アムロの監禁生活日記　２冊目

＞４９８
さらに酷い
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２月２８日

今日で二月も終わりだ。相変わらず朝夕は冷える。連邦からの退役軍人恩給が
少ないので、暖房は最小限にしかつけられない。仕方なく毛布にくるまって、
ベルセルクの４２５８巻を読んだ。この漫画はUC歴以前から続いている伝説のダー
クファンタジーだ。
作者のウラケンが死んだのちも、出版社は作者の死を伏せてスタッフたちに描かせ
続けたため、この漫画の始まりはもう誰も知らないということだ。
今、妖精の住むというスケリグ島へ向かう船上で、マニフィコとパックというエルフ
が、どうやって儲けるかという議論を続けている。マニフィコの家の事情もあり
利益を独占するのは難しいようだ。ガッツという剣士が主人公のはずだが、１０００巻き
以前まで遡らないと、見ることはできないという。難儀な話だ…

>>500
いや、まて100年程度で４２００巻ってことは年間42冊以上出てるんだが。
ペリー・ローダン（原書）か

>501
ウラケンが死んだ後、ベルクワールドって形で産業化したという設定なんです。

3月1日

先日買ったツィマッドの株がヤバイ事になりそうだ
どうやらアナハイム・エレクトロニクスにTOBを仕掛けられるみ
たいだ、株式公開買い付けってヤツだな。企業買収だ、M&Aだ。
このTOBは現金による買い付けだそうだ、事が全てスムーズに進む
とツィマッドの株は紙くずになってしまう、アナハイムが提示し
てくる安値で買い叩かれるのか、クソっ！

昨日カイにこの話をしたらこう言われたよ「ゴックもズゴックに
シェアを奪われ、ギャンも没ったあんなドムだけの財産価値やキ
ャッシュフローもダメな所買ってんじゃねぇよ！！ハハハ」　
そうだ確かにギャンは一回しか見たことがなかった。さらにこん
なこと言われた「おまえインサイダーにならないように気をツケナ
、あっ！？おまえそう言えば無職だったけ？バ〜イ♪」クソっ株
なんてやるんじゃなかった・・・
それから俺は無職じゃない！！幽閉されてるだけだ！！

ＮＴの勘で予測すればよかったのに

ぬるぽ(´･ω･`)

ｶﾞｯ

うんこ

株と言えばセイラさん
大丈夫だろうか

セイラさんの陰謀

妹は鬼子です

セイラさん実の一人しかいない兄に厳しすぎだろと思ったが
自分に置き換えてみるとテロまがいの大罪をやらかす34独身マザコン身内がいたら
即効で縁切るなやっぱ

致命傷を負わせないレベルでの戦いだったらアムロが勝てるかもしれない
キリコは死なないが捕まったりするし常勝無敗ってイメージは無いんだよな

誤爆した

あげ

2冊目の手帳をつけて3年になる。最初の方のページはすでに変色している。
思い返せばいろいろなことがありすぎた日々だが、ここのところは実に平和だ。
平和すぎて日記を書くネタもない。たまに飛び込むニュースもボクのこれまでの
日々を考えたら、まことにしょっぱいといわざるを得ない。

ここのところで急にチラシが舞い込むようになっている。マクダニエルの新店舗開店
やら新規コロニーでの土地込みの新築分譲などなんか特需のような感じとなっている。
世の中景気悪いのにあるところにはお金があるものだと思った。もっとも、僕も土地つき
豪邸を連邦の懐からもらってる口だが。

さて、そんな不景気だから非常に物騒な世の中である。シャイアンは旧世紀において
アメリカといわれた国であり、この国において銃を持つのは権利であると公然と言われていた。
乱射事件も相次いでいる。いかにニュータイプとはいえ、生身の人間と変わりないので
撃たれれば当然、死ぬ。かともうせ、闇雲に撃ってもどうしようもない。いかに訓練してるとはいえ
素人に毛の生えた程度なので、特別講師を呼んで銃の訓練を行うことになった。
特別講師は威圧感バリバリのひげ面のおっさんである。連邦は空気を読んでくれない。
今は帽子をつけているが、きらきら輝く頭が太陽に輝く姿を僕は見た。

三ヶ月ぶりの日記か
待ってたよ

特別講師の先生は言ったとおり、スキンヘッドとひげの、プロレスラーの武藤ちゃんみたいな
非常にごついおじさんだ。銃の講習をするときは常に帽子をつけている。聞けば、この帽子で
照準をつけてるとか何とか。

数日泊り込みになるであろう特別講師のために僕は部屋を用意した。
どこで用意したかわからない変な胸像を前に何かお念仏のような
事を唱え始めた。そのとなりにはセガールさんがいた。

じけんさんだがしげんさんだかおっしゃる先生はセガールさんが
最近の仕事に不満をぶつくさぼやいてるが、次元さんは
「今は耐えるのだ。生きてこそ得る事のできる栄光をこの手に掴むまで、
その仕事、わしが預かる！いいな！」

今日からはげたおじさんも我が家のお手伝いさんとなった。

ついに次元声の首魁が来ちゃったのかよｗ
もう完全に某フリートの溜まり場だな

次元さんはどうみても料理が出来そうにないので、料理担当は引き続き
セガールさんだ。主に僕のスケジュールなどの秘書業務を担当している。
さて、気になるのは料理の盛り付けが大分変わってきたということだ。

僕の料理は相変わらずのアメリカンそのものであるのに、
次元さんへの料理は繊細そのもので、今まで見たことの無いようなもの
だ。行ってみれば高級料亭に出てくる料理そのものである。

しかし、料理できないのが悔しいのか次元さんが料理を勉強し始めた。
エプロン姿に光る頭がますますいかめしい。

その為、ここ数日は拳銃訓練は中止である。表向きは技術会得といってるが、
実際のところ、次元さんが包丁で指を切ったというのが真相である。

あ、そうそう。次元さんと昔話をして、昔実にいかつい女性のお手伝いさん
のお話をしたら、ゆでだことなった。

次元さんの指が治るまで、拳銃の訓練は中止である。
空いた時間をどうすごそうかと、画策していた。
こういう時は決まって、2chを見ることにしている。
それでも飽き足らず、釣りサイトを作った。

乙女チックなデザインで「18歳・ヘタレな彼氏と別れて寂しいの」
と寂しい雰囲気をかもし出したブログを開設した。

最近は一日自作自演をしながらすごしているが、
なかなかの大物が連れた。ネカマを装ってカキコ
をしていたところ、僕にコンタクトを取ってきた愚か者が
いたのだ。たまたまヤザンが遊びに来て、その悪乗りに
ヤザンも乗ったのだ。ことのほか乗りのりのヤザンは
ついに僕に代わって書き込みを始めた。

フライド「君、僕と会ってみない？こう見えても、パイロットなんだ。」
ナミエ「どこのパイロット？年収どれくらいなの？結婚してるの？」
フライド「連邦航空の機長さ。年収は10万ドル。独身さ。顔はヒロシ・タマーキに
そっくり（*＾＾*）1年戦争時代は部下からは連邦の奇跡といわれるほどの活躍をしたのさ。」
ナミエ「きゃあｖｖｖｖｖすてきｖｖｖｖｖ今すぐあいましょｖｖｖあたし、今日はママと一緒にキャリフォルニアに
いるの」
フライド「何の偶然だ！僕も今日のフライトでキャリフォルニアに行くんだよ。今日は僕と君とお母さんとで
親子どんぶりだな（はぁと」

正直、気持ち悪さと痛さとでヤザンと一緒に噴出しそうになったが、とりあえずさらし上げをするために
ヤザンとともにキャリフォルニアへ。

ロサンゼルスの空港で待ち合わせる。彼には胸にバラの花をつけるようにいっておいたが、
なにやらそわそわとしている人物を発見。どこかで見たような緑色の髪の毛…。
全体的に陰鬱なオーラ。上官から小突かれてヘコヘコしているあの男。

僕とヤザンはあまりの痛々しさにその場を去ることにした。

ブライトｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

帰りの車内は実に空気がおもかった。

確かにブライトは嫌な奴だ。しかし、あまりに落ちぶれた姿を見て
ヤザンとともに涙なしでは見れなかった。考えてみれば、ブライトは
1年戦争以後は坂道を転がり落ちるように転落していった。本来ならば、
戦勝の最大的貢献者にもかかわらず、出世コースに入れずミライさんと
結婚したのは良いものの、自身の暴露本やら薬物疑惑などで子供が生まれて、
すぐに別居。本来ならばそろそろ少佐ぐらいは行ってもおかしくないが、
あの様子からでは出世してるとは思えない。

とりあえずマクダニエルで今日の総括をすることとした。
重苦しい空気の中、ヤザンに「ち　ぢ　ん　ど　る　ぞ」と
大切な一物を握り締められた。彼の精一杯の慰めだが
これで大分僕の心が救われた。

新しく出来たマクダニエルの店長さんはひげ面でむさっくるしい。
前にいたサラさんのほうがいい…。

僕らのつりが思わぬ波紋を呼んだ。

白いタキシードにバラの花をつけた痛い勘違いキャプテンに対して、
賞賛の声が上がっている。

それはそれとして、次元さんもセガールさんは僕らの行動に対して
「なんと破廉恥な…」と不快感をあらわにしていた。この人たちは実に
固いというか、ミスターストイックというか。彼らの見る番組といえば、
NHKとか教育番組とか、教養番組ぐらい。アイドル水着番組とか見ようものならチャンネル回される。

息苦しくなったので、最近サイド3を賑わせているタイガーバームなる
風俗街へ繰り出そうとした。問題がひとつ。そこにいくテンプテーションが
1日1本。日帰りは無理なのでお手伝いトリオには「某重大会議参加のため、家を空ける」
と伝えた。

心をときめかせながら、キャリフォルニア発サイド3タイガーバウム行きに乗る。どいつもこいつも
スケベな顔した親父ばかりだ。お互いの正体を知られないようにいろいろとカモフラージュしているが、
さすがにゴキブリ仮面をしている親父を見たときにはびっくりしたもんだ。さらにあのどでかいメガネとか
わざわざ髪を緑色に染めたりとか地球の連中にばれないように巧妙に工作しているのだろうが、
カモフラージュ対象があまりに不憫でならないｗ

タキシードのキャプテン……波嵐万丈

そんなわけでタイガーバウムについた我々。

ネオンの光がまぶしい。日本にあるカブキタウンを模してのものと思われるが、
こちらの方がはるかに下品でどぎつい。

区画によって、色々と分かれている。日本風の風俗街を模したヨシワラ地区、ススキノ地区。
アジア風のパッポン地区など世界の名だたる歓楽街の名を模した様相を呈してる。
なかでもヨシワラ地区はその辺の風俗街とは一線を画した、高級風俗街となっている。
見たことのあるような連邦高官や金持ちなど、色々見かける。最初は下種な目的で来ていたが、
こうしてみると意外に風情があるものだと思った。

ススキノ地区を覗いてみる。テンプテーションのキャプテンがどこかのバーでフルボッコにされて、
つまみ出されていた。涙無しでは見れなかったので、すっかりアレな気持ちも萎えてしまった。

そんな中で黒服が僕を取り囲み、リムジンで拉致した。どうなるものかと内心どきどきしていたが、
案内されたのはここの権力者と名乗る人物。見たとおりの人物であるが、アムロ・レイが来てると
聞いて、一度会いたいと思い、こうしたのだといった。

スタンプさんだかトランプさんだか名乗るこの人物、なかなかの趣味人で、MSを色々と収集している
みたいだが、どれもこれもオーバーホールが完璧だ。そしてレトロフィットの全周囲モニターなど、
ただの趣味人とは思えない。手厚い待遇を僕は受けたが、トランプさんが何かお望みのことはあるかと
いうので、哀れで落ちぶれたテンプテーションのキャプテンの為にヨシワラ地区で一番最高のお店に
招待してくれといった。

アムロヤサシイ　アムロイイヤツ

帰りのテンプテーションはキャプテンが妙に上機嫌だった。アナウンスが
非常に軽妙でウィットに富んでいた。しかし、妙に変なにおいが漂っていたのは
内緒だ。

結局僕は抜くこともままならず、悶々としたまま地上に降りてきた。
そんな自分の汚れっぷりにカツを入れようと、ララァが夢枕に出てきた。
「俗物が！」

僕はドSなララァに興奮してしまい、ついララァとあんなことを妄想したのがいけなかった。
向こうにそのことを読み取られ、ボコボコにされて、三日三晩金縛りの刑となった。
しかもいやらしい事にララァはセクシーにセミヌードになるのだが、金縛りで
肝心なところでは意識をシャットダウンさせられてしまうので、ストレスが半端ない。
当然、赤いプレッシャーの気配もあったが、さらにいやらしい事に死角を狙って
ビデオカメラで撮影している。当然、ばれて僕共々金縛りの刑にあった。

気がついたら、3日間寝っぱなしだった。このもんもんを解消するには久々にMSを
いじるしかないと、ガレージへ向かう。長いこといじってなかったので、くもの巣やらほこりやら
で惨憺たる様相。ガンダム相当の性能を持つGMをいじる。起動したとたんにショート起こした。
コックピットは一瞬にして炎に包まれる。幸い、スプリンクラーが働いたが、その他のMSも
そのスプリンクラーのせいでショートを起こしたりでほとんど使い物にならない。

ますます悶々としてくる。いずれ野生の本能を取り戻すのか…

とりあえずジャンク屋よろしく、各々使える部品を寄せ集めてMSをくみ上げることとした。

悔しいことにまともに生きてるのは赤いザクタンクだけである。しかし、下の部分は
腐食して使い物にならないので手持ちのガンタンクの下部と取り替えることにした。
ジェネレーターもガンタンクのものに取り替えた。

ここで何故僕がガンタンクを捨てて、ザクタンクを選んだか。今より遡る事数週間前。
フラウが妊娠をしたのだ。ハヤトが勝ち誇ったように僕にショートメールを送ったもんだから、
急にむかっ腹が立ってきた。

フラウは僕に気があったはずなのに、いつの間にか掠め取って、あまつさえ結婚したもんだ。
僕はこうして、彼女もなく、抜くこともままならずな状況である。そうなるとガンタンクが無性に
憎くなる。癪なんでザクタンクのがわを生かしながら、中身はガンタンク相当とした。

真っ赤な姿も本当は癪に障るCを思い出すわけだが、寝取ったハヤトと比べたらまだましなので
目をつぶることとした。

背中にはガンキャノンの砲身をつけた。コックピットはというと、パプティだかフランクリンさんだかが
教えてくれた新型コックピットをつけた。

完成したスーパーザクタンクは結局、コレクションのスクラップMSから寄せ集めで出来た。大量に出てきた
粗大ゴミは「鉄くずとして売れば、かなりのいい金になるから、早い出産祝いと結婚祝いで受け取っておけ」
とハヤトに着払いで送った。

その晩、「アムロよ、私を感じるか。よくぞ私の為にMSを作ってくれた。ただ、あんな男に鉄くずを送るぐらいなら
私のやっている団体に送れば、もっといい金にしたし、君の望む最新鋭のMSをプレゼントしたものを…」と
念が送られてきたが、「何もあなたのために作ったのではない。すべては僕に気のあった女の子を寝取った男の
リアクションを楽しみたいのだ」と送ったが、どういうわけかそれがララァに届いたらしく「私とは遊びだったの？
それとも火遊び？」とものすごい形相で現れ、しまいには泣き出した。そしてシャアが出てきて「なんと破廉恥な！
」と念同士で喧嘩となる。さらに何を感じ取ったかフラウが出てきて、事態は複雑に。

朝起きたときはなぜか僕の顔にヒトデが二匹。

フラウ生霊になったのかよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
源氏物語みてえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

そこはニュータイプ能力が若干あったと取ろうや
生霊は酷いからｗ

＞はこうして、彼女もなく、抜くこともままならずな状況である。
タイガーバウムで上手くいかなかったもんな
でも送られてくる女とかお手伝いさんとかどうなったんだｗ

お手伝いさんもかよ
夫婦で雇われているんじゃなかったのか

何でヒトデなんだよ

ほ

し

ゅ

↑
ギャハハハハ
すげぇ

まぁな

レスなさすぎアゲ

hage

○月×日

何だかシャアがピンクな少女に本気を出すような気がした。
しかも「アムロ、悔しかったらあこぎな事をしている私を感じてみろ」とか言ってる気がする。
とりあえずララァに告げ口してみた。

なぜかララァがアップを始めた。

保守

保守

保守age

保守

保守

保守

ティターンズなる組織が事実上、崩壊したようだ。

実に白々しいシャアの演説に吹きながら、事の推移を生暖かく見てきたが、新しい体制になって僕の待遇が変わるかどうかが気になる。

思えば年々、僕への扱いがぞんざいになってるので、少しは英雄を敬えと言ったら、僕より年下であろうジェリコだかジェリドなる若造にフルボッコされた。

この件をすっぱ抜かれて、良い恥さらし。久しぶりの仕事も笑ってはいけない連邦軍なる番組にちょびっとだけ。

ララァ、僕を笑ってもいいんだよ。