「なにゆえシャア大佐がロリコンなどと?」
「わからぬか。 シャア大佐にとっては、ハマーン様など竹光のごとき年増に過ぎぬと…」
(虎拳炸裂)
「シャア大佐…」
「ロリコンと申したか」
「しょ 小官は、さような事は…」
(虎拳炸裂)
「ハマーン様…」
「年増と申したか」
「しょ 小官は、さような事は…」
【マルチエンディング】
ジオンの青い巨星ランバ・ラルは、ゲリラ戦の名手である
ヒートロッドの不意討ちを叩き込めば、ちょうど行動不能に
できる距離にガンダムはたたずんでいた
この辺りを拠点とするラルの部隊と、
単身脱走中のアムロ
戦闘となれば勝負の行末は明らかである
まぁアムロが勝つんだけどな。
では、アムロが負ける話を
高禄をはむ技術仕官の子であったアムロが
母親に疎まれ捨てられたのは、天然パーマだからではない
流れ流れてようやく腰を落ち着かせる場所
建造中のサイド7コロニーに
ある時奇怪な兵器に乗り込ませられる
これなるは地球連邦RX−78−2ガンダム
せなかに差したるがごとく柄を握り
操縦席を狙うように突く
アムロ ビームサーベルを使え
宇宙国家・ジオン公国のMSを封じるのは
地球連邦連邦技術士官テム・レイの務めである
そのために己自身が捨石となる事を上官が命じられたなら
よろこんで仰せつかせるのが国民の義務であるが
アムロには理解できないのだ
どこでどうはぐれたものか
遠い地球より離れて開発された
一体のいびつな兵器
そこにアムロは己自身を重ね合わせた
二時間後
”びーむらいふる”と呼ばれる狙撃銃が
赤い彗星の高弟を蜂の巣に変えていた
その必殺のモビルスーツが
青い巨星に捕獲されていた
万事休す そう思った時
巨星の拘束が緩んだ!
巨星の眼が見ているのはアムロではなかった
アコーズが!?やられたのか!!