【磐梯市】ラン家のご近所物語その5【日登町】

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59通常の名無しさんの3倍
〜ホワイトドール公園〜
シャギア「季節はもう秋だなオルバよ」
オルバ「そうだね兄さん、もう秋だね」
シャギア「秋と言えば」
オルバ「芸術の秋」

○○○「…………」公園のベンチに座る☆☆☆と紅葉の木をキャンパスに描く
☆☆☆「…………(チラ、チラ」○○○の絵を覗き見ようとする
○○○「動いちゃ駄目」
☆☆☆「うぇい!?」慌てて姿勢を戻す
ガイア「ワウ、ワウ(怒られてやんの)」
○○○「ハハハハ」
☆☆☆「な、何よ」
○○○「何でも無い」
☆☆☆「う〜〜」

シャギア「相変わらず仲が良いな」
オルバ「そうだね兄さん」
60通常の名無しさんの3倍:2009/11/22(日) 01:54:09 ID:???
オルバ「兄さん、他にも読書の秋なんかもあるよね」
シャギア「そうだな、む?あれは」

×××「…………」難しそうな本を熱心に読む
ピンクハロ「オモシロイカ?オモシロイカ?」
×××「うん、面白いし勉強になるよこの本は」機械工学の専門書(ジョージ・グレン著)をハロに見せる
ピンクハロ「ゼンゼンワカンネ!!ゼンゼンワカンネ!!チンプンカンプン!!チンプンカンプン!!」

シャギア「あの歳で偉大なるジョージ・グレンの専門書を理解するとはな、流石はスーパーコーディネイターの息子だ」
オルバ「あの子は将来どんな人間になるか楽しみだね」
61通常の名無しさんの3倍:2009/11/22(日) 01:55:22 ID:???
オルバ「ん?兄さん、何か向こうから音がするけど」
シャギア「どうやら向こうはスポーツの秋のようだ」

△△△「おりゃーー!!面!!面!!面!!面!!」剣道の防具を身に着け
□□□「攻撃が直線的だ」フェンシングの防具を身に着け
△△△の攻撃をエレガントに避ける
□□□「ハアーー!!」喉、心臓、鳩尾付近に高速で突きをくりだす
△△△「なんの!!」□□□の高速突きを捌く
□□□「やるね」
△△△「そっちこそ、君が強くなるほど僕も燃える、ライバルよ!!」
□□□「相変わらず熱いね」
△△△「行くぞーーー!!」竹刀を構え直し突撃
□□□「迎え撃つまでだ」練習用レイピアを構え直す

シャギア「剣道とフェンシングの異種武器格闘かどちらも良い動きだ」
オルバ「△△△は力強く豪快だけど、まだ技に粗削りな部分が多いね」
シャギア「逆に□□□は技や動きに無駄が無くエレガントだが少し力不足だな、攻撃を受け止める時にバランスを崩す事が多い」
オルバ「兄さん、どっちが勝つと思う?」
シャギア「分からんな、それよりも二人が怪我をしないように祈るとするか」
オルバ「そうだね兄さん、怪我だけには注意してもらいたいね」
62通常の名無しさんの3倍:2009/11/22(日) 01:56:52 ID:???
オルバ「兄さん、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋と色々あるけど最後はやっぱり」
シャギア「うむ、食欲の秋だな」
御大将「石〜焼〜き芋♪ホクホク〜♪焼〜きたて〜♪」屋台を引きメガホンで歌いながら
シャギア「やあ、ギンガナム売れてるかい?」
御大将「おう!!調子は良好だ、もうすぐ完売なのである!!」
オルバ「それは良かった、年末年始に向けて少しでもお金を稼がかなきゃいけないからね」
御大将「それにしてもこの芋凄いよ!!買ってくれた客が皆美味いと言っているが、どんな芋を使っているんだ?」
シャギア「フフフ、それは企業秘密さただ一つだけ言える事は」
オルバ「この薩摩芋は[特別な肥料]を使っているてことだね」

〜フロスト探偵事務所〜
ルナマリア「ねえ、メイリンこの[GT]て書いてある麻袋に入ってる白い粉て[砂糖]よね?」
メイリン「うん、それを肥料に混ぜて薩摩芋を作って、収穫した芋を焼き芋にして売るて言ってたけど」
ルナマリア「こんなので肥料になるのかしら?」
メイリン「それよりお姉ちゃんお腹空いたね…」
ルナマリア「そうね…確か食パンとマーガリンがまだあったはず、それで…」
63通常の名無しさんの3倍:2009/11/22(日) 01:58:11 ID:???
御大将「さて、残りの焼き芋を売りさばくとするか…石〜焼〜き芋♪ホクホク〜♪焼〜きたて〜♪」
○○○「ん?」
☆☆☆「うぇい?」
×××「お?」
△△△「とりゃーー…え?」
□□□「何?」
御大将「焼き芋!!焼き芋は如何かな?甘くて美味しい焼き芋!!」
日登キッズ「焼き芋だ!!」
御大将「来たな小童共!!調子はどうだ?」
日登キッズ「絶好調である」
御大将「声が小さいぞ!!」
日登キッズ「絶好調であーーる!!」
御大将「どうだ焼き芋は要るか?今なら一本300円を半額の150円で売るぞ」
○○○「え?本当?」
☆☆☆「うぇ〜い!!安い!!」
×××「僕ちょっとお金貰って来る」
△△△「僕も」
□□□「同じく」
御大将「ハハハハ!!これで親御さんも来て買ってくれれば完売なのである!!」
オルバ「兄さん、これで年末年始も安心だね」
シャギア「そうだなオルバよ、それからギンガナムこれが今日の報酬だ」っ給料袋
御大将「おお!!忝い!!この金を資金にしてデ・アール総合運動場内に剣道場を設立するのである!!」
オルバ「次もよろしく頼むよ」
シャギア「我々の生活の為に」
御大将「おう!!また頼まれるのである!!」