1 :
通常の名無しさんの3倍:
僕はアムロ・レイ。まえの日記帳の残りページがずいぶんと少なくなったので通販で新しく取り寄せたところだ。
買ったばかりだが物を無駄にするのは気が咎める。やはり前の日記帳を最後まで使ってからこれを使おうと思う。
忘れないように前の日記帳をここに置いて置く。
アムロの監禁生活日記
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/x3/1079627149/ ・・・だれだろうか?自分の日記にアムロの監禁生活なんてテープを貼るなんて・・・と馬鹿にしてる奴がいる気がする。
弁解しておくがこれは僕が貼ったのではない。恐らく元WBのクルーだろう。近々復讐をせねば
待て。誰かがこのテープを貼ったならば中身を見られた可能性もあるわけだ・・・・・生かしておくわけには行かない。
2
とりあえず、忘れっぽい僕のこと。この日記に人の事を書いておこうと思う。
・お手伝いさん→僕の秘書的なことをやってくれる人。鬼よりも怖く、MSの操縦が上手い。
はげた頭と隠し持っているMAタイプのユニットを見ると無性に鳥肌が立ったり
激昂してしまう。しばしば、夜のお供させられる。
・父さん→酸欠が激しくなって、病院に入れられるも脱出。某所でMSの開発をしているらしい。
・ブライト→修正でおなじみのWB艦長。やつにはひどい目にあっている。ラッパーになったり、ラリパッパー
疑惑が持ち上がったり。今はアバシリ刑務所で管理官をしている。現在、ミライさんに逃げられ、
僕との裁判中。
・ハヤト→戦争博物館艦長であったが、強度偽装で閉館。フラウに逃げられた。カラバの活動もやや下火。
・カイ→世界を飛び回るジャーナリスト。僕の大切な情報屋。アネーハにハヤトの博物館に耐震強度偽装を
依頼させた。また、僕にティターンズの制服をくれた。
・オムライスさん→頭が坊主で夜でもつけてるグラサンな人。ドスの聞いた声だけど、色々僕に対して親切に
してくれる。GMクゥエルを採用してくれた。
・アネーハ→今、全世界全コロニーで注目される建築士。連邦の施設や一部コロニーやMSの強度偽装に
かかわっているとの事。僕の屋敷も彼の手によって・・・・・。
今はこれぐらいしか思い出せない。
保守
即死回避保守
保守
保守せず即死させた方がスレのためだろ?
正直、次スレまで引っ張るようなネタでもねーべ
保守。
保守
昨日古本をまとめていたら、面白いものがあったので読み直してみた。
「航空機の出力上昇の限界」というやつだ。
メカオタ魂が少々萌えるタイトルだ。
それによると、ジオン軍はコロニー内での飛行機実験が出来なかったため、
航空力学を無視し、ロケットエンジンとバーニアによる姿勢制御で、ドップや
ルッグンを飛ばしていた。
だがそのため、「空力なんてかざりですよ」という思想が出てきたらしい。
どうやら著者は「ザク用のスラスターを取り付けたルッグン」を開発した人物らしい。
この機体を使えば、ハワイ諸島から太平洋の孤島まで、ザクをぶら下げて飛んでいくことが出来るらしい。
最後のほうは、
「自分が開発した最後の機体は、無事に任務を果たせただろうか。
岩なんかにあたって砕け散ってはいないと思うが…」
と締めくくられている。
なんだろう…
なにかのデジャヴだろうか。何かを思い出しそうな気がする。
気分が悪くなったので、家庭菜園で一汗流してからベッドに入った。
…お手伝いさんが先に待っていたので、また一汗流すことになってしまったが…
13 :
通常の名無しさんの3倍:2006/04/29(土) 12:58:25 ID:Nm+qKEu+
保守
14 :
通常の名無しさんの3倍:2006/04/29(土) 16:42:14 ID:IPMQqcj2
まず前スレ埋めないか?
15 :
通常の名無しさんの3倍:2006/04/29(土) 23:30:40 ID:r0d3Z/yI
ume
馬鹿者!こちらを埋めてどうする。
スレには限りがあるのだぞ!
17 :
シロー:2006/05/03(水) 00:35:01 ID:???
昨日古本をまとめていたら、面白いものがあったので読み直してみた。
「航空機の出力上昇の限界」というやつだ。
メカオタ魂が少々萌えるタイトルだ。
それによると、ジオン軍はコロニー内での飛行機実験が出来なかったため、
航空力学を無視し、ロケットエンジンとバーニアによる姿勢制御で、ドップや
ルッグンを飛ばしていた。
だがそのため、「空力なんてかざりですよ」という思想が出てきたらしい。
どうやら著者は「ザク用のスラスターを取り付けたルッグン」を開発した人物らしい。
この機体を使えば、ハワイ諸島から太平洋の孤島まで、ザクをぶら下げて飛んでいくことが出来るらしい。
最後のほうは、
「自分が開発した最後の機体は、無事に任務を果たせただろうか。
岩なんかにあたって砕け散ってはいないと思うが…」
と締めくくられている。
なんだろう…
なにかのデジャヴだろうか。何かを思い出しそうな気がする。
気分が悪くなったので、家庭菜園で一汗流してからベッドに入った。
…お手伝いさんが先に待っていたので、また一汗流すことになってしまったが…
…シロー…?
つか、お手伝いさんに前の日記帳捨てられたorz
まだ余白もあるのに・・・・・。
20 :
通常の名無しさんの3倍:2006/05/04(木) 05:08:02 ID:Q215X5q4
保守
21 :
通常の名無しさんの3倍:2006/05/05(金) 12:07:07 ID:AyfD424z
保守
22 :
通常の名無しさんの3倍:2006/05/06(土) 19:45:31 ID:kmzEymKl
保守
hosyu
この頃、隠し持っている持っているMS等の保守作業が忙しくてたまらない。
もう何日も格納庫と家庭菜園とベッドの往復をする生活だ。
お手伝いさん達が余り手伝ってくれないので、人手が足りない。
一人で延々と錆を取っていると、むなしくなってくる。
僕の手元にあるがために、ここのMSたちはその真価を発揮することなく、錆びていく。
それどころか、鉄くずとして再利用されることすらない。
……少し手放すかな?
将来のために手放すんじゃない!アムロ!
とりあえず、錆止めを買って、MSに吹きかける事にした。格納庫がシンナーくさい。
ラリってしまいそうなので、とりあえず上のゲートを開けておくことにした。
ただ、ここを察知されないように周囲にミノフスキー粒子を散布し、カモフラージュの
草を広がせた。
それ以上に大変だったのが、下地を落とす事だった。錆取りしてわかったのだが、
どうやら、防錆対策がまるでないことである。真空の宇宙ではそもそも、防錆対策を
しなくても、腐食が急に進むことがないのだが、ここは地球。酸素もある。だから、
防錆対策をしていないMSは急速に錆だらけとなる。
そこで一度塗装を剥離することに。その剥離も大変だった。下手に溶剤を入れすぎると
今度はMSに穴が開く。とりわけ戦争末期のものは粗末なものが多いので、剥離剤プールに
つけたら、しばらくすると穴だらけ。ひどいものは溶けてなくなっていた。これでMS2つを
だめにしてしまった。
だから、ごく薄めにして剥離を行い、今は下地作業である。その為、期待がすべて錆止めの
赤に染まって、シャア専用の格納庫となっている。
そういえば、シャアの念が最近伝わってこない。今夜当たりこの様子を見て、僕に嫌味の
一つや二つ送りそうである。
私は貴様と違って時間が無いのだ。しかし、私にシャア専用の教えを乞いたいのなら、いくらでも時間を割こう。
僕は重大なミスに気がついたが、その時にはもう手遅れだった。
上のゲートを開けても溶剤から出る蒸気は空気より重いから下に溜まる。
換気扇もあるのだが、設置場所はゲートの近くなので、カモフラージュの草を吸い込んで……
ダメだ、意識がもうろうとしてきた。
シャア専用の教えってなんだ? 今日の夕食なんだろう? ゾゴックってなんだっけ?
どうでもいい思念が頭の中に? 外に?
……いよいよ訳がわからなくなってきた。
誰か助けてくれ……。
>>28 アムロ…。
アムロ……。
諦めては行けません…。
朦朧とする意識の中で僕はガイドビーコンのスイッチを入れていた。
なぜだかは分からないがこれを押せばお手伝いさんが気がつく気がした。
ニュータイプの勘というやつだ。
「ガイドビーコンなんか出すんじゃないよぉ!!!犯られたいのかい!?」
32 :
アフロ:2006/05/14(日) 05:33:54 ID:???
「ハイ、犯られたいです…。」
保守
34 :
通常の名無しさんの3倍:2006/05/20(土) 02:46:58 ID:JZA6iqW+
職人期待あげ
目が覚めたのは病室だった。
お手伝いさんの声が聞こえた気がしたので、「もう大丈夫だよ」と答えようとした。
でも声が出せなかった。
目を開けたつもりなのに、目の前が暗い。
時々、光がチカチカついたり消えたりしている。
なんだろう……でも、何となくそのことは考えちゃいけない気がする。
とにかく、体を休めるために僕はまた眠ることにした。
hosyu
「あぁ・・・時が見える・・・・」
ふーん、眠りながら時間が見えるなんて会社に遅刻しなさそうで良いね。
hosyu
職人、なにやってんの!?
まぁまぁ、事情があるんでしょう。
職人さん、待ってますよー。
入院から十日間ほど過ぎた。意識が戻ってからもしばらくは寝たきりだったが、もう話せ
る位に回復して、今はリハビリをしている。
歩くだけとか、物を掴んだりするとかの練習だ。単純な事のくせに体がいうことを聞かな
くて、転んだりする……それが悲しい。
医者の先生の話だと、神経細胞の数自体は正常な範囲だからそのネットワークを回復
させるのが目的なんだそうだ。麻痺とかの症状が出るほどの薬品中毒の割には、僕の
症状はかなり急に回復していることが気になったらしく、僕はやたら精密に検査された。
その夜、僕は黒服の軍人に連れられて自宅に帰った。かかりつけの医師を用意するか
ら、自宅でリハビリしろとの事。どうせ医師っていっても、ニュータイプ研究所の研究員
で、これを口実にいろんな薬を試されたりするだろうな……。
43 :
通常の名無しさんの3倍:2006/05/31(水) 23:32:08 ID:o25kldzy
職人さん久々age
まだ、体が言うこときかないのでしばらく、行動は車椅子でという事になった。
以前、父さんが入院していた時に使っていた高性能車椅子を使っているが、
なまじ高性能なもんだから、ちょっと前進しただけですぐにスピードが出る。
お手伝いさんがこれを見逃すはずがなく、僕はお使いに行かされる。
最初はリフト付の路線バスで行っていたが、かったるくなったので、
もうそのまま公道へ出た。
父さんがどれだけ高性能な機械を積んだかわからないが、すでに相当のスピードが
出ている。何やら、赤い光が僕を包む。それからしばらくしないうちにパトカーが僕を
追いかける。お手伝いさんが10%バーゲンのチラシを見て、目をきらきらさせていたので、
バーゲン終わって、収穫なしならば殺されかねないと思い、必死に逃げる。
「カタカタカタ・・・・・」不快な音と新道が速度を上げるごとに大きくなる。
後ろを見渡せば、金属片が所々に落ちている。所詮は車椅子。
すでに車両の限界を超えていたのである。
そしてハンドル操作を誤ってスピンの後に分解してしまった。中央分離帯との衝突で
僕は宙を舞った。地面との激突まで3秒ちょっとであるが僕は時を見た。
3秒という時間の中には人間の永遠のテーマである重力への背き、そして0の状態、
そして重力への降服という現実の3つ。
ララァがまた見えた。「アムロ、時が見える・・・・・・でも、それがこんなきっかけだなんて・・・・・・
なんて情けない子!」
ぐしゃ。
何か嫌な音と共に僕は地面に落ちた。
目を覚ますと、僕はこないだの病院のベッドである。また逆戻りである。そして警察から道路交通法違反
で検挙された。赤切符の束である。まずは速度超過。ハイウェイの制限速度を大幅にオーバーしていた。
最後にレーダーで感知した速度は実に200マイルであった。100マイルの速度オーバー。そして、警察の
検証の結果、車椅子は急激な金属疲労を起こしており、ハイウェイに入った時点でバラバラになってもおかしくは
なかったとのこと。次に医者が来る。医者が言うには激突→地面に叩きつけられるならば、体は粉々に砕けて
ミンチよりひどい状態になってるのに、打撲と骨折で住んだのは奇跡以上の奇跡であると驚いていた。
もちろん、新聞に取り上げられて「super-wheelchair,Great reckless!!broke up body!!」とセンセーショナル
な見出しで一面を飾ったのは言うまでもない。
病院で僕は車椅子でMSに乗れないかと考えていた。
動力源は何だww
さて、バラバラになった車椅子を見るうちに驚くべきことがわかった。
車椅子の動力源は電池である。それもオキシライドのおよそ数十倍のエネルギーを持つ
まだ誰も発明していない電池である。それを何をトチ狂ったのか直列で3つ繋いでるもの
だから、鬼でかい出力を発したのである。
さらにモーターは200kwという恐ろしい出力のものであった。MSで養った技術でここまで
作ってしまうものだから、父さんは恐ろしい。
でも、どこか狂ってるように見えるのはおおよそ自走式の車椅子にはオーバークオリティな
パワー、その割にベースのまんまの素材。そして普段の発明品が雨滴感知式メガネワイパーや
自動爪楊枝削り器など、箸にも棒にもかからぬ発明が多いからであろうか。
流石に自動カツラ判別機とカツラ擦り落とし機の設計図を見た時はとうとうボケたかと閉口したが。
とりあえず、この部品で何かを作ろうかと思案中。
電池とモーターか……超高出力が何にでも使えるのが魅力だが、実際に何かに組み込んでみないと
有効に使えるかわからない。
しかし、僕の体はまだ自宅で移動ベッドに乗っている状態で、機械をいじるほど体力はない。
そこで、援軍を呼ぶことにした。WBのジョ……なんだっけ?まぁ、金髪君だ。彼は戦後退役して、博士
号のために浪人中だという。つまり、時間が有り余っているということだ。
僕が電話すると彼はすぐに来た。あまり知られていないが、メカニックにも強い上下関係があり、より上
流の行程に位置している者の指示は絶対だ。そして、金髪君は僕より下に位置している。WBでブライト
さんがMSの整備のために僕の下に付けたからだ。金髪君には弾痕消しや部品運びやデバッグ作業で
本当に世話になったなぁ……いつかちゃんとお礼をしておかないといけないと思いつつズルズルと後回
しにしていたよ……。
今はとりあえず、モーター量産のための手伝いをして貰っている。これで心おきなく何にでも組み込める
ぞ……楽しみだ。
色々、発明してみたが義手・義足の需要を見込んで、この手の関連の発明をしてみようと思う。
傷痍兵の復員が思うように進んでいない現状を僕はとても憂いた。戦争に参加し、僕の一撃で
死亡、もしくは手足を切断したりした人がいるはず。彼らに対する贖罪として、義手・義足の開発
に取り組んだ。
先ず、義手である。義手そのものは簡単である。神経と義手の接続に注意を払えば、あとは触感センサー
の調整だけである。しかし、今後特殊技工者向けの需要を見込んで、義手に特別な装置をはめ込んだ。
まずはガンダムハンマーである。主に地球上で採掘を行う際に使う。次にロープアーム。警察関係者向け。
マシンガンアーム、地球連邦向け。ドリルアーム、オクトパスアーム。
色々浮かんでは消える。とりあえず、色々開発する価値はありそうだ。
とりあえず義手第1号が完成した。これをハンド君1号と名付ける。
容易に交換可能にするために神経との接続は表皮に付けた端子からの電波式だ。
ミノスフスキー粒子が蔓延している今日でも、この短距離ならば十分に神経細胞に流れる電流を読みとれる。
勿論、神経細胞に流す電流も自由自在だ。
さっそ腕に端子を付けて、台に設置した義手に信号を送る。
僕は肘を曲げた。すると義手も肘関節を曲げた。
成功か? そう思ったが、その希望は一瞬で消えた。
義手のモーターはそのまま回ろうとし続け、台から落ち、高速で回転しながら僕の方へ向かってきた。
僕はとっさに腕を伸ばすと、義手は間接をまっすぐにのばし、空中に跳ね上り、金髪君の頭にチョップを食ら
わせてようやく停止した。
どうやら、甘く見ていたらしい。神経細胞は電流だけでなく様々な化学物質なども伝達している。それを考慮
しなかったせいだろう。僕は金髪君に、神経細胞はコンピュータに当てはめるとどのような挙動をするのかを
調べてくれと頼み、薬を飲みに自室に戻った。
ディック・ルムンバ博士に連絡を取ってみたらどうだろうか。
アーティフィカル関連の権威で、サイド6にいたころから
連邦軍と太いパイプがあったはずだぞ。
モビルスーツを通じてアムロ本人とも繋がりがあるだろう。
51 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/05(月) 23:32:07 ID:8iSn1GoI
共同開発してるんだから名前覚えてあげれば良いのに・・・>じょぶじょん
ほっしゅ
保守補修
あれからだいぶ時間がたったが、制御機構はまだ完成しない。
正確に動かそうと解析に力を入れると、動かそうと思ってから反応までに数秒間掛かってしまう。
かといって、スピードを重視すると以前のように暴走する。
参ったものだ。
いや、一つだけうまくいきそうな方法はあった。
それは、ララァがビットを動かした時に使っていたという、サイコミュだ。
腕で信号を拾わず、脳から直接拾えばいい。
信号が拾いにくいなら、拾いやすいニュータイプに使わせればいい。
まさに逆転の発想だ……が、商売にはならないだろう。
ならば自分用にするしかない。
人間サイズ、人型のビットを作るのだ。
カメラアイとHMD(ヘッドマウンテンディスプレイ)を使い、僕の第二第三の体を作るのだ。
目の前いっぱいの画面を数体分と本人の視覚に分け、分割変更出来るようにすれば何体いても大丈夫だ。
製作は快調に進み、僕の設計したボディが完成した。
旧日本製のロボットキットをベースに、対人偽装としてシリコンゴムの皮膚と金のカツラを着けておいた。
なんとなくジョブジョンに似ていた。子が親に似るように、組み立てた人に似たのだろうか?
後はサイコニュの仕入れだけか……
>>54 サイコ「ニュ」?ノンノンノンノン、ルック、サ・イ・コ・ミュ!
保守
あげ
あれから数日、サイコミュなど簡単に入手出来るわけもなく僕は途方に暮れていた。
どうしようか…。いっそオムライスさんに頼むとか…。いやだめだ。あの人最近感じ悪いからダメだと僕のNTの勘が叫んでる。
そんな事を考えながらボケーっとTVを見ていると、懐かしいモノの特集をやっていた。
『今、巷で大人気のグッズがこれ!ペットロボット・ハロ!このタイプはあの白い撃墜王、アムロ・レイが持っていたものと同タイプなのです!さらに…』
「これだ!!」
僕は閃いた。興奮して朝ゴハンのケロッグコーンフロストをひっくり返しちゃうくらい閃いた。
「作ればいいんだ!サイコミュを!」
そう、僕がハロに搭載した脳波測定装置は電極を着けずに脳波を測れる優れモノだった。あの装置の受信機を僕の波長専用にカスタム化して手足にリンクさせればいい。
そうと決まれば善は急げだ。早速製作に取り掛かろう。
た、確かにあのハロは凄かったな…
秘密の研究室に篭る事数週間。ついに完成した。
人型ビット。ジョブジョンタイプ装飾のほか、ブライトタイプも作った。
前線に仕官クラスを立たせて、一種の陽動作戦を狙ったものという発想
であった。
脳波測定装置にサイコミュの設計思想を加味させたものを使ってるが、
純粋にサイコミュで稼動させるより汎用性も高く、コストも抑えられてる。
早速スイッチを入れる。
僕が脳内で思っていることを彼が行動してくれている。すると何を思ったのか
MS格納庫に行って、一目散にガンダムへ向かう。そして僕が思う間もなく
MSを稼動させて、どこかへ行ってしまった。呆然と立ち尽くす僕はこうしては
いられないと、急いで高機動タイプのジム(通称孫悟空)で彼を追いかける。
彼はなんと、テンプテーションポートのある機体めがけて、ビームライフルの
照準を合わせている。
僕は彼のビームライフルをゴルゴ13張りの狙撃で打ち落とし、事なきを得た。
同時に彼の体内バッテリーが切れて稼動不能となった。これらを回収の後、
原因を探る事にした。
もちろん、反テロ法に触れかねない行為ではあったものの、たまたま夜であった事、
狙撃地点が空港全体から見て死角部分であったこともあり、ばれる事はなかった。
どうやら、脳波測定装置改造のサイコミュが深層部の精神を拾ってしまう一種のバグが
あった為、いわば僕の本能というか願望が行動に出てしまったということであろう。
その為、今後は深層部の精神を拾わず、もっとダイレクトに動かそうかと思った。
余談ながら、狙撃しようとしていたテンプテーションの貴重はブライトである。
そういえばブライトはいつの間にテンプテーションの機長に返り咲いたんだ?
気になったので、僕のハッキング技術を駆使して連邦の人事履歴を調べて見た。
僕の記憶が正しければ僕が最後に聞いたブライトの更迭先はアバシリ刑務所だったハズだ。
履歴によるとブライトは囚人達を次々に修正した功績を認められて連邦軍に復帰した。
その後新人に紛れてメキメキ頭角を現したった一ヶ月で少尉になり、月の前線基地の酒保で店長になった。
そこは万引きが多発する酒保だったが、得意の修正で万引きを無くした。
そうして名物店長となったブライトは人事部の目に止まり、ブライトの修正が無くなってすっかり気のぬけていたテンプテーションのクルーに気合いを入れる為に再配属となったらしい。
…一芸を研くって大切なんだな…。
ブライトスゲー
アムロの本能怖ぇww
異常な昇進ww
64 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/21(水) 17:53:14 ID:iJYkcX4/
数々の失敗を繰り返して遂にジョブ・ジョンビットX-2は完成した。
テストに万全を期す為、僕とお手伝いさんの二人でテストを行うことになったのだが、自分が出来ると思ってた(らしい)ジョブは作業場の隅っこでいじけてしまったのでデータを観測する人がいなくて困ってしまった。
どうしようか…。とりあえず何か言わなきゃ始まらないので声をかけた。
「ジョブ…。なんでもいいから仕事しろ」
あ、ちょっと反応した。さらに続けよう。
「お前は脇役なんだから、主人公の僕の役にたつように精進しなきゃダメだろ」
ジョブ・ジョンはユラリと立ちあがり作業場の奥にいった。やる気になったか?
ドルゥゥン…ドッドッドッ…
何かエンジン音の様な音が聞こえた。そしてジョブが現れた。ジョブの姿を見た僕らは絶句した。頭に鉢巻きを巻き懐中電灯を二本差し、肩から海兵隊仕様のサブマシンガンを架けている。手にはチェーンソーを持ちそれを振りかざして僕らに襲いかかろうとしていた。
「馬鹿にしやがってぇぇぇ!ブッ殺してやるっ!」
血走った目で僕を睨み迫りくるジョブ。正直初めてガンダムに乗った時より怖い。
「いつまでも主人公だと思うなよぉぉぉ」
ジョブは何の躊躇も無くチェーンソーを振り下ろした。
ギュイィィィィ
チェーンソーが僕の鼻先を霞めた。しかし僕の顔をザクロにする事は無く、そのまま横に逸れて床を削りジョブはそのまま倒れてしまった。
何が起こったんだ?僕は周りを見回した。原因はすぐにわかった。
ジョブの後ろにお手伝いさんが立っている所を見ると、どうも彼女がジョブに延髄チョップをかましたらしい。
それにしてもジョブは何で急にキレたんだろう?ここ最近ずっと徹夜で作業してたから疲れてたのかな?今度からはキチンと休ませてあげよう。
65 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/21(水) 22:16:19 ID:OOWhaQTJ
杉沢村かWW
おもろいw
ジョブよく頑張ったよジョブ
68 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/22(木) 06:31:54 ID:rWoT42p2
ジョブ・ジョンの目が覚めない。昨日お手伝いさんの延髄チョップを食らってから彼は昏睡状態に陥ってしまった…。お手伝いさん曰く「何か変な感触がした」そうだけど、打ちどころが悪かったのだろうか。
それはそうと、あの後ジョブ・ジョンビットのテストは成功した。近くの基地から技師を一人引っ張ってきてデータの観測をやらせ、僕とお手伝いさんの二人でテスト運転を行った。
これはいいものだ…。僕は確信した。このビットは地球の医療界に新風を巻き起こす!動きはスムーズで細かい作業も出来る。少々高価だけどもっと研究を重ねていけば値段も下がるだろう。
そうそう、基地から引っ張ってきた技師、腕が良かったな。名前はなんだっけ?え〜と…ア、アス…アスト。いいや、何かメンドイからアンコロモチ君でファイナルアンサーだ。名字は確か…メドッソ?う〜ん、思い出せない…
ジョブ・ジョンのジョブはjobだな
うわぁぁジョブゥゥぅぅぅっうぇw
アンコロモチはCCAでも世話になるんだぞ、名前くらい覚えとけ!
アンコロモチwっうぇwww
「アンコロモチ、こないでくれ」
「ジョブ!」
「お手伝いさんのチョップが強暴すぎた、ストレートに延髄に決まって・・・」
「赤福を一緒に食べるんじゃなかったのか・・・!?」
73 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/23(金) 22:59:53 ID:wodNom9W
アンコロモチ君を家に招いてお手伝いさんと3人で赤福パーティーを企画した。
しかし、今まさに宴が始まろうとした時に客間に寝かせてあったジョブが目覚めた。
ジョブは気絶した前後の記憶がないらしく、フラフラしながら居間に入ってきた。
「あ、赤福美味しそうだな。」
ジョブはなんか言ってたが、今まで気絶してた男に食べ物を恵む義理はないので、僕は親切に教えてあげた。
「お前に食わせる赤福はネーw」
すると、ジョブはプルプルと震えて、作業場に消えていった。恐らく自分の間違った考えを悟っておとなしく退いたのだろう。
ドルゥゥン…ドッドッド…
屋敷に聴き覚えのあるエンジン音が響いた。
「あぁかぁふぅくぅ…食わせろぉぉ!」
恐怖再び。ジョブはまたしても八ツ墓村ルックで殺る気になってきた。
「死ねェェェイ!」
ジョブは狂気を孕んだ双目でアンコロモチ君を狙った。多分一番弱そうだったからだろう。
しかし、アンコロモチ君は慌てる様子もなくキレイにかわして腰に差したスパナでジョブの頭を殴打した。
ジョブは再び昏睡し、僕達はその後滞りなくパーティーを続行した。
流石百戦連磨のメカニック。アンコロモチ君
ずっとみたらし派だったけど
あんころ餅食いてぇww読んでたら腹減ってきたww
ジョブが邪魔だ。奴はたまに覚醒しては暴れだすし、気絶したらしたで客間を占領する。
本来ならあんなモブ同然の脇役に貸し与えるスペースなんてタンスの中くらいしかないのに、生意気にもベッドをひとつ使うので迷惑この上ない。だから、まずは奴を追い出す為に起こす事にした。
「起きろ金髪。さっさと起きねぇとドタマぶち抜くぞ」
ジョブは起きない。なんて生意気な奴だ。主人公の僕を無視するなんてもっての他だ。仕方ない、最終手段だ。
僕は奴の布団を剥いで足に縄をくくりつけた。そして縄の端をベランダの手摺に結びつけ、ジョブを窓の外に放り投げる。
ビタァァァン
ジョブは壁に叩きつけられた。顔面流血で顔がヤバい事になっている。
「ア、アアア、アムロ!何するんだ!」
「だってお前起きないから」
「何でこんな事すんだよ!?」
「お前に早く帰って欲しいから」
「…わかった。引き上げてくれ」
どうやら漸く出てく気になったらしい。喜ばしい事だ。
ジョブは無駄な動作のも無く荷物をまとめるとお馴染の狂った目でこっちを見た。止めろ、その目で見るな。怖ぇよ。
「アムロ…今に見ていろ。必ず貴様を越えるガンダムを造ってやるからな…!必ずだ!」
そう言い残して奴は去っていった。ハ!何言ってんだか。僕を越えるなんて無理に決まってるのにさ。せいぜい無駄な努力をするがいいさ。
>ジョブが邪魔だ。
一行目からいきなり核心ついてて噴いた
ジョブ虐げられすぎだろww
野暮は承知で言いたい。
もーどうあってもZにつながらNeeeeeeeee!!!!www
>>79 こう考えるんだ、Job's CounterAttackに繋がると
>>81 アンコロモチ君も日記読んでたのか
赤福でも食ってろw
83 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/25(日) 07:22:30 ID:TYEFpb+3
アンコロモチ君が新しいMSシミュレーターのβ版を持って来た。僕にチェックして欲しいらしい。
フッ…一年戦争の英雄である僕にそれを頼むなんてかわいい奴じゃないか。どれ、早速試してやるか。
自機はガンダム。相手は…ドム3機にした。叩き潰してやるぜ!
ガシャンガシャンガシャン…
ビシュゥゥン!
ドン!ドン!ドン!
ズガァァァァン!
『コクピットに深刻なダメージ。アナタは戦死しました。テラワロスw』
死んだ…。まさかここまで腕が鈍っていたとは。つーかドムってこんな強かったか?クソッもう一回だ。
今度は相手の機体をザクにしよう。
ガシャンガシャンガシャン…
ビシュゥゥン!
僕はさっきと同じようにビームで牽制してから、横にダッシュした。
やはりザクではこの動きは捉えられない。僕は一機の後ろに周りこんでサーベルで一閃した。残りは二機、一機は手にヒートホークを持っている。
ヒートホークの方が突進してきた。僕はシールドでそれを防ぎ、奴のコクピットにバルカンを叩き込む。
ダダダダダダダッ!
ザクはそのまま沈黙した。
残るは一機…。奴は…どこだ?
『ロックオン警報。ロックオン警報。』
何!?奴は上空から太陽を背に僕を狙っていた。
ダダダダダダッ!
マシンガンの弾がコンピュータの正確無比な狙い通りに飛んでくる。
僕はシールドでマシンガンをやりすごし、サーベルを抜いた。ザクは万有引力の法則に従って落下してくる。
僕は落下点に立ち、サーベルをかまえた。
ズビャァァ!
ジッ…ジジッ…
『ミッションクリア。評価・エクセレント。おめでとうございます。シネバイイノニ』
勝った…。この僕がここまで苦戦するとは思わなかったよ。やるじゃないかシミュレーター。僕はシミュレーターの評価用紙にエクセレントと書いてアンコロモチ君に返した。
追記:数日後、アンコロモチ君に聞いた所、あのシミュレーターをクリア出来た者は未だいないらしい。
シュミレーターテラスゴスww
アンコロモチは、どれだけの戦術を告ぎ込んだんだよw
NTでも、敵ザク三機でどうにか勝てるレベルだとは…。
ドム三機で負けるとなると、黒い三連星よりテラ強いじゃないか!
85 :
クルル曹長:2006/06/26(月) 08:48:24 ID:???
「アムロ…アムロ…」
何だよこれから寝る所だってのに。何か用?
「アムロはNTの存在を信じて?」
んなモン僕がそうだってんだから信じるもナニも無いだろ?
「そう…。なら何故私達はわかりあえないのかしら?」
ララァが幽霊だからじゃない?
「そ、そんな…。酷いわ!シャアだけじゃなくアムロまでそんな事を!呪ってやるぅぅぅ!!」
…ふぅ。やっと行ったよ。全くウザイったらありゃしないな。さ、寝よ寝よ。
「アムロ…おい、アムロ。」
何だよ今度は!?
「私だ。シャアだ。」
あぁ?で、何?
「ララァ来なかったか?」
あぁ来たよ!僕の睡眠の邪魔してったよ!どっかの馬鹿と同じでな!
「そうか…。それはすまない。ところでララァなんか言ってなかったか?」
私達はわかりあえないとかなんとか言ってたな。何?お前らケンカしたの?
「あぁ…。私が焼きサンマに塩振って食べてたら、『サンマには大根卸しと醤油よ!』とか言ってキレた。」
で、僕のところに意見を求めに来たと。
「そうだ。」
迷惑だな。
「全くだ。」
朝起きたら何故かお手伝いさんのベッドに寝てた。ボコボコにされた。
名前欄は突っ込んだほうがいいんだろうか…
密かにお気に入りである!!
88 :
クルル曹長:2006/06/27(火) 08:38:09 ID:???
ヒマだなぁ…。
あ、そういえば何もする事が無いのって久しぶりだなぁ…。
僕がヒマをもてあましてると、家のチャイムがなった。
来たのはジェリドとヤザンだった。手にはデータディスクを持っている。ヒマだからアンコロモチのシミュレーターを一緒にやろうという事らしい。
ヒヨッコ共め。かえりうちにしてくれるわ!
僕はガンダム、ジェリドとヤザンはGMクゥエルを選んだ。
『ガンダムファイトォ、レディ…ゴォ!』
僕は開始の合図と共にビームで牽制してブッシュに身を隠す。
ジェリドは…高台に陣取って周囲を警戒している。流石にこのシミュレーターで訓練しているだけあって隙がない。
ヤザンは…何処だ?ヤバイ、見失った!
『ロックオン警報。後方よりロックオンされています。』
後ろだと!?おにょれヤバイめ!
ヤザンはビームライフルを撃ちながらこっちに真っ直ぐブーストをかけてきた。
避けきれない?僕はシールドでビームを防ぎながら後退する。
ガシャァァン
?!…崖だと!?僕は知らぬ間に追い詰められていた。後ろはには壁の様に崖がそびえ、前からはヤザンが迫る。オマケにジェリドが上から狙いをつけていた。
こうなったらいちかばちかだ。僕はシールドを捨てて横にダッシュする。ヤザンは冷静にこちらの軌道上に照準を合わせ狙撃してくるが、僕は微妙な緩急をつけてビームをかわす。
いつまでも続くかと思われたこの攻防にも一筋の光が見えた。ヤザンのライフルの弾が切れた様だ。
僕はその瞬間を見逃さない。一気に間合いを詰めてビームサーベルで脚部を斬る。これでヤザンは戦闘継続不能だ。
ジェリドは…?奴は崖の上には居なかった。
どこだ?
ガッ!ズザァァァ
僕は地面に倒されていた。視界の正面にはGMクゥエルの脚が見える。
どうやらジェリドに転ばされたらしい。
『腰部ジョイントに深刻なダメージ。戦闘継続不能です。テラキモスw』
や、やるじゃねえか…。ヒヨッコが一人前になりやがって…。これで…俺は…お、思い残す事は…無い…。
僕は余りのショックで混乱しながら気絶した。
後日聞いた話では、ティターンズではあのシミュレーターを全部隊で採用しているため、すごく練度が高いらしい。
89 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/27(火) 16:20:45 ID:hN/r7vtW
ジェリド・・・立派になって・・・・・!
いかん某スレの影響でうっかりジェリドに萌えるところだったw
92 :
クルル曹長:2006/06/28(水) 06:56:33 ID:???
ジェリドめ…!よくもやってくれたな!
僕は昨日の事件からずっとジェリド復讐計画を練っている。
僕のリサーチによるとヤツはティターンズの中でも中々の腕を持つパイロットらしく、基地内でも有名らしい。
ただ、女グセが非常に悪い事でも有名で、複数の男性職員から恨みを買っているという話もあると協力者(ヤザン)から聞いているので、そっちの線から攻めてみよう。
僕はまずヤツの下駄箱にラブレター(書いたのはお手伝いさん。彼女もヤツが嫌いらしい)を入れた。内容は女性からの倉庫裏に呼び出しだ。フフフ…これに引っ掛からない漢はいないだろう。
来た!お…読んでるぞ。因みに女性の名前は基地司令の秘書にしておいた。しかし待ち構えるのはアンコロモチ君率いる整備部隊一同だ。これは恥ずかしいぞ…。一生の汚点だ。僕に盾ついた事を悔いるがいい!
ん?何か電話してるぞ。どれ…聞いてみよう。
「もしもし、ジョアンナ?お前、俺の下駄箱に手紙入れた?あ、入れてない?おかしいな…。誰のイタズラだ?ん、いや何でもない。じゃ、後でいつもの場所でな。愛してるよ、ジョアンナ」
あ、あのガキィィィィ!!もうやってやがったのかぁぁぁぁ!!!
くそぅ…負けた。僕は完全に負けちまったよ…。
この時の会話を録音していたので、このデータを基地司令にあげた。
ジェリドはグリプスに左遷された事をヤザンに聞いた。
アムロwwwおまえって やつぁ…ww
94 :
クルル曹長:2006/06/29(木) 13:22:33 ID:???
ジョブから手紙が来た。全く…ウザイったらありゃしねえな。
本当は白山羊ばりに読まずに食べたいけど、お腹壊しそうだから止めた。
しかたねえ…読んでやるか。どれどれ…
『アムロ、僕は貴様に負けないガンダムを造る為にアナハイムに就職したぞ。
貴様の設計したGMを越えるMSを設計中だ。これは凄いぞ。
基本フレームに新開発の■■■■■フレームを使用した■■■■の後継機、その名も■■■■■■■だ!どうだ、名前だけでもガンダムなんか越えてるだろう。
僕は必ず貴様を血祭りにあげてやる。この■■■■■■■でな!首を洗って待っていろ!』
……?肝心な所が伏せ字になっていてわかんないぞ。企業秘密に触れたんだろうか。
とにかく、あんな脇役がいくら吠えても痛くも痒くも無いので放っておこう。
一応Zに向かってる...のか?www
96 :
クルル曹長:2006/06/30(金) 08:56:15 ID:???
今日はヒマなので久しぶりに街にくりだそうと思う。
僕は一応軟禁されている身分だけど、最近では僕のあまりの無茶ぶりに監視員が諦めてしまったのと、たまにやる気をだしてもお手伝いさんがノシてしまうせいで監視員が屋敷に寄り付かなくなったので、自由に動く事ができる。
さて、どこに行こうか。まずはデパートにでも行こうかな。
屋敷の近くの大型商業施設には様々なお店があって見てるだけで楽しい。ゲームコーナーを見ると最新型MSシミュレーターがあった。ちょっとやってみるかな。
アンコロモチ君のシミュレーターのお陰で勘は戻ってきてる。多分大丈夫だ…と思う。
自機は…なんだよ。GMしかないぞ。仕方ない、我慢しよう。僕は陸戦型GMを選択した。
画面が立ち上がりゲームが始まる。周りは一面の荒野だ。
ん?敵がいないぞ?可視範囲にもレーダーにも何も写っていない。壊れたか?
『ザクが降下してきます。撃破して下さい。』
そういう事か。空を見ると確かに黒い点が見える。数は…何だよアレは!100機はいるぞ!
僕はうろたえながらもミサイルを撃ちまくった。かなりの数を撃破したけど、それでも降下して襲ってくるヤツはいる。
僕はいつの間にか20機くらいのザクに囲まれてしまった…。
97 :
クルル曹長:2006/06/30(金) 09:27:09 ID:???
絶対おかしいよ、このシミュレーター。これアンコロモチ君のシミュレーターより難しいぞ。
総勢24機のザクに囲まれた僕は、それでも頑張っていた。
ミサイルはもう尽きた。一応装備していたマシンガンも弾のストックが少ない。そして奴らはザクとは思えないほど硬かった。
あ、弾切れちゃった。弾倉はまだ2本あるけどこの状況じゃ変える事も出来ない。仕方ないからビームサーベルを抜いた。
すると何故か奴らは狂ったようにマシンガンを浴びせてきた。全員でだ。
『ゲームオーバー』
ちょ…なんだよこのゲーム。クリア不可能だろ。
僕は景気直しにメイドカフェに行った。あぁ…癒されるよ。ぶっちゃけどこぞのインド人の幽霊よりコッチの方がいいよ。
「アムロ…それは本当なの?」
うお!なんだよララァ、いきなり出てくるなよ。
「アムロ、今のは本当なの?」
そんな事あるワケ無いだろ?ララァが一番さ。
「…ウソね」
…は?なに言ってるんだよ。落ち着いて…ね?
「許せない、許せないわ!私よりあんな娘っ子がいいなんて!」
ちょ…落ち着いて…
「許せない、許せない、許せない、許せナイィィィィ!!」
ガシャーン!
店の窓ガラスが割れたのを皮切りに、店内はさながら地獄絵図と化した。
テーブルが、椅子が、皿が、メイドが店内を飛び回り壁に激突したり客にぶつかったりする。僕めがけてナイフやフォークや包丁が飛んでくる。厨房では食材が爆発していた。
30分後、ようやく騒ぎが収まった店内はまるで爆撃をうけたような有り様だった。ちなみにララァは「みんな死ねばいいのニィィィィ!!!」と叫んで去っていった。
すでに日記じゃない件について
考えるな、感(ry
100 :
クルル曹長:2006/07/01(土) 12:36:03 ID:???
今日は朝からムラムラする。化粧品のCMを見ては勃起し、お手伝いさんを見ては妄想し、挙げ句の果てには図鑑で見たアワビに劣情を抱いてしまった。
どうしたことだろう。一体僕にナニが起こったんだ?昨日もいつもの様にお手伝いさんに絞りとられたよな。欲求不満って事はないはずだ。
ともあれ、この興奮を納めないことには後々マズイ事になりそうだ。早めに処理しよう。
とは言っても僕は近頃一人では満足出来ないので、誰か相手が必要だ。幸いお手伝いさん以外にも毎週入れ替わりでメイドが派遣されてくるので、このメイドの中から誰か適当に見繕えばいいだろう。
だ・れ・に・し・よ・う・か・な♪相手がお手伝いさん以外なのは久し振りなのでなんだかウキウキしてくる。
お♪イイカンジの子ハケーン!推定身長155cm、若干貧乳気味なのがマニア心をくすぐりますな!
「チミチミ…ちょっと」
「何か御用ですか?御主人さま」
うおぅ…御主人さまと来たよ。いいねぇ…ソソるねぇ。
「あの部屋使いたいから片付けてくれる?」
「わかりました、御主人さま。」
フフフ…かかったぜ。この子が部屋に入ったところで鍵かけて、あんなコトやそんなコトを…。
ちなみにあの部屋にはいけない遊びに使う道具が沢山用意されている。もっとも、普段は僕が使われてるものだが。
「…ご、御主人さま…」
フフフ…絶句してやがる。ま、これ見て平然とされてても困るけど。
「そういうコトですか…」
そぉだよ…じゃ、いっただっきまぁぁす!
まるでルパン3世の様にスッポンポンになった僕は、メイドにとびかかった。
「…不潔!」
メイドはそう叫んで僕に何か赤い物を投げつけた。
それは火のついた赤ローソクだった。
「あっぢゃあぁぁァァァァァァ!」
火は僕の下半身のジャングルに引火した。僕の意識はそこで途絶えた。
目が覚めると檻に入れられていた。檻には『コノ男野獣ニツキ、触レルベカラズ』と殴り書きしてあった。