新奇導道化師トロワ=バートン 第18話 

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155通常の名無しさんの3倍
デ「(=゚ω゚)ノ イヨゥ〜。トロワ♪」
久しぶりに日の当たる場所に出てきたな万年引きこもり吸血鬼。で、何かあったのか?
デ「おいおい、つれないね〜。次元(スレ)の境界にこびり付いていたこいつを拾ってきてやったのに。」
そこには見も心もボロボロになった(このスレの)キラがうずくまっていた。

キ「どうして僕はあちらの世界(兄弟スレ)にいけないんだ。…やめてよね…ストフリで種割れしても突破できないなんてorz」
珍しく真面目な表情のキラ。何があったんだ?
キ「だってあちらの世界(兄弟スレ)では伝説の超絶滅種!!白ラクスタンがいるっていうじゃない!?」
たしかにいるようだな。
キ「トロワやKウッソ、フロスト兄弟たちだって次元の壁を越えられるのにどうして僕は超えられないんだ!!」
それは向こうのスレが高い階層にあるからだろう。
俺はスレ主・ディオはジャンクや繋がりで次元を超えることは可能だが、基本的にこのスレの住人に世界の(兄弟スレ)の壁は越えられないぞ。

キ「そ、そんな、…それでも超えたい世界があるんだ(血涙)」
この世の終わりを見たディランダル議長のように絶望の表情を浮かべるキラ。そこまでして白ラクスにあいたいのか?
キ「あたりまえじゃないか!!白ラクスだよ!!白ラクス!!」
キ「見つけ次第捕獲して、この最底辺人類スレに連れ込んで!!ナニも知らない純真無垢の白ラクスに○○○の×××で△△の▼▼(ry ( ´Д`)ハァハァ」
さかりの憑いたカトルでさえ言わないような言葉を羅列するスーパーニート。
ぷにパン、ネーム帳に書き貯めるんじゃない。
156通常の名無しさんの3倍:2008/11/30(日) 19:33:03 ID:???
おい、キラ
キ「覚悟はある、僕は白ラクスを発見したら瞬時に襲う!!」
そうじゃない。ここのラクス
キ「やめてよね・・・ここのラクスなんてニナ&フレイ以下の糞クソビッチ!!シャクティ&カテ侯以上の毒電波中毒じゃないか!!」
今までの恨み辛みを爆発させるように絶叫するキラ。お前はそこまでラクスに抑圧されていたのか、
キ「まだまだ言い足りない!!デトロイト・メタル・シティ(DMC)のように!!」
OKOK、ブラザーニート。あとはさっきから無言でお前の後ろに立っている教祖様に言ってくれ。
キ「えっ?」
ラ「・・・・・・(微笑み中)」
キ「・・・・・・」
ラ「・・・・・・・・・・・・(微笑み中)」
キ「痴ッ、チガウンダ、トロワガボクニ・・・」
ラ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(微笑み中)」
キ「ユルシテクダサイ。ラクスサマ。ボクハアナタノエイエンノゲボク。イヤ、ソレイカデス。」

俺は知っている。人は怒りを超越すると微笑みが顔に出ることを・・・
あとはなにも言葉はいらなかった。
無言でラクスを背中に乗せ、四つん這いで俺達のもとをさっていくキラ。

ラ「・・・そういえばマイナーチェンジも飽きましたし、そろそろモデルチェンジですわね。」
キ「ビクッ!!(硬直)」
ラ「BIOS書き換え工場に逝って下さいな(微笑み中)
キ「・・・・・・・・・・・・ハイ」



ゆっくりゆっくりと遠く遠くにキラとラクスは見えなくなっていった。
デ「なぁトロワ。もしかして「BIOS書き換え」って、キラの性能と性格が変わっていったことと・・・」
俺は知らない。何も見ていない。

それから日が暮れるまで俺とディオはキラが去っていった方向に向かってドナドナを(体育座りで)歌い続けた。