WJキャラでバトロワってどーよ?

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149久保&矢吹
『皆さん、聞いてください!』
若い男の声が響き渡る。当然編集長高橋ではない。
『戦いをやめてください!』
「矢吹か?」尾田はその台詞に苦笑いを浮かべた。
声のする方に視線をやると男の影が二つ見えた。
「もう一人は?」
そこで別の声がした。
『お願いです。戦いをやめてみんな出てきてください!
 みんな本当は戦いたくなんかないんですよね?
 僕達は2人でいます。戦う気なんてありません!』
「久保か」
再び矢吹が拡張器を奪う。
『僕は皆さんの漫画が好きなんです。荒木先生のジョジョも冨樫先生のハンターも尾田先生のワンピースも。
 皆さんの漫画の載っていないジャンプなんて価値がないです。そんなジャンプで連載なんて出来ません。
 皆さんの漫画がなかったら、僕は……』
『もうやめろっ!』
涙声の矢吹の言葉を遮るように久保が拡張器を奪い返す。
『普段は打ちきりだ何だ言ってるけど、このゲームはあまりに狂ってる。
 同じ雑誌で連載しているもの同士仲良くしましょう!だから……」

ぱらららららら
タイプライターのような音が鳴った。

「パクらなきゃ漫画が描けねー凡人が甘っちょろいことほざいてるんじゃねェよ!」
冨樫は二人の若い漫画家の死体を踏みつけた。

久保帯人&矢吹健太朗打ち切り。