「あまいぞ！男吾」が出る

太陽犬ゼロ第５話「ゼロの宝」のまき　月刊コロコロコミック１９８５年８月号掲載

ゼロは道に迷い森の中を彷徨ってた。「薬草食っても仕方ねえしなあ…」例によって昨晩から何も食べてない。
耐えかねキノコを食べるが、毒キノコだったらしく森を抜けたところで気絶してしまう。
そこに通りかかったのはポインター？のアルファを連れた明という優しい少年だった。ゼロを連れ帰る明。
アルファはゼロに血統書や自分が受賞したコンクールのトロフィーを誇らしげに見せる。
「犬は血スジだよ！野良犬にゃわからねえか、ハハ」また明の母親は血統書付のアルファを
溺愛している。「飼い犬…このまま飼われりゃエサに困ることもないのか…」複雑なゼロ。
翌朝「今日の散歩は裏山に行こう！」明がアルファに言う。そこはゼロが昨日迷った場所だ。
危険だとアルファに忠告するゼロ。だがアルファは聞こうとせず明とともに散歩に出かける。
明たちが森の中に入ってしばらくすると雨が降り出し、道がわからなくなってしまう。雨脚はますます激しくなる。
何とかゼロが明たちに合流したときには雨のせいで匂いをたどって帰ることもできなかった。
暗くなり、途方にくれる明たち。「あっ、キノコだ！」だがそれはゼロが昨日食べた毒キノコだった。
キノコを奪うゼロ。泣き出す明。アルファは何もできない自分に腹が立っていた。
その時明の足に激痛が走る！「マムシだ！」急いで明の傷口から毒を吸い出すゼロ。
「この先に確か薬草が生えてた、アルファとって来てくれ！」取りにいくアルファだったが帰りが遅い。
ゼロが探しにいくとアルファは落ち込んでいた。どれが薬草なのかがアルファにはわからないのだ。
ゼロは自ら薬草を取りにいきアルファに渡す。「お前が持っていってやれ！」一命を取りとめる明。
その時、明の両親の声がした。「ほえろアルファ！力いっぱい！」懸命にほえるアルファ。
「じきに助けが来る、オレはお袋さんが苦手なんで失敬するよ」「ゼロ、お前は宝（勲章）もないのに
なぜそんなに強いんだ？」「宝か…オレにだって宝はあるサ！」そういい残し立ち去るゼロ。
両親が無事駆けつける。「明ちゃん大丈夫？」「この手当てアルファがやったのか？」明は答える。「うん！」

走りながらゼロはつぶやく。「オレの宝は…太郎との友情のしるしのバンダナだけさ！」

待ってました！>229
いつもながら良い仕事しますねえ…感謝感激雨霰です。
うーん読みたくて辛抱たまらなくなってきた。国会図書館逝こうかな。

いつもありがとうございます>229
太郎のバンダナ首に巻いたゼロの勇姿を思い出してﾊｧﾊｧ
俺も今度国会図書館逝こう・・・

225だけど
>226
ありがとう。成る程、巻数で比較対照になった訳か。

良スレにつき、AGE。

遅レスながらも　>155見てすげぇ買いたくなってきた……どうしよう、今金ない。
やはり漢なら男吾か。　

漢ならサラ金だ＞235
とまでは言わないが、クレジットカードなら引き落とし日までは余裕が
あるんでないかい？

あげとくよ

へリック津田age

少数派とは思いつつ一条真琴たん萌へ。

太陽犬ゼロ第６話「大空へ！」のまき　月刊コロコロコミック１９８５年９月号掲載

季節は夏。ゼロを容赦なく太陽が照りつける。「一雨こねぇかな〜」
そのとき、叫び声がした。見ると人間の悪ガキが大きな鳥（鷲？）の卵を巣から盗もうとして
鳥に返り討ちにあっている。笑いながら通り過ぎるゼロ。
ゼロはようやく川を見つけ、水浴びを楽しむ。しかし水辺の鳥達は泳ぐゼロを見て馬鹿にする。
「アタシたちは泳ぐ必要ないの！涼しい所へすぐ飛んでけるんだから！それからこの先、滝があるわよー！」
「え…？」滝からまっさかさまに落ちるゼロ。命からがら岸にたどり着くとまた笑い声がする。
「空を飛べないってのはナントモハヤなげかわしいもんだねぇ」それはハヤブサだった。ハヤブサがゼロを
掴み宙に持ち上げる！「うわ…やめろはなせっ！」「はは…下を見てみな」ゼロの目に雄大な景色が映る。
「どうだい、これが空からの眺めさ！あれが君の落ちた滝壷…何もかも小さいだろ？」地上に戻った２匹。
しかしゼロは空からの眺めを知り放心状態であった。「空…羽…きれいだったな空からの景色…風になった
みたいだった…おれに羽があったら太郎にもひとっとびで会いにいけるなあ」疲れて眠りに付くゼロ。
翌朝もハヤブサはゼロに付きまとう。嫌うゼロだったがハヤブサはまたゼロを大空に持ち上げようとする。
飛び立った瞬間、ハヤブサに衝撃が走る！昨日の悪ガキがパチンコでハヤブサを撃ったのだ。
崖下に落ちていく２匹、何とか木の枝に引っかかり一命を取りとめる。目の前の横穴にハヤブサを運ぶゼロ。
「出口は…だめだふさがってる」「ゼロ、なぜ崖下の湖に飛び込まない？俺は羽根をやられ飛べないし泳げない。
でも君だけなら助かるはずだ！」いつしか雨が降り出した。「悪い予感がする…」ゼロの予感は的中する。
轟音とともに狭い横穴に鉄砲水が迫ってきたのだ！
「一か八か、向こう岸まで跳ぶぞ！つかまれハヤブサ！」ゼロの懸命の大ジャンプで何とか難を逃れた２匹。
「ゼロ、なぜオレを助けた？」
「空から素晴らしい眺めを見せてもらったお礼かな。あんなこともう二度とないだろうからね」
「何言ってんだ、呼んでくれればいつでも空に招待するよ！」
「いや…」ゼロは断る。
「オレは大地をしっかりふみしめて生きていくよ。心に翼を持って…」

連休中これなくてごめんっす。

＞241
いえいえ、いつもありがとうございます。どうかご無理なさらぬよう。
この話の最後の文章に似た詩が誰かの歌にあったような
…浜崎あゆみだったかSPEEDだったか。

いつもごくろうさまです>240
この回もなんとなく覚えてますよゼロが見る空の景色の辺りとか。
しかしあらすじ読むだけでも結構キますねえ・・・
次回はいよいよチーズ！！！の回ですね
話忘れてるので楽しみです（読んで感動した記憶はあるんですが）

お待ちしておりました。
マッタリとやって下さいね(w

迷ったけど注文しちまったよ・・・
こうなったらとことんリアル消防時代に回帰しまくる！

新宿書店で売ってた

太陽犬ゼロ第７話「ペット犬チーズ」のまき　月刊コロコロコミック１９８５年１０月号掲載

何の前触れもなくゼロを捕らえようとする男があらわれた。男はムチと網を巧みに操りゼロを
追い詰めるが、何とか返り討ちにする。「なんだアイツ、いきなりオレを捕まえようとしやがって…」
相変わらず空腹のゼロ。ふと気付くと目の前にはエサが。「いきなり食ってはアブねえ…でももうガマンできねえ！」
犬師との修業も忘れ（藁）食べ物に飛びつくゼロ。そんなゼロを初老のおばあちゃんが叩く。
「うちの子のご飯を横取りしようなんてとんでもないノラ犬だ！」ゼロは知らないうちにエサの
匂いにつられ家に入り込んでいたのだった。
そのエサはこの家で飼われているカワイイ雌犬「チーズ」のものだった。ゼロを追い出そうとする飼い主の袖を
口でひっぱり引き止めるチーズ。「やめろって言うの？チーズ…おまえさえよければいいけど」
自分のエサをゼロに分けるチーズ。「オナカすいてんでしょ、どうぞ。」
その夜、夜這い…もといお礼を言いに来たゼロ。チーズは家を抜け出しゼロと語り合う。
「ふぅん、旅を…いいなアタシも行ってみたい」
「オレは自分の太陽を見つけるために旅をしてるんだ。太陽が何なのかオレにもわからないけど…」
チーズはカワイイ顔でゼロの話を真剣に聞いている。目が合い照れくさくなるゼロは話題を変える。
「昼間、変な人間につかまりそうになった」それは犬狩り、野良犬を捕まえ売り飛ばすのだとチーズは言う。
「でも首輪を付けてればだいじょうぶ。飼い犬って証拠だからネ！」
チーズは自分も旅に出たいとゼロに告げるが、その時飼い主が探す声がした。「明日も来て、約束よ！」
チーズの後姿を見送りながらゼロはつぶやく。「チーズ…おまえに旅はムリだよ…」
（下に続く）

翌日、昨夜抜け出したためチーズは飼い主にヒモで繋がれてしまう。「ひどいわおばあちゃん、はずして！」
ゼロはチーズの家の前で彼女の泣き声を聞いただけで別れを告げる。「達者でな、チーズ…」
だがその時ゼロの前足に縄が絡みつく！昨日の犬狩り男であった。チーズも気配でゼロの危険を察する。
「ゼロォ―！」首輪が外れチーズは動けるようになるが、ゼロは犬狩りの罠に捕らえられてしまう。窓ガラスを
破って家を飛び出しゼロのもとに駆け寄るチーズ。「おっと、こりゃ上玉のお嬢さんだ。」ほくそえむ犬狩りの男。
「ア、アタシをつかまえようったってダメよ、アタシは飼い犬なんですからネ…」しかしチーズの首に首輪はない。
「バカ、逃げろー！」ゼロの叫び虚しく捕らえられるチーズ。ゼロは捕らえられて身動きのできぬまま必至に男の
足に噛み付く。「何しやがるっ」男に蹴飛ばした拍子にゼロの罠が外れる！「チーズをはなせー！」
体当たりで男からチーズを救い出したゼロ。「だいじょうぶか？」「ウン…平気」
「おまえ首輪はどうしたんだ…？」「夢中で引きちぎってきちゃった」ゼロを見つめるチーズ。
ゼロは決心する。「チーズ、オレといっしょに行こう！オレといっしょに旅をしよう！」
チーズは応える。「行くわ！いっしょに。」夕日の中を走り出す２匹。
「オレは自分の太陽を見つけるため旅をしてきたが、きっとその太陽って…」微笑みあう２匹。
しかしその時、泣きながらチーズを探す声が聞こえる。「チーズ〜アタシを一人にしないでおくれ〜」
立ち止まるチーズ。「おばあちゃん…おばあちゃんにはアタシが必要なの…？」
足が悪いのにコケながらもチーズを探し回る飼い主。チーズの答えは決まっていた。
「ゼロ、悪く思わないで！アタシやっぱり戻る！」「あ…」「ゴメンね、ゼロ！」
飼い主に駆け寄るチーズ。「ああ、チーズ、チーズ！」「おばあちゃん、もうどこにも行かないわ！」
そんなチーズたちを笑顔で見届け、ゼロは再び一人で旅を続ける。月を見上げるとそこにチーズの顔が移る。

「チーズ、また会えるよな…」

ページ数はいっしょなんだけど、いつも端折りすぎな気がしてたので
今日は２スレ分、長く書いてみた。

>249
お待ちしておりました(w
読みごたえ抜群です！
面倒でなければ今後もよろしくお願いします。
あと内容はなんともいえない甘ずっぱい話ですな…

>250
チーズ、マジでかあいいっす。犬なのに萌える・・・。
あ〜、ゼロ単行本になんないかなあ。

なんとチーズの回はボリュームＵＰですか！＞247、248
そう、こんな話でしたよね、まるで恋愛物
久しぶりにストーリーが分かって大満足です！ありがとうございましたっ！！

そうです、チーズは可愛いのです。犬なんですけどね・・・
あれはやっぱりマル「チーズ」からきてるんでしょか？
結局最後ゼロよりも飼い主を選ぶので本来ならイヤなキャラになりそうなんだけど
よい印象しか見事に残ってない＞チーズﾊｧﾊｧの俺

ではまた次回もぜひ。でもそろそろ終わりなんですよねゼロ。９回くらいでしたっけ？

>247-249
増量多謝。長くても一気に読ませてくれますね。
この話、結構よく覚えてるけど、チーズの顔は忘れてしまった…。鬱。
次回もよろしくお願いします。

妖刀村咲age

復刊ドットコムをのぞいたら、最初１０００册ぐらいあったのが、半分以下になっちょる！
復刻本って、部数は少ないし、初版のみってことも多いから、
買っとかないと泣くことになるんだろうなぁ。
ちなみにテレホンカードって描きおろし？
だったら絶対欲しいけど……。
中学生編からあとの単行本って、表紙と裏表紙が一枚絵になってたけど、
あの絵柄だったら描き下ろしじゃなくてもOKなんだけど。

巴道場って男吾のファンサイトに、テレカのことがのってたよ。

古塚伊助はやはり強制改名か？
そして１５巻のあの話は元通りになるのか？

もしかして今から復刊ドットコムで注文してもしおり付かない？
なんか前予約するってとこがカートに入れるってのに変わってるような気がするんだが。

太陽犬ゼロ第８話「動物サーカス」のまき（前編）　月刊コロコロコミック１９８５年１１月号掲載

「すごい人だかりだなあ。何だろ？」「明日からサーカスやるんだよ」後ろを振り向くとダックスフントが看板を指差した。
見てみたいなというゼロにダックスは言う「あそこは地獄だよ！…まあ、友達に聞いたんだけど。早くこの町を出な」
名残惜しそうながら、その場から立ち去ろうとするゼロの鼻をいい匂いがくすぐる。とろ〜ん…ゼロは眠ってしまう。
目を覚ますと、ゼロはオリの中に入れられていた！ゼロを捕らえたのは先月の犬狩り男だった。
「俺は約束を守る男でね。必ず捕まえると言ったよな…まあ、せいぜい団長さんに可愛がってもらいな」
周りを見渡すと、他にもオリがたくさんある。ライオン、ウマ、虎、ゴリラ…さまざまな動物が入っている。
さっき会ったダックスもいる。「ご希望のサーカスに入れて嬉しいか？だから早く町を出ろといったんだ…」
そこに一人の男が入ってくる。「さあ練習だ！ぐずぐずするなぁ！」
ゼロの横のオリの豹が言う。「あれがこのサーカスの団長バンバ。恐ろしい男よ…」
練習が始まったが、ゼロはもちろん言うことを聞かない。見かねた団員はゼロをマキという少女にまかせる。
「ヨロシク！ワンちゃん」
「？？言葉が…アンタの言葉がわかるぞ！」
「フフ…アタシにもわかるわ。アンタたちの言葉。」
その時、バンバのムチがゼロを襲う！「さっさと練習をはじめろ！タダメシ食わせてんじゃねえぞ！」
倒れこむゼロ。「この子は今日入ったばかりですよ！」マキがかばうが団長は聞き入れない。
「そいつはもうわがサーカスの一員だ！勝手なマネは許さん！」
マキが暴力で服従させるより心で分かり合うべきだ、と反論する前でバンバはさらに他の動物達を鞭打つ。
「こいつらにはなあ！体で覚えこませるのが一番なんだよ！」
（下に続く）

（続き）
その夜、ゼロは動物達に逃げようと提案する。「ムリムリ、このオリがやぶれると思うかい？やぶれても
あの団長からはとても」「だからこのオリのない時、そして団長が油断した時。つまり明日のショーの最中にだ！」
「おめぇだけでやりなよ…」年老いたライオンが言った。「ここを出てどこへ行くんだ？少なくともここにいれば
飢え死にはない。それに…ここにはよろこびがある」
ゼロは反論する。「よろこびだって？こんなひでぇところになんのよろこびがあるってんだ！オレだけでも逃げてやる」
翌日、サーカスが開幕した。オープニングの顔見せで舞台を一周する動物達。「よし、今だ！」
ゼロが列を飛び出した！捕まえようとする団員達だが、ゼロはタル・トランポリンなどの
サーカスの道具を巧みに使ってかわし続ける。そしてウマの背中に飛び乗り、舞台中を駆け回る。
「いいぞチビー！」そんなゼロを見ていつしか盛り上がる観客たち。
ふとゼロが気付くと、観客の誰もがゼロに惜しみない拍手を送っているのだった。唖然とするゼロ。
「これか…ヤツの言ってたよろこびってのは」
しかしそんなゼロに怒り心頭のバンバが立ちふさがる！
「この野郎！手間取らせやがってぇ！」

次回、感動の最終回！

お待ちしておりました。って俺はストーカーか(w
次で最終回ですか…毎回楽しみにしているのですが…
はたしてマキとのからみはどうなるのでしょうか？
最終回も期待しております。

今回も増量ありがとうございます＞259、260
あと１回で終わりという事はやっぱりゼロ全９回だったみたいですね。
毎回大変だな〜と思ってみてましたがあと１回ですね、頑張って下さい！

男吾売れたらゼロコミックス化も考えて欲しいなあ、マヂで。
英知出版さんどうでしょ（藁）

ところで小学生偏以降の申込みってもうできるの？

まだ出来ないみたい。

＞257
15巻、もとに戻るってよ！

あげちゃうね

値段が値段だからすっげーーー迷ったけど後で後悔しそうだから買ったよ。
サイフ厳しいけどね・・・・

古き良き児童漫画って感じ。
迷ったけど注文してしまった。

いよいよ今月ですな。

懐かしき漫画を語り合おう上げ。

巴道場に書き込みしてた復刊ドットコムのスタッフさんの
話の感じだと、復刊ドットコムで予約してると、発売日より
ちょっと早く届きそうな感じですね。

いつ頃になるんですかね？
中旬でしたっけ？
なんか年甲斐になくちょっとわくわくしてるんですけど・・・。

どうかんがえても真琴たんのスカート姿は変だ。

やた！
背表紙は渾身のかきおろしだってよ！
３巻あわせて一枚絵ってことは、オールスターキャストかな？
あるいは、男吾、姫、操の組み合わせとか。

>259-260
遅くなりましたが読ませてもらいました。最終回楽しみにしてます！

同年代の奴らに「あまいぞ！男吾が出るYO」って言ったら、皆男吾知ってた。
小さな時間と言えども数人で少年の日々に帰った。
あとは発売を待つのみか。

12月12日！
会社の昼休みに本屋に行ってみようっと。

第弐巻は2002年1月20日、第参巻は2月20日を予定しています。
両方とも第壱巻を遥かに超えた、なんと1000ページ以上のボリュームとなります！

…スゴイね。
わくわくしてきちゃったよ。あーーー待てねえ！！！