>>480 ではこれを。
以下エロ小説なので、駄目な人は読まないようにおながいします。
閉鎖したあるサイトより。
湿度
それは蒸し暑く、あなたの大嫌いな日
湿度が異常に高くて、太陽がギンギンに照りつける
いつも冷静にミッションをこなすあなたが、少しイライラと頭に血が上ってるのが
目に見えて解かった。
高い岩山、
バラバラでチームを組んでの任務
何時ものようにヒソカは来なかったから、アタシはこうしてあなたといる
目の前で揺れる逆十字をボーッと見ながら歩を進めた
「ッタ!・・・団長?」
急に止まった足取りに、鼻の頭をその背中にぶつけた
「ここらへんかな。」
そう呟くと、遥か下の獣道のような街道を見下ろす
まだその時間ではないらしく、近くの浅い岩陰に入った
洞窟?、マチはそのヒンヤリとした空間に救われる
どうやら中は繋がっているのではなく、2,3メートルほどの空洞であるらしい
「暑いな。」
「そうだね。」
団長の横に座ると、一つため息をする
横目で彼を見ながら髪をかきあげた
「団長、その格好じゃもっと暑いでしょ。」
「だな。」
「暑いの苦手だもんね。」
マチは軽く笑いながら胸元の襟で自身の身体に風を送る
その様子がチラと団長の左眼に映った
「・・・まあな。身体的に表れる影響だけでなく、頭も上手く回転しやがらない。全く、
太陽ッてのは奪い取るばかりで何も与えてくれないな。」
口だけで笑って、目を瞑る
お得意のポーズに、マチも自然に顔がほころぶ
彼の傍でなら、アタシはアタシを取り戻しても許された
PiPiPIPiPiPiPiPi...............
聞きなれた電子音に現実の色を取り戻す
発信源は団長の携帯、きっとメンバーからだ。任務に何か支障が合ったのだろうか、
一瞬のうちに緊張感も復活した
「俺だ。」
「ああ、団長。例の奴ら、どういうわけかルートを変更したみたいなんだ。前に地図で
話したA-5地点、ノブナガ・ウボーチームに一番近い、そこからまた10組に分かれた。
これでマークしなければならないチーム数は予想してた3倍の30を超える。どうする、
団長。」
「30か・・・ちょっとキツイな。しかし、それだけの価値があるというわけだ。」
「うん。雇われたヤツ全てがその道のプロやハンターで、相当な腕の持ち主であるらしい
所から見ても・・・アレの価値は計り知れない。本物を運んでいるチームが一組で他
全てがフェイクだそうだ。相当な警戒だよ。」
「片っ端に殺すわけにもいかないしな。」
「パスワードを聞き出さなければいかないからね。それはパクノダがいれば一発なんだけ
ど・・・パクノダは一人しかいないし。何にしても相手の数・質共に第一級任務だよ、
これは。」
「そうだな・・・。とりあえずシャルナーク、皆に前線を下がれと伝えろ。」
「えっ!?下がるの!?」
「ああ、その後の事は・・・後でまた連絡する。」
電話口から、オーケイと軽快な声。
マチは事態の急展開に真剣な面持ちで団長を見つめた
どうする?、そう聞き返そうと思ったが、そんな事彼は百も承知のはずだ
もうすでにアタシが考える2も3も先の事に思いを巡らしているに違いない
声をかけるのは逆に彼の邪魔だ、そう自粛した。
彼は左手であごを支えながら、黙って突っ立ったままだった
全ての脳細胞に血液が駆け回る
が、この湿度・太陽・温度、その全てに煮えたぎった血液は上手く働いてくれない
クールダウンは必然だった
いきなり顔を勢いよく上げると、後ろでたたずむマチを見下ろす
彼女の方に歩を進めた
パキッ、小枝か小石かが岩にぶつかる音が妙に長く響く
マチは何となく、本当に何となく足を後退させて後ろの岩壁まで辿り着いた
彼の顔に影が差す、その顔が近づいた時に、悟る
これは恐怖ではなく、期待だ
いつも、何時いかなる時もアタシを見て触れていて欲しいと思うのを
自制するアタシがいる
一瞬彼に差した日差しの中で、その眼光は鋭く自分を射抜いていた
タガが外れる・・・そう頭で認識するより早く、アタシの腕は自然に彼の首に廻った
口を開けて、彼の唇を受け入れる
それは熱くねっとりと彼女の口内を侵し続けた
舌が絡む度に唇からあごを伝って流れる唾液が、冷たい岩に落ちて蒸発する
強く押し付けられた身体も、その岩壁の冷たさでちょうど良かった
「ふ、んっ。はぁ・・・。」
団長は自分のコートを下に落とすとマチの首に手をかける
そのままスーッと下になぞり、両手で着物を左右に分けると適度に大きな形の良い乳房
がこぼれた。未だマチの唇で遊びながら荒々しくソレを掴む
「んんっ!!」
口が塞がれて思うように声を出せないのが、妙な快感信号を彼女に送った
真中の突起を上手く転がしながら大きくその乳房自体も持ち上げる
「んっ、ああっ、ふっ・・・。」
眉をしかめながら耐えるマチの唇は、未だ解放されない
団長は肩に廻された白い手を、彼女の頭上で押え付けた
やっと、唇を離す
「はぁはぁはぁ・・・。」
新鮮な空気が久しぶりに彼女の肺になだれ込む
露になった上半身は軽くピンクに染まり、すでに汗が吹き出ていた
改めてみる自分の格好にビックリしたマチは、条件反射で頭上で押え付けられている
自分の両手を振りほどく動作をする。その度に上下左右に揺れる乳房が淫乱で、顔が
真っ赤になるのを感じた。
彼は再び彼女の首筋に唇をつけると、そのまま舌でなぞりながら直に高い曲線を描く
「んっ!は、やぁっ!!」
舌先でその突起の周りをなぞり、わざと突起には触れない遠回りな刺激が益々彼女
を興奮させる。右手はそのまま腰を伝って彼女の内股に入り込んだ
「もう準備万端だな。」
そう耳元で囁かれた後、身体が一段と熱くなった
彼の左手が布一枚を隔てて動く度に、艶かしい声が彼女の食いしばった唇の間から
漏れ、その動きも益々スムーズになる。
「あ、んっ・・・はっ、はっ。」
段段と不規則になり出す呼吸が空洞に響く
彼の左手が直に彼女自身に触れ、中心の線をなぞり先端に咲く花を巧みに摘んだ
「ああっ!!!」
彼女は軽く達する
そのまま頭を垂れて、しばらく息を整えた
その間も休む事を知らない彼の愛撫は、彼女の体中を攻め続ける
足に全く力が入らないのに立っていられるのは、彼が彼女の両手を岩壁に押し付け
ているから。手首はずっと痛かったが、実際彼女の頭は真っ白で何も考えられなかった。
身体はガタガタと震えて、新しい刺激を送られる度に大きく反応した
「も・・はっ、や、団ちょ・・。」
それは唐突に、マチの中に入ってきた
休むまもなく彼は彼女の中にソレを強く強く打ち込み続ける
「あ、は―ッ!!んんっ、あ。」
何時しか声を抑えようなどと思う自分もいなくなる
ただただ、彼と共に身体を重ねる事が嬉しい、そして気持ちイイ
自然と彼の動きに合わせてマチも腰を振った
「あっ、あっ、あ、んんっ。」
「はっ。」
団長の少し荒くなった吐息もマチの耳元を刺激する
と、彼は急に押え付けていた彼女の両手を解放した
「ああ――――ッ!!」
ビクッと彼女の背中がそる
体重が一気に腰にかかって、彼のモノがより深く強く彼女を貫いた
彼女の腰が小刻みに震えだし、中の彼自身をキュッと締め上げた
「またイッたな。何度目?」
そう耳元で囁いた彼の低い声に、また彼女の下半身は潤う
虚ろに開く瞳で彼を捉えると、今度は自分から唇を合わせる。意思に反して声が出続ける
口を塞ぎたかったから、という理由もあっただろう。彼の左手は彼女の腰をしっかりと押
さえて、快感の逃げ口は作れなかった。ただ、与えられる刺激に服従するしかなかった
「んっ、ふっ、んっはっあ。」
前よりもより一層硬度も増したソレは益々強く早く、彼女を攻める
彼の余裕もなくなって来ているのが解かった
グチュグチュと卑猥な音が聴覚からも二人に快感をもたらす、彼は彼女の中での動きを
ラストスパートにかけて大きくした
「んっ、は、やんっ。あ、はぁぁ―――ッッ!!」
そのまま大きくグラインドして二人は果て、マチはそのまま気を失った
冷たい・・・
岩?気が付いた時は、彼のコートの上で寝かされていた
声が聞こえる。空洞の外で団長の声。電話で誰かと話しているらしい。
ああ、そう言えば任務の真っ最中で・・・なのに・・・何であんな事に。
マチは先ほどの行為を思い出し真っ赤になって、コートに包まった。が、すぐに気を取り
直して戦闘態勢に入れるよう準備をする
「――――――そうだ。コルトピに20はフェイクの森を作ってもらえ。コチラも長丁場
になりそうだが、最早それしかあるまい。一チーム一チーム丹念に調べていくぞ。ああ。
それは、それでいい。コチラも何時でもオーケイだ。すぐに向かう。解かった。じゃあな。」
切れたらしい電話
良かった、ちゃんといい案見つかったんだ
マチは緩んだ胸元を締め直しながら、ホッと一息ついた
「マチ?」
「あっ!ああ、うん、何?」
「何って・・・任務だ、行くぞ。」
あまりにあんまりな言い方。
「早く来いよ。」
ムッ、早く立てないほど乱暴にしたのはどいつだ!
マチは叫びたい衝動に駆られたがグッと抑えて、横を向く
団長は腰に手を当てて口をへの字にした
すぐ、また視線を前に戻すと、
「・・・お前が必要なんだから。」
一瞬の間抜けな間
マチはぽかんと彼の背中を見上げた
照れてる?いや、解からない。でも・・・
「それって、この任務にってこと?それとも・・・。」
「お前の好きなように解釈していい。それが答えだ。」
卑怯者
鋭く睨みながらも口元はほころんだ
スッと彼の横に立つ
もう、何時もの彼そのものだった
沈着冷静、常に2歩も3歩も先を見て道を作り照らしてくれる
でも知っている
多分・・・アタシだけが。
貴方もアタシタチと何ら変わらない人間であるということを。
貴方だけが知っている女のアタシがいるように。
マチは笑った
彼のその真っ黒な瞳も少し光を帯びたような気がした