aquahouseks応援団(Part-3)衝撃の670万円物語
サントリーは5日、今年4月に発売した清涼飲料水「Gokuri グレープフルーツ」
の販売を、11月の製造分を最後に一時休止すると発表した。
年間の販売予定量の約1・6倍の540万ケースが9月末までの半年間で売れ、
原料となるアメリカ・フロリダ産のグレープフルーツの調達が困難になったためと
説明している。
「他産地の果実では同じ風味が出せない」といい、販売再開は次の収穫後の
2003年3月下旬から4月上旬になるとしている。商品が売れすぎて製造が
追いつかなくなった例では、江崎グリコが2000年1月に売り出した菓子「ムース
ポッキー」が知られるが、清涼飲料水では珍しい。
失業率の高止まり、高額の住宅ローンなどを背景に、公的機関などが実施する
食糧を無料で受け取れる福祉サービスを利用する米国民が急増している。
米国の景気は統計上は明るさが見え出したが、住民の2割が無料食糧サービス
の利用者となっている州も出ており、貧困層は拡大するばかり。企
業業績の停滞で人員削減の動きも再び加速し始めている。