482 :
小畑1:
録音状況:立ち見の柵のところ
(…)←聞き取れない箇所
<小畑登場、スキンヘッドにあごヒゲ、グレーのセーターにブルージーンズ>
小畑:あ、どうもありがとうございます、ヒカルの碁の絵を描いています、小畑健です。えっと今日は、
こういう機会が滅多にあまりないのでとても緊張していますが、よろしくお願いします。
司会:先生は今日、もう一つの方の会場で行われている、あちらの方とかけもちということなんですけど、向こうの方はどうでした?
小畑:ええ、向こうの方は、とてもいろいろと大変でした。
司会:そうですか
<トークセット移動、アトリエ紹介のVTR>
司会:これが先生のお仕事場ですか?
小畑:そうです
<VTR:カラー原稿を描く小畑の姿、机のペン立てにはコピックがびっしり>
司会:今、カラーイラストを描いているところ?
小畑:はい、そうですね、これは14巻のカバーになったやつです
司会:これは、コピックというやつですか
小畑:はい、マーカーなんですけど、時間の無い漫画家にとってはとても早く色が塗れる便利な道具です
司会:なるほど、とってもキレイな色ですよね
小畑:とても発色がいいんで漫画家の方でも使っている方が多いと思います
<VTR:コレクションが陳列してある戸棚、フィギュアとか>
司会:そしてなんですかこれはミステリアスコレクション?
小畑:ちょっといろいろと、あやしいものが
司会:あやしいもの
小畑:いや普通のものもたくさんあるんですけど、たまたま(…)
司会:特に自慢のものってあります?
小畑:自慢ですか?いや…最近ちょっと日に日に増えてゆくので、控えようかなと思って。
ヒゲを生やした大の大人がこんなおもちゃを買っているというのは、とても、いかがなもんかと。
<VTR:カラー原稿完成、VTR終了>
483 :
小畑2:01/12/24 04:07 ID:NhZl/Olr
<VTR映像にあった本棚には京極全巻とトウケイ異聞(小野冬美)、その他もろもろハードカバーの本多数、たぶんミステリかホラーか…>
司会:先生、フィギュアがご趣味、なんですかね?
小畑:あ、そうですね
司会:聞くところによるとホラーが大好きだとか
小畑:ホラー大好きですね、はい
司会:ホラー映画とか?
小畑:ホラー映画とか、怖い話とか
司会:ちなみに今まで見た映画で一番好きなのは?
小畑:エクソシストという映画…
司会:皆さんご存知ですかエクソシスト?ヒカルの碁の佐為って幽霊じゃないですか。今度はヒカルの碁エクソシストバージョンなんてどうですか?
小畑:あ、いいですね、そのうちディレクターズカットとか
司会:結構怖そうですね。そしてですね、ヒカルが履いてた靴、これは小畑先生の愛用の靴なんですか?
小畑:あ、そうです。僕が買ったやつを、そのままヒカルに使ってます。
司会:先生の作品よーく見てますと、あちこちに先生の愛用の品が出ているという
小畑:そうですね、いろいろ、たくさん。緒方が座っているイスとか、ヒカルの部屋にあるものは、なんかいろいろあったりします。
司会:ガメラもそうなんですか
小畑:ああそうですガメラもあります
司会:コミックス14巻が紹介されてましたが、もうそろそろ次が発売されるんですよね
小畑:はい
司会:12月24日発売。
<スクリーンに15巻のカバー、佐為と背景に風水ぽい円盤>
司会:素晴らしい、この書下ろしのイラスト
小畑:今までとちょっと色の塗り方が変わってまして。佐為の感じを出せたらなって、ええ。こういう形にしてみました。
司会:最新刊の見所など教えていただけますか?
小畑:まず、このカバー表紙が見所。あと、佐為が消えてしまう回が収録されてますので、涙無くしては見れないという。15巻になっております。
484 :
小畑3:01/12/24 04:07 ID:NhZl/Olr
<会場インタビュー:席が遠い。女の子?>
司会:誰が好き?あ、三谷くん?他に…
<女の子>
女子:伊角さんが大好きですー!
司会:どんなところが?
女子:もう人気投票で一万票取っちゃうとこです!
司会:もうちょっと聞いてみようかな、そちらの白いマフラーの方
<女の子>
司会:加賀くん?将棋部の?なかなか粋ですよね、中学生であれが似合うのは、渋いというか
小畑:渋いですよね
司会:先生は誰が好きなんですか?
小畑:僕はですね、やっぱり主人公のヒカルが。
司会:どの辺が?
小畑:やっぱり明るいところ、ですね。絵を描いてて書きやすい、というところが。(…)
司会:ヒカルって今風の少年て感じですよね。やっぱりキャラクタのイメージとかがあって?
小畑:ちょっと囲碁という世界が地味な感じだったので、逆に主人公を明るく、今風にしてみようかなと思いましてね
司会:だからヒカルって前髪、金髪メッシュなんですか?
小畑:そぉですね…
司会:そしてヒカルの碁といえば。アニメの方がオンエアされてますね。みんな見てるかなー?
<VTR:アニメのヒカルの碁のオープニング>
司会:先生は見てますか?
小畑:あ、毎週楽しみに。もう観たり、ビデオ撮ったり、また観たり、いろいろ。
司会:どうですか自分のキャラクタが動いてるの?
小畑:すごくうれしいですね。やっぱり生き生きしてるシーンがとっても多いので、観てて楽しいです
司会:ヒカルとか佐為とかの声優さんとかってどうですか先生から見て?
小畑:とてもイメージ通りで。ピッタリですね。
<VTR:いろんなシーンのツギハギ、佐為とヒカルの会話、アニメ終了>
485 :
:01/12/24 04:54 ID:GOchNqWB
おおおお、初参加そのニさんありがとう!!
486 :
:01/12/24 05:23 ID:s2Xvl9Z1
尾田くんて来てなかったの?
あとWEBでほとんど公開されてなかった
武井の行方が気になる
487 :
:01/12/24 05:41 ID:6EC2XLsp
小畑インタビュー、サンキュな!
488 :
小畑4:01/12/24 06:01 ID:NhZl/Olr
司会:ということでアニメをご覧いただきましたが。先生、これからアニメの方でもいろんな登場人物が出てくるのですが、
今後期待されてるキャラクタとかってあります?
小畑:え、そうですね、桑原本因坊
司会:桑原先生。どのへんに?
小畑:え、あの、声を誰がやるのかなと
司会:先生結構、おじさん系のキャラクタを描かれるのが好きだとか
小畑:好きなんですよ。
司会:キャラデザインで凝ったキャラクタというのは?
小畑:えっと。座間王座。あの脂ぎったオヤジの感じが出せるかな(…)
司会:先生の力作ですか
小畑:そうなんです。魂入ってます
<サイン開始、担当タカハシ登場>
担当:どうもこんにちはー。
司会:高橋さんから見て、小畑さんはどんな人でしょう?
担当:えー、ああいう風貌なんで一見怖いんですけど、根はすごく優しい方ですね。締め切りもしっかり守って。
最近はちょっと遅れ気味なんですけど。キチキチっと原稿上げてくれる先生です。
司会:先生のご趣味について先ほど窺ったんですけど、何か近況とかってあります?
担当:最近、陸亀を飼い初めてですね、名前何て言いましたっけ先生?
小畑:シャア!
担当:シャアというのは、あのシャアですね
司会:シャア・アズナブル。まさかあの、甲羅赤く塗ったりとかしてませんよね?
489 :
小畑5:01/12/24 06:01 ID:NhZl/Olr
担当:いやしてないです。(…)かなりあの、動きを見てます。
司会:観察されてるんですかね?
担当:(…)されてました
司会:亀を?
担当:(…)
司会:次回作は亀ですかね?
担当:どうですかね、亀を主人公にするかもしれませんね
司会:それでですね、ヒカルの碁という作品は、原作の方がいて、作画の方がいて、監修の方がいてと三人の方が合わさっていらっしゃるんですけど
担当:そうですね
司会:それは具体的にはどういうことなんでしょうか?
担当:お話の元をほった先生が作って、それを元にですね、監修の梅沢さん、あと日本棋院の方が棋譜という碁盤の盤面を作ります。
それを小畑先生が下に原稿を作る、というステップですね
司会:なるほど、手間ひまかかりますよね
担当:そうですね、普通の漫画の三倍ぐらい時間がかかります。描いた後も結構盤面を直すことがあるんですよ。
司会:そうなんですか?
担当:ええ、かなり多いです。
司会:それはそのシーンのリアルさというか?
担当:ええ、間違ってはいけないということで、一回先生が(…)描かれた後にもう一度チェックしていただいているんですよ棋院の方に。
で、ときどき石が一つズレてたり、黒石が白石だったりしてるんで、それをまた修正していただくというふうに。
司会:すごいですね。その棋譜が今日は何か展示されているとか?
担当:はい、(…)の方に先生の描かれた原稿と、ほった先生が描かれたネーム、あと日本棋院さんの方で作っていただいた棋譜が、コピーなんですけど、展示してありますんで、みなさん見てください。
司会:せっかくですから、とっておきの話とかってあります?
担当:とっておきの話…うーん。小畑先生が、未だに碁を打てないという
司会:(笑)
担当:打つ打つといってもう三年経ちますが、全然やってない。忙しくて打てないんですね
司会:ああ、忙しくて
担当:かなりちょっと忙しくて、なかなか囲碁まで手が回らない
<全プレの宣伝。佐為の描かれた扇子。ヒカルの飾り>
490 :
小畑6:01/12/24 06:02 ID:NhZl/Olr
担当:この扇子は、先生が扇子専用に書き下ろしたイラストですんで。かなりいい感じです。
<会場インタビュー:カット>
<VTR:スーパーツアー札幌大会の映像。司会が八尾一樹と女性と…あんま覚えて無い>
八尾:ほった先生という原作の方がいらして、その方とのコミュニケーションというのはどんな感じでやってらっしゃるんですか?
小畑:えーっと。あまり、あの、打ち合わせとかしたことないんで。今まで会ったのが4回ぐらいで。
八尾:コミックスで出てるみたいな宅急便のやりとりとか?電話で話したりとかってのは?
小畑:あ、したことないです
八尾:先生アニメの方は観てらっしゃいますか?
小畑:あ、もう毎週、楽しみにしてます
八尾:どうですか先生、この二人は
小畑:とってもイメージぴったりで。あの、(…)さん、とても公家っぽく。オカマっぽくて。とてもぴったり。
八尾:せっかく小畑先生に来てもらったので。せっかくですから皆さんの前でキャラクタを書いていただけたりなんか、していただけないでしょうかね?
小畑:がんばって描きます
<VTR:色紙に絵を描く小畑。描くのめちゃくちゃ早い。スミに佐為も>
<サインも書くの早くて、この頃には全員捌けてて手持ち無沙汰してた>
<VTR終了、じゃんけん大会>
小畑:サインの方が早く終わっちゃって、どうしようかと思ってました
司会:じゃあ今度は長いサイン考えちゃったりして
小畑:そうですね、長いペンネームを考えます
司会:今日は実際にファンの方と触れ合ってどうでしたか?
小畑:もう楽しいですね。こういう方が読んでくれているのかって。ほんとにこういう機会があまりないので、とても楽しかったです。
司会:小畑健先生でした。
<小畑退場、録音終了>