ガンダム者−ガンダムを作ったスタッフ達

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227通常の名無しさんの3倍
北久保エピソード
富野に呼びつけられた北久保。
この動きをどうやって(原画で)割るか聞かれる。
演出意図によって変わってきます、と答えたところ
「とりあえず割ってみて」と言われる。
それで、北久保が割ってみたら
「だからダメなんだ!! 演出によって割り方は変わってくるんだよ!!」と
怒られたというエピソード。
そして北久保は富野に怒られて1人前になったと思ったらしい。

最後の1行はともかく、北久保を信じればだが・・・富野という人間がわかる。
富野信者でもなければ、こういうタイプの人間は仕事がやりにくいだろ。
絵がかけるわけじゃなく、言葉でいうがいってることが
ころころ変わる。そしてうまくいかなかったら
文句をいう。

板野 富野と仕事をすることはもうない
安彦 Ζはキャラデザだけ参加。 
富野のコンテはアニメーターからの評判は悪いという。
恩田   この日は、『Z』という仕事をやって最悪の日になりました。
   自分でも確かに安彦キャラを消化出来ず、殆どのカットが“生きた絵”という部分にまで至らずに失敗してしまっているのは認めます。
   しかしながら、自分のスタイルまで否定されてしまう結果になるとは思っても居ませんでしたね。
   いや、そう言う結果になるかも知れないと危惧していたので、企画当初等に「自分が本当にやっていいのか?」と何度となくお尋ねしていたのに…。
   蓋を開けてみれば予想通り…本当に予想通り。
   苦笑するしかない。全否定ですもん。(笑)
   部分的に失敗しているとかそんな話じゃない。
   描き方そのものを全否定ですよ。
   そりゃ無いですよ。
   俺は、どうしてもって頼まれたから、辛かったけど渋々やっていたんですよ。
   限度ってモンがあります。
   失礼にもね。
   絵が気持ち悪いとか、表情が生きてないとか、そんな批判は甘んじて受けますけどね。
   俺は一言だって安彦さんの絵が描けるだなんて言ってないし、描きたいとも言ってませんからね。
   いい加減気が付いて欲しいですね。
   何もかもが企画通りに進んでなくて、此処に来て人選すらミスと言う事になる。
   これは、俺等頼まれアニメーターの所為では断じて無いですよ。
   まるで、俺個人の認識不足や勉強不足の所為で今の悪い結果になっているような扱いですが…違いますよ。
   勿論、実際に個人としての力量不足は有るので、それは否定しませんけどね。
   正直、疲れました。
   良いところがあったと言われれば救われていたかも知れませんけど。
   モチベーションはゼロです。
   見返してやるぞって気も勿論無いです。
   まあ、そうは言っても1部に関しては最後まで責任をもってやります。
   良くない絵は良くない。その通りですしね。
   お前の絵は気持ちが悪い!
   大いに結構。
   間違ってない。俺もそう思ったし。
   でも、描き方が違うという話は別。
   まるで違う次元の話です。

   しかし、そう考えると無駄な一年だった。
   いや、色んな意味で勉強にはなったので無駄ではないか。
   ギャラもスタジオ拘束費しか貰ってないけど、ダメだったんだからそれでも良いし。
   可哀相なのはZファンのみんなかな。
   申し訳ないが絵には期待しないでください。
   本当にすみません。


アニメーターが参加したがらないΖ・・・いや、富野アニメ。