色々問題を起こした前スレ
>>1には投下する条件があります
・主役級、有名なMS禁止
・ガンダムタイプ禁止
・ライバル機禁止
・○○専用機禁止(例:シャア専用ザクU)
・設定投下禁止
・一度にレスしていいのは1レス10行まで
・一つのSSに登場させていいキャラは2体まで
・他の書き手のキャラ使用禁止
・雑談禁止
・感想禁止
・俺達の指示に必ず従うこと
・意見、議論の参加禁止
・リクエスト禁止
前スレの
>>1はこのルールに従って投下してください
____ ∧ ∧
〜' ____(,,#゚Д゚) <糞スレ立てんな!!
>>1逝け!!
UU U U
いい加減にしてほしいよね
>>1シネ  ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_ ∧ _∧ ウザイヨネ-
バーカ (´∀`(・∀・ ) <またあいつが糞スレ立てたよ
( ( )
∧_∧ || | | |
∧_∧ (; ´Д`) (__)_)_)_)
( ´A) <クソスレ立てんなカス (
>>1 )
( ) さっさと消えろ | | | モウクンナ
(__)_) (^ω^ ) <はいはいウザスウザス
____∧______ ( )
ツマンネ お、オマエモ・・・
∧_∧
(・ω・` ) トモダチイナイ
>>1 カワイソス
⊂旦⊂ )
____ ∧ ∧
>>1ハハヤクシンデネ (__(__ ̄)
〜' ____(,,*゚ー゚)
UU U U
>>1に糞スレ立てられて皆怒ってます
・・というわけで、
>>1糞スレ立てんな!!
隔離しないとスレが荒れるだろバカ
あげ
>>6 一応、隔離スレというつもりで立てたのだからもういいだろう…
そこまで本スレと変わらないんだったらわざわざ立てた意味が無いと思うが…
>>7 そこは徹底しとかないと
隔離スレだからって好き勝手されても困るし
隔離スレっつっても書き手の二人が着ちゃったら本スレがこっちになるだろうけどなw
ちんちん
今度からこちらのほうで投下します!
『あの人の面影…』
プロトゲルググ「ふうっ…今日の晩ご飯はどうしようかしら?…あら?」
ゲルググJ「こ、こんにちは…きょ、今日もよい天気ですね……」
プロトゲルググ「あなたはゲルググのお師匠さんの…」
ゲルググJ「わ、私はゲルググJ。師匠なんて大層なものではありません。」
プロトゲルググ「ゲルググJさんも買い物ですか?」
ゲルググJ「え、ええ…まぁ…食料と狩猟道具ぐらいですね…しかしその荷物…私には少し重そうに見えますが…」
プロトゲルググの大きなバッグに目をやるゲルググJ…彼女には確かに重そうである…
プロトゲルググ「そうですか?でも家までもうすぐですし…ぜんぜん大丈夫ですよ。」
ゲルググJ「よ、よろしければその荷物…私がお持ちします!」
プロトゲルググ「えっ!?」
宿屋「ラストリゾート」
ゲルググ「あ、お母さんおかえり…あれ?ゲルググJさん!?」
ゲルググJ「に、荷物はここに置けばよろしいですね…(どさっ)」
プロトゲルググ「ありがとうございます!ゲルググJさん!」
ゲルググ「な、なにがあったのお母さん?」
ゲルググ「本当にいいんですか…お風呂の掃除まで手伝ってもらうなんて…」
ゲルググJ「ええ!任せてください!」
浴場
ゲルググJ「…うっ…ここが浴場…なかなか広いですね…」
プロトゲルググ「む、無理しなくてもいいですのよ!私のことは大丈夫ですから…」
ゲルググJ「いえ!ここは是非やらせていただきます!」
ゲルググJ(風呂場の汚れ…さあ、かかってきなさい!)
ゲルググJ「ふう…ようやく終わったか…プロトゲルググさんはいつもこんなに家事をこなしているのですね…」
プロトゲルググ「本当にすいません…ここまでお言葉に甘えてしまうなんて…」
ゲルググJ「な、なんてことはありません!困ったことがありましたら是非私に…(ツルッ!)うおっ!?」
プロトゲルググ「(ガバッ!)え?…きゃっ!」
(濡れたタイルの下の石鹸を踏むゲルググJ…勢いよく前に倒れ込む!)
ゲルググJ「…ううっ…」
プロトゲルググ「だ、大丈夫ですかゲルググJさん…」
ゲルググJ「ええ…申し訳ありま…ん?(待てよ…この体勢は…?)」
ゲルググ「(ガラッ!)ねぇ!お客さんが来たよお母さn…!!!!!!」
(プロトゲルググを押し倒している体勢となってしまったゲルググJ…それを見つめるゲルググ…)
ゲルググ「…ゲルググJさん…お母さんとそんな関係だったんですか…?」
ゲルググJ「ごごっ、誤解だ!断じて違う!勝手な想像はやめなさい!」
ゲルググ「ぐすっ…いいんです…もうゲルググJさんなんて知りませんから!(タタッ!)」
ゲルググJ「…くっ!」
プロトゲルググ「あの子…いつもああやっていじけちゃうんです…それだけゲルググJさんが好きなんですね…」
ゲルググJ「あっ、すいません…まだこんな体勢のままで…今すぐどきますから。」
プロトゲルググ「…もう少し…このままでもいいですか?」
ゲルググJ「ええ………ええっ!!!!!」
ゲルググJ「今、何と仰いました…(ぺた…)あ…?」
(ゲルググJの頬を優しく撫でるプロトゲルググ…)
プロトゲルググ「…やっぱりあの人とそっくり…あの子が好きになっちゃう気持ちが分かりますわ…」
ゲルググJ「ぷ、プロトゲルググさん…」
プロトゲルググ「…ホント…最低な母ですよね…私って…」
ゲルググJ「そ、そんなことはありません!立派な母です!」
プロトゲルググ「…優しいんですね…」
ゲルググJ「そんなことはないです…」
プロトゲルググ「…こんな女でも…好きになってくれますか?」
ゲルググJ「ええ…」
プロトゲルググ「…ゲルググJさん…」
ゲルググJ「…プロトゲルググさん…」
(見つめ合う二人…重なる手と手…永遠のような時間が…)
ハンターギルド宿舎
ゲルググJ「(ガバッ!)…ゆ、夢か……」
寒冷地ジム(へ、変な寝言ばっかりで気持ち悪いよ;;)
ゲルググJ(…こんな夢を見た俺は…破廉恥な男なのかもしれぬ…くっ!)
(……流れなかった…夢の中も非情である…)
もうハンター系のキャラは全員14-15◆ig0sqGwAjU氏のキャラって事にしようぜ
そうすれば
>>1は
>>2のルールがあるからハンター系キャラは使えなくなる
じゃあ騎士とかは109 ◆QPCaEBs6go氏だな
俺もその案には賛成
アナザーはどうする?
とりあえずアアザー系キャラが欲しい人が来たらあげるとか
まぁ前スレ
>>1さんにはもっと罰が必要だと思う
前スレ
>>1のアナザーのキャラ所有権欲しい人いませんか〜?
しかし新シャアの擬人化スレに比べて勢いがないのはやっぱり前スレ
>>1が原因なんだろうなぁ
そもそもファンタジーって(苦笑)
隔離スレまで立ってたのか
そんなに気に食わないならキャラ消してやって下さい
いつものやつの自演だよ。
ルールはトリップ付き書き手に一任で再スタートでいいだろ。
22 :
1:2009/01/21(水) 15:15:22 ID:???
俺に残されてるのは盗賊団だけか・・・
トリップの付け方分からんし
ギュネイヤクト「うー寒い寒い。早く風呂に入ろう」
盗賊団『ネオジオン』。彼等のお風呂は近くにある天然温泉である。
単身温泉に乗り込もうとしているギュネイ専用ヤクトドーガだが、先客がいるようである。
キュベレイ「ん? お前か」
ギュネイヤクト「お、お頭!?(///)し、失礼しましたぁ!」
キュベレイ「待て待て待て。何故逃げる、お前も来い」
逃げようとしたギュネイヤクトだったがファンネルで捕獲された。
その上着ていた服を脱がされて無理やり湯に放り投げられた。
ギュネイヤクト「お、お頭……」
キュベレイ「んー?」
ギュネイヤクト「み、見えてます……」
キュベレイ「別に隠す必要もないだろう。お前のような子供に見せようと私はなんとも思わない」
ギュネイヤクト「俺が困るんですけど……」
キュベレイ「ふんっ、マセガキめ。ならばもっと困らせてやろう」
ギュネイヤクト「んむーっ! むー! むー!」
場所は変わってここは温泉付近の草むらの中。
ザクV改「あ、あ、あのガキャぁ! お頭のおっぱいに顔など! 私だって寝ている時に揉むくらいしかしたことないのに!!」
ナイチンゲール「そんな事していたのですか?」
ザクV改「本当は私もあのおっぱいの間に顔を埋めたりしたいのに! くっそマジ羨ましいんですけど。あとでマジでヤクト殺……」
ナイチンゲール「ザクV改さんだけは覗きは厳禁ですよ(ニコっ♪)」
ザクV改「(((゜д゜;)))」
ほい。トリップのつけ方。
>【コテハン・トリップの付け方】
>名前欄に「(任意のコテハン)#(パスワード)」と入れてください。
>「#」は必ず半角で、パスワードは騙り防止のため半角8文字(大文字と小文字を混ぜて)を推奨。
>例:「ぬるぽ#PasSwOrD」と入力すると「ぬるぽ ◆Y.PBCjoxno」になります。
>>22 GJ!これからも投下期待してる。
あと余計なことかもしれんが、誰がどの使用キャラとか気にしなくていいと思うよ。何か言われたらスルーすればいい。
基本的に他の擬人化スレは投下されたキャラ設定をおおよそ守れればOKな感じなんだし。
てすと
/
⌒ヽ
/○⌒ ミ
≡ ≡_/ ̄ ̄\_
.ε= ≡ └-○--○-┘
もういっちょ
○
く|)へ
〉 ヾ○シ
 ̄ ̄7 ヘ/
/ ノ
|
らすとてすと
ミ
ヽ○
 ̄ ̄7 ヘ)ヽ
/ バ○
| (ヽ
バウが海に行きたいといってたので、
海といったらGP家の長女様(35歳)がまだ出ていなかったなぁ、と。
ババア結婚してくれ!
『渚のエロババア』
クィン・マンサ「なんとか振り切ったみたいね。」
バウ「ふう、怖かった…」
ドーベンウルフ「忌々しい人間どもめ!今度会ったら…」
ヘブンズソード「どうどう、興奮しないのポチ。命あっての物種よ。」
ドーベンウルフ「ガウ!誰がポチだ!」
ハンターたちの追撃を振り切ったモンスター一行は、
新たな居住地を探して海辺にきていた。
どうせアテがあるわけでもなし、
それなら海の見えるところがいいという、
バウの希望に乗ってみようかという訳である。
アラナ・バタラ「どこかに糸が張りやすいいい洞窟でもないかねぇ。」
ヘブンズソード「やめてよ!出入りしにくいでしょ!」
アラナ・バタラ「おや、あんたが引っかかったら朝までにすっかり綺麗にしといてあげるよ。」
ヘブンズソード「なんですってえ!」
クィン・マンサ「ケンカしないの。うっとおしい。」
バウ「あ、あの崖の下!あそこになんかありそうだよ!」
ドーベン・ウルフ「さすが竜の目はよく利くな。」
バウの目が見つけた洞窟は海からそそり立つ火山の麓にあった。
ドーベン・ウルフ「しかし…人間の臭いがする…」
入り口に近づいていく一行の中でドーベン・ウルフが真っ先に臭いに気づく。
一行は辺りに注意しながら洞窟に入っていった。
クィン・マンサ「奥まで人はないわ。何か置いてあるみたいだけど。」
先行して様子を探ってきたクィン・マンサから報告が入る。
ドーベン・ウルフ「すると人間どもの倉庫か。」
バウ「また争いになると面倒だね。」
クィン・マンサ「そうね。ここは諦めた方がいいかもね。」
アラナ・バタラ「待って待って。諦めるのはいいけど、お土産もらわなきゃ。」
バウ「お土産?」
ヘブンズソード「あ。あんたまた意地汚いこと考えてるでしょ。」
アラナ・バタラ「あら〜、鳥さんは人間のお宝いらないんですって。山分けしようね、ダーリン♪」
ドーベン・ウルフ「ひ、ひっつくな。」
ヘブンズソード「い、いらないなんて言ってないでしょ!」
人間がいないとわかってとたんに騒がしくなった一行は、
洞窟の奥の何かが置いてあるという場所に向け、洞窟に入っていった。
その場所は入り口から数十メートル奥にあった。
特に広くなっているわけでもなく、
洞窟というより岩山に横に出来た裂け目がそこで終わっているといった風であり、
人間の置いていった何かはその端にいくつもの箱に分けて積み上げられていた。
バウ「早く開けてみてよ。」
ヘブンズソード「焦らないで。罠があるかも…」
クィン・マンサ「特に怪しい所はないみたいだけど…」
ドーベン・ウルフ「ええい面倒だ!開けるぞ!」
ヘブンズソード「わあ!ちょっとは考えなさいよ、このバカ犬!」
アラナ・バタラ「そのワイルドな所が、ス・テ・キ♪」
ドーベン・ウルフが前後の見境なく開けた箱の中には、
なにやら黒褐色の粘土のようなものが入っていた。
バウ「なにこれ?」
クィン・マンサ「さあ?あんた、分かる?」
ヘブンズソード「わ、わたし?いや…えっと…。」
アラナ・バタラ「あ〜ら、あっちこっち飛び回ってる割には知識が少なくてらっしゃるのねぇ。」
ヘブンズソード「なによ!じゃああんたは何か分かるの!?」
アラナ・バタラ「あたしが知るはずないだろ?世界中飛び回ってる見識の高い方が知らないんだもの。」
あらこれ言い合ってる一行の後ろから突然女の声が響いた。
?「それはジュピター渡りのヘリウマイトさね。」
ドーベン・ウルフ「誰…だ!」
一行が振り返るより一瞬早く、洞窟の床から青白い光が迸った。
バウ「うわ!」
ヘブンズソード「お、重い…!」
青白い光は奇怪な文様を洞窟の床に描いている。
クィン・マンサ「これは…人間の魔法…」
?「そうさ、人の所に勝手に忍び込む悪い子を捕らえるためのねえ。」
洞窟に張り巡らされていた魔方陣が発動したのだ。
モンスター一行は、突如数十倍にも重くなった自身の体を支えきれず、床に突っ伏していた。
?「搬出のためにちょっと結界を解いたら…油断も隙もあったもんじゃないねえ。」
ドーベン・ウルフ「くそ、人間め…!さっさと術を解け!」
?「おやおや威勢のいいこと。
だがねえ、このシーマ海賊団の上前をはねようとしたコソ泥どもを、
ただで済ます訳にはいかないよ!」
ドーベン・ウルフ「上前?その粘土のことか?そんな物は俺たちはいらん!」
?「ん?さっきから変だと思ったら、あんたたち、人間じゃないね?」
ヘブンズソード「あ、あんたこそ何なのよ!あたしたちは住む所を探してたまたまここに入って…」
?「どうだかねえ?まあいい。ちょいと術を緩めてやるからお立ち。」
バウ「あ…体が動く…」
クィン・マンサ「まだかなり重いけど…」
?「質問に答えてもらうよ。ゆっくりこっちを向きな。」
ゆっくりと声の主の方に向き直った一行の目に飛び込んできたのは
目にも鮮やかな全身に赤い衣装を纏った女の姿だった。
しかも東の国にいるというスルタンの後宮にでもいそうな
扇情的な衣装である。
柔らかそうな胸は一本の帯状の布で覆われている。
背中から回した布は、
胸を包んだ後に交差させて首の後ろで結んである。
ふくよかな下半身に纏ったゆったりとしたズボンは
沢山の宝石を散りばめたベルトでとめてあり、
後は腹も腕も剥き出しだ。
しかしその衣装の布も、
カゲロウの翅のようにあまりにも薄い生地で出来ており、
体を辛うじて隠しているのは、実質的にはズボンの下に透けて見える、
手の込んだ刺繍を施した小さい下着のみというありさまだ。
?「そうさねえ…そこの子供、こっちに来な。」
バウ「ぼ、僕ですか?」
謎の女に近寄るバウ。
つい遮ろうとしたドーベン・ウルフに女が声をかける。
?「取って食いやしないよ。さあ、坊や、この鏡を見るんだ。そしておばさんの質問に答えるんだよ。」
女が取り出した手鏡を覗くと、そこに映っていたのは人間ではなく本来の竜の姿をしたバウであった。
?「おや、坊や竜だったのかい?」
向こう側からかがみこんで鏡を見る女の胸が、バウのすぐ近くに見える。
バウ(う、うわあ…エッチな服…)
?「気になるかい?ちゃんと答えたら、後でおばさんがおっぱいを上げようかねえ。」
バウ「い、いえ!けけ結構です!」
ヘブンズソード「ちょっと!子供に変なことしないでよ!」
アラナ・バタラ「あんた、人間じゃなくてサキュバスかなんかなんじゃないの?」
?「黙ってな!話をしてるのはあたしだよ!
さあ坊や、この鏡を見ながら、何を聞かれても、はいって答えるんだ。
いくよ?あんたたちは誰かに頼まれてきたのかい?」
バウ「はい。」
とたんに鏡が曇る。
?「ふむ。じゃああんたたちは偶然ここに来たのかい?」
バウ「はい。」
今度は鏡に変化はない。
?「なるほど、あんたたちは本当に偶然ここに来たんだねえ。
この鏡は真実の鏡って言ってねえ。照妖鏡とも言うが…
この鏡の前では偽りは全部分かっちまうんだよ。」
バウ「ほ…良かった。信じてもらえますか?」
?「ああ悪かったねえ。じゃあさっき約束したとおり、ご褒美におっぱいを上げようねえ。」
女が衣装を緩め、乳房を露にする。
バウ「ううわあ!い、いいです!僕、そんなに子供じゃないですから!」
クィン・マンサ「ちょっと!疑いが晴れたんなら、さっさと解放してよ!」
?「調子に乗るんじゃないよ!あんたたちがこのシーマ海賊団の倉庫に入ったのは事実なんだからねえ。」
ドーベン・ウルフ「ガウ!?まさか俺たちを出さない気なのか!?」
?「さてねえ、あんたがあたしを満足させられたら考えてやってもいいけどねえ…
え?あんた、なかなかスタミナがありそうじゃないか?」
ドーベン・ウルフ「満足?何の話だ!」
?「おやおや、見掛け倒しの朴念仁かい?
まあいい、今回のことは結界を解いていたこっちにも責任がある。
そうさねえ、パンと肉をやるから、それ持ってどっかにいっちまいな。粘土よりいいだろ?」
ドーベン・ウルフ「パ、パン!」
?「よだれたらすんじゃないよ。ついて来な。」
女は一行を引き連れて洞窟を出た。
?「船まで歩くよ。」
人間にしては軽い足取りで崖を降りていく女の後をモンスターたちがついていく。
?「時にあんたたち、人間に棲家を追われたのかい?」
バウ「はい、ハンターたちが…」
ドーベン・ウルフ「バウ!そいつも人間だぞ!」
?「ふふふ。警戒深いねえ。まああたしもあんたたちと同じく人間様から追われる身でね。」
ヘブンズソード「それはあんたが海賊なんかしてるからでしょ!」
?「ま、そうなんだがね。」
一行は海賊団の船でパンと塩漬け肉を受け取った。
?「あんたたち、もし今後も住む所が見つからないようなら、もう一度あたしを探しな。」
ドーベン・ウルフ「余計なお世話だ。」
?「まあ、もしもの時のことさ。海の上でよければ世話しないでもないよ。」
ヘブンズソード「にっちもさっちもいかなくなったら考えるわ。」
?「モンスターはいいねえ。正直で。あたしの名前を教えておくよ。
あたしはガーベラ。シーマ海賊団のガーベラ・テトラだ。覚えといておくれ。」
クィン・マンサ「覚えとくわ。それと、パン…ありがと。」
ガーベラ「気にすることじゃあないよ。さて、あたしたちはこの洞窟を引き払わなくちゃならない。
またいつか縁があったら会おうねえ。坊や、ちゃんと育って次はおばさんを喜ばせておくれねえ。」
バウ「は、はい…い、いや、…あの…」
ガーベラ「ふふ、冗談だよ。じゃあね。人間につかまるんじゃないよ。」
ガーベラ達は船で出て行き、モンスター達は住処を探す。
ヘブンズソード「でもあの海賊、あんまり悪い人っぽくなかったね。」
アラナ・バタラ「あんたは警戒心が弱すぎんのよ。鳥頭!」
一方海賊たちは
リリーマルレーン「姫様、あのモンスター達は無事生き残りますかな。」
ガーベラ「さあねえ…厳しいだろうねえ。それから姫って言うんじゃないよ。」
リリーマルレーン「いいではありませんか。他に聞いてる者がいるわけでもなし。」
ガーベラ「あんたは昔から変わらないねえ。」
リリーラルレーン「姫様こそ、昔と同じくお優しくていらっしゃる。」
ガーベラ「あたしは変わっちまったよ。姫でもないし優しくもないさ。」
リリーマルレーン「いえ、私にはわかります。昔と変わらぬ姫様の心根が…」
ガーベラ「じゃあ、優しくない証拠に、今晩はたっぷりいじめてあげようかねえ?ねえ?リリーマルレーン?」
リリーマルレーン「ひ、姫様…」
モンスターと海賊、それぞれの夜を細い三日月だけが等しく照らしていた。
>>28-31 GJ!純真無垢なバウを誘惑するガーベラ様がエロいw
アビジョくんではないがこの姫様ならぶたれてもいいかもしれない…
絶妙な加減でぶってくれるんだろうな。
age
|ョ・ω・`*)スキッ.。.・゚
しまった。
最初のスレでリリーマルレーンの設定しといたと勘違いしてた。
ガーベラの設定しかしてませんでしたね。
一応、カリウスドムと同じような
子供の頃からのガーベラ付の元侍従、現情夫兼海賊団副団長、
しかしいまだに姫が王女の座に復位する日がくることを信じている
夢見がちなずんぐりした中年の大男。
なぜか狼煙による通信を好み、不用意に上げた狼煙のせいで
敵に発見されたことも1回ではない
という感じのキャラクターで考えていたんですが。
どうも失礼しました。
なんとなく名前のイメージでリリマルは女性だと思い込んでいた
設定d あぶねえw
メルヘンオヤジな感じで
マレット専用アクトザク「UC王国再建し、俺の理想の国にしてくれる!」
リックドムU「どこまでも着いて行きますマレット様〜」
マレット専用アクトザク「フッフッフ、俺の野望の為、手始めに赤ザクを俺の嫁にしてくれる!」
リックドムU「……」
リックドムU「私ね、マレット様の為ならどんな事でもするし、どんな事でもされてもいいの?」
ガンダム「うん、知ってる」
リックドムU「でも、マレット様と姫様がくっ付くのは嫌なの……こんな私って駄目な部下よね……」
ガンダム「そんな事ない、君はよく尽くしているじゃない。それに姫様はあの人にはまったく興味ないと言ってた」
リックドムU「本当!? あ……でもここで喜んでしまうなんて……私ってやっぱり駄目な部下……」
ガンダム「そ、そんな事ないって……(あと何時間このやり取りをすればいいんだろ……)」
マレット専用アクトザク「おーい、ツヴァーーイ? どこだー?」
リックドムU「あ、包帯の時間だわ! 私行かないと、今日はありがとう! それじゃ!」
ガンダム「そ、それじゃあ(助かった)」
赤ザク「何だかんだ言ってあの2人が一番お似合いよね」
ガンダム「……姫様、部屋にお戻りください」
>>40 乙
デスサイズギルティ「うーん、今日も平和だなー」
デスサイズヘル「はぁ〜、お前はいいよなぁ」
デスサイズギルティ「あれ〜、お姉ちゃん? こんな所で何をどうしたの? 今日は騎士さんのお仕事で偵察任務じゃなかったの?」
ヘル「もう、騎士も任務もないんだよギルティ……どうせ私なんか」
ギルティ「ようはサボり?」
ヘル「ギルティ、私と一緒に真っ暗闇の地獄へ堕ちましょう?」
ギルティ「お姉ちゃん……ヤダッ!」
ヘル「……笑え、笑いなさいよ……どうせ私なんか」
エピオン「そんな事言っても休みはやらんぞ」
>>40 エピオンお久しぶり。
キャラ設定まとめようと思ったんだけど
錯綜しすぎてて厳しい…
どうしようかな。
『破滅の予兆』
その森閑たる太古の森の深奥にその木はあった。銀葉樹、魔力伝導性が高いその性質から、
さまざまな魔法具の作成に使用されるこの木は、UC王国の人間にはよく知られた木である。
しかし、これほど大きな銀葉樹を見たことがある国民は、ほとんど皆無に等しいだろう。
その根元の周囲は50mを越え、その高さは100mにも達するこの木の樹齢は、
5千年を越えるのではないかといわれている。
城下町の郊外に広がるその森はその名を墓森と言い、
黒歴史の古戦場の跡であるという伝説を持っている。
銀葉樹の群生する美しいこの森には、濃厚な魔力が満ちており、
迂闊に踏み入った者は魂を抜かれると噂され、庶民から恐れられていた。
そして実際、肝試しに入った無鉄砲な若者がその人格の崩壊した状態で発見されたことも、
1度や2度のことではなかったのだ。
そんなわけであるから、この銀葉樹あふれる森に進んで入ろうという者は、
極少数の学者や魔術師を除き、今日では皆無に等しい。
その森の中枢、最も古い木が、この巨大な銀葉樹なのである。
その幹の周囲は日光をさえぎられ、草一本生えていない。
日陰でしか育たない珍しいコケがその地表を覆っている。
このコケは自ら光を放つことで知られており、巨大な銀葉樹の隠された根元を下から照らしている。
幹は中央で大きく裂けている。
よく見るとその裂け目に腰を下ろしている一人の人物が見える。
銀髪を頂くそのほっそりとした頭部、赤い瞳、
遠目に見たら老人と勘違いするかもしれないが、
間近で見るその人物の肌は、紛れもない少女のものであった。
コケの放つ光に照らされた銀髪は、
その名の通り美しい銀色の葉をつける銀葉樹の、その葉にも劣らない。
その少女の口から苦しげな呻き声がもれる。いったいなにをしているのか。
その時暗い森の木の陰の中から、一人の男が姿をあらわした。
軽装ではあるが武具に身を包んでいる。
その男が大きな銀葉樹に近づく一歩ごとに足元のコケから銀色の光が放たれる。
その光はなにか文字を描いているようだ。
太古の神聖文字…結界だ。この木の周りには結界が張られているようだ。
その男の名はイフリート改、王国騎士である。
そしてこの巨大な銀葉樹こそ彼の計画、
精神感応による完全な意思統一が為された戦闘部隊の実現、
それを制御する装置の根幹なのであった。
銀葉樹の魔力増幅性を用い、周囲の結界で増幅された魔力に指向性を持たせる。
この銀葉樹の周りには、実に周囲数キロにも渡って、
防御結界、生命維持結界、魔力制御結界が複雑に構築されていた。
EXAMがイフリート改に引き取られて以降、10年もの時をかけて引かれた結界には、
たとえ王国騎士団と魔術師が突入しても1ヶ月は持ちこたえられるというほどの自信を、
イフリート改は持っていた。
その装置によってUC王国、ひいては世界でも、
最高クラスの精神感応力を持つEXAMの精神感応力を大幅に増幅し、
それによって遠隔地にある部隊のコントロールを行う。
すでに二桁に達する人員の操作が可能な段階にこの計画は進んでいた。
現在二人は、その実験の最中なのであった。
イフ改「そのまま。続けなさい。」
EXAM「は…はぁっ…はぁっ…はい!…」
少女の息遣いが激しさを増す。
イフ改「まだだ。」
EXAM「は…はひっ…は…」
本日の同時コントロールは20人。その全員の意思を統一し、操作せねばならない。
抑圧され荒れ狂う20人の兵士たちの心、流れ込む戦場の光景、
その咆哮は、特別に繊細なこの少女の心にはあまりにも大きな負荷を与えていた。
私が…私を引き取ってくださり、お嫁にまで迎えて下さると言ってくれたおじさまの…
おじさまに武勲を…おじさま…私に勉学の機会も与えて下さった…
おじさまに…お手柄…を…
イフ改「ここまでか。」
イフ改の見ている前で、EXAMは目を開いたまま意識を失っていた。
(助けて)
BD3「…!?」
BD2「どしたの?兄貴。」
確かにあの子の声が聞こえた気がした。
いつも優雅で優しい、なにより自分のパンを認めてくれたあの子の声が。
それはEXAM本人すら気づかなかった心の奥底の声。
昔、モルモット部隊にいた頃はよく聞いた声だ。
人の心が分かりすぎてしまう性質、
それによってBD3はモルモット部隊のエースにまでなったが、
しかし彼はそれに耐えることができなくなり除隊した。
あの時の戦場で聞いた声がなぜ今、しかもあの子の声で?
いや、気のせいだ。まだ昔の戦場の夢に、全身汗まみれで目覚めることがある。
今のも何かの拍子に昔の記憶がよみがえって聞こえた空耳だろう。
そう思ってもBD3の不安は拭い切れなかった。
まさかあの子が戦場に?
夕日の赤さが一瞬血の色に見え、こわばるBD3の表情を、
妹が心配そうに覗き込む。
BD2「ねえ、何かあった?」
BD3「…」
BD2「ねえ、どうしたの兄貴?大丈夫?ねえ…」
その時不意にある予感がBD3の脳裏に舞い降りた。
自分は戦場へと再び出ることになるのだろうという、予感が。
鉄の臭いがしたような気がした。
不安は消えない。
急に険しい顔になっていく兄を、妹が心配そうに見つめ続けていた。
>>41 >>1さんGJです!地獄姉妹ネタに思わずニヤリとしてしまいましたw
>>42-13 イフ改に利用されるEXAMさんの声がすごく…色っぽいです。
元モルモット出身のBD3の今後の行動が気になりますね。
『巣穴に泊まろう』
ハンターに住処を爆破され今日もあてのない旅を続けるモンスター一行…しかし新しい住処がそう簡単に見つかるはずもなかった。
とりあえず集合場所を決めてから、別行動で居住地を探すこととなった。
洞窟
ボール「また来たなお前!ここは僕たちの縄張りだぞ!」
ヘブンズソード「せ、せめて一晩だけみんなを泊めてあげて…子供だっているんだし…」
シャークマウスボール「痛い目に遭うって言っただろうが!鳥だから三歩で忘れちまったのか?んあっ!」
アラナバタラ「で、スタコラサッサと逃げてきたわけね…」
ヘブンズソード「う、うるさいわね!仕方ないでしょ!本当だったらあんなザコは銀色の足で…」
アラナバタラ「はいはい…今度は私が交渉に行きますから黙って見ていてね』」
ボール「何だお前?人間か?」
シャークマウスボール「いや…その頭の蜘蛛…アルケニーだな?」
アラナバタラ「はじめましてみなさん♪さっきのお馬鹿な鳥頭ちゃんのお話なんですけど…考え直してもらえませんか?」
シャークマウスボール「さっきの奴の仲間か!駄目だって言ってるのが分からないのか?」
アラナバタラ「そ、そんなぁ…か弱い女モンスターや女妖怪に野宿なんて…ハンターや凶暴なモンスターに襲われたらわたし…ううっ…」
ボール「泣いてもダメだ…」
アラナバタラ「ほ、本当は私のカラダはダーリンだけのものなのですが…私たちを泊めてくれたらそこの渋い顔の方に特別にサービスしてもいいですわぁ…」
シャークマウスボール「色仕掛けも無駄だぞ。」
あの手この手で交渉を試みる彼女を遠くで眺めるヘブンズソード…
ヘブンズソード「ぷぷっ…あんたも全然ダメじゃないwバカバカしいから戻ろうっと!」
そう吐き捨てて、彼女は集合場所へと飛び立っていった…
アラナバタラ「(シュン…)はぁ…やっぱり駄目なんですね…仕方ないですわ…」
ボール「やっと諦めたか?まったく…」
うつむくアラナバタラ…悲しげな表情を浮かべながらボール達に背を向ける…
迷惑な客人が立ち去って胸をなで下した…その刹那、彼女は妖しい微笑とともにパチンと指を鳴らした…
アラナバタラ「カモン!私の可愛い子蜘蛛たち!」
ボール達「!?」
その瞬間、地面の中から無数の蜘蛛の化け物が現れた…
シャークマウスボール「て、敵襲だぁ!寝ているの奴らも全員起こせ!早く!」
ボール「あ、あわわわわ…」
アラナA「お腹すいた…」
アラナB「あいつ食べていいよね?ママ…」
アラナC「美味しそうじゃないけど…いっぱいいるみたいだし…」
アラナバタラ「あらあら…ママはいつも言っているでしょ?…『い た だ き ま す』は?」
アラナD「あ、そうだった!」
アラナE「ごめんなさいママ…」
アラナF「じゃあみんなでいただきますだよ!…せ〜の!」
シャークマウスボール「よ、よせ…」
…洞窟内に虚しく響く無邪気な声…アラナバタラは荒れ狂う蜘蛛が蹂躙する地獄絵図を後にした…
集合場所
ドーベンウルフ「さて…お前らはどうだ?住処らしい場所はあったのか?」
アラナバタラ「ボール達の交渉は出来ませんでした…残念でしたわ…」
ヘブンズソード「ほら見なさいよ!私のことさんざん馬鹿にしといて!」
アラナバタラ「別に馬鹿になんかしてませんよ?いやですわぁ被害妄想って…」
ヘブンズソード「な、なんですってぇ!」
バウ「ふ、二人とも喧嘩しないで…」
クィンマンサ「ほっときなって…」
ちなみに…洞窟…
アラナA「うわぁ〜!ひろ〜い!」
アラナB「蜘蛛の巣もたくさん作れる〜!」
アラナC「ママもここに暮らせばいいのに…でも僕たちの巣が作れるんだからいいか!」
アラナバタラ(ふふ…あの大きさの洞窟は子蜘蛛にぴったりですね…いい子供部屋が見つかりましたわ…)
失敗したのにもかかわらず不敵な微笑みを交わすアラナバタラ…ヘブンズソードはそのことが気がかりになった…自分のいない間に何があったのやら…
鳥さんのヘタレツンデレっぷりが際立ってきましたねw
それに比べてアラナ・バタラのたくましいことw
『ドラゴンへの道』
サザビーは悩んでいた。
一度は圧倒されたα・アジールの存在感であったが、
時間を置いてみると、どうも本当に竜なのかどうか確信がもてない。
何か確かめる術はないものかと色々調べていた彼が発見したのは
東洋の書物に載っていた説であった。
サザビー「ほう…『龍は大人しくしている時には人に馴れて背中に乗ることもできるが、
喉元にある逆さまに生えた鱗に触れると怒って人を殺す』と。」
東の龍がこちらのドラゴンと同じかどうかわからないが、
とりあえずこれがあるかどうか確かめてみるか。
そう決めてから数日観察したが…
α・アジール、絶対に胸元をあらわにしない。
いつも首まで隠れる服を着ている。
サザビー「うーむ、あの虐待の瘢隠しなのか、逆鱗隠しなのか…」
そこでサザビー隊長は秘術を使うことにした。
サザビー「こっちへおいで、αエア。」
隊長執務室で二人きり。
αを自分の膝の上に乗せる。
サザビー「実は君にちょっと頼みがあってね。」
そう、サザビー最大の秘術、百戦錬磨のスケコマシ技の発動である。
しかし…
α「隊長、お願いって?」
サザビー「ああ、ちょっとしたことなんだ。」
α「待って!私、隊長のお願いなら何でも聞いてあげるけど…」
αの鋭い眼光が挑発的な色を帯びる。
α「でも、私をそこらの頭の空っぽな女と一緒にしないでね?」
サザビー(う…この眼光は…)
α「私をそんな馬鹿女と同じに扱ったら…そぉねえ…隊長のこと、焼いちゃおうかしら?クスクス」
サザビー(な、なにぃ?私が気押されているだと?)
α「うふふ、私は隊長のお願いなら聞くけど、でもちゃんとお覚悟召されてから言ってね?」
αがサザビーの首に手を回し、耳元でささやく。
サザビーの心底を見透かしたような小娘の言葉。
サザビー「(いかん、ここで彼女の自尊心にかかわるような頼み事をしたら、
今の力関係を認めたことになってしまう)
い、いや、たいしたことではないんだが、
明日の騎馬での視察に同行してほしいと思ってね。」
α「あら、そんなことでしたら、事務官を通して命令書を出してくだされば良かったのに。
最初からそんなお願い事だったのかしら?クスクス」
ちょっといい雰囲気にして服を脱がせようとしたサザビーの目論見、脆くも崩れる。
同時にサザビーにとっては実に久しぶりの対女性戦敗北の瞬間であった。
サザビー「く…やはりあの娘、只者ではない…」
これから想像できないほどの苦難のじゃじゃ馬ならしが待っていることを、
この時のサザビーはまだ知らなかった。
登場人物まとめについてなんですが、
このスレで使ったキャラから、
もう一回設定を載せてもらうというのはいかがでしょう?
出すときには、設定がされた元のスレと番号を付けて、例えば
ブルーディスティニー3号機(BD3号機:初代スレ
>>166)
男/パン職人/機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
BD兄弟の次男。BD2号機とは双子。見分ける為に髪を白に染めている。
元々2号機と共に国軍に入ったのだが、長続きせず現在はパン屋を1人で経営している。
味はあまり美味しくないが、独創的な味だと微妙に評価されていたりもする。
非常に無口。無表情。しかしEXAMに惚れてる。
※なおモルモット部隊の設定は初代スレ
>>92のユウジェガンの設定より
ジェガン(ジェガン ユウ・カジマ機 RGM-89:初代スレ
>>92)
男/UC王国軍 ロンド・ベル(UC王国軍外郭部隊)/逆シャア
王国軍の独立部隊ロンド・ベルに所属する戦士。
UC王国軍第11独立魔法化混成部隊(通称モルモット部隊)
に所属していた頃、除隊前のBD3号機と出会い意気投合した。
BD3同様に非常に無口だが、心根は優しいものがあるらしく、
しょっちゅう敵に手を差し伸べている。
落石などが道をふさいでいると、なぜか真っ先に押しにかかる。
設定は投下した本人じゃなくても、使ったキャラからこっちに転載してもらって。
量がまとまってきたら僕が過去ログ置き場の方に登場人物紹介のページを作りますので。
キャラのラインの整理を兼ねていかがでしょうか?
最近、忙しいせいか全然投下できなくてすいません…
>>51 キャラ紹介乙です!何から何までやってもらってホント申し訳ないです…
紹介は議論所に投下したほうがいいですかね?
『俺はノッペラボウなんだぁ!』
カフェ・イエロージャケット
トムリアット「あら…妹さんどうしたの?チョコレートなんて買ってきて…」
ゾロ(赤)「どうやら人間達の行事では重要な菓子らしいが…」
ゴッゾーラ(そういえば好きな男にチョコをあげる行事って聞いたが…も、もしかして俺か?俺なのか!?)
ゾロ(茶)(にゃ!これをあげたらきっと喜んでくれるにゃ!……でも美味しそうだにゃ…ちょっと味見したいにゃ…)
ゾロ(茶)「に゙ゃ!?気がついたらチョコが無いにゃ!(モグモグ)」
トムリアット「ふふっ…食いしん坊さんね…」
ゾロ(茶)「にゃ〜…せっかく『シャッコーくん』にあげるつもりだったのに…」
ゾロ(赤)「おい…どうしたゴッゾーラ?体でも悪いのか?」
ゴッゾーラ「顔無し妖怪でも…泣きそうになることはあるってことさ…」
シャッコー((ビクッ!)ひ、ひぃ!何だかいきなり寒気が…誰か僕の噂してるのかな?)
>>52 ここにも報われなげな悲恋がw
キャラ設定は、過去スレからの再録の場合はこっちでいいじゃないでしょうか。
それで、キャラ設定の整理に関してなんですが、
例えばテンプル騎士団の設定自体は僕が投下したものなんですが、
話を作ったのは僕ではないんですね。
それで一存で消去するのも憚っていたのですが、
そっちの流れはほとんど止まったままなので
他の二方がテンプル騎士団の設定使う予定が無ければ
そっちを消去して、前に議論所の方で提案が出てた
モンスターの方にザンスカール系を統合した方がいいかな、
というようなことを考えていました。もちろん続けて使うなら使うでいいんですが。
そんな感じで、専用スレになったことですし、
ストーリーラインの整理もだんだんしていけばいいのかな、と思っております。
『この愛、胃袋に届け!』
ロンド・ベル詰め所では、ν将軍が部下たちからチョコレートをもらっていた。
同じ手作りながら、
香り高いコメットのオレンジピールチョコレートや
苦味の効いたリ・ガズィのトリュフなど
それぞれの性格が出ていて面白い。
そんなほのぼの気分のν将軍の背後に、その敵は迫っていた。
ν(む!?何だこのプレッシャーは!?)
全身の身の毛がよだつようなプレッシャー、この所感じたことが無い強烈なものだ。
アマクサ「私もチョコレートを作ったわ。」
振り返った所にプレッシャーの源がいた。
手にはガサガサの紙包みに歪んだリボンらしき物をつけた物体を持っている。
強烈なプレッシャーは、この物体から発せられているようだ。
アマクサ「はい。」
νが急用を捏造し、この場を去ろうとするその前に、その魔物はνに差し出された。
ν「そ、そうか。アマクサが作ってくれたのか。ハハ…うれしいなあ…」
致し方なく包みを解くν、その目前に現れたのは、黒褐色の球状の物体だった。
同時に室内に異臭が充満する。
ν「こ…これは!?」
黒褐色の物体の表面は分離したと思しき油にまみれ、
アマクサのものと思しき無数の指紋で彩られている。
漂ってくるのは、焦げ臭、酢の臭い、その他諸々の良くわからない刺激臭などである。
アマクサ「食べて。」
ν「は…はは…実に個性的なチョコレートだな。」
助けを求めるようにちらりと部下を見たνの目に映ったのは、
予想に反した部下たちの反応であった。
リ・ガズィ(例え相手が未知の怪物でも…それでも将軍なら…)
コメット(将軍ならなんとかしてくれる!)
部下たちは、ν将軍は少女の無垢な思いを無下にすることはないと信じきっていた。
ν「ふ…孤立無援、というわけか。」
意を決して口に運んだチョコレートは想像以上のパンチ力でνの舌と鼻を直撃した。
ν「ぐ…ぐゎ…こ、これは何を入れたんだい?アマクサ。」
アマクサ「隠し味にワインビネガーが入っているわ。」
ν「う、うん、隠れてないね。なかなか強烈に自己主張してるようだよ。はは。」
チョコを持つ手が震える。
ν(い、いかん。アマクサに人としての信頼を教えるには、ここでやめるわけにはいかん。)
遠のきがちな意識の中で再びチョコを口に運ぶν将軍であった。
ν(アマクサに、人の心の光を…)
そして死闘一時間。ν将軍は真っ白に燃え尽きながらアマクサのチョコを完食していた。
リ・ガズィ「よくがんばった!」
コメット「感動した!」
詰め所内は暖かい拍手に包まれた。なぜかアマクサが手を上げて拍手に応えているが。
そんなνとアマクサを見てリ・ガズィとコメットは思うのであった。
「来年は二人でアマクサにチョコの作り方を教えてあげよう」と。
おまけ
アマクサチョコの作り方
チョコ 500g
砂糖 500g
赤ワイン 1本(720mg)
ワインビネガー 1本(720mg)
塩コショウ 少々
1、以上を鍋に入れて強火でかき混ぜながら煮詰めます。
2、適当な粘度になったら、少し冷まして素手で整形しましょう。
3、そのまま手を洗わずラッピングをして出来上がり。
相手の愛を確かめたいとき、相手と縁を切りたいときに最適です。
νガンダム(RX-93 νガンダム:初代スレ
>>136)
男/29歳/UC王国軍将軍/逆シャア
剣技、格闘、魔法と全てに優れた歴戦の勇者。
攻防一体の結界を敷く彼独自の魔法「フィンファンネル」は他の追随を許さない。
UC王国中最強ではないかとも言われる英雄であるが
騎士の下についたことがない叩き上げの軍人であるため身分は平民である。
ただし役職上の地位は騎士団隊長と同格。
単に武芸に秀でているだけではなく明晰な頭脳と深い情を持ち合わせており
民衆、軍人問わず彼の姿に「人の心の光を見た」と心酔する者も少なくない。
その割には王宮でも軍上層でもいまいちウケが悪く、
どうも主流派になれない苦労人である。
ロンド・ベルは彼直属の遊撃隊。
少年時代は引きこもりがちな魔法具ヲタクだったという噂がある。
アマクサ(初代スレ
>>272)
女/ホムンクルス/スカルハート
かつて騎士団所属の魔法研究所で作られた
νの体細胞を使い、
更にνの戦闘記録をテレパシーで焼き付けられたホムンクルス。
作成にはディビニダドからもたらされた、ジュピター大陸の技術が使用されたらしい。
νの戦闘能力だけをコピーした、
まさに最終兵器ならぬ最終兵士になるはずだったのだが、
味方の識別が不完全な状態で目覚めてしまい
大暴れして誰も手がつけられないでいる所を
駆けつけたν将軍に取り押さえられた。
その時
「何かしら?何かしら、これ?私と同じ人がいるのかしら?」
と精神が共振してしまい、
それ以来νにくっついて歩いている。
リ・ガズィ(RGZ-91 リ・ガズィ:>>初代スレ182)
女/UC王国軍中尉 ロンド・ベル(UC王国軍外郭部隊)/逆シャア
有能なνガンダムの部下でロンド・ベルのエースの一人。
サラダが好きな美女でさっぱりとした性格の落ち着いた大人の女性である。
コメット(初代スレ
>>282)
女/カラバ/Ζ
エゥーゴを支える民間組織カラバの一員。
現在はロンド・ベルに出向中。
ν将軍に平和なインテリジェンスを感じ、惹かれている。
きれいな金髪と大きな青い瞳を持つ美人。
統合は反対
バレンタインラッシュに期待
期待age
『母レンタイン』
ゲルググ「はい!ゲルググJさん、チョコレートです!」
ゲルググJ「ん?私にか。すまないな。」
プロトゲルググ「あら、ゲルググJさん。丁度良かった。
私もチョコレート作ってみたんです。」
ゲルググJ「え!?わ、私にですか?」
プロトゲルググ「ええ、娘がいつもお世話になってるお礼に。
こんなおばさんからじゃ、かえって迷惑だったかしら?」
ゲルググJ「いいい、いえ!ありがたく頂きます!」
ゲルググ「む〜…」
ゲルググJ「ホワイトデーにはお返しを用意しますから楽しみにしていてください!」
プロトゲルググ「あら…お返しなら…」
そっとゲルググJの耳元に口を寄せるプロトゲルググ
プロトゲルググ「今晩私の部屋にいらして。そこでお返しをいただいたいの。」
ゲルググJ「そそそそれはまさか!(ガバ!)」
そこは暗い部屋の中
ゲルググJ「やはり夢だったか…」
バレンタインデー前夜のことであった。
>>59-60 バレンタインネタ&イラスト投下乙です!
母ゲルググが自分の個人的イメージ通りの優しそうな奥さんで最高にイイです!
結局、ママン目当てのゲルググJさんのバレンタイン(現実)はどうなってしまったのだろうか…w
>>61 本編はお任せしますw
なんとなくマフラーから連想
『春遠し』
ある日の街角、ゲルググJは装備の補充に出てきていた。
そんな彼の頬を寒風が撫でる。
ゲルググJ「うう…まだ寒いな。」
新年になってしばらく経つが、まだまだ寒い日は続く。
春の気配もまだ見えぬ町の雑踏の中、
不意に彼を呼び止める声が聞こえた。
プロトゲルググ「あら、ゲルググJさん?」
ゲルググJ「あ!これはプロトゲルググさん。こんにちは。」
プロト「お買い物ですか?」
ゲルググJ「ええ、消耗品を…っくしゅん!」
プロト「あらあら、お風邪?」
ゲルググJ「いえいえ、ちょっと風に吹かれたせいで…っくしゅん!いや、お恥ずかしい。」
プロト「普段鍛えてらっしゃるからって、無理をしてはいけませんよ。はい…」
ゲルググJは突然ふわりと柔らかい感触をうなじに感じた。
顔を上げると、いつもの通りにこやかなプロトゲルググがゲルググJの首に、
自分の巻いていたマフラーをかけていた。
プロト「後で娘にでも持たせてください。」
ゲルググJ「い、いや、これではプロトゲルググさんがお風邪を召してしまいます。」
プロト「あら、女って皮下脂肪が厚いから寒さには強いものなのよ。遠慮なさらないで。」
ゲルググJ「そういうわけにはいきません。ゲルググ君にも 申し訳が立たない。」
プロト「義理堅くてらっしゃるのねえ。そおねえ…じゃあこのマフラー長いから…」
そう言うとプロトゲルググはマフラーの一端を自分の首に巻きつけた。
プロト「こうやって二人で巻いていきましょうか?」
ゲルググJ「ぐ、ぐぁ…」
この時、ゲルググJの心拍数は190回/分まで跳ね上がったという。
プロト「ね?これならいいでしょう?」
ゲルググJ「あ…あの…その…」
プロト「私、ゲルググJさんが風邪引いたら困ります。だってゲルググJさんは私の…」
プロトゲルググがゲルググJの顔を見上げ、瞳を見つめながら言う。
ゲルググJ「私の…?(心拍数220回/分)」
プロト「私の娘の大事な人なんですもの(にこっ)」
ゲルググJ(ガーン…)
その後の楽しいはずの帰り道、ゲルググJが本日空模様のように、
どんよりと暗く落ち込んでしまったのは致し方ないことといえよう。
遅くなりましたがGJです!羨ましいぞゲルググJw
しかしこの光景を娘が見たら新たな修羅場になりそうだw
『親の心、子知らず』
ゲルググJ「バレンタイン?人々の平和を守るハンターがそんな行事などにうつつを抜かすとは…実にくだらないな!」
陸ジム(…うわっ…なんか空気読めない人が来た!)
ジムスナイパー(緑)(ったく…相変わらずうざいわね…)
バレンタイン前日
ラストリゾート厨房
ゲルググ「お母さんまでチョコレート作って…いったい誰にあげるの?」
プロトゲルググ「ふふ…さぁ、誰かしらね?明日になったら分かるわよ。」
ゲルググ(…もう…お母さんったら…)
プロトゲルググ「さぁ、今日はもう遅いから寝ましょうか。おやすみゲルググ…」
ゲルググ「…おやすみなさい…」
EMS-04ヅダ「オネエチャンノチョコレート…キットワタシニツクッテクレタンダヨネ!」
ゲルググ「すぴ〜…」
バレンタイン当日
ゲルググ「お、お母さん!昨日作った私のチョコレートが無いよ!」
プロトゲルググ「…ゲルググ…口元にチョコがついてるわよ…」
ゲルググ「え…?…わわっ!ど、どうして!?」
プロトゲルググ「もう…この子ったらまた寝ぼけてつまみ食いでもしちゃったのかしら…」
ゲルググ「そ、そんなぁ…」
EMS-04ヅダ(ゴチソウサマオネエチャン…オイシカッタヨ!)
プロトゲルググ「…元気出しなさい。ほらっ!」
ゲルググ「う、うん…でも…あれっ?何これ母さん?」
(チョコを差し出すプロトゲルググ…)
プロトゲルググ「お母さんが作ったチョコを替わりに持って行きなさい…はいっ。」
ゲルググ「い、いいの母さん?誰かにあげるんじゃなかったの?」
プロトゲルググ「もう…子供がそんなこと気にしないの。ほら、早く行ってきなさい。」
ゲルググ「あ、ありがとう!お母さん!い、いってきます!」
ゲルググJ「ば、バレンタインだと…この私に?」
ゲルググ「は、はい!…だ、駄目ですか…?」
陸ジム「あ〜、駄目じゃないゲルググちゃん!お師匠さんはバレンタインなんてくだらないって…」
ゲルググJ「君は黙ってなさい!」
ゲルググ「あ、あの…」
ゲルググJ「ふむ、これはありがたく頂こう…お返しは楽しみにしていなさい。」
ゲルググ「は、はいっ!」
陸ジム(ちぇ…つまんないの…)
ゲルググ「ところでお母さん…結局あのチョコって誰にあげるつもりだったの?」
プロトゲルググ「…あら、私はもう渡したはずなんだけど…(クスクス)」
ゲルググ(む!!まさかお母さん…やっぱりゲルググJさんのことが…)
プロトゲルググ「渡したい大切な人っていうのは…ゲルググ、あなたなのよ…」
ゲルググ「……え?」
一週間後…
ハンター宿舎
(ベッドの上でチョコを片手にニヤつくゲルググJ…)
ゲルググJ「(ニヤリ)…俺の…俺のチョコだ…ふふふ…俺の…」
寒冷地ジム「…つ、ついに壊れちゃった…怖いよぉ…;;」
ゲルググJ(初代スレ
>>650)
男/ハンター/ポケットの中の戦争弓使いのハンターで狙撃向けの長弓を愛用する。
根っからの朴念仁でハンター稼業を人助けの為にと考えているものの、それを無理矢理に押しつけるため、他のハンターから煙たがられている。
しかし、ゲルググを弟子にしてからは不器用ながらも他人を思いやる一面を見せるようになってきたようだが、逆にそれがロリコンと言われている原因にもなっている。
量産型ゲルググ(初代スレ
>>650)
女/ハンター/機動戦士ガンダム/ハンター初心者の少女。取り回しのよい短い弓を愛用する。
ドジでまだまだ腕も未熟だが、一人前のハンターになるためゲルググJの元で日夜修行に励んでいる。
少し気が弱いが優しく真っ直ぐな心の持ち主で、大切なもの守りたい気持ちは誰にも負けない。
また、酒を飲ませるとひどく悪酔いするため、師匠及び母親から厳重に禁止されている。
プロトゲルググ(高機動型ザクR-3)
女/M-MSV/2スレ目
>>227 心配性なゲルググの母。小さな宿屋ラストリゾートを経営している。
有名なハンターである夫は行方不明中であり、そのせいか娘の危険なハンター稼業を良く思ってないものの影では彼女を応援しつつ見守っている。
娘の師匠であるゲルググJに一目惚れされてしまったが、本人はまったく知らない様子。
寒冷地ジム
女/召喚獣/ポケットの中の戦争/初代スレ
>>581 氷の下級召喚獣。白装束に身を包んだ少女で、限りなく人間に近い姿である。
気弱ですぐに涙目になるほどの泣き虫で、優しく慰めてくれるマーメイドガンダムにべったりしている。
しかしあまりにも情けないため、他の召喚獣達に社会の荒波を揉まれるようにと人間界に勝手に送り込まる。
あてもなく迷子になっていた所をゲルググJ達に助けられたが、いまだに周囲に馴染めず怯えている様子。
猫舌で暑いこととフェニックスガンダムが大の苦手。
EMS-04ヅダ
女/幽霊/MS-IGLOO 603/2スレ目
>>93 幽霊。自身の研究成果である『魔力を人為的に引き出す魔科学実験』に志願したが、その負荷に耐えきれず力尽きた天才少女。
優秀な研究者だったが子供っぽく無邪気な性格でゲルググに懐いる反面、彼女や自身を侮辱する者にはポルターガイストの行使も厭わない。
寝ている時の彼女の身体に憑衣してあらゆる騒動を起こす。
ジムスナイパー(緑)
女/ハンター/第08MS小隊/2スレ目
>>236 ゲルググJと同じく弓使いのハンターで、手負いのモンスターの急所を正確に狙撃できる。
やや打算的でドライな性格。以前まで弓を教えていたゲルググも腕に見切りをつけて見捨てている。しかし、今でもゲルググには尊敬されている様子。
陸戦型ジム
女/ハンター/第08MS小隊/2スレ目
>>236 ジムスナイパーの相棒。一人称は『僕』で、ゲルググとは同年代だが彼女を少し見下し気味である。
片手剣や鞄に入れている爆弾を使った支援を担当するが、迂闊な性格のせいか閉所や洞窟内でも爆弾を点火してしまい自滅してしまうこともしばしば…
こちらも遅れ気味バレンタインで
『恋の旧ピッド』
ゼフィランサス「それじゃ姉さんによろしくね〜。」
ゼフィランサスに送り出されたサイサリスは、
長姉ガーベラに会うために、とある海辺の寒村に来ていた。
入り江に数軒の民家があるだけのこの村は海以外の三方を崖に遮られており、
外部との交流は船を使ったものに限られている。
村には老人しかおらず、海産物と農産物の物々交換により、細々と生計を立てているのであった。
近隣の農民などが見ても村人は一段と貧しい様子であったが、
決して不正、不当な取引を申し出ることはなく、おとなしい人ばかりであったので、
この村の人を悪く言う人は少なかった。
その名も無き村が、シーマ海賊団の数十の拠点の一つであることは、言うまでもないことであろう。
カリウスドムを連れて村に入ったサイサリスは、村の中の一件の家を訪れた。
一声かけて家に入ると、中では白虎の皮の上に横を向いて寝そべりながら
水煙管をふかしているガーベラが彼女を出迎えた。
傍で正座しているリリーマルレーンの膝に半身をもたれかけさせた様子が物憂げだ。
ガーベラ「早かったねえ。まあお入りよ。」
サイサリス「姉上、ご無沙汰しております。」
ガーベラ「堅苦しい挨拶はよしとくれ。あたしはもう王族じゃあないんだ。」
サイサリス「しかし…。」
ガーベラ「うちに来たら、うちのしきたりに従うんだ。ここじゃあやかましいのはお断りさ。」
サイサリス「は。承知いたしました。」
ガーベラ「ヘリウマイトは用意してあるよ。」
ガーベラが煙管で部屋の隅を指す。
そこには旅行かばん程度の大きさの箱が置いてあった。
魔術の触媒に用いられるヘリウマイト3はジュピター大陸の特産品であり、きわめて高い値段で取引される。
今ここにあるだけの量でも王国騎士の俸給にして10年分以上の値がつくのではないだろうか?
サイサリス「代金はここに。」
サイサリスがカリウスドムに命じて金塊で支払いを済ませる。
ガーベラ「あんたたち、今日は泊まっていくんだろ?」
サイサリス「は、できれば一晩お世話に。」
ガーベラ「いいともさ。家を用意しよう。…ときに」
サイサリス「は?何か?」
ガーベラ「あんたたち、もうデキちまったのかい?」
サイサリス「は?」
ガーベラの言葉の意味を理解しかねてサイサリスが聞き返す。
ガーベラ「"は?"じゃないだろう。あんたと、そのカリウスドムが、男と女の関係になったのかって聞いてるんだよ。」
カリウスドム「ぶ!」
サイサリス「姉上!?ななななにをいきなり!?」
ガーベラ「おやまあ、その調子だとまだ全然らしいねえ。」
サイサリス「当然です!大望の前には男の女のと言っておる場合ではありませぬ!」
ガーベラ「へえ、そうかい。あたしゃ家の復興より好き合った男とじゃれあってる方が楽しいと思うがねえ。」
ガーベラがリリーマルレーンの膝の上にうつぶせになり、その好き合った男の顔を見上げる。
たわわな胸が膝の上でひしゃげる様が色っぽい。
ガーベラ「ねえ、リリーマルレーン?」
リリーマルレーン「ひ、姫様、御妹様の前でそのような…」
ガーベラ「まったくこいつもいつまでも姫様姫様ってさ。いいかげんあたしの男の自覚を持って欲しいもんだがねえ。」
ガーベラが妹にため息をついてみせる。
ガーベラ「ま、いいさ。家は一つでいいね。ここには余分な家はないからね。」
サイサリス「え!?ちょ、ちょっとお待ちください、姉上!姉上の部屋に私が泊めてもらうわけには…」
ガーベラ「あたしはリリーマルレーンの腕枕がないと寝れないんだよ。夕食になったら知らせるから、それまでゆっくりしてな。」
そう言ってガーベラは二人を小さな家に案内した。
家といっても一部屋だけの小屋とも家ともつかない建物だ。
中には大きな寝具が一つだけ据えてあった。
サイサリス「こ!これは!?」
カリウスドム「ガ、ガーベラ様!?これはいかに何でも…」
二人から強硬な抗議を受け、
面倒な妹だねえ、とボヤきながらもう一つの寝具を運ばせるガーベラであった。
そしてふんだんな海の幸の出た夕食後…
サイサリス(い、意識しすぎて…)
カリウスドム(眠れない…)
二人は緊張のあまり眠れぬ夜を過ごすのであった。
その頃、変な意識を二人に植え付けた当人はというと、リリーマルレーンと酒を飲んでいた。
ガーベラ「あの二人、今晩どうにかなるかねえ?」
リリーマルレーン「さあ、まずどうにもなりますまいな。」
ガーベラ「だろうねえ。」
リリーマルレーン「お若いのでございますよ。サイサリス様は。」
ガーベラ「だがねえ、あたしはあの子が不憫だよ。女盛りに家のために男を知ることも無くさ。」
リリーマルレーン「は。」
ガーベラ「家のため家のためって戦って、それであのカリウスドムを失ったらどうするつもりなんだろうねえ。」
リリーマルレーン「まだそこまでは考えられますまい。お家の再興は大仕事でございますゆえ。」
ガーベラ「まったくバカな子さ。あれだけ思ってくれる男がいるのにさ。」
リルーマルレーン「うまくいくことを祈りましょう。若い二人が。」
ガーベラ「ああ。そうだねえ。」
翌日ふたりして真っ赤な目で起きて来た所を、
ガーベラ「おやおや、寝不足かい?昨晩はお楽しみだったかねえ?」
などと冷やかされ、サイサリスは思うのであった。
次の取引は、ゼフィランサスかデンドロビウムに任せようと。
すぐ傍の侍従を男性として意識させられたその日、
奇しくもバレンタインデーの夜の出来事であった。
ガーベラ(AGX-04 ガーベラ・テトラ)
女/シーマ海賊団 団長/0083/初代スレ
>>266 一応王位継承権を持ってる名家(ただしえらく没落している)、GP家の長女。
父親がグリプス2に陥れられ、お家断絶となりそうだった時、
全責任を背負って処刑された。はずだがなぜか生き残りシーマ海賊団の団長として活躍している。
もちろん王族としての籍は抹消済みである。他の姉妹とは年の離れた35歳。
ゼフィランサス(RX-78GP01 ガンダム試作1号機)
女/GP家次女/0083/初代スレ
>>266 魔法と剣技の両方に秀でたトータルファイターだが、
もっぱら自分の能力を鍛え上げ、示すことしか興味がない。
割と自分勝手でわがままな性格なのだが
なぜかサイサリスからもデンドロビウムからも好かれている。
加速が自慢の21歳
サイサリス(RX-78GP02A ガンダム試作2号機)
女/GP家三女/0083/初代スレ
>>266 姉妹の中では最もGP家復興への気持ちが強く、
お家のためには他家を滅ぼすことも厭わない、ちょっと危険な王女である。
身体能力も高いが、それ以上に強力な攻撃魔法を会得しており、
現UC王から禁呪に指定されている。
なぜかツワモノっぽい口調の20歳。
デンドロビウム(RX-78GP03 ガンダム試作3号機)
女/GP家四女/0083/初代スレ
>>266 ゼフィランサスを上回る途方もない速度で動き回りながら
およそ考えられる限りの攻撃魔法を使いこなす凶悪な戦闘スタイルを取り、
末っ子にして姉妹最強の呼び声も高い王女。
更にさまざまな魔法具を全身に装備しており、さながら生ける火薬庫である。
その戦闘力は彼女一人で騎士団の一隊に匹敵すると冗談に言われるほど。
にんじん嫌いな19歳。
リックドムUカリウス機、カリウスドム(MS-09R-2 リックドム・ツヴァイ)
男/サイサリス付きの侍従/0083/初代スレ
>>508 子供の頃からサイサリスの武芸や勉学の相手を務め
成人してからも侍従として付き従っている男性。
ガッチリした体格だが持久力が意外とある。
武芸も魔法も一通り使うが、どれかに特別秀でているということはなく、
強さとしては平均的な王国騎士程度であるが、
彼の真価はいつでも最良のバックアップ体制を作り上げ、
サイサリスの能力を最大に引き出す所にある。
24歳
リリー・マルレーン(ザンジバルII級 機動巡洋艦 リリー・マルレーン )
男/シーマ海賊団 副団長/0083/当スレ
>>36を元に設定
子供の頃からのガーベラ付の元侍従、現情夫兼海賊団副団長、
しかしいまだに姫が王女の座に復位する日がくることを信じている
夢見がちなずんぐりした中年の大男。
なぜか狼煙による通信を好み、不用意に上げた狼煙のせいで
敵に発見されたことも1回ではない
74 :
通常の名無しさんの3倍:2009/03/01(日) 11:16:49 ID:9f/ys6JG
あげ
>>71-73 妹に対するガーベラ様の気遣いはありがたいんだか迷惑なんだかw
とにかくウブなカリウスドムUには頑張ってもらいたいな…
『鳥頭も鳴かずば撃たれまい』
UC王国モンスター研究所…
レコードブレイカー(駄目だわ…)
研究員のレコードブレイカーは橙色の髪をくしゃくしゃさせる…
未知なる存在のモンスターと向き合い、解明していく才媛だが…今回ばかりは彼女もお手上げといった様子である…
レコードブレイカー(研究サンプルが足りないわ…どうしましょう…)
シャッコー「(ガチャッ!)か、母さん!大変だ!」
そんな頭を抱える彼女の元に慌てて飛び込んでくるシャッコー…彼は妖怪であることを隠しながら生活している少年である。
レコードブレイカー(人狼の牙…鳥人の頭髪…アルケニーの毒素…どれをとって今後の研究には必要不可欠なのに…)
シャッコー「か、母さん!泥棒っ!泥棒がいるんだってば!」
レコードブレイカー(特に人狼なんて滅多に遭遇しない稀少種族なのに…え?泥棒?)
仕事モードの彼女もシャッコーの必死の訴えにようやく気が付き、いつもの母親の顔に戻った。
研究所厨房
ドーベンウルフ「ちっ…面倒なガキに見つかっちまったな…さっさと食い物奪ってずらかるぞ!」
ヘブンズソード「もうっ!あんまり子供を怖がらせないでよね!あんたっていつも強面なんだから!」
アラナバタラ「手を休めちゃダメよ鳥頭ちゃん…鳥人族はドロボウが得意だって有名なんでしょw」
ヘブンズソード「ちょっとあんた!私の種族にまで悪口言ったわね!」
ドーベンウルフ「お前等!喧嘩する暇があったらさっさと…」
レコードブレイカー「あなたたち!何をやってるの!」
三匹「!!」
レコードブレイカーは厨房を荒らす泥棒たちを睨みつけるが…その相手の姿を見て驚く…
全身毛だらけで荒ぶる野獣の姿を持つ男
蜘蛛のような帽子を被る女…
翼の腕と鳥のような鋭いツメと細い足を持つ少女…
ドーベンウルフ「がぅ…さすがに見つかっちまったか…」
アラナバタラ「ふふふ…じゃあ思い切って食べちゃいましょうよダーリン♪」
ヘブンズソード「ちょ、ちょっと!スプラッター禁止っ!」
レコードブレイカーは身の危険を感じつつも…この三匹が自分のお目当てのモンスターだというのを確信した。
レコードブレイカー「くっ…!」
何とか捕獲したい…その気持ちを抑えつつ、後ろで怯えるシャッコーを庇うように三匹に立ちふさがった。
相手はモンスター…ただの人間では到底勝ち目はない…今まで数え切れないモンスターと関わってきた彼女でも、この事実は拭うことの出来なかった。
レコードブレイカー「そこの食べ物なら持っていっても構わないわ…でもこの子や他の研究員に手を出さないで…」
ドーベンウルフ「ふん…物分かりのいい女だ…安心しろ。貰うもん貰ってとっとと消えてやるよ…」
アラナバタラ「えっ〜…あの女すっごく食べちゃいたいのに…」
ヘブンズソード「やめなさいって…ん?どうしたの君?」
ふとシャッコーに目をやる…彼は何か言いたげに鳥人の足のほうへ指をさす…
シャッコー「…それ母さんが作った油揚げ…僕、食べたかったのに……」
ヘブンズソード「あっ…ごめん…」
ハッと気が付き鳥人の足下を見ると、案の定…彼女は自慢の鉤爪で油揚げをちゃっかり掴んでいた…
鳶は油揚げが好物というが…モンスターも例外ではないのだな…っとレコードブレイカーは変に納得した。
ヘブンズソード「いろいろ悪かったね…私になんかお礼ができればいいんだけど…」
レコードブレイカー(…この鳥ちゃん…話せば分かる子かも…)
ヘブンズソード「?」
白く長い特徴的なボサボサ髪を眺めるレコードブレイカー…さそがし鳥人は理解に苦しんだだろう…
数分後…ドーベンウルフとアラナバタラは食料を奪いつつ研究所を後にした…
ドーベンウルフ「あいつだけ…何で残っているんだ?」
アラナバタラ「…研究所の実験体にでもされちゃったのかしらwこれで邪魔な女が一人減ったわねダーリン♪」
研究所内
レコードブレイカー「古いものしかないけど…もしよかったら使ってよ。」
ヘブンズソード「い、いいの?こんな暖かい毛布をくれるなんて…」
レコードブレイカー「あなたの種族は寒さに弱いからね…身体は大事にしてね。」
ヘブンズソード(ぐすっ…なんて優しいの…やっぱり人間って捨てたもんじゃないわ…あれ?)
鳥人はいつの間にか自分が椅子に座らされていたことを疑問に思った…
レコードブレイカー「ちょっと動かないでね…すぐ終わるわ…」
ニヤリと微笑むレコードブレイカーは、布を手早く首に巻き…ハサミを取り出す…
ヘブンズソード「…え?な、何?」
レコードブレイカー「ちょっと悪いけど…バッサリいってもいいかしら?」
鳥人はその言葉を聞き穏やかな声色を変える…
ヘブンズソード「ちょ、ちょっと…冗談でしょ?」
レコードブレイカー「すぐにさっぱりさせてあげるから…ね。」
ヘブンズソード「い、いやあぁぁぁぁ!」
翌朝
ドーベンウルフ「髪を切られた?あの女に?」
ヘブンズソード(泣きながらコクコク頷く)
アラナバタラ「あらっ…さっぱりしていいじゃないwまぁ、どんなに切ってもボサボサ鳥頭だけどね…」
ヘブンズソード「う、うるさい馬鹿っ!」
レコードブレイカー「泣かせるつもりはなかったのに…悪いことしちゃったかしら?」
髪は女の命というが…モンスターも例外ではないのだろうとレコードブレイカーは再び勝手に納得した。
シャッコー
男/上級妖怪/機動戦士Vガンダム/2スレ目
>>83 人間に化けて生活している妖狐の少年。緊張したり興奮すると本来のキツネの目になる。
臆病で引っ込み思案な性格で、なかなか友達が出来なかった。
自分の正体がバレてしまうのを恐れているが、人間と妖怪が共に生きていくことを望んでいる。
狐だけにいなり寿司やきつねうどん等が好物。
レコードブレイカー
女/UC王国モンスター研究員/鋼鉄の七人/2スレ目
>>83 V2の母親でシャッコーを養っているモンスター研究者。親元を離れて騎士団に所属しているV2や友達がなかなか出来ないシャッコーを心配している。
優しく穏やかな女性だが仕事にのめり込むと少しマッド気味になる。
本人が傷つくのを避けるためかシャッコーの正体は知らないふりをしていて、当初は研究対象のつもりで保護した彼を我が子同然に愛情を注いでいる。
ドーベンウルフ
男/モンスター/機動戦士ガンダムZZ/1スレ目
>>672 アクシズを離反した元盗賊。筋骨隆々な体格のワイルドな戦士。
その正体は満月の夜に人を襲う獰猛な人狼(ワーウルフ)で、人間に従属することを何よりも嫌う。…はずだがその割には妙に人間社会に馴染んでおりどこか間が抜けている。部類の大食漢でエサが絡むと冷静さを失う。
以前、「髪を灰色に染めたらカッコいいのに…」とバウに言われたらしいが、本人は断固拒否したようだ。
ガンダムヘブンズソード
女/モンスター/機動武闘伝Gガンダム/1スレ目
>>641 鳥人(ハーピー)タイプのモンスターの少女(人間でいうとX3よりもやや年上ぐらい)
非常に長い白い髪が自慢だが、周りからは『鳥頭』と言われている。
勝ち気でラフな性格からどことなくワルな雰囲気だが、寂しがりで涙もろい一面を持つ。
鳥人は食べ物や住処を奪うなど忌み嫌われる種族だが、X3に助けられてから人間に興味を持ち始めている。
FC大陸出身のため蹴り技が得意で、特に必殺の「銀色の足スペシャル」は絶大な威力を誇る。
アナラ・バタラ
女/モンスター/スカルハート/2スレ目
>>128 アルケニー(蜘蛛女)タイプのモンスター。その姿は頭に巨大な蜘蛛を乗せてる女性で、その部分が本体でもある。
妖艶な雰囲気を漂わせる女性だが、非常に狡猾で執念深い性格。だが、料理や家事が出来るなど意外にも家庭的。
食べようとしたドーベンウルフを「結構タイプな男」と一目惚れしてまいストーカーとしてつきまとう。
アラナ
モンスター/スカルハート/2スレ目
>>128 アラナ・バタラの子蜘蛛たち。
彼女と違い人間ではなく大型の蜘蛛の姿をしている。
無邪気なまでに獰猛かつ残虐な性格で食欲旺盛。普段は地面や巣穴に待機しているが、母の命令が下れば群を成して獲物に襲いかかる。
そのためハンターや冒険者の犠牲者が後を絶たない。
保守
>>1は消えたの?
ていうか消えるのはいいけど設定くらい置いてけよ
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
∧_∧∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂ ⊂彡
(つ ノ
(ノ
__/(___
/__(____/
(;´Д`) シコシコシコシコ
_(ヽηノ_
ヽ ヽ
( ゚д゚ ) !
_(ヽっノ_
ヽ ヽ
(*゚д゚*) シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ保守
_(ヾηノ_
ヽ ヽ
忙しかったせいで投下出来ずに申し訳ない…
『オオカミが来たぞ!』
バウンドドック「お兄ちゃん…どこにいるんだろう…(ダンッ)きゃっ?」
路地裏に迷い込む獣耳の少女…バウンドドック…
ぎこちない様子の彼女を狙っていたかのように一人の男の影が近づく…
ドーベンウルフ「…」
バウンドック「あ、あの…」
ドーベンウルフ「お前…自分がいるべき場所は本当にここだと思うのか?」
バウンドドック「…え?」
ドーベンウルフ「お前には誇り高き人狼の血が流れているはずだ…しかしあのような人間などに尻尾を振るなどとはな…」
バウンドドック「え…えっ…?」
ドーベンウルフ「モンスターの自覚すらないとはな…なら俺がじっくりと思い出させてやるよ…なに、人間のことなどすぐ忘れるさ…」
バウンドドック「い、いやっ!お兄ちゃん助けて!」
ゾロ(茶)「にゃあ゙!そこまでにゃ!」
ドーベンウルフ「がうっ!何だガキ!邪魔するな!」
バウンドドック「あ、あなた達は…?」
ゾロ(赤)「ようやく見つけたよ…バラバラになった同族とようやく逢えるとはな…」
バウンドドック「?」
ドーベンウルフ「ふざけるなっ!こいつは人狼に決まっている!」
ゾロ(赤)「貴様ぁ!イヌモンスターの分際でバケネコ一族に刃向かうのか!」
ドーベンウルフ「ガウッ!犬だとぉ!喰い殺すぞ女ぁ!」
ゾロ(茶)「ささっ、ここはお姉ちゃんに任せて私と一緒に行くにゃ!」
バウンドドック「い、いや!お兄ちゃんのところがいい!」
ゾロ(茶)「い、嫌なのかにゃ…なら無理矢理でも連れ帰るにゃ!」
Z「お前達!その子に何をするつもりだ!」
ゾロ(茶)「に゙ゃ!?人間にゃ!」
バウンドドック「あ、お兄ちゃん!」
ゾロ(茶)「お、お兄ちゃん!?」
Z「早くその子を離すんだ!」
ゾロ(茶)「にゃあっ!何がなんだか訳わかんないにャッ!(タタタタッ!)」
Z「あ、待て!」
バウンドドック「助けに来てくれたんだね!お兄ちゃん!」
Z「そ、そのお兄ちゃんってのはやめ(ry」
バウンドドック「(もふっ!)お兄ちゃん大好き!」
Z「…だ、抱きつくんじゃない!それより早く逃げるんだ。」
屋根の上
ゾロ(茶)(人間がお兄ちゃん?…あの子はバケネコじゃないのかにゃ?)
ドーベンウルフ「…くっ、逃げられたか…お前等が邪魔さえしなければ!」
ゾロ(赤)「人のせいにするなよ…早く犬小屋に帰れ。」
ドーベンウルフ「(チャキン!)ぐるあぁぁあ!貴様ぁぁ!」
ゾロ(茶)「お姉ちゃん!オオカミさんと喧嘩しちゃ駄目にゃ!」
クィンマンサ「ドーベンウルフ。妖怪達とゴタゴタ起こさない…ほら、そんな物騒な剣なんてちらつかせないでよ…ほんとチンピラなんだから…」
ドーベンウルフ「くっ…わ、わかったよ…あばよ…」
ゾロ(赤)「ふん…あれぐらいで冷静さを失うとは…単純な奴だ…」
ゾロ(茶)「なんだかこのオオカミさん…お姉ちゃんにそっくりにゃ…」
ゾロ(赤)「な!何を言ってるんだ!私はあんな脳味噌筋肉じゃないぞ!」
ゾロ(茶)「にゃ!?」
夕暮れを眺めるゾロ姉妹…同族が見つかるのはいつになることやら…
ゾロ(赤)=クロノクル専用機
女/下級妖怪/機動戦士Vガンダム/2スレ目
>>106 バケネコ。普段はクールだがどこかヘタレなシスコン妖怪。感情の高まりによりネコの目になる。
上級妖怪のシャッコーを引き取り育てて、没落したバケネコ一族の名を上げようと企んでいるが、なかなかうまくいかない様子。
ゾロ(茶)=量産型
女/下級妖怪/機動戦士Vガンダム/2スレ目
>>106 バケネコ。「〜にゃ」が口癖の赤ゾロの妹。
天真爛漫な性格の食いしん坊だが意外と姉よりもしっかりしている。
シャッコーを食べちゃいたいほど可愛いと言ってるが、その真意は定かではない。
規制長杉…
バウンドドック、
モンスターに接触して他人格とかが目覚めたりしませんように。
『姫様の好奇心』
赤ザク「ねえねえ隊長?」
赤ゲル「は、何でございましょう。姫。」
赤ザク「隊長は前にサイサリス姉さまが禁呪を使った戦いに行ってたんでしょ?」
赤ゲル「は。禁呪の適正使用監視官として同行しました。」
赤ザク「ね、どうだった?姉さまの術、凄かった?」
赤ゲル「はい。UC王国に伝わる魔術のうちでも最大級の破壊力を持つ術の一つでありましょう。」
赤ザク「はぁ…見たかったなぁ。ゼフィランサス姉さまは?敵陣に突撃したのでしょう?」
赤ゲル「Fb装備と軍用魔方陣を併用した、姫率いる突撃隊による超音速突撃、
まさしく戦場を駆け抜ける嵐と呼ぶにふさわしいかと。
デンドロビウム姫率いる砲撃隊の正確無比なる砲撃も見事でありました。」
赤ザク「姉さま達のご活躍、見たかったなぁ。」
現UC王家の娘、赤ザク姫は知らない。
彼女の憧れている年上の従姉、GP家の三王女が、
隙あらば現王家をこの世から消し去ってしまおうとしていることを。
登場人物
赤ザク(シャア専用ザク)
女/UC王国王女/機動戦士ガンダム/初代スレ
>>33 気品あふれるお姫様…というのは仮の姿。
本当は明るく活発でどこにでもいる女の子。本人の希望で学園に通っている。
王女としての生活に既に飽きているため、よく城を脱走する。
赤ゲルググ(先行量産型ゲルググ シャア・アズナブル専用機)
男/UC王国騎士団1番隊隊長/機動戦士ガンダム/初代スレ
>>57 キレ者で強くてカッコよくて地位もあってちょっと怖いけど人望も厚い。
だけどどこかヘタレ要素がある。そんな奴。
双刃の剣を操る。通り名は『赤い彗星』
14-15です
いつの間にか自分も規制に巻き込まれてしまいました…投下できずにすいません…
それそうとGP家…UC王国の王座争奪劇が始まったような気がしますねw
『好奇心は毒蜘蛛も殺す』
X1「あっ!いらっしゃい!ドーベンウルフさん!…そちらの方は?」
アラナバタラ「私ですか?私はダーリンの…」
ドーベンウルフ「この女は気にするな…それよりいつもの奴だ。」
X1「す、すいません!今日はちょっと仕事が入っちゃって…パン屋はお休みで…」
ドーベンウルフ「仕事?お前はパン屋が本職じゃないのか?」
X1「え?…あっ!いや…き、気にしないでください!ええ!」
ドーベンウルフ「…そうか…じゃあな…」
町中
アラナバタラ「ふふふ…あのパン屋さん…何か秘密がありますわね…」
ドーベンウルフ「さあな…俺は腹の膨れないことに興味ないがな。」
アラナバタラ「でもダーリン…パン屋ぐらい襲っちゃえばいいじゃない。パンと人間の両方も食べられて一石二鳥だしw」
ドーベンウルフ「お前なぁ…そんなことしたらうまいパンが二度と食えなくなる…ん?」
パン屋『マリオン』
店頭
BD2「か、買ってくださぁ〜い!焼きたてですよ〜!」
BD3「…ブワッ…(;ω;)」
BD2「し、新商品ですよ〜!おいしいと思いま…おいしいですよ〜!」
アラナバタラ「あら?ここにパン屋がやっていますわ!」
ドーベンウルフ「……あの店…まさか…」
アラナバタラ「ちょっとおいしそうかも…食べてみようかしら?」
ドーベンウルフ「やめておけ!以前、俺たちはあいつに猛毒を盛られて…っておい!俺の財布を勝手に使うな!おい!」
アラナバタラ「…毒々しい食べ物は大好物ですわよw」
BD2「あ、兄貴…元気だそうよ…また頑張って作ろう!なっ?」
BD3「……(パンを入れたバスケットを抱えてその場を立ち去る…)」
BD2「あ!兄貴!…そ、そっちゴミ置き場!ま、待って!」
アラナバタラ「あら?捨てるなんてもったいないですわね…私にくださいな!」
BD3「!!」
アラナバタラ「え〜っと…そのドス黒い色のパンを一つ!お金ならありますわ!」
BD2「ま、まいどありがとうごさいます!」
アラナバタラ「ふふふ…ではまた…ごきけんよう。」
BD3「…♪」
BD2「よ、よかったね兄貴!また次も頑張ろう!」
BD3「コクコク…」
数時間後
森の中…
ヘブンズソード「あのアラナバタラが食あたり?どんなアブないものでも平気で食べちゃうあいつが?」
ドーベンウルフ「お、俺は警告した!アレだけは食うなって…」
クィンマンサ「アレ?…ああ、アレね…ご愁傷様…(合掌)」
ヘブンズソード「あ、アレ?あれって何!?」
バウ「あ、アラナバタラさぁぁん!し、死んじゃいやだよ〜!」
アラナバタラ「大丈夫よバウくん…でもちょっと反省してるかも…」
……何でも食べられればいいってもんじゃない…アラナバタラは生まれて初めて実感したそうな…
同時刻
X1「え、X2!ま、待て!ストップ!ストッォォプ!」
X2「…お客さんに私達の秘密をバラしそうになるなんて…困ったお兄様ですわ…でもそんなところが大好き…ですの…」
X1「や、やめぇぇぇぇ!」
クロスボーンガンダムX1
男/パン屋/義賊/機動戦士クロスボーンガンダム/1スレ目
>>557 普段はキャラバンのパン屋の若旦那として働くが、その正体は義賊「クロスボーンバンガード」の一員。このことはX3さえも知らない。
優しく頼れる兄貴で多少ヘタレなのがご愛敬だが、崖から突き落とされても無事なほどの生命力と強運を持つ。
彼の焼くパンは人間はもちろんモンスター達からも好評で、ドーベンウルフに大きなカルチャーショックを与えた。
クロスボーンガンダムX2
女/義賊/機動戦士クロスボーンガンダム/1スレ目
>>582 X3の姉。クロスボーンバンガードの一員で普段はジュピター帝国の諜報活動を行っている。
お淑やかな性格で丁寧な物腰な反面、兄に対して重すぎる愛情を抱いているため、異様なまでに執着する。
兄を永遠に自分のものにしたいがためにたびたび猟奇的行動を起こし、何度も彼を殺しかけている。
>>1には見捨てられ、ろくに感想もないのによくやるね
保守
ここも終わったな
擬人化スレなんてこんなもんか
『お花見 騎士団一番隊の場合』
赤ゲル「うむ、今年は実に天候に恵まれたな。」
ガンダム「ええ、とっても。隊長、もう一杯いかがですか?」
赤ゲル「お、悪いな。いただこう。」
エルメス「あ゙〜なによう〜二人でベタベタしちゃってぇ〜うぃっく」
ガンダム「え!?私そんな、別に…!」
赤ゲル「完全に酔ってるな。目が据わっている。」
エルメス「へーん!どうせ姥桜なんか場違いだ!さっさと散り果てろって思ってるんでしょ!」
赤ゲル「なんだその微妙に風流なひがみセリフは。」
エルメス「もーこんな世界めっちゃめちゃにしてやるんだからー!桜の王、出て来なちゃーい!」
エルメスは突如召喚魔術を発動した。
オウカオー「この身を引き裂かれるような思い…これが花見の実感なのか!」
そして一行の目の前に蝶のような羽をつけたオッサンが現れた。
赤ゲル「む!?見たことが無いタイプの召喚獣!?」
ガンダム「すごいプレッシャーを感じます!」
オウカオー「ん?そこの少女、君は見所がある。桜の国を継いでくれんか?」
ガンダム「な…!?そんなこと言って隙を作らせる気なの!?」
オウカオー「そうでもあるがー!!!」
そう言いつつ混乱したガンダムを蝶の羽をつけたオッサンは容赦なく投げ飛ばした。
ガンダム「キャー!隊長、お役に立てなくてごめんなさいー!」
ガンダムは吹っ飛んでいって星となった。
赤ゲル「なんという迷惑な召還獣…おい、エルメス、なんとかしろ!」
エルメス「くかー…」
エルメスは酔いつぶれて寝ていた。
赤ゲル「こらー!何をしておるかー!」
エルメス「むにゃむにゃ…えへへ…そんなあ、ν将軍も赤ゲルググ隊長も私を奪い合わないでぇ・・・」
赤ゲル「目を覚ませ、バカモーン!!」
オウカオー「無惨なり! お局まで新人参加の花見の中に放り込むとは!」
赤ゲル「致し方ない。貴様には恨みは無いが、退治させてもらう!」
お花見の場は一瞬にして修羅の巷と化した。
その場は赤ゲルググ隊長の活躍で召喚獣を撃退したものの
翌日エルメスがこってりと油を絞られたのは言うまでも無いだろう。
また後日、エルメスがもう一回この召喚獣を召喚しようとしたが
どんな存在をどうやって召喚したのかまったく覚えておらず
以後二度と呼び出すことはできなかったという。
やっと規制解除…長すぎorz
>>100 投下乙です!…何やらかなり怪しい人がw
エルメスの召還はバイ○トン・○ェルはおろかペン○ゴナ・ワールドまで巻き込みそうなw
『召喚獣世界までは何マイル?』
召喚獣世界
ハイゴッグ(………寒冷地ジムか…)
異次元空間の中に棲む召喚獣…氷のハイゴッグ…
マーメイド「あら?やっぱりあの子が気になりますの?やっぱり同じ氷属性ですからねw」
フェニックス「そんなに心配だったら会ってきてやりゃいいじゃん。召喚されなくとも俺達が人間界ぐらい送ってやるぜ!」
トルネード「うん!私たちが力を合わせればワープぐらい簡単だよ!」
ハイゴッグ「か、勝手なことを言うな!…って何をしている!よせ!」
ハイゴッグは肩当てを広げながら感情を露わにする…が、召喚獣三人娘は早速怪しい魔法陣を作っていた。
マーメイド・フェニ・トル『いってらっしゃ〜い!』
ハイゴッグ「貴様ら…覚えていろぉぉぉ!」
魔法陣から発する不可思議なオーロラに包まれ、うっすらと消えていく氷の召喚獣…
渾身の叫びに普段のクールさは全く感じられなかった。
ハンター宿舎
寒冷地ジム「もう我慢の限界です!ゲルググJさんなんて知らないです!」
ゲルググJ「それが居候の態度か?もう少し自分の立場をわきまえなさい。」
寒冷地ジム「ひ、ひどい…もうこんなところ出てってやります!」
ゲルググJ「そうか…ならば勝手にしろ…」
泣きながら部屋を飛び出す寒冷地ジム…
ゲルググJはそんな姿をやれやれといった風に見送るが…静かになった部屋の中でため息を漏らす。
ゲルググJ(…ま、まぁ…すぐに帰ってくるだろう。)
宿舎
寒冷地ジム(…ぐすっ…なんで私ばっかりこんな酷い目に遭うんですか…)
寒空の下、宿舎の階段で泣きじゃくる寒冷地ジム…
ジムスナ(あのチビちゃんが泣いてるけど…何あったの?)
陸ジム(きっとロリコンにセクハラされたんですよ…ああカワイソカワイソ…)
と言った悪い噂が立っていることはお構いなしに、子供のすすり泣く声が静かに夜空に下に響く…
(ぽつっ…)
寒冷地ジム(ひっぐ…ううっ……うぇ…?)
必死に涙を拭う小さな手に冷たい感触…
寒冷地ジム(…雪…ですか?)
階段を降り、彼女は空を見上げる…
寒冷地ジム(…雪は好きなのに…何でよけいに悲しくなるんだろうな…)
ハイゴッグ「…」
寒冷地ジム(私の世界はよかったな…マーメイドさんがいつも守ってくれ…っあれ?)
ハイゴッグ「…情けない奴だな…」
寒冷地ジム「ま、マーメイドさんっ!!」
ハイゴッグ「…は?」
次の瞬間、ハイゴッグは訳も分からず寒冷地ジムの渾身の体当たりを喰らうことになる…
ところ変わって…
部屋で腕を組みウロウロとしているゲルググJは…
ゲルググJ(…ま、まだ戻ってこないのか…強情な奴だ…ん?)
ふと窓に目をやると、雪が降っていることに気付く…
ゲルググJ(こんな時季に雪か…世話の焼けるな…)
そう言いつつ、衣替えで片づけていたコートを物置から探った。
ハイゴッグ「この私に体当たりとは…何のつもりだ?」
寒冷地ジム「だ、だって…寂しかったから…」
ハイゴッグ「私は女に抱きつかれて喜ぶような趣味は無い…早く離れろ。」
寒冷地ジム「…だって…マーメイドさんだと思ったんだもん…」
マーメイドが来なかったことを知り再び悲しげにする寒冷地ジム…そんな姿を見てハイゴッグは複雑な気持ちになる…
これが女の嫉妬というやつなのだろうか…
ハイゴッグ「…そんなにマーメイドに会いたかったら…さっさと戻ってこい…」
寒冷地ジム「え?」
ハイゴッグ「それにな…私以外の氷属性はお前だけだ…威張れる相手がいなくなるのも嫌だしな…」
寒冷地ジム「あ、あの…それって…」
ハイゴッグ(……ハッ!…わ、私は何を言っている!?)
寒冷地ジム「ううっ…ハイゴッグさん…ありがとうございます…ぐすっ…」
ハイゴッグ「か、勘違いするな!私は貴様の心配など…っく!抱きつくな!」
寒冷地ジム「うれしいんです…私の味方になってくれて…うぇ?」
必死に抱きつく寒冷地ジムは、ハイゴッグの身体が少しずつ光となって消えていく気付く…
ハイゴッグ(よ、ようやく戻れるのか…ふぅ…)
寒冷地ジム「…ま、待ってください!私を置いていかないで(コツン!)あうっ!」
消えかかる拳の軽い拳固を受け、寒冷地ジムは軽く悲鳴をあげる。
ハイゴッグ「甘えるんじゃない…」
ゲルググJ「お…おいっ!起きろっ!」
寒冷地ジム「いたたた…あ、あれ?いない?」
ゲルググJ「…き、気付いたか…ま、まったく!心配させるんじゃない!」
寒冷地ジム(…夢…?)
ゲルググJ「だがな…わ、私もお前に勝手しろと言っていたからな…素直に戻ってくれば今回ぐらいは大目に見てやろ…ん?」
寒冷地ジム(ハイゴッグさん…私、頑張りますから!)
ゲルググJ「な…何があった…?」
ちなみにその時…
召還獣世界
フェニックス「…くくくっ…ぷはぁはっはっはw『威張れる相手がいなくなるから帰ってこい』だってw」
マーメイド「やっぱりツンデレなんですねわかりますわw」
ハイゴッグ「…や、やめろぉ…やめろぉぉ!」
人間界の行動の一部始終を監視されてたハイゴッグは…思う存分いじられたそうな…
sageちゃった…
と、いうことなんですが、そろそろ荒れてるのも収まってきてるので、
テンプレの規制を弱めてもいいのかな?と思ってるのですが、いかがでしょう?
>>108 いつもテンプレを作っていただきありがとうございます。
『牛乳はよく噛んで飲みなさい!』
ラストリゾート
浴場
プロトゲルググ「もうっ…ここも傷だらけにして…この子ったら…」
ゲルググ「お母さん…ちょ、ちょっと…恥ずかしい…」
プロトゲルググ「…よく消毒して薬湯に入らないと駄目よ。さ、こっちに来なさい。」
ゲルググ「そ、そんなに子供じゃないのに…ひたたっ!」
プロトゲルググ「はいはい…生意気なこと言わないの。」
ゲルググJ「……」
シャッコー「だ、大丈夫ですか!?なんだか顔が真っ赤で…」
ゲルググJ「…ふっ、心配するな少年…正義のハンターは常に冷静だ……」
シャッコー「は、はぁ…」
脱衣所
プロトゲルググ「…そんなに飲んだらお腹壊すわよ?」
ゲルググ「は、ハンターは身体が命だもん…もっと飲んで強くならないと…(ゴクゴク)」
プロトゲルググ「あら?母さんはあなたの普段の栄養バランスはちゃ〜んと考えてるのよ?…もしかして他に理由があって飲んでるんじゃないの?」
ゲルググ「(ギクッ!)…ど、どういうこと?」
ゲルググの胸を横目でちらっと拝見するプロト…
ゲルググ「な、何…?(ゴクゴク)」
プロトゲルググ「心配しなくてもいいわよ。ちゃんとそこそこ育ってるんだから。」
ゲルググ「むぶっ!」
(ちょ、ちょっと大丈夫?そんなに噴きこぼしちゃって…)
(こほこほっ…も、もう!お母さんが変なこと言ったせいだよ!)
(あら?そこそこ育ってるって言っただけだけど…)
ゲルググJ(冷静だ…冷静だとも…冷静なはずだ…)
シャッコー(ほ、本当に大丈夫なのかな…?)
トリを義務付けんならトリの付け方くらい載せろよ
新しくスレ立てるわ
別スレは荒らしの痕跡があるし
『体育の時間』
今日のUC王国第6小等学校5年の授業は体育です。
種目は社会に出てからも役に立つ「徒手格闘術」です。
ノーティラス「はーい、じゃあみなさん2人組になってくださいねー。」
ステイメン(えと、1日ザクと組んで正体がバレないよう済ませないと…)
そう思いつつ相棒を探すステイメンの服の裾を掴む一人のホムンクルス。
アマクサ「私とやろう。」
ステイメン(えー!!!)
それを横目に見て、つい他の仲良しと組んでしまった1日ザクは気を揉んでいた。
1日ザク「うわぁ…ステイメン、大丈夫かなぁ…」
プチモビ「どうしたの?アマクサはちゃんと手加減するから大丈夫だよ?」
ノーティラス「皆さん組は決まったようですね。じゃあ最初は…アマクサ君から始めましょうか。」
ステイメン(うう…ばれないよう適当にやられないと…)
と思ったステイメンに予告も無くアマクサの攻撃が襲い掛かる。
全力に近いスピードで繰り出された顔面を狙ったアマクサの拳を
ステイメンはつい反射的に頭を下げて避けてしまった。
ステイメン(しまった!)
と思ったときにはもう遅い。
ノーティラス(ん!?アマクサ君の攻撃をかわした?)
アマクサ(やはり只者ではなかった。)
頭を下げ、前かがみになっているステイメンの腹部を、
アマクサの膝蹴りが続けて襲う。
ステイメン「ふぐっ!」
ステイメンがうめき声を上げて派手に後ろ向きにひっくり返り、
腹部をおさえてうずくまる。
無論今度はわざとである。
ノーティラス(いや…偶然か?しかし…)
アマクサ(膝が当たる時に体を密着させて力を分散させた。この人はやっぱり強い。)
事情がわからない他の生徒は大騒ぎだ。
トトゥガ「きゃー!ステイメンちゃんがー!」
クァバーゼ「ちょっとアマクサ!やりすぎですわよ!」
X3「大丈夫?保健室行く?」
そんな騒ぎの中、ステイメンはうずくまりながら別なことを考えていた。
ステイメン(く…アマクサにはバレたわね…いっそこっちに取り込むことを考えるか…)
アマクサ「ごめんなさい。立てる?」
そんなステイメンの許に何食わぬ顔でアマクサが歩み寄る。
ステイメン(やはりこいつが邪魔者だった…)
アマクサをν将軍から引っぺがすのは限りなく不可能に近いが
がんばれステイメン。GP王家の明日のために。
UC強さランキング作るとどんな感じなんだろうな
νと赤ゲルが2トップでいいのかな?
『秘密結社誕生』
体育の授業のあった日の放課後…
アマクサ「あなた、誰なの?」
一人で帰ろうとしていたステイメンの背後からアマクサが声をかける。
ステイメンもあえて一人になって
アマクサが接触してくるのを待っていたのは言うまでも無いだろう。
ステイメン「フ…バレてしまったみたいね…」
ステイメンが不敵な笑みを浮かべながら振り向く。
アマクサ「少なくとも王国騎士クラスの強さ…なぜそんな人がこんな庶民の学校にいるの?」
お前が言うな。と思いつつステイメンは答えた。
ステイメン「確かに私はただの小学生じゃない…」
その寸分の隙も無い立ち姿はアマクサから見ても見事である。
ステイメン「そう、私の正体は…」
二人の間に緊迫した空気が流れる。
ステイメン「王宮に潜む悪魔、魔術士エルメスを憎む正義の戦士、エルメス死ね死ね団の団長なのよ!」
アマクサ「協力するわ。」
アマクサは一瞬で落ちた。
アマクサ「先ず何をしたらいいかしら?」
ステイメン「敵は強力よ。事は極秘を要するし時間もかかるわ。まずは普通に生活することを心がけて。」
アマクサ「わかったわ。」
ステイメン「連絡はまたいずれ。」
アマクサ「了解。」
ステイメン「じゃあ、エルメスの無い未来のために。(←エルメス死ね死ね団の挨拶言葉らしい)」
アマクサ「エルメスの無い未来のために!」
エルメス死ね死ね団に魔女っ子戦隊ツイスターズ、
色々な所に無理が来てる気がするが、がんばれステイメン、GP王家の明日のために。
ここってSS書き兼住民2人しかいないんだなw
まあ、書き手がいないのに何故か保守され続けてるもう片方のスレよりはだいぶマシさ。
保守
保守
擬人化不足が深刻である
保守
過疎るのは仕方ない
ユニコーン以外古い作品なんだから、新シャアの方はつい最近までやってた00を扱ってるし
『嵐の中で輝くハンターズ』
ゲルググJ「…そろそろか…」
森の深くに眠る緑色の大型竜…ノイエ・ジール…
今回のハンティングで誰もが狙っている獲物に、赤髪の男は小石を投げつけた。
小石は分厚い皮に当たるものの、ノイエジールはまったく気付いていない。
ゲルググJ「…ふっ…やはり結界は消えたようだな……」
不敵な笑みを浮かべるゲルググJ。
魔術が使えるのは人間だけではない…人間と血筋が深く結びついている竜族は特に顕著だ。
ノイエジールは上級防御魔術『Iフィールド』により、圧倒的な防御力を備えている…策も無くに向かえば消し炭にされるのが関の山である。
ゲルググJ「…その命、神に返しなさい。」
長距離からの狙撃位置についた彼は、腰から対竜用の大型矢を取り出し、構える…が。
陸ジム「さっきからなに独り言を言ってるんですか?」
そんな彼を遮るかのようにとんだ邪魔が入る…
ゲルググJ「君の企みは大体想像がつく…俺の気を紛らわせて獲物を横取りするつもりだな…君らしい幼稚な策略だ。」
陸ジム(…へぇ…勘がいい…)
ゲルググJの察するとおりに、この稼業は『手柄は先に立てたもの勝ち』の基本ルールで成り立っている…
ジムスナイパー(緑)「おおっと…そろそろおっ始めようかしらね…」
…気配を隠しているものの、間違いなくあの竜には大物狙いのハンター達が狙いを定めていた。
ゲルググJはこの場で一週間近く、あのノイエジールを観察し隙を伺っていたが…ようやく掴んだこのチャンスを水の泡にする訳にもいかなかった。
ゲルググJ(問題ない…この小娘の戯れ言などに…)
陸ジム「そういえば例の愛弟子はどうしたんですか?今日はいませんけど…」
陸ジムはしつこく話しかけるが、ゲルググJは意を介することなく精神を研ぎ澄まし…竜の急所に狙いを定める。
陸ジム「ねぇ!ちゃんと聞こえてますよね!」
陸ジムはゲルググJが無反応なのが面白くないのだろう…つい必要以上に声を出してしまう。
ゲルググJはその声で竜が目覚めてしまうか心配したが…竜は未だに深く眠っている。
陸ジム「無視しないてぐださいよ!正義(笑)のハンターさん!」
ゲルググJ(………)
あまりの無反応ぶり…ゲルググJは石のように動かず、弓を放つタイミングを見計らう。
陸ジム「こ、このロ、ロリコン!変態!偽善者ぁ!」
ゲルググJ(……)
ついつい陸ジムは言ってはならないことにまで言ってしまう…しかし残念ながら彼女の期待を裏切るかのようにゲルググJの表情は変わらない…
陸ジム「こ、この…熟女フェチぃ!」
ゲルググJ(……後で覚えておけよ…)
僅かな邪念を心の奥底に芽生えたものの、強靱な集中力で狙いと理性を保った。
陸ジム(マ…マズイ…熟女フェチって言えば狙撃を中断すると思ったのに…)
全ての希望を打ち砕かれた陸ジム…想像以上に手強かった…
なんともいえない敗北感に襲われる…
陸ジム(ど、どうしよう…ロリコンは言っちゃたし…え〜と…え〜…)
彼女がそんなことで焦っている傍でゲルググJの眼光は鋭く変わる。
ゲルググJ(…ふっ…俺の勝ちだ…)
時は来た…そう判断した彼は構えた弓から大型の矢を解き放つ!
陸ジム『お、おにいちゃん!だめぇ!』
……よりも先に、少女の声が山を震わせた。
ゲルググJ「…なっ…」
予想外の『おにいちゃん』コールにより、ゲルググJは手元を慌てて確認するが…矢はもう無い…
ノイエジール「……ぐるるるぅ…」
遠くでうめく竜を確認すると、放った矢は見事なまでに光の壁…Iフィールドに阻まれ、細切れの枝のようにあっけなく折れた。
度重なる睡眠の妨害により、その竜の眼は殺気立っている…
ゲルググJ「……」
陸ジム「あ、あははっ…まさかあのまま放つなんて…」
ゲルググJ「理由は後で聞く…今は生き残ることだけを考えなさい…」
この後、この二人とジムスナ(緑)を喰い殺そうとするノイエジールから逃れるため、一週間の逃走劇が幕を開けたそうだ…
熟女フェチwww
ゲルググJは色んな情報周囲に知られすぎw
新作キテター
ノイエジールしつこいw
さっそくインスパイヤされてみよう
『追撃の合間に』
ハンターたちを追うノイエ・ジール。
ハンターたちは彼女の追撃をかわすために王都に逃げ込んでいた。
無論UC大陸最強レベルの騎士団と国軍による
ドラゴン迎撃体制を見込んでのことである。
ノイエ「ぐふぅう…(ふ…私が人の軍など恐れるとお思いか)」
ノイエ・ジールはそんなハンターたちの思惑など意に介さず、
ゆったりと王城上空を旋回している。
王宮がいかに強力な魔術防壁で守られていようとも
メガ・カノンと呼ばれる彼女のドラゴン・ブレスの前には無傷ではすまないことは
彼女も人間たちもよく承知していることであった。
生態として禁呪レベルの魔術を使えるのが龍族の恐ろしさである。
ましてノイエ・ジールはこの時代に生きる龍の中でも最強クラスの一頭であった。
サザビー「レベル5対魔陣形を敷け!」
突然のドラゴン襲来に迎撃に出たのは、
この日王宮警護の当番となっていたサザビーであった。
彼は龍族や悪魔の襲撃に対して用いられる、
最高レベルの攻撃陣形を敷く配下達を見やる。
その目は一人の少女の上に止まった。
サザビー(αエア…今彼女を他の龍と対峙させるのは危険ではないのか…)
自分が龍であると気づいていない龍である彼女は、
サザビーにとっては重要な手駒だ。
今、他の龍との接触により目覚めさせるのは得策ではないかもしれない…
その時、同時に上空のノイエ・ジールの目もα・アジールを捉えた。
ノイエ「ぐる?(あら…あの娘?)」
ノイエ・ジールはにやりと口元を吊り上げると、
α・アジールの傍に立つサザビーにむかって口を開け、ドラゴン・ブレスを放った。
α「隊長!危ない!」
α・アジールが信じられないすばやさでサザビーを押し倒し、
覆いかぶさるようにその頭を抱きかかえる。
その二人をノイエ・ジールのメガ・カノンが直撃しようとしたその時、
強力な結界がその攻撃を遮った。
ノイエ「ぐふぅ(やはり・・・この魔力は龍族の…)」
エルメスが時間をかけて張り巡らせた結界ほどにも強力な防御結界、
ノイエ・ジールのそれにも劣らないIフィールドが二人をメガ・カノンから守っていた。
αがキッとノイエ・ジールを見据える。瞳が燃えているようだ。
そんなαの戦意をそらすようなノイエ・ジールの言葉が彼女の脳裏に響く。
ノイエ「かわいい娘。その人間が好きなのね?」
α「な…なに?頭に声が響く…?」
ノイエ「龍は珠を抱くもの…大事な何かを守護するとき、龍は最大の力を発揮することができる…」
α「ドラゴン?私に話しかけてるのはあなたなの?」
ノイエ「うふふ…その殿方を守りたいのなら、もっと強くおなりなさい。か弱き龍の娘よ…。」
α「なんですって!?ドラゴンごときが私に向かって無礼な…」
ノイエ「私を敵に回すにはあなたはまだ…未熟!」
再び放たれたメガ・カノンはαのIフィールドを粉砕し、
二人を王宮の壁にたたきつけた。
動けない二人を尻目にノイエ・ジールは悠然と飛び去った。
ノイエ「私は無礼なハンターを追わなければいけないから、これで失礼するわ。じゃあまたね、お嬢さん。」
朦朧とする意識の中でαは恐ろしくも美しいノイエ・ジールの飛翔する姿を見ていた。
α「もっと強く…?私があのドラゴンほどに…?」
体の中で燃え立つ炎が一ヶ所に凝り固まっていくような気がした。
一方、熱を帯びた大気に自分が解けていくような感覚もある。
ノイエ「目覚めましたわね…黒歴史時代から続く古代龍の血が…」
αはようやく理解した。
自分が人間の世界になじめなかった理由も
体が燃やし尽くされるような悪夢の理由も。
その傍らで、
常にもよく光る彼女の瞳がかつてない光に満たされるのを
サザビーはただ戦慄しつつ眺めていた。
ドラゴンと騎士はどっちが強いんだ
強いような弱いような曖昧なパワーバランスの上でという感じで
>>130-131 遅ればせながらGJです!
ついにαの龍の力が…サザビーの計画も中の人のように簡単にはいかなそうですねw
『歩くハンター情報誌』
ゲルググJ(……)
ジムスナカスタム「知ってるか…あいつ…」
ジムストライカー「ああ、誰もいない森の中で…力任せに女の子を押し倒して…
ジムスナカスタム「『おにいちゃん』ってムリヤリ呼ばせて弄んで…」
ジムストライカー「ううっ…きもちわるい…」
ゲルググJ(…随分と脚色されたものだな…ん?)
アイザック「ぬふふっ…なかなか俺の噂は広まってるようですなぁ…さて、今度はどんなネタを拾ってきましょうか(ムギュ…ふえ?」
ゲルググJ「なるほど…詳しく聞かせなさい…」
アイザック「へ、へるぷみぃ…;;」
アイザック
男/情報屋/機動戦士ガンダムZZ
ハンター達を支援する情報屋。大きな丸い帽子がトレードマーク。
武器の情報からモンスターの生態・分布状況などをギルドに提供して生計を立てている。
一見すると笑顔を絶やさない人懐っこい好青年…なのだが実際は軽いノリのエロ男である。
避難所のほうも拝見しました。
アイザックは
インチキ情報と特ダネの落差が大きそうな…w
トリックスター系のキャラクターが少ないので活躍期待します。
丑の日…というわけで
『恋する鰻』
ゾロ(茶)「にゃ〜…釣れないのにゃ〜…」
妖怪の里外れの川で釣り竿を退屈そうに握る少女…化猫妖怪のゾロ(茶)。
洗濯や買い出しも終わり、姉が仕事から帰ってくるまでの自由時間…ここ最近の彼女は川で釣りをしてばかりであった。
しかし彼女は大して釣りが好きではない…猫妖怪特有の気まぐれさと敏感さが仇となり、忍耐することが我慢ならないのであった。
さらに魚類といえば猫の大好物である。獲物を狙う強すぎる殺気が魚の警戒心を刺激するのだろう、まったく彼女のエサに魚かかる様子はない。
ゾロ(茶)「…お願いにゃうなぎさん…いるならとっとと引っかかってくれにゃ…」
数日前
ゾロ(赤)「ウナギ…食いたいな…」
仕事から帰ってきた姉の呟いた一言。
無論、彼女らの家計ではウナギなど手の届かない。
ゾロ(赤)「そ、その…すまない…つい口が…」
ゾロ(茶)「だ、大丈夫!どうにかするにゃ!」
ゾロ(赤)「そ、そうか…本当にすまない…」
それ以降、姉はウナギの『う』の字も口にしなかった…
数日前の残念そうな姉を思い出しつつ、竿を上げるゾロ(茶)…見事なまでにエサだけを食べられていた。
ゾロ(茶)(…ついにうなぎさんにも見放されたにゃ…)
最後のエサが無くなり、がっかりした様子で草原に横になるゾロ(茶)…
人間の魚屋から盗むことも考えたが、そのためには以前に怖い思いをした街に行かなければらないことを思い出し、諦める。
ゾロ(茶)(……ごめんにゃお姉ちゃん…)
?(………)
夕暮れ
ゾロ(茶)「にゃっ!うっかりして寝ちゃったにゃ!…晩ご飯用意しないと…にゃ?」
慌てふためくゾロ(茶)の足下の竹魚篭が、ガサガサと揺れている。
恐る恐る竹魚篭の中に手を伸ばすと、ぬるっとした感触にゾロ(茶)は思わず声を上げた。
ゾロ(茶)「にゃっ!?」
ビクッと手を引っ込める……なかなか活きのいい立派な三匹の鰻だ。
ゾロ(茶)「やっぱり私たちを見放してなんかなかったにゃ…ありがとううなぎさん♪」
せっかく自分から来てくれた鰻なんだ…姉とおいしく食べよう…と、ゾロ(茶)はぴちぴち心地よく揺れる竹魚篭を持って帰る家を目指した。
妖怪喫茶『イエロージャケット』
ゴッゾーラ「ただいま(ry」
ゾロ(赤)「遅いっ!貴様今まで何処で油を売っていた!」
ゴッゾーラ「さ、さあな…だがよかったな。今晩はとっておきのもんが食えるかもしれないぜ。」
ゾロ(赤)「何を言ってるんだ…?」
ゴッゾーラ「何、後で分かるさ…ひぃ!」
ゾロ(赤)「こっちは貴様が仕事をサボったせいでてんてこまいなんだ!わかったら訳わかんないこと言ってないでさっさと厨房で働け!」
ゴッゾーラ「わ、分かったから爪を立てないでくれっ!」
その晩、ゾロ姉妹はシャッコーを招待して鰻に舌鼓を打ったそうな…
しかし、その中にゴッゾーラがいなかったのだが…
ゴッゾーラ「…」
ゴッゾーラ
男/妖怪/機動戦士Vガンダム/2スレ目
>>184 下級妖怪のノッペラボウの男。妖怪喫茶「イエロージャケット」で働く料理人。
顔が無いうえに感情表現が苦手なため寡黙。しかし自己主張が激しくなることもしばしば。
ゾロ(茶)に好意を寄せているが、なかなか切り出せない男。
こっちも丑の日のお約束をひとつ
『どようのうしの日』
モ〜という鳴き声がロンド・ベルの詰め所に響き渡る。
皆がその声の方に目を向けると
そこには牛を引き連れたアマクサがいた。
アマクサ「どようのうしの日だから、牛を連れてきたわ。」
ν「またベタな間違いをしたね…」
アマクサ「ベタ?」
ν「気にしないでくれ。それよりどこから持ってきたんだい?その牛は。」
アマクサ「道端で拾ったの。」
ν「もしかして、その道端ではたくさんの牛が草を食べていなかったかい?」
アマクサ「ええ。中でも特にどよ〜っとした感じのを選んできたわ。」
ν「土用だから?」
アマクサ「うん。」
ν「それは落ちてたんじゃなくて放牧してたんだよ。」
アマクサ「そうなのかしら?」
ν「うん。そうなんだ。」
アマクサ「そう。じゃあさっそく牛を食べましょう。」
ν「アマクサ、放牧の意味がわかってないね?」
アマクサ「ええ。わたし、ほうぼくにはあまり詳しくないの。」
ν「放牧ってのはね、農家の方が牛に草を食べさせるために外に出すことだよ。」
アマクサ「落ちてたんじゃないのかしら?」
ν「落ちてはないね。牛は普通は。」
アマクサ「じゃあ返さないといけないかしら?」
ν「そうだね。ちゃんと最初に居た所に返しておいで。」
アマクサ「そう。じゃあ行ってくる。」
迷子になった牛を連れてきてくれたと勘違いした牧場主から
お礼にと数尾のウナギをもらったアマクサが帰ってきたのは
それから小一時間ほど後であった。
こうして今年のロンド・ベルの詰め所ではアマクサやνに加え
コメットやリ・ガズィ、クシャトリヤに至るまで
ウナギに舌鼓を打ったのである。
保守
∀「通りすがりのガンダムだ。覚えておけ」
ターンX「言っておくが。僕は君よりもずっと前から通りすがりのガンダムだ。覚えておけ」
『夏に向けて』
ここはUC第六小等学校。
今日は夏に向けて水着の採寸が行われている。
もちろん生徒も互いのスペックには興味津々だ。
通常小学生組
1日ザク「あーあ…あんまり変わってないなぁ。」
プチモビ「あたし縮んだ…」
X3「うう…いつになったら成長するのかなぁ。」
モデル体型組
クァバーゼ「ふ…我ながら今年も完璧ですわ。」
アマクサ(←あんまり興味ない)
クァバーゼ「さて、他の皆さんは成長されたのかしら?」
クァバーゼが無遠慮に他のクラスメートの採寸票を覗く。
X3「わぁ!見ないでよぉ!」
クァバーゼ「おーっほっほ!かわいいスペックですわねえ。ほーっほっほ!」
X3「むぅ〜…」
今年もあたくしが第六小ビジュアルクィーン。
そう確信しつつクァバーゼがアマクサの採寸票を覗く。
クァバーゼ「う…!?こ…これはー!?」
アマクサ「?」
クァバーゼ「ま…負けたー!?」
アマクサ「?わたし、勝ったのかしら?」
クァバーゼ「というかあなた…なんであたくしと胸が同じくらいで、X3よりウエストが細いのー!?」
X3「え!?私よりウエスト細いの!?なんで!?」
X3はクラス随一のおちびである。
アマクサ「???さあ???なんでかしら?」
クァバーゼ「く…なんという屈辱…これまで5年間誰にも負けないプロポーションを保ってきたのに…」
ちなみに勝ち負けはクァバーゼの自己採点で決定されている。
クァバーゼ「こうなったら…今年の夏はダイエットですわ!アマクサ、あなたに勝つまではあたくしの夏は来ないのよ!」
アマクサ「パチパチパチ(←よくわからないのでとりあえず拍手している)」
クァバーゼ「くぅ〜!ムカツキますわ!みてらっしゃい!すぐにあなたのプロポーションを追い抜いて見せるんだから!」
そんな揉め事をよそに自らのスペックに満足のため息をもらす生徒が一人。
トトゥガ(うふふ…またおっきくなった。)
クァバーゼをもアマクサをも余裕でしのぐ小学生離れした肉感的ボディを持つトトゥガである。
トトゥガ(これくらいセクシーなバストなら、もしかして今年はアビジョ君と何かあったりして…)
そんな生徒たちにまぎれて忘れ去られた一人の男子。
そう、なぜか女子校に転入させられてしまった彼である。
UC「ふぅ〜…ふぅ〜…」
UCの鼻からは、軽く鼻血が流れていた。
アマクサ「UCがなんか赤いけれど大丈夫かしら?」
UCの全身が赤く光りだしていた。
この後、デストロイモードに入ったUCを取り押さえるために
アマクサとの間に全学を巻き込んだ大迷惑な戦闘が展開されたのであった。
『夏に向けて』 終わり
1日ザク(1日号 MS-05)
女/UC王国第6小等学校5年/ブラスター・マリ/1スレ目
>>51 普段はいまどき珍しい主婦代わりの小学生5年生。
いったん事件が起こったら、
赤い彗星のひとにもらった魔法のふとん叩きを使って
セクシーな大人に変身して大活躍という王道魔法少女であるが
一家の主婦代わりという立場上、
言動が所帯じみているのはいかんともしがたい。
プチモビルスーツ
女/UC王国第6小等学校5年/ΖΖ/1スレ目
>>193 ΖΖガンダムの良くできた妹。
妹のためなら世界滅ぼしてやるってくらいかわいがられているが
決していい気にならないできた子である。
1日ザクとは主婦仲間ということもあって親友同士。
家に居候しているわがままなキュベレイ姉妹はあまり快く思っていないらしい。
クロスボーンガンダムX3
女/第六小等学校生徒/機動戦士クロスボーンガンダム/1スレ目
>>570 明るく朗らかな性格の女の子。ジュピター大陸に行く夢を叶えるために毎日頑張っている。
成績は良くないが運動神経抜群で、上級防御魔法『Iフィールド』も不完全ながら使えるなど様々な才能を秘めている。
クァバーゼ
女/第六小等学校生徒/機動戦士クロスボーンガンダム/1スレ目
>>570 ジュピター大陸出身のお嬢様。タカビーな性格が災いしてキツいことを言ってしまうこともしばしば。だがトトゥガ曰く『ツンデレ』である。
成績優秀な優等生で、特に料理はかなりの腕前である。
トトゥガ
女/第六小等学校生徒/機動戦士クロスボーンガンダム/1スレ目
>>570 のんびりした性格の女子生徒。
クァバーゼとX3の仲介役で、素直になれないクァバーゼをフォローしたりする。いびきがひどくうるさい。
※ユニコーンは設定が投下されてないので
設定いただけるとありがたいです。
またしても投下できなくすいません。いつもまとめていだだきありがとうございます。
しかしトトゥガは…アビジョ君とフラグが立てば良いのですがw
『蒼く輝くGP姉妹』
ステイメン(最近、部屋に籠もって魔法具開発ばっかりだから…たまには姉さんにも羽目を外してもらわないと。)
そっと大事そうに小さな羊皮紙を取り出すステイメン…それは、王立大劇場の入場券であった。
ステイメン(今日こそ渡さないと…)
上流階級の嗜みといえば演劇やオペラ…いつも仕事漬けな姉へのささやかなサプライズとして密かに自力で入手したのであった。
わざわざそんな面倒なことをしなくても良いのだが…今の彼女にはお忍びで行くのが重要なのである。
しかし、彼女のチケットに書かれた最終公演日は…今日この日であった…
ステイメン(姉さんとお忍びで演劇鑑賞…今日が最後のチャンス…)
サイサリス「駄目だ。姉上はお前と遊んでいる暇はない。」
ステイメン「たまには羽目を外すべきだと私は思います。…仕事ばかりでは身体に好ましくありません。」
サイサリス「私が一流のはり師をここに招待している。姉上にはしっかり心身共に休んでもらわなければな。
だが、人目を盗んで劇場に行くなど疲れるだけだ…やめておけ。」
ステイメン「…サイサリス姉さん…どうしても邪魔をするというの?」
今日ばかりは邪魔されるわけにはいかない…
彼女のチケットに書かれた最終公演日は…今日この日なのだから…
サイサリス「…ならば…私を倒してみるがいい…」
次の瞬間、朝の王城には魔術と剣術の応酬が繰り広げられた…
少しでも近づくと巻き添えは確実であったため、カリウスドム達従者一同はあたふたしながら逃げ回るのが精一杯であった…
数分後…
ゼフィランサス「あ〜もう!二人ともバタバタとうるさいわね!」
ステイメン「こ、これは…その…」
サイサリス「姉上、調度よいところに…」
ステイメン「この戦いを煽ったのはサイサリス姉(ry」
ゼフィランサス「言い訳はいいわ!私の魔法具を下らない喧嘩に持ち出して…魔法具はあなたのオモチャじゃないのよっ!」
ステイメン「あ…うっ…」
サイサリス「ふっ…では姉上!さっそく(ry」
ゼフィランサス「あなたも…勝手にマッサージ師なんて雇わないで!ここに来るついでに追い払ってやったわ!」
サイサリス「し、しかし…お身体のほうは…」
ゼフィランサス「自分の健康管理も出来ないようじゃ研究なんて出来るわけないじゃない!余計なお世話よ!」
わずか数秒たらずで完膚なきまでに叩きのめされる二人…昔から彼女に頭が上がらないのは姉妹そっくりであった…
サイサリス「は…はい…」
ゼフィランサス「私は部屋に戻るわ!少しは姉妹らしくしてなさい!二人ともいつまでたっても子供なんだから…」
姉妹喧嘩で破壊された通路をせわしなく修繕しているカリウスドム達を後目に…ゼフィランサスは去っていった…
サイサリス「……」
ステイメン(…ま、また渡し損ねた…)
繰り返すが、彼女のチケットに書かれた最終公演日は…今日この日であった…
午後…
王立大劇場
サイサリス「…何故、この私がコソコソ隠れて演劇を…」
ステイメン「…ご趣味でなければこのまま帰ってもらっても結構です…」
サイサリス「そんなことなど言ってない!」
ステイメン「あまり大きい声を出さないでください。一般庶民に気づかれてしまいます。」
サイサリス「ん…ぐっ…」
結局、渡し損ねたチケットが無駄になったかならなかったか…まったく分からなかったが、GP家姉妹は特に問題を起こさず演劇を観賞したそうな…
ところでUCばっかだけどアナザーは?
『プロトゲルググトロピカルタイプ』
宿屋の庭に出て弓矢の手入れをするゲルググJ、
そばではゲルググが師匠の技を身につけようと、
その様子をじっと見ている。
そんな二人に宿屋の主が声をかける。
プロトゲルググ「暑い中精が出ますわね。」
ゲルググJ「いやいや、全く今年はあつ…はうあ!?」
挨拶を返そうと振り返ったゲルググJの目に飛び込んできたのは
主のいつにない服装である。
プロトゲルググ「あんまり暑いから、昔の服を引っ張り出してきましたわ。」
ゲルググJ「そ、そうですか。」
ゲルググ「お母さんなんて恰好してるのー!」
プロトゲルググ「あら、別に誰に見せるわけでもないから、いいですわよね?」
プロトゲルググがにっこり微笑んでゲルググJに同意を求める。
ゲルググJ「は、はあ。そ、そうですね。はは…(赤面)」
ゲルググ「へぇーなんだかうれしそうですね(怒)」
ゲルググJ「そ、そんなことはない!」
プロトゲルググ「ゲルググ、あなたももうちょっと涼しげな恰好にしなさいな。」
ゲルググ「わ、私はいいよ!」
ゲルググJ(←邪念を払わねば、と思いながらちょっと期待中)
というゲルググママのトロピカル仕様↓
http://77c.org/d.php?f=nk9292.jpg
>>151 トロピカルなプロトの前ではJさんがダメダメすぎるwはたして今後ともゲルググには厳格な師としてやっていけるか…
少々シリアス展開ですが投下します。
『嘘の戦い』
シャッコー(な…なんだよこれ…)
彼は辺りを見回すと…それは地獄絵図としか言いようがない光景であった…
通い慣れていた通学路は、跡形もなく瓦礫の山と化していた…
家屋は焼け崩れ、人々はただ悲鳴をあげながら逃げまどうだけだった…
シャッコー(ひ、酷い…いったい誰が…うっ!!)
視線の先に飛び込んだ人々の最期に…思わず目を逸らす…
ただ周りの炎が燃え移ったわけではない…一瞬で人間が焼失しているのだ…
常識では考えられない…何かの力が作用している…
彼は感じた…身の凍えるような悪意を…災害ではない…ただの殺戮だ…
「お前が…みんなをやったんだな!」
「貴様が焼き殺したんだ!」
「許さねぇ…絶対に許さねぇぞバケモノ野郎!」
気が付くと、少年は生き残った住人達やハンター達に囲まれていた…
シャッコー「ち、違う…僕は何も…」
懸命に否定する少年…しかしその弱々しい声はすぐさま罵倒に打ち砕かれる…
「お前がバケモノだってことは誰もが知っているんだよ!」
身体に強い傷みが走る…大人の力だ…
自分の襟を掴まれ、強く握られる苦しさより…そこ一言が辛かった…
シャッコー「…う、ウソだ…」
自分は人間ではなく…妖怪だという事実は、自分なりにうまく誤魔化してきたつもりだった…
たびたび赤く変色する眼も、友達以外には見られてはいなかったし…その友達にも生まれつき魔術による特異体質と説明してきた…
だが…彼が常に嘘や隠し事ばかりを続け…人間を騙していたのは事実であったが…
「もう容赦しねぇ…ガキだからってバケモノ相手に我慢できるかっ!」
「今のうちにやらねえと…俺たちまで焼き殺される!」
そう言うと住人やハンターは一人、また一人と武器を構え…彼に突きつける。
さっきの背筋を凍らせた殺意が蘇り、赤く変色した眼を見開く。
シャッコー「か、母さん…たすけて…かあさん…」
「…てめぇをそこまで育てちまった研究員の女はな…打ち首になったよ…」
少年が思わず呟いた一言に…リーダー格の男が言い返した…
シャッコー「…えっ…?」
その一言に…頭が真っ白になった…
「奴はてめえがバケモノだって知ってたくせにとぼけていたんだ…」
「それどころか人間に紛れさせて生活させていた罪は相当なもんだぜ。死んで償って当たり前だ…」
もはや…何も考えられなかった…
自分の身体が熱くなっていく感覚だけが…少年を支配していた…
シャッコー「ふぁ…ふああぁぁぁっっ!」
乾いた叫びとともに、まがまがしい異形の姿に変貌していく……
…自身の右肩に突起が生え、驚くハンター達に弓矢で射抜かれても…痛みは存在しなかった…
ただ、妖狐の赤い瞳には…涙が流れていた…
「やったか…?」
文字通り化けの皮が剥がれた彼を射抜き、制裁を遂げたと思った男も…次の瞬間には本人が気付かないうちに炎の塊となっていた…
妖孤に刺さった矢すらも…その男と共に虚しく燃えて崩れていく…
シャッコー(…母さん…ごめん…)
そんな僅かな意識すら薄れていき…右肩から放たれる一条の紅蓮が本当の悪夢の始まりを告げた。
気が付くと、彼はいつも変わらぬ自分の部屋のベッドの上にいた…
シャッコー(…夢…なの?)
落ち着きを取り戻そうと汗を拭い、深呼吸をする…
所詮は夢だが…最悪な夢だ…
人間達に拒絶され正体がバレたばかりか…人間の中で見つけた『かけがえのない存在』が崩れさってゆく…残酷すぎる未来であったが…
シャッコー「あっ…」
ふと、右肩に残る熱い感覚に気付く…気のせいだけじゃすまなかった…
自身の身体にも、確かな変化が起こっている…徐々に妖怪の力に目覚めている証拠を、見て見ぬフリばかりをしている自分…最低であった…
この夢が警鐘なら…自分はやはり人間に近づきすぎた…
シャッコー(…やっぱり僕がいたら…母さんが…)
音を立てないように立ち上がり、彼は窓に浮かぶ月を見上げた…
その翌朝、部屋にはいつもの少年の姿はなかった…
開いた窓から通り過ぎる朝の風が、レコードブレイカーを髪をそっと掠めるだけであった…
EXAMはいるのにALICEはいないのか
ああ、シャッコー君よ、どこへ行く…
彼の行く末が幸せであろうことを願わずには居られません。
イエロージャケットの面々とは合流できるのでしょうか。
>>156 Sガンが出てないので。
それとALICEの話が出ましたが
ニューディサイズは警察的な役目の騎士団という案が前にあったので、
センチネル関係はいっそ警察組織に割り振ったらどうかとも思いました。
早く書いちゃいなYO
『蒼き運命の幕開け』
騎士団一番隊長執務室は重い空気に包まれていた。
赤ゲル「王は一体何を考えておられるのか…。」
その日、勅命は突如下された。
かつて前線で、徹底抗戦を主張し、退却を指示した隊長を拘束して戦闘を続行した、
その咎で当時の副隊長という地位から降格されていた彼の突然の昇格。
騎士団に関することはどのような決定であっても
宣布前に一番隊長の赤ゲルググに通されるのがこれまでの通例であった。
あのような軍律違反を犯した彼の人事に関して、
まさか自分に一言の相談もなく決定がなされようとは。
しかも王は彼のために番外隊まで創設し、
あろうことか騎士団からの独立権を与えたのだ。
あの日、奇跡的な逆転勝利の後、彼が前線で拘束した隊長を前に立て、
自らには縛をかけさせて入城してきた光景はよく覚えている。
赤ゲルググは彼のそういう芝居がかった所が大嫌いであった。
赤ゲル「まさか王があの猿芝居に騙されるとは思えぬが…。」
しかしながら自ら縛につき、
「王国に勝利を持ち帰った上は、
ただ今、命を召し上げられても思い残すことは何もない、
わが身も心も全て王に捧げたものであるから。」
と言い放った彼の態度は、決して少なくない若い騎士たちの支持を集めた。
赤ゲル「あの男には確かに他の騎士にはない力があることは認めぬわけにはいかぬが…。」
剣の腕は一流半といったところ。
しかし彼の言葉は部下を鼓舞し、その力を纏め上げる魅力に溢れていた。
彼と彼のカリスマ性に陶酔し、熱狂した部下で構成された部隊は強かった。
最後の一人が倒れるまで戦い抜こうという気迫は、騎士団中でもずば抜けていた。
それだけに危うい。それは騎士団と王宮の一致した見解であったはずだ。
赤ゲル「やはりあの森に関係しているのか。」
王宮からイフリート改にその管理を委ねられている墓森で
何かが行われていることは確実だ。
だが、現在その中心部は強力な結界で守られており、
中の様子をうかがうことはできない。
エルメスにその様子を探らせてみたが、結界の隙を見出すことはできなかった。
それどころかあらゆる使い魔も召喚獣も寄せ付けない強力な結界は、
王宮守護のそれに匹敵するレベルの強度を持っているといってもいい。
王の勅命によって管理が行われている森に張られた結界…
王国の守護者を自任する赤ゲルググにとって、
そのような秘密の存在は自尊心をいたく傷つけるに十分なものであった。
侍従「ソレイユ閣下から抗議文が届いております。」
王宮ではUC王が∀国国王ソレイユからの抗議文に目を通していた。
抗議文では現在王国が進めている実験についての抗議が
恫喝を交えて記してあった。
UC王「ほほう、女王閣下は月光蝶を用いる覚悟かな…?」
抗議文にはもし実験をやめないならば、
介入もやむなしという旨が記されていた。
文明を捨てた国、∀国の国力ではUC王国に通常の武力介入は不可能だ。
その∀国があえて実力を以て介入してくるとなれば、
あの兵器の使用を前提としたことであろう。
月光蝶、数万年以上の昔に黒歴史の文明を全て葬り土に還した最終兵器。
その威力はあらゆる魔術を超え、
抗し得る何物も現世界には存在しないと言われている。
黒歴史時代から続く唯一の国家、
∀国のみが有する世界の均衡を保つ無敵の剣である。
抗議文を読み終えたUC王は、その文を侍従に渡すと、
手振りで指示を伝えた。
侍従「よろしいので?」
今まで通り実験を続けよ。
その意味を汲んだ侍従が王に確認を求める。
UC王「黒歴史の遺産を王宮の奥底で腐らせておくことしか出来ぬ手合いなど恐れるに足らぬわ。」
侍従「は。」
UC王「あの力があれば世界は変わるのだ。」
イフリート改が王宮の中を闊歩している。
いつも良く響く足音が、今日は一段と強く感じられるようだ。
その後ろをEXAMが付いていく。
本日発表された騎士団遊撃隊「蒼き運命」結成にあたって、
EXAMには騎士の身分とイフリート改を補佐する副隊長の役職が与えられていた。
これは異例中の異例で、正規の騎士団ではまずあり得ないことである。
騎士たちの多くは、遊撃隊という特殊な隊ゆえの特例ととらえた。
それはもちろん正規の騎士団より格下の、という含みを持った認識である。
一方イフリート改を慕う若き騎士たちの間では
人の心をたちまちに理解してしまう、
その上でいつも優しく上品なEXAMを崇拝する者たちが現れ始めていた。
騎士道においては婦人への忠誠が重視されるが、
清らかで美しいEXAMは、彼らが崇拝の対象とするにふさわしい存在であった。
イフリート改「今日はもう良い。家に帰って休んでいなさい。」
イフリート改がEXAMに声をかける。
はい、と返事したEXAMの容貌は、かつてよりいくらかやつれて見えた。
その日の午後、EXAMはパン屋マリオンを訪れていた。
なんだか前回訪れたのが随分前のように感じられ、
ドアを開けるのが憚られる。
ドアの取っ手に触れようか触れまいかと迷っているうちに、
内側からドアが開いた。
BD3「…!」
ふと彼女の声が聞こえたような気がして、
店外を確かめに出て来たBD3であった。
彼は予感が的中したことに、ややびっくりしながらも、
彼女を店内に招き入れた。
久しぶりに見たBD3の笑顔がEXAMにはひどくまぶしく見える。
そんな彼女の前にBD3が新作のパンを持ってくる。
EXAM「あら…新作…。」
BD3「(^^)」
例によって謎パンを作り続けているBD3。
久しぶりに評価してくれそうな客が来て、
ひどく機嫌が良さそうである。
EXAM「これは…(ガリッ)あ…辛い!でもおいしいわ。歯ごたえが何とも…」
本日の新作は保存性を高めるために超堅焼きにしたパンの中に
強烈に香辛料を効かせた干し肉が入っているその名も「行軍パン」である。
BD2を通して騎士団への納入を狙って開発したのだが
当のBD2に「こんな堅くて辛いの、疲れてる時に食べられないよ!」
と言われ凹んでいたところであったのだ。
EXAM「ふうん。名前は行軍パンっていうんですか…
外ではスープに入れてふやかせば食べやすいかもしれませんわ。」
BD3「…!」
BD3がさっそくもらったアイデアをメモする。
後にお湯に入れるだけでパン入りスープができる行軍パンは
マリオン初のヒット商品となるのだがそれはまだ先のことである。
EXAM「これを5つ下さいな。」
EXAMに行軍パンの包みを渡すBD3が、ふと彼女の表情に目を止める。
BD3「…?」
EXAM「…?」
BD3が心配げに彼女の顔を覗きこむ。
EXAM「あの、何か…パンくずついてます?」
EXAMが常にない彼の表情に戸惑いを見せる。
BD3「…少し、お疲れのような。」
EXAM「え…?」
BD3「…それとも何か…お悩みでしょうか?顔色が優れないような。」
EXAM「い、いえ。大丈夫です。最近お役に付いたので、ちょっと疲れているんですわ。」
BD3「そ、そうですか。いらない穿鑿をして申し訳ありませんでした。」
EXAM「いえ、ありがとうございます(ドキドキドキ)」
EXAMは挨拶をするとマリオンを後にした。
EXAM「やっぱり顔に出ちゃってるのかしら…。」
連日の精神感応試験による疲労は確実に彼女に蓄積されていた。
兵士たちが感じる心理的ストレスがそのまま彼女に伝わるため
精神的な負担も大きい。
EXAM「それにしても…」
EXAMが今出てきたパン屋マリオンを振り返る。
EXAM「喋れたのね。パン屋さん。」
BD3の胸は、彼女を送り出した後も晴れなかった。
確かにいつもの彼女にはない、
何か暗い影のようなものを彼女の表情に感じた。
思いすごしであればいいのだが…。
1日ザク「こんにちはー。」
BD3「(ぺこり)」
1日ザク「あ、パン屋さん、今あの人来てたでしょ?パン屋さんの好きな人。」
BD3「///!?」
1日ザク「幸せそうな顔してるから、すぐわかるよねー。」
実際はマリオンから出ていくEXAMを見かけた1日ザクであったが、
BD3は彼女の言葉を真に受け、いつも通り真っ赤になって汗を流している。
こんなにからかいやすい大人はいないということで、
パンもさることながら彼が気に入って店に通っている1日ザクなのであった。
いつもの客とのいつものやりとりの中で、
BD3の不安感も薄らいで行く。
きっと取り越し苦労だ。
それよりも彼女からもらったアイデアを取り入れて
パンの改良をしよう。
完成品を再び彼女に試してもらうことを夢見つつ
1日ザクの相手をするBD3であった。
1日ザク「あのきれいな人にもう告白したの?」
BD3「!?(ブンブンと首を横に振る)」
1日ザク「へー。きれいなひとだから、早くしないと他の人に取られちゃうよ。」
BD3「!!!」
1日ザク「冗談冗談w」
蒼き運命の幕開けは、まだその破滅的な結果の予兆もなく、
このようにしてはじまったのであった。
166 :
通常の名無しさんの3倍:2009/08/28(金) 12:59:36 ID:a7pPoKqN
あげ
>>1 「1設定専用」ってのはどういう意味なんだ?
荒れて元スレの
>>1にイチャモンつける連中出現
↓
その連中が調子に乗って隔離スレ(このスレ)を立てる
↓
しかし肝心な他の書き手も
>>1に同調してこのスレに移住
↓
書き手が居ない他のスレが落ちる
↓
このスレが現在唯一残る擬人化スレに
いっそSEEDや00のMSも使うか
新板ではもうやってるよ。
ここは
>>1専用のスレなんだから
>>1の下僕以外は出て行けよ。
>>172 いや全てのガンダム作品が対象のスレを立てるかって意味
>>174 ロボゲにあったけど随分前に落ちてしまったよ。
ロボゲ板以外だとどのあたりの板がいいかね
まっ需要あるかは分からないがw
意見がないし
この板に全作品対象のスレ立てるよ?
全作品対象なら新シャアの管轄だろ
新…すべてのガンダム
旧…種と00、ユニコは対象外
なんだから
だって新シャアにはもうあるんだろ?
ここのはほとんど機能してないし別にいいじゃん
普通に作品の投下されてるのに、機能してないとか勝手な事言うなボケ
っていうか、単に荒らしの新しい手か
>>181 いや荒らし違うよ
SSはたまぁ〜に投下されてるようだけど職人が二人しかいないようだし
擬人化対象の幅を広げて人を集めたらいいと思ってるだけだ
>>182 板違いだって、散々言われているのにこの板に立てようとする時点で荒らしに等しい
それくらい言われなくても理解しろ
少なくとも俺は種、00の機体はいらないしお前が周囲の意見を聞かずに
スレを立てたところで、そちらに投下する気は毛頭ない
>>183 だから何処に立てたらいいか聞いてるんじゃないか
周囲の意見無視してたらとっくに立ててるよ
>>184 新シャアなら条件は揃っている
旧は板違い
そもそも需要を感じない(ロボゲ板に立ったが落ちた)
今までのレスでこう言われていただろ
ここまで書かれていてどうして判断できない?
繰り返すが、この板には絶対に立てるな
夏休みって終わったんじゃなかったっけ?
じゃあ全作品じゃなきゃいいのか
ローカルルールってもんがあるんだよ、まずそれを確認しろクソが
なんというか、新たな発展を期待するのは分かりますが、
板のローカルルールに反したスレはちょっとどうかと思いますね。
いやだから旧シャアに立てるなんて言ってないじゃん
どこに立てたらいいかちゃんと聞いてるじゃん
それは別にいいと思います。
アンカーつけ忘れて申し訳ありませんでしたが
僕がちょっとどうかと思ったのは
>>177さんに対してです。
別の方がスレ立ての話に参加していらしたら申し訳ありません。
ご無沙汰してます。最近の自分の投下ぶりからいろいろと申し訳ない限りです…
しかし…とりあえず議論所で議論してみてはどうでしょうか?
『ようこそ妖狐』
ドーベンウルフ「お前は…いつぞやの坊主か…」
バウ「へ〜、知り合いなんだ?」
ヘブンズソード「まぁ、ちょっとね…いろいろ食べ物とか貰って世話になったし…」
シャッコー「あ、あのっ…」
おどおどしながら燃える薪を見つめるシャッコー…
研究所を出てあてもなくウロウロしているうちに鳥人のお姉さん…ヘブンズソードに発見され、ここに連れてこられた訳だが…
ヘブンズソード「もしかして…家出ってやつ?」
シャッコー「うっ!?そ、それは…」
ヘブンズソード「あ、ごめんごめん!変なこと聞いて!」
バウ「家出かぁ…じゃあ帰る家があるんだよね?」
シャッコー「でも…僕は戻っちゃいけないんだ…」
バウ「…何だか変な話…僕らには分からない事情なのかな…帰る場所ないから…」
シャッコー「あ…ご、ごめん…」
隣に座る同年代の少年…バウのどこか自嘲めいた言葉の対応に困ったシャッコーは、今度は訳も分からずとっさに謝った…
この二人の質問責めを遮ったのは、一番怖そうな顔のおじさん…ドーベンウルフだった。
ドーベンウルフ「お前ら少し黙ってろ…そこの坊主の話ぐらい聞いてやれ…」
意外な言葉に驚く三人…特にシャッコーは、研究所の食料をあざとく漁っていた悪い印象が強かったこともあり、ドーベンウルフの言葉は確かに頼もしかった。
バウ(ヒソヒソ…どうしたんだろ…なんだかいつもと違うような…)
ヘブンズソード(ヒソヒソ…こういう大人しいタイプの子の前では頼れる兄貴気取りってやつ…?)
ドーベンウルフ「うがぁ!聞こえてるんだよ!」
そんな小声も人狼の耳は逃がさず、二人の減らず口を黙らす。
ドーベンウルフ「気になるじゃねえか…今まで何の疑いもなく人間達と同じ飯を食ってたのに…いきなり逃げてきたってのが…」
シャッコー「………」
ドーベンウルフ「なに、俺たちは所詮はモンスター…生まれてから死ぬまでずっと人間の敵なんだよ…そいつらに不満があるならとっと吐いちまえよ。」
シャッコー「…僕は…人間のみんなを…」
アラナバタラ「まぁ!頼りがいのあるワルいお兄さん風なダーリンも素敵ぃ〜♪」
ドーベンウルフ「(ムギュ)お、お前いつから…や、やめ…後ろから抱きつくな…」
背後から音もなく忍び寄り、ドーベンウルフを後ろから抱きつくお姉さん…シャッコーは面識がある。以前、X3と自分を糸で巻いて食べようとした女モンスターであった。
アラナバタラ「あらあら…そんなこと言ってホントはいろんなことしたいんですよね♪バウくんと妖狐くんと鳥頭ちゃんはあっちに行っててね…ここから先は子供に毒よ。」
ヘブンズソード「今の段階で十分に毒よ!さっさと離れなさいよぉ!このヘンタイ蜘蛛!」
アラナバタラ「あらあら鳥頭ちゃん…これくらいで赤くなるなんてウブねw」
だが、赤面しているばかりか眼まで赤くなっている者もいる…他ならぬシャッコーである。
シャッコー(ああぅ…あんなに女の人が近づいてる…っていうか胸が当たって(ry)
手で顔を塞ぐが…ちょっと指の隙間から覗きたくなる…彼とて年頃だ。気になるものは気になる。
シャッコー「……ぷはぁっ…」
しかし、ヘブンズソードの言うとおり少年にはまだまだ毒である…彼はその場で倒れ込んでしまった…
ヘブンズソード「ええっ!?ち、ちょっと!」
アラナバタラ「あらあら…よっぽど疲れてたのね…いきなり倒れちゃうなんて…」
ヘブンズソード「馬鹿!あんたがこの子の前で変なことしてるからよ!」
シャッコー「きゅ、きゅう…」
大胆な行為を目の当たりにし、悩殺され朦朧とする意識の中でシャッコーは思った…これが野生の本能なのかと…
クインマンサ(何なのかしら…この子の得体の知れない妖気は……)
アクシズ脱走組の唯一の妖怪であるクインマンサは、そんな様子をぼうっと眺めていた…
バウ「どうかしたの?」
クインマンサ「いや…何でもないわ…」
興味なさげに気だるく呟きながら、彼女はシャッコーから感じる違和感を頭から振り払った…
>>178 UCのユニコーンまで禁止とは
なんか新しいものを受け入れない古い人間って嫌だな
あと何か言う度に議論所行けって言うのは卑怯だと思う
>>194-197 おお、ドラゴンと妖狐の邂逅。
このまま合流できるのか、
まだまだシャッコーくんの一人旅は続くのか。
ちょっとだけガーベラ姫に会わせてみたい気もします。
1設定専用とスレタイにあるけど肝心の1は来てんの?
なあ、何で議論してる時には人が沸いてきて、議論が終わると過疎るわけ?全部2人しかいない職人の自演?
やっぱ旧シャアにも新しい擬人化スレ立てるわ
>>183 投下する気は毛頭ない?
お前ここで何か投下したん?言ってみろよ
あと1はどうしたんだよ?
せっかくの専用スレなのに1が来なくちゃ意味ないだろ
『J、刻をこえて…』
平和な町を脅かす盗賊の影…
久々のアクシズの襲撃の報が入り、エゥーゴの迎撃部隊が出撃するが…しかし…
ギラドーガA「な、なんだこいつ!」
ギラドーガB「どこのモンだ!国軍か!傭兵かっ!」
ゲルググJ「…正義だ…」
エゥーゴのZガンダム…中性的に整った若き戦士は報告通りの区域に到着するも…
そこには赤髪の男が盗賊相手に殴り合いの大立ち回りを演じていた。
Z「下がってください!民間人が応戦するなんて…」
ゲルググJ「エゥーゴだろうとティターンズだろうと知ったことではない…俺の敵は悪だ。」
…この男は本気でこんな青臭いことを言っているのだろう…
Zは呆れてしまう…この手の人間の相手をするのは面倒だ…
Z「バカな大人だ…そんなことで戦うなんて…」
ゲルググJ「君に理解してもらう気はない…だが、君こそ軍属であっても嫁入り前の身体は大事にしなさい。」
Z「よ、嫁…入り前?…俺は男だぁぁぁぁ!」
ゲルググJ「……ん?」
無防備に振り向くゲルググJ…しかし、次の瞬間に起こる惨劇を予測出来るわけがなかった…
その晩、ゲルググJは腫れた顔を押さえながら帰路についた…
寒冷地ジム「だ、大丈夫…?」
ゲルググJ「くっ…気にするな…」
ゲルググJ(なぜ殴られた…俺の発言に何の問題が…)
ボロボロの状態で考え込むゲルググJ…
ゲルググJ(そうか…彼女は既婚者だったのか…)
最近の軍は苦労しているな…そう勝手に考え、彼は疲れた果てた身体にしばらくの休息を与えた…
結局いつもの人しか投下しないのか
>>183はいつもの人の自演だったのかね。どちらかはわからんが
>>203-204 ZZ「なんかZ先輩機嫌悪そうっすね。」
アーガマ「また女に間違われたそうだ。いい加減慣れて欲しいものだな。」
MK-U「女の子好き度だけで言えば国軍で一番男っぽいのにね。」
百式「それが若ささ。」
いろいろ失礼な国軍の面々であった。
ガンダム戦記やユニコーン、UCの新作も出ているというのにまったく盛り上がらないのなw
夏休みはおわりましたよ
別に全作品対象じゃないのに夏休みかよw
167 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 13:25:09 ID:???
>>1 「1設定専用」ってのはどういう意味なんだ?
168 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2009/08/29(土) 01:26:09 ID:???
荒れて元スレの
>>1にイチャモンつける連中出現
↓
その連中が調子に乗って隔離スレ(このスレ)を立てる
↓
しかし肝心な他の書き手も
>>1に同調してこのスレに移住
↓
書き手が居ない他のスレが落ちる
↓
このスレが現在唯一残る擬人化スレに
この流れで新スレ立てたウスラバカが、このスレの
>>1です
>>211 お前も中傷してる暇あるならネタ書いて投下しろよ
結局ただの自治厨か
ホント、他人任せだよここの連中は
投下もしないのに文句だけは一人前で議論の時だけは沸いて出てくる
このスレも終わりだな
『旅立ち』
森の中、薪を見つめ一人悩む妖怪シャッコー…
そのすぐ傍では、いつものモンスター達の生活が行われていた。
バウ「わ〜!今日はデカいのがいたんだね〜!」
ドーベンウルフ「ああ…ほらよっ…(ドサッ)」
無造作に背負っていた獣を放り出すドーベンウルフ…
日も暮れた頃…手早く野生の熊を仕止め調達してきたのであった。
ヘブンズソード「もしかして…食欲ないの?」
シャッコー「そ、そういうわけじゃ…」
ドーベンウルフ「なら食うときに食っとけ。いつまでも人間のつもりでやってるとそのうち野垂れ死ぬぞ。」
シャッコー「…うっ…」
ヘブンズソード「この馬鹿!あんたには気遣いってもんはないの?…少しは面倒見のいい奴と思ったのに…」
ドーベンウルフ「んなもん知るかよ!そんなに人間共が恋しかったらさっさと帰ればいいだけだろ!ちゃんとしたメシと寝床もあるんだしな…」
ヘブンズソード「帰れない事情ってもんがあるんでしょ!それくらい察しなさいよ馬鹿犬!」
聞こえないように気遣ってるつもりなのだろうが…シャッコーには十分聞こえていた…
シャッコー(やっぱり…迷惑なんだよね…)
クインマンサ「君…以前、何か言いかけたわよね?」
シャッコー「え…?」
クインマンサ「…聞かせてもらえるかしら?」
喧嘩を繰り広げる二人には意を介さない様子で、クインマンサは淡々とシャッコーに問いかける。
シャッコー「僕は…誰も傷つけたくないんだ……」
クインマンサ「いつもそんなふうな顔してるものね。」
シャッコー「でも、僕は人間のみんなに嘘をついた…人間に信用されたいなら本当のことを言わなきゃいけなかったのに…怖くて嘘ばかりついてきた…」
クインマンサ「…そう…」
シャッコー「…ずっとみんなを傷つけないためについた嘘って納得してたけど…そんなの言い訳なんだ。
結局、僕は誰も信用なんてしていなかったんだよ…」
クインマンサ「…だから人間とはサヨナラしなきゃいけないって…そういうワケなの?」
シャッコーは少しずつ頷く…
シャッコー「だから…きっと僕の中の妖怪の血が怒りだしたんだ…このまま人間を騙していくぐらいなら…妖怪として生きろって言っているんだ…」
じんわりと熱くなっていく右肩を抑える…
クインマンサ「…それは違う…あなたが苦しんでいるのは血が人間を拒絶しているからじゃない…」
シャッコー「え…?」
シャッコー「どういうことなの…?」
クインマンサ「…それは…はっ!」
クインマンサはふと気づく…ドーベンウルフ達の喧嘩は終わり、代わりに招かざる客が来ていることを…
燃える薪に放たれる、正確無比な一撃…
ヘブンズソード「わわっ!ちょっと何っ!?いきなり撃ってくるなんて!」
ドーベンウルフ「ぐうっ!きさま…いつぞやのハンターかっ!」
ゲルググJ「モンスターども…その少年を放しなさい!次は威嚇などしない!」
草むらから聞こえる男の声…シャッコーはどこかで聞いたような気がしたが、すかさず周囲はパニックに陥ってしまう…
シャッコー「あ、あの人は僕が誘拐されてると思ってるんだ…僕のせいで…」
ドーベンウルフ「ちぃ、てめぇが考え無しにガキを連れてくるからっ!」
ヘブンズソード「い、今更そんなこと言わないでよっ!」
ゲルググJ「所詮はモンスター…俺の警告が聞こえなければ…力ずくで取り返す!」
クインマンサ「なにボサッとしてるの?逃げなさい!」
シャッコー「えっ…?」
彼女はシャッコーの肩に手を乗せ、諭すような口調で語りかける。
クインマンサ「君がいるべき場所はここじゃない…それに私たちにも迷惑がかかるわ。」
シャッコー「……」
クインマンサ「…もしハンターに捕まれば人間の場所に帰れるわ…でも君は前よりも苦しみながら人間と距離をとって生きていくかもしれないわ。」
シャッコー「……」
クインマンサ「だから…自分の事は自分で考えなさい!ほらっ!男でしょう?」
シャッコー「う、うわあぁぁぁっ!」
悲痛な叫びとともに、シャッコーは立ち上がり…走った。
赤い瞳に涙を浮かべながら…がむしゃらなまでに…
ゲルググJ「なっ…何処に行く!待ちなさい!」
ドーベンウルフ「テメェの相手は…俺なんだよ!」
ゲルググJ「ぐっ、邪魔をするな!」
クインマンサ「……ま、頑張りなよ…」
クインマンサは気だるげな表情で…夜の闇の中に消えていく妖狐…いや、一人の少年であるシャッコーを見送った。
…その向こう側に何があるのか…彼女は知らない…
「姫合わせ」
イフ改「なにぃ!?また姫様が抜けだしただと!」
久々の脱走劇にUC城内は大騒ぎである。
赤ゲル「やれやれ、もう収まったのかと思っていたがな。」
エルメス「うふふ、でも元気がないと姫様っぽくないわ。」
赤ゲル「まあ、な。」
うんざりといった態度を見せながらもどこかしらうれしそうな赤ゲルググであった。
一方、城を逃げ出した赤ザク姫はUC城下の市場通りにいた。
久々に見る活気ある人々の様子に心が踊る。
赤ザク「さーて、今日は何をしようかなぁ…わっ!」
よそ見をしていた赤ザクは、思いっきり何かにぶつかって倒れてしまった。
赤ザク「いたた…あ、あなた大丈夫!?」
体を起こした赤ザクの目に映ったのは、
自分とぶつかって倒れたと思われる小さい女の子の姿。
???「だ、だいじょうぶです。びっくりしただけで…は!?」
その女の子が赤ザクを見てびっくりしたような表情を見せる。
赤ザク「どうしたの?(チ…ばれたかしら)」
???「いえ、ちょっと知り合いに似てたので。」
赤ザク「そう。(ほ…大丈夫だったか)」
???(似てますとも…憎きあの小娘に!)
赤ザク「あなた、お名前は?」
???「わたしですか?わたしはステイメンっていいます。」
赤ザク「わたしは赤…エルメス!赤エルメスよ!」
ちゃっかり偽名を名乗る赤ザク。
しかしその正体はデンドロビウム姫の幼児化した姿であるステイメンにはモロばれなのであった。
ステイメン(ふ…護衛はいないか。時々城を抜け出すという噂は本当だったようね。)
赤ザク(この子…デンドロビウム姉さまに、ちょっと似ている。)
現王家から王座を奪い返したいGP王家のデンドロビウム姫と現王家の赤ザク姫、
デンドロビウムにとっては憎い憎い赤ザクであるが、
赤ザクにとっては自ら戦場で指揮をとるデンドロビウムは憧れの従姉である。
赤ザク「そうだ!あなた、お詫びに御馳走させて!いいお店を知っているの!」
赤ザクは返事を聴く前にステイメンの手をとって強引に歩き出した。
ステイメン「え?え?(願ってもない好機。いっそ今日、隙を見て小娘を亡き者にしてやるわ。)」
黒いことを考えているステイメンを連れて赤ザクは一軒の喫茶店と思しき店に入る。
赤ザク「じゃあ、これとこれとこれ。2人分づつね。」
そして勝手に注文をする赤ザク。ほどなくして注文したものが届く。
ステイメン「(最後の晩餐よ。ゆっくり味わうことね。)じゃあ、いただきま…う!?」
届いたケーキらしきものに伸ばしたステイメンの手がピタリと止まる。
赤ザク「どうしたの?おいしいよ?(モゴモゴ)」
赤ザクはさっそくケーキをほおばって上機嫌そうである。
ステイメン「あああ、あの、これは…」
赤ザク「これね、にんじんのケーキなの。ここのお店の名前みなかった?」
カフェ キャロット
それがこの店の名前であった。
赤ザク「にんじん作ってる農家の人が開いたお店なの。
ほら、このにんじんジャムを添えるともっとおいしいよ。」
赤ザクがさっきケーキやお茶と一緒に運ばれてきたツボから
にんじんジャムとやらをどっちゃりとステイメンのケーキに乗せる。
にんじん嫌いなステイメンにとって、においだけでもキツい状況だ。
ステイメン「あ、あ…あ、わたし、塾に行かないと…」
顔を青くして立ち去ろうとするステイメンを赤ザクが引きとめる。
赤ザク「だめよぉ?ちゃんとあなたにお詫びするまで、帰さないんだから!」
更に注文を追加する赤ザク。もちろんにんじんを使ったものばかりだ。
ステイメン「こ…この店は地獄だ…」
赤ザク「あ!にんじんのゼリー寄せ、前来た時なかったわ。これもお願い!」
ステイメン「ふぅ…(バッタリ)」
赤ザク「きゃー!どうしたの!?」
遠のく意識の中で、このナチュラルな強運さこそ王家の必須条件かもしれない、
と思うステイメンなのであった。
本日の結果 ○赤ザク姫 (にんじん責め) デンドロビウム姫×
おお、新作来てた。
シャッコーくんよ、どこへ行く。
「姫合わせのおまけ」
ゼフィランサス「…というわけで、暗殺し損ねたらしいのよ。」
サイサリス「何をやっておるやら…。」
ゼフィランサス「まさかニンジン嫌いが仇になる日が来ようとはねえ。」
サイサリス「デンドロビウムのニンジン嫌いはどうにかならんのですか?姉上。」
ゼフィランサス「ムリ。絶対。」
サイサリス「即答ですな…。」
ゼフィランサス「昔、あらゆる角度からアプローチしてみたのよねぇ。」
サイサリス「ほお。」
ゼフィランサス「1ヶ月に及ぶ魔法まで駆使してのニンジン嫌い克服作戦。その後に残ったのは…」
サイサリス(姉上の暴走癖が出たか…)
ゼフィランサス「より強固になったニンジン嫌いだけだったわ。」
サイサリス「はあ…。」
ゼフィランサス「1ヶ月間ニンジンしか食べさせなかったのがいけなかったのかしら?」
絶好の機会を逃した妹に対して多少立腹していたサイサリスであったが
この話を聞いた後では、デンドロビウムへの同情の念を禁じ得ないのであった。
「アプサラス家の日常」
アプサラスT「さて、それでは今日も実験を開始するか。」
GP家のように現王家打倒を目指しているわけでもないアプサラスTが
超高空から結界を突破して敵の王城に直接攻撃を仕掛ける
魔法具、魔術、体術などを総合した複合魔術の研究に没頭しているのは
他でもない「単なる趣味」である。
そしてそれに付き合わされているのは美しき妹、アプサラスV姫である。
アプサラスT「では、本日は上空80000mまで上昇し、アタックの実験を行う。」
アプサラスV「はい。」
素直に返事をするものの、アプサラスVの顔は晴れない。
対象が王国騎士・魔術師レベルの人間であっても過酷なこの実験、
GP家の姫達と同じように類まれな才能を持つ彼女ではあったが、
アプサラス家の宮中で育ち、まだ少女の域を出ない年齢の身には、
精神的にも肉体的にも荷が重い作業だ。
しかしアプサラスTはアプサラスVの憂鬱な気持ちなど全く顧みず、
作戦の説明を続ける。そこへ入ってくる侍女長。
グフ・カスタム「こちらでしたか、姫君。本日は城下の視察にお出掛けになる予定でしたが。」
アプサラスV「え?ええ。でも…」
姫がちらりと兄を見る。
アプサラスT「そんなことは後にいたせ!今は私の重大な実験の最中だ!」
アプサラスTが不機嫌そうにグフ・カスタムに言い放つ。
グフ・カスタム「アプサラスT様が夢を実現されようとするその姿、ご立派です。しかし…」
グフ・カスタムが鋭い目でアプサラスTを見る。
グフ・カスタム「民草をおろそかにして国が栄えた例はありませぬぞ!(ギロリ)」
アプサラスT(う!こ、怖い!)
グフ・カスタム「民は巡ってくる姫と会うことを大変楽しみにしております。」
アプサラスT「そ、それはそうかもしれぬが…」
グフ・カスタム「来ると言った日に来ぬというのでは民への裏切りも同様。」
アプサラスT「う…それは。」
グフ・カスタム「それでは姫、参りましょう。」
アプサラスV「は、はい。お兄様、実験のことはまた後ほど。」
アプサラスVはグフ・カスタムに伴われて部屋を出て行った。
アプサラスT「ええい、忌々しい!全くあの女、城主を城主とも思っておらん!」
一方アプサラスVは先ほどと打って変わって明るい表情を浮かべている。
城下を巡る日には例の口入屋で一休みするのが恒例となっているのだ。
かの口入屋の若旦那Ez8、彼は元気でいるだろうか。
忙しいようだから体を壊していないといいが…。
さまざまな思いが心の中を駆け巡る。そんなアプサラスVにグフ・カスタムが耳打ちした。
グフ・カスタム「時に姫、奉公人の話ではEz8は最近温泉に凝っておるそうです。」
アプサラスV「え?」
グフ・カスタム「今度宮中に来た折に来客用の浴場を使うよう、勧めてみては?」
アプサラスV「そ、そうですね。うん、そうしてみます!」
淡い恋に心を躍らせる姫を見るグフ・カスタムの表情からもいつもの厳しさは消え、
彼女本来の優しく美しい微笑みがその面に広がっていくのであった。
相変わらず人いないのな
今年も金木犀が咲いた記念
『秋の日』
ヅダ「金木犀の花が咲いたか…。」
ゲム・カモフ「あ、そういえば香りが。」
観測ポッドOP-02c「確か去年より2日早い開花ですね。」
ヅダ「そんなことまで覚えてるのか、お前は。」
OP-02c「ははは。仕事柄ですかね。」
ヅダ「へぇ。たいしたもんだ。」
そう言ったヅダがふと遠い目をする。
ゲム・カモフ「なにそれ。ちょっと物思いに耽っちゃってる感じ?」
茶化すゲム・カモフにヅダが特に感情を込めるでもなく答える。
ヅダ「いや、なにか…ずっと昔に何かあったような…。」
OP-02c「金木犀に何か思い出でも?」
ヅダ「別に…。だが毎年この花の香りをかぐ度に、
何か大事なことを忘れているような気分になってな。」
ゲム・カモフ「初恋の思い出とかじゃないのー?
正直に吐いちゃえよー。」
ヅダ「思い出せないと言ってるだろう、バカ。」
OP-02c「お疲れなのでは?デジャヴュのようなものかもしれませんよ。」
ヅダ「かもな。」
ゲム・カモフ「絶対胡麻化してるでしょ。素直に言えー。」
ヅダ「やかましい。記憶してないものを思い出せるか。」
確かに、子供のころから順に思い起こしてみても、
特に金木犀に関わるような思い出はない。
しかしなんだろう、この懐かしさ…俺は何を忘れているのか…。
うつむき加減だった顔を上げると
そこには黄金の花を豊かに付けた金木犀の並木道。
現在はアプサラスV姫によって管理されている美しい道路が続いている。
ここ、アプサラス城下の主要な通りには
早春には沈丁花が、夏には梔子が、そして秋には金木犀が咲くよう、
数代前から植え付けと管理が行われているのだ。
大規模な鉱山を持つアプサラス領では
鉱泉を中心とした観光産業にも力を入れている。
四季それぞれの香りに包まれるこの城下町を
UC大陸でもっとも美しい都市と評する旅人も少なくない。
ヅダ「平和だな。この町は。」
OP-02c「ええ。安定しています。アプサラスT様のご趣味だけが心配ですが。」
ゲム・カモフ「暇過ぎて戦争ごっこがしたくなるのかしらね。いっそ代わってもらいたいわ。」
ヅダ「そう言うな。この仕事は我々にしかできん。」
ゲム・カモフ「冗談冗談。」
OP-02c「そろそろお時間です。ヨーツンヘイム隊長と合流しましょう。」
ゲム・カモフ「今日は何を食べさせてもらおうかなー。」
過酷な仕事と仕事の合間、
たまの骨休めにアプサラス城下に逗留している603の面々であった。
ヅダ「今日は後で山まで行って鉱泉浴でもしてくるか。おまえもどうだ?」
OP-02c「いいですね。」
もう二度と訪れることがないかもしれない安息のひとときを、
それぞれにかみしめている三人であった。
ここ最近覗けずに一気に読ませていただきました。
偏食が仇となったステイメンや押しが弱いアプサラス兄…何だかUC王家の方々はそこかしこに重大な弱点があるようなw
そして603勢…戦場で生きる兵士の哀愁が漂ってきて…後半部分はイグルーサントラの『半旗たなびく』が脳内で再生されました。
…ヅダとカモフには…どんな運命が待っているのでしょうか…
『こんな大人は修正しましょう』
エゥーゴの謎多き男…百式…
彼の正体を知るものは殆どいないが、その実力は部隊の中でも圧倒的であった。
たびたび夜間に現れるドラゴンに対する巡視の任を受けた二人…
そのため、Zは対竜用の『ハイパーメガランチャー』と呼ばれる複合兵装の一種を引っ提げてきた。
魔法を人為的に起こす魔法具とは違い、モンスターの発火器官を模した武装である。魔法技術さえないものの、その威力は弓などとは比較にならない。
Z「百式さん…ちょっといいですか?」
百式「何だね?」
Z「その…今はその鎧は好ましくないと思って…」
その鎧…夜間でも美しい輝きを絶やさない百式特注の鎧に冷めた視線を送るZガンダム。
Z「竜は五感が優れてるのはご存じですよね…耐熱加工の鎧とはいえいくらなんでも…」
百式「当たらなければどうということはない。」
キリッと答える百式…表情さえ変わらぬものの、覚悟を背負った歴戦の戦士の余裕すらにじみ出ていた…
Z「いや、巻き込まれると僕が困るんですが…」
百式「……!!」
そこで初めて、同僚のZの存在に気づいたように驚く百式。
百式「今の君なら避けれると思うが…」
Z「予め避けて通れる危険を受けたくありません。」
百式「………」
秋の虫の音が鳴り響く中、微妙な空気が流れる。
百式はしばらく何か考え込んだ後…自慢の肩当て…自身の名が刻印されたそれに手を伸ばす。
Z「いや、脱がなくてもいいですよ…今更…」
百式「そうか…すまないな。」
そう言うと、百式は何事もなかったかのように任務を続行した。
こういう事は今回ばかりではない…Zはこの手のタイプの人間にはある程度の耐性が付きつつあった…悲しいことに…
今夜も何事なく平穏に事が済んでくれ…そう願う若き戦士のZガンダムであった。
保守
ちょいと長期お出かけ中で旅館に缶詰であります
忙しくて書く暇がありませんが
他人頼みで新作を楽しみにしております
百式,天然疫病神の予感w
保守
やっぱり人いないのな
機能してないな
『恐ろしい拷問…?』
くたくたに消耗し、傷だらけになりながら暗い夜の森を歩くシャッコー…
自分が生きるべき道を探して、あてもなく続けていた家出であったが…結局、答えは見つからずじまいだった。
シャッコー(や、やっぱり…夜中は寒いなっ…)
少女に見間違えるほどに華奢な身体を震わせながら、川の浅瀬でゆっくりと服を脱ぐ…
「おや、どうしたんだい?」
シャッコー「はうっ!」
突然、彼の元に聞こえた女性の艶っぽい声…見事なまでに取り乱し、川にダイブする。
シャッコー「(ガクガク)あうぅうっ…冷たいぃ…」
「へぇ…私が温めてあげようか?坊や…」
その声の主はゆっくりと水に浸かり、歩み寄ってくる…
シャッコー「あ…あのっ…」
ガーベラ「ほら、じっとしなきゃダメさね。寒いならこっちに来な…」
シャッコー「さ、寒くなんてありません!僕は大丈夫…」
ガーベラ「恥ずかしがらなくても結構さ…遠慮はいらないよ。」
シャッコー「はうっ!」
ほぼ裸状態の彼の腕を掴むガーベラ…赤い瞳を震わせながらシャッコーはなされるがままにされてしまう。
ちょっと温めただけで…ボンッと悩殺ノックアウトされてしまうであろう。
シャッコー(い、いけない…この人だって人間なんだ…僕は人間と一緒にいたらおかしくなっていくんだ!)
ガーベラ「おっ…」
辛うじて残された理性で彼女を振りほどき、川から上がるシャッコー
シャッコー「ご、ごめんなさい!」
見ず知らずの女性に乱暴な対応だと思ったのか…思わず謝るが…ガーベラは相変わらず落ち着いた様子であった。
そして振り返ることなく、シャッコーは無我夢中で森の中へと走り去っていった……全裸で。
シャッコー「はぁっ…はぁ…こ、ここまで来れば大丈夫…?」
ガーベラ「坊や…慌てて逃げ出すのはいいけど服を忘れなさんな。」
シャッコー「う、うわっ!」
十分に逃げたと思ったが…相手はガーベラ。俊足の速さを誇る某魔法具開発オタクな姫の姉だけあって…そう簡単に逃げられるはずもない。
ガーベラ「ほらっ、忘れ物さっ!(ドササッ)」
シャッコー「ぼ、僕の服…っていうことは…今の僕って…」
自分の姿を改めて確認する…どうみても全裸である。
シャッコー「うわわっ!き、着替えます着替えます!」
ガーベラ「落ち着かない子だねぇ…」
テンパっているシャッコーは自分の服を回収し…慌てて着替え直す。
シャッコー「さ、さようならっ!」
またしてもどこかに逃げ去ってしまった…
ガーベラ(まったく…最近の子はこれくらいでああなるもののかねぇ…)
呆れながらも少し悪戯が過ぎたかと反省するガーベラであった…
ガーベラ(それにしても…あの坊や…何の生き物なんだい…?)
ふと、懐から手鏡を取り出すガーベラ…
照妖鏡…ありとあらゆる偽りを見通し、本来の姿を映し出す真実の鏡である。
ガーベラ(あの感覚…人間には到底思えなかったね)
そんな女の勘から彼に近づき、隙あらば彼の正体を確認したかったが…どうも悪戯心を抑えられなってしまったようだ…
ガーベラ(まっ、案外大したもんじゃなさそうだし…害がなけりゃ放っておいてもよさそうだねえ。)
秋の月の下で目を細めるガーベラ…そして、人知れず彼女は深い夜の闇へと消えていった…
そのときシャッコーは…
シャッコー「はぁっ…一体なんだったんだろう…」
走る体力も消耗し、疲れ果てた足を前に前にと出す…
座りたい…と思ったが、まだ野宿する場所すら見つかってない…不安な気持ちが更に深まっていった。
シャッコー(…僕は何をしているんだろう…)
乾いた薪を集めながら、いつまでも出せない答えに焦りを感じる…
シャッコー(母さん…エレゴレラくん…どうしてるのかな…)
切り捨てきれない想いが溢れだす…何でこうなってしまったのか…自分が人間だったらどれほどよかったのだろう…
シャッコー(みんなと一緒にいたい…)
それがいけないことだと分かっている…だから、自分はここまで来たのだから…
でもせめて…もう一度だけ出会えたなら…
シャッコー「……えっ…?」
そんなことを振り払うように、遠くの木を見据える…だが…
シャッコー「誰か…いるの?」
その木の下には…月明かりに薄く照らされる人影があった…
ゆっくり近づいて様子を探るが…動く気配は無い。
シャッコー(お、女の…人?)
シャッコーの目に止まったのは、空を仰ぐように仰向けに倒れている女性だった。
薄く灰色に輝く髪…頭には鈴のような飾りを付けている…不思議な女性だ。
外見はおそらくゾロ(赤)ぐらいの年齢にも見えるが…人間か人型モンスターか、生きているか死んでいるかすら今のシャッコーには分からない。
シャッコー(い、いったい…なんなんだ…!?)
彼女を前に目を丸くするシャッコー…
…だが彼の運命は、このとき静かに動き出し始めていたのだった…
なんだか…新シャアで変な流れになっていますが…こっちの荒らしが飛び火してしまって申し訳ないです。
ちなみに言うまでもありませんが私は荒らしではありませんし、新シャアには匿名ですが毎回投下しています。(ちなみに格闘技部ネタが好きです…黒萌えなのは自覚してますがw)
自分が旧で投下できる頻度が少ないのは確かですが…個人的には二つのスレが傷つけ合うなんて馬鹿げてるのでどうかスルーをお願いします。
>>1の乱からもう1年か
裏切り者はいるし、旧シャアは本当に最低だと思うよ
>>239 向こうのほうがいいなら大人しく向こうだけに投下してなよ
新シャアの方にはあらぬ誤解と混乱を招く発言をしてしまい、申し訳ありません。自分が荒らしていないと主張したいばかりに…
特に投下された別の職人の方には言われもない避難と中傷を浴びる要因を作ってしまったことに対しては深く反省しています。
帰ってキター
姉さん、妖怪より妖怪っぽくなってきたw
そして鈴ということは…ゲンガオゾさん登場でしょうか。
あれだけ1に新キャラ作るなと言っておきながら自分達は新キャラ生産し続けるとかw
保守
このスレ終了
以後書き込み禁止
保守
保守の屑
余計なことするな。裏切り者がいるスレなんて潰すんだよ
ほしゅ
だから余計なことするなって
職人帰還待ち保守
なんかやっと規制解けたらしい。
『UC一のいい女』
私の名はエルメス。
UC王宮における筆頭魔術師。
全UC大陸の魔術師の最高峰にして
あらゆる魔術師の憧れの的。
朝、私は四季折々の花の香りとともに目覚める。
私を崇拝してくれる殿方から送り届けられる花が絶えないの。
でも私は、あなたたちの気持ちに応えてあげるわけにはいかないわ。
だって私のことを愛してくれている二人に悪いもの。
そう、騎士団一番隊隊長赤ゲルググ、
そして、国軍将軍νガンダム、
UC大陸で最高の男性二人に愛されてしまうなんて、
魔法以上に、生まれ持った女の魔性が強いのかも。
みんなも私を好きになっちゃだめよ?
だって私は永遠に隊長と将軍の間に居た
ガンダム「えっと…エルメス副長の学業披露会での自己紹介文なんですが…」
赤ゲル「破 っ て 書 き 直 さ せ ろ 。」
王宮で庶民の学生たちが、
貴族や王族に日頃の勉強の成果を披露し、
パトロンとなってくれる人物を探す、
新年恒例の学業披露会。
今年はエルメスも参加するということで、
学生へ向けた自己紹介文を書かせた結果がこの有様である。
これはどうも私が書いたほうがよさそうだな、
と、増えるいらない仕事に溜息が洩れてしまう
赤ゲルググ隊長なのであった。
UC最強スイーツ(笑)w
だから書き込み禁止だって
保守
魔性のエルメスさん…このままだとνと赤ゲルをズルズルとダメ男にさせてしまいそうで怖いw
私生活の事情があり投下できない状態が続いていましたが…ひと段落ついたということで。
『J型自分の説明書』
ゲルググJ
男/ハンター(笑)/ポケットの中の戦争
ハンターギルドに所属している厨二病な男。孤高(笑)の戦士。
弓を扱う腕はあるようだがだがあっち方面の腕は未知数。
師弟関係を利用して弟子の少女にセクハラしたり、年端いかない女の子を自室に連れ込んでいろいろと企んでいるなど真性のロリコンでなのは間違いない…が、弟子の母親にも手を出すという熟女フェチということも判明。ゆくゆくは親子d(ryを狙っているのだろうかw
アイザック「Jさんの紹介文はこんなもんでいいかなwさっそくギルドの掲示板に貼っておきましょう…(ムギュ)」
ゲルググJ「この世界が君にはこう見えるのか…実に…実に面白いな。」
アイザック「い、いや…や、やめっ…こ、殺される!」
明らかに営業妨害www
自演乙
過疎ってるし需要ないからこのスレ終了
シャッコーの家出を投下
『幸福の黄色いふかふか』
?(………)
シャッコーの目の前に仰向けで倒れる女性…名はまだ分からない。
灰色に輝く髪が、風に揺れるたびに…鈴の装飾品が不思議な音色を奏でている…
そして服装…と言えばよいのか…かなり荒い作りの布を胸や腰に巻いているだけで…それらしいものは殆どなかった。
シャッコー(は、裸の…お姉さんっ…!?)
だが今回ばかりは恥ずかしがってなどいられない…彼女は生きているか死んでいるかすらわからないのだ。
シャッコー(そ、そうだ!息をしていれば…!)
そっと、彼女の口元に耳を近づけるシャッコー…
シャッコー(ちょっと近すぎたかな…?)
?「んっ…むぅ…」
シャッコー「はうっ!!」
彼女の寝息(?)が耳に直撃したシャッコー…腰がくだけるような脱力感に襲われ、ダウン寸前になる。
シャッコー(あうっ…し、しっかりしなくちゃ…)
彼女は生きている…だがここで倒れているのはかなり危険であることに変わりはない。
モンスターが徘徊している夜の森…餌食になるのも時間の問題である。
シャッコー(と、とにかくここから動かないと!)
この女性…シャッコーの身長よりも断然高い…幸い鎧などを身に付けてない為、何とか彼が背負うことが出来たのだが…
?「………」
シャッコー(こ、こんなに近くに…裸のお姉さんが…あ、当たってないよね…?)
厳密には裸ではないのだが、彼にはそうにしか見えないようだ…
そんなこんなで遅く進みながら、近場にある岩場を目指した。
シャッコー(この人も…人間なのかな…?)
?(………)
シャッコー(僕は…人間といちゃいけないのに…どうしてこんなことしてるんだろう…)
数分後
?「……むっ…?」
シャッコー「き、気がつきましたか?」
暖かく燃える薪の火に身を寄せながら、シャッコーは彼女の様子を恐る恐る伺う。
何故か彼は半裸状態で、やせ我慢をするように肩を強ばらせる。
?「………」
女は、自分の上に掛けられた黄色い服に気づく…
シャッコーが普段から来ている上着である。
?「……お主がこれを…?」
シャッコー「…え、あ、まぁ…はい…も、もう夜は寒いし…お姉さん、そんな格好してるから…」
照れるように下を向きうつむくシャッコー…女は上着と彼を交互にのぞき込む。
シャッコー「よ、余計なことですか…?」
?「いや、暖かいものだな…ふかふかだ…」
そう言うと、彼女はまるで子供がぬいぐるみを抱くかのように上着を抱きしめた。
その様子を見てシャッコーは顔を真っ赤にしながら、言葉を詰まらせていた。
?「しかし…お主は寒くないのか?」
シャッコー「えっ…ぼ、僕は大丈夫です!」
?「…うむ…そうには見えぬがのう…」
彼女の言うとおり、シャッコーは文字通りやせ我慢をしているだけであった。必死に誤魔化そうとしてはいるが…
?「私はふかふかが気に入ったが…お主に不憫な思いはさせたくないからの………そうじゃ!」
シャッコー「ふ、不憫だなんて…(ムギュ)ん?」
シャッコーの後ろから迫る感触…女の引き締まった身体が当たる。
あっという間に女に抱き寄せられ、膝元に座らされてしまった。
?「これでお互い寒くない。」
シャッコー「あ、あああの……」
?「お主もふかふかじゃな。」
困惑するシャッコーと上機嫌な様子の謎の女…こうして二人の長い夜が始まった…
新作来てた!
ついにシャッコー君にも仲間ができるのか!?
というか長い夜に期待。
はいはい自演乙
保守
『雪の日』
UC大陸に初雪が降った日のこと…
ガーベラ「うう…寒いねぇ…」
リリー・マルレーン「姫様、もう少しお召し物を。」
冬になっても半裸のババアに
エルメス「ふぅ…暖まる…。」
赤ゲル「いいかげん暖炉から離れて仕事をしろ。」
短いスカートから足を突きだしてるスイーツ(笑)。
伊達の薄着というが、UCのいい女たちにとっても
寒いからといってボディラインを隠してしまうような厚着など
もっての外らしい。
そしてここにも一人薄着のいい女(?)が…
アマクサ「雪が降ったわ。」
ν「アマクサ、お風呂から上がったら服を着なさい。」
アマクサ「私思うのだけれど、
こんな日はν将軍も服を脱いで、
二人でくっついていたら暖かいんじゃないかしら?」
ν「僕は君が服を着たらすぐに暖かくなると思うよ。」
アマクサ「そうかしら?」
ν「そうだよ。間違いなく。」
アマクサ「ふう…心が寒いわ…。」
ν「どこで覚えてきたんだ。そんなセリフ。」
アマクサ「V2隊長が、がっかりしたらこう言ってみなさいって。」
ν「ぶ…V2殿…子供に何を吹き込んでいるのか…。」
おりしもGの国で発生した新型のインフルエンザが流行の兆しを見せていた。
無理に薄着を通していたいい女たちは、
軒並みこのDG風邪と名付けられた新型インフルエンザにやられ、
ゾンビのごとくやつれ果ててしまったのであった。
リリー・マルレーン「姫様、お加減は…」
ガーベラ「うわぁ!いきなり入ってくるんじゃないよ!
こら、顔を見るんじゃない!」
リリー・マルレーン(いつもの衣装より
風邪にやつれた顔の方が恥ずかしいのだろうか。
女心は分からんな。)
ガンダム「隊長、あの、副長がこれを…。」
エルメス(お化粧の乗りが良くなるまで休みます。
隊長もきれいな私を見たいでしょ?)
赤ゲル「外の者にうつると悪いから休ませておけ。ただし無給でな。」
ただ一人を除いては。
アマクサ「私が添い寝するわ。」
ν「ゲホ…向こうへ行ってなさい。風邪がうつる…ゴホ…」
アマクサ「人にうつすと良くなるらしいの。」
ν「迷信だよ…ゲホ!ゲホ!早く向こうへ行きなさい。」
アマクサ「ふぅ、心が寒いわ。」
ν「それはもういいから。」
バ○は風邪をひかないという言葉はもしかすると本当かもしれない、
と思う病床のν将軍なのであった。
同じキャラばっかで飽きた
もう終了
保守
「聖夜のお仕事」
クリスマスイブの深夜、UC城下の上空を飛翔する一つの影があった。
ジオング「後は東地区の子供たちだけです。」
UC王国騎士団3番隊隊長、ジオングその人である。
生まれつき足の無い彼女は空中浮遊の能力に長けている。
彼女ほど高空を高速で飛ぶことができる者は、
騎士団中にもほとんどいない。
更に両腕を分離して遠隔操作できるという特異な能力による
立体的な戦闘法が彼女の真骨頂である。
その能力を利用して、彼女が毎年行っているのが…
ジオング「みんないい子にしてましたか?さ、プレゼントです。」
クリスマスイブの匿名サンタクロース役である。
自費で買ったプレゼントを、
孤児院や貧しい家などの子供に配って回っているのだ。
文具や書籍を毎年配ってくるので、
この謎のサンタは子供のみならず、
多くの大人からも尊敬の念を集めている。
ジオング「たくさん勉強して、偉くなるです。サンタは王城で待っていますよ。」
UC王国には平民の子弟を対象にした学業披露会があり、
ここで優秀さを印象付けることができれば、
貴族がその生徒の個人的なスポンサーとなるしきたりである。
より高度な学問の世界が開けるとともに、
その後の頑張り次第では、
騎士団や魔術研究所などで職に就くことも夢ではない。
ジオング「さ、そろそろ帰るです。今年は冷えますね。」
プレゼントを配り終え、王城へと向かうジオング。
凍りつくような寒さの中を飛んでいても、
今晩プレゼントを配った子供たちの未来を思うと、
胸のあたりが暖かくなる思いがするジオングなのであった。
しかし…
子供A「おおおおい、見たか?」
子供B「みみみ、見た!ほんとにいたんだ…(ガクガク)」
そう、両手両足の無い状態で上空を飛びまわる彼女の姿は、
知らぬ者が、いや、知っている者が見ても、まさに妖怪。
深夜とは言え雪明りで明るい晩には姿を見られることもある。
その有様は「クリスマスの悪魔」として、
都市伝説的に子供たちの間に浸透していたのであった。
当然好奇心から彼女の姿を見ようと
深夜まで頑張っている子供も少なからずいる。
子供A「ど、どうしよう。おれ、真っ赤になって死んじゃうのかな。」
しかもクリスマスの悪魔を見た者は、
全身真っ赤になって死ぬという噂までくっついているようだ。
好奇心が収まった後は急激に恐怖心が頭をもたげてくるものである。
このようにしてジオングのクリスマスの夜は、
毎年彼女の思惑とは別に、、
子供を恐怖のどん底に突き落としながら更けていくのであった。
保守
hosyu
保守
余計なことするな
規制解除やっときました
『モンスターもお年頃』
バウ「あっ、あれなんだろう…?煙が出てるよ!」
ドーベンウルフ「くんくん…イオウの臭い…オンセンというやつか…」
凍てつく冬の寒さを凌ぐモンスター達…
そんなんで運良く見つけた自然温泉で日頃の疲れを癒すのであったが…
(小さな岩で囲いを作るヘブンズソード)
ヘブンズソード「いい?ここ入ってきたら銀色SPだからね!けだものイヌ!」
ドーベンウルフ「誰が覗くか!」
アラナバタラ「あらあら…鳥頭ちゃんったら…案外、恥ずかしがり屋さんなのねw」
ヘブンズソード「う、うるさいわね!モンスターだって毛深い奴はイヤよ!」
クィンマンサ「…自意識過剰だね…」
ドーベンウルフ「ったく…」
バウ「ねぇ!もしかして僕とドーベンウルフは一緒に入るの!?」
ドーベンウルフ「んあっ、それがどうしたんだ?」
バウ「僕は一人で入りたいから…ドーベンウルフは後でいいよね?毛深いから寒そうじゃないし…」
ドーベンウルフ「ぐっ…どいつもこいつもっ!」
思春期の人間は親と風呂に入るのを極端に嫌うと言うらしいが…モンスターもお年頃である…
GJだけど、とりあえずもう旧シャアのスレに投下しなくていいから
規制からの帰還
>>278 バウ君はプライバシーを保てないストレスフルな生活環境ですね。
山の中の温泉はハンター達も利用していたりしてそうです。
保守
「ドラゴンのバレンタイン」
ここはバレンタインデーから1週間後のサザビー執務室。
彼はバレンタインに届けられた大量のチョコの処分に苦慮していた。
そこへ入ってくる一人の少女…
αアジール「隊長、ヒマ?」
サザビー「ああ大丈夫だよ。どうしたんだい?」
αアジール「こ、これあげるわ。」
そう言ってαアジールが差し出したのは明らかにラッピングしたチョコの包み。
サザビー「ん?僕にくれるのかい?」
ぶっちゃけこれ以上もらっても困るだけなのだが、
そこはにこやかに受け取るさすがの女子人気1位隊長なのであった。
αアジール「あ、あの…エルメスが手作りチョコ教室やるから来いって言われて…」
サザビー「ん?こんな時期にかい?」
αアジール「バ、バレンタイン前だったんだけど、ほら、最近忙しかったから。」
αアジールの顔が真っ赤になる。
二人はこの一週間普通に一緒に職務を果たしていたのだから、
無理のある言い訳である。
おそらく渡す勇気がなかなか出ずに今日になってしまったのだろう。
αアジール「は、初めて作ったんだから、まずくても文句言わないでよね!」
αアジールが精一杯の虚勢を張るように言い放つ。
サザビー「いや、文句は言わせてもらうよ。」
αアジール「なによ!意地悪…」
サザビー「そうすれば来年はもっとおいしいチョコをもらえるかもしれないしね。」
αアジール「え…な…なにいってんのよ。来年なんてあげるかどうか…」
サザビー「そうなの?残念だな。僕は来年もその次もずっと君のチョコレートをもらいたいんだけどな。」
αアジール「ばばばばか!そんな未来の事なんかわかんないわよ!」
サザビー「うーん…じゃあ、もし来年も無事にバレンタインデーを迎えられたら、僕にまたチョコをくれるかい?」
αアジール「そ、そんなことわかんないって言ってるのに…まあ…お互い無事だったら…あげても…いいけど…」
それを聞いたサザビーが不意にαアジールの方に身を乗り出す。
そして彼女の額に贈る軽い軽い口付け…
サザビー「楽しみにしているよ。」
αアジール「な…!なにすんのよ!変態!変態隊長!」
サザビー「君を愛してるってことさ。君は僕を愛してくれないの?」
αアジール「ししし知らないわよ!ばかぁ!」
αアジールはそう言うと口や耳から火を吐きそうな形相で執務室を出て行った。
サザビー「ふ…勝ったな。」
それはαアジールに振り回されっぱなしだったサザビー隊長初勝利の瞬間。
まさに聖バレンタインデーの奇跡ともいえる瞬間なのであった。
>>282 サザビーのαへの逆襲がようやく成功したという訳でwデレが無意識に発動している女の子には滅法強そうな隊長です。
シャッコーの家出続き
『輝きを掴むもの』
シャッコー「あ、あうっ…くは…お、お姉さん…」
?「…どうしたのだ?」
シャッコー「う…あっ、くうっ…そ、そんなに抱きつかないで…ください…」
?「むっ、すまないな。暖かいもので…ついな…」
シャッコー「…た、確かに暖かいですけど…何かもっといい方法があるような…ないような…」
残念ながら思いつかない…
すぐ頭の後ろにある感触が、彼の思考能力を妨げてしまうからだ。
?「それより…お主のような子供が何故ここにおるのだ?」
シャッコー「え…!」
突然、女がシャッコーに問う…当然といえば当然な質問だ。
?「一人旅でもしているのか?」
シャッコー「ぼ、僕は…家から抜け出したんです…怖くて…」
?「怖い?…何が怖いのじゃ?」
シャッコー「…か、母さんが……」
?「はははっ!さてはお主は母上に怒られるようなことをしてしまったのじゃな。」
シャッコー「…分からない…」
?「……むっ?」
膝を抱えながらうつむくシャッコー…ふと、母親のように慕っていた優しい女性を思い浮かべる…
シャッコー「僕は母さんに…友達に…嘘をついているんだ…」
?「…嘘か……」
シャッコー「うん…でもバレなかったら…きっと大変なことになるのに……」
シャッコー「…僕は…嘘がばれるのが怖いんだ…」
シャッコー「でも…その嘘のせいで…みんなを…傷つけるかもしれないのに…」
?「……その嘘、私に聞かせてくれぬか?」
シャッコー「……」
?「余計なことなのかもしれぬ…じゃが、お主の忍びない姿を見るのはいやなのじゃ…私にも嘘というもの背負わせてくれぬか?」
目を伏せるシャッコー…彼女はあくまで自分を心配しているのだろう…
彼は決意した…秘密を打ち明けることを…
シャッコー「僕は…」
続く言葉かなかなか出ない…だが、その躊躇いを振り払うように彼は声を絞り出した。
シャッコー「僕は…妖怪なんです…」
?「…そうか…」
シャッコー「妖怪のことも自分のこともよく分からないけど…最近、夢を見るんだ…僕のせいで母さんが人間に殺されて…人間を憎むかもしれないって…」
?「…すまん…よくぞそこまで言ってくれたの……苦しければもうそれ以上は…」
シャッコー「ぼ、僕は嫌なんだ…人間を嫌いになるかもしれないって……」
?「…………」
突然、女はシャッコーを抱きしめる力を強め、耳元で囁く。
?「お主に…見せたいものがある…」
シャッコー「え…?」
?「ちょっとよいか…よっと…」
シャッコー「あっ、ふあっ!?お、お姉さ…」
次の瞬間、シャッコーの視界がぐるんと回る
女に力任せに抱かれ、二人して仰向けに倒れこんでしまったのだ。
シャッコー「……ちょ、ちょっと…何するんですか。」
?「…見えるか?」
シャッコー「み、見えるって…なにがです?」
女は笑みを浮かべながら、夜空を指す。
?「あれじゃよ。」
シャッコー「あっ…」
彼の瞳に映るのは…広大な空に幾千に散りばめられた…星の輝きであった。
シャッコー「……こんなに出てるなんて…」
?「今宵の星空は一段と輝いておる…お主、星を見上げたことは?」
シャッコー「…こんなふうに見上げるの…初めてです。」
?「なかなか良いものじゃろう?…この輝きを見上げれば不思議と元気が湧いてくるものじゃ。自分は何だって出来ると前に踏み出す勇気も与えてくれる。」
シャッコー「何だって出来る…?」
?「左様…あの輝きを掴むことだって…お主はいつかきっと出来るはずじゃぞ。」
シャッコー「…輝き…を掴む?」
そっと天に手を伸ばす…
届く訳がないと知っているはずなのに、手のひらから溢れ出す輝きに釘付けになる…
?「おっ、流星じゃな!お主の願いをかける機会じゃぞ!さあ早く!」
シャッコー「え、あ、あわわわっ!」
?「さて…願いごとは何をかけたのじゃ?」
シャッコー「…な、内緒です。」
?「むむ…やはりお主はかわいいのう…」
そっと頭を撫でられる暖かい感触に、シャッコーは抵抗することなく受け入れる。
戻れないかもしれない昨日までの安らぎ…もう感じることができないと思っていた暖かさがそこにあった…
翌日、目覚めたシャッコーの傍らに彼女の姿は無かった。
シャッコー「…夢だったの?」
ふと、黄色い上着を手に取る…いつから脱いでいたのか記憶にないが…
シャッコー(そうだよ…やっぱり僕は一人じゃないといけないよね…ん?)
眩しい陽光に瞼をこすりながら、起きあがろうとするシャッコーの腰元に、ひらりと何かが舞い落ちる。
ぱさっ…と静かに地面に落ちたそれは…小さな紙であった。
見覚えのない札のような紙を手に、まじまじと見つめるシャッコー…
シャッコー(…あのお姉さんの忘れ物…?)
そう思いたかった…あの感触も…鈴の音色も…星空も…夢だと認めたくなかった…
シャッコー(おかしいな僕は…こんなの…ただの紙切れじゃないか…)
自分が無意識に持っていただけかもしれない…風に吹かれて飛んできただけかもしれない…十分ありえる話だ。
シャッコー(でも…おかしいな…どうして訳もなく悲しくなるんだろう…?)
彼は『あまりにもちっぽけな証拠』を握り…静かに泣いた。
初めて本当の気持ち…すべての思いを伝えた人が幻影というなら…あまりにも悲しすぎる。
誰が放った式神なのかが気になります。
いったい何をしていたところだったのか…
ところで前に立った学園物?のスレが落ちたようなのですが、
まとめWikiの方にログを入れといた方がいいですかね?
>>289 アプサラスV姫投下乙です!これはいいつるぺた姫さ(ry
『こんな現実があるというのか…?』
その朝、隠れ里で暮らす下級妖怪達の間で一つの騒ぎが起きていた。
喫茶『イエロージャケット』の一室…
ゾロ(赤)「…式神が…消えた…?」
ゴッゾーラ「ああ、上級妖怪達が管理しているハズの式神が封じられた御札の一枚が盗まれたそうだ…」
ゾロ(赤)「……」
無言で立ち上がる赤ゾロ…店の外に向かって飛び出そうとするが…
トムリアット「どこに行くつもりかしら?」
ゾロ(赤)「…式神を取り戻す…」
赤ゾロの手を紫色の着物を着た女妖怪…トムリアットが掴み、周りが見えない彼女を制止させる。
ゾロ(赤)「式神…太古に妖怪達を危機に陥れた荒神の魂…万一、人間達の手に渡ったら…」
トムリアット「よしなさい…あなたには危険すぎるわ。」
ゴッゾーラ「式神の捜索は中級妖怪達が血眼になってやっているだし…俺たちの出る幕じゃない。」
ゾロ(赤)「離してくださいトムリアットさん!私が手柄を立てれば…きっとバラバラになった私の一族も戻ってくる!上級妖怪にだって認めてもらえる!」
トムリアット「…それが目的なの…?」
ため込んでいた感情をぶつける赤ゾロ…
自分が何のために生きているか…そのことが脳裏によぎる。
ゾロ(赤)「私は…どんな手を使ってもバケネコ一族を復興させなきゃいけないんだ…その為なら命など…惜しくなんて…」
トムリアット「あなたに何かあったら茶ゾロちゃんは独りぼっちになるのよ…それでもいいの?」
ゾロ(赤)「……うっ…」
トムリアット「あなたが一族の為に無茶するのは仕方ないと思うわ…けどね!あなたがいなかったら誰が茶ゾロちゃんを守るの!?」
ゾロ(赤)「…それは…」
うつむきながら黙り込む赤ゾロ…ぐっと拳を握り、行き場のない虚しさを噛みしめる…
トムリアット「今日は仕事を休みなさい…何のために一族を復興したいのか…もう少し考えて行動なさい。…もう止めないわ。」
ゾロ(赤)「……」
ゴッゾーラ「…妹のためにもさ…自分のことは大事にしろよ…なぁ?」
ゾロ(赤)「…すまない……」
赤ゾロは力なくつぶやきながら、喫茶イエロージャケットを後にした…
そのとき妹は…
里の外れ…朝一に山菜を摘んできた茶ゾロは上機嫌になって帰路についた…
ゾロ(茶)「にゃ〜♪今日は珍しいマタタビも手に入ったにゃ〜♪」
里から離れた小屋…イエロージャケットから貸し出されたゾロ姉妹の借家は当初は廃屋といってもいいほどの代物であったが、周囲からの支えもありなんとか雨風を凌げるほどにはなっていた。
ゾロ(茶)「……に゙ゃ!」
茶ゾロは不穏な気配を感じ取り、小屋の前で立ち止まる。
ゾロ(茶)(…だ、誰かいるにゃ…ま、まさかドロボウさん…?)
おもわず彼女は喉を鳴らし、臨戦態勢の証であるネコのような鋭い目に変貌した。
その小屋の中では…
シャッコー(…や、やっぱり誰も住んでないのかな…?こんなにボロボロだし…)
さまよえる妖狐の少年が家の中をウロウロしていた…
シャッコー(…も…もし誰か住んでいたら…僕ってドロボウじゃないか…やっぱりここから出よう!)
流石に罪悪感を感じたのか…出口の戸を開けようとしたシャッコー…だが次の瞬間!
突然、床底が壊れ地面に穴が開く…
ゾロ(茶)「覚悟するにゃあ゙ぁドロボウさん!」
シャッコー「え?う、うわああぁっ!」
その穴の中から土を被った少女がシャッコーに飛びかかってきた。
シャッコーはあっさりと組み伏せられ、じたばたと怯えながら暴れ出す。
シャッコー「ご、ごめんなさい!誰も住んでない山小屋だと思ってっ!」
ゾロ(茶)「ごめんじゃ済まさないにゃ……に゙ゃ!?シャッコーくん?」
シャッコー「あ…ぞ、ゾロ(茶)さん…こ、これは…(ムギュッ!)」
ゾロ(茶)「…ひっ…!!」
両者の頭が混乱する中、しだばたするシャッコーの腕がなにやら柔らかいものを…
ゾロ(茶)「ど、どこ触ってるにゃシャッコーくん!こ、子供がこんなことしちゃいかんにゃあぁ!」
シャッコー「え…あ、あわわわっ!ご、ごめんなさいっ!」
つくづく耐性のない少年である…
ゾロ(赤)「…お…おまえたち……いったい何を…」
ゾロ(茶)「…にゃ?」
シャッコー「……え……?」
次にシャッコーが目に入ったのは顔を真っ赤にしている赤ゾロであった…
辺りに険悪なムードで包まれたのはいうまでめない…
式神は妖怪が管理ですか。
過去に相当な紆余曲折があったんでしょうね。
なんだかんだで出会いには恵まれてるシャッコーくんの今後も気になります。
「イエロージャケット、春の一日」
ゴッゾーラ「これが春用に考えた新制服だ。」
トムリアット「あら、首のタイやめて鈴にしたのね。かわいいわ。」
ゾロ(赤)「…」
ゴッゾーラ「どうした?」
ゾロ(赤)「あ、あの…」
ゾロ(茶)(は!まさか!)
ゾロ(赤)「す、鈴が動くのが目に入ると、き、気になって…。」
ゾロ(茶)(やっぱり、おねえちゃん鈴にじゃらされちゃってるにゃあ!)
結局仕事にならないということで、
鈴つきの制服の採用は見送られたという。
ゴッゾーラ「かわいいと思ったのに…orz」
http://www12.atwiki.jp/ms_personify/pub/grph/zorro.jpg というような一場面。
>>295 ゾロ姉妹絵感謝です!赤ゾロは本能に忠実な娘ですな…ゴッゾーラけしからんw
「なぜ農家まで燃やし尽くすのか」
UC王城
ステイメン「………」
ステイメンは一枚の手紙…学校からの連絡を無言で見つめる。
ゼフィランサス「…これは…次の見学授業の予定ね。」
サイサリス「…見学…ですか?」
ゼフィランサス「そう…それもニンジン畑の見学なの。…収穫体験をしたり取れたて新鮮なニンジンを料理して食べたり…そんな感じなの。」
ステイメン「心配いりません姉さん…今からその農場を焼け野原にすれば…食べなくて済むのですから…」
ゼフィ・サイサ「……」
その後、GP姉妹は見学先の農家からニンジンというニンジンを買い占めたことにより未曾有の惨劇は回避された…
『春風のとどけもの』
UC王城のエゥーゴ詰め所…
訓練が終わったZガンダム…整った中性的な容姿の戦士に、小包が渡される。
メタス「たった今、ハンターギルドから届け物が来たのよ。Z宛だけど…」
バウンドドック「届け物!?もしかして美味しいお菓子かなお兄ちゃん!?」
瞳を輝かせて小包を開けるバウンドドック…
Z「こらこら、勝手に開けちゃダメだろ…って…」
バウンドドック「…何これ…?」
贈り物の中身…洗濯石鹸詰め合わせと…一枚の手紙だった
『これは∀王国から特別に取り寄せた高価な洗濯石鹸だ。働く旦那さんの為に使ってあげなさい…
…正義のハンターより…』
数分後…
城の武器庫から対龍用に改良したメガランチャーを取り出したZガンダム…人間なら一瞬で消し炭にできる非常に危険な武器だ。
メタス「ちょ、ちょっと!何やっているの!そんな物騒なもの持って!」
Z「…あの変態赤髪ヤロウ……トーストにしてやるっ…!」
狂気の表情を浮かべるZガンダム…多数のエゥーゴ兵に取り押さえられたのは言うまでもない。
なかなか忙しくてチェックできない日が続いております。
>>296 ヤツならやる!
次に狙われるのは自領内の農家だ!
>>297 J…こんなにもまじめなのに…まじめなのに…
「朝のイエロージャケット」
カフェ・イエロージャケットでは朝のミーティングが行われていた。
本日のランチメニューは何にしようかということを話しているようだ。
ゾロ(茶)「はい!今日は来る途中の川で、でっかい魚を取ってきましたにゃ!」
トムリアット「あら、じゃあそれを使って・・・」
ゾロ(茶)「新鮮な生魚をお出しするにゃ!」
ゴッゾーラ「い、いやそれはちょっと…川魚だし。焼いたりしたほうが…」
ゾロ(茶)「だめにゃ!新鮮なお魚は絶対生の方がおいしいのにゃ!
今日はお客様においしい"なまざかなランチ"をお出しするにゃ!」
トムリアット「あ、あのね、ここらのみんなは、多分あんまり生のお魚には慣れてないし、
ほら、生を食べて野性が目覚めちゃうお客様が出ても困るでしょ?」
ゴッゾーラ「ほら、料理は俺がしてやるから、魚をこっちに…」
ゾロ(茶)「い、いやにゃぁ…お魚に対する冒涜だにゃぁ…(ふるふるふる)」
トムリアット「あらあら、そんなに抱きしめたら制服が生臭くなっちゃうわ。」
このあと一時間すったもんだした挙句、
ゾロ(茶)が取ってきた魚は酢漬けにして出すことに決まったのであった。
ゾロ(赤)「魚に関することとなると頑固になるからなぁ…」
時にそのこだわりで、店の営業を妨害したりもしながら、
今日もゾロ(茶)はがんばっている。
ゴッゾーラ(魚を抱きしめてるゾロ(茶)、ちょっとかわいかった…)
http://www12.atwiki.jp/ms_personify/pub/grph/%C3%E3%A5%BE%A5%ED.jpg
ところで、改めてテンプル騎士団は設定解除して、
妖怪勢に使った方がいいと思うのですがどんなもんでしょうね。
ちなみに設定自体は出したのは僕なんで、
発案元としては特に問題はないです。
『念願叶って…?』
ゾロ家…シャッコーがたまたま立ち寄った場所であったが…妹の地面からの奇襲によりあえなく捕らえられてしまった。
そんなこんなで二人は居間を囲み、どことなく落ち着かない彼の様子を窺った。
ゾロ(茶)「どうしたのにゃシャッコーくん。妖怪の里に来るなんて珍しいにゃ。」
シャッコー「そ、それは…」
ゾロ(赤)「…どうせ人間たちに自分の正体がバレそうになって逃げてきたんだろう…」
シャッコー「…!!」
女のカンというものだろうか…?
言葉を詰まらせるシャッコー…赤ゾロはやれやれといった様子で続ける。
ゾロ(赤)「…だから私達はあれほど忠告したんだ…人間の真似事はやめろと…」
ゾロ(茶)「おねえちゃん!!」
妹に制止された彼女は、はっと饒舌になった口を押さえ、慌ててシャッコーの表情を窺う…。
姉のフォローを必死に考える茶ゾロであったが…そんな彼女をよそにシャッコーは苦笑いを浮かべる。
シャッコー「そ、そうなんですよね。妖怪の僕が人間と一緒にいるなんて…ヘンですよ。」
ゾロ(茶)「シャッコーくん!?」
ゾロ(赤)「…自分の宿命を受け入れたのか…」
シャッコー「……僕は…妖怪だから…妖怪として生きなきゃ…おかしいですよね。」
ゾロ(茶)(こ、こんなの…シャッコーくんじゃない…)
その夜…シャッコーは彼女たちの世話になり…床の間についた…
彼が眠りについたのを確かめると、姉妹は居間を囲んで話し出す…
ゾロ(赤)「やっと奴も覚悟を決めたようだな…私達の元で引き取って…明日から妖怪の戦士として鍛えてやるとするか…」
ゾロ(茶)「にゃ…そうだにゃ…」
ゾロ(赤)「…気にするな。…腐っても鯛って言うしな…今は弱くてもいつかは妖狐として目覚めるときが来る。そうすれば…」
ゾロ(茶)「っ!!…シャッコーくんは弱くなんてないにゃ!」
ゾロ(赤)「そ、そうか……ま、まあいい。これで我が一族の未来も…安泰だからな。」
シャッコーの妖狐としての力とバケネコ一族の庇護を狙っている赤ゾロ…
それは卑怯とでも言われていても仕方ないであろう…だが、その若さで一族を案じる身になった今…彼女に手段を選ぶ余地はなかった。
ゾロ(赤)「しかし…私達はどこで寝ればいいんだろうか…」
ゾロ(茶)「?…シャッコーくんと一緒のとこで寝ないのかにゃ?」
ゾロ(赤)「そ、それは絶対にダメだ!」
ゾロ(茶)「だってシャッコーくん…すごく寂しそうだったにゃ…だからみんなで一緒に…」
ゾロ(赤)「だぁーっ!駄目ったら駄目だぁ!」
何故か赤面する赤ゾロは、寝ているシャッコーの元に向かう妹を必死に止める…そんな騒がしい夜であった。
>>300 失礼します。
自分が初期に妖怪達として構想していたのはべスパ勢(一部例外)でしたが、既出のキャラと被らないように考案しています。
こちらも以前に投下されたキャラはおおよそ存じていますので…無理をして廃止することはないと思うのですが…どうでしょうか?
一度すべてのキャラ設定を再設定すれば?
荒れたから使えないなら使えるようにすればいいじゃん
完全に消すんじゃなくて、1の設定を少し残しつつ修正すれば誰も文句は言わないだろうよ
ただでさえ人いない上に同じキャラばっかじゃ飽きられちゃうぞ
悪いが1の修正案なんて待ってても無駄だろうよ
>>302 了解です。
>>303 いや、特に使えないから使ってないわけではないですよ。
現在特に既存キャラの使用制限があるとは全く考えていません。
だったら使えよ。同じキャラばっか使ってないでさ
でも再設定するのもいいんじゃないの
実際1は来ないわけだし
再設定するにも設定の書き方がわからない
前みたいに他スレでやれば?
ここは1設定専用スレだから。
立てたら立てたで叩くくせに何言ってんだ
だいたい1の設定消すわけじゃないんだからいいだろ
1をさんざん叩いて別スレに追い出したのがこのスレだろw
なんで他スレ「立てたら叩く」とか被害者面なんだよwwww
頭おかしいのか?
大体1の設定なんて世界観くらいしか使われてないじゃん
それって使いにくいってことだろ。現に誰も使わない。
だったら使いやすいようにすればいいってだけの話だろ。誰も別スレ立てるとかそんな話してねえよ
だから1設定専用スレでその話が出ることがおかしいっての。
14-15も109も協力してくれないだろうが、勝手によそでやれって話。
別に協力してくれなんて頼んではいない
別スレも立てない
新しく作るんじゃなくて元々の設定をいじるだけだから
14-15と109も自分のキャラしか使わないのもおかしい
使用制限が無いと言うなら他のも使えって話。言ってることとやってることが違うんだよ
使用制限がないのと
他キャラを使わなければならないということの関連性について
詳しく説明してくれ。
制限がないってのは単に使うも使わないも自由ってことじゃないのか。
それと、使用制限がないってのは単に109の個人的な見解だよな?
それを認めるってことは、
このスレでは109の見解は無条件に受け入れられるってことなのか?
まとめWikiやってるから偉いのか?
使わないってのは使いづらいってことだろ
使いづらいなら使いやすく改良してやればいい
>>316 そもそも使用制限云々自体が一方的に決められて、なおかつ制限に不満があれば専用スレ(当スレ)でやるようにとなっていから独自の判断じゃないよ。
そうやって煽るように突っかかるのは良くないと思う。
>>307 名称(元となったMSの型番等)
性別/年齢/所属、身分等/登場作品
キャラクター概要
では1のキャラ設定は誰から修正するか
ではとりあえず赤ザク姫さんから
赤ザク/シャアザク(MS‐06S シャア・アズナブル専用機)
女/UC王国王女/機動戦士ガンダム
気品あふれるお姫様…というのは仮の姿。
本当は明るく活発でどこにでもいる女の子。
城での生活に飽きていて、城下のみならずUC王国の外に興味があるためよく脱走する。
その度に大規模な鬼ごっこ状態になるが、一部の人はこの騒ぎを楽しんでいる。
ガンダムとは幼い頃からの友人。あくまで友人且つ姫と騎士の関係。しかし一部に人は二人の関係を誤解している模様。
幼い頃から武術を習っていたためか、割と強い。冗談ではない
学園通い設定を消して少し追加してみた
322 :
321:2010/06/16(水) 00:19:26 ID:???
続いてガンダム
ガンダム(RX‐78‐2)
女/UC王国騎士/機動戦士ガンダム
真面目な白髪の少女。文武両道な女騎士。 剣だけではなくジャベリンやハンマーなど多彩な武器を使う
剣の腕では赤ゲルをも上回るが本人はまるで気づいておらず、彼を尊敬している。
赤ザク姫の護衛に回ることが多いが、大抵は姫に振り回される。
元々は国軍の一般兵だったが、数多くの戦果を挙げ騎士に昇格した。戦場での通り名は『白い悪魔』
なお、女の子が好みそうなかわいい服を着るのは苦手なようである。エルメス曰く「素材は良いのに超もったいない」
ネタも書いてみようかね
国軍と騎士団は別組織
ガンダムはνと赤ゲルが取り合ったってSSあったでしょ
325 :
321:2010/06/17(木) 01:03:52 ID:???
では修正 騎士団と国軍はなんかややこしいな
誰か簡単にまとめてほしい
ガンダム(RX‐78‐2)
女/UC王国騎士/機動戦士ガンダム
真面目な白髪の少女。文武両道な女騎士。 剣だけではなくジャベリンやハンマーなど多彩な武器を使う
剣の腕では赤ゲルをも上回るが本人はまるで気づいておらず、彼を尊敬している。
赤ザク姫の護衛に回ることが多いが、大抵は姫に振り回される。
敵に対しては容赦せず、戦場での通り名は『白い悪魔』
優秀な人材なだけあって、過去彼女を巡ってνガンダムと赤ゲルググが争ったこともある。
なお、女の子が好みそうなかわいい服を着るのは苦手なようである。エルメス曰く「素材は良いのに超もったいない」
ついでにエルメスさん
エルメス(MAN‐08 ララァ専用モビルアーマー)
女/UC王国騎士/機動戦士ガンダム
緑のとんがり帽子が特徴的。赤ゲルの部下だが、魔法関係に関しては彼女のほうが上である
騎士というより魔法使いで、ビットによる攻撃が得意
さらに特殊な3つのビットを組み合わせる事で様々な召喚獣も呼び出せる
容姿端麗なお姉さんなので男たちからの人気は高い
また、赤ザク姫脱走騒動を楽しんでる者のひとりで、姫の脱走には協力的。全力で逃がし全力で捕まえるのである
1のキャラってどのくらいいんの?
327 :
321:2010/06/18(金) 20:17:33 ID:???
今回は召喚獣の皆さん
フェニックスガンダム
女/召喚獣/Gジェネレーションシリーズ
炎属性の鳥人型上級召喚獣。上級なので滅多に召喚されない、はず。偶にエル○スに蝋燭代わりとして召喚されることもある
人間やモンスターの力を凌駕しており、彼女の炎は全てを焼き尽くす
普段は背中に翼のある人型だが、巨大な炎の鳥にもなる
気まぐれで喧嘩っ早い。水属性のマーメイドガンダムとはよく喧嘩になる
普段は異世界で他の召喚獣と一緒に暮らしている
マーメイドガンダム
女/召喚獣/機動武道伝Gガンダム
水属性の人魚型の上級召喚獣。 上級なので滅多に召喚されない、はず
上半身の露出はかなり少ない、お色気お姉さん。
下半身は魚なので装飾はあるものの基本的に裸。水のない所では浮遊している
水を操り大洪水で全てを飲み込む。 偶にエル○スに花に水をあげる為に召喚されることもある
丁寧な口調だが妙に腹黒い。 フェニックスガンダムとよく喧嘩している
トルネードガンダム
女/召喚獣/ゲームオリジナル
風属性の少女型上級召喚獣。上級なので滅多に召喚されない、はず
明るく元気な女の子。みんなに可愛がられ愛されてる。
彼女が生み出す巨大な竜巻は全てを吹き飛ばす。偶にエル○スに部屋の掃除をするために召喚されることもある
はいてない疑惑あり
ハイゴック
女/召喚獣/ポケットの中の戦争
氷属性の人型上級召喚獣。上級なので滅多に召喚されない、はず
クールビューティーのお姉さま。
しかしふとしたことで超臆病になったり、想定外のハプニングに弱い
みんなの良きいじられ役
着ている服の袖が長過ぎであり、地面を歩くと引きずってしまうため、浮遊している
彼女の両腕から発射される冷凍ビームは氷は全てを凍らせ美しく散らせる。夏になるとよくエルメ○に召喚される
ほとんどいじくってしまった。一応全員上級にしといた
328 :
321:2010/06/19(土) 14:32:15 ID:???
議論所行ったら1キャラの一覧があった
ウイングガンダム
ウイングガンダムゼロカスタム
ガンダムデスサイズ
ガンダムデスサイズヘルカスタム
ガンダムヘビーアームズ
ガンダムヘビーアームズカスタム
ガンダムエピオン
ガンダムアクエリアス
ヴァイエイト
メリクリウス
ガンダムダブルエックス
ガンダムエックスディバイダー
ガンダムエックス
フェブラル
ベルティゴ
シャア専用ゲルググ
ライデン専用ザクU
ライデン専用ゲルググ
グフ
ビギナ・ロナ
V2ガンダム
ガンダムF91
ブルーディスティニー2号機
キュベレイ
ザクV改
ヤクトドーガ(ギュネイ機)
ヤクトドーガ(クェス機)
ギラドーガ(レズン機)
ナイチンゲール
グフカスタム
量産型ガンタンク
量産型ガンキャノン
陸戦型ガンダム
ガンダム4号機
ガンダム5号機
ガンダム6号機
ジムストライカー
ジムスナイパーU
クロスボーンガンダムX1フルクロス
量産型ガンダムF91(ハリソン機
アッグ
ボール
先行量産型ボール
フィッシュアイ
ボール戦地改造型
一人でこんなに作ったのか。まだいっぱいいる・・・
329 :
321:2010/06/19(土) 23:06:54 ID:???
召喚獣 その2
アッグ(EMS-05)
男/召喚獣/MSV
地属性の中級召喚獣。中級なので上級に比べれば比較的楽に召喚できる。
それでも召喚術は難しいのであるが
ドリルな槍で戦う屈強な男。ドリルの威力は巨大な岩を砕き、相手が生身の場合はミンチよりひどい事に
自然を愛する男。いつもトルネードガンダムと一緒にいるのでロ○コンの疑いがある(※本人は気にしてない様子)
アッグの設定が見つからなかった。しかし過去スレは本当にすごい荒れたんだなー
↓ちなみに新しく作ってみた
ファイナルフォーミュラー(FF-0)
?/召喚獣/グレートパンクラチオン
光と闇の二つの属性を併せ持つ上級召喚獣
容姿は中世的で、外見から性別を判別するのは難しい
左右非対称で色も違う。左は光を思わせる黄金、右は闇を思わせる紫。ルナジョーカー
如何なる者も凌駕する強力なパワーを持つ。エルメスが呼び出せる最強の召喚獣らしい
他の召喚獣曰く『なんか近寄り難い』
SD系もありかなと思ってやっただけ
ファイナルフォーミュラーって元ネタMSあるのかな?
一人で何をやってるんだ
331 :
321:2010/06/20(日) 12:22:53 ID:???
>>330 使われる気配すらない1キャラの設定の修正と追加
気に入らないなら元ある設定を使えばいいじゃん
332 :
321:2010/06/20(日) 22:52:46 ID:???
しかしまとめwikiには1のキャラは全然載ってないんですね
まとめwiki編集できないじゃん
誰が編集してるんだか知らないけど、1のキャラだけ載せないってのはなんか悪意を感じる
読んでどうする
結局は編集してるやつの好みだからなー
編集してる人は1のキャラだけ載せない理由すら言わないしなぁ
>>333 >>321本人?それとも荒らしのなりすまし?
俺がまとめをしている訳じゃないけど…なんで>>1のキャラの使用制限なんて面倒なことになったか本当に過去スレ読んだの?あと
>>51も。
一時期は>>1キャラを使って投下するだけでも荒らしが騒いでいたんだし、>>1本人も「もう僕のキャラはリセットしてもいいです」と言ってたことだってあるんだよ?
しかもまとめに載ってないキャラは>>1以外にも山ほどあるのになんでそんなに突っかかるの?えこひいきとか好き嫌いしてるわけじゃないんだよ?
そもそも修正した
>>1キャラを使うかどうかは職人に任せるって
>>331で言ってるのになんでそんなに喧嘩腰なの?むしろそこに悪意を感じるよ。
>>338 >まとめに載ってないキャラは>>1以外にも山ほどある
例えば?
>>339 自治厨で自分は正義だと思い込んでるから新しいアクション起こす奴を悪にしたいんだろ
例のやつらってろくに過去ログ読まないで勝手なことするから
一発で見分けつくよな
SSのひとつも投下しない奴よりマシだ
マシじゃないだろw邪魔なんだから.
邪魔だと思うならスルーしろよ。いちいち噛み付いてくんなよ
それともお前が嫌ってる別スレでも立てるか?誰も書き込まないだろうけどな
スルー(笑)
過去ログも読まないやつが混乱するようなことをしたら文句を言うのが当然だ。
都合よくスルーとか言ってんじゃないよ。
大体いつまで経っても現れない1が悪いんだろ
こうなったのも1の責任だ。使われないキャラを放置するよりマシだろ
1本人がリセットしていいと言ったなら尚更だ。321の行動は別に悪いことじゃない。そもそも気に入らないなら使うなと言ってるんだから文句言うな
348 :
通常の名無しさんの3倍:2010/06/22(火) 21:11:25 ID:AUvz86WS
^^
>>1本人の意向は関係ない。
このスレは
>>1の設定を使い続けるスレだということだ。
その世界観使って話を続けてる書き手がいるところに
勝手に設定投下して嫌なら使うなというのは
スレの前提に反しているから、
悪いことじゃないどころか明らかにおかしい。
350 :
通常の名無しさんの3倍:2010/06/22(火) 21:22:58 ID:AUvz86WS
別に完全に別キャラにしてるわけじゃないだろう。1の設定もちゃんと残されてる
そもそも新しい事が起こるたびに沸いて文句しか言わない奴にとやかく言われる筋合いはないだろうよ
自治がしたいなら他でやれ
大体他の職人が制限はないと言いつつも1のキャラを放置し続けたのは事実だろ
>>349が言ってる事
・これはまだ使えるんだ!勝手にいじるな!
>>347が言ってる事
・まぁ誰にも使ってもらえないようだし321にちょっといじくってもらいましょう。あ、勿論原形はできる限り残しますよ
嫌ならスルーするか、元のものを使ってくださいね。どちらにするかは任せます
そもそも、さっと見返しても
赤ザク、ガンダム、エルメス、赤ゲル、ボール、BD2といったあたりや
ノイエジールも
>>1だったか?
そこらがこのスレに入ってから使われてるぞ。
全体的にペースが遅いだけで放置された事実などない。
俺は個人的に
>>321の設定変更自体はそんなに気にならなかったしそこまで悪いとも思っていなかった。
キャラの根本的な性格や性別を変更したわけじゃなかったし、召喚獣はほぼ原典に忠実でまとめていたから、ファイナルフォーミュラーも含めて職人たちが見て気に入ったら使うくらいのキャラ提案として受け取っていた。
でも気になったのはまとめをしてくれている人に対して「
>>1キャラがいないのは悪意を感じる」なんて、察すれば分かるのに言いがかりをつけたのが気になった。
それに載っていない
>>1以外キャラはエレゴレラやライジング、エゥーゴ全般やジュピター船団とかもいる。
全体的に見たらほんの一部だろ
1はひとりで何キャラ作ったと思ってるんだ
大半のキャラは使われてないんだよ
そのほんの一部のしかも他の職人が使っているキャラを再設定する意味も正当性もまったく感じないな
ジュピター船団は他の人じゃないっけ?
たまたま再設定したのが使われていただけだろ
原形とどめてるんだから別にいいんじゃね?
あげたかっただけ
>>358 >使われる気配すらない1キャラの設定の修正と追加
と本人が言っているから違う
意図的に無視したか
そもそもチェックしてないかどちらかだろう
全員やる気なんだろ
原形とどめてるんだし別にいいだろ
364 :
321:2010/06/25(金) 01:28:58 ID:???
今回はハンターの皆さん @
真紅ゲルググ/ジョニゲル(YMS-14B ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ)
男/モンスターハンター/MSV
真紅ザクの兄。陽気な男。
青ゲルと組み、ハンターの報酬で生活費を稼いでいる。
実力は相当なもので、他のハンター達から『真紅の稲妻』と呼ばれるほどである。
なお、その実力を見込んで国軍からのスカウトが度々あるが、断り続けている。理由は『性に合わない』
戦闘以外は駄目でニブチン野郎。
青ゲルググ/青ゲル(YMS-14 アナベル・ガトー専用先行量産型ゲルググ)
女/モンスターハンター/MSV
青髪の女ハンター。
元々はソロでハンターをしていたが、ジョニゲルにナンパされて以来彼と共に仕事をしている。
ハンターとしての実力は相当なもの。彼女も度々国軍にスカウトされるのだが、ジョニゲル同様断り続けている。
その理由は『ジョニゲルがいかないから』。ただしそれを知るものは真紅ザク以外いない。
クールで、口調も女っぽくない。異性より同性にモテるタイプ。
なお、実は甘いお菓子が大好きだったり、しっかり女性らしい面も持ち合わせている。
ノイエジール/ショコラ(AMA-002)
雌/ドラゴン/スターダストメモリー
青ゲルのもう1人のパートナー。パートナー歴はジョニゲルより彼女の方が長い
幼竜の頃から青ゲルと一緒なので人間馴れしている。
青ゲルに絶対服従。青ゲルを取ったジョニゲルには敵意むき出し。
人に馴れているとはいえドラゴンなので強力。
ただし体が大きい上に強力すぎるので、青ゲルの送り迎えが主な任である。留守番している間は真紅ザクが彼女をお世話している。
ちなみに名前はショコラ。名づけ親は青ゲル。由来はガトーショコラ。
なお、同種のドラゴンが多数存在しており、以前UC城に現れたというノイエジールとは別個体。
真紅ザク(MS-06R-2 ジョニー・ライデン専用高機動型ザクII 後期型)
女/庶民/MSV
ジョニゲルの妹。
主に家事担当。掃除洗濯ドラゴンの世話となんでもできる。
だらしない兄貴と違ってよくできる妹と評判である。
得意分野は料理。モンスターの丸焼きから甘いデザートまでなんでも作る。しかも美味しい。
外見は赤ザク姫と瓜二つ。時々間違えられる。
しかし体の発育はこちらの方が上。
また結構いじくってしまったけど気にしない
365 :
321:2010/06/26(土) 23:41:47 ID:???
今回はモンスター @
ボール(RB-79)
?/モンスター/機動戦士ガンダム
DQでいうスライム的存在。 弱い、とにかく弱い。
その弱さからハンターや兵士見習いの練習相手としては最適
ボールを育成する魔物使いもいる
繁殖能力が高く、集団で行動する習性がある
そのため、油断して数の暴力に襲われるハンター、兵士も少なくないという。戦いは数である。
先行量産型ボール/オレンジボール(RB-79K)
?/モンスター/08小隊
DQでいうスライムベス的存在。 ボールより若干強い程度でやっぱり弱い。
数もボールよりは少ない。
口から糸を吐き、獲物をぐるぐる巻きにしてしまう。
あれ?なんか過疎ってるけど
ちょっと前に噛み付いてきた人はネタのひとつも投下しないの?議論にしか参加しないの?
『ハンターの休日』
ゲルググ「自分と的の距離をよく見てから…弦を絞って…」
子供「…うん…今度こそ…」
とある天気の良い昼下がり…
賑わう町のはずれの森で、弓を構える小さな子供と傍らで
子供「…たぁっ!」
風を切る音とともに、威勢のよい声が響く。
しかし、彼の小さな弓から放たれた矢は、離れた木に取り付けられた的を掠めてしまった。
子供「また外れた…ねえちゃん!またお手本見せてよ!」
ゲルググ「え、うん…じゃあよく見ていてね。」
少年のリクエストに応えるように、すぐさま愛用の弓を取り出すゲルググ。
さっきまで悔しそうだった少年は嘘のように、手慣れた様子の彼女に目を輝かせる。
ゲルググ(う…や、やっぱりそんなに見ないで…緊張しちゃう…)
そんな無垢な視線に戸惑いながらも、彼女は気を集中させ、鋭い矢尻の先を見据える。
普段はにこやかなゲルググの表情も、「狩り」という命の取り合いを商業とする戦士のそれに変わり…
ゲルググ「…はぁっ!」
鋭い一撃を放つ。
子供「す、すごい!的の真ん中に当たってるよ!」
ゲルググ「へ、へへ…でも実戦ではこうもいかないのよ?モンスターが相手なんだから…」
「君たち…いったい何をしている…?」
どこからともなく聞こえる男の声…
的が当たり笑みがこぼれるゲルググは、はっと我に返る。
ゲルググ「い、Jさん…ど、どこ…」
子供「あ…あの木の上!」
ゲルググ「え!」
子供はさっきまで的にしていた木の上を指さす…その先には、男が腕組みをしながらそそり立っていた。
ゲルググJ「弓使いの最大の武器…それは限界まで研ぎ澄まされた感覚だ。常に敵を感じ、自分を感じることだ…」
ゲルググJ「ずっと俺の気配にすら気付けないとは…集中が足りない証拠だな。」
ゲルググ「あう…」
子供「へ、変な人がいるよ!逃げておねえちゃん!」
ゲルググJ「…ふっ……それは違うな少年……」
指さす少年を見下ろし、気障に振る舞う赤髪の男…
足場の太い枝を蹴り、高く跳躍する男…
地面に降り立つと、彼の赤い髪が揺れ、漆黒の二対のマフラーが風に激しくなびく。
ゲルググJ 「俺は正義だ…」
トドメとばかりに決めるJ…厨二街道まっしぐらある。
子供(やっぱり変な人だ…)
ゲルググ(か、かっこいいです…!)
369 :
321:2010/07/19(月) 22:58:14 ID:???
規制が解除されたんでこっちにも投下
グフカスタム/グフカス(MS-07B3)
女/アプサラス家メイド長/08小隊
アプサラス家に仕えるメイド
クールで強くてかっこよくて厳しくも優しい女性
幼少の頃からずっと一緒なのでアプVにとっては姉的存在である
アプTの命令に従い、アプVのお世話及び護衛を主な任としているが他のメイドたちの教育も欠かさない
ヒート刀とヒート鞭を持ち歩き、非常に優れた戦闘術でアプサラスVを護る
なお彼女に剣術を教えたのは、UC王国の青き巨星だという
パイナップルが大好物で、朝のパイナップル100%ジュースは欠かせません
量産型ガンタンク/量タン(RX-75)
女/アプサラス家 メイド/08小隊
メイドその1
ややのんびり屋さんでやたらミスが多い
何かやらかす度にアプTに怒られ、グフカスのお仕置きを受け、シクシク泣いている
虫の触覚みたいなアホ毛が特徴的
量産型ガンキャノン/量キャノ(RX-77D)
女/アプサラス家 メイド/ポケ戦
メイドその2
これといって記載する事もない、少し百合っ気があるくらいの普通なメイドさん
ミスが多い量産型ガンタンクのフォローをするよう命じられている
今では仲良しメイドコンビとして日々ご奉仕中
今回はここまでー
372 :
321:2010/08/01(日) 10:40:59 ID:???
今回はガンダムW組
ウイングガンダム(XXXG-01W)
女/UC王国 ウェイトレス見習い/新機動戦記ガンダムW
出稼ぎのため豊かなUC王国へとやってきた少女。
お腹が減って倒れていたところを騎士に拾われ、城内の食堂で働くようになる。
ツインテールと鳥の翼を模した髪飾りが特徴的。
幼馴染のデスサイズ曰く『無口で無表情で根はいい奴』
護身用として『魔法具バスターロッド』を持ち歩く。
彼女自身の潜在的な魔力も相当なものではあるが、魔力のコントロールが苦手。
その為一度に大放出してしまい、3発撃つと動けなくなってしまう。
尚、実家には弟がいる。
ガンダムデスサイズ(XXXG-01D)
男/UC王国 コック見習い/新機動戦記ガンダムW
ウイングと共にUC王国に出稼ぎに来た美少年。
ウイングと同じ職場で働いているが、彼はコック見習いである。
三つ網の長い髪が特徴。手先が器用なため、料理から兵器の修理までなんでもやる
陽気で人懐っこい。ウイングとは正反対な性格。ツッコミ役。
護身用として『魔法具ビームサイズ』を持ち歩く。
潜在的な魔力は並だが、ウイングとは違ってある程度のコントロールはできる。
その為、ビームサイズは時々包丁代わりとなっている。
尚、実家には妹がいる。
次はエンドレスワルツかなぁ
保守
374 :
321:2010/08/26(木) 23:25:26 ID:???
規制が解除されたのでこっちにも投下〜
今回は再設定じゃなくて新設定
ジム・ライトアーマー(RGM-79L)
男/UC王国軍兵/MSV
一撃離脱の戦法を得意とする男
その為、素早く動けるよう鎧などを徹底的に軽量化している
むしろ軽量化しすぎてほぼ全裸に近い。武器も剣や槍ではなく短剣
彼曰く「裸こそもっとも美しい状態」らしい。ただの変態です、本当に(ry
ただ変態でも実力はかなりのもの
ジム・トレーナー(RGM-79T)
女/UC王国軍 戦闘教官/MSV
通称『可愛い顔した鬼』。人を見かけで判断してはいけないという良い例
とても、とても厳しい女性
彼女にこっ酷く指導された新兵は数えられないほどいる
特に破廉恥な事は許しません。だって免疫がないから
しかし人いないな
SS投下もされないしなぁ・・・
375 :
321:2010/08/26(木) 23:58:58 ID:???
あ、それと近々種系投下する予定です〜
「必殺の道!」
海…一面の海原…その波打つ岩肌に一人の男、ゲルググJがそそり立っていた。
ゲルググJ「…はぁっ!」
気合いを入れた掛け声と同時に、流れるような速さで弓を構え、矢を解き放つ。
荒れ果てる海原に放たれた矢は、勢いを衰えることなく加速する。
ゲルググJ(…来るっ!)
荒波を切り裂きながら軌道を描く矢は、烈火の如く燃える真紅のオーラが発生させた。
衝撃波が海面を打ち砕き…そして…波音さえも揺るがす轟音が鳴り響いた。
ゲルググJ「…は、ははっ…ふははははっ!」
霧に包まれた大岩の上で呆然としたJだったが…しかし、高ぶる感情を抑えることが出来なかったのか…彼の高笑いが海原にこだまする。
ゲルググJ「…遂にモノにしたぞ…俺の…」
ゲルググJ「新たなる必殺技の誕生だ…」
自身の強く握りしめる弓を見つめるJ…己の新たなる可能性を実感した瞬間であった。
ゲルググJ(さて…あとは今日の修行で放った矢を回収しないとな…大いなる海に不法投棄するなど言語道断だからな。)
そしてゲルググJは、準備体操ののちに再び荒れを取り戻した海原に飛び込んでいった。
翌朝
海辺付近のキャンプにて
ゲルググJ「うむ、清々しい朝だ。食事もうまいし最高だ。」
ゲルググ「新必殺技ができたんですよね?」
ゲルググJ「ああ…燃えさかる正義の魂と俺の比類無き力を融合させた一撃だ。その名は……まだないな。ゆっくり考えるとするか。」
ゲルググ「すごい!私も新しい技を身につけたいです!」
ゲルググJ「ははっ…まだまだ君には…」
漁師「Jさん!海岸沿いにモンスターが発生したみたいで…退治をお願いします!」
ゲルググ「Jさん!今すぐ行きましょう!」
ゲルググJ「…任せなさい!」
海岸
ゲルググ「あれは…蟹モンスターですか?陸に上がってきませんかね…」
ゲルググJ「付近の住人と漁師の避難は済んだならば問題ない…さっそくだが必殺技でカタをつけさせてもらおう!」
ゲルググJ(力と技…そして魂を…一矢に込めて…!)
(赤いオーラが浮かび上がる弓矢とJ…)
モンスター(…?)
ゲルググ(こ、これがJさんの必殺技…かっこいいです!)
ゲルググJ(敵を撃ち貫くイメージとともに…放つ…っんむ!)
次の瞬間、どこからともなく矢が飛んでくる。Jとは違う方向からだ。
動揺するJが振りかえると、そこには弓使いの女ハンターが佇んでいた。
ジムスナイパー(緑)「邪魔するわよ…!」
(離れた場所で炎のオーラを纏った一撃を与えるジムスナイパー)
モンスター「ギ、ギィィィ!」
白熱する矢尻からおびただしい血を流しながらもがくモンスター
ジムスナイパー(緑)「これであんたは…おしまい。」
モンスター「ギ……ッ!」
さらに数発の炎の射撃を受け、完全に沈黙するモンスター。
そして轟沈するモンスターの大波に飲まれるゲルググJ。
ゲルググJ「ぬわーっっ!」
ゲルググ「きゃー、Jさん!大丈夫ですかー!」
ジムスナイパー(緑)「…こっちは報酬がかかっているのよね…悪く思わないでねJさん…」
こうして修行の末に編み出したゲルググJの必殺技の初お披露目は、グダグタな結果で幕を閉じた。
その後
ゲルググJ(俺の必殺技は…ジムスナイパーの決め手の技と被るではないか…くっ!パクリみたいでカッコ悪い!)
ゲルググ「Jさん!あの必殺技ってもう使わないんですか?」
ゲルググJ「使わん!絶対に使わん!」
次の炎属性ではなく氷属性の技にしよう…と心に決めたJであった…
彼の限りない修行は続く…
実習やら試験やらでなかなか投下できなくて申し訳ありません。
Jさん…
なんて生きるのに不器用なんだw
『小さな恋のメロディ』
通行人A「うわー!暴れ馬だー!」
UC城下の市を、何に驚いたのか暴れ馬が駆けていく。
道の脇に馬を避けた買い物客たちが折り重なって倒れる。
下敷きになってうめき声を上げたのは先ほど果物を買っていた初老の婦人だろうか。
騒ぎに気づかずに小路から出てきた少女を蹴散らさんと馬が迫る。
少女「きゃ…!」
驚愕のあまりその場にへたへたと座りこんでしまった少女が馬の蹄に踏み潰されようとしたその時
稲妻のごとく馬の背に飛び乗った一人の男が手綱を握った。
突如手綱を引かれた馬が棒立ちになる。
男「どう!どう!静まれ!」
紺碧のマントに深紅の肩当、
騎士団遊撃隊「蒼き運命」の制服である。
男が手綱を何度か引くうちに、
先ほどまでの興奮が嘘のように馬はおとなしくなった。
馬の背からひらりと降りた男が手綱を脇の従者に渡す。
男「お怪我はありませんかな?小さな貴婦人よ」
少女「は、はい。騎士様のおかげで」
男(はっ…か、可憐だ…)
少女(か、かっこいい…)
邪心を抱くロリコン騎士とヒーローへの純粋な憧れを抱く少女。
この変態騎士は明るい金髪とはっきりとした目鼻立ちを持ち、
庶民の少女があこがれるには十分な美形なのであった。
男「立てますかな?うん、怪我がなかったようで良かった」
少女「は、はい。ありがとうございます(ぽー…)」
少女が上気した顔で騎士を見上げる。
小娘に対しても礼儀を失わないこの態度、こんな人がきっと本当の騎士なんだ…
少女「あの、お名前を…騎士様のお名前を教えていただけませんか?」
男「これは失礼いたしました。私はイフリート改、蒼き運命の隊長を務めております」
少女「あ、あの、私はプチモビって言います!あ、ありがとうございました!」
イフ改「いえ、城下の治安を守るのは我らの役目。お気になさりませぬよう(キリッ」
イフ改は必要以上にキリッとした表情でそう言うと、従者を連れ馬を引いて去った。
プチモビ「はぁ…隊長様なんだ。すてきな方…」
プチモビは知らない。
イフ改が城内では知らぬ者のない変態騎士の上に婚約者持ちで
その上、兄であるZZが最も嫌う戦狂の狂信的愛国者であることを。
これ以上奴に関わるな。憧れは憧れにしておくんだ。
しかしジュピター船団のマスコットとはいえNTではない彼女にとって
この先の嵐の予感を感じることは不可能なのであった。
プチモビ「今度ジュピターの珍しいものでお弁当でも作ってお城にお礼に行こう」
またあの騎士様に会えると思うと、胸の高鳴りを覚えるプチモビなのであった。
「小さな恋のメロディ ―続くかも―」
つまんね
忙しい私生活のなかご苦労様です。お互い無理なくこれからもよろしくお願いします。
それにしてもよりによって危ない人に惚れちゃったプチモビwシスコンお兄ちゃんのが今後が大変そうです。
さすらいのシャッコー編の続きです
『すれ違うアヤカシたち』
いつもと変わらぬ山で修行とばかりに戦士としての戦闘訓練を施した赤ゾロ。
何度も何度も足をすくわれながら、疲労困憊するシャッコーを引き連れ下山する最中であった。
シャッコー「(ぱらっ)…あっ…」
ゾロ(赤)「おい、いま何か落としたぞ?」
シャッコーのポケットからひらひらと舞う一枚の白いお札。赤ゾロはそれをすぐさま追いかけて掴み取る。
ゾロ(赤)(……なんだこれ…御守り…?)
何の変哲もないお札をまじまじと見つめる赤ゾロ…だっだが…記憶の中から何か思い出したかのように目を見開き驚愕する。
ゾロ(赤)「…まさか!!」
シャッコー「す、すいません!それは僕が…」
ゾロ(赤)「盗まれた…いや、人間に奪い返されたこれを…何故持っている…」
シャッコー「え…?」
赤ゾロは手に持っている札を突き出す。
そのとき、彼女の周囲に生じた妖気に反応するかのように札から紋章が浮かび上がる。
ゾロ(赤)「これは式神が封じられた札だ…私の妖気に疼いて分かったよ。」
そう言い、彼をネコの眼で睨みつける赤ゾロ…その眼光は今までの彼女の中でも一際鋭いものであった。
シャッコー「し、しきがみ…!?」
ゾロ(赤)「太古の時代に人間が使役し妖怪を苦しめた存在…二度と奴らに使われぬよう、妖怪が厳重に封印した式札をお前が持っていた…というわけだな…」
シャッコー「ぼ、僕は分からない!式神なんて知らない!」
ゾロ(赤)「とぼけるな!」
シャッコー「そんな…僕の話を…」
ゾロ(赤)「お前の考えは分かったよ…人間ごっこをやめたのはやっぱりお前の演技だったんだな…」
シャッコー「!!」
ゾロ(赤)「妖怪の仲間になるフリをして近づいて…この式神を使って滅ぼしてやろうと思っているんだろう!薄汚い人間たちの口車に乗せられてな!」
シャッコー「…くっ!!」
シャッコー「何も知らないくせに…人間の悪口を言うなっ!」
つまんね
その瞬間、シャッコーは自分の中で何かが壊れてしまったように思えた…
赤ゾロはただ誤解してるだけで自分は誤解されるようなことをしてしまった…
ただ、それにしたって彼女の言い分はあまりにも辛く…苛立った…
シャッコー(僕は…誰かに助けてもらいたかった…だけなのに…)
異端の存在である自分に葛藤し家出をしたのも…助けてもらいたかったからだ…
モンスター達に身を寄せた時も…行き倒れの旅の女性と一晩過ごした時も…常に誰かの暖かさを求めていた…
だが、…こんなつまらないことで誤解され、突き放されてしまった…終わってしまった…
シャッコー(あは、ははははっ…もう僕はここにもいちゃいけないんだ!)
凍り付いた表情のまま…赤く妖狐化した眼から雫がこぼれ落ちる…
ゾロ(赤)「……うわっ!」
それに反応するかのよう、赤ゾロが握っていた式札は突然弾け飛ぶ。
そしてシャッコーの頭上の宙を舞い、彼から沸き上がる紅蓮の妖気を取り込んでいく。
激情の妖気をよって熱くなる左肩…そして徐々に身体全体を焼いてゆく。
業火の中に隠された無垢なる異形の影が…彼の小さな背中を包み込んだ。
「もう…どこにも行けないんだ!」
続く
つまんね
あああああ…シャッコー君があああ…
「UC王宮少女の集い」
赤ザク「そんなわけで、今日は王宮内の若いみんなに集まってもらいました!
お茶とお菓子も沢山用意したから、みんな楽しんで行ってね」
ここはUC王宮内、赤ザクの個人用の来客室。
本日は王宮内の同じ年代の少女だけで楽しもうという趣向らしい。
ウイング「…♪」
いつもは厨房で働いているウイングガンダムも呼ばれ、豪華な菓子の山に目を輝かせている。
ガンダム「今日は無礼講で、と姫もおっしゃられてますので、皆さん遠慮なさらないでくださいね」
ガンダムが赤ザクに言葉を続けた。
赤ザク「ガンダムちゃんがまず遠慮やめて!いつも言ってるでしょ?」
ガンダム「は…し、しかし、人前では…」
姫に対し子供の頃のように振舞うのはまだ抵抗があるガンダムであった。
αアジール「お招きいただいて光栄です。お言葉に甘えてリラックスさせていただきますわ」
αアジールが微笑んで言う。同年代とは思えない妖艶さだ。
赤ザク「αアジールって、なんか色っぽいよね。女の私でも、ちょっと見とれちゃうくらい」
まさにドラゴンの持つ蠱惑的魅力なのだが、ここにいる面々には知るよしもないことであった。
赤ザク「ところでEXAMは彼(イフ改)とどこまで進んだの?」
EXAM「ぶはっ!」
しとやかに紅茶を喫していたEXAMが突然の攻撃に口中の紅茶を吹く。
EXAM「わわわ、私は彼(BD3)とは別にそそそそんな関係じゃ…!」
赤ザク「え!?婚約解消!?」
EXAM「(は!しまった!)あ、いえ!その、結婚前ですから!」
赤ザク「怪しい…今別な人のこと考えてなかった?」
赤ザク姫の恋愛センサーは鋭い。
EXAM「そそそそそんなわけないじゃないですか!い、いやですわ、姫様」
赤ザク「あからさまに怪しい…あとで尋問よ(にっこり)」
EXAM(早めに逃げ出さなくては…)
赤ザク「それにしてもみんないいなぁ。相手がいて。」
EXAM「相手?」
赤ザク「EXAMちゃんにはイフ改でしょ?ガンダムちゃんには赤ゲルググ隊長がいるし、
αアジールちゃんにはザザビー隊長、ウイングちゃんにはデスサイズくん…」
ガンダム「隊長とはそんな関係じゃありません!」
αアジール「ただの仕事上の同僚です!」
ウイング「…!(ぶんぶんぶんと首を横に振る)」
赤ザク「そんなこと言ってもだーめ。今日は吐くまで全員順番に尋問だからね!」
恋話尋問会と変わってしまった赤ザク姫のお茶会は、
赤ザク姫が厭るまで何時間にもわたって続けられたのであった。
EXAM・ガンダム・αアジール・ウイング「疲れた…」
その後、赤ザク姫が暇になるたびに、
このお茶会というタイトルの恋愛尋問会が開かれることとなったのは言うまでもないことである。
>>391 人の恋愛事情に興味あり…姫もやはり恋に敏感なお年頃なのでしょうかw
もし彼女が一般市民だったら凄腕の情報屋に…なったかも。
『運命・スタンドアップ!』
激しい怒りの獄炎の中から生まれた異形の影がシャッコーを背後から抱き寄せ…
「……うあっ…ああぁっ!」
全身に絡み付くその影と激しくその身を分かち合っていく。
ゾロ(赤)「お、おい…シャッコー!」
苦しみもがく声に反応したのか、影に包まれていくシャッコーに手を伸ばす。
「こ…ないで…」
ゾロ(赤)「…!!」
しかし…既に先ほどまでのシャッコーのものではなくなった禍々しい手が彼女を拒んだ。
ゾロ(赤)「…なっ!」
そして手だけではなく…彼の身体の至る所が変貌していった。
赤い眼と黒い触覚…刺々しい肩…
その姿は…シャッコーの夢の中に現れたモノそのものであった…
ゾロ(赤)「な、なに…!?」
その左肩の放熱器官からは炎が溢れ出し、紛れもなく彼女を捉えている。
妖狐シャッコー「…ああ…ああっ…!」
ゾロ(赤)「…!!」
いつか見た夢と同じように…その紅蓮の一撃が暗闇を焦がした。
目の前に広がる一面の赤い炎…とっさに身構えることすら出来なかった赤ゾロは子供のように眼を瞑ることしかできなかった…
?「むうっ!」
激しい衝撃波が身を振るわせ、高熱が肌を焼く…はずだった。
?「くうっ…ぬぬぬっ!」
…その刹那、女の声が聞こえた…
そして、赤ゾロは自分が燃え尽きてないことを感じる。
ゾロ(赤)(…誰?)
そっと目の前を開けると、彼女の想像を絶する光景が広がっていた。
式札「だ、大丈夫か!赤いの!」
ゾロ(赤)「なっ、何だ!!」
火炎を遮り、赤ゾロの前で結界を操る一切れの式札…さっきまでシャッコーの頭上に漂っていたものであった。
式札(妖狐の力を吸収するのは無理じゃったが…次こそは!)
ゾロ(赤)「お、お前はいったい…」
式札「紙切れでも…妖狐でも…どんな姿でも心の力を信じるのじゃあ!」
状況が分からず混乱する彼女を無視し札はシャッコーをめがけて炎を押し返しながら突き進む。
妖狐シャッコー「…ぐっ!!」
式札「シャッコー…今、助ける!」
そして、加速していく札はシャッコーに真っ向から衝突した。
ゾロ(赤)「うわっ!」
激しくぶつかるシャッコーと式札…それはすさまじい衝撃を発生させ周囲に巻かれた炎を吹き飛ばす。
妖狐シャッコー「ぐぐぐっ…あああっ!」
式札(や…やはり私でもシャッコーの妖力が抑え切れぬか…)
(…もう…だめ…僕はもう…どこにもいけない…こうなるしかなかったんだ…)
「…諦めるでない!!」
両者の心と声とが重なり合い、さらに熾烈にぶつかり合う。
式札(こうなれば奥の手じゃ…シャッコーの闇の心を…切り離す!)
覚悟を決めた式札は緑色のオーラを発しながらシャッコーに取り付き、激しい光を放つ。
妖狐シャッコー「ぐっ!!」
式札(はあああああっ!)
周囲に闇を引き裂く光が満ちあふれ、激震が山に響きわたった。
両者を包み込んだ光はやがて消えていく…
ゾロ(赤)「………うっ…」
両者の間で何が起きたかわからない赤ゾロであったが、その激しい光が晴れてうっすらと眼を開ける。
シャッコー「……」
ゾロ(赤)「シャッコー!」
その視線の先に…黄色い髪の気弱そうな少年…いつものシャッコーがいた。
シャッコー「赤ゾロさん…!」
しかし、シャッコーは怯えるかのように尻餅をつき…赤ゾロの背後を指す。
シャッコー「に、逃げてぇ!」
ゾロ(赤)「うわっ…!?」
彼女が異変に気付いた瞬間…それは動き出した。
赤ゾロの背後から忍び寄る刺々しい長い尻尾…それが彼女に襲いかかる。
ゾロ(赤)「ぐっ…あああっ!」
シャッコー「赤ゾロさぁん!」
彼女を締め上げる尻尾…その持ち主は、紛れもない…さっきまでの妖狐のシャッコーであった。
妖狐「………」
恐れるシャッコーはその姿を見上げる…
左肩の放熱器官を変形させ、長い尻尾のようなものを生やした…自分自身の異形…
妖狐(……)
シャッコー「もう…やめてよ!き、君が僕だから赤ゾロさんが憎いなんて…そんなの僕が…僕が悪いんだ!」
妖狐「…!」
シャッコー「そうだ…僕が悪いんだ…人間のフリをしてみんなを騙しているのも…すぐに逃げ出すのも…赤ゾロさんに突き放されてなにもかもイヤになるのも…」
シャッコー「だったら…僕を憎んで…僕を倒せばいいじゃないか!」
式札(たわけたことを言うでない!)
シャッコー「え…!」
叫ぶ女の声…それは、彼の足下に落ちていた今にも燃え尽きそうな式札であった…
式札「誰かを憎んだり…分かってもらいたくてもうまくいかないこともあるだろう…自分の行いに恥じることもある…じゃが!」
式札「自分自身がイヤになったところで…そこから先に何があるのじゃ…」
シャッコー「!!」
式札「自分の心を見つめるのじゃ…たとえそれが闇でも…そこから…輝きが生まれことを信じてな…」
そして、その言葉を言い渡すと満足そうに…式札は燃え尽きた…
シャッコー(…式札さん…僕は…)
シャッコー(…戦うよ…自分自身と!)
続く
397 :
321:2010/10/21(木) 10:36:43 ID:???
設定投下開始
ストライクガンダム(GAT-X105)
女/CE王国兵士/機動戦士ガンダムSEED
CE王国でも1,2を争う強部隊、ストライク隊の隊長。
クールな女性。
『SEED』の因子を持ち、戦場では鬼のごとく敵をなぎ払う。
一時期はCE王国最強とまで言われていた。
戦況に合わせて様々な武装を使いこなす。
・フェイズシフト鎧
CE王国軍開発部が作った鎧
予めある程度の魔力を鎧の中に溜め込み、
展開すると実剣など魔法以外の攻撃を一切受け付けないというすごい鎧
ただし魔力切れになり効力を失うと並の鎧より脆い
なお、鎧の魔力については背負い物を交換すれば充電が可能である
ただし高級品のため、生産数は少ない
・エールストライカー
機動性に優れた背負い物
現在は改良され空も飛べるようになった
ビームサーベル(光の剣)が標準装備されている
・ソードストライカー
斬撃に優れた背負い物
実剣とビーム刃を併せ持つ強力な剣。名前はシュベルトゲベール。
なお糸楊枝を参考にして作られたらしい。
剣のほかにブーメランとアンカー付きの小さな盾も装備する
ランチャーストライカー
砲撃に優れた背負い物
強力な魔道砲を装備する。これはAC王国のモビルドールのビームキャノンを参考にしたらしい。
ただし強力すぎる上に消耗が激しい。
>>392-396 ついに覚悟を決めたシャッコーくん
これはまさしくスタンダットゥザビクトリー
次回決着でしょうか?がんばれシャッコーくん
これでいったん…一区切りですかね?
『言葉にならない君の声』
(自分自身がイヤになったところで…そこから先に何があるのじゃ!)
心に繰り返される言葉が、少年を奮い立たせる。
シャッコー「…やめろぉっ!」
そのまま赤ゾロを拘束する妖狐に体当たりをかけるシャッコー。だが、ひょろりとした妖狐はまったく気にも留めない様子だ。
妖狐「………」
シャッコー「…うわっ!」
妖狐はそのまま身を軽く翻し、シャッコーは地面に崩れる。
シャッコー(うっ…まだだ!)
妖狐(…!)
ひれ伏すシャッコーだったが…一瞬の隙を見つけ必死に妖狐の足にしがみつく。
シャッコー「赤ゾロさんを…はなしてっ!」
ゾロ(赤)(お前…もういい…やめてくれ…)
妖狐(……おまえ…なんか…)
シャッコー(…えっ…うわっ!?)
先ほどまでシャッコーを全く相手にしてなかった妖狐は、自分の分身に怒りを込めた言葉をつぶやく…
そして、頑なにしがみつくシャッコーを掴みかかり…地面に叩きつけた。
シャッコー「ぐ…ぐぁっ!」
2
ゾロ(赤)「シ、シャッコーぉぉ!」
シャッコーに注意が逸れたためか…赤ゾロを締め付けていた尻尾の力が抜け、彼女は力まかせに辛うじて拘束を抜けるが…目の前の惨状に目を見開き叫ぶ赤ゾロ…
それに応えるかのように、シャッコーはゆっくり泥にまみれた身を起こす。
シャッコー「…よ、よかった…はなしてくれて…」
すると、どこからか鈴の音が響きわたり…シャッコーの頭の中に声が入り込んでくる…
妖狐(おまえは…ぼくをキラっている…こわいとおもってる…おまえは…やさしくしてくれない…)
シャッコー(…こ、声が…僕の中に…!)
妖狐(…ぼくがいるから…おまえは泣く…ヒトとなかよくできない…!)
シャッコー(………)
妖狐(おまえは…僕の心がよごれているから…見てくれない…!)
妖狐(ぼくを…見てくれないなら…)
妖狐は掌から妖気を収束させ、炎と一体となった腕をシャッコーに向ける。
妖狐(きえて…しまえっ!)
シャッコー「…消えるもんか…!」
シャッコー「僕は…生きていくんだぁっ!」
怒りと憎しみを越え、勇気の力に目覚めた瞳は赤く輝き…腕を伸ばす。
それと同時にシャッコーの拳は灼熱の光を放ち、赤く染まる怪火を纏うっ!
妖狐「っ!!!」
シャッコー「うああぁぁあっ!」
シャッコーは思い切り振り切り…それが強烈なボディーブローとなって妖狐の腕に見舞われた。
すべてのを受け入れた熱き一撃が、自らの分身の拳と激しく衝突する。
巻き起こる炎の渦が紋章を描き、妖狐の掌にはうっすらと痕が残る…
妖狐(…………)
シャッコー(………)
立ち尽くしていた両者を、朝焼けの日差しが包んだ…
妖狐(……どう…して…?)
妖狐(……そのチカラは…妖狐のチカラ…君がキラってるチカラ…)
シャッコー「はぁっ…はぁ…ぼ、僕は…生きたいんだ…みんなと…」
シャッコー(それに…君とも。)
傷だらけ手で妖狐の大きな手を握る彼はにこやかに笑う。
妖狐(なんで……僕はいらないんでしょ…?)
シャッコー(いらないものなんてないよ…全部が全部で僕なんだから。)
シャッコー(…人間を憎んだり…怒ったり…いいなぁと思ったり…怖がったりするのだって僕らしいところなんだもの。)
妖狐(……ぼくは…いてもいいの…?)
シャッコー(当然だよ!いなかったら…僕じゃ無いもの!)
妖狐(…………へへっ…)
妖狐はそのまま影となっていき…シャッコーの元に還っていく。
シャッコー(…僕を信じて!…怒って泣いても…自分らしく決めた道を歩いて…走り抜くから!…輝いている僕を…)
シャッコー(いつかきっと…掴んでみせるから!)
天に手を伸ばすシャッコーを…今まで感じたことのない眩しい光が、彼を優しく迎え入れた。
その傍ら…
ゾロ(赤)「いったいあの妖狐は…何だったんだ…?」
?「おそらくは…シャッコー殿の心の闇…不安や恐怖、憎しみや嫉妬が…やがて彼の妖狐の力そのものと溶け合って一人歩きしてしまったものではないかの…」
?「じゃが…心の闇もやはり同じなのじゃな…
人と一緒にいたい…人に分かってもらいたい……そんな矛盾をはらんだ思いが闇の力をあそこまで膨れさせただろう…」
ゾロ(赤)(…あいつ…らしいな…)
ゾロ(赤)「ってお前!何者だ!」
謎の女「およ?いつの間にかこの姿に戻っておる……もしや封印していた式札が燃えてしまったせいかのう!?」
赤ゾロの隣ではしゃぐ女…薄い灰のような髪色と額に付いた鈴…緑色の荒い布装飾の大胆な身体と格好…
ゾロ(赤)「式札…まさかお前はっ!」
シャッコー「う、うわっ!わわわわっ!」
謎の女と赤ゾロの元に歩いてくるシャッコーは驚きを隠せなかった。
シャッコー「あ、あの夜のときのお姉さん……なんでここにいるの?」
謎の女「ああ、シャッコー。相変わらずふかふかじゃのう…(もふっ)」
シャッコー「あああぅ!やめてくださいぃ…うう…」
ゾロ(赤)「やはりお前は式神の…ってやめないか!お前!」
ゲンガオゾ「左様、私は鬼の式神のゲンガオゾ…これからシャッコーの為にやるだけのことをやっていこうと思うが…よろしく頼むのぅ赤いの!」
シャッコー(ううっ…苦しいし恥ずかしい…でも…あたたかい…)
鬼の式神ゲンガオゾ…新たな仲間を引き連れ…シャッコーはどこに向かうか…?
だが彼が人間の元に帰る日は…もう近い!?
ゲンガオゾ(ZMT-S28S)
女/式神/機動戦士Vガンダム
はるか昔に封印され妖怪に捕らえられていた式神。封印が弱まり理由あってシャッコーの元にやってきた。
明朗快活かつ細かいことはあまり気にしない鬼女。
常に装着している「サトリの鈴」は、鈴の音を聴いた者たち同士の「心の声」を繋いで意志疎通することができる…はずなのだが、先の大戦の際に壊れてしまったらしく、今は彼女お気に入りの飾り同然となっている。
シャッコーくんの勝利(?)おめでとう!
記念というわけでもありませんが
彼の帰りを待っているのかいないのか、久々に第5第6小の皆さんのお話
『この胸の高鳴りを』 その1
「いってきまーす!」
元気に家を出たのはトトゥガ、UC第6小学校に在籍する少女である。
小学生離れした豊満な体を持っていることは皆さんご存知のことであろう。
その娘を追う母親の声…
母「こら、待ちなさーい!そのまま行っちゃだめだってばー!」
そんな母の声を無視して元気に駆けていくドドゥガ。
市内巡視中の蒼き運命隊長に体の一部をガン見されても気にせず登校していく。
なぜガン見されることになったのか、そこが問題だったのだが、今は気づくよしも無いトトゥガであった。
X3「久しぶりだなぁ…エレゴレラくん元気かなぁ」
1日ザク「ヘイヘイお熱いですなあ旦那」
プチモビ「あっしもあやかりてえもんで、へっへっへ」
X3「べ、別にそんなんじゃないよぉ///」
学校では本日行われる合同授業(科目:体育)の話題で持ちきりだった。
例によってUC第5小の面々がやってくることになっている。
クァバーゼ「わたくしの完璧な体を拝ませてやるのは惜しい気もしますわね。」
アマクサ「ケチケチするなよナンバー2」
クァバーゼ 「キー!ナンバー2とはなんということを!それよりどこでそんな下品なセリフ覚えてきましたの!?」
アマクサ「キュベレイ姉妹が面白いことが起こるから言えって」
キュベレイ(赤&黒)「ニヤニヤニヤニヤ」
クァバーゼ「あなたたち!うちの生徒でもないのに余計なことしないで!」
キュベレイ(赤&黒)「イライラするなよナンバー2」
クァバーゼ「負けてない!わたくしのプロポーションはアマクサに負けてませんわ!」
キュベレイ(赤)「誰もアマクサがナンバー1なんて言ってないよー」
クァバーゼ「はっ!?しまった!」
更衣室は久しぶりに一緒になる男子生徒を意識してか、いつも以上の騒々しさだ。
そんな中、黙々と着替えるトトゥガ。
その様子をクァバーゼがじっと見る。
そして着替え終わった彼女を手招きし…
クァバーゼ「ちょっとあなた、その…そのままで男子の前に出るおつもり?」
トトゥガ「え、そうだけど、何か変かな?」
自分の服装をチェックするトトゥガ。
特に何も変わったところの無い、学校指定の体操着だ。
クァバーゼ「服じゃありませんわ。あなた、その…胸が大きいじゃありませんか。だから…」
トトゥガ「え、胸?」
X3「みんなー、校庭に集合だってー」
クァバーゼが全てを言い終わる前に、集合の号令がかかり、生徒たちは移動を開始した。
トトゥガ「ごめんね、クァバーゼちゃん。また後で聞かせて」
クァバーゼ「ああ!今じゃないとだめなのに!」
トトゥガはさっさと行ってしまった。
クァバーゼ「もう。あんなに大きな胸でブラもしなかったら、目立っちゃうでしょう?男子には目の毒ですわよ?」
『この胸の高鳴りを』 その2
そう、実は朝方にトトゥガの母が言おうとしたことも同じことだった。
もうそろそろブラを着けなさい。
しかしどうも気恥ずかしく、本日に至ってしまったトトゥガなのであった。
トトゥガばかりのせいにもできまい。
このクラスのブラ着用者を見ると…
クァバーゼ→お嬢様
アマクサ→戦等時に胸が邪魔にならないよう必要
と特殊な例ばかり。他は…
X3→平面
1日ザク→微丘地
プチモビ→微丘地
ステイメン→平面
と、普通なクラスメートはまだブラを必要としない面々ばかり。
ついでに
キュベレイ姉妹→微丘地
という出入りの余所者までブラを必要としない環境下となれば、
彼女一人ブラをつけるのがちょっと気恥ずかしく思えるのはいたしかたないことであろう。
きっとまだ大丈夫、という根拠ない確信のもと、彼女は校庭に整列した。
そんな彼女を目ざとく見つける一人の男子。
そう、UC第5小最悪の男…ヤツだ。
アビジョ「ヘイガール!ローングターイム、ノゥシーお久しぶりだねアハン」
トトゥガ「あ、アビジョくん。お久しぶり。元気だった?」
アビジョ「フフーン♪僕は元気さ。それよりも君、君もこちら側の人間だったんだねぇ」
トトゥガ「…なんか、前に会った時よりだいぶ…こう…弾けたね…」
アビジョ「アハーンこれが僕の本来の姿なのさ。そう、フリーダム!心を解き放てば世界はこんなにも美しいのさ!」
トトゥガ「そ、そうなんだ。ハハ…」
アビジョ「ところで…」
アビジョがトトゥガの耳元に口を寄せ、他には聞こえないように話し始める。
耳に触れそうなほど彼の唇が接近し、トトゥガの胸が高鳴る。
アビジョ「君、君もこっちの人間なんだろう?僕には一目で分かったよ。」
トトゥガ「え?え?」
アビジョ「僕には分かるんだ。もっともっと自分を解き放ちたまえ!」
トトゥガ「なんのこと?わかんないよ…」
アビジョ「君の胸!」
ビシィ!とアビジョがトトゥガの胸を指差す。
アビジョ「さっきから、そのふてぶてしい胸のツインアイが世界を睥睨してるじゃないか!」
一瞬ポカーンとなるトトゥガ。
アビジョ「僕はうれしいよ!僕と同じ女の子とめぐり合えるなんて!」
アビジョがいつも通りというかなんと言うか、体操着を脱ぎ捨てる。
アビジョ「さあ!君もその抑圧されつつも自己主張を止めない胸のかわいらしい蕾を解放してあげたまえ!」
『この胸の高鳴りを』 その3
クネクネとキモイポーズを決めながらアビジョが絶叫する。
そして言葉の意味がようやく分かったトトゥガの顔が見る見る真っ赤になって…
トトゥガ「う、うわぁぁぁぁぁん!」
トトゥガは胸を押さえて座り込み、泣き出してしまった。
アビジョ「あぁん…もっともっと心からの叫びを聞かせておくれハニー…はぅ!」
泣き声を聞きつけ飛んできたクァバーゼのムチがバシ!っとアビジョの背中を捉える。
クァバーゼ「なにやってますの!この変態!」
アビジョ「お…ぉおぅ…いいよ、ガール…もっともっと激しい雷をくれたまえ…」
エレゴレラ「ばか!何やってるんだ、女の子の前で裸になって!」
アビジョ「君、君、祝福してくれたまえ。僕と同じ子を見つけたんだ。そうまさに今日は、ウェディーング!愛の記念日なのさハハン♪」
エレゴレラ「とにかくこっちへ来い!ごめんね、トトゥガさん、後よろしく頼むよクァバーゼさん」
クァバーゼ「さ、まず一回部屋に戻りましょ。話はそれからね。」
トトゥガ「う、うん…ぐすっ」
授業計画を確認し校庭に下りてきたノーティラス先生が見たのは、阿鼻叫喚の地獄絵図だった。
アビジョ「ああん!待っておくれハニー!僕と君の永遠の愛は始まったばかりなのに!」
エレゴエレラ「いいから来い!」
X3「女の子泣かすなんて最低だよ!アビジョくん!」
クァバーゼ「さ、行きましょ。あんなの相手にすること無いわ」
1日ザク「なになに?どうしたの?」
キュベレイ(赤)「なーかしたーなーかしたーせーんせーにー言ってやろー」
ノーティラス「こ…これは一体…」
アマクサ発案により家庭科室にあったサラシでガッチリ巻かれたトトゥガが授業に復帰したのは、
それから30分ほど後のことであった。
アビジョ「ノー!なんてこった!心が通じた同士だと思ったのは僕の勘違いだったのかい!?」
クァバーゼ「 当 た り 前 で す わ 」
トトゥガ「ごめんね、アビジョくん。わたし、そういうのじゃないんだ」
アビジョ「おおぅ…おおおおおう!」
今度はアビジョが号泣しだし、またも授業は中断されたのであった。
一方その頃校庭の片隅では…
バタラ「あ、あの!僕のこと覚えてらっしゃいますか!?」
アマクサ「?誰だったかしら?」
バタラ「やはり忘れられたか…」
一つの恋があっさり終わりを告げようとしていた。
頑張れバタラ。まずはアマクサに覚えてもらう所から始めるんだ。
若い君には時間が沢山あるのだから。
『この胸の高鳴りを』 ―終わり―
ほしゅ
私生活の事情でなかなか投下できずすみません
しかし以前に増して変態化が進行してるゾクゾクなアビジョくん…おっとりしたトトゥガも今後は彼に少なからず警戒しそうですねw
ほしゅ
「ドアンザクの島」
その日、ガンダムはある男の住居を訪ねていた。
ガンダム「おじさーん、いるぅ?」
???「どりゃああああ!」
ガンダム「ぎゃふん!」
気合の聞こえた方向に対して素早く向き直ったその後方から
巨大な岩石が飛んできてガンダムを押しつぶした。
???「なんだ、君か…」
巨大な岩を横にどけ、
その下にカエル状つぶれているガンダムを見下ろしながら、男がぼそりとつぶやいた。
この男がガンダムがおじさんと呼んだ男だろうか?
ボロボロの衣服を身にまとい、伸びた髪に無精ひげ、
体は一見ほっそりしているが、よく見ると隅々まで鋼のような筋肉が浮かび上がっている。
ガンダム「なんだじゃないでしょ!死んだらどうするのー!」
死ぬという言葉の割りに元気なガンダムが、跳ね起きてその男に文句を言う。
???「待て、君と戦うつもりはない。おとなしくこの島から出て行ってくれれば危害は加えない」
ガンダム「もうひどい危害を加えられた後のような気がするんだけど(怒)」
???「それは君が私の島に勝手に入って来たからだ。」
ガンダム「それならそれで平和主義者っぽいこと言わないで!」
その言葉にはっとした表情になった男が、ふと視線を中空に漂わせて言う。
???「君は…青臭いところが取れたらいい兵士になれるよ。」
ガンダム「ごまかされないからね」
???(チッ)
ガンダム「今舌打ちしなかった?」
???「気にするな。それで何の用だ?」
男が話題を切り替えようとガンダムに問いかける。
ガンダムが男をジト目で見ながら渋々話題を変える。
どうせ続けたところで埒が明かないのは、今までに経験済みだ。
ガンダム「おじさんが不法占拠してる島の占有許可状持ってきてあげたの」
???「なに!?本当か!?」
ガンダム「…だってのに…もって帰っちゃおうかな」
???「き、君、待ちたまえ。まずは落ち着いて…そうだ!俺が貯めた雨水をご馳走しよう。」
ガンダム「遠慮します」
急に態度を変えたこの男の名はドアンザク。
以前は国軍の兵士だったのだが、最近退役した後にUC城下を流れる川の中州に住み着いてしまったのだ。
迷惑だし危ないので退去するよう何回も命じられているのだが…
ガンダム「ただし、条件付ね。王宮での新入り従士の格闘訓練を行うこと」
ドアンザク「む…気が進まんな…いまさら戦いなど」
ガンダム「さっき私を圧殺しようとしたのは戦いじゃないのかしら」
ガンダムの機嫌が再び悪化する。
ドアンザク「俺はこの島を守らねばならん。そのための戦いは避けん」
ガンダム「だからって話す前に岩投げつけることないでしょ!もう!」
ドアンザク「しかし王宮に俺が何度頼んでも居住許可が出ないのだからしょうがない」
ガンダム「それは、おじさんが理由も言わずにどうしてもここに住むーって言い張るからでしょー?」
ドアンザク「ふっ…人の行いにいちいち理由などあろうか」
ガンダム「行動の結果にはちゃんとした理由が必要なの。ここ、みんなの漁場なんだからね?」
ドアンザク「お、鱒が跳ねたぞ」
ガンダム「また聞こえない振りして!」
どうせいくら言っても暖簾に腕押しなのは分かっている。
そもそもなぜこの中年男と腐れ縁ができてしまったのだろう…
ガンダムの脳裏に苦い記憶がよみがえる。
あの時も…
ガンダムが赤ゲルググにスカウトされ騎士団に入団してしばらく後のこと、
国軍との合同演習の模擬戦で、初めてガンダムに黒星をつけたのが、
他でもない、この細っこい中年男だったのだ。
あの時も待ち伏せで岩を投げつけられ、
避けた所をドアンザク得意の格闘戦に持ち込まれたのだった。
ガンダム「それにしてもさっきの何?変なところから声がしたけど」
ドアンザク「ああ、あれか。魔法具で作った。」
ガンダム「へえ…」
おそらく音声記録用の魔法具などで作ったのだろう。
そういったちょっとした工作は得意な男であった。
そしてまた使い方がうまい。
この島に来るたびに何らかの罠に引っ掛けられているガンダムなのであった。
その報告は赤ゲルググにも届いており、
赤ゲルググはこの変わり者の中年男を高く評価していたのであった。
ガンダム「まあいいわ。で、どうするの?王宮のお仕事」
ドアンザク「気は進まんがしょうがない。引き受けるが、俺がいない間は立ち入り禁止にしてくれるか?」
ガンダム「占有許可だから好きにしたらいいよ」
ドアンザク「わかった。いつからいけばいい?」
ガンダム「詳細はこっちの召集状に書いてあるから読んどいて」
ガンダムはドアンザクに必要事項を伝えると中州を後にした。
まったくなんであんな場所にこだわるんだろう?
悪い人とは思わないが、まったくペースがつかめない彼を、
ガンダムは苦手にしていた。
そしてガンダムがいなくなり独りになったドアンザクが
中州に茂る木々の根の間に向けて語りかけている。
ドアンザク「お前たち、王様がここを使わせてくれるそうだ。よかったな」
木々の根は中州の岸から水中に向けて伸びており、
その間には半ば川の水が入り込んでいる。
その水の底からなにかぶくぶくと気泡が浮いてくる。
ドアンザク「よしよし、おなかがすいたか?ごはんにするか」
ドアンザクが干し魚をちぎって水面に落とす。
なにやら影が水面近くまで浮かび上がり、その干し魚をすっと吸い込んだ。
ドアンザク「大きくなれよ。おじさんがこの島を守っているうちにな」
すでに日は落ち、
木々の陰に隠れた水面からその生き物の姿をうかがうことはできない。
どこかで犬が鳴き、白鳥の隊列が鳴きながら寝床に帰ってゆく。
ドアンザクもまた久しぶりに高揚した気分で干草の褥に身を横たえるのであった。
ここから離れることのできない、
しかも自分以外に保護する者のない子らの未来に思いを馳せつつ。
ドアンザクの島 終わり
ドアンザクの出典は1スレ目
>>322-323です。
詳細設定はなかったはず。
保守
5年位前の先代の擬人化スレでやり残したことがたくさんある
何で廃れたの?
先代スレの最終書込は2008年の初頭だよ
人がいなくなって自然消滅した
最後に投下された話は空気カップルことネモとガザDの話だった
先代スレ最終話は今の擬人化スレ1スレ目の冒頭だった。
しかしなんだかんだいってこのスレも春で3年か。
よく続いたな。
こうなると展開がしにくいもの分かるが、
無くすには惜しいキャラもたまったよな。
どうかならんかな。
ガンダム「今年はどんな子が入ってきますかね?」
エルメス「かわいい男の子が入ってこないかなぁ」
ジオング「きっとガンダムみたいな優秀な子が入ってくるです」
イフ改「清純で可憐な子が入ってくるのだろうな」
一同「じ〜…」
イフ改「な、なにか?」
イフ改の人物評は今年度も揺らぎないようだ。
test
くそすれあげ