歴代主人公が兄弟だったらpart37

このエントリーをはてなブックマークに追加
321通常の名無しさんの3倍
師匠「ドモンよ……2月14日は何の日か知っておるか?」
ドモン「はっ!聖バレンタインデーでございますね!」
師匠「(クワッ)この馬鹿弟子がァァァァァァァァァァッ!!!!!!」
石破天驚拳! ドゴォォォォォォォォ……ン
レイン「ドモォォォォォォォン!!!!!」
シュバルツ「何時にも増して、マスターアジアの闘気が高まっている……!」
師匠「バレンタインデー、だと……?笑止千万!片腹痛いわッッッ!!!」
ドモン「し、しかし……皆、14日はバレンタインデーと認識しておりますが…」
師匠「それがそもそもの間違いなのだ…それは製菓会社の陰謀に過ぎぬ…」
レイン「(クリスマスの時も同じ事言ってなかったかしら……」
師匠「考えてみよ……2月14日は聖バレンタインの虐殺があった日なのだ……」
シュバルツ「(そういえば、コーディネーターも…」
師匠「そのような事件から名前を取った行事がめでたいと思うか?否!否であるッッッ!!」
ドモン「な、なんですと……」
師匠「それに、我々は体が資本だ。ちょこれぃとなる甘い物を食しては虫歯になる。
   歯を痛める事は則ち、格闘家にとって致命傷である事はお前も知っているだろう?」
ドモン「食いしばる時に、痛くて食いしばれないからでございますね」
師匠「その通りだ。更に、ウェートの問題もある。百害あって一利無しなのだ」
ドモン「なんと……心、洗われました……」
レイン「(科学的に言うと、虫歯は小さい頃に母親から移されるのが原因なんだけど……」
師匠「正解は、箱根駅伝が始まった日じゃ!」
ドモン「箱根駅伝!」
師匠「バレンタインデーとぬかし、うつつをぬかす者どもを我々の手で鍛え直してやろうではないか!」
ドモン「記念駅伝を開催するのでございますね!」
師匠「そうだ!では行くぞ、ドモン!手始めに地球一周じゃッッッ!!!」
ドモン「はい、師匠!!!!」
ドドドドドドドドド

シュバルツ「……いつもながら凄まじい理屈だな」
レイン「はぁ…ドモンも気真面目に付き合わなくても……」
シュバルツ「まぁ、14日までには帰ってくるだろう。こっそり渡すといい。マスターは私が引き付ける」
レイン「あ、ありがとうございます……男って皆馬鹿よね……」