ディアナ・ソレルのよしなに日記 in2005

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491職人見習い
○月X日 No,1
今日は朝からロランが買出しに出ていき一人で暇なもので、こたつに入ってミカンを食べながらロランを盗撮したスナップ集をパソコンで整理する事にしました。
暫くそれを眺めながら悦に入っているところ、
ちわー郵便でーす、ロラン・セアックさん居られますかー ロランさーん居られますかー
と声が聞こえたので我にかえり、受け取りにいきました。
手紙なんて誰からかしら?あのソシエさんなら図々しくやって来られるのにと思いながら差出人を見たところ、怨敵グエン卿からでした。
「ちぃ、あの変態まだ諦めてないのか」
こんな物ロランに渡せますかと通信教育でならった元斗○拳で滅却しようと思いましたがふと内容が気になりましたので読む事にしました。
「愛しいローラへ
 今年も後少しになったね。何でもエイジア地方に古くから伝わる褌祭りなるものが再開される事になったので是非ローラにも参加してほしい
 いい返事を待ってるよ
                                
                                                                          グエン・ラインフォード
 P.S. 辛くなったら何時でも僕の胸に飛び込んでおいで                                                    」
との内容でした。
492職人見習い:2005/12/23(金) 08:30:10 ID:L8V5T0bc
○月X日 No,2
地球には色々な祭りがあると思い、ググってみることにしました。
・・・
・・・
・・・
なんですか〜〜〜この如何わしい祭りは。男の人達が腰に布切れを巻いただけの姿でくんずほぐれず状態ではありませんか。
金髪グラサンに真っ赤なヒラヒラを巻いた人・天パーで白いヒラヒラにラ○ァ命の人・青い髪で明らかに1人テンションがハイな人等など・・・・・
こんな如何わしい祭りにロランを参加させる訳にはいきません。そう思いながらロランの姿を想像してただでさえ少ない私の血がボタボタと落ちてました。
詳しく読むとこの祭りは一部の変態が始めようとしたもので、いざ始めというところで女性一人が全員叩きのめしたそうです。
昔の女性は強いですねと思った刹那、私の脳裏に「金色の悪魔カテジナ」の名が浮かびました。もしやと思い当時の写真を見ると違うようです。
ピンボケして顔までは解りませんが髪は黒で肩くらい、黄色い服、手にはバットかしら?を持ってました。野球なるものの選手でしょうか?
昔読んだ黒歴史漫画に「野球○の詩」なるものがありましたが、それのモデルさんでしょうか?
まあ、それは置いといてロランを参加させる訳にはいきません。私はロランが帰って来るまでにグエン抹殺計画を練る事にしました。。
493職人見習い:2005/12/23(金) 08:51:11 ID:L8V5T0bc
○月X日 No,3
数日後、計画を実行する事にしました。
「ロラン、少しの間留守にしますので我慢してくださいまし」
「え?ディアナ様どちらにいかれるんですが?僕もお供しますよ。」
「いいえ、ロランそれには及びません。また害虫が発生したので駆除に行くだけです。」
「でも、ディアナ様〜」
「ロラン!いいですね?」
「ビクッ は、はい」
と、ロランに留守を頼んで害虫駆除に向かいました。というもののエイジアまでは遠いのでハリーにスモーを一機用意させてました。
今回用意した武器は例の女性にあやかってバットのみです。が、ただのバットではありません。月の技術の粋を集め、こっそりコールドスリープに封印してあるヒゲおやじからDG細胞も抽出して埋め込んであります。とても手に馴染んでおります。
スモーをグエン邸から離れた処にとめ、私は潜入することにしますた。しかしなんて厳重な警備なんでしょう。
私はス○ークばりにあるときはダンボール箱に隠れ、あるときは煙草の煙で赤外線を感知したりと凄い物でした。
そうこうしてるて、目指すクエンの部屋に辿り着きました、
494職人見習い:2005/12/23(金) 09:16:56 ID:L8V5T0bc
○月X日 No,4
ガチャ
「とうとう、見つけましたよグエン卿」
「ディアナ様どうしてこちらに?いや、よく辿り着けましたな。」
「グエン卿、如何わしい祭りをネタにロランをかどわかそうとした罪、今や明白潔く腹を切れ」
と、どこぞの暴れん坊みたく決めました。
「ふふふ、ばれてしまっては仕方があるまい。が、ディアナ様お1人で何が出来るのですか?
 それに素手で私に勝てるとでも?甘く見られたものですプギュル」
「甘いのはグエンあたですよ。私の意のままに形状をかえる【ディアナ専用根性バット】は伊達ではありませぬ。
 いってよしなに、いってよしなに、いってよしなに、いってよしなに、いってよ〜〜し〜〜な〜〜に〜〜」
それこそ、ミンチよりひどくして満足して帰る事にしました。
すっきりした気分で凱旋したところロランが
「ディアナ様、心配したんですよ。お体は大丈夫ですか?」
「ロラン、心配をかけましたね。ですが大丈夫ですよ安心してくださいまし」
よかった〜〜〜と天使の笑顔で微笑みかけられると苦労も吹っ飛ぶというものです。
「ささ、ディアナ様玄関先で立ち話もなんですし、コタツでも入って待ってて下さい。直に温かい紅茶いれますので」
家の中に入った私を待っててのはロランと御揃いのエプロンをしたソシエさんでした・・・・
後は書かずともお解りでしょう・・・・・・

はぁ、鬱出汁濃