ガロードとティファの後日談9

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508通常の名無しさんの3倍
ティファ・アディールは夢を見た
それは特殊な力を持った彼女独特の予知夢ではなく、彼女自身の願望を現した夢
丘に座る一人の少年。その後ろ姿を見つめながら名前を呼ぶ

ティファ「キラ…」

少年は振り向かない。それだけで心を締め付けられるような痛みが襲う
その痛みから逃げるように、いつものティファなら絶対に有り得ない行動を取る
気付けばキラを後ろから抱きしめている。頬を朱に染めて、彼に甘く呟いている

ティファ「私を…見て…」

夢はそこで覚める