番台市立 日登小学校にて
先生「来週の授業参観までにみんなのご両親をテーマに作文を書いてきてください」
ラン君 「て、言われてもねえ。うちの両親結構壊れたとこあるからな。
まともな作文なんてかけるかなあ」
アマダさん「そんなことないよ。お母さん、すごい美人だし。いい人じゃない。
お父さんがんばったんだろうね。ラン君のご両親はどこで出会ったの?」
ラン君 「ああ、うちの父さんがバルチャ―から母さんを連れ出して、んで一目ぼれ」
アマダさん「お父さんが?」
ラン君 「そう」
ユイ君 「お前らの親なんかまだ良いほうだ
うちの親なんて、初めて会った時、目の前で自殺しようとしたらしいからな
次に会ったときは、お前を殺すとか言ったらしいし、よくもああなったと思うぞ」
ラン君 「あの親父さんか、はあ…、アマダさんは?」
アマダさん「え、なんか、最初は敵だったらしいんだけど、次にあったの戦場で、
その後、ヒマラヤ山脈のどっかで混浴したらしいんだけど…。
お母さん、話したがらないのよね、お父さんは照れてばっかだし」
ラン君 「…(うちの親って割りとまともなほうなんだなあ)
プロポーズとかはどんな感じだったんだろうなあ、とかたまに考えるよな
うちは特にこれといって、改まったのはなかったらしいけど」
ユイ君 「親父は俺が出来たとき、俺のミスだと叫んだらしい…、母さんがテレながら
話してくれたところによるとな、最後まで逃げようとしたらしいが…」
アマダさん「うちの親なんて、背負っていこう、だよ?ったくアニメじゃないんだから」
ラン君 「なあ、カッシュさん、どうしてさっきから黙ってんの?なんか元気ないじゃん」
カッシュさん「…(言えない、うちの親のプロポーズの言葉なんて)」