885 :通常の名無しさんの3倍 :2009/12/07(月) 15:33:52 ID:???
ロラン「嘘ですね。グエン様は誰でもいいんでしょう。
『ロラン』が怖いから『ローラ』に逃げてるだけじゃないですか。
それが一番楽で、傷つきませんからね。」
ソシエ「そうやって嫌なことから逃げているのね」
リリ「夢の中にしか幸せを見出せないのですね。
虚構に逃げて、真実を誤魔化していたのですね。
都合のいい『ローラ』像で、過去の復讐をしていたのですね。」
ハリー「グエンが『ローラ』に寄せる想いなど所詮は現実の『ロラン』に対する恐れの裏返しでしかない。
『ロラン』のあまりの男らしさゆえ『ロラン』の中身を考える前に『ローラという虚像』が先に立ってしまうのだ。
本当のお前は女々しく弱々しく、祖父に尻を掘られていた頃から変わらないただの餓鬼だ。
お前はな、『ロラン』の笑顔を見たいのではなく自分に笑顔を向けてくれる『ローラ』を欲しがっているだけだ」
ディアナ「『ローラが私のもとから逃げた』のではありません。もともといなかったものが、『いなかった』と認識され始めただけなのです。
そしてその不透明さに気付いたグエンは不安に駆られ、ロランを自分のわかりやすいものにして安心しようとします。
つまりそれは 『ローラ』という幻想へ寄りすがることなのです。
自分の不透明さに耐えられないグエンが、『ローラ』という虚像に透明さを求めようとしているだけなのです」