いいんじゃネーノ?久保帯人「ブリーチ」コソーリエロスレPart2
1 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:
あぁっ、直リンクしてしまった!!
すみません、すみません!!
ところで863さんの小説もウプしたいんだけど
自分が持ってるサーバーってジオなんだよな〜
ジオじゃあれはやばいだろうか??
乙カレー
(;´Д`)
総合スレでT-netが晒されまくってて鬱だ
>9
いや、ジオだとエロ関係は駄目だと
どこかで聞いたことがあったんで…
そうか…んじゃ、大丈夫ならアップするか…
一応863さんの許可もとっておきたいんだが
11 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/11/27 22:56
>1
Z彼〜
12 :
森高コネクション ◆SEGAsn62 :01/11/27 22:58
この漫画に必要なのは、女性キャラの淘汰。
ポコポコポコポコ作りやがって。
欲求不満なのか、久保ヤロウ。
ちょいまった。
既存のカタギなサイト開いててなおかつURLが一部被るなら別のフリースペース取れや。
サーチロボ対策してないなら表にたどり着いて荒らされる可能性あるぞ。
そうでないならトップから行けないように階層掘ってそこに置いたほうがイイと思われ。
つーわけで>12みたいな1も読まねぇヴォケが紛れ込んでくるから基本的にsageでな。
>>13 サイトはもう無い。
前管理してたサイトは閉鎖して、インデックスだけ残ってる状態
(けどまだ消されてはいない)
だからそこのサーバーを使ってアップしようと
思ってたんだけど(フリースペースの取り方とかも分からないし)
やっぱそういうのってまずいんでしょうか…
駄目なら他の方にお任せしたいのですが…
勝手言ってすみません
今は無いサイトでもgoogleとかのキャッシュに残ってる可能性あるぞ、とそういうコト。
気にしないってんなら聞き流してくれ。
サーバーにはインデックスのデータしか残ってないんだけど、
(他のソースは全部消去したし…)
それでもgoogleだと見付かってしまうんですか?う〜ん…
まあ、危なげだから止めておこう
相馬たんにお願い出来ないだろうか?>863小説
今週の萌えポイントは?(;´Д`)
>20
いい質問だ。
じゃ22の人に答えてもらおうか。
野菜馬鹿のジジーとルキアたんの会話。
「そうか・・・」→「本当か!」
の表情の変化がサイコーだったりする。
23 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/11/28 12:57
>この漫画に必要なのは、女性キャラの淘汰
同意だな。とりあえず織姫・たつき・妹たちの友達
24 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/11/28 13:28
>23
このマンガのラブコメ的要素はイケメン久保先生の実体験に基づいてるため
これからも萌え美少女キャラの氾濫は必至かと思われ
25 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/11/28 14:47
>>19 ちょっとまって、長いから読んでなかった(w
読んでから考える…つかこのスレッド専用のログ部屋でも用意すればいいのか。
本スレの過去ログとかも置けるし。
ageんな!!
でもキャラ多すぎ
使い切れないような気がする
>>26 いんや、うるるたんだけで30年は持つね(・∀・)
浦原xウルルなロリエロが書きたく候。
ボクら仲間じゃないの、って言う浦原のセリフは
実子じゃないから絡みオッケーっていう免罪符にしか聞こえませんでしたが何か?
じゃ、新スレもできたことだし
ルキアたんのエロリレー小説でもやりますかッ
リレーはチョト賛同しかねるが
やりたいヤツが多いならいっぺんやってみれば?
俺も気が向いたら書き込もう
お題はルキアたんのオナーニねたでどうだ?
>31
シチュエーション限られるなぁ…
んじゃ出だし書くわ
しばしまたれい
31さん!待ってるよー!!早く。。。はあはあ
すまそ、間違えた。。。
33さんがんばってー!
ルキアたんえろ本みっけて思わずハァハァって出だしネタだったんだけど
結構ムリある?どうしよこれ。
>>31 今日も今日とて日が暮れて。
日常かつ非日常な日々を送る死神高校生、黒崎一護と
元死神女子高生、朽木ルキアの一日が終わろうとしかけていた。
何かと微妙なタイミングで現世に姿を現していた虚であったが、
狭間でおとなしくするのを決め込んだでもしたのか
ここ数日指令は来ず、平穏な日々がただただ過ぎてゆくのみであった。
「人の世は平穏がなによりだな」
手にした携帯の画面を眺めながら、つくづくといったふうにルキアが言う。
「人の平穏乱しておいてよく言うぜ」
一護はドアを後ろ手に閉めながら、今までの成り行きを思い返してげんなりした。
「ところで一護。貴様が今朝忘れたと言っていたのは、これではないのか?」
一護はルキアが指差した先の、棚の上に視線を移した。
ラジカセの上に、今朝持って出るはずだったレンタルショップの
青いナイロン地の厚みの無いバッグを見つけて、ああ、と一護は応えた。
「そーだ今朝忘れたんだった。延長取られるのアホらしいし、今から返しに行く」
「そうか。ならば私は……」
何時の間に取り出したのかルキアの手には一冊の本があった。
見慣れない装丁の本の背には、いかにもおどろおどろしい字でタイトルが打ってあり、
『自作自演の恐怖』と読めるそれに一護は半ば呆れながら言った。
「お前ホント……ホラー本好きっていうか、どっから見つけてくるんだそういうの」
「知りたいか?」
「知りたくねぇ」
含み笑いを浮かべるルキアに即答で返しながら、一護はレンタルショップのバッグの
中身を確認する。CDが2枚。ついでに他のCDも借りて来るか、と画策しながら
一護は出かけようとしてルキアを振り返った。
ベッドに腰掛けて足組みしながら既に件の本を開いている。
「誰か来たら、わかってんな?」
「人の気配ぐらいすぐにわかる。義魂丸は?」
「あー……一応持ってる。使いたくねぇけど」
「ならばよし。読書の邪魔だ、早く行け」
「……ッ」
本から目を離さないままで言うルキアに、山のように言いたい言葉が
一護の脳裏を駆け巡ったが喉まででかかったところでぐっと飲み込み、
一護は部屋を後にした。
>>37 一護が出かけていって数分もしないうちに、ルキアは手にしていた本を読み終えた。
現代語の勉強にと入手したそれだったが、用語が特殊すぎるきらいがあり
日常ではとても使えないような気がした。とは言え他に本はなし。
手持ち無沙汰紛れにテレビでもつけようと腰を上げたとき、
ルキアは足元に何かの感触を感じて、床を見下ろした。
「これは……?」
どうやらベッドの下からはみ出るようにして覗いているそれを
立ち上がるときに踏みつけてしまったらしい。拾い上げて眺めると、
表紙には週刊少年ジャプン、とタイトルが打ってある。
「何だ、絵ばかりではないか。漫画雑誌というものだな」
ぺらぺらと捲っては見るが、心惹かれるような内容でもない。
早々に見捨てるとルキアはかがんでそれの出所のベッド下を覗き込んだ。
そこには雑誌が散乱していて、とかくありがちなその光景ではあったが
現世の事情に疎いルキアはひたすら首を捻るばかりであった。
「あやつめ、部屋に本は無いなどと言っておいて、こんなところに置いているのか」
手を伸ばして重なり合った数冊を引っ張り出して、読み開く。
「これも漫画か……これもか。……ん?」
次々と引っ張り出しては見るうちに、とある一冊がルキアの目についた。
というわけで、部屋に一人というお膳立て。
突然一人でオナーニし出すのはなんかオカシイだろと思うんで
エロ本ハケーンな流れを一応作っといたけど
無視して他の流れで行ってもイイ。
一護が戻ってきて云々ってのもイケるし。戻らなくてもイイし。
31は勇者だーよ
私的に戻ってきた一護たんにルキアンガリンカーンサレンノガイイナリ
>40
自分の願望をそのままスレに書いたんじゃリレーの意味ねぇだろが。
そういう流れにしたいならリレーに参加して自分の手で流れを変えろ。
ちなみにオナーニネタ言い出したのは俺じゃないス
個人的には
どんな展開でもいいから37さんの書く続きがみたい。
なんかすんげー文章上手いし。
\|/
/⌒ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ゜Θ゜)< そうでもないよ。
| ∵ つ \________
| ∵ |
\_/
いやマジで。
つーか恥かしいんでさっさと次書いてください誰か。
えー、37さん頑張って欲しいよ。
ところで話折るようでスマソなんだが、どうしても気になったので質問させて。
今週ラストのルキアたん、
「例ならもう言われた」って・・・いつ?誰に?
もしかして見落として読んでるのか、俺は??
アホな質問ですまん
ルキアたんのCGを描こうと思っているのですが、
あの制服ってどんな色でしたっけ…
買ってるジャンプまちまちだから、制服カラーの資料が
無いんです…
あの珠が礼を言ったのがルキアには聞こえた、ってことかなぁ・・・と勝手に解釈したけど正直自信ない。
37さんの出来が言いから皆遠慮してるとか、そういうのではないの?
自分は物書き下手だから、とにかく続きが読めるの楽しみにしてます〜
制服のカラーってもう出たっけ?
自分の頭の仲ではベージュかモスグリーンにエンジのリボンのイメージで動いとりますが・・
mikan.sakura.ne.jp/~ruiko/GALLERY3/rukia5.jpg
こんな色
デキ良かねーけど。引かせたのは確かかもナー。スマソ
じゃあ、>37-38は放置する方向で…
つーか、(゚皿゚)ノでした。
続き書くとしても、優先度低。誰かがリレーしたいならおまかせ。
>47
二回目の裏表センターカラー。8話。
あと1話巻頭カラーで一護だけ制服だった。
比べると微妙に色が違うらしい。
>51
グッジョブ!!
貧乳星人の俺でも萌える…(;´Д`)ハァハァ
あぁあ!たまたま見逃した回じゃん(泣
情報サンクウ
>51
今みたらそのサイトの人画像直リン怒ってるっぽい
もしここをご覧になられてましたら、
我々に悪意はなく、単純にハァハァしたいからのリンクだとどうかご理解いただきたいと思います。
>>51リンク先管理人サマ
二つ目、出来た。
またも長い。しかもパワーダウン気味。
張っちゃってイイっスか。
57 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/11/29 09:32
(さて、どうしたものか……)
惨憺たる状況に、ため息をつく。
無数に転がる酒瓶。
握らされた毒々しい色の液体の入った小瓶。(5本目)
酩酊状態のケイゴ。
……なによりも。
つう、と背中に指を這わされる。
「どっ、どこを触っておるか貴様っ!!」
叫んで、裏拳をかます。
「・・・・・・背中だけど?」
いちごにはきかなかった。
セクハラ王と化した同居人の両脚の間で、死神は頭を抱えた。
……時を数時間さかのぼる。
「お兄ちゃーーーん!浅野さんから電話だよ!」
土曜日の午後8時。
特にすることも無く、
「お兄ちゃん!ねえ!居るんでしょ!!」
指令に引き摺り回されることも無く、
部屋でボーっと読み古したマンガを読む。
(平和、だ)
クローゼットの中の同居人が出てこなければ、だが。
「お兄ちゃん!!電話!!」
ドアを力いっぱい開け、半ギレのユズが部屋に入ってくる。
「なんで無視するのっ!待たせたら悪いから早く!!」
ほら、と子機を手渡される。
ケイゴからの電話、と言う時点でなにやら嫌な予感がし、
聞こえない事にした一護の目論見は、脆くも崩れ去った。
「……もしもし」
「あ、一護か?今からお前ん家……」
ブツッ。
電話を切る。来るんじゃねー、という意思表示を含めておいた。
(ケイゴなんかに見つかったら、それこそ洒落にならねえ……)
それでもヤツは来た。
両手にコンビニの袋を携えて。
(クッ……はっきり「来るな」っつっとくべきだったか)
なにやら近くで「勝った」そうだ。
何にだ、とはあえて突っ込まなかったが。
「クソ……テメー、空気察しろよ……」
呆れながらも招き入れてしまう。
(アイツは普段閉じこもってるからまあ、大丈夫、か)
久々にタダ酒というのも悪くは無かった。
……2時間後。
「で、お前、ホントに朽木サンとは何でもないの?」
酒臭い息を吐きかけるケイゴ。
ちなみにこの2時間で同様の質問は4回程繰り返されている。
「ウルセーなぁ。別に……オマエが想像してるような関係じゃ…ねー!」
ウンザリしながらも、怒気を込めて回答を繰り返す。
目の前のコップを一息で空にした。
「な、なんだよ……でもはっきりとは否定しないんだな?」
8杯目が注がれる。
そう、はっきりとは否定できない。
自分自身の中で、アイツがどういう位置にあるのかよく分からなかった。
「でもさー、もう毎日毎日一緒だしさー」
「………」
5回目の質問を覚悟する一護であった。
いい加減、6回、7回……と繰り返されるこの無限ループには辟易していた。
実際、学校で毎日会ってるのに、今更盛り上がる話題なんぞ無い。
そもそも男同士でサシはアレだ。ダメだ。臭い。
トークにも幅を持たせたい。今は何よりもそれを優先すべきだ。
酒の回った頭でぼんやりと思い、一護は異分子を巻き込む決心をした。
通常の思考では有り得ないないことではあったが。
「教えてやろうか?」
「……知りてえか?」
急に声のトーンが低くなる。
マジなことを言おうとしてんのに茶化すんじゃねえぞ、
というオーラをガンガンに放っている。
部屋に濃密な瘴気が満ちた。
「…………」
「……そう……か。フフ」
ケイゴの沈黙を、修羅は肯定と受け取ったようだ。
「驚くなよ、ケイゴ?いやむしろ驚け」
(……どっちだよ…)
ツッコムと死ぬのは知って、否、感じていた。
おもむろにクローゼットを開ける。
そこには、
美少女転校生が、
ピンク色のパジャマを着た、
硬直していた。
聞き耳を立てた姿勢のまま、
……とにかく朽木ルキアがいた。
「……なにか質問は?」
唖然とする観客をよそに、
イヤに芝居がかった口調で促す一護。
(ドラえもん……だ……)
沈黙に包まれる部屋には、ケイゴのビールがこぼれる音のみが
マヌケに響いていた…………
「あ、あああのこここれは」
最も解りやすい方法で暴露されてしまった。
「き、きょ、今日はああの、たまたま」
――――――パジャマ姿で黒崎家にお邪魔していた?
苦しい。
「……たまたまじゃねー、オマエもこっち来て飲め」
「い、いち、黒崎君?な、なんのコトかしら?」
一応、いつものお嬢様口調を取り繕う。
(そうだ、記換神機を……)
懐を探ろうとした腕を絡め取られる。
「早くしろコラ」
「な……っ…そんな私、お酒なんて」
そういって抵抗するものの、男の腕力には太刀打ち出来ない。
「親父が最近、酒の減りが激しいってぼやいてたぞ」
しかもバレバレであった。
「!…うう……」
軽い体が、ずりずりと引っ張り出された。
腕を絡めたまま、ベッドに腰を掛ける一護。
「ホレ、来い」
「な……ちょっとっ!」
ルキアは、強引にその股の間にちょこんと座らされた。
「ま、質問もねーみてえだから、再開っつーことで」
正確には「ない」のではなく「出来ない」のだが。
未だ硬直しつづけるケイゴの瞳が、ルキアに向けられている。
どうしたらいいのか分からず、ルキアはとりあえず曖昧な笑みを向ける。
そんな2人をよそに、一護だけはガサガサと酒を物色していた。
「なー、オマエやっぱ日本酒か?」
「日本酒か?じゃねーだろーーーーー!!」
突如、永遠に続くかとも思われた沈黙が破られる。
「一護テメー!!朽木サン大丈夫?ヒドイことされてない?」
おおよそ決まりきったリアクションではある。
「説明っつってもなぁ……わかんねーのか?」
こんなに平然とされると、取り乱すほうが異常であるように感じられる。
泥酔状態の頭ではそれ以上考えることが出来ず、
口惜しそうにうめいてケイゴは半ばヤケクソぎみに再び飲み始めた。
「一護……?深酒が過ぎるのではないか?」
一護の様子を察したルキアが声をかけてくる。
酔っ払い相手に抵抗する気も失せたようだ。
「ああ?大丈夫だって!ホレ、オマエも飲め飲め」
自分の手が、それよりも一回り大きなそれに包まれる。
意外にも優しい感触に動揺するルキアの掌には、
赤い液体の入った小瓶が握らされていた。
「し、しかしっ」
「男2人で飲み続けるっつうのもアレだし、よ」
耳元に唇を寄せ、ボソリと何事か呟く。
ビクッと身体を振るわせるルキア。
その目は、期待と疑念に満ちていた。
「それは……ほんとう、か?」
「お・・・おう」
「ほんとうに、ほんとうだな?」
無邪気な瞳が肩越しにこちらを見上げる。
幼子を相手にするような錯覚に、一護は言葉を失った。
とりあえず無言で頷く。
それを見たルキアはぱあっと満面の笑みを浮かべる。
その表情によって、顔立ちの幼さがぐっと引き立てれた。
(ケイゴには記換神機を使えばよいし……悪い取引ではない……か)
そう思い、僥倖として堂々と酒を飲むことにする。
っと、その前に。
「一護っ。コレはどうやって開けるのだ?」
「クソ……、所詮は堅物、と侮った俺のミスだ……なぁ…」
あらぬ方向へ愚痴っているケイゴ。半分寝ている。
幸か不幸か、バカップルはほったらかしになっていた。
「大体、貴様というやつは…っ、なっ…何をっ!?」
より近くに抱き寄せられる。
「オマエ、いつの間にフロ入ってんだよ……」
シャンプーの香りが、一護の鼻孔をくすぐる。
「いいから離れろっ」
先程から、ずっと酔っ払いのセクハラの嵐に翻弄され続けている。
殴っても怯まなくなっている分、始末が悪い。
「その割には逃げねーのな、オマエ」
「う……うるさい……」
痛いところを突かれる。
飲み始めてからずっと、一護の股の間で大人しくしている。
頬に朱が差しているのは、酔いのせいだけではないようだ。
その反応に益々調子に乗り、不意にルキアの身体を強く抱きしめた。
その勢いでルキアの胸に手を添えると、
パジャマ越しにその感触を楽しみはじめる。
「う……っ…やめんか……」
酒気のためか、一護の手には加減というものがない。
ルキアの未発達な(義骸ではあるが)身体では、
力の込められた指先からは苦痛しか感じられなかった。
「ん……っ!」
唇を噛みしめるほどの痛みのはずなのに、
ルキアの口からは不思議と苦痛の声はあげられなかった。
「痛かったら……そう言えよ…」
耳に息を掛けるようにして言うと、一護は乳房を寄せ集めるように
指先に力を込めた。
「ん……ん……」
目を固く閉じ、鼻にかかった声で答えてくる。
一護の心臓が、どくん、と一際高い音をたてた。
「そうだ……ノド、渇かねえ……?」
そう言ってルキアの手から真っ赤なカクテルを取り上げ、口に含む。
ルキアの顎に手を添え、そっと上に向けさせ、唇を寄せてゆく。
口内に一護の舌と、甘い液体が同時に放り込まれた。
一護のシャツが強く握られ、深い皺を作る。
「ん!?……ふむぅっ…、んんん…んっ!」
軽くむせ返りながら、ルキアは喉奥に流し込まれた
酒と唾液を否応無しに飲み下した。
ふたりの隙間からこぼれたそれが、ルキアの細い首に紅い筋を引いてゆく。
「えぅ……っぐ…こほっ……一護…止め…」
ルキアの抗議の視線が向けられる。
その瞳には微かに涙が滲んでいた。
ちくり、と一護の胸の奥が軽く痛む。
「悪りぃ…あんまり可愛いもんで、つい、な」
「…っく……この…ばかものが……」
素面ではおそらく聞くことの出来ない一護の素直な感情表現である。
嬉しいのか口惜しいのか、複雑な表情を浮かべるルキア。
一護は可笑しそうに口の端を吊り上げると、
頭をずらして、汗ばんだルキアのうなじに口付けた。
唇の間から伸ばした舌先を肌に触れさせると、
そのまま味わうように、ゆっくりと舐めあげてゆく。
先程こぼれた酒の甘さが、まるでルキアの肌の味のように感じられる。
「っ……う…」
舌が上に向かうにつれ、ルキアの背も徐々に反り返っていった。
「んっ……ふ…はぁっ……」
目の前にある耳朶をに優しく歯を立て、舌を這わせる。
繊細な触感が、舌先で感じられた。
「んんっ!……くうぅ……は…あっ!」
(……?)
反応が大きすぎる。
「ルキア……ココか……?」
目線を逸らし、黙ってしまうルキア。
それでもふぅふぅと吐き出される熱っぽい息。
答えを聞くまでも無かった。
「そう、か。耳……か」
一護は小首を傾げると、耳孔に濡れた舌先を差し入れた。
「んっ…い、いち……護……っ!」
予想だにしていなかった刺激に、ルキアは背を仰け反らせて反応する。
「んあっ!んうっ……だ…駄目……だ……」
舌の動きに合わせて一護の腕の中にある身体がびくびくと跳ねるように震え、
二の腕に鳥肌が浮かんだ。
耳に入れられた舌の動きが、徐々に激しくなってゆく。
「……くっ!…あ……はぁっ!……あああ…あ……」
ピピピッ
「「!?」」
不快な、そして聞き慣れた電子音でふたりは突如現実に引き戻された。
問題は、もう一つ発生していた。
ドアの隙間から思いっきり視線を感じる。約2人分。
あれだけ騒いでいたのだから無理も無い。
ユズとカリンだけなのは奇跡的であった。
(……指令だ)
(……おう…)
(私は「ココ」をどうにかする。先に行って片付けろ)
(おう……)
アイコンタクト。
ルキアはグローブを嵌めると、おもむろに一護の魂を叩き出した。
寝惚けと驚きで未だ、ボーっとこちらを見つめている2人をよそに、
ごそごそと懐を探る。
(…あった)
「ユズちゃん?」
「え?」
カチン。
ボン。といわない。
いわゆる燃料切れだ。つまりエンプティだ。
「「「………」」」
現状を打破する方法は、もはや2種類しかなかった。
ルキアは、幸いにも後者を選択する。
意を決したように酒瓶を抱え、2人ににじり寄っていった。
一方、虚の出現した場所では。
「オラァ!!」
くそ、くそくそ、くそっ。
なんだって、こんなタイミングで出て来やがった!?
「いい……ところで、邪魔……しやがっ……てえーーー!!!」
「ヒッ……ヒィィッ」
虚には、明らかに怯えの色があった。
怒りの余り、頭部を狙うことすら忘れ、巨大な斬魄刀を無茶苦茶に振るう「死神」。
今の姿にこそ、この呼称はふさわしい。
………怒りの原因は非常に情けないのだが。
死ね死ね死ね。
死ね。このくされ外道。
くたばれクソ野郎クズ野郎。
………等々。
頭の悪い罵詈雑言と共に、一護の容赦の無い斬撃が叩き込まれてゆく。
「ふぅ……ふっ…はぁ…っ」
ようやく一護の気が済んだときには、
辺り一面に「虚だかなんだかよくわからないモノ」がぶちまけられていた。
それを一瞥し、踵を返す。
(早く…早く帰らねーと……)
その表情は淫らな欲望に歪められていた。
もっとも、部屋に戻った彼を待っているのは、
ものの見事に酔いつぶれ爆睡している妹達と、壊れたケイゴなのだが。
ちなみに死神は、とっくのとうに避難済みであった。
翌日。
目を覚まして、ケイゴは
「アレ……昨日…どこで飲んでたんだっけ?えっと……養老○滝?」
などと言い出す始末であった。
度を越した深酒は奇しくも記換神機に近い効果をもたらしている。
妹2人の状況は、推して知るべし。
そして、一護はというと。
「なあ……もういいだろ!?」
「駄目だ。そもそも貴様が交換条件に出したことであろう」
「ならせめてオマエ1人で行けよ・・・財布はやるから」
「荷物持ちが必要でな……さっさと来い」
毅然とした口調には不似合いな程、嬉々として目的地に向かうルキア。
売り場にまで付き合わされるのは、とてつもなく恥ずかしい。
(好きなモン、とは言ったけどよ……)
「つーかどこに置く気だよ、こんなの……」
一護のぼやきが空しく響いていた。
さらに翌々日。
一護のクローゼット内の巨大なうさぎを遊子が発見し、
彼女のお兄ちゃん離れが急速に進行していったのだが、
それはまた別のお話。
おわり。
ダークロウズ80%、妄想20%です。あんまりエロくねー。すいません。
ルキアたんの華奢な身体を後ろから抱っこして、
うなじにスリスリしてえよぉという妄想が原動力です。
あとオチを記憶置換に頼りすぎ。我ながら。
あとキレた一護の描写、全然うまくいかなかったです。すいません。
あとのれきあ氏復帰ぎみ。わあい。
いやいや、素晴らしー!!
つーか今回も一護に爆笑してしまった。不憫すぎ・・
まさかおあずけ状態になるとは(笑
>ルキアたんの華奢な身体を後ろから抱っこして、
>うなじにスリスリしてえよぉ
(;´Д`)禿同!!!!!!!!!!
泥酔一護たんモエ…(;´Д`)
74 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/11/29 12:45
ケイゴの前で始めちまうバカップル。
あのまま続いてたら3Pになってたんだろうかハァハァ(;´Д`)
そして俺も禿同!!!!!!
読みたいのはヤマヤマだがクソッポイので
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜END〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
sage推奨なのを忘れちゃいかん。
ケイゴと3Pよりもユズとカリンとで4Pの方が・・
一護たん氏んじゃうYO!!
モエ…(;´Д`)
浦原×ウルル×ジン太とか千鶴×織姫とかも読んでみたい(;´Д`)
でもネタがな・・・あんまり浮かんでこないっつーか。
一護とルキアだと結構ネタ尽きないんだけども
そこを敢えて千鶴×たつきでどうよ。
昼休み、空座一高一年三組の教室にて。
「たつきちゃんおべんとたべよっ!今日のあたしのお昼はねぇ……」
「言わなくても大体わかるってば。あれ?その飲み物」
「千鶴ちゃんがくれたの。今日は部室で食べるからこれあげるって言って」
「(なーんか怪しいなぁ)……あたしのと交換しない?」
「うん、いいよ!」
でもって放課後。
「織姫、いっしょにかえろっ」
「千鶴ちゃん……でも、たつきちゃんが」
だるそうに机に突っ伏しているたつきと、困り顔の織姫を見比べる千鶴。
「え?あれ?なんで?」
「千鶴……あんた、一体何を企んで……!」
椅子から立ち上がって千鶴につかみかかるも、そこで力尽きてがっくりと崩れ落ちるたつき。
「た、たつきちゃん!」
「ま、まあ大変! 保健室連れて行かなきゃ」
「あたしも付き添うっ」
「いーよ織姫は先帰ってて」
「でもっ」
「大丈夫大丈夫あたしにまかせなさいって」
動揺をひた隠しにしながら千鶴はたつきを連れて保健室へ。
「……ったく、なんであんたが飲んじゃうワケ?やっと手に入れた薬だったのに」
「こ、この変態女っ……!」
手足は痺れたみたいに言うこと利かず。頭はくらくらするし、体は火照って仕方がない。
保健室がガラ空きになるのも、薬の効き始める時間も全て千鶴の計算の内。
周到な準備は、今ベッドに体を横たえているたつきの勘によって番狂わせとされたのだった。
「チャンスはまだいくらでもあるし。今回はまあしょーがないか。
たつき、薬の効き目は一時間ぐらいだから、おとなしく寝てなさいな」
「なにが、しょーがない、だ……!」
紅潮した顔で、潤んだ瞳で、たつきはベッドから千鶴を見上げる。
息苦しさに顰められている眉が、扇情的なように千鶴の目に映った。
「へぇ、あんたそういう顔もできるんだ……?」
「何、言ってんの」
ずいっと身を寄せられて、動き様のない体で、たつきは僅かに退こうとした。
「そういうのも可愛いかも……」
「ちょっと、何す……っ……!」
というわけで千鶴に食われてしまうたつきたん。
うおおおおおおおおおお!!!
79たんマンセー!すばらしい。是非続きを書いて頂きたい。
千鶴×たつき、いいなあ・・・
そこにやっぱり心配だからと戻ってきた織姫たんが
混ざるともっとハァハァ(;´Д`)
自分、密かに鈴(読書クール娘)萌えなんだが…
もしかしなくてもマイナー??(;´Д`)
ルキアたん絵、描いたんだけど…
どこかアップロード出来るところとか無いでしょうか?
サーバー持ってるんですけど、それジオなんですよね…
なんかスレの最初の方でジオだとまずいとか書いてあって
迷ってしまいました(;´Д`)
身元?とか、小物だし別に知られる心配もないかな、と思いまして。
ご意見お願いします。本当にすみません。
気にしないんだったらアプしても大丈夫と思われ。
専用アプロダが必要かのぅ。
見たい観たい!
>79
そうか、千鶴って割と使いまわしの利く便利なキャラだな。
ビジュアル的にもおれ好みだし。
88 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/11/30 12:02
ルキア>>>>>>>千鶴>ユズ>>>ウルル>>カリン>たつき>織姫
一護のばあちゃんって久保のセンスでばりばりヲサレな人が出てきそう。
案外バガンのエリザベスたんより萌えたりして。
ドクターくれはみたいなファンキーばあちゃんだったりして(w
そういや赤丸の読みきりん時は、
ルキアたん、お人形サイズだったんだよね…
本誌連載ではちゃんとした人間サイズにしてくれて
本当によかったよかった。
人形サイズじゃやれるもんもやれん
>91
どういう心配だよそれは(藁
でも同意。
ルキアスレってどこいったの?アドレスきぼんぬ
>94
何これスゲー笑った。
こんなもん、どうやって作ったんだろう・・・。
キスケ×うるるでSS書きたいんだが、どっちのネタがイイ?
?@うるるがキスケを起こしにいって、ヤラレル(割に純粋)
?Aなんか薬飲まされてヤラレル(キチークかも)
また相馬か
おれ前者希望ー。
>>97 相馬さんでは無いっす。
ていうか、ここの人たちに比べると結構文が下手かも。
ご了承を。
>96
キミの欲望のおもむくままに書いたほうがイカスものが
出来るんじゃネーノ?
102 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/01 15:59
ハフーン(;´Д`)
きゃわいい...104
エロとか言ってドジーン女しかいないこのスレ
寒いよ
>107
>>1見れヴォケ
キャラ萌えに貴賎は無し。
お前の方が寒い。
・・でもちゃんとsageて書き込んであるあたり、
何だか可愛いな(藁
マターリマターリ
ルキアたん、ウルルたん、ハァハァ・・・・
96タン、早く早くう〜(;´Д`)
す…スタンバイしててイイ(・∀・)?
>110
何をスタンバイするんだねチミは(;´Д`)
このスレ見る限り、
ルキア>ウルル>織姫=遊子>千鶴>夏梨>たつき>その他
で正しいんだろうか。(ハァハァ具合)
あ、一護も何気に萌えられてるな…(w
千鶴と夏梨を入れ替えればほぼアタリかと
じゃ、正しくはこうか??
ルキア>ウルル>織姫=遊子>一護>夏梨>千鶴>チャド>たつき>その他
>>114 千鶴がチャドの一個上っていうのがなんかリアルだな。
チャドより萌えられてないたつきって・・・
104タン・・・・(;´Д`)ハァハァ
一護が、変わってゆく。
確実に。
私の……所為だ。
恐る恐る、と言ったような感じで、一護を見上げる。
そこに、先程の凶悪な色は見られない。
その表情はいつもの、そう、やや不機嫌そうなそれであった。
それをこの場に留めようとするように、その胸に抱きつく。
「ル、ルキア?」
あまりに突然なことに、一護は動揺を隠せない。
しかし、己よりもずっと華奢な体が、胸の上で震えている。
そっと肩に手を回し、まるで硝子細工を扱うように腕の中に収めた。
「………すまん………」
やっと、といったように、ルキアの口から蚊の鳴くような声が洩れる。
どうしていいか分からず、とりあえず彼女の後頭部を撫でた。
「私がっ……わた、っ、しが…貴様を巻き込みさえ……しな、ければっ……」
最後の部分は最早言葉になっていない。
「バカ、あいつだってそんなにヒデエ怪我じゃなかったろ?」
震えるばかりで、なにも答えない。
昔よくこうして遊子を慰めていた事が思い出された。
「違う……い、いち、一護っ……違うんだっ…」
「わかってるって。なあ?今日はまあ、たまたま気が立っちまってよ……な?」
涙を溜めた瞳が、こちらを見つめている。
「ホラ、いつも俺がしくじった時みてえにしろよ。たわけー、ってな?」
親指で目元を拭ってやる。涙で歪む視界に困惑しながら。
……迂闊にも、と、一護は思う。
俺は、なんだって、こんなやっかいなヤツに。
己の女運の悪さは筋金入りだ。
なんたって、人間ですらねえんだからな。
「いち……っ」
唇を重ねる。
獣のようにその先を求めた。
つづく。
たつき辺りを傷つけられて逆上した一護。
切れて大暴れの後……とでも思ってください。
本当はそれはもう馬鹿みたいに長いんですけどね。
>118
全文読んでみたい。
ご自分のサイトでやってください。
できればこの場で続きをやっていただきたいのですが・・・>122
118萌え。
書いてくれ!おれらのために!!
123,124,125.同意
>122
や、ここでもHPでもいいけど
やっぱ読みたいからHPに書いたらアドレス教えて下さい
128 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/02 22:24
このスレはもうダメだな
129 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/02 22:27
キモい同人女の巣窟スレ
晒しage
sage
131 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/02 22:34
同人女はおとなしくやおいかいてロ!!!
煽り厨房は、黙って親の言う事聞いてろ。
133 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/02 22:42
同人女が必死だな
同人女でもなんでもいいよ
ルキアに萌えられれば
135 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/02 22:46
いいから続き読ませてくれよ
てか、上の煽りage厨房って
全部同一人物だろ?
ジサクジエーンご苦労様ってなこった
>135
だったらsageろっての
138 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/02 22:50
136みてーなバカばっか
書き手が女だろうが男だろうがかまわんけど
正直やおいっぽいエロ小説は読みたくない…。
下げも上げも荒らしだってことに気付かない上げ荒らし萌え
煽りうざ。つーか、やおい書けって推奨すんな、きも
でも、正直、118のは萎え。性格が違う、こいつら誰だよ?
それに所々でどっちの視点で描いているのかが混乱した文章になってるし
>37-38の続き書く猛者は現れないものか…づっとまってるんだけど
無理か?ルキアたんなおにハァハァ
>>141 言いすぎ。181タンせっかく書いてくれたんだから
温かい目で見守ろうYO!(・∀・)
エロまでいけば萌えるかもしれないじゃないか。
一護視点一人称のエロが読みたい(;´Д`)
相手がルキアたんだと尚良し!!
マターリマターリ(;´Д`)
>141
概ね同意。
男でも女でも萌えなエロ小説が書けりゃそれにこしたことはない。
ホモくさいのは勘弁だが。
ところでエロゲテンプレたんは男性?
前スレ後半の方で一護×ルキア書いてた人は・・女性・・・・
だよな、多分・・・
「い、一護・・・・・!?」
突然一護に後頭部を強く殴られ、床に伏せたルキアが動揺の眼差しで一護を見る。
何が起きたのか分からないルキア。
一護は更に乱暴にルキアの腕を掴む。
「お前の生意気な態度、前からむかついてたんだよ・・・」
エロゲーやってる女もいるだろ。
増して最近美少年ゲーみたいのあるし。
男と女でエロパッションが違うのは仕方ないけど
やおいのノリそのままでエロ小説と言われても困る。
エロ漫画小説板のスレ見て勉強してこいや。
前スレ後半で一護×ルキア書いてた人、
自分は結構好きだったんだが…
相馬タンは男のパッションって感じがするな
>147
微妙に続きが気になる
リアルすぎるセックス描写だけではあまり萌えない。
それに至るまでのプロセス如何で萌える萌えないが決まる訳よ、
個人的には。
でもエロゲーって大抵主人公(男)の視点・一人称じゃん
プレイしてて
「おいおい、これっぽっちの前戯で本番にいけるかっての
無茶しすぎだよ、この男。相手の女がかわいそう」
とか思うことも多々ある。
まぁ、元々男の為に作られたゲームなんだから
それに文句つける気はサラサラないけど。
要するに、男と女ではエロ描写における
着眼点が違うってことなんだろうね。仕方ないよ、それは
ルキアたんに萌える!男も女も萌える。
それでいいじゃないか
萌えに貴賎は無しって1も言ってるしな。
なんか妙な方向にいきつつあるな
まっ、細かいことは気にシナーイ
ハァハァできりゃそれで万々歳!!
ってなわけでエロ小説もっと書きやがれゴルァ!!
こちとらもうスタンバっちまってるんだよ!!!!!!
お願いします!!!
正直、男何人残ってんだ?自演できるここで訊いてもムダか
マターリマターリ(;´Д`)
>>141 すまねー。
自分の文に酔ってたよ。キモイ。
言われてみるとたしかにその通りだわ。
特に性格違うっていうのは致命的だな。
157 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/03 12:59
ナイスアングル〜
これでスカートの中を二人に見られてしまいました、
一護にはいつみせるのでしょうか。
>>157 もう既に見せているとか(;´Д`)
今週はいつもと少し違う一護と
それを気遣うパジャマルキアたんに激萌え
フロあがりの二人に微妙なエロスを感じたのは自分だけか?
118たん頑張れ
応援してるよ!!(・∀・)
>157
ナイスアングルに動揺していないところを見ると
一護はもう慣れっこさんなんだろうか・・・。
ナイスアングルには動揺して欲しかった>一護
今週はルキアたんも然ることながら、
みちる嬢のかわいらしいことかわいらしいこと(;´Д`)ハァハァ…
もしルキアたんがノーパンだったら
「ナイスアングル」では済まされなくなることなので
ルキアたん=取り敢えず「下」は履いている説
は、ほぼ立証されたかと・・・・。
なんか今週は全体的にエロかった。
リレーしてくれ。
続きを誰か書いて・・・・・・・・・・・・・・・147の
掲載位置が不安だ。
ルキアが見れなくなったらどうすりゃいいんだよ。
>>158 同意、今週は上級者向けの萌えということで。
私はどちらかというと、
人形にニセ一護入れようとしてるの見て、
ドキドキしているルキア萌え。
168 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/03 20:02
age
遊子と夏梨また二人で寝てるよ〜何なんだ一体。部屋の構造とか。
いろんな意味でドキドキさせんじゃねぇッ!(;´Д`)
本人か担当かはたまたその両方か、2ch見てるような気がしてならん
イイけどな…ネタに詰まったんなら拾ってけ。
>167
同じく萌え
あのワンピ姿カワイイ!
イラスト書きたいけどデザインが把握しきれないしなー
ショXーラたんが着せ替え描くだろうからそれ参考にしたらええやん
黒靴下のメッシュからかすかに覗くルキアたんのおみあし(;´Д`)ハァハァ
>169
お母さんが*****せいじゃないのかな?(もうネタバレ解禁?)
人肌恋しい年頃なんだろうと・・・解釈したんだけど
確かに今週のラストは上級者向けの萌えシーンかもしれん。
俺は勿論萌えた(;´Д`)
ルキアたん可愛い、一護エロい
>174
なんつーか、しっとり系萌え?シーンだったよね
おどおどルキアタン…ハァハァ
ルキアたん萌えの俺から言わせてもらえば409頁とラストのルキアたん。これ。
ぬいぐるみを前にしてドキドキするルキアたん。これ最強。素人にはお薦めできない。
>177
ええ、諸刃の剣ですから、それはもう。
>171
描いたら是非見せて下さいハァハァ
今週ラスト、「ピクニックか?」って…ルキアたん…
平日にピクニックもくそもありますか、って感じだが
そんなボケっぷりも全部ひっくるめて萌え〜で御座います。
147の続き誰かリレーしてくれ(藁
本気でキチークにされたら、それはそれで困るが
悪いが>147逝ってよし
182 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/04 02:18
一応ageとく
なんでageるのさ。保全?
147って煽りなんかな・・・。それとも・・
>184
考えすぎ
誰かエロネタをギブミー
最近小説がなくてサミシイヨ(;´Д`)
エロは無くても萌えはある。
今週もヨカタよ。
織姫のオパーイミサイル萌え。
明らかに間違ってる未来観がイカしてたね。
ここがエロ不足なのは否めないけど。
正直最近生ぬるいエロに飽きつつあったので
>>147(・∀・) イイ!
たまには鬼畜エロもやりすぎなければよいかと。
鬼畜はいいけど、猟奇は勘弁な
確かに最近エロ小説少ないな
のれきあたんはどうしたんだろう、、、、、、
お仕事が忙しいのか?年末だしなぁ
あまり考えずに小説もどきしてしまいました
よろしければだれか続きをおおおすんません
>>193 そんなこと言わずに続き頑張って下さいよ。
楽しみにしてますんで
195 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/04 22:50
age
sage
フンドシ…(;´Д`)
198 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 13:29
ヲパーイミサイル上げ。
ルキアたん、墓参りにコソーリ付いていくんだろうか・・・
200 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 18:28
>199
いやいや。一人黒崎家でお留守番でしょう。
そして突然押し入ってきた強姦虚にリンカーンされてしまうのです。
201 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 18:31
羞恥で赤く染まるルキアたんの頬。。。。。(;´Д`)
202 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 18:33
「クッ、は・・・はあ・・・
私はこんな低級虚に犯されているのか・・・・?」
203 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 18:35
プライドの高いルキアたん。
犯されたらきっと下噛み切って自殺しちゃうYO!(;´Д`)
204 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 18:45
いや、快楽に目覚めるに一票
205 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 19:00
そしてついには一護におねだりしちゃったりね
206 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 19:06
そんなことになったら一護動揺しまくりだべさ!
如何なる展開もエロスにつなげられるあんた等すげえよ。
まじで。
初めて覗いてみたけど面白いですね。私も一個作ってみました。
「なんつったけ?記憶――」
薄闇の工事現場で、死神装束の一護が刀の峰で肩を叩きながら言った。
「記憶置換か?」
腕組みをしたルキアが答える。
「そうだ、それ。・・・あれで変わりに植え付ける記憶の強引さは、なんとかなんねーのかよ?
今回もこいつに使うんだろ?」
一護はフェンスにもたれ気絶しているケイゴをチラリと見た。
たまたま虚の出現現場に居合わせ、壁や地面がひとりでに破壊されるのを見て、
パニックに陥り逃げる際にバナナの皮で滑って転んだのだ。
(ちなみにその虚は退治済みだ)
「被・置換者にとっては代替された記憶は自分で見聞き、体験したことだ。
多少不自然でも自分の体験を否定しはしないだろう」
「”多少”じゃねえだろ・・・」
置換される記憶はランダムだ。一護は、兄の事件のあと井上に以前植え付けられた記憶を思い出した。
あんな事が続けば、やがては・・・
「む、そ・・・それは」「まあ、今回はうまいこと夢だと思ってくれるかもしれねーけどな・・・」
念のためケイゴに記憶置換を施し、自分の体に戻り、帰路へつく一護の後姿を見ながら、ルキアは考えていた。
(うむ・・・、確かに奴の言う事にも一理ある・・・。記換神機の燃料を、もう少し上質の物にしてもいいだろう。)
幸か不幸か今日の相手は中々強敵だった。追加給金も入っているだろう。
浦原商店によって帰ろう。ルキアはそう決めて歩き出した。
「おにーちゃん、あたしと夏梨ちゃん、明日から臨海学校なの!」
夕食の後お茶を飲んでいると、遊子が満面の笑みを浮かべて言った。
「アンタそれ、一週間以上前から毎日一兄に言ってるじゃないの」
頬杖をつき、あさってのほうを向きながら夏梨が言う。しかしその頬は微かに紅潮し、指がソワソワ動いている。
楽しみなのだ。
妹たちが楽しそうな様を見るのは一護も嬉しい。しかし――
「父さんへのおみやげはカメハメハ大王の等身大彫刻がいいな!」
「お金は持ってちゃいけないんだよ」
「ってかハワイに行くんじゃねーのよ」
この父親と二人きりになる、と言う事か
(続く
今までエロネタ好んで参加するほうではなかったんだけど
打ち切りの声もあがる公式スレよかこっちの方が居心地がいいような気がしてきた(w
210 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/05 22:00
途惑うルキアを無視して一護はかすかに膨らみかけた未発達な胸に顔を埋めた。
聴こえてくる紛い物の心臓の音をあざけ笑うかのように押さえつけていたルキアの細い両腕に力を込め、もう片方の手を短いスカートに隠された腿に這わせる。
もう、どうでもよい気がした。
「一護!!」
突然のことに驚き一護から逃れようともがくルキアを無視し、思うままに細いルキアの身体に手を彷徨わせていく。
一護とて経験は無い、けれど本能が欲望だけを追い求めていた。
ルキアがどうだかは知らないが、そんなことはどうでもよいと思えるほど思考は麻痺してしまっていたのかもしれない。
獣のようなあさましい欲望が徐々に徐々に暴かれていく。
「ルキア」
「……」
睨みつけるルキアになぜだかわからないが自暴自棄気味に微笑みかけ、薄いブラウスを剥いだ。
ぷつんとボタンがはじけ飛ぶ。
乱暴に掴み上げた乳房は妹のそれとなんら変わりは無いはずなのに、ひどく煽られ一護は獣のように白い肌に舌を這わせていく。
「っ一護!!」
手の、腕のうちにルキアはいる。
力は圧倒的に自分のほうが強い、逃れることなどルキアには出来ないだろう。
わかっていてもなぜか不安になり押さえつけていたルキアの手首をハンカチで強引に拘束し、体重をかけ圧し掛かる。
見たことも無いようなルキアの表情。
不思議な安堵があった。
どこにも行かなければいい、ずっと傍にいて、それで…。
それで?
縛り付けて自分はルキアをどうするのだろうか。
解りはしない、不確定な未来と人の気持ちなど。
「一護?」
「傍にいればいい」
「いち、」
<続いてる>
ってなんで初めてのカキコでこんなん書いてんだろー。
そして翌朝、いつも背負っているランドセルの代わりに色違いのリュックを背負った妹二人を家の前で見送った。
「おにいちゃん、わたしがいなくても、ちゃんとごはん食べるんだよ」
「ああ」
「一兄、一兄のほかには鈍い父さんしかいなくなるけど、女の子コッソリ連れ込んだりしないようにね」
「ああ(いや、手遅れだ」
そして一護も学校へ向かった。
工事現場の地面から、ロボットアニメに出るような巨大なドリルが出現し、
中から出てきた全裸にシルクハットの紳士が、壁に向かってカメハメ波を打った。
という夢をケイゴが見たと言う事以外、たいした出来事もなく家に帰った。
「メシは何にするんだ?ラーメン屋か?」
幾つかの飲食店の出前メニューをひらつかせながら、一護がいった。
「フフフ、いや・・・・・・今日は俺がつくる!!」
「カツ丼でいいか」
父を無視して電話に向かう一護。
「ちょっと待て、コラァ!!」
ズカズカと父親が近づいてくる。無視して受話器をとろうとした時―
『トゥルルルル』
一護は一瞬虚をつかれ、伸ばしていた手を引っ込めたが、すぐに受話器をとった。
父も渋々といったように腕を組み、黙って後ろで待っている
「はい、黒―」
受け答えがすむ前に相手がまくし立ててきた。
よく聞き取れないが、相手は父に用があるらしいことは伺えた。
受話器の端を持ち、もう一端を父のほうに差し出す。
受話器を受け取った父が相手の声を聞いた(と思われる)瞬間、目が見開かれた。
電話を立ち聞きするのもどうかと思い移動していた一護の耳に、
「銃の口径は!?」などと言っている父の声が届いた。
「一護」通話を終えたらしい父がやってきた。「知り合いがちょっと”事故”にあったらしくてな、行かなきゃいけなくなった。ワリィけど夕食は店屋物で我慢してくれ」
「いや、もともと俺は出前を―」
聞かずに父は飛び出していった。
「帰るのは多分明日になりそうだ!」という叫び声が聞こえた。
続く
2階の自室へ向かいながら、一護は考えた。
「(たまにはあいつにちゃんとしたモン食わせてやるか・・・」
昼は購買、朝・夜はおにぎりや余り物。義骸が人間と同じように栄養がいるのか一護は知らないが、
もし必要ならばそのうち倒れかねない。
(学校帰りにどこかによるというのも考えたが、ケイゴあたりに見つかりそうな気がしていた)
「オイ、入るぞ」
自室に入るのに言う言葉じゃねえな、と苦笑してドアをあける。
暗闇の中こちらに背を向け直立していたルキアが、ビクリ、と小さく体をすくませた
「・・・・?何やって―」
怪訝そうな一護の顔が、不意に固まった
ルキアの手に、翼の折れた飛行機の模型が包まれているのを見た瞬間に。
「す!すまない!偶然目にとまって・・・珍しくてつい・・・手にとって遊んでいたら・・・
手がすべ・・・」
いい終わらないうちに胸倉をつかまれた。
「てめえ!!」
ルキアはのどを鳴らした。
まるで虚と戦っているときのような怒りの形相。
ぎりぎりとしまる服の感触。一護の荒い呼吸。
それらすべてが冷静なルキアを恐怖に走らせた。
「―――!!」
それは無意識の行動だった。
ルキアはポケットから記換神機を取り出すと、一護に向けた。
スイッチを押す。
その頃
「・・・・・・・・」
浦原喜助は、ルキアに渡した記換神機の燃料を入れていた段ボール箱を見つめていた。
いや、正確にはそこに書かれた文字――以前にも見た――を、だ。
『粗悪品』
(続く
210は何の続きなの?147?
もう一本は208→211→212でいいんだな?
そしてそれから?
「・・・・・」
ルキアが恐る恐る目をあけると、一護がきょとんとした顔をしていた。
「一・・・・護」
「あ?どうしたんだ、遊子」
ルキアは、彼女自身の描くファンシーな絵のような表情をした。
「な・・・・!?お、お前こそどうしたのだ!?だ、誰が―」
「なんだそりゃ?なんかの漫画の真似か?」
ルキアはハッとして手の中のライター型のそれを見た。
「(さ、さてはまた・・・!浦原ァ・・・!」
押入れの中で爆睡しているコンの姿が浮かんだ。
数年前にソウル・ソサエティで立ち上がった作戦のひとつに、記憶操作の技術を応用し、
虚の意識・記憶・知覚を混乱させるという物があったのを思い出した。
おそらく一護の目には、ルキアは遊子の姿で写っているのだろう
技術的に困難であることと、あまりの莫迦らしさに廃止されたと聞いたが・・・・
「(そういえば、もうひとつ何か理由が――」
「で、なんの用だ」「え?あ・・・・」
何と言えばいいのか。とりあえず模型は後ろでに隠している。
言いよどんでいると、一護が何かを察したようだった
「しょうがねえな・・・。お前ももう四年だから、来年には一人ではいれるようになれよ」
四年?確か遊子は五年生のはずだ。記憶操作の影響で、一年前に一護の人格は立ち返っているのだろうか
「(・・・・・となると、この一護はわたしの事をしらないのか」
そう思うと何故か一抹の寂しさを感じたが、次の瞬間にはそんなものは吹っ飛んだ
「ホラ、風呂行くぞ」
(強引な上、長いですが続く
即興で書いてんの?スゴイね。一緒にお風呂ワショーイ(;´Д`)
私もお風呂行ってくるー!続きが楽しみっ♥
「・・・・!!なっ!?何故私が貴様と湯浴みを・・・!!」
「だからその喋り方はやめろ」
一護が眉をしかめた。
「な、なんで私が、き・・・おにいちゃんと、お、ふろ、に・・・?」
「なんでって・・・いつもはお前が強引に言ってくるじゃねーか」
何か言おうとして、ルキアは状況のまずさに気付いた。
一護の記憶が先に戻ればいい。自分の姿や声を遊子のそれと認識していても説得できる
しかし知覚が先に戻ったらどうなるか。
今まで目の前にいた可愛い妹が急に消え去り、見知らぬ女が現れる。
しかも場所は一護の部屋。服装は遊子のワンピース
(もっともこの服が四年生のときに買われた物とは限らないが、それを差し引いても状況は最悪だ)
通報されるのは間違いない。
「(そうだ、そういえば・・・・」
ルキアは思い出した。例の作戦が廃案となった最大の理由は、
持続力の弱さだ。
現実と脳内でなんらかの激しいギャップを感じた時、または数十分から数時間(個人差がある)
たてば、効力がなくなるのだ
ただし前者の場合は記憶・知覚のどれが、もしくはすべて快復するか分からない。
「(なんとか効力が切れるまで引き伸ばせれば・・・・」
しかし何か他の事、たとえばお茶やテレビ観賞をしようと誘って、
入浴前に遊子がそんなことを言うとは、と思われたら・・・・
「どうした?」
一護がルキアの顔を覗き込む
「(こやつは私を妹だと思っている・・・・。やましい目で私のことを見はしないだろう・・・
しかし若者の性は乱れ、特殊な性癖の人間もいるとこの前読んだ・・・・」
「おい、遊子?」
「・・・・」
ルキアはゆっくりと顔を上げた。
その顔には笑顔が、必死で作った笑顔があった
「う、ううん、なんでもないの。お、お兄ちゃん、一緒にお、お風呂、いこ」
(続きます。すみません
「けど、なんでさっきは・・・」
脱衣所でシャツを脱ぎながら一護が尋ねた
「・・・・誰にも言わない?」
もともと演技は得意なつもりだ(本当につもりだが)何重にも防護策を貼っておけば、
なんとか乗り切れるはずだ
ルキアは語学学習のために読んだマンガを思い出していた
「(そうだ、私も1000とは言わずとも、100個くらいの仮面は持っている)
あ、あのねお兄ちゃん」
やはり緊張で少々ドモるが、言おうとする内容を考えれば、この方がいい
「わたし、すこし、む、胸が大きくなってきたの。だから恥ずかしくて・・・」
「あ、そ、そうか」
一護は気まずそうに目を泳がせた。
「(うむ、これで直視はされぬはずだ。しかも少々態度が不自然になってもおかしくない」
ルキアは密かにガッツポーズを取った。空中に白目でこちらを見つめ、
「恐ろしい子!」といっている女が見えた気がした(井上さんに毒されているようだ)
「じゃあ、早く来いよ」
一護がそういって、タオルを腰に巻いて浴室に入っていった。
「う、うむ、・・・うん」
曇りガラス越しに、浴槽に漬かる一護が見えた。その後自分の体に目を落とした。
心臓がどんどん高鳴っていく。頭の中心にブラックホールでも出来たような感覚がある
体の端々が振るえ、シビれる
冷静に立ち回れる自信がどんどんなくなっていった
(なんかどんどん長くなってくなあ・・・続いてしまいます・・・
「風邪引くぞ、早く来い」
ゆっくり服を脱いでいたルキアに一護の声が届いた
「う、うん」
少し目を閉じた後、下着に手をかけ、全裸になる
戸を少しあけると、一護は頬杖をついて壁を向いていた。
さっきの作戦が功を奏したのだ。
ルキアは風呂桶で湯をすくうと、肩や恥部を湯で流した。
「(・・・・・・・こ、これからどうする?遊子はまず体を洗ってから湯に入るのか?
それとも温まってからか?それとも洗髪が先か?」
視界がぐにゃりとゆがんだ。頭に向かって血が上っていく音が、ぐわんぐわんと響いた。
「おにいちゃん・・・」
ルキアは自分が何を言っているのか、よくわかってなかった。
誰かが必死で止めているような気もした。
「からだ洗って」
なにを言っているのだわたしわああああああ!!!!
だが一護は湯から上がり、ルキアの背中に回り座った。
ルキアの体の両隣に、一護の脚が立てられた。
”き、貴様、今のは冗談だ。すぐに湯に戻れ!!”
口からでかかった言葉を必死で押さえた。そして目をぎゅっと閉じ、搾り出すように
「お、お兄ちゃん、今のは・・・・」
そのとき、ルキアの背中にあわ立ったスポンジが当てられた。
「ひぅっ!
(続く。・・・・つーか明日学校だよ・・・・
うん。まあ。がんばって。
冬だなぁ…
緊張と、それによる高ぶりでルキアの体はかなり敏感になっていたようだ
それでも強くこするように洗ってくれれば、まだ良かったのだが、遊子の背中を洗うときは、いつもそれほど圧力を加えないのだろう。
撫でるよりも強く、擦るよりも優しく背中中を洗われつづけた。
背中が泡でまみれた頃には、体中の力が抜け去っていた。
他は自分で洗うといい、一護には浴槽に戻ってもらった
虚ろな目をして機械的に体を洗い続けた。
泡を流そうとフラフラと手を伸ばし、シャワーの栓をひねった
「!!?きゃあっ!!」
シャワーは水になっていた。誇張でも比喩でもなく、心臓麻痺を起こすところだった。
しかしおかげで幾分頭は冷静になった
「(い、いかんいかん!!わたしは何を考えていたのだ!!そんな・・・・その・・・。・・・」
また頭に血が上りかける。が、なんとか冷静さを保つ。
「風邪引くぞ。早く入れよ」
脱衣所で聞いたのと同じような台詞に促され、ルキアはおずおず浴槽に入った
目の前には、全裸の一護。タオルも浮力と湯の流れでたなびいている。
目をそらしたルキアは、あるものを見つけた
(すいませんスイマセン!続きます。すみません!
いいよ〜久々の投稿だし。まったりまったり
それは黄色いアヒル型のオモチャだった
「(む、あれは遊子のオモチャなのだろう。そのはずだ。そうに違いない」
どことなく、うきうきした様子でオモチャを手にとった。ヒモを引っ張ると、バタバタ泳いだ。
「親父のオモチャ勝手に使って、怒られるぞ」
「ぶうっっ!!ちち・・・いやおとうさんの・・・!?」
「あの野郎、お前らには甘いのに、これを触るのはすげー怒るからな・・・」
ったく、と呟く一護。
「大事なもの・・・・なのかな」
「・・・さあな」「お兄ちゃんの、飛行機の模型、やっぱり大事?」
「・・・・」少し真剣な目になる一護。「・・・オフクロが最後に買ってくれたものだし・・・な」
「え・・・あ・・・」
頬杖をつき、目をそらしながら、一護は続けた
「けど、それでもさっきは言い過ぎた。悪かったな、ルキア」
「・・・・・・・・・・・・・・な、き、貴様・・・・い、いつから・・・・」
「いや、あ・・・」
「おにいちゃーん」「―ておい、ルキア、何今更」
「いや、わ、わたしではないぞ」
「っとにまいったよ、巨大ダコが出て中止って何よ。一兄?お風呂?」
「おーいイッチゴー」
「駅について、お父さんの携帯電話に連絡したら、なんだか用事が早くすんだとかでね・・・・おにいちゃーん?」
「どどどど、どーすんだよ!おい!!」
「わ、わたしに聞くな莫迦者!」
「まあまあ、あたしが何とかしときますよ」
二人がドアのほうを見ると
「浦原!?貴様何故―?」「商品の回収ですよ」
「いや、そ、それより、いつからそこに・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・にへへ」
てれたように頭をかく喜助。
「こ、殺してやる!!」
ルキアの叫びは浴室に反響した
「つーかなんで病気で風呂に入れない・って言わなかったんだよ?」
「あ。」
(やっと終りました。長々とスミマセンでした!!!今度書くときはちゃんとプロット立ててからやります・・・
>218
100個くらいの仮面<死ぬほどワラタヨー
>悪かったな、ルキア」
もしやとは思ってたけど、実際目にしたらお茶吹き出しちゃったよーあはは
そーか
「だからその喋り方はやめろ」
って、伏線だったのね。すげーや!!
おもしろかったよ〜
お疲れ様。おやすみ。また明日(?)。
>225
いや、完全に行き当たりばったりで書いたので偶然です。
ところでもう一本ネタがあるのですが、エロじゃなくて萌えでもいいですか?
エロを書くのはニガテなようです・・・
(つーか一連のも、エロ以外を書くのが楽しすぎてあんなに長く・・・
次は短く書くつもりですが・・・・)
227 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/06 15:01
書いて書いて
また記憶置換ネタなので、>212の途中からのルート分岐と言う形で書きます。
「オイ、入るぞ」
自室に入るのに言う言葉じゃねえな、と苦笑してドアをあける。
暗闇の中こちらに背を向け直立していたルキアが、ビクリ、と小さく体をすくませた
そして、戸惑いとわずかな怯えに似た色を顔に浮かべて言った。
「く、黒崎君」
「あぁ?」
――何言ってんだ、このボケ?これじゃあまるでクラスの他のやつらといる時――
一護の思考は、ルキアの手にライターの形をしたそれを認めた瞬間に切り替えられた
思わずルキアの手首を握り、持ち上げた。
「きゃぁっ!?」
「(こ、この反応・・・間違いねえ、このバカ自分に記憶置換使いやがった・・・」
燃料を入れ替えているときにでも、操作をミスしたのだろうか。
「く、くろさきくん・・・?」「あ、ああ・・・・わりぃ・・・」
その後、当り障りのない質問を幾つかした結果、自分が死神だと言う事や、ここに住んでいる事は忘れているらしいことが分かった。
おそらく、一護に誘われ遊びに来たと思っているのだろう
「(おいおい・・・・・。どうすんだよ・・・」
「ね、ねえ。黒崎君?そろそろお食事にでもしないかしら?」
わずかにどもりながら言った。
「あ、ああ」
とりあえず食事をしながら今後の事を考えようとしたが、出前を取って食器が残るのはまずいと判断し、
商店街のラーメン屋に行くことにした。
「まあ!しゃっきりムチムチした麺が歯で噛んだ瞬間プッツリ切れるわ!」
「黙って喰え!バカ野郎!!」
一護はルキアを怒鳴りながら、自分の本棚の中身を少々変える必要があるかと考えた。
中々広い店内の隅に座っているとはいえ、何人かの客がこちらを見ているのを感じた。
そしてその中に、見知った顔を見つけた。
それは同級生、浅野啓吾だった。なんとなく予感はしていたが、やっぱりこいつに見つかったか・・・
「てっ!てめえ一護!!朽木さんをこんなところまで連れ込みやがって・・・!!
井上さんを虜にした時から薄々感ずいてはいたが・・・・
やっぱりてめえもモテ貴族か!!」
「お、おいケイ――」
「ええい、話し掛けるなブルジョアジー!!ちくしょおおおお!!!」
啓吾は泣きながら店を駆け出した。
その後を追って店員も駆け出した。「待ちやがれ!食い逃げ野郎!!」
「たまたま同じ店に食べに来てて、相席にした」
一護は口の中で啓吾に対する言い訳を呟いた。
やはりこれが一番無難だろうと思い、何となしにルキアを見ると、スープを飲みながらこちらをチラチラ見ていた
「なんだよ?」「え、あ、黒崎君しゃべるな・って言ったから・・・」
「わかった、わかった。言いたいことがあるなら言え」
頬杖をつきながら言った。
「・・・・・・おいしい」
その答えに、一護はすっかり毒気を抜かれた。
少し口元がほころんだ気がした。
帰り道、ルキアは色々な話をした。
好きな音楽についても色々言っていたが、すべて一護のもっているCDだった
「(隠れて聞いてやがったな、こいつ・・・」
家族のことも聞いた。
幼い頃に母を無くしたが、父の喜助と、お手伝いのばあや(テッサイと言う名前らしい)
とで楽しく暮らしていたこと。
最近父が再婚し、連れ子の姉のウルルとは仲よしだが、弟のジン太には色々陰険な嫌がらせをされていると言う事。
そんなときに励ましてくれたのが一護。と言う事らしい
(続く
本当のルキアを知っている一護にはギャグにしか思えないが、
夕方彼女が言っていたことを思い出した
『置換された記憶でも、その本人にとっては自分が体験したことだ』
「・・・・・・」
なんとなく、ルキアの頭に手を置いた
「な、何かしら・・?」
「いや・・・」
家の前に着いたが、ルキアを帰すわけにはいかなかった。お茶を飲むかと誘って家に入れた
お茶を飲んでいるとき、ちょっとしたトラブルが起きた。
ルキアが手を滑らせ、コーヒーを制服にこぼしたのだ
幸いブレザーのジャケットにかかっただけで、火傷はしなかったが、このままだとシミになる
「着替え用意しておくから、風呂にでも入ってろよ」
言ってから激しく後悔した。自分から見ればルキアは同居人だが、
今の彼女から見れば、仲のいいクラスメートの家に、ちょっと遊びに来たに過ぎない。
軽蔑されるのがオチだ。だが
「そ、そうね。いただくわ」
少し赤くなりはしたが、あっさり同意した。「・・・?」
ルキアの部屋(押入れ)に入っていた遊子のパジャマを脱衣所においておき、
一護は少し休もうと自室に入った。
ほんの数分ベッドに寝転がるだけのつもりだったが、
気がついたらうたた寝をしていた。
・・・コンコン・・・
ノックの音で目がさめた。朦朧としながら返事をすると、ドアが開けられた。
真っ暗な部屋に、廊下の明かりが入ってくる。ルキアが立っていたが、逆光で顔はよく見えなかった。
片手は胸元に添えられている。
「ああ・・・・わりぃ・・・」
一護が上半身を起こすと、ルキアがパジャマのボタンをひとつ外した。
「!?」「く、黒崎君・・・」
ルキアが少しずつ近寄ってくる。目が潤んでいた。
(次で終ります
今日のルキアはどことなく緊張しているような様子があった
先程の風呂の件とあわせ、頭の隅で疑問に感じていた。
しかし一護は今はっきり答えを悟った。
『家には鈍い父さんしかいなくなるけど、女の子コッソリ連れ込んだりしないようにね』
妹の声が蘇える
――このバカの記憶(体験)は、単に俺に遊びに誘われただけじゃねえ・・・!
”そういう誘い”を受けたと事になってんだ!!
(今、偶然父が家にいないことも、彼女の記憶の中では予定通りの出来事なのだろうか?
わからない。どっちでもいいし、どうでもいい)
ベッドの上に膝と手を立て、ルキアがにじり寄ってくる。
ルキア以上に、自分の呼吸が荒くなっていることに一護は気付いた。
今の彼女に何かをするのは、だますことと同じだが、頭に血が上っていく。
「きゃ・・・・!」
一護はルキアを抱き寄せた。
「くろさきくん・・・」シャンプーの匂いが届く。
艶っぽい目が自分を見つめている。
しかし、いつも見ているルキアの目とは違っていた。
「や・・・・やっぱり駄目だ!!」
一護はルキアを力任せに突き飛ばしてしまった。
「!!?」
ベッドのフレームにルキアは頭を強打した。
「あ・・!わ、わりい!!だいじょう――」
「いきなり何をする?痛いではないか・・・」
頭を押さえながら、涙目のルキアが言った。
「え・・・・?」
「黙って風呂に入ったのを怒っているのか?だが毎日 公衆浴場では出費がかさむのだ」
「・・・・」
ルキアは押入れの戸を開けた。そして入る前にチラリとこちらを見て、フフフと笑った
「覗くなよ」「し・・・っ!しねえよ!!」
戸がピシャリとしめられた後、一護は一人思った
「(ただ記憶が戻っただけじゃねえ・・・都合よく書き換えられている・・・・」
記憶置換以上の効力・・・。そして自分が記憶置換に対して憂慮していたことを思い出した。
「・・・・・!これだ!」
一護はまだ興奮で熱い拳を握り締めた。
落ち着けっつーの(完
233 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/06 20:17
わお!久々に小説がたくさんだ!
嬉しいなあ。どれもこれも楽しかったああ幸せだべさ。
もう溜めてたはずの過去話するようになったってことは、これが最大の山場だろ。
あとは急遽作った話ばっかでどんどんしょぼくなるように思える。
235 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/06 21:44
一護の母親の墓は海の見える丘の上にあった。家族4人墓の前で楽しく弁当を食べる。ぬいぐるみがリュックの中に紛れ込んでいる。
一護が母親を思い出す。髪の長い女の人の後姿と笑顔。何かの台詞を思い出そうとするけど思い出せない。
ルキアは一護の部屋で留守番。昨晩の一護の言葉。「おふくろは殺されたんだ。」
7年前、一護の母親は突然いなくなった。父親は探したが手がかりはつかめなかった。
それから何日か経って母親の他殺体が発見される。いなくなったその日に何者かに殺されたらしかった。「わけわかんねぇだろ?」
しかし、ルキアは一護が何かを隠していると思っていた。
最後のページ、小さい一護と二人の妹と何か影(虚?)が描かれて終わり。
210の続き読みたい
あれ…小説はもう終わり?続きがあるなら読みたい
>208
個人的には好きな文体だ。読みやすいし、なんか、絵が浮かぶ。
ルキアのことをバカとかボケとしか呼んでなかったり、
土壇場で自分を制御するのも「らしい」感じ。
またネタが出来たらupよろしく。
うんうん、「刀の峰で肩を〜・・・」とか「頬杖を」とか一護っぽいね。
個人的に
「・・・・・・おいしい」
に萌えました・・・(*´∀`*)
俺は210たんの続きが読みたい…(;´Д`)ハァハァ
sage進行でもレスがついていれば倉庫落ちしないとは聞いたのですが、
さすがに不安なので、たまにあげてもいいでしょうか?
(・A・)ダメ!
っつーのは冗談だけど、たまに上げるんだったらいいんじゃない?
245 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/07 20:53
この感情はなんなのだ・・・
私はどうしてしまったというんだ・・・・
こんな糞餓鬼に・・・・何故なんだ・・・・
早速上がってるし(w
感想くださった方ありがとうございました。
昨日今日でまた二本ほど草案が出来たので、練りこみ次第書きます。
(今度はぜってぇ短くする・・・・・)
よろしければまた感想ください。
しかし私の中で浅野君のイメージが完全に固定されている・・・
248 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/07 22:24
わあ!208さんだ!
208さんが来られたぞーーーー!!!
次回作も楽しみにしてます。
待ってます…(;´Д`)ハァハァ
249 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/07 22:45
208さんだ・・・・・・・・・・!
新作2本なんてあんた神やでえ・・・・・・!?
250 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/07 22:58
息を乱して喘ぎつづけるルキアの、腰がどっと落ちた。
は文字通り、腰が抜けるほど…感じてしまった。
白い肌が紅潮し、きれいにくびれたウェストのラインの下に
ガムテープで自由を奪われた腕が乗っている。
>248−249
どうもです(w
でも、両方ルキアさんは殆ど出ないし、今から書くのはただのアホ話なので、
あんまり期待しないほうがいいかも・・・
――教室にはおびただしい量の血と、累々たる生ける屍が転がっていた。
話は数十分前に遡る。
昼休み、井上織姫はバッグからガスコンロとヤカン、それとカップ焼きそばを取り出した。
「おー、織姫。今日は焼きそば?」よしよしとたつきが頭をなでる
「ううん。これと食パンで焼きそばパン!ホントはメロンパンにしようと思ったんだけど、メロン4500円もするから買えなかったの」
「はー、それは残念だったわねー」
焼きそばパンを食べ終えると、口元のパン屑を払いながら織姫は言った。
「あ、そうだ」そして窓の方へ駆け寄ると、カーテンをシャッと閉めた
「・・・?ナニすんの、織姫」たつきが聞いた。織姫はフフフと笑いを含ませ、芝居がかった口調で言った
「井上劇場の開幕なのです」
これが悲劇の始まりだった
(続きます。
織姫はカーテンの一端を窓の端ではさみ、もう一端を脇ではさんで
なるべくたるみを作らないようにした
「・・・何をするのかと思ったら・・・」
たつきが声を漏らした。本人は呆れ声を作ったつもりだが
それはとても安らかなものだった
織姫はカーテンの向こう側に手を入れ、影絵を作っていた
「ほら、たつきちゃん。トゲオアガマ!それからカイツブリも作れるようになったの」
たつきは少しくすぐったいような笑みをもらした
その隣でも笑みを浮かべている者がいた
「ああ・・・ヒメ・・・」潤んだ目で、頬を上気させながら千鶴が言った
「ちょっとアンタ・・・あれを見てどう考えればそんな表情が出来るわけ?」
たつきが食って掛かる「どうって・・・
バスルームの衝立てにはシャワーを浴びるヒメの裸身がシルエットになって映っている
ヒメはあたしの気配に気付いたらしく影がこちらを向く『千鶴ちゃん?どうしたの』
『うん・・・あたしも一緒に浴びようかなって』『え・・・』顔を伏せるヒメ『だめ?』
『ダメじゃない・・・けど』心の準備をシャワーを浴びながら作ろうとしていたのだろう。まだ緊張しているのだ
それをわかっていたが、あたしは詰め寄った『じゃあ、いいよね』『あっ・・・』
衝立をどかすと、ヒメがこちらを不安そうな目で見ていた
胸を手で隠していたが、豊満なそれを細腕で隠し切ることなど不可能だった
(続く
『ホラ。洗いっこしようか』あたしは泡立てた手でヒメの体をワザとじらす様に撫で回す。
初めはくすぐったそうにしていたヒメも、すぐに息が荒くなってきた。
胸以外、全身くまなく撫で回し終えた頃には、ヒメの目は完全にいつもと違う光を宿していた
胸に泡をつけなかったのは、この状態になるのを待っていたからだ。これからゆっくりとヒメの胸を嘗め回すのだ
『きゃっ!?』しかしあたしは不意打ちをくらい声をあげた。ヒメがあたしの首筋に舌を這わせたのだ
『ヒメ・・・?』
『ちづるちゃん・・・・さっき洗いっこしよ・っていったよね・・・?だからあたしも、千鶴ちゃんのこと、キレイにしてあげる・・・』
そういうとヒメはあたしの首筋から徐々に舌を下げていって――」
「だまれ変態!!」
たつきは何十発目かのパンチを繰り出す。しかしひらりとかわされ、朗々と続きを歌い上げられる
普段ならよけられるはずがないが、妄想力の賜物だろうか
小島とチャド、そして必死でポーズをとっている一護以外の男子は、全員鼻血を出して倒れていた
(一番大量に出血していたのはケイゴだった
「りょ、鈴ぉ・・・」みちるが鈴の袖をひっぱる
「ほっとけば?実害ないし」
「ほら、ボアコンストリクター!」
(終わりです。たまにはとエロに挑戦してみました
一護は学校から帰ると、カバンを置き、ベッドに腰掛けた。
だが、この一護は、いつもの一護ではなかった。中身は改造魂魄のコンだった。
下校途中に虚が現れ、本物の一護とルキアは退治に向かった。
一護はコンに体を預けることに幾ばくかの抵抗があったが、自分の体を放っておくわけにもいかない。仕方なくぬいぐるみから義魂丸を取り出し飲み込んだ
コンは窓に歩み寄り外界を覗く。何人かの通行人が歩いているのが見える。
むずり。
コンは今すぐ窓から飛び出し、跳ね回りたい欲求に駆られた。
「(みんな驚くだろうなー・・・」
しかしそれをやると、浦原商店の人間が今度こそ自分を回収・破棄するかもしれないという恐れがあった。
「あ”〜・・・」窓の外に思いをはせてため息をつくと、ドアの外から声がかけられた。
「おにいちゃ〜ん」「(うわ!・・・確かこの声は、一護の妹の・・・」
ドアを開けると、布団を抱えた少女がいた。布団にさえぎられ顔は見えないが、遊子に間違いなかった。
「お布団なおしたよ」「あ、ああ」
遊子がよたよたと部屋に入ってくる。しかしかなり注意していたようだが、つまずきかけた
「おっと」コンは遊子の体と布団を支えた。「俺が布団を持つから、遊子は押入れを開けてくれ」
遊子はきょとんとした顔でコンを見た。「どうした?」
「え?う、ううん」押入れを開けながら続けた「ただ、今日のお兄ちゃん――」
遊子の顔が凍りついた。
「ん・・・?」コンが怪訝そうに押入れの中を覗き込み、同じように凍りついた。
押入れの中には、遊子がなくしたはずのパジャマや服がいくつもあった。しかも下着まで・・・
先に動いたのは遊子だった。彼女は衣類を奪い取り抱えると、ドアに向かって走り出した。
そしてこちらを振り返り、涙目になって叫んだ
「おにいちゃんのバカッ!!」
(つづく
「・・・・・」
コンが立ち尽くしていると、窓からルキアと一護が入ってきた。
「騒ぎ起こしてねえだろうな?」一護が言った。
「あ・・・ああ」「そうか」と言い、体に戻る一護。義魂丸はいつもどおりぬいぐるみへ
一護がトイレへ行くためドアへ近づくと、コンが言った。「お、おい」
「ん?」「・・・・」「なんだよ、用がないならいくぞ」
ドアがぱたりと閉められ、一護の部屋にトントンと階段を下りるリズミカルな音が響いてくる
・・・・・・・・
ダダダダダッ!!
すごい勢いで階段を登ってくる音。そして勢いよく開かれる
「てっ!てめえ!遊子に何をしたぁ!!」
部屋に飛び込んだ瞬間、ルキアに殴り飛ばされた
「貴様こそ私の衣類をどうした莫迦者ぉ!!」
「ああ?知るかボケ。それよりコン!遊子とばったり会ったら、いきなり目をそらして走っていったぞ。
てめえ、まさか遊子に・・・」
「ム、そうだまさか私の衣類も貴様の仕業か?」
「だああ!!少し黙って話しを聞け!!」
一護はドアを開けて廊下に誰もいないのを確認すると、ドアを閉めてノブを握り固定した。
「おい、コン。音楽をかけろ。声が漏れたらやべえ」
コンがコンポのスイッチを入れる
「バッ・・・!音がでかすぎだ!それじゃあ文句をいいに部屋に誰かが来ちまうだろ!」
一護が音量を調節する
「お前・・・結構神経質なんだな・・・」
コンが呆れたように言った
「というか、先程の騒ぎで誰もこないなら、必要ない気がするがな」
「でもよ・・・ルキアはともかく、コンが喋ってるところを誰かに見られたら・・・」
記憶置換があるとはいえ不安だった
「腹話術だと言えばいいだろう」「ボク人形とお話するのが趣味なんです・とかな」
「余計悪いじゃねえか!!」
(続く
なんとか準備が整い、コンの話しを聞いた。
「・・・なるほど。だがまあ記憶置換を使えば問題ないだろう」
ルキアが言った。「いや、それは――」コンが何かを言おうとした
「ダメだ。あいつとはちゃんと話しをする」
一護が言った。
「俺に親父や夏梨が何もいってこねえ・ってことは、遊子は誰にも言ってねえ・ってことだ
あいつがなにか考えてるかも知れねえし・・・」
「ショックで何も言えないだけではないか?」「うっ・・・!」「だがまあ、何とかしておく必要がある問題だな」
夕食の席で、遊子は殆ど喋らなかった。
父と、そして態度には出さなかったが夏梨も心配していた
夕食の後すぐ部屋に戻り、遊子は頭から布団を被った。
「・・・・」
同級生たちの話から、性について漠然とした知識はある。
(具体的にはよくわからないが、)兄が自分の服や下着で何をしていたのか考えると、お腹のあたりが熱くなるのを感じた。
「(でも・・・」
遊子は目を閉じた。一護とのさまざまな思い出が蘇える
ぶっきらぼうで冷たい感じがあるが、いつでも自分と夏梨を守ってくれていた
「(そうだ・・・あたしの、おにいちゃんは――」
「遊子、おきてる?」夏梨の声がかけられる。返事をする
「一兄が用だって」
(続く
夏梨に言付けを頼んだ後、一護は自室に戻り、遊子を待っていた
不運がかさなりルキアが見つかると話がこじれるので、彼女は外に出していた
(ちなみにその頃、ルキアは公園の地面に枝でファンシーな絵を書いていた。
女の子ウサギが、恋人に家から追い出されてないている絵だった)
「お兄ちゃん・・・」
遊子がドアを開けていった。後ろでに何かもっている
「遊子、悪かった!」一護は開口一番そういった。説得するなどといったが、言い訳など浮かばなかった
(唯一施した小細工といえば、下校時ルキアが履いていた下着を脱衣所においておき、代わりに高校のブルマをはかせたことくらいか)
「ただ、信じてくれ・・・!変なことには――」
「はい」遊子が持っていた紙袋を差し出した
受け取りみてみると、遊子の服が何着か入っていた(下着はさすがになかったが
「これは・・・」「お兄ちゃんのことだもん、何かワケがあるんだよね?だから貸してあげる」
「遊子・・・・」
「もう!そんな顔しないの」そして照れをごまかすように「でも、もうないよね?」
「当たり前だ」そういって押入れを開け、一護は確認をしなかったことを激しく悔やんだ
(次で終ります
ルキアを外に出す際、一護はコンを追跡したときの八百屋での件を思い出していた
まだ夜の8時前で、女子高生がふつうに出歩いている時間だ。
しかしあの騙されやすさでは、変な男の口車に乗せられ連れ去られかねない
そこで一護は自分の小学生の頃の服を着せ(それでも少し大きかった)野球帽を被せて一見男の子に見えるようにしておいた
つまり――
「お兄ちゃんの高校の・・・・・制服?」
押入れの中には、ルキアの制服があった。
遊子はおずおずとそれを手にとると、一護をみていった
「おにいちゃん・・・・これ・・・?」「あ、ああ」
何がああ、なのか、自分でもわからなかったがそう答えた
「ありがとう!」遊子はそういうと、トテトテ部屋から出て行った
「・・・・・」
数分後、再び遊子が部屋にやってきた。その体は、空座高校の女子制服に包まれていた
「サイズもぴったり・・・。ありがとう、おにいちゃん」
「・・・・・」
数日後
「なあ一護。朽木さん今日も休みだな」
「ああ・・・」ケイゴの言葉に一護は頷いた
「くぅ〜、病気かなァ。いったいいつになったら元気な朽木さんが見られるんだ・・・」
新しい制服が出来るか、遊子が制服に飽きるまでだろう。
後者は、そんな日が来るのかわからないが・・・
(終わりです。251の出来が自分でもナニでアレだと思ったので自己フォローのつもりで
早めに次を書いたのですが、結果私のカキコばかりになってしまいました。
ウザく感じられたらすみません
208さんは神です。
速いわ萌えるはでもう、なんか、アレです。
208さん、最高ッス!!
まぁなんつーか…冬ですね。ゲソーリ
>262
のコピペ最近よくみるなー
遊子がカワイイ!
208さんに惚れたよ。
ごめん間違えてあがっちゃった・・・
>>(ちなみにその頃、ルキアは公園の地面に枝でファンシーな絵を書いていた。
女の子ウサギが、恋人に家から追い出されてないている絵だった)
ってとこのルキアたんかあいいYO・・・!
267 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/08 23:21
.
なにやら好評で、嬉しい反面、気恥ずかしいです。
しかしさすがにネタが尽きたので、当分はかけないと思います。
ただ漠然とした案はあるので(使えるかはわかりませんが)忘れた頃にでもヒョッコリ書くと思います。
しっかしメチャクチャ楽しかったです。同人活動に入れ込む人の気持ちがよくわかりました。
というか作りたくなってきました(w
即売会に出展したりする気はないですが、今までの小説ベースに漫画書いて友人にでも見せようかな・・・
長々とスミマセンでした(ああ、小説だけじゃなく、レスまでなげえ・・・
269 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/09 11:08
208さんの漫画が見たいYO
出来ることなら絵を付けたいほどです・・・良かった!
271 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/09 21:16
一護に売られるルキアたん
浅野、小島、チャドに輪姦される。の巻き〜
遊子の話は、思い返すと阿智太郎さんの「僕にお月様を見せないで」の影響があるかな。
寝ようと思ったのですが、原作で「あること」(何かは後で書きます)
が気になって確認したら短いのが一本出来てしまったので書きます
インコ編のサイドストーリーです(ちょっとシリアスです
夏梨は一護に抱えられて家に帰った。
兄は自分を部屋に送り届けると、二言三言声をかけ、心配そうな目を向け、また走り去っていった。
一護が出て行ってしばらくベッドで横になっていたが、フラフラと起き上がりトイレへ行き、吐いた
昨日インコに憑いていた霊から流れて来た記憶。
その光景の陰惨さ、嫌悪感。
「う”・・・ええ”っ・・・」
しかしそれ以上に、"あちら”へ行けば母に会えると知らず、
"こちら”で彷徨う少年の事を思うと悲しかった。
「(一兄が絶対・・・あの子を助けてくれる・・・」
それには絶対の確信があった。だが、それでも夏梨の心は安らがなかった
お腹を押さえてトイレから出ると、視界の端に見慣れた人影があった。
夏梨はとっさに涙をぬぐう。
「あ、夏梨ちゃん!」遊子だった。
「アンタ・・・なんでここにいるのよ?学校は?」
「あたしも早退してきちゃった・・・。心配だったから・・・」
”心配”というフレーズに、夏梨の神経は過敏に反応した
「誰が頼んだのよ!!」
ビクリと体をすくませる遊子。
「あ・・・」夏梨が自分が何を言ったのか気付き、
遊子をしばらく見つめた後、目をそらした
(続く
日が暮れても一護は帰ってこなかった。
夏梨は夕食のおかゆを少し食べたあと、またベッドに入った。
顔に手を当て喘いでいると、パジャマ姿の遊子が入ってきた
夏梨が顔を動かし時計を確認すると、まだ七時を少しすぎたところだった
「あ、わたし、今日すごく眠くって」問われる前に遊子がいった
「ねえ、夏梨ちゃん・・・」ベッドの上にチョコリと座り、枕を両手で抱きかかえ「今日は一緒にねない?」
「・・・・いい」
「・・・・」枕に顎をうずめる遊子
遊子の気持ちはわかっていたが、心配を懸けさせるのは嫌だった。弱みを見せたくなかった
※※※
「夏梨ちゃん・・・」
「なに・・?」
「そっちにいっていい?・・・あ!あのね!えっと・・・わたしすっごく怖い夢見ちゃったの。
先程から、まだ殆ど時間は経っていないはずだった。夢を見る時間などあるはずなかった。
「・・・・だめ?」
夏梨は無言でベッドのスペースを空けた。遊子が入ってくるのが感じる
※※※
「すぅ・・・すぅ・・・」
小さく上下する遊子の背中を、夏梨はじっと見詰めていた。
夏梨の心の中は、まだ安らかとはいえなかった。悲しみが漂っていた。
しかし辛さや苦しみはなかった。
「ごめんね・・・遊子」
目に涙がにじむのを感じたが、同時に小さく口元が綻ぶのも感じながら、夏梨は眠りに落ちた。
(終わり
なんとか二つに収まりました。悲願がかないました(その後で自己レスしていては、+−ゼロなんじゃあ・・・
確認した「あること」と言うのは、インコ編のラストで夏梨が遊子と入っているベッドが、
1号の部屋の間取りと見比べ、どちらのもの(と、思われるか)と言う事です
まあ本物の遊子は、「一緒に〜」なんていわず、最初から「そっちに〜」
と言ったんじゃないかと思いますが
つーか遊子が夏梨と一緒に寝ようと言う交渉が、萌えるんじゃないかなー、などというチーパッパな動機で書き始めたのに、
なんでこんなにヘビーなんだよ・・・
208さん楽しかったす。
クヴォが逆にパクリたくなるようなネタ満載!
276 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/10 14:13
otisouage
>クヴォが逆にパクリたくなるようなネタ満載!
んなこたぁない
タモさんですか?
誉めすぎの感は否めないですな。
私は208さんの好きっスけど。
悪いとは思わんけど自分はユズカリンはあまり興味無いので感想もあまり無いなぁ
でも208さんの作品は大体好き。
帰り道。
このコンビニ寄って帰るのは最早、日課になりつつある。
24時間営業、と教えてやった時のルキアの驚きぶりはケッサクだった。
一度可愛いうさぎグッズを発見して以来(あんまり欲しそうだったもんで買ってやった)
寄るのがクセになってしまっていた。
(躾に失敗した犬みてーだな………)
ふと、首輪をつけられたルキアを思い描く。勿論全裸だ。
切なげに潤んだ瞳が、こちらの加虐心を煽る。
(……エロマンガじゃねえかよ……)
ひとりツッコミをした所で、邪な妄想は消えてくれなかった。
「一護?前から不思議に思っていたのだが……」
質問が耳に入っていないのか、ぶんぶんと頭を振っている一護。かなり異様だ。
「おい、一護?気でも触れたか?」
「ああ?あ、なん、だよ?な、何言ってんだ」
失礼な一言を頼りに、一護はなんとか現実に帰って来る。
帰ってきた瞬間にルキアの顔をまともに見てしまい、
一護の心臓はバクバクと早鐘を打ち始めた。
「………コレはなんだ?」
一瞬怪訝な顔をしたものの、気を取り直した様に
数種類ある小箱を1つ手に取るルキア。
「……………」
一護の動きが止まる。
「大きさと重さの割には高価だし……そもそも中に何が入っているかわかりづらい」
ルキアは手の中のそれを、しげしげと見つめている。
こんなモンが透明なケースに入っていたら絶対に売れないであろう。
「化粧品、というならわかるのだが、陳列棚は別の所だ」
「だが、買って行く者も結構いるのだ……おい、一護?」
目の前に突きつけられる………ぶっちゃけたハナシ、ゴムだった。
ちなみに可愛いうさぎのイラスト入りだ。
「な、なんだ、そそ、それ、か」
間が悪すぎる。
「貴様はコレが何か知っているのか?」
「ま、まあ、な…………」
「教えてくれ」
「いや、ここじゃチョット……い、言えねえ」
とんでもない会話をしている2人だった。
「何だそれは。知ったかぶりはいかんぞ」
「だからここじゃ無理だって……」
コレの使用法、及び形状をこんな所で事細かにレクチャーしたら変態である。
「何故だ。実は貴様も知らんのだろう」
妙にこだわるルキア。
ちなみに箱に描かれているうさぎはチャッピーに似ているのだが、
そんな事を一護は知る由も無い。
しかも、こんな物を片手に押し問答をしている男女は、すこぶる目立っている。
もう限界だった。
店中から寄せられる視線に耐えきれず、ついに一護が折れる。
「わ……わかった…っ…買ってやるから。帰ったら教えてやるから」
「本当か!」
凄い会話その2だった。
籠に放り込んで、素早く会計をすませ、コンビニを後にする。
「アリガトウゴザイマスマタオコシクダサーイ」
店員の白々しい挨拶が、一護にはいつにも増して不快に感じられた。
よからぬ妄想を必死で振り払いながら歩く一護。
(違う、ちがうチガウそんな筈は……)
目線をルキアの方に向ける。
自分とは対照的に、ビニール袋片手に上機嫌に歩くルキア。鼻歌の1つ位出そうだ。
(……散歩?……イヤイヤイヤイヤ違う、ちがうぞ)
苦難の道のりはまだ始まったばかりだった。
やっと、といったような感じで、自分のの部屋に辿り着く。
通り慣れていたはずの道なのに、既にヘトヘトであった。
「ふう………」
ベッドに腰掛け、ため息をつく。
ガサガサという音と共に、
ルキアは疲労の原因となったモノを早速引っ張り出してくる。
………一護のため息は止まらない。
「さ、教えてもらうぞ」
「ああ………」
知っててやってるんじゃないだろうか……?
そんな疑問が一護の頭をよぎる。
(んなワケねー、か……)
おそらくは天然であろうルキアに当たるわけにもいかなかった。
「早く」
カタカタと箱を振りながら簡単に催促してくれるルキア。
(そう、だ………)
一護の行き場の無いムカツキは、悪戯心にとって変わった。
「……一護、おい?」
顔を覗き込まれる。
「……ああ、コレはな、あれだ。キスのあとで使うもんだ」
「……え?」
その箱がことり、と軽い音を立ててルキアの手から床に落ちる。
「まあ、口じゃ説明しづれーっつったろ?」
「ほ、ほう、そうか」
平静を装うルキア。妙にカンに障る。
どうやっても狼狽させたくなった。
「試すか……?接吻なんぞ挨拶同然、だろ…?」
ビンタくらいなら覚悟の上で言う。
直後にたわけー!という言葉が聞こえる……はずだった。
それで軽く言い合って、それでこのハナシは終わり。
だが。
「…………っ」
ルキアはなにも答えない。
一護はこれ以上先に進むと、後戻りできない様な予感がしていた。
(オイ……怒れよ……)
願う一護。
こんな空気を作っておきながら今更自分から後に引くことは出来ない。
お互いに黙ったまま、時間ばかりが過ぎてゆく。
部屋に置いてある時計の音が、やけに耳障りだった。
このままでは埒があかない。
思い切って頬に触れる一護。
ルキアは一瞬ビクッとしたものの、ただじっとこちらを見つめてくるだけであった。
(なんだよ……抵抗しろよ……頼むから)
しばらくそうしていると、一護も次第に気分が高揚してくる。
(コイツ………と?)
酷く現実味に欠ける。
だが手の中の柔らかい感触は、紛れも無くルキアのものだ。
一護は思い出したように興奮した。
肩に手を移し、ゆっくりとルキアを押し倒す。
恥ずかしいのか、目線がキョロキョロと定まっていない。
ふと気付くと、ルキアの身体は、ほんの少し震えていた。
(可愛い……かも…しれねえ……)
微笑を抑えきれないまま、一護は自分からから唇を重ねた。
同時に眼下の身体を、自分のほうに抱き寄せる。
互いの唇を押し付けるようにしてから、ルキアの微かに開かれた入口から
口内へと舌先を滑り込ませる。
「んふっ……んっ…ん……」
一瞬驚いたように喉を鳴らした後、
ルキアはためらいがちに唇を開き、一護にあけ渡した。
口内になにか別の生き物が放り込まれたような感触に、眉が寄せられる。
口腔に侵入した一護の舌先はルキアの舌を絡めとリ、
それに飽きると今度は歯茎をゆっくりとなぞってゆく。
「んぅ……ん……ふぁ」
ルキアの口から甘い響きが漏れはじめる。
それが楽しくて、しばらくそうしてルキアの口内を弄んでいた。
やがて、どちらからという訳でもなく唇が離れる。
入り混じったお互いの唾液が糸を引いた。
これ以上先に進む為には、服を脱がさなくてはならない。
「「………」」
なんとなく目を逸らしあう二人。
脱がした経験など、一護には無い。
調子に乗ってこの段階にまで来たものの、全く先が見えていなかった。
(どう、どうすりゃいいんだよ……)
膠着状態が続く。
「あ」
ルキアが突如場違いなほど間の抜けた声を上げた。
「な……なんだよ?」
予想外のルキアの行動に、一護は少々面食らった。
「だから、アレはいつ使うのだ?そ、あ、もう、接吻は済んだ、だっ、ろう?」
先程の行為を反芻したのか、途中から呂律がまわっていない。
ようやくルキアの動揺する姿を見ることが出来た事に、
一護は意味不明な満足感を得る。
それと同時に、笑いがこみ上げて来た。
「いつって、そりゃ最後までいかねえとなぁ……?」
笑いを噛み殺しながら言う。
「さ、最後とは何だ?」
「く……くっくっ……」
ついに我慢の限界を超え、一護の口から笑いが漏れた。
「な、何故笑う!?」
「いや、オマエらしいな、と思ってよ」
「しっ、仕方なかろうっ!現世の事はまだよく解らんのだ!」
そんな下らない、いつも通りの言い合いをしているうちに、
一護はお互いがいつもの調子に戻っていることに気付いていた。
(気取る必要なんざねえっつーの……)
「まあ、その、アレだ。服脱がすぞ?」
すっかり楽になった一護は、軽い口調で言う。
「あ、え!?」
「そのままじゃできねーんだよ」
「あ、の、わたしは、どうすれば………?」
「じっとしてろよ。俺が脱がせてやるから」
「くっ…この……助平が……」
憎々しげに呟くルキア。
だが一護の行為を咎めるつもりは無い様だ。
制服のシャツに手をかけ、脱がせてゆく。
ルキアは抵抗もせずに、じっと身体を横たえている。
その瞳は、こちらの手の動きをじっと追っていた。
シャツの釦を外す。
目の前に、ルキアの上半身が飛び込んできた。
(やっぱり………)
一護の予感は的中していた。
前々から妙な柔らかさは感じられていたのである。
スカートを徐々に下にずらしてゆく。
指先に触れる太股の感触が妙に生々しかった。
「あぅ……う……」
少し戸惑いを見せるルキア。
スカートを完全に取り去り、ルキアの股間に目をやる。
さすがにその部分は小さな布で覆われていた。
「な、なんだ?その、失望したような目は」
鋭い。
「い、いや、なんでもねえぞ。マジで」
一護は、心の中を見透かされた事による動揺を誤魔化すように、
ルキアの白い肌に手を伸ばしていった。
自分でもわかる程たどたどしい手つきで、ルキアの乳房に触れる。
小振りなふくらみに、ふんわりと指が沈む。
指と指との間に、桜色の小さな突起がのぞいた。
その先端を弄くってみる。
「うぁ…っ」
軽く触れただけで、ルキアは痺れたように身悶える。
胸の柔らかさを堪能しながら、先端に顔を寄せてゆく。
「うぅ……んぁ……」
十分にしこっているそこに、舌先でそろりと刺激を加える。
「あぁ……ん……」
まるで赤ん坊がそうするように、乳首を吸いつづけた。
非情に素直な反応を見せるルキアの姿に、身体の芯が沸騰するかのように
激しく興奮させられる。
その反応を見たくて、乳房への愛撫を繰り返すうち、ルキアが
太股をモジモジさせていることに気付いた。
「ルキア………」
同時に、ルキアの肌がじっとりと汗ばんでいる事にも気付き、
一護は指先を彼女の股間へと向かわせた。
「…?……な、なん……だ……?」
やや遅れたものの、律儀に返事をするルキア。
ルキアに悟られないように苦笑し、一護は下着の上から指先を押し付けた。
「……あ!」
「すげ……ちゃんと…濡れるんだな……」
「余計な」機能を一つ発見する一護。妙な達成感を感じる。
「うるさぃ……」
消え入るような声。それをもっと聞きたいという欲求を、一護は抑えきれなかった。
「つーか濡れすぎじゃねーっスか?」
「よ、余計な、解説をするな……っ!」
期待通りに真っ赤になって抗議してくれる。
懸命に睨みつけてくるものの、その顔色では一護をより一層喜ばせるだけであった。
「ワリぃ…もう止めるから」
それでもすっかり興味の矛先が移ってしまった一護は、
身体をずらしてルキアの股間に顔をもっていく。
その脚はぴったりと閉じられていた。
「ルキア……そんなんしてると脱がせられねえから……」
「っつ……わかった…」
ルキアの両足に込められていた力が僅かばかり緩む。
下着が染み出たルキアの蜜で艶かしく透けている。
一護は思わず唾を飲み込むと、そろそろと下着を引き降ろしていった。
その小さな布から、フッと甘い体液の香りが漂う。
「汗の…におい……か?」
「な!……っつ!?」
ついつい声に出してしまう一護。
開きかけていた脚は速攻で閉じられていた。
「き、貴様っ!言って良い事と……」
「じょ、冗談だって!」
先程から怒らせっ放しである。
香ったのは冗談ではなかったのだが、とりあえずフォローを入れた。
「っく……知らんわ!」
無駄だった。
「その……悪くないっつうか……オマエの、ソレな」
ルキアとは目を合わせずに、しかし真面目な声で言う。
「何だそれはっ……あんまり、嬉しくないぞ」
言いながらも、その一言と態度で怒りは少々和らいだようだ。
閉じられていた脚が、僅かばかり開く。
帯状の淡い陰りと、その間に秘められた場所が微かに見える。
そこは既にてらてらと濡れ光っていた。
だが、このままでは次へ行けない。
そう判断した一護は、ルキアの太股をやや強引に広げた。
「……っ!」
反射的に脚が閉じられる前に、顔を股間に滑り込ませる。
「あ……な、なに、を…?」
「決まってんじゃねーか」
唇を寄せ、キスをした。
「ぁうっ!」
ルキアの身体が、一瞬だけ背中を浮かせる。
そんなに強い刺激を与えた訳でもないのに、ルキアは過剰ともいえる反応を見せた。
「んぅ…っ……まだ、風呂にもはい、って…おらん……」
「構わねーって。俺が入れさせなかった、だろ?」
おそらくはその場所であろう小さな穴に、そっと舌を入れる。
鼻先を独特な香りがかすめた。それは麻薬のように一護の理性を麻痺させてゆく。
(これも余計な機能、か?)
下らないことを考えながら舌を使う。弄くっているのはこちらなのに、
逆に舌先を弄られるような感覚があった。
とめどなく溢れる液体はとても啜りきれず、一護の唾液と混じって際限なく零れ落ちてゆく。
「あぁ……の…飲む…な…」
それを聞いた一護はわざと音を立てて啜った。
羞恥に顔を覆うルキアの姿がより一層一護の興奮を高めた。
せきたてられるように愛撫を再開する。
「う…っく!……うぅ……ふあ、ぁ!」
鼻にかかったような声。
一護の愛撫が加えられるたび、ルキアは下肢を波打たせて反応する。
その度にルキアのきめ細やかな内腿の肌が、一護の頬と擦れ合った。
「………っ!…ぁ……っ!」
深くさしいれた時、ルキアに今までとは異なる種類の痙攣が走った。
数度、ビクビクと揺れると、ルキアの呼吸が少し荒くなっていた。
「ぅあ……ぁ…なんだ……今のは……」
本当に何も知らないらしい。
「気持ち……良かったか?」
そっぽを向くルキア。
だが紅潮した頬と、やや乱れた呼吸が、答えを雄弁に物語っていた。
(コイツは……なんだってこう…いちいち……)
「んー……もう十分っぽいな」
一護は照れ隠しに、軽い調子で言った。
「な、なにがだ」
「なにがって、そりゃ、オマエの準備が…」
次に何をされるのかなんとなく悟ったらしく、ルキアの瞳が不安ぎみに閉じられる。
ルキアに覆い被さるようにして、興奮したものをあてがい、腰を進めた。
「ぐっ!ぁ……」
きつい入口に進入すると、ルキアは苦痛の表情を浮かべる。
「大丈夫、か?」
ふるふると震えるだけで、なにも答えない。
その様子を見て、特殊な感情が一護の心を満たしていった。
可能な限りそっと、腰を押し入れる。
相変わらず眉はきつく寄せられているが、ルキアはもう苦痛の声をもらすことはなかった。
一護は緊張の余り気付いてはいなかったが、入口をぬけると、
あとはもう随分と楽に進入することが出来ていた。
「ぅ……入っ……た」
圧倒的な快楽に、一護の声は掠れている。
ルキアの中は暖かく、柔らかく一護を包んでいた。
「ココに……一護の、が…?」
下腹部に手を添えるルキア。目には涙が浮かんでいる。
その仕草があまりに痛々しく、ルキアの前髪を掻きあげて額に口付けをした。
「動く…ぞ?」
耳に唇をよせ、呟く。
驚くほど熱を帯びたルキアの腕が、一護の首に回された。
ゆっくりと腰を前後させる。
引きつるような締めつけが一護を襲っていた。
「うぅ…っあ……」
まだ幼気なルキアの身体を抱きかかえ、より深く繋がろうと律動を繰り返す。
目の前の肌に、唇を這わせる。
「ん……あぁ…っふ……」
「ルキ……ァ……」
一護の頭の中は既に真っ白で、名前を呼ぶのが精一杯であった。
目の前にソレがあって、一つになっている。
ただ、それだけをぼんやりと考えていた。
「ふぅ…ぅん……」
ルキアの口から発せられる声が、徐々にうわずりはじめた。
「ぃ……一護、あつ……い……」
その声を聞くと、一護は自分でも驚くほどあっという間に高ぶりに襲われた。
「あ、ワリぃ……俺もう……っ」
「……ぅ?」
ルキアは一護の言葉の意味がわかっていないらしい。
その証拠に、身を離そうとする一護の身体はぎゅっと抱き寄せられたままであった。
「く…おぃ……っ!ルキア……っ」
次の瞬間、一護はルキアの中に吐き出していた。
「ぁ……ぁ…」
放たれたものの熱さを感じ、ルキアは身を震わせている。
目は固く閉じられ、対照的に口は空気を求めるように喘いでいた。
その姿が不意にいとおしく感じられ、一護は結合を解き、
身を乗り出して激しく唇を奪う。
「んん……む……」
舌をさしいれると、ルキアの方から引き入れ、一護のそれと積極的に絡めてきた。
調子にのって唾液を流し込む。
「う!?……んぅ……」
僅かに驚きの表情を見せたものの、ルキアは素直にそれを受け入れる。
ごく、という音と共に白い喉が動いた。
今度はルキアの方から流し込まれる。
一護はなんの違和感も感じずにそれを飲み下した。
驚かされた事の仕返しをしたつもりか、ルキアの頬が緩んでいる。
(どう考えても初めてですることじゃねーよ……)
お互いを貪りあいながらも、つい苦笑してしまう。
なんとなく見つめ合っていると、ルキアがふと思い出したように目を見開いた。
「終わり、か?」
「終わりっつーか……なんつーか、な」
もう一度、という考えも頭をよぎったが、
この空気を壊すのも惜しく感じられた。
「まあ、そんなもんだ」
いつものトーンで言う。
「ならば、一護?」
「………なんだよ?」
「コレは、結局いつ使うのだ?」
いつの間にか床に放り出されていたモノ(うさぎマーク入り)を指差される。
「げ」
「なんだ、その、げ、とは」
(忘れてた……)
「ま、まあ、いいんだって。こんなモンは使っても使わなくても」
良い筈はないのだが、今の一護に真実を教える勇気はなかった。
それこそ、怒り狂ったルキアに何をされるかわかったものではない。
「なぜ狼狽する?答えろ」
ずい、と詰め寄られる。
それから数時間というもの、また今度なうるさいだまれ教えろ貴様わたしに恥をかかせる気か
いいじゃねえか口じゃあ説明しづれーんだよ嘘を言えではなんだその汗は何を隠している貴様
その別に大したモンじゃねえならばよいではないか答えよそら早く今すぐまあいいじゃねえか
………困り果てる一護であった。
おわり。
うわ、長ッ。
我ながらどこパクったか丸わかりですわ。
辛辣な意見でも何でも下さい。糧になりますんで。
長文連続でスンマセンでした。
>281さん
グッジョブ!!
コンビニでの会話がサイコーでした。(何気に店員がすごいことを・・・
確かに長かったですが、サクサク読めました
難点をあえて挙げるなら、ゴムを忘れるという落ちが、途中で読めてしまったことです。
前戯の途中で少し時間経過をさせるなどし、
その空白の時間にゴムをつけたのか、と読者に誤認させるといった手があったのでは、
と思います。
また出来たら書き込んでください。楽しみにしてます
ははは。コンビニのシーン、なんと微笑ましい〜・・・
わたしゃどこからパクったかなんてさっぱり判らないんで、素直に楽しませてもらいましたよ。
208さんのコメントまで読むと、あぁなるほど!とは思いましたが(<忘れるというオチの処理の仕方)
自分はそこまでの文才も無いので、これだけでも十分楽しめましたです。
あまり長さも感じられなかったですしね。ちょうどいいかと。
短くしようとしてイキナリ事に及ばれても萎え〜ですから。
何にせよ、コンビニのシーンがあった事がとてもよかった。
お、エロスレのノリが戻ってきたな
ギャルゲースレでルキアシナリオ書かない?>208さん
エロだエロだヤター!最近のノリについていけなかったんで喜びもひとしお。
朝っぱらから読ませていただいた。
元ネタは自分も知らんけどコンビニのシーンに萌え。凄い会話その2がイイね。
誰かロリロリのうるる×キスケプぷりーず‥‥‥
うるるの方から?!それもイイかも…
暇だし執筆活動開始!!
多分こんな
テッサイは町内会の集まり(てきとー)でいない。
うるるがキスケを起こしに行く→ごにょごにょ・・・
千鶴×織姫(もしくはたつき)レズエロきぼん
>305
>79に導入だけあるぞ
>277>279
激しく同意(w。いくらなんでも誉めすぎです。
今日新作が出来て、明日にでもかけると思うのですが、
その際は、アドバイスや批判意見等いただけるとありがたいです
勿論肯定的な意見も、大変有難く、また嬉しいです
(私の書く物をスレ違いと思う方もいるでしょうが、
申し訳ございません。付き合ってくれとはいいませんが、
黙認していただければ有難いです。
>300
300さんのレスを見て、新作をアレンジして使えないかな、と行ってみたら、
夏が舞台ですか・・。クリスマスネタなので無理みたいです
他にも不明な点があるので、時間を作って過去ログを見てみようと思います
(ただ、「ブリーチ」という土台から大きく外れて、書けるという自信はあまりないですが
>269(遅レスですみません
よさげなアップローダーを見つけたので、漫画が出来てスキャナを買ったら(まだ持ってないんです
2・3ページほどチョイスしてアップしようかと思います
ところで2〜3年程前から趣味で描いてるオリジナルの怪盗漫画があるのですが、その設定が
「少しシニカルでぶっきらぼうだが妹を溺愛している高校生」が主人公で、
怪盗姿が「黒い着物に黒い袴」。更には「時代がかった口調の相棒」がいて、
相棒の隠れ住んでいる天井裏には「主人公の押入れ」の隠し階段を通っていく、
というものです(爆笑
長レスですみませんでした。
>307
いや別にスレ違いじゃねえよ。ネタスレだし。
ただ俺は気に入らん。
ここはお前の小説練習場じゃないんだから
そういうアドバイスとかは自分のHPでも作って募集しれ。
いつからこんなに同人女の巣窟になったんだろうなここは。
281マンセー。
>308
批判意見やアドバイスが欲しいと言うのは
以前私が「感想を下さい」と書き込んだら、
肯定意見が大多数を占めており、批判等が言い辛い雰囲気が出来ていたと思ったからであり、
ここを練習場のように捕らえていたつもりはありません。
ただ、もっと面白いものが書ける様になり、読んで頂きたいという動機もあっての書き込みなので、
やはりそういった意識があったかもしれません。すみません
あと「同人女」という発言、確かにネタと関係のないところではしゃぎ過ぎました。
それに関しては反論の余地もありません(私は男なんですが、まあ、それはどうでもいい。
>308に概ね同意。練習場みたいな雰囲気はちと引く。
他所でやって欲しい。エロ板にそういうスレいくらでもあんだからよ。
208が男だったのは正直意外だった。絶対同人女だと思ってたよ。
来るなとまでは言わないけど、ほどほどに考えれ。
311 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 21:12
まあまあ!マタ―リしましょ
312 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/11 21:13
-208さんの小説ネタみたいんですが!
312 同意
>309
208、エロ書け、エロ!
そうすれば誰も文句は言わなくなるぞ。どうだ?
>>307 すくなくとも全レスっぽいのはやめれ。
そう言った感じになったとたん叩かれたから俺も。
316 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/12/12 00:14
誰かー・・・・・・・・・・・・
オラに・・・・・・・・・・・・・・
ルキアたん強姦物をお・・・・・・・・・・
書いてくれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
強姦ものっていうとやっぱ相手は虚か?
私的に浅野とか水色あたりにやってもらいたい
そーいやこの板のかなり前でもそんなこと言ってるやついたなあ
あ、万が一自作希望が出ても皆さんの希望するようなエロは無理かも。。。
萌え止まりかなー
732 名前: 投稿日:01/12/12 12:25
>710
>誰かルキアHPとか作らぬかな・・・・
>住人専用お絵かき掲示板つきの
マジで作ろうか?エロスレ住人と兼用でよければ
----
住人の賛否を問うが、いかに。
「………………コホ…」
「ん?どうしたウルル、風邪か?」
ここは浦原商店の倉庫。
テッサイが商店街の集まりで出かけてしまったため、表の掃除はジン太ひとりにまかせてキスケとウルルの二人で尸魂界からの横流し品を整理していたのだ。
「べつに……熱っぽくないですし、平気です」
(朝起きた時にだるい感じがしたんだけど、キスケさんひとりに仕事をさせるのは悪いし)
「でもウルルは風邪はひくと長引くからね………ちょっとこっち来て」
言われた通りにキスケに近付くと、額と額を合わせられた。
顔どうしの距離が10cmぐらいしか離れてない。
「ん……やっぱ熱あるな。いいよ、一人でやれるから、今日は布団しいて寝てな」
「え…でも………」
「心配しなくていいよ〜、あ、棚にカゼ薬あるから飲みな」
(本当はすぐ近くに顔が近付いたからどきどきしちゃっただけなんだけど)
「あった………多分これだよね」
棚の中に白い錠剤がたくさん入ったビンをみつけた。
(ラベルが貼ってないけど、他に薬はないし、これなんだろうな)
続く
なんかよく分からないヘタレ文ですが、一応キスケ×うるるモノです。
続きに乞う御期待。
相馬くんこんにちは。
>>327 私に言ってるんですか?
相馬さんじゃないっす。
ただの一般ピープル。
ムキになって言うところがますます怪しいな。
まあどっちでもいいです、続きがんばりゃー!
330 :
319:01/12/12 18:40 ID:Ndq1Oxm3
>322
あーご親切にどうもです。
「アップローダーはここだ!」は描く前に参考にしようかと思って見にいってたんですけど
タイトルやテーマ(対象)で引いてしまったり、開いた所がことごとく閉鎖されてたりで諦めてしまいました。
いずれにせよエロはエロでもっと極めなきゃなんないって事ですか。
中途半端な萌え程度ではやっぱ通用しないか。。。
精進します。
いや、萌え画OKな所を見つけるべきなんでしょうけど。
>324のようなのができたら参加してもいいのかな?
>>325 イイんじゃない?
でも、ここからどうエロに持っていくのか・・・
332 :
:01/12/13 03:12 ID:JgY22gj5
板が不穏だ
保全ageしとく
333 :
:01/12/13 07:20 ID:Zm0LFScB
>>329 相馬は俺です(笑)
小説書く時間なんてないよぉ。
334 :
:01/12/13 07:20 ID:Zm0LFScB
つか書いたのが俺ならHPにUPするからすぐわかりますよ。
「テメーはおとなしくヌイグルミっぽくしてろッっつったろ、コン!!」
一護との会話を思い出す。
(コン……俺の、名前)
廃棄物の山を構成する雑多な要素。
そんな物の一つ一つを識別する為の名称など、与えられたことは無かった。
尤も、これから廃棄処理されるモノには名前など必要ないのだが。
日に日に減っていった仲間達と比べれば、
あそこから紛れ出て、なおかつルキアや一護の元に来れたのは
極めて幸運な出来事であった。
過去に思いを馳せ、シリアス思考をする
ライオンの(っぽい)ヌイグルミ(らしきもの)。
前脚に顎を乗せ、遠い目をしている。
その様は異様というより他は無かった。
「なんつって、な」
自分酔いに気付き、一人ごちる一護(偽)もとい、コン。
異様さは増すばかりである。
「っつうかヒマだなー……」
キョロキョロと辺りを見回す。
この部屋に置かれているもので、コンの気を引くものは既に無くなってしまった。
(二人とも学校に行っちゃうしなー……)
実際は本気でついて行こうとしたのだが、一護の眼光にビビってしまい、挫けた。
「一人モノマネ、紅白、歌合戦ーーー!!」
一人芝居を始める。
最早ポルターガイストなど目ではなかった。
「まずは紅組、コンさんからどうぞーッ!」
「ま゛〜〜ま、まま゛〜」
海外の勝手に喋る不気味な某ヌイグルミの真似。古い。
しかもコレは歌とは言えない。
「…………ハァ」
自分一人しかいない部屋が、より一層静かに感じられた。
「違う、オレは寂しくなんかないぞっ。素晴らしい人生だ!」
自分に言い聞かせるように宣言し、おもむろに立ち上がるヌイグルミ。
「黒崎家を探検だ!」
発想は小学生並だった。
一護の部屋を出て、階段を後ろ向きにモゾモゾ降りる。
見ようによっては、幼児のようで可愛いかもしれない。
(やっぱココだよな)
だが真っ先に向かったのは、ユズとカリンの部屋だった。
(おお…………やっぱ違うよなー、女の子の部屋は……)
子犬のポスターや、枕元に置かれたヌイグルミもそうなのだが、
なによりも匂いからして違っていた。
セオリー通りタンスに直行する。
(うぉ……ユズちゃんこんなの履いてるんだ……)
(おぉぉ!ス、スゲー……どこで買ったんだろこんなの……)
一心不乱に下着を漁るヌイグルミ。
………シュールな光景だった。
20分程そうしていただろうか。
ミシッ
床が軋む音がした。
「!」
思いっきり集中していた割には、耳ざとく聞きつけるコン。
素早くタンスを元に戻す。
(ヤバイ……今からじゃ部屋に戻る前に見つかるか…仕方ない)
枕元のヌイグルミよろしく、四肢の力を抜いてグッタリと寝そべる。
コレならばヌイグルミ以外には見られまい。
ガチャ、という音と立て、ドアが開けられる。
入って来たのは、ユズだった。
「うー……つかれたぁ……」
カバンを放り出し、伸びをしながら言う。
ユズは珍しく一人で帰ってきたようだ。
「あーあ……?」
床に落ちているヌイグルミに気付く。
(こんなのわたし、持ってないし……夏梨ちゃんかな)
(そんなわけないよね……じゃあ一体……)
ユズの頭には、奇行の絶えない父親の顔が浮かんでいた。
顔の高さにまで持ち上げられ、見つめられているコン。
ユズの顔がすぐ目の前にある。
(うぁ……何であんな悪魔みたいな顔した奴の妹がこんな……)
「でも……可愛い」
「!」
突如そんな事を言われ、コンは危うく声を上げそうになった。
直後に抱きしめられる。
背中に、女である事を主張し始めている慎ましいふくらみが感じられた。
(く、クソっ……なんで今に限ってヌイグルミなんだよオレは!)
心の中で毒づくコン。
そんなことはつゆ知らず、ユズはそのままの体勢でベッドに腰掛ける。
「〜〜♪」
鼻歌交じりに弄くり回される。
前脚をつままれたり、腹部を撫でられたり、もう好き勝手に弄ばれている。
(…っ……う……)
この状況でじっとしているのは、もはや拷問に近い。コンは必死で声をおさえた。
痛いやらくすぐったいやら微妙に気持ち良いやら、五感は大忙しだった。
338 :
:01/12/13 09:09 ID:JgY22gj5
エロパショーン!!(゚Д゚)
エロパショーン!!(゚Д゚)
エロパショーン!!(゚Д゚)
「ふう……」
ようやく飽きたのか、ため息をつくユズ。
コンも同時に心の中でため息をついた。
(うう……エライ目にあった……)
何か大切なものを失ったような気がした。
ユズの腕の中で後悔と敗北感と屈辱に苛まれているコン。
背後でモゾモゾと動き始めたユズには気付いていない。
「ん……ふぅ………っ」
(…………?)
艶を帯びた声が聞こえる頃になってやっと、
コンはユズの様子に気付いた。
悟られないように様子を伺う。
「!」
左腕でコンをしっかりと抱き寄せたまま、空いた右手を
自分の服の内側に滑り込ませている。
胸の辺りがそれによって盛り上がり、さわさわと蠢いていた。
「ふ…くっぁ……っ」
全体を軽く撫でるようにし、時折その先端を摘んでいる。
さすがに声を殺しきれず、その度に苦しむような声で喘いだ。
(オイオイ……)
とてつもない後ろめたさがコンを襲う。
しかも身動きを取ることも許されないこの状況である。
本格的な拷問は、これから始まるようだった。
今度はユズの左腕が、コンを抱えたまま下腹部へと伸ばされていった。
下着越しにそこに触れる。
「はぁ……っ」
ユズはそれだけの刺激で全身を軽く震わせた。
小さく感じたように息をはき、うっとりとした表情を浮かべる。
両手で自分自身を弄び始めるユズ。
余程気に入ったのか、それでもコンを抱いたまま離そうとしない。
(くっ……どう、すりゃ……)
コンの身体が不自然に変形している。
「うぅ……ん…っく…」
乱れた服、下着の中で蠢く指……
そしてうっすらと浮かぶ汗がコンの情欲を誘う。
胸の先端も可愛らしく起き上がっているのが服越しに感じられた。
最初は控えめに動かしていた指も、ユズの意識が快感に
支配され始める頃には、淫猥な音を響かせるほどに蠢いていた。
一方、コンはというと、押しつぶされるのにも慣れ、
やや冷静な思考が可能になっている。
(誰のこと考えてんだろう……)
などと思いつつ、比較的大胆に様子を伺う。
ユズの半開きになった唇からは、涎が零れ落ちていた。
「ぅ……あぁぁ…っぁ…お、お兄、ちゃん……」
(そうかー、お兄ちゃんか……っ!?な、何イイィーーーッ!?)
余りに予想外の一言に、コンはつい身を動かしてしまった。
だがユズの空ろな瞳は、それを捉えてはいない。
(ちょっと待て。落ち着け。ウン。状況をちゃんと整理してみよう。
お兄ちゃんって言うとアレだ。えー。あのー。ユズのお兄ちゃん
だからー。つまり………)
いくら整理した所で、答えは至って単純なものであった。
「ぉ、お兄ちゃ……ん……っは……」
(…………)
指の動きが一層速くなり、ユズの小さな身体もその動きに合わせ、
ぶるぶると震え始める。
ユズ一人しかいない(筈の)部屋……抑えた喘ぎ声と、イヤらしく湿った音だけが響いている。
指で襞を摘むように擦り始めた。愛液が泡立つ音が部屋に満ちる。
「はぁ……っく…だい…すきぃ……」
(現世の連中って……一体…)
小刻みに震える体は、ユズの絶頂が近いことを告げている。
手の動きが激しくなるに従い、その脚も次第に開き、
腰を突き出すような姿勢になってゆく。
「あっ、み、見てぇ……お兄ちゃん…もう、あ、…ぁっ」
大きく背を仰け反らせる。
「んっ……うぅ……ぅぅっ!」
背を仰け反らせることによってコンに強く押し付けられる形になった
腹部がヒクヒクと動いている。
緊張が一気にほぐれると、ユズはベッドの上にへたりこんだ。
「はぁ…はぁはぁ……」
小刻みに身体を震わせ、絶頂の余韻に浸るように恍惚とした表情を浮かべていた。
数時間後。
一護は帰宅すると同時にカリンに詰め寄られる。
「……一兄、コレ」
「……………」
見覚えのあり過ぎるヌイグルミを突きつけられる一護。
「遊子が部屋にあったって言うんだけど、覚えがないんだよね」
「……………」
「父さんも知らないって言うし」
「……………」
「それで一兄じゃな……」
言い終える前に、一護はそれを奪い取った。
カリンの抗議の声を無視し、それを持って部屋に行く。
その後数時間、一護の部屋からは断続的に鈍い音がしていたという。
おわり。
どうやってコンはドアを開けたのかは聞かないで下さい。
家族会議中の脱力したユズ萌え記念、ということでどうか一つ。
途中のゴミ書き込みスマソ。
遊子たんのオナーニュ…(;´Д`)ハァハァ
兄離れってそういう意味か、そうかそうか…
コンは背中じゃなくて胸の上のがヨカタんでないかなとオモタ。
無言でコンをひったくる一護にワラタ。
345 :
343:01/12/13 09:42 ID:gTuqYo3A
>>344 イヤ、いい感じに間ができたよ。結果オーライだよ。
あとお腹側に抱っこさせたつもりだったんだが。
描写力がアレな証拠ですね。すいません。
読み違えてた。寝ぼけてるかも。すまん逝って来る…
「そりゃ、クリスマスの時期だからだろ」
12月24日午後一時、黒崎医院の自室で、一護はルキアの
「最近商店街が装飾されてる気がするが」という質問に答えた。
「くりすます・・・?それは――」なんだ、と聞こうとした瞬間、遊子の呼ぶ声がした
「おにーーちゃーーん」
返事をして一階へ降りていき、五分ほどして戻って来た一護は、ルキアに言った
「俺は今から商店街へ行くけど、ついてくるなよ」
半年ほど前の母の命日のことを思い出し言った
「む?何故だ」「知り合いに見つかると、誤解されるだろ」
「一緒にいるなどいつものことではないか」
「余計悪いじゃねえか・・・」と呟いたあと、「クリスマスはいつも以上に誤解されやすいんだよ」
そしてクリスマスについて、大雑把かつ手短に話した後、一護は商店街へ出かけた
※※※
賑わいを見せる商店街を、一護はメモを片手に歩き回った。
コンビニへ行ってお菓子やつまみ、それからクラッカーや
シャンパン(アルコールのないまがい物だが)、ジュース、飾りつけなどを買う。
店を出てしばらく歩くと、紙袋を抱えたルキアがいた
「・・・・・・・」一護は、脱力感に突っ伏しそうになった。
「てめえ・・・、あれだけ付いて来んなって言っただろ」
「別に付いて来たワケではない。偶然私もここに用があっただけだ」
「ウソつけ!さっさと帰れ!!」
一瞬、ルキアの顔から一切の感情が消えた。注意深く見れば、目に僅かに力が入っているのに気付く程度か
「あ・・・・」
一護が何か言おうとしたが、
「そうか、なら帰る」と背中を向けて、ルキアは歩いていった
(続く
一護は、一月ほど前、虚を退治した帰りでのことを思い出した
※※※
「お前、まだ死神の力、戻らねーのか?」
前を歩くルキアに聞いた。「ああ」
「そうか・・・・。あ、そういえばお前、義魂丸を俺に渡したとき、
女性死神協会がどうとか言ってたけど、他の死神も、お前みたいなのか?」
「私みたい――と言うと?」
「絵が下手で、ファンシーグッズ好きで――」
「貴様は私をそんな目で見ていたのか!!」
振り返り叫ぶルキア
「そんなも何も、お前はそういう奴だ」
憮然とした表情を見せ、ルキアは再び背を向けた。
「そうだな・・・先輩も後輩も、それから同期の連中・・・色々な奴がいたぞ。
可愛いものは皆好きだったがな」
ルキアは一護に背を見せたまま言った。口の辺りから白い息が漂った
「おい・・・ルキア」「なんだ?」
振り返ったルキアの顔を見て、少し戸惑いながら一護は言った
「いや・・・、泣いてんじゃねえか・って・・・」
「誰が泣くか!莫迦者!!」
※※※
「ちょっと・・・言い過ぎたか・・・」
音と人の流れの中で立ち止まったまま、一護は呟いた
※※※
二時半ごろ、一護は自宅のへ帰り着いた
「おかえりぃーーー!!イッチゴーー!!」
赤い服に身を包んだ父の姿を見た瞬間、一護は買い物袋からつまみのピーナッツを取り出し封を空け、
幾つか握り締めて投げつけた。素早く淀みの無い動作だった
「なっ!何すんだテメー!!」
「今日を節分と間違えてるお前に付き合ってやってんだろうが」
一護は父を指差し続けた「赤鬼の衣装だろ?それ」
「もう、お兄ちゃん。それ、サンタさんのカッコだよ」
遊子と夏梨が居間から出てきた。遊子は父と同じようにサンタ服だが、夏梨は普段着だ
(続く
「あれ?夏梨、サンタ服は?」父の問いに夏梨は
「あんなの着れるワケないでしょ」とそっけなく答えたが、遊子がいった
「あのね、私のサンタ服なくなっちゃって・・・これ、夏梨ちゃんがくれたの」
夏梨は少し唇を尖らせ、言った「どの道あんなの着る気ないわよ」
「でも・・・楽しみにしてたよね」
「し・・!してないわよ!!」夏梨は遊子の方を向いて叫んだ後、そっぽを向いた。少し赤くなっていた
一護は妹たちの掛け合いを見ながら思った。
「(まさか・・・・」
(続く
一護の買い物リストに、ケーキは書かれてなかった。
なんでも予約を取ってあり、配達してくれる手配になっているらしい。
こんな時期にいちいちケーキの配達をしてくれるのかと一護は少し疑問に思っていたが、
飾り付けの最中に届いたケーキを見て疑問はすべて吹き飛んだ
「なんでこんなに頼んだんだよ!!」
イチゴにチョコにチーズケーキの三種類。しかもそれぞれが5〜6人前は軽くある
「お父さん、何考えて生きてんの?」夏梨も言った。
「この時期だから、しばらくはもつと思うけど・・・冷蔵庫のスペースあるかなあ・・・」
遊子が呟いた。
「だ・・だって去年”もっとケーキ食べたい”って・・・」
「「バカ!!」」
一護と夏梨の声がハモった
※※※
それでも午後七時には、なんとかパーティーが始まった。
父はアルコールの入ってないはずのシャンパンで、何故か酔っ払った
遊子の作ったご馳走を食べ終わった後、切り分けたケーキを食べながら、プレゼントを交換した。
ケーキは案の定残ってしまい、一つの箱にまとめて、なんとか冷蔵庫に入れた
十時になって、遊子がうつらうつらし始めたのをきっかけに、パーティーはお開きになった
短いが、充実した時間だった
※※※
部屋に戻ると、真っ暗な部屋の中、ルキアがベッドに腰掛けていた。その体は、サンタの衣装に包まれていた
「やっぱ・・・・・お前か。
遊子も夏梨も、それ着るの楽しみにしてたみたいだぞ」
「・・・・すまない」
ルキアが少し顔を伏せ言った。
一護は頭をかいた。どうも今日は調子がかみ合わない。
「・・・で、どうしてそんなカッコしようって思ったんだ?」
「色々勉強したのだ」ルキアは側に置いてあった雑誌を見せた
そういえば、ルキアが商店街で持っていた紙袋は書店のものだった。
しかしそれにしては袋が大きかったし、第一その雑誌は若者向けの情報誌だ。
”サンタさん”について詳しく書いてあるとは思えない。
一護が出かける前にした説明だけで、サンタ服が今着ているそれだと確信出来たとも思えない
「お前・・・それ以外にも本買ったんじゃねえのか?」
「・・・う・・・うむ。まあ、そうだ」
(続く
「・・・・で、なにかプレゼントでもあるのか?」
ベッドに腰掛けながら尋ねる
「いや・・・・それは・・・」
ルキアは目をそらした。
「・・・・本買うのに金、全部使ったわけじゃねえよな」
冗談のつもりで言ったが、「そそそ、そんなワケないだろう!!」
とあからさまにルキアは動揺した
「(おいおい・・・何冊買ったんだよ、コイツ・・・」
そう思いながら一護は、先程の雑誌を拾い上げ、何気なくパラパラめくった
「・・・・・!よせ!」ルキアが何故か制止した
「・・?」
チラリとルキアのほうに視線を向けたが、パラパラめくられていた雑誌が急に止まった
ページの端が折り曲げられている。プレゼントには何を買えばいいのか――といった主旨の特集ページだった
更には幾つかサインペンでチェックされていた。曲げられてるのは、他に何十ページもあった
「おい、これ――」
「・・・・・・!」ルキアは真っ赤になってそっぽを向いた。
おそらくは他の本や雑誌も同じ調子なのだろう。
一護に何をプレゼントしようか迷い、あれこれと調べているうちに、お金を使い果たしたのだろう
一護の口元に、僅かに笑みが浮かんだ。嘲る物ではなかった。
「一護・・?」「ほら」
一護はポケットから小さな包みを出すと、ルキアに渡した。そして顔をそらし、言った
「サンタがプレゼント持ってねえ・・・ってのも、カッコつかねえだろ」
「一護・・・」
ルキアが一護の方を見て、続けた「これをお前に渡すのか?・・・自分で自分にプレゼント・・・か?」
哀れむような目で見ていた
「だあああっ!!お前にやるって言ってんだよ!読めよ、行間を!!」
「わたし・・・に?」
ルキアは開けていいかと尋ね、一護が、ああ、と答える。
小さなウサギのキーホルダーだった。
「さってと・・・料理やケーキがまだ残ってるから、持ってくる」
一護が立ち上がり、ルキアに背を向け言った。
「ま、待て。私も何かお前に・・・」
一護はチラリと振り返った。折り目だらけの雑誌が見える。
「いらねえ」「そんなわけにも――」
「それよりお前、ケーキはイチゴ、チョコ、チーズのどれがいい?」
虚を突かれたルキアは、思わず即答した
「イチゴだ」
(終わり
352 :
:01/12/13 13:08 ID:1Y02cCfl
イイーーーーー!!
ラブコメ好きです。
エロ無くてもこういうのは大好きです。
353 :
:01/12/13 15:47 ID:JgY22gj5
住人の需要が真っ二つに割れてる気が激しくするんだが。
住み分けが必要かモナー…
クリスマスワショーイ!サンタルキアたん、ハァハァ・・・
208たん、素晴らしい。
そのまま「プレゼントはお前でいい」で
エロシーンに突入すればもっと良かった
ルキアたんエローリは相手が一護だからこそ萌えるというのは
オイラだけですか?
いや別に相手が虚でも織姫でもいいけど(藁
357 :
:01/12/13 19:19 ID:gTuqYo3A
エロスレだしね。ここ。
>355
ルキアの買った雑誌の中に風俗雑誌があって、
それでサンタ服でサービスしてる店の特集があって・・・
と言う展開も考えたのですが、下書きしてみたところ、
どうあがいても上手くいかなかったので自分で没にしました
359 :
☆:01/12/13 20:13 ID:DvHyQ063
>358
あ、それ読みながら想像してちょっとドキドキしてた(藁
ルキアたんもしかしてあーんな雑誌やこーんな雑誌も買っちゃったの!?て・・・
360 :
:01/12/13 20:43 ID:gTuqYo3A
うわっ。
ノリが戻りかけたのに。ヒデエや。
361 :
:01/12/13 20:50 ID:vZvhwBp4
>358=208
出来りゃそっちの方も(を)書いて欲しかった
とういうか、何事も練習だからそっちも書いて見せれ
362 :
360:01/12/13 20:58 ID:gTuqYo3A
煽りみたいな書き込みになってしまった。
不快に感じた方々すいません。
363 :
:
>356
オイラも。