MS擬人化で萌えよう・5校目

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1通常の名無しさんの3倍
MS擬人化で萌えよう・4校目
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/x3/1155364756/

まとめサイト(登場人物、その他設定などはここを参照)
ttp://msgijinkamoe.fc2web.com/index.htm

【ちょっとした注意事項】
・このスレは「機動戦士ガンダム」シリーズに登場したMS・艦船などを擬人化した、学園モノ系
 ネタスレです。
・ガンダムSEEDシリーズの擬人化はこちら
 http://anime.2ch.net/test/read.cgi/shar/1157447377/
・ネタ職人、絵描き職人さんは随時募集中。
・なお、エロ描写は禁止とまでは申しませんが、ちちしりふとももな少年誌レベルまででおながいします。

【まとめサイト管理人からのお願い】
まとめサイト管理人ぬ氏からのお願いです。
・投稿する時はタイトルをつけてくれるとうれしいよ。
・文章の最後に"終わり"とか"続く"って入れてくれると編集しやすいな。
2通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 22:22:49 ID:???
俺が2ゲッターを目指して上京すると言った時、周りからは頭がおかしいと言われ、母親は泣き崩れ、父親は激怒した。
昔から安定した収入が保障される公務員になりたいと親に言ってきたからだ。
なぜ俺が2ゲッターとして生きていくか決めたのか。それはある日2chという巨大掲示板群のスレを見たときだった。
スレをたてて1分も経たない内に2番目の発言をする。2ゲットをし損ねた奴の暴言もその栄光の前には無力と化してしまう。
そして、スレの住人からの「2ゲットおめ。」「またおまえか。何時間粘着してんだよw」などの祝福。
俺はその時決心した。周りがなんと言おうとも2ゲッターになると。
そして俺は家出同然で上京をした。空気が汚く、人で溢れてお世辞にも快適とは言えなかったが、「ここならきっと・・・!」という希望があった。
しかし、現実は甘くなかった。どんなに早く書き込んでも2を取れない。2をとった奴、スレの住人から「m9(^Д^)プギャー」という屈辱的な顔文字を何度浴びせられただろう。
いつのまにか俺はm9(^Д^)に煽られ、数々のスレで荒らしをするようになっていた。
そんな中、同じ夢を持って上京した同郷の友人は37回2をゲットしていたらしい。俺は屈辱に打ち拉がれにがら2chを彷徨っていた。すると、立てられたばかりのスレを見つけた。
心臓が高鳴る。何故かここでなら2を取れるという自信がある。そう。それがこのスレだ。俺はここで2を取って、いままでのすさんだ荒らし人生に終止符を打つ。
さあ、行くぜ!

2 ゲ ッ ト !
3通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 22:23:25 ID:???

         : ゙liii,,,、           : ゙liii,,,、
          : ゙!lllllii,,..,,,,,,,,,iii,,i、       : ゙!lllllii,,..,,,,,,,,,iii,,i、
         :  .゙゙゙!lllll!!!!!!l゙゙゙        :  .゙゙゙!lllll!!!!!!l゙゙゙
            iilli,,,,,,,llll,,.: ..,,             iilli,,,,,,,llll,,.: ..,,
       : ,,,rr゙゙!llll!llllllllll!!゙        : ,,,rr゙゙!llll!llllllllll!!゙
      .,,,lケ    ゙゙’ ゙゙゙l,、       .,,,l     ゙゙’ ゙゙゙l,、
     : ,,i´         ゙i、      : ,,i´-=・=‐ -=・=‐ ゙i、 えっ撮影 終わった  
    :z-l"  ● ●     b:    :z-l"  ● ●     b:  
  .,,*lll!'゙           l*a: → ,,*lll!'゙           l*a:  
  .:゙l,,,、    ●      '《,、 .:゙l,,,、    ●      '《,、
    ゚゙ll・  ,,,,,llllq   .li,,,,,,,,,,,illl゙'    ゚゙ll・  ,,,,,llllq   .li,,,,,,,,,,,illl゙'
    .゙゙''''i''゙゙’;;;;;;;゙゙lle,,,,,llii、;ll:       .゙゙''''i''゙゙’;;;;;;;゙゙lle,,,,,llii、;ll:
    ∠.:li、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'ll>,,'     ∠.:li、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;'ll>,,' 
      .: l,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,l゜゙゚゙        .: l,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,l゜゙゚゙
       .゙゙ll,,'lm*w,.;;,l°          .゙゙ll,,'lm*w,.;;,l°
        ∨: ゙゙゙ ∨  .゙           ∨: ゙゙゙ ∨  .゙ 

ララモソの目に見える穴は・ ・ ・ ・ ・実は、鼻の穴
4通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 22:25:57 ID:???
>>1
5前スレ364:2006/10/02(月) 22:28:19 ID:???
>>1乙!!

そしてさっそくだけど、前スレで>>364を書いていたんだ。そして書き込んだ後に気づいたんだけど、前スレ>>362氏が騎馬戦書くって書いてあるのを見たんだ。
正直、ごめんなさい。前スレ>>364は忘れてください。本当にごめんなさい。
6通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 22:29:26 ID:???
>>5
いっそ連作の方向でひとつ。
7前362:2006/10/02(月) 22:45:44 ID:???
了解。あのペアもちゃんと騎馬戦に混ぜますよ。オールスターでやろうとしてましたし。

ダンディライアン「ディープインパクト負けた・・・」
キハール「でも三位だし・・・まあ、気を落とすなよ」
ジオ「・・・やあ・・・」
ビグウィグ「おはようございます、主将」
ジオ「ああ・・・ふぅ」
パラスアテネ「どうしたのですか?えらく落ち込んでるようですわ」
ジオ「昨夜の凱旋門賞でね・・・」
ダンディライアン「主将もですか。やはり世界の壁は俺の胸板のように厚いですよね」
ジオ「・・・シロッコが最下位なんて・・・」
レスリング部「そっち!?」
軽音部

メッサーラ「シロッコ・・・」
ポリノークサマーン「あの・・・元気出して下さい」

このスレ初のSSをノリで書いた。反省はしていない。
8ぬ ◆vq8COgRahA :2006/10/02(月) 22:50:46 ID:???
『UC学園大運動会 〜欲望渦巻く借り物競争編〜』 その1

ザクUF 「フフフ・・・同志、バーザムよ・・・」
バーザム 「どした?いきなり・・・」
ザクUF 「最近、色恋沙汰にかまけて、我々の"志"を忘れてしまってはいまいかね?」
バーザム 「・・・いや、だから・・・」
ザクUF 「運動会・・・弾む胸・・・踊るブルマ・・・・・・明らかに女子のガードは甘くなっている!」
バーザム 「う・・・た、確かに・・・」
ザクUF 「次は借り物競争・・・どーせ、準備されたカードには、見ていてひとっつも面白くないものばかり・・・」
バーザム 「・・・・・・で?どーすんだよ」
ザクUF 「ここに、色々面白いものが書かれたカードがある・・・」
バーザム 「ほぅ・・・(カードを見る)・・・ほほぅ・・・それで?」
ザクUF 「準備されたカードと差し替えれば・・・」
バーザム 「・・・・・・同志、お主も策士よのぅ・・・」
ザクUF 「・・・やりますか?」
バーザム 「・・・やられますか?」
ザクUF&バーザム 「「いよぉーしっ!!いっくぞぉぉぉーーっ!!!うひょひょひょひょ・・・」」

グフB 「・・・ん?何をしているのだ、あの2人は・・・・・・」

ホワイトベース 『次は"借り物競争"です。各クラスの代表者は集合して下さーい』

 スタートラインに並ぶ、出場選手一同。

アビジョ 「姐さんにイイトコみせるでやんす」(2‐C代表)
ゾック 「何を借りるのかワクワクしますわぁ」(2‐A代表)
エルメス 「ふふ、そうですね」(2‐B代表)
リック・ディアスU 「負けられんっ!負けられんのだっ!!」(3‐A代表)
ドム 「あー、かったるぅー」(1‐B代表)
ガルバα 「楽勝ですわね、この面子では。オホホホ・・・」(3‐B代表)
ガンダム 「よし、ガンバらなきゃ・・・」(1‐A代表)

リシテア 「はーい、それじゃあ皆さん、説明しますから聞いて下さーい!
     ココから50m先にテーブルがあります。
     そのテーブルの上に7枚のカードを封筒に入れて置いてますので、
     その封筒を1枚、中を見ないで取って下さい。
     それで、中のカードに書かれている物を探して、
     その先のゴールまで持って行って下さいねー!」

白スナ 「さぁ、間もなく始まります、借り物競争!」
ザク偵 「情報によると、各クラス今回はくじ引きでの人選だそうですが・・・」
白スナ 「そのくじ引きが吉と出るか、凶と出るか・・・」
9通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 22:51:06 ID:???
>>1乙。次スレもたてられずに前スレがいきなり埋められたときはヒヤッとしたよ

『体育祭での渦巻く陰謀』
赤ゲル「ふ〜む、やはりやるからには優勝したいが・・・」
ゲルD「どうしたんだね赤ゲル」
赤ゲル「ゲルググD,今回僕と君は敵同士なんだが」
ゲルD「硬いことを言うな、それより優勝したいと言っていたな」
赤ゲル「まぁそうだが」
ゲルD「ならまず邪魔者から消していかないか?」
赤ゲル「邪魔者?」

クァバーゼ「やったじゃないかトトゥガ!」
アビジョ「い、一位でやんすよ!」
トトゥガ「な、何のこと?」
バーザム「2-Cは今俺が走って二位だったろうが」
アビジョ「え?だ、だって・・・」
クァバーゼ「ん?なんだいありゃ?」
死の旋風隊を手招きする何か、それに引き寄せられ校舎裏へと消える三人

ゲルD「よく来てくれたね死の旋風隊のお参方」
アビジョ「誰でやんすか?」
ゲルD「僕のことは良い、それよりもひとつ相談がある」
クァバーゼ「ふん、名前も名乗らんような奴に相談なんて受けたくないね」
アビジョ「そ、そうでやんす!!」
ゲルD「高機動・・・・・あいつを消さないか?」
クァ・アビ「「え・・・?」」
ゲルD「あいつがいる限り我らに優勝は在りえない!陸上部より速い足とはなんだ!?それだけ速いなら入部すればいいものを!」
トトゥガ「何がいいたいの?」
アビジョ「オイラにもわからんでやんす」
ゲルD「ようするにあんな反則キャラ、とっとと退場願って我々が正々堂々と競い合える環境にしようと言うのだよ」
クァバーゼ「なるほど・・・」
アビジョ「それっていいことなんですかねぇ?悪いことなんですかねぇ?」
ゲルD「勿論良いことに決まっている!障害は何にせよ取り除かなければ!」
アビジョ「良い事すんのは嫌いでやんす」
ゲルD「ち、違った、君達にとっていい事だ。あいつさえ居なければ君達の独壇場なんだからね」
クァバーゼ「・・・まぁそこまでいうならやってやらないでも無いけどね」
アビジョ「そうでやんすね」
トトゥガ「でもどうやって・・・・?」
ゲルD「私に良い考えがある」

高機動「〜♪」
ガンダム「あ、騎馬戦は全員参加可能だって、高機動も出るの?」
高機動「まぁね、騎馬戦に対しては"我に秘策有り"だ」
ガンダム「へぇ〜、何々?」
高機動「まぁ始まってからのお楽しみだね」
RD-4「秘策って何?」
高機動「ああ、ゴニョゴニョ」
ガンダム「ってRD-4なら答えるんだ・・・」
RD-4「ええっ!?い、いいの!?そんなことして!?」
高機動「大丈夫大丈夫。」
ガンダム「き、気になる・・・」

騎馬戦・・・俺も一つ考えているネタはあるが・・・どうしよ?
10ぬ ◆vq8COgRahA :2006/10/02(月) 22:53:04 ID:???
『UC学園大運動会 〜欲望渦巻く借り物競争編〜』 その2

 ゴール付近の草むら。

ザクUF 「お?同志バーザム、首尾はいかがかな?」
バーザム 「上々!いやしかし、さすが同志ザク。ポジション取りは完璧ですな」
ザクUF 「当然でしょう。それに・・・コレっ!」つ【超高性能カメラ・スキウレ】
バーザム 「おおぅっ?ソレは・・・」
ザクUF 「フフフ・・・高機動から借りたのですよ、同志よ」
バーザム 「用意周到とはまさしくこの事!」
ザクUF 「いえいえ、同志のすり替えの手並みも・・・なかなか」
バーザム 「いえいえ・・・同志ほどでは」
ザクUF 「お、始まるようですぞ・・・ムフフ・・・」
バーザム 「楽しみですなぁ・・・ムフフ・・・」

リシテア 「はーい!それじゃあ、位置について・・・よーい・・・」

 パァン!

白スナ 「始まりました、借り物競争!選手一同、カードのあるテーブルへ殺到しています!」
ザク偵 「各代表ともそれほど差はないですねぇ・・・」
白スナ 「?・・・おや?どーしたんでしょうか」
ザク偵 「あら?・・・・・・選手一同、カードを見つめたまま動きませんねぇ」

アビジョ (・・・ぼ、ボンテージの女子・・・でやんすか?)
ゾック (あらあら、ナース服の女子ですか・・・ナース服なんて、ドコにあるんでしょう?)
エルメス (巫女服の女子・・・んー、巫女服、巫女服・・・)
リック・ディアスU (う、う、ウェディングドレスぅぅっ?ウェディングドレスの女子だとぉぉ?)
ドム (アホかっ!スクール水着の女子ってなんだ!)
ガルバα (ごっ、ゴスロリの女子ですってぇ?)
ガンダム (・・・・・・ネコ耳メイドの女子・・・・・・つ、連れて来なきゃダメってコトだよね・・・コレ)

白スナ 「おっと、ココで3‐B、ガルバ先輩が駆け出したぁっ!!」

ガルバα 「オーホッホッホッホッ・・・勝利はワタクシのものですわぁぁーーっっ!!」

ザク偵 「ものスゴイ高笑いと勢いですね・・・おや、校外へ向かってますよ?」
白スナ 「あっと、残りの6人もここにきてやっと動きが・・・ん?それぞれのクラスに向かっています!」

ザクUF 「ムフフ・・・借り物競争・・・というより、コスプレ競争ってトコですな・・・」
バーザム 「ムフフ・・・しかも女子限定ですから、ハズレなしってコトなわけですな・・・」
ザクUF&バーザム 「「ムフフフフフフフフフフフフフフフ・・・」」


…スマンす、とりあえず今日はココまでってコトで…
あと>>1氏、スレ立て乙で御座います。
11通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 22:55:31 ID:???
『UC学園大運動会 お弁当箱の中の戦争 プロローグ』

ラビアンローズ「はーい、受付はこちらですよー。」

運動競技の合間に催されるお弁当コンテスト。
これを息抜き的な企画と思ってはいけない。
このコンテストは文化祭に行われる自作衣装ファッションショー
冬休み前に行われる大掃除大会と並び
UC学園三大家庭競技大会に数えられる
重要なイベントなのだ。
この三大大会を同一年次に制覇したものは、
家庭グランドスラムの称号を与えられ、
家庭実習室の壁に
"この年学内で最も優れた主婦(主夫)資質を持った学生"
として名前、顔入りエッチングプレートを埋め込まれ、
永く表彰されることになるのである。
そんなわけで一部女子生徒にとっては、
この競技こそ運動会中最も重要な競技なのであった。

ラビアンローズ「みなさん、用紙にお弁当の説明、アピールポイントを書いて提出してくださいね。」

今、受付をしているラビアンローズ先生も、
かつてグランドスラムを取った数少ない女学生の一人であった。

―続く―

適当に参加していただけるとありがたい。
12通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 23:24:59 ID:???
ギルティカスタム「盛り上がってるわね」
ルシフェル「そうだな」
 体育祭で盛り上がるUC学園に、いつものバカップルが来ていた。しかもAC学園の制服で。
男子生徒1「おいあれ」
男子生徒2「AC学園の奴だぜ、何でこの学園に……」
ジェイブス「あ」
男子生徒3「ギルティカスタム様!」
男子生徒4「ルシフェルさん!」
 一部の生徒はバカップルの事を知っているようだ。その視線にバカップルも気づいたようで、
ルシフェル「なんか嫌な視線が……」
ギルティカスタム「気のせいよ、気のせい」
ルシフェル「それより、何でお前達がいるんだ?」
ヘルカスタム「何でとは失礼な奴だな。俺達も見に来たんだよ。今日は学園休みだからな」
サンドレオンカスタム「ここにはグフカスタムがいるからな。その応援さ」
ヘルカスタム「カスタム団の部長として、部員を応援するのは当然の事!」
ルシフェル「カスタム団?」
サンドレオンカスタム「まぁ、ヘルカスタムが趣味で結成した組織だ」
 そういえばルシフェルはカスタム団の存在を知らなかったんだった。
ギルティカスタム「あら? あそこにいるのは、おーい、地味なジムカスタムく〜ん!」
ジムカス「地味は余計なんですけど」
ヘルカスタム「おう、ジムカスタム。地味なりに頑張ってるか?」
ジムカス「地味……」
ルシフェル「それくらいにしとけお前等」
 ギルティカスタムは地味に歩いている地味な奴、ジムカスタムを発見し呼びかけた。
ヘルカスタム「丁度よかった。今、お前かリ・ガズィ・カスタムかグフカスタムを捜してたんだ」
ジムカス「何か用? 今日もカスタム団やるのか?」
ヘルカスタム「いんや、今日は単なる応援さ」
ギルティカスタム「確か一般参加の種目があったはずよね? それにルシフェルを出そうと思って」
ルシフェル「そうなの!!!?」
 たった今、ギルティカスタムの目的を知ったルシフェルは驚く。
ジムカス「そんなの無いぞ?」
ギルティカスタム「………orz」
ルシフェル「ホッ」
ヘルカスタム「ところで、ジムカスタムにちょっと頼みたい事があるんだけど」
ジムカス「何だ?」
ギルティカスタム「グフカスさんとリガさんに伝えてほしいのよ」
ジムカス「だから何?」
ギルティカスタム「もしも負けたら……私秘蔵の衣装を着てもらうからそのつもりで、って」
ルシフェル「(まさか! あの封印したやつを!?)」
ジムカス「………………わかった伝えとく」
 ジムカスタムは静かにそう言うと、その場から去っていくのだった。

ヘルカスタム「よし! こっからは自由行動だ! 各自自由に応援なりキャラいじりするなり好きにしてくれ!」
サンドレオンカスタム「私は……グフカスタムの所にでも行くか」
ヘルカスタム「俺は、この学園にいる”死神”とかいう奴を捜しに行ってくるぜ!!」
ルシフェル「俺は……」
ギルティカスタム「とりあえず来なさい」
ルシフェル「っておい待て! 腕を引っ張るな〜〜!」
女子生徒1「(あぁ……お二人とも素敵っ!)」
男子生徒1「(バカップル発見)」
 そしてAC組はそれぞれ散って行った。果たしてグフカスタムとリ・ガズィ・カスタムの運命は!!

 そして関係ない人だけど。
 ジャベリン姉弟の家。
ジャンヌダルク「しまったーーーー!! 寝過ごした〜〜〜〜!!!!」
 お母さんが一人慌てて出動。
13通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 23:26:24 ID:???
タイトル付け忘れ

『UC大運動会 こいつ等も来てましたよ編』
145:2006/10/03(火) 00:05:59 ID:???
>>7氏、使ってくれるそうで、感謝の一言です。期待しています!
そして設定を。

プロトタイプZガンダム(ZMS−006−X1 プロトタイプZガンダム)
男/UC学園高等部3年B組/テニス部/Z−MSV
プロトタイプ・キュベレイとは幼馴染であり、小中高と一緒のクラスの腐れ縁。
その為、メンドくさがりやのプロトタイプ・キュベレイの扱いには慣れていて、プロトタイプ・キュベレイとは何だかんだ言いつつ息が合う。
成績は平均的だが、テニス部では結構強い方で、Zほどではないものの運動神経に長けている。ちなみにシングルスでもダブルスでもどちらでもいける。
よく、顔が百式に似ていると言われる。


ヴィクトリー(V)ガンダム(LM312V04 ヴィクトリーガンダム)
女/UC学園高等部1年/園芸部/V
背が低く、明るい性格で元気活発。
しかし元気がありすぎてよく転ぶ。
その為、同じ服を常に何着か持ってきているがすぐ汚れるので一日で使い切ってしまう。
たまに『オーバーハングパック』という、手作りのバッグを背負って現れる。
花を愛する娘で、園芸部では特にV2と仲が良いらしい。
15通常の名無しさんの3倍:2006/10/03(火) 03:28:58 ID:???
『UC大運動会 こいつ等も来てましたよ 3バカ編』

UC学園内のとある木の上。

トルネード「う〜ん、右を向いても可愛い娘♪ 左を向いても可愛い娘♪ 正面もやっぱり可愛い娘♪」
 双眼鏡片手に、もはや完璧怪しい人と化したトルネード店長が覗いていた。
ティエンロン「あの〜? 店長? 今日の目的はセイちゃんの応援じゃないんです?」
トルネード「それはそれ、これはこれ♪」
 彼女ら喫茶竜巻組の本来の目的はGセイバーの応援なのだが、既に店長はそっちのけで女の子を見ている。
 あ! 今狙ってるのはV2か!
トルネード「やっぱりデジカメ買っておくんだったわ〜♪ あ、凛々しい娘なんて家に欲しいわね〜」
 次はグフカスか!!
トルネード「あの娘達なんてストレート〜♪」
 ちょっと待て! 今狙ってるのはマラサイとルシフェル! 男ですよ!?
ティエンロン「……あぁ〜ベルフェ? 店長が暴走しても他の人や建物とか壊してはいけません。分かってるですね?」
ベルフェゴール「他は幾らやってもいいんでしょぉ?」
ティエンロン「ですね」
トルネード「うっさいわよ貴女達!」
 こうしてトルネード店長率いる竜巻組の盗s…もとい、Gセイバーの応援は続くのでした。

―完―
16通常の名無しさんの3倍:2006/10/03(火) 08:00:29 ID:???
一応前スレのキャラ紹介でも

サラミス改(サラミス改級軽巡洋艦)
女/UC学園3年B組/Z、CCA、V、センチネル
83サラミスの娘で、星屑亭の看板娘。
サラミス家の遺伝子か料理が異様に上手く、たまに料理教室をひらいていたりする。
服装を気にせず学校にやってくる父が悩みの種。


あと、83サラミスの3行目をできれば「子持ちの妻帯者」にかえていただければ幸いです。
17ぬ ◆vq8COgRahA :2006/10/03(火) 12:37:55 ID:???
 昨晩の続きっス!

『UC学園大運動会 〜欲望渦巻く借り物競争編〜』 その3

 ・・・その1、リック・ディアスUの場合。(“ウェディングドレスの女子”のカード)

リック・ディアスU 「・・・む、うむぅ・・・・・・」
赤ゲル 「どーしたのだね?ディアスU君」
ディジェ 「なんか借りたいものでもあるの?」
リック・ディアスU 「・・・うぐぅ・・・・・・しゅ、シュツルム・ディアス・・・」
シュツルム・ディアス 「なに?兄さん」
リック・ディアスU 「・・・こ、コレ・・・」つ【カード】
シュツルム・ディアス 「え?・・・・・・えぇっ?」
赤ゲル 「む?どーしたのだね・・・・・・おぉっ?」
ズゴック 「わはー、コレは・・・」
ディジェ 「・・・いくら血が繋がってないとはいえ・・・コレは、ねぇ?」
シュツルム・ディアス 「・・・に、兄さん・・・そんな、いきなり・・・」
リック・ディアスU 「す、スマーンっ!!こんな事、お前にしか頼めんのだーっ!!」
シュツルム・ディアス 「きゃっ!ちょ、ちょっと、兄さん!!どこ行くのよーっ!!」

 強引に妹の手を引き、真っ赤な顔をしてその場から物凄い勢いで逃れる兄。

ブラビ長女 「いよっ!ご両人っ!!あはははは・・・」
ズゴック 「あーあ、行っちゃた・・・」
ディジェ 「・・・愛の逃避行ってヤツ?」
赤ゲル 「・・・・・・ふむ、あんなカードが入っているという話は聞いてないんだがな・・・?」


 ・・・その2、ゾックの場合。(“ナース服の女子”のカード)

グフA 「な、ナース服?」
ゾック 「ええ、ドコにあるんでしょう?」
ドライセン 「・・・その・・・それを着るのか、ゾック?」
ゾック 「ええ、そのつもりですけど?」
白Mk-U 「頑張って欲しいけど・・・さすがにコレは・・・」
ゾック 「え?どうしてですか?着てみたくありません?ナース服」
白Mk-U&グフA&ドライセン 「「「いや、できれば遠慮したい!」」」
ゾック 「そうですかぁ?」
ビギナ・ギナ 「ラビアンローズ先生とか持ってないかしら?」
ゾック 「ああ、そうですねぇ。校医ですし・・・私、聞いてきますね。それでは・・・」
グフA 「・・・・・・抵抗がまったくないってのが、また・・・」
白Mk-U 「・・・ま、まぁ、本人がいいんだったら・・・」
ドライセン 「・・・・・・//////・・・」(←自分で着た場合を想像して、一人赤面)
18ぬ ◆vq8COgRahA :2006/10/03(火) 12:40:31 ID:???
『UC学園大運動会 〜欲望渦巻く借り物競争編〜』 その4

 ・・・その3、ドムの場合。(“スクール水着の女子”のカード)

ドム 「だ・か・らぁ〜、黙って着てくれりゃあいいんだよっ!!」
ドムトロ 「自分で着ろ!自分でっ!!何でアタシんトコに来んだよっ!!」
ドム 「だってアホみたいじゃん、スクール水着なんて」
ドムトロ 「アホみたいな事を人にやらすなっ!!」
メタス 「まぁまぁ、2人とも・・・」
V2 「ケンカしちゃダメだよぉ・・・」
ドム&ドムトロ 「「うるさいっ!!」」
V2 「ひっ!・・・・・・うぅ・・・ふぇ・・・」(泣きそう)
ガンブラ妹 「あーっ!泣かしたーっ!!」
ガンブラ姉 「ほらほら、泣かないの、ね?」
V2 「うぅ・・・ぐすぐす・・・」
コンティオ 「2人で着ていけばいいじゃない?」
ドム&ドムトロ 「「2人で?!」」
コンティオ 「うん、それならそんなに恥ずかしくないんじゃないかな?」
G-5 「それだっ!と言う訳で、2人ともGo!!」
ドム&ドムトロ 「「い・や・だっ!!」」
ガンブラ姉 「ねぇV2、どう思う?」
V2 「うぅ・・・2人で・・・着てきて・・・ぐすぐす・・・」
ドム 「う・・・」
ドムトロ 「ああーっ、もうっ!行くよっ、ドムっ!」
ドム 「ちっ、しょーがねぇーなぁ。家行って取って来るかぁ」


 ・・・その4、エルメスの場合。(“巫女服の女子”のカード)

エルメス 「あ、サイサリスさん」
サイサリス 「どうしたの、エルメス?」
リゲルグ 「ねーねー、何借りるのー?」
エルメス 「コレなんですけど、協力してもらえます?」
ガンキャノンU 「ちょ、巫女服ぅ?」
サイサリス 「いいけど、神社まで取りにいかないと・・・」
エルメス 「一緒に行きます。私の分もあると嬉しいんですけど」
ガンキャノンU 「き、着るの?ソレ」
サイサリス 「何着かあるけど、サイズが合うかどうか・・・」
エルメス 「ええ、ですから一緒に行って、サイズを合わせてみたいんです」
サイサリス 「そう・・・でも、本当に着るの、巫女服?私だけでも・・・」
エルメス 「いいえ、私の巫女服姿を見て頂きたい方もいますし・・・」
ガンキャノンU 「(あのバカ会長か・・・)」
リゲルグ 「(うん、バカ会長の事だね・・・)」
サイサリス 「じゃあ、行きましょう?」
エルメス 「ええ、お願いします」

赤ゲル 「・・・へぇっくしょんっ!・・・ズズ・・・風邪ひいたかな?」
19ぬ ◆vq8COgRahA :2006/10/03(火) 12:43:07 ID:???
『UC学園大運動会 〜欲望渦巻く借り物競争編〜』 その5

 ・・・その5、アビジョの場合。(“ボンテージの女子”のカード)

アビジョ 「お願いするでやんす、姐さん!このとおりっ!!」
クァバーゼ 「馬鹿言うんじゃないよっ!!(ゲシゲシ)」
アビジョ 「イ、イテぇ!痛いでやんすっ!!」
クァバーゼ 「だいだい“ボンテージ”ってなんだい!“ボンテージ”って!!」
アビジョ 「いや、きっと似合うでやんすよ!姐さんなら、きっと!」
クァバーゼ 「嬉しかないよっ!!(ゲシゲシ)」
アビジョ 「ああっ!!痛いでやんすぅ〜!」
青ヤクト 「・・・なんつーか・・・」
アッガイ 「・・・・・・まさしく女王様(ボソ)」
アビジョ 「姐さん日ごろ言ってるじゃねぇっスか。『アタシの目標はド○ンジョ様だ』って」
クァバーゼ 「そ、そりゃあ・・・そうだけど・・・」
青ヤクト 「・・・これほどぴったりな衣装って・・・」
アクト・ザク 「・・・ねぇよな・・・やっぱ・・・」
アビジョ 「その目標とするド○ンジョ様の衣装は・・・そうっ!ボンテージでやんすっ!!」
クァバーゼ 「く・・・し、しょうがないねぇ・・・・・・ん?でもアンタ、その衣装はどーすんだい?」
アビジョ 「大丈夫でやんす!アッシが姐さんの体にぴったりのボンテージ衣装を作ってあるでやんす!」
クァバーゼ 「ああ、そうかいそうかい。それなら大丈夫・・・って、いつの間に作ったんだいっ!そんなモンっ!!(どげしっ!)」
アビジョ 「あひぃ〜〜!」
アッガイ 「・・・・・・女王と下僕(ボソ)」
アクト・ザク 「・・・ギリギリだな、このネタ・・・」
青ヤクト 「・・・ああ、ギリギリだ・・・」


 ・・・その6、ガルバルディαの場合。(“ゴスロリの女子”のカード)

ガルバα 「オーホッホッホッホッホッホッホッホッ・・・・・・只今戻りましたわぁっ!!」

 ガチャ!バタン!ドタバタドタバタ・・・ガチャ!バタン!!

ガルバα 「ホーッホッホッホツ・・・そんな衣装、幾らでも持っていましてよっ!!」

 自分の部屋のクローゼットを開け放ち、服を物色し始める。

ガルバα 「ゴスロリ、ゴスロリっと・・・・・・ありましたわっ!コレですわっ!!
      ん?でもやはり、ワタクシが一番映えるものでないと・・・このワタクシが着るんですから・・・
      ・・・ああ、コレなら・・・いやいや、コチラも・・・あら、コレもいいですわね!
      ・・・あら、コッチも・・・・・・いや、コレも・・・・・・・あらあら、コレなんかも・・・・・・」

 衣装選びは暫く続く・・・。
20ぬ ◆vq8COgRahA :2006/10/03(火) 12:46:35 ID:???
『UC学園大運動会 〜欲望渦巻く借り物競争編〜』 その6

 ・・・その7、ガンダムの場合。(“ネコ耳メイドの女子”のカード)

リックドム 「・・・さて、コレはどーしたもんか・・・ねぇ、ガンダムぅw」
橙ゲゼ 「そうだなぁ・・・どーしたもんか・・・なぁ、ガンダムぅw」
アッグガイ 「なんでアンタらが悩んでんだよ」
紺キュベ 「うふふ〜w、そ・れ・は・ねぇ〜・・・」
ガンダム  「あ〜、いや・・・そのぉ・・・///・・・」
赤キュベ 「衣装をどうするか・・・誰が着るか・・・か」
紺キュベ 「ねぇねぇ、どっち?赤ザクちゃん?それともG‐4ちゃん?」
ガンダム  「え?いや、だから・・・その・・・えっと・・・///・・・」
G-4 「おにいちゃん!ワタシだよねっ?ワタシっ!!」
赤ザク 「・・・///・・・が、ガンダムくん・・・」
橙ゲゼ 「さぁ、どーするぅ?w」
リックドム 「どーするのぉ?w」
赤キュベ 「その前に、その衣装をどうするのか考えないと・・・」
紺キュベ 「う〜ん、それもそうなのよねぇ〜」
赤ザク 「そうだ!ガンダムくん、前に武道場で私が着たあの衣装って・・・・・・・・・ぁ」
     (※まとめ、SS保管庫4校目『武道場の劣情(仮)』参照)
ガンダム  「ちょ、赤ザクちゃん!」
G-4 「なっ、なによそれぇーっ!!」
リックドム 「ほほぅ、詳しく聞きたいなぁ、その話w」
橙ゲゼ 「武道場でねぇw」
紺キュベ 「ほぇ〜、意外とダイタンだねぇ、赤ザクちゃん」
赤ザク 「//////・・・あ、あの・・・あれは・・・」
ガンダム  「//////・・・で、でも、あの衣装はグフB先輩が持ってっちゃって・・・」
RD-4 「あ!ネコ耳メイドの衣装なら、私も持ってるよ」
     (※まとめ、SS保管庫4校目『ザク家のメイドパラダイス』参照)
高機動ザク 「ちょ、RD‐4!」
紺キュベ 「も、持ってるのぉ?」
RD-4 「うん、家にあるけど・・・赤ザクちゃんならサイズも合うんじゃないかなぁ?」
橙ゲゼ 「おいおい、ココにもかぁ?w」
リックドム 「いやいや、やるねぇ高機動もw」
アッグガイ 「お前ら・・・・・・ナニやってんだか・・・」
高機動ザク 「(おい、ガンダム)」
ガンダム  「(え?な、なに?)」
高機動ザク 「(このままココにいたら、からかわれるだけだ。とりあえず、赤ザク連れてウチに来い)」
ガンダム  「(う、うん、わかった)」
リックドム 「なぁなぁ、どっちが言い出したんだぁ?ネコ耳メイドw」
橙ゲゼ 「やっぱ、『ご主人様ぁ』とか言わしてんのぉ?w」
高機動ザク 「RD‐4っ!」
RD-4 「なに?高機動くん?」
ガンダム  「赤ザクちゃんっ!」
赤ザク 「は、はいっ?」
高機動ザク&ガンダム 「「行こうっ!!」」
RD-4 「え?ちょ、ちょっと・・・」
赤ザク 「きゃっ!が、ガンダムくん?」
紺キュベ 「いってらっしゃ〜い!w」
橙ゲゼ 「ちゃんと戻ってこいよ〜!w」
リックドム 「あははははは・・・」
G-4 「あぁん、おにいちゃ〜ん!!ワタシを連れてってぇ〜!!」


…今日はココまで…
21前スレ333:2006/10/03(火) 15:16:56 ID:???
うおおおお>>1氏スレ立て乙です
運動会始まってる…ちくしょー超便乗したいっ!!

前スレ>>352氏 俺がブルマドライセン描いちゃっていいんすか!?ハァハァ
今は描く時間無いので、ちょっと待ってさえ頂ければ…!

そして>>338氏のグフカスに激しく萌えちまった…マジGJです!
22通常の名無しさんの3倍:2006/10/03(火) 16:01:34 ID:???
『UC大運動会 こいつ等も来てましたよ AC組がいっぱい来てるよ編』

ギルティ「はあ〜〜、盛り上がってるねぇ〜」
セラフィム「……」
 ルシフェル&ギルカスに続けとばかりに現れた、バカではないがカップルさん。
ウイング「いやいや、何でうちの学園はこーゆーのやんないのかなぁ?」
サンドレオン「何ででしょう?」
 更に加えて、ウイング、サンドレオン、デリンジャーアームズ、シェンロン、アルトロンも来ていた。
ギルティ「にしても、双龍がこういうイベントに来るなんて珍しいね」
アルトロン「……シェンロンの付き添いだ」
 アルトロンはそっぽを向いて答えるが、隣にいたシェンロンはクスリと笑う。
シェンロン「違うでしょ兄さん。あの人の応援に来たんでしょw?」
アルトロン「シェンロン!!」
ギルティ「へぇ、意外と友達想いなんだぁ」
サンドレオン「美しい友情です」
アルトロン「だからっ! そんなのではない!」
デリンジャーアームズ「その”あの人”が誰かを突き止めて……次の新刊は双龍とのBLにでもするか……」
ウイング「びーえるって何?」
サンドレオン「BLって言うのはですね、ボーイz」
セラフィム「男とは限らない……女という可能性もある……」
ギルティ「おお! 学園を越えた愛ですか!!」
デリンジャーアームズ「その場合は、普通に男性向けだな……」
アルトロン「貴様ら俺の話を聞けーっ!!」
 華麗にスルーされるアルトロン。
アルトロン「お、俺はただ……奴が俺以外に負けるのが許せんから、それで見に来ただけだ」
ギルティ「要は応援でしょ?」
アルトロン「……くっ……も、もういいっ! 行くぞシェンロン!」
シェンロン「あ、待ってよ兄さぁん!」
 顔を真っ赤にしながら、アルトロンはシェンロンと何処かに行く。
ウイング「アルトロン先輩のあんな顔……はじめて見たぁ」
デリンジャーアームズ「ぷぷwwwこんな所であんなのを見ることになるとはなww儲けモノだwww」
ギルティ&サンドレオン「可愛い♪」
セラフィム「……」
デリンジャーアームズ「双龍に妬いてるのかw?」
セラフィム「………///少し」
ギルティ「あたしはセラフィム君一筋だから安心して?」
 見つめあうセラフィムとギルティ。
ウイング&デリンジャーアームズ「はいはいバカップルバカップル」
 軽くスルーする二人。
サンドレオン「トサカの人がんばって〜〜!」
 空気も読まず徒競争のバーザムを応援しているサンドレオン。
 そして4人はUC学園の中に消えていった。

―完―
23通常の名無しさんの3倍:2006/10/03(火) 19:20:54 ID:???
『UC学園大運動会 お弁当箱の中の戦争 1』

ゼーゴック「おっべんと♪おっべんと♪せんせー、申し込みにきました!」
ラビアンローズ「はーい、じゃこっちの用紙に記入してね。現物も審査のために一時預からせてね。」
ゼーゴック「はーい。申込書もこんなもんかな。」
ラビアンローズ「なになに、メニューは…?ヅダさん好みの里芋の煮物、ヅダさん好みの豆腐田楽、ヅダさん好みの…」
ゼーゴック「アスリートのための、良質の植物性蛋白質たっぷりのお弁当です!」
ラビアンローズ「そ、そう、すごいわね(特定のアスリート向けに偏りすぎてるような…)」

最初に来たのはゼーゴックである。

ギャン「すいませーん。」
ラビアンローズ「あら、いらっしゃい。あなたがこういったイベントに参加するってめずらしいわね。」
ギャン「いえ、これ、ガルバの代理出品です。」
ラビアンローズ「へぇー。なるほど。じゃ、あずかっておくわ。」

ギャンは巨大なバスケットを置いて去っていった。

ガザD「あ、あの、私もお願いします。」
ラビアンローズ「はい、じゃお弁当こっちに…ん?」
ガザD「ええと、メニューのテーマかぁ…これどうしようかなぁ。」
ラビアンローズ「つかぬ事をお伺いしますが、このごはんの上に海苔で
       "ネモくん、わたしはここにいます"
       って書いてあるの、なに?」
ガザD「あ、いえ、気にしないでください。ちょっと友達に私信を。」
ラビアンローズ「ふーん。」

ガザDは優勝して目立てば、ネモにまた会える、と思っていた。
先日名簿で捜してクラスまで会いに行ったのに
彼を見つけることが出来なかったガザDの考えた賭けであった。

その時受け付けに緊張が走った…

オッゴ「ほら、君、はやくしなよ。」
ボール「やっぱりいいよー。僕、恥ずかしいよ。」
オッゴ「いつも僕にお弁当ご馳走してくれてるだろ?今さら人に見られて恥ずかしがることないじゃないか。」
ボール「いつも君が勝手に食べてるだけだろー?」

ゼーゴック「ボール君…やはり…」
ガザD「来たか…」
ギャン「ガルバに知らせないと…」

そう、彼こそは、今年の自作衣装ファッションショーにおいて
「体型をカバーし、かつ動きやすさと強度をアップしたカスタム学生服」
で大賞を授賞した裁縫部の丸い爆弾、ボールその人である!

ゼーゴック「(じ〜〜〜)やっぱりグランドスラムを狙ってるのね?」
ガザD「こ、今回は負けませんよ!グランドスラムは阻止させてもらいます!」
ボール(え、えへ…女の子に色々話し掛けられるし、コンテスト出品もいいかなぁ…
    これを機に仲が深まってあんなこととかこんなことをする関係になったりするかも…)
オッゴ「危ない!君!鼻血には気をつけて!」

ボールの鼻から流れ落ち始めた滝のような血から、間一髪でオッゴがお弁当取り上げ守った。

ボール「おっと、いけないいけない。気が変わったよ。僕もエントリーしまーす。」
オッゴ「君なら勝てるさ!」

お弁当を巡る熱い戦いはまだ始まったばかりだ。
24通常の名無しさんの3倍:2006/10/03(火) 19:23:12 ID:???
おっとしまった。
×ギャンは巨大なバスケットを置いて去っていった。
○ギャンは巨大なバスケットを受付の机の上に置いた。
で訂正お願いします。
259:2006/10/03(火) 20:33:21 ID:???
ぬ氏、これから俺、高機動にかなり酷い事するんで、まぁ借り物競争は気にせず続き書いてください

リシテア「次の競技は二人三脚です、選手の方は・・・」
ゲルD「いいかい?手はず通りにやるんだよ」
トトゥガ「う、うん」
アビジョ「わかったでやんす!」

白スナ「さあ続いての競技二人三脚、1-Aは再び高機動を出してきた!パートナーはRD-4!!」
ザク偵「彼女が高機動の足についてこれるかどうかが問題ね」
白スナ「我が2-Cからはトトゥガとアビジョのデコボココンビだ!どうなるんだろうか」
ザク偵「他の選手は以下略!!」
他のs「「「ええ〜〜〜〜!?!?」」」
白スナ「まぁどうせ勝ちはこの二組のどっちかだしな」
ザク偵「つーわけでサクサク行こう!!」

リシテア「位置について、よ〜い、」
合図と共に駆け出す高機動&RD-4。他の選手をグングンと追放す!が、着いてこれる奴が一組いた!
アビジョ「ちょwwトトゥガ!!ストップ!?ストップゥゥゥ!?!?」
猛進するトトゥガに完全に引きずられているアビジョ。もはや二人三脚ではない
トトゥガ「・・・・・・・・・・」
“ゲルD「良いかい?高機動を狙っても簡単に避けられる。なら・・・」”
トトゥガ「・・・・・ごめん」
RD-4「え?」
高機動「RD-4!危ない!!」
トトゥガはRD-4に突撃した。しかしそれを庇うかのように高機動が盾になった
吹き飛ぶ高機動とRD-4・・・二人はそのまま地面に落下した・・・

RD-4「痛たたたた・・・・有難う高機動くん・・・高機動くん?」
自らが地面にぶつかる様に落ちた高機動。RD-4をしっかりと抱え受身は完璧だった、完璧だったはずだった・・・
RD-4「高機動・・・くん?・・・しっかりしてよ、ねぇ、高機動くん・・・」
しかし高機動は返事をしない、それどころかピクリとも動かない、いや、動けないのだ・・・
RD-4「いや・・・・そんな・・・・・高機動くん・・・いやああぁぁぁぁぁ!!!」

ここで続きは明日とか言ったら・・・・どうしようかな?
26通常の名無しさんの3倍:2006/10/03(火) 20:45:03 ID:???
さあ、今すぐ続きを書く作業に戻るんだ。
279:2006/10/03(火) 21:14:36 ID:???
まぁいいけどね。

ザク「どうしたRD-4!?」
RD-4「高機動くんが・・・高機動くんがあぁぁ!!」
会場は一同騒然となる、あの高機動が動かないというのだ
他の選手達も足を止め様子を伺っている
バーザム「アビジョ・・てめぇ!!」
アビジョ「ま、待つでやんす!どう見てもあっしは被害者でやんす!」
さっきからトトゥガに引きずりまわされボロボロのアビジョ、流石に同意しかねんと思いトトゥガのほうに向きなおす
バーザム「どういうつもりだ!!こんな事してまで勝ちたいのか!?」
トトゥガ「お、おれ・・・・・」
赤ゲル「明らかに今のは故意に突撃したように見える」
バーザム「赤ゲル・・・」
赤ゲル「校長!彼にはそれなりのペナルティが必要かと」
ビグザム「う?うむ、しかし・・・」
赤ゲル「これ以降の参加権剥奪あたりでいいのでは?」
ビグザム「ま、まぁそれぐらいなら」
トトゥガ「!!!!!!」
その場から逃げるように走り去るトトゥガ。彼の頬には一筋の涙が・・・
バーザム「あ、トトゥガ!」
グフB「放っておけ、それより高機動が心配だ」
バーザム「あ、ああ・・・ん?」

ゲルD「フッフッフ、全て計算通り・・・高機動を参加不能にしトトゥガを出場停止・・・これで勝利は私のものだ!」
人目の付かない校舎裏で高らかに笑うゲルD、それをバーザムは見てしまった・・
バーザム「野郎・・」
グフB「何をしてる急げ!」
バーザム「ああちょっと!?」

ザク「こ、これは・・・・・・」
RD-4「ヒグッ・・・・高機・・動くん・・」
ザクは高機動を見て悟った。つーか男なら誰でも分かる。
大量の脂汗の分泌、若干の痙攣、そして何より“股間に手を当てた状態で気絶”している・・・
ザク「・・・・・バーザム、これを見てどう思う?」
バーザム「・・・・・・いたたたたたたた!」
二人とも見ているだけで痛いのか股間に手を当てている
ザク「とりあえず担架だ!担架持って来い!」
バーザム「あ、ああそうだな」
RD-4「高機動くん・・・・グスッ」

まさかの高機動戦線離脱!?どうなる1-A!!

ザク偵「結局二人三脚はどうなったの?」
白スナ「おじゃんですな」
ザク偵「あっそ」

今日はもう書かない。概容書いたんだしいいよな?
28通常の名無しさんの3倍:2006/10/04(水) 00:28:32 ID:???
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。 1』

町に華やかな香りが溢れている。
秋という季節を象徴するような
涼やかで透明感を感じさせる強い芳香だ。

ヅダ「お、今年も金木犀が咲きましたか。」

ヅダがその香りに真っ先に気付く。

グフカス「…ああ、本当だ。私は今年初めてだ。」
ギャンヌ「私も初めて。」
グフB「………」

部の練習がほぼ同時に終わったため、
4人は珍しく一緒に帰宅の途についていた。
いつもなら気心の知れた幼馴染同士、会話も弾むのだが、
今日のグフBは押し黙ったままである。

ヅダ「散った後も美しい花というのも珍しいですよね。」

金木犀は橙色の細かい花弁を沢山落とす。
その道に落ちた様子はまるで黄金の雪が降ったかのようである。

グフカス「…うむ、後始末をされる方は大変だろうが、
    見る方からすると、まるで地上に天の川が出現したような…」

言ったグフカスの脳裏に、先日のヅダとの約束の記憶が蘇る。
雨が降ったらヅダと少し歩いてみようか、と思う。
金木犀の花は雨に弱い。
雨にぬれるとすぐに散ってしまう。
約束の気分だけ、ちょっと味わってみるくらいは良いだろう。

そんなことを考えながら歩く道すがら。

一行はそれぞれに、この秋の夜を楽しんでいた。
ただ、グフBを除いては…

―続く―
2922:2006/10/04(水) 01:40:08 ID:???
皆様のSSの続きに期待!

『UC大運動会 こいつ等も来てましたよ メイド編』

スモーゴールド「ここが…UC学園ですか……」
スモー「ほへー、大きな学園〜。CC学園とどちらが大きいでしょうねメイド長」
スモーゴールド「さぁ、大して興味もないわ」
 あまりにも目立ちすぎる格好。金のメイド服と銀のメイド服を身にまとってやって来たのはスモーメイド姉妹。金が姉で銀が妹。
 スモーは楽しそうにはしゃいでいる。
男子生徒1「おい、メイドだぜ」
男子生徒2「すっげぇ、はじめて見た。しかも金と銀でゴージャス」
男子生徒3「女王に続いてメイドとは……グゥレイト!」
 周りの一部の生徒も気づいたらしくチラチラとスモーメイド達を見ていたが、彼女達はまったく気にしていない。
スモー「何だか楽しいなぁ。あ! メイド長あそこが空いてます! あぁ! 猫耳メイドだかわい〜〜♪」
スモーゴールド「スモー? 貴女私達がここに来た目的を忘れたの?」
スモー「あれ? 何でしたっけ?」
スモーゴールド「ばか。私達がここに来たのは、UC学園の視察と、奴の撃退」
スモー「奴? えっと……誰でしたっけ?」
スモーゴールド「もうそろそろ来るはずだから。ちょっと離れてなさい?」
スモー「は〜い」
 スモー・ゴールドタイプは校門を正面にする。スモーはその場から少し離れると、ドドドドドと地響きが響き渡る。
コレン・カプル「ガァァァァァンダムゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」
3022:2006/10/04(水) 01:43:26 ID:???
コレン・ナンダー専用カプルがあらわれた!

コレン・カプル「うひょーー! ガンダムガンダム! ガンダムだらけだぜぇぇぇぇ!!」
スモーゴールド「止まりなさい、死にたいのですか?」
コレン・カプル「ああ!? 何だてめぇはああぁぁ!!」

コレンカプルのこうげき!

スモーゴールド「死に急ぎますか、仕方ないわね」

ミス! スモー・ゴールドタイプはひらりとかわした!

スモーゴールド「はっ!!」

スモー・ゴールドタイプのこうげき!

コレン・カプル「ぐほわああぁ!」

クリティカルヒット! コレンカプルはふきとばされた!

強化型ウォドム「遅れちゃう〜〜〜!!」
コレン・カプル「ああぁぁああぁぁ〜〜〜〜!!!」

クリティカルヒット! コレンカプルをたおした!

スモー「おお〜〜!!」
 スモー・ゴールドタイプと強化型ウォドムの見事な連携技に、パチパチと拍手をするスモー。
スモーゴールド「さて、危機は去った。だけど、またいつ来るかわからないから、警戒するようn…」
スモー「猫耳メイドさんがんばって〜〜〜!!」

スモー・ゴールドタイプの頬つねりこうげき!!

スモー「い、いひゃひゃ〜! ご、ごめんなひゃ〜〜い!」

クリティカルヒット! スモーはたおれた!

スモーゴールド「まったく、貴女って子は……」
 涙目のスモーを、ため息を吐きながら見下ろすスモー・ゴールドタイプ。
 そして強化型ウォドムの行方を知る者は誰もいなかった……。

―完―
31通常の名無しさんの3倍:2006/10/04(水) 20:42:45 ID:???
このごろラッシュが続くなぁ・・・参加してみる。
『UC学園大運動会 お弁当箱の中の戦争 2』
続いてやってきたのはこの二人だ。

RD-4「すいません、いいですか?」
グフB「・・・頼もう」
ラビアン「RD-4ちゃんと・・・あら、いつもお姉さんにはお世話になってるわ」
グフB「いえ・・・」
ラビアン「じゃあこれ書いてね」
RD-4「は〜い」
グフB「母上や姉上に薦められて出る事は出るが、私の料理で大丈夫なのだろうか・・・」
RD-4「大丈夫ですよ」
グフB「?」
RD-4「バーザム先輩が前言ってましたよ。『前は卵焼きとか良くこがしてたけどこのごろ学食より旨いんじゃないかって思ってる』って」

ちなみにこの台詞を言ったバーザムはその後ザク兄弟に袋叩きにあった。

グフB「あいつが?そうか・・・良かった・・・」
RD-4「でも、私は負けませんよ。いっつも高機動君に作ってる愛情たっぷりのお弁当ですから!」
ラビアン「ふふふ・・・お弁当を食べてもいないのにごちそうさまって感じね」
32通常の名無しさんの3倍:2006/10/04(水) 20:44:06 ID:???
そして次に現れたのは・・・

パラスアテネ「あら」
ガブスレイ「バレンタイン以来かしらね」
パラスアテネ「あなたも出るのね。料理なんか作った事あるのかしら?」
ガブスレイ「あーら。・・・今年は不味い料理で食中毒の被害者なんか出さないでよね」
パラスアテネ「う」

・・・前回パラスアテネが出した弁当・・・という名の黒い物体を食べた人(無理やり食べさせられたジムクゥエルとハイザック達)が病院に運ばれたという事件があった。

パラスアテネ「わ、私だって訓練したわよ!チョコだって作れたし!あなたこそ誰かに作ってもらったんじゃないの?」
ガブスレイ「う・・・」

図星だ。本当はマラサイに作らせた弁当である。

パラスアテネ「あら、図星?」
ガブスレイ「そ、そんなわけありませんわよこのデカ女!」
パラスアテネ「で、デカ女!?何ですって・・・」
ガブスレイ「あら、事実を告げたまでですわよこの馬場女!」
パラスアテネ「ああ?貧乏お嬢様にそんな事言われたくないわよ!」
ガブスレイ「な・・・何が貧乏お嬢様よ馬場女!」
パラスアテネ「本当のお嬢様は馬場なんて知らないわよ!」
ガブスレイ「くっ・・・黙りなさい!」
パラスアテネ「そっちが!」
ラビアン「あの、後ろが詰まっているから・・・」

売り言葉に買い言葉。もう一触即発、いやもう爆発しかけている。しかし、そこに救世主が現れた!

ジオ「ん?どうしたんだい二人とも」
ガブ&パラス「「いやなんでもありませんわ!」」

一瞬の変わり身、所要時間はコンマ一秒。

ジオ「そうか、お弁当コンテストに出るんだね」
パラスアテネ「はい!」
ガブスレイ「そう、そうなんです!」
ジオ「うん、家庭的な事はよい事だからね。後で僕も覗くよ」
パラスアテネ「それは嬉しいです!」
ガブスレイ「作ったかいがありましたわ!」
ガブ&パラス「「おほほほほほほほほ!(絶対に負けない!)」」

その笑い声を聞いて周りにいた男子は『女って怖い』という事実を体で実感するのだった。 続く

審査は始めた方にお任せします。そして>>21氏に激しく期待。
3327:2006/10/04(水) 21:09:30 ID:???
ツヅキー

場所は変わって保健室、高機動が運び込まれラビアンローズの診断を受けていた
RD-4「ラビアン先生、高機動くんは・・・」
ラビアン「まぁほっときゃ目は覚めると思うけど・・・念のため病院に行った方がいいかも」
RD-4「病院!?」
ラビアン「まだ意識が無いみたいだけどもし破裂してたら・・・」
RD-4「破裂!?」
ラビアン「まぁそれは意識が戻ってからでもいいと思うけど、それよりRD-4ちゃんはこれからどうするの?」
RD-4「高機動くんを看てます」
ラビアン「じゃあ私はちょっと出てくるから、後はよろしくね」
RD-4「はい・・・・・」
そういってラビアンは出て行く、ここまでの重症でない限り軽い怪我などは校庭で見ているからだ
RD-4「・・・・・・・・高機動くん」
高機動「・・・・・・・・・・・・・」
RD-4「・・・・・・・・そんなに痛かったのかな?」
高機動「・・・・・・・・・・・・・?」
ここで説明せねばなるまい、高機動は元から気絶などしていなかった。眼球運動などはしているが確認されずただ返事が出来ずにいただけだった
RD-4「・・・・・・・・・・・・・・・」
高機動のあそこを凝視するRD-4
高機動「・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)」
スゥ、と手を伸ばす
高機動「・・・・・・・・・・!?」
そして徐に・・・・・・・ズボン越しだが握ってしまった・・・・・力加減もせずに・・・
高機動「ぐゎあああぁあぁぁああぁあぁ!?!?!?!?」
ビクンビクンと痙攣、いや踏ん反り返る高機動
RD-4「こ、高機動くん!?」
高機動「あ・・・・・ぁ・・・あ・・・・・」
RD-4「ご、ごめん!大丈夫!?痛かったの!?やっぱり痛かったの!?!?」
高機動「う・・・ぅ・・・・ひ、酷いよRD-4・・・・・・」
RD-4「ごめん!そんなに痛いものだと思わなくて・・・」
高機動「えっと・・・・・僕は確か・・・・・・?」
RD-4「トトゥガ先輩の突撃を私を庇って一緒に吹っ飛んだの、で、その時・・・」
高機動「ああ・・・・・そっか・・・・・・・・」
そして鮮明に思いだす、そう、あの時・・・・・・・
高機動(トトゥガのタックル自体は防げたんだけど、着地の際にRD-4が地面にぶつからない様に受身をとったらRD-4の膝が僕の・・・)
ってRD-4が実行犯ですか
高機動「知ったら悲しむだろうなー」
RD-4「え?何が?」
高機動「いやいや別に」
RD-4「ところで大丈夫?」
高機動「何が」
RD-4「破裂してない?病院行かなくて平気?」
高機動「へーきへーき」
RD-4「競技出れそう?」
高機動「それは・・・・無理かも」
RD-4「そう・・・・・・」
バーザム「話は済んだか?」
RD-4「あ、バーザム先輩」
高機動「わざわざ見舞いに?」
バーザム「いや、そうじゃない・・・・・・」
高機動・RD-4「「?」」
3427:2006/10/04(水) 21:24:19 ID:???
バーザムはことの経緯を高機動に話した、全てはゲルDの陰謀だと言うことを・・・
高機動「・・・・・・そうか、あいつが」
RD-4「まだ高機動くんの事を恨んでたんだ」
バーザム「どうすんだ?復讐でもすんのか?」
高機動「そうしたいのは山々だけど今は動かなくても痛いぐらいだし・・・」
RD-4「高機動くん・・・」
高機動「二人に頼みがある」
RD-4「何?」
バーザム「ま、試合中ってのを抜きにすんなら別にいいが・・・」
高機動「んじゃぁバーザム先輩、ライデン兄ちゃんに・・・」
そういって保健室備え付けのメモ用紙にサラサラと何かを書く
高機動「これを渡して」
バーザム「中・・・見てもいいのか?」
高機動「見ないほうが後々面白いとだけ言っとくよ」
バーザム「わかった」
その折りたたまれたメモ用紙をポケットに入れる
高機動「で、RD-4だけど・・・」
RD-4「何?私は何をすれば・・・」
高機動「もう僕は出られそうも無い、だからこの“騎馬戦の秘策”を・・・ガンダムに渡してきてくれ」
RD-4「ガンダムくんに?」
高機動「ああ、あいつならきっと使いこなしてくれる」
その時バーザムは見た、高機動からRD-4に手渡される“一本の人参”を・・・
バーザム「・・・・・・・・人参?」
RD-4「じゃあこれ渡してきたらすぐ戻るから!」
高機動「ああ、ガンダムに『これでお前も主役だ』って言っといて」
RD-4「うん、わかった」
保健室を駆け去るRD-4
バーザム「・・・じゃあ渡してくるから」
高機動「すいませんバーザム先輩」
バーザム「ま、その程度のことならな、あ!そうだ!」
高機動「?」
バーザム「あの写真、今すぐ出せ」
高機動「・・・・・ああ、あれ」
バーザム「いいから出せ」
高機動「はい」
バーザム「やけに素直だな」
高機動「まぁ感謝の気持ちですよ」
バーザム「じゃ」
そしてバーザムも出て行った
高機動「・・・・・・・・・・・ちくしょう」
保健室に一人残され走れぬ事に憤りを隠せない高機動・・・
高機動「あの力を使うしか・・・・無いのか・・・・」

次は『人柱の棒倒し編』だ〜
35通常の名無しさんの3倍:2006/10/04(水) 22:02:44 ID:???
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。 2』

じゃあ、また明日、と両家の子供たちは別れの挨拶をして、
それぞれの家路を歩む。

金木犀が香っている…

あちらに向かう道にも、こちらに通ずる道にも。
その強い芳香にすっぽりと包まれた町には、
どこかしら異世界のような、幻想的な雰囲気が漂っている。
その空気が彼女を大胆にしたのだろうか。
グフBがずっとつぐんでいた口を開いた。

グフB「姉上…。」
グフカス「…ん?」
グフB「単刀直入に聞きますが、先日の山篭りで、ヅダ君と何かあったのですか?」

山から帰ってきてから、ずっと気になっていたことだった。

グフカス「…いや、特に何も。」

グフカスは胸を突かれた思いではあったが平静を装って答えた。

グフB「本当に?」
グフカス「…ああ、なぜそんな事を聞く?」
グフB「だって…その…あの日以来、なにか雰囲気が違うと思って。」
グフカス「…どう違うんだ?」

グフカスはいつもと同じにしているつもりだった。
そのつもりが隠し切れず、
他人に感づかれるほど雰囲気が変化してしまっていたことに、
彼女は内心恥じていた。

グフB「勘違いなら、許して欲しいのですが…彼と一緒にいると、
   ひどく安心しておられるように見受けられるのです。」
グフカス「…ああ、かの晩は、昔のことを色々話し合ったからな。
   幼き頃よりの修行のこと…武者修行の旅のこと…
   そしてお互い、これからも共に修行に励もうと誓いを新たにしたのだ。
   そのせいではないかな。」
グフB「本当にそれだけなのですか?」
グフカス「…ああ、もちろん。」

グフカスの胸がかすかに痛む。
先日変化していく家族の姿に寂しさを覚えた自分が、
今度は妹に隠し事をしている…
こうして変わっていくのだな…
先日とはまた少し違う寂寥感が、彼女の胸中に沸き起こっていた。

グフB「そうですか…」

そうは言ったものの、グフBは釈然としなかった。
そういう物とは何か違うのだ。
何と言おうか…いつもただ一人で誇り高く屹立していた姉が、
先日来まるでヅダとお互いに支えあって立っているかのように見えるのだ。
しかし、姉がこういうことだと言うのなら、それ以上追及することは出来ない。
なぜなら、こと武道に関しては、姉とヅダの間には、
身内でも踏み入ることの出来ない、特別な―神聖な―関係があるからだ。
"同志"
自分とて武道家の端くれ。
この言葉の重さは、理解しているつもりのグフBなのであった。
3635:2006/10/04(水) 22:06:47 ID:???
追伸

―続く―
37通常の名無しさんの3倍:2006/10/04(水) 22:14:04 ID:???
空気読まないのは俺の得意分野。

何だか、続きが気になるのばっかりじゃないか!期待して待つ!

『死神と死神 死神捜し』

「さってと……」
 体育祭で盛り上がるUC学園のグラウンド。そんな中、一人校内をうろついてる男がいた。その名、AC学園の死神ガンダムデスサイズヘルカスタム。長いのでヘルカスタム。
 彼はあるものを探していた。それは、UC学園にいると聞いた事がある”踊る黒い死神”。
「同じ死神だからな……挨拶しておかねぇと……」
 ヘルカスタムは一室一室、教室を調べていく。しかし踊る死神は見つからない。彼には霊は見えないのだから、例えいたとしても見ることも話すこともできないのだけれど。
「……ここにもいねえか……」
 丁度一番端の教室を調べ終えた時、ヘルカスタムはふっと背後に気配を感じた。
 隠密の得意なヘルカスタムは、人の気配を感じ取るのも得意なのだが、背後にいた少女の気配には直前まで気づかなかったらしく、またそこにいたのが意外な人物だった為少し驚く。
「お前……ダークエンジェル先生!」
「……教師に向かってお前?」
「あ、すんません」
 彼の前にいたのは、AC学園の女教師ガンダムダークエンジェル。巫女服に大鎌を持っていて、それに更にヘルカスタムは驚く。
「こ、こんなとこでどーしたんすか? つか、何すかその格好」
「ヘルカスタム君こそ、こんな所で何をやっているの? 他校の校内でウロウロと」
「お、俺は……別に……」
 死神を捜しにきた、なんて言えないヘルカスタムは適当に誤魔化す。そんな彼を、ダークエンジェルは表情を変えずに横目で見ていたが、静かに口を開いた。
「そういえば、ここに死神がいるんですってね」
「っ! な、何でそれを?」
 ダークエンジェルが言ったことに、思わず反応してしまうヘルカスタム。踊る黒い死神の噂は、AC学園ではあまり知れ渡ってはいなかったからだ。
「まぁ、私にも色々と人脈というものがあるの。でもその反応を見ると、ヘルカスタム君も死神を捜しに来た口?」
「そ、そんなんじゃ無いです」
「……そう。なら早くグラウンドに戻りなさい? ここにはタチの悪い霊がいる様だから」
「れ、霊ですか……」
 ダークエンジェルはその場から静かに立ち去る際に、ヘルカスタムに静かに告げるがヘルカスタムは半信半疑な様子。いきなり霊とか言われれば当然だろう。
「あ、あの!」
「何ですか?」
 そして去ろうとするダークエンジェルを、ヘルカスタムは呼び止めるとダークエンジェルはゆっくりヘルカスタムの方を向いた。
「ダークエンジェル先生は、その死神に会ったらどうするんですか?」
「……ちょっと確かめるだけ。悪い死神か良い死神か」
「(良い悪いがあんのか?) わ、悪い死神だったらどうするんすか?」
「その場で除霊。まぁ、悪い死神だったらの話だけど」
「除霊っすか……」
 ヘルカスタムは多少引いていた。
「……何なら一緒に来る? ヘルカスタム君は霊感無いようだけど、会える事が出来たら見せてあげる事くらいはできる」
「お! まじっすか。だったら一緒に行っちゃおうかなぁ」
 ダークエンジェルは少し口元に笑みを浮かべて言うと、ヘルカスタムもニカっと笑ってダークエンジェルの側まで寄る。
「にしても……相変わらず背ぇ低いですねww」
「……一応言っておくけど、背の事を言ったら死ぬわよ?」
 ヘルカスタムの首元に鎌の刃を突き立てるダークエンジェル。ヘルカスタムの頭からは嫌な汗が流れる。
「い、いやだなぁ、冗談冗談。可愛いって意味ですよぉ。モエーですモエー!」
「……ならいいけど///」
 ヘルカスタムの咄嗟に言ったことに、多少顔を赤くし照れているダークエンジェル。普段見せない彼女の姿を見て、ヘルカスタムは少し楽しそう。
 そして、二人の踊る黒い死神捜しは続く。

『死神くぅん、モッテモテだねぇ〜〜』
『うるさい』
 そんな二人を、黒ジムキャノンとビルゴV白牙が気づかれないようにそぉ〜っと見ていたのは秘密の話。


―完―
38通常の名無しさんの3倍:2006/10/04(水) 23:46:05 ID:???
『恐怖の仕置き』

とある道端。

ルシフェル「教えてくれ」
高機動&RD−4「はい?」
ルシフェル「俺は、あと何回こき使われればいい?」
RD−4「えっと……誰にですか?」
高機動「と言うより、貴方は誰?」
ルシフェル「俺はあと何回あいつの奴隷をしなければならないんだ……ゼロは俺に何も言ってはくれない」
高機動「ゼロ?」
ルシフェル「教えてくれ!RD−4!!」
RD−4「何で私の名前を!?」



ギルカス「夕食も作らずにどこをほっつき歩いてると思ったら……こんな所で私の愚痴とはねぇ、ル〜シフェ〜ルくぅ〜ん♪」
ルシフェル「ひっ!!」
高機動&RD−4「(誰?)」
ギルカス「そんな事言ってた彼氏には、教育の名の下にちゃ〜んとお仕置きをしなくちゃねぇ……クスクス、今日は何がいい?」
高機動「(よく分かんないけど、鬼だ)」
ルシフェル「い、嫌だぁ〜〜!た、助けて〜〜〜!!」
高機動「頑張って〜〜」
RD−4「誰だったんだろう?」
高機動「さあ?でもなんだか……南無」


その日の夜、ギルカス家。教育の間(ギルカスの部屋)

ギルカス「ほぅらっ!ここをっ!こうしてっ!」
ルシフェル「うぐっ!」
ギルカス「ど〜お?少しは反省した?」
ルシフェル「し、しましたしました!だからこれ以上はやめて限k「えい」ああああぁぁあああ〜〜〜〜〜!!!」

何が行われていたかは誰も知らない。

―完―
39通常の名無しさんの3倍:2006/10/05(木) 13:20:56 ID:???
バー「はい、今年も始まりました。第29会お弁当対決
司会はWhiteDingoの二人が忙しいらしいので第83期生徒会会長バーミンガムがお送り致します」
G-4「バーミンガムさんってそんなに偉かったんだ………」
バー「今回の審査員はご存じ保健室のマドンナ、ラヴィアンローズ先生と」
ラヴィアン「はぁーい」
うぉあああああああーー!!←沸き上がるようなギャラリーの喚声
バー「UC学園の鉄人シェフ、サラミス改ちゃん」
サラ改「てか鉄人シェフって何なのよ」
………ゴクッ←唾を飲む出品者一同
バー「最近嫁さんの料理のおかげで舌の肥えたらしいアーガマ先生ですっ!」
アー「あのねぇ………」
バー「では、お弁当ファイツッ!」


あとの方、お願いします
40通常の名無しさんの3倍:2006/10/05(木) 22:22:10 ID:???
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。 3』

翌日、グフBはギャンヌの許を尋ねていた。
そしてギャンヌを誘い屋上に上がる。
寒くなってきたUC学園屋上には人影もまばらだった。

グフB「…というわけなんだ。なにか心あたりはないか?」
ギャンヌ「さあ?特に何も気付かなかったけど?」
グフB「そうか…なにか思い出したことがあったら教えてくれ。」
ギャンヌ「うん。わかった。でも、気のせいだと思うけどなぁ。」

また騒ぎなんて勘弁して欲しいわ…ギャンヌはそう思っていた。
兄の優柔不断さが原因だとわかってはいるが、
そのままそっとしておいて収まるならそっとしておきたい。
ずっと家庭の主婦代わりをしてきたギャンヌは家が乱れるのは好まなかった。
(もっとも、自分で乱すのは得意なのだが。)

グフB「そうかな…ところで、充実した練習が出来たそうだな。」
ギャンヌ「ええ。久しぶりに一緒に練習したけど、グフカスさん、さすがね。」
グフB「山篭りなんてほんと何年ぶりだから、話も盛り上がっただろうな。私も行きたかったよ。」
ギャンヌ「ん…でもその日の練習の問題点とか話しあって、すぐに休んだわ。」
グフB「そうだったか。」
ギャンヌ「一日中ハードな練習したから疲れちゃって。」
グフB「なるほどな。よし、わかった。時間取らせてすまなかったな。」
ギャンヌ「機会があったらまたやりましょ。今度は参加してね。」
グフB「うん、ありがとう。」

姉上の話と食い違っているな…
グフカスとヅダが一行から外れて、
二人だけで"思い出話に花を咲かせた"のか、
それとも、ギャンヌが何か隠しているのか…
いずれにしても、やはり怪しい。
グフBは信頼し、敬愛する姉に隠し事をされるのはいやだった。
単に姉の事を知っていたい、それだけではなく、
姉には公明正大でいて欲しかった。
わがままだということはわかっているが、
グフBにとってはグフカスは昔から教師でもあれば指針でもあり、
また、あこがれつづけた英雄でもあったのである。
高潔で孤高な姉の姿こそが、
グフBにとってあらゆる意味で理想の女性像、いや人間像なのであった。
もう少し調べてみる必要があるな…
グフBは去っていくギャンヌの後ろ姿を見ながら、
この件について更に深く調査して行こうと決心した。

その時秋風が屋上に吹き上がってきた。

―金木犀の香りを乗せて…―

グフB「こんな所まで届くのか…。」

グフBはあまり金木犀の香りがあまり好きではなかった。
なにか浮ついたような…日常をかき乱す金木犀の香りは嫌いだった。
ふと金木犀を評しあっていたグフカスとヅダを思い出す。
金木犀の香りの非日常性と、特別な関係にあるヅダとグフカスが、彼女の中でリンクする。
なにかしら姉とヅダが自分の手の届かない所に行ってしまいそうな気がして、彼女は眉をしかめた。

―続く―

今回の話は最終的にバトる予定なんだけど、金木犀が香ってるうちに終れるかしら…
>>37氏 個人的に続きwktkです
41通常の名無しさんの3倍:2006/10/05(木) 22:30:43 ID:???
って完だった…疲れてるのか…わし…
4237:2006/10/05(木) 22:35:49 ID:???
>>41
いや、続きはなくもないです。
4331:2006/10/05(木) 22:43:13 ID:???
>>39
それは>>11氏に言ってるのですか?それとも自分に言っているのですか?
>>41
疲れているのなら愛の奉仕隊呼んでおきますか?
『UC学園大運動会 大玉転がし編』

白スナ「さあ、次の種目は大玉転がしだ!」
ザク偵「一クラス三人で転がすのよ。速さと力が重要ね」
白スナ「じゃあ選手紹介といこうか。1-Aからはダンディライアン、ゼーゴッグ、橙ゲゼ!」
ゼーゴッグ「頑張ります!」
ライアン「俺の筋肉力、皆に見せてやるぜ!」
橙ゲゼ「・・・何で俺?」
白スナ「1-Bはギャプラン、ズサ、Zガンダム!」
ギャプラン「てやんでい、この面子じゃ厳しいか?」
Z「弱音を吐くな!そんな奴は修正してやる!」
ズサ「よし、出番だ!」
ザク偵「2-Aから、キハール、白ドック、F91!」
キハール「力は俺に任せろよ」
F91「速さは僕が!」
白ドック「俺は・・・何だろう?」
白スナ「2-Bからはパワーじゃ負けないズダ、ライノサラスB、ジェムズガン!」
ズダ「勝つ!」
ライノB「徒競走で遅れを取った分おいどん達が頑張らねば!」
ジェムズガン「こういう時は頼もしいよなお前ら」
白スナ「そして2-Cからはビグウィグ、ザクU改、そして・・・俺!」
ザク偵「え?あんた出るの?」
白スナ「最初の二人以外まともな奴いなくてくじ引きで・・・トトゥガはどっか行っちまったし」
ザク偵「ふーん。ま、頑張ってね。3-Aからはヘイズル、白キャノン、ガンダムMk‐X!」
ヘイズル「要注意は1-A、2-B、3-Bか・・・」
白キャノン「しかし他のクラスも注意しなければ足元をすくわれるぞ。堅実に行こう」
Mk‐X「白キャノンらしいな。では参るか」
白スナ「有力候補の最後のクラス、3-Bは旧ザク、ザメル、ノイエジール!」
旧ザク「ズゴック君、見ててくれ!」
ザメル「ここで一気に首位をねらお・・・狙うでごわす!」
ノイエ「・・・無理してないかその口調?」
白スナ「さあそろそろ始まりだ!じゃあ行ってくる」
ザク偵「一番になったらキスしてあげるからねー」
白スナ「・・・お前、絶対俺達負けると思ってるだろ」
ザク偵「ばれた?」
白スナ「・・・行って来る」
ザク偵「行ってらっしゃーい。・・・これで少し期待できるかしら?」
4431:2006/10/05(木) 22:46:53 ID:???
パァン!
旧ザク「うおおお!」
ザメル「どすこーい!」
ズダ「ぬあああ!」
ネロ(実況代理)「まずリードしたのは2-Bと3-Bです!」
ザク偵「うわ、むさ苦しいわね」
ゼーゴッグ「あ、待ってよズダさーん!」
Z「やらせるかよ!」
ズサ「出番、せっかくの出番!」
ネロ「しかし、1-Aが追い上げました!1-Bも続きます!」
白スナ「うう、やっぱ無理か・・・」
ビグウィグ「・・・諦めたらそこで試合終了ですよ?」
白スナ「!」
ネロ「さあ、先頭の3-Bは折り返し地点に向かいました。続いては1-Bです!」
ズダ「くっ、やはり強い!」
ライノB「まだでごわす!必殺『低音及直球』!」
ザク偵「2-B、ライノサラスB選手の力で猛加速!」
ジェムズガン「・・・速いのはいいけどよ」
ズダ「?」
ジェムズガン「どうやって曲がる?」
ズダ&ライノB「あ」
ドッカーン!
ズサ「な!?」
旧ザク「ふぐげっ!?」
ネロ「ああ!曲がりきれなかった2-Bが1-Bと3-Bを巻き込んでクラッシュです!」
ゼーゴッグ「ズダさん、大丈夫!?今行くから!」
橙ゲゼ「え?今行くって大玉ごtぎゃあー!」
ザク偵「そして1-Aの大玉もそこにつっこんで追いうち!これは四クラスともリタイア!」
ザク改「何かよく分からないけど・・・」
白スナ「これは行けるぞ!」
ネロ「折り返し地点を一番に曲がったのは2-Cです!」
ザク偵(やば、このままじゃ・・・)
白スナ「よし、もうすぐゴールd」
ヘイズル「甘い!」
白スナ「!?」
ザク偵「あ、3-Aが今追い上げ・・・ゴール!一位は3-Aです!」
Mk-X「今回も何か起こるという白キャノン殿の読みが当たったな」
ヘイズル「ああ。念のため後ろに控えていて正解だった」
白キャノン「ああ。弟のキスシーンなんて見たくなかったし」
ヘイズル「ああ、成程」
Mk-X「そりゃそうだ」
一位 3-Aに10ポイント加算
二位 2-Cに8ポイント加算
三位 2-Aに6ポイント加算
以下リタイアにつきポイント無し。
一位は2-Cと3-Aで16ポイント。
赤ゲル「ふむ、流石あの三人だ。よくやってくれたよ。」
ゲルググD「くっ・・・やはりやるか・・・」

>>9に続くといった感じです。まだ続きがあるんですがそれは明日。
4534:2006/10/06(金) 00:01:00 ID:???
今となっては俺の心の落ち着ける場所はこのスレだけ・・・ってわけで続き

『人柱の棒倒し編』※棒倒しと言っても家の地方のルールなのであしからず

3-Bに駆け寄る影・・・バーザムだ
ライデン「お、バーザムどうした?お前は敵だろ」
バーザム「高機動からアンタにメッセージだ、俺はそれを伝えに来ただけ」
そういって手紙を渡す
ライデン「・・・で、高機動は?復帰可能か?」
バーザム「いや・・・本人がもう無理だろうって」
ライデン「そうか・・・・・」
そう言って手紙を読む
ライデン「成程、これは面白い」
バーザム「一体どんな内容なんだ?」
ライデン「見たって無駄だ、この手紙はザク家に伝わる怪文で書かれている、他人には読めない」
バーザム「なんだよそれ、こっそり見たところで無駄ってわけか?」
ライデン「そういうこと、じゃあもう帰れ、用件はそれだけだろ」
バーザム「あ、ああ」
ライデン「ああ、そうそう次の棒倒し、対戦相手はお前のクラスになりそうだ」
バーザム「棒倒し・・・ってあの相手チームの立ってる棒を倒すやつ?」
ライデン「いや、今回のは棒引きや棒倒しなどにも通ずるものがある」
バーザム「・・・・・・あ、そう」

そして、戦いの火蓋が切られようとしていた
白スナ「助けてくれええぇぇぇぇ!!!」
バーザム「なんでこうなんだああぁあぁぁぁ!!!」
アビジョ「姉御おおぉぉぉぉ!?!?!?」
ビグウィグ「初めての見せ場がこれかああぁぁぁ!!!」
G-3「復学早々こんな目に会うとはね・・・一体どうなるってんだ!!!」
そこには棒五本に括られた白スナ、バーザム、アビジョ、ビグウィグ、G-3の5人。
そしてその棒の反対側には・・・・・
ブラウ・ブロ「何故この僕があああぁぁぁぁ!?!?」
Ez-8「いよっしゃあああぁぁぁぁぁぁl!!!!」
ヴァルヴァロ「何故!?何故こんな棒に縛り付けられるの俺達!?」
百式「ひょっとして・・・・力が無さそうな面々が選ばれてる?」
ゲルD「それはそうと何故この私がああぁぁぁぁぁ!!!!」

ザク偵「あ〜今手元に届いた資料によりますとルールは至って単純明快、グラウンド中央に置かれた棒を奪い合い
自分の陣地に立てた数が多い方が勝利、3回中2回先勝でポイントが加算されるとのことです」
白スナ「それとこの棒に縛られた俺達にはどういう関係が!?」
ザク偵「え〜と、自分の陣地に立てられた場合なら地に足を付ける事ができるけど・・・」
白スナ「できるけど?」
ザク偵「相手陣地に立てられた場合は逆さまの宙吊りってことね」
縛られた者達「「「「「「な、何いいぃぃぃぃ!?!?」」」」」」
ザク偵「じゃあそんなこんなで試合開始!私も出るわよ!!」
縛られし者「「「いやまだ心の準備があああぁぁぁぁ!!!!!」」」
46通常の名無しさんの3倍:2006/10/06(金) 00:09:30 ID:???
>>45
何があった?ていうかEZ-8w
ビグウィグは・・・結構キャラ立ってるんだけどな。力はあるだろうし。
4734:2006/10/06(金) 00:23:20 ID:???
一斉に棒に群がる双方の選手達。棒を掴んでは引っ張り合いこれはもう一種の乱闘である。
バーザムとゲルDは同じ棒に縛られていた。
ザク「バーザム!!!」
バーザム「助けてくれええぇぇぇぇ!!!!」
縛られた者達は地面に寝かされ、その上を多人数の人間が交差する、いつ踏まれるかと言う恐怖が襲う。
ザク「今引っ張って・・・・兄貴!!」
ライデン「よう、F」
ザクが掴んだ棒の反対側、ゲルDが縛られている方をライデンが掴んでいる
ゲルD「よし、早く私を陣地に運べ!!」
ザク「そうはさせるか!!」
そして引っ張り合うザク兄弟。しかし・・・・・?
ゲルD「おい!思い切り引っ張られてるぞ!?力を入れないか!!」
ライデン「うわーえふおまえずいぶんちからがつよくなったなああにとしてこんなにうれしいことはないぞう」
ザク「思いっきり棒読みだが・・・・チャンス!!」
ゲルD「ぬおおおぉぉぉ!?!?!?」
これみよがしに思い切り引っ張るザク。するとライデンの手から棒が離れる
ライデン「うおーやられたー」
ザク「うおりゃあああぁぁぁぁ!!!」
ゲルD「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁl!?!?!?」
持つものが居なくなり思い切り顔面から引きずられるゲルD、そこにザクストーカーが助けに入る。
ストーカー「大丈夫か!?ゲルD!!」
ゲルD「お、遅いぞストォカァ・・・・」
ライデン「今手伝うぞ!!」
ストーカーの胴を掴むライデン、そして思い切り擽る。
ストーカー「ぶはっ!?」
ゲルD「わぁ!?離すnぶべっ!?!?」
再び地面にキスをかますゲルD。そんなこんなでもう2-Cの陣地だ
ザク「どっせええぇぇぇぇぇ!!!!」
ゲルD「うわうわうわうわああぁあぁぁぁ!!!」
しっかりと地に足をつけるバーザム、それを支えるザク、そして逆さ磔のゲルD。
ゲルD「お、降ろせえええぇぇぇ!!!!」
ザク「どうやらうちの組は3本確保したようだな」
バーザム「みたいだな」
あちらの陣地では逆さまのアビジョとG-3が何か叫んでいる。
リシテア「そこまで!一回戦、勝者2-C!!」
湧き上がる2-C。やっと降ろされるのかとホッとする逆さま達。しかしここでも問題が・・・
ゲルD「いいか?ゆっくり降ろせよ?お前らもちゃんと受け止めろよ!!」
何せ棒に縛られているためゆっくりと倒して下で受け止めてくれる人が居ないとマジで危ない。
ザク「えい」
しかし無常にも猛スピードで倒される棒。
ゲルD「ヒイイイィィィィィ!?!?!?」
ストーカー「げ、ゲルD!!」
ライデン「おっと危ない!!」
そういってストーカーを突き飛ばすライデン、結果ゲルDは地面への猛烈ダイブを体験することに・・
ゲルD「ぐぎゃあああぁぁぁぁぁ・・・・・・」
ライデン「高機動・・・仇はとったぞ・・・」
ザク「一体なんだったんだ?なぁバーザム・・・・バーザム?」
見てみるとバーザムも地面に突っ伏している
ザク「あ、悪ぃ」
バーザム「てめぇ・・・・」

高機動「・・・・・ライデン兄は上手くやってくれた様だな」
保健室の窓からすべて見ていた高機動。今の彼の楽しみはRD-4の弁当とゲルDの断末魔だけなのだ

今日はこれで終わりだが棒倒し編はまだ続くぞ
4837:2006/10/06(金) 01:42:38 ID:???
やっぱり書いた続き

『死神と死神 死神捜し その2』

「ところでダークエンジェル先生?」
「何?」
 死神同士の死神捜しは続いていた。今は最後の階を調べて終えて、二人はダークエンジェルが買ったコンビニのおにぎりを食べながら話していた。
「ダークエンジェル先生ってアレは出来ないんすか?」
「アレ?」
 ダークエンジェルは首を傾げる。
「えっと、アレっすよアレ。なんっつったかなぁ……その鎌をバイカイにして、あ! オーバーソウr」
「……出来ない。漫画の読みすぎ、私には持ち霊なんていないわ」
「ちぇっ残念。大きな看護婦とか見れるかと思ったのになぁ」
 ダークエンジェルが持っている鎌を指差しながらヘルカスタムは何かを言いかけるが、ダークエンジェルに即答で否定された。ヘルカスタムは少しつまんなそうに舌打ちをする。
 そして、ヘルカスタムとダークエンジェルは屋上へとやってきた。何もないだろうと思いながら屋上を開けようとするヘルカスタムの背後で、ダークエンジェルの表情は無表情ながら何処か真剣みがある。まるで何かを感じ取ったかのように。
 しかしそんな事など感じることなんて出来るわけないヘルカスタムは、何事もなく屋上の扉を開けようとした。
「……ちょっと待って」
「ん? な、なんですか?」
「手を出して」
 その直前、ダークエンジェルはヘルカスタムを呼び止める。そしてダークエンジェルの要望に、ヘルカスタムは少し困惑しながらも手を出すと、ダークエンジェルは小さな手でヘルカスタムの手をぎゅっと握り目を瞑る。
「せ、先生?」
「……そのまま」
 小さいとはいえ、自分より年上の女性にいきなり手を握られ顔を赤くし焦るヘルカスタムに対し、ダークエンジェルはそのまま何かブツブツ言っている。
「………これでいい。さぁ開けて」
「?? はあ」
 そしてしばらくすると、ダークエンジェルは手を離し一歩後ろに下がる。ヘルカスタムは顔を赤くし困惑しながらも屋上の扉を開けた。
 二人が屋上に入ると、屋上は太陽が昇り日に照らされ暖かい。しかし快晴に近い天候なのにも関わらず何処か薄暗い。その重々しい空気をヘルカスタムも感じ、表情が少し歪む。
「……なんか、いそうっすね?」
「なんかじゃなくて、いるわよ?」
「へ?」
 無表情で指差すダークエンジェル。ヘルカスタムも指差された所を見ると、そこには一人の女が立っていた。


職人さん達、焦らすなぁ……だがそこがいいっ!!
4939:2006/10/06(金) 07:45:19 ID:???
一応自分を含めた全ての方に対してです。
5031:2006/10/06(金) 07:51:09 ID:???
続き。
白スナ「いやー負けた負けた。」
ザク偵「お疲れさま」
白スナ「兄貴の奴地味なくせに勝っちゃたな。あ、地味だから勝ったのか」
ザク偵「試合展開としては面白みが無いわよね」
白スナ「くそっ、一位になって欲しかったんだけどな・・・キス」
ザク偵「・・・これ、あげる。二位のご褒美」
白スナ「缶ジュースねえ・・・お前から何か貰うのってあんまり無いな。奢ってばっかりだし」
ザク偵「無駄口叩かないの!礼は?」
白スナ「ありがとう。じゃ早速飲むか」
ザク偵「あ、待って!」
ゴクッ
白スナ「ちょっ、俺へのご褒美って言ったのに何でお前が」
ザク偵「はい。ありがたくいただきなさいよ!」
白スナ「え?何言って・・・ああ、そういう事。じゃいただきますぜ」
グイッ
白スナ「間接キスうめぇwwww」
ザク偵「い、言わないでよ!恥ずかしいじゃない!」
白スナ「まあまあ。・・・あれ?」
ザク偵「ど、どうしたのよ?」
白スナ「もしかして・・・マイクの電源ついてないか?」
ザク偵「え?ちゃんと私のは消して・・・あ。ネロの奴消してない・・・」
白スナ「・・・今の会話、全校生徒に丸聞こえか」
ザク偵「ネーーーローーー!!」
ネロ「殺されるな、僕・・・」
オアシス(兄さん達、これでまた一歩前進、かな?)
白キャノン「何というか頑張った意味が・・・orz」
ヘイズル「気を落とすなよ、な?」
ビグウィグ「・・・プリティ」
5147:2006/10/06(金) 22:02:02 ID:???
おしぃなぁ白スナ、では続き

1-Aの待機場所
RD-4「あ、ガンダムくーん!!」
ガンダム「RD-4ちゃん?どうかしたの?」
ガンダムに駆け寄るRD-4、それを見ているG-4、赤ザク
赤ザク「・・・いいの?」
G-4「何が?」
赤ザク「私がガンダム君に近づこうとするといっつも邪魔するくせに」
G-4「RD-4は高機動君とラブラブだから平気でしょ?それとも何?危機感感じた?」
赤ザク「べ、別にそんなわけじゃ・・・」

ガンダム「そう・・・高機動はもう・・・」
RD-4「なんかいかにも死んだような言い方はやめてくれない?それとこれ、高機動くんから」
ガンダム「・・・・・・人参?」
RD-4「騎馬戦の秘策、高機動くんはもう使えないからガンダムくんが使ってって」
ガンダム「いや、だから」
RD-4「それで『ガンダムくんも主役だ!!』って言ってたから」
ガンダム「だからね、その」
RD-4「じゃあ私、高機動くんの所に戻るから!!」
そう言って駆け去るRD-4。
ガンダム「使い方・・・・・どうすんのコレ?」

保健室
高機動「またゲルググDの奴吊し上げられてる、ザマミロ」
RD-4「高機動くん」
保健室に入ってきたRD-4
高機動「あ、RD-4。ガンダムに渡してきてくれた?」
RD-4「うん!大丈夫!」
高機動「そう・・・・RD-4は競技に出ないの?」
RD-4「此処に居るの・・・迷惑?」
高機動「全然そんなこと無い!ただ・・・せっかくの体育祭だし・・RD-4も参加してた方がいいと思うよ」
RD-4「でも・・・・」
高機動「僕の事は気にしなくて良いよ、もう少ししたら校庭には戻るからさ」
RD-4「・・・・・うん、わかった!じゃあ・・・」
X3「RD-4やっぱりここに居たー!!」
RD-4「X3さん?」
X3「次、私達のクラスが棒倒しだよ!早く早く!!」
RD-4「あ、うん!それじゃあ高機動くん、行って来るね!」
高機動「いってらっしゃーい。」
5247:2006/10/06(金) 22:26:27 ID:???
リシテア「えー、3-B対2-Cの戦いの結果、あまりにも危険と言うことが判明したので人柱ルールは之以後適用しません」
ゲルD「ふざけるな!!この私がここまで痛め付けられたのに何故今更ルールを変える!?」
ストーカー「危ないからでしょう」
ゲルD「なら初めからこんな糞ルール適用するなー!!」

高機動「おーガンダム達頑張ってるなー、あ、RD-4」
ちなみに今は1-A対1-Bである
高機動「撮影撮影・・・・っと、後々良い思い出になるだろう」
そういいながらRD-4の写真ばかり撮る。相変わらずの至高のカメラ捌きだ
高機動「いや・・・思い出の品とか言って一般料金、ゆれる胸元とか言えば特別料金がとれそうだな」
今度は一般生徒も撮る。けっこう現金なところもある
バーザム「何やってんだよ」
ある程度ボロボロになったバーザムがカーテンを開ける
高機動「あ、バーザム先輩、さっきはどうも」
バーザム「RD-4にチクるぞ?」
高機動「この写真ばら撒きますよ?」
バーザム「そんときゃお前を殺す」
高機動「RD-4を残して死ねませんな」
バーザム「へっ、変わったなお前」
高機動「マイハニーは良いよ?バーザム先輩もとっととくっ付けばいいのに」
バーザム「余計なお世話だ」
そう言ってバーザムは保健室を後にしようとする
高機動「あれ?もう行っちゃうの?」
バーザム「別に?他にもう用事無えし」
高機動「じゃあも一つお願いが・・・」
バーザム「なんだよ?今度は暗号文は無しだぞ」
高機動「見たの?あれ」
バーザム「ライデンから聞いたんだよ、で?」
高機動「肩貸して♪」
バーザム「は?」

Z「女の癖に、戦場で出しゃばるな!!」
RD-4「関係無いです!!」
ただいま棒の引っ張りあい、力はほぼ互角。おっと、Zが弱いって言うのは無しだぜ?
RD-4はバージムになってから筋力も上がったんだからな。
高機動「RD-4頑張れー。」
RD-4「高機動くん!」
そのままZから棒を奪い取る。Z、地面に伏す。
そして陣地に一直線に走り棒を立てるRD-4。
ガンダム「・・・・愛の力って偉大なんだな・・・」
G-4「わ、私だってお兄ちゃんの為ならあれぐらい出来るもん!!」
赤ザク「あ〜ら?ガンダム君と同じ棒を引っ張ろうとして逆に足引っ張ったくせに?」
G-4「ムッカー!!あんたなんか人柱に括られてりゃ良かったのに!!」
赤ザク「アンタこそ!!」
ガンダム「ま、まぁまぁ二人とも・・・」

結果、勝負は1-Aの勝利で幕を閉じる。

人柱の棒倒し編はこれで終了かな?次は何の種目がいいか・・・障害物競走!!
5337:2006/10/07(土) 02:06:15 ID:???
『死神と死神 死神捜し その3』

 ヘルカスタムとダークエンジェルの目に映る少女は、UC学園の体操服を着てジッと下を見ていたが、屋上の扉が開くと同時にヘルカスタム達の方を向く。
「君は……何でこんなとこにいるんだ? 体育祭じゃ……」
 胸元に”ざにー”と書かれた少女。体育祭の筈なのに何故こんな所にいるのか、そう思ったヘルカスタムは少女に歩み寄るが、隣にいたダークエンジェルに止められる。
「ちょっと待って、不用意に近づいてはだめ。見てわからない?」
「な、何が……ん? そういやなんか……」
 静かに言うダークエンジェルに、ヘルカスタムは再度少女を見る。そしてある異変を感じた。屋上一帯のみ少し薄暗い感じだが、少女の周りは更に暗く、少女の体に黒い霧の塊のようなもの覆っているのがヘルカスタムには見えていた。
「……どうしたん……ですか?」
「あ、いや」
 少女はかなり弱々しい声でヘルカスタム達に聞く。この時点で、困った人を見過ごせないヘルカスタムは速攻で少女に駆け寄るところだが、少女に纏わりつく黒いのを見てしまった為躊躇っていた。
「……あの、すみません。具合が悪くなってしまって、保健室まで……」
 少女は更に弱々しい声で呼び掛けるが、ヘルカスタムは動かずダークエンジェルが口を開いた。
「……あなたね。噂で聞いた死神というのは」
「ぇ?」
「は? な、何言ってんすか先生」
 少女に大鎌を向け言うダークエンジェル。ヘルカスタムは不意に言ったダークエンジェルの発言に驚いた。
「どっからどう見ても普通の女の子じゃないですか?」
「そ、そうです……私死神なんかじゃ……けほっ!」
「お、おい、大丈夫かよ!?」
「だから近づいちゃだめ。誰もあの娘が死神なんて言ってないでしょ? 私が言っているのは、あの黒い霧みたいなものよ」
「え?」
 ダークエンジェルは少女ではなく、少女に纏わりつく黒い霧を指差す。
「ぅ、ぅぅ……た、助けて……けほっ! こほっこほっ!!」
 その時、少女は今まで以上に激しく咳き込むと、その場でバタンと倒れてしまった。
「あ!」
「! ヘルカスタム君! だから不用意に近づいたら……!」
 ついにヘルカスタムは、急いで少女に駆け寄った。珍しくダークエンジェルは声を上げるが、その時にはヘルカスタムは少女の傍まで寄っていた。
「大丈夫か!?」
「……」
 黙っている少女の体を、ヘルカスタムは起こそうと少女の体に触れた。その時だった。
『……その体、私の物に』
「へ?」
「っ! やはり!」
 少女の声が口調が明らかに変わり、黒い霧がヘルカスタムの体に覆うとした。しかしその瞬間、ヘルカスタムはダークエンジェルに吹き飛ばされる。その代わり、黒い塊はダークエンジェルの体に入り込むように覆っていった。
「あぅっ!」
「っつぅ……なんだぁ?」
 腰を摩りながら起き上がるヘルカスタム。そしてヘルカスタムの目に映ったものは、まず自分の前に落ちているダークエンジェルが持っていた大きな鎌。そして、目の前に写るのは先ほどの少女が眠ったかのように倒れていて、その横にダークエンジェルが黙って立っている。
「せ、先生?」
「……」
 ヘルカスタムはすぐにダークエンジェルの異変に気づいた。先ほどまで倒れている少女に纏わりついていた黒い霧の塊が、今度はダークエンジェルの体に覆っていた。
「フ……ふふふ……」
「先生、どーし」
「ははははは! あはははははははははは……!!」
 そしてダークエンジェルは妖しく高らかに笑い出した。この時点で、この人はダークエンジェルではない、そうヘルカスタムはそう思っていた。
『ついに手に入れた! この体は素晴らしいわぁ! なるほど、この娘は巫女ね。これであんな貧弱な体とはもうおさらば!』
 ダークエンジェルは人が変わったように笑いながら、倒れている少女を見下ろしていた。
 そしてヘルカスタムは、ダークエンジェルの鎌を手に取った。

―続―

急な展開になってしまった。

あと、競技について一言。
体育祭と言えばやはり『パン食い競争』です!
しかし俺は書けそうにありません!ですから、誰か書いて頂けると嬉しかったりします。
その際は是非ヴィクトリーを! ごめん、俺って人任せ……orz
5437:2006/10/07(土) 03:14:58 ID:???
寝ようと思ったけど書いたので続き。

『死神と死神 死神捜し ラスト』

「あんた、ダークエンジェル先生じゃねえな」
『何を言っているの? 私はダークエンジェル先生よぉ?』
「先生は、んな喋り方じゃねえ! あんたは何だ!?」
 ヘルカスタムは鎌を構えながら荒々しい口調でダークエンジェルに問うが、ダークエンジェルは妖しく笑っていた。
『まっ、バレバレか。いいわよ教えてあげる。私はね? 死神よ?』
「し、死神ぃ? 踊る黒い死神か?」
『ああん、あんなのとは違うわよ』
 ダークエンジェル、死神は軽い口調で答える。口調的に女性のようだが、ヘルカスタムの表情は変わらない。
「だったら死神! てめっ、先生に何したんだ!?」
『口の利き方には、気をつけたほうがいいわよ!』
「なっ!」
 荒い口調で言うヘルカスタム。それに死神はニッコリと笑うと、一瞬でヘルカスタムの間合いまで詰め寄りヘルカスタムのでこにデコピンを放つ。
「ごほっ!」
『なるほど、運動能力もまぁまぁね。子供体形がちょっとやだけど、まぁ我慢するか』
 死神は自分の体を馴染ませる様に手を振っていた。
「お、俺の質問に答えろよ」
『ああごめんなさい。ちょっと試してみたかったの、私の新しい体をね』
「新しい、体?」
『そうよ? もうこの体は私の物。私はそうやって幾つもの体に乗り移り、そして死ぬ直前まで利用させてもらうの。体を開放された時には、もう体は死んでいるのと同然……面白いでしょ?』
「そ、それじゃあ、先生は……」
『先生なら、精神の奥底で頑固に抵抗しているようだけど、まぁ時間の問題でしょうね』
「!」
 ヘルカスタムの表情は一瞬青ざめた。そして目の前に広がる非現実的なことに驚愕しているようだ。一方のダークエンジェルの体を乗っ取った死神は上機嫌。
「……今すぐ先生の体から出てけ!」
『嫌よ。せっかく手に入れたんだから。あの娘は元々病弱だったからつまんなかったし、貴方は男だし』
「だったら」
『だったら何? 力ずく? さっきの見たでしょ、貴方じゃ敵いっこないわ、さっさと私に殺されなさい?』
 ヘルカスタムは鎌を横に振るった。死神は余裕で避け後方に跳び、笑って言っている。確かに、ヘルカスタムではお子様超人巫女には敵わない。しかし、ヘルカスタムはそれしきの事で諦める男ではないのだ。
「へっ! これでも負け続ける戦いは得意でね!」
『そう、だったらせいぜい抗って死になさい』
 死神はそう言うと、何処からともなくヘルカスタムと同じような鎌を取り出す。そして二つの鎌はぶつかり合った。
5537:2006/10/07(土) 03:18:07 ID:???
「おおっと! 速ぇなチクショウ!」
『ほら、どうしたの? 遠慮なく斬ってもいいのよ?』
「うるせぇ! んなことできっかぁ!」
『そう、でも遠慮はしないけど』
 死神は更に攻める。ヘルカスタムはそれを受け止めるか、紙一重で避けるしかなかった。
『ほらほら、頑張らないと頭が体から離れちゃうよ?』
「こんの、馬鹿力〜!」
『それってダークエンジェル先生に言ってるの?』
「違うわぁ!」
 二つの大鎌が鍔迫り合い、死神の鎌の刃がヘルカスタムの首元まで迫る。その時、
『!! うっ! うぅ……あ、ああっ!』
 死神が鎌を放し急に苦しみだした。ヘルカスタムはそれに驚きながらも後方に避ける。
『くっ! あ、あなた……大人しく……してなさっ!』
「ヘルカスタム君」
「っ……先生」
 苦しんでいる死神の口調は、一瞬元のダークエンジェルに戻った。
「私ごと、この死神を……斬りなさい!」
「はぁ!? そ、そんな事できるわけ……」
「いい、からっ! こうして私がっ! 抑え付けてる間に、早くっ!」
「で、でも……」
『そ、そうよね。そんな事、できるわけ……うわああっ!!』
「早くっ!」
「……………分かりました」
 ダークエンジェルが精神部分で死神と争っている中、ヘルカスタムは何かを決意したかのような表情でダークエンジェルの傍までより、大鎌を振り下ろそうと構えた。
『ち、ちょっと! 貴方、先生を殺す気!?』
「ああそうだ。あんたに先生を利用されるくらいなら、いっそ俺が楽に……」
『や、やめなさいっ!』
「早くやりなさい!!」
 二人の意思がヘルカスタムに言う中、ヘルカスタムは鎌を振り下ろした。
『マジ!?』
 その直後、死神は逃げるようにダークエンジェルの体から離れた。そしてそれを待っていたかのようにピタッと鎌を止め、刃の向きを逆にする。
「引っ掛かったなぁ!」
『なんですと!』
 そしてそのまま上へと鎌を振るい、死神は縦一閃、二つに分かれた。
『あああ〜〜〜〜〜!!!』
 死神は消えていく。そして完全に消えると、ヘルカスタムは緊張が消えたのか、その場で倒れこんだ。
「はぁ〜、死ぬかと思ったぁ……」
「……よく、やったわね」
「へ、へへ、先生の作戦のおかげっす」
「そう……」
 ダークエンジェルもその場で倒れた。
 実は、これはダークエンジェルの作戦だった。屋上の扉を開ける前にヘルカスタムの手を握った際、ヘルカスタムに霊を見れる様にしただけではなく、ヘルカスタムの頭に直接指示を出していた。自分の体が乗っ取られた時は、構わず斬るフリをしろと。
「先生、大丈夫ですか?」
「え、ええ、大丈夫だけど。少し死神を抑え付ける時に力を使い過ぎてね……少し、ね、むい……」
「あ、寝ちまった」
 そしてヘルカスタムが倒れているダークエンジェルに話しかけた直後、ダークエンジェルは人形のように眠ってしまった。ヘルカスタムは困った。近くには、ざにーという女の子も倒れている。しかもかなり具合が悪そうに。
 ヘルカスタムはしばらく考え、そして……。
5637:2006/10/07(土) 03:19:51 ID:???

 ガラッ!

「しつれいっ! き、急患だ!」
 UC保健室に行く事にした。が、生憎誰もいないので寝ている二人をベッドの上に寝かせた。
「……けほっ!」
「おっと、何かねえかなぁ」
 少女が咳き込む。ヘルカスタムはとりあえず適当に戸棚を漁ったが、他校の保健室など分かるはずもないので四苦八苦。
「………ばんかい! ……すぴー」
「……寝言かよ。向こうは棒倒しかぁ、あいつら楽しく見てんだろうなぁ」
 ダークエンジェルの寝言に、少しイラッとしながらも、少女のおでこに濡れたタオルを乗せるヘルカスタム。
 この後、二人が目を覚ますまでヘルカスタムはずっと保健室にいたそうな。

一方、踊る黒い死神は……。
『アンコール! アンコール!』
『仕方ない……小生意気な死神の新入りも逝っちまったようだしな』
『イエーーイ!』
 ビルゴV白牙のみを観客に踊っていたそうな。

―完―


長々とすんません。やっぱ長いのって難しい……。
57通常の名無しさんの3倍:2006/10/07(土) 23:37:08 ID:???
ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up57064.bmp_D8cnqFqoKtsqrnW8EZba/Lv.1_up57064.bmp
ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up57065.bmp_R99VO1ke6iqWJEtif7VR/Lv.1_up57065.bmp
なんか随分と人が少ない・・・今日は絵を描いてきた。ぬ氏、続き楽しみにしてるんで。
そろそろまとめも更新してほしいな・・・五校目になったし
58通常の名無しさんの3倍:2006/10/08(日) 01:15:43 ID:???
体育祭と関係ないネタですが。

 『お嬢様の……』

 AW学園の昼休み。中庭にて。
パトゥーリア「……はい」
ベルティゴ「へ? 何ですかコレ?」
 パトゥーリアはベルティゴに何かが入っている小さな包みを手渡す。
パトゥーリア「いいから受け取りなさい!」
ベルティゴ「は、はい、ありがとうございます。開けても宜しいですか?」
パトゥーリア「い、いいわよ?」
ベルティゴ「それでは」
 ガサゴソと包みを開けるベルティゴ。包みの中には、数枚のクッキーが入っていた。
ベルティゴ「これは」
パトゥーリア「く、クッキーよ。さっき調理実習で作ったの」
ベルティゴ「もしかして、僕に、ですか?」
パトゥーリア「ち、違う、勘違いしないでよ! わ、渡す相手が偶々いなかっただけなんだから!」
ベルティゴ「……ぅ…うぅ」
 パトゥーリアが激しく反論した時、ベルティゴは泣き出した。
パトゥーリア「な、何も泣かなくても」
ベルティゴ「ち、ちがいます…うれしくて…ぐすっ、ありがとう、ございます、ひっく、おじょうさま」
パトゥーリア「も、もう、そのくらいで泣かないでよ。ほら、これ使いなさい」
 ベルティゴにハンカチを手渡すパトゥーリア。そのハンカチで涙を拭うベルティゴ。
ベルティゴ「ありがとうございます。このクッキー、家宝にします!」
パトゥーリア「ちょww大げさwwww」
59通常の名無しさんの3倍:2006/10/08(日) 15:18:12 ID:???
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。 4』

ガルバルディβは不機嫌だった。
兄のいいかげんな所は昔からとはいえ、
あの山での一件はどうも納得できない。
結局皆でゼーゴックを宥めて、
揉め事はその場限りと言うことになったわけだが、
ガルバルディβにはそうやって作った平穏が
不自然なものに思えてならなかった。
兄はグフカスとの関係とゼーゴックとの関係は
全く違うものだと言う。
兄はそれでいいだろう。
しかしそれは、男の中で違うものだからといって
両方に手を出して許されるような性質のものなのだろうか。
ギャンヌがかわいがって育てただけに
女性に対しては同情的な部分が大きいβなのであった。
いや、ゼーゴックに対するβの感情には
同情と言うには優しすぎる感情が混じっていたかもしれない。
しかしβはまだその気持には自分でも気付いていなかった。

ゼーゴックは今日もヅダ家で洗い物をしたり
料理を作ったりしている。
その様子は普段と変わりなく快活だ。
そして、兄の帰りを待っている。
その様子にたまりかね、
βがゼーゴックに声をかけようとした時、
彼を訪ねてグフBがやってきた。

グフB「失礼します。β君はいらっしゃいますか?」

直接道場の玄関に来て声をかけると、
すぐに奥からβが出てきた。
先ほどまで考えていた兄とゼーゴックのことから
まだ気持が切り替えられないのか、
まだ不機嫌そうな表情だ。

グフB「どうした?機嫌が悪いな。」

グフBがすぐに気付く。
ガルバルディβは昔から素直で快活で正義感に溢れる、
いわば典型的な良い子であった。
馴染みとはいえ、訪問者に不機嫌な顔を見せるようなことは
滅多になかったものであった。

β「いえ、ちょっとね。気にしないでください。今日は何の用です?」
グフB「うん、ちょっと、姉上とヅダ君のことが気になってね。」

グフBがあいまいな答えを返す。
もし皆が何かを隠しているなら、
性格のいいβをなんとか引っ掛けて喋らせようという腹積もりだ。

β「ああ、なるほど。それで話に来られたんですか?」
グフB「あ、いや、いいんだ。今日はβ君に意見を聞こうと思ってね。」
β「うーん、でも僕は当事者じゃないですしねぇ。」

やっぱりなにかあったんだな。
ガルバルディβも不満に思っていたことなので、この件に関しては口が軽くなっている。
グフBは更に詳しい事情を引き出しにかかった。

―続く―
60通常の名無しさんの3倍:2006/10/08(日) 21:53:00 ID:???
近頃金木犀の香りが凄いです。だから書きたくなった、でも>>59氏のようなシリアスではない。

『体育祭休憩の合間にin1-A』
高機動「子供の頃さ?」
ガンダム「うん?」
戦線復帰不可能な高機動が急にガンダムに声をかける。ちなみにRD-4はお弁当バトル中らしい
高機動「金木犀・・・がすっごくいい香りで」
ガンダム「そういえば近頃匂ってきたね」
高機動「花を食べてみたんだ」
ガンダム「花を?」
高機動「子供の頃だぞ?でも味なんか全然しなくて・・・」
ガンダム「まぁしないだろうね」
高機動「何を考えてたのか子供の僕は手のひらいっぱいに集めて食べたんだよ、そしたら・・・」
ガンダム「そ、そしたら?」
高機動「すっごく不味かった。もう飲み込むことすら出来ず咽て実に酷い目にあった。」
ガンダム「まぁ花だしね・・・」
高機動「で、その話をRD-4にしたんだ、そしたらRD-4・・・」
ガンダム「ど、どうしたの?」
高機動「わざわざ金木犀の花を摘んでゼリーにしてくれたんだよ。」
ガンダム「へ?」
高機動「柑橘系のいい香りで見た目もオレンジ色のビー玉のようで、味は花の味が気にならず、なおかつ香りを引き立てるような最高の・・・」
ガンダム「・・・・ひょっとして・・・惚気てる?」
高機動「うん、惚気てる」
ガンダム「・・・・・・・」
高機動「・・・・・・・(・∀<)彼女はいいぜ?」
ガンダム「あっそ」
高機動「・・・・・・・呆れられてしまった」
その他の1-Aの男勢「「「「・・・・・(さっきのは天罰だな、これ以上の苦痛は与えように無いし)」」」」

いくら何でもアソコにダメージ受けた奴に追撃かまそうとする男はいないだろ?

高機動「でさぁRD-4が・・・・」
1-A男勢「「「「「(ま、まだ惚気るつもりか!?!?!?)」」」」」

金木犀は香りが良いからゼリーなどに使うといいというのを思い出して書いた。ほんとに人が居ない。寂しい。
61ぬ ◆vq8COgRahA :2006/10/09(月) 03:05:07 ID:???
皆様、大変お待たせ致しました。
今スレ初の業務連絡で御座います。

 まとめ更新履歴→http://msgijinkamoe.fc2web.com/koushinrireki.html

 まとめサイト→http://msgijinkamoe.fc2web.com/

…えー、いつもならば全レスするところですが、
更新作業でいっぱいいっぱいで御座います。
大変申し訳御座いません!
こんな管理人ですが、今後とも宜しくお願い致します。

……SSの続き?…スマン、今日は寝かしてくれ…
6260:2006/10/09(月) 15:38:07 ID:???
ぬ氏、乙!俺の描いた赤ザクは気に入ってもらえたかな?まぁちょっと新キャラでも。
そのまま60の続き。

RD-4「高機動くーん。」
高機動が惚気話を続けようとしていたらRD-4が戻ってきた。
高機動「RD-4、お弁当バトルは?」
RD-4「まだ結果は分からないって。それより高機動くんのことを捜してる人が居たんだけど・・・」
高機動「へ?誰?」
RD-4「連れてきちゃった」
そういってRD-4がすっと横に退くと一人の男性が立っている、スーツ姿に無精髭、いささか野性味溢れる様な中年だ
試製高「よぅ、高機動」
高機動「お・・・お・・」
RD-4「誰?このおじ様?高機動くんの知り合い?」
高機動「親父、なんで此処に居る!?」
RD-4「高機動くんのお父様!?」
試製高「はっはっは、試製高機動型ザクIIと申す、お嬢さん、お名前は?」
高機動「J叔父さんの娘のRD-4だろうが、何度か会ったことあるだろ」
試製高「あぁ!!Jの!あんましあいつに似てないな・・・」
RD-4「よ、養子ですから・・・」
試製高「それは悪いことを・・・失礼した」
高機動「で?何しにきたんだ親父?」
試製高「せっかく国に残してきた息子に会いに来たのに冷たいなぁ高機動は」
高機動「・・・・で?本題は?」
試製高「いやだから」
高機動「本題は?」
試製高「・・・・・・・しつこい奴だなぁそんなんじゃ女にもてんぞ?」
高機動「もてなくて結構。こちとらもうマイハニーがいるんで。」
試製高「え?そうなの?」
RD-4「あの、えっと・・・」
そんなときザクF登場
ザク「お〜い、RD-4、俺達の分の弁当・・・」
試製高「む?君はザクCに似ているが彼の息子か何かかね?」
ザク「そうですけど・・・だれ?おっさん」
試製高「私はザクCとザクJの従兄弟の試製高機動型ザクIIと申す。」
高機動「僕の親父さ・・・・」
ザク「あーこの人が!ってことは・・・高機動って俺達の復従兄弟だったってこと?」
試製高「そうなるね、私達夫婦が海外に転勤になったって言うのに高機動は行きたくないと駄々を捏ねて・・・Cに預けたのさ」
高機動「ところでお袋はどうした?」
試製高「置いて来た。」
高機動「なんで?」
試製高「今日はその事でお前に会いに来た、高機動」
急に試製高の顔がキリリと引き締まる
試製高「母さんは今入院している、とても帰国できるような状態じゃない」
高機動「お袋が!?」
試製高「今こうしている間にも母さんは苦しんでいる!!急いで私と共に来なさい」
高機動「・・・・マジ?」
6360:2006/10/09(月) 16:01:36 ID:???
RD-4「高機動くん・・・」
高機動「なんでお袋を置いてわざわざ親父が来たんだ?」
試製高「電話や手紙を使ったってお前はどうせ来やしないだろ、だから直接」
高機動「そんなに・・・・悪いのか」
試製高「母さんは今や病院のベッドの上で魘されている!高機動や〜って」
RD-4「高機動くん・・・・一緒に行った方が・・」
高機動「RD-4は黙ってて」
RD-4「!!」
いつもと雰囲気が違う高機動、何やら空気が重い、RD-4やザクならともかくザク家に関係無い奴らにはいい迷惑だ
試製高「さぁ!高機動!」
RD-4「高機動くん・・・」
高機動「・・・・・で?病名は?」
試製高「へ?」
高機動「病名はって聞いてんだよ?」
試製高「病名・・・・・・いや知らんほうが良い、知るときっとショックを起こす」
高機動「いいから病名!!」
試製高「・・・・・・・・・っゎ・・・」
高機動「聞こえない!!」
試製高「・・・・・・悪阻?」
RD-4「悪阻・・・・・ってええぇ!?」
高機動「貴様はわざわざ国を超えて息子に惚気に来たのかあああぁぁぁぁ!!!!」
試製高「いやぁはっはっは、さぁ私と共に」
高機動「誰が行くか!!帰れ!とっとと緑豊かなジャングルに帰れ!!」
試製高「息子がいじめるぅ」
高機動「風雲再起!!」
人参を高々と掲げる、すると何処からとも無く現れる馬。
高機動「空港まで、特急で」
試製高「さらば息子おおぉぉぉぉぉ!!!」
そのまま馬に引き摺られていく試製高、なんともはた迷惑な父親である
RD-4「高機動くん兄弟できるんだね、おめでとう」
高機動「いや、あの夫婦は何度もこんな馬鹿騒ぎを起こしては勘違いだったで済ましてるから」
RD-4「え?」
高機動「ただの食あたりとかなんとなくある心当たりで妊娠したとかいってる馬鹿夫婦だから」
RD-4「そ、そうなんだ・・・」
高機動「だから今回もただの勘違いだと思うよ?ちっさい時から弟欲しいっていっても結局できなかったし」
RD-4「ふーん」
高機動「全く、惚気話なら他所でやってほしいもんだ」
1-Aの面々「「「「「(お前が言うか!?!?!?)」」」」」
この親子、全く持ってそっくりである。

試製高機動型ザクII(MS-06RP 試製高機動型ザクII)
男/UC学園父兄/MSV
ザクJ、ザクCの従兄弟で高機動の父親。現在は妻と共に海外に転勤している。
妻を溺愛しているが息子である高機動も溺愛しておりなんとか一緒に暮らそうと画策している。
この国に残したのは『無理矢理連れていくってんなら親子の縁切る』と言われたためしぶしぶ従兄弟のCに預ける。

なんとなくMIAシリーズ見てたら良さそうな機体があったので出した。母親もその内出すかも・・・
64通常の名無しさんの3倍:2006/10/09(月) 21:14:51 ID:???
>>60
長男が高校生だというのに、ずいぶん元気な夫婦だなw
65通常の名無しさんの3倍:2006/10/09(月) 22:37:39 ID:???
ぬ氏乙。追い撃ちをかけるような質問ですが・・・
メイドグフカスを裸で待っている自分はいつ服を着れるのでしょうか?
66通常の名無しさんの3倍:2006/10/09(月) 22:55:57 ID:???
>>65
風邪引くなよ!
風邪を引いたらたぶんラビアンローズ先生かエンジェル・ハイロゥ先生あたりから
とっても苦い謎の薬草で作った薬とかが届くに違いないんだから。
67通常の名無しさんの3倍:2006/10/09(月) 23:27:36 ID:???
>>65
メイドならまとめサイトに行けばいろいろ見れるのに・・・そこまでグフカスのことが・・
しかし服は着ろ。
68通常の名無しさんの3倍:2006/10/10(火) 01:02:28 ID:???
>>65 服は着たほうがいいですよ。そこまでの覚悟があるなんてな、俺には到底真似できないよ。

そして誰も出しそうに無いと思ったので出してみるテスト。

 AW学園のある教室。
???「ハァ、ハァ」
 その中で、ある男子生徒が息を切らせながら何処か怯えた様子でしゃがんでいた。
 彼の名は、ガンダムエックス。高等部1年の男子。
GX「こ、ここまでくれば……」
???「ここまで来れば」
???「何なのぉ?」
GX「うわああっ!!」
 エックスが少し安堵したようにため息を吐いた時、彼の背後からエックスの耳元で怪しく囁く声が二つ。エックスはその声を聞き、激しく教室の端へと移る。
GX「ヴ、ヴァサーゴ先輩にアシュタロン先輩!!」
ヴァサーゴ「もう逃がさないわよエックスくぅん♪」
アシュタロン「この教室は滅多な事では誰も来ないから。今日こそは、ね。逃がさないよ」
 エックスが怯えている相手、それはガンダムヴァサーゴとアシュタロンという女子。エックスの1年先輩である。
ヴァサーゴ「おや? どうして怯えているのエックス君?」
GX「だ、だだだだ、だって、せせせせ、先輩達が……」
アシュタロン「そんな怯えた顔をしなくてもいいのにね、姉さん。私達はただ……」
ヴァサーゴ「エックス君を好きなだけなのに。ねぇアシュタロン?」
アシュタロン「そう、君を愛しているんだよ。殺したいほどに」
ヴァサーゴ「だから一緒に死にましょう?」
GX「はわわわわわわわわわわわ!!!」
 自分勝手極まりない事を言いながらエックスに一歩、また一歩と近づいていくヴァサーゴとアシュタロン。
 エックスは逃げようとするも、すでに後ろは壁であり逃げ場はない。ヴァサーゴは鍵爪を、アシュタロンはハサミを取り出し、エックスも背中に背負っている、大刀を抜く。
GX「ぼ、僕は! 生きる!!」
ヴァサーゴ「ふっふ〜ん♪ だったら、月を見ぬまま地獄に堕ちましょう?」
アシュタロン「私に捕まってしまえば、おしまいだけどねぇ」
 そして今日もエックスの生きる戦いは始まった。
 エックス……生きることは戦いだ。
69通常の名無しさんの3倍:2006/10/10(火) 01:18:33 ID:???
ガンダムエックス(GX-9900)
男/AW学園高等部1年/剣道部/X
背中に大きな大刀を背負っている男子。
剣の腕に長けており、佐々木小次郎に憧れている。
至って普通の男子なのだが、なぜか年上の先輩にモテてガンダムヴァサーゴ、アシュタロンに命を狙われ、エニルカスタムにいじられると、割とハードな毎日を送っている。
月を見ることが好きで、背負っている大刀『サテライトキャノン』は月に照らすと刃が光るらしい。
時折、大刀で器用に作ったアクセサリー等を作っては何処かで売っているらしく、結構評判がいい。

ガンダムヴァサーゴ(NRX-0013)
女/AW学園高等部2年/無所属/X
ガンダムエックスに惚れていて彼の命を狙っている一人。
とても妖しい性格の持ち主で、エックスを殺して自分も死ぬつもりらしい。
ガンダムアシュタロンとは二卵性の双生児で、彼女は姉。
鍵爪を常に隠し持っている。。
趣味は乗馬で、愛馬は凶暴。世の中でゲテモノと呼ばれる生き物大好き。

ガンダムアシュタロン(NRX-0015)
女/AW学園高等部2年/無所属/X
ヴァサーゴの妹で、姉同様ガンダムエックスに惚れていて彼の命を狙っている。
姉に引けを取らないくらい妖しい性格で、ヴァサーゴ同様エックスを殺して自分も死ぬつもり。
常にハサミを持っていて、カニが大好き。
なお、ヴァサーゴとアシュタロンはテレパシーで会話ができるらしく、この能力はAW学園では彼女らを含め2組しかいないらしい。

↑のネタのタイトル入れ忘れた
『ガンダムエックスの生きる為の戦い』
(ぬ氏、↓のは↑のネタのおまけ扱いでお願いします)

 ある日の道端。
GX「あれ? あなた達は確か、遊園地で買ってくれたカップルさん?」
ドライセン「かっ! かかっ! か、カップルなんかでは、無いっ!」
 ドゴッ! バキッ! グチョッ!
ザクUF「げはっ!」
GX「す、すみませんっ! あの時は仲良かったので僕てっきりカップルさんだと……」
ザクUF「ちょ! がはっ!!」
70前スレ2:2006/10/10(火) 07:32:46 ID:???
乙。だが自分はXを女の子として書いていた。
いや以前のAW学園のSS見ると女の子だったから、X。
7169:2006/10/10(火) 10:19:13 ID:???
まぁそうなんですけど…ベルフェゴールも男ですし。
設定とか投下されないからいいかな〜と思っただけで。

ちなみにGビットはどういう扱いにすれば……。武器?一般生徒?メイド…これはやめとこ…。
72通常の名無しさんの3倍:2006/10/10(火) 13:05:14 ID:???
だけでって
7369:2006/10/10(火) 13:41:34 ID:???
何か不都合な点がありましたら、エックスやベルフェゴール等の設定は消してください。

勝手な事ばかり言ってすんません。
74ぬ ◆vq8COgRahA :2006/10/10(火) 14:08:58 ID:???
>>73 GX→女 ベルフェゴール&アシュタロン→男の設定に変えればいんじゃね?
75通常の名無しさんの3倍:2006/10/10(火) 14:13:36 ID:???
↑スマン…コテ外し忘れた…orz
SS&設定どうしましょ?>>ALL
7663:2006/10/10(火) 18:34:21 ID:???
とりあえずぬ氏には欲望渦巻く借り物競争を進めてもらうとして
俺は新ネタ思いついたのに体育祭中じゃ書けないと急いで体育祭を進める方針で

『U,C(以下略)パン喰い競争の乱』

白スナ「続いての種目はパン喰い競争!ルールは一チームから二人選出、スタートから100m地点にパンが一個、もう50m先で交代、計300mって計算だ」
ザク偵「ちなみにパンはビギナギナさん達有志が用意してくれました、ありがとね〜」
白スナ「じゃあ各代表選手の紹介と行くか」

1-A、X3&V
白スナ「うわ、文面だと滅茶苦茶短いなこの二人」
ザク偵「まぁ横文字だし」
1-B Z&Z2
白スナ「こっちも短ッ!?」
ザク偵「作者の陰謀を感じるわ・・・」
2-A ガンキャノン&ドライセン
白スナ「2-Aからはこの二人か」
ザク偵「変わった組み合わせね」
2-B ヅダ&ライノサラスB
白スナ「こっちはパワータイプを投入してきたようだが・・・」
ザク偵「ライBにトトゥガみたいな能力あった?」
2-C ザクU&ザク偵
白スナ「え?お前出んの?」
ザク偵「うん、そうみたい」
3-A 赤ゲル&ズゴック
白スナ「お、生徒会長のお出ましだ、相方はズゴックちゃんか」
ザク偵「年上なんだからちゃんづけは止しなさいよ!」
3-B 旧ザク&ゲルD
白スナ「で、3-Bからは空手馬鹿と・・・・誰だっけ?」
ザク偵「さっき棒倒しで一番悲惨な目にあってた人ね」

アナウンス『で各選手は定位置に付いて下さい』
白スナ「いよいよパン喰い競争が始まるようです、各選手スタート位置に付きました」
アナウンス『よ〜い、スタート!!』
白スナ「各選手一斉に走り出したー!!」

続きは夜に書く。
77通常の名無しさんの3倍:2006/10/10(火) 19:21:32 ID:???
とりあえず「AW学園、始動!(仮)」と「白熱!トリプル・デート」を参考にしたらこんな感じ?
ガンダムエックス(GX-9900)
女/AW学園高等部1年/X
全寮制私立学校、『AW学園』の新入生。月の満ち欠けによってテンションが変わる。
短いな・・・もし全寮制で学園が陸の孤島だとするとバイトは出来ないんだけどな。つじつまが合わない・・・
78通常の名無しさんの3倍:2006/10/10(火) 20:04:21 ID:???
結局のところ、Xは男?女?
79通常の名無しさんの3倍:2006/10/10(火) 20:23:01 ID:???
先に出たほうを設定としては優先して
設定違いの方はその旨をまとめサイト収録時に付記してもらうと言うのはいかが?
(ぬ氏におんぶにだっこしながら)
8063:2006/10/10(火) 22:56:22 ID:???
白スナ「やはり陸上部のX3が一歩前に出ている、おっと?急に立ち止まったぞ?」
X3「・・・・・・・・・・なにこれ」
目の前にはパン喰い競争ゆえパンがぶら下がっている、どこかでお腹を空かせた子供に顔を分け与えるヒーローの顔のパンが・・・
X3「ビギナギナの姐さん・・・なんつーものを・・・」
目の前の頭大のパンがこう囁きかける、“僕の顔をお食べ”・・・と
X3が往生していると後続の集団も追いつく。しかし皆躊躇う・・・
ザク偵「確かルールブックでは『パン一個全部食べてからでないと交代できない』って・・・」
ドライセン「こ、これをか!?」
ザク「無理!こんな頭大のパンを一人で食うなんて一回の食事じゃ・・・」
ヅダ「ガツガツガツ」
旧ザク「武者武者武者おっと違ったムシャムシャムシャ」
ザク「しまった!?筋肉馬鹿!?」
ヅダ「ふん、筋肉馬鹿とは言ってくれる、我々は筋肉質ゆえ消費カロリーが高いのだ、コレぐらいの量屁でもない」
旧ザク「そのとーり、ズゴック君大丈夫かね?」
ズゴック「え!?・・・あ、はい、水泳も結構カロリー消費しますから・・・」
白スナ『ちなみにそのパン一個XXXXcalあるそーだぞー』
ザク「え?いやそれってどんなもん?」
ドライセン「さ、さぁ?あまりそっち関連は気にしたことが・・・」
X3「そんなにー!?絶対太るー!!」
ドライセン「そ、そうなのか?」
ザク「いや、だから俺に聞かれても・・・」
ヅダ「よし!先に行かせて貰う!!」
ザク「やべ、こうなったら食うだけ食うか・・・」
ドライセン「そ、そうだな・・・」
白スナ『さぁ、ヅダ選手がトップに躍り出た、続いて旧ザク、ズゴックと後を追う!!』
ヅダ「後は任せたぞライノ!!」
ライノB「お、押忍!!」
旧ザク「じゃあ後は頼む!」
ゲルD「任せたまえ!」
ズゴック「お願いしま〜す、」
赤ゲル「ああ、わかった」
白スナ『次々と第二選手に交代していく、しかしまだ後続の選手はパンに苦戦しているようだ』
ザク偵「餡がー!餡がすっごく甘いー!!絶対太るー!!」
ザク「辛いー!!水、水ウウゥゥゥゥゥゥ!?!?!?」
X3「うぷっ、や、やっと食べ終わった・・・」
白スナ『X3選手、かなり重い足取りです』
ゲルD「なんなんだねコレはあああぁぁぁぁぁ!?!?!?」
赤ゲル「こ、これは・・・・・・」
ライノB「一応・・・・パンなんでしょう」
????「赤きケチャップ、バーレッド!!」
????「二重の肉汁、バーブルー!!」
????「まろやかチーズ、バーイエロー!!」
????「シャキシャキレタス、バーグリーン!!」
????「果敢なチキン、バーピンク!!」
レッド「五人揃って、バーガー戦隊“バーレンジャー”!!」
校庭で五色の爆発。あっけにとられる選手達。
白スナ『・・・え〜と、ルールによるとそいつらは一口食べればいいそうです』
赤ゲル「そ、そうなのか」
白スナ『ただし逃げます』
ゲルD「待てえ!?貴様等ああぁぁぁ!!!」
ライノB「こうなったらおいの『低音及直球』で・・・・」
白スナ『あと危険を感じると反撃もします』
ブルー「バーキック!!」
ライノB「痛ああっ!?」
赤ゲル「じゃあどうやって食えと!?」
白スナ『手段は自由なようです、倒して食うなり罠を張るなり』
ゲルD「はぁ!?」
V「やっと追いついたぁ〜、あれ?どうなってるの?」

アンパンマンはともかくバーガー戦隊はマイナー過ぎたやも知れない。多分みんな知らんか・・・
81通常の名無しさんの3倍:2006/10/11(水) 01:01:47 ID:???
>>80 アンパンマンww

『満月の夜に』

 満月が輝く夜。
 グフカスタムは剣道部の部長職が長引いてしまった為、一人川原を歩いていた。
 街灯も無いのであたりは真っ暗に等しく、月の明かりのみが彼女を照らしていた。
グフカスタム「今日は月が綺麗だな。ん?」
 グフカスタムは夜空に輝く満月を見ながら歩いていると、ふとある音が耳に入った。
 それは、何かが空気を斬るようにブンブンと鳴っていた。
グフカスタム「あれは……」
 グフカスタムは音の鳴る方向を見る。そこには少し驚く光景があった。
 真っ暗な川原。その川原に二筋の長い光が、まるで月の光のように照らしている。
 グフカスタムはその光が刀の刃だという事をすぐに理解した。
 刃の光に照らされ、見覚えのある制服を着ている一人の女がその刀を振っていたからだった。
グフカスタム「なんて、美しい」
 刀の光に、そして光に照らされている女の美しさに、グフカスタムは足を止め少し魅了されていた。
???「おい、姉さん!」
 そこに、一人の男が剣を振るっている女に呼びかけた。
 暗くて顔は見えないものの、グフカスタムもその男のほうを見る。男はその視線に、すぐにグフカスタムの存在に気づく。
???「何か?」
グフカスタム「あ、いや」
???「どうしたディバイダー? ん? 貴女は、もしやUC学園のグフカスタムさんではないのか?」
 男の何気ない問いに、思わず少し口篭るグフカスタム。
 そこに刀を振るっていた女も男の横に寄ると、刀の光で照らされたグフカスタムの顔を見るなり彼女の名前を言う。
 はじめて会ったはずの人が自分の名前を知っている事に驚いたグフカスタムに、女はニコリと笑う。
???「有名ですから、UC学園の剣道部は。同じ剣道部では特に」
グフカスタム「あ、貴女も剣道部なのですか?」
???「ええ」
 更に女も剣道部だという。
 それにも驚きつつ、グフカスタムは女に問うと女は静かに頷く。
DX「申し遅れました。私の名はガンダムダブルエックス。これでもAW学園の剣道部部長を勤めています。そして、彼は私の弟のガンダムエックスディバイダー」
GXD「どうも。長いんでディバイダーで」
グフカスタム「よろしく。ダブルエックスさんは、二刀流なのですか?」
DX「ええ。剣道では一刀流ですけど」
 ダブルエックスは苦笑する。
 そんな時、ディバイダーは携帯を取り出し時計を見ると、ダブルエックスの肩を叩いた。
82通常の名無しさんの3倍:2006/10/11(水) 01:04:29 ID:???
GXD「姉さん、そろそろ始まるぞ?」
DX「ん、そうか。その為に来てくれのだったな。それではグフカスタムさん、私は見たいドラマがあるのでこれで。ディバイダー、グフカスタムさんを家までお送りしろ」
 ダブルエックスが二刀の刀を鞘に収め、再び満月の光だけが照らす。
 そして、ディバイダーに一言言い残すと鞄を持ち一人帰ろうとする。
グフカスタム「いや、私は一人でも大丈夫ですので」
DX「いえ、夜道に女一人というのも危険です」
GXD「まっ、そういう事です。姉さんは月が出ている間はバケモノ並みの強さですし、護衛的な者がいても損は無いでしょ?」
DX「誰がバケモノだ?」
GXD「すみません、つい口が」
 どうやら姉と弟という事で、立場はダブルエックスが完全に上のようだ。
 グフカスタムは姉弟の光景を苦笑し、せっかくのダブルエックスの計らいという事で、ディバイダーの護衛を引き受けることにした。
DX「では、私は明日もこの時間まで剣の修行をしていますので、いつでも見に来てください。機会があれば一本交えたいですね」
グフカスタム「そう、ですね」
 そしてダブルエックスは、ディバイダーにグフカスタムに変な事をしないよう言い聞かすと、グフカスタムにニコリと笑うと多少急ぎ足で家へと帰っていった。
GXD「まったく、信用無いな俺は」
グフカスタム「よろしく頼むぞディバイダー君」
GXD「任されましたよ。っとその前に」
 グフカスタムとディバイダーも並んで歩き出す。
 その際、ディバイダーは川原の丁度良さ気な葉を一枚抜くと、口に当て見事な音色を奏で始めた。
グフカスタム「草笛か、いい音色だ」
GXD「そいつはどうも。俺、こんぐらいの事しかできなくて」
グフカスタム「機会があれば、私に吹き方を教えてくれないか?」
GXD「ええ、いいですよ」
 二人は笑う。
 そしてグフカスタムは心地の良い音色を聞きながら家へと歩き、その音色はUC町中に流れたそうだ。


ダブルエックスは既出だけど性別不明。Xディバイダーはまだ出てないはず。問題は無いですよね?それとも、だめ?
8369とか82:2006/10/11(水) 01:10:53 ID:???
ついでに、エックスとベルフェゴールとアシュタロンの設定改良です。
ダブルエックスとXディバイダーは近々。

ガンダムエックス(GX−9900)
女/AW学園高等部1年/剣道部/X
常に背中に大きな刀を背負っている。
佐々木小次郎に憧れている。
至って普通の女子なのだが、一年先輩のガンダムヴァサーゴ、アシュタロンに命を狙われ、エニルカスタムに色んな意味で可愛がられたりと色々と苦労が尽きない。
彼女が持っている大刀の名前は『サテライ刀』で、月に照らすと刃が光る。
好きな事は月を見る事と、手作りのアクセサリー等を作ること。そのアクセサリーは路上で偶に売られていて、各学園の女子を中心に人気がある。
また、月の満ち欠けによって体調等が変化する変な体質。

ガンダムベルフェゴール(GB−9700)
男/AW学園高等部1年/無所属/Gジェネ
特に良くもなく悪くもない性格。
常にワイヤーを持っている。
意外と友達想い。
自分に危機が迫ると人が変わり、敵ノ殲滅ヲ最優先トスル。

ガンダムアシュタロン(NRX−0015)
男/AW学園高等部3年所属/無所属/X
ガンダムエックスに惚れている先輩。
ヴァサーゴとは二卵性の双生児で弟。
殺したいほどエックスに惚れている為、彼女を殺して自分も死ぬらしい。
常にハサミを持ち歩いており、普段は大人しい方。
ヴァサーゴとはテレパシーで話すことができる。


こんな感じで宜しいでしょうか?
>>75氏、ヴァサーゴはそのままでおk?
84通常の名無しさんの3倍:2006/10/11(水) 01:30:23 ID:???
>>80
ワロスw
>>81
「陸の孤島の全寮制学園」の設定を持ち出すと夜グフカスと会うのは無理があるかな。一応最初に書いた人(自分じゃないよ)の意思は個人的に汲んでほしい。
あと振り回される系のキャラが多いからアキタ。
85通常の名無しさんの3倍:2006/10/11(水) 03:03:15 ID:???
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。5』

グフB「まあ、そう言うな。それを言うなら私はその場にいなかったしな。」
β「うーん…」
グフB「正直な所君はどう思う?」

βがどうやらグフBは事情を知ってるものと勘違いしているらしいと見て
彼女は重ねて問い掛けた。

β「…兄は不誠実だと思います。」
グフB「と言うと?」
β「だって、そうでしょう?グフカスさんと死んで天上で一緒になろうなんて言っておいて、
 ゼーゴックさんとはこれまで通りやってこうなんて…」
グフB「なっ…!て、天上で一緒にだと!?」
β「え?そうですけど…グフBさん、知らなかったんですか?」
グフB「あ、いや、その…姉とヅダ君の様子がおかしいんで気になって来てみたというだけなんだが…。」
β「ふーん…ちょっと僕を引っ掛けて喋らそうとしたでしょ?」
グフB「あ、ああ、まあ、その…」
β「まあ、別にいいですけどね。兄も別に人目を忍ぶとかなんとかそういう考えも無いみたいだから。」
グフB「ちょ、ちょっと待ってくれ。私にはちょっと情況が飲み込めないんだが。」
β「ああ、説明しますよ。つまりね…」

βはあの夜のことを洗いざらいグフBに話した。
グフカスとヅダが今生で一緒になれなくとも天上では一緒になろうと誓い合ったことや
それをゼーゴックに聞かれて一騒動あったこと、
結局今まで通りやっていこうということでその場は収まったことなどである。

グフB「ななな…なんと破廉恥な!それはまさに二股ではないか!」
β「ええ、でも兄にもグフカスさんにもそういう感覚は無いようなんで。」

βが憮然とした顔で言う。

β「あの二人は、本当の所どういう関係なんだろう…僕にはわからない関係なんだろうか…」
グフB「そんな訳あるまい!く…姉上は惚れた弱みに付け込まれているんではないだろうな…」
β「なんにしても、僕が思うのは二人はそれでよくてもゼーゴックさんがそれじゃかわいそうだってことです。」
グフB「む…そうだな…」
β「魂はグフカスさんのもの、現世の体はゼーゴックさんのものなんて…」

その時、どんな話をしてるかも知らずに、ゼーゴックがお茶を運んできた。

ゼーゴック「いらっしゃい。グフBさん。声が聞こえたからお茶もってきましたよ。」
グフB「ゼーゴック君…」
ゼーゴック「これ、私が作ったクッキーです。お茶受けにどーぞ。」

ゼーゴックの明るく振舞う姿を正視し続けることが出来ず
βが床に視線を落とす。

ゼーゴック「β君もどーぞ。こっちがβ君の好きなドライフルーツ入りよ。」
β「あ、ありがとう…」

そのクッキーはゼーゴックがヅダ家に出入りするようになってから工夫して作ったものだった。
武道家一家の健康を考え、全粒粉を用い、
ドライフルーツやナッツ類をちりばめた、
練習前のカロリー補給にも使えるおいしいクッキーだった。
一家の誰もが気に入っていて、
数日に一度はゼーゴックはこのクッキーを焼いていたのであった。
そしてそれを食べるヅダ家の面々を眺めるゼーゴックの面には、
いつも喜びと誇り、そして慈愛の色が浮かんでいるのであった。

―続く―
8680:2006/10/11(水) 16:20:44 ID:???
ぎゃー!!ザクとザク偵一緒に出してたー!!おんなじクラスなのにー!!ザク偵は無かったことに・・・できねぇなコリャ
続き
ゲル二人とライノはバーガー戦隊の前に大苦戦していた
V「えっと・・・あの人達を食べるんですか?」
ライノ「そうじゃけど・・・奴ら手ごわいんじゃ」
ゲルD「この怪人共め・・・」
バーレッド「!!!!!」
ゲルD「な、なんだ貴様等・・・わざわざ喰われに来たのか?」
そんな雰囲気ではない、ゲルDは5人に囲まれ・・・
ゲルD「ぎゃあああぁぁぁぁあぁぁぁぁ」
誰が怪人だといいようにボコられた。
V「わっわっわ・・・」
その騒ぎに驚き転んでしまうV。すると・・・
ブルー(スッと手を差し伸べるブルー)
V「・・・・・え?」
白スナ『おっと、流石はヒーロー!転んでしまった女の子に手を差し伸べたー!』
V「あ、ありが・・・」
ピンク「バーチョップ!!」
ブルー「ぶべらっ!?」
白スナ『お〜っと、二人は出来ていたのか、ピンクがブルーに対し物凄い焼餅攻撃だー!!』
レッド(二人を止めようとしている)
キャノン「やっと追いついた・・・」
ザク「なんでじゃー!!作者のアホー!!」
白スナ『おっと、どうやら作者の勘違いでザク偵と一緒に走ってしまったザクF、もう一回走らねばならないようです』
ザク「さっきカレーパン丸ごと一つ喰ったってのに・・・また喰わなきゃなんねーのか」
イエロー「・・・・・・・・」
ザク「・・・・・何?」
イエローがザクの事をジッと見ている、何やらヤバゲな視線で・・・
白スナ『おぉ〜っと!やはりイエローはカレーが好きなのか!!』
ザク「おい、何だよ一体・・」
キャノン「それを一口でも食べればいいんだって!」
ザク「ひ、一口でもって・・・」
イエロー(妖しい手つきでザクに近づくイエロー)
ザク「お、おいやめろ、やめろ!やめ・・・」
イエロー、ザクにディープキス、ザクの口内に残ったカレーを一編残らず舐め取るように・・・
ドライセン「!!!!!!!!」
イエロー「・・・・・・・・ギャアアアァァァァ!!!」
白スナ『お〜っと、ザクがイエローの口を噛み切ったぁ!!相手がパンでなければかなりスプラッターだぁ!!』
ザク「ハァ、ハァ、ハァ・・・・・」
白スナ『と、とりあえずザクは条件達成したのでゴールに向かうぅ!!』
ザクがゴールに向かう、ゴールの向こうには何故かドライセンが待っていた
ザク「ど、ドライセン・・・・」
白スナ『今ザクがゴォォォォル!!一着でゴールしました!」
ザク「ぶべらぁっ!?」
白スナ『そしてそのままドライセンのスクリューブローが決まったああぁぁぁ!!』
8780:2006/10/11(水) 16:39:31 ID:???
V「えっほ、えっほ、やったー!!」
白スナ『今、痴話喧嘩の合間にブルーに噛み付いたVもゴールイン!』
キャノン「な、なんとか三位・・・・」
ライノ「四位じゃけー、あぶないとこじゃった・・・」
白スナ『次々とゴールして行きます』
ザク「し、試合に勝って勝負に・・・負け・・・」ガク☆
白スナ『じゃあそろそろ次の種目に・・・』
赤ゲル「待て!?まだ私達が終わっていな・・・」
ゲルD「・・・・・・・・」返事が無い、只の屍のようだ
ZU「・・・・・・・ごめん、Z・・」
Z「お前があのアンパンに手間取っていたから・・・修正してやる!!」
ZU「うわ、やめてー!!」

高機動「・・・・・うちは二位、まだ総合なら一位を保ってるな」
RD-4「高機動くん、まだ痛む?」
高機動「う〜ん、普通にしてれば大分マシだけど走るのはちょっと・・・」
RD-4「そう、そういえば設定見る限りZU君って結構主役キャラなんだって」
高機動「ガンダムと同じで完全に喰われてんでしょ」
RD-4「高機動くんに?」
高機動「いやいや、このスレの主役はバーザム先輩っしょ」
RD-4「そう?高機動くんだって主役っぽいけど・・・」
高機動「まぁそうかもね♪」
オアシス「そこの馬鹿ップル、少しは黙れ」
ギャンヌ「ところ構わずイチャつき過ぎ・・・」
高機動「いやいや、ゼーゴックと君のお兄さんには負け・・」
ギャンヌ「言うなー!!」

パン喰い競争終了!前のミスをなんとかこじつけたぜ・・・あれ?ザクなんで此処に・・・

                               ぐわああぁぁぁぁぁぁ!?!?
88通常の名無しさんの3倍:2006/10/11(水) 20:17:57 ID:???
βとゼーゴックにフラグ立ったか?
89通常の名無しさんの3倍:2006/10/11(水) 22:40:12 ID:???
80氏の機転

80氏は戦慄していた。
目の前には緑髪の男。彼が描いたことでその姿を得た仮想世界の男・・・ザクUFが怒りの表情を向けている。
「何故ここにお前が・・・」
今までにも職人や管理人が登場しているSSはあった。しかしそれはモニターの向こうの架空の話だ。しかし今目の前にはザクがいる。
「許さねえ・・・」
ザクが80氏に近づいてくる。手には血まみれの木刀。
あの木刀は確かバレンタインデーにギャンヌがヅダをめった打ちにした物だったよな。いや、今はそんな事を考えている場合じゃ無い!
ザクが木刀を振り上げる。
やられる。そう思った瞬間80の頭を虹色の光が駆け巡った!そしてこう叫ぶ。
「助けてドライセン!ザクが性的な意味で襲ってくる!」
ドグシッ!
次の瞬間80氏が見たのはザクに裏拳を決めているドライセンの姿だった。
続かない。
で80氏、パン食い競争終了時の順位とポイントを書いてくれませんか?ぬ氏の借り物競争が終わったら最終種目の騎馬戦を書こうと思うので。
9080:2006/10/11(水) 23:07:22 ID:???
了解。
     1−A 1−B 2−A 2−B 2−C 3−A 3−B
徒競走   10   0   2   0   8   6   4
借物競争        現在途中
二人三脚       おじゃん♪
大玉転がし 0   0   6   0   8   10   0
棒倒し   10   2   0   8   4   6   0
パン喰競争 8   0   6   4   10   0   0
  計   28   2  14   12   30   22   4 

となっております・・・
高機動「って二位じゃんうちのクラス!?」
RD-4「まぁまだ逆転可能だと思うけど・・・」
高機動「クソッ、僕が出れさえすれば・・・」
RD-4「・・・・・ねぇ高機動くん?」
高機動「ん?なに?」
RD-4「もし・・・もしこないだ言ってたアレ・・・してあげれるっていったら頑張れる?」
高機動「・・・・・・・・ええなんだって出来ますとも」
ガンダム「ちょっとまって何の話、」
高機動「とりあえずガンダム、人参はお前が使え」
ガンダム「だからなんなのこの人参は!?」
高機動「89さーん、騎馬戦書くならこの人参の意味汲み取ってくださいねー」
ガンダム「だから一体なんなの!?」
高機動「よーし、そうと決まったら僕も頑張るか・・・とりあえず馬として」
RD-4「え?馬なの?」
高機動「RD-4を乗せるのは僕の役目さ」
RD-4「うん、わかった」
ガンダム「だからこの人参は何なんだよー!?」


にしても危なかったな俺・・・・まあザク如きにはやられは・・あれ?ドライセンさん一体な・・・ぎゃああぁぁぁぁぁ
91通常の名無しさんの3倍:2006/10/12(木) 00:24:00 ID:???
>>90氏……生きるんだ。

『花言葉とザク偵と』

 ある日の街中。ここに一人の少女が道行く人に花の種を配っていた。
 種配りの少女の名前は、V(ヴィクトリー)ガンダム。ヴィクトリーは花が好きで、少しでも街に花が増えるよう、こうして配っているのだ。
V「これ、大切に育ててください」
 しかし受け取る人は数える程の人しかいない。しかし、こんな事で彼女はめげず、逆に大切に育ててくれる人が貰ってくれると思い嬉しそうである。
V「はい、大事にしてね」
V2「あれ? ヴィクちゃんだぁ」
V「あ、V2〜♪」
 そこに、ヴィクトリーと同じ園芸部であり、ヴィクトリーと仲の良いV2ガンダムが陽気に歩いてきた。相変わらず小さい。
 ちなみにヴィクちゃんというのは、V2がヴィクトリーにつけたあだ名である。
V2「なにしてるの?」
V「お花の種を配ってるんだぁ。あ、ちょっと待って」
V2「??」
 ヴィクトリーは種の入っている籠をゴソゴソと漁る。
V「はい、これ」
V2「これは?」
V「チューリップの種だよぉ。花言葉は…『永遠の友情』///」
V2「ヴィクちゃん」
 ヴィクトリーは顔を赤らめる。V2はとても嬉しそうだ。その時、ぶわっと割と大きな風が吹いた。
V「わっわっわっ!!」
 そしてコケた。普通コケねぇだろとツッコミたくなるように、おしりから転んだ。
???「きゃっ!」
 そして誰かにぶつかって巻き込んだ。
V2「だ、大丈夫ヴィクちゃぁん。あ、強行偵察型ザク先輩だぁ」
ザク偵「いたた……」
 巻き込まれたのは、白スナの相棒でお馴染みの強行偵察型ザクだった。
V「だ、大丈夫ですか?」
ザク偵「あ、うん、大丈夫大丈夫」
V2「先輩は、一人なんですか?」
ザク偵「え、ええ、えっと、うんまぁね」
 V2に曖昧に答えるザク偵。とりあえず、また何か追っているとでも思っておこう。
V「本当にすみません。あ、そうだ。ちょっと待っててください」
ザク偵「??」
 ヴィクトリーは再び籠を漁り、またある花の種を取り出す。
V「マリーゴールドの種です。よろしければどうぞ」
ザク偵「え?」
V「花言葉は『いつもかわいい』です。先輩はいつもかわいいです」
V2「あ、うん。かわいいよねぇ♪」
ザク偵「あら、そんな///」
 ザク偵は顔を赤らめて照れていた。しかし、
V「その胸もかわいらっはわっ!!」
 ヴィクトリーの最後の一言により豹変。ヴィクトリーの両頬を抓る。その目に大粒の涙を浮かべて。
ザク偵「そう、そうよね。私なんてっ君達より小さいもんねっ!」
V「い、いひゃひゃっ! ご、ごめんなひゃい〜〜!!」
V2「ヴィクちゃ〜〜ん!!」
 人が気にしている事は、例え知らなくても言ったらだめ。
 今日、ヴィクトリーは一つ賢くなりました。

―完―

花言葉については一応調べたけど、もしかしたら間違っているかもしれません。
9282:2006/10/12(木) 01:51:59 ID:???
 AW学園の学生寮。
 ガンダムダブルエックスの部屋。

DX「ディバイダー、ご飯できたぞ〜」
GXD「ああ、わかった」
 夜。俺は姉さんの部屋で夕飯を食うことになった。AW学園の学生寮には食堂も完備しているが、一応各部屋にも、小さいながらキッチンがあるので大抵の奴は自炊。それは俺や姉さんや妹も例外じゃない。
DX「皿を並べてくれ」
GXD「はいはい」
 キッチンからは普段の凛々しげないつもの姉さんとは打って変わって、制服の上にエプロンという可愛げのある姿で俺に指示を出す。俺は姉さんの指示どおり丸いちゃぶ台の上に皿や茶碗を並べていった。
 姉さんも味噌汁の入った鍋をちゃぶ台の上に載せた。
DX「今日は大盛りでいいな」
GXD「あ、いや」
DX「明日は家に帰るんだ。しっかりと食べて、母様には元気な姿を見せてあげなくては」
GXD「それは、そうっすね」
 姉さんはとても上機嫌だ。
 何故なら、明日から祝日と開校記念日が重なり4日程の連休があり、それを利用し久々に実家に帰ることにしたんだ。
 そして俺の前に漫画のようなご飯が載った時、俺はやっと聞けることができた。
GXD「なぁ姉さん。これなんだ?」
 それはちゃぶ台の中央の皿にのっている黒くてゴツゴツした物体。
GX「え?あ、一応……野菜炒め」
 姉さんは黒い物体のことを聞かれ、少し躊躇いながらも言った。
 なるほど、確かにキャベツや人参らしき物がポツンと見える。
 実は、姉さんはこれまで剣の道一本だった為か、家事全般がまったくだめだった。
 無論、勉強も人一倍できる方で、掃除や洗濯もすぐに覚えてマスターしたが、料理だけはだめだったんだ。
 そして、目の前の物体を食べれば、明日は母さんを心配させてしまうことは間違いないことだけは確信していた。
GXD「そ、そういえば、エックスはどうしたんだろうな?」
DX「エックスは、今日は友達と食堂で食べるそうだ」
GXD「そうなんだ」
DX「そうだ。ほら、ディバイダーも食べよう」
 そして話を逸らそうとしても失敗に終わった。
 もう食べないといけない雰囲気になってしまい、俺はしばらく黙り込んでいた。
 やがて、姉さんは涙目になってくる。
DX「食べるの嫌か?」
GXD「あ、いやその」
DX「すまないな。作ってやると言いながらこの様だ」
 まずい……姉さんマジ凹みだ。
 涙目の姉さんの対応に困っていた時、部屋のドアを叩く音が聞こえた。
 救いの手と言っては失礼だが、俺は立ち上がる姉さんの代わりに部屋の扉を開けると目の前に赤い薔薇。
9382:2006/10/12(木) 01:55:10 ID:???
???「やぁダブルエックス。今日も美し……何だ弟のほうか」
GXD「デストロイ先輩」
 そこには姉さんの同級生で先輩の、ガンダムレオパルド・デストロイ先輩がいた。
 相変わらず甘いマスクで姉さんに会いに着たんだろうが、俺だとわかると力が抜けたような声を出す。
レオパルドD「何やってんの? ここダブルエックスの部屋でしょ? 何で弟君がこんな所に」
DX「誰かと思えば、デストロイじゃないか」
レオパルドD「相変わらず女神のような美しさだね君は。はいこれ、そんな君にプレゼント♪」
 俺の背後から姉さんが顔を出すと、レオパルドD先輩は表情が変わり一輪の薔薇を姉さんに差し出した。
DX「いつもありがっ痛っ!」
GXD「あ、大丈夫か?」
 どうやら薔薇の棘に刺さったらしく、姉さんは指を舐めた。
レオパルドD「おおっと大丈夫ぅ? 黴菌が入ったら大変だ、今すぐ俺が舐め取って」
???「てめーはいつからそんな変態野郎になったんだ女ったらしの最低野郎」
レオパルドD「うおっ! ば、バーストじゃないの。どうしたの? そんな顔してたら可愛い顔が台無し……」
GXD「バースト先輩まで」
 レオパルドD先輩が姉さんの手を取ろうとした時、レオパルドD先輩の首を掴み引き離す一人の女性。
 彼女の名前は、ガンダムエアマスター・バースト先輩。男勝りな女性でレオパルドD先輩の彼女。
エアマスターB「だったらこんな顔をすればいいのか?」
 エアマスターB先輩は、レオパルドD先輩にニコリと修羅の笑顔を見せた。
 こうして見ると普通に可愛いと思う。
 レオパルドD先輩も満足そうな顔になるが、次の瞬間エアマスターB先輩のストレートパンチを顔面で喰らい、そのままズルズルと引きずられて行った。
 その際、エアマスターB先輩は姉さんに、熊の木彫りを手渡した。何でも昔自分が買ったやつでもう一つ自分は持っているかららしい。
レオパルドD「ダブルエックス〜! また明日〜〜へぶっ!」
エアマスターB「それ何処かに飾ってくれ〜! さて、てめーは今から再教育だ、来やがれ!」
レオパルドD「馬鹿だなバーストは。俺の心の中は君だけ……」
 レオパルドD先輩は、最後に見苦しい言い訳をしたようだけどボコッと言う鈍い音と共に姿を消した。
???「部長!」
 そこに、先輩たちに入れ替わるように一人の女の子が現れた。
GXD「ファルコ」
Gファルコン「どうも、ディバイダー先輩」
 彼女の名前はGファルコン。殆どの人はファルコと呼んでいる、姉さんが部長をやっている剣道部のマネージャーである。
 ファルコの手の上には、何かが入っていると思われる弁当箱があった。
DX「どうした?」
Gファルコン「はい。これ、里芋の煮っ転がしです。ちょっと作り過ぎてしまったので、お裾分け」
 Gファルコンは弁当箱の蓋を開けニコリと笑っていた。
DX「もう、夕飯は出来てしまっているんだが」
Gファルコン「食べて貰えませんか?」
 しかし、姉さんはあの黒物体を作ってしまった後なので断ろうとするのだけど、ファルコはすぐさま涙目で上目遣い。
 これには姉さんも敵わなく、渋々受け取った。
GXD「よし、今日はファルコも交えて夕飯といこう。なぁ、ファルコ」
Gファルコン「でも、私は」
DX「いや、食事は人数の多いほうがいい。食べていけ」
Gファルコン「では、お言葉に甘えて」
 姉さんはファルコにそう言うと、そのまま煮っ転がしを持ってへやの中へ。
 そして俺は姉さんに聞こえぬよう、ファルコの耳元で言った。
GXD「………無事作戦成功だ。よくやったぞ」
Gファルコン「いえ……私で良ければいつでも」
 姉さんの料理が出てくるだろうと想定し、その際に練った作戦の成功を。
 備えあれば憂いなし、だ。

この休みの期間に>>82があったということで。
つか、AW学園はこんな感じでいいのか?
94通常の名無しさんの3倍:2006/10/12(木) 08:26:36 ID:???
バー「さて………今年の作品はどのような出来になるのか。審査員のサラミス改さん」
サラ改「はい。見た感じ、今年もバカップルの多さに気付かされましたね」
バー「どうやら準備も終わったようですので、まず一番の方のお弁当を見たいと思います」

バー「では、一番・一年A組ゼーゴッグさんのお弁当ですっ!」
ジャジャジャージャジャジャーン(キシーン)
無駄に勇壮な音楽が響き渡り、ゼーゴッグ本人の手でどでかい重箱が審査員席に運ばれてくる。

ゼー「よいしょ」
バー「あのー………つかぬ事をお聞きしますが、これは家族用ですか?」
ゼー「いえ、個人用です!」
ゼー、ラヴィアン以外の全員(個人用でこの大きさかよ!)
とりあえず審査員の3人は気を取り直して、会場全員を突っ込ませるような巨大重箱の4段の蓋を開けていった。
サラ改「量は置いといて、純和風のようですがやけにレパートリーが偏ってますね………」
ゼー「一流のアスリートのためのメニューですっ!」
アー「こういうのは詳しくないんだが………普通アスリートのためのメニューってこういうのじゃないよな」
ゼー「これはヅダさん専用ですからっ!」
ラヴィアン「まあ、一途なのねぇ」
ゼー「そうですかぁ!?」
70年代少女漫画のヒロインのようにゼーゴッグは目をきらきらさせる。
ゼー、ラヴィアン以外の全員(これじゃ貰うほうも困るだろうな………いくら一途でも)
恋の暴力。台風の目を除くその場にいる全員がそう感じていた。

続く
95通常の名無しさんの3倍:2006/10/12(木) 21:23:53 ID:???
AW学園、一人で全部のキャラの設定を作ると内容に偏りが出来るようだから書いてみる。

ヴァサーゴCB「愛する弟よ」
アシュタロンHC「キモイからその言い方やめてくれないか兄さん。で何?」
ヴァサCB「新入生のXという子がいるだろう?」
アシュHC「うん」
ヴァサCB「私は彼女に恋をしてしまったようだ」
アシュHC「・・・え?」
ヴァサCB「このごろ彼女の事をよく思う。私の脳の半分はお前、もう半分は彼女の事でいっぱいだ」
アシュHC「出来れば僕の事を考える脳のスペースをもう少し減らしてくれると嬉しいな、兄さん。というか何でそれで成績オール5なの?」
ヴァサCB「ふふふ、私は天才だからな」
アシュHC「はあ・・・まあ、僕は応援するよ。(兄さんの濃い愛情表現の頻度が減るだろうから)」
ヴァサCB「しかしそこで問題がある。アシュタロンとヴァサーゴだ」
アシュHC「ああ、あの兄さんに負けず劣らず変態な兄さんの親戚だね?」
ヴァサCB「お前の親戚でもあるぞ。それで彼らだがなんとXに一緒に死にたいと迫っているらしいのだ」
アシュHC「うわぁ、それはとてつもなくキモイね。兄さんと同じくらいに」
ヴァサCB「どうすればよいのか・・・」
アシュHC「死にたいんなら兄さんが殺してあげれば?ついでに兄さんも相打ちで死んでくれると学園が静かになると思うんだ」
ヴァサCB「・・・HCの気持ちはよくわかった」
アシュHC「ああ、ようやく分かってくれたんだね」
ヴァサCB「怪我をした私を心を込めて看病したいんだな。ふふっ、そんないじらしい事をしなくても私はお前の事を心から愛しているぞ。さあ、今すぐこの胸に飛び込んで」
アシュHC「いや違うから両手を広げて近寄らないでキモイ」
ヴァサCB「はっはっは、HCはツンデレだな」
アシュHC「いや違うから・・・」

ガンダムヴァサーゴ・CB(NRX-0013-CB ガンダムヴァサーゴ・CB)
男/AW学園高等部3年/無所属/X
ガンダムアシュタロンとガンダムヴァサーゴの親戚でガンダムアシュタロン・HCの双子の兄。
顔も頭もいいが弟萌え&ゲテモノ好きのど変態。なので人気は無い。
最近Xに一目惚れした。

ガンダムアシュタロン・HC(NRX-0015-HC ガンダムアシュタロン・HC)
男/AW学園高等部3年/無所属/X
ガンダムアシュタロンとガンダムヴァサーゴの親戚でガンダムヴァサーゴ・CBの双子の弟。
変態兄のせいで皆に避けられていて、そのせいもあって兄が嫌い。
自分は常識人だと思っているが朱に交われば赤くなるでやはり少し変。
兄の目を少しでも逸らすため兄とXをくっつけようと頑張る。

Xもてすぎか・・・?
9690:2006/10/13(金) 00:22:51 ID:???
まだまだ俺の体育祭熱は冷めない!つーわけで次の種目を・・・

『U(以下略)障害物競走編』
白スナ「というわけで次は障害物競走だ!!大丈夫か?ザク偵・・」
ザク偵「あれ一個はきつすぎるわよ・・・うぷっ、なんか飲み物無い?」
白スナ「よ〜く冷えた牛乳なら」
ザク偵「あら?準備いいわね」
白スナ「まぁな(まぁパンにはこれが一番合うだろうと思って買っといたが・・・)」
高機動「近頃お二人も馬鹿ップル化してきてますねぇ(・∀・)ニヤニヤ」
白スナ「高機動!?」
しかし振り向くとそこには誰も居ない
ザク偵「あいつ・・・当初の設定を活かしてきたのね・・・」
白スナ「そ、そんなことより選手の紹介だ!!」
1-A RD-4
1-B Z
2-A ドライセン
2-B グフB
2-C バーザム
3-A グフカスタム
3-B ゲルググ

白スナ「・・・なんかものごっつ人間関係のドロドロしたレースになりそうです」
ザク偵「確かに・・・・」
白スナ「Z一人だけが蚊帳の外だな」
ザク偵「不幸なような幸せなような・・・」

RD-4「ドライセン先輩、また出るんですか?」
ドライセン「あ、ああ・・・(90め、復讐のつもりか!?)」
グフB「なんでバーザムと姉上が・・・」
バーザム「なんつーか・・・よく見る顔が揃ったねぇ・・・」
グフカス「ゲルググも居たのか」
ゲルググ「今回は貴方に負けませんからね!」
Z「さっきのパン喰い競争では活躍できなかったから再び出場したが・・・なんだってんだよこの疎外感はー!!」

白スナ「あ〜、そんじゃスタートです」
ザク偵「なんかやる気なくない?」
白スナ「そうか?んなこた無いと思うが・・・」
各選手一斉に走り出す、第一の障害は『網潜り』である

ザク「よしよし・・・バーザムとZが邪魔だがこれは中々に目の保養となる障害ですなぁ」
高機動「何してんのさ」
ザク「高機動?お前こそ・・・ははぁん?RD-4の網を潜る所を撮影する気だな?こぉの馬鹿ップルめ」
高機動「・・・・とりあえずスキウレ返してもらうよ」
ザク「あ!こら!!それには俺の熱きメモリーが・・・」
高機動「中のは後で現像しとくよ、レンタルはもうこれまで」
ザク「この野郎・・あ、やっぱグフカス部長の尻もなかなか・・・」
高機動「これなーんだ」(・∀・)つカセットプレーヤー
ザク「・・・・・録音?何を・・・」
高機動「先程のセリフ、ドライセン先輩が聞いたら・・・」
ザク「あ!RD-4が!?」
高機動「何!?別に何も・・・あ!」
ザク「へっへっへ、このテープは頂いた、あからさまな弱点は身を滅ぼすぞ?高機動」
高機動「実はもう一つあります」そういって懐から出す
ザク「ゴメンナサイ」
高機動「早ッ!?」
9790:2006/10/13(金) 00:50:17 ID:???
白スナ「網を一番最初に潜ったのは以外や以外Zだー!!」
ザク偵「まぁ引っかかるものが無くて小柄ならこういうのは早いんじゃない?」

Z「何とでも言え!このまま一位だー!!」
白スナ『次の障害は飴探しだそうです』
Z「こんなものとっとと吹き飛ばして見つけ出せば・・・全然吹き飛ばないぞ?」
白スナ『お〜っと、Z選手顔を突っ込んだ(カンペ)ん?今入った情報によりますとあの白い粉・・・食塩だそうです』
Z「ぶぱっ!?」
ザク偵『あ、思いっきり吹き出した』
白スナ『後続の選手も追いついてきたがどうすればいいか検討もつかない!!』
グフB「一体どうすれば・・・」
グフカス「即効で目標を探し出し一撃で決めるしかあるまい」
グフB「しかし、小麦粉ならともかく食塩は息で吹き飛びませぬ!これでは飴の位置が・・・」
グフカス「視覚にばかり頼ってはいけません、心眼、心の目で見つけるのです」
グフB「心眼・・・・・」
白スナ『お〜っと、RD-4が食塩だらけの箱に顔を突っ込んだー!!』
ドライセン「あ、RD-4!?」
RD-4「す、すっごくしょっぱかったです・・・・」
白スナ『なんと!彼女は一撃で飴を見つけそのままGET・・・・おや?どうしたんだRD-4、急に伏せこんだぞ?」
ドライセン「ど、どうした!?RD-4!!体の具合でも・・・」
RD-4「この飴・・・・・梅味です・・・・すごく酸っぱいです・・・・・(泣)」
グフカス「見ろ、彼女にも飴は見えたのだ、グフB、お前も見つけられないでどうする?」
グフB「お、お言葉ですがそういう姉上はどうなのです?」
グフカス「・・・・・・・・・見えた!」
白スナ『グフカス選手も飴を見つけたのか、顔を突っ込んだー!』
グフB「さ、流石姉う・・・・・・え?」
顔を突っ込んだがそのまま数秒動かず、もそもそと付近を捜すように顔を動かすグフカス
グフカス「み、見つけたぞ・・・」
グフB「姉上、今・・・・・」
グフカス「・・・・・・・だって飴って気配がな・・・!!」
グフB「姉上?どうなされた姉上!!」
グフカス「この飴・・・・・・・・・・いくら舐めてもしょっぱいんだが・・・」
グフB「・・・・変わった飴ですね」
白スナ『そんな姉妹漫才を繰り広げてる間に他の選手も次々に飴を見つけ出しRD-4を筆頭に走り出したー!!』
グフB「しまった!?早く見つけないと・・・・ん?」
何故か飴がグフBの目の前に落ちてる、そして駆け去るバーザムが・・・
グフB「あいつ・・・・・・・・」
しかし物凄くキツいハッカ味でした
グフB「お、おのれバーザム・・・・」

バーザム「フッ、俺ってなんて甘いんだろう・・・(結構自惚れ)」

白スナ「次は・・・スプーン競争ですと」

>>95氏、なかなか笑わせて貰いましたGJ。続きは明日。
98通常の名無しさんの3倍:2006/10/13(金) 01:33:32 ID:???
そしてさっそく使ってみるテスト。
キャラが合ってるか不安。

ヴァサーゴ「チェストブレイク」
ヴァサーゴCB「ん?なんだ?君と話す舌など持ち合わせては」
ヴァサーゴ「これを、さっき道端で拾ったの」
つ【タランチュラ】
ヴァサーゴCB「おお!これはなかなか…」
ヴァサーゴ「可愛いわよねぇ♪」

アシュタロン「ふ、ふふ♪待っててくれ僕の姫君……」
ハサミをとぐ。
アシュタロンHC「(何この空間……)」

ガラッ!

DX「貴様ら!こんなところでまた怪しいことを!!」
ヴァサーゴCB「お義姉さんではないですか」
DX「誰がお義姉さんだ!先ほど毒蜘蛛を持った……ヴァサーゴお前か!!」
ヴァサーゴ「可愛いじゃないの!」
エアマスターB「ど〜こが可愛いんだおら? ゲテモノ姉弟にゲテモノ兄弟」
アシュタロンHC「僕は違う!」
レオパルドD「悪いけど、君も危険リストに載っちゃってるんだよね。まっ、可愛い女子だった俺が何とかしてやるところだけど」
エアマスターB「まずてめーが逝っとくか?」
レオパルドD「じ、冗談だってば」
DX「とにかくお前たち!今日こそは大人しく」
アシュタロン「……」
キラリーン☆ハサミの刃を太陽に照らし反射。まさにフラッシュシステム。
DX「眩しっ!くっ!」
エアマスターB「あ!逃げやがった!!」
ヴァサーゴ「一時休戦といきましょう」
ヴァサーゴCB「了解だ。いくぞ愛しい弟よ」
アシュタロンHC「はぁ…」
アシュタロン「姉さん、僕はこっちにいくよ」
DX「くそっ!こういう時は見事な連携だな!デストロイとバーストはチェストとアシュタロンを!私はヴァサーゴとハーミットを追う!それからエニルカスタムにも注意を図るんだ!」
エアB&レオD「了解っ!!」
DX「待っていろエックス!今私が行く!!」


GX「ゾクッ!」
GXD「どうした?」
GX「今、なんだか悪寒が……」


お粗末
99通常の名無しさんの3倍:2006/10/13(金) 01:39:03 ID:???
訂正がある。

レオパDの最初の台詞で
×→まっ、可愛い女子だった俺が何とかやるところだけど

○→まっ、可愛い女子だったら俺が何とかしてやるところだけど


まぁ、そういう事で。なんというか、色々スマン。
10093:2006/10/13(金) 12:38:52 ID:???
ちょっと質問。
描写とかはある方と無い方どっちの方がよかったりするのかな?
今後の参考にしたい。

あとDXとかの設定は書いた方がいいのかな?
10197:2006/10/13(金) 17:30:23 ID:???
>>100描写はそりゃあるほうがいいと思うけど・・・DXの設定も今のうちに立てとけば?

白スナ『続いてはスプーン競争、スプーンの上に乗せた玉を落とさないように走るってやつだ』
ザク偵『現在トップのRD-4、難なく軽快に走っています』

グフB「バーザムゥゥ!!」
バーザム「グフB?さっきの飴の事で礼でも言うつもりか?今は試合中、礼なら後に・・・」
グフB「よくもあんなものをおおぉぉぉぉ!!!」
バーザム「・・・・やっぱハッカ嫌いだったか・・」
白スナ『おっと、バーザムが急にスピードを上げた!』
ザク偵『それを追うグフB・・・っていうか本当に追いかけてない?』
バーザム「今試合中ぅぅぅ!!!!」
グフB「待たんかああぁぁぁぁ!!!」
白スナ『そ、そんなこんなで最後の障害、袋履きです』
ザク偵『何?袋履きって?』
白スナ『麻袋を履いてピョンピョンゴールまで跳ねていくんだと』
ザク偵『成程』
白スナ『あ、今までトップだったRD-4、いきなりズッコけた』
ザク偵『すっごく痛そうな顔してる・・・』
Z「今まで見せ場が無かったが今度こそ・・・これで一番だ!!」
白スナ『誰からも忘れられていたZ、この隙にとRD-4を抜いた!!』
ドライセン「大丈夫か?RD-4・・・」
RD-4「ふぁ、はい・・・あ、F兄さん」
ドライセン「な!?ど、何処に!?」
RD-4「あの木の陰・・高機動くんも一緒だ」
ドライセン「何?」

高機動「あ、バレた」
ザク「・・・・やばくね?」
高機動「僕は別に、でもザク兄ちゃんはどうかな」
ザク「・・・・・・・・orzナントカシテクダサイ」
高機動「しょうがないなぁ・・・」

ゲルググ「なんとか、グフカスに、勝て、そうですね」
バーザム「どいてどいて!!」
ゲルググ「え?」
そのままゲルググと激突してしまうバーザム、結果、押し倒したような体制に・・・
ゲルググ「は、早く退いて下さい!!」
バーザム「し、しーましぇーん・・・ハッ」
グフB「・・・・・・・・・・・・・・」
バーザム「(;゜∀゜)ぐ、グフBさん・・・・・・」
グフB「おっといかん、」
そう言って思い切り袋越しに蹴りかかるグフB、しかしなんとか避けることに成功
バーザム「ヒイィィィィィィ!?!?」
グフB「・・・・・・・」(無言のまま攻撃)
白スナ『何やら痴話喧嘩が繰り広げられているようです』
ザク偵『あ、その隙にZが今ゴールしました!!』
白スナ『続く二位はドライセン、三位はRD-4です』
10297:2006/10/13(金) 18:09:33 ID:???
結果・・・1−B 10点獲得計12点
     2−A  8点獲得計22点
     1−A  6点獲得計34点
     3−A  4点獲得計26点
     3−B  2点獲得計 6点
         以下獲得点無し・・・・
高機動「よし!トップ!!」
RD-4「ごめん高機動くん・・・1位じゃ・・・」
高機動「良いって、3位でも合計で1位だし!RD-4は頑張ったよ」
RD-4「高機動くん・・・」
ザク「はいはい、そこ甘々空間作ってんじゃねえ」
高機動「ザク兄ちゃんなんか用?」
ザク「用ってなぁ、ドライセンから・・・ほら来た!!」
ドライセン「ザク、貴様あんなところで何をしていた?」
ザク「あーそのーバーザムのおうえんをー(高機動、早く何とかしろ!!)」
高機動「しょうがないなー、コホン、グフBせんぱーい」
グフB「ん、なんだ」
バーザム「いちちち、手加減しねえんだもんなー」
高機動「さっきグフB先輩がとった飴、バーザム先輩が見つけてくれたものなんですよ?」
グフB「そんなこと、初めからわかっている」
ドライセン「そうだったのかバーザム?」
バーザム「べ、別に俺はそんなつもりじゃ・・・」
高機動「バーザム先輩が見つけたんですよ?口で」
グフB「口・・・・・・・何?」
高機動「だ〜か〜ら〜、バーザム先輩が〜」
バーザム「待て!高機動、言うな!言わなくていい!!」
ドライセン「そのまま続けろ高機動」
高機動「バーザム先輩が〜一度口に含んだものだと言ってるんですよ〜」
グフB「!!!!!!!!!」
バーザム「あっちゃ〜、」
高機動「間接チッスって奴ディスか?(・∀・)」
バーザム「高機動、てめぇ・・・」
グフB「ば・ば・ば・・・・バーザム・・・・」
バーザム「そんなつもりは!ただ飴が偶々口の中に入って一個いらないな〜って思っただけで・・・」
グフB「・・・・・・・もういい」
バーザム「・・・・・・・へ?」
そのまま黙ってスタスタと去るグフB
ドライセン「グフB・・・・・・・」
高機動「有耶無耶になったよ?」
ザク「って俺のせい!?この気まずい雰囲気俺のせい!?」
高機動「いや、今回はバーザム先輩のせいじゃね?」
ザク「そ、そうか・・・・・・」
高機動「まぁ責任の押し付け合いは醜いもんだけどね」
ザク「んじゃやっぱり俺が・・・・・・・・おい原因」
高機動「RD-4−♪」
ザク「もういねぇし!?」


Z「せっかく1位になったのに何故誰も祝福に来ない!?そんなクラス、修正してやるー!!」
ZU「わーZが御乱心!!」
ドム「誰か奴を止めろー!!」

いつ頃バーザムとグフBくっつくんだろ?それともくっ付かず終い?そりゃねぇよな
103バーザム関係書いてる人:2006/10/13(金) 18:34:29 ID:???
>>100
場合によるか?
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。』は地の文があってだと思うし自分が書いた>>95は漫才らしさを出すために地の文は使っていない。
まあ自分が地の文書くの苦手ってのもあるんだけど。
>>102
乙。Zw
>いつ頃バーザムとグフBくっつくんだろ?
来年の夏ごろ(マジで)。
構想は出来てるんだ。時期が合わない(夏の話)のとぶっちゃけセンターまで100日切ったから書いている暇が無い・・・遊園地編の五倍くらい書かないといけないかもだし・・・
104バーザム関係書いてる人:2006/10/13(金) 18:45:38 ID:???
ちなみにCBとHCの会話はここを参考にしています。
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/x3/1157221247/l50#tag208
105通常の名無しさんの3倍:2006/10/13(金) 19:37:19 ID:???
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。6』

二人はしばし無言で茶を啜る。
胸中のもやもやとした思いは二人とも同じであっただろう。
その気持を知ってか知らずか、
ゼーゴックはいつものように笑みを浮かべて二人を見ている。

グフB「ああ、おいしかった。ありがとう。」

グフBは礼を述べて茶碗をゼーゴックに返した。

ゼーゴック「いいえ。どういたしまして。もう一杯いかが?」
グフB「うん、もらおうかな。」

ゼーゴックが茶碗を自分の方に引き寄せ、急須に湯を注ぐ。
視線を手元に落とした彼女に、意を決してグフBは話し掛けた。

グフB「ゼーゴック君、君は今回のことはどう思ってるんだ?」

ゼーゴックの手元がかすかに乱れる。
しかしそれはほんのわずかな間のことだった。

ゼーゴック「今回のことって?」

茶を注ぎながら、顔も上げずにゼーゴックが問い返す。
その言葉は先ほど見せた、
かすかな手元の乱れほどにも動揺の色もない、
平静な調子で発せられた。

グフB「あの山でのことだよ。わかっているだろう?」

グフBが重ねて問う。
彼女はくどい事は嫌いだった。
率直に聞いたことには率直に話してもらいたいし、
自分もまたそのように心がけてきた。

ゼーゴック「どうって言われても…どうでもないよ?」

ゼーゴックの小さい両手に包まれた急須から、
一滴二滴と最後の雫が茶碗に落ちていく。

グフB「どうでもないってことはないだろう?その場では騒ぎになったそうじゃないか。」
ゼーゴック「それは、わたしもちょっとびっくりしちゃったから…」
グフB「それはそうだろう。でも、君はその後の話で納得してるのか?私はそれが聞きたいんだ。」
β「グフBさん、あんまり責めるような口調は…」

グフBの口調がつい鋭い調子を帯びる。
こういうことははっきりとさせておきたい、
という彼女の思いが、ついこのような調子となって出てしまったものであろう。

グフB「ああ…すまなかった。つい興奮してしまったな。」
ゼーゴック「ううん、いいの。グフBさんもお姉さんのこと心配だもんね。」

そう言ってゼーゴックは淹れ終えたお茶をグフBに差し出した。

―続く―

>>100
前にも似たような感じで話題になったことがありましたんで参考まで。3校目338あたりからです。
アテクシは書く方の好みでどっちでもいいと思います。書く楽しさ重視でひとつ。
106100:2006/10/13(金) 23:34:40 ID:???
みなさん、ご意見どうもです。とりあえず自分流で書いてみます。


 喫茶竜巻
エスペランサU「あぁ〜暇だなぁ〜〜」
 日曜の昼下がり。日曜だというのに、相変わらず喫茶竜巻には客が数人しかいない。カウンターではメイド服を着たこの店の新人アルバイト、エスペランサUが暇そうにジャンプ見ている。
エスペU「なんか、面白いことないかなぁ〜」
ティエンロン「コラ! 何サボってるんですかエスペ!!」
エスペU「エスペランサUさん!!」
 そこに、店内の掃除をしていたティエンロンが怒鳴り口調でエスペランサUに近寄ると、エスペランサUもすかさず応戦体制に入ったようだ。
ティエンロン「ティエの方が先輩なんですから、エスペで十分です!!」
エスペU「歳は私の方が上よお子ちゃま!」
ティエンロン「おっおっおっ!!!」
エスペランサU「ほら、何とか言ってみなさいよ。お子ちゃま体型のティエンロンちゃん」
ティエンロン「……年増」
エスペU「店長の方が年う! すみません……」
トルネード「よろしい」
 そしていつもの喧嘩が始まった。年下の先輩VS年上の後輩の戦いである。
ぬ「すみませーん。お会計」
トルネード「あ、すみません」
 そこに、この店の数少ないお客の一人である、謎のぬ男がレジの前に立っていた。ティエンロンとエスペランサUは喧嘩中なので店長がレジに入った。唯一のマトモなアルバイター、Gセイバーはまだ来ていないのだ。
トルネード「ごめんなさい、喫茶店なのにうるさくて」
ぬ「いえ、ショーか何かだと思えば」
トルネード「そう言ってくれるのはぬさんだけよ。あ、顔に何か付いてる。取ってあげるからちょっとこっち向いて?」
ぬ「へ?」
 ぬ男は店長に言われるがまま、店長に顔を近づけた。その時!

チュッ♪

ぬ「!!!!」
トルネード「はい。いつも来てくれるお礼よ♪」
ぬ「ど、どど、どうも///」
 なんと! 店長がぬ男のぬの字しかない頬にチューをした! なんと羨ましい!! ぬ男のぬの字の部分が赤くなってきている、照れてるのだろうか?
 そしてそのままぬ男は赤くなりながら会計を済ませた。
トルネード「ありがとうございました〜! また来てね〜」
ぬ「は、はい」
 ぬ男は赤くなりながら帰っていく。そして店長は何事もなかったかのようにカウンターに戻っていった。
 んでもって、俺が3時間ほど前に頼んだコーヒーはまだ来ない……。

−何のオチにもなってないけど完−


以後、喫茶竜巻ネタの時は多分ぬ氏が出てくると思います。
107100:2006/10/13(金) 23:38:31 ID:???
そして設定。ちょい多めですorz

ガンダムダブルエックス(GX−9901−DX)
女/AW学園高等部3年/剣道部部長/X
ガンダムエックスとXディバイダーの姉。
部活では一刀流だが、実は二刀流の使い手。
文武両道で、学園では凛々しく女子からの人気が高いが、弟と妹といる時は少し甘く優しい姉になる。
AW学園に入学するまで剣の道一本だったため、家事が全くできなかったが弟や妹に教わり今では人並み以上にこなせている。
が、料理のみは全くだめ。

ガンダムエックス・ディバイダー(GX−9900−DV)
男/AW学園高等部2年/剣道部/X
ガンダムエックスの兄でダブルエックスの弟。
一刀流で、エックスとダブルエックスに比べるとやや剣の腕では劣っている。
至って普通の男子学生で、エックスをつけ狙うゲテモノガンダムズからエックスを守っている。
ハーモニカが好きなのか常時持ち歩き、持っていない時は草笛を吹いている。

ガンダムレオパルド・デストロイ(GT−9600-D)
男/AW学園高等部3年/無所属/X
エアマスター・バーストの彼氏。
筋金入りの女好きで、可愛い女の子には必ずナンパをする。
その為、ダブルエックス等へのアプローチも欠かさないが、その度にバーストに殴られている。
本人曰く、確かに可愛い娘は好きだけど本命はバースト、らしい。

ガンダムエアマスター・バースト(GW−9800-B)
女/AW学園高等部3年/無所属/X
何処に惚れたのか不明だけど、レオパルド・デストロイの彼女。
荒々しい言動と熱血な女子で、一人称は『俺』。
基本的に浮気は許さず、やった場合は容赦なく殴る蹴る。
何処で手に入れたのか、大量の金塊を所持しており熊の木彫りが好きで部屋に飾っている。

Gファルコン(GS−9900)
女/AW学園高等部2年所属/剣道部マネージャー/X
通称:ファルコと呼ばれている、素直で世話好きな女の子。
ダブルエックスに密かに一目惚れし、剣道部のマネージャーとなる。
炊事家事全てをこなし、特に料理が得意。

エスペランサU(形式番号なし)
女/大学生/喫茶竜巻アルバイト/X(本編未搭乗)
AW学園卒の大学生。
現在は一人暮らしで、ヴァイエイト・シュイヴァンと同じ大学に通っている。
喫茶竜巻でバイトをするもメンドくさがりやで、ティエンロンとは犬猿の仲。

エスペUは設定変更になったベルフェゴールの代わりですので。
108通常の名無しさんの3倍:2006/10/14(土) 22:10:49 ID:???
CB「なあ愛する弟よ」
HC「なんだい変態兄さん」
CB「麗しのXにこの胸中の熱い想いを伝えるのはどうしたらよいだろうか」
HC「ん〜、贈り物とか?ていうかいちいち話し方がうざいよ」
CB「贈り物か・・・どのような物を贈れば麗しい彼女の心を掴めるのだろうか」
HC「(兄さん、自分への悪口は聞き流すんだね・・・)やっぱり自分が贈られて嬉しい物がいいんじゃないか?」
CB「成る程。では早速工面してくるぞ」

HC「兄さん、大丈夫かな・・・ほらオルバ(ペットのヤドカリ)、餌だぞ」
CB「ただいまだ我が愛しの弟よ」
HC「どうだった?」
CB「うーむ・・・反応はいまひとつだったな。贈り物を受け取るとき少し顔がひきつっていたような・・・」
HC「え?兄さん何あげたの?」
CB「彼女に健やかに育ってほしいとの想いをこめてハチノコとくさやを」
HC「・・・兄さん、もしそれ貰ったら嬉しいかい?(それ以前にどうやってこの陸の孤島でそんな物を手に入れられたんだ?)」
CB「え?嬉しくないか?」←即答
HC「あ・・・そう。はぁ・・・」

X「形はあれだけど・・・結構美味しい?」
Xディバイダー「においはキツイけどね・・・うっ」
109通常の名無しさんの3倍:2006/10/14(土) 22:38:36 ID:???
ネタが・・・・体育祭のネタが・・・・・尽きた・・・
一応ネタはあるが体育祭終わってからのほうがいいんだよなーつーわけで小ネタを一つ

『カとヤの違いで丸かったり刺々しかったり』

体育祭で賑わうU,C学園、そこに一人の少女が居た。彼女の名はカプール、2校目の『ドッペルゲンガー?』で出たきりの娘だ
カプール「私って・・・そんなに地味キャラだった?」
今まで一度しか出たことありませんから
カプール「あっそ・・・・ハァ」
実は彼女、今、恋している。その相手は・・・・・
ジュアッグ「いいから脱げよー」
ゾゴック「抵抗は無意味だー」
ズゴックE「だからやめてってばー!!」
そう、ズゴックEにである。しかし部の意地悪な先輩みたいに玩具にしたいという訳ではない、あくまで純情な恋心なのだ
カプール「いいな・・・私もあんな風に・・・」
そこ、自ら汚れに入ろうとすんな。
カプール「ズゴックE君に話しかけれたらな・・・」
・・・・・・穢れてたのは俺か
彼女も水中MS、水泳部に入れば良い・・・と思うが彼女、水に入るのは好きだが泳ぐのはあまり得意じゃない。
むしろプカプカゆったり水に浮かぶのが好きだったりする。
カプール「なんとか彼に近づけないかな・・・」
今までも色々と試行錯誤はしている物の隣のクラス故中々上手くいかない。下手をすれば二人仲良く玩具にされる。
カプール「・・・・悩んでても仕方ない!今日こそ・・・でも彼私のこと知ってるかな・・急に知らない子に弁当渡されても困るかな・・」
結構奥手だ。
あとこう見えて彼女、クラスの中では明るい方だったりする。しかし恋愛相談するような相手は・・・
RD-4「あれ?カプールさん?」
カプール「あ、RD-4・・・・・そうだ!」
相談相手、GET。
RD-4「?」

RD-4「意中の相手とラブラブ(死語)になる方法?」
カプール「RD-4って今高機動君とすっごくラブラブじゃない?だから教えて欲しいな〜って」
RD-4「う〜ん・・・そう言われても・・・」
困惑顔のRD-4、それもそのはず、RD-4の場合事態が事態ゆえ話すとややこしいからである
カプール「お願い!どんな些細なことでもいいの!二人のキッカケというかとにかくコツみたいな物を・・・」
RD-4「でも・・・私と高機動くんは同じ家に住んでてよく顔も見合わせたしカプールさんとズゴックEくんじゃ・・あ」
カプール「私・・・RD-4に好きな相手って言ったっけ・・・」
RD-4「あ〜えぇ〜と、その・・・か!風の噂で・・・」
カプール「え!?噂になってるの!?」
RD-4「あー!違う違う!!え〜と・・・その・・・高機動くん経由で」
カプール「高機動に?」
RD-4「高機動くん、そういう情報すっごく詳しいから・・・学校の生徒は全員把握してるって・・・」
カプール「ふぅん、そう」
110通常の名無しさんの3倍:2006/10/14(土) 23:08:37 ID:???
RD-4「そうだ!高機動くんならズゴックEくんのことも詳しいかも」
カプール「じゃあ是非聞いてきて!」
高機動「僕に何か用?」
カプール「うわ!?いつの間に」
どこからともなく現れた高機動、RD-4は驚きもしない
カプール「驚かないの?」
RD-4「慣れてるからv」
高機動「まぁ話はある程度聞いてたけど・・・難しいよ?ズゴックEを落とすのは」
カプール「なんで!?もう他に好きな人とか・・・」
高機動「いや、そういう訳じゃない・・・奴は、ズゴックEは・・・・・」
何故か高機動のバックに轟く雷鳴、二人は唾を飲む
高機動「部活の先輩方に玩具にされて一種の女性恐怖症となっているからだ!!」
カプ・RD「「な、なんだってえええぇぇぇぇぇ!?!?」」(AA省略)
高機動「・・・・・二人とも、ノリいいね」
RD-4「そんなこと無いよキバ○シくん?」
高機動「思いっきり乗っとるやんけ!!」
カプール「ズゴックE君が・・・女性恐怖症だなんて・・・」
高機動「しかし、それ故に奴を落とす方法も有る」
カプール「な、何!?」
高機動「それは・・・・奴に対する女性の認識の改善!!」
カプール「・・・・?あのー具体的にどうすれば・・・」
高機動「奴は姉を含めて女は怖いと思っている、そこに救いの手を君が伸ばす、そうすれば女性にも優しい人がいると奴はそう思い君に走る。それで万事解決。」
カプール「そ、そうなの?」
RD-4「さ、さぁ私にはちょっと・・・」
高機動「まぁ優しさだけじゃ落ちないかもね、やっぱ一番ああいう男が求めてるのは・・・」
カプール「求めてるのは・・・?」
スタスタとRD-4のほうに赴く高機動、そしてRD-4に急にもたれかかる。何事!?と高機動を抱きしめる形になるRD-4。
高機動「ズバリ・・・包容力」
カプ・RD「「包容力?」」
高機動「そう、ああいう男は逃げ場が無いからね、安心できる状態?そういうのを求めるもんなのさ」
RD-4「ふーん、そうなんだ」
カプール「そ、それで!?」
高機動「僕から出来るアドバイスはコレぐらいかな?後は自分で頑張るんだね」
カプール「・・・・う、うんわかった。有難うねー!」
そのまま走っていくカプール。今ズゴックEのもとに行っても無駄だろうに何処に行くのやら
RD-4「大丈夫かな・・・カプールさん」
高機動「ま、なんとかなるんじゃないの?僕達をくっ付けた作者が見てるんだし」
RD-4「そんな身も蓋も無い・・・」
高機動「まぁ後は見守るしかないよ、実際」
RD-4「・・・・そだね」
新キャラ、カプールに幸あれ

カプール(AMX-109カプール)
女/1年A組/無所属/ZZ
水に浮かんでる事が好きな女子。ズゴックEに恋をしている。
クラスの皆から好かれる可愛い存在だが自分の恋愛には疎かったりする。

何故!?アッガイ以上の可愛ゆき水中MSカプールが居ない!?と思い書いた。
二校目にちょっとしか出てなかったので設定を固めた。MG化しないかなー
111通常の名無しさんの3倍:2006/10/14(土) 23:23:26 ID:???
カプールお久しぶり。
あれ?カプールとカプルって同型機なんだっけ?

【UC学園大運動会 〜こいつ等も来てましたよ・メイド編】の後。
 強化型ウォドムと金スモーの連携攻撃? によって吹っ飛ばされたコレン・カプル。しかし、彼の執念はそんな事では折れはしない。
 そしてCC学園まで飛ばされた彼だが、執念によって再びUC学園付近にまでやって来た。
コレン・カプル「ガーーーーーーンダムーーーーーーーー!!!」
???「ん?」
コレン・カプル「うおぉ!!! てめぇガンダムだな!! 覚悟しやがれガンダムーーー!!!」
 そこに見慣れないガンダムタイプの娘が一人歩いている。それを、まるで獲物を見つけた野獣の如く猛進するコレン・カプル。
???「なに? やる気?」
コレン・カプル「ガンダムガンダムガンダムガンダム!!!」
???「仕方ないなぁ」
 こん棒を振り回しながら猛進してくる奴に娘も構えた。普通逃げると思うが、そこはスルーしておこう。
???「あたしのこの手が光ってうなる!」
コレン・カプル「ガンダm(ry」
???「お前を倒せと輝き叫ぶ!!」
コレン・カプル「g(ry」
???「愛と怒りと悲しみの! シャイニングフィンガーソーード!!」
コレン・カプル「ガンダうぎゃっ!!」
???「おっとストレート! これは絶好球だぁ! そして打ったぁホーーーーームランっ!!」
コレン・カプル「ああああぁぁあああああ〜〜〜〜〜〜!!!!」
 そして娘の反撃を受け、また星になりましたコレン・カプルは。
 その後、コレン・カプルがCC学園に帰ってきたのは一週間後のことでしたとさ。
 そして娘は去っていく。彼女の正体は誰も知らない。


ビルゴU「あ! お姉ちゃん見て見て! お昼なのに流れ星ぃ♪」
ビルゴ「………」
ビルゴU「お願い事しなくちゃ! えっとえっと……本物のメイドさんに会えますように」
ビルゴ「……背が伸びますように」
ビルゴV白牙『生まれ変わったら、絶世の美少女か美少年になりますように』
 ………3人目……多分無理だね。

注:???は新キャラではないので。
112通常の名無しさんの3倍:2006/10/14(土) 23:45:22 ID:???
>>111
カプルはカプールのレプリカじゃなかったっけ?外見は同じだけど性能はカプルの方が上のはず。
113通常の名無しさんの3倍:2006/10/15(日) 11:37:58 ID:???
あまりに下にいるから上げるぞ
            ∧L∧
     ∧R∧  (´<_`  )ここの住人はsageが徹底されているから喜ばしいな
     ( ´_ゝ`) /   ⌒i
    /   \     | |  
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ /白キュベ様 / .| .|____
      \/____ / (u ⊃
114通常の名無しさんの3倍:2006/10/15(日) 11:39:32 ID:FBC7McrI
ageてない上にずれてるな
            ∧L∧
     ∧R∧  (´<_`  )流石だな俺ら
     ( ´_ゝ`) /   ⌒i
    /   \     | |  
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ /白キュベ様/ .| .|____
      \/____/ (u ⊃
115通常の名無しさんの3倍:2006/10/15(日) 23:11:30 ID:???
・・・新ネタ書こう

『子育てとは戦争である』

体育祭から数日後・・・とある休日バーザム・ザクU・グフB・ドライセンは四人でまたどこかに
遊びに行き夕方、ザク家の前まで来ていた
ザク「でも俺んちでいいのか?」
バーザム「別にいいじゃん?お前んち広いし」
グフB「私も一向に構わん・・・というかお前の都合の方が気になるが」
ザク「ああ、俺は構わんよ」
ドライセン「家には誰か居るのか?」
ザク「ん〜今日は兄貴達は全員出払ってて高機動とRD-4しかいないと思うぜ?」
バーザム「あの二人・・・二人っきりにしといていいのか?」
ザク「え?」
バーザム「いやだってこないだのお見合いの時あんなこと言ってたし・・・」
ザク「・・・・そういえば今日のチケットも高機動が用意した奴だったなぁ」
ドライセン「!!まさかそれって!?」
グフB「人払い・・・・か」
ザク「兄貴達の外出理由もそういえば高機動が・・・・」
バーザム「おいおい、ってことは今高機動とRD-4がよろしくやってるってわけ!?」
グフB「げ、下品なことを言うな!!」
ドライセン「そ、そんな不順異性交遊見逃せるか!!」
バーザム「早く行った方がいいんじゃねえか?」
ザク「お、おう」

ザク「一応ただいまー」
RD-4「あ、F兄さんお帰りなさい。あ、ドライセン先輩達もいらっしゃい。」
ドライセン「おいRD-4!?高機動に変なことされな・・・・・・」
皆がRD-4を凝視する、彼女は何かを背負っていた・・・・まぁ所謂乳児と言う奴か
グフB「な!なんだその赤子は!?」
バーザム「お前ら!?もうそんなとこまで!?」
ドライセン「というかいつ産んだ!?」
RD-4「え?この子は高機動くんの・・・」
ザク「なんて奴だ高機動の奴!RD-4に手ぇ出したかと思ったらもう傷物に・・」
グフB「ゆ、許せん!!成敗してくれる!!」
ドライセン「私も手を貸すぞグフB!!」
高機動「つーかあんた等少し落ち着け」
二階から降りてくる高機動、それをギラリと睨みつける四人
バーザム「高機動!!これは一体どういうことだ!?」
グフB「貴様と言う奴は・・・見損なったぞ!!」
ドライセン「貴様みたいな軽薄な男にRD-4を任せるんじゃなかった!」
ザク「どうしてくれるんだ高機動!!」
高機動「うるさああぁぁい!!なんであんた等にそこまで罵倒されなきゃいけないんだ!!こいつは弟!僕の弟だっつの!」
四人「「「「お、弟!?」」」」

とりあえず居間で落ち着く四人、赤子はRD-4が抱いているので高機動がお茶を淹れている
高機動「こいつはロバートザク、一応僕の弟みたい・・・」
バーザム「みたい・・・ってなんだか曖昧だな」
高機動「しょうがないでしょ、今日始めて知ったんだから」
ザク「とりあえず何があった?」
高機動「そう、あれは今朝のこと・・・・」
116通常の名無しさんの3倍:2006/10/15(日) 23:28:24 ID:???
今朝ザク家

高機動「ザク兄ちゃんも出てったしこれでやっとRD-4とふたりっきり・・・」
RD-4「高機動くーん朝ごはんできたよー」
高機動「あー今行くー。」

食事終了
RD-4「でも皆用事があるって不思議だね」
高機動「そ、そうだねハハハ」
RD-4「?」
高機動「あ、あのさ・・・RD-4・・・せっかく二人きりなんだし・・・その・・」
RD-4「・・・・?」
鳴り響くチャイム
高機動「・・・・・・誰だよこんな時に」
仕方なく玄関に赴く
更に連続でなるチャイム
高機動「はいはい今出ますよ、どちら様ですか・・・」
扉を開けるとそこに・・・
試製高「やぁ高機動、元気だったか?」
扉をゆっくりと閉めなおす。
RD-4「今の誰だったの?」
高機動「たちの悪い宗教勧誘。」
試製高「あ〜け〜て〜く〜れ〜マ〜イサ〜ン」
RD-4「あれ?この声って・・・」
高機動「ほんっと性質悪いな・・・RD-4、塩持ってきて」
RD-4「ねぇ、今のって高機動くんのお父さんじゃ・・・」
高機動「親父は今頃ジャングルでターザンごっこしてるよ」
試製高「私はそこまで幼稚じゃないぞー」
RD-4「・・・開けた方がよくない?」
試製高「君達は完全に包囲されている、大人しく開けなさ−い」
高機動「ああもう!わかったよ!開けますよ!!」

高機動「・・・で?何のよう?」
試製高「うむ、実は五日ほど休暇を貰ってな、母さんと一緒に帰ってきたんだ」
高機動「お袋も?」
試製高「そこで頼みがある」
高機動「まぁお袋に顔見せるぐらいは良いけど・・・」
試製高「いや、そうじゃない」
高機動「?違うの?」
試製高「私はこの休暇を使ってこの故郷で母さんとラブラブな日を送るつもりだ、悪いがそこに高機動は入れれない」
高機動「じゃあ何しに来たんだよ」
試製高「これ、預かっといてくれ」
そういって試製高が籠を置く、籠には布が被せてあり中身が見えない
高機動「・・・・・何コレ」
試製高「じゃあ三日後に取りに来るから後は任せたぞー」
高機動「あ、おい!?」
そういって試製高は高らかにザク家を後にした
高機動「・・・・で何だそれ?」
RD-4「ここここ高機動くん!!」
高機動「どうしたのRD-4・・・・・って」
RD-4が籠に被さっていた布を取っていた、そしてその中には・・・
RD-4「・・・・赤ちゃん」
そこには青い髪をした赤ん坊が入っていた。
117通常の名無しさんの3倍:2006/10/15(日) 23:46:34 ID:???
高機動「・・・・ってわけ」
バーザム「ほうほう、で、お前はRD-4と二人っきりで一体何をしようとしていたのかな」
高機動「籠の底にオムツや粉ミルク、哺乳瓶なんかが入っててお袋の手紙も一緒に入ってた」
バーザム「無視すんなー」
高機動「『この子は貴方の弟です、名前はロバート専用高機動型ザクUです』だとさ」
ザク「・・・・で一日面倒見てたのか」
高機動「あと親父からも『P,S 悪阻じゃなくて陣痛だった☆テヘ♪』だと」
バーザム「で、お前は人払いしてRD-4と何を・・・」
高機動「弟が欲しいっていったことはあったけどかなり昔の事だよ?それを今更・・・」
バーザム「だから無視すんなー」
ザク「高機動も兄貴になったってことだな、うん」
高機動「今更過ぎるよホント、思春期の息子の気持ちも汲み取って欲しいよね」
バーザム「だーかーらーお前はRD-4とー」

ちなみにこの会話に全く女子が関わらないのは・・・

グフB「あ!い、今私の顔を見て笑ったぞ!」
ドライセン「こ、今度は私に抱かせてくれ!」
RD-4「あっあっ、まだ首が座ってないんですから気をつけて下さいね」

このように赤子に夢中だった

高機動「せっかく人払いまでしてさ、RD-4と一日中イチャイチャしようと思ってたのに、なんで弟なんかにRD-4取られなきゃなんないのさ」
ザク「ブツクサ言うな、気の毒なのは分かったがまぁ呪うなら親を呪え」
バーザム「だからお前はー」
高機動「お二方だって、グフB先輩とドライセン先輩あいつにとられたじゃないですか」
ザク「な!」
バーザム「に!?」
高機動「もう三人とも母性本能丸出し?こりゃ結婚して子供できた後も旦那は寂しい思いをするかもねー」
ザク「高機動、てめぇ」
バーザム「待て、ザク」
ザク「何故止めるバーザム」
バーザム「見ろ、一番ショックを受けてるのは誰でもない高機動自身だ」
高機動「あはっ・・・・・はっはっ・・・・RD-4・・・・・」
ザク「・・・・・・・無残な」
バーザム「ご愁傷様・・・」

体育祭もあとは終わってない借り物競走と最終種目の騎馬戦だけ。体育祭ネタ尽きたし考えてたネタを書いた。
ああ高機動無残。
118橙ゲゼ:2006/10/15(日) 23:52:17 ID:???
無残だぁ?
その悩みは彼女いるから起こるんだろうが!彼女がいるだけで満足だろ、贅沢言うなボケ!
119ザクレロ:2006/10/15(日) 23:58:52 ID:???
そういう貴様だってキャトル部長に膝枕されてたりの勝ち組の癖に!!
120オッゴ:2006/10/16(月) 00:04:19 ID:???
ゼーゴック追いかけてきたのに一回ぶっ飛ばされた以外接点の無い僕よりはみんな恵まれてるよ。
121ガンダム:2006/10/16(月) 00:06:17 ID:???
主役なのに主役扱い受けてない僕の悩みって軽い方?
122バイアラン:2006/10/16(月) 00:10:05 ID:???
White dingoで「女との絡みが無い」と言われ実際無い俺に比べれば(ry
123ズゴックE:2006/10/16(月) 00:14:01 ID:???
みんな僕のこと羨ましがりますけどやられる本人はすっごく辛いです・・・
124Z:2006/10/16(月) 00:15:44 ID:???
不幸合戦なんてそんなことしてもなんにもならないのに・・・お前ら皆修正してやる!!
125サハラから吹く熱い風の神:2006/10/16(月) 00:21:07 ID:???
いやあ、みんな大変な思いしてるんだね。
僕なんか色気とは全く縁のない生活してるから
そういったことで悩まされたりはしないで済むけどね。
ねえ、パラス・アテネ君?
126橙ゲゼ:2006/10/16(月) 00:22:17 ID:???
強がりはよせよ。お前もいつの間にか影が薄い切れキャラになっちゃって悲しいんだろ、な?
127ザクレロ:2006/10/16(月) 00:29:41 ID:???
いっそ、レギュラーの奴らをぶっ潰して俺たちが主役になってやるっすか!!
128ネモ:2006/10/16(月) 00:38:15 ID:???
主役じゃなくていいから人から忘れられないようになりたい…
129ZU:2006/10/16(月) 00:38:42 ID:???
きっとこの流れもぬ氏がSSとして取り入れるだろう・・・というわけで橙ゲゼ、タイトルよろ
130橙ゲゼ:2006/10/16(月) 00:45:11 ID:???
え?じゃあ・・・
『恵まれぬ者達』
なんてどうだ?
131ゲルググD:2006/10/16(月) 00:58:34 ID:???
そうだ!今こそ革命を起こすときだ!!あの主役面した奴等を引き摺り下ろし、地べたを這わすのだ!!
132通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 01:03:50 ID:???
投下していいかな?
133通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 01:08:01 ID:???
構わんでしょ。是非投下してくださいな
134132:2006/10/16(月) 01:12:26 ID:???
それでは。

『色んなものをパクったネコミミ現る』

 とある日の街中。街の銀行の前には無数のパトカーが銀行を囲むように止まっている。
 今日、この銀行にて銀行強盗があり犯人グループが人質をとり銀行に立てこもっているのだ!
刑事「君達は完全に包囲されている! 大人しく出て来い!!」
犯人「うるせー! 早く逃走用の車用意しろぉ!! こいつの命がどうなってもいいのか!?」
ぬ「ひぇ〜〜!」
 刑事が説得を試みるも、犯人達は顔に”ぬ”の字がある男を人質にし銃口をぬに当てている。
ぬ「だ、誰か! 誰か助けてぇ!!」
犯人「うるせぇぞ! ”め”の字に変えられてぇか!!」
ぬ「そ、それだけはーー!!」
 ぬ男の叫びが街に響いた。その時!
???「ま、待ちなさいっ!!」
犯人&刑事&ぬ「??」
???「やあ!!」
 どこからともなく女の子の声が。そこにいた人達は上を見上げ声の主を探す。そして、声の主は犯人達の前、銀行入り口に華麗に降り立った。
刑事「ね……!」
犯人「ね、ね……!!」
ぬ「ねこ耳ぃ!!?」
???「そ、そんなに見ないでください、恥ずかしい///」
 降り立った彼女は頭にねこ耳、手足に肉球、そしてお尻に尻尾を付けた女の子。当然、刑事や犯人やぬ男、その他野次馬の注目を一身に受け、恥ずかしそうにモジモジしている。
 そう! 彼女はある事でパワーアップを果すことに成功した、ガンダムヘビーアームズだ!
犯人「………はっ! な、なんだてめぇは!?」
刑事「……はっ! き、君! 危ないから下がりなさい!!」
ぬ「………萌」
 各自それぞれのリアクションをとっている模様。
ヘビーアームズ「あ、あの、犯人さん?」
犯人「あぁ!?」
 ヘビーアームズは睨み付けている犯人に話しかけた。
ヘビーアームズ「こ、こんな事しても何にもなりません。ここは一つ、自首するって言うのはどうでしょう?」
犯人「なっ! てめっなめてんのか!!」
ヘビーアームズ「で、でも」
 ヘビーアームズのいきなりの自主要望に、明らかに怒り心頭の犯人。そして犯人はぬ男の顔に銃口を押し付けた。
犯人「そうか。てめぇら俺達なめてるな。フンッ! だったら俺達が本気だって事見せてやるよ! さしずめ、人質はまだたくさんいるしなぁ!!」
刑事「い、いかんっ!!」
ぬ「……さようなら、ありがとう……職人達……」
 犯人はぬ男を殺る気だ!! ぬ男も覚悟を決めたのか目を瞑った。
機械音『クロックアップ』
ヘビーアームズ「時は止まる」
 その時、ヘビーアームズが呟いたその瞬間、彼女を残し時が止まった。周りの人達は止まっているというか、超スローになっている。
 その間に、ヘビーアームズはぬ男を救出。そして銀行内の他の人質も救出した。
ヘビーアームズ「そして時は動き出す」
機械音『クロックオーバー』
 またヘビーアームズが呟くと、周りは元に戻った。突然ぬ男を含める全人質がねこ耳娘に移っていることに犯人は驚く。刑事も驚く。
犯人「なっ! て、てめぇ!!」
 犯人達は気が動転したのか、銃口をヘビーアームズに向けた。しかし、ヘビーアームズは少しため息を吐くと左手の肉球の一番大きい部分をポチっと押す。すると、なんとヘビーアームズの左腕に二連装のガトリングが現れ、それに犯人がさらに驚くもその前に発射された。
 周りは凄まじい銃声に包まれ、犯人達はバタバタと倒れていく。そして銃声は収まった。
ヘビーアームズ「安心してください。ただのハバネロ弾です」
犯人達「ぐわああああ!! い、痛ぇ〜〜〜〜〜〜!!!」
刑事「確保ーーーー!!」
 そして刑事達は苦しもがいている犯人達に突入した。それを逃げるようにヘビーアームズは高くジャンプし、その場から立ち去った。
ぬ「……今の人は一体」
135132:2006/10/16(月) 01:13:49 ID:???

 路地裏。
ヘビーアームズ「はぁ、恥ずかしかったぁ」
 深くため息を吐くヘビーアームズは、さっさと変身解除のポーズをとろうとした。
ウイング「ヘビーアームズ?」
ヘビーアームズ「!!!」
 しかし、運悪く偶然通り掛かったウイングに発見される。ネコミミ姿のヘビーアームズを不思議そうに眺めながらウイングは近寄る。
ウイング「ヘビーアームズ、だよね? こんなとこで何やってるの? というより、どうしたのその格好」
ヘビーアームズ「え、えっとそのあの……(て、天の人さん。ど、どうしよう!)」
天「(適当に誤魔化せ。バレたら君のあんな写真やこんな事してる写真をばら撒くからそのつもりで。以上)」
ヘビーアームズ「(そんな無責任な〜〜!!)その、わ、私は……」
 ヘビーアームズはそもそもの根源である天の声に助けを求めるも、天の声は適当に言って通信? を切った。
ウイング「ねぇってばぁ」
 詰め寄るウイング。
ヘビーアームズ「ち、ち、違います! 私はヘビーアームズなんて人じゃありません!」
ウイング「え? だって」
ヘビーアームズ「わ、私の名前は……名前は、えっと……そう! 私の名前はヘビーアームズ改! 断じてヘビーアームズと言う女の子じゃないのです!」
ウイング「女の子なんて言ってないよ?」
ヘビーアームズ「っ! か、勘です! それにそのヘビーアームズって人には肉球にしっぽにネコミミは付いてますか? 付いてませんよね!?」
ウイング「それはそうなんだけど」
ヘビーアームズ改「と言うことで私はこれで! シュワッ!!」
 そしてヘビーアームズ、じゃなくてヘビーアームズ改は本当に適当に誤魔化すと、キョトンとしているウイングを背にその場から逃げるように立ち去った。
トールギス「どうしたの?」
ウイング「あ、うん。なんでもない」
 ウイングも首を傾げ、その場を後にした。
 後に、この銀行強盗事件が翌朝の朝刊の一面にのり、ヘビーアームズ改の存在が知れ渡ったのだった。

 翌朝。
ヘビーアームズ「なにこれーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
Hアームズカスタム「どうした?」
ヘビーアームズ「あ、うん、なんでもない。(どうしよう……)」
 そして、謎のネコミミの正体として、ヘビーアームズが真っ先に疑われたのは言うまでもない。

―完―
136132:2006/10/16(月) 01:17:45 ID:???
ガンダムヘビーアームズ改(XXXG−01HC)
女/謎のヒロイン/正義の味方/W
その名のとおり、ヘビーアームズが天の声Dの策略により変身した後の姿。
簡単なスペックは、
ネコミミは半径10キロ先のハエの飛ぶ音まで感知可能。
手の肉球は常人のパンチ力の約3倍の威力の他、肉球を押すことにより様々な武器なのが出る。
足は高層ビルも一跳びの他、キック力も倍増。
しっぽはアクセサリーのような物だが、自分の思うように動かせ強く握られると力が抜ける。
他にも何かあるらしい。
ちなみに、特殊武器の一部として二連装ガトリングガン、ドラゴンハング、アーミーナイフ等。
AC町等を守る正義の味方で、事件があると何処からともなく現れる。
その正体は誰も知らない……多分。
137UC学園大運動会 〜決戦!騎馬戦編〜1:2006/10/16(月) 07:42:14 ID:BDfVmBzG
大分書き進んだので一旦投下。
UC学園大運動会 〜決戦!騎馬戦編〜
1-B
F2「まだ下から二位か・・・」
アッシマー「でも騎馬戦で挽回は可能だよな」
黒ディアス「今回は配点が違うのよね?」
ボリノーク・サマーン「えーと、プログラムによれば・・・
まず最後に残っていたクラスには20点入るみたい。それに加えて取った鉢巻きの数だけ点が追加。
たとえここで一位でも総合優勝は出来ないわね」
BD2「一位になってなおかつ鉢巻きを出来るだけ取らなきゃいけないのか」
ゾゴッグ「騎手は一人、馬は何人でもいいんだよね?」
デナンゾン「馬を少なくして頭数を多くすると鉢巻きを取りやすくなるけど一つ一つの安定感が悪くなって一気にやられる危険性があるよな」
砂ザク「うーん、どうする?」
ドム「あたしとドムトロは二人で行くからね。こういう喧嘩系なら任せな!」
ドムトロ「私達のコンビネーション、見せてやるからな」
Z「今度こそ目立ってやる!」
V2「ねえねえペッちゃん」
ペズバタラ「?」
V2「騎馬戦、一緒にやらない?」
ペズバタラ「・・・何で俺と?」
V2「ん〜、何となく!」
ペズバタラ「・・・まあ、よろしく頼む」
F2(・・・フラグ?)

2-A
キハール「得点的には一位は十分狙えるな」
ガンキャノン「上位の奴らに一位を取らせなきゃいいんだよな?」
エレゴレラ「それでなおかつ僕達が一位を取れば、だね」
グフA「よし、がんばろ!」
ドライセン「・・・」
ディジェSE‐R「ドライセン、組む相手は決まった?」
ドライセン「いや・・・」
ディジェSE‐R「じゃあ、僕と組む?」
ドライセン「構わないが馬が一人では厳しくないか?」
赤ディアス「じゃあ俺も馬になるよ。生徒会として風紀委員にはお世話になってるし」

2-B
エルメス「この競技、優勝するためには頑張りませんとね・・・」
ヅダ「ザク、今までは遅れを取っていたが今度は負けんぞ!」
アッザム「まずは上位の1-Aと2-Cを狙おう。彼らが一位になったら終わりだ」
エレバド「うん、そうだな」
メッサーラ「グフB・・・バーザムと戦える?」
グフB「今日のあいつは敵だ。・・・私情は挟まない」
メッサーラ「・・・ならいいけどね」
しまった、sage忘れた・・・orz
2-C
バーザム「他のやつらは上位の1-Aか俺達を狙ってくるだろうな」
ペーネロ「じゃあ馬を多くしてやられる確立を下げたほうがいいわね」
グスタフ「そしてまず1-Aを倒す、ですね」
黒ドック「違うわ。1-Aが全滅したら次に狙われるのは私達。だから私達は他のクラスを攻撃して・・・」
キャトル「1-Aが全滅した後の展開を少しでも有利にする、というわけですわね」
ザク改「それが一番いいかな?」
バーザム「だろうな」
白スナ「なあ、絶対負けないであろう秘策があるんだけど・・・」
ギャンキャノン「え?何ですかそれ?」

3-A
赤ゲル「三位か。悪くないね」
ドワッジ改「全体の様子を見つつ抜きん出ているクラスがあればそこを潰していく、って感じかな」
白キャノン「それが堅実だな」
ギャン「人数は少ないですけどグフカスタムさんやディジェさん、ハンブラビ長女さんがいるから頼もしいです」
グフカス「武器が無いから空手部や柔道部相手には苦戦するかもしれないが出来る限りのことはするつもりだ」
イフリート改「おいおい、俺を忘れてないか?」
ヘイズル「イフリート改!」
赤ゲル「ん?今までいなかったから終日サボるつもりだと思ってたんだが」
イフリート改「俺もそのつもりだったが騎馬戦があるとはな。ケンプの奴と正々堂々戦えるチャンスだ。失格はしないから安心しな」

3-B
ゴッグ「圧倒的ビリね・・・」
ザクフリ「まあ、職人の加護が無かったんでしょ。でもこの競技、うちのチームは得意ね」
ゾロ「肉体派、多いからね」
ゲルググD「ならばここは・・・」
百式「ここはいちかばちか、二人騎馬だけで行くしかないね」
旧ザク「うむ。そうした方がより多くの鉢巻きを取る事が出来る」
ゲルググ「ええ、頑張りましょう」
Ez8「苦しい時は思い出すんだ、勇気ある誓いを!」
一同「おぉー!」
ゲルググD「・・・orz」
ケンプ(イフリート改・・・楽しみだ)

白スナ(馬)「さあ運動会最終種目騎馬戦、始まるぜ!」
ザク偵(騎)「色々あったこの運動会もこれで終わりです!」
ビグザム「用意!開始じゃ!」
旧ザク(騎)「気が進まぬがこれが勝負だ!行くぞ1-A!」
ザメル(馬)「おうでごわす!」
陸ガン(馬)「やっぱり皆考えは同じかよ!」
陸ジム(馬)「ま、その方がやりやすいんとちゃう?」
白Mk‐U(騎)「そうだね。じゃお願いします」
メッサーラ(馬)「僕達も1-Aを狙うよ、いいね?」
グフB(騎)「ああ。・・・すまない」
α・アジール(馬)「じゃあ私達は・・・」
Ξ(馬)「2-Cだね。待っていろペーネロペー・・・」
リゲルグ(騎)「とっつげきぃ!」

白スナ(馬)「多くの騎馬が上位の1-Aと2-Cに狙いを定めているようです!」
リックドム(馬)「うわ来た!」
ゲゼ橙(馬)「高機動が言ってた策、成功するのか?」
シュネー・ヴァイス(騎)「えっと、確かガンダム君にあまり近づかないようにまとまるんだっけ?」
高機動(馬)「その通り!(うまくやってくれよ、ガンダム)
・・・危ない!」
グフB(騎)「貰った!」
RD-4(騎)「きゃあ!」
メッサーラ(馬)「あーあ、惜しいなあ」
高機動(馬)「ありゃ、グフB先輩」
グフB(騎)「お前は何を考えているのか分からないからな。速めに倒しておくぞ」
高機動(馬)「そんな・・・怪我人を真っ先に攻撃するなんて・・・」
グフB(騎)「う・・・」
メッサーラ(馬)「惑わされるな!敵の策略だ!たとえ怪我人だとしても出場しているんだ、手加減したら失礼じゃないか?」
グフB(騎)「!そうだな。体調の悪さを盾に勝負を逃げるなど、外道のやる事だな」
高機動(馬)「ちっ・・・そこまで言われちゃやるしかないか!」

アレックス(騎)「そこっ!」
ガザC(騎)「きゃあ!」
Gディフェンサー(馬)「うわぁ!やられた!」
ザク改(馬)「よし!・・・1-Aとまではいかないけど僕達もかなり狙われてるね」
アレックス(騎)「でもその代わり鉢巻きを奪いやすいわ。私達で出来るだけ稼いでおきましょう」
ザク改(馬)「秘策もうまくいってる。このまま行けば・・・また来た!」
ズゴッグ(騎)「空手部の二人・・・手ごわいわね」
γガンダム(馬)「早めに倒すが吉だな」
Mk‐X(馬)「ああ、参る!」
アレックス(騎)「ズゴッグ先輩・・・望むところです!」
ジムカス(馬)「うわ!」
ドム(騎)「取った!すいませんね先輩!」
シュツルムディアス(騎)「あ〜あ、やられちゃった・・・」
ドムトロ(馬)「これで3本目、いい感じだな」
ドム(騎)「次は大物狙ってみるか!あそこにジオ先輩がいるぜ」
ドムトロ(馬)「お?やってみっか!」
ジオ(馬)「うん?僕達を狙ってるね」
ゲルググ(騎)「ええ。受けて立ちましょう」
ドムトロ(馬)「りゃあ!覚悟!」
ジオ(馬)「ふむ・・・」
ドム(騎)「もらった!・・・な!?」
ジオ(馬)「動きが直線的だね」
ゲルググ(騎)「そこ!」パシッ
ドム(騎)「ち、畜生!」
ジオ(馬)「ゲルググさん、いい動きだね」
ゲルググ(騎)「ジオさんこそ・・・!」
ガブスレイ(騎)「今回は・・・」
パラスアテネ(馬)「協力しましょうか」
ギラドーガ(馬)「え?協力って何?」
ガブスレイ&パラスアテネ「ゲルググ先輩、覚悟!」
ジオ(馬)「へえ、もてるんだね、ゲルググさん」
ゲルググ(騎)「いえ、もてているのは私じゃない気が・・・」

白スナ(馬)「さあ、ここで新情報が入りました!各クラスの鉢巻きを取った数です!」
ザク偵(騎)「三位は2-C、二位は3-B、そして一位は1-Bです!」
白スナ(馬)「一位の1-Bですがほとんどの鉢巻きをとある騎馬が取っているようです!その騎馬は・・・」

ザクレロ(馬)「ん?V2と、あれ誰だ?」
ブルッケング(騎)「さあ?でも狙い目かもね。行く?」
ハイゴッグ(馬)「了解!」
V2(騎)「ペッちゃん!」
ペズバタラ(馬)「ああ・・・」ギロッ
ザクレロ(馬)「ひっ!」
ハイゴッグ(馬)(こ、怖っ!)
ブルッケング(騎)「な、何止まってるのよ!」
ペズバタラ(馬)「よし、行くぞ!」
V2(騎)「てい!」パシッ
ブルッケング(騎)「きゃあ!・・・あ〜負けちゃったじゃない!」
ハイゴッグ(馬)「ごめん、でも下にいる奴の目が恐ろしくて・・・」
ザクレロ(馬)「あの目・・・あのまま近づいてたら俺達は・・・」
V2(騎)「これで十本目だね!」
ペズバタラ(馬)「へえ、もうそんなに取ったんだ」
V2(騎)「ペッちゃんが睨んだら皆止まっちゃうんだもん。そのおかげだよ!」
ペズバタラ(馬)「少しだけ威圧しているだけだよ。それにこれは格上の上級生には効かない。今の放送でかなり目を付けられたから今までのようには・・・」
V2(騎)「そしたら私が頑張るよ!ペッちゃんばっかに無理させるわけには行かないからね!」
ペズバタラ(騎)「・・・ありがとう」

今日はここまで。また長くなりそうな予感。あと高機動の秘策、間違ってたらすいません。
141通常の名無しさんの3倍:2006/10/16(月) 08:12:45 ID:???
サラ改「でもこんなにあったら走るときにお腹が痛いでしょ」
ゼー「それは大丈夫です」
サラ改「その根拠は何?」
ゼー「だってヅダさんですから!」
ヅダはどんな超人だよ。
天然なラヴィアンローズ先生以外の審査員は呆れ返っていた。

バー「で……では、試食タイムに移ります。各審査員は自分の分を選択して取ってください」
それを聞くと3人は黙々と箸でおかずをつまみ、皿に移してゆく。
バー「それと試食時には特別審査員が評価することにもなっています。………カムヒァー!特別審査員っ!」
ジャジャジャージャジャジャーン(キシーン)

ヅダ「え?え?え?」
困惑した顔のままヅダは仮設雛壇の真ん中に立つ。
ヅダ「これはいったい何なんだ?教えてくれ」
バー「UC学園体育祭恒例、お弁当対決ですよ。係の者から聞いてませんか?」
ヅダ「いや、いきなり拉致されてきたんだが」
バー「……とにかく、貴方はゼーゴッグさんのお弁当の試食をしてくださればいいだけです」
ヅダ「いや、さっき自分で作ったの食ったばっかり……」
バー「では、審査開始です」
続く

毎度毎度遅筆ですいません
142通常の名無しさんの3倍:2006/10/17(火) 00:10:38 ID:???
長めなネタを

 『おねだり』

ビルゴV「うぃ〜〜」
 浴場にザブンという音が響く。俺は仕事が終わり、家に帰るとまず風呂に入った。こうして湯船に浸かると一日の疲れが取れるというものだ。白いタオルを頭に載せ鼻歌を歌いながら天井を見上げる。
ビルゴV白牙『湯加減はどう?』
ビルゴV「丁度いい」
ビルゴV白牙『憑依していい?』
ビルゴV「だめ」
 目の前には幽霊妻がいる。フワフワと浮かんで俺に訊ねるが即答で返してやった。妻はつまらなそうに頬を膨らませる。まぁいつもの事なのでスルーしつつ再び鼻歌を歌う。
ビルゴV白牙『……おっさん』
ビルゴV「おっさんで結構」
 とまぁ、他愛の無い会話を妻としていた時だ。不意に脱衣所のほうに人の気配を感じた。
ビルゴU「パパぁ? 湯加減どお?」
 気配の正体は娘のビルゴU。この家には俺と娘二人しかいないわけだから見当は付く。俺は先ほど妻に返した返事をビルゴUにも返す。
ビルゴU「よかったぁ。今日は私が入れたんだよ?」
ビルゴV「そうなのか」
 扉越しで、ビルゴUは安心したような声を出す。そして何やらごそごそとやっている音が聞こえる。俺は妻と顔を合わせて?顔になる。その直後、
ビルゴU「それじゃ、私も入る〜」
ビルゴV「なっ!!」
 いきなり体にタオルを包んだビルゴUが、笑顔で浴場に入ってきた。俺は焦って思わず背を向く。少しは予想していたものの、本当に来るとは思っていなかったから。
ビルゴU「あり? どうしたのパパ?」
ビルゴV「あ、いや……ど、ど、ど、どうしたんだ?」
 いきなり背を向いた俺に、ビルゴUは不思議そうな声で聞いてくる。俺は思いっきり焦った口調で聞くと、「変な声〜」と笑われた。
ビルゴU「今日は一緒に入りたくって。それともだめ?」
ビルゴV「い、いや、だめじゃないけど」
ビルゴU「それじゃあ、ほら湯船からあがってあがって。洗ってあげるよ♪」
 何とか娘の姿を見る。まぁ、最初はドキリとしたものの昔は何度も見た姿なので大丈夫だ。ビルゴUは何だか楽しそうに言うと、俺の腕を引っ張る。俺は慌てて湯船の中でタオルを腰に巻き浴槽から出る。
143通常の名無しさんの3倍:2006/10/17(火) 00:11:55 ID:???
ビルゴU「それじゃ、まず手から……」
 すでにボディーシャンプーをスポンジに浸け泡を出しているビルゴUは俺の右腕を手に取る。どうやら俺の全身を洗う気らしい。
ビルゴV「い、いや、自分で洗える場所は俺がやるから。ビルゴUは背中を洗ってくれないか?」
ビルゴU「えぇ〜〜〜〜!!」
ビルゴV「えぇ〜じゃありません!」
ビルゴU「い、痛い、痛いよぉ! もう、わかった、わかったからぁ」
 しかし、流石に娘とはいえ全身を洗われるのは恥ずかしいので背中だけ洗うように言うと、ビルゴUは不満そうな声を上げるがあえなく俺のグリグリにより承諾した。
ビルゴU「それじゃあ背中向いて?」
ビルゴV「ん」
 ビルゴUに言われるとおり背中を娘に向けると、やがてボディーシャンプーとスポンジの感触が背中に伝わった。ビルゴUの力加減が丁度良いのか気持ちいい。
ビルゴU「パパの背中っておっきいね〜」
ビルゴV「男ですから!」
 ゴシゴシと娘が俺の背中を洗う中、ビルゴUが言うと俺はボディービルダーのようなポーズをとると、「なにそれー」と娘は笑う。
ビルゴU「お姉ちゃんの背中はちっちゃくて可愛いのに、パパのはなんだか、岩みたい」
 そこまで俺はゴツくないぞ?
ビルゴV「まぁ、ビルゴはまだ発展途上。まだまだこれからだな」
ビルゴU「そうなの?」
ビルゴV「そうなの」
 ビルゴUにはこう言ったものの、正直自信が無い。しかしこうでも言わないとビルゴが何だか可哀想に思えた。
ビルゴU「はい、パパ」
ビルゴV「あ、おう」
 そして背中を洗い終え、ビルゴUは泡泡なスポンジを俺に手渡すと、俺は腕や胸、足を洗う。あっという間に俺の体は泡で包まれた。そんな時、ビルゴUは何だか甘ったるい声で話しかけてくる。
144通常の名無しさんの3倍:2006/10/17(火) 00:12:41 ID:???
ビルゴU「それでさ。パパにお願いがあるんだけどぉ〜」
ビルゴV「なんだ?」
 これも予想はしていた。いつもに比べサービスが良過ぎるというか、風呂に一緒に入る時点でそんな匂いは感じていた。そんな心情などお構いなしに、ビルゴUは甘ったるく俺に言う。
ビルゴU「あのぉ、今月の携帯の料金の事なんだけどぉ」
ビルゴV「………いくらだ?」
ビルゴU「えっと、○万円」
ビルゴV「なっ!」
 どうやら携帯料金の事らしい。ビルゴとビルゴUの携帯料金は俺が払っている。無論、使い過ぎには注意するという条件付だが。しかし、たった今ビルゴUから言われた額は遥かに使い過ぎだ。俺は素早く娘の正面を向き、泡の手で再びグリグリ攻撃。
ビルゴU「い、痛い痛い!」
ビルゴV「あ〜れ〜ほ〜ど〜言っただろ〜〜!」
ビルゴU「ご、ごめんさぁ〜い! 反省してます〜」
ビルゴV「何に使った〜〜?」
ビルゴU「め、メールとか通話とか……ゆ、許してパパ〜〜!」
 グリグリの尋問に、ビルゴUは目に涙を浮かべていた。俺もグリグリをやめる。
ビルゴV「しかし、メールとかでそんなになるとはな。あれほど使い過ぎには注意しろって言っただろ?」
ビルゴU「ごめんなさい。着メロとかも何曲かダウンロードしちゃったの……」
ビルゴV「なるほどな」
 目の前にはションボリしている娘の姿。俺も深いため息が出るが、気持ちは分からないわけでもない。俺も似たような境遇にあったことがあるから。
ビルゴV「仕方ない、今回だけだぞ?」
ビルゴU「え? いいのパパ?!」
 仕方なく、俺はビルゴUにそう告げるとビルゴUの表情は見る見るうちに明るくなっていった。
ビルゴV「ああ。ただし、次やったら携帯取り上げだからそのつもりでな?」
ビルゴV「うん! ありがとパパぁ〜〜♪」
 そして嬉しそうに俺に抱きついてきた。しかも裸。タオルは? という俺の疑問も空しく泡だらけの体に柔らかい感触が俺に伝わる。
ビルゴV「こ、こら、やめなさい」
ビルゴU「あ、ごめんなさい。それじゃ、次はパパ洗って?」
ビルゴV「なっ! ななっ!」
ビルゴU「あ、背中だけだよぉ……パパのえっち」
 珍しくビルゴUから言葉槍が放たれた。まぁ、嘘ではないものの娘に言われるとやはり傷つく。そして俺は泡だらけの体を洗い流し、今度はビルゴUの背中を洗う。
ビルゴU「パパくすぐった〜い♪」
ビルゴV「はいはい、我慢しろ」
 少し力を入れて娘の背中を洗う。しかし、あれだ。これが普通の小学6年生ならいい。だが、ビルゴUの場合少し違う。何度も言うが、ビルゴUは既に大人顔負けのプロポーションの持ち主であられる。やはり、その少しくらい意識はしてしまう。
ビルゴV「(お、おい、おい! あれ?)」
 仕方なく、この場は妻に何とかしてもらおうと呼びかけるが応答が無い。辺りを見渡す。すると、妻は浴場の隅っこで体育座りで何やら沈んでいた。
ビルゴV「(ど、どうした?)」
ビルゴV白牙『………私より大きい……娘に負けるなんて』
 なるほど。確かにビルゴUは立派なものをお持ちだ。それにショックを受けたのだろう、妻はこの先もしばらく泣いていた。
ビルゴU「どうしたの?」
ビルゴV「なんでもない」
 その後も、お互い頭を洗い合ったり、湯船に浸かり昔の話をしたりと楽しく家族の交流を図った。気づけば1時間近くの長風呂になっていた。当然、娘が先に着替える。
ビルゴV「ぷっ、茹でタコみたいだな。あははっ」
ビルゴU「わ、私茹でタコじゃないもんっ! そんなに笑う事ないでしょ!?」
ビルゴV「おーおー、そんなに頬を膨らませて。ますます茹でタコだ」
ビルゴU「もう! パパのばかっ!!」
 風呂上りのビルゴUを笑いながら茶化すと、ビルゴUは怒ってリビングに走っていった。
ビルゴV「さて、いつまで落ち込んでるんだ?」
ビルゴV白牙『だって、だってぇ……』
 そして俺にはもう一仕事残っていたのだった。

 ―完―
145通常の名無しさんの3倍:2006/10/18(水) 02:21:36 ID:???
銀スモー「おっかいものぉ♪ たっのしいなぁ♪」
金スモー「こらスモー? そんなに走ると転」
銀スモー「きゃっ!!」
 すってーーん☆
銀スモー「いったた〜」
金スモー「………」
 ペチンっ☆ 金スモーは鞭を鳴らす。
銀スモー「はっ! す、すすすすみません! ごめんなさいメイド長!」
金スモー「謝ればこの世に軍なんていりません。その卵、どうするつもり?」
銀スモー「え? ああ〜〜〜〜〜!! ど、どうしましょ〜〜〜!!」
 銀スモーの前には買い物袋。その中には見事に割れた卵。銀スモーの声が町内に響き、銀スモーは半泣きで金スモーの顔を見ると、金スモーは頭を抱えた。
金スモー「はぁ、あなたって子は……何でいつもいつも……」
???「ああ〜〜! メイドさんだ〜〜〜!!」
金・銀スモー「??」
 その時、少女の声が再び町内を響かせた。?顔の金スモーと銀スモーに、やはりメイド服を着た少女がパタパタを嬉しそうに近寄る。
???「わっわっわっ! すご〜い本物だ〜〜」
金スモー「あ、あの」
 そして金スモーに近寄るなり、まるで楽しいおもちゃを見つけた子供のようにペタペタと触ってみたり、頭に付いているヘッドドレスを摘んでみたりしている。その行為に天下無敵のメイドさん、金スモーも戸惑っていた。
金スモー「あの、やめてもらえます?」
???「あ、ごめんなさぁ〜い。本物のメイドさんに会えてつい嬉しくて……きゃっ///やっぱりスカート長いんだぁ〜!」
銀スモー「あ、あの、メイド長を怒らせたら怖いですから」
???「ごめんなさい」
 金スモーは少女に静止を呼びかけるも、少女はやめる事がない。それに、金スモーの眉間がピクッとなると銀スモーは慌てて少女を止めた。
ビルゴU「あ、私ビルゴUっていいます。この服は私の趣味なんですけど」
金スモー「素敵な趣味ですね」
 元気よく答えるビルゴU。金スモーは少しあざ笑う様に言う。
ビルゴU「何かお困りなんですか?」
銀スモー「え? あの、その」
金スモー「こちらの問題ですので」
ビルゴU「いえいえいえ! 憧れのメイドさんが困っているんです! 力になります!」
 ビルゴUは詰めより、銀スモーは渋々事情を話す。彼女達には時間が迫っている。
 それはもうすぐご主人様であるソレイユの夕飯の支度をしなければならない為。いつもなら、調理担当のメイドがすることだが、生憎調理担当のメイドがすべて休暇中なため金スモーと銀スモーがやっているということになる。
ビルゴU「はい! これをお使いください! 安い卵ですけどね」
銀スモー「これはっ!」
金スモー「私達が買ったのと同じ」
 そして自分の買い物袋から卵を出し、金スモー達に差し出すビルゴU。その卵が自分達が買ったのと同じなものに気づき驚く金銀メイド。
銀スモー「でも、そんなの悪いです」
ビルゴU「いいんです! 受け取ってほしいんです!」
金スモー「ならありがたく受け取っておきましょう。ありがとう、助かりました」
ビルゴU「いえいえ、えへへ〜」
 出会って数分のコスプレ娘の卵を受け取るのを少し拒む様子の銀スモーだったが、金スモーは何の躊躇もなく受け取った。
金スモー「これは卵の料金です。それと、これを」
 金スモーは卵の御代とともに、自分が頭につけているヘッドドレスをビルゴUに差し出す。
ビルゴU「え? い、い、いいんですか?」
金スモー「ええ」
ビルゴU「あ、あ、あ、ありがとうございます〜〜!」
 ビルゴUは大層大喜びの様子だ。両手を点に挙げ大騒ぎしている。それを周りの人も見ており、金スモーと銀スモーは多少なりとも恥ずかしいのか、軽く礼だけをしその場から早々に立ち去るのだった。


ビルゴU「今日本物のメイドさんに会ったんだぁ♪ はわ〜やっぱり本物は素敵だなぁ〜〜♪」
ビルゴ「……ぶい」
 そしてビルゴ家では、ざっと4時間ほどの『ビルゴUの★メイドと会っちゃった♪』事件は語られるのだった。

―完―
146117:2006/10/18(水) 21:14:28 ID:???
続き

高機動「確かにこれくらいで落ち込んでちゃ恵まれぬ者たちに失礼か・・・」
バーザム「誰に言ってんだそれ」
ザク「んなことより飯は」

その後、バーザム、グフB、ドライセン帰宅の後帰ってきたザク兄弟達にまたも言われ無き暴言を言われる高機動
高機動「だーかーらー!!弟なんだってばー!!」

高機動「全く、今日は散々だよ」
RD-4「なんで?私は楽しかったけど?」
高機動「あ、あのね・・・」
しかしRD-4はよくやってくれている、オシメ換え等も嫌がることなくそつなくこなしていた。
RD-4「じゃあおやすみ、高機動くん。」
高機動「あ、ああ、おやすみ・・・ってなんで弟抱きかかえてんの?」
RD-4「え?一緒に寝ようと」
高機動「一緒に!?」
RD-4「だって夜鳴きとかしたら・・・傍に誰か居ないと・・」
高機動「そ、そこまでRD-4に迷惑かけれないって!!夜は僕が預かるから!」
RD-4「大丈夫?オシメとか換えれる?ミルクとか・・・」
高機動「大丈夫だって!平気平気!」
RD-4「まぁ・・・あと2日あるし」
高機動「へ?」
RD-4「それじゃあ今夜は任せるね」
高機動「う、うん」

高機動「全く・・・今更弟なんて」
ロバート「・・・スヤスヤ」
高機動「赤子は呑気だな・・・大体親から引き離されてるのになんで平気なんだよこいつは」
自分はちっちゃい頃・・・・と昔を振り返る高機動、あの頃はよく父の背中を追ったな・・・とか
そして深夜、夜泣き発動。
高機動「え〜と、ミルク・・・じゃないオシメの方!?だーもう泣くなー!!」
しかも1度や2度じゃない。
高機動「寝れねー!!」



RD-4「おはよう高機動くん・・・・ってすっごいクマ」
高機動「全然寝れなかった・・・弟め・・・」
RD-4「だから言ったのに・・・今夜からは私が預かるからね」
高機動「そうしてくれると助かる・・・・けどRD-4は大丈夫なの?」
RD-4「ま、予行練習ってことで」
高機動「え?」

F2「どうでもいいけど高機動と一緒の部屋の僕も全然寝てないんですが」
高機動・RD-4「「あ」」
147117:2006/10/18(水) 21:37:56 ID:???
RD-4が物置から何かを引っ張り出してきた
高機動「乳母車?」
RD-4「ロバートくんを散歩させてあげようと思って」
高機動「そ、外に連れ出すの!?」
RD-4「お日様は浴びた方がいいよ?」
高機動「いやそんなことより学校の奴らに見られたら何て言われるか・・・」
RD-4「高機動くんの弟っていえば良いでしょ?」
高機動「いやそういう問題じゃ・・・」
RD-4「じゃあ帰りに夕飯の惣菜も買ってくるから」
高機動「ちょ、ちょっと!?」

てなわけでRD-4は弟を連れてお散歩に行ってしまった。僕はなんだか心配でつい・・・
コマカス「大丈夫かなホントに・・・」
コッソリ尾いてきてました
ガンダム「あ、RD-4・・・え?」
赤ザク「どうしたのガンダム君・・・・ってえ!?」
出たな紅白ペア。まぁあいつ等なら・・・
ガンダム「へー高機動の弟なんだー」
赤ザク「名前は?」
RD-4「ロバートくんって言うの」
おとなしめのこいつ等ならまぁこんなもんだろ。問題は・・・
白スナ「ん?」
ザク偵「え?」
こういう奴らだ
ザク偵「嘘!?学生出産!?高機動とRD-4には既に一児の子供が・・・」
白スナ「落ち着け、こういう場合普通はベビーシッターのバイトか親戚の子って決まってるだろ、なぁRD-4ちゃん」
RD-4「あ、はいこの子は高機動くんの・・・」
ザク偵「やっぱり高機動の子!?」
RD-4「弟ですよ!弟!」
白スナ「まぁそんなとこだろうな」
ザク偵「なーんだ、てっきりスクープだと・・・」
コマカスビーム食らわしたろか、
その後も色々学校の奴らに出会ってたがまぁコマカスが活躍せねばならない最悪の事態には至らなかった。
そして夕方前、RD-4と弟は帰ってきた
高機動「お帰りRD-4、大丈夫だった?」
RD-4「高機動くん、ずっと私たちの事尾けてたでしょ」
高機動「え?」
RD-4「コマカスでずっとついてきてたの、知ってるんだから」
高機動「いや、そのだって・・・」
RD-4「あーあ、信用無いんだなー私」
高機動「そ、そんなんじゃ無いって!!僕はただ・・・」
RD-4「分かってるって、心配してくれてたんでしょ?」
高機動「え、えああ、うん」
RD-4「夕食の準備してくるからロバートくん見ててね」
高機動「え!?いやちょっと!」
RD-4「じゃあよろしくねー♪」
高機動「・・・・・・ハァ、親父にお袋のアホォ・・・」
高機動の憂鬱もいざ知らずロバートはスヤスヤ寝ている。

高機動の秘策ってようするに風雲再起なんですがね馬だし。校長も面白いと認めてくれるでしょう。
148137:2006/10/18(水) 21:51:40 ID:???
うん、今ちょうどガンダムが
来い!風雲再起!
って言ったところまで書いてた。よかった合ってて・・・明日の朝また落とします。
149通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 01:05:33 ID:???
そして俺はwktkします

『素朴な疑問』

珍しくルシフェル家

ギルカス「今日、ルシフェルとそのご両親様に集まってもらったのは他でもありません」
ギルティ「今日は、あたし達の素朴な疑問について答えてほしいのですよ」
ルシフェル「何だよ、俺の両親まで連れ出して」
ルシ父「なんだい? わたしは別にお前たちの結婚に反対なんぞせんよ?」
ルシ母「そうそう。お似合いですもの」
ルシフェル「あんた等……」
ギルカス「私達が疑問に思っているのはそんな事ではありません」
ルシフェル「そんな事ってお前……」
 ギルカスは、ルシフェルとの結婚を”そんな事”で済ませました。
ギルカス「私達が疑問視しているのは、ルシフェルの顔です!」
 そしてビシッとルシフェルの顔を指差すギルカス。
 ギルティもうんうんと頷き、ルシフェル両親はぎくっと言った感じで肩を震わせる。
ギルティ「こう言っちゃなんだけど、ルシフェル君のこの女の子みたいな顔はどちら似とも思えないのですよ」
ギルカス「お父様もお母様も、決して美形と言うわけでもないのに、ルシフェルのこの女も羨ましがるこの顔つきは妙です」
ルシ両親「ギクギクっ!」
ルシフェル「お前等、人の親を好き放題言いやがって。つか、父さんも母さんもギクってなんだギクって」
ルシ母「そそそそそそそそそそそそそそ、それれれれ、それは」
ルシ父「くっ! もう隠し切れんのか……」
ルシフェル「え? なに隠し切れないって? おい、反論してくれよ父さん母さん。え? 何この雰囲気……俺ってまさか……」
ギルカス「………このスレにそういうキャラは珍しくないから、気を落とさないようにねルシフェル」

―完―
150通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 01:31:14 ID:???
『他の養子はこんなキャラ』

バーザム「親に売られました」
RD-4「事故で亡くしてJお父様に引き取られました」
ザク「・・・・・とくれば捨て子とか?もしくは施設・・・」
ルシフェル「何でだー!!早く、早く真実をー!!!」

寝付けれずスレを見てたらつい思いついた。他には居ないよな?養子キャラ・・・
151通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 01:55:30 ID:???
>>150
ゼーゴックさんの親がいない話を家族の肖像シリーズで書くつもりだったがまだ書いてないっつー状態っす。
152通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 02:10:20 ID:???
『ルシフェルの真実』

ルシフェル「すまん。ほんっとうに何か言ってくれ」
ルシ父「あぁ〜、実はだな」
ルシ母「養子なのよ、ルシフェルは」
ルシフェル「は? よ、養子? ま、またご冗談を」
 実に軽いノリでとんでもない事をカミングアウトしたルシ親。
 ギルティ姉妹もうんうんと納得したかのように頷くが、ルシフェルだけは信じられない様子。まぁ、仕方ないか。
ルシ父「実はな、お前は覚えちゃおらんだろうが、お前は施設に預けられてたんだ」
ルシフェル「なっ!」
 真剣な眼差しのご両親。
ルシ母「それで、私達が引き取ったってわけ。まだルシフェルが本当に小さい頃だから覚えてないでしょうけどね」
ルシフェル「な、なんで?」
ルシ父「理由は簡単! 母さんが子供を産めない体だからだ!!」
ルシ母「まぁ、そゆこと」
ルシフェル「またそんな事を軽いノリでさらりと」
 ルシ母はピースサインでイエーイと言っている。
 なんかどうでも良くなってきた様子のルシフェル。
 ギルティ姉妹は失礼ながらも笑いを堪えている。
ルシ母「それで、引き取ったはいいけど、私達あなたの事女の子と間違えちゃっててさぁ」
ルシ父「気づくまで女の子として育てていたわけだ。それがお前が幼い頃のあの性格と仕草」
ギルティ姉妹「なるほど」
ルシフェル「引き取った時点で気づけよ。大体風呂入れる時気づくだろ普通」
ルシ母「人は時として、現実から目を背けたくなるのよ……」
 真剣な眼差しで言うルシ母。
 この時ルシフェルは、目の前のこの親二人殴りたいと思いました。
ルシ父「といわけで、ルシフェルの事よろしく頼むよギルティカスタムさん」
ギルカス「お任せください。このギルティカスタム。ご両親様のご期待に沿えるよう頑張ります」
ルシフェル「何故俺の過去話からそんな話になる?」
ルシ母「昔の女の子の服着ていたルシフェルの写真、まだあるけど見る?」
ギルティ「見たい見たい!」
ルシフェル「捨てろっ!!」
 その後、ルシフェルの願いも空しく、その写真が何者かに強奪されたのでした。
ザク(騎)「ん〜、まあまあいい感じ?」
バーザム(騎)「だな。今のところうまく逃げられてるし。白スナの策もあるがこのまま終盤まで逃げ切るか」
ザク(馬)「グフBと戦いたくないからですか?」
バーザム(騎)「・・・高機動も怖いんだよ。あの顔は絶対何かあるって感じだったし・・・!」
ヅダ(騎)「ザァクゥ!覚悟しろ!」
ライノB(馬)「だ、そうでごわす」
ザク(馬)「ありゃ、こんなとこで」
バーザム(騎)「よし、逃げろ!」
ザク(馬)「了解!」
ヅダ(騎)「逃がすか!追うぞ!」

G-4(馬)「ううっ、押されてる?」
赤ザク(馬)「やっぱ三年生は強い・・・」
ガンダム(騎)「何か、ほとんどの騎馬が男が下で女の子が上なのに僕だけ上にいるのが何か申し訳無いんだけど・・・」
G-4(馬)「大丈夫、この赤い人はどうか知らないけど私は平気だよ!」
赤ザク(馬)「わ、私だって!そんな事よりガンダム君、皆集まってきたしそろそろじゃない?」
ガンダム(騎)「あ、うん。えっと、この人参を掲げて・・・
来い!風雲再起!」パチン!
バッヒヒーン!

ジオ(馬)「な、何だ?うわぁ!」
パラスアテネ(馬)「馬?きゃあ!」
高機動(馬)「よし、来たか!」
RD-4(騎)「ええ・・・きゃ!」パシッ
グフB(騎)「よし!しかしあの馬は・・・」
メッサーラ(馬)「あれは・・・1-Aの方に向かっているな」
高機動(馬)「僕達はこれで終わりか〜。頑張れよガンダム・・・いたっ」
RD-4(騎)「高機動君!!」
高機動(馬)「ん、大丈夫」

白スナ(馬)「おっと、騎馬数組を蹴散らして会場に謎の馬が乱入だ!」
ザク偵(騎)「ちなみに今蹴散らされた騎馬は失格です!」
ジオ(馬)「じゃあ僕達は・・・」
ガブスレイ(騎)「失格ですの!?そんな!」
風雲再起「ぶるる・・・」
ガンダム(騎)「え、これ欲しいの?じゃあ・・・」
風雲再起「ヒヒン!」
ガンダム(騎)「え?」
赤ザク(馬)「きゃ!」
G-4(馬)「ちょっと!」
白スナ(馬)「おっと、謎の馬がガンダム、赤ザク、G-4を背中に乗せた!」
ザク偵(騎)「ガンダム選手の持っていた人参につられたようですね、そうなると故意に馬を呼んだことになりガンダム選手の試合妨害という事になりますが・・・」
ビグザム「面白いからアリじゃ!ガンダム達はそのまま馬の背中に乗って試合を続けていいぞい!」
白スナ(馬)「・・・だそうだ」
ガンダム(騎)「あ、じゃあよろしく頼むよ」
風雲再起「ぶるる」
ライデン(馬)「おい、あれどうやって鉢巻き取るんだよ!」
ガンタンク(騎)「さあ?落馬させるのも難しそうですよね」
リックドム(馬)「これが高機動が言ってた・・・」
橙ゲゼ(馬)「他のクラスは浮き足立っている、今がチャンスだ!」
シュネー・ヴァイス(騎)「ええ、行きましょ!」
154通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 12:59:13 ID:???
『柔道部の合同練習 1』

その日、ヅダとギャンヌはヨーツンヘイム校に来ていた。

白ゲル「おお!よく来てくれた!待っていたのである。」

呼んだのはこの人、白ゲルことカスペン専用ゲルググである。
その理由とは…

白ゲル「まずは茶でも出そう。生徒会室に来てほしいのである。」
ヅダ「いや、ありがたいが一日は短い。すぐに道場の方に行きましょう。」
白ゲル「む、そうであるか。では案内するのである。」

ヨーツンヘイム校柔道部…
本校柔道部と同じく部員数が少ない上に万年負けつづけの超弱小柔道部、
この強化のために白ゲルの依頼によりヅダ一行が稽古をつけに来たのであった。

時を同じくして道場に急ぐ巨大な人影が一つ…

???「あれ?鍵かかってる…えっと鍵、鍵…」

道場の入り口で鍵を探して床に置いたかばんの中をまさぐるその人影。
足を伸ばしたまま上体だけを折ってかばんの中を捜す、そのスカートが無防備だ。
そして後ろから鏡を手に忍び寄るもう一つの影…

ヅダ「スカートの下!!!」

次の瞬間ヅダの助走をつけた諸手刈が痴漢の背面を襲った。

痴漢「ぐえ!!!!」
???「え!?え!?なに!?」
ヅダ「こいつにスカートの中覗かれてたぞ、君。」

腰のあたりに思いっきりタックルかまされて泡を吹いている痴漢の腕を後手に極めながらヅダが言った。

???「え!?きゃー!!!後期型ジムくん!?大丈夫!?」
痴漢「ぶくぶくぶく…」

白目をむいて泡を吹いている痴漢からはまともな答えは帰ってこなかった。

白ゲル「…話が後先になったが、紹介しよう。このでかいのが我が校柔道部員のビグ・ラングだ。
   そっちのアホも一応部員の後期型ジムである…。
   おい、話しといただろう。こちらが本校から来てくださったヅダ君だ。ちゃんと挨拶をするのである!」
ビグ・ラング「え!?じゃあこの人がこの間の総体チャンピオン!?
     わ!すごい!握手してください!」
白ゲル「ちゃんと挨拶をせんかー!!!」
後ジム「ぶくぶくぶく」
ビグ・ラング「あ!そうだ。サイン!Tシャツにサインしてください!」
ヅダ「は、はぁ…いいですけど…」
白ゲル「なんともはや…(汗)このような連中であるが、なにとぞよろしくお願いする。
   特にビグ・ラングは才能があると思うのだ。」
ヅダ「ま、まあやってみましょう。」
ギャンヌ「(それにしてもでっかいねー、彼女。)」
ヅダ「(お、おう。2mあるんじゃないか?俺よりでかい女、初めて見たよ。)」
ビグ・ラング「あ!こうしちゃいられない!着替え着替え…ほら!後ジムくん!起きて起きて!練習だよ!」
ギャンヌ(私、なんとなくあの痴漢と柔道するのやだな…)

しかし浮かれた気分もここまでだった。
この後ヅダ兄妹の地獄の稽古によって
ヨーツンヘイム校柔道部員は吹く泡がなくなるかというくらい絞られたのであった。
155通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 13:01:54 ID:???
『柔道部の合同練習 2』

ヅダ「あの痴漢の方は、まあそれなりだが、でかい方はさすがだな。」
ギャンヌ「ちょっとあのパワーは反則だわ。」
ヅダ「足元が異様に脆いのが難点だが…」
ギャンヌ「ま、稽古続けてりゃなんとかなるんじゃない?」
ヅダ「ああ、楽しみだ。」
ビグ・ラング「ヒイヒイ…」
後ジム「ぶくぶくぶく…」

これが両校柔道部の交流の始まりだったのであった。

―終わり―

ビグ・ラング(MA-05Ad ビグ・ラング)
 女/UC学園分校ヨーツンヘイム校高等部2年/柔道部/IGLOO

2.03mという規格外の体格を持つヨーツンヘイム校の柔道部員。
しかも巨人症ではなく抜群のプロポーションを誇っている。
そのパワーは凄まじく、ビグ・ザム校長に匹敵するほど。
足が長すぎる為かスカート下のガードが甘く、
同部部員の後期型ジムにしょっちゅう覗かれているが、
本人はそんなに気にしていない様子である。
柔道においても足元の脆さが弱点となっている。
明るくミーハーな所がある一方、その体に似合わず手先が器用で、
「技術バカ」とあだ名されるほど工作全般に強い。
人の世話を焼くのが好き。

後期型ジム(RGM−79C 後期型ジム)
 男/UC学園分校ヨーツンヘイム校高等部2年/柔道部/IGLOO

五段階評価にするとオールBという感じの万能凡人。
しかし、性格はセコくひねくれており、
関心をもっているビグ・ラングに
セクハラという手段でしかコミュニケーションを取れない困ったやつである。

RGM−79CはIGLOOの設定にしたがって後期型ジムって名前にしてみました。
156147:2006/10/19(木) 20:50:35 ID:???
今日は親父がロバートを引き取りに来る日だ
RD-4「ふぁ〜あ、」
流石のRD-4でもさっきから欠伸を数回している
高機動「大丈夫?」
RD-4「うん・・・赤ちゃんってホント手が掛かるんだね」
高機動「まぁそりゃそうだろう、でももうすぐ親父が引き取りに来るはずだし・・」
RD-4「そうだね・・・」
心なしか少し寂しそうだ
そんなときチャイムが鳴る、多分親父が来たんだ
高機動「見てくる」
RD-4「うん」
しかし玄関に居たのは親父ではなく・・・
ラルザク「やっほー♪お久ー♪」
お袋のほうでした・・・っと

ラルザク「ラル専用ザクTでーす。ごめんねRD-4ちゃん?手間掛かったでしょ?」
RD-4「いえ、楽しかったです」
勝手に居間に上がりこんで茶ぁ飲んでるし・・・
高機動「親父は?」
ラルザク「もうすぐ来るけど?」
高機動「あっそ・・・それより何で今更弟なんだよ」
ラルザク「妹の方が良かった?」
高機動「違う!!兄弟が欲しかったのは昔の話で今できたって言われても・・・」
ラルザク「酷いお兄ちゃんですねー、お前なんか生まれてこなければよかったなんて・・・」
高機動「そこまで言ってねぇ・・・」
ラルザク「でも高ちゃんが3歳位の時妹ができるはずだったんだよ?」
高機動「・・・そりゃ初耳だな」
RD-4「はず・・・って何かあったんですか?」
ラルザク「いやね?私の学校の先輩夫婦なんだけど、事故で亡くなっちゃって身寄りが無くなった娘を引き取ろうとしたのよ」
高機動「・・・・・どっかで聞いた話だな」
RD-4「・・・・・・・・・」
ラルザク「もう息子も居るからもう一人ぐらいって引き取ろうとしたのよ?でも当時まだ未成年だったから負担が大きいだろうって無理だったのよ」
高機動「ほうほう・・・・・」
RD-4(何歳の時高機動くんを産んだんだろう・・・)
ラルザク「で、結局旦那のほうの会社の同僚が引き取ったらしいのよ?今頃どうしてんのかなー?」
高機動「・・・・・・・・・RD-4・・」
RD-4「なんか・・・・・すごく身に覚えが・・・その引き取った人の名前って・・」
そんなとき誰かが帰ってきた
ザクJ「おーRD-4、今そこで懐かしい顔に会ってな、これがなんと俺の従兄弟で高機動の・・・」
ラルザク「あ、あなたは!?」
ザクJ「ら、ラルザクさん!?」
試製高「え?二人はお知り合い?」
高機動・RD-4「「ってことはやっぱり・・・」」
157147:2006/10/19(木) 21:10:27 ID:???
高機動「あっぶねー、もしかしたらRD-4と義理の兄弟になるとこだったのか・・・」
RD-4「そ、そうみたいだね、世間って案外狭いね・・・」
ラルザク「え?それじゃRD-4ちゃんがあのときの!?」
ザクJ「はい、そうです・・・」
試製高「しっかし驚いたな・・・家のワイフと従兄弟にそんな繋がりがあったなんて」
ラルザク「私だって驚いたわよ、まさか貴方とこの人が親戚なんて」
ザクJ「ところで・・もう高機動から聞いたんですか?」
試製高・ラル「「何を?」」
ザクJ「いや、二人が付き合ってるってことですが・・・」
試製高「なんと!そうだったのか!」
ラルザク「それじゃあこれからは私の娘ね!」
ザクJ「義理のでしょうが」
ラルザク「貴方だって義理でしょ?」
RD-4「いえ、お父様はもうお父様ですから・・・」
ラルザク「あーほんとにいい娘に育っちゃってー!!高ちゃん、ちゃんと幸せにしないと許さないからね?」
高機動「なんでお袋にそんな心配・・・」
ラルザク「だってー!!13年前に引き取れなかった子が今、娘として家に来たようなもんだしー!!」
試製高「随分はっちゃけてるなラル・・・」
高機動「いいから弟連れてジャングルに帰れ」
ラルザク「高ちゃんは?」
高機動「誰が行くか」
ラルザク「んじゃぁRD-4ちゃんは?」
RD-4「え!?わ、私ですか!?」
高機動「なんでRD-4なんだよ!」
ラルザク「え〜?だってRD-4ちゃんが来てくれたら高ちゃんだって一緒に来てくれるでしょ?」
高機動「とっととジャングルに帰れ!ゆったりと自然の中で育児でもしてろ!!」
ラルザク「ちぇ〜、まあいいわ、そろそろ行きましょ貴方、RD-4ちゃんまたね〜♪」
RD-4「は、はいおば様、」
ラルザク「えぇ〜?お母様って呼んでよ〜」
RD-4「お・・・義母様?」
ラルザク「じゃあね〜♪高ちゃん、まだ子作りは控えなさいねー♪」
RD-4「え!?」
高機動「16んときに俺産んどいて何言ってんだ!!」
試製高「んじゃな、J」
ザクJ「もっとゆっくりしていけばいいのに」
試製高「そうも行かんのだ。では。」

そして馬鹿夫婦は弟を連れてまた外国に行った。

高機動「しっかし危うくRD-4と義理の兄妹になるとこだったんだな」
RD-4「うん・・・そうだね」
高機動「義理の兄妹で恋愛・・・・って例もあることにはあるけど長年兄妹やってたらどうなってたか・・・」
RD-4「うん・・・・・」
高機動「・・・・・RD-4?」
RD-4「うん・・・・・・え?何?」
高機動「弟・・・・・居なくなって寂しい?」
RD-4「うん・・・・・ちょっとね」
高機動「まぁ僕はすっきりしたけど・・・この年になって流石に兄妹はね。」
RD-4「赤ちゃん・・・・・欲しいな・・」
高機動「!?」
RD-4「冗談♪」
高機動「は、はははは・・・・・」
158147:2006/10/19(木) 21:21:41 ID:???
ラルザク(MS-05ランバ・ラル専用ザクT)
女/UC学園父兄/ギレンの野望
高機動の母親。中学校の時教師だった試製高機動と恋愛の末卒業後高機動を産んだ。
そのせいで試製高は教師をやめ、学者として世界を飛び回り彼女もそれについていった。
外見はメチャクチャ若く10代でも通りそうである。

ロバートザク(MS-06R-2ロバート・ギリアム専用高機動型ザクU)
男/赤子/MSV
高機動の弟。が、兄のことはあまり好きじゃない。RD-4には特に懐いている。

>>151ゼーゴックも親がいない設定だったんですか・・・それは楽しみです
159通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 21:54:11 ID:???
偶には少し長くなりそうな話を書いてみる。
また一人新キャラ増える。

 ある朝のAC学園生徒会執行部。
エピオン「君が転校生か」
???「はいですぅ。今後ともよろしゅう」
 そこの奥座にはエピオンが座っており、その横には白トーラスが立っている。
 そして、エピオンと白トーラスの前には一人の女の子がにっこり笑って立っていた。
エピオン「君は高等部2年だったな。希望学年は、2年○組と聞いたが、何か理由でも?」
???「ほへ? 言わなあかんのですか?」
白トーラス「一応規則だ。疚しい事がなければ言えるでしょう?」
???「そーいうことですかぁ。理由は簡単、そのクラスには”セッちゃん”がいるからです」
白トーラス「セッちゃん?」
 女の子から出た聞き慣れない名前に、少し困惑顔のエピオンと白トーラス。
 二人の様子に、女の子はアッと気づいた様子で、てへへと少し笑う。
???「すいませぇん。セッちゃん言うのはウチだけが呼んでるんです。名前はウイングガンダムセラフィム言いますぅ」
エピオン「あの転校生か」
白トーラス「彼とはどんな関係で?」
???「セッちゃんとは約束があるんです。昔交わした約束」
 また少しばかり波乱の予感。

リーブラ「という訳で、今日から皆さんと共に勉学に励むことになりました」
Wアーリー「どうも〜。ウイングガンダム・アーリーモデル言います〜。長いのでアーリーと呼んでください。ちょっと喋り方変ですが、皆さんよろしゅうお願いしますぅ」
 リーブラ先生の紹介で、満面の笑顔でクラスの面々に自己紹介をするウイングアーリー。
 周りの反応も上々だが、ただ一人驚きの表情をしている奴がいた。
セラフィム「アーリー……何であいつが……」
 それはセラフィムだった。
 隣のギルティやデリンジャーアームズもセラフィムの変化に気づく中、リーブラ先生のウイングアーリーの紹介は続く。
リーブラ「ウイングアーリーさんは、関西の学園から転入して……」
Wアーリー「あ! セッちゃーーん!!」
 しかし、セラフィムを見つけ笑顔で手を振っているウイングアーリーに止められた。
サンドレオンカスタム「……セッちゃん?」
サンドレオン「まぁまぁ、可愛らしいお名前ですね♪」
デリンジャーアームズ「セッちゃん……ぷっ!! は、腹が……っ」
 クラス中がセラフィムの方に視線を集中させる。
 中にはデリンジャーアームズのように笑いを堪えている奴もおり、セラフィムはあちゃ〜っと言った様子で頭を抱えた。
ギルティ「セラフィム君? 大丈夫?」
セラフィム「だ、大丈夫……」
ギルティ「そう、ならいいけど。あの子、お知り合い?」
セラフィム「ああ、ちょっとな」
 隣の席のギルティは、セラフィムに心配そうに話しかける。
 セラフィムは頭を抱えながらもほんの少し笑って答える。
リーブラ「ウイングアーリーさんは、ウイングセラフィム君と知り合いなんですか?」
 ギルティのみならず、恐らくクラスの全員が疑問に思っている事を代表者としてリーブラ先生がウイングアーリーに問う。
 すると、ウイングアーリーはニッコリと笑い言い放った。
Wアーリー「はい! ウチはセッちゃ、じゃなかった。ウイングガンダムセラフィム君の、”婚約者”です♪」
リーブラ「こっ!」
サンドレオンカスタム「こっこっ!!」
ギルティ「こん、やくしゃ?」

クラス中「ええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
 その日、2年○組の叫びがAC学園中に響いたそうな。
 やっぱり、少しばかり波乱の予感。
デリンジャーアームズ「クク、婚約者か。また退屈せずに済みそうだ」
 そして、楽しそうに笑っている人が約一名。
―続―

関西弁は少し難しい…。
160通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 22:51:38 ID:???
関西弁というより京都弁に見えるかな。
陸ジム「いいか、関西弁つーのは、言わせた奴に陽気、現金、口うるさいと言うキャラクターを付加するつー効果があるんやで。
そもそも関西弁の起源はなぁ・・・」
ホバートラック「はあ(ど、どうでもいい・・・)」
161通常の名無しさんの3倍:2006/10/19(木) 23:29:52 ID:???
>>159
元ネタはネギまか。
「せっちゃん」てきたから次は「このちゃん」てくるかと思った。
「コノ」って誰かいたっけ?と考えちまったよ
162通常の名無しさんの3倍:2006/10/20(金) 00:23:48 ID:???
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。7』

グフBは出された茶を啜りながらゼーゴックの次の一言を待った。

ゼーゴック「わたしは…別にいいんだ。元々勝手にヅダさんの所に押しかけてきただけだし…
    だから、別にいいの。ヅダさんが側にいていいよーって言ってくれるだけで。
    ヅダさんとグフカスさんは、ほんとに小さい頃からの知り合いなんだし、
    わたしにはわからない二人だけの深い結びつきだってあるよ…
    そこは、わたしが踏み入ることは出来ないんだなってわかったから…
    だからわたしはこのままでいいの。
    ヅダさんが今現在のパートナーに選んでくれただけで十分よ。」
グフB「本当に君はそれでいいのか!?君がどんなに彼に尽くしてるか、皆知ってる!
   君はもっと彼に沢山要求したっていいはずだ!」

グフBの語気がまた強さを増す。

ゼーゴック「ほんとに、ほんとにいいのよ。
    わたしは…ヅダさんに拒否されなければ…受け入れてもらえたら…それで…
    それに…わたし…何か言ってヅダさんに捨てられちゃったらって思うと…」
グフB「そんなことを考えているのか?そんなだからヅダ君がふらふらするんじゃないのか!?」
β「グフBさん!言いすぎですよ!!」

βがたまりかねてグフBの言葉を遮った。

グフB「く…そうか。わかった。もうよい!ヅダ君と姉上の事は、直接話をしてくる!!」

グフBはそう言うとゼーゴックを一瞥し道場を出て行った。
ゼーゴックは最後まで顔をあげることをせず
視線を落としたまま、困ったような微笑を浮かべていた。

β「昔から、直情な人なんだ。許してあげて。ゼーゴックさん。」
ゼーゴック「ううん、気にしてないよ。β君も気にしないで。」

ゼーゴックが初めて顔を上げてβに語りかける。
βはその表情にはっとした。

β「ゼーゴックさん…」
ゼーゴック「なあに?」
β「ゼーゴックさんはほんとにそれでいいの?」
ゼーゴック「え?うん、もちろんだよ。わたしはほんとにそれで十分。」
β「…でも」
ゼーゴック「でも?」
β「ゼーゴックさんの表情、そんなに寂しそうじゃないか。」

ゼーゴックが再び顔を伏せる。
βの言葉に対する返答は、彼女の口から出なかった。
βもまた、彼女にかける言葉を探し、探しても見つからずに沈黙した。
βの心に、言わないでいいこと言ったかな、とかすかな後悔の念がよぎる。
しかしその後悔もうつむいた彼女の小さい肩を見ていると、すぐに消えてゆくのであった。
そして、代わりに彼の心に芽生えてきたのは
彼女にまたあの明るい笑顔を取り戻してあげたいという
熱さと強さを伴った思いであった。
それは体の芯から急に、あたかも泉のように湧き出でて、
あっというまにβの全身を満たして行った。
精神が、視界が、澄み渡っていくような気がする。
腹が据わる、というのはこういう感覚なんだろうか。
穏やかだが力強い"何か"で体が満たされるのを感じながら、βはそんな事を考えていた。

―続く―
163通常の名無しさんの3倍:2006/10/21(土) 00:30:06 ID:???
『集えヒーロー!U,C町に吹く旋風』

U,C学園風紀委員会、とある放課後のことである・・・
ドライセン「またコマカスに先手を踏まれた・・・」
またコマカスの手によって死の旋風隊の野望が防がれた。しかし風紀委員側としてはあまり面白くない。
バーザム「これじゃ風紀委員の立つ瀬無いね、どうしたもんか」
グフB「高機動は相変わらず非協力的だしな・・・」
ペーネロ「何か良い考えは無いですかね・・・」
バーザム「そうだ!良い事考えた!!」
グフB「どんな?」

所変わって此方はザク家、RD-4が新聞を読んでいる
RD-4「あ、高機動くん、見て見て」
高機動「どったの?RD-4・・・・・・謎の少女ヘビーアームズ改?」
RD-4「銀行強盗をたった一人で解決・・・すごいね」
高機動「確かに・・・U,C町は平和だから、そんな大事件なんて滅多に無いからね」
RD-4「もし起きたら?」
高機動「コマカスが解決するさ♪」

グフB「RD-4を風紀委員に引き込む〜?」
グスタフ「何故に彼女を?」
バーザム「いや、考えても見ろ、RD-4ちゃんが風紀委員に入れば高機動も入るんじゃないかな〜って・・・」
ペーネロ「そんな簡単にいくの?」
バーザム「彼女はドライセンに懐いてるだろ?ドライセンが説得すれば・・・将を射るには馬からってやつだ」
ドライセン「成程・・・何故今まで考え付かなかったんだ・・・」
ペーネロ「じゃあその件は貴方達に全部頼めるのかしら?」
バーザム「まぁ後でザクを拉致って家にお邪魔すればいいだろ?な?」
ドライセン「そ、そうだな」
グフB「よし、では今日の委員会は解散、行くぞバーザム、ドライセン」
バーザム「うぇい」

その頃A,C学園では・・・
天の声『U,C町にも謎のヒーローコマンダーカスタムにバージムという輩がいるらしいな』
ヘビーアームズ「へ〜私みたいな人が他にもいるの?」
天の声『幾らか情報は入手したが『記憶消去光線』や『コマカスビーム』という私ですら範疇を超える業を持った者達だそうだ』
ヘビーアームズ「記憶消去?M・I・Bみたいだね」
天の声『というわけで今からU,C町に赴くぞ』
ヘビーアームズ「え?なんで?」
天の声『決まっている、奴らとの接触及び可能ならば捕獲するためだ』
ヘビーアームズ「え?え〜〜〜〜〜!?!?」

辺寸亭では・・・
アルビオン「またコマカス達に逃げられたの!?」
ファルメル「あ、ああ・・・しかし別に彼らを捕らえる理由は無いんじゃ・・・別に食い逃げとかじゃないし」
アルビオン「いいえ、あいつ等にはこの間の借りがあるからね・・・絶対捕まえて風紀委員に突き出してやらなきゃ・・・」

こうして徐々に『コマカス包囲網』は狭まっていたのであった・・・
164通常の名無しさんの3倍:2006/10/21(土) 00:51:25 ID:???
場所は変わって再びザク家。
風紀委員ご一行がザクを拉致って訪れました
グフB「RD-4はいるか?」
RD-4「あ、皆さんどうかしたんですか?」
バーザム「いやなに風紀委員の勧誘に」
高機動「僕は風紀委員には入りませんよ」
ドライセン「違う、私達はRD-4を勧誘しているのだ」
RD-4「え?」
高機動「な!?」

天の声『ここがU,C町だな』
ヘビーアームズ「結局来ちゃったけど・・・どうやって捜すの?」
天の声『事件が起きればヒーローというものは必ず現れるものだ』
ヘビーアームズ「じゃあ事件っていつ起きるの?」
天の声『・・・・・そこまでは予測不可能だ』
ヘビーアームズ「帰っていい?」

高機動「な、なんでRD-4を風紀委員に!?」
ドライセン「頼む、RD-4お前の力を貸して欲しい」
RD-4「あの・・・その・・・」
高機動「いやだからなんで!?」
バーザム「お前は黙ってろ高機動」
RD-4「・・・・・・困りました、本当にどうすれば・・・」
高機動「迷うの!?迷う必要あるの!?」
RD-4「多分・・・・私を風紀委員に入れたいのはそうすれば高機動くんも付いてくると思ったからですね」
ドライセン「なっ!?」
バーザム「げっ・・・」
高機動「そんな理由で?」
RD-4「そうでなきゃ私を引き込む理由なんて無いと思うんですけど・・・」
ドライセン「うっ・・・・・」
RD-4「でもドライセン先輩は学校のためを思って言ってるんでしょ?それにドライセン先輩には日頃からお世話になってるし・・」
バーザム「じゃ、じゃあ・・・」
RD-4「だからと言ってこのまま風紀委員に入ったら高機動くんを裏切るor売ってしまうことになっちゃうし・・・」
高機動「あ、RD-4・・・・」
RD-4「だから凄く困るんです、凄い板ばさみな感じが・・・」
ドライセン「・・・もういい、この話は忘れてくれ」
グフB「ドライセン?」
ドライセン「すまなかったRD-4、私はお前を利用しようとしていた」
RD-4「いいんです、ドライセン先輩は学校のためを思ってそう言ったんでしょう?」
ドライセン「・・・そう言ってくれると助かる。バーザムの口車に乗せられていたとはいえ」
バーザム「ちょww俺のせいかよ!?」
高機動「あの・・・」
グフB「ん?」
高機動「今度コマカスにちゃんと頼んどきますから・・・一回ぐらいは協力したらどうだって」
RD-4「高機動くん?」
ドライセン「有難う、そうしてくれ」
その時、商店街の方角から謎の爆発音が轟く!
高機動「な、なんだ!?」
RD-4「あ!商店街が・・・燃えてる・・」

続く!
ザク「どうでもいいが俺拉致られたままで放置なんですけど・・・」
165159:2006/10/21(土) 02:12:34 ID:???
 ざわざわ……。
 突然ウイングアーリーが言った『ウチはセラフィムの婚約者です発言』によりざわめく教室内。
Wゼロ「……セラフィムは、今ギルティと付き合っていると聞いたが」
Wアーリー「え? ほ、ほんまに!?」
Wゼロ「あ、ああ」
 そんな中、静かに口を開いたウイングゼロに、ウイングアーリーはウイングゼロの肩を掴み詰め寄ると、ウイングゼロは静かに頷いた。
Wアーリー「そ、そんなひどいぃ……ウチの事放っておいて……」
 ギロッ!
 クラスの男子から熱く痛い視線を一斉に浴びるセラフィム。
 可愛い娘に分類されるウイングアーリー。当然と言えば当然だ。
 ウイングアーリー崩れ去るように四つん這いになり、えぐっえぐっと泣いている。
Wアーリー「ウチにあ〜んな恥ずかしい格好までさせて……セッちゃんに見捨てられたら、ウチはウチは!!」
 ギロギロギロっ!!
 更にセラフィムに突き刺さる視線という名の刃。
 セラフィムは心なしか胸が痛くなり胸を片手で押さえた。
サンドレオンカスタム「二股か……外道な」
アルトロン「悪発見」
セラフィム「……っ……」
 しかも、2年勢で敵に回すとやばい人達にも目をつけられた様子。
 セラフィムの額からは汗が一筋流れた。
Wアーリー「………♪ なーんちゃって」
クラス全員「は?」
 男女問わずセラフィムに殺意にも似た視線が浴びせられていた時、ウイングアーリーは泣く仕草からすぐさま笑顔に戻り、悪戯が成功した子供のように満面の笑み言い放った。
 クラスのほとんどは間抜けな声を出し、セラフィムとギルティはホッと一安心。
Wアーリー「みなさんごめんなさい。ちょっとした冗談です♪」
アルトロン「嘘か……貴様は悪だ!!」
Wアーリー「ご、ごめんなさい! 謝りますからそんなに怒らんといてぇ〜」
 舌を少し出して笑顔で謝るウイングアーリー。
 クラスのほとんども、ウイングアーリー可愛いから許すが、ただ一人正義の男アルトロンだけは棒を構え、ウイングアーリーは少しマジ泣き。
リーブラ「アルトロン君。女の子にそのような物を。無粋です、男として最低ですよ悪ですよ?」
アルトロン「なっ! あ、悪だと!! 俺が、悪……俺が」
 そしてリーブラ先生の一言に崩れるアルトロン。
 その光景をウイングアーリーのみならず、クラス中が笑う。
リーブラ「とまぁみなさん、交流は休み時間にでもしてください。HR始めますよ? ウイングアーリーさんは……あ、丁度ウイングセラフィム君の隣が空いているから、そこに座りなさい?」
Wアーリー「わあ、ほんまですかぁ♪ やっぱり運命?」
セラフィム「運命じゃない」
ギルティ「婚約者……まさかね」
 ニコニコ顔でセラフィムの隣に座るウイングアーリー。
 そんな彼女の登場に、複雑な気持ちでいたギルティがいた。
166159:2006/10/21(土) 02:14:49 ID:???
ハイドラ「関西の学園というのはどんな所だったの?」
Wアーリー「たこ焼きがめっちゃ美味しいんやでぇ〜」
メリクリウス「部活などはなさっていましたの?」
Wアーリー「う〜ん、最初のころ剣道部入っとったけど、直ぐにやめてもうた」
サンドレオン「どうしてこの学園に?」
Wアーリー「セッちゃんを追いかけて……なんてなぁ。前の学園の校長がウチのおじいちゃんやねん。それで、東京の学校も行って色んな経験をしてこい言うてな。卒業までこの学園や」
セラフィム「あの4人も、来ているのか?」
Wアーリー「ううん。他のみんなは仕事が終わってからやて。今はウチ一人や」
デリンジャーアームズ「スリーサイズを教えてくれ」
Wアーリー「えっと上からぁ……」
 HRが終わって1時間目前の準備時間。
 ウイングアーリーはさっそく質問攻めにあっており、ウイングアーリーは一人一人の質問に答えている。
 まぁ、デリンジャーアームズの質問に関しては答えんでもいいと思うが。
 そしてメリクリウス・シュイヴァンが例の質問をウイングアーリーに聞いた。
メリクリウス・シュイヴァン「セラフィム君とは、本当に婚約者同士なんですか?」
 唐突過ぎる質問に、周りの皆やギルティも黙り込んでウイングアーリーの答えに注目。
Wアーリー「うん、そうや」
ギルティ「ぇ?」
ハイドラ「では、本当に」
Wアーリー「小学校の1年生のときに約束したんやけどね」
メリクリウス「小学校?」
ハイドラ「なるほど、そういう事ね」
 メリクリウス・シュイヴァンの質問に笑顔で答えるウイングアーリー。
 それを聞いて、大半の生徒は納得し何処か拍子抜けをしたようなリアクションを取る。
サンドレオン「どういう事なんでしょう?」
メリクリウス「つまり、子供の頃の純真で綺麗な思い出、という事ですわ」
デリンジャーアームズ「よくあるだろう? 男女の幼馴染がお互い結婚するとか約束する王道パターンが」
メリクリウス・シュイヴァン「な、なるほど」
 一部の人がよく分からない様子だったが、デリンジャーアームズとメリクリウスの説明でほとんど納得した。
 そんな中も、ウイングアーリーはにっこりと笑い、隣のセラフィムは顔を赤くし一部の男子生徒に尋問を受けている真っ最中。
167159:2006/10/21(土) 02:16:06 ID:???
アルトロン「貴様、本当に二股ではないんだな? セッちゃん」
セラフィム「何度も言っているだろう。あとセッちゃんと言うな」
男子生徒「アーリーちゃんとは、本当に何もないんだな? セッちゃん」
セラフィム「……何もない。だからセッちゃんと呼ぶな」
男子生徒2「本当かぁ? キスとかしてんじゃねぇのセッちゃん?」
ギルティ「そ、そんな事あるわけないよ!! セッちゃんは……ぁ」
男子生徒2「あ、ごめん」
セラフィム「………」
Wアーリー「した事あるでぇ?」
クラス中「なにーーーーーーーーーー!!!」
 またもや出ましたウイングアーリーの爆弾発言。
 再び湧き上がるクラスの面々。皆がウイングアーリーの言葉に耳を傾ける。
ギルティ「い、い、いつ!? どこで!? なんで!?」
デリンジャーアームズ「箇所はどこだ? 口か? 舌入れたか?」
Wアーリー「あはは、そんなのとちゃうちゃう。小さい時にほっぺにチューや」
ギルティ「ほ、ほっぺ? な、なんだ、よかった……」
 どうやら今度も、子供の頃の純真で綺麗な思い出のようで、ホッと胸を撫で下ろす者、顔を真っ赤にする者、拍子抜けする者、嫉妬にかられる者と色んなリアクションが見られた。
 そんな時、一時間目開始の予鈴が鳴り、それぞれ自分の席につく生徒達。
 その時、ウイングアーリーはヒソヒソっと隣のセラフィムに話しかけた。
Wアーリー「セッちゃんセッちゃん?」
セラフィム「何だ?」
Wアーリー「今日の4時間目は自習やろ? その時に学園内案内してくれへん?」
セラフィム「どうして?」
Wアーリー「卒業までいるんやから、この学園のこと知っとかな。この学園も広いし」
セラフィム「まぁ、俺でよかったら」
Wアーリー「ほんまに? ありがとセッちゃん、やっぱり優しいなぁ〜」
 ウイングアーリーはセラフィムに笑顔を向ける。
 セラフィムも少し微笑んでいた。
ギルティ「……」
 そして、この時から胸の内にモヤモヤ感を感じ始めていたギルティがいた……。
―続―


正直、関西弁と京都弁の区別がイマイチ分からないですorz
>>167
関西弁はよろしゅうとか語尾に「ぅ」はつけない。浦安鉄筋家族らへんを読んでみるといい。
イフリート改(騎)「へえ、後輩共、面白いもん出して来たな」
ケンプファー(騎)「馬と闘うってのも悪くないかもな」
イフリート改(騎)「いいねぇ。だが・・・」
ケンプ&イフ改「「それはお前を倒してからだ!」」

ヅダ(騎)「ザクー!」
バーザム(騎)「何で今日のヅダはいやにご立腹なんですか?」
ザク(馬)「ふっ、実は先日やっと柔道部の盗撮に成功しましてね。ギャンヌちゃんの生着替え写真をゲットしたのですよ」
バーザム(騎)「なんと!」
ザク(馬)「それがヅダにばれちゃってさぁ」
バーザム(騎)「なるほど。後で見せろよ」
ザク(馬)「OK」
バーザム(騎)「んじゃあ行くか!大変だー!ヅダがピンチだー!」
ドドドドド・・・
ゼーゴッグ(馬)「ヅダさーん!大丈夫―!!?」
オッゴ(騎)「のわぁー!」
ボール(馬)「ひ、引きずらないでー!」
ドカーン!
ライノB(馬)「ぬうう!?この程度の押しで倒れちゃ相撲部副主将の名折れでごわすー!」
ヅダ(騎)「も、持ちこたえたか・・・!」
パシッ
バーザム(騎)「ようし、頂き」
ザク(馬)「じゃあなヅダー!」
ヅダ(騎)「き、貴様―!」
オッゴ(騎)「もうだめ・・・」

グフカス(騎)「!・・・ヅダ君」
ザクV改(馬)「よそ見するな!来てるぞ!」
ガルバルディα(騎)「おーほっほっほ、たとえ貴女と言えども」
高機動ギャン(騎)「二対一なら!」
ブラウブロ(馬)「こんなことしてる暇があったら鉢巻きを多く取ったほうがいいのに・・・」
ネロ(馬)「同感です・・・」
ザクV改(馬)「女子にもてるねグフカスタムさんは」
グフカス(騎)「・・・この状況ではあまり嬉しくはないが」
ザクV改(馬)「ははっ、まったくだ」
ガルバルディα(騎)「そこ、楽しそうにしてるんじゃない!行きますわよ!」

ギャンヌ(騎)「あーあ、負けちゃったのね兄さん」
ゼーゴッグ(馬)「あ、義姉さん」
ヅダ(騎)「ギャンヌ!俺の代わりに何としてもあの二人を!」
ギャンヌ(騎)「何でそんなにあの二人に執着してるの?まあザク先輩と仲が悪いのはいつもの事だけど」
ヅダ(騎)「・・・お前に話したくはなかったが実は・・・」
風雲再起「ヒヒーン!」
BD1(騎)「きゃあ!」
ギャンM(騎)「うう・・・」
ゼフィランサス(馬)「うわぁ!」
白スナ(馬)「謎の馬、次々と騎馬を蹴散らしています!その数は20を越しました!」
ガンダム(騎)「うわあ、すごいや」
赤ザク(馬)「よーし、頑張れお馬さん!」
風雲再起「バッヒヒン!」
旧ザク(騎)「そこだぁー!」
風雲再起「ブファ!?」
白スナ(騎)「なんと!旧ザク選手が馬にアッパーカットをかましたー!」
ザク偵(馬)「動物虐待?」
旧ザク(騎)「これで倒れぬか!ザメル!」
ザメル(馬)「応!ちょっと痛いかもしれないけど我慢するでごわすよ!ぬううううう!」
風雲再起「!!」
白スナ(馬)「そこにザメル選手が相撲よろしく突っ込む!しかし馬も踏ん張ります!」
ザメル(馬)「ぬえい!」
風雲再起「!!?」
白スナ(馬)「なんと、下手投げだ!馬に下手投げをかました!体勢を崩す馬!」
ザク偵(馬)「何で下手投げなんか知ってるのよあんた」
旧ザク(騎)「せりゃあ!」
ガンダム(騎)「うわわっ!」
G-4(馬)「お、お兄ちゃん!」
白スナ(馬)「そしてその隙をついて旧ザク選手がガンダム選手を馬から突き落とし・・・いや、小脇に抱えた!」
ザク偵(騎)「これも落馬に見なされますのでガンダム選手は失格です」
旧ザク(騎)「平気か?」
ガンダム(騎)「あ、ええ」
風雲再起「ぶるる・・・」
高機動「ありゃ?」
オッゴ「おいおい、お前の作戦破られちゃったぞ」
高機動「いやあ、まさか風雲再起を倒せる人がいるなんて思わなかったからさ・・・ごめん」

ズゴッグ(騎)「!・・・Mk‐Xさん、γさん、旧ザクさんのところに連れてって」
γ(馬)「え?」
Mk‐X(馬)「目の前のザク改とアレックスさんは?」
ズゴッグ(騎)「いいから!」
γ(馬)「あ、ああ」

風雲再起、簡単にやられすぎか?あとずっと前スレ333氏に期待している自分。
170164:2006/10/21(土) 23:59:53 ID:???
風雲再起ぃぃぃ!?!?修行のやり直しだな

ゲルD「これは一体・・・・」
アビジョ「どういうことでやんす?」
今、火の手が上がるU,C商店街には二体の巨人が突っ立っていた。
それはゲルググDが復讐のために用意した二足歩行巨大建機とEOJが秘密裏に開発していた制圧用ロボットだった
ゲルD「まさか商店街の奴ら・・・僕が来ることを先読みしてあんな物を・・・猪口才な」
アビジョ「姉御ー!!どうするでやんすー!?」
クァバーゼ「ちったぁ落ち着け!邪魔者はとっととぶっ潰しちまいな!」
そして商店街への被害を気にせず戦いを始める二体の機体。商店街の人たちは逃げ惑う。

天の声『何が起きたか分からんがお前の出番のようだぞヘビーアームズ』
ヘビーアームズ「え?ま、まさかあれに・・・・」
天の声『ゆくのだ!ヘビーアームズ!この機に乗じてコマカス達も出てくるに違いない』
ヘビーアームズ「い、いくら何でも巨大ロボット相手じゃ・・・」
天の声『早くせぬと君のあんな写真やこんな写真が・・・』
ヘビーアームズ「わ、わかったわよ!!変身にゃん♪」
その時、商店街の隅で謎の発光が数人の一般市民に目撃されたという・・・

高機動「ありゃぁ一体・・・」
RD-4「悪のロボットかな?街壊してるし」
バーザム「しかしもしかしたら片方は正義のロボで町を守ろうとしているのかも・・・」
ザク「にしちゃあ盛大にぶっ壊してるぞ」
高機動と愉快な仲間達もザク家を出て商店街の近くまで来たいた、そこでロボットの姿を視認した
ドライセン「商店街が・・・破壊されていく・・・」
グフB「と、止めねば!」
バーザム「どうやって?いっくら何でもあれを止めるのは俺達にゃ無理だろ」
グフB「では!黙ってみていろというのか!?」
バーザム「そ、そういうわけじゃ・・・」
ザク「おい!あ、あれ!!」
全員がザクの指差す方向を見る、そこには謎の猫耳が聳えていた。
ヘビー改「ろ、ロボットさ〜ん!こんなところで喧嘩しちゃ駄目ですよ〜!!」
高機動「あれは・・・ヘビーアームズ改!」
ザク「あのA,C町にその名が轟くあのヘビーアームズ改!?思ってたより可愛いな・・」
ドライセン「あ、ああいうのがいいのか?」
ザク「へ?あ、いや・・・」
しかし次の瞬間ゲルDロボのパンチでヘビー改が立っていた屋根は瓦礫と化した。
RD-4「あ!」
高機動「(RD-4、僕達も行こう)」
RD-4「(え?う、うん!)」
ドライセン「ん?お、おいRD-4何処へ行く!?そっちは危険だぞおい!!」
171164:2006/10/22(日) 00:26:17 ID:???
ヘビー改「し、死んじゃうとこだった・・・」
間一髪でゲルDロボの攻撃を回避していたヘビーアームズ改。しかしゲルDロボの猛攻は続く
ゲルD「えぇい、目障りなコスプレ女め、貴様などに僕の邪魔はさせない!!」
ヘビー改「ひええぇぇぇ!!!」
天の声『どうした!反撃しないか!』
ヘビー改「は、反撃って言ってもぉ〜!!」
そう言いながらも二連装ガトリングガンを撃つヘビー改。しかしロボには殆ど効いてない。
ゲルD「無駄無駄ぁ!!」
アビジョ「ね、ねぇ姉御、あいつもひょっとして悪なんじゃ・・・」
クァバーゼ「どうやらそのようだね、よし!あたい達もあのコスプレを狙うんだよ!」
そして二体のロボから攻撃を受けるヘビー改。大ピンチである。
RD-4「バーサーカーシステム、メーイカーップ!!」
高機動「変身!」
ヘビー改の反対方向から青色と橙色の光が昇る。なんだと見るとそこにはもう二人コスプレが・・・
ゲルD「な、なんだ!?」
アビジョ「あ、あれは!!」
クァバーゼ「遂に現れたね・・・コマカス!!」
そう、そこに居たのはバーザムコマンダーカスタムと彼のパートナーバージムの二人だ!!
コマカス「あ〜もう名乗り口上とかいいや」
バージム「スゥェーデン人に代わって御仕置きよ!!」
しかし彼らの立っていたところもゲルDロボの攻撃で吹き飛んだ。
ゲルD「ふん、愚か者め」
まぁ彼らは避けてるけど
コマカス「名乗り口上中に攻撃とは・・・なんたる下劣」
バージム「コマカス口上無かったじゃない!!」
コマカス「え?そう?」
バージム「・・・もう、まずどっちかの機体を墜とさなきゃ・・」
コマカス「ああ、それじゃあね・・・」

天の声『コマカス達が出てきたぞ!なんとかして接触しろ!』
ヘビー改「この状態じゃ無理よ〜!!」
クァバーゼ「お〜ほっほっほ、ほらほらお逃げお逃げ、ちゃんと逃げないと潰れちゃうよ〜?」
アビジョ「姉御ノリノリでやんす・・・」
そんな時何故かドアのチャイムがなる
アビジョ「へ?チャイム?」
クァバーゼ「アビジョ、とっとと出ておいで」
アビジョ「へ、へい」
チャイムが連続で鳴る
アビジョ「へいへい今出るでやんす、どちら様でやんすか〜?」
????「宅急便でーす判子下さーい」
アビジョ「・・・こんな所に宅急便?」

続く
172167:2006/10/22(日) 01:45:34 ID:???
 セラフィムの学園案内なんてスルーしつつ、ウイングアーリーが転入して数日が経った。
 頭脳明晰、スポーツ万能、顔もスタイルも上の上、そして持ち前の明るさと人懐こい性格で、ウイングアーリーは既に学園にとけ込んでいた。
 周りの人もウイングアーリーを受け入れるが、未だに一人少し受け入れられていない人物がいた。
Wアーリー「おーい、セッちゃ〜ん!」
セラフィム「ん?」
Wアーリー「今帰りなん? 一緒に帰らへん?」
セラフィム「ああ、別に構わない。ギルティもいいか?」
ギルティ「え? あ、う、うん」
 微妙な返事を返すギルティ。
 彼女こそ、ウイングアーリーを受け入れられない人物。
 ウイングアーリーはセラフィムと何年ぶりという再会を果たした後、よくセラフィムと一緒にいる所が確認されている。
 ウイングアーリー自身はただより馴染みのある人物との交流としているが、ギルティはウイングアーリーの婚約者発言を聞いて以来そうは思ってはいなかった。
Wアーリー「なーなー、ウチUC町って町に行きたいねんけど」
セラフィム「UC町? ……なぜ?」
Wアーリー「向こうの学校でも有名やってん。コマカスゆーヒーローに一度会ってみたいと思ってたんやー」
セラフィム「コマカス? ああ、バーザムコマンダーカスタムと言う噂の奴か」
ギルティ「でも、神出鬼没らしいから、会うのは難しいんじゃ」
 ウイングアーリーはコマカスに会いたいと言っている。
 しかし、それは難しいとセラフィムとギルティは言うと、ウイングアーリーは少し残念そうな表情を浮かべる。
 コマカスの噂は関西にまで広がっているらしい。
Wアーリー「でも、コマカスには会えへんけど、UC町には美味しいたこやき屋さんがあるしいで〜。今から行かへん?」
 コマカスとは別の目的を思い出し、ウイングアーリーはニコリと笑ってセラフィムとギルティに言う。
 何もする事がないセラフィムはただ頷くだけ。
 しかし、ギルティは違った。
ギルティ「あ、あたし、ちょっと用事があるから」
Wアーリー「えー? ホンマー?」
 ギルティは慌てる様な口調で断った。
セラフィム「用事? 何かあるのか?」
ギルティ「う、うん、今日はだめ、なんだ」
セラフィム「………」
 黙ってギルティを見るセラフィムの顔を、ギルティは何故か見ることができずに顔を逸らす。
Wアーリー「これこれセッちゃん? 無理言ったらアカンで?」
セラフィム「……」
ギルティ「ほ、ほんとにごめんね」
Wアーリー「えーて、次の機会に一緒に食べに行こな?」
ギルティ「そう、だね。それじゃあ、あたしはこれで」
セラフィム「……ああ」
Wアーリー「また明日〜」
 そしてギルティはその場から逃げるように走っていった。
 様子のおかしいギルティを心配そうに見ているセラフィムの背中を、ウイングアーリーはバンと叩く。
Wアーリー「ほれ! 彼女と行けへんからってそんな顔しない。代わりにウチが一緒やから元気だし!」
セラフィム「あ、ああ……そうだな。今日はお前で我慢してやる」
Wアーリー「ひどいセッちゃん!!」
 そしてセラフィムとWアーリーもUC町に向かって歩き出した。
 セラフィムを元気付けるように言うウイングアーリーに、セラフィムは僅かに笑う。
ギルティ「……セラフィム君……」
 楽しそうに話しながら歩いているウイングアーリーとセラフィム。その二人の後姿を、走って行ったはずのギルティが隠れて見ていた。
ギルティ「………そんなはずないよ、絶対」
 そして二人が見えなくなると、ギルティは何かを自分に言い聞かせるように自宅へと帰っていく。
―続―
173通常の名無しさんの3倍:2006/10/23(月) 07:38:05 ID:???
ハロウィンなお化けとか死神とか神とか

ドムグロウスバイル「いやあ、秋だねえ」
ドムバインニヒツ「夏は私達の出番無かったわね」
グロウス「暇だったけどゆっくり出来たじゃん。お前と二人っきりでのんびり出来たし」
バイン「な、何言ってるのよ!」
グロウス「はっはっは。あ、秋といえばいやもうすぐあいつが来るんじゃないか?お菓子ある?」
バイン「ああ、ちゃんと用意してあるわよ」
グロウス「お、流石。じゃあ・・・」
黒ジム「トリックオアトリート?」
グロウス「ってあんたかよ」
黒ジム「何だその言い草」
バイン「いや、あなたが来るとは思ってなくて・・・」
黒ジム「お菓子をくれないと成仏させちゃうぞ?」
グロウス「おいおい、そりゃ困る」
バイン「はい」
黒ジム「どうも。ハロウィンジム、まだ来てないのか」
グロウス「おお。まあもうすぐ来るだろ」
バイン「あ、来たみたいよ」
フェニックスガンダム「トリックオアトリート?」
グロウス「・・・誰?」
黒ジム「フェニックス・・・」
フェニックス「あ、サボり上手の死神もいるのか。ちょうどいいや、お菓子ちょうだい」
バイン「えーと、見た感じ天使?」
フェニックス「いや、神ですよお嬢さん」
黒ジム「嘘つくな。普通のよりちょっち偉いだけの天使だ」
フェニックス「ばらすなよ。まあいいや、お菓子をくれなきゃ神の名において消滅させちゃうぞ?」
グロウス「マジかよ。はいどうぞ」
黒ジム「何?ここに来たって事は人間達に何かトラブルでもあったの?」
フェニックス「この近くに俺は神だとかほざいて善良な人を脅迫してる馬鹿女がいてよ、神様が懲らしめて来いって。まあ、大体はコマカスにやらせっけど」
黒ジム「おやおや、神様も意外と狭量なようで」
バイン「あなたも一応神様じゃないの?」
黒ジム「おっと、これは一本取られた!」
グロウス「言い方古いな・・・」
ハロウィンジム「そして私が出て来づらいこの状況!」
黒ジム「あ、いたの?」

ハロウィンジム(RGM‐79 ジム(前期量産型ジム第二期生産型)(ジャックザハロウィン隊仕様)
女/お化け/ガンダムザライド
ハロウィンの頃に現れ多くの家からお菓子をせびるかぼちゃ頭のお化け。
かぼちゃの中は美人だという噂もあるが真実は誰も知らない。

この話を>>164氏がいい感じに絡めてくれるに違いない!たぶん。
174171:2006/10/23(月) 21:00:35 ID:???
>>172関西まで広がってんのかああぁぁぁコマカスの噂は!?
>>173OK、把握した

アビジョ「え〜と判子判子・・・」
????「サインでも結構で〜す」
アビジョ「あ、そうでやんすか?」
ハッチを開けるとそこにはザクトライオンヤマトの宅急便の制服を着て荷物を持った女の子がいた
????「じゃあここにサインを」
アビジョ「はいはい」
????「ありあとやんしたー」
そういうと宅急便の娘は機体前から飛び降りていった
アビジョ「・・・・・・はて?」

クァバーゼ「遅かったじゃないのさ」
アビジョ「へぇ、宅急便でやんす」
クァバーゼ「・・・こんなところに誰から?」
アビジョ「さぁ?えーと差出人・・・・コマンダーカスタム!?」
クァバーゼ「な!?敵からじゃないのさ!!とっととお捨て!!」
アビジョ「そ、そうでやんすね、もし中身が爆弾とかだったら・・・」
トトゥガ「その箱からいい匂いがする」
アビジョ「あ!こら開けるなでやんす!!」

バージム「荷物、届けたけどあれって中身なんだったの?」
さっきの宅急便はバージムの変装だったのだ
コマカス「ん〜・・・色々?」

クァバーゼ「な、なんでこんな物が・・・」
アビジョ「あ、危ないでやんすよ!!」
箱の中には黒光りするマシンガンが一丁、菓子折り一箱、そして封筒が入っていた
アビジョ「な、なんでこんなもんを・・・」
クァバーゼ「あ、危ないだろ!!とっととお放し!!」
トトゥガ「これ・・・開けていい?」

コマカス「まぁもうすぐ内部でえらい事になると思うけど・・・」
バージム「えらい事?」

クァバーゼ「で、この封筒は・・・・・」
アビジョ「なんだったでや・・・・・んすか・・」
そこにはクァバーゼのシャワーシーンを覗くアビジョの決定的瞬間を捉えた写真が5〜6種類入っていた
アビジョ「こ・・・これはその・・・」
次の瞬間クァバーゼは手元にあったマシンガンの撃鉄を下ろしていた

コマカス「ほら、コクピットが爆発した」
バージム「ほんとだ、どうして?」
コマカス「ん〜?まぁもう一機の方も倒したら、ね」
ゲルD「貴様等私を無視するなー!!」
ゲルDロボはさっきからコマカスを執拗に狙っているがさっぱり当たらない。
コマカス「おーにさーんこーちら、てーのなーるほーうへー」
ゲルD「馬鹿にしおってええぇぇぇぇ!!!」
しかしやっぱり当たらない。
175171:2006/10/23(月) 21:24:49 ID:???
コマカス「さて、問題はあれをどうやって倒すかだ・・・」
そこに飛んでくる一羽の小鳥
コマカス「あ、フェザーファンネル」
バージム「フェニックスさんの伝書鳩だっけ」
コマカス「えーとなになに・・・『あの巨大ロボを一撃で倒す必殺技もとい戦闘後の街の修復術・・・』」
バージム「そんなこともできるんだ!!すごいねー」
コマカス「あれ?でも交換条件・・・・ヘビーアームズ改の拿捕及びそのバックの制裁!?」
バージム「え、どゆこと?」
コマカス「まぁあいつの言うことだからおふざけはあっても間違いは無いと思うぞ?」
バージム「う、うん・・・」

ヘビー改「すごいなーあの二人、もうロボットを一体やっつけちゃった」
天の声『ふむ、もう一台も倒したら奴らに接触しろ』
ヘビー改「握手でもするの?」
天の声『違う!奴らの拿捕だ』
ヘビー改「なんで!?」
天の声『しないというのならこの写真を・・・』
ヘビー改「す、するよ!!すればいいんでしょ!!」

コマカス「こぉんな小っ恥ずかしい事を人前で叫べってか?」
バージム「でもやらないと商店街に平和が戻らないよ?いいの?」
コマカス「・・・・しゃあないか・・」
二人が縦に並ぶ、バージムをコマカスが後ろから抱きとめるような体制で、すると二人の手の上に謎の砲門が投影された
ゲルD「な、なんだあれは!?」
コマカス・バージム「「二人のこの手が真っ赤に燃える!!」」
コマカス「幸せ掴めと!」
バージム「轟き叫ぶ!!」
コマカス「石破!!」
バージム「ラァブラブ!!」
ゲルD「まさか!?あの技か!!あの技を・・・」
コマカス・バージム「「アトミックバズーカ」」
ゲルD「へ?」
次の瞬間U,C商店街は光に包まれた。誰かが黒焦げで空の彼方に消え去ったようだが深追いはしない。
それがコマカスのヒーローの誇りだから。

コマカス「行け、フェザーファンネル達」
焦土と化したU,C商店街をナノマシーンで修復していくフェザーファンネル達、10分もすれば町は元通りになる。
バージム「一件落着♪だね」
街の六割はアトミックバズーカで吹き飛んだがそれも直してるので良しとしよう
コマカス「あとは・・・・ん?」
ヘビー改「あ・・・・あの・・・」
バージム「あ、貴方は・・」
コマカスとバージムの前にヘビー改が現れる。警戒するコマカス、してないバージム。
バージム「可愛いね、その服。」
ヘビー改「えぇ!?あ・・・はい・・」
バージム「私も真似してみよっと」
ヘビー改「え?」
バージムがボタン一つでヘビー改と色が違うだけで同じ衣装に変身する。
バージム「ど〜う?コマカス?」
コマカス「まぁ・・似合うんじゃない?」
天の声『驚いたな・・・ここまでの科学力とは・・空中○素固定装置か?』
ヘビー改「いいなぁ・・・あの能力・・」
天の声『なんとしてもあの二人を捕らえろ、わかってるな?』
ヘビー改「はいはい・・・」
176171:2006/10/23(月) 21:56:04 ID:???
天の声『とりあえず出来るだけ接近しろ、その後縛導索で奴等をふんじばる』
ヘビー改「い、いいのかなぁ・・・」

ヘビー改「あ、あのコマカスさん・・・」
コマカス「ん?何?ヒーロー同士で握手でもする?」
ヘビー改「は、はい!」
ゆっくりと近づいていくヘビー改、スッと手を差し出すコマカス・・・
ヘビー改「御免なさい!!!」
天の声『縛導索!!』
ヘビー改のバックパックから無数の触手がコマカスを捕らえんと襲い来る。しかし・・・
コマカス「まさかそっちもとはね」
コマカスが手から放ったアイアンネットで全て相殺。面食らっているヘビー改。
ヘビー改「な、なんで・・・」
コマカス「悪いけど、こっちのオーナーからの命令でね、捕まえさせて貰おうか」
バージム「ごめんね?」
ヘビー改「そ・・・そんな・・・・」
天の声『完全に計算ミスか・・・・お前あいつらに何かしたか?』
ヘビー改「知らないよそんなのぉ!!」
天の声『まさかあいつ等ヒーローは私達だけでいい等というおこがましい考えを・・・』
フェニックス『おこがましいのはどっちかな?お嬢さん?』
ヘビー改「え?」
天の声『な!私とヘビー改の個人通信に介入してくるとは・・・何奴!?』
バージム「あ、なんか聞こえる」
コマカス「二人・・・フェニックスと・・もう一人は誰だ?」
天の声『あいつ等にも筒抜けだと!?』
フェニックス『すんばらしい科学力大いに結構。しかし君の敗因は天に仇成した事。ま、考え改めるこったね』
天の声『天に仇成す!?私は天の道を行く者だぞ!!』
フェニックス『ふっ、愚かな。そんな発言するから俺が神に命令されてここまで来たんだぞ?』
天の声『か、神だと・・・・』
フェニックス『コマカス、バージム、用件は済んだからヒーローは速やかに撤収ー』
コマカス「あ、ああ」
バージム「は、はい・・・」
そのままその場を去る二人。
天の声『・・・・・・・・・』
ヘビー改「あの・・・デリンジャーアームズ先輩?」
天の声『フハハハハハ!!神だ!本物の神が存在した!!』
ヘビー改「へ?」
天の声『あの神が与えたであろうコマカスとバージム・・・なんとしてもこの手に!!』
ヘビー改「おーい、もしもーし?」
こうして、U,C商店街に平和が戻った。新たな野望をいくつか残して・・・
アーリー「もーう!!せやから見に行こうゆうたやん!!せっかく生コマカス見れるチャンスやったのにー!!」
セラフィム「ん、んなこと言ったって・・・」

アビジョ「また失敗でやんす・・・」
クァバーゼ「アンタのせいでしょ!!」
アビジョ「姉御のせいでやんす!!」
トトゥガ「疲れた・・・・」
因みにあのロボの動力源はトトゥガだったりする
ゲルD「・・・・・・・・・・」返事が無い只の屍のようだ

ドライセン「で?お前らあの後どこに行ってたんだ?」
RD-4「や、八百屋さんに買い物・・・」
グフB「あの状況下でか!?」
高機動「そないなこと言われたかて・・・安ぅなるかもておもただけやし・・・」
バーザム「?高機動なんだその口調は?」
高機動「あ、いや何でもない只前住んでた場所が関西だっただけで・・・」
バーザム「ふぅん」
つうか作者の俺がネイティブ大阪なだけだけどね。高機動には何回か地っぽいとこで関西弁言わせてたし
元々ヘビーアームズ改関係書いてる人、天の声のキャラこんなもんでいいですかねぇ?イメージ的に。
177172:2006/10/23(月) 22:45:17 ID:???
>>176氏、いい感じです!今後も使っていただくと嬉しいです。
つか、天の声が何故デリンジャーアームズってわかったああぁあぁ!?!あ、いや、バレバレだったけどな。


 更に数日が経ち、日曜日の昼。
 ギルティは自分の部屋でベッドの腕に座りながら元気のない様子。
 結局、ギルティはウイングアーリーとの接触を出来る限り拒み続けていた。そしてセラフィムとの接触さえも。
 ウイングアーリーは言っていた。
 確かに昔は結婚するつもりだったけど、あくまで子供の頃の事であり今は昔から仲の良い友達としか思っていない。セラフィムも同じような事を言っているのをギルティは聞いている。
 しかし、彼女は何故だか信じられずにいた。自分と一緒にいる時よりウイングアーリーといる方が楽しそうなセラフィムの姿。
 無論、それはギルティの思い違い。
 しかし、ギルティはそれに気づかず、自分よりウイングアーリーの方がいいのか、所詮自分じゃ彼とは釣合わないのか、そしてまるで恋人同士のようにセラフィムに接するウイングアーリーに嫉妬もした。
 そんな自分が何だか嫌になり自己嫌悪さえも覚えた。ギルティは、精神的にかなり参っていた。
「ギルティ? お昼出来たってルシフェルが」
 部屋の扉が数回鳴り、姉のギルティカスタムが部屋に入ってきた。
 ギルティはただ「いらない」とだけ言うと、ギルティカスタムは心配そうな表情でギルティに近寄る。
「どうしたの? この頃元気ないようだけど」
「何でもない」
 ベッドの上に腰掛け、妹の顔に覗くように聞くギルティカスタムだが、ギルティはつぶやく様に言う。
 ギルティカスタムの表情は更に心配そうだ。
 数日前からずっとこの返答なのだから、姉として心配もする。
「本当に? もしかして、セラフィム君と何かあったの?」
「っ……そ、そんな事ない……」
「でも……、ご飯はちゃんと食べたほうが」
 姉に図星を言われ、それでも何もないと言うギルティ。
 しかし、それは決して何でもなくはなく、ギルティカスタムは更にギルティに寄ろうとするが、ギルティに枕を投げつけられ片手で受け止める。
「ギルティ、あなた」
「いらないって言ってるでしょ? いいから、出てってよ……」
 静かに言うギルティの瞳からは少し涙が出ている。
 これ以上聞いても無駄、そう感じたギルティカスタムはギルティの言うとおり部屋を後にしようとする。
「……一人で抱え込まないで」
 扉を開け、部屋から出て行こうとする時、ギルティカスタムは忠告するように言う。
「あたしは……お姉ちゃんみたいにはなれないもん……」
178172:2006/10/23(月) 22:46:44 ID:???
うおっ!間違いあった!ギルティはベッドの上に座ってます!腕じゃなくて!


 姉が出て行って数分、姉の言葉が頭から離れられないギルティ。
 滲んでいる涙を手で拭き、ギルティは自分の携帯を手に持つ。
「セラフィム君……」
 着信履歴からセラフィムの名前を出した。
 彼に会って話がしたい。うまく話せないかもしれないけど、避けてた事は謝りたい、ただそれだけを思い発信する。
 セラフィムが出るまで数秒待つ間も、ギルティの胸の鼓動は早くなっていた。
『……ギルティか?』
「あ、セラフィム君」
 彼が出た。思わず緊張してしまうギルティ。
 耳に入るのは静かなセラフィムの声と人等で賑わう街の雑音。
『どうした?』
「あ、あの、セラフィム君は、その、今暇、かな? もし良かった少しでいいから、会いたいんだけど」
 緊張のせいか、少し切れ切れな声でギルティは言う。
『……ごめん、今はだめなんだ。街でやる事があるから』
 数秒経ち、セラフィムは少し申し訳ないような口調で答えた。
 ギルティはショックを受けるものの、それを悟られまいと無理やり元気よく答え電話を切る。
 セラフィムも最後に一度謝るが、ギルティにはあまり聞こえていなかった。
「……」
 ギルティはしばらく黙っていたが、やがて意を決したように服を着替えなおし、部屋を後にした。
 街にいるなら会えることは出来る、少しくらいなら大丈夫だろう、そう思って玄関で靴を履いている。
 ようは、とりあえずセラフィムに会いたいのだ。
「何処かいくの?」
「う、うん。さっきはごめん」
 そこにギルティカスタムが再び現れ背後から話しかけた。
 ギルティは先ほどの部屋での事を一言謝る。
「別にいいわよ。お昼は?」
「後で食べる。それじゃあ」
「はい。いってらっしゃい」
 姉に見送られ、ギルティは家を飛び出していった。セラフィムに会う為に。
179172:2006/10/23(月) 22:48:19 ID:???
 日曜日の街中。そこは人で賑わっていた。
 その中に、セラフィムを探しているギルティの姿もいた。
 少し息を切らし、キョロキョロと辺りを見ている。
「セラフィム君、何処にいるんだろ?」
 用事とは言っていたが、何処にいるまでは聞いてなかったギルティは店などを一軒一軒調べていくしかない。
 ギルティが何軒回ったかわからなくなって来ていた時だ、ギルティはそれを見た。
 目の前に移るのはとある露店。
 そこに彼はいた。いや、彼らはいた。
「あ、セラフィ――」
 人込みの中で、ギルティはセラフィムを発見し嬉しそうに小走りで近寄る。
 しかし、次の瞬間ギルティの表情は変わった。
「な、なんで……」
 彼女の目には、セラフィムがウイングアーリーに何かをあげている光景が見えた。
 ギルティは目を細めてよく見る、セラフィムが送ったのは何かのアクセサリーのようで、ウイングアーリーは嬉しそうに満面の笑みを浮かべ、セラフィムも笑みを浮かべている。
 ただの贈り物。それだけならギルティはまだ救われたかもしれない。
「どうして、用事って……」
 先ほどの電話で、セラフィムは用事があるから会えないとギルティに言った。
 なら、用事とはウイングアーリーに会う事だったのか、自分に会うより彼女に会うほうがいいのか、そんな思いがギルティの脳裏を支配する。
「ぁ、ぅ……」
 そして、彼女の中で何かが切れ、ギルティはそのまま二人に気づかれないように後方に走り出した。
 その時、ドンっと誰かにぶつかりギルティはお尻から倒れる。ぶつかられた方はそのまま立っていた。
「貴様、何処を見て、何だお前か」
 そいつはアルトロンだった。
 普段から鍛えている彼は、人がぶつかった程度では倒れず、急にぶつかって来た奴に怒りの声で言うもののギルティだと気づくといつもの口調に戻る。
「走るのは構わんが、ちゃんと前を見て、ん? お前」
「あ、ご、ごめん。そ、それじゃあ、あたし急ぐから」
 アルトロンはギルティの何かに気づき、ギルティに近づこうとした。
 しかし、その前にギルティは一言アルトロンに謝ると、そのまま走り去ってしまう。
 アルトロンはただ見ているしかなかった。
「……泣いていた……あいつが」
 彼が見たのは、ギルティの瞳から流れる涙。地面には彼女の涙が落ちたと思われる後が少し残っていた。
 普段のギルティからはあまり想像できない表情なので、アルトロンは困惑の表情だったが、すぐにその原因と思われるもの、セラフィムを発見する。
 そして、背中に背負っていた棒を取り出し、怒りのこもった表情でセラフィムに向かって走っていった。

―続―

まっ、ベタな展開ということで。
180176の続きみたいなの:2006/10/24(火) 00:21:13 ID:???
しかしこのスレは優柔不断な奴が多いな。セラフィムといいヅダといいガンダムといい。中途半端が女の子を悲しませるんだぞとマジレスする俺カコワルイ。

サイサリス「お父さん!」サイサリス父「ん?」
サイサリス「神器のアトミックバズーカが無くなってるの!」
サイサリス父「ああ、ついさっき御神託があってな。少し借りると言っていたぞ」
サイサリス「大丈夫なの?あれって伝説によると一発で数多の船を滅ぼしたって・・・」
ドッゴォーン・・・
サイサリス父「!」
サイサリス「!」
サイサリス父「・・・神は破壊と再生を司るのだ」
サイサリス「かっこいい事言っている時じゃ無いでしょう!」

サイサリスの父さんによさ気なMSor戦艦っている?ユーコン級潜水艦とか?
後どうでもいいが>>176が関西人って所にいやに納得。
181171:2006/10/24(火) 00:53:55 ID:???
ガトー専用ゲルググとかいいんじゃない?
後俺ってそんな関西人っぽい?
>>181
ただなんとなくそう思っただけ。

イフリート改(騎)「おお、やるな旧ザク」
ケンプ(騎)「よそ見できるほど余裕は無いぜ?」
イフリート改(騎)「おっとすまねえ。行くぜ!」
ケンプ(騎)「よっしゃあ!」
リックディアスU(馬)「も、もう・・・」
ゲルググD(馬)「駄目だ・・・」
バタッ
イフリート改(騎)「お、おい!」
ケンプ(騎)「馬のほうが先にへばっちまったか」
イフリート改(騎)「・・・勝負は次に持ち越しだな」
ケンプ(騎)「これで167戦82勝82敗3分か」
イフリート改(騎)「次は負けねえからな」
ケンプ(騎)「はっ、そりゃこっちの台詞だ」

ズゴッグ(騎)「旧ザクさん!」
旧ザク(騎)「おお、どうしたんだズゴッグく」
ズゴッグ(騎)「動物をいじめちゃいけません!」
ドゴォン!
旧ザク(騎)「ごはぁ!?い、いい突き・・・だ・・・グハッ」
ザメル(馬)「旧ザク!」
ズゴッグ(騎)「まったく・・・」
γ(馬)「おい、後ろ!」
パシッ
ズゴッグ(騎)「あ」
ザク改(馬)「いや、すいません」
アレックス(騎)「部長が気になるのは別に構いませんけど勝負を忘れちゃいけませんよ?」

バーザム(騎)「おお、流石旧ザク。馬倒しやがった」
ザク(馬)「ザク改とアレックスちゃんGJだな」
バーザム(騎)「幸先いいな。このまま行けば」
ギャンヌ(騎)「行かせませんよ」
ザク(馬)「あ」
ギャンヌ(騎)「死んでください」ニコッ

プロトキュベ(騎)「くっ・・・」
プロトΖ(馬)「まだ鉢巻きは取られていない、諦めるな!」
赤ディアス(馬)「ちょっと優勢か?」
ディジェSE-R(馬)「三対二だからね」
ドライセン(騎)「・・・だが油断はしない・・・!」
バーザム(騎)「逃げろ、逃げろ、全速力だ!」
ザク(馬)「ひいいい!」
ギャンヌ(騎)「絶対逃がさないでね?逃げられたら・・・」
ステイメン(馬)「はい、頑張ります!」
プロトΖ(馬)「何だありゃ?」
ドライセン(騎)「ザク・・・」
ディジェSE-R(馬)「気になる?」
ドライセン(騎)「・・・ああ」
ディジェSE-R(馬)「この人達を倒したら行こう」
ドライセン(騎)「そうだな・・・すまない」
プロトキュベ(騎)「そこ、勝負に集中しないと」
ぱしっ
プロトキュベ(騎)「あ」
ドライセン(騎)「・・・行ってくれるか?」
赤ディアス(馬)「まあ、俺はいいぞ」
ディジェSE-R(馬)「うん、行こう」

ごめん、プロトキュベとプロトΖやられキャラだ・・・
183179:2006/10/24(火) 22:39:14 ID:???
「セェェラフィムゥゥーー!!」
「ん?」
 アルトロンは、ウイングアーリーと並んで歩いているセラフィムに向かい飛び上がると、そのままセラフィムに棒を叩きつける。
 周辺の人はその場から離れ、セラフィムも後方に2歩ほどの距離を飛びアルトロンの攻撃をかわす。
「はわわっ! な、なんやー?」
「……アルトロン、何のつもりだ?」
 ウイングアーリーはセラフィムにしがみつき、セラフィムはアルトロンに気づくと、少し睨むように言う。
 ざわざわと野次馬などが集まる中、アルトロンは棒を構える。
「貴様! 貴様は悪だ!!」
「何故だ?」
 セラフィムは微妙に困惑の表情。いきなり悪呼ばわりされれば当然の反応と言える。
「貴様は……ギルティに何をした!!」
「っ……ギルティに、何かあったのか?」
 最近、様子の変な彼女の事を言われ、セラフィムの表情は変わった。
 そんなセラフィムに、アルトロンは更に声を荒げた。
「とぼけるなっ! 今、奴は泣いて走っていった! そして側に貴様等がいた! 何かしたのだろう!?」
「……」
「見られてたんや」
 セラフィムは驚きの表情を浮かべ、セラフィムの背中に隠れていたウイングアーリーは呟く様に言う。
 そして、アルトロンは再びセラフィムに飛び掛る。
「悪は俺が倒す!」
「っ! よせ」
「黙れ! そもそも貴様は何だ!! そこの娘とギルティ、一体どちらが大切なのだ!?」
「なに?」
 棒を手のように操りセラフィムに攻めあげるアルトロン。
 セラフィムは防戦一方。それ以前に攻める気などない。
「貴様は気づかなかったのか! 貴様とそこの娘が親しそうにしている横で、ギルティがどんな表情を浮かべていたのか!!」
「っ!」
「貴様のその中途半端さが奴を傷つけていたのだ! 俺が気づいている事を、貴様が何故気づかない!!」
「……くぅっ!」
 セラフィムに一撃が入った。
 その場に倒れこみ、起き上がろうとするセラフィムに、アルトロンは棒を突き出す。
「故に貴様は悪だ。女を泣かすような悪は俺が倒す!」
 アルトロンの言っている事はすべてが当たっていた。
 全ての原因は俺だったのか、そんな事を思うセラフィムに、アルトロンの棒が振り下ろされる。
 セラフィムは目を瞑る。
184179:2006/10/24(火) 22:40:30 ID:???
「そこまでや!」
「っ! 貴様……」
 しかし、その前にウイングアーリーがセラフィムの前に立ちはだかり、アルトロンは振り下ろそうとする手を止める。
 アルトロンはウイングアーリーを睨むが、ウイングアーリーは一歩も引かない。
「アルトロン君! いきなり棒術なんてビックリするやないか!!」
「なっ! 俺は」
「話し合いもせんと、不意打ちやなんて! アルトロン君こそ悪や!」
「なっ!!」
 ムッとなりアルトロンに怒り口調で言うウイングアーリーに、アルトロンは思わず言葉を失う。
 そしてアルトロンに背を向き、呆けているセラフィムの顔を見た。
「これ! セッちゃんも何ボーッとしてるんや! はよギルティさんの所に入ってあげな!!」
「アーリー」
「立って立って! ウチはええから、ちゃんと誤解は晴らさなアカン!」
 セラフィムの手をとり立たせて、背中をポンと押すウイングアーリー。
 その光景を、アルトロンは黙ってみている。
 そしてセラフィムは走り出す、ギルティを捜しに。
「待て! 俺の話はまだ……」
 それを慌ててアルトロンも追おうとするが、ウイングアーリーに手を引っ張られ止められる。
「なっ! 離せ貴様!」
「やめやめ、違う誤解や」
「誤解、だと?」
 アルトロンの足も止まり、棒を背中に収めた。
 そしてウイングアーリーは笑顔で事情をアルトロンに説明する。
「……と、いーわけや。次から少しは相手の話を聞かなアカンよ?」
「………」
 アルトロンの額から汗が一筋たれる。
 そんなアルトロンの反応を、クスクス笑ってウイングアーリーは見ていた。
「俺は、またやってしまったのか」
「前にもこんな事あったん?」
「言うな」
 ある事を思い出し思わず呟いてしまったアルトロン。
 ウイングアーリーはアルトロンの顔を覗き込むように言うと、アルトロンはそっぽを向く。
「その、すまなかった」
「ほな、罰ゲーム♪」
「ば、罰……うむ、あまんじて受けよう」
 アルトロンはグッと構える。
「アルトロン君のせいで、ウチ一人になってもーたからぁ、今からUC町でコマカス捜しに付き合う事を命令します〜」
「コマカス? あのヒーローと呼ばれている輩か。フッ、いいだろう、俺も奴が真の正義か確かめておきたいと思っていた所だ」
「それじゃーレッツゴーや〜!」
 そしてウイングアーリーは、アルトロンを引き連れUC町へと向かった。
185179:2006/10/24(火) 22:42:32 ID:???
 一方、セラフィムは色々な所を捜した結果、息を切らしながらギルティの家にたどり着いていた。
 インターホンを押すと、玄関の扉から姉のギルティカスタムが出てくる。
「あら、セラフィム君、どうしたの?」
「あの…ハァ、ギルティは、いますか?」
「ギルティだったら、さっき帰ってきて部屋に篭ってるけど。貴方達、何かあったの?」
「少し、色々と。上がらせてもらってもいいですか?」
「ええ、いいわよ」
 ギルティカスタムはセラフィムを家の中に入れる。
 セラフィムはギルティカスタムに一礼すると、ギルティの部屋を聞き、小走りで向かった。
 部屋の前に立つと、ノックをする前に息を整え、深呼吸をした後コンコンと扉を鳴らす。
「誰?」
 返事が返ってきた。
 セラフィムは少し緊張しながらも口を開く。
「俺だ」
「……セラフィム君?」
 ギルティの口調は少し驚いたようになっていた。
「入っていいか?」
「………うん、いいよ」
 セラフィムが聞き、少し間が空くとギルティは静かに返事をする。
 許可が出たことに少しホッとしながらも、セラフィムはギルティの部屋に入った。
「どうしたの?」
「いや……」
 セラフィムは下唇を軽く噛みながらギルティに寄る。
 彼女の姿を、セラフィムはあまり見ることができないのか、視線を少し反らせながらギルティが座っているベッドの上に腰をかける。
 ギルティの顔は、涙の跡が残っていた。それも、号泣したような跡が見え、セラフィムは心臓を強く掴まれるような感覚を覚える。
「……すまない」
「どうして謝るの?」
 セラフィムから出た言葉は、まず謝罪の言葉だった。
 その言葉を聞き、ギルティは不思議そうに首を傾げる。
 それでも、セラフィムはただ謝り続けた。
「すまない、俺は……」
「アーリーの所には、行かなくていいの?」
「っ……」
 謝り続けるセラフィムに、ギルティはあまり感情のこもっていない口調でセラフィムに問う。
「それは、いいんだ、もう」
「何がいいの? 何でいいの? だって」
 次にギルティが言う言葉に、セラフィムはショックを隠せない。
「だって、セラフィム君は、アーリーの事、好きなんでしょ?」
「っ! ち、違――」
 セラフィムは、珍しく声を荒げて否定しようとするが、ギルティの言葉は止まる事はない。
「いいんだよ、隠さなくても。あたしだってそれほどバカじゃないもん。セラフィム君に相応しい娘くらい、あたしだってわかるから」
 いつの間にか、ギルティの瞳からは大粒の涙が溢れ流れていた。
「考えてみれば、成績だっていいし、可愛いし明るいし、あたしなんか全然敵わないくらい……」
「違う」
「無理しなくてもいいよ、あたしは、もうだいじょうぶ……」
 ギルティから出た耳を疑うような言葉。
 彼女は何を言っているとセラフィムは思いながら、セラフィムは否定し続ける。
186179:2006/10/24(火) 22:45:43 ID:???
「だから、こんなところにいないで、はやくアーリーの所に」
「違うっ!! 俺は」
 涙を流しながら言い続けるギルティを、セラフィムは声を大に上げて中断するが、ギルティは尚も止まらない。
「違わないじゃない! もうイヤなの辛いの!! あたしはセラフィム君の事、何も知らなくて、アーリーはセラフィム君の事よく知ってて、二人が楽しそうに喋ったりしてるのを見るのも嫌で、アーリーに嫉妬さえもした! 
そんなあたしが嫌で嫌でしょうがないの!! だから……もういいよ」 
 それどころか、静かだったギルティの口調は急に荒々しくなり、一層涙が溢れている。
 それを、セラフィムはただ聞いているしかない。
「だからさ、アーリーの所に行ってあげてよ。これ以上、辛い思いさせないで……」
 そして嵐が過ぎ去ったように、ギルティは下を向きただそう言った。
 こうにまで彼女を傷つけていたのか、そんな思いが脳裏を支配し、セラフィムは心臓が潰されそうになるくらいの鼓動を覚える。
 そしてただ黙るしかなかったセラフィムは、不意に立ち上がるとギルティを包み込むように抱きしめた。
「? どうし――」
 セラフィムの胸から開放されたギルティは、弱い声で問うとするが、その言葉はセラフィムが口を重ねた事により中断された。
 急な事に驚きを隠せないギルティ。そんなギルティを、セラフィムは開放しその顔を見つめる。
「い、いきなり、何」
「すまない」
 そして再びギルティに謝るセラフィム。
 キスした事かとギルティは聞くが、セラフィムは違うと言う。
「俺は、バカだな」
 そして小声で一言そう言った。
「俺は、ギルティがそんな事を思っていたなんて、知らなかった。俺、最低の大バカだな」
「……」
 自分を責めるような口調のセラフィムの言葉を、ギルティはただ黙って聞いている。
「アルトロンの言うとおりだな、俺は女を泣かせる最低な悪。だけど、これだけは言わせてくれ」
「……なに?」
「俺は、ギルティしか見られない。愛しているから」
「ぇ? で、でも……」
 見つめられながら出たセラフィムの言葉に、ギルティは少し驚いたようだった。
「じ、じゃあ、今日の事は?」
 そして昼間の事を問う。
 当然とも言える問いに、セラフィムは上着のポケットからある物を取り出し、ギルティの手に置いた。
 それは綺麗に包装された小さな箱状の物。
 不思議そうな表情のギルティだが、セラフィムが開けてもいいと言うと、綺麗に包装を開け始めた。
「これ……」
 そこにあったのは、四角く木製の小さな箱。
 開けてみると、箱の中から心地よい音色が部屋に響く。それは小さなオルゴールだった。
「それを、買いに行っていたんだ。ギルティに贈りたくて」
「な、何で……」
「欲しいって言ってただろ? この曲は好きな曲だから」
 セラフィムは少し頬を赤らめながら静かに言う。
 最初は困惑の表情のギルティだったが、脳裏にある記憶が蘇る。
187179:2006/10/24(火) 22:47:15 ID:???
 それは、ウイングアーリーが転入してくる前のこと、ふとAC町を歩いていたギルティとセラフィムは、ある店の前に立ち止まった。
 そこはAC町にあるオルゴール専門店で、ギルティの目はあるオルゴールに止まった。
「これ、あたしが好きな曲だぁ」
「……そうなのか?」
 キャッキャッと騒ぐギルティに、セラフィムは問うとギルティは笑顔でうなずく。
「あ、でも高いなぁ……」
「そう、だな」
「欲しいけど……女子高生には届かない金額かぁ、残念」
 『LAST IMPRESSION』と書かれている値札に書かれている値段は、高校生では手が出せそうにない値段だった。
 ギルティはこの時既に諦めていた。

「どうやって……」
 セラフィムは特にお金持ちというわけではない、こんな高いものをどうやってと思い、セラフィムに聞くギルティ。
 するとセラフィムは僅かに笑って答えた。
「ちょっとな、デリンジャーアームズから借りたんだ。新刊モデルの条件と引き換えに」
「なんで……こんな」
「欲しいものだったんだろ? 考えてみれば、俺はギルティに恋人らしい事は一つもしてはいなかったら」
 赤くなり照れくさそうに言うセラフィムに、ギルティの瞳からは再び涙が溜まり始めていた。
 その間も、セラフィムは話し続ける、今日あった事を。
「それで、今日行ったら売られてて、UC町に行こうかと思ったけど、店からアーリーが出てきて、アーリーがこいつを買ってたんだ」
「え? じ、じゃあ……」
「すまない。電話で断ったのは、秘密にして渡したほうが良いとデリンジャーアームズに言われたから」
「そう、だったんだ。あ、でも、アーリーに何か渡していたのは?」
 ギルティは更に昼間でのウイングアーリーへの贈り物らしい光景の事を問う。
「あれは、アーリーにこいつを譲って欲しいとダメもとで言ったら、物々交換といわれて、それで……」
「………あたし、誤解してた?」
「……すまない、誤解させてしまったようで」
 ギルティは、ようやく全てが自分の誤解だという事、思い込みだという事に気づいた。
 一言謝り、自分を優しさ溢れる笑顔で見るセラフィムの表情は嘘はついていないとギルティは確信した。
 その時、ギルティの瞳は何かが切れたように涙が溢れてくる。
「ぅっ……ひっく……ひぐっ、っく……」
 両手で拭っても拭っても止まる事のない涙。
 ギルティはただ泣いて、セラフィムはそれを胸に包み込み受け止める。
「よ、よかったぁ………よかった……」
「すまない」
 これでセラフィムが謝るのは何度目だろうか。
 部屋には『LAST IMPRESSION』の心地よい音色が響き、ギルティはセラフィムの胸の中で泣きじゃくっていた。

 数分後、泣き止んだギルティはまだセラフィムの胸の中。
 セラフィムも悪い気分ではなく、逆に心地よいのでずっとギルティを抱いていた。
「ぐすっ、ご、ごめんね? あたし、なんかごかいしてて」
「悪いのは俺だ。誤解されてもおかしくない事をしたんだから……」
「セラフィム君……優しいね」
 セラフィムが見つめる先にはセラフィムの笑顔。
 もうこの二人には何の問題もないだろう。
「あの、セラフィム君……」
「ん?」
 すると、ギルティは不意にセラフィムの胸から離れ話しかける。
 何処となく落ち着きのない様子のギルティに、セラフィムは首を傾げて聞いた。
「その、あの……あたし、もう一つ欲しいものがあるんだけど……」
 ギルティはどうやらオルゴールの他に、何かをセラフィムに要求するつもりのようだ。
 既に金銭的に厳しいセラフィムだったが、そもそもの原因は自分なのでただと聞くしかなかった。
「あたし、セラフィム君とあたしだけの、恋人同士の、証みたいのが欲しいんだけど……」
「証?」
 困惑するセラフィム。
 しかし、ギルティの様子を見ると、彼女は顔を真っ赤にしモジモジしている。
 この反応を見る鈍鈍セラフィムも、ギルティの言う”証”という物に気づき、顔を赤くしながらもそっとギルティを抱き寄せる。
「……わかった」
「ありがと、嬉しい」
 二人は自然に唇を重ね、そのままセラフィムが覆いかぶさるようにベッドの上に倒れていったそうな……。
188179:2006/10/24(火) 22:49:39 ID:???
おまけ
 この日の夕食時。
 本日はセラフィムもギルティ家の食卓に混ざっている。
「美味いかセラフィム?」
「……はい」
「ごめんね、あたしが作ってあげたいんだけど、家での料理はルシフェル君が担当だからぁ」
「今度作ってやれば良いじゃないか。俺も偶には休みた――」
「おかわり」
 エプロン姿のルシフェルが笑ってギルティ達に言ったとき、勢いよく茶碗がルシフェルの前に差し出された。
 その持ち主は、ギルティカスタム。
「おかわりって、お前これで4杯目だぞ? 大丈夫か?」
「いいからおかわりっ!」
「へいへい」
 ルシフェルは仕方なくという様子でご飯をよそう。
 そしてギルティカスタムに差し出すと、ギルティカスタムはご飯を食べる。
「パクパクモグムシャ!!」
 いつにも増してすごい食べっぷりに、ルシフェルはため息を吐き、ギルティは何処か怒っている姉に何かあったのかと聞くと、ギルティカスタムは何でもないとだけ言いご飯を口に運ぶ。
「もぐもぐ(まさか……妹に先を越させるなんて……!)おかわりっ!」
「あ、もう無いぞ?」
「だったら炊く!」
「はい」
 どうやら、妹に先越されたのが原因らしい。
 そんな事など露知らず、ルシフェルはご飯を炊きに行き、セラフィムとギルティはラブフィールドを形成しつつ夕食を楽しむ。
 また一組、ここにバカップルが誕生したのだった。
「ルシフェル?」
「何だ?」
「明日の洗濯だけど、ギルティのシーツは念入りに洗いなさい?」
「何で?」
「赤い跡を残さないように」
「「!!!!!!!!」」
「???」

―完―


えっと、なんだ……ごめんなさい。
189179:2006/10/24(火) 23:12:48 ID:???
そして設定。

ウイングガンダムアーリーモデル(XXXG−01W)
女/AC学園高等部2年/無所属/W EWアーリーモデル
AC学園関西校から転校してきた転入生。
容姿も可愛い、文武両道、明るく人懐っこい性格で、誰とでも打ち解けるクラスの人気者。
ウイングガンダムセラフィムが一度関西校の方に転入した時、唯一セラフィムが仲良くなった人物で、セラフィムの事は”セッちゃん”と呼ぶ。
関西校でも噂されているコマカスに会いたくて、半追っかけ化している。
190通常の名無しさんの3倍:2006/10/24(火) 23:46:33 ID:???
完結乙。うん、あれだ、
読んでて鬱になった。
191179:2006/10/25(水) 00:51:53 ID:???
口直しと言っちゃなんだが。

『対コマカス&バージム用決戦兵器!』

 満月の月が輝く夜、ヘビーアームズ……もとい、ヘビーアームズ改は天の声の導きにより、近くの山に来ていた。
 広い空間に一人、彼女の目の前にはゴツゴツとし大きな岩、岩、岩。
ヘビー改「あの、ここで何をするんですか?」
天『知れた事。あの神の化身とも言えるバーザムコマンダーカスタムとバージムの二人を捕獲する為の、強力な兵器を用意してやったのだ!』
ヘビー改「兵器、ですか?」
天『そうだ。ククク、相手は神の化身だからな、出来れば使いたくは無かったがしかたあるまい。フフフフ。多少痛めつけても必ず捕獲して、あんな事やこんな事を……』
 天の声は怪しく笑う。
ヘビー改「(思いっきり悪役っぽくなりつつあると思うのは、私だけ?)」
天『何か言ったか?』
ヘビー改「何でもないです」
天『そうか。では早速テストを行うぞ。今相手を転送してやる』
 天の声がそう言うと、薄暗かった所が眩く光りだすと、何か大きな物体が現れる。
 ヘビーアームズ改は驚いた。それは、前回UC町で暴れまくっていた2体のロボットだったのだ。
ヘビー改「こ、これはっ!」
天『安心しろ。全員俺が造ったレプリカだ。中には誰もいない、モビルドールシステムを使っているかな』
ヘビー改「そ、そうなんだ(また変なシステムを)」
天『それより、いいのか?』
ヘビー改「はい?」
天『踏み潰されるぞ?』
ヘビー改「ふぇ? はにゃあっ!!」
 ヘビーアームズ改はゲルDロボが踏み潰そうとする所を間一髪避けて、空高く舞い上がる。
天『さっそくだ。両手の肉球を全て押しながら05と言え!』
ヘビー改「え? は、はい。05!!」
 天の言われたとおりにするヘビーアームズ改。すると、ヘビーアームズ改の右手が眩く光り、そこにEW版のドラゴンハングが現れる。
天『攻撃開始!』
ヘビー改「ごめんなさい!」
 そしてドラゴンハングをゲルDロボに向けて放つ。何処まで伸びんの? という皆さんのツッコミをスルーしつつ、2体のドラゴンはゲルDロボの両腕を食いちぎった。
ヘビー改「す、すごい」
天『次! 同じように04と叫べ!』
ヘビー改「は、はい!」
 同じように叫ぶ。すると、ドラゴンハングは消え、背中にEW版ヒートショーテルが現れる。
天『突っ込め!』
ヘビー改「すみませぇん!」
 そして着地すると同時にヒートショーテルを構え、今度は4足歩行のEOJロボに向かって突き進む。
 元より足の肉球により脚力も倍増していた彼女は、たちまちEOJロボの懐により前足を斬る! EOJロボは前屈みの様に倒れる。
天『次! 03!』
 距離をとりまた叫ぶ。すると、ヒートショーテルは消え、再び両手が光ると、今度は2連装ガトリングガンが2装ある。
天「ご勘弁をぉ!」
 謝りながらも、ガトリングガンを2体のロボに撃つ。最初は弾き返していたロボの装甲もやがてボンという爆発音とともに、バチバチ言い出した。
天『02!』
ヘビー改「(どのくらい用意してるんだろ?)02!!」
 怪しく思うヘビーアームズ改だったが、天の声には逆らえず、言われたとおり叫ぶと、ガトリングガンは消え、今度はEW版ビームシザースが光とともに現れた。
天『斬って斬って斬りまくれ!!』
 天の思惑通り、ヘビーアームズ改は再びEOJロボに突き進んでいき、一瞬で後ろ足を斬った! EOJロボはその場ですごい音と共に倒れこむ。
天『では、最終兵器第一弾といこう。01と叫び高く飛び上がれ』
ヘビー改「はぁい(第一弾?)01!」
 すると、ビームシザースは消え、次はやっぱり出てきたEW版ツインバスターライフルが光と共に現れた。ヘビーアームズ改は空中で標準をつける。
天『四足歩行の奴だけ狙え。撃て!!』
ヘビー改「ターゲット、ロックオン!!」
 そして撃たれた破壊の一撃。放たれた強力なビームは、見事な狙いによりEOJロボのみを一瞬で消し去った。
192179:2006/10/25(水) 00:52:58 ID:???
ヘビー改「これは、町では使えないんじゃ」
天『最高3発が限界だからな。いざという時に使え。さて最後だ。最後はXと叫べ!』
ヘビー改「X? はい……」
 地面に再び着地し、言われたとおりに叫ぶと、背中が光って大きなキャノンが現れる。やがてそれはXの文字のように展開し、大きな砲身がゲルDロボに向く。
ヘビー改「これは?」
天『クククク! これこそAW学園のデータバンクをハッキングし製造した『サテライトキャノン!』』
ヘビー改「え? なにこれ?」
天『それは照準用レーザー。4,3秒後にマイコロウェーブが来るぞ。心配するな、猫耳や肉球が全て吸収する、人体に影響ない』
ヘビー改「え? え? きゃあっ!」
 戸惑うヘビーアームズ改に容赦なくマイクロウェーブが放射され、ヘビーアームズ改は光りに照らされ目を瞑る。
天『撃て!!』
ヘビー改「え、えーい!」
 そして放たれた月の光。その光はゲルDロボのみならず、山の一部を破壊し、大きなクレーターが出来た。
 その威力に、ヘビーアームズ改は恐怖し思いっきり涙目になって、その場で気を失った。
天『この威力、月の出る時にしか使えんが、AW学園は素晴らしいな。マイクロウェーブ送電施設をハッキングして正解だったようだ。この力と、5つの武装があれば、コマカスとバージムもオレの物に。ククク、ハハハハハハハハハハーーー!!』
 なんだか思いっきり悪役じみた台詞を吐いている奴が約一名いた。

 翌朝、AC町付近の山で大爆発があり、大きなクレーターと何かの残骸があるというのが朝の朝刊の一面に載り、隕石ではないかと調査中である。
193176:2006/10/25(水) 01:27:13 ID:???
うはwwwこりゃコマカス大ピンチだな

『浪花っ子・辺寸亭にてあいまみえん』

今日も今日とて高機動とRD-4はイチャイチャしながら夕食の買い物をしていた。
高機動「もう足りないもの無いよね?」
RD-4「うん。あっ・・・」
腹の音が聞こえた。RD-4は真っ赤になりながら俯く。
高機動「・・・なんか食べてこっか」
RD-4「そ、そうだね。」
と、二人は軽く何か摂ろうと思い辺寸亭に向かった。
しかしそこに・・・・

アーリー「しっかしどこにおるんやろうな?コマカスっちゅーのは?」
アルトロン「ここの従業員は結構そのことに詳しいらしいが・・・」
コマカス捜索及びたこ焼き目的でウイングアーリーとアルトロンがいた。

高機動「・・・・・・RD-4、今日はやめよう」
RD-4「え?」
高機動「帰ってサッサと晩御飯の用意をしたほうがいい」
RD-4「え?え?なんで?もうお店目の前だよ?」
高機動「いいから!!」

アーリー「あれ?コーちゃん?」
高機動「!!!」
アーリー「やっぱり!コーちゃんよね?」
高機動「ひ、人違いではナイデスカな?私コーちゃんなんて者では・・・」
RD-4「高機動くん、知り合い?」
高機動「知らん!!こんな女僕は知らん!!」
アーリー「ほら、高機動いうとるやん、やっぱりコーちゃんや。」
RD-4「えっと・・・高機動くんのお友達ですか?」
アーリー「ああ、うちはウイングガンダムアーリータイプ、アーリーでええで?コーちゃんとは前いた町で別の学校やったんやけどな?」
高機動「行こう、RD-4」
RD-4「え?ちょっと・・・」
アーリー「なぁなぁ、その娘コーちゃんの何?彼女?」
高機動「ああそうだよ、じゃあな」
アーリー「連れないわー、せっかく久しぶりにおうたんに、そうや!そこで一緒にたこ焼きでも食お!」
高機動「だーもう!!せやからわてはもう帰るゆーとるやろ!!」
RD-4「こ、高機動くん!?」
アーリー「なんや?ひょっとして昔のこと彼女に知られとうないん?大丈夫やて、そんな変なことは言わんさかい」
高機動「そういう問題やのーて、お前とおったらRD-4に絶対良くない影響出るゆーとるんや!!」
RD-4「・・・・子ども扱い?」
高機動「あ、いや・・・そういうわけやのうて・・・」
アーリー「ほな決まりやな!アルトロンはん、席とっとるよね?」
アルトロン「あ、ああ」
渋々一緒に座る高機動。RD-4は昔の高機動を知れるかもと思いワクワクしている。
194176:2006/10/25(水) 02:00:18 ID:???
高機動「・・・・で?なんで自分等ここにおんねん?」
アーリー「見て分からん?たこ焼き食いにや。」
アルトロン「ここのたこ焼きはかなり美味いと聞く」
高機動「さよけ」
RD-4「・・・・・・・・・」
さっきからRD-4がジッと高機動を見ている
高機動「?どないしたん?」
RD-4「え!?あ、いや・・・高機動くんって関西人だったんだね・・・」
高機動「ん?ああ前っつーか結構長いこと住んどったからね」
RD-4「そ、そうなんだ・・・」
アーリー「でな?前いた学校・・・ちゅーても中学校ぐらいの時なんやけどコーちゃんがうち等の学校に忍び込んでな・・・」
高機動「その話はやめい!!」
RD-4「それでそれで?」
アーリー「大変やったでー?コーちゃんのイケメンもしくは可愛い娘の生写真とかゆうて売りに来てな?センセ達が駆けつけた時にはもうおらんねん。」
RD-4「高機動くん・・・昔っからそんなことしてたんだ・・・」
高機動「・・・・で、そっちのお兄さんはここへは何しに?」
アルトロン「うむ、バーザムコマンダーカスタムを捜しに来た」
ザワ・・・・・一瞬で店の雰囲気が変わった・・・従業員も客も、目の前の二人も。
アルトロン「ん?どうした?」
高機動「あ〜、コマカスね、うん。この店でその名は禁句なだけ」
アルトロン「何!?何故だ!?」
高機動「・・・つーかこの店にも良く来るよねコマカス」
RD-4「うん、そだね」
アーリー「それほんま!?」
アルトロン「ならここで待ってれば奴は・・・」
高機動・RD-4「「いや、今日は来ない」」
アーリー「?なんでわかんの?そないな事?」
高機動「あ〜いや〜それは・・・・(一応高機動がコマカスの助手ってことになってるがこいつ等には黙っておこう)」
RD-4「高機動くんはコマカスの助手なんだよ」
高機動「何言っちゃってくれてんの!?」
アーリー「そうなん!?コーちゃんがコマカスの助手なん!?」
高機動「あ、ああ・・・まあね」
アーリー「どないしたら会えるん!?」
高機動「さぁ・・・彼から連絡が無いとね・・・」
アルトロン「奴は!?奴は本当に正義なのか!?」
ファルメル「さあねぇ?一応正義なんじゃないか?」
店長が人数分のたこ焼きを持って話しに割り込む。
195176:2006/10/25(水) 02:02:29 ID:???
アルトロン「?どういう事だ主人?」
ファルメル「こないだもね?この商店街に巨大ロボットが出てきたんだよ、それをコマカスがやっつけたんだが・・・」
アーリー「なら正義やん」
ファルメル「でもやっつけるときに商店街の6割を吹き飛ばしたんだよ」
アルトロン「周りの被害を省みない・・・そいつらは悪だ!!」
アーリー「あれ?でも商店街無事やん?こないだの話しなんやろ?」
ファルメル「吹き飛んだ商店街を元に戻したのもコマカスなんだよ、おかげで今もこうやって商売ができる」
アルトロン「・・・・やっぱり正義か?」
高機動「まぁ本人も正義は名乗ってないからね、ただ自分の納得の行かないものは全力で叩き潰す、それだけさ」
RD-4「ねぇねぇ、それでさっきの続きは?」
アーリー「ああ、それがコーちゃんったらな?」
高機動「だからやめいっちゅーんじゃ!!」

アーリー「ほなうちら帰るな」
アルトロン「時間をとらせたな」
RD-4「いえいえ、」
高機動「・・・もう来んな」
アーリー「冷たいなーコーちゃんは?」
高機動「なら今までお前に奢らされた分、今すぐ返せ」
アーリー「ほなさいなら〜♪行くで、アルトロン」
アルトロン「ぬ?いやだがしかし・・・」
アーリー「ええねんええねん、コーちゃんの奢りや。」
そのままスタコラと店を出るアーリーとアルトロン。
高機動「あのアマ、また逃げやがったああぁぁぁ!!!」
RD-4「こ、高機動くん!?」
高機動「ご、ごめん驚かせたね・・・でもあいつには軽く10万円分ぐらいは奢らされててね・・・」
RD-4「そんなに!?」
高機動「せっかく写真を売って儲けてもキッチリその分持ってくおっそろしい女や・・・」
RD-4「ふ、ふーん・・・」
高機動「ハァ・・・すんませーんお勘定ー」
キャメル「はいはーい」
RD-4「(今日の高機動くん、いつもと違って面白かったな・・・)」

関西キャラってことで会わせてみた。関西弁を書くのは辛いが楽しい・・・
196アルビオン関連の人:2006/10/25(水) 21:21:34 ID:???
>>180
グワデンさん
197通常の名無しさんの3倍:2006/10/25(水) 21:43:58 ID:???
デラーズのポジションはグワジンっぽいんだよなぁ…。

ということでペールギュントを提案。
198アルビオン関連の人:2006/10/25(水) 23:25:54 ID:???
ヅダを無理くり審査席に座らせると、バーミンガムは目を伏せたまま例の重箱を持ってくる。
もともとヅダは自分で作った弁当を持ってきて先程食べたばかりなので、それで腹は十分満たされている。
つまりヅダの胃に物を押し込めるスペースはあまりなかった。
そんな状態でヅダはこの化物重箱を相手に戦うのだった。
ヅダ「これ何……?」
ゼー「私の作ったヅダさん専用の特製お弁当ですっ!」
ヅダ「いやわかったけどこのりょ」
ゼー「どうぞ召し上がれ!」
目をきらきらさせながらゼーゴッグは無邪気に地獄の言葉を投げ付けた。

青筋が何本も立っているヅダの状態に気付いたサラミス改とアーガマ先生はさっと目を伏せ、やがてラヴ
ィアンローズ先生も同じように目を伏せる。
ラヴィアン(ごめんなさい……私が空気を読まずに彼女をその気にさせちゃって……)
アー(仕方ないですよ、この立場じゃ)
バー(すまない……ヅダ君、許してくれ)「では………審査員の皆様、箸をお取りください」


ヅダ「モグモグ………」(んぐっ!をううんっ!)
サラ改「モグモグ………」(もっと多く取っておくべきだった。そうすればヅダは……)
ヅダ「モグモグ………」(をうっ!おごっ!おごっ!)
アー「モグモグ………」(俺の水をなんとかあっちに送れれば………くそっ!)
ヅダ「………」(オゴッ!ゴフッ!ゴフッ!)
ラヴィアン「モグモグ………」(ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい………)
ヅダ「……ゴクッ」(死ヌ!死ヌ!)
バー(誰か!彼を助けてくれ!)
その時、台風の目とその被害者を除く全ての人間はヅダの孤独な戦いをただ眺めることしかできない自分に
嫌悪していた。
ゼー「おいしいですかぁ&e」
しかしまったく空気を読まずにゼーゴッグは三倍のお星さまの量の目でヅダに迫る。
ヅダ「ああ………お、おいしいよ」
涙目になりながらも、あまりの苦しさに机をガンガン叩きながらも、何度も吐き出しそうになりながらも化物重箱と戦うヅダは真の勇者であった。
ペズバタラ(馬)「鉢巻きは何個取った?」
V2(騎)「うーんと、二十個かな・・・結構取ったねー」
ペズバタラ(馬)「馬が倒れた後の1-Aに突っ込んで正解だったな。V2も頑張ってるし」
V2(騎)「へへへっ、ありがとう!」
グフB(騎)「待て!これ以上やらせるわけにはいかん!」
メッサーラ(馬)「そろそろ落とさないとやばいね」
ペズバタラ(馬)「風紀委員・・・」

ギャンヌ(騎)「ほらほら待ちなさーいぶっころしてやるー」
バーザム(騎)「こええええええ!」
ザク(馬)「おい、前方に部長とフェンシング部が!」
バーザム(騎)「・・・突っ込むぞ!かく乱する!」
ザク(馬)「マジで?振り落とされんなよ!」
グフカス(騎)「ん?」
ガルバルディα(騎)「な、何ですの?」
ザク(馬)「こんにちは部長!」
バーザム(騎)「そしてさようなら!」
ステイメン(馬)「あ、危ないって!」
ギャンヌ(騎)「邪魔!」
高機動ギャン(騎)「きゃあ!」ぱしっ
ガルバルディα(騎)「ひ、久しぶりの出番ですのに!」ぱしっ
ギャンヌ(騎)「あなたも!」
グフカス(騎)「ギャンヌ君・・・何に怒るのだ。しかし勝負を挑まれたのなら・・・!」

ドライセン(騎)「待て!」
ザク(馬)「またぁ!?」
バーザム(騎)「今回は逃げ切れねえ・・・か?」
ドライセン(騎)「大丈夫か?」
ザク(馬)「へ?」
ドライセン(騎)「執拗に追いかけられていたから心配で・・・」
バーザム(騎)「!まあ今一位だからな、追いかけられるのは当然だ。でも襲ってくる奴らを誰かが倒してくれれば助かるんだけどな〜・・・ザクも」
ドライセン(騎)「ほ、本当か!?」
バーザム(騎)「おう本当だ本当だ。そうだよなザク」
ザク(馬)「え、まあそうだけど」
ドライセン(騎)「じゃあ我々が倒す役目を引き受けるぞ」
バーザム(騎)「おお、そりゃ助かる!」
赤ディアス(馬)「おい、勝手に決めるなよ!」
ディジェSE-R(馬)「でも確かに鉢巻きは稼げるだろうし悪い提案じゃないと思うよ(何かしらの裏はありそうだけど)」
ザク(馬)「流石はバーザム、いい悪知恵考えつくねぇ」
バーザム(騎)「ちょっと悪い気もするが、ドライセンが喜んでるみたいだからいっか」
ザク(馬)「え?喜んでたのあいつ」
バーザム(騎)(お前のおかげでな)

サイサリスの父候補
ペールギュント
ユーコン
グワデン
ガトーゲルググ
あとガトー専用リックドムという手もあるな・・・どうしよう
200通常の名無しさんの3倍:2006/10/27(金) 23:26:26 ID:???
ここで空気も読まずに新キャラを出してみる。多分、まだ出ていないはず。

 ある日のこと。一人で街中を歩いていた赤ザク。
 その彼女の前方には、見慣れた彼の姿。赤ザクはそれに気づくと、嬉しそうに走っていき彼に話しかける。
赤ザク「ガンダム君♪ こんな所でなにやってるの?」
ガンダム?「……?」
 赤ザクに話しかけられたガンダム?は無表情のまま赤ザクに振り向く。いつもとは違う反応、そして同じ顔に体つきのはずなのに何かが違う事に気づいた赤ザク。
赤ザク「か、髪の毛赤にしたんだ。いつの間に」
ガンダム?「……誰だ、お前は?」
赤ザク「……え……?」
 思いもしないリアクションと第一声にポカーン状態の赤ザク。
ガンダム?「誰だと聞いている」
赤ザク「い、いやだなもう。ガンダム君ってば冗談きつい」
ガンダム?「………」
赤ザク「あ…その、何か気にさわった?」
ガンダム?「……フッ」
 不安げな赤ザクに対し、ガンダム?は一度鼻で笑う。
ガンダム?「目障りだ、失せろ」
赤ザク「ぇ?」
ガンダム?「聞こえなかったか? 今すぐ目の前から消えろ」
赤ザク「あ、あの、ごめん……ぐすっ」
 あ、泣いた! 赤ザクを泣かせた!!
 しかし泣かせたガンダム?はそれを見て嫌そうな表情。
ジェイブス「くぉらぁ! 何やってんだガンダム!!」
ガンダム?「ん?」
 そこに通り掛かったジェイブスが怒りの表情で走って、ガンダム?の胸倉をグワッと掴みあげる。
ガンダム?「何だお前」
ジェイブス「何だじゃねえよ! お前、赤ザク泣いてんじゃん!」
ジャベリン「こら、ジェイブス。乱暴は……。君も女の子を泣かせるなんて最低よ?」
 ジェイブスに続き、姉のジャベリンも現れジェイブスを止めようとする。
ガンダム?「こいつが勝手に泣いたことだ、知ったことじゃない」
ジェイブス「てんめぇ、一度殴られでもしねぇと分からないようだな」
 何やら険悪な空気。そんな時、この空気をぶち壊す人物が現れた。
ガンダム「僕がどうかしたの?」
ジェイブス「は?」
ジャベリン「え?」
赤ザク「が、ガンダム君!?」
ガンダム?「……」
赤ザク「ガンダム君が、二人?」
201通常の名無しさんの3倍:2006/10/27(金) 23:28:07 ID:???
 喫茶竜巻にて
ジェイブス「キャスバル専用」
ガンダム「ガンダム?」
赤ガンダム「ふんっ、勝手に勘違いしやがって」
 そして偽ガンダム、じゃなくてキャスバル専用ガンダム(赤ガンダム)は自分の名を名乗ると、不機嫌そうにコーヒーを飲む。赤ザクは苦笑い。
赤ザク「ご、ごめんなさい。あまりに似てたから」
赤ガンダム「いい迷惑だ」
ジャベリン「この世には自分と同じ顔が3人はいると聞くけど、本当に似てるわね」
 ジャベリンが言うのも無理はない。赤ガンダムは、名前と性格と髪の毛の色以外はガンダムと瓜二つなのだ。それにガンダム自身も驚くが、ガンダムは何やら赤ガンダムを睨むように見ている。
赤ガンダム「なんだ? 偽者」
ガンダム「偽者じゃない。それより君、赤ザクちゃんを泣かせたってジェイブス君から聞いたけど、何でかな?」
ジェイブス「あ! そうだぜ、何でだ!?」
赤ザク「私が勘違いしただけだから」
赤ガンダム「そいつの言うとおりだ。俺は急ぐんでな」
 再び険悪なムードの中、赤ガンダムは言い放ってコーヒーを飲み干し席を立つ。
ガンダム「待って! 僕の話は……!」
 ガンダムも追うように立ち上がった。
赤ガンダム「まだ何かあるのか?」
ガンダム「僕は、赤ザクちゃんを泣かせる人を、許せないから」
 同じ顔をした二人は睨みあう。そんな二人を心配そうな瞳で見る赤ザク。面白そうな表情のトルネード店長。
赤ガンダム「そんなに大事な女なら、首輪でも付けたらどうだ?」
ガンダム「なっ」
赤ガンダム「フンッ、それじゃあな」
 そして吐き捨てるように赤ガンダムは言うと、驚きの表情を浮かべているガンダムを背に喫茶竜巻を出て行った。
ジェイブス「おいガンダム? あいつ何て言ったんだよ?」
ガンダム「な、何でも、ないよ」
赤ザク「ごめんねガンダム君」
ジャベリン「あれだけそっくりなら仕方ないわよ」
 何だかまた微妙な空気。
エスペU「うるさいわねチビ!」
ティエンロン「チビ言うなです年増!!」
Gセイバー「やめてください〜! お客さんが見てます〜!」
トルネード「はぁいケーキセットお待たせしました〜♪ あ、それとも、私を食・べ・る?」
ぬ「ケーキセットでお願いします///」
 だがそのムードは、愉快な喫茶竜巻メンバーによって見事に破壊された。
 翌日、キャスバル専用ガンダムが高等部1−Aに転入してきてクラスが騒然となったのは言うまでもない。
202通常の名無しさんの3倍:2006/10/27(金) 23:31:04 ID:???
 赤ガンダムが転入して初日のこと。
赤ガンダム「俺に、剣道部に?」
ザクUF「ああ」
 ザクUFに剣道部に入らないかと誘われていた。
赤ガンダム「何故俺に? 俺があのガンダムとか言うやつに似ているから?」
ザクUF「いや、そういうわけじゃ」
赤ガンダム「まぁどちらでもいいが。それじゃあ、俺に剣で勝ったら入ってもいい」
ザクUF「俺と? いやそれは」
 ザクUFは少し迷う。赤ガンダムは容姿だけではなく運動能力も高いが、流石に素人とも言える奴とやるのは勝負が見えているから。
ドライセン「いいじゃないか。それで」
ザクUF「でもだな」
 ザクUFの隣にいたドライセンは赤ガンダムの提案に賛成の様子。
赤ガンダム「勝負が見えているとでも思っているんですか? それはどっちが言えた事か……」
ザクUF「何だと?」
赤ガンダム「勝負にならないと言いたいのはお前ではなく俺だ」
ドライセン「先輩に向かってなんて口を!」
 赤ガンダムはザクUFに吐き捨てるように言うと、ドライセンは赤ガンダムに怒りをあらわにするがザクUFはそれを宥めた。
ザクUF「いいよ。わかった、受けて立つ」
赤ガンダム「そうか」
 そして3人は剣道場へ。
 剣道着は着ず、竹刀だけを構える。
ザクUF「いくぞ」
赤ガンダム「どうぞ」
ドライセン「(ザク……)はじめっ!」
 ドライセン審判の元、二人の勝負は始まった。
 しかし、それはあっけなく幕を閉じた。緊迫した空気が増す中、仕掛けたのはザクUFだった。しかし、その攻撃は全てかわされ当たらない。
 そして赤ガンダムが一撃、ザクUFの脳天に面を与えた。
 本来防具は付けていないので寸止めとあらかじめドライセンが言っておいたのだが、赤ガンダムは見事に当てた。ザクUFはその場で倒れる。
ドライセン「ザク! おい大丈夫か!?」
 審判をしていたドライセンはすかさず駆け寄る。剣道場にいた数名の部員も駆け寄り心配そうな顔。
赤ガンダム「なるほど、剣道部の実力というのがよくわかった。約束だ、剣道部のことは諦め――」
ドライセン「お前! 防具は身に付けていなかったんだぞ!! なのに」
赤ガンダム「俺の知ったことではない。そいつが弱いのが原因だろ?」
ドライセン「何だと!」
 ドライセンは赤ガンダムを睨みつけるが、赤ガンダムは見下すようにザクUFたちを見ていた。他の部員も赤ガンダムに嫌悪の目で見る。
ザクUF「いいんだ。そいつの言うとおり、俺もまだまだって事だな」
赤ガンダム「物分りのいい。それに、部活って何か嫌なんだよな。弱い奴らが群がって伝統だの何だのと。それにその程度の強さじゃ、ここの伝統も聞いて呆れる」
ザクUF「俺のこと、言うのは構わないが。部の事を悪く言うのはやめてくれないか?」
赤ガンダム「弱者が強者に指図するな」
ドライセン「ならば、次は私が」
赤ガンダム「俺は弱者の相手をしているほど暇じゃないんでな。それともあんたが剣道で相手になるか?」
ドライセン「なっ!」
赤ガンダム「ふんっ! せいぜい弱者は弱者同士馴れ合っていればいいんだ。強者にでも守られてなぁ!」
 さすがのドライセンも剣道では勝てるか分からない。その二人を完全に見下し赤ガンダムはその場から立ち去った。
 赤ガンダムは転入早々、敵を作ったのだった。


まぁなんだ、キャラ崩れとかあったら言ってください。
203通常の名無しさんの3倍:2006/10/27(金) 23:33:14 ID:???
キャスバル専用ガンダム(RX−78/C.A キャスバル・レム・ダイクン専用ガンダム)
男/UC学園高等部1年A組/無所属/ギレンの野望
赤髪と性格以外、外見がガンダムと瓜二つ。
他人に対しては、使える使えないで判断し、自分より下だと思った相手は誰だろうと平気で見下す。
その為か友達と呼べる人物は皆無であり、敵と呼べる人の方が多い。
容姿が同じなガンダムには特に敵視している。
簡単にまとめれば、嫌な奴である。
204通常の名無しさんの3倍:2006/10/28(土) 00:36:40 ID:???
乙。久しぶりにザクかっこいいよザク。
自分が書くザクは「何でこんな奴にドライセンが惚れたんだ」と思わせるために毎回ヘタレだからな・・・
205名無しさん@お腹いっぱい:2006/10/28(土) 01:27:26 ID:???
なんかホントやな奴だな赤ガン
『今ここに極秘情報を公開しよう』

コマカス「・・・・・・・・・・・・・」
バージム「・・・・・・・・・・・・・」
とある山中、的に丁度いい岩が転がっているような荒地に二人は立っていた
コマカス「じゃあ練習初めよっか」
バージム「何の練習?」
コマカス「僕はともかくRD・・・バージムはヒーローに成り立てだからちゃんと使いこなせるようにだよ」
バージム「使いこなしてると思うけど・・・?」
そういいながら自分の体をまじまじと見るバージム。
コマカス「いや、まだそのスーツには隠された能力がある、この際だから全部把握しといた方がいいと思って」
バージム「ようするに、他の作家さんが私達の設定を使うときに便利なようにってこと?」
コマカス「そんな身も蓋も無い・・・とにかく始めるからね」
バージム「はーい」
コマカス「え〜と、まずは僕からだね・・・コマカスビーム!!」
額から光線が発射され岩の表面を焼く。
バージム「・・・見た感じあんまり威力無さそうだね」
コマカス「まぁ対人兵器ですからこの程度で十分」
バージム「え〜と、私は変身能力でしょ?キューティー○ニーみたいな」
コマカス「全自動コスプレ装置ですな」
バージム「ちゃんとその衣服の能力使えるよ?」
コマカス(それは単にRD-4が器用なだけでは・・・)
バージム「あとは・・・バージムライトニングフラッシュとか」
コマカス「コマカスビームが大口径メガ粒子砲ならそっちは拡散メガ粒子砲って感じだな」
バージム「あと一応私も記憶消去光線が撃てるみたいだけど・・・他に何かあるの?」
コマカス「・・・・・説明書によると・・・・なんじゃこりゃ」
バージム「何々?何があったの?」
コマカス「ん?え〜と・・・バリュートシステムだと」
バージム「何それ?どんな技?」
コマカス「まぁ言うよりやってみれば?バリュートオン!の掛け声で発動だって」
バージム「バリュートオン!!」
するとバージムの肌にピッチリ張り付いていたスーツがまるで風船のように膨らみ始めた
バージム「え!ちょっと!?何これ!?」
数秒もしないうちにバージムはまん丸とした風船体型になっていた・・・・・まぁEVAのD型装備を思い出してくれれば
コマカス「・・・スーツの中に発生した特殊粒子により硬度を様々に変化させることができる・・・だって」
バージム「・・・・つまりどういう事?」
コマカス「・・エアバックの如く衝撃吸収からガチガチに固めた攻撃態勢より出される地ならし、浮遊も可能・・・って書いてる」
バージム「でも・・・この格好はちょっと//////」
コマカス「・・・・・・・僕は可愛いと思うけど」
バージム「!!!!!!!!!」
コマカス「あれ?どうかした?」
バージム「・・・・・別に」
その後、何気に地ならしを使ってみると大岩が小石と化す恐るべき破壊力を垣間見た・・・
コマカス「人に使ったらえらいことになるなコリャ」
バージム「・・・・・・・・・」

その後・・・ザク家
高機動「あのー・・・RD-4?」
RD-4「なに?」
高機動「なにか・・・怒ってる?」
RD-4「別に♯」
高機動「じゃあなんでそんな膨れてるの?」
どういう事かというとRD-4はわざわざ普段のパジャマ姿でバリュートシステムを発動していた
RD-4「可愛いんでしょ?高機動くんから見れば」
高機動「そ、それはそうだけど」
RD-4「!!!!じゃあ別にいいでしょ!」
高機動「だからさー?何そんなに怒ってんのー?」
RD-4「高機動くんの・・・馬鹿・・・」
乙女心は複雑ってことで。
206通常の名無しさんの3倍:2006/10/28(土) 23:46:07 ID:???
『新たな刺客と破壊の猫耳』

 夕方のUC商店街は人で賑わう。そんな活気のある商店街に、再び魔の手が。
 今回はいつもの奴らではなく新入りであり、ただいま人型ロボットで商店街中を暴れ回り、商店街はいつものように破壊されていく。
???「ふっはははははははは! 俺はロボットの操縦においても頂点に立つ男だぁ!!」
 ある男はロボットのコックピット内で笑い叫んでいた。
 その名はスコーピオ。実はAC学園所属で高校3年生。
スコーピオ「逃げろ逃げろ! 俺はUC商店街を制圧する事においても頂点に立つ男だぁ!!」
 逃げ惑う人達。こんなときはコマカス&バージムのヒーローカップルが駆けつけるのだが、生憎高機動が学校で用事の為本日不在。
 その代わりこの人が現れました。
ヘビー改「待ちなさい! あ、ごめんなさい、待ってください!!」
 巨大ロボの前に現れたのはAC町の破滅の女神ことヘビーアームズ改。彼女はUC町の平和も守るのだ……本当はコマカス&バージム捕獲の為に来たのは秘密の話。
スコーピオ「何だ貴様は!」
ヘビー改「これ以上の破壊は許しません!」
スコーピオ「思い出したぞ! 貴様、例のACのターゲットか! なるほど。俺はターゲットを倒す事においても頂点に立つ男だ! コマカス達の前に貴様を踏み潰してくれるわ!」
ヘビー改「だめです! コマカスさん達は私が捕まえないと、私は社会的に死んじゃいますから!」
スコーピオ「くらえっ! 頂点ミサイル!!」
 スコーピオメカの背中から100発のミサイルが放たれヘビーアームズ改を襲う。ヘビーアームズ改は見事な脚力ではるか上級に飛び、ダブルガトリングガンを両手に転送、ミサイルをすべて破壊する。
 ミサイルは商店街中で爆発し更に被害は拡大。
ヘビー改「一気に勝負をつけます。コマカスさん達が来る前に。X!」
 そして地面に着地すると、ヘビーアームズ改はサテライトキャノンを背中に転送、発射体制に入る。空には既に月が出ている。
天『貴様に、力を』
ヘビー改「照準用レーザー、進路クリア。4,3秒後にマイクロウェーブ!」
 月から一筋の光が、ヘビーアームズ改の猫耳に当たる。
ヘビー改「マイクロウェーブ、来ます!!」
 眩い光に包まれるヘビーアームズ改。そして、背中のX字、猫耳、手足の肉球、尻尾が光る。
スコーピオ「な、なんだこれはっ!!」
ヘビー改「サテライトキャノン! 発射しま〜〜す!!」
 放たれた破壊の光。その光はスコーピオメカのみならず商店街ごと飲み込んでいく。
 そして、コマカス&バージムが現れたときには、商店街の一部が塵一つ残さず消滅していたそうな。
 しかし怪我人は一人も出なかったという。

新たな悪?スコーピオ登場。

ACの破壊の猫耳ヘビーアームズ改、最重要危険人物として登録。
207通常の名無しさんの3倍:2006/10/30(月) 18:12:05 ID:???
ぬ氏・・・近頃来ないね?忙しいのかな・・・
208通常の名無しさんの3倍:2006/10/30(月) 18:53:53 ID:???
やっとアク禁とれた・・・

『ヒーローの事後処理?』
コマカス「・・・・・・・・・・」
巨大ロボットが暴れていると聞きつけなんとか学校の用事を終わらせ飛んできたコマカス、
しかし事件は当にサテライトキャノンによって解決していた・・・一部を焦土と化して
コマカス「・・・とりあえず直しとくか」
フェザーファンネルを飛ばし焦土と化した町の修復に取り掛かる、とその時!
ヘビー改「てやああぁぁぁ!!!」
コマカス「甘い!」
コマカスを捕らえんとヘビー改がいきなり襲ってきた!
ヘビー改「くっ・・・おとなしく捕まって下さい!!」
コマカス「断る」
ヘビー改「どうか私を助けると思って!!」
コマカス「町の一部焦土にした奴を助ける義理など無い」
ヘビー改「う・・・・じゃあ力ずくで!!・・・・今日はバージムさんは?」
よく見るといつもコマカスの隣に居るはずのバージムが居ない
コマカス「フッ・・・・何をそんなに怒ってるのか僕には検討もつかなくてねぇ・・・」
ヘビー改「はい?」
コマカス「今上司に直談判中だと思うよ?」
ヘビー改「え?え?」

RD-4「なんなんですかあの装備は!?女の子に付ける武器じゃないですよ!!」
フェニックス「えぇ〜?だって野郎だと鬱陶しいだけだし〜」
RD-4「こっちは真面目に聞いてるんです!!」
フェニックス「こっちだって真面目じゃい!!」

コマカス「何がそんなに気に入らないんだろ・・・」
ヘビー改「さ、さぁ・・・・」
コマカス「よし、町の修復完了。」
ヘビー改「あ、ホントだ綺麗に元通り・・・」
コマカス「じゃあそうゆう事で」
ヘビー改「そ、そうは行きません!!」
コマカス「チッ、何だよ今度は・・・」
ヘビー改「ホントに少しだけでいいから付き合ってくださいよ〜そうでないと私社会的に抹殺されちゃうんです〜(泣)」
コマカス「知らんがな」
ヘビー改「そこを何とか〜!!」
コマカス「だから・・・離せよ」
ヘビー改「離しません!!」
コマカス「離せってば!!」
ヘビー改「絶対離しません!!」
バージム「あ〜もう、あの分からず屋・・・コマカス?」
コマカス「あ、バージ・・・ム?」
ヘビー改「お願いだから見捨てないでー!!」
ちなみに今の状況はコマカスの胴をヘビー改がしっかり掴んで泣きついているという状況だ
バージム「・・・・・・・・・」
コマカス「ち、違う!!誤解だ!!」
バージム「・・・・・・・何が?」
コマカス「これは・・・こいつが勝手に!!」
バージム「・・・・・・・・・・・・バリュートオン」
コマカス「へ?」
ヘビー改「え?」
バージム「・・・・・地ならし」
コマカス「ちょ、バージム!?」
ヘビー改「え?え?え!?」

その後バージムの地ならしから逃げ惑うコマカスとヘビー改の姿が目撃され商店街には謎の車輪痕が大量に残されたそうな・・・」

コマカス「だから誤解だってばー!!」
209通常の名無しさんの3倍:2006/10/30(月) 23:14:52 ID:???
いつか、ぬ氏が帰ってきてくれる事を信じて!!

『女の子とルシフェルお姉ちゃん』

女の子「うえ〜〜ん!」
ルシフェル「……」
 目の前でくまのぬいぐるみを持った女の子が泣いてる。俺が泣かせたわけじゃないぞ! 本当だぞ!!
 いやね? 買い物の帰りに街に行ったんですよ。そしたらこの子が大泣きしてたんです。
 周りの人は見て見ぬふり。見かねた俺は大泣きしてる女の子によって行った。
ルシフェル「どうした?」
女の子「うえ〜〜〜〜〜〜〜ん!!」
ルシフェル「泣いてちゃわからないだろ? ほら、涙拭いて。そんなに泣いてると”ギルティカスタム”っていう悪魔が食べに来ちゃうぞ?」
女の子「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!」
 いけない、逆効果だったか。さすがギルティカスタムだ。名前出しただけで女の子が更に泣いた。
 仕方なく俺は、買い物袋の中からギルティカスタム用に買った菓子を差し出すと、女の子は泣き止み始めた。
女の子「ひっく、ひっく」
ルシフェル「これやるからな。とりあえず、何かあったのか話してくれないか?」
女の子「うっく、ぐずっ、ままが、いなく、ひっく、なっちゃったぁ」
ルシフェル「なるほど、迷子か。あ、ほら食べな」
女の子「うん、ひぐっ、ありがと……」
 一口チョコを食べている彼女の涙をハンカチで拭う。
 この女の子……綺麗な黒髪がどこかあいつのガキの頃と重なる。
 そんな事もあってか、俺は小さな女の子の手を握って立ち上がる。決してロリコンでも誘拐でもないぞ! 本当だぞ!!
ルシフェル「それじゃあ、お母さん捜さないとな? お母さんも心配してるだろうし」
女の子「ふぇ? いいの?」
ルシフェル「ああ」
女の子「ありがとう! ”お姉ちゃん”♪」
ルシフェル「…………お兄さんね?」
 既に完全に泣き止み満面の笑顔の女の子。しかし、子供は時に残酷だと俺は知った。
210通常の名無しさんの3倍:2006/10/30(月) 23:15:45 ID:???


 女の子と彼女の母親を捜す。しかしそれらしい人は見つからない。
女の子「はい、お姉ちゃん!」
ルシフェル「ん、あ、ああ、ありがと」
 チョコチョコ歩いている彼女、はぬいぐるみを抱えながら持っている一口チョコの袋から、一つ取り出し俺にくれた。
 まぁ、お姉ちゃんというのは既に今更な気がするので別によく、チョコを口に放り込みあたりを見渡す。
ティエンロン「ぶ、部長!!」
ルシフェル「ん? ああ、ティエン――」
ティエンロン「な、な、何をやってるですか!? 誰ですかその子!! ま、ままままま、まさか!!」
 そこに背後から物凄い勢いでティエンロンが現れ、いきなり誤解してる模様。
 そのティエンロンを、女の子はショーでも見るかのように楽しそうに笑ってる。
ルシフェル「一応言っておくけど、この子は――」
ティエンロン「ギルティカスタム先輩とはもうそんな所まで。あ、でも年齢的に合わな……はっ! ご、ごめんなさいです! この事は誰にも言わないです!」
ルシフェル「いやだから」
ティエンロン「だ、だめです! それ以上近づいたら大声出しますよ!!?」
ルシフェル「既に大声だから。つか、俺の話を」
ティエンロン「だ、大丈夫です! 部長がどんな女でも食いものにする最低人間でも、これからも仲良くしますですから、だからティエにまで手を出すのは! それではバイトがあるので……その、浮気は程々にです〜〜!!!」
ルシフェル「………」
女の子「いっちゃったぁ」
 最後ものすっごい失礼な事を言われたのは気のせいか? とりあえず、ティエンロンは明日修正の必要がありそうだ。
トルネード「君なら男の子でも大歓迎よ♪」
 そして、最後に俺の方をポンと叩き耳元で囁いたこの人は誰だろう?
女の子「おもしろいおねえちゃん〜」
ルシフェル「そうだね」
 どんな状況にでも笑顔になれる子供って羨ましい。
211通常の名無しさんの3倍:2006/10/30(月) 23:17:13 ID:???
 
 その後も色んな奴に誤解され、UC町にも行ったものの、女の子の母親は見つからなかった。
女の子「スゥ、スゥ」
 俺の背中では疲れたのか女の子が寝息を立てて眠っている。今はAC町に戻り近くの川原を歩いている。
 すると、橋を渡ろうとした時、何やら誰かを捜している様子の女の人。
女の子「んっ……ま、ま?」
 女性の声に、背中の女の子も目を覚ます。どうやら、あの人がこの子の母親らしい。
 母親は俺と彼女の存在に気づくと、涙ながら駆け寄ってきた。
 そして女の子も俺の背中から降り、お母さんの胸に抱きつく。うん、涙ぐましい感動の対面という奴だ。
 その後、母親は俺に何度もお礼を言い頭を下げた。それにちょっと困ったりもしたが、まぁ悪い気分ではない。
ルシフェル「よかったな、お母さんに会えて」
女の子「うん!」
ルシフェル「あ、そうだ。ほら、これもやろう」
女の子「わあ♪ ありがとう!」
 俺はカバンの中から、調理実習の際に作ったクッキーが入った包みを女の子に差し出すと、彼女は嬉しそうに笑顔を見せる。
母「本当にありがとうございました」
ルシフェル「いえ」
 そして最後にもう一度、母親は俺に頭を下げ、女の子と共に帰っていった。
 後ろを向き手を振る女の子に、俺も手を振る。
女の子「ばいば〜い! ”おねーちゃーーん”♪」
ルシフェル「あ、アハ、アハハ………お兄さんな」
 最後まで彼女は俺を男だと見てくれていなかった様だ……。


ギルティカスタム「それで? その女の子に”私の”お菓子を全部あげてしまい、尚且つクッキーまであげてしまったと?」
ルシフェル「あ、あぁ。でもしょうがな――」
ギルティカスタム「お仕置きね」
ルシフェル「それくらい我慢しろって。また買ってくるから」
ギルティカスタム「無・理♪」
 最近、俺は同じようなオチにさらされているのは気のせいだろうか?(ルシフェル&書き手談)

―完―
212通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 00:24:22 ID:???
自分の欲望のために困った人を助けた奴を虐めるのか?最低だなこいつ。
213通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 02:15:59 ID:???
最低なんて言わないで。俺も書いた後で後悔したんだから。

ルシフェル「おーい、出来たぞ」
ギルティカスタム「やっと出来たわね。うん、いい匂いだわ」
ルシフェル「そりゃどうも」
 夜のギルティカスタムの部屋に香ばしい匂いがする。
 今、俺が作った焼きたてのクッキーが出来て、ギルティカスタムの部屋に持っていったところだ。
ギルティカスタム「まったく、人助けとはいえ全部あげるなんて。一つくらい残しておいても、私楽しみにしていたんだから」
ルシフェル「何度も謝ってるだろ? それにほれ、焼きたて食えるんだからもういいだろう?」
ギルティカスタム「それも、そうね。私も少し言い過ぎたというか……とりあえず一枚くれる?」
ルシフェル「ほれ」
 皿に乗っているクッキーを一枚、ギルティカスタムに手渡す。
 すると、ギルティカスタムは食べずにただ見つめるだけ。
ルシフェル「?? どうした?」
ギルティカスタム「……口移――」
ルシフェル「却下だ。さっさと食う」
ギルティカスタム「むぐっ!」
 なんか今、ギルティカスタムがバカップル発言をしようとしたがそれを阻止。クッキーを無理やりギルティカスタムの口の中に入れた。
ルシフェル「美味いかw?」
ギルティカスタム「おいひい、けど……チュー」
ルシフェル「んなっ! ちょ!」
 そしてギルティカスタムはクッキーを食べながら言うと、不意にこいつの口から離そうとした手をとり指をちゅーっと吸う。
 突然の行動に戸惑う俺。そんな中、ギルティカスタムは咥えた指を離す。
ギルティカスタム「はい♪ お仕置き終了!」
ルシフェル「……///」
 
 何このバカップル?(書き手&覗いてたギルティ)


まぁ>>211の続きということか後日談ということででお願いしますぬ氏
214208:2006/10/31(火) 03:02:31 ID:???
眠れないから続きを書こう
ザク家、夕食
RD-4「・・・・・・・・・・」
高機動「ねぇ、RD-4・・・・・・」
RD-4「・・・・・・・・・何?」
高機動「あの・・・・・・誤解なんだって!」
RD-4「・・・・・・・・・・・」無言で箸を進める
高機動「僕はRD-4以外の奴なんか興味無いし・・・大体アレはあっちが勝手に・・」
RD-4「・・ご馳走様」
席を立ちそのまま自室に向かうRD-4
高機動「RD-4!!・・・・ハァ」
マツナガ「何があったんだ?」
ガイア「なんか・・・気まずいな」
ライデン「しっかし高機動とRD-4が喧嘩ねぇ?ま、そういう事もあるか」
ザク「喧嘩っつーより完全に一方的じゃないか?RD-4の」
高機動「あん?」<本気でやばい目つき
ザク兄弟「「「「す、すいません・・・」」」」

RD-4の部屋の前
高機動「RD-4、起きてる?」
RD-4「何・・・?」
高機動「入って・・・いいかな?」
RD-4「・・・・・・・・どうぞ」
部屋に入る高機動、RD-4は布団に包まっている
高機動「あのさRD-4、さっきから言ってるけど」
RD-4「分かってる」
高機動「え?」
RD-4「高機動くんが浮気なんてする筈無い事私が一番よく知ってる」
高機動「じゃあ・・・」
RD-4「でもね?」
高機動「ん?」
RD-4「嫌だったんだ・・・高機動くんが他の娘にくっついてるの」
高機動「え?」
RD-4「取られちゃうかも・・・とか不安になって・・勝手に焼餅焼いて・・・」
高機動「いや、そんなこと無い!!」
RD-4「え・・・?」
高機動「もしRD-4がどっか別の男に取られそうになったら僕だったらソイツを○○○する勢いだから!」
RD-4「いやそれやり過ぎ・・・っていうより実際お見合い騒動の時やってないし」
高機動「アレは・・・・まぁ今のは例えって事で・・」
RD-4「フフ、高機動くんてば」
高機動「アハ、ハハハハ」
RD-4「でもそれだけじゃ無いんだよね」
高機動「え?」
215208:2006/10/31(火) 03:07:09 ID:???
RD-4「なんていうかもっとショックだったっていうか」
高機動「な、何が!?」
RD-4「・・・・・・・・バリュート」
高機動「え?バリュート?」
RD-4「高機動くん、あれ見て可愛いって言ったでしょ」
高機動「う、うん」
RD-4「それかなり複雑、素直に喜べないよ・・・」
高機動「え・・・・そう?」
RD-4「笑われた方が後腐れ無かったかも」
高機動「う〜〜ん、と言われてもなぁ・・・」
RD-4「ひょっとして高機動くん・・・」
高機動「ん?」
RD-4「そっちの気・・・あるの?」
高機動「へ?」
RD-4「前だって太ってても構わないって言ってたし・・・」
高機動「・・・!!いやいやそんなんじゃ無いって!!そりゃどっちかと言うとふくよかな方が・・・」
RD-4「・・・やっぱり太った方がいい?」
高機動「!!!!!!いやいやいやいやそうじゃなくって!!!RD-4は今でも十分魅力的だから!!別にそんな必要無いから!!」
RD-4「明日からもう少し食べる量増やそっかなー」
高機動「ちょ、RD-4!?」
RD-4「ウフ、冗談よ、冗談。」
高機動「驚かさないでよ・・・・あ〜本気でビビった」
RD-4「ま、高機動くんはもう少し乙女心を大切にするってことで」
高機動「はーい、わかりました」
RD-4「よろしい。じゃ、寝よっか」
高機動「それじゃ、お邪魔します」
そしてベッドに入る二人。やはり馬鹿ップルというのは一度くっつくと(いやらしい意味ではない)そうそうに離れられない物なのである。
RD-4「でも高機動くんが望むなら別に私・・・」
高機動「だーかーらー僕にその気はないっつの」
RD-4「本当〜?」
高機動「結構しつこいねRD-4」
RD-4「だって高機動くん必死に否定してるしそれにそれだけショックでしたから」
高機動「あのね・・・・・」

今日の夜にでもハロウィーンネタ書こうかな
ぬ氏、また仕事が忙しいんだろうな。がんばれ。

ステイメン(馬)「ギャンヌ!」
ギャンヌ(騎)「何!?しゃべってないで働いて!本気出さないと勝てないでしょ!」
ステイメン(馬)「ザク先輩は?」
ギャンヌ(騎)「あ」
グフカス(騎)「そこだ!」パシッ
ギャンヌ(騎)「ああ〜っ!」
ステイメン(馬)「ご、ごめん!」
ギャンヌ(騎)「いや、我を忘れた私が・・・ごめんなさい。ザク先輩の事は後で良かったのに・・・」
グフカス(騎)「・・・ザクが何かしたのか?」

ペズバタラ(馬)「っ!」
メッサーラ(馬)「う」ビクッ
グフB(騎)「・・・気迫で押しているだと!?だが私とて!」
ペズバタラ(馬)「・・・やっぱり駄目か」
グフB(騎)「はったりは効かん、覚悟し」
V2(騎)「ふぇ・・・グフB先輩怖いよう・・・」
グフB(騎)「う・・・いや、惑わされては」
V2(騎)「そんなに怖いとバーザム先輩に嫌われちゃうよ?」
グフB(騎)「なあっ!?・・・確かにそうかもしれないがこういう風に私が怒るのはバーザムが悪い事をした時だからな大丈夫だあいつはいい奴だから聞き分けは悪くない
しかしもう少し怒り方は気をつけた方があいつに嫌われないのかそれはとてもいい事だがって何で私はこんなにあいつの事を考えて」
パシッ
グフB(騎)「何っ!?」
メッサーラ(馬)「何で一人妄想世界に浸ってたんだよ!」
ペズバタラ(馬)「助かったか。V2のおかげだよ」
V2(騎)「そうなの?ねえ、ここまで来たら頑張って優勝しようよ」
ペズバタラ(馬)「そうだな、頑張るか!」

パシッ
アレックス(騎)「きゃあ!」
ザク改(馬)「アレックス!」
ライデン(馬)「ようし!俺だってやるときゃやるんだぜ!」
ガンタンク(騎)「うんうん、すごいわねー。実際取ったのは私だけど」

トムリアット(馬)「白アット、危ない!」
パシッ
ゴトラタン(馬)「!」
白アット(騎)「ご、ごめんなさい!」
リックドム(馬)「ようし!よくやったシュネーヴァイス!」
シュネー・ヴァイス(騎)「1-Aで残ったのは私達だけ?」
橙ゲゼ(馬)「みたいだな。ここで勝って目立ってやる!」

ガンキャノン(騎)「そこだぁー!」
パシッ
ガンキャノン(騎)「よっしゃあ!・・・あれ?」
FAZZ4女(馬)「・・・鉢巻き、取られてるわね」
キハール(馬)「あ〜あ・・・」
ドーベン(馬)「やった!」
サイサリス(騎)「ふう、危なかったです」
灰ゲゼ(馬)「がっはっは、弟の騎馬も残っているな。楽しくなりそうだ!」
217通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 07:50:50 ID:???
>>215
F2(また高機動いないや・・・さっき喧嘩してたはずなのに・・・
・・・RD-4の部屋の近くに盗聴器でも仕掛けようかな・・・でも高機動にバレそうだしな・・・
・・・ハァ・・・ウツダシノウ)
218アルビオン関連の人:2006/10/31(火) 08:25:04 ID:???
もうこんなヅダを見てるのは耐えられない。そう思ったバーミンガムは天に指先を向け、胸がはち切れんば
かりに叫んだ。

バー「「「あーっ!あんな所にコマカスがーっ!!!」」」
よくある古い手だ。普通の人がまず引っ掛かるワケはないが、バーミンガムには陽動はこれくらいしか思いつかなかった。
ゼー「えっ!?どこどこ?」
………つか引っ掛かったんかい。
バー(今だ!バーミンガムアサルトランチャー!)
バーミンガムは服の袖から対コマカス用最終兵器、バーミンガムアサルトランチャーで重箱を射る。
途端赤い閃光とともに重箱が消し炭になった。
バー「あーっと!コマカスの攻撃でお弁当が消し炭になってしまったーっ!これは大アクシデンツですっ!(棒読み)」
途端にゼーゴッグは振り向く。そこには灰となったお弁当があった。
ゼー「そんな…………」
バー「これは特別判定無効です!ですよね!」
サラ改「まあ、そうですね」
ゼー「うっ………えぐっ…………」
バー(ちょっと可哀相だったかな?)「ではまあ、次の審査に―――――」
ゼー「うゎぁーーーん!!!コマカスの−@↓◇≒♪∂∀〓―――――――っ!」
そのまま尋常じゃない速度でゼーゴッグはどこかに走り去ってしまった。
うめき声と悲鳴がとおくに聞こえる中、ヅダはメディック(エンジェルハイロゥ先生)によって養護室に運ばれ、
舞台は次の審査に移った。
219アルビオン関連の人:2006/10/31(火) 14:48:36 ID:???
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi58860.jpg.html
あと、暇なのでこんなのも描いてみたりする
220通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 17:11:47 ID:???
おいおい、そのお弁当バトルRD-4も参加しているのだろう?彼女がどう思うか・・・
『今夜はハロウィン』

ザク家
ライデン「そういや今日はハロウィンだったな」
ザク「ん?そういやそうだったな」
ガイア「今更俺達の年齢じゃ関係無いイベントだろ?」
F2「そうだね」
高機動「よっと・・・・とっと」
ザク「何やってんだ?高機動・・・・カボチャ?」
見ると馬鹿でかいカボチャ提灯を抱えて運んでいる
高機動「今日はハロウィンだからね」
ガイア「でもそんなもん置いたら仮装行列が家に来るぞ?」
高機動「それが普通でしょうに」
ザク「お菓子はどーすんだよ」
高機動「今RD-4が台所でクッキー焼いてますが?」
ライデン「RD-4が?」
高機動「好きだね〜RD-4も。」
マツナガ「まぁ・・・ちゃんと用意しているなら良い、止める理由も無いしな」
ザク「ハロウィン・・・・ねぇ」

ザク家の玄関前にカボチャ提灯が置かれ、火がつけられた。
暗くなる空、そしてやって来る仮装行列。
子供達「「「「トリックorトリート!!」」」」
RD-4「いらっしゃい♪じゃあお菓子をあげるから順番に並んでね。」
子供達「「「「わあぁぁい!!」」」」

高機動「いろんな仮装がありますな」
ライデン「あれ、コマカスじゃないか?ヘビー改のコスプレしてる奴もいるぞ」
F2「ライデン兄さん、コスプレじゃなくて仮装だよ今日は」
ザク「猫耳幼女(゜∀゜)b」
ガイア「アホか」
マツナガ「楽しそうだなRD-4」
高機動「そうだね・・・お姉さんぶれるからじゃない?」
ガイア「成程、家じゃ一番年下・・・はF2か」
F2「と、年は一緒だよ!」
マツナガ「ハッハッハッハ」

高機動「お疲れ様、RD-4」
RD-4「あ、高機動くん。あんなに居るなんて思わなくて予備のお菓子も全部あげちゃったよ」
高機動「Trick or Treat?」
RD-4「え?だからお菓子はもう全部あげちゃって・・・」
高機動「じゃあ悪戯ってことで」
RD-4「え?」
そのままRD-4を抱き上げ二階に連れて行く高機動・・・・
ザク「そうは行くか!!」
高機動「ザク兄ちゃん!?チッ、」
ライデン「おいたが過ぎたようだな高機動」
高機動「いやこれからおいたを」
ガイア「いつもいつも貴様が得する終わりで終わると思うな!!」
高機動「ちょ、何すんのさ!?」
F2「君はいい同居人だったが君の行動がいけないのさ」
高機動「謀ったな!?謀ったなF2!!」
マツナガ「さ、今日は男だけで飲み明かそうか」
高機動「なんでだああぁぁぁ!?!?」
そして一人残されるRD-4
RD-4「・・・・え〜と、Happy halloweenってことで」

ザクと高機動以外のザク家ってキャラ立てにくいなー
221通常の名無しさんの3倍:2006/10/31(火) 17:24:11 ID:???
『ACハロウィンパーティー』

 今宵はハロウィン。AC学園の多目的ホールでは人で賑わっていた。
 AC学園では毎年ハロウィンの日に料理部が作ったお菓子を振舞うという、所謂パーティのようなイベントが開催される。
 当初は小等部を中心とした学園関係者のみの参加型だったが、料理分現部長ガンダムルシフェルの要望と、彼の作る料理の上手さが口コミで広まり、今では子供等を一般者も参加できるようになっている。
ヘルカスタム「ようルシフェル、来たぞ〜」
ルシフェル「ん? ああ来たのか」
サンドロックカスタム「今年も人が沢山いるわねぇ〜」
サンドレオンカスタム「それだけルシフェルの料理の腕が認められているという事だろう」
ルシフェル「そいつはどうも」
 AC学園生徒や他学園の生徒等で賑わう中、ヘルカスタム率いるカスタム団が現れた。
 ルシフェルはさっそくお土産用に包んである菓子袋を差し出そうとする。
ルシフェル「あ、その前に台詞」
カスタム団「トリック・オア・トリート」
 カスタム団は声を揃えて言うと、菓子袋を受け取った。
リ・ガズィ・カスタム「ど、どうも。トリック・オア・トリートです」
エニルカスタム「暇だから来たぞぉ」
 更にカスタム団のメンバーが現れ、呪文を唱えるとお菓子をもらう。
 リ・ガズィ・カスタムは嬉しそうに受け取り、エニルカスタムはさっそくお菓子会場に直行した。
ヘルカスタム「あれ? そういやジムカスタムとグフカスタムは?」
リ・ガズィ・カスタム「お二人でしたら部活があると言ってました。それぞれ部長ですから」
サンドロックカスタム「なるほど」
ルシフェル「んじゃあこれ。そのお二人さんに」
 ルシフェルはリ・ガズィ・カスタムにグフカスとジムカスの分の菓子袋を手渡した。
サンドレオンカスタム「ルシフェル、ギルティカスタムはどうした?」
ルシフェル「ん? ああ、あいつなら――」
ギルティカスタム「トリック オア トリート〜♪」
 サンドレオンカスタムの問いにルシフェルが答えようとした時、楽しそうな声とともに背後からルシフェルに抱きつく一人の影。
 まぁ、ギルティカスタムである。
ルシフェル「おいやめろ。って何だその格好は?」
サンドロックカスタム「ちょっと、大胆」
 そして周りの視線が一斉にギルティカスタムに集まる。
 無理もない、彼女が着ているもの、それはもはや服ではない。それは、黒に近い紫の際どい水着のようなもので素肌がかなり露出し、背中には悪魔のような羽、頭には羊やヤギのような湾曲した角。脚に密着した黒紫のロングブーツに後ろからは細長い尻尾を生やしている。
 ギルティカスタムは男を誘惑する美しき悪魔サキュバスを思わせるコスプレで現れた。
ギルティカスタム「可愛いでしょ? ちょっと作ってみたの」
サンドレオンカスタム「ちょっとって……学園でそのような格好は」
リ・ガズィ・カスタム「……///」
ギルティカスタム「ちゃんとエピオンの許可は取ったわよ。それより似合うルシフェル?」
 ルシフェルの背後から抱きつき、周りの視線を感じつつそんなこと気にもせずルシフェルに聞くギルティカスタム。
ルシフェル「どうって……なんつーか、恥ずかしくないのか?」
ギルティカスタム「あら、全然平気よ? なぁに? ルシフェル恥ずかしいの?」
ルシフェル「ああ恥ずかしい。そういうのは家で一人でやってくれ」
ギルティカスタム「あらあら随分な言われようだこと。そんな事言うのはこの口なのか〜し〜ら〜?」
ルシフェル「………」
ヘルカスタム「とりあえず他人のふりで行こうぜ」
サンドロックカスタム「同感ね」
リ・ガズィ・カスタム&サンドレオンカスタム「///」
 ルシフェルの唇を人差し指でいじるギルティカスタム。
 彼がサキュバスから開放されたのは20分後の事で、周囲には人が集まり何とも妖しい雰囲気を出していたが、この後出てきたビルゴ&ビルゴUの小悪魔メイドによりうまくかき消されたそうな。

 その後のカスタム団にて。
グフカスタム「な、なぜ私がこのような……」
ギルティカスタム「あらあら、とっても似合うじゃないの♪」
 グフカスタムがサキュバスコスプレをさせられたのはまた別の話。
222221:2006/10/31(火) 17:30:41 ID:???
訂正 上から5行目

×→今では子供等を一般者も参加できるようになっている

○→今では子供等を中心とした一般者も参加できるようになっている
223221:2006/10/31(火) 19:15:06 ID:???
ハロウィンシリーズ

『AW学園のハロウィン』

 学生寮・ガンダムエックスの部屋にて。
ヴァサーゴ「んふふ……今宵の月はとても綺麗ね」
エックス「そ、そうですね」
アシュタロン「こんな綺麗な月の日に死ねるなんて、君は幸せ者だよ」
ヴァサーゴ「私達もね」
エックス「あ、ああの私、まだ彼氏もできたことないし、食べたいお菓子もいっぱいあるし、予約してる連ザUもまだ買ってないので……」
アシュタロン「そんな事は些細なことさ」
ヴァサーゴ「向こうにはとても心地よい所だと聞いたわよ? だから共に逝きましょうね」
 鍵爪とハサミを手にエックスに詰め寄るゲテモノガンダム姉弟。ガクブルのエックス。
ヴァサCB「トリック・オア・トリート! お菓子はいらないから悪戯をさせてくれ」
エックス「変なのが増えたよー!」
DX「きーさーまーらーーー!!!」
 そこにヴァサーゴCBがカボチャの被り物と黒いマント姿で現れる。そしてその背後から鬼の形相で2本のサテライ刀を振り走ってくる。
ヴァサーゴ「現れたわねお邪魔虫め。しかしいくら貴女でも3対1では……」
DX「全員! 散開しろ!!」
Gビット(X)「了解しましたー!」
 3対9に逆転、ゲテモノガンダムズはGビット(X)により連行された。
エックス「お姉ちゃん、怖かったよぁ」
DX「よしよし、もう大丈夫だ」
アシュHC「あの、本当にごめんなさい……」

エアマスターB「てめー! なんで俺がこんな格好しなきゃなんねーんだよ!!」
レオパルドD「だって可愛いじゃない。よく似合ってるよ? ん?」
エアマスターB「///うっ! う、うるせー!!///」
レオパルドD「ふごっ!」
 エアマスター・バースト、照れと怒りの鉄拳!
224221:2006/10/31(火) 19:16:32 ID:???
『ソレイユ屋敷のハロウィン』

 ソレイユ屋敷にて。
銀スモー「お嬢様ぁ! トリック・オア・トリートです! お菓子をくれないと悪戯しちゃいますよぉ!」
ソレイユ「あらまぁ、それは大変ね。それではさっそく」
金スモー「お嬢様への贈り物は、私を通してもらいましょう」
ソレイユ「あ、あのゴールド? そういう事は別に」
金スモー「いえ、お嬢様の安全の為ですので」
銀スモー「やっぱり今年も来ましたかメイド長!!」
金スモー「どれだけの力をつけたか、試してあげましょう」
 スモーファイトぉ! レディィィ!!
金・銀スモー「「ゴォォォー!!」」
 ぶつかり合う姉妹!
ソレイユ「はわはわはわはわ……」
 そして一人はわはわしてるソレイユ。今日もソレイユのお屋敷は賑やかです。
225221:2006/10/31(火) 19:17:42 ID:???
『猫耳のハロウィン』
ヘビー改「どうしてハロウィンの日にこんな……」
天『仕方なかろう。ハロウィンの日と言えど夜間に子供が出歩くのは危険だからだそうだ。護衛するよう依頼があった』
ヘビー改「いったい誰の依頼、はわっ!」
 ヘビーアームズ改が子供等と共にUC町を回っていた時、子供の一人に尻尾を握られる。
子供「わぁ、本物みたーい」
ヘビー改「あうぅ! ぼ、僕、握っちゃだめ……ち、力が、ぬ、け、て……」
 その場で倒れこむヘビーアームズ改。正義と破壊の戦士が子供らにやられてしまうのか!!
ヘビー改「うぅ〜、ぜ、05!」
 何とかドラゴンハングを転送し、尻尾をいじっている子供の服を掴み引き離す。
ヘビー改「もう、だめだよ僕。次やったら、めっ! だからね」
子供「わぁすっごーい!」
子供「お姉ちゃんわたしにもやって〜!」
子供「僕も〜!」
ヘビー改「え? あ、ちょっと、今度やってあげるからね? 今はお家を回ろうね?」
天『子供との触れ合い……何とか先日のイメージダウンは回復できそうだな……』
 ヘビーアームズ改、イメージアップ成功。
226通常の名無しさんの3倍:2006/11/01(水) 02:13:13 ID:???
『金木犀の香る頃、赤い月の下で。8』

β「それじゃあ、ゼーゴックさん。僕、ちょっと用事足してきます。」
ゼーゴック「あ、はーい。いってらっしゃい。」

βはそう言って道場を出た。
ここしばらく、ずっと鬱々としていた気持が嘘のようにすっきりと晴れている。

β(最初からこうすればよかったんだ。僕にもやっぱり兄さんと同じ鈍感な血が流れてるのかな)

βの顔に苦笑が浮かぶ。
彼の足はUC学園高等部に向かっていた。

ギャンヌ「でさ、あの子のことどうするつもりなの?」
ヅダ「うん、まあ考えてはいるんだが…」
ギャンヌ「ちゃんと態度はっきりしてあげないとかわいそうだよ?」
ヅダ「ああ、わかってるよ。」
ギャンヌ「彼女、好きな人のためにはどこまでも自分を犠牲にしちゃうんだから、兄さんがちゃんとしないと…」
ヅダ「うん、俺も良く考えてみたんけど、俺は…」

一方帰宅途中のヅダ兄妹もまさにその問題を話していた。

ヅダ「…俺は、情けない話だが、自分から誰とどうなりたいという観点が無かったんだな。」
ギャンヌ「 は ? 」
ヅダ「好意を寄せてくれる女性を喜ばせたいって言う、そういう観点しかなかったんだよ。」
ギャンヌ「ああ〜…なるほどね。うん、わかる気がする。」
ヅダ「女性と付き合うのになれてなかったからなぁ…」
ギャンヌ「慣れっつーか、初めてよね。」
ヅダ「まあ、そんなことはどうでもいい。ともかく、俺が誰とどうなりたいのか、ってことを考えてだな…」

言いかけた時、ヅダを探してUC学園に戻る道を歩いてきたグフBが少し先の曲がり角から姿を現した。

グフB「あ!探していたぞ!ヅダ君!」
ギャンヌ「あら、どうしたの?」
ヅダ「俺に用とは珍しいね。」
グフB「私もこんな用で幼馴染の許を訪れたくは無かったんだがな。」

グフBが苦い顔で言った。

グフB「先日の件、今しがた話をβ君に聞いてきた。」
ヅダ「む、その件か。」

ヅダの顔が引き締まる。
しかしそこに、たじろぐような様子は見られなかった。
既に心を決めているのであろうか…
彼の眼差しが真剣さを帯びて行く。

グフB「単刀直入に言う。姉上から手を引いてもらいたい。」
ヅダ「できかねる。」

ヅダは言下にグフBの申し出を拒否した。
二人の視線が交錯し、あたかも斬り合いの際中のような緊迫した空気が二人の間に流れる。

グフB「なぜできぬ?」
ヅダ「俺とグフカスさんはいつも二人で歩いてきた知音だからだ。本当に小さい頃から、俺たちは共に歩いてきた。だから…」
グフB「だから?」
ヅダ「たかだか血がつながってるだけの君が、俺と彼女の関係に余計な口を挟むな。」
グフB「なにぃ!?」

―続く―
227通常の名無しさんの3倍:2006/11/01(水) 02:16:32 ID:???
そしてこっちはヅダさんのイメージダウン続行中
うう、進まねぇなぁ…
うん、地獄に落ちろヅダ。でこっちはザクのイメージダウンを。

白スナ(馬)「さあ騎馬戦も終盤、残る騎馬は七騎、ちょうど一クラス一騎となってるぜ!」
ザク偵(騎)「その騎馬の面々を紹介しましょう!まず馬を召還して多くの騎馬をなぎ倒した1-Aから『他人の幸せを羨む馬と出番が無い騎手』、リックドム、橙ゲゼ、シュネー・ヴァイス組!」
リックドム(馬)「なんかいやな紹介のされ方だな・・・」
シュネー・ヴァイス(騎)「出番が無い・・・本当だけどさ・・・」
橙ゲゼ(馬)「落ち込むな!この騎馬戦でレギュラーの座を勝ち取るんだ!」
白スナ(馬)「1-Bは只今撃墜数トップのダークホース!作者いわく『ペズバタラのキャラ今ので合ってるか不安何でも真っ二つに分けるような性格ってどんなんだよ、あとロリっていいよね』、V2、ペズバタラ組!」
V2(騎)「あと七騎なんだぁ。もう少しだね!」
ペズバタラ(馬)「うん。・・・どんな性格だよって言われても・・・」
ザク偵(騎)「2-Aは『ぶっちゃけバレンタイン編書いてた時はこんなにもレギュラー化するとは思ってませんでした』、ドライセン、赤ディアス、ディジェSE-R組!」
赤ディアス(馬)「あれ、馬の紹介無し?」
ドライセン(騎)「レギュラーなのか?私は」
ディジェSE-R(馬)「まあ他の人に比べたらそうだろうね」
白スナ(馬)「続いては2-B、『何か微妙な面子、鬼灯モード発動するかどうかは悩み中です』、灰ゲゼ、ドーベンウルフ、サイサリス組!」
ドーベンウルフ(馬)「微妙って・・・」
灰ゲゼ(馬)「おい、鬼灯モードって何だ?」
サイサリス(騎)「・・・さあ?」
ザク偵(騎)「そして我らが2-Cからは『学園中に知らぬ者いない覗きの双璧、そしてこのスレの主役?力はないが悪知恵働くニブチン野郎とヘタレのコンビ』、バーザム&ザクUF!」
ザク(馬)「ニブチンって俺?どこがだよ」
バーザム(騎)「ヘタレってか。まあそうだけどさ・・・」
白スナ(馬)「3-Aからは『この学校が誇る女剣士とイケメン変態』、グフカスタム先輩とザクV改先輩組!」
グフカス(騎)「ザク・・・仕置きが必要のようだな」
ザクV改(馬)「じゃあ狙いはあの二人か。っていうかイケメン変態・・・」
ザク偵(騎)「そしてラスト、3-Bから『弟のおかげでこのごろ出番が多い兄と弟が地味なのであまり出番が無い姉』、ライデンザク先輩とガンタンク先輩組!」
ライデン(馬)「あ〜何か・・・ごめん」
ガンタンク(騎)「ライデンが気にする事じゃないよ。ガンダムはもう少し頑張らなきゃね・・・」
白スナ(馬)「以上七組だ!そして途中結果によると各クラスの得点は横一線!さあ、最後まで生き残り栄光を掴むのはどの騎馬か!見逃せないぜ!」
ジム「あれ?おっかしいな・・・」
白ジム「どうした?」
ジム「いま騎馬の集計してるんだけど数が合わないんだよ。何回数えても一組足らないんだ」
白ジム「途中でサボリか?いや、そんなのは見かけなかったし・・・」
ジム「今残っている騎馬が八組ならぴったりなんだけどな」
白ジム「!まさか・・・」

ザク(馬)「さて、どう動くよ?」
バーザム(騎)「ドライセン達に鉢巻きを取らせて数を減らしてもらいつつあいつらがばれないようにそこそこ目立つぞ」
グフカス(騎)「待て」
ザク(馬)「あ・・・部長」
ザクV改(馬)「話はギャンヌちゃんから聞かせてもらったよ」
ザク(馬)「ギクッ!?いやあれは男の浪漫というかなんと言うか」
グフカス(騎)「二人まとめて仕置きをしないとな」
バーザム(騎)「え?何で俺も?」
グフカス(騎)「覚悟しろ・・・」
ドライセン(騎)「させるか!」
グフカス(騎)「!!」
ドライセン(騎)「ザクに手は出させない!」
赤ディアス(馬)「おいおい、勝ち目あるのかよ」
ディジェSE-R(馬)「さあ?でも愛のために闘うって言うのも面白いんじゃない?」
グフカス(騎)「ドライセン君・・・君はザクが何をしたのか知っているのか?」
ドライセン(騎)「知らないな。だがザクとした約束は守る!行くぞ!」
ザク(馬)「よし、逃げるぞ!」
バーザム(騎)「え?おい、ドライセンはいいのかよ」
ザク(馬)「知るか!とりあえず今は俺の身の安全だ!」

ペズバタラ(馬)「!」
ドーベン(馬)「う」ビクッ
灰ゲゼ(馬)「む!?この程度の気迫、キャトルさんが怒った時に比べればぁ!」
ペズバタラ(馬)「片方にしか効かないか・・・」
サイサリス(騎)「そこです!」
V2(騎)「きゃ!あ、危なかった〜」
ペズバタラ(馬)「こうなったら・・・V2!耳塞いで!」
V2(騎)「え、わかった!」
ペズバタラ(騎)「行くぞ!      渇!!!     」
ドーベン(馬)「うわぁあ!?」
灰ゲゼ(馬)「ぬおぉ!」
サイサリス(騎)「バ、バランスが・・・きゃあ!」

ふう、あと少し・・・
230通常の名無しさんの3倍:2006/11/01(水) 23:18:13 ID:???
 いつものゲーセンにて。
 ただいまザクUF対ギャラリー兼ドライセンら部(所謂ファンクラブ)の一員と
 『機動戦士ガンダム エゥーゴvsティターンズ』にて対戦中。

対戦者「知れば誰もが望むだろう、君の様になりたいと!(ドライセンちゃんに好かれてー!)」
ザクUF「は? あ、やべっ!」
対戦者「君のようでありたいと!(ドライセンちゃんとデートしてー!)」
ザクUF「だから何の話だ! よし落とした!」
対戦者&ギャラリー「故に許されない! 君のような存在は!(死ねザク!!)」
ザクUF「やべ落とされた! でもまだだ!」
対戦者「そして滅ぶ、ザクは。滅ぶべくしてなぁ!(死ねザク!!)」
ザクUF「守りたい連勝があるんだーー!!」

勝者−ザクUF。今日も無念に散ったドライセンら部の一員だった。
そして次の対戦者−ドライセン。
湧き上がるゲーセン内。そしてなんとドライセンに勝つザク!
ゲーセン内に響く死ねザクコール。

ドライセン「も、もう一度だザク! 次は本気で…」
ザクUF「やめてよね。ドライセンが本気になったら、俺が敵うはずないじゃないか」
ジェイブス「ざ、ザク先輩! そんな台詞を言うと!」
ザクUF「ん? 言うと? おわっ!!」
???「種ネタはやめろやごるぁ!」
ドライセン「ザクーーーーーーーー!!」
ギャラリー「天の裁きだ!!」
 屈強な男に連れ去られたザク。
 数時間後、ジェイブスとドライセンの決死の捜索により、近くの川原でロープでグルグル巻きにされたザクUFが発見されたそうな。

ギルティカスタム「種ネタは程ほどに♪」


まぁ、なんだ…ちょっとやってみたかっただけ
231通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 01:24:56 ID:???
『ヒロインとはピンチになる為に居るのだ』

あくる日の辺寸亭
ファルメル「・・・また来てる」
今回辺寸亭はポン酢たこ焼きキャンペーンを開催したのだがコマカスとバージムが堂々と来店していた
キャメル「てんちょーっ!てんちょーっ!」
ファルメル「言われなくても判っている!!」
しかし客は客。とりあえず二人の注文を取って普通に対応する。

バーミンガム「何!?あの二人が来ているだと!間違いないんだな!?」
ファルメル「ああ、そうだが・・・」
一応ファルメルはバーミンガムに連絡を取っていた、しかし・・・
ファルメル「なぁ?なんであの二人を捕らえる必要があるんだ?」
バーミンガム「え?」
ファルメル「別に彼等自身なんらかの迷惑活動をしたわけではないし壊れた町を何度も修復してくれている・・・」
バーミンガム「・・・・・・・・」
ファルメル「彼らを捕らえる理由が見当たらなくなったのだが・・」
バーミンガム「理由なら・・・・ある!!」
ファルメル「な、なんだ?」
バーミンガム「奴等を捕らえようとすればそれだけネタが増える、そうすれば当然我々の出番も・・・」
ファルメル「何身も蓋も無いこと言ってんの!?」
バーミンガム「冗談だ・・・これはもう奴らとの勝負なんだよ」
ファルメル「勝負?」
バーミンガム「奴等とて多分この町の住人だ、なのに素顔ではなく態々正体を隠して訪れる、これはもう捕らえてみろと言ってる様な物だ」
ファルメル「な、成程・・・」
バーミンガム「私もすぐ行く、なんとか引き止めていろ」
ファルメル「あ、ああ」
そして電話が切れる。

アーリー「にしてもコマカスってどこにおるんやろうな?」
アルトロン「判らん、大体顔も知らぬ相手を探すのは困難じゃないか」
アーリー「顔も知らん・・・て仮面被っとるそうやからすぐわかる思たんやけどね」
アルトロン「仮面・・・か、そこでたこ焼きを食べている二人も仮面を被っているが」
アーリー「え?」

コマカス「やっぱりソース味のほうが俺は好きだな」
バージム「そう?ポン酢味もおいしいと思うけど?」
アーリー「あのーお二人さん?」
コマカス「(げっ、アーリー!?)何か?」
アーリー「ひょっとして・・・あんた等がコマカス?」
コマカス「烏賊にも蛸にも」
バージム「二号のバージムでーす♪」
アーリー「ホンマかいな!!やっと会えたでぇ!!」
アルトロン「貴様らがコマカスか・・・貴様等は正義なのか!?」
コマカス「正義ってのは己自身の信念か世間一般論の二つに分かれてくる・・・前者も後者もとりあえずは守っているつもりだが?」
アルトロン「・・・えぇい!正義というのはそんな理屈じゃない!」
コマカス「奇遇だな、俺もそう思う」
アルトロン「馬鹿にしているのか!?」
コマカス「唾を飛ばすなバッチぃ」
アルトロン「こ・い・つ・はぁぁぁぁぁ!!」
232通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 01:55:52 ID:???
キャメル「お、お飲み物です」
バージム「あ、どうも」
アルトロン「やはり貴様は悪だ!!人の事を見下して!!」
コマカス「別にそんなに拘る事じゃないと思うよ?正義も悪も」
アルトロン「なんだと!?」
コマカス「嘘吐きは悪か?」
アルトロン「なんだと?それは・・・悪だろ」
コマカス「嘘も方便というぞ?それに複雑な人間付き合い馬鹿正直に本当の事ばっか言ってたらあっと言う間に拗れる」
アルトロン「うっ・・・」
コマカス「お前は人生の中で一度も嘘をついた事が無いのか?」
アルトロン「そ、それは・・・・・」
コマカス「ま、そういう事だよ。俺はとりあえず目の前の迷惑の原因を排除する、ただそれだけ」
アルトロン「・・・・・・・・・・」
コマカス「それで正義を名乗るのはおこがましいと思うし、まぁ思われるだけなら気分いいしね」
アルトロン「そうか・・・」

アーリー「なぁ、バージムちゃん?うちにだけ正体教えてくれへん?」
バージム「駄目です」
アーリー「そこを何とか!!」
バージム「駄目ですってばぁ・・」
そういって先程出された飲み物を飲むバージム
コマカス「しかし俺達の噂はA,C学園にまで流れてるのかね」
アーリー「ん?そうみたいうやけどうちはもと居た学校で既に聞いたで?」
コマカス「え?関西にも知れてるの俺?」
バージム「それはすごいれすね〜」
アーリー「な〜、せっかく会えたんやし正体教えてぇな〜」
コマカス「だから駄目だと」
バージム「ふぇ〜いす・お〜ぷ・・・」
コマカス「何やってんのバージム!?」
ゴーグルを外そうとしていたバージムを取り押さえるコマカス、見るとバージムの様子がおかしい
バージム「え?正体が知りたいっていうから・・・」
コマカス「それで馬鹿正直に正体を教えるヒーローがどこに・・・バージム、酒飲んだ?」
バージム「うぃ〜?」
アーリー「はーずーせ、はーずーせ、」
いつの間にか来たバーミンガム「はーずーせ、はーずーせ、」
そして店中の客が「「「「はーずーせ、はーずーせ」」」」
バージム「はい!!フェーイス、オー・・・」
コマカス「だから止めろっての!!」
バージム「えぇ〜?」
店中の客「「「「「えぇ〜?」」」」」
コマカス「あ〜もう!!帰るよバージム」
バージム「うぃ〜♪」
バーミンガム「まぁまぁそう言わずに・・・」
コマカス「お勘定」
キャメル「あ、はい」
バーミンガム「ならば腕ずくで・・・」
コマカス「バージム、バリュート」
バージム「バリュ〜トオーン?」
一気に球体になるバージム、そしてそのバージムに弾き飛ばされるバーミンガム
バーミンガム「な・・何!?」
そしてそのままバージムを気球の如く宙に浮かべそれに乗り空へ消えていく二人
バーミンガム「嘘ぉ!?」
アーリー「うっわー、なんかすっごいファンシーゆうか・・・」
アルトロン「あんなのに憧れるのか?」
アーリー「まぁ乗る側やったら。気球側は勘弁な」
ファルメル「やっぱ無理なんじゃないか?あれを捕まえるのは・・・」
バーミンガム「何をいう、今回は収穫があったぞ」
ファルメル「収穫?」
バーミンガム「バージムは酒に弱い」
233通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 02:01:08 ID:???
ザク家
RD-4「高機動くんの馬鹿馬鹿!!あんな大勢の前でバリュートさせて・・・しかも風船みたいに飛ばすって!!」
高機動「だ、だってRD-4酔っ払ってたし・・・あれが一番楽に帰れる方法かな〜って・・・」
RD-4「だからって・・・だからって!!」
高機動「悪かったって・・・それにバリュートを使ったのはバージムであってRD-4じゃ無いんだし・・・」
RD-4「むぅ〜#」
高機動「ま、正体がばれなきゃ恥かくような事じゃないでしょ?」
RD-4「うぅ〜#」
高機動「・・・とりあえずゴメン」
RD-4「・・・まぁいいけど」
高機動「でも酔っ払ったら正体ばらしかけるってのはちょっと問題だな・・・」
RD-4「うん・・・私ってお酒弱いから・・・高機動くんは?」
高機動「僕?あんな体に悪いもの飲みたいとも思いませんが」
RD-4「ふぅ〜ん(今度一服盛ってみよっと)」
高機動「しかし他の人たちの酒を飲んで酔っ払ったときの反応とか面白そうだな・・・」
RD-4「ドライセン先輩とか・・・風紀が乱れるとか言って飲みそうに無いね」
高機動「飲まぬなら 飲ませて見せよう ホトトギスってか?」
RD-4「う〜ん・・・やっぱり拙くない?」
高機動「そうだな、やっぱり拙いよな」
RD-4「・・・お正月とか!」
高機動「無礼講とか!」
何か一つの目標を見つけたようですこの馬鹿ップルが

酒に弱いってのは弱点だよね?つーか未成年に酒飲ますなww
234通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 20:04:00 ID:???
     曰
     | |   高機動     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ノ__丶(〃´Д`)_ < これが酒の恐ろしい所なんですよ
     ||酒||/    .| ¢、 \__________

高機動「というわけで作戦を実行する」
RD-4「ええ」

バーザム「高機動が「晩御飯奢ってあげるからグフB先輩と一緒に来て」っていうから来たけどよ」
グフB「高機動め、また何か企んでいるのか?」
ザク「さあ?」
高機動「カレー出来たよー」
ライデン「おお、待ってました!」
ドライセン「食べる前は手を洗えよ」
ザク「俺はガキですか」
高機動「あ、結構辛いから気をつけてね」

RD-4「このサラダ、ドライセン先輩が作ったんですよ」
ガイア「ほうほう」
ライデン「それは美味そうですな」
ザク「お前ら、何でそう言いながら俺の皿に次々と盛ってくんだよ」
マツナガ「む?・・・辛いな」
ドライセン「・・・ええ」
高機動「辛いなら飲み物あるよ」
RD-4「はい、カルピスです。ちゃんと人数分ありますよ」
F2「へえ、準備いいね」
RD-4「辛くしすぎたからいるかなーって・・・」
バーザム「カレーに異常は無いみたいだな。カルピスは・・・!」
ザク「バーザム、カルピス飲まないのか?」
バーザム「ザク、こいつに口つけないほうがいいみたいだ」
ザク「え?」
バーザム「グフも・・・お前、全部飲んじゃった?」
グフB「ああ。辛いものはどうも苦手でな」
バーザム「こいつ飲んで大丈夫なのか?」
グフB「少し暑いな・・・服脱いでいいか?」
バーザム「は?っていうかもう脱いでる!?」
グフB「暑かったら脱ぐだろう?まだ暑いな・・・ブラウスも脱ぐか」
バーザム「おい!それ脱いだら下着丸出」
ライデン「いいぞー脱げ脱げー!」
ガイア「そうらそうらー!ぬげぬげぇー!」
マツナガ「そうりゃな。にゅぐべきだ。ヒック」
ザク「え?兄貴達どうしたんだよ」
グフB「ほら、皆も勧めているだろう。脱ぐぞ」
バーザム「脱ぐな!」
235通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 20:11:51 ID:???
ザク「何がどうなってるんだ?ってうわっ!」
ドライセン「ザクぅ〜何かふらふらするぅ〜」ぎゅっ
ザク「ど、ドライセンさん?」
ドライセン「えへへぇ〜」
ザク「うほっ、胸が当た・・・っていうか苦しい!離してください!」
ドライセン「いやだぁ〜離さない〜」
ザク「ちょ!ギブギブ!」
バーザム「・・・おい高機動」
高機動「何?」
バーザム「飲み物に何仕込んだ?」
高機動「ウォッカを少々」
バーザム「・・・俺ら呼んだの酒飲んだときの反応確かめるため?」
高機動「ご名答。流石バーザム先輩、そこまで見抜くとはね〜」
バーザム「てめぇ・・・」
高機動「ほらほら、僕なんかに構ってるとグフB先輩脱いじゃうよ?」
グフB「よし、スカートから脱ぐぞ」
バーザム「やーめーい!」
高機動「いやいや、中々楽しい物が見れたねRD-4」
RD-4「高機動君、そんなことよりさぁ・・・私のへや、いかない?」
高機動「へ?」
RD-4「この状況ならみんな気づかないよぉ、ね?」
高機動「お酒飲んだ?」
RD-4「えへへ〜。で、どうするの?」
高機動「今すぐ行きましょう」
RD-4「うふふ・・・たっぷり可愛がってね?」
高機動「ようし!やってやるz」
F2「ちょい待てや」
高機動「え?」
F2「おら、こっち来て座れ」
高機動「あ、はい」
F2「お前らあれか。また二人でにゃんにゃんか」
高機動「にゃんにゃんって・・・まあそうですが」
F2「まあそうですが、ねえ・・・また俺に部屋で一人鬱な気分になれと!?ああ!?ふざけんなボケェ!」
高機動「す、すいません!」
F2「お前まだ15だろう?マツナガ兄もまだ童貞だっつーのに15のあんたがにゃんにゃん三昧はいかんよ、なあ?」
高機動「そ、そうですよね・・・」
F2「わかってんならやるなボケェ!!俺を舐めとんのか!!」
高機動「ひ、ひぃ!(F2・・・からみ酒?)」

F2の説教はそれから二時間続いたという・・・

翌日
F2「何か頭痛い・・・昨日の記憶無いんだけどさ、僕何かやった?」
高機動「い、いや何も」
F2「ならいいけど。何か言う事言ってすっきりした、っていう気持ちが・・・何でだろ」
高機動「さあ(今度からF2の事も考えよっと・・・)」

>>233氏に先駆けて書いてしまった・・・スマソ
>>220
F2 貧乏くじを引く常識人
ライデン ひどい目に合わないザクUF。要領がいい?
マツナガ とりあえず古臭い言葉使わせときゃ大丈夫だろう
ガイア ・・・普通
自分は大体こんな感じで書いてます。参考になれば幸いです。
236233:2006/11/02(木) 21:21:37 ID:???
>>235GJ。先駆けて・・・ていうかまだネタ一つしか考えてなかったしちょっと補足というか続きを勝手に。

RD-4「で、結局高機動くんお酒飲まなかったね」
高機動「だから僕は飲まないんだって」
RD-4「高機動くんってどんな酔い方するか見てみたいなー」
高機動「いや、いいから」
RD-4「・・・・・・どうしても?」
高機動「どうしても」
RD-4「ここに一杯のお酒があります」
高機動「だから飲まないってば・・・・え?」
高機動が言うより早くその酒を口に含み口移しで飲ませるRD-4
RD-4「どう?」
高機動「・・・・・・・・・」
そのまま倒れこむ高機動
RD-4「え!?高機動くん!?ちょっと、しっかりして、ねぇ!!」

翌日
高機動「というわけで・・・僕は無茶苦茶酒に弱いんだよ・・・」
RD-4「そうなんだ・・・」
高機動「だから酔う前に倒れ・・・って何してんの?」
RD-4「メチャクチャ弱い人は匂いだけでも酔うって話だから嗅がせようと」
高機動「・・・そこまでする?」
RD-4「・・・だって気になるんだもん」
高機動「・・・まぁいいけど」
そういってコップに鼻を近づける・・・と同時に再び倒れる
RD-4「そんなに弱いの!?ちょっと、高機動くーん!!」
高機動「流石にそこまで弱くないよ、そうだったら調理酒さえ使えないし」
RD-4「あ〜驚いた、で?酔ってる?」
高機動「ん〜・・・・酔ってるね、RD-4が3人に見える」
RD-4「え?」
高機動「意識はハッキリしてるんだけどさ・・・あれ?親父・・なんでここに?」
RD-4「高機動くん?」
高機動「嫌だぞ親父にお袋、俺はジャングルなんかに・・・また兄弟が増えただと!?」
RD-4「しっかりして!高機動くん!酔ってる!しっかり酔っ払ってるよー!!」

結論:高機動はRD-4以上に酒に弱い

ホントは温泉旅行中に宴会で飲ませようかと思ったがいや中々GJでした。
237通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 21:38:26 ID:???
エピオン&白トーラス「「ミスACコンテスト?」」
 生徒会執行部の部室で、エピオンと白トーラスは声を揃える。
デリンジャーアームズ「そうです。生徒会長に許可を願いたいと思いまして」
 なるほど、またこいつの企みか。
エピオン「……何を行うか、見当はつくが念の為具体的な内容を聞かせてもらおう」
 エピオンは少し頭を抱えるが、冷静な口調でデリンジャーアームズに問う。
 その問いに、デリンジャーアームズは相変わらずの怪しい笑いで答えた。
デリンジャーアームズ「ご想像通りだと思いますが? この学園で誰が一番可愛いかを決めるのです。他校の生徒や一般者に決めてもらうコンテスト形式で」
白トーラス「コンテストと言っても、私達は学生でありあまり過激なことは」
デリンジャーアームズ「心配には及びません、オレもその辺はしっかりと考えていますので」
 自信満々で答えるデリンジャーアームズに、白トーラスは困惑の表情。
 エピオンは目を瞑りしばらく考え込む。
エピオン「一つ聞く。なぜそのようなイベントを急に?」
デリンジャーアームズ「それも簡単な答えですね」
白トーラス「では、聞かせていただこう」
デリンジャーアームズ「それはずばり! この学園のイメージチェンジです!!」
白トーラス「イメージチェンジ?」
 声を上げるデリンジャーアームズに、白トーラスは困惑の表情だが、エピオンはすぐに納得した様子。
エピオン「なるほど。いいだろう、許可しよう。開催はいつにするんだ?」
デリンジャーアームズ「ありがとうございます。詳しい事はまた後日」
エピオン「わかった。頑張ってくれ」
デリンジャーアームズ「任せてください。それでは、クククク」
 最後に一礼をし、デリンジャーアームズは部室を出る。出る間際に怪しく笑って。
 デリンジャーアームズが出て行くと、困惑の表情の白トーラスはエピオンに話しかける。
白トーラス「よろしいのですか? ミスコンなど」
エピオン「偶にはそのようなイベントがあってもいいだろう? それにイメージチェンジと言うのも、確かに必要かもしれない。また例の事件が起こらないように」
白トーラス「確かに、そうですね」
 エピオンが静かに言うと、白トーラスは少し納得した。
エピオン「そうだ、白トーラスも出てみたらどうだ?」
白トーラス「え? あ、いや、私は……///」

『開催! ミスACコンテスト! AC学園で一番可愛いのは誰か?』
238通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 21:39:38 ID:???
 その後、『ミスACコンテスト』のチラシはAC学園中はおろか、AC町や他学園にも張り出された。

ギルティカスタム「へぇ、ミスコンねぇ」
ルシフェル「デリンジャーの奴、また妙な事考えてるな」
 チラシを見ていたギルティカスタムとルシフェル。
 ギルティカスタムは何だか楽しそうな表情だが、ルシフェルは微妙。
ギルティカスタム「第一審査は出場者の挨拶に、第二審査はコスプレかぁ。何だか楽しそうじゃない?」
ルシフェル「まさか、出る気か?」
ギルティカスタム「勿論よ。それに優勝すると学食のタダ券3ヶ月分よ? ルシフェルも少しは休めるでしょ?」
ルシフェル「しかしだな、主催者があのデリンジャーだし……」
 出ると豪語したギルティカスタムに、ルシフェルはあまり賛成ではない様子。
 そんなルシフェルの様子を見て、ギルティカスタムはニヤ〜っと笑う。
ギルティカスタム「もしかして、私がワーキャー言われるのが嫌なの? それはそうよね、私可愛いから」
ルシフェル「自分で言うかぁ? それに、別に嫌とかそーいうんじゃなく」 
ギルティカスタム「ならヤキモチ?」
ルシフェル「そ、そんなことでも……俺はただ、その……」
 楽しそうにルシフェルの顔を覗き込むように聞くギルティカスタムに、ルシフェルは口篭る。
ギルティカスタム「大丈夫よ安心しなさい? 私はルシフェルしか見えてないから」
ルシフェル「ま、まぁ、せいぜい恥をかいて来るといい」
ギルティカスタム「顔が真っ赤ですよ〜? ちょっと可愛い」
ヘルカスタム「何あのバカップル」

 2年教室。
ギルティ「ミスコンかぁ。デリッちも変なこと考えたね?」
セラフィム「……まさか、出るのかギルティ?」
ギルティ「あたし? 出ない出ない。どうせこの手のイベントにはお姉ちゃんが出るに決まってるしね」
セラフィム「……そうか」
 チラシを見ながら呟き、笑顔でセラフィムに答えるギルティ。
 その回答に、セラフィムは少し残念そうで、その背後からWアーリーが現れた。
Wアーリー「なんやセッちゃん。もしかしてぇ、ギルちゃんのコスプレ見たいと思ったん?」
セラフィム「あ、アーリー! ち、違う!」
ギルティ「違うの? そうだよね、どうせあたしなんて……」
セラフィム「い、いや、そういう意味では……」
Wアーリー「やっぱり見たいんや〜」
セラフィム「だから………見てみたいが、強制は……」
 ついに出たセラフィムの本音。それを聞いたギルティは少し頬を赤くする。
ギルティ「セラフィム君が来てくれるなら、出てもいいよ?」
セラフィム「………本当か?」
ギルティ「うん。でも、そのかわりずっとあたしを見ててね? 緊張しちゃうから」
セラフィム「初めからそのつもりだ」
Wアーリー「なんやこのバカップル。だったらウチも出よーかなー」
サンドレオン「という訳ですので、姉様も出ますよね?」
サンドレオンカスタム「どういう訳なのだ!?」
239通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 21:41:04 ID:???
天『ミスコンに出ろ』
ヘビーアームズ「へ? いきなり何を言って」
天『夜な夜な家族が寝静まった時間に自分の部屋で、(ピー)してるところをネット上で公開……』
ヘビーアームズ「やります出ます! 出場させていただきます!!」

 棒術研究部の部室。
 アルトロンが一人棒術の修行中。
シェンロン「兄さーん!」
 そんな中、弟のシェンロンが駆け寄ってきた。
アルトロン「どうした?」
シェンロン「ミスコンの話聞いた? 一緒に見に行かない?」
アルトロン「ふん、その事か。下らん」
 シェンロンの問いかけに、吐き捨てるように修行を再開するアルトロン。
 そんなアルトロンに、シェンロンは口元に笑みを浮かべる。
シェンロン「聞いたんだけど、ウイングアーリー先輩も出るんだって」
アルトロン「(ぴくっ)……ふ、ふん、奴が出ようと、お、俺には関係のないこと……」
 明らかに動揺するアルトロンに、シェンロンは更に追い討ち。
シェンロン「二次審査のコスプレって、もしかしたらメイドとかナースかも」
アルトロン「(ぴくぴくっ!)……メイド……ナース」

Wアーリー(アルトロンの妄想)「ご主人様〜♪ ご奉仕させていただきます〜♪」

Wアーリー(アルトロンの妄想2)「アルトロンく〜ん♪ ウチが看病してあげる〜♪」

アルトロン「(ゾクゾクっ!)…………………///偶にはいいだろう」
シェンロン「兄さん判りやすい……」

 という事でいろんな人が出るようです。
 そしてミスコン開催まで時間は刻一刻と過ぎていった……。

―続―
240通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 21:36:01 ID:???
ゲテモノ兄弟パート3

CB「ううむ、ハロウィンはDXのせいでX君に近寄れなかった・・・」
HC「あれは兄さんが悪いと思うけど」
CB「そうだ、HCはあのあとDXに虐められなかったか?」
HC「・・・兄さんの事を謝った時に『あんたも消えろ!!』ってぶっ飛ばされたよ」
CB「何ぃ!?私だけならともかく私の可愛いHCにも手を上げるとは・・・許さん!今すぐ制裁と凌辱を与えて」
HC「やめて。学園内の僕の立場がますますひどくなるから」
CB「しかしだな・・・」
HC「僕は大丈夫だから。それより兄さんがXと仲良くなれる方法を考えてみたんだ」
CB「おお!流石HC、私がXと結ばれたらHCへの愛情が減ってしまうかもしれないというのに、私の幸せを願ってそんな事まで・・・何で健気な弟なんだ!」
HC「むしろ愛情は減ってほしいけどね。でさ、学校じゃハロウィンの時のようにDXとかが邪魔しちゃうだろ?Xはバイトをしているらしいからさ、兄さんもそのバイトをすればバイト先で話す機会も増えるんじゃないかなって」
CB「成程、名案だな」
HC「ちょうどXが働いている遊園地でバイト募集してたんだ。兄さん受けてみなよ」
CB「・・・HCも受けてくれないか?」
HC「え、何でさ」
CB「好きな女の子とどういう会話をすればいいか分からないのでな・・・HCに助言してもらいたいんだ」
HC「ああ。僕も女の子と付き合った事は無いからそういうことに詳しくは無いけどいいよ」
CB「何?お前みたいな美しく性格も良い奴が付き合ったことが無いだと!?世の女は見る目が無いなぁ」
HC「うん、はっきり言って兄さんのせいだけどね」

数日後 テーマパークコンペイ島
X「あれ?新しく入ったバイトってHC先輩なんですか?」
HC「・・・まあね」
X「あの、もしかしてCB先輩も一緒ですか?」
HC「はは・・・そのはずだったんだけどさ・・・」

CB「HCの馬鹿・・・」←面接に落ちた
241通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 22:05:12 ID:???
橙ゲゼ「来るなああぁぁぁぁ!!!」
灰ゲゼ「早くそこをどけええぇぇぇぇ!!!!」
とある日、今日も今日とてU,C学園校庭にて灰ゲゼの暴走した自作車に追い回される橙ゲゼの姿があった

『橙ゲゼの普通な日』

橙ゲゼ「いてて・・・畜生あの馬鹿兄貴め・・・」
あの後結局車に撥ねられたのだが何故か軽傷な橙ゲゼは一応保健室に来ていた
ラビアン「橙ゲゼ君も大変ねぇ、あ、そうだ」
橙ゲゼ「?なんすか?」
ラビアン「橙ゲゼ君、マッサージしてあげよっか?」
橙ゲゼ「え・・・ラビアン先生がっすか!?」
ラビアン「ええ、あとグフカスちゃんも♪ささ、出てらっしゃい」
グフカス「は、はい」
橙ゲゼ「(うっひょ〜!美人のお姉さんふたりにマッサージ受けるなんて今日の俺ってツイてる?)」
この後、彼がどうなったかなど言うまでもあるまい

橙ゲゼ「ひ、酷い目にあった・・・」
体中のコリというコリを全て破壊されマグネット・コーティングもびっくりの運動性を得たものの代償(痛み)は大きかった
橙ゲゼ「あんなマッサージ、耐えれる奴・・・お?」
見るとヅダが巻き藁相手に組み手を取っている
橙ゲゼ「・・・いつからだろ・・・俺だって金属パイプの狂犬と恐れられたもんだったのに・・・」
中学生の頃は随分と無茶をやったなー・・・と過去を振り返る、と言ってもせいぜい1年くらい前の話だが
ゼーゴック「ヅダさーん!!」
橙ゲゼ「え?」
ヅダに向かって全力疾走してくるゼーゴックに跳ね飛ばされ宙を舞う橙ゲゼ
橙ゲゼ「ぐはっ・・・スゲェ・・・ヅダ先輩、あんな全力疾走のゼーゴックのタックルを真っ向から受け止めて・・・」
そして、彼の意識は途切れた

橙ゲゼ「う、う〜ん、ここは・・・」
何やら柔らかいものに頭を乗せていることに気が付き起きた、そして周りを見ようとしたが目の前に・・・
高機動「良い天気だね〜♪」
RD-4「そうだね♪」
とか膝枕したりされてたりな馬鹿ップルが目に入った
橙ゲゼ「あいつ等・・・でもいいなぁ・・膝枕」
キャトル「?私じゃ駄目でしたか?」
橙ゲゼ「え?」
見てみるとさっきまで頭を乗せていた柔らかいものがキャトルの膝だったことに気付いた
橙ゲゼ「きゃきゃきゃキャトルさん!?」
キャトル「私の膝枕では・・・物足りませんでしたか?」
橙ゲゼ「そんな恐れ多い!!つーか、なんでキャトルさんが俺に膝枕を?」
キャトル「ビックリしましたよ?空から橙ゲゼ君が降ってきたんですから」
橙ゲゼ「え・・・・・あぁ!そういや・・・」
キャトル「で、目が覚めるまで横になってて貰おうと思ったんですが生憎良い枕が無くて・・・」
橙ゲゼ「そ、そうだったんですか・・・すいませんでした」
キャトル「いいんですよ。私が好きでやっただけですから。」
橙ゲゼ「は、はぁ」
キャトル「で・・・もう立って大丈夫なんですか?」
橙ゲゼ「え?ああはい!キャトルさんの膝枕でもうすっかり・・おっと、」
少し立ちくらみをしふら付いてしまう橙ゲゼ
キャトル「もう少し・・・横になっていた方がいいんじゃありません?」
橙ゲゼ「え!?・・・・そ、それじゃあお言葉に甘えて・・・」
キャトル「高すぎたりしません?」
橙ゲゼ「いえいえ!丁度いいです!!」
橙ゲゼ(あ〜幸せだなぁ〜。ホントキャトルさんっていい人だよな〜・・・)
ポカポカとした陽気の中、キャトルの膝枕の上でうつらうつらと舟を漕ぐ橙ゲゼ。他人から見ればお前は間違いなく勝ち組だ。
242通常の名無しさんの3倍:2006/11/03(金) 22:14:29 ID:???
しかし♪
灰ゲゼ「ぬおぉぉぉ〜!?!?」
キャトル「あ、」
橙ゲゼ「え?」
いい忘れたがここは学園中を一望できる小高い丘、カップル達の隠れた憩いの場だったりする
そしてそこから自動車愛好会に向かって灰ゲゼの自作車が突っ込むのが見えた。
キャトル「は・・・は・・・・・・・」
橙ゲゼ「きゃ・・・キャトルさん?」
キャトル「何やってるんですか灰ゲゼ君!!!!」
橙ゲゼ「ぬおっ!?」
そしてふらふらと燃え盛る部室から出てきた灰ゲゼに向かって投げ飛ばされる橙ゲゼ
橙ゲゼ「やっぱりこうなるのねええぇぇぇ〜!?!?」
灰ゲゼ「ぬ!?橙ゲぐはあっ!?」
そして吹っ飛ぶゲゼ兄弟。
橙ゲゼ、彼の日常に安息の二文字は無い。

キャトル「あ、橙ゲゼ君!?」
RD-4「今キャトル先輩が校庭に向かって投げちゃいましたけど」
キャトル「・・・・またやってしまいました」
高機動「あ、風紀委員の皆さんが消火器持ち出してきた」

こんな毎日だがU,C学園は今日も平和である。(そうか〜?)

偶には高機動以外のキャラにもライトを当ててみる。次は誰にしよっかな〜♪
243239:2006/11/03(金) 23:37:40 ID:???
それじゃあマラサイで。

 そしてやって来ました、ミスACコンテスト当日!
 会場となるAC学園のグラウンドに設置された特設会場では色々な人で賑わっている、特に男が多いが。
ヘルカスタム「すんげぇ人だなおい」
Hアームズカスタム「サーカス公演の日以上だ」
 その中に、人の多さに驚き気味のヘルカスタムとヘビーアームズカスタムがいる。
サンドレオン「〜〜♪」
ヴァイエイト「……何だかご機嫌だな。何かあったの?」
サンドレオン「だって、姉様が出てくれるんですもん♪」
メリクリウス「はいはい、百合発言ありがとうございます」
Wゼロ「……」
セラフィム「……」
ヴァイエイト「何か言えw」
ウイング「セラフィム先輩はギルティまだかなぁ〜? 兄さんは可愛い子まだかなぁ〜? って言ってるんだよ」
Wゼロ「……」
 ウイングの代弁にWゼロは首を横に振っている。
 しかしセラフィムについては当たっていたようで、赤くなって黙っている。
エピオン「トールギスV、Wゼロカスタム、念の為警戒を怠らないように」
 特別席で背後のトールギスVとWゼロカスタムに指示を出すエピオン。
 これだけの人、何が起こってもおかしくない状況で、指示を受けた二人も静かにその場を去った。
 その時、会場にBGMが流れ、辺りは静まる。
 そして舞台の中央に司会の二人が現れた。そう、ついに始まったのである。
デリンジャーアームズ「みなさん、大変長らくお待たせいたしました! たった今予選を通過した美女たちの準備が終わり、すべての準備が整いました!
          『第一回 ミスACコンテスト』! 開始をここに宣言します!!」
 蝶ネクタイにマイク片手で身を乗り出し堂々を言うデリンジャーアームズ。
 湧き上がる客、特に男。
デリンジャーアームズ「司会はこのオレ! 天の道を往き 全てを司る者! 言っておくが女だぞ? ガンダムデリンジャーアームズと」
スコーピオ「俺はミスコンの司会においても頂点に立つ男だ! 神に代わり剣を振るう男 スコーピオでお送りする!」
 スコーピオの登場に沸き上がる客、特に女子。
デリンジャーアームズ「既にお分かりだろうが、念の為審査方法を言っておこう。簡単だ、この娘が一番! と思ったら皆さんの手元のボタンを押すだけでいい。尚、結果についての苦情は受け付けないからそのつもりで」
スコーピオ「まぁ、口で言うより早速見てもらおう! それでは、エントリーナンバー1!!」
 そして、波乱? のミスコンは幕を開けた。
244239:2006/11/03(金) 23:40:44 ID:???
デリンジャーアームズ「エントリーナンバー1番! その微笑みの中には一体何人の秘密が隠れているのか! エピオン様さえも黙る脅威のお方! 趣味はもっぱら彼氏いじりの、ある意味この学園のボス! ガンダムデスサイズギルティカスターム!!」
 デリンジャーアームズの紹介とともにBGMが流れ、歓声が沸く中ギルカスは笑顔で舞台に立つ。
 ちなみに服は普段の制服。
ギルティカスタム「こんにちわ〜、みなさ〜ん」
 何の恥ずかしげもなく手を振ったりしてるよこの人。
ギルティカスタム「私ぃ、こーいうイベント初めてだったりしてるので、ちょっと緊張してますが、最後までよろしくお願いしまーす♪」
客「女王ーーーーーー!!」
ヘルカスタム「あいつ、猫被ってね?」
Hアームズカスタム「仕方がない。本気で優勝狙っていたから」
 騒ぎ出すギルカス信者。さっそく呆れだすギルカスの本性を知る者たち。
 そしてギルカスはそのまま舞台の端による。


スコーピオ「続いてエントリーナンバー2番! この学園が誇るお嬢様の一人! お金持ちだけどコンビニおにぎり大好きな庶民派お嬢様! 最近は具無しにハマってるらしいゾ! だがそこがいい、ガンダムサンドロックカスタム!!」
 続いて現れたのはサンドロックカスタム。ギルカス同様、まったく緊張した様子はない。
サンドロックカスタム「はじめまして、ガンダムサンドロックカスタムと言います。おにぎりは具無しも好きですが梅も何でも大好きです♪」
デリンジャーアームズ「近頃手作りだが、苺ジャムおにぎりというのを始めたのだが?」
サンドロックカスタム「あ、いいですね、食べてみた……あ、ごめんなさい」
 思わずデリンジャーアームズの言うことに反応してしまい、少し顔を赤らめるサンドロックカスタム。
 その行為が、再び会場を沸かせた。
ヘルカスタム「……」
Hアームズカスタム「ああして見ると、サンドロックカスタムって可愛いんだな」
ヘルカスタム「……へ? あ、そうだな」
Hアームズカスタム「見惚れてただろw?」
ヘルカスタム「なっ! んなわけないだろ!」
 珍しい奴にからかわれ、顔を真っ赤にしながら否定するヘルカスタムだったが、彼の努力も空しくバレバレだった。

 さっそく異様な熱気とともに、波乱? のミスコンは続いていったのだ。

―続―
245239:2006/11/04(土) 00:56:22 ID:???
ついでにもう一つ別ネタ。

『月の力を使ってるのは誰か!』
AW学園のある教室内。

DX「まさか、マイクロウェーブが?」
ランスロー専用クラウダ「うむ。私も今知ったことだ。UC町付近で、確かに月からのマイクロウェーブを確認したそうだ」
ヴァサーゴ「しかし、何故? まだ充電の時期ではないし、マイクロウェーブ送電施設には厳重なプロテクトが掛かっているはずですし、サテライトシステムは全世界の中でもこの学園のみの技術と聞いていましたけど?」
グランディーネ「いえ、もう一つ、サテライトキャノンという遺物が存在します。もっとも、威力がありすぎて危険と言われ実物は全て廃棄処分、学園のデータ上でしか残っていませんでしたが」
ランスロークラウダ「しかし、そのデータも何重にもプロテクトが掛かっているはずなのだが」
DX「……何者かが、何らかの手段でサテライトキャノンのデータを盗み再び製造、マイクロウェーブ送電施設をコントロールしていると?」
グランディーネ「そう考えるしか他無いと思います」
 何やら真剣な皆の表情。
 ちなみに、この学園のマイクロウェーブ使用方法は学園や学生寮のエネルギー等。
DX「それで、私達が呼ばれた理由というのは?」
ランスロークラウダ「うむ。DXとヴァサーゴには至急UC町に向かってもらいたい」
 真剣な眼差し、真剣な口調でダブルエックス達に伝えるランスロークラウダ。
 表情が引き締まるダブルエックスとヴァサーゴ。
ヴァサーゴ「使用している人を見つけた場合はどうするの?」
ランスロークラウダ「場合によっては拘束、この学園に連れて来てほしい」
DX「学園は?」
グランディーネ「それが、実は何も。でも1日くらいなら何とかなりますので」
DX「随分無茶苦茶だな。まぁ、いい」
ランスロークラウダ「頼むぞ。あの膨大なエネルギー、悪用されれば大変だからな」
ヴァサーゴ「それは、大変ですね」
DX「わかった」
 そしてダブルエックスとヴァサーゴは教室を後にする。
ランスロークラウダ「頼むぞ、二人とも」
グランディーネ「さて、二人きりになりましたし……ケーキでもいかがですか?」
ランスロークラウダ「君は状況が………まぁいっか」
246239:2006/11/04(土) 00:59:45 ID:???
 次の日の夕方。さっそくUC町で調べていたダブルエックスとヴァサーゴだったが、以前有力な情報は得られずガックリきていた。
ヴァサーゴ「本当にサテライトシステムなんて使ってる人いるの? こんな事ならエックスと一緒に死ぬんだった」
DX「この場で斬るぞ貴様。サテライトシステムは月が出ていなければ使用できない。もし使用するようであれば照準用レーザーが見えるはずだ」
 その時、UC商店街が炎に包まれた。
DX「っ! なんだ!?」
スコーピオ「はーーーっはっはっはっは! 俺はUC商店街を制圧する事にお(ry」
 スコーピオメカ再び現る。
ヴァサーゴ「ダサ……」
スコーピオ「さぁ出て来いコマカス&バージム! そして月の光を放つ猫耳よ!」
DX「月の光だと!」
ヴァサーゴ「何か知っているようね。ちょっと〜? ダサいロボットの人〜!」
スコーピオ「何だ貴様らは?」
ヴァサーゴ「月の光を放つ猫耳というの、詳しく聞きた――」
ヘビー改「待ってください!」
 その時、本来ACの平和を守るはずの猫耳が再び現れた。
 それを待っていたかのようにミサイルを連発するスコーピオメカ。しかし、それは避けられ、スコーピオメカはあっさりやられた。
ヴァサーゴ「凄い力だこと」
DX「それより、彼女が例の猫耳のようだな」
ヘビー改「ふぅ、今日はサテライトキャノン使わずに済んだ……」
 ホッと胸を撫で下ろすヘビーアームズ改。しかし、その呟きはバッチリ二人に聞こえ、不意に鎖でグルグル巻きにされる。
ヘビー改「にゃっ!」
DX「悪いがこのままAW学園まで来てもらおう」
ヘビー改「へっ!? な、何でですかぁ!? 私これから夕食の準備」
ヴァサーゴ「大丈夫よ? 夕飯なら出しますし、たっぷり可愛がってあげるからぁ」
ヘビー改「(ノリがギルカス先輩!? 危機!!) ぜ、ぜ、ぜ、ゼロス、にゃっ!!」
 ヘビーアームズ改はヴァサーゴに身の危険を感じヒートショーテルを転送しようとするが、ヴァサーゴに尻尾を握られ力が抜ける。
ヴァサーゴ「なるほど、ここが弱点なのね」
DX「とにかく行くぞ」
ヴァサーゴ「エックスにやろうとしていた事、この子で実験できそう♪」
ヘビー改「(わ、私、どうなっちゃうの?)」
 そしてダブルエックスとヴァサーゴに連行されるヘビーアームズ改。
 彼女が戻ってきたのは翌日の朝で、サテライトキャノンの使用許可は出たものの、体重が5キロほど減っていたそうな。

Hアームズカスタム「ヘビーアームズ、朝帰りか? えぐえぐっ、お兄ちゃんは悲しいぞ、ぐすんっ」
ヘビーアームズ「しっかり兄さん! キャラが崩れてるよ! わ、わたしは、だいじょう、ぶ、だから……」
 この日、兄と妹は大泣きした。

―完―
247242:2006/11/04(土) 01:25:52 ID:???
悪いがAW学園の悩みを一つ増やしそうなネタを一つ。
『神の力・・・って便利な言葉だよね』
アルビオン「で、バージムに酒を一服盛り捕獲、その後正体を暴き芋づる式にコマカスも・・・か」
バーミンガム「そういうことだ」
アルビオン「まぁそこいらはアンタに任せる、でも捕まえたら私も呼んでね?」
バーミンガム「いい性格してんなホント」

コマカス「チッ、厄介な・・・」
ヘビー改「きょ、今日こそはおとなしく・・」
コマカス「ゴメン蒙る!!」
商店街を歩いていたところいきなり襲い掛かってきたヘビー改。しかし容易く避けるコマカス。
ヘビー改「そこを何とか!!」
コマカス「やなこった!!」

バージム「もくもく・・」
アーリー「なぁ?自分手伝わへんでええん?」
バージム「ん?大丈夫大丈夫。コマカスなら少しぐらいピンチになってもちゃんと勝つから。」
アーリー「さ、さよけ・・・」
アルトロン「しかしあの女・・・どこかで?」
キャメル「お、お飲み物です」
バージム「あ、どうも」

コマカス「ん?あの飲み物・・・バージム飲むな!!罠だ!!」

バージム「ふにゃ?」
アーリー「はえ?」
アルトロン「これは・・・・店員!未成年に酒を出すとは何事だ!!」
キャメル「す、すいませーん!!これも上からの指示なんですー!!」

ヘビー改「余所見・・?貰った!!」
コマカス「しまっ・・・」
その瞬間、ヘビー改の攻撃がまともに入り地面に叩きつけられるコマカス
バージム「!!!!」
アーリー「あ!コマカスが!!」

天の声『よくやった、さぁ目標を確保し帰還しろ』
ヘビー改「は、はい・・・」
バージム「高機・・・コマカスに何するのぉぉぉ!!!」
ヘビー改「へっ?きゃっ!!」
倒れているコマカスに近づこうとした時、バージムの攻撃がヘビー改を掠めた。
天の声『えぇい、奴は放っておけ、それよりも早くコマカスを・・・」
バージム「させないんだから!!」
ヘビー改「ヒイィィィ!?!?怒ってる!?すっごく怒ってますぅぅ!?」
バージムから放たれる連打、それによりコマカスに近づけないヘビー改
天の声『仕方ない、ヘビー改、アレを使え』
ヘビー改「え!?でも相手は巨大ロボって訳じゃないし・・・」
天の声『構わん、発射後の混乱に紛れてコマカスを連れて戻って来い』
ヘビー改「で、でも・・・」
天の声『このままではお前の正体と共に夜な夜な貴様が一人で・・・』
ヘビー改「やりますよ!!やればいいんでしょ!!X!!」
天の声『貴様に、力を』
そう、AW学園が探しに来た対コマカス用最終兵器、サテライトキャノンである
バージム「クッ、こうなったら・・・バージムフラッシュ!!」
次の瞬間バージムの体が眩い光に包まれる、目を覆うヘビー改
天の声『只の目くらましだ、気にすることは無い』
ヘビー改「は、はい!照準用レーザー、進路クリア。4,3秒後にマイクロウェーブ!」
しかし光が晴れてそこから出てきたのは・・・
ヘビー改「嘘!?」
天の声『何!?』
サテライトキャノンを構え猫耳を付けたバージムだった!
248242:2006/11/04(土) 01:50:15 ID:???
ヘビー改「な、なんで貴方がそれを!?それ使ったらAW学園の人たちに怒られますよ!?」
バージム「ひとつ・・・忘れてることがあるわよ貴方」
ヘビー改「え?」
バージム「今日は・・・月が出てない!!」
ヘビー改「え?」
空を見上げると・・・今日は新月で虚しくも照準用レーザーが空に伸びている。
ヘビー改「あ・・・どうしよ?」
天の声『ミスったか・・・しかしそれは相手も同じ事!コピー能力は脅威だがわざわざ使えぬ武装を装備するとは浅はかな。』
ヘビー改「そ、そうよね!!よし、05!!」
サテライトキャノンをしまいドラゴンハングを展開するヘビー改。しかしバージムは尚サテライトキャノンを構えている
天の声『この際だ、奴も鎮圧し捕獲しろ!』
ヘビー改「は、はい!!」
バージム「フェザーファンネル達、ヒックお願い」
よく見るとかなり目が据わっているバージム、相当酔っているようだ。そして彼女の命令の下フェザーファンネル達が陣を組む
ヘビー改「な、何?」
バージム「サテライトキャノンってさぁ?ヒック、中継衛星さえあればいつでも撃てるのよ?知ってた〜?」
空に光の線が走る、そしてその線が折れ真っ直ぐここに落ちてきた。
天の声『まさか!?中継衛星を所持しているだと!?』
ヘビー改「え!?え!?それってどういう・・・」
そしてマイクロウェーブがバージムに降り注ぐ。
バージム「・・・充填完了」
ヘビー改「ちょ、ちょっと待って!?」
バージム「えい」ポチ☆
ヘビー改「躊躇い無く引き金を引いたー!?」
そしてヘビー改を飲み込むように光の渦がU,C商店街を包む。
バージム「・・・・・逃げられた」
どうやらヘビー改は間一髪のところで逃げたようだ。
バージム「大丈夫?コマカ・・・・・ス?」
コマカスの倒れていたところを見るバージム、しかしコマカスはいない・・・
バージム「コマカス?ねぇ・・・どこ?コマカスってばぁ?コマカスゥゥー!!!」

アルビオン「まさか・・・こんな風に事が進むとはね」
バーミンガム「しかしこの鎧、何をしようが外れんぞ?」
アルビオン「ふーん・・・・ま、なんとかなるでしょ」
なんとコマカスは先程のゴタゴタの間に商店街特別部隊の手に落ちていた!!どうなる!?コマカス!?どうする!!バージム!!

ヘビー改「すいませんホント勘弁してくださいアレを撃ったのは私じゃありませんホントなんですゴメンナサイ勘弁してください」
ヴァサーゴ「・・・・どう思う?」
DX「今日は月が出ていない、中継衛星を持たないコイツには撃てるはずもないし・・・」
ヘビー改「マジで勘弁してくださいお願いですから」
DX「・・・こないだのがきつ過ぎたかな?」

勝手に239氏の続きみたいなの書いちゃった♪しかし反省はしていない
249239:2006/11/04(土) 22:15:17 ID:???
デリンジャーアームズ「エントリーナンバー3番! AC関西校から愛しの? コマカス追いかけて3千里! たこ焼き好きの関西娘! ウイングガンダムアーリーモデルー!」
Wアーリー「こんにちわー!」
 舞台に立つウイングアーリー。湧き上がる歓声!
スコーピオ「最近、アルトロンガンダムとか言う奴との噂を聞くが、どういった関係なのだ?」
 そしてスコーピオのストレートな質問。観客も耳を傾ける。
Wアーリー「アルトロン君ですかぁー? 関係もなんもないです〜」
客(男)「ホッ」
Wアーリー「でも、熱血漢ゆーのは、ウチ好きや♪」
アルトロン「なっ!!」
シェンロン「だって兄さん?」
 顔を真っ赤にし驚くアルトロン、にやにや顔のシェンロン。
 そして殺気にも似た視線(主に男)がアルトロンに降り注ぎ、アルトロンは棒を構えた。
アルトロン「なんだ貴様らは!!」
デリンジャーアームズ「皆さん落ち着いてください!」
Wアーリー「ウチ変なことゆーた?」
スコーピオ「………」
 ウイングアーリーに少し天然がある事が発覚。


スコーピオ「聊かトラブルはあったが、エントリーナンバー4番! AC学園の謎の美女! 名前と高等部3年という事意外全てが謎! 得意な事は料理だそうです! ガンダムルシフェール!!」
ルシフェル「……///」
 恥ずかしそうに俯きながら、女子の制服を着て舞台に立つルシフェル。今まで以上に湧き上がる歓声。
 無理もない。観客のほとんどは、他校やらの学園外の人なのだ。
 そしてルシフェルの事を知っている人は、同じく騒いだり、キャーキャー言ったり、笑いを堪えたりしている。
ルシフェル「……///(くっ、足がスースーする。何で俺がこんな事……)」
デリンジャーアームズ「ぷ……ぷぷぷwwと、とりあえず、何か一言……」
ルシフェル「え? あ、その……えっと、がんばり、ます///」
デリンジャーアームズ「頑張ってください、ぶっww!」
 意味不明の激励とともにデリンジャーアームズは耐えられなくなり噴出した。
 そして声までも少し高くなって女っぽくなり、恥ずかしそうにスカートを押さえながら言うルシフェルだが、その仕草は逆効果である。
ヘルカスタム「あいつ、似合ってるからリアクションしづれーな」
Hアームズカスタム「タダ券の為には彼氏さえも出場させるか……ギルティカスタム、恐ろしい子!!」

―続―
250242:2006/11/05(日) 05:11:54 ID:???
ザク「あれ?高機動は?」
RD-4「あの・・その・・・ちょっと用事があるそうで今日は帰れないそうです」
マツナガ「まだ未成年だと言うのにあいつは・・・」
高機動がいなくなりその上RD-4まで帰らなかったらどういう風に取られるか判らないので一応RD-4は帰宅した
幸い連休中なので学校は無いがなんとしても高機動を探さないと・・・そう決意するRD-4だった

コマカス「・・・で?随分大げさな装備ですな」
アルビオン「貴方は光線が撃てるからね?その対策と思ってくれれば」
その頃コマカスはガッチガチの拘束具にて身を固められ正直身動き一つ取れなかった
コマカス「・・・で?俺をどうする気?風紀委員にでも突き出すのかい?」
アルビオン「勿論そのつもり・・・だけどもう夜も遅いし暫く遊んじゃおうかなと」
コマカス「あの馬鹿ストーカー共と同じ目に合わせる気で?」
アルビオン「そうしたいんだけど・・・服を脱がせようにもその鎧が邪魔で、外してくれない?」
コマカス「そうやって外す奴がいると思う?」
アルビオン「そうよねー、気絶している間に出来うる手段はしたつもりなんだけど・・・全然外れなくて」
コマカス「はっ、そう簡単に外れてたまるか、これは俺の意思でしか外れないからな」
アルビオン「とりあえず正体だけでも教えてくれない?」
コマカス「誰が言うか、大体俺があんた等にどうのこうのされる言われは無い!壊れた商店街を直してやってるだろう」
アルビオン「それはそれ、これはこれ。もし貴方の正体がわかればいつだって直してもらえるじゃない?」
コマカス「成程ね、絶対言うものか」
アルビオン「そう?じゃあ一晩考えといて」
コマカス「?なんだ、もういいのか?」
アルビオン「ええ、一晩もしない内に考えが変わると思うし」
コマカス「何?」
するとアルビオンはコマカスの顔にポタポタと水が一粒ずつ垂れるように水道を配置した
コマカス「ちょっと待てぇ!?これはまた随分と太刀の悪い拷問じゃねぇか!!」
アルビオン「ま、話したくなったらいつでも呼んでね♪」
コマカス「ち、チクショー!!覚えてろ!!」

朝、バージムは商店街を重点的に捜査する事にした
コマカスの反応が最後に消えたのは商店街の中だからである
バージム「でも・・・怪しまれるかな?」
商店街の人たちはコマカスを捕獲している、なら当然バージムが助けに来ることも判っている
バージムが街中を歩いていれば警戒されるだろう
RD-4「仕方ない・・・・か」

アルビオン「結局一晩耐えたわね・・・さすがヒーロー・・・ってとこかしら」
コマカス「アンタ・・・やることがEOJの奴等よりエグいよ・・・」
アルビオン「ん〜じゃあこれでも使おうかしら」
コマカス「何それ」
アルビオン「自白剤」
コマカス「一介の本屋の店長が何故そんなものを持っている」
アルビオン「まぁ気にしない♪」
コマカス「俺に薬は効かんぞ」
アルビオン「え?そう?」
コマカス「そう、薬に対しては耐性があるからね、そんじゃそこいらの薬など効かんよ」
アルビオン「じゃあこれは?」
そういって懐から出したのは銘酒『阿須羅得瑠』
コマカス「!?やめろ!いろんな意味で危険だそれは!!」
アルビオン「きっついわよ〜?このお酒」
コマカス「近づけるな!?や、やめろ!!」
アルビオン「あら?ひょっとしてお酒に弱い筋?」
コマカス「や、やめ!!・・・」
そのまま気を失うコマカス、アルビオンもまさかここまで弱いとは思ってなかった
251242:2006/11/05(日) 05:33:45 ID:???
特に当ても無くRD-4がうろうろしているとドライセン、バーザム、グフBの三人を見つけた
RD-4「ドライセン先輩!!」
ドライセン「ん?RD-4、どうかしたのか?何か探し物の様だが・・・」
RD-4「あ、いえ・・・そういう3人は風紀委員の活動か何かですか?」
グフB「あ、・・・・まぁそんなところだ」
RD-4「ひょっとして・・・コマカスの事ですか」
ドライセン「!!な、何の事だ?」
RD-4「昨日コマカスが行方不明になったそうで・・・それを捜しに行った高機動くんまで・・・コマカスはどこなんです!?」
ドライセン「それは・・・」
バーザム「おい、ドライセン」
ドライセン「・・・なんだ?」
RD-4に聞こえないようにドライセンに囁く
バーザム「コマカスの事は俺とグフで行く、お前はRD-4ちゃんとここにいろ」
ドライセン「何故?」
バーザム「せっかくコマカスと接触できるチャンス、別にお前を外す気は無い、ただ今RD-4ちゃんから目を離すと彼女何をするかわからん」
ドライセン「・・・・わかった」
RD-4(バッチリ聞こえてますよ〜だ、高機動くん程じゃないけど耳は良いんだから!)
ドライセン「じゃあRD-4、私も高機動を捜すのを手伝うよ」
RD-4「ありがとうございます、ドライセン先輩」
バーザム「じゃあ俺達はデートでもすっかな」
グフB「でででデート!?」
バーザム「(馬鹿、これからコマカスの所に行くなんてRD-4ちゃんに言えないだろ?)」
グフB「(そ、そうか)」
バーザム「じゃ、俺達はこれで」
グフB「う、うむ」
RD-4「それでは、(あの二人が間違いなく高機動くんのところに!!)」
ドライセン「ふむ・・・じゃああっちの方から・・・RD-4?」
ドライセンが見ると既にRD-4の姿が無い
ドライセン「RD-4!?何処へ行った!?まさか・・・気付かれた!?」
そしてバーザムとグフBを追う影一つ・・・
バージム「絶対助け出すからね、高機動くん・・・」

ペガサス屋書店、かつてRD-4がバイトに来てた事もある店だ
グフB「ここか」
バーザム「にしてもマジかね?コマカスを捕まえたって」
グフB「アルビオンさんは中々の策士だと聞く、多分本当だろう」
バーザム「ま、何にせよ行ってみれば判るだろ」

バージム「まさかアルビオンさんが高機動くんを捕まえた犯人だったなんて・・・酷いです」
バイトしていた事もあり店の勝手は手に取るように判るバージム、バーザム達に気付かれぬように奥に進む、
店の地下にある古い書物庫、そこの一番奥にその部屋はあった・・・

続く
252アルビオン関連の人:2006/11/05(日) 17:47:37 ID:???
バーミンガム「えー、では次の審査は……2年A組のガザDさんです」

ジャジャジャージャジャジャーン(キシーン)
また例の勇壮な音楽が流れ、ガザDが少しだけ大き目の弁当箱をテーブルの上に置いた。

サラミス改「“ネモくん、わたしはここにいます”……メッセージ性にあふれるお弁当ですね……」
アーガマ「これは積極的…………だな」
ラヴィアンローズ「まあ。ぱっと見おいしそうですけどね」
サラミス改「ところでこのメッセージの意味は……?」
ガザD「そ……それは……///////」
サラミス改(恋する乙女って複雑ねぇ……)「でも盛り付けやおかずの選び方はセンスあるわ」
アーガマ「ああ。確かにおいしそうには見えるな」
ガザD「あ……ありがとうございま……す/////////」
バーミンガム(…………本当に恋する乙女って複雑だな)「では、試食審査に移ります。ここで特別審査員を…………」
"テロリロリラーン テロリロリラーン"
そう言った途端、バーミンガムの携帯のが会場に鳴り響いた。
253239:2006/11/06(月) 01:04:29 ID:???
デリンジャーアームズ「続いてエントリーナンバー6番! 今コンテスト唯一の小等部! その存在はある意味すべてが反則! 大人びた身体から来るあどけない仕草はまさに一撃必殺!! 体は大人、心は子供! ビルゴU−!!」
ビルゴU「どうも、こんにちわ〜♪」
 BGMと共にビルゴUが元気よく舞台に上がると、観客達はパターンどおり湧き上がる。
ビルゴU「私、一生懸命頑張りますから、よろしくお願いしま〜す!」
 どうやら緊張の欠片も無いようだ。陽気に手を振ったりしてる。
ビルゴU「あ! お姉ちゃ〜ん! 私頑張るねー!」
ビルゴ「………///」
 その内観客にまぎれていたビルゴを発見し、一層手を振っている。
 ビルゴは恥ずかしそうだが、周りは一層盛り上がる。
スコーピオ「しかし、何故メイド服なのだ? コスプレは第2審査――」
デリンジャーアームズ「あれが彼女の私服だ、仕方ない」
ビルゴV「……ビルゴUはお前似だとつくづく思う時があるよ……」
ビルゴV白牙『そんなに可愛いなんて、あなたは正直ねぇ♪』
 どちらかと言えば性格だろう。


スコーピオ「続いてエントリーナンバー6番! 先ほどのビルゴUとは逆バージョン! 童顔、チビ、貧乳とオールレンジな娘! 実はギルティカスタムの妹だが、1つ違うだけでこの差は何? ガンダムデスサイズギルティー!!」
客&セラフィム「うおおおーーーー!!」
ギルティ「……ははは、どうも」
 スコーピオの紹介に、眉をピクピクさせながら笑顔で舞台に立つギルティ。多分怒ってます。
デリンジャーアームズ「よもやお前までも来るとはな、世も末」
ギルティ「なんかあたしだけ扱い酷くない?」
客&セラフィム「ひーどーい! ひーどーい!」
 デリンジャーアームズの一言に、会場は一斉にひどいコール。
ギルティ「ありがとーみんな! ありがとーセラフィム君!」
セラフィム「……///」
 ギルティは少し涙目で会場の人、特にセラフィムに頭を下げて言う。
 セラフィムは顔を赤くするが、殺気がセラフィムに集中していた。
ギルティ「こんな、童顔でチビで貧乳なあたしだけど、応援してください!」
デリンジャーアームズ「もう一つ、”バカ”が付くぞ?」
ギルティ「バカって言わないでー!」
 大舞台でいつもどおりの会話をするデリンジャーアームズとギルティ。
 あれほど緊張するとか言っていたが、ギルティは大丈夫のようでセラフィムはホッと胸を撫で下ろした。
ウイング「セラフィム先輩、ちょっとキャラが変わってたのは気のせい?」

―続―
254242:2006/11/06(月) 04:15:59 ID:???
バーザム達は一番奥の部屋にたどり着いた、そこの扉を開けてみると困り顔のアルビオンと
何やらいつもと違う鎧・・・騎士アレックスが囚われていた時のチョバムアーマー?に包まれたコマカスだった
バーザム「うわ・・・何ですかコレ」
アルビオン「彼はビームとか撃ってくるじゃない?そのための処置なんだけど・・・」
グフB「いささか・・・やりすぎでは?」
アルビオン「やっぱそうかな?今は気絶してるわ」
バーザム「気絶?・・・・・本当だ」
アルビオン「彼ってばすっごいお酒に弱いみたいなの、一口でバタンキュー」
グフB「そうですか・・・・随分衰弱しているようにも見えますが」
アルビオン「一晩寝てないからかな」
グフB「一晩?」
アルビオン「ずっと彼の顔に水滴が落ちるようにしてたんだけど・・・」
グフB「!?それはいくら何でもやりすぎでしょう!!」
アルビオン「だってー?そうすれば落ちると思ったのよ?でも結局落ちなかったし・・・」
グフB「普通発狂してもおかしくありませんよ?よく耐えたな・・・」
バーザム「まぁそこがヒーローたる由縁・・・」
コマカス「いい加減・・・疲れたよ」
皆が目を向ける
バーザム「あ、起きたのか?」
コマカス「もう・・・限界・・・」
アルビオン「じゃあとっとと正体明かして楽に・・・」
コマカス「ヒーローでいることが限界・・・」
グフB「何?」
コマカス「一応さぁ・・・正義は語ってないけど平和を守るために色々やってたじゃん?それなのにこの報い・・・」
バーザム「おい、一体何を言って・・・」
コマカス「ヒーローってのは聖者でないとやれないんだな・・・どんなに酷い目にあっても平気なんだからさ」
アルビオン「え?え?え?」
コマカス「今なら言える・・・・ヒーローなんて糞食らえってな」
次の瞬間チョバムアーマーは弾け飛び中からコマカスがゆらりと立つ、その外見はナノスキンによって禍々しい物へと変貌している
バーザム「こ、コマカス!?」
コマカス?「コマカス?違うなぁ・・・我が名は刃斬無将軍!!」
なんとコマカスは幾たびの拷問によって精神が捻じ曲げられ悪の将軍、刃斬無将軍へと転生したのだった!
グフB「お、落ち着けコマカス!!ヒーローのお前が悪の道に落ちるなど気でも狂ったか!?」
刃斬無「可笑しな事を言う?今さっき発狂すると言ったのは貴様ではないか?」
グフB「あ・・・・」
アルビオン「え、え〜と・・・どうなってんの?これ?」
バーザム「あんたのせいでコマカスが悪の道に落ちたってこと!!」
アルビオン「え?嘘?マジ?」
グフB「この状況下を理解できないお人ではあるまい!!」
アルビオン「ま、まさかこんなことになるなんて思わなかったんだもん!!」
刃斬無「で、お喋りは済んだか?」
ゆっくりと3人に歩み寄る刃斬無将軍。その背中にはかなり黒いオーラを纏っている
バーザム「落ち着けコマカス!この一晩辛かったのはわかる!だが・・・」
刃斬無「コマカスではない・・・と言っただろ!!」
ノーモーションで光線を放つ刃斬無。避せない!!と目を瞑る3人
しかし3人に光線は届かなかった。恐る恐る目を開けると目の前にはコマカスの相棒バージムがバリアらしき物を張り攻撃を防いでいる
バーザム「ば、バージム!?」
アルビオン「なんでここが・・・?」
バージム「落ち着いてコマカス!!」
刃斬無「俺は至って冷静だが?バージム」
255242:2006/11/06(月) 04:41:36 ID:???
バージム「と、とりあえず話し合いましょう?きっとこの人達も反省してるだろうし・・・」
そうバージムが振ると首を思い切り縦に振る3人
刃斬無「この一晩、地獄だったよ・・・」
バージム「そういうのは後で全部聞いてあげるから帰ろ?ね?」
刃斬無「こちらは慈善事業でヒーローやってるのに、特に見返りなど求めずやってるのに・・・」
バージム「そ、そういうものだから・・・ヒーローってのはそういう物でしょ?」
刃斬無「しかし・・・あまりにも酷すぎる!!こいつ等の所業、許すわけには・・・」
そう言って殺意の篭った目でアルビオンを睨む、ヒッと怯むアルビオン
バージム「判ったから、もうお家帰ろ?ゆっくり休めばもう平気だって?ね?」
刃斬無「だって・・・・だって・・・・」
バージム「もう大丈夫、大丈夫だから・・・」
膝を落とし項垂れる刃斬無、それを優しく抱きしめるバージム、見ると刃斬無は泣いているようだ
そして憑き物が落ちるように刃斬無の装甲が取れ元のコマカスに戻る。
コマカス「バージム・・・」
バージム「帰ろ?まだ明日はお休みだしゆっくり寝よ?」
コマカス「うん・・・・・わかった・・・・」
泣きじゃくる子供をあやす様に(つーかまんま)コマカスを説得したバージム、コマカスが立ち上がり二人して店を後にする
アルビオン「あ、あの・・・・」
アルビオンが声をかける、バージムが振り向く、思い切り睨みつけながら
バージム「・・・何か」
アルビオン「えっと・・・その・・ゴメンなさい」
バージム「別にいいですよ、これもヒーローたる悲しい運命と書いて定めですから」
アルビオン「あ・・・・・じゃぁ」
バージム「でも、次は無いと思いますから」
アルビオン「う・・・・・・はい」
流石に温厚なバージムでも今回のことはかなり腹が立ったのだろう、吐き捨てるように言ってそのままコマカスと共に消えていった
バーザム「・・・・・もうあの二人には手を出さない方がいいんじゃ・・・」
グフB「・・・・・確かに」
アルビオン「うん、判ってる・・・もう手出ししないから」
バーザム「しっかしこれであいつ等に風紀委員の協力を得るのは更に難しくなったんじゃねえか?」
グフB「・・・そうだな、ひょっとしたらもう現れなくなるかもな」
バーザム「帰るか、俺達も」
グフB「ああ・・・・そういえばコマカスを捜しに来ていた高機動は?」
アルビオン「え?コマカス以外知らないけど?」
バーザム「ああ・・・・多分もう家に帰ってるんじゃないか?コマカスも無事だったんだし」
グフB「そうか?」

高機動「・・・グス・・・・RD-4・・」
RD-4「よしよし、多分もう商店街からは狙われないから、ね?」
高機動「・・・・・・・うん・・・」
RD-4(よっぽど酷い目に遭わされたのかな・・?こんなに子供っぽくなっちゃって・・・)

ザク「一晩帰らずに心配させといて帰った早々RD-4の部屋?舐めてんのか」
マツナガ「ちょっと説教してやらねば・・・・・」
なるチャイム、ザクが赴く
マツナガ「おい、高機動!!中にいるんだろ、話があ・・・・・RD-4?」
見るとRD-4が部屋から出てきてマツナガを睨んでる
マツナガ「RD-4、高機動は・・・」
RD-4「高機動くんは本気で疲れてるんです、休ませてあげて下さい」
マツナガ「し、しかしなぁ・・・」
RD-4「休 ま せ て あ げ て 下 さ い」
マツナガ「う・・・・」
ザク「兄貴、ちょっとちょっと・・・」
見るとバーザム、グフB、ドライセンが来ている
マツナガ「う・・・うむ・・」
256242:2006/11/06(月) 05:07:49 ID:???
マツナガ「じゃあ高機動は一晩コマカスを捜していた・・・ってことか」
バーザム達から事情を聞きとりあえず納得したマツナガザク
ドライセン「しばらくは・・・そっとしておいた方がいいと思います」
ザク「ま、まぁそういう訳なら・・・しかし高機動自体は一晩何やってたんだろな?」
バーザム「聞いても答えないと思うぞ?まぁ放っておいてもあの二人なら大丈夫だろ」
マツナガ「う、うむ・・・まぁ皆さんがそう言うなら・・・」
グフB「じゃあ私達もこれで」
ザク「なんだ?もう帰るのか」
バーザム「高機動が無事かどうか確かめに来ただけだしな、んじゃ」
ドライセン「RD-4の顔を見ていこうと思ったが・・・さっきの剣幕じゃ止めといた方がいいだろうか」
ザク「止めといた方がいいだろありゃ」
ドライセン「だろうな・・・」

ザク家夕食
F2「また高機動RD-4の部屋にいるわけ?」
ライデン「色々大変だったって聞くぞ?詳しいことは知らんが」
ガイア「さっきRD-4がなんか作って部屋に持ってったみたいだが・・・」
ザク「まぁちゃんと俺達の分の飯もあるしいいんじゃね?」
マツナガ「まあ・・・・別に構わんだろ」

高機動「・・・・・・・」
RD-4「高機動くん」
高機動「・・・・・何?」
RD-4「私、もっと強くなるから」
高機動「・・・・RD-4?」
RD-4「今回のことは私のことで高機動くんが気を取られて起きた事だし・・・私ヒーローを甘く見てたかもしれない」
高機動「RD-4は今のままでいいよ、強くなる必要なんて・・・」
RD-4「ちゃんと!バージムはコマカスの背中を守れるパートナーになりたいの!!」
高機動「RD-4・・・・・」
RD-4「私・・・高機動くんが居なくてほんと寂しかった・・・ううん、寂しいなんてもんじゃない、壊れちゃうかと思った」
高機動「・・・・・・・・」
RD-4「もうこんな思いするのは嫌!だから!強く・・・・」
RD-4の口が止まる、高機動が口で塞いだからだ
高機動「ありがとう、RD-4。でも本当に僕は大丈夫だから・・・」
RD-4「高機動くん・・・・」
高機動「しっかしまさかコマカスがあんな悪そうな姿になるとはな〜、思いもしなかったよ」
RD-4「ホント、あれにはビックリしたね」
高機動「・・・・・・・・・RD-4?もし良かったらさ・・」
RD-4「なに?」
高機動「その・・・こないだはF2に邪魔されたし・・・」
RD-4「うん、いいよ」
高機動「・・・んじゃ、たっぷりと可愛がってあげますか」
RD-4「あ〜あ、さっきまでの高機動くん、甘えてきて可愛かったのになぁ」
高機動「そんなこと言うのはこの口かぁ!」
RD-4「クス、だって本当だもん♪」

翌日、EOJの破壊作業がまた商店街で行われたが、コマカスとバージムが現れ無事、町を救ったのだった。

 −完−
400KB超えたけどまだぬ氏が来ない・・・大丈夫かな?
257通常の名無しさんの3倍:2006/11/06(月) 22:48:59 ID:???
ゲテモノ兄弟パート4

HC「兄さん!」
CB「ん?どうした風呂上がりの濡れた肌がセクシーな我が愛しい弟よ」
HC「僕の下着、何処?」
CB「え?」
HC「風呂から上がったら無くなってるんだよ!」
CB「・・・サアナーワタシハシラナイゾ」
HC「何処へやったの?」
CB「・・・HCが悪いんだ!」
HC「は?」
CB「HCがそんなに可愛いから下着を隠してあとで思いきり匂いを嗅いだりパジャマの下は何も履いてないHCを想像してハアハアしたくなったりするんだ!」
HC「兄さん、僕は兄さんに生理的な嫌悪感を強く覚えたよ」
CB「ハアハアノーパンのHCハアハア」
HC「聞いてないし・・・」

HC「っていう事が昨日あってさ・・・」
X「へ、へえ〜それはかなり・・・あの・・・変わってますね」
HC(しまった!兄さんの変態っぷりを伝えたらXがひいてしまう!)
「いやー兄さんに彼女が出来たら少しはそういうのもマシになるのかなー」
X「・・・HC先輩、CB先輩と私をくっつけようとするならそういう言葉も逆効果ですよ」
HC「え、本当?・・・あ」
X「あはは、先輩っておもしろいですねー」
HC「ははは・・・Xって何か最初の時と性格変わってない?」
X「あ、それはこの間まで満月だったからですよ。月の満ち欠けによって性格変わっちゃうんですよ、私」
HC「へぇ・・・」
X「やっぱりこんなの変ですよね?」
HC「いや、兄さんに比べれば全然普通だよ」
X「あはは、CB先輩と比べちゃいけませんよ・・・ありがとうございます」
HC「ん?何かした僕?」
X「いえ、何でもないです!」

何でCBの変態台詞の方が上手く書けるんだろう・・・
258239:2006/11/06(月) 23:52:40 ID:???
デリンジャーアームズ「エントリーナンバー7番! 1歳上の高校2年生! 妹を守る剣として命を懸けて戦う学園最強の凛々しきお方! でもちょっとシスコン入ってます、ガンダムサンドレオンカスターム!!」
スコーピオ「学園で頂点に立つのは俺だ!」
サンドレオンカスタム「私はシスコンではない!!」
 デリンジャーアームズの紹介の直後、デリンジャーアームズに詰め寄るスコーピオとサンドレオンカスタム。
 スコーピオは刀を、サンドレオンカスタムは2丁の銃をデリンジャーアームズに向ける。
デリンジャーアームズ「……サンドレオンが見てますよ?」
サンドレオンカスタム「っ! こほん、すまない、緊張で興奮してしまった」
 お客さんを含めサンドレオンの視線を感じると大人しくなるサンドレオンカスタム。
サンドレオンカスタム「え〜……私は妹の願いがありこのコンテストに出場したわけだが、出たからには優勝を目指す。ただそれだけだ。よろしく頼む」
客(女)「きゃーーーーーー!!」
 サンドレオンカスタムが一礼をすると、女子を中心に歓声が沸く。
 彼女は男子より女子にモテるのだ。
サンドレオン「きゃーーーー! 姉様ーーーーーーー!!」
 そして妹もまた。
 それを半呆れ顔で見ているヴァイエイトやメリクリウスがいた。
デリンジャーアームズ「スコーピオ先輩、離してください」
スコーピオ「黙れ。俺を侮辱した罪は――」
デリンジャーアームズ「先輩は俺を許すことにおいても頂点に立つ男だと聞きましたが?」
スコーピオ「当然だ」
 スコーピオは扱いやすい。


スコーピオ「続いてエントリーナンバー8番! 今までの娘から見ればすべてが普通! サーカス部の副部長的な存在でありヘビーアームズカスタムの暴走を止められる唯一の人。これ以上は特に何も言うことはありません、ガンダムヘビーアームズ!!」
ヘビーアームズ「ははは、すみません普通で」
 スコーピオに何だか失礼な紹介をされたヘビーアームズだが、慣れているようで笑って舞台に立つ。
ヘビーアームズ「みなさん、ヘビーアームズです。ナイフしか扱えない普通な女の子ですけど、応援してください。よろしくお願いします」
客「普通……だがそこがいい!」
デリンジャーアームズ「いやいや、普通な女の子というのは貴重だ。ところで」
ヘビーアームズ「はい?」
デリンジャーアームズ「何だか、かの有名な”ヘビーアームズ改”に似ている様な気がするのだが、オレの気のせいかw?」
客「そういえば」
ウイング「確かに」
ヘビーアームズ「違います私に猫耳は付いてますか尻尾は肉球はそんなもの付いてないですよねだから私は断
じてそのヘビーアームズ改なんて女の子なんかじゃないのですそもそも私にあんなトンでもパワーがあるわけないじゃないですかデリンジャーアームズ先輩ったら本当に変な事言うんですからぁ皆にも言われましたそれ!!!! ……ハァ、はぁ、はぁ」
デリンジャーアームズ「女の子とは一言も言っていないが?」
ヘビーアームズ「っ!! し、新聞で見たんです! とにかく私は違うんです!!」
 思いっきり慌てて、まさにマシンガンの如く言い放つと、ヘビーアームズはそそくさとその場から離れる。
 デリンジャーアームズは何故か笑いを堪えていた。
259239:2006/11/06(月) 23:53:39 ID:???


デリンジャーアームズ「それでは最後の出場者です! エントリーナンバー9番! ガンダムエピオンのパートナー兼彼女として大活躍? の白い人! 隠れ美人として名高いお方が遂に参戦! エピオン様に何処までも尽くす女性の鏡! 白トーーラス!」
白トーラス「そんな……私は当然の事をしているわけで……」
デリンジャーアームズ「いやいや、一途なのは好いことです。最近はどうですか? エピオン様とどのような」
白トーラス「ど、どのようなとは?」
デリンジャーアームズ「それはまぁ、あんなことやこんなこと、それはもう全年齢板では言えない様な……」
 ニヤニヤしながら質問するデリンジャーアームズ。
 白トーラスは顔をボンッと真っ赤にしながらその場に硬直した。
スコーピオ「おい、おーい。返事がない、ただの屍のようだ」
デリンジャーアームズ「何かアピールといきたかったが、必要はないようだな」
客「一途娘萌え……ハァハァ」
エピオン「………♯」


デリンジャーアームズ「さて、ここで第二審査のコスプレと行きたいところですが、準備云々もあり休憩タイムといたします。トイレ等ある方は今のうちに」

 第一審査、終了。

 その頃、ミスコン会場から少し離れた出店ゾーンでは料理部やらの各部活が出店を開いていました。
ティエンロン「あ、ありがとうございますです、たこ焼きとお好み焼きで800円になるです。え? 焼きそば4つ? 少々お待ちくださいです」
 部長ルシフェルがミスコンに出場している為、大賑わいの料理部の出店では大忙し。ティエンロンが動き回っていた。
RD-4「すみませーん、お好み焼き2つー」
ティエンロン「はいですーー!! セイちゃんごめんなさいです、料理部どころか学園も違うのに」
Gセイバー「い、いいんです。それより、はいお好み焼き2つ」
ティエンロン「こんな時に部長は何してるですか〜〜〜!!」
 ティエンロンとGセイバーを含めた料理部の賑わいは続いていたそうな。
260239:2006/11/06(月) 23:55:26 ID:???
書き忘れた

―続―
261239:2006/11/07(火) 00:30:59 ID:???
そいや忘れてた設定。

スコーピオ(OZ-16MSX-D スコーピオ )
男/AC学園高等部3年/無所属/W BATTLEFIELD OF PACIFIST
自称『神に代わり剣を振るう男』な変な人。
何事にも頂点に立っていると言い、分かりやすい性格なのでよく他人に利用されることが多い。
一応何でもこなせるお坊ちゃまで、よく自作のロボットを操ってはUC商店街やAC町で暴れているがその真相は不明。

ランスロー専用クラウダ/ランスロークラウダ(RMS-019R ランスロー・ダーウェル専用クラウダ )
男/AW学園高等部3年/生徒会執行部/X
AW学園の生徒会長。
平和を愛する男。
それ以外は特に語ることもない普通な人だが、成績は優秀。

グランディーネ(MA-06  グランディーネ)
女/AW学園高等部3年/生徒会執行部/X
のんびりおっとりのマイペースな人。
あまり動こうとはしない。
しかし、生徒会等の仕事等は人以上にこなす優秀な人材でもある。
ケーキ作りが趣味で、よく手作りのケーキを振舞っている。
今回で完結、一気に行く。
白スナ(馬)「なんと!ペズバタラ選手の大声で2-Bの馬が腰を抜かした!これによりサイサリス選手は落馬!2-Bは失格だ!」
ザク偵(騎)「あの声を至近距離で聞いたら腰抜かすわよね〜そりゃ」
ペズバタラ(馬)「ハァ・・・何とか・・・」
V2(騎)「ペッちゃん、疲れてる?」
ペズバタラ(馬)「大丈夫・・・もう少しだから・・・」
V2(騎)「うん。でも無理しないでね?」
ペズバタラ(馬)「無理しなきゃ・・・勝てないさ・・・」
ザク(馬)「いやー凄い声だったな。あんなのに目付けられたらやばいから逃げろ逃げろ」
バーザム(騎)「ザク、お前な」
ライデン(馬)「何やらかしとんじゃこの間抜けがぁ!」
ザク(馬)「へぶらっ!?」
白スナ(馬)「ここで2-C騎馬に3-B騎馬が体当たりだ!」
ザク偵(騎)「双方の騎馬のザクUFとライデンザクは兄弟同士!ここで兄弟対決となるか!?」
ライデン(馬)「女の子残して逃げるたあ何様だ貴様!恥を知れ恥を!」
ザク(馬)「うるせえ!勝つためには必要なんだよ!」
ライデン(馬)「勝つためじゃなくててめえの保身のためだろうが!」
ザク(馬)「う・・・」
ライデン(馬)「そんな事で我が家の二つ目の花見捨てる気か!ドライセンちゃんのおかげで我が家がどんなに明るくなったか分かるだろうが、その恩を仇で返すのかお前は!」
バーザム(騎)「ライデンの言うとおりだザク。このままじゃお前腰抜けだぞ?盗撮のお仕置きは俺も受けるからよ、ここらで男見せようや」
ザク(馬)「ライデン兄、バーザム・・・よし、行くぞ!」
バーザム(騎)「おう!部長に一泡吹かせてやろうぜ!」
ライデン(馬)「よし、行って来いや!・・・さて、悪いガンタンク、俺はクラスより出来の悪い弟をとるわ」
ガンタンク(騎)「ん、気にしなくていいよ。私がライデンだったら同じ事すると思うし」
ライデン(馬)「クラスの奴らに怒られるなきっと」
ガンタンク(騎)「私も一緒に怒られるから。美人と一緒なら怖くないでしょ?」
ライデン(馬)「自分で言うか?じゃ行きますか」

ドライセン(騎)「ハァ・・・ハァ・・・」
グフカス(騎)「ザクは逃げた。何故そこまでする?」
ドライセン(騎)「ザクと・・・約束したからだ」
グフカス(騎)「全く、あいつには勿体無い娘だ。しかし私も負けられないのでな。これで終わりだ!いくz」
ザク(馬)「うおりゃあ!」
ザクV改(馬)「何!?」
バーザム(騎)「悪いドライセン、遅れた!」
ドライセン(騎)「ザク!」
赤ディアス(馬)「おいおい、来るとは思わなかったぞ」
ディジェSE-R(馬)「でもいいじゃん、助かったし」
ザク(馬)「ドライセン、その・・・ごめんな」
ドライセン(騎)「いや、いいんだ」
バーザム(騎)「お二人さん、ストロベリってないで行くぜ!敵は部長だ、手ごわいぜ」
ザク(馬)「いやはや、今すぐ逃げ出したいくらい怖いね。だけど俺にも逃げちゃいけない時があるんですよ部長!」
グフカス(騎)「言っておくが元々悪いのはお前だからな。しかしその心意気は悪くない。そして、私は負けない!」

リックドム(馬)「俺達、だれも相手してくれないな・・・」
シュネーヴァイス(騎)「ラッキーといえばそうなんだけど・・・」
橙ゲゼ(馬)「ちくしょう、誰か俺達と戦え!」
バーザム(騎)「ザク、ドライセン、やるぞ!」
ドライセン(騎)「はあっ!」
グフカス(騎)「む!?」
ドライセン(騎)「ザク!」
ザク(馬)「わかった!」
バーザム(騎)「そりゃあ!」
グフカス(騎)「くっ!連続攻撃か」
ザクV改(馬)「危な・・・」
白スナ(馬)「2-A騎馬と2-C騎馬、3-A騎馬相手に華麗な連携を見せております!」
ザク偵(騎)「作者の表現力の低さのせいでよく分からないけどね」
バーザム(騎)「よし、もう一回だ!」
ドライセン(騎)「ああ!」
グフカス(騎)「させるか!」
ライデン(馬)「いや、させますよ!」
ガンタンク(騎)「いっけえ!」
ザク(馬)「兄貴!?」
ガンタンク(騎)「もらいます!」
グフカス(騎)「それはこちらの台詞だ!」
パシッ
ガンタンク(騎)「きゃ・・・でも!」
ザクV改(馬)「う!?は、離せ!」
ライデン(馬)「ザク、今のうちだ!ここで行くのが男だ!」
ザク(馬)「兄貴・・・うおおおおお!」
バーザム(騎)「もらったぁ!」
パシッ
グフカス(騎)「!」
白スナ(馬)「奪った!バーザムとザクUF選手、ライデン選手とガンタンク選手の犠牲を得ながらもようやくグフカスタム選手から鉢巻きを奪いました!」
ライデン「あ〜あ、クラスの奴になんて謝ろう」
ガンタンク「ま、これもこれでいいんじゃない?」
ザクV改「しかし最後までモテモテだったね」
グフカス「悪い意味で、な」
ザクV改「それで、ザクへのお仕置きはどうするんだ?」
グフカス「・・・ライデンザクとドライセンに免じて今回は許す」
ザク(馬)「やったな・・・」
バーザム(騎)「ああ、部長に勝てたんだな俺達」
赤ディアス(馬)「いやー一時はどうなる事かと思ったよ」
ドライセン(騎)「でもザクが助けに来てくれたから・・・」
ザク(馬)「え?いや、悪いのは俺だし」
ドライセン(騎)「それでも、ありがとう」
ザク(馬)「う・・・照れるな」
ドライセン(騎)「ふふっ・・・」
ディジェSE-R(馬)「ドライセン、後ろ!」
パシッ
ドライセン(騎)「!」
V2(騎)「油断大敵火がメラメラ、だっけ?」
ペズバタラ(馬)「微妙に・・・違わないか?」
ザク (馬)「ドライセン!」
ペズバタラ(馬)「まだ終わっていない・・・ハア・・・油断するほうが悪いん・・・ですよ」
ドライセン(騎)「そうだ、気を抜いた私が悪いんだ。すまない」
橙ゲゼ(馬)「俺達を無視するなぁ!」
リックドム(馬)「やっと追いついた・・・」
白スナ(馬)「いよいよ大詰め、残った騎馬は三つ!三つ巴の決戦を勝ち残るのは誰だ!」
高機動「あれ?校長先生と白スナ先輩のお兄さん?」
ガンダム「本当だ。あ、ドロスさんも」
白ジム「こんな事を許していいのですか、校長!」
ビグザム「わしは別にいいと思うがのう」
白ジム「何故です!あいつはここにいる人達全員を騙しているのですよ!」
ドロス「i,__ i ‐=・ァj,ir=・゙)言い換えれば今まで誰にもばれなかった程の作戦というわけだ。そこは評価していいんじゃないか、白ジムよ」
白ジム「それはそうですが・・・」
ビグザム「とにかく競技は続行じゃ。しかし見事に騙されたわい、白ジムに言われないとわしは気づかなかったぞ」
ドロス「i,__ i ‐=・ァj,ir=・゙)私もだ、ビグザムよ」
ガンダム「何話してるんだろう?」
高機動「僕達が騙されてるって・・・誰に?何を?」

リックドム(馬)「りゃあああ!」
シュネーヴァイス(騎)「今まで全然戦って無かったから体力はまだあるわよ!」
ペズバタラ(馬)「ハア・・・二騎いっぺんに・・・威圧は・・・ハア・・・無理か」
バーザム(騎)「ザク、そろそろ潮時だ」
ザク(馬)「そうだな。どっち行く?」
バーザム(騎)「ドライセンの仇討ちでもしてやるか?」
ザク(馬)「ん。行くぜ1-B!」
ペズバタラ(馬)「!」
ザク(馬)「バーザム、しくじるなよ!」
バーザム(騎)「わかってる!」
V2(騎)「ペッちゃんがこんなに頑張ってるから・・・私も頑張るんだから!」
パシッ
V2「ああっ!」
ペズバタラ「相討ち・・・だって・・・?」
バーザム「へへっ・・・任務完了、ってか?」
ザク「ああ、ミッション・コンプリートだ」
白スナ(馬)「相討ち、相討ちだ!」
ザク偵(騎)「この騎馬戦中暴れまくった1-B騎馬と逃げまくった2-C騎馬も今ここに倒れました!」
リックドム(馬)「という事は・・・」
シュネーヴァイス(騎)「・・・勝ったのは・・・私達?」
橙ゲゼ(馬)「やった・・・やったぁ!」
白スナ(馬)「そうだ、勝ったのは・・・」
高機動「しまった!」
RD-4「高機動君、いきなり何?」
高機動「三人とも気をつけろ!まだ白スナ先輩たちが」
橙ゲゼ(馬)「え?」
パシッ
ザク偵(騎)「いただき!」
白スナ(馬)「俺、達、だあああああああ!」
シュネーヴァイス「え?え?」
ビグザム「試合終了じゃ!勝者、2-C!!」
2-C以外の皆さん「ΩΩΩΩな、なんだってー!?」
ザク偵(騎)「ふっふ〜ん、白スナ、説明しちゃいなさい!」
白スナ(馬)「了解!実は俺達、鉢巻き取られてないし落馬もしてないんだぜ!実況であたかも俺達がいないように喋って皆を騙したんだ!」
リックドム「なっ・・・」
ゲルググD「卑怯だぞ!反則だ!」
パラスアテネ「そうよ、反則じゃない!」
白スナ(馬)「うるせえ、騙されるほうが悪いんだ!受け取った情報だけが本物だと思うなよ!」
ビグザム「その通りじゃ。第一騙したら失格というルールは無い!」
ゲルググD「そ、そんな・・・」
ビグザム「さて、全競技が終了したところで結果発表じゃ!まず七位は3-B!」
ガルバルディα「あんたがあの時無茶したから!」
ライデン「謝るから首を絞めるなぁ〜」
ガンタンク「やめてガルバルディα、私も悪いんだから」
ガルバルディα「でも・・・・」
百式「我々にも非がある。思ったより鉢巻きも取れなかったし、あの馬にだいぶやられてしまったからな」
ビグザム「六位は2-B!」
黒Mk-U「あ〜あ、そんなに伸びなかったか・・・」
ヘイズルU「張り切ってたヅダもまたザクに遅れとって一個も鉢巻き取れてなかったもんね〜」
ヅダ「うう、すまん・・・」
ビグザム「そして五位は2-Aじゃ」
ドライセン「すまない、最後の最後に・・・」
ジムキャノンU「しょうがないさ。僕達があの場にいたとしても白スナ達には気づけなかっただろうし」
白ドッグ「ああ、気に病むことは無い」
ビグザム「四位は1-Aじゃな」
ガンダム&高機動「「ごめんなさい」」
赤ザク「いや、二人とも悪くないよ!」
RD-4「そうだよ、途中までうまくいってたんだから」
高機動「いや、風雲再起は旧ザク先輩にやられちゃったし最後の白スナ先輩の策にもう少し早く気づいていれば」
オアシス「あれに気づいただけでも凄いわよ・・・」
リックドム「むしろ悪いのは僕達だから」
ガンダム「いや、風雲再起にまかせっきりだった僕が」
高機動「いやいや僕が」
ギャンヌ「はいはい謝りあいはやめ!過ぎた事はもういいでしょう?これから重要なのはザク先輩をどうやって血祭りにあげるかってところよ」
ステイメン「それはやるんだ・・・」
ビグザム「三位の梅賞は3-A!」
赤ゲル「うーん、まあこんなものか」
白キャノン「白スナの奴、狡い事を」
ガンダムMK-X「ああ!あのような事は武士道に反する!」
サザビー「しかしルールだ、あれこれ言ってもどうにもならん。私たちが言うべきなのはグフカスとザクV改へのねぎらいの言葉だろう?」
ガザE「ええ。二人ともお疲れ様」
ザクV改「いやいや。これでキュべレイ様も俺の事を愛して・・・」
グフカス「それは無いと思うが」
ビグザム「二位の1-B、竹賞じゃ!」
ズゴッグE「騎馬戦の前は後ろから二位だったのに・・・」
アッシマー「V2とペズバタラのおかげだな」
ガンブラ姉「ええ、頑張ったわねV2」
V2「へへ〜。でも頑張ったのは私じゃなくて・・・あれ?」
ガンブラ妹「どうしたの?」
V2「ペッちゃんどこ行ったの?」
黒キュべ「まだここでへばってるよ」
Zザク「よっぽど疲れたんだね」
V2「ペッちゃん、大丈夫・・・じゃないね」
ペズバタラ「ああ・・・もう少し休ませて・・・くれ」
V2「う〜ん・・・じゃあ私も一緒に休む!」
ペズバタラ「・・・何で?」
V2「へへっ、何となく!」
F2(フラグ?)
Z「ちくしょう、一回も出番無かったじゃないか!」
メタス「Z、落ち着いて!」
ビグザム「そして栄光の一位、松賞!2-Cじゃ!」
白スナ「いやいや、別にいいって」
アレックス「いいのいいの。二人のおかげで勝ったんだから」
青ヤクト「よし、やるぞ!せーの」
2-Cの皆「ワーッショイ、ワーッショイ!」
白スナ「へへっ・・・」
ザク偵「うん、気持ちいいわね!」
アビジョ「ようし、次はザクとバーザムでやんす!」
ザク「え?おいおい嬉しいな」
バーザム「んじゃお言葉に甘えて・・・」
2-Cの皆「ワッショイ、ワッショイ、
横ワッショイ!」
バーザム「ぐへっ!」
ザク「げぶっ!」
ビグウィグ「・・・プリティ」
ジム頭「いやどこが?」

ビグザム「これにてぇ!UC学園大・体・育・祭を終了するぅぅぅ!!!」
???「いえ、まだ終わってません!」
ビグザム「何!?」
ラフレシア「片づけをして家に帰るまでが運動会です!」
「・・・・・・」
ラフレシア「な、何で皆テンションが下がるんですか!」

おまけ
黒ジム「優勝は2-Bか。ようし、今年の賭けも俺の勝ち、と」
ドムグロウスバイル「ちくしょう、何でお前は毎回当たるんだよ」
ドムバインニヒツ「黒ジムさん、これで十連勝だっけ?」
黒ジム「へっ、死神なめんなよ」
ビルゴV白牙「もう、少しは手加減してよ」
幽霊達、今日は(黒ジムだけ)楽しいトトカルチョ。
267通常の名無しさんの3倍:2006/11/08(水) 19:35:02 ID:???
今回の反省
・最初の作戦会議と得点集計が全く反映されてない
・動きがある時は地の文があるほうが断然いい
・キャラが多すぎてグダグダ
・オチが弱い
・相変わらず遅筆
>>256
ぬ氏が帰って来る前にこのスレ終わらせるのはまずいよなぁ・・・
268通常の名無しさんの3倍:2006/11/09(木) 16:35:07 ID:???
こんな時になんですが投下させて下さい

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi59960.gif.html
設定に無いけどお姉さんにも大刀背負わしちゃっていいかなぁ?
見た目的にも背負わしたいなーなんて
X好きなんで、X陣に超期待。

てかもっといっぱい描きたいのに…時間がホスィ…orz
269239兼246:2006/11/09(木) 18:06:42 ID:???
>>268
これはまた見事です。まさかDXを描いてもらえるとは思っていなかったので嬉しいの一言です。


まぁ何が言いたいのかというと、GJ!!!
270通常の名無しさんの3倍:2006/11/09(木) 23:31:52 ID:???
>>268
GJ!所で前にリクエストしたブルマドライセン&偵ザクは(ry
すまん、忙しいのはわかる。出来るのがいつになってもいいから・・・ずっと待ってるんだ・・・
271通常の名無しさんの3倍:2006/11/09(木) 23:35:35 ID:???
まあまあ、催促はナシの方向で行きましょうよ。
272239:2006/11/11(土) 01:49:17 ID:???
KBがやばい時になんだけど…。

 ミスACコンテスト休憩中。
 出場者、ガンダムルシフェルの控え室。
ルシフェル「何で俺が……」
 俺は第一審査でのダメージが未だに残っていた。
ギルティカスタム「あなた、まだ言ってるの?」
 ギルティカスタムはテンション低めな俺に優しげ及び何処か楽しげな声で励ますように言うが、励まされている気がまったくしない。
 そもそも、俺がこんなのに出る破目になったのはこいつが原因なんだし。
ルシフェル「だって、俺は男だ。男がミスコンなんて……」
ギルティカスタム「だから、ルシフェルの事知ってる人以外はみんな女だと思ってるから大丈夫よ」
ルシフェル「万が一バレたら、俺は」
 ちっとも嬉しくない励ましの言葉に、俺は再び頭を抱えた。
 次はコスプレ審査とか言っていた。コスプレ自体は慣れてしまっているが、あんな大勢の前に醜態を晒す事になると考えると………死にたい。
ギルティカスタム「これがルシフェルの衣装?」
ルシフェル「ああ」
 そんな俺に、ギルティカスタムは控え室に置いてあった衣装を手に取り、その場で広げて見せた。
ギルティカスタム「可愛いじゃない」
ルシフェル「……」
 ギルカスさん……ちっとも嬉しくありませんぜ。
ギルティカスタム「さて、そろそろ私も着替えに行こうかしら。ルシフェルもちゃんと着るのよ?」
 そしてギルティカスタムは俺の衣装をテーブルの上に乗せると、そのまま控え室を後にしようとした。
ギルティカスタム「そうそう。もし逃げようとしたら……わかってるわね?」
ルシフェル「……」
 部屋を出る際に脅しをかけて。
 しかし、俺はこの時思った――これはチャンスだと。
 確かに逃げたのがバレれば後が恐ろしいが、あんな大勢の人の前でコスプレするくらいならマシだと言えよう。
 それに、あいつも着替えるのなら下着姿で追うともしないはず……多分。
ルシフェル「………さて」

 [こんなイベントなんておさらばだ!]

 [やっぱ何されるかわからないし大人しく着よう……]
273239:2006/11/11(土) 01:50:53 ID:???
ルシフェル「やっぱ何されるかわからないし大人しく着よう……」
 脱走すれば、下手したらミスコン出るより恐ろしい仕打ちが待っているかもしれない。ここは大人しくしているのが無難か。
 ここは一つ、男だとバレないようこの女顔に賭けてみるしかない。
 俺は深くため息を吐くと、用意された衣装を着始めた。
 女物の服なので多少手惑うものの、何とか一人できることに成功した。
サンドレオンカスタム「ルシフェル、災難だったな。激励に来――」
サンドロックカスタム「でも女生徒の制服もすごい似合って――」
 着終わった瞬間、控え室の扉が開きサンドレオンカスタムとサンドロックカスタムが出てきた。
 二人も第二審査用の服を着ているが、今は秘密にしておこう。それはともかく、入ってきた瞬間二人の声が止まった。
 そして、
サンドロックカスタム「か、かわいい」
サンドレオンカスタム「お前……やはり本当は女では」
ルシフェル「もう好きに言ってくれ」
 何かやっぱり微妙に喜べない事を呟いた二人。
 もう、半分ヤケクソ入ってます……。
 そしてこの後も出場者の娘達が訪ねて来て同じようなリアクションを見せたのは言うまでもない……か?
274239:2006/11/11(土) 01:53:14 ID:???
もう一つの可能性

ルシフェル「こんなイベントなんておさらばだ!」
 逃げよう。そう思った時、俺は控え室の扉を開いていた。
ルシフェル「自由への――」
ギルティカスタム「何なのかしら?」
ルシフェル「うわっ!」
 しかし、扉を開いた瞬間目の前にはニコニコ顔のギルティカスタムがいた。
 驚き思わず尻餅をつく俺に、ギルティカスタムは黒いオーラを放ちつつ笑顔で近づいてきた。
ギルティカスタム「どうしたのぉ?」
ルシフェル「い、いや、その」
ギルティカスタム「あ、わかった。衣装が着れないんでしょ? だったら私が着させてあげる」
ルシフェル「は? あ、いや、やめ……」
 そしてギルティカスタムはニッコリと笑うと、俺の着ている制服に手をかけた。
 俺は暴れて抵抗するが、ギルティカスタムが俺の上に乗ってしまったので動けず制服は見る見るうちに脱がされていく。
 その時、
サンドレオンカスタム「ルシフェル、災難だったな。激励に来――」
サンドロックカスタム「でも女生徒の制服もすごい似合って――」
 同じ出場者であるサンドレオンカスタムとサンドロックカスタムが入ってくる。
ギルティカスタム「あら、ハァ、ハァ二人とも……」
サンドレオンカスタム&サンドロックカスタム「……」
 二人は黙っていた。
 ここでサンドレオンカスタムとサンドロックカスタムから見えているであろう状況を俺なりに言ってみる。
 お互い息を切らし、ギルティカスタムが俺の着ている制服を掴み脱がそうとしている。という結構、いやかなりヤバめな光景だろう。
サンドレオンカスタム&サンドロックカスタム「お邪魔しました」
ルシフェル「待ってくれーー!」
ギルティカスタム「さぁ、お着替えを再開しましょう」
ルシフェル「いやーーー!!」
 結局、俺は無理やり脱がされ着させられた挙句、変な誤解まで生んでしまった……orz

―続―


なんか選択肢みたいのを書いてみたかったんだ、ただそれだけなんだ。
ぬ氏……一体どうしたんだろう……忙しいのかな?
275通常の名無しさんの3倍:2006/11/13(月) 23:46:11 ID:???
保守しとく
276通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 18:47:50 ID:???
h(ry
277通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 20:15:47 ID:???
AA作ってみた。
            White dingo、始まるぜ!
                   _      ___ 
                  川゚ー゚)    |\__\ 
                  / つ \Θ  ..|  |r――t| 
 |\ ̄  \三\ ⊥ ̄ ̄ ̄ ̄\三\ ⊥ ̄ ̄\||=:@:|| ̄ ̄ ̄\ 
 |  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
 |  |            White dingo                 | 
 |  |                                      | 
白スナ。似てない・・・ザク偵は無理でした。
278通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 23:27:05 ID:???
『彼女の強さの秘密を知るためには……』

DX「どうして私がこのような格好をしなければならないんだ!」
ヴァサーゴ「あらら、随分似合ってるじゃないのよんw♪ なぁんで怒ってるの〜?」
DX「このような格好をさせられれば誰でも怒る!」
ヴァサーゴ「この前の猫耳ちゃんの強さを知るためよ。まずはなりきる事から始める、これ常識」
DX(猫耳・肉球モード)「なら貴様が――」
 パシャッ!
DX「………今何をやった?」
ヴァサーゴ「せっかくだから写真を一枚」
 パシャッパシャッ!!←以後100数枚
ヴァサーゴ「これはGXビット達を中心に高く売れるわね〜」
DX「大人しく渡すというのなら、私は剣を収め――」
ヴァサーゴ「はいは〜いw! 一枚1000円です〜。フィギュアもあるわよw〜w」
アシュタロン「今だけ限定だよ〜レアレアだよ〜」
GXビット1「一枚くださ〜い!」
GXビット2「こっちは5枚ください!」
Gファルコン「ふ、フィギュア、をください……」
ヴァサーゴ「毎度あり〜w」

―オチなし完―


要領やばい時に久々に投下してみた。
279通常の名無しさんの3倍:2006/11/17(金) 08:06:18 ID:???
『地母神の一日』

キュベレイの朝は早い。
日の出前後に起きて自宅の菜園や庭園の世話をする。
オーバーオールのジーンズに身を包み、泥まみれになり植物たちの世話をする。
彼女の周りを無邪気に遊び、飛び回るファンネルが愛らしい。
彼女の慈愛は雑草にまでも及んでおり
よく耳を澄ますと、それを抜く時に彼女が「ごめんね…」とつぶやくのが聞こえるだろう。
それは彼女が決して学校では見せない一面である。

一仕事終えると入浴して朝食を取る。
食卓には彼女が育てた様々な野菜が並ぶ。
彼女はいくらかの罪悪感、そして感謝とともにその野菜を食べる。
食べるために育てた野菜にすら、つい感情移入してしまうキュベレイなのであった。

さて、ここからが戦場だ。
学校での生活は彼女にはひどく苦痛であった。
入学した時から今まで、なぜかわけのわからない信者的なファンに付きまとわれてきた。
私の見た目に惹かれてくるのだろうか?それとも態度?
私はただ、そっとしておいて欲しいだけなのに…
俗物たちはズカズカ土足で私の中に入ってくる。
植物たちを育んで行く生活があれば私は他に何もいらない。
崇拝も賞賛も、そんなものは他の、そういったものが好きな人に与えてあげればいいのだ。
例えばガルバルディαとか…

そんな重い気持で学校生活を終え帰宅する。
そこには朝別れた植物たちがいる。
水が欲しそうな様子だったり、肥料が欲しそうな様子だったり、色々だ。
彼女は植物たちにそういったものを与えて歩く。
その表情からは学校にいるときに刻まれた険が消え、
まるで地母神のようなたおやかな笑みが浮かぶ。
私の全ての幸せがここにある…
彼女は実感し、そして、感謝する。
私を生かし、喜ばせてくれる植物たち、そして、この大地に。
明日の学校のことを考えると憂鬱だけれど、この植物たちがあれば、乗り切っていけるはず。
そんな彼女に日没の赤い日が射す。
一日の終わりだ。
巣に帰る鳥達、鳴き始める虫、そして彼女も家の中に入り、休息の時を楽しむのである。
今日もいい一日だった。夕日に赤く染まった植物たちを見ながら、彼女は満足する。
金とか名誉とか、他の人たちは大変だな、と、ふと思う。
なんで満足できないんだろう?
この質素な生活は、こんなに喜びに満ち溢れているのに。
彼女には他の人々の欲望の強さが理解できない。
しかしもう一つ彼女が理解できていないものがある。
それは彼女自身の精神の、彼女の作る畑の土のごとき豊かさである。
質素な生活で満足できるのは、心が豊かであるからだ。
しかし、彼女は豊か過ぎる心をもつゆえに、驕りとは無縁であった。
彼女が自分の心の豊かさに気付くのには、もう少し人生経験が必要であろう。
そして、彼女に群がるファンたちを引き寄せていたのが
彼女が物言わずとも、その豊穣なる精神が漂わせる優しくも気高い香気であったことを理解することも。

彼女が気付こうと気付くまいと日は暮れて行き、夜の帳が彼女の家もすっぽりと包み込む。
夕食にも彼女が育てた野菜が並ぶ。そして父母との楽しい会話…
暖かく心地良い入浴を済ませ、寝床に入る。
目を閉じれば全ての刺激から切り離されていく。
音も無く、光も無い。まるで自分が種になったように感じる。
そして朝…
差し込む曙光に彼女は、まるで新たに芽吹いた草木のような新鮮な気持で、一日を始めるのである。

―地母神の一日 完―
280通常の名無しさんの3倍:2006/11/18(土) 00:09:12 ID:???
『兄弟の地母神幻想』

弟「地母神の祭と言えば、生めよ、増やせよのア、ア、アレだよな。兄者。」
兄「おおおおう、アレだ。間違いないぞ、弟者。」
弟「顔が赤いぞ、兄者…」
兄「おまえこそ…」

そんな会話を交わす兄弟の側にキュベレイはいない。

―終わり―
281通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 06:21:23 ID:???
いっぺんやってみたかった…現実逃避ナンカジャナイヤイ…orz
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi61329.jpg.html

なんとなくX陣は格ゲーっぽくしたかっただけですハイ
セレクト画面のキャラ達はもう誰が誰やら状態でスマセン。
SSに出てないMSまで入れてるからなぁ…
あ、あとドライセンとザク偵ちゃんと覚えてますよー少々お待ちをー
282通常の名無しさんの3倍:2006/11/19(日) 21:42:26 ID:???
ウヒャホウ
学校一つ確保!勤労浪人は一年で終わりにしたい…
そして金木犀ナントカも今年中に終わらせたい…
283通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 01:26:15 ID:???
『新月の夜のX姉妹のお話』

AW学園 学生寮DXの部屋。

DX「う、ん〜〜! さて、そろそろ寝るとするかな」
 読みかけの本をきりのいいところで読み終え、大きな伸びと共に部屋の明かりを消そうとするダブルエックス。
 しかしその前に部屋の扉が数回鳴った。
 消灯時間は完璧に過ぎている。
DX「誰だ?」
 不審に思いながらも部屋の扉を開けると、ダブルエックスの目の前には妹のエックスの姿。
 パジャマ姿で枕を抱えている。
DX「エックス? どうしたこんな時間に……」
GX「お姉ちゃん、あの……一緒に寝ても、いいかな?」
DX「ん? どうしてだ? 何か怖いものでも……」
 エックスは不安そうにダブルエックスに尋ねる。
GX「その、今日は、新月だから、なんか不安で」
DX「あ、そうか。今日は月が出ていないのだったな」
 エックスの言う事に、即納得するダブルエックスはニコリと笑うとエックスを部屋に入れる。
 今宵は新月、月は出ておらず、月の満ち欠けにより性格等が変化するエックスはその影響を受けているのだ。
GX「先生にバレたら、怒られるね」
DX「そうだな」
 ひとつのベッドの上にエックスはダブルエックスにくっ付いている。
 AW学園では就寝後、他の生徒の部屋等に行く事は禁止されているのだ。
GX「でも、こうしてると、安心する」
DX「明日も早い、もう眠るとしよう。何かあったら、私が守る」
GX「うん、ありがとお姉ちゃん……」
 そしてエックスとダブルエックスは、お互い正面を向いた状態でそのまま眠りに入った。
 月の出ない夜での、X姉妹のお話でした。

―完―


>>281GJ!!&wktk!!
284通常の名無しさんの3倍:2006/11/21(火) 20:35:20 ID:???
>>283
おおおGJ
Xがすげえええ可愛くて萌えさせて頂きました…!!
285通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 00:40:30 ID:???
聞きたいんだけど、ぬ氏が帰ってくるまでSS投下はやめた方がいいのかな?
KBもやばいし。
286通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 07:54:19 ID:???
だったら新スレ立てちゃった方がイイ気がする…
287通常の名無しさんの3倍:2006/11/23(木) 09:07:38 ID:???
まとめサイトが無い頃も続いてたし別にいいんじゃない?
もし必要ならログ保存しといて後でぬ氏に後で渡せば。
288239:2006/11/23(木) 20:53:22 ID:???
ミスACコンテスト第二審査開始。

デリンジャーアームズ「皆様、大変長らくお待たせしました! これより第二審査、コスプレ審査を行いたいと思います!! 進行は第一審査に続きこのオレ、ガンダムデリンジャーアームズと」
スコーピオ「俺は第二審査進行においても頂点に」
デリンジャーアームズ「スコーピオ先輩でお送りします!!」
 束の間の休憩の後、再びコンテスト会場に姿を現す司会の二人。
 その二人の登場に、待っていたと言わんばかりに盛り上がる会場のお客、男中心で。
デリンジャーアームズ「それではさっそくいってみましょう! エントリナンバー1! ギルティカスタム先輩ですーー!!」
 そしてデリンジャーアームズが言うと同時に会場は静かになり、舞台からはある衣装を身にまとったギルティカスタムがモデルのショーのように出てきた。
 おおーっと言う客の声とともに舞台の中央に立つギルティカスタムは、猫を被った笑顔でクルッと時計回りに一度回ると、会場は沸いた。
スコーピオ「これはまた、大胆な」
デリンジャーアームズ「それは、ハロウィンの時にも来ていた衣装ですね」
ギルティカスタム「ええ、そうです」
 ギルティカスタムは笑顔で答えた。
 彼女が身にまとっている衣装、それはACハロウィンパーティの際に着たサキュバスの衣装だ。(>>221参照)
 かなり素肌が露出し、色っぽい衣装に男はどよめき、女子もキャーキャー言っている。
 お子さまも顔を真っ赤にして大人のお姉さんをガン見しており、ギルティカスタムを知る者達の一部は呆れている者もいた。
デリンジャーアームズ「それでは、何か一言を」
ギルティカスタム「あなたの夢に出てきた時はよろしくね(はぁと)」
観客「おおおおーーーーーー!!!」
 何の恥ずかしげもなく満面の笑みで言ったギルティカスタムの一言に、観客、主に男は大いに盛り上がった。
ルシフェル「あいつ……俺もあいつのようになれたらなぁ」
 そしてこの光景を、舞台裏でルシフェルが複雑な表情で見ていた。

―続―
289通常の名無しさんの3倍:2006/11/25(土) 23:33:26 ID:???
一応早めに6校目立てて起きました。

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/x3/1164465125/
290通常の名無しさんの3倍:2006/11/27(月) 23:13:38 ID:???
???「俺は保守することにおいても頂点に立つ男だ」
291通常の名無しさんの3倍:2006/12/01(金) 14:01:19 ID:???
保守代わりに。

心地よい休日の今日、偵ザクに呼び出された。
「さ、行くわよ白スナ」
いや、行くわよってどこに?
「あれ?言ってなかったっけ?」
動きやすい服装で来いとしか。
「今から山行くわよ、山」
山?
「そう、AW学園近くの山にね」

おい、まだ着かねえのか?寒いんだけど
「うるさいわねえ、もう少しよ!」
さむいよ〜つかれたよ偵ザクおねえちゃ〜ん
「やかましい!そんなんだから顔がそんなに白いのよ!」
うわぁ、今の一言は俺の心にぐさりと突き刺さったぜ。
「はいはい・・・」
我が家代々そうなんだよな。だから日焼けできないし直射日光は天敵。
「へえ、それもそれで大変なのね」
オアシスは白肌美人って皆に褒められるから少しはいいんだろうけどな。
白キャノン兄貴なんか何血迷ったか茶色のファンデーションつけてガングロみたいにやってた事もあったからなぁ・・・
思いつめると変な事やるんだよな、あの人
「へ、へえ・・・どんな風になってたの?」
え〜と、そうそう、ちょうどあそこにいる人みたいな感じで・・・あれ?
「え?何でこんな山の中に人が?」
「ん、誰だ?」
ん?あの顔何か見覚えがっていうか毎日見てるような・・・ああ!
ここで何やってんだよ白キャノン兄貴!っていうか何でガングロ?
「おまえこそ何でここにいるんだ黒スナ!っていうか何だその真っ白い顔と隣の子は!」

途中まで書いてるんだけど会話が繋げられない・・・
292通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 19:09:38 ID:???
続き

黒キャノン「いやすまん、人違いだったんだな」
「いえいえこちらこそ。で、こんな所に何しに?」
兄貴にとても似た男(ジャーナリストの黒量産型ガンキャノンというらしい。名前まで兄貴そっくりだ)は少し考え込むような顔をしたが、
黒キャノン「最近この山に出来たクレーターを調べに来たんだ。君らもそうじゃないのか?」
「・・・そうなの?」
ザク偵「あ、言ってなかった?」
ええ。

目的地の岩場にはすでに先客がいた。
???「おお、来たか黒キャノン・・・あれ?黒スナも?」
黒キャノン「ああ違う違う。他人の空似」
ザク偵「どうもーUC学園新聞部の強行偵察型ザクとおまけの白スナです」
「おい、おまけって何だ」
ザク偵「いいじゃない別に」
???「なんだ、弟が可愛い彼女紹介しに来たのかと思ったよ。俺の名前は黒ジムキャノンだ。黒ジムでいいぞ」
「・・・俺の兄貴には似てないな」
兄弟揃って生き写しかと少しは期待してたんだけど。
ザク偵「いやあかわいいなんてそんな本当の事言われたら照れますよ」
「こらこら。で、これか?」
黒キャノン「ああ、そのようだな」
目の前には大きなクレーター。何かの残骸のようなものも散乱している。まるで隕石が落ちたかのようだ。
黒ジム「隕石でも落ちてきたみたいに見えるだろ?ところがそうじゃない」
「え?違うのか?」
ザク偵「このクレーターが出来た日、隕石が落ちるのを見た人はいないのよ」
黒ジム「ああ。そしてこの破片を調べてみると面白い事が分かった」
ザク偵「面白いこと?」
偵ザクが尋ねる。どうやらそれは新聞部も掴んでいない情報のようだ。
黒ジム「少し前にUC学園を襲った巨大ロボと同じものだったんだよ」
ザク偵「え?」
「それってコマカスとヘビーアームズ改とか言うのがやっつけたやつか?」
黒キャノン「その通りだ。その時以来その二人は敵対しているらしいが」
ザク偵「なんでそれがここに・・・」
黒キャノン「ここはヘビーアームズ改がよく出現するAC学園近辺だ。訓練か何かの武器の試し撃ち、ってところじゃないか?」
293通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 19:11:30 ID:???
ザク偵「でもこんなに破壊力がある武器なんか・・・あ」
「あんのか?」
ザク偵「サテライトキャノン・・・」
「へ?」
黒ジム「ヘビーアームズ改とバージムが使った破壊兵器だ。それを喰らった商店街の一部が軽く吹き飛んだ」
吹き飛んだ!?
「おい、そりゃやばくないか?」
黒キャノン「壊れた商店街はコマカスの鳥型機械が直しているし幸い死人は出ていない。幸い、な」
黒ジム「あの威力はいつ死人がでてもおかしくないな」
ザク偵「それだけじゃない。直してもらえるといっても家を壊された人たちの気持ちはどうなるの?同じように見えても前の家とは違うのよ」
黒キャノン「謎の機械で復元された品物なんて誰も買おうとしないだろうしな。被害額も少なくないはずだ」
黒ジム「一般人にとっては迷惑すぎる話だな。何がヒーローだ」
黒ジムが吐き捨てるように言う。
俺も同意見だ。そんなのは間違っている。他人を不幸にするなんてヒーローじゃねえ。
「何とか出来ないのか?」
黒キャノン「あいつらに『商店街の皆さんが迷惑してるからでっかい兵器は使わないか人に迷惑かけないところで使って下さい』とでも言えばいんじゃないかな」
黒ジム「まあ、それを聞き入れるとはとうてい思えないけどな」
「マジで聞いてるんだが」
黒ジム「おお、すまん。でも聞き入れないというのはマジだ。」
黒キャノン「とくにヘビーアームズ改はな。あいつには何者かの意志が介入している」
「どういうこと?」
ザク偵「誰かがヘビーアームズ改を操っているという事よ。彼女がその人と通信しているのが確認されているわ」
黒ジム「へえ、そこまで知っているとはな」
ザク偵「大半は部長とエレバドが集めた情報だけど。で、何であなた達がそれを知っているの?」
黒ジム「・・・」
ザク偵「あなた達は私たちでさえ知らないような事を知っている。何が目的なの?」
「いや、ジャーナリストだからじゃないのか?」
黒キャノン「うん、そうとしか言いようがないんだけどな」
黒ジム「ふふ、大人の情報網を舐めるなよ嬢ちゃん」
ザク偵「・・・」

ザク偵「いやあ、わっかんないのよね・・・」
調査を終えて山を下ってる時も偵ザクはまだ疑問に思ってるみたいだった。
「新聞部が知らない事知ってたからってそこまで突っかかる事ないじゃねえか」
ザク偵「そうじゃなくて!・・・何で残骸の正体を分かってるのにわざわざあそこにいたのかしら・・・」
「そういやそうだな。・・・おれの偏見かも知れないけどよ。あの二人何か・・・怖くなかったか?」
ザク偵「白スナもそう思った?」
「何ていうか・・・死の匂い、っていうか」
ザク偵「うん。・・・私は実際に人が死んだとこなんか見たことないけど」
「俺もだ」
ザク偵「う〜、何か怖くなってきた・・・白スナ!肉まん食うわよ肉まん!」
「何で肉まん限定?」
ザク偵「食べたいから!AC学園の近くにおいしい饅頭屋あるからそこ行きましょ!」
「代金は割り勘だからな」
ザク偵「・・・チッ」
「おい!」
294通常の名無しさんの3倍:2006/12/07(木) 19:16:30 ID:???
黒キャノン「あの二人、行った?」
黒ジム「おお。う〜む、弟の奴もあんなカワイイ彼女連れてこないかねえ」
黒キャノン「もし連れてきても手出しちゃ駄目だからね」
黒ジム「信用無いなぁ俺。さてと、出て恋エンジェル!」
フェニックス「出て恋って何だよ出て恋って」
黒ジム「気にするな、小粋なギャグだ。で、どうする?」
フェニックス「何が?」
黒キャノン「聞いてたろ今の話。あれ聞いてまだ物騒な兵器をあの二人に持たせる気か?」
フェニックス「いやー相手さんが持ってるからね〜。正当防衛正当防衛」
黒ジム「あんたがヘビーアームズ改の武装を使えなくさせれば済む話だろ」
フェニックス「えー、面白くないじゃん」
黒キャノン「おい!」
フェニックス「それに神様から『決着は人間の手でつけさせろ』って言われてるし」
黒キャノン「何考えてるんだあのジジイ・・・じゃあコマカスなんか作るなよ」
黒ジム「まあ、今に始まった事じゃないけどな」
フェニックス「あのさぁ、何でそんなに人間の肩持つの?そんな義理ないじゃないか」
黒キャノン「俺達はお前みたいにSじゃないからな」
黒ジム「困った人はほっとけない善人だからな、俺達は」
フェニックス「死神がそんな事言うなんてそれなんて戯言?」
黒ジム「気にするな、俺は気にしない」
黒キャノン「怪獣用の武装は人気の無いところで使わせろよ」
フェニックス「はいはいわかりましたよ」

「今ので何個目だ?」
ザク偵「ん?肉まんは三個目」
「太るぞ」
ザク偵「あぁ?」
「・・・ごめんなさい」

ガンキャノン量産型黒/黒キャノン(RX‐77D ガンキャノン量産型(リド・ヴォルフ専用機))
   男/死神/ギレン
黒ジムの弟。白キャノンにそっくりだが顔は色黒で兄よりは真面目。テクノよりレゲエが好き。
295通常の名無しさんの3倍:2006/12/10(日) 10:46:57 ID:???
ぬ氏来ないね
296通常の名無しさんの3倍:2006/12/14(木) 19:38:20 ID:???
最下層記念保守
297通常の名無しさんの3倍:2006/12/16(土) 18:22:30 ID:???
ume
298通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 15:41:09 ID:???
ume
299通常の名無しさんの3倍:2006/12/17(日) 19:13:53 ID:???
300通常の名無しさんの3倍:2006/12/18(月) 19:41:41 ID:5IjkCRrl
即死回避!!!!!!!!!!!
301通常の名無しさんの3倍:2006/12/21(木) 19:26:02 ID:???
ume?
302クラス分け人:2006/12/21(木) 21:01:09 ID:???
1月中旬ぐらいに復活する予定
忘れている人もいると思うけどあれの続きを書き上げたいと思います
303赤い月がナントカ:2006/12/21(木) 22:14:07 ID:???
>>302
ワスレテナイデスヨ
楽しみに待ってます。
304通常の名無しさんの3倍:2006/12/27(水) 15:56:20 ID:???
とりあえずぬ氏が来るまで保守
305通常の名無しさんの3倍:2007/01/05(金) 01:42:13 ID:???
保守
306通常の名無しさんの3倍
保守党