【斧谷稔】大富野教信者の会part137【井荻麟】

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50通常の名無しさんの3倍
博多に3000円×2回分金払ってお禿様の説法聞いてきたよ。
記憶力に自信ないんでとりあえず印象深かったところだけ
ここに書いとく。
出来る限りの詳細はもしかしたら後々思い出しながら書くかも。


・現在、特に新作の用意なし。
新作作らせたけりゃ32億くれるスポンサーくれ。
でも今やってる某宇宙戦艦のCG映画で制作費20億なわけで
当然、御大に32億も出してもらえるわけがない。
でも、本来なら3200万でも作るのがプロだとは思っている。
っていうか、ジブリの宮崎、鈴木Pコンビのような
ちゃんとした相棒のプロデューサーを今まで持てなかったのが
新作をコンスタントに作れない一番の原因。


・御大、アニメ版ワンピースに好意的。
出鱈目なキャラで無茶苦茶な設定なのに
あんなに放送が続いているのが凄いと評価しているらしい。

・漫画やアニメの製作者になりたくて漫画やアニメ見て勉強するのは馬鹿。
製作者にはちゃんと教養や知識がなければ作品は作れない。
そういう意味で最近の漫画「テルマエ・ロマエ」を絶賛。
さらにその作者をライバルと認めて嫉妬の炎メラメラw

・他人の仕事の手伝い(コンテ切り等)や他人の原作使った仕事はしたくない。

・仕事するのが嫌い。でも、皆に相手にしてもらいたいから仕方なくやってる。

・ファーストガンダムは打ち切りになってよかった。
なぜかっていうと元々作る予定だったラストの展開は
後々考えると唯の製作者のエゴでしかなかったから。
作家は何らかの条件(締め切りなど)があって
それを乗り越えて作品を完成させてこそ、
プロ足りえる。
そういう意味で、打ち切りという条件が効果的に働いた。

・トリトンでアニメ界で始めてファンクラブが出来た。
ファンに呼ばれてイベントに行ったら若い女の子(一番年上で高校生)ばかりで
1000人も集まってくれていて、
そこでアニメの仕事に本気にならなければならないと覚悟したらしい。

・御大の作品には刺々しい女キャラばかり出てくるが、
それは現実の女がそんなものであって、
男の言うこと聞いてくれるようなカワイイ女なんていないから。
さらに言うと、初音ミク(直で名指し)みたいな女キャラで勝負しても勝てない。
だからキシリアやハルルみたいなキツ目の女キャラを出すし、
そんな男と同等に張り合える女の方が好きとのこと。

・今話題の都の青少年育成保護条例には明確な立場を表明したくない。
規制する側は理屈が通ってないし、
歴史的に見てもセクシャルなものへの規制は権力者の癖みたいなもの。
表現の自由を訴えている側は
私的な表現と公的な所での表現の境目が必要であることを意識すべきであるのに
そこいらが曖昧。
だから今のところどちらにも賛同できないので、公式な見解コメントは避けている。
でも、表現の自由は大切だとも強調。


…とまぁ、個人的に面白かった話はこんなところですた。