>>930 どぉ〜れ、お仕置きだべ〜…って、何言わすんだ貴様ら!!
まったく…ブツブツ…。
(何かブツブツ言いながらギャロップに入っていく)
(紫煙に霞む酒場で、ジオン兵たちが酒を酌み交わしている)
(そのうちの一つのテーブルで、カードゲームに興じる数名)
1「で、お前等はどこから来たのよ?チェンジ」
2「ホラよ。オレはオデッサ。そっちは」
3「オレはキエフから。ここからだと南西になるかな。おれもチェンジ」
4「オレもチェンジするぞ…ちなみにオレはモルドバ。モルドバ知ってる?」
1「知らねえよ……クソッ、豚だ!」(カードを投げ捨てる)
2「貰ーらいっと。そういやキエフ組はやばかったらしいな」(兵1からタバコを奪う)
3「ヤバイなんてモンじゃなかったぜ。連邦のMSが本格的に出始めてな。あやうくお陀仏だった」
4「よく助かったな、そんな状況で。おし、おれはコイツで勝負だ」(カードを見ながらニヤニヤする)
3「ああ、オデッサから撤退してきた部隊がえらい精強でな。そいつ等がしんがりをしてる間に逃げれたんだ」
2「ヒュー、そんなヤツ等がいたのか。知らなかったぜ。なんて部隊なんだ?」
3「たしかブレーメンだか音楽隊だか、そんな名前だったな。19でどうだ」
2「おーっと悪いな。21だぜ」
3「ちくしょう詐欺だこんなの。そっちは?」(ウィスキーの小瓶を取られる)
4「へっへっへ、見て驚け!」(AとJを出す)
2「くそっ、せっかく溜め込んだのに…」(タバコとウィスキーを押し出す)
>>930 (ソファーに座ったまま目も合せずに喋りだす)
・・・・さっき負傷兵が亡くなったわ・・・16名・・
(急に立ち上がりマリオの襟を掴む)
・・あなたが!・・あの時あなたが医療コンテナを捨てなければ助かったのよ!
>>934 マリオ「・・な、何だよ?っておい!」
(突然襟を掴まれ身体を前に引っ張られる)
マリオ「ちょ!・・だけどなあ、あのコンテナを積んだままだと他の連中を乗せられなかったんだぜ?!」
(一瞬頭に血が昇りかけるが、一呼吸置く)
マリオ「コンテナを捨てたのは悪かったよ・・だけどなあ、あん時ゃ仕方なかったのさ・・・」
>>935 仕方ない・・・!そんな言葉で・・・!くっ!
パン!
(乾いた音が医務室に響く、気がつくとマリオの頬を平手打ちしていた)
・・・・薬さえ・・薬さえあれば・・助かってたのに!
ひっ・・ぐすっ・・・ううっ・・・うううう・・・
(堰を切った様に泣き出す)
>>937 パン!
マリオ「っ!・・・いてて・・・」
(頬を擦りながら見返す)
『ひっ・・ぐすっ・・・ううっ・・・うううう・・』
マリオ「・・・・・・・・・後で隊長に申告して俺の処遇を決めてもらうぜ・・そん位しかできねえさ・・・」
>>931 うむ・・・問題は2つ、貴官の言うとおり奴の性能だな
それともう一つ・・・数が足りないという事だ、これは連邦も身を以って感じているだろう。
(コーヒーを口につける)
詳しくは解らんが、我が軍の特殊部隊が奪取するという話も聞いている、もしやこっちにも
そういう命令が来るかも知れんな。
シュボッ!・・・ジジジ・・・(火の消えた2本目の煙草に火を点け直す)
・・・最初は貴官の言うとおりだと思っていたがな。
だがキエフでイヅナ中尉を救出に向かった時、あの行動の早さに驚いたぞ・・・
貴官は一人前、とは未だ言えんが第一線に出せる位には成長している。
だからこそ、死ぬなよ・・・
(バレーナの肩に手を置く)
>>920 RURURURU・・・
ん?ガチャッ!・・・自分だ、どうした?
・・・・・・了解した・・・直ぐに手配する。(携行通信機を取り出し周波数を変える)
≪各員聞け、これより戦死者の埋葬を行う。手の空く者は直ちに集合せよ≫
>>938 PIPIPIPIPI!
(携行通信機がアラームを鳴らす)
…ん?
≪各員聞け、これより戦死者の埋葬を行う。手の空く者は直ちに集合せよ≫
…やっぱり慣れないな。こればっかしは何回経験しても。
(通信機のスイッチを切り、スコップを片手に歩きだす)
>>938 あの、いえ、そんな…き、恐縮です…
…埋葬?わかりました。準備してきますので、これで…
(部屋を出る)
(ザクのコクピットから、自分のスコップを取り出す)
…誰かが死んだ
そりゃそうだよな、あんなに激しい戦闘だったんだ。戦争なんだから死んで当然…
(地獄絵図の医務室を思い出す)
…僕も…いつかあそこに? いや、場合によっちゃ、あの白い奴にやられたときに…
>>939 あ、軍曹…集合場所、外ですっけ?
(青い顔をして話しかける)
>>940 あぁ、お前か。
外で待ってりゃ誰か来るだろ、多分。
(ハッチを開き外に出る)
…何青ざめてんだ。気味が悪い。
>>941 あ、いえ、別に
(続いて外に出る)
…軍曹は、自分が死んだらどうなるか、って考えたりしますか?
どれだけ努力しても、何を築いても、死んだらもうそれで終わり…
本国に居るころは、それが当たり前だと思ってましたけど、実感してみると…
どんな言い訳を考えても不安や恐怖は消えません
>>942 ハッハッ、どうした急に改まって。
(マッチを擦り、くわえた葉巻に火をつける)
そうだな、俺が死んだら…か…。
死ぬのが怖くないといえば嘘になるが、誰も遅かれ早かれ死ぬ。それに…
(横倒しのドラム缶にどっかり腰掛ける)
俺は戦争屋だから、何がどんだけ怖くたって結局戦う事しか出来ることがない。
これしか…兵隊しか無いんだよ、俺には…。
(煙を吐き出しながら帽子を脱ぎ前髪を掻き上げる)
…すまん、イマイチ答えになってないな。ハッハッ。自分で何を言ってるかわからん。
>>943 (右腕でやたらごつい松葉杖を突き、左腕でスコップを担いでやってくる)
っと…集合場所は此処でいいのか?
>>944 (松葉杖姿でやってきた相手に唖然)
ち…中尉殿、いくらなんでもその体で穴堀りは無茶では?
>>945 なに、たいした怪我じゃないから安心しろよ…っと
(シュライデンに杖の先端を見せると、そこには穴が開いている)
驚いたか、中にイングラムM11が入ってるんだ
長い分扱いにくいが、外すことも出来るからな
杖もエクステンションバレルとして使えるから…
(延々と話し続ける)
>>946 …こいつはまたトンでもないものを…。
(杖を眺めらがらため息、それに続く武器講座を頬杖をつきながら聞いているふりをして適当に相槌を打ち受け流す)
>>943 いえ、確かにそうです
僕だって出来ることは戦う事だけ…一応、兵隊の端くれですから
>>944 あ、お疲れ様です!(敬礼)
あの、作業でしたら我々が…
>>948 お前も幾分、兵隊らしくなってきたじゃないか。
(ちびた葉巻の火を足で踏み消す)
…だがな、お前はまだ若い。戦争が終わってからできることがたくさんある。
…だからこんな場所で死ぬなよ。生き抜いてサイド3に戻って、結婚して家族を持って、そんで歳をとって家族に看取られて死ぬんだ。わかったな?
>>949 アハハ、もうそんな先まで決まってるんですか?僕の人生
でも、御命令とあらば従います(やや崩した敬礼をする)
>>950 ハッハッ、さすがに先まで見越しすぎたか。
(帽子を被り直す)
ところでお前、サイド3にコレはいないのか?
(左手の小指を立ててみせる)
>>951 コレ…ですか?
(恥ずかしいような情けないような、微妙な顔付きになる)
いえそれが、コレと言えるような相手はまだ…
でも、マハルに帰ったら何とかして見せますよ。きっと
BURORORO・・・KI!(遺体を乗せたトラックが運動場側の空き地に停まる)
隊員1「おおーい、こっちだこっち!」(大きく手を振る)
隊員2「俺達がホトケを降ろすからその間に穴堀り頼むぞ。」
隊員3「穴は大きくお願いしますよ、まとめて埋めますから。」
(隊員達が順に遺体を降ろしていく)
>>946 アドン「マリオ隊長は?」
サムソン「ドコだろうね・・あ、隊長だよ」
(頬を擦りながら心持ち暗い顔で到着)
マリオ「・・よう、こいつが済んだら作業に戻れよっ、と・・・」
>>946 マリオ「お、面白れぇエモノ持ってるな。」
アドン「次は日傘にスパス12を仕込むかもね」
サムソン「その次はグレネード弾が一杯入ったスカートかもね」
えっと・・ここみたいですね。
(右手に聖書を抱え、首に十字架を下げた姿で現れる)
・・・・・・
・・・・・・・・
(毛布に包まれた遺体の前で暫し無言・・・)
VUWOOO・・KI!DORURURU・・
(スコップを持ってサイドカーから降りる、側車には大きな筒が乗せてある)
集まった様だな・・・よし、やるぞ。
ZAKU・・ZAKU・・ZAKU・・
(雪と氷で硬くなった地面を掘り起こす)
>>953 了ー解。さぁ、仕事するぞ仕事。
(立ち上がり、空き地にスコップを突き立てる)
>>952 なんだ、お前も俺と同じか!
(地面を掘りながら話す)
そういえばドクターはどうなんだ? 負傷したときよくしてもらってたようだから。
>>954 …?
はて、准尉は従軍牧師でしたかな?
(聖書を携えた准尉を不思議そうに見る)
>>955 了解。早いところ済ませましょう。
>>956 違いますが、実家が教会ですので多少の心得はあるだけですよ。
・・ただ埋葬するよりは亡くなった皆さんの慰めになると思いますし・・・・
>>946 …M111がエクステンションで…グラム100の松葉杖…?
(真面目に全部聞こうとしてこんがらがってくる)
>>953 来た…(やや顔が引きつる)
>>954 准尉が牧師役をするんですか?
>>955 ……(沈痛な面持ちで地面を掘る)
>>956 ダメですよ軍曹
今その話は…
>>957 なるほど初耳ですな。
…こいつらもきっと喜ぶでしょう。
>>958 …確かにそうだな。死者の前でする話ではない。控えよう。
(穴を掘り続ける)
>>936 (控え目に医務室のドアをノックし、ドア越しに声をかける)
ドクター、埋葬がはじまりましたよ
参列しなくてもよろしいのですか
…ドクター?
>>959 いえ、生意気を…
ZAKU…ZAKU…ZAKU…
(口を開く事を恐れるように、言葉少なにスコップを振るう)
(泣くだけ泣いて少し落ち着いたのか、洗面台で顔を洗う)
ZAAAAAA・・・ほんと、酷い顔ね・・・
>>960 『ドクター、埋葬がはじまりましたよ』(ドア越しに声が聞こえる)
もうこんな時間・・・いか・・・な・・?・・・・・あれ・・・
(目の前のドアがグニャリと歪み、天井が回る)
・・・・・ドサッ!
・・・・・・・・・・・
(バウアーの隣で穴を掘りながら話し始めるマリオ)
>>955 マリオ「隊長さんよ・・・俺、キエフ脱出の時に薬品コンテナを無断で投棄しちまったんだ
こいつが終わったら俺の処分を考えてくれ・・・」
隊員1「よいしょっ、と!」
隊員2「おっと・・うわっ!」(足を滑らせ大きく転ぶ、毛布から遺体の足がはみ出る)
マリオ「バッキャロー!何やってんだ!」
隊員2「す、すいません!」
隊員3「とにかく急いで戻せ!」
アドン「フンッ!」
サムソン「ア、ハアッ!」(十分な大きさの穴を掘り終え、隊員達が遺体を並べる)
>>961 いや…いいんだ。
この戦争は俺のなかの死を、えらく軽いものにしちまったのかもしれないな…。
ZA…ZA…ZA…
(固い地面を掘り進める)
…よく目に焼き付けろ。こうなりたくなかったら、ひたすらに腕を磨け。それしかない。
>>963 ・・・そうか、後で処分を伝える・・作業は出来るだけ早く済ませてくれ。
よし、これで十分だ。
後はあれだな、誰か手伝ってくれ!
(側車に積んだ長い筒の紐を解くとMS用のジオン国旗を広げる)
こいつを彼等に掛けるぞ。
>>965 あぁ、自分も手伝いましょう。そっち側は頼みます。
(片端を持つ)
>>962 (中から物音)
ドクター?
(室内に入ると倒れたユキヤマが)
た、大変だ…とりあえずベットに、それから(艇内電話に)
ブリッジ?こちら医務室
ドクターユキヤマが倒れた!至急、他の医者を呼んでくれ!
>>964 はい、頑張ります…
(掘り終え、穴のそばに並ぶ)
…負けられないよな。もう…
>>966 頼むぞ・・せえのっ!
(端を掴み、国旗を被せる。)
ふわっ・・・・バサッ!
(彼等の祖国のシンボルがゆっくりと覆いかぶさる)
ヴァルハラに送ってやるぞ、戦友・・・
>>958 ええ、未熟者ですが・・・
>>963 (並んだ遺体の前に立ち)
「父と子と聖霊の御身名において、アーメン」
(左手で聖書を胸元に抱え、右手の十字架をかざしながら続ける)
「願わくば汝の罪を許したまえ」
(粛々とコリント8章の一説を読む)
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・では埋葬をお願いします。
>>970 アーメン…(フォルに続いて祈る)
……(再びスコップを取り、戦死者達を埋葬していく)
ZAKU…ZAKU…ZAKU…
>>967 通信士「ブリッジだ・・・何?軍医が倒れたぁ?」
機銃士「マジかよ!誰か心得のある奴は?」
砲術士「てか、医者呼んで来い!」
観測士「だからその医者が倒れたんだってば!」
操縦士「他に医者はいねえのかよ?」
機関士「そういやおらんかったのう・・・」
(慌てるブリッジ員達)
>>967 通信士「取り敢えずあんたが何とかしてくれ、こっちからも何とかする。」
(艦内放送で呼びかける)
>>969 (遺体に覆い被さる国旗)
…せめて魂だけでも宇宙に還ってくれ。
>>970 …アーメン。
(胸の前で十字を切る)
あ、そうだ。
(おもむろにポケットから紙を取り出す)
冬だからこんなものしかないが…。
(手早く紙を折り花を作る)
さ…作り物で勘弁してくれよ。
(折り紙の花を投げ込む)
>>972 何とかって、オレは衛生兵であって医者じゃ…あ、おい待て!(電話が切れる)
クソ、何とかするしかない…!
(ユキヤマノートを片手に、毛布を掛け、薬品棚を漁る)
とにかく保温と安静、あと水分と栄養…聴診器?そうだ、診察を先に…
(ちらりとユキヤマを見る)
……だ、だめだ。それだけは誰か女の人に…そうだ!
(慌ただしくイヅナの病室に入る)
ルリカちゃん、いるかい!?ドクターを診てくれ!
他はオレがやるから!
>>970 アーメン・・・
>>972 VIIII!VIIII!(機構通信機が振動)・・何だ、こんな時に・・
(その場を離れ、通信を取る)
・・・なにっ!解った、終わり次第直ぐに向かう。P!
くそっ・・・
>>974 (慌ただしく衛生兵が入ってくる)
イヅナ「ん?」
『ルリカちゃん、いるかい!?ドクターを診てくれ!』
瑠璃花「え、何で私?!」
『他はオレがやるから!』
イヅナ「さっき艦内放送してたな・・・。ルリ、先生がヤバいみたいだ。助けに行ってあげてくれないか。」
瑠璃花「うん。お兄さん、急いで!」(医務室に走って向かう)
瑠璃花「先生、大丈夫?!お兄さん、聴診器!」(半ば引ったくるように聴診器を受け取る)
瑠璃花「先生、ちょっとゴメンね。」(聴診器を当て、心音等を確認)
瑠璃花「・・・脈は大丈夫。次・・・」(触診をしてみる)
瑠璃花「ん・・・お兄さん。多分、だけど・・・先生の症状、わかったよ。」
>>976 ・・・・ん・・・(徐々に意識を取り戻し始める)
あれ・・あたし・・・
ルリ・・ちゃん・・・?(声は出るが起き上がれない)
足・・足を高くして・・あと水をちょうだい。
(何とか動く手でシャツとスカートのホックを外す)
・・ごめんね・・ありがとう。
>>977 あ、先生!
大丈夫?気絶してたみたいだけど・・・(言いながら処置を施していく)
あ、お兄さん、お水をコップに一杯くれるかな?
・・・今回、先生がなんで倒れたか。多分、だけど・・・先生はちょっと働き過ぎじゃないかな。
・・・確かにあんな戦いの後だから先生の仕事は忙しいけど、しばらく休まなきゃ、ね。
あ・・・え、偉そうな事言ってごめんなさい。ちょっと、出しゃばりすぎたかしら・・・。
>>978 (水を飲むと少し楽になる)
・・ルリちゃんの言うとおりよ、ほーんと医者の不養生ねぇ・・・
ところでルリちゃん、あなた救護の訓練を受けた事あるの?なかなか手際が良いけど・・・
>>976 栄養剤に生食に消毒液に包帯に頭痛薬に風邪薬に…モルヒネも要るかな?
(薬品棚の中身を全て抱えるかのようにして、病室に入る)
ルリカちゃん、ドクターの容態は?
>>977 (丁度ボタンとホックを外す場面に遭遇)
………あわわわわわす、すいません!すぐ出ます!
(テーブルに持って来た道具を積み上げ、病室を飛び出す)
(医務室のソファーでボーっとしている。顔が赤い)
…ルリカちゃんに頼んでよかった
いや、むしろオレがやってれば今頃…ってバカバカ!何を考えてるんだ!
(ソファーの上でジタバタする)
>>979 医者として、人の事が大事なのはわかるけど・・・自分の事も大事にしてね?
『ところでルリちゃん、あなた救護の訓練を受けた事あるの?なかなか手際が良いけど・・・』
・・・両親が、医者だったの。
連邦とジオンの戦争が始まって、両親は戦場に赴いたの。そこで傷付いた兵士を敵味方の分け隔て無く診てた。・・・お父さんもお母さんも、正義感が強かったからかな。
私も、頑張って手伝った。命を助ける仕事に誇りを持ってね。そしたら、自然に身に付いてたの。