「……と言う内容が風影様の御意志だ…
我ら砂は音に乗る…木ノ葉と戦争になろう…」
そう語るバキの前には我愛羅、カンクロウ、テマリの3忍が立っていた…
「何で今更 戦争をする!? あれだけ時間と犠牲を払ってまで
やっと作り上げた同盟国だろ!…それを破ってまで…また大勢が死ぬ…」
その話を聞いたテマリは、納得しきれない表情でバキに反論した!
しかし、バキは眉ひとつ動かさず言葉を放った…
「しょせん忍は争いの道具だ! 同盟条約自体 我々の存在を
脅かすものに過ぎない…」
かつて風の国は木の葉との同盟を契機に、すべての依頼を木の葉に依頼した…
それは自国の里にかかる経費を浮かせることだった…
そんな大名の考えとは裏腹に、
風の忍たちは戦力維持のために1人1人の忍の室を上げるしかなかった…
「…だから お前のような忍が生み出されたんだよ!我愛羅」
砂隠れの里の回復を計るために、木の葉を落とす大いなる策謀…
「この任務…我愛羅…お前の働きにかかっている…」
今までずっと無口だった我愛羅の口が開く…
「ああ…わかった」
「え!? ここは?」
千尋の谷に落ちたはずのナルトは、いつしか
いくつもの牢屋がある回廊の中にいた…
その向こうには、ひときわ大きい鉄格子が見える…
「小僧ゥウ…もっとォ近くへ 来いィイ」
巨大な化け物の腕が鉄柵からナルトに伸びる…
「お前は…九尾!!!そうか…赤いチャクラって
こいつのチャクラだったんだ…」
なんと、そこはナルトの精神の中だった…
「貴様の方から わしに近づいて…来るとはァアア
何の用ォオで ここへ来たァア!!!」
「コラ アホギツネ オレの体に泊めてやってんだから
家賃としてお前のチャクラを貸しやがれ!」
ナルトに九尾の影が伸びる…まるで体が喰われていくように…
再び目を見開いたナルトは、千尋の谷に落ちている瞬間だった…
「この感じだ…」
ナルトは指を噛み切り、その血で印を結んだ…
「口寄せの術!!!!!!」
修業完成!谷の底に巨大な蝦蟇、出現!!!
※本当に忍同士の戦争になりそう!?我愛羅たちはナルトたちの敵になるのかな?
週刊少年ジャンプ44号
ONE PIECE 第201話:ニコ・ロビン
※ネタバレです。他のスレに貼り付けないようにしてください。
「うおおおおおお!!」
宮殿の壁が崩れ落ちる…
ルフィの渾身のパンチは、確実にクロコダイルの体を吹き飛ばした!!
「どうだ!!砂ワニ!!」
その崩れたガレキの中でクロコダイルが横たわる…
「し…信じられん!」
その光景を眺めていた国王は、ただ唖然としていた…
「感心している場合じゃないでしょMr.コブラ」
まるで、この時を待っていたかのように、
隣りにいたミス・オールサンデーは国王の腕に刺さっていた五寸釘を抜いた…
「さァあなたは私を案内しなさい…歴史の本文(ポートグリフ)の記される場所へ」
「あんなものを見て…一体どうしようと言うのだ」
コブラの言葉にミス・オールサンデーの顔つきが変わった…
「くだらない質問しないで…あなたはただ…案内すればいい!」
チラリとルフィの方を見たミス・オールサンデーは、一言つぶやく…
「ふふふ…あなたの命運もここまでかしらね…もう時間が無いわ」
その時、ガレキの中からムクリとクロコダイルが起き上がる…
「さっさと行けニコ・ロビン…てめぇも干上がりたくなけりゃあな…」
「ええ…従います」
クロコダイルはルフィに向き直り、地面に手をついた…
「いいか麦わら…地表の岩石は…崩壊するものだ…干割(グランドラッコ)!!」
なんと、地面にヒビが入り崩れ出した…
「落ちる!あぶねぇ!」
ルフィはあやうく亀裂の中に落ちそうになった…
「水水の銃(ピストル)!!」
だが、口から吹き出された水の弾は、クロコダイルの掌に吸収された…
「この右手は全てに乾きを与える手だ…底なしにな…木も石も土も!!」
やがて、地面が風化し、砂になっていく…
その死した地面は少しずつルフィの足元まで及んでくた…
「すべて干からびろ!!!侵食輪廻(グラウンド・デス)!!」