なにぼうっとしてる…とにかく、これで借りは返したぜ…」
シコルは最後の力を振り絞り、着地した柳に向きなおった。
「甘いんだヨお前の技は…あんな手品でくたばって…たまる…か…」
捨て台詞を吐き、崩れ落ちた。今度こそ本当の絶命である。
花山の拳がふるふると震えた。凄まじい絶叫をあげ柳に飛び掛っていった。
「くッ」
紙一重でかわした拳は地にめり込み、穴を作った。もはや暗器はない。柳は咄嗟に判断し、
踏み込み、花山の懐に入った。魔の掌が花山の口と鼻を襲う。
濡れ手ぬぐいをはたく、鮮やかな音が響いた。
柳は呆然と己が左腕を見つめた。肉が弾け、骨まで見えている。握撃!!
383 :
全面戦争・42(バキvs柳):02/06/18 13:55 ID:rszotHGg
だが花山は次の攻撃を仕掛けることはできなかった。さしものの精神力も、損傷しすぎた肉体を支えきる
ことはできなかったのである。崩れるように肩から前に倒れた。柳は止めをさすこともできないでいる。
破壊された腕の痛みと、花山薫の行動のあまりの壮絶さに戦慄したのである。
「やれやれ…あいかわらずムチャする兄ちゃんだ」
ふいに響いた声が、柳の現実に引き戻した。現れたのはバキと烈海王であった。
「烈さん、花山さんを頼む」
「バキ…それはご老公に頼めばすむことだろう。私の体を気遣ってのことなら、不要な斟酌というものだ」
「違う、このオッサンとはタイイチで決着をつけたいンだよ」
烈は花山のわきにかがみこみ、具合を確かめていたが、ふいに柳の方を向いて
「柳龍光、使え」
と言って何かを投げた。柳の手の平が受け止めた物は、一振りの日本刀であった。言うまでもなく、
ドイルを斬り、ジャックを昏倒させたあの剣である。
「烈さん、ひでえや!!」
「なにがひどいか、彼の片腕は破壊されているが、それは君の手柄ではないだろう」
柳は引きつったような笑みを浮かべた。
「これこそ不要な斟酌…と言いたいところだが、ありがたく使わせてもらう」
そう言って、刀をベルトにはさみ込んだ。
烈が花山を背負って去っていき、校庭にはバキと柳の二人だけになった。
風が吹き、葉ずれの音が不吉に響いた。(居合か…)とバキは判断した。勝負は一瞬で
決まるに違いない。それにしても、柳は基本的に体術家であるはずだが、構えの凄まじいまでの
スキのなさはとても余技の域ではない。その腕は、四年前に立ち会った剣術家・黒川をも
しのぐであろう。バキは冷静に昂奮した。
(つ、続きを…)
384 :
全面戦争・43(バキvs柳) :02/06/18 20:08 ID:rszotHGg
夜空。月光。風。葉ずれの音。すべてが緊張感を増幅させる。
柳とバキは静かに睨みあった。刻むように、僅かに、僅かに近づいていく。
バキが踏み込んできた。凄まじい速度をもっている事はわかるが、緊張しきった柳の眼には
スローモーションのように映る。その分自分の体も固まったようになっている。
柳はまだ抜かない。
あえて相手が仕掛けた後に攻撃を開始し、その上で先んじる「後の先」を彼は狙っている。
柳は抜刀した。相手を充分に引き付けた上での斬撃である。万が一にも仕損じるはずはない。
その瞬間、バキの眼が異様な光を放った。
なんと、バキはそこからさらに加速した!!
白刃の下をかいくぐり、柳の懐に突入してきた。何が起きたのか理解する間もなかった。
そのままバキは柳のみぞおちに渾身の掌底を喰らわせた。
倒れた柳を見下ろすバキの全身から、冷たい汗がドッと噴き出てきた。小さくつぶやいた。
「二段変速攻撃…ってとこかな」
最初の踏み込みは充分速かった。それがバキの最高速であると、柳に思わせるほどに。
そしてこの速度なら超えられる、仕留められると思ったにちがいない。
髪の毛一筋ほどの慢心が、命取りになったのである。
385 :
全面戦争・44(バキvs柳):02/06/18 20:10 ID:kgXtur0M
柳は刀を見つめる
「・・・・・有無ッ、いい刀だ」
柳は左手を前に出し剣を天を突き出すように構える。
柳はいきなり工夫の無い右横から刀を翳す!バキはしゃがみ素早くかわす
「・・・・・・臆していないようだな」
柳はバキが真剣の前に不利が無いか確かめた。刀を用いているがあくまで対等の勝負はしたい。
渋川は第1・第2体育館の間の中の道を歩いていた・・・。
渋川は気づいている・・・。誰かに尾けられている!しかし渋川は無視をする。
警戒は怠らない。と渋川はダッシュをした!第1体育館の壁を跳ね踏み台に登っていく!
ガシャッガシャッ!渋川は激しい足音を立て第1体育館の天井に着き坐った。
それに当然尾いてきた者がいた・・・。
「あんたは・・・・・?、何故ここにいるんじゃ?」
何と現れたのは愚地克己であった!
386 :
全面戦争・45(渋川vs克己):02/06/18 20:17 ID:kgXtur0M
実は徳川の仕業だった
御老公は察した・・・(今日が最後になるかも知れん・・・)
徳川が厳選した戦士にだけ召集を使いにかけさせたのだ。
「あんたは俺の目標である親父をあの日敗った。それ以来あんたを目指し
倒すことを目標に掲げてきた。」
克己は対戦を表明する。表情は怒気に満ちたような悲哀に満ちたような複雑な
表情をしていた
「・・・・・・かかってきんしゃい、武道家たる者挑まれた闘いに背を向けるなど有り得んのじゃ」
克己はキッし顔を引き締め戦闘状態に!!
独歩は第3校舎の教室だけある階をコツコツ歩いていた・・・。
387 :
全面戦争・46:02/06/18 20:35 ID:kgXtur0M
独歩は歩いていると「ンッ・・・?」
3-D3と書かれた教室に人影のようなものが見える。独歩は決断を迷わずその教室に足を向けた。
ガラッと豪快にドアを開けるとその人影は逆に立てたモップに学ランをかぶせた
ダミーであった。
独歩が歩を進めたその時!
「館長・・・・・・」
その声は独歩の頭上から聞こえた!独歩が上を向こうとした瞬間ッ
頭に衝撃が走った!木の破片が散らばる。独歩の頭に叩きつけられたのは
木製の椅子であった。独歩の頭からは出血が・・・。
して急襲したその正体は独歩の実弟子の加藤清澄であった
加藤の眼はすこし狂気に満ちていた・・・。が内心は正常であった
「館長・・・あんたに勝つことが俺の何も無かった人生での最大の目標。
あんたが愛弟子に負ける事実が発生したとき・・・そいつは生か死か・・・。
とにかくだ・・・、あんたを見続けてきた。克己サンにはすまないがな」
独歩は平然としていた。いつかこの日が来ることを予想していた・・・否ッ
心待ちにしていたのだ。
朗らかな笑顔を見せた独歩、そして両雄は構えた!
388 :
全面戦争・47(バキvs柳):02/06/18 20:46 ID:kgXtur0M
バキは柳があの強さに真剣を加えたこともあり圧迫感・殺気ともに想像を絶するものがあった
常人ならすぐ逃げ出す・・・ライオンに襲われる感覚だろう。
バキは意外な言葉を口にした
「柳サン・・・やっぱ俺の勝ちだよ」
驚愕の勝利宣言!?
バキはその宣言と共に襲い掛かった!
バキの視界から柳の右のほうから攻めた!柳は左腕が用を足さない。
そこを衝いた!バキは豪腕を柳の脇腹へ繰り出す!柳は反応し真剣を横から!
しかし右腕で真剣を持っていて左腕が使えないためバキへの軌道距離が遠い!
そここそバキが衝いた死角!
バキは左肘を柳の顎へ突き刺すように立てた!
柳は倒れた・・・!しかしすぐさま反転し立ち上がる
「ククク・・・・こんなので勝利宣言など類を見ないことだ」
ナゼ顎に肘をもろにヒットさせ立ち上がれるのか!?しかしバキは動じない。
勇次郎の打撃に平然としていた柳に対し当然ということなのだろうか
389 :
全面戦争・48(バキvs柳):02/06/18 20:53 ID:kgXtur0M
「擬態が得意なんだっけな・・・」
「貴様の知ると事ではないが筋肉操作でいくらでもこのようなことができる」
筋肉操作?初めて事だがおそらく筋肉の部分移動での強化のことだろうか?
渋川と克己が対峙する第1体育館の天井。
二人は動かない!動けないのか?
克己はあの構えだった!決して屈せぬ偉大な漢、花山を破ったマッハ突きである。
「老人にはこの速さはキツイかな?」
渋川にはいくら早くても捌けるだろう。悪意・敵意が消えぬ限りは!
(続きよろしく!)
390 :
全面戦争・これまでのあらすじ:02/06/19 15:07 ID:ohAe8dvg
徳川邸での激闘をへて、戦闘不能になったのはジャックのみである。
戦いは新たなステージに突入した!!夜の校舎を舞台に、白・黒入り乱れての混戦が始まった。
花山は柳と対戦するが全身火傷のせいで体が動かず、殺されかかる。そこをシコルに庇われる。
シコルあえなく絶命。花山は切れて柳に握撃。しかし体がもたずそこでダウン。
花山の戦いをバキが引き継ぎ、ふたたびバキvs柳となるが、烈がダウンした花山を連れて行く
さいに、おせっかいにも柳に日本刀をを渡してやる。
無傷・素手のバキと片腕使用不能・真剣使用の柳。分があるのはどっちだ。
一方新たに参戦してきた克巳と加藤の二人。加藤は独歩と教室で、克巳は渋川と体育館屋上で
対戦する。スペックは今のところ行方不明である。
この乱戦を制し、最後に立っている者は誰になるのか!?
391 :
全面戦争・49(バキvs柳):02/06/19 18:49 ID:eONbHlQo
柳は刀を地に刺し翳した。
「・・・・何の真似だい?」
片手不可能であるにもかかわらずさらに刀を放り出す気か?
柳は足をジリジリとバキにすり足で近づけていく。
バキは動かないがお互いの間合いが迫る。柳が動いた!右手を掌にしアノ技を繰り出した!
パンッ
バキの口・鼻が柳の掌に塞がれる。しかしバキは倒れなかった。ナゼ?柳はさほど
驚いた様子は無かった。
「理屈どおりだ!」
バキは言葉と共に左足を蹴り出し右足での廻し蹴り!その時柳は両腕を背中の後ろに戻した!
と思うと柳の頭上から真剣が飛び出してきた!柳は間合いを詰める際地面に刺した刀を隠すように
つめた。それがバキにとっては存在があるのは知っていても死角である!
392 :
全面戦争・50(バキvs柳):02/06/19 18:55 ID:eONbHlQo
「!!」
刀が柳の正中線をたどるように真っ直ぐ上から振り下ろされる!
バキは廻し蹴りの最中!バキは咄嗟に柳にむける右足の軌道を変えスピードを速め
自分に戻した!振り下ろされていた刀には地が付いている。そしてバキを見るとバキの踵の
先端が斜めにチーズを切ったように滑らかな断面を晒していた。
バキは避けきれず踵の先端を斬られたが致命傷ではなかった。しかし踵というのは厄介である。
格闘家は良く使う箇所なのだ。
バキは素早く後退し間合いを取った。柳は刀を片手に警戒する。
先ほどバキがナゼ柳の技を破ったか!?
簡単な理屈。誰もが思いつく。ただただ呼吸を止めただけである。しかし
これは一番の方法であったのだ!
393 :
全面戦争・51(渋川vs克己):02/06/19 19:02 ID:eONbHlQo
第1体育館の天井・・・克己は動かない。渋川も動かない。
克己はマッハ突きの構えを、渋川は奔放な構えだ、踵を軽く浮かしている。
克己は考えていた!渋川に打撃をヒットさせるためには意を消すしかない!
その方法は二つであった。
自分で自発的に意を消すか・・・無意識な攻撃を繰り出すか・・・であった。
しかし一つ目の方法だが意を消すなど並大抵の技術ではないのだ?体ではない
精神の技術!
二つ目の無意識の攻撃・・・これは追い詰められたときにしか不可能だった。どんな試合にも
時にあることだが意識を駆られても鍛錬を重ねた者は無意識でも練習してきた形を繰り出すという。
(しかし今の俺にそれができるのか!?)
克己は考える。その雰囲気を察した渋川が飛び出した!
克己はそれに咄嗟に反応した!マッハ突きを敢行!トーナメントのときより磨きがかかっていた!
「ダオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
394 :
全面戦争・52(渋川vs克己):02/06/19 19:14 ID:eONbHlQo
しかし案の定そのマッハ突きは空を切った!渋川は初弾のマッハ突き(右腕)の
手首の骨に手刀を下から引っ掛けた!その腕を上へ上げると克己の体が宙に反転し
足が天に向いた!しかし克己は咄嗟に地に両手を突きそれを軸に横へ回転した!
(チュンリーのスピニングバードキックの固定版と言えば解りやすいか・・・)
しかしその起死回生な機転さえ渋川には通じない。左足の踵をつかみ
「ほいッ」
と克己をまた反転させた!克己は宙に頭が上に戻る形になった。しかし宙に浮いていて
反撃できない。こんどは体勢が崩れていた!渋川は克己の後頭部を掴んだ。
そのまま地面へドガッと打ち付けた!
体育館の天井にベッコリと穴が開く。それに克己の顔がめり込んでいた。
「克己さん・・・闘いにおいて迷いがあっちゃいかんよ。あんたはワシの合気の対策を考えて
いたな?さしずめ意のことかのォ?格闘家はそんな事考えちゃいかん。交えて初めて
相手を悟れるもんじゃ・・・まだ起きてるんじゃろう?さっさと起きんかい。」
克己はその言葉に静かに起き上がった・・・。しかし視界は激しく歪み
足もふらついていた
395 :
全面戦争・53(渋川vs克己):02/06/19 19:25 ID:eONbHlQo
しかし渋川は信じられない行動に出た!
まだふらつく克己に刹那詰め寄りもの凄い足払いを敢行!渋川の視界から
克己の頭が右へ崩れる。それを渋川は右腕で掴んだ!そして克己を振り投げた!
克己は視界が戻ったときには足場が無かった。渋川は突き落としたのだ天井から。
「・・・・・・・・!!」
実際克己の視界からは凄い高さである。しかし克己は着地など技術は身につけており
さほど焦りはしなかった。しかしその時克己の背中がズンッと重くなった。
克己がすこし振り返ると渋川だった。渋川は克己の背中に立つ形だった。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
克己にはあの温厚な顔の渋川が悪魔に見えたであろう。しかし重力には逆らえず
克己は落下していく。体勢も立て直せない!このままでは激突!死さえ近づくこの状況!
絶望であった・・・
グシャッッッッッッッッッッッッ・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!
不吉な音だった。その音の中には骨が砕けたような音が多数聞こえた。
克己はあの状況でできる限りのことをしたがダメだった・・・。しかし奇跡的に
絶命をまぬがれた。
396 :
全面戦争・54(渋川vs克己):02/06/19 19:30 ID:eONbHlQo
克己は口から耳から鼻から所々から血が流れ出ていた。
起き上がる様子も無かった・・・。
実は克己が絶命を免れたのは渋川の施しだった。激突の瞬間手を地面で払い
衝撃を弱めていた・・・。
渋川はうつ伏せになっている克己を丁寧に手で仰向けにしその場を後にした・・・
渋川は満足していなかった
(武道家たる者、相手の命を助けるなど愚行だった・・・)
渋川は第1校舎の方向へ歩いていった。
(カツミン没落、続きGO誰か)
上がってたから見ちまった。
リレー?これ。長大な自作自演に見える。
話ももう全然バキじゃねーし。
つーか、sageでやれ。じゃなきゃ同人板?行くとか。
バキ関連のスレとしてはキモすぎ。
398 :
拉麺男:02/06/19 19:54 ID:4X28Ve4E
●●●●
_■■■_ ●
/ \●
| |●
>>397 ハゲ同
| 中 | ● ていうかリアリティが全く
| ー ー | ● 感じられない。
| | ▼*▲
| |
| /ー─\ |
| § ― § |
| |
\ /
\___/
399 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/19 21:31 ID:A3HKuBuI
この漫画に完全なリアリティを求めたらアカンがな。
リアリティのあるなし以前に、
微妙に板違いになってるっぽい。
最初の方で、何とかスレをネタスレとして育てようと
してた努力は認めるけど、途中で人いなくなって、
1,2人の発表会になってる気がする。
こういう2次創作っていうの? そういうの
やりたきゃ、自分でHP作ればいいのに。
あと、住民の反応ってものがなくて、どんどん話だけ増えていく
このスレの雰囲気怖すぎ。sage推奨。
401 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/19 23:03 ID:yZIry3bU
反反age
402 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/19 23:09 ID:yZIry3bU
ってか元々バキはリアリティないだろ
細かい事いっても仕方が無い
2chは受け入れる
`⌒〜
` ヽ
ヽ
ヽ
ヽ
,、'´二二、`ヽ、 )
 ̄ `ヽ、 ̄`ヽ―i /
=―-、_ ``―ヽ、_| 、,、 )
ヽヽ、 `ヽ、ヽ\ /\ /
 ̄`ヽ、ミミ\_| ,'、 /\\ |
# ̄彡 / \`\ /
# ,、―-、__\_`l |
__ ,、‐‐ 彡 ) −<、 `l \/
/\― l、 /``\/  ̄`― ̄ /
/ <\_ ,、‐`|ll、 ) ) / うっさいハゲ。
`l \ `ヽ-、///ヽ-、,、/ 彡/
`l `\_ `―、/_|| `l | >2chは受け入れる
ト、ー、 \___二> ヽ / 402はいつから2ch代表になったんだよ。
|`l \ / /
`l | \--、_ / ) /
|、`\ \ / /
、 |||l,、 `―、_,、/ /`l /
,`l //\>ヽ――''´´ / /
\/ / \ | _/
\ / // /
`ヽ、 ,、―'´ ̄ |
>>398 というかお前にリアリティとか言われたくない >拉麺男
405 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/20 01:54 ID:qeTEu.yA
確かにage
●●●●
_■■■_ ●
/ \●
| |● 長文書き本人必死だな
| 中 | ● リアリティはどうか知らんが
| ー ー | ● ここのオナニー文より
| | ▼*▲ ラーメンマンの方が面白いが何か?
| | sage
| /ー─\ |
| § ― § |
| |
\ /
\___/
407 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/20 06:27 ID:gsU.Bdyc
408 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/20 11:01 ID:nxnxBr4.
いっそ
「夜が明けて生徒たちが登校してきた。加藤と独歩、柳とバキの勝負はいったんお預けの
形になった」
として全てをリセットすると言う手も……ある。
こーゆー時いいッスよね学校が舞台って……ヒィック
409 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/20 11:27 ID:CLn.SgkQ
>文句ありげな人達
つまらないと思うならスレから立ち去ってくれんかいの。
わざわざ侵入してきて楽しんでる者を邪魔せんでくれ。
確かに、次々新しい戦士が入ってくるのが鬱陶しい、
結局は一対一の構図ばかりであんまりバトロワ鬼ごっこらしくない等の不満はあるが、
少なくともわしは展開に期待しとる。
いちいち細かく感想書かんが、常に上がれば気にしとる。
・・・ともかく、スレに興味がないならほっといてくれんかね。
ジサクジエンとか言われるのだろうが、構わんよ。そうでないことはわしと職人さんは知っとるからの。
410 :
全面戦争・55:02/06/20 16:12 ID:nxnxBr4.
瀕死の花山を背負い、烈は夜の構内を進む。校舎の一階部を通り抜け、下駄箱の並んだ
玄関口まできた。
(かなり危険な状態だな…)
その烈の前に立ちふさがる者があった。烈は顔をしかめた。
「そこをどけ…」
「君の背中の荷物を置いていけばネ♪」
烈のこめかみに青筋がたった。
「貴様、そうやって今までも、己を破った相手を闇討ちしてきたのではあるまいなッ」
「イヤというんなら仕方ない。君も一緒に死ぬんだね、カンフーマン」
言うやいなや、スペックの剛腕が襲ってきた。
大きく体を捻ってかわしたが、ジャックにヒビを入れられた胸骨がビリビリと痛んだ。
(まずい…)
全身に傷を負った身で、160キロを超える花山を背負うのも楽ではなかったのだ。
かたやスペックは、悪運強くほとんど無傷である。
走っても追いつかれるだろうし、なにより背を向ければ必然的に花山を
盾にすることになってしまう。
「チェックメイト★」
スペックは大きく腕を振りかぶった。
ブワアァーーーッッ!!
突如、白い粉がスペックを襲った。眼にしみる。
(クソォ、新手か?!)
ようやく眼を開けると、烈の姿は消え、辺り一面が粉で白くなっていた。
「あんまりセコイ真似しなさんなや、ジィさん」
渋川剛気は消火器を投げ捨て言った。
>407は面白すぎだろ(w
調べたって、今時スーパーハカーかよ!
上げなきゃ見ないから別に邪魔しないが。
いい加減板違いみたいだし、下げれ。
412 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/21 18:57 ID:VhOF4Zxw
age
413 :
終焉:02/06/22 09:54 ID:Hkof/ap6
その時勇次郎が現れた。怒気に満ちていた。勇次郎は全ての戦士を消した
息子さえ・・・そしてそれから1ヵ月後地下闘技場は幕を閉じることとなった。
∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) < このスレは終了しました > (´∀` )
,コ 匸_________________,コ 匸
) これ以降の書き込みは神心会が仕切ります (
 ̄|匸 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|匸゜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
414 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/25 15:58 ID:KW0EhM/Y
続き期待あげ
寒い荒らし達は無視して、どんどん続きをきぼう。
折角いい感じでお話が伸びてきたのだから、その調子で書いてください >職人さん
>411
上がっても見なきゃいいだろ。邪魔だと自覚してるならスレに入るな。
●●●●
_■■■_ ●
/ \●
| |●
| 中 | ●
| ー ー | ● ←面白いので貼ってみた。
| | ▼*▲ このスレ嫌いな奴は貼ることになってる?
| | スレ全部読んでないから知らんけど。
| /ー─\ |
| § ― § |
| |
\ /
\___/
久々に少年漫画板来たらなんだこりゃ? 本スレじゃなくてこんなのあがってんの?
上でも書かれてるけど、板違いじゃないかYO!
パロディ小説みたいなのは、自分のサイト作ってやれや。
2chのバキファンも真性ヲタばっかになったな。
寒い荒らしとか言ってるけど、
こ の ス レ が 寒 い で す 。
416 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/25 19:07 ID:Li1Ofpbk
どうする・・・?
ここを続けるか否かッッッッ
417 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/25 20:04 ID:KW0EhM/Y
当然、続けてください >職人さん
>415
板違いだと思うなら削除依頼出せばいいだろ。それでスレ移動されてしまったら諦めるよ。
このスレに興味もない奴がわざわざ侵入してきて荒らしカキコすな。
>>415 はいはい、そうですね。
けど、あなたのような賢い人は、こんな寒いスレで真性ヲタを煽るより
もっと有意義な事ができるでしょうに?
ま、漏れの様な馬鹿にはあなたの考えは理解できそうにありませんが。
同人板いった方が良いのでは? どうせこのまま少年漫画板にいても
必ず
>>415の様な賢い方が、少年漫画板の秩序を保つ為にカキコして下さって
貴重な時間が失われる上、こちらも楽しみに水を差されて萎えるだけですし。
419 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/26 16:50 ID:3/gsYrLA
ここまで書いといて他の板移れってのも酷だよな...
酷ではあるけど、仕方ない。
どうせこのまま少年漫画板にいても
>>415のような
秀才気取りの粘着厨房が、横槍入れてくるのは目に見えてるし。
しかし、板違いだと思うならさっさと削除依頼出せよ。
>>398とか
>>415 今なら受理されるぞ? なにしろ板違いだの自作自演だと
喚いてくれたおかげで、一気に不毛なスレになったからな。
漏れはとりあえず職人さん方が続きを書いてくれる事を期待して
とりあえず保守する。
421 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/26 19:46 ID:M28cOkb.
age
>>420 マジレスしてみると、今の少年漫画板では削除依頼は
あまり受理されないみたい。
下げでやればいいことじゃないの?
性質的に、常に上げてやるようなスレでもないと思うが。
あと、関係ないけど、
>>415は秀才気取りっていうよりは、
頭の悪そうな口調だと思うw
まぁ、板違い以前に、内容で叩かれてもしょうがないと思うけどね。
スペシクも独歩も、キャラ違うじゃん…(泣
あと、同人板来ないでね。それこそ板違いだから。
蛸バキのセックスでも絡めて、半角でも逝って。
423 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/26 20:55 ID:PgRN5wes
ageage
424 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/28 19:03 ID:AMjo9KqI
age
425 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/29 13:02 ID:0oCFxVdo
age
426 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/29 20:24 ID:oNZ5bXgQ
ageageage
427 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/06/30 19:25 ID:GS0ylD9Q
age
428 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/07/01 17:16 ID:ovmymZus
age
429 :
代理:02/07/01 19:02 ID:2EbdTjsw
430 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/07/04 06:33 ID:JIHE66QQ
ヒャ〜ッハッハッハッハッハッハッハ!!
同人板じゃボロボロだぜ!
ちんぽ
432 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/07/10 07:46 ID:1GeQo3yk
くちぶえをふきながーら
433 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:02/07/10 08:15 ID:2xgfU9Nc
age
sage
ああ