会社帰りに副業でせどりをしているものです。
今年初め頃から、私がいつも利用していたブックオフで毎日同じせどりの方を見かけるようになりました
どうやらその方も仕事帰りにせどりをされているようですが、
仕事場が近いのか、終業時刻が早いのか、いつも私より一足早く店にいるのです。
私が到着する頃には既にカゴ一杯に本を詰め込んでおり、良い本は全く残っていないのです。
そして、私も他人のことは言えませんが、その方は本当に律儀に毎日仕入に来るのです。
おかげで、全く仕入がダメになりました。
ごくたまにおこぼれを拾える程度です。
時には会社から駅までダッシュしてみたこともありますが、やはり間に合いませんでした。
その店は通勤途中にある唯一のブックオフ且つ唯一の古本屋だったので、ほぼ廃業宣告を受けたような気持ちです。
去年まで1000冊以上あった在庫が、もう600を切ってしまいました。
今はほとんど仕入はしていません。そろそろ足を洗おうかと考えています。
充分小遣い稼ぎはさせてもらったので、今後はもっとプライベートの時間を大事にしようと思います。
最近TVでせどりが紹介されたそうで、新規で始める方が急激に増えているようですが、
何が言いたいかと言うと、副業ならいつでも私と同じことが起こりうるということです。
いつ駄目になってもおかしくない。むしろ駄目にならない方がおかしい。
だから、いつでもやめる準備だけは考えておいた方が良いということです。
いやはや、まったく余計なお世話でしたね。僭越でした。
ただ、自分への戒めを込めて、この場でこのような長文を書かせていただきました。
失礼いたしました。
みなさん、がんばってください。