>>331 エアブレードがすっぽ抜けるように作られていて、使えないと考える根拠は?
エアホッパーと基本的な形状は似ていても、機能はぜんぜん違うよ。
少し補足すると、エアブレードのウィールは、フラフープのようなリング形状で、
サイズは150ミリもあるから、オフロード用インラインスケートに近い。
といっても、ハブが存在しないため、さほど重くはない。
ローラー・リム・ホールドシステムを採用していて、
常に、地面に対して斜めに接地している。
だから、通常のインラインのようなウィールを備えていると思ったら大間違い。
リム・ホールド方式を採用した乗り物というと、
オートバイとスケートボードを足して2で割ってエンジンを搭載した、
Wheelmanなどが有名どころかな。ただし、あれってまるで速度が出ない謎の乗り物だね。
エアブレードにローラー・リム・ホールドシステムを採用している利点は、
大口径ウィール採用による走行抵抗の軽減と高速化が狙えて、
高さやホイールベースなどのセッティングをホールドポジションの変更で簡単に行え、
リムホールドを解除して、リング状のウィールを外せば、
普通のブーツとまったく変わらない動きが出来る点。
構造上、アームが動くパワーは、上下方向にしか加わらないから、
前後方向の速度は人間が出せるレベルにすぎない。
それでも、空中に高く飛び上がるのは、かなりの危険がある。