宇宙世紀0089、3月某日、アンマン歓楽街 天気=なし シャアの日記
外注候補の数名の”元アナハイム技師”と面談した。聞いてみると面白い。
昔はジオニック、ツィマッドにいたとか、連邦のニタ研にいたとか・・。
それぞれのアイディアを聞いてみるが、量産機は特徴が無いのが特徴だ。
安くてよいものを作ってくれればそれに越したことは無い。
後日、コンペを催すことを約束して別れる。
そういえば、一人・・フランクリン大尉に似た男がいたが、気のせいだろうか。
私の顔を見て、少し顔を歪めたような気がしたが。彼は死んだはずだ。
そして、月訪問のメインイベント、接待だ。ウォンさん、今回の趣向はなんだろう。
結構アンマンの繁華街は大きい。大きいのだがどうやら素通りするようだ。
エレカが止まったのは、工場ブロックが近い場末のバーの前である。
・・「海兵隊」変わった名前の店だな。
店はそれほど広くない。20人も入れば一杯だろうか。カウンターに
ボックス席が4つほどのこじんまりとした店だ。女は5人といったところか。
「あらウォンさん、いらっしゃい」少し凄みのある声で出迎えられる。
「よう、ママ、今日は大事なお客さんだ、念入りに接待してくれよ?」
「ここのママはな、昔ジオンの海軍にいたそうだ。女も振るっている。酒もうまい」
ニヤリと笑うウォンさん。
いや、待てよ、私はこの女を・・見たことがある。
「シーマ・・・」口に出しかけたところ、もういい年なのだろうが、胸をおもいっきり
むき出しにしたドレス姿で彼女が隣にドカン!と腰をかけてしなだれかかってきた。
「野暮なことをお言いでないよ・・」とにかく迫力のある女性だ。
「ではな、大尉。せいぜい楽しんでくれ。」席を立つウォンさん。
「え」
「むぐぁ!」口に出すまもなく、非常に濃いウィスキーを口移しで注ぎ込まれる。
・・・私は熟女趣味は無い、無いのだ。
隣に座ってきたのは割と若いが、非常に体臭のきついグラマーだ。胸をぐいぐい
押し付けてくる。こういうのも苦手だ!助けてくれ!
「なんか、こう、熱い、熱くなる人だね、あんた。」テンションが高い!高いぞ!
酔いが次第に回ってくる。ふと残りの女性を見ると・・レズン!なぜここにいる。
青いドレスを着て笑っているのはレズンではないか。
「ろういうことなのら、これふぁ?」ろれつが回らなくなってきている。
「大佐は、大人の女はお嫌いですか?」有無を言わさぬ口調で件の熟女である。
「あはははは。この人かわいい、かわいいよ」
杯を重ねるというより、かわるがわる無理やり口移しで濃い酒を飲まされるうちに・・
私は深い眠りに落ちていった。
目覚めたのは、どこかとよく似た非常に殺風景な部屋である。ベッドだけ異様にでかい。
でかいベッドに、裸の大女ばかり5人。どの女も筋肉質で傷跡に事欠かない。
私の上にしっかり手足を乗せていびきをかいている。
身を起こすこともできない。
「むう・・・」
目を覚ましたのか、女主人が耳元に舌を這わせながらささやいてきた。
「予想外のことは起こるものさ・・・」
むう、この女、やる!
人工照明の天井がすっかり黄色く見えるようになってから、私はそこを後にした。
レズンがニヤニヤしながら、腕を回して歩くのを支えてくれている。
ろれつの回らない舌で問いただすと、彼女は昔の上司だと教えてくれた。
そうか・・昔海兵にいたのだったな。
予定はこなさなければならないものがある。しかし、ウォンさんにまた妙な
弱みを握られてしまったらしい。困ったな。
指定の宿舎に戻るのかと思えば、すぐエレカに乗せられた。
レズンも私を逃がす気は無いらしい。
「またあとで、お見えになりますよ、気に入られたようです。」
・・・まてレズン、お前私を売ったな?
その後については書きたくない。
しばらくは非常に健全な気分で過ごせそうだ。
帰りのシャトルに見送りにウォンさんが来たが、笑いをこらえるのに必死な様子だった。
「図ったな!ウォン!」と、声に出すこともできなかった。
レズンは満足げに微笑んでいる。
・・・やたらにGが体にこたえる。なかなか有意義な・・有意義な月訪問だった。
彼女達をネオジオンに勧誘する決意を固めた、私である。
優秀な・・優秀な兵は常に必要だ。
>>307 >キシリアの息の根を止めた愛用バズーカを片手に給湯室に突撃すると、
まだ持ってたんかいw
宇宙世紀0089、3月某日、イカリングの天気=なし キグナンの日記
大佐が月から帰ってきた。打ち合わせもそこそこに、すぐイカリングへ
向かわれた。やる気がでたらしいんだが・・。
だが、まだ所長のところに顔を出していないらしい。どういうことなんだろうか。
所長の方は気にするでもなく、普段どおり仕事を精力的にこなしている。
そういえば、大佐が戻ってから数日後、旧海兵の連中がぞろぞろ集まってきた。
柄の悪い連中だが・・。どうして女性兵の方が多いんだ。
挨拶もそこそこに、イカリングの訓練施設に向かっていったが、大丈夫なのだろうか。
不安が残る。大体、連中の悪名は高すぎる。
毒ガス・・連邦との取引・・・。
旧ジオン派の連中と衝突しかねないが。
とくに、あのオバハンは・・苦手なタイプだ。向こうに居つくならそれもよかろう。
あの巨乳は知ってるぞ、あれはハマーンの側近じゃ・・。
なんで連中の参加を大佐は認めたんだ??
最近あの人の考えてることは、真面目に理解できない。
さっさと仕事して酒飲んで寝ちまおう・・。
宇宙世紀0089、3月某日、イカリングの天気=なし 副所長の日記
どかどか海兵の連中がやってきて、訓練施設のある一角を占拠してしまった。
訓練は非常に活気が出て、兵の錬度は急速に上がってきているが・・。
チラッと見たが、修正に名を借りた暴力が横行しているようだ。
強化人間の猿は別にしても、ここに拠点を設けてから志願してきた若い兵が
多いのだ、そういうやり方は控えてもらわねば、困る。
いまの青年は、親にも殴られたことの無い奴が多いはずだ。
キグナン氏に注意を要求したが、彼も言を左右にしてなかなか実行しない。
それどころか事務繁多を盾にこっちに来なくなっている。
所長は所長で、自分のアイディアの研究に没頭している。
大佐がイカリングに詰めっ放しなのを、仕事に集中してると解釈している
ようだ。取り付く島も無い。
大佐自体はこの状況を黙認しているようだ。いったいどうなっているんだ。
いよいよ軍としての体裁を整える気なのだろうか。
確かに、組織としての規模は小さいから、昔の正規軍より海兵のほうが
組織のモデルとするにはちょうど良いはずだが。理にはかなっている、と
門外漢の私も思う。
大佐とチラッと話をしたが、どうも元気が無い。そこまで過酷な訓練を
自らにも課しているのか・・。兵の錬度、士気があがってきたのはそのためか。
足元がかなりおぼつかないようだ。そばに中佐や部下が控えていて
ふらつく体を支えている。心服している様子だ。
この中佐、こういう気配りができる人だったのか。
これならば大丈夫だろうか。
さすがは大佐、人心も把握されているということだな。
こちらも研究をいっそう加速することにしよう。
目的はひとつのはずだ。
宇宙世紀0089、3月某日、スウィートウォーターの天気=雨 ナナイの日記
月から戻られたら、急に大佐がやる気を出されたようだ。
私への連絡もそこそこに、イカリングに出立されていった。
私も彼のために、成果を出さねばならない。強化中の猿どもの性能を
限界まで引き上げなければ・・新型のサイコミュに追いつけるほどに。
今度のギュネイは、あまり性能が良くない。
・・・だからといってグレミーの冷凍食品には手を出したくはないし。
海兵隊のシーマ中佐とかいう、死に損ないを月で拾ってきたようだ。
これまでどこに潜んでいたのか・・数年前の紛争で戦死したとばかり
思っていたが、なかなかしぶとい女のようだな。
女・・女だな、あれも。女とはしぶといものだ。私にしてからがそうだ。
まあ、あれは気にかけなくても十分だ。普通の男ならまだしも・・。
直接は会っていないが、見る限りではお肌も曲がりきってる。
大佐の虫除けにはむしろ好都合か。
・・・レズンは調査名目で他のコロニーに派遣すればいい。
これ以上邪魔させてたまるものか!
いけない、またグラスを放ってしまった。
・・・手料理のレパートリーも増やしておかなければ。
しばらくは忙しいはずだ。
宇宙世紀0089、3月某日、スウィートウォーターの天気=雨 カリウスの日記
我々の施したさまざまな糸が、いまひとつの織物になりつつある。
事が成就した暁には、われらも戦友の元に召されるはずだ。
それまでは・・・。
うはっ!!元ジオン公国軍海兵隊員が登場してる!!
つか海兵隊って言葉に反応する自分は変だな・・・。
>>319 の続き・・
シーマと海兵の参加は、当然ながら暴動に近いレベルで
同志の間で騒ぎになった。中には銃をとってシーマを射殺しようと息巻く輩まで。
表立っては動けないのが我々だ。あくまで兵として行動しなければならない。
それに・・・あれは・・・ 私は真相を同志にのみ明かすことにした。
アジトにて、彼女の映像を、かなり大きく写す。
「あれはシーマ中佐であってシーマ中佐ではないのだ。」
「は?」
「良く彼女を見てみろ。」
「どこをですか?」
「気づかないか、小じわが少なかろう。あれはクローンだ。」
そんなものに気づくわけもないが。ここは笑うところだ。
・・同志に私は解説してやった。
フラナガン機関が大量の優秀なパイロットのデータ採録を行ったのは
知られていない事実である。体細胞と、大まかな記憶、人格なども含まれる。
無論、技術的に許す範囲であり、ぼやけた写真のようなものだ。
あれは、我々の計画のために準備された彼女の正確な複製である。
但し、彼女の記憶は、記録された当時の・・すなわち開戦前の記憶しかない。
強化人間の手法を用いて、偽の記憶も植えつけてある。
毒ガスやらデラーズ紛争やらは、故意に操作してあるので意識していない。
旧知の人間と会っても問題にならない程度には、つじつまが合っているはずだ・・。
要は、記憶だけ見れば強化人間、そういうことだ。
>>321 の続き・・
「但し、能力的には問題ないはずだ。例のニュータイプ、あんな特殊な特性は無いが・・
肉体的には若く、健康なレベルだ。姿はシーマだが、中身は公国のために働く忠勇な兵士だ。
つまり、我々の同志、ということになる。」
「なぜそんなものを作り出したのですか・・」
「私にもわからない。とにかく準備されていたから利用した、というわけだ。」
「とにかく今後は彼女に対し、上官としての礼をもって接することだ。」
「自分は、自分はあのとき・・そんな・・・」
「冗談じゃない!」
「・・・大 義 のためだ。」強調して発言する。
同志達を半ば強引に抑える。私の役回りは・・・影となって行動すること。
必ず来る最終作戦のそのときまで。
牙をとぎ、備えるのだ。亡霊も残光も、使えるものはすべて投じて。
・・・本来のシーマ中佐であれば、赤い彗星の愛人役など絶対にやるものか。
それだけでも十二分に奴を罰することになる。しかも、今の彼女は・・
大佐への愛と尊敬が人格の基底部にプログラムされている。表面には出ないが。
生前の彼女にあった、陰鬱な影を持たない、シーマの投映像を見ながら、
カリウスは思った・・・。
「今はシーマを使って、海兵がネオジオン一般兵を統率していくように見せかけるのだ。
真に主導権を持っているのは、我々であるが。大佐のような獣には、
あの亡霊で十二分だろう。牙を抜いて押さえつけるには、
あのくらいの女でなければ不可能だ。」
同志達は、とりあえず納得したようである。
実際のところ、当初の計画の一部には、エースクラスのパイロットの
再生も含まれていたのだ。
死の世界から彼らを呼び戻す・・。そんな冒涜が許されるものか。
・・・少佐の再生だけは私が強硬に反対したのだ・・・。
我々は、対案としてシーマと部下・・海兵の連中を召還することにしたのだ。
奴らの行為は絶対に許されない。これからは、我々の駒として働いてもらう。
死しても尚、許されぬことがあるのだ。
シーマには罪を償ってもらう。今ひとたびのかりそめの生を与えられたのだから。
我らの計画通りであれば、10年も彼女は生きられないかもしれない。
罪を償わせるには、十分な時間だが。
>>322 の続き・・
・・死人を呼び戻すような行為が実施されたわけは簡単だ。
兵員が不足しているのだ。一年戦争からずっと、兵は死に続けてきた。
ハマーンとグレミーの抗争が無ければこんな急増・・いやダミー、幽霊のような
兵員増強を実施しなくてもすんだはずである。
生命科学の技術は、われわれにとっては忌むべきものだからだ。
数少なくなったベテランパイロット。その補充に海兵を選んだのだ。われらは。
このまま調練を続けても、志はあっても能力にかける若い兵の命が
失われるだけである、そう判断した。
志は伝えられなければならない。真の独立を果たしたスペースノイドに。
若者達をこれ以上失う気は、我らプロの軍人にはないのである。
すなわち。
来るべき戦争では、再生された海兵と、我らの生き残りが連邦と戦うのだ。
彼らには贖罪を果たしてもらおう。我らは・・我らは次こそ駆け抜けるのだ。
あまたの英霊が眠る、この宇宙を。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング 天気=なし シャアの日記
この一ヶ月、訓練名目でほとんどナナイの元に帰っていない。
いや、インターカムで毎日会話は交わしているのだが。
彼女は真面目に私が軍務に励んでいると誤解している。
違うのだ!
確かにモビルスーツ訓練や、艦隊の機動訓練に参加はしている。
いまだ制式が固まらないため、旧ハマーン軍の残存兵力を使ったお遊びだが。
シーマ中佐を復帰させたが、彼女が私に課した条件は過酷だった。
「模擬戦で勝った晩だけ、勘弁してあげる・・・」
私は一度も彼女に勝っていない。この赤い彗星がどうしたことだ。
彼女の戦闘能力は異常だ。いや、むしろ私の能力が衰えたのか。
・・負けた日は、彼女に奉仕しなければならない。
年齢の割りに異常に若い。生気を吸われているような気さえする。
そうこうしている間に、彼女がやってきた・・・。部下を引き連れて。
「さあ、坊や、お楽しみの時間の始まりだよ・・・。」
あの艶然とした笑顔に逆らえない・・。
ナナイ、すまない。私はいま阿漕な快楽に浸っている・・・。
325 :
シャアの日記:2005/06/18(土) 09:14:58 ID:ORKwifU9
宇宙世紀0089、4月某日、イカリングの天気=なし
シーマ、キャラ、レズンの海兵アマゾネス参人衆のせいで、イカリングから
出ることができないでいる。私に許された自由は、一日たった五分間の
ナナイとの通信だけ。なにも知らないナナイの笑顔だけが、私のすさんだ
心を潤いで満たしてくれるのだ。
「食事はきちんととっておられますか?」
「ちゃんと寝る前に歯を磨かれていますか?」
「夜更かしはいけません」
「飲みすぎもダメですよ。すぐにおなかを壊すんですから」
…はじめて親元を離れたお子様のごとき扱いではあるが、保護者然と
したナナイの心配もまたうれしいものだ。あの参人衆など比較にもならぬ。
「今日の相手はあたしだよッ!」
セリフを聞いただけでは、誰がしゃべったものかサッパリ区別がつかない。
類は友を呼ぶとはまさにコレダ。よくも似たようなのが参人も集まったものだ。
サイコミュとの連結試験でイカリングに来ていたギュネイをつかまえる。
以前に比べると、だいぶおとなしくなったような気がするが…気のせいかな。
「ごくろうさまであります、大佐どの」
ン…あいさつはいい。ところでギュネイ。
「は、なんでありましょうか」
例の参人衆、ほらあの年増連中だが、陰でおまえのことをぼろくそにけなしてる
そうだぞ。おまえを「強化人間のガキ」呼ばわりして、淫売ナナイのペットとか、
真性包茎とか、ロリコンだとか…とにかくいろいろな醜聞を、ほうぼうで
ふりまいているらしいな。
「え…?」
ギュネイの様子を冷静に観察しながら、耳元でささやいたものだ。ギュネイの顔が
みるみる真っ赤になり、耳まで赤くなったかと思うと、一瞬にして青くなった。
まさに激怒という言葉こそ似つかわしい。いいぞギュネイ。私を救ってくれ。
「…やつらはどこです、大佐」
ギュネイの全身から、燃え上がるような怒りのオーラを感じる。この出力の
サイコウェーブであれば、ファンネルどころか戦艦ですら意のままに操れよう。
いつのまにこれほどの成長を遂げたものであろうか。
いける。この勢いがあれば、やってみせるさ。
325の続き♪
「真性包茎のなにがいけないかっ!」
海兵連中の汗臭いロッカールームに乗り込んだ瞬間、ギュネイは
金切り声で叫んでいた。もはや怒りの抑制が効かない様子だ。
カミーユがジェリド中尉に殴りかかった場面というものが、なんだか
容易に想像できてしまう。
少年の心というものは、こうして傷ついてゆくのであろうか。
少しだけ後悔の念を覚えたが、私は忠実な部下の行動を見守り続ける。
「言ってみろこのメスゴリラどもっ! 真性包茎のなにがいけないのかよっ!」
さいしょはあっけにとられていた参人衆だったが、やがて互いに
顔を見合わせ、下卑た笑い声をあげはじめた。
「そうかいそうかい、坊やはやっぱり皮かむりだったかい。若いねえ」
「ガキが実戦に出るんなら、せめて手術してからにしなっ」
「きゃはっ、なんとなくそんな気はしてたけどねー」
気味の悪い笑みを浮かべながら、連中はギュネイに向かってじわじわと
近づいてゆく。じりじりと後ずさり、壁に背中を預けるギュネイ。そこだ、
そこで一発ぶちかますのだ。
「…え? アレ? な、なに…?」
突然ギュネイの口調がおとなしくなった。怒りの発作がおさまったのか。
ええいっ、強化が足らなかったというのか!
「かわいいよ、坊や」
「なにも怖いことなんてないのさ」
「きゃははっ、ほーけーほーけー」
いや…結果オーライといったところであろうか。帰る準備でもするかな。
「あ、あの…あの…」
すっかり場の異様な雰囲気に飲まれてしまい、ギュネイはすでにベソを
かいている。
「どぅれ、ちょっとおねえさんたちに見せてごらん?」
舌なめずりとともに、参人衆がいっせいにギュネイに飛びかかった。
「イーヤーァッ!」
ギュネイの断末魔の叫びを背中に浴びながら、私は愛機のキュベレイで
イカリングをあとにした。これでしばらくは、あの悪魔どもともお別れだろう。
ナナイの作るカレーが恋しい。
ありがとう。そしてさようなら、ギュネイ・ガス。
宇宙世紀0089、3月某日、スウィートウォーターの天気=雨 レズンの日記
大佐がダミーにギュネイを差し出して逃亡を図った。
甘い。あの程度の餓鬼の相手はキャラの趣味だ。中佐と目配せをして
とりあえず獲物を逃がす。狩りの始まりだ。
大佐のキュベレイは大出力だが、機動性にかける。
こういうときの追跡にちょうどいい機体があった。ティターンズから接収した
ギャプランだ。2機に分譲して大佐を追う。
「勝たなきゃ自由は無いって約束したのにねぇ・・」
中佐は舌なめずりしながらブースターを切り離して、あっというまに
大佐の機体を補足してしまった。実弾装備は無いが、反撃してくる。
ファンネルは積んでいないし、通信用のレーザーを撃ち合って模擬戦する
だけだ。プログラムは解除していないはず。整備員も当然海兵だ。
「うろたえ弾など・・・落ちな!」
あっというまに数発を叩き込む。私も支援する。
大佐の機体を、イカリング方向に追い込むのだ。
回避!シミュレーションでは、ブースターが爆発!速度ががくっと落ちる。
実際はエンジンが停止するだけ。
それでも大佐は果敢に反撃してくる。私も右肩装甲に損傷を受けたサインが出る。
「なんて装甲だ!」
「しぶといねえ!」
「中佐、そろそろプロペラントが限界です。」
「落ちないんだよ!」
実際、中佐はもう10発は当てている。大佐の機体はもう撃てない。
・・あの人本当は下手糞なんじゃないか??まあ、腰に力が入らないんだろ?
私は3発だけあてた。これじゃ射的だ。
大佐の機体はすでに完全にイカリング港方向に進路を変えられている。
照準が来た!
止めは私が放つ。完全にアポジモーターが停止する。大佐の負けだ。
港から出てきたゲルググが、大佐の機体をがっちり補足して回収していく。
私達もそれぞれ帰還する。
中佐が大佐をコックピットから引きずり出した。捕虜扱いだ。
ビンタをくれている。この人には加減が無いのか。
「落とし前は付けてもらうよ。命をかけてもね・・。」
・・大佐を引きずって、待機ポストに流れていく。
かわいそうに、今日も可愛がって貰うんですね、大佐。
私も声をかけておく。
「中佐、私の分も残しておいてくださいね!」
「どうかねぇ!ははははは」豪快に笑って去っていく。
本気で心配になってきた。
キャラから連絡が入る。ギュネイが剥いたら白目を剥いて泡吹いて大暴れ
したとのこと。下半身丸出しで逃げ出したらしい。
イカリングにもMPはいる。捕まって今は拘留中との事だ。
二人でにやにやしながら、所長に連絡することにする。
「強化人間の坊やが、ちょっとからかったら錯乱して裸で往来に飛び出した」と。
後で聞いたら、キャラはああいう理屈っぽい餓鬼は嫌いだそうだ。
所長はこういうのが大嫌いなはずだ・・。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリングの天気=なし シャアの日記
逃亡に失敗し続けている。その度ごとに拷問のような目に遭う。
今日も天井が黄色い。
ギュネイには気の毒なことをした。キャラに捕まって剥かれたら切れたらしい。
「淫売所長の包茎のメスゴリラがなにが真性なんだ!」
暴れている。これどうすればいいのだ?普段のストレスも合わさってめちゃめちゃだ。
仕方が無い。
ナナイと通信する。相手には写らないが、恥ずかしいことに中佐に私は・・
その、大事なところを握り締められている。
「余計なことをいったら潰しちゃうからね、大佐?」
・・・潰されてたまるものか。
何が悲しくて下半身丸出しで、大事な部分を握り締められたままで
真っ青な顔で通信せねばならんのだ・・。私の尊厳はどうなるのだ。
しかし、握り方が微妙だ・・むう、この女只者ではない!
私はその日、ギュネイの強化失敗をナナイに告げた。すまないギュネイ。
「しかし脇腹はやわらかいんだねぇ、大佐・・」
中佐が舌なめずりをしながら指を這わせてくる。
・・・・もう私はダメかもしれない。
宇宙世紀0089、2月某日、スウィートウォーターの天気=雨 ナナイの日記
ギュネイ・ガスの強化適性を本気で私は疑っている。前回に引き続き、
今回は・・今回はなんと破廉恥な・・。
「淫売所長の包茎のメスゴリラがなにが真性なんだ!」
「真性で何が悪い!無理やり剥きやがって!血が出たんだぞ血が!」
何を言ってるのかわからない。しかも私を淫売呼ばわりか!
許せぬ。早速破棄を決定しかけた。大佐は単に強化失敗だろうという。
優しい方だ。
おそらく海兵の荒くれどもに何かされたのだとは思うが。
ランチで護送されてくる、深層睡眠に置かれたそれを、仕方なく受け取る。
「ハ、ハマーンさま。ハマーンさまではありませんか!」
この、この声は・・まずい。海兵の中になぜキャラが?!生きていたのか。
「おいたわしやハマーン様、そのお姿はどうされたのです」
周りの人間があっけにとられているではないか!
「訳あって今はこの姿に身をやつしている。お前も元気で何よりだ!」
仕方が無い、調子を合わせるか。あとで同にでも言いつくろえる。
ふと思い当たった。
ギュネイと、それにキャラをラボに連れて行くことにする。
ギュネイの強化に失敗し続けるようなら、本気で破棄してしまえばいい。
キャラは実績がある・・それに、私への忠誠心は疑いない。
副所長には、メンタル安定化処置を二人に施すよう指示を行う。
キャラは割と簡単だ、ハマーンをナナイにすりかえるだけだからな。
ギュネイをどうするか、会議を招集する。
すみません、大佐。このようなことでご面倒をおかけして。
今は通信教育で、シチューとストロガノフ、覚えております。
落ち着いたら召し上がっていただけますよう・・・。
>>331 おっと日付、4月ね。コピーしたから連続失敗。スマソ。
宇宙世紀0089、4月某日、公社シャトル内 天気=なし
先日、アナハイムに引き渡すサイコミュのサンプルが完成した。
当初の予定では半年はかかるだろうと踏んでいたのだが、先月アクシズから救助された私の仲間達・・・
そう、この10年近い月日を共に駆け抜けた仲間達の協力のおかげで、当初の予定よりも早く完成まで漕ぎつけた。
そして・・・
今、私はキグナン氏や副所長の好意で、妻や子供達の眠るサイド1へと向っている。
事件の発生後、放置されていた30バンチコロニーの被害者達も、グリプス戦役中に
反連邦勢力の手で手厚く埋葬されたそうだ。
しかし、コロニー内部は未だ事件後の状態だという事なので、
何か遺品でも持ち出せればと思っている。
いつの日か、私が彼女達の許へ旅立つその日までの思い出に・・・
そして私は静かに目を閉じ、再会した仲間達から聞かされた話を思い出していた。
>>333の続き…
・・・私の逃亡後、私は援助してくれた仲間や子供達の処分を心配していたが、地球から帰還したハマーンは大半の者を訓告処分だけで済ませ、数名の責任者が謹慎処分を受けるに留まったそうだ。
しかも強化・洗脳を解除された子供達も再度強化される事はなかったらしい。
・・・あの、ハマーンらしからぬ処分であると皆が思ったが、どうやらその前後に一部将兵の造反計画ありとの噂が
流れいたのであった。
その為、これ以上の火種を嫌った措置だったらしい。
たが、時を追う毎に反ハマーンの動きは勢いを増し、遂にはトト家当主を旗頭にした内乱が勃発し、
アクシズ内が大混乱に陥った。
そして両陣営が激しく争い、疲弊した所に連邦の精鋭部隊が現われ、隙を突かれた
ハマーンも反乱軍も僅かな数の精鋭部隊に敗れたそうだ。
不思議な事に、ハマーンは連邦のエースとの最後の戦いの時、ファンネルを使う事はなかったという・・・
そんな三つ巴の乱戦の最中、子供達は的確にクローンNTと強化人間だけを撃破すると、
その後の戦闘には参加する事なく帰還し、混乱の続くアクシズ内部で非戦闘員を
脱出させるべく懸命に活動していた。
乙であります^^
>>334の続き…
トト派の造反でアクシズ周辺宙域での戦闘が激化する中、同僚達は密かに研究施設の膨大な資料やデータの中から必要な物だけを保存する作業を行なっていた。
そしてアクシズ内の混乱に乗じて数人の子供達が幽閉されていた仲間を助けだすと、必要な物だけ持ち出し研究施設の破壊を指示していった。
一部の施設ではハマーン直属の研究員やトト派の研究員の激しい抵抗があったものの、
何とか全研究施設の破壊が終わり市街地ブロックに上がった所、非戦闘員の誘導に
当たっていた他の子供達を見つけ、避難誘導を手伝いながらリーダー各の少年に
この後の行動を聞いてみた。
すると、少年は自分達はアステロイドベルトに戻ると告げた。
未だアステロイドベルトに残る実験施設や、それらを作った者達、その全てを清算する為に・・・
仲間達はその話を聞き、子供達への協力を申し出たのだが、少年は私と最も付き合いの長い
数名に、私の行なっている研究に協力する為に地球圏に残るよう頼んだという。
その時一人の少女が、
あれは・・・贈り物だから
と言っていたそうだ。
>>336の続き…
ある程度混乱も落ち着き、ようやく態勢を建て直した市街地の担当職員達と誘導作業を交替すると、
子供達は極秘施設の為、所在の分からなかったクローン育成施設に真っすぐ向かい、その全てを破壊すると
閉鎖されていたドックへと向かっていった。
そこには恒星間航行が可能な中型輸送船が数隻停泊していた。
彼等は今回のこの事態を知っていたのだろうか、手際良く必要な物資やMSを積み込むと、彼等と行動を共にする事を決意した人々を乗せ、
今だ戦闘の続く宙域をアステロイドベルトへ向け旅立っていった・・・
そして、私達はアナハイムに引き渡すサイコミュに、小さな・・・しかし重大な仕掛けを施しておいた。
そう、いずれアナハイムとの取引に利用する為に・・・
今イカリングでは、サイコフレームと名付けられた例の新素材の開発が仲間達の手で行なわれている。
アナハイムの全面援助により、アクシズの頃よりも急ピッチで進んでいる。
・・・そういえば、キグナン氏に頼まれていた『アレ』の調整も、そろそろ終わっている頃だろう。
氏の熱意と、そのアイデアの斬新さに承諾したが、果たして効果はあるだろうか・・・
NT能力を必要としない精神感応システム
そんな事を考えながら、私はシャトルの中で深い眠りに落ちていった。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=雨 カリウスの日記
現在のところ、シーマ中佐は完璧に大佐を把握している。レズン同志の体調も
回復してきたようだ。「一滴残らず搾り取っている」そうだ。
真顔で報告されても困るのだが。
イカリングでの練兵も十二分だ。我らの思惑の通り、事は進んでいる。
大佐すら率先して、毎日訓練に出ているように見えるから、
おのずと士気は上がる。
気になっているのはニタ研自体だ。我らはあのような人を冒涜する兵器や、
技術体系をそもそも認めてはいない。人はおのずから革新するだろう。
しかし、そのためには人為的な干渉は不要のはずだ。
いずれは、連中には消えてもらう。
そのための手段として、大戦中の逃亡者の研究成果を利用することにした。
クルスト・モーゼス・・呪わしき連邦に魂を売った裏切り者だ。
大戦後、エゥーゴに参加した分子が、連邦側の記録をも持ち帰っている。
これをあわせて、アナハイムの派遣チームに流した。
確認しているところでは、サイコミュ兵器つぶしのシステムが試作中だ。
兵の通常での意味での精神力、肉体の限界を求めてしまうようだが・・。
なに、海兵の兵を使い潰せばいい。いくらでも代わりは生産できる。
聞いたところでは、擬似人格なるものが入っているそうだ。
オリジナルの人格は、例の・・・。
個人的日誌にこれ以上書くことはできない。少なくとも今は。
残念だが、エースの再生プロジェクトのすべてを阻止することは
できなかった。今日も最終調整が終わって部隊がやってきた。
サイクロップス隊、というそうだ。一年戦争で、あの呪わしき白い悪魔の
新型を破壊するという勲功を上げたエリート部隊ということだ。
しかし、バーナードという伍長、あまり新兵と代わらない印象だ。
本当にエースであったのだろうか。他の兵は我らと馬が合う。
まあいい、結果はいずれわかることだ。駒は多いほうがいい。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリングの天気=なし シャアの日記
今日も脱出に失敗した。私が何をさせられているかについては書く気力も無い。
ナナイに助けを求めたいが、例によって中佐が絶妙な刺激を・・。
精力を使い切って短い眠りに落ちると、なぜかララァの夢を見る。
それも、ララァが一個中隊はいるのだ!リアルすぎる夢だ。
全員が私を取り囲んで、ものすごい目で睨んでいる。
「ララァ!」汗びっしょりで目覚めると、中佐がいぶかしげな目で睨んでいる。
「ほう、まだ他の女のことをお考えかぃ?お仕置きしてあげなきゃいけないようだね・・。」
彼女の派手な化粧を落とさない怪訝そうな顔が、迫ってくる。毎夜のことだ。
ちろちろと見える赤い舌が蛇のように・・・。
しかし、不快ではない。
むしろ暖かくて、いい気持ちだ・・。
・・・こんな状態では、模擬戦に出ても負けるだけだ。
もはやどうでも良くなってきている自分に気づく。
すまない、ナナイ。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーター 天気=晴
【キグナンの日記】
今朝、遂にDrに頼んでいた『アレ』が完成した。
朝一で私の許に届いた『アレ』…銀色のケースのマニュアルを午前中に読破した。
そして午後から早退する事を大佐に一方的に伝え、足早に執務室を後にした。
目指すはキュベ女である。
PDAでオキニのハモンちゃんの出勤を確認すると、店に午後一からの予約を入れ大佐の3倍の速さで私は店へと向かった。
そう、銀のケースの実戦データを取る為に。
予約時間ギリギリに店内に駆け込んだ私は、ハモンちゃんのお出迎えもそこそこに、個室へと駆け込んだ。
そしてマニュアル通り準備をし・・・
私がフラフラの体で店を出た時、周囲は深夜になっていた。
ハモンちゃんもお見送りが出来ない程疲れ果て、今夜は特別に個室に泊まると言っていた。
お互いに時間も忘れる程の官能のひととき
その秘密はあの銀のケースにあった。
・・・この装置はサイコミュ技術を応用した対人用精神感応システムなのである。
お互いの頭部に着ける発信機を通し、自分の思考を本体を介して相手の意識に直接送り込む
画期的な双方向型の脳波送受信機なのだ。
NTではない一般人の使用が前提の為、どの程度の精神感応が出来るか不明であったが、
結果は予想以上のモノであった。
最初こそ何の反応もなかったが、お互いに行為に没頭し始めると漠然と相手の求める事が意識に浮かび始め、
絶頂を迎える頃には二人の意識は完全に一つのモノになっていた。
その初めての感覚に、私達は時間を忘れてお互いを求め合ったのである。
これがニュータイプというものなのか!?
・・・次に来る時には副所長も誘ってやろうと考えながら、フラフラする足で家路に付く私であった。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=晴れ カリウスの日記
首脳部はこれでほぼ骨抜きだ。我々の望む編成を存分に進めていく。
キグナン氏に渡った箱、あれは普通のモノではない。
被使用者の人格を、我らのセンタ機器に接続された被験者と少しずつ入れ替える。
そういうものだ。
彼は快楽におぼれるうちに、別人となるのだ。
我々の忠実な飼い犬に。まあ、今はせいぜい楽しむがいい。
そうだな、大尉?
ガラスケースの中に納まったその彫りの深い顔を眺めてにやりと笑う
カリウスである・・・。
宇宙世紀0089、4月某日、サイド1 天気=晴
キグナンの日記
先日完成したサイコミュ交信機を大佐に没収されてしまった。
あの突然の早退以来、毎日午後から外出していた私の行動を不審に思い、尾行をつけていたらしい。
そして連日店に通い詰めている事が発覚してしまったのである。
しかし、今回はちゃんと言い訳も用意してある。
このシステムを発展・改良していけば、お互いに理解し合い、人類のNTへの
覚醒を促進する筈だ、私の欲望の為に作製した物ではないと。
大佐はマニュアルを眺めながら、暫らく考えたようだが
・・・思いっきりグーで殴られた挙げ句、装置は没収されてしまった。
そして私は当面の勤務中の外出を禁じられ、退出よう命じられた。
・・・まぁいいさ、ここ一週間のデータは自動的に研究所に転送されているし、あの様子だと大佐もきっと使うだろう。
そのデータを元に、また新しいのを作って貰えばいいか。
・・・などと考えながら退出する私であった。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=晴れ カリウスの日記
大佐からと偽り、キグナン氏の機器を没収させた。
相変わらず大佐はイカリングで逃亡と快楽の日々を送っている。
もう逃げる意思など無いようだ。楽しんでいるとの報告がある。
大佐にはMっ気があるらしい。変態だなやはり。どうでもいいが。
没収の理由だが、この機器と、例のEXAMの類似性が判明したのだ。
人格を交換するどころか、システムに捕らえられて廃人になってしまう。
キグナン氏にはもう少し、働いてもらわねば困るのだ・・。
彼の好みは若干判明した。痩せ型だが鳩胸、まあ要するにグラマー美人が
好みということらしい。そんな女を例の風俗店に手配する。
何で私がこんなことまでしなければならないのだろう。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリングの天気=なし シャアの日記
最近、中佐が愛しく思えてならない。身のこなしは経験を積んだ年増女そのもの
なのに、体はナナイを思わせる若さだ。まるでそう、体は処女、心は売女・・
男にとっては理想の女だ。
もうナナイなどどうでも良くなってきた。
彼女との戦闘訓練もスリリングで楽しめる。
今日はどんな趣向で楽しませてくれるのだろうか。付け合せのレズンもまあ、
それはそれで楽しめる・・・。
自分の本性にあらためて気がついた気分だ・・・。
新世界は彼女のような女と過ごしたいものだ・・。
大佐が・・・・・染まっていきます・・・・・・(ノД`)
議ch・・・
大佐のご高説いつも楽しんでおります^^
職人さんがんがってくださいね^^
347 :
シャアの日記:2005/06/18(土) 23:51:01 ID:Rx4VWrnF
宇宙世紀0089、4月某日、イカリングの天気=なし
人としてダメになってきている。われながらそう思う。ギュネイを
盾にし、かれのイチモツと人生さえも踏み台にしておきながら、
アマゾネスどもからの逃亡に失敗した。私はなにをやっているのか。
「かねがねご高名は伺っております、大佐」
新しくやってきた、一見傭兵部隊ふうの四人組の長らしき中年が、
私に挨拶しにきた。シュタイナー大尉というらしい。
「聞けば、腐敗しきった連邦めに再びメギドの火を食らわせるとか…」
まあ、そんなところだ。地球に蹴落とすのはコロニーではないが。
「われらサイクロップス隊、粉骨砕身の覚悟を以てお手伝いさせて
いただきましょう。なんなりとお申しつけください、大佐」
この言葉に、私の額がするどく閃いた。この男…使えるぞ。
大尉、さっそくで悪いんだが…と恥を忍んで持ちかけてみた。
「…なんと! おのれジオン軍人の風上にもおけぬやからども!
赤い彗星を監禁したうえ四六時中色事を強要するなどとはっ…!」
シュタイナーは怒りに震えて叫んだものだ。
他人の口から聞かされると、自分の立場の情けなさが改めて
認識できるというものである。そうとも、こんなことではいかんのだ。
私は真性――新生ネオ・ジオンの総帥、シャア・アズナブルである。
「おまかせください大佐。われらサイクロップス隊が全力で支援
いたします。かならずや、大佐の退路を切り開いてごらんにいれましょう」
にやりと笑い、シュタイナーが敬礼した。たくましい口ひげだ…ランバ・ラル
を思い出すよ、大尉。よろしく頼む。
赤い彗星の直筆サインによってひそかに買収していた整備士が、
私にむけて親指を立ててよこした。できている、というサインだ。
パイロット・スーツに身を包んだ私は、愛機である高機動型キュベレイの
ハッチに取りつく。目立たぬように貼られたメモを見つけ、すばやくはがす。
「一発でも食らったら分解しまつ。プゲラw」
非情な内容だ。だが、それこそ私の望んだ結果である。
キュベレイの装甲は、いまやハリボテ以外のなにものでもない。戦闘機動
に耐えうるだけの強度しかない、成型加工されたただの超強化プラスチックだ。
機動を上げるための最後の手段であった。
二度はない…自分に言い聞かせる。
「おや大佐、めずらしくノーマルスーツを着用かい」
シーマのケバい顔がマルチウィンドウに映し出される。唾棄すべき虜の日々が
脳裏をよぎった。私をいままでの私と思うなよ。
「今日はちょっと趣向を変えて、こんなものを用意してみたよ」
シーマが言い、手に持ったなにかを見せてきた。あれは…ばかな! あれは
イチヂク浣腸ではないかっ! この女なにを考えて…
「くっくっく…さあ、今日の罰ゲームが楽しみだねえ、大佐」
正直、背筋が凍りついたものだ。これは死んでも負けるわけにはいかんぞ…
347の続き♪
私は最初から全開で臨んだ。シーマのゲルググ・マリーネ改は、
見た目と中身がまるで別物になっているのだ。
「おや、今日はやけに動きがいいじゃないか」
うれしそうなシーマの声が入ってくる。が、こちらは必死だ。
超強化プラスチックの装甲など、ビームコーティングを施工した
ところで、出力を絞ったビームライフルがかすっただけでも溶解
してしまう。われながらなんと危険な賭けにでたものか。
「うっ、くっ、なんとっ…ばかなっ!」
先読み、先読み、ぎり回避…そこだっ!
キュベレイのハンドランチャーがゲルググの脚をとらえた。
「癪だねえっ!」
するどい敵意だ。ほとんど無意識でかわす。ン…やけにビームが
太かった気がするが…
「堕ちろ堕ちろっ!」
ゲルググがビームを乱射してくる。出力の補正がされていないでは
ないか! 当たったら死ぬ! それこそ死にものぐるいで回避するが、
機体がぎしぎしといやな音をたてはじめた。
「ちぃっ! キャラ! レズン! 出番だよっ!」
シーマがヒステリックに叫ぶ。私は深呼吸した。勝負はこれからだ。
「あねさんらしくもない。どうしたんだい?」
「堕ちないんだよっ!」
「きゃはっ、大佐ひっしだね。カンチョーなんか見せるからだよー」
「ウルサイ! このままでは大佐に逃げられる! やるよっ!」
3方向から同時にモビルスーツが突っ込んでくる。3機とも格闘戦の
武器を携えて、だ。背中を見せて逃げ出したいところだが、キュベレイの
両手にビームサーベルを抜かせて踏みとどまる。ここが正念場だ。
レズンのザクV改のビームサーベルをまともに受けとめた左腕が、
負荷に耐えきれず圧壊する。おのれ、強度さえあれば…
「このっ!」
ゲルググのナックルシールドがキュベレイの鼻先めがけてフックを放つ。
冷や汗をたらしながらぎりでかわすと、勢いあまったスパイクが、
ザクV改の横っ面をしたたかにひっぱたいた。
「いたっ!」
「ちぃっ、邪魔なんだよっ!」
ゲルググとザクがもみ合いになる。この混乱のすきに、私はキャラの
Rジャジャ改の右腕を斬りおとし、すかさず照明弾を打ち上げた。
シュタイナーへの合図だ。
「待ちくたびれましたぞ、大佐ぁ!」
頼もしい鬨の声とともに、4機のモビルスーツが姿を現した。ぜんぶ
ケンプファー改である。
「なんだ! う…あいつらはっ!」
「あねさん!」
「きゃはっ、かっこいーあのモビルスーツ!」
アマゾネスどもがうろたえたすきに、私はアクセル全開でその場を
離脱する。さらばイカリング。シュタイナー、あとは任せたぞ!
「おまかせください、大佐!」
頼もしいシュタイナーの返事。
「あっ、大佐が逃げるよっ!」
「なにぃ、逃がしゃしな…ウっ!」
「…この腐ったメスブタどもめ! 真のジオン魂というものを見せてくれよう!
全機ジャイアント・バス一斉射! 食らえっ!」
シュタイナーの笑い声と、アマゾネス参人衆の断末魔の叫びを聞きながら、
私はただひたすら全力でアクセルを踏んづけていた。
やっと…やっとこれでナナイのカレーが食えるというものだ。
じつにひさしぶりのスウィートウォーター…辛かった日々が思い出される。
涙がひと筋、頬を濡らしたものだ。
すまん…ジャイアント・バスになってた…orz
>349
バズだろうがバスだろうが威力は絶大ッスよ
乙でありますっ!敬礼っ!
宇宙世紀0089、4月某日、イカリングの天気=なし レズンの日記
たまには変わった趣向もやってみなければ楽しくない。
シュタイナー大尉、いやサイクロップス隊は、あたしの同志。
みんな海千山千の猛者ばかりなのに・・大佐も甘い甘い。
打ち合わせの通り、ケンプファー改の摸擬弾にあたってやる。
ちょっとしたショックが機体に走るが、どうというものでもない。
必死にスウィートウォーターに戻られていく・・。
今頃は大尉が仕込みに連絡を取っているはず。通信回線は開いてるね・・
「大佐、お迎えに上がりました。ワイズマン伍長であります。」
ザクFZでお出迎えだね、躾けたとおりにできるかな?坊や。
「おお、エスコートか、済まない。」
「大変申し訳ないのですが、モビルスーツで進入できる港が工事中です。
あのザンジバルに着艦願えますか?あとでランチでお送りします。」
ふんふん、坊やよくやるねえ・・・。中佐にキャラは引いたか。
いや、さすが。私も追うとしよう・・。
「3番デッキに着艦お願いします!」
「よろしく頼む、自動制御まわす!」あーあ、切っちゃったよ。。
「へい!了解です!」
「?!」
かわいそうにねえ・・。
私もイカリングに帰還することにしよう。
・・・どのみち、大佐の専用機もう、ばらばらだろ?
大佐が1ヶ月ぶりにご帰還なされた!
宇宙世紀0089、4月某日、あともうちょっとでスウィートウォーター 天気=涙雨 シャアの日記
涙目に、夢にまで見たスウィートウォーターが見える。
まあ、涙は大げさだ。正直なところ中佐になら何をされても燃える。
あの体が自分のものかと思うと下半身は正直に反応する。だがしかし!
ナナイの手料理が食いたくなった。
時として食欲は性欲に勝るものだ。新しく来たシュタイナーを取り込んで・・
うまく脱出できた。しばらくはあの女どもも病院だろう。
死んでいるとは思えない。プレッシャーを感じる。それもものすごいのを。
「・・ん?」
サイクロップス隊の、お荷物の坊やがエスコートに出てきた。
あのタイプのザクには私は乗ったことは無い。海兵の仕様か?
誘導も丁寧だ。安心してよかろう・・・。
誘導に乗ったとたん、操縦系をすべて外部から切られた!
どういうことだ・・。ハッチを空けるのは、しばらく待ったほうがよさそうだ。
なんだ、いったい何が起こっているのだ?一斉に機体に取り付く音が・・・
ハッチを強制開放された!
「!」
笑っているのは、シーマ中佐・・・。
「予想外のことは起こるもの・・大佐、お楽しみになりましたか?」
手に持っているのは・・あの液体が入った容器だ・・・。
「機体はこの際ですので、分解させていただいてます」
にっこりと微笑む。
装甲を外しているから簡単なのだろう、愛機が見る見る分解されて行く!
見る間に、出るのをためらっていた脱出ポッドだけになる。
それも・・解体する気満々だ。この連中。
完敗だ。
体中から液体という液体を搾り取られてかさかさになっている自分を想像した。
中佐がこちらに流れてくる!思わず身構えたが・・
意外なことに、濃厚なキスをされた。全身の力が抜けていく。
体のほうが慣れてしまっているのだ。今回も負けた。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリングの天気=なし レズンの日記
イカリング中がお祭り騒ぎになった。何しろほぼ全員で大佐をからかったのだ。
普段は工具を投げ合ってる整備の連中も一緒になって盛り上がった。
いうなればお祭りだ。こういうイベントも悪くは無い。
モビルスーツの兵器を微妙に調整してくれた、にきび面の整備兵を
今日は肴にしようと心に決めた。キャラは、例のワイズマン伍長を
無理やり引っ張っていずこかへ消えていった。
大佐は・・中佐のペットだね、あれは。
私はたまに相伴させていただければ十分だ。
どこからとも無く、歌声が沸いてきた。
「 ほぉしのひかぁりにぃ〜 おも〜いをかけて
熱い銀河を 胸に抱けばぁ〜 ゆーめはいつしか この手にとっどぉく!
シャアズ ビリービング アワズプレイ!
シャアズ ビリービング アワズプレイ!!」
「ジーク!ジオン!」
「ジーク!ジオン!」
「Wooooooooo!」
みんな大佐が好きなのだ。これだけは間違いない。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=晴れ カリウスの日記
兵達の士気が上がっている。よい感じだ。
私も自らの任務に励むとしよう・・・。
356 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/19(日) 23:21:13 ID:mVRfWo3v
大佐 最近お疲れですな
もう、大佐の味方はナナイだけですかね…あとは元エゥーゴの切れた十代?
最初の雰囲気だとどーにも隕石落とししそうに無いから、
執念深そうな旧ジオン軍人復活させて見ました。
カリウスあたりをどーにかしちゃうと元の路線に戻せるかもですね・・・。
反撃しますけどw
カリウスの空手ガンダムキボンヌ
360 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/20(月) 19:59:08 ID:UV2JFKSQ
大佐 お体に気をつけて
また逆走しそう大佐…
宇宙世紀0089、4月某日 コウ=ウラキの日記
スイートウォーターの視察より帰還後、連邦本部より情報部への出頭を命じられた。
例の事件の真相を知って、なおかつ軍に残った自分に対する監視の目は理解しているつもりだったが、今回は内容が異なっていた。
情報部の担当者から提示されたのは1通の辞令と1通の命令書。情報部への転属とスイートウォーターへの潜入捜査命令だった。
監視される対象であるはずの自分が、何故情報部で潜入捜査を命じられるのか?その疑問に対しての回答は端的だった。
「君がデラーズ紛争の真相を知る数少ない生き残りで、
かつ、アナハイムの内部の人間と個人的な繋がりを持っているからだ。」
同時に渡された資料写真を見て、その内容に目を疑った。
「シーマ・・・。莫迦な、あいつは・・・。」
「その写真は先日、アナハイムのウォン・リーを調べていた捜査員が撮影したものだ。」
「アナハイムのウォン・リー・・・?。」
「エゥーゴとアナハイムのパイプ役だった男で、色々と噂のある男だ。」
「・・・。」
「その後、シーマは行方を晦ましたが、直後にアナハイムの一部に動きが有ってね。
結構な人数の開発関係者が月の本社から異動している。
行き先はスイートウォーターだが、あそこにはそれだけの人数を異動させる施設は無い。」
「何故、自分がその捜査を?」
「言ったろう、今回の調査に必要な知識とコネを持っているからだ。
それに、あの事件の真相を知る人間を増やしては、あとの管理の手間が増えるのでね。」
「・・・。」
「君は、来月1日付けでスイートウォーターの連邦行政出張所へ駐在武官として出向してもらうことになった。
話は以上だ、引継ぎ等はすみやかに行ってくれたまえ。」
そして、間もなく自分は二ナと一緒にスイートウォーターへ向けたシャトルに搭乗する。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=晴れ シュタイナーの日記
一年戦争から数年、我々が戦傷の後遺症で眠っている間に、これほど状況が
変化しているとは驚いた。とはいえ、ジオンは確実に再興しつつある。
先日は大佐に一芝居うって楽しんでいただいた。
なぜ、バーニーがうちの部隊にまだ所属しているのかはわからない。
頭の痛い話だ。奴はプロの軍人というレベルには程遠い。
学徒動員兵あがりは、やはりダメだ。
とりあえず、モビルスーツの機種転換訓練は受けるが、我が隊にそれなりの
任務が命じられた。新しい連邦の駐在官の監視である。じきにくるそうだ。
同行しているアナハイムのエンジニアの、拉致も命じられているが・・
おおっぴらにそれを行えば問題になるのではないか。
とりあえず、ミーシャとガルシア、それにバーニーを回すことにする。
秘密警察の連中との共同作戦だが・・・。
ちなみに、拉致を命じているのは大佐ご本人だ。秘密裏に、と言明されている。
何を考えていらっしゃるのかわかりかねる。
相変わらずイカリングで青息吐息の状態なのに・・。
別件で伺った際に資料をお見せしたところ、カリウス軍曹はその女性とはお知り合いらしい。
組織内部では彼は上官だが、表向きは私のほうが階級が上だ。
妙な事になっているものだ。
駐在武官、どこと無くバーニーに印象が似ている。こういう男は扱いやすいはずだが。
しかし、全天視界モニターというのは、いい。宇宙に浮いているような感じさえ受ける。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング監禁室 天気=涙雨 シャアの日記
模擬戦をしているか、中佐に弄ばれているかしか、いまの私にはない。
しかし、何もしていないのに、兵の訓練がどんどん進んでいるように見える。
素人上がりばかりだったアクシズ敗残兵にあった士気の落ち込みが無い。
まるで、一年戦争の時に戻ったようだ。これであれば、いける。
ナナイから一般報告を受けた際、受け取った資料を見返した。
連邦の駐在武官が同行する、アナハイムのエンジニア、休職中らしいのだが
・・・美しい。
久々に見る、清楚な美しさがある。この数ヶ月、筋肉質の大女しか相手にしていない
私には、刺激が強すぎる。やはり金髪はいいものだ。
彼女を私のものにできないだろうか。いや、私はネオジオン総帥である。
女の一人ぐらい自由にできないでどうするのだ。アナハイムのエンジニアとは好都合だ・・
私の開発チームに加えればいいではないか。
見れば見るほど好みの女だ。久しぶりに血が、血がみなぎってくる。
・・・ドアが開くが気がつかない。
「!」
「おや大佐、ずいぶん元気が余っているじゃないか・・」
「中佐、いきなりそこを握るのは止めていただきたい!」
「止めちゃっていいのかい?」
「むう・・・」
「さあさ、お楽しみはこれからだよ・・・」
ちらりと資料に目をやるシーマ。
・・・ふん、いけすかない顔だね。こういう奴は生かしておいちゃいけない気がする・・・
「ま、あっちで手は打ちますよ、大佐。向こうでじっくりと、ねぇ・・・」
彼女はウラキを知らない。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=晴れ カリウスの日記
シュタイナーから見せられた写真には動揺を隠せなかった。
二ナ=パープルトン・・・。
少佐から託されたが、アクシズに連れて行くわけにもいかず地球圏に戻した女性・・・。
聞けば、次の連邦の人事異動で赴任してくる駐在武官付のスタッフとしてこちらに来るとのことだ。
サイクロップス隊に拉致指令が出ているというが民間人を拉致するなど大佐は何を考えているのだろうか?
駐在武官に関しての資料はまだこちらに来ていないので調べさせるとして、
連邦関係者が失踪すればまた無用の警戒感を煽ることにも成りかねない。
シュタイナーには悪いが、拉致計画は成功させるわけにはいかない。
これはジオンの再起のために万全を期すためのものであり、決して少佐への個人的な・・・。
いや、止めようどんな言い訳をしても私個人の感情からの措置であることに変わりは無い。
少佐は私を信頼し託されたのだ、その信頼に応えることが私が私であるために必要なことなのだから
366 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/21(火) 15:30:20 ID:SGjk0won
宇宙世紀0083、5月下旬、グワジン艦長待機室 デラーズ日記
いつの間にかに、自分も年を食っているのを感じ出した。
なので、私はズラをかぶるように仕様と思うのだが、かぶる勇気がない
もう、誰でも良いから私に髪の毛をわけてくれえー
時代逆行してる?!
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=晴れ カリウスの日記
シーマで思い出したことがある。以前の・・今の彼女とは関わり無いといえば無いのだが。
あの、星の屑にとって屈辱の日。
海兵によって占拠されたグワダンに、とんでもない落書きがあった。
・・・
>>336をディスプレイに映し出して憮然とする。
デブリとなって漂っていたかの戦艦に、残兵が居ないか確認を行った際に、
私が撮影してきたものだ。
思い返すだけ腹が立つ。いまの彼女は、我々の目的に忠実な同志だ。別人なのだ。
シャア大佐は、我々によって操られる人形でしかない。好色さにはあきれ果てるが。
同姓としては同情するというより、苦笑する。
まあ、仔細を抜きにすれば、シーマは十分美女のうちに入るはずだ。
せいぜい、楽しまれておればよい。彼女は大佐のために、再びの命を得たと言っても
過言ではないのだから。シャア専用・・なのだな。
・・・赤く塗って角もはやしておけばよかったのかな?
「ふ。」にやりとするカリウス。
パープルトンさんに関しては、入国審査で撥ねてしまえばよいと考えている。
追い返せばよいのだ。武官のほうは、入れざるを得ないが。
彼は、非公式の情報によれば反ジオンだが、反連邦の資質もあるという。
パイロット能力は、少佐も評価される程度であったはずだし。
説き伏せて仲間に引き入れられれば、それはそれで問題ないのだが・・。
根からのアースノイドであれば、不可能かもしれないが。
とにかく、いまは動きを待つしかない。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=晴れ ナナイの日記
大佐は毎日激しい訓練に明け暮れていらっしゃるようだ。兵の戦技向上に
これ以上の見本は無いであろう。
再生したザクIIで、我がネオジオンの・・いや、新型機や連邦鹵獲の新世代機と
渡り合っていらっしゃるというから、さすが私の見込んだ男だけのことはある。
そのくらいのハンデがなければ、即座に全員撃破されてしまうだろうしな。
「私がキュベレイに乗れば・・別ですが。大佐。」ニヤリとするナナイ。
兵に自信をつけさせつつ、自らは劣った機体で勘を養う。
さすがとしかいいようがない。シーマ中佐はよく大佐をアシストしているようだ。
監視の必要も無いな。イカリングにいる限りは、大佐のことは気にかけなくてよい。
・・・問題は、再三の強化に失敗し続けている、ギュネイ猿だ。
あれは、どうしようもないのではないか?
キャラは、再強化の上私の身辺警護に当たらせている。あれほど信用できる
護衛はいないだろう。復帰してきたサイクロップス隊の・・なんとかいう
若いのに惚れたらしいが、まあそんなことはどうでも良かろう。
それはそれとして、連邦から少々厄介なネズミがやってくるようだ。
ニュータイプとは思えないが。
「・・・ソロモンの悪夢と因縁を持つもの、か。」
オールドタイプなのだな。
いまのうちに、料理のレパートリーを増やしておかねば。
通信講座もしっかりこなさねばな・・・。
大佐が事を成せば、それからは長い家庭生活が始まるはずだ・・・。
キャラがなにか言ってきたようだ。
・・・・大佐、お会いしたいのですが、いまは耐えます。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング 天気=なし シャアの日記
あの金髪の女性を拉致、いや私の元に招いてからのあれやこれやを想像すると
興奮する。否が応でもさまざまなことに気合が入ってくる。
専用のキュベレイをばらばらにされて以来、わたしに割り当てられたのは
ザクだ。前にギュネイが拾ってきたザクタンクに変わり果てたザクIIを
レストアした機体だ。ここはサイド3のはずれでもあるし、
ザクの部品には事欠かない。残念なことに、赤いだけで3倍の速度は出ないのであるが。
最近は、この機体で模擬戦だ。
シーマ中佐とレズン、それにたまにやってくるキャラはガブスレイとかいう
ティターンズの機体で・・私を痛めつける。ビーム代わりにレーザーか、
ペイント弾の発射機が入っているだけだから、遊びといえば遊びだ。
しかし、その日の貞操が掛かっている。まけられるものか。
一度も勝てていないのだが。
沢山当てた順に何回相手をするとか勝手に決めて・・。
そういうのは正直、止めてもらいたいものだ。
いずれ、シュタイナーから吉報が入ったら、私はここを脱出する。
そして、彼女とあれやこれやを楽しむのだ。徹底的にやるつもりだ。
「ゴンゴンゴンゴン!」また被弾したらしい・・・。
「あはははは、大佐、もう一連射あたっちゃってますよ?」キャラだ。
ハマーン、いやナナイの護衛に落ち着いてくれればいいのだが・・・。
たまにこうやって私をストレス解消の的にする。
・・・・ええい、行け、ザク!
モビルスーツの性能の差が、戦力の決定的な差でないことを!
いつか・・かならず・・教えてやる・・・。
あ、また動力停止判定か・・。
「大佐、きょうはここまでですなぁ?・・あとでまた、お会いしましょう」
中佐が勝ち誇っている・・・。
「いや今日は・・」
「今日は、誰からにしますか?」レズンだ。
「あっははははは・・・あたしでもいいですよ、大佐」
くっそ、先日の貸しを早く返せよシュタイナー!
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り コウ=ウラキの日記
入国審査で二ナの入国が受理されなかった。
もともと二ナを今回のような任務に同行させることには乗り気では無かったので半ばホッとした。
二ナには悪いが、一度月に戻ってもらって別件での協力を頼むことにした。
ただ、新任の駐在武官の婚約者という触れ込みの二ナの入国審査が受理されなかったことで、いくつかの推論が浮かんだ。
1.やはりスイートウォーターには、連邦政府を快く思わない入国審査にまで影響を与える程度の政治力を持つ組織が有る。
2.ただの新任武官に対する嫌がらせにしては手が込んでいるので、今回の目的は二ナの入国阻止である。
3.二ナを存在を重視しているところを見ると、組織の上層部に二ナと関わりの有る人間がいる可能性が高い。
(その気になれば、二ナを人質にするなどする方が効率が良いのに寧ろ危険から遠ざけようとしている)
4.意思決定にシーマが絡んでいるとすると二ナの安全を考慮する必要が無い。相手は一枚岩ではなく、より上位に二ナを保護しようとする一派がいる。
5.アナハイムが決定権を持っている可能性を考慮するが、やり方が少々あからさまで企業らしくない。意思決定権者は別にいると考える方が良さそうだ。
6.二ナを守ろうとする理由は何か?
6については少々考える材料が不足しているし、もしかすると一人になった二ナを狙うつもりなのかもしれない。
その可能性を考慮した上で、入管に対して次の定期便で迎えを寄越すのでそれまでの短期滞在を認めてくれるように圧力をかけて3日間の滞在を認めさせた。
条件として空港内の滞在施設から出ないということだったが仕方ないので了承する。
二ナのボディガードを探す必要が有るので情報部に依頼すると同時に、あの事件の際に生き残った可能性の有るデラーズフリート参加者のリストを要求した。
どうせ不完全なものしかないだろうが、無いよりはマシだろう。
二ナから教えてもらった情報の整理もしたいところだし、正式な赴任まではまだ日が有るので迎えが来るまでは自分が二ナを守ることを決意した。
もう1件、意外な人物からのメッセージが届いたが本人からのものなのかを確認する必要が有る。
場合によっては彼に二ナのボディガードを依頼できるかもしれない。性格的にはともかく腕は信用できる人だから。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り 二ナ・パープルトンの日記
この6年間、正確に言えばコウが収監されていた数ヶ月を除いた期間。
私は、ずっとこの人をだまして来た。愛していないわけではない。
ただ、ガトーとの約束を・・果たさなければいけなかった。それに・・。
私は、ずっとアナハイムの開発情報を、ジオンにあれから流し続けてきた。
正確に言えば、アクシズの工作員に・・・。
名を偽り、場所を変え、彼らは巧妙に私に接触し続けてきた。
それが、それがあの時、無傷でアクシズ艦隊から解放されるときの条件だったのだ。
そうでなければ、私は女性不足のアクシズに拉致され・・慰み者になっていただろう。
ガトー少佐の女。彼らはいまだに私をそう見ている。
コウはそのことを知らない。
それでも、会社の利益にも合致していたから、黙認されてきたのだと思う。
私のように、不本意から深入りしてしまったルナリアンは、結構多いはずだ。
正直に生きているコウを、まじかに見ながら・・・。
この人を失いたくない。
今回の任務・・無事に終わらせて帰還できればいいけれど・・・。
もし、何か、何かあるようならば。
私はどうすればいいのだろう。私だけ、帰れというのは・・。
コウを、一人にはできない。連れ帰らなければ。どんな理由をつけてでも・・。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング 天気=なし シャアの日記
連日の激務に私は心身ともに疲労している。たまにはテレビでもみるかと
スイッチを入れてみれば、子供向けのアニメーションか。
「機甲戦記ドラグナーSEED DESTINY」なんともご大層なタイトルだ。
ストーリーはさっぱり判らんな。目玉がデカイな。人間じゃないのか?
大変なものだな。モビルスーツも出るのか。おお、赤い、赤いのが・・
バラバラだ。許せんな。
「なぜ赤いモビルスーツがあんなに弱いんだ??乗ってる餓鬼が不甲斐無いのか!」
「・・・大佐?もうおめざめですか?」
「い、いやもう少しまどろみながら子供番組でも・・」
「そうですか、ではこのままお待ちします。私の番終わってませんので・・。」
「む、むう・・・」
お目こぼしなしか。なんだこの男は、偉そうにアニメの中で演説している。
「戦争を起こしたいと願うもの、それがすべての元凶です・・
すなわち、ロゴス、これと戦わなければ、人類に明日は無い!」
えーっと・・今回戦争を起こそうとしてるのは私なんだが・・・
こんなものを流されては困る。子供が勘違いして私に銃を向けてきたらどうなる!
「大佐は、演説巧いですから大丈夫ですよ・・そんなことより、はじめますよ?」
「いや、真面目に戦争を起こす理由を無視して、戦争が悪であるの平和が正義とか語られると
困る。・・むわっ」
「いきなりそんな・・まてまてまて・・心の準備が・・」
「何おっしゃってるんですか。毎日のことでしょ?」
「とりあえず、そういうことは考えないで楽しみましょう・・・ねぇ?」
いや絶対平和だの寝言を言われたらどうする・・
人類の明日を考える私が、このように色事に・・溺れてもしかたないか・・。
・・・む、このアニメの演説野郎、あんなに若い子をはべらせてるのか・・
・・・そういえば、ナナイ、すまない。
374 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/23(木) 04:44:38 ID:/zuGX+PS
宇宙世紀0089 スウィートウォーターにて ある広報士官の回想
大佐から ジークジオン!に変わる新しい歓声?を考えろとの指示がでた。
私的には これで良いと思うのだが 大佐はやはりザビ家が悪用していたのが たまらなく嫌らしい。
しかも 私もいろいろと案件を抱えていて忙しく 本来は時間が無いのだが 大佐の指示だから仕方が無い。
しかも二日で考えろとの無理強い。 正直しんどいが やるしかない。
寝ずに考えたんだが やはりうまい案が出てこない。
もうやけっぱちだと 落書き気分で 考えることにした。
375 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/23(木) 05:03:30 ID:/zuGX+PS
374の続き…
いろいろと寝ないで考えたんだが 出てこない 真面目に考えるのはよそうと 落書き気分で考えると 出るわ出るわで まあほとんどが大佐の悪口 組織への愚痴など他愛がない物ばかり
で 結局やはり ジークジオン!がいいと結論に達し その利点を出して 大佐を説得することにした。
締切当日 大佐のオフィスに書類を携え出頭した。
寝ずに考えたんで 少し上の空だったが 大佐はきっと納得してくれるだろう。
しかし 大佐はみるみるうちに顔が真っ赤になってきている。 書類を投げ返して来た。
ロリコン シャア!
376 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/23(木) 05:10:59 ID:/zuGX+PS
375の続き…
私は 最悪なミスをした。
落書き気分で書いた案の一枚を ファイルから抜くのを忘れてたいたのだ。
「これは私への皮肉か」
と大佐は笑っていた。
しかし目は笑っていない。
後日 私へ アルテロイドベルトへの偵察と言う名の 左遷いや 転属命令が来たのは言うまでもない。
377 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/23(木) 08:42:25 ID:s3+fPa6c
大佐 おはようございます。
378 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/24(金) 19:55:04 ID:XmhALw8u
てか下がり過ぎです 大佐!
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング 天気=なし シャア付きメイドの日記
大佐の身の回りの世話が憂鬱でたまらない。特にベッドルームとかバスルームは
悲惨の一言に尽きる。毎朝毎朝凄まじい臭いのものを処理しなければいけない。
いっそノーマルスーツを着て作業したいと願い出たらはねられた。
今日は、一面に体液がこびりついて取れないのでシートを丸ごと捨てた。
一昨日は、バスルームに糞尿がこびりついていたのでメイド総がかりで掃除した。
3日前は、小便がベッド一面にされていたので丸ごと交換した。
ナナイ所長はこんな獣の世話を良くできたものだと皆感心している。
しかも、高給だからと口外を禁じられた上に・・・。
口封じのために、私達も数日に一回は犯されている・・・。
どうすればこの地獄から抜け出すことができるのだろう。
今日も鬱になりかかっている。薬が手放せない。
恐ろしい場所に来てしまった。前にミネバさまのお世話をしていたころが懐かしい・・。
今日は非番だからとにかく、ぐっすり眠ろう・・・。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り コウ=ウラキの日記
モンシア大尉が約束の時間にやってきた。ティターンズにいたのに何の咎めもなく、
情報部に出向、いや左遷されただけで済んでいるのは人柄のせいだろうか。
こちらとは違う事情で、ジオンの残党狩りに必要な情報を集めているということだ。
「ニナッサーン!」いきなりニナの手を握ってビンタを食らっていた。挨拶にしてはちょっと酷いな。
まあ、大尉自体は全然気にしていないけど。
僕は連邦の事務所に向かって挨拶をする必要があった。仕方がないので、モンシア大尉にニナの護衛を頼んでコロニー内部に入国した。
「頼みます、大尉。」「おお、一切合財まとめて面倒見るぜ、ウラキ中尉。お前も人間ができてきたな、
俺を頼るなんざ・・」「今は、お願いするしかないんです、ニナを頼みます。」
狼に羊の番をさせるようなものだが・・。ニナも昔に比べてすれている。
大丈夫だとは思う。ただ、ニナの眼が濁って見えたのが気に掛かったが。コロニー内部は雑然としていて、いかにも急ごしらえという感じだ。
下町とか・・スラムというのはこういう雰囲気なのだろうか。
ジャンク屋ばかり大量にあった月を思い出す。・・ケリーさん・・。僕は、まだ燃え尽きていません・・。
駐在事務所の駐在官は、文官のお年寄りだ。武官は僕だけ?おかしなこともあるものだ。フォックス書記官、そういっていた。
「お若いの、食事でも一緒にいかがかね。ここでは何も起こらんよ別に。」
彼につれられ、オープンテラスのレストランで食事を取る。「お連れの方はお帰りと聞いたが、まだ発っていらっしゃらないようだね」
「はい、婚約者なので心配です」「ふむ、お付き合いは長いのかな・・いやすまんね、余計な詮索だ」
「いえ、もう6年になります。」「いつ結婚なさる?」
「いろいろありまして、まだ・・」「ふむ。」
めがねを拭きつつ、真顔で見つめ返す彼。「時間というものは、過ぎてしまえば取り返しがつかないものさ。」
「でも、新しく得られるものも、ある。」「はあ。」
「希望が、あればな。」「希望、ですか。」「ここにはそれがある。いや・・余計なことを言ったかな。
勤務はそれほどきつくない。たまに警察から報告もらって司令部に転送するだけだ。
このコロニーには、ゲリラもいないし、目だった反連邦、いや反政府活動もない。」
眠そうに眼鏡をこすり、コーヒーに手をつけながら、彼は僕に告げた。
「あたらしい、出会いもあるかもしれんな。」「出会い、ですか?」
「ふむ。今日こうして私と食事しているのも、出会いだろう。これからしばらく、
付き合ってもらうことも多いだろう、なに年寄りのことだ、繰言だと思って
聞いてくれればいい。そうすれば任務は無事に終わる、君は帰れるさ。」
意味深長なのかそうでないのか、老人の表情から何も僕は読み取ることが
できなかった。連邦軍の制服姿でないためか、道行く人も誰も僕に注意しない。
とりあえず、港の宿舎に戻ることにして、分かれてもと来た道をエレカでもどる。
特に変わった様子はない。
港に戻ったら、モンシア大尉がおかんむりで待ち構えていた。ニナに肘鉄を食らったらしい。今日は、それだけでも十分かもしれない。
その夜、久しぶりにニナを抱いた。大尉には悪いが、あの人のことだ。そっちのほうは自分で何とかするだろう。
ニナの体は、心なしか硬かった。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り ニナ・パープルトンの日記
モンシア大尉が護衛についてくれるとのこと。嫌だったけど仕方がない。
大尉自体に注意さえすれば、他の厄介ごとからは守ってくださるに違いない。
適当にお茶を飲んだり、食事やビジター向けの映画などを見て時間を潰した。
しかし、トイレにまでついてきたのは閉口した。
トイレで、ネオジオンのエージェントの女性が接触してきたのは、予想の通りだけど。
私は、もう完全にスパイ・・。
渡されたメモには、コウをジオンに取り込め、そう書いてあった・・・。
できるわけがない。彼は完全にアースノイド、ジオンを倒すことになら生涯を捧げるだろう。
「不可能ならば、我々も不本意な行動を起こさざるを得ないかもしれません・・」
コウを、殺すというの・・・。
私は、どうすればいいのだろう。モンシア大尉に八つ当たりしてしまったのは
仕方がない。それにしても。やはりここは・・・。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り モンシアの日記
ウラキに呼ばれてこんな辺鄙なコロニーにやってきたのは、奴に頼まれたからもある。
気に食わない若造だが、俺達はバニング大尉の弟子で、同じ釜の飯を食った仲だ。
ある意味兄弟も同然だ。俺様に声をかけてきたことは褒めてやる。
しかし、小僧に言っていないことがある。
情報部の連中から、ニナさんがスパイじゃないかという話を耳にしたことがある。
いや、無論連邦軍の動向云々じゃない。アナハイム自体の情報を、ジオンどもに
リークしているっていう噂だ。
まさか、ウラキを売りはしないと思うが・・。
表立ってこっちが動くことじゃ、ない。
しかし、これ以上ウラキの馬鹿に傷がついたら取り返しがつかない。
奴が死ぬようなことだけは避けてやらなければ、大尉に申し訳が立たない。
まあ、元エリート部隊の俺様が言うのもなんだがな。
・・・ジオン野郎どもに跋扈されたらたまらない。大尉の敵だ。
奴らにはこの宇宙に居場所なんかないってことを教えてやらなきゃならない。
ティターンズは滅んだが、俺様はまだ、ここにいるんだからな。
面白くなってきますた。
ガンガッて下さい、中の人
384 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/26(日) 20:24:47 ID:9byvYLOk
そうですガンガッて下さい。
ハマーンに負けて打ちひしがれて数年隠遁していたはずなんだけどなあ
立ち直りが早いのさ・・・・大佐はそういう人だ
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り ニナ・パープルトンの日記
いろいろ考えたが、やっぱりコウを助けることはできそうにない。昨日は最後に抱かれてあげた。
男としては彼はやっぱり大したことがない。ジオンの総帥が私に興味があるという。
少し驚いたけど、総帥の愛人なら好きなことができるんじゃない?。
そう考えると一切がくだらない事に思えてきた。なにも連邦に義理立てすることも
ないのに、いちいち子供みたいに理屈を並べ立てるコウ。他に男はいくらでもいる。
あの、品のない大尉と一緒に処分してしまえば後々面倒もないかもしれない。
うちの会社はもともとジオンとは・・。
ジオンの開発拠点でモビルスーツ開発に復帰させてもらえるという内々の話も
部長から頂いている・・。
スペースノイドとアースノイドは所詮別の人種なのね。
この何年かの、悪寒と呪縛からこれでさよならできるかも。
・・・さようなら、ウラキ中尉。
心は決まった。私はスペースノイドとして生きていく。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り モンシアの日記
恐れていたことが当たってしまった。少し別行動を取っている間に、
ウラキが拉致され、ニナは行方をくらました。
アナハイムの連中は皆ジオンかぶれの連中ばかりなのか。
奴の回収をするには一人では手が回らない。ベイトとアデルを呼ぶことにする。
とりあえず、スウィートウォーターは危険だ。
艦隊の戦力を割いて、強制的に査察をかけなければ絶対に奴は・・・。
生死はともかく、坊主、俺様が必ずお前を助け出してやる。
・・・最悪、地球に葬ってやる。俺もお前も地球の息子だ。
大尉、申し訳ない・・・。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り ナナイの日記
面白い被験者を秘密警察の連中が回収してきた。一年戦争後に、
新ガンダムのパイロットをしていた者だという。例の星の屑に直接関わった
者ゆえ、記録からも抹消され閑職に回されていたというが・・・。
運の悪い男だ。情報部に回されて捕まってくるとは。
但し、時期がまずい。空のクローンを作成して帰してやることに
決めた。本人を帰すわけにも行かない。
実験材料としては面白い素材が手に入った。モビルスーツの操縦適性は
シーマ中佐を凌いでいるように見える。あくまで、オールドタイプとしてだが。
旧式の機種をシミュレータで操作させてみたところ、限界に近い性能を
引き出せることが判った。薬物の影響下であることは割り引いてあるが・・・。
完全に強化して、我がネオジオンの兵卒として働かせるに十分な資質だ。
ギュネイ猿の強化データの採録にも役立つと思われる。
強化方針は・・そうだな、私はこのタイプは大嫌いだ。
シーマにでも尻尾を振るように強化してみるか・・・。
人格が単純だから作業自体は簡単そうだ。
ジオン海兵、コウ・ウラキ中尉が出来上がるというわけだな。
本人の意思には関わりなく。
一人ネズミが逃げ出したというが、放置して構わないとは思えない。
対策は今のところ立てようがないのだが。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り ???の日記
頭が・・頭が痛い。
気がついたらこのベッドに寝かされていた。それに、俺は、俺は一体誰なんだ。
何も思い出せない。
サイドボードに写真がある。女の・・軍人と、これは俺か?
・・・俺は、俺も軍人なのか。
まったく思い出せない。写真の俺は上官らしい女軍人と一緒に誇らしげに敬礼している。
看護婦が来たが、笑って俺の質問には答えてくれない。
サイドボードにあったこのメモ帳にこうやって書き付けている俺は・・一体。
俺は何者なんだ。記憶が、ない。何か重要なことをしていたような気が・・。
「!」
金髪の女の顔を思い出した。しかし・・誰なのかわからない。
激しい憎しみが沸いたような・・違う感情かもしれない。
頭が、頭が痛い。
俺はどうしてしまったんだ・・。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング 天気=なし シャアの日記
突然、中佐の責め苦から解放される日がやってきた。少々残念なのは
なぜだろうか。何でもラボで仕事ができたとか・・。
最後の晩は筆舌に尽くしがたい思いをさせられた。3日ほど動けなかったほどだ。
任務が終わったらまた帰ってくるらしいのだが、それまでは自由の身になった。
レズンであれば出し抜けるし、キャラは特務隊の若いのに熱を上げている。
早速ナナイの元に帰るかと思ったが、せっかくの自由の身の上だ。
新しい恋の相手でも見繕うとしよう。このイカリングで。
ネオジオンの総帥たる私が、女の顔色を伺ってどうするというのだ。
アナハイムに最近いい女が入ったらしいのだが・・。
キグナンにも連絡を取った。こっちの酒保で一杯やりながら女の情報をよこすという。
久々に自由な気分だ。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り シーマの日記
大佐のお守りを任されていたのに、突然ラボに呼び出された。何だって言うんだい。
人の楽しみを奪うなんてろくでもない連中だ。
話を聞いて笑った。連邦の元エース様を忠実な私のペットに強化するんだとさ。
おもしろいじゃないか・・・。
ああ、この男、いけすかない・・連邦の駐在武官とかいってたねぇ・・。
「お、お前は!」
「お前だなんて、つれないねぇ・・あたしゃお前さんの上官だよ?上官。」
「なんだって!いや。そんな・・・」
「頭が痛いんだろ?連邦の連中の拷問はひどいそうだからねぇ・・。」
「連邦の・・拷問・・」
「そうさ、拷問さ。お前さんはあたしの忠実な部下だったのに・・。
つれないねえ・・何べんも寝てやったじゃないか。あたしの体、忘れたとは言わせないよ?」
「・・俺は・・あんたと??」
「そうさ、あたしはあんたの最初の女さ」
「頭が、頭が痛い・・・」
「あんたはジオンの忠実な兵。海兵隊の中尉さんさ。おわすれかい・・」
面白いったらありゃしない。こんな笑える実験なら大歓迎さ。
・・・あとで、本当に寝てあげるとしようか、中尉さん?
素直な餓鬼を本気でだます、いや強化するのも楽しいねぇ・・・。
・・・いざとなったら、あたしの、いや大佐の盾になって死ぬんだよ。坊や。
宇宙世紀0089、4月某日、ロンディニオンの天気=雨 モンシアの日記
ウラキ中尉の失踪にも情報部の上のほうは驚いた様子もない。
あのコロニーが疑わしいかどうかの判別に捨石にしたつもりだったらしい。
俺様が直々にモビルスーツ隊で乗り込むと提案しても・・・。
「ですから、ジオンの芽は早く摘まないとですねえ!」
「あの中尉、いわくつきだったことは大尉もご存知ですよね。
それに、あまりあなたも表立って動かないほうがご自身のためでは・・
ティターンズはすでに無いのですよ?」
「やりかたが、強引だって言うのかい?」
「いえ、我々は別の可能性を申し上げているのですよ。」
「別だと?」
「つまり、ニナ・パープルトンにいわば汚染されて、コウ・ウラキは寝返った。」
「な、なんだとぉ?それだけは有り得ない!断じてあるものか!お前ら一体、
何を言ってるか判ってるのか!」
「彼はこの6年、軍に厚遇されていたとは言いがたい。それは判っていらっしゃいますよね、
大尉。」
・・あの馬鹿が、ジオンに寝返るなんてあるものか!俺は必ず奴を連れ戻す。
とりあえずは、仲間を、生き残った仲間を誘ってみることにしよう。
皆、もとティターンズだ。それこそ今は・・厚遇されているとは言いがたい。
まてよ。一人いたな。あいつは数のうちには入れられないか・・。
♪シャアズ ビリービング 泡のプレイプレイ!
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング 天気=なし シャアの日記
>>394などという破廉恥な替え歌を歌っている奴を逮捕したと秘密警察から連絡が入った。
私を貶めるなど不遜極まりない奴。
どんな男なのか
>>394を引見してみることにした。無論防御ガラス越しである。
ここイカリングには小規模ながらラボの分室があるのだ・・・。
部屋に入ってまず驚いた。
>>394は背が低い。東洋系にはこういう背丈の低いものも
いるという。加えて頬骨が、いやえらというのか、がものすごく張り出している。
加えて、深海魚のような平たい冷たい目つき・・・。
最近流行の絵文字表現であると、<ヽ`∀´>といったところか。
とりあえず、一通り拷問にかけてから宇宙漂流の刑に処することを決定した。
なにやらニダニダいってるのがスピーカーから聞こえるが知ったことか。
私はシャア・アズナブル。美しい女が好きなネオジオンの総帥である・・・。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング 天気=なし イカリング秘密警察兵の日記
大佐から、逮捕拘禁した
>>394を拷問にかけた上宇宙漂流の刑に処すよう指示が来た。
はっきりいっていやな任務だ。
>>394は、なにやら臭い。腐ったような、すっぱいような臭いがする。
彼の種族の伝統食品の臭いという事だが・・。
おまけに、
>>394はヅラだった。拷問のための電極を刺す為頭髪を剃りあげようとして
発覚したのであるが・・・。これから死ぬというのに死ぬより恥ずかしい目にあうとは。
禿は禿らしく堂々としているのが宇宙世紀の常識だ。
規定の通り電極をセット、なにやらぶよぶよした二の腕に注射を実施。
これで奴は眠ることも、気を失うこともできなくなる。
電源をいれ、拷問装置のパターンを設定。
おまかせこーす、5時間。を設定。これでありとあらゆる苦痛刺激が
奴を発狂へと導くはずだ。私は物理的な拷問は好きではない。
どうせ後で掃除をしなければいけないからだ。血や脂は結構床に張り付いて
とれないものである。
そこへいくとこの拷問装置は楽だ。せいぜい脱糞するか、小便を漏らすか。
両方か・・まあそんなもんだ。
めんどくさいので、控え室でテレビでも見ることにした。
ホモアビスの選手権は今日放映のはずだ。
しばらくして戻ると、
>>394は完全にイッていた。目を見れば判る。
全身の筋肉も麻痺しているので、話すとか暴れるとか言う面倒はない。
ちびでデブで頭がでかいのでサイズが厄介だったが、処刑用の宇宙服を着せ、
数日分の水、酸素、食料があるのを確認する。あとは、ランチで適当な暗礁空域に
出かけて放出するだけだ。部下に任せて、またテレビ鑑賞に戻った。
あとで定時報告を見た。
>>394は虚空に消えていったという。
一応、合掌した。
宇宙世紀0089、4月某日、ロンディニオンの天気=雨 連邦軍情報部
モンシア大尉がウラキ中尉の件で乗り込んでくる。ある程度予想されたケースだったので想定Bの対応をとり、独自行動を行うように仕向ける。
しかし、駐在武官を拉致するとはジオンの残党も思い切った行動を取ったものだが、詰めが甘い。我々がウラキ中尉の体内に埋め込んでいた発信機には気が付いていないようだ。
おかげで、ウラキ中尉の生存と現在位置が確認できている。予想外の収穫としては、スイートウォーターの近くの暗礁宙域にも奴ら拠点が有ることが確認できた。
おそらく廃棄施設か何かを再利用しているのだろうが、こちらに対してはロンドベル隊を偵察任務ということで送ることが決定している。
それと別働隊としてウラキ中尉の救出部隊を編成する予定だったが、表立って動くよりはモンシア大尉達にMSと情報等を支給し旧ティターンズ一派の暴発のという形で実力行使をさせることに決まった。
まぁ、大尉の人脈等は判別しているのでなるべく自然な形での支援は可能である。
二ナ・パープルトンに関しては、アナハイムとの交渉の結果、排除することに決定する。
メラニー氏も、デラーズの残党に関してはそろそろ処理したかったようで、新型MSの開発に関するジオン側技術の軍への提供という条件を飲んだ。
氏からの要求は2点、デラーズの残党の領袖であるカリウス軍曹とその一派の排除およびアナハイムとの関係を不問に処すること。
氏は「アナハイムの商売相手は旧デラーズの残党ではなく、別にいるので彼らは必要ではないし、どうも良い取引相手とも思えないのでね」と嘯いていた。
随分と都合の良いことを言うが、追加条件としてスイートウォーター関連のMS開発データの提供を求めこれを受領し、この条件を受け入れることにした。
ラサが動くとも思えないが、可能な限りは手を打っておくことにする。
宇宙世紀0089、4月某日、グラナダ 天気=なし 旧ジオン派スパイの日記
メラニー・ヒューカーバイン氏も無茶なことをするものだ。ネオジオンの組織運営に
干渉してくるなど・・表面上は大佐の逆鱗に触れたことにしてある。
直接交渉の結果、氏が態度を変えた。そういうことだ。
実際のところ、我々および、陽動のサイクロップス隊の連携により、メラニー氏は暗殺された。
今後は、我々の派遣したクローンがその任に就くことになる。
連邦の犬どもには気取らせてはいない。この件は以前から準備されていたことだ。
また、連邦組織内に配置した分子に、故意にロンドベルの動きを封殺するべく
指示を出す。まだ彼らに動いてもらうのは早い、という大佐のご意見だ。
カリウス軍曹他は、あらかじめ立っている計画に従い、再び地下に潜った。
今後も我々を介してネオジオン組織運営を主導していくことになるだろう。
当然ながら、連邦に流れるデータは加工済み。
件の情報部将校は、早晩地球に呼び戻されることになるはずだ。
そして、シャトルはなぜか不慮の事故で大気圏突入時に分解する・・・。
物事には加減がある。急いてはいけない・・。
こうしている間に、シャトル事故のニュースが流れた。
「・・連邦政府関係者数名も・・・」まあ、我らの大義に逆らわないほうがいい。
そういうことだ。
ティターンズ残党は軍の実力を試すいい機会だ。好きにさせておく。
我らの新型、新編成の軍が連中を抹殺することだろう。
宇宙世紀0089、4月某日、ロンディニオンの天気=雨 モンシア大尉の日記
情報部の親玉が、地球に降りる途中で事故死した。きな臭いものを感じるが、
まあ、ジオン野郎を放置した報いだろう。バニング大尉があんな腰抜けを
許すものか。俺だって勘弁ならねぇ。
ティターンズにいた仲間と、キース、でかい姉ちゃんなどが集まってきた。
ウラキの馬鹿の救出作戦をこいつらと実施することにする。
ニナさん・・いやニナの売女野郎が・・・まさか奴を売るなんざ・・。
この件は俺達の手でかたをつける。ウラキは馬鹿だが、悪人じゃない。
地球を思う心は俺達と同じはずだ。
ジオンどもの跳梁跋扈など許すものか。
エゥーゴ上がりのロンド・ベルなんてのもいるようだが、役に立つものか。
とは思うのだが。ベイトは協力を打診してみろという。弱腰か?
まあ、作戦は立てないとな・・。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=曇り ???の日記
頭が・・頭が痛い。
俺は・・俺はジオン海兵隊所属、コウ・ウラキ中尉・・・。
上官はシーマ中佐・・総帥はシャア・アズナブル大佐・・・。
ネオジオンの理想のため戦う兵士・・。
今日はシーマ中佐の胸の中で目覚めた。暖かくて気持ちがいい。
昨日は彼女と・・。
ぼく・・いや俺はこの人を守るために戦わなければいけない・・・。
呪わしき連邦の・・連邦の悪意と戦うため・・
スペースノイドの自治権確立のため・・。
頭がまだ痛い・・。宙に浮いているような奇妙な感じがする・・。
ああ、シーマ様・・・俺はあなたの忠実な僕です・・。
宇宙世紀0089、4月某日、イカリング 天気=なし シャアの日記
破廉恥な反徒は処分したという報告が入った。すこぶる気持ちがいい。
メラニー氏がごちゃごちゃ言ってきたが、しばらくしたら態度が変わった。
私の戦争が商売に直結することが理解できたのだろう。
あたりまえのことだが。
アムロやブライトにまだ動いてもらっては困る。報告の通り連邦内部の
動きを妨害させる。情報も小出しにしなければならない。
ゼータすら手にすることができないとは、アムロも哀れなことだ。
いずれ、まともな装備をくれてやるが。
いまはまだ、そのときではない。
酒の席で、キグナンから詳細な女の情報を入手した。私の誘いに興味があるようだ。
システムエンジニアとしても経験豊富ということだ。
ハマーン、いやナナイは少々強化人間に偏りすぎている。シーマは実戦志向だ。
もうひとり、体、いや心を許せる技術屋がほしいと思っていた。
彼女はちょうどいいはずだ。
それにしてもやはり、金髪はいいものだ・・・。
相手の男は強化中という。哀れなものだな。
せいぜい私の盾として働いてもらおう・・・。女は引き受けた。
このようにすべてが私の意志のままに進むということは・・・
宇宙の意思は、このネオジオン総帥、シャア・アズナブルと共にあるということだ。
私はそれを確信した。
402 :
通常の名無しさんの3倍:2005/06/30(木) 03:19:31 ID:3/9y+PMo
大佐…
宇宙世紀0089、4月某日、ロンディニオンの天気=雨 モンシア大尉の日記
情報部、それに軍の上層部のつてを手繰ってやっと装備を手配できた。
ルナツーの奥にモスポール処理されていたものばかりだが・・。
主計課の偉そうな少佐様のおっしゃることには、
「帳簿上は前の会計年度末に減価償却が終わって廃棄扱いになっているもの」で
「未使用で程度のいいものを一応有事に備えて倉庫で保管しておいた」んだそうだ。
「紛争が終わって軍は縮小気味で、倉庫が一杯だから適当に選んで使ってもらって構わない」
ありがたいことで。
倉庫を見せられて唖然とする。ティターンズ仕様の機体ばかりだ・・・。
ジム系やハイザックは論外として、使えそうなカスタム機を探すが、ろくなものがない。
結局バーザムで手を打つことにする。よく見れば初期型だ。
こいつらは・・フレーム自体はガンダムマークIIそのものなんだよな。
盗まれたからというので装甲だけガンダリゥム系に変えたってだけの。
まあ、仕方がないか。
今のご時世色がまずいというので、GMIIIと同系の色に塗り替えさせる。
なんだかさまにならないが、仕方がない。
まあ仕方があるまい。残党を恫喝してウラキの身柄を解放させるためだけだからな。
でっかい姉ちゃんがなんとかチューンしてくれるだろう。
運用するための母艦を要求していた。サラミスでも回してくるかと思っていたが・・。
よりによって、アルビオンそのものを回してきやがった。嫌がらせとしか思えない。
いまとなってはかなりなぼろ船だ。
バーザム2個小隊、アルビオン一隻。これでウラキ開放作戦を実施できるかどうか。
数が足りないかもしれない。
ティターンズ解体でコーウェン中将が現役に復帰しているらしい。
・・・頭を下げればなんとかしてくれるかもしれない。
キースの馬鹿がどうしてもキャノンタイプが欲しいと抜かすので、探させている。
ティターンズではそんなもの使っていないはずだが・・。大体コロニー内部で
何ぶっ放す気なんだ、あの馬鹿は。
宇宙世紀0089、4月某日、ニホン・オキナワの天気=雨 コーウェンの日記
コリニー提督とジャミトフ一派の暴走の間、ずっと私は収監されていた。
・・・コロニー落着、そしてティターンズのジャブロー破壊。
数ヶ月前に紛争が終結し、彼らが死亡したことが確認されたらしい。
ジャブローから移送されたここ、オキナワで無為な数年を過ごした私だ。
本来なら退役してしかるべき年になってしまったのだが。
私に罪科消滅の通達があったのは、つい一月ほど前だ。
結局、ガンダム開発計画もデラーズ紛争も、ティターンズ蜂起も
すべて、連邦軍としては公式にはなかったことにするらしい。
ふざけた話だ。私にも以前の地球軌道艦隊指令職への復帰が命じられた。
宇宙に、あと数日で上がらなければいけない。
・・収監されていた数年分、勤めないと年金が下りないそうだ。ばかげた話だ。
シナプス大佐には気の毒なことだったが・・。
彼の旗下に私が組み入れたバニング大尉の元部下から、ジオン残党狩りの
作戦への助力要請が来ている。たしか、モンシア大尉か。
彼も良く生き延びたものだ。あのガンダムのパイロットを救出する・・・。
私の最後の仕事にはふさわしいものかもしれない。できる限りのことをやってみることにしよう。
艦隊自体に大した戦力がないのが悩みの種だが。
やたらにクローンばかり出しているので面白くなくなってきたな。
クローンネタは死んでいるキャラを出すから面白いのに、生きているキャラの身代わりで都合の良いクローンって・・・。
最近は初期の人は書いていないのかな?
宇宙世紀0089、5月某日、月軌道シャトル内 キグナンの日記
アナハイムのウォンさんから、内密な会談の要請を受け急な出張ということになった。
メラニー氏の件も有り、こちらから様子を見に行きたいところだったので渡りに船というところである。
しかし、久しぶりにスイートウォーターと職務から解放されたこともあり、客観的に現状を振り返ることにした。
最大の問題は、大佐の精神状態についてである。以前の強化の後遺症か人格破綻を起こしつつある。
特にイカリングに常駐されるようになってから、ますます悪化してきており、以前のオーラがなくなってきている上に兇暴な面が強くなってきている。
非常にまずい事態になっている。このままでは、スペースノイドの独立の象徴として立っていただくには不安要因が多すぎる。
ナナイ所長と一緒にどこかに避難していただき、精神的な再建をしてもらわなければならないのではないか?
それに、最近組織内の統率が著しく乱れている、要は指揮系統が明瞭では無い命令が乱発されているのだが、
どう辿っていっても出所は不明瞭で命令書等が交付されている様子も無い。
特に問題となるのは、連邦の駐在武官拉致、連邦情報部員の謀殺、メラニー氏の暗殺命令などは今行う必要は皆無であり、さらに安易にクローンを身代わりに使うなどという乱暴なものだ。
クローン技術が進歩したとはいえ、どうあがいても所詮は人形である、近くで操る人間を確保できてもいないうちから行うなど以前では考えられないことだ。
(以前から、大佐やナナイ所長以外の命令系統の存在も感じられてはいたが、明らかに乱暴すぎる)
今までも情報のコントロールでカバー出来ていた部分まで実働部隊による強引なやり方をしている。これでは只のテロリスト集団としか言えない。
こちらも一度、整理し直さなければならない。だが、それを行うには以前の大佐に戻っていただかなければならないだろう・・・。
考えれば考えるほど胃が痛くなってくるようなことばかりだ、もう少しバカなことをやって楽しんでいられた時期が懐かしい。
今回の出張が終わったら、副所長と彼ともう一度ゆっくりと酒でも飲みたいところだ。
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=晴れ ウォン・リーの日記
先日、会長から直々に呼び出された。内容は背筋が寒くなるようなものだった。
会長の部屋には、会長ともう一体会長の遺体が有り、横には以前エゥーゴとの交渉の際に付けられたSPがいた。
「ジオンの残党というのは、どうも世の中の流れを理解していないな、そうは思わないか?」
会長は、そこにある遺体など気にとめる様子もなく淡々と話し始めた。
「私を暗殺して、人形を身代わりにする。甘く見られたものだよ。」
「はぁ・・・。」
「君は、ジオンの人間かね?それともアナハイムの人間かね?」声の底には凍りついた何かを含んでいた。
「アナハイムの人間です。」背中に冷たい汗が流れ、少し声がかすれはしたが返答することが出来た。
「そうだね。君は優秀な社員だよ。今のところはね。」
答えに窮していると会長は、相変わらず淡々と話し始めた。
「現状における、我が社の最大の顧客は連邦軍だ。今後それ以上の上客が現れる可能性は低い。
君はシャアを買っているようだが、彼は駄目だね。今の彼は当然としても、シャアは本質的にも潔癖すぎる。
おそらく彼の目的が成功したとしても、地球連邦の代わりの顧客になることは有るまい。
デラーズの残党は更に駄目だな。彼らの信じるものは彼らの中でしか流通しない。
連邦の統治を良しとしない人間は多いが、代わりにザビ家を望むものはほとんどいないな。」
「・・・。」
「君には説明するまでも無いが、だからと言って彼らを直ぐに連邦に売るつもりはないよ。
連邦があまりに安泰では商売としては旨味が無いからね。
彼らには、連邦軍に対する脅威となることを期待している。
脅威が有る限り、兵器は研究され進歩し、商品を供給する場はなくならないのだからね。」
「計算できる範囲での脅威であれということですね。」
「流石に君は優秀だよ。話が早くて良い。」
「では、そのように調整をさせていただきます。」
「よろしく頼むよ。ただ、私も人間なのでね今回の件では少し気に障ることが多い。
少々仕返しをしたいと思っている。そちらの方も手伝ってもらえるかね?」
それから、いくつかの指示を受け、その段取りにあわせた手配を行った。
その手配のうちの一つが、アルビオンへの試作MS「ジャグラー」の補給であり、明日のキグナン氏との会談ということになる。
少なくとも今は会長に逆らうだけの条件は揃っていないし、会長の手配した護衛による安全が確保されていることには素直に感謝している。
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=晴れ マイッツァー・ロナの日記
我々が動かす世界は、常にバランスの上に成り立っている。ザビ家の連中は、
そのバランスを大きく自分達のほうに傾けようと画策し、そして破滅した。
危うく人類そのものが破滅させられるところであった。
これは何に起因するのか。それを常に考えている。それこそ我々、選ばれしものに
与えられた崇高なる義務であろう。昨今、私の関与する企業群の活動も、
大きくなりすぎたアナハイム・エレクトロニクスの活動で妨害され気味だ。
これは由々しき事態である。中長期的な影響は免れ得ない。
ネオジオンの活動を、旧ジオン派、というよりザビ家に連なる諸家の人脈を
介してこれに当たってきたが、最近うまくいっていないようである。
新たな駒を使って、てこ入れが必要なのかもしれない。
一年戦争とそれ以降の紛争による経済、思想を含めた地球圏運営のための
次なる理念を、シンクタンクと共に模索する我々ではある。私の生あるうちに、
それは具現化される日が来るだろう。
その前に、現在の混乱の芽は摘んでおかなければならない。
衆愚と化した連邦政府の運営。そして、軍産複合体として必要以上の権力を
おのが手におさめつつある、アナハイム・エレクトロニクス。
シャア・アズナブル・・いや、キャスバル氏には、これらをまとめて処分して
もらうための、トリックスターの役割を十二分に演じてもらわねば困るのだ。
その後の平和ないくばくかの時間を演出するために。いわば権力の風化の時代を。
アナハイムでない、我らの影響力を少しだけ行使してみることにしよう。
影響は、我らによって制御される。そうでなければならない。
メラニー氏には、そろそろ退場していただかなければならないな。
この頃なにかキャラが多くなりすぎてグダグダになってきてるような・・・・
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=曇り キグナンの日記
世の中、ままならないものだと思う。
ウォンさんとの会談を終えて、改めてそう思った。
会談の前の挨拶のときからウォンさんは、いつも以上に機嫌が悪そうだった。
「まずはこれを見てください。」
会談の始まりと同時に、新聞と数枚の写真を渡された。
新聞記事の一面内容は、「月に潜むテロリスト・ジオン残党を連邦軍治安部隊が鎮圧」
渡された写真には月に潜伏させておいたスパイ達全員の射殺体が写っていた。
「これは・・・。」
「昨日、匿名の通報によりテロリストのアジトに連邦の治安部隊が突入、鎮圧しました。」
「テロリストとは・・・。」
「先日、この一派によって我が社の重役が襲撃されまた。幸い、無事に切り抜けましたがね。」
重い空気が漂う。
「会長からの伝言ですが、アナハイムはジオンとも、連邦とも敵対するつもりは無いが、
降りかかる火の粉については自衛もするし、礼には礼を、非礼には非礼を以って応えることにしている。以上です。」
「・・・・。」返答する気力も無くなっていたし、向こうも返答は求めていなかったのだろう。
「さて本題ですが、先日そちらに派遣したスタッフの一時引き上げと試作機の開発は本社の管轄で行う方向で行きたいのですが。」
「急な話ですね。」
「こちらにも、事情が有りますので。これは、持ち帰ってシャア大佐と相談していただきたい。」
「一応、持ち帰って検討させていただきますが・・・。」
「これは会長からの指示ですので、こちらとしては規定の路線で有るとだけ付け加えておきます。」
「・・・。」
「会長は心配されているのですよ、連邦駐在武官の拉致などというような目立った行動をする意図が分からない。
そのような相手との取引には慎重を期したいとの判断です
もう一つ会長からの要望なのですが、連邦系のMS開発用に優秀なテストパイロットを紹介してもらえないかとのことです。」
「それは、どういう意図で・・・。」
「言葉の通りですよ、新型MS開発用に優秀なテストパイロットが欲しいのは、どこのメーカーでも一緒ですよ。
特に、ガンダムの操縦経験の有るようなパイロットなら尚更ですな。なかなか該当者がいないのが悩みの種ですが。」
「それはそうでしょうが、」
「GP計画というのをご存知ですかな?計画自体はご破算にはなりましたが良いデータがたくさん取れましてね、
今でも我が社のMSの開発の基礎データとして非常に価値の有るものですが、そろそろ新しいデータを必要としているのですよ。」
「・・・・。」
「心当たりはありませんか?会長は、良いパイロットを紹介して貰えるのなら、先日の火の粉は無かったことにすると仰っているのですが。」
「検討しておきます。」
後のことはよく覚えてはいないが、メラニー氏に関しては甘く見すぎていたようだ。
条件としては、ウラキ中尉をアナハイムに引き渡すのが一番リスクが少ないようだが、大佐を納得させる方法を考えることにしよう。
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=晴れ ウォン・リーの日記
メラニー会長が実際、本物なのかどうか確認する手段は私にはない。
あくまで、今そこにいらっしゃる方をご本人として認識するしかないのだ。
あの遺体のほうがオリジナルで、いま生きていらっしゃる方が人形でないと
誰にいえるというのだ。
モビルスーツの件を手配したところ、技術部から強硬な抗議が来た。
「ジャグラー」なるものはおもちゃだというのである。資料を見て驚いた。
なるほど、ジムにボールを繋いでどうしようというのか。素人の私でもわかる。
会長に確認したところ、何を回すかは私に一任するという。
ネオジオンにお灸をすえる、そういったところか。クワトロ大尉、いやシャア大佐には
悪いが、検討させてみた結果、「スペリオルガンダム」なるものが在庫しているらしい。
別の連邦軍部隊に回す予定の実験機の予定された「予備」、そういうことらしいのだが。
これを横流し、いや正規に納入することにさせる。
相手は情報部とはいえ、正規軍だ。正規の会計手続きで連邦政府に請求ができる。
・・・伝票を見て驚く。
納入先は・・・「第三地球軌道艦隊」だ・・・。
これは我々の関知していないことだ。いや、少なくとも私は知らない。
正規軍が、動いているのか。
グリプス紛争で指揮命令系統は混乱のきわみのはずだったが・・・。
私のような素人が軍の動きのすべてを見通していた気になっていた時代は
過ぎつつあるのかもしれない。
そういえば、私は「オリジナル」なのか。本当に。
少し背筋が寒くなった。
宇宙世紀0089、4月某日、コンペイトウの天気=なし コーウェンの日記
グリプス紛争の際の意図的な配置変更で、大幅に地球軌道艦隊の戦力は低下させられている。
それを原状回復するにも、戦力の抜けが多すぎる。恣意的にティターンズの命でエゥーゴ鎮圧に
あたって壊滅した部隊、戦艦ごとエゥーゴに参加したらしく行方不明になった部隊。
優秀な人間の多くはティターンズに抜かれてしまっていまでは・・。
この中から残党狩りの戦力を今、抽出するのは困難のきわみだ。宇宙に不穏な動きがある
以上、最低限度以上の戦力は維持し続けなければならない。
ただし、再任に当たって再建予算、のようなものはついている。数個戦隊であれば
私の裁量で新編成も可能な額だ。
これを、シナプスの息子達に回すことにしよう。例のアナハイム・エレクトロニクスに
新型のガンダムをよこす様に発注をかけさせる。私が何を言いたいのか、理解する者が
まだいれば、予算以上のものを回してくることだろう。貸しは返してもらわねばな。
戦闘艦隊はあまりに弱体化しすぎている。回せるのはサラミス改2隻、それにコロンブスが1隻。
モビルスーツは残念なことにGMタイプばかりだ。最低限度、近代化改修はさせるつもりだが。
戦隊指令として、例のブライト・ノア大佐が動員できないか折衝をかけている。
アムロ・レイ大尉も別にジオン残党狩りに従事中との事だ。こちらに配属換えできないか
折衝中だ。なかなか私の思うようにはならないようだが。
他にリストにあるのは・・ユウ・カジマ、テリー・サンダースJr・・
クリスチーナ・マッケンジー
・・・何かあって辺境勤務に回されている人間ばかりだな。実に嫌みったらしい。
新たな残党狩り部隊の編成、というのも参謀本部ではささやかれている。
しかし、ティターンズの例もある為、難航している。
とにかく、早めに準備して回してやることにしよう。手始めはアナハイムだ。
宇宙世紀0089、5月某日、イカリング 天気=なし シャアの日記
キグナンが私の頭越しにアナハイムとごちゃごちゃ交渉したらしい。
とりあえず一発グーで殴ったら目に涙を貯めて睨み返してきた。
メラニー会長を暗殺しようとして返り討ちにあったとか、そういうことらしい。
秘密警察の一部分子の独走、ということだが。
私も、あの脂臭い年寄りは大嫌いだ。報告を聞いて舌打ちする自分に苦笑する。
ここに派遣しているエンジニアと設備も引き上げる、そういう寝言もそのまま
聞いてきたとは・・交渉のイロハも判っていないのかこの男は。
腹が立ったのでもう一度グーで殴ろうとしたら、避けた。ニュータイプか。やるな。
「引き上げな、一応引き上げたことにすればいい。」
「どういうことですか、大佐?」かなり痛そうだ。
「事故は起こるもの、それと個人の思想には企業といえど立ち入れない、そういうことだ。」
「はあ?」
「鈍いな貴様も。有能な有志はニタ研で雇用してしまえ、そういうことだ。そして、設備は事故で失われるものも、ある。」
「はあ・・」
・・交渉するのは俺だ、という顔だな。その通りだ。私の頭越しにいろいろやった
責任は取ってもらう。そして、我が軍の準備は遅滞させない。技術も今はアナハイムに戻すわけには
行かない。それを判るんだよ、キグナン。
いい忘れるところだった。
「例の女、な。あれは私の秘書にする。いいな。」
「え、それはちょっとまずいんじゃ・・あれは連邦とも関わりが・・」
「入れ、パープルトン秘書官。」寝室のドアが開く。
「大佐、なんでしょうか?」にっこり微笑むニナ。
「こういうことだ。彼女は自由意志で我々の組織に参加した。」うなずくニナ。
「今後は我が軍のモビルスーツ開発にも、主導的な立場で参画してもらう。」
ますます苦りきった顔をする、キグナンに言い放つ。
「彼のな、処理は君に一任する。但し、現在での自由意志を尊重して欲しい。
あくまで、彼の、自由意志をだ。」強調する。
「強化人間の、自由意志、ですか・・・」
「不満そうだな。キュベ女への交際費明細をこの間見たのだが・・」
「わ、わかりました大佐。あとは私が何とかします!」
あわてて退出するキグナン。わかればいいのだ、わかればな。
私はネオジオン総帥、シャア・アズナブルである。へたな小細工など許すものか。
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=晴れ ウォン・リーの日記
例のウラキ中尉、というのを引き渡しにネオジオンの連中がやってくるという。
大騒ぎになるかと思ったが、中尉とキグナン氏、たった二人でやってきた。
穏便な話になるのか、そう思ったのだが。
私の顔を見るなり
「ルナリアンの貴様にはわからないと思うが、俺達の大義は神聖なものだ。
俺が連邦の軍人だとか言う、寝言は聞かせてもらった。頭が痛くてたまらなかった。
これは、ささやかだが俺の礼だ!」
殴りかかってきた。避けようもなく・・ただひたすらに殴られた。
体術の心得もあるこの私が、アナハイムの社員たる私が、だ。
キグナン氏が気の毒そうに告げる。
「本人の自由意志を尊重せよ、との大佐のお言葉です。それと、メラニー氏へ
親書をお渡しするように、とのことでお預かりしております。途中開封はされず
直接お渡ししていただきたい、とのことです。」
・・・ウラキという中尉、眼が獣のようだ。こういう眼をどこかで、みたことが・・
ウラキが言う。
「個人的な感情での行動と、公人としての分別をしっかり認識されるかただ、
そう伺っております。大変失礼いたしました。」
・・眼の光が消えている。殴られ損かもしれないが、圧倒されてしまった。
この私が・・
「彼は自由意志で、我々の組織に参加する、そう申しております。会長のご好意には
感謝する、とお伝えいただければと思います。」感情のない声でキグナンが私に告げる。
「そうか、そういうことであれば、仕方ないな。親書は誓って直接会長にお届けする。」
体の痛みと、なにやら人のものでない獣じみた狂気を感じ取ったのか、震えが止まらない。
早々に二人を追い返す。
振り返ると、あれは、シーマだ。バーの女がなぜ、とは言わん。
さっきの男、まるで子供のようにあれの胸に顔を埋めて・・・。
「がこっ!」ゲートに思いっきり頭をぶつけた。痛い。
気がつけば、彼らはすでに去っていた。そろそろ私も、第二の人生を本気で
考えたほうがいいのかもしれない。偽名口座に分散投資した資金も、
相当な額になっていることだしな・・・。
宇宙世紀0089、4月某日、スウィートウォーターの天気=雷 ナナイの日記
大佐の定時連絡でおかしなものが脇にいるのを偶然発見した。「技術担当秘書官」という
生き物らしい。なんだ、あの金髪は。
聞けばアナハイムのエンジニアで、もとはアクシズのスパイ上がりだというではないか。
大佐、いやシャア。また悪い虫が・・。
久しぶりに専用キュベレイに灯を入れる日がやってきた。
この、愚かな事態がどういうことなのか、大佐本人に十二分な釈明を求めることにする。
場合によっては・・刺し違えてでも・・・。
「俗物が!」声に出してはっとする。
・・・ファンネルを全展開してしまっていることに気がついたのが、
イカリングのかなり前でよかった。
あのまま進んでいたらイカリングごと大佐を葬っていただろう・・・。
それに、私がファンネルを使えることは秘密にせねばならないのだった。
機器の故障ということでかたずけねば・・。
そういっているうちに、イカリングに取り付く。
兵に機体を任せ・・・内部へ。気ばかりが焦る。
「待っていろ!シャア!」冷静に、ならねば。銃を構えてどうする。
私は侵入者ではない。いまだ、ここの最高責任者であるのだ。
落ち着いて、侵入者を排除・・ではない。釈明を求めるのだ、大佐に。
相談もなしに側近の人事をおきめになったことについて。
長くて読みにくい
3〜5行くらいでまとめてくれ
宇宙世紀0089、5月某日、イカリング 天気=なし シャアの日記
ころっと忘れていた。いや、あまりにシーマ中佐の責め苦が厳しかったため、
開放感から私は一番大事な事を忘れていた。
ナナイが武装して押しかけてきているらしい。戦闘モードだ。
各ブロックの警備をなぎ倒し、無効化しながら徐々にここに迫っている。
・・ええい、困った。まだ死者はでていないようだが・・。
キグナンは月に連絡があるとかで逃げ出した。副所長はラボから出てこない。
研究者連中は・・・
おお、そうだギュネイ、ギュネイはどこだ。
・・・ナナイの露払いをしているらしい。
シーマは、キャラはどこだ!
シーマは例の中尉の強化中、キャラは・・ナナイの護衛か。
私を、私の危機を救うものはだれかいないのか!
ドアが無情にも開かれた・・・。
「 恥を知れ!俗物!」眼が真っ赤だ・・うわまて、ニナを撃つ気か
「シャア、私と共に来い。」
「ま、待てハマーン!!」
「この、こうるさい見物人を倒してな。」やばいやばい、完全に切れてる。
「私と共に手を携えて、ニュータイプの世作りをするのではなかったのか!」
「戯言はやめだ!あたりはせんよ!!」銃声。
銃弾はニナを掠めて、壁に・・。警備兵は・・なんだと、私に銃を向けるのか?!
「これで終わりにするか、続けるか?シャア!!!」
「そんな決定権がお前にあるのか?」
「口のききかたに気をつけて貰おう!」
女のものとは思えない、凄まじいビンタ、グーのラッシュが私を襲った・・・。
気がつけばシャトルに手錠をされて乗せられている。
「ナナイ様に内緒でいろんなことしてましたからねぇ・・大佐は。」
キャラ、お前だって・・
「ニナさんとは、よく話した。彼女はこれからもエンジニアとして、我々のために
働いてくれるそうです、大佐」ナナイの冷たい声が・・・。
「私に同調してくれなければ、排除するだけだ。わかるな、大佐。」
「あとで、きちんと釈明していただきます。イカリングの軍は、シーマ中佐が
取り仕切る形で進めていますのでご心配なく。」
シーマのことも気がつかれたら、殺されるな私は。間違いなく・・・。
キャラがにやにやしている・・。
「それと、念入りにバスを使いましょう、大佐。そうしたらお食事にします。
積もる話もございますし。」
短い春だった。夢のようなイカリング暮らしは、こうしてあっけなく終了した。
繰り返すが、私がネオジオン総帥、シャア・アズナブルである。
むしろどう話をまとめるのかが気になってきた。
そのままつづけれw
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=晴れ ウォン・リーの日記
さて、難儀なことになったものだと思う。
ウラキ中尉に関しては、会長が御執心の為ハイそうですかというわけにも行かないので不本意ながら帰りのシャトルごと連邦軍に捕獲して貰った。
旧ムラサメ研究所出身の研究員に調べさせたところ、軽度の強化処置と記憶操作の形跡が有るとのことだが処置は可能だということだ。
流石にキグナン氏は怒っていたが、まぁお互いに中間管理職の悲哀は分かっているらしくある程度諦めているようだ。
うっすらと浮かんでいるグーの跡が痛々しい・・・。きちんと開放してあげるので許してほしいところだ。
宇宙世紀0089、5月某日、イカリング 天気=なし シーマの日記
月の帰りに襲撃されるとは予想外だった。目的は連邦軍中尉の奪還、そういうことらしい。
せっかくあたしの僕になりかかっていたのに、残念なことだ。
ただ、気になるのはどうみてもあれは情報部・・正規軍じゃない。
いや、むしろ連邦軍ですらないのかも・・。
まあ、あたしのしったことじゃないさね。もともといけ好かなかったんだしねぇ。
寝てあげたから少しは情がうつったのかもしれないけどね。
鬱憤晴らしを大佐でしようと思ったら、大佐は所長に半ば拉致されて連れ戻されたという。
浮気がばれた、皆そういって笑ってる。
あたしのことはしゃべらなかったようだね。皆いい子達だ・・。
ま、口の軽い奴は長生きできないがねぇ。
所長直々に、軍編成を司令官待遇で任されることになった。これはこれで、
まったくあたし向きの仕事だ。
大佐をからかえる日も、まあまたきっと来るだろうさ。
それまで傷つけないでおくれよ?所長さん。
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=晴れ ウォン・リーの日記
ウラキ中尉確保の首尾を会長に伝えたところ上機嫌になったようなのでついでニナ・パープルトンの件について伺ってみた。
「特に何かをする必要は無い。」とあっさりと言われた。
「一応、有能な技術者ですが・・・。」
「問題ない。ジオンのプライドにかけて間違ってもガンダムタイプなんて作らないだろうから、彼女は役に立たんよ。」
「・・・はぁ、そういうものですか・・・。」
「それよりも、他の研究員への例の処置は取っておいてあるかね?」
「はい、そのままスイートウォーターに残った場合でも、後日アナハイムでの再雇用を約束するという旨は伝えてあります。」
「結構。とりあえず連邦に対する言い訳さえ確保できれば問題は無い。」
「ジオンに洗脳されて、そのままというケースは考えられないのですか?」
「ジオンの洗脳方法というのは、自分の都合の良い記憶なりを植えつけ思考力を鈍らせるものだからな、それをやった場合研究員としては役に立たなくなるからやらないだろうな。」
「そこまで想定されていたのですか?」
「リスクマネージメントは商売の基本だからね。他に質問が無ければウラキ中尉は本社の医療施設にて保護・治療を受けさせるように。
それとキグナン氏には私からの親書を大佐に届けてもらうことにするよ。重症を負ったウラキ中尉はこちらで保護治療を行うとね。」
正直、会長の機嫌さえ損なわなければ悪くない職場だよな・・・。
宇宙世紀0089、5月某日、ロンディニオンの天気=雨 モンシア大尉の日記
ウラキをどこかの部隊が奪還したとか、しないとか言う噂が流れている。
どこかの、というのがはっきりしないし、奪還したのかどうか、生きているのか否か。
それすらも判らない。どういうことなんだ。俺はまだ情報部所属なんだが・・。
俺達の私的な動機から発足した部隊だが、徐々にひとつの形を取りつつある。
要するに、ジオン残党狩りのまともなチームになってきたってことだ。
コーウェンの爺さんのがんばりすぎ、なのかもしれないがな。
俺様専用ということで、ガンダムが回されてきた。気が利いている。
すごい機体だ。ティターンズでもこんなのはお目にかかれなかった。
しかし、この機体しゃべりやがる。女の声でだ。
俺は嫌いじゃないが、気が抜けるな確かに。何でこんなものが??
純粋な機体性能は凄い。有線のインコムというのが振るっている。
聞けばあの欠陥品、ジャグラー回されるところだったらしい。
ひやりとした。中将頼ってビンゴだったな。それに、とりあえずジム。
俺達の確保したバーザムだが、ガンダムに外装を変えてくれるそうだ。
まあ、中身は一緒なんだが・・士気の面で違う。俺はジム頭でも良かったが、
なんでもアナハイムのサービス、ということらしい。胡散臭いが
まあ、ニナの件もある。下手な真似はしないだろう。色はエゥーゴ色らしいが
そんなことはどうでもいい。
俺達の部隊が正規に第三地球軌道艦隊旗下の部隊として正式に発足するとの
辞令が届いた。俺が司令官・・なぬ!少佐に昇進つきか・・。
実にすばらしい。司令官がモビルスーツに乗るのはちとまずいかもしれんな・・。
あのガンダムはまたお預け、そういうことになるのか。
残念だ。
ま、キースの奴を乗せることだけは絶対に有り得ないがな。
ベイトとアデルに任せておけば大丈夫のはずだ。3座っていうのが
気になるんだが。単座操作もできるようだし問題なかろう。
とりあえず、ウラキの馬鹿を探さねばならんが、部隊結成を祝って
今日は飲むぞ〜♪
宇宙世紀0089、5月某日、多分月 天気=なし ???の日記
俺を監禁している連中の正体が判らない。ただ判っているのは、連中が俺の、
俺の心に影響するなにかを、やっているってことだ。
奴らの薬物が体に入るたび、いや、妙な装置の刺激のせいなのか、二つの記憶がぶつかり合う。
連邦軍中尉、いや、ジオン海兵隊中尉・・・
ここから抜け出さなければいけない。僕の、いや俺の記憶を取り戻すために。
おとなしく眠っているふりをして、様子を伺う。
いつもの、看護婦のようなのがやってくる。一人だ。油断しているな。
「ウラキさん、点滴交換にきましたよ・・何!警備・・」
「ちょっと大人しくしてくれないと、怪我するよ。」
仕方がない。彼女に自分が打たれていた薬物を無理やり点滴する。気を失う。
相当危険なものを打たれていたようだ・・。IDキーがあった。
服を・・服を奪わねば。
服を脱がしているうち、なにか凶暴なものが自分の中にこみ上げてくるのがわかった。
「うおおおおおおお!」絶叫したところまでは覚えている・・・。
「し、しまった・・」俺は彼女を強姦してしまったらしい。おまけに薬物の影響か、彼女は正気を・・。
「す、すまない」実験施設らしい場所だ。部屋を出ると監視の人間が追いかけてきた。
一人を気絶させ、もう一人を多分、殺してしまった。
僕、いや俺はどこでこんな体術を覚えたんだ・・・。頭が痛くなってきた。
情報端末を操作して、現在位置と施設の概要を把握する。
どうやら、ここは何らかの実験施設らしい。配管網や工事用の通路などを
経由して、外に脱出可能な何かがあると思われるブロックに向かう。
追っ手との接触はなるべく避けた。どうやら、僕は危機を感じると理性をなくし、
人を平気で殺してしまうらしい。なぜか、それに罪の意識を感じる。
とおもえば、手の中にずるりとした血の感触が・・・。
・・格納庫にそれは、あった。
「ガンダム・・だよな、これは。」
なぜ、海軍中尉の俺がガンダムを知っているんだ・・・。
吸い込まれるように、僕はその紫色の巨大な「ガンダム」に近寄っていった。
ハッチを開け、コックピットに乗り込む。
「!」女の、いや女の子が2人・・3人か・・。僕の心をなでたようだ・・。
いけない、これは、多分・・・。
俺は、力がみなぎるのを感じる。これは使える。シーマ様の元に、これを持ち帰れば役に立つ!
「いけ、サイコガンダムマークIII!」
・・・プチモビやら、ネモ・・そんな人形がなんの役に立つか!
「あはははははは!人形みたいだなまったく!これは凄い、凄いぞ・・オーキスなんか物の数じゃない!」
・・・オーキスって何だ??
僕の、俺の心をいじくるなんて真似をするからだ・・・。
研究施設そのものが、俺の操るこのマシンの力で焼け崩れていく様は爽快だった。
現在の位置は星図があれば確認できる。
さあ、帰還せねばならない。俺の敬愛するシーマ様の下へ・・。
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=雨 ウォン・リーの日記
なんて事だ。せっかく穏便に事が進んできていたのに。
ティターンズから接収したニュータイプ研究所の施設と人員、資料が・・。
全滅。だと。
ウラキがサイコを奪って逃亡・・。
直接私の責任ではないし、強く望まれたのは会長だ。保身の心配はしなくていい。
だがしかし。
これはどうすればいいのだ。連邦軍に発覚するのだけは困る。
我が社がなくなりかねない。事故で通せる規模じゃない・・。
拠点がひとつ丸ごと消えうせたんだからな!
手配は、手配はどうすれば・・。社内で何とかなるのだろうか?
ううむ・・。
やっとスウィートウォーターに帰れたみたいだね。
ナナイは許してくれるのか…?
宇宙世紀0089、5月某日、スウィートウォーター 天気=大雨 シャアの日記
ナナイのマンションでの生活は、キャラとふたりがかりで全身をたわしでこすられる
ことから、始まった。キャラがナナイの眼を盗んで妙な刺激を与えてくるので
少々厄介な事になったが。とにかく全身が腫れて痛い。
その後で、ニタ研スタッフ(なぜか婆、いやハイミス風ばかり)の全身洗浄・・。
体中の穴という穴を蒸留水だか消毒水で洗浄され、加えててんこ盛りの抗生物質の山を
投与されたらしい。副作用ではげてこないか心配なほどだ。
いま、私はパンパンに腫れあがった全身を一人寝のベッドに休めている。
というか、この部屋は何だ。まるで実験室だ。いつの間にこんな部屋を増築したのだ。
マイクでナナイの声が響く
「大佐、少なくとも悪い病気には感染していないのがわかりました。」
だからイカリングにいただけだというのに。
「全身洗浄も行いましたが、精神的な汚染が気に掛かります。
すこしそこで反省しろという事だ、わかったなシャア!」
「大佐、身の回りのお世話と運動はきちんとあたしがさせろってことになってます。
お任せください、ナナイ様。変な気を起こさないようにきっちり見張ります」
なんだと。これでは籠の鳥以下ではないか。
その日から、キャラの作った「一日の予定」に従った日々が始まった。
[7:00]起床&洗顔&ラジオ体操、新聞購読、黙想
[9:00]朝食(納豆に味噌汁、ご飯にお漬物)
[10:00]親衛隊との格闘技訓練
[12:00]昼食(カロリーメイトと水)
[14:00]親衛隊との格闘技訓練(続き)
[18:00]夕食(肉抜き、脂抜きの精進料理)
[19:00]親衛隊との格闘技訓練
[22:00]全身洗浄&就寝
何だこのメニューは・・格闘技訓練というのはほかでもない、キャラ以下、
ハマーン、いやナナイ親衛隊との死力を尽くした戦いだ。
なまった精神と肉体を改造する、とかいっている。だからって棒で殴るなキャラ!
この情欲のたぎりがそんな事でおさまるとおもっているのかあああああ!
何とかこの状況下を抜け出さないとおかしくなってしまう。
イカリング暮らしが懐かしい。やりすぎはいけないという事だ。
ナナイの気がいつ治まるのかは知らないが、そう遠い事でもない気がする。
大体、「変な気を起こすな」だと?
・・・私の精神は「変な気」だけで構成されているのを知らんのか。
私はネオジオン総帥のはずの、シャア・アズナブル@監禁中である・・・。
宇宙世紀0089、5月某日、月 天気=人工照明 ウォン・リーの日記
サイコガンダムの件は事故で押し通すよう、会長から指示がでている。施設の与圧に問題があり
事故が発生して死者が沢山出た、そういうことにしろとのことだ。
では、あのガンダムはどうするつもりなのだ。
・・・無視、するつもりなのか。
強化解除の途中の不安定な状態での暴走らしいのだが・・・。
どちらかで落ち着くのか、狂ったまま自滅するのか。
計測によればスウィートウォーターへ向かっているという。
惨事にならなければよいのだが。
とりあえず、詳細はシャア大佐に流したのだが、本人が受け取った様子がない。
ニュータイプ研所長名で、向こうで処理する旨回答が来ている。
専門家ではあるのだろうが。
とりあえず、私も休暇をとることにした。サイド6で保養するとしよう。
少々疲れ果てた。
宇宙世紀0089、5月某日、イカリング 天気=なし シーマの日記
あの、中尉が帰ってきた。かわいいことに大きなお土産をしょってねぇ。
いけ好かない奴と思っていたが、思いもよらず役に立つようだ。
何でも強化が中途半端らしいので、いちどラボに送る事になった。
頭すっきりさせて、お帰りよ、中尉さん?
大きな盾があったほうが楽かもしれないからねぇ・・。
連邦の新しい部隊が、この宙域をかぎまわってるというから、いざとなったら・・
ぶつけちゃえばいいさね。もともと向こうの駒なんだ。惜しい事なんぞあるものかい。
・・・こっちの所在隠しに使えるかもしれないしねぇ。
しっかり養生するんだよ、中尉さん。
430 :
通常の名無しさんの3倍:2005/07/03(日) 21:41:53 ID:OmrZjC73
最近夏バテ気味ですな大佐。
432 :
295:2005/07/05(火) 21:33:55 ID:???
また何か書きましょうか?
宇宙世紀0089、5月某日、スウィートウォーター、天気=晴れ ミネバ・ラオ・ザビの日記
スクールが終わって、部屋から街を眺めている。今日、シャアが様子を見に来るといっていた。随分会ってないような気がする。
最近、いつも連れているナナイという女が妙にムカツク。アクシズにいた頃へコヘコしていたくせに、私が皇女の座を降りたとたんにタメ口を利くようになった。
あの女の嫌がることは無いだろうか?・・いや、むしろあんな女をイチャつくシャアがむかつく!あの女の髪をピンクに染めてオカッパにしてやりたい。
宇宙世紀0089、5月某日、スウィートウォーター、天気=雨のち曇り ミネバ・ラオ・ザビ様の侍女の日記
ミネバ様が悪い言葉をお覚えになられてしまった。
「ムカツク」などと、粗野で聞き苦しく…
とてもではないが元王女の言葉遣いではない。
どこで覚えてこられたのか、調べさせねばなるまいか。
だがーーさては、ナナイ殿の差し金…?
いやいや、まさか。
猜疑心だけで不穏なことを申すわけにはゆかぬ。
ただでさえ危ういミネバ様のお立場が、悪くなるようなことだけは
せぬようにしよう。
最近 中弛みだぞ! アムロ!
寝言か…
中の人はいなくなったんだろうか・・・
キャラ贔屓酷すぎオナニー丸出しの酷いスレだな
439 :
通常の名無しさんの3倍:2005/07/12(火) 07:52:20 ID:x7UH5tap
取り敢えず……捕手?
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ + ホシュホシュ
と__)__) +
宇宙世紀0089、5月某日、スウィートウォーター 天気=雨
シャアの日記
・・・そろそろ人間モドキ共との戯れにも飽きてきたな
そんな事を考えながら、執務室でアナハイムから送られて来た
連邦の新規発注データを眺めていると、キグナンが執務室にやってきた。
以前から裏で何やら画策している連中の探索を極秘裏に指示しておいたのだが、
今日首謀者グループの特定に至ったようだ。
報告によると、どうやら旧ジオンのギレン派残党だそうだ。
私はキグナンにニタ研所属の士官数名と一個中隊分の人員を与え、
首謀者以下全員の即時射殺を命令した。
・・・フッ、所詮はスペースノイドからも既に支持を失った
ザビ家の残党等にもう用はない。
そして数時間後、キグナンが首謀者以下関係者全員の処理完了の報告に現れた。
やはり何名かは逃走を試みたようだが、コロニー市民の協力もあり
対象者全員の処分に成功したとの事であった。
このコロニーには、一年戦争でザビ家のコロニー落しで住み家
を奪われた者達も大勢いるというのに・・・
首謀者カリウスなる士官とシーマ、その他主だった数名をアナハイムに引き渡す事とし、
残りは中型シャトルで打ち出し爆破して事故に見せ掛ける事にした。
洗脳状態で保護された連邦士官も、何故か私の秘書をしている
この金髪の女と共についでに処分する事にした。
都合のいい事に、この二人は旧知の仲であるらしい。
シャトルでの不運な事故死なら誰も怪しまないだろう。
私は全ての指示をキグナンに伝えると、彼に退室を命じた。
明日は残りのクローンの処分だな・・・
私は人類を正しい方向へ導きたい
人の手で作り出され古い記憶を与えられただけの器に、
人類の未来を託せるものか
・・・そう分かっていても、人として生きている彼等の処分には未だに迷いが生じてしまう
・・・ララァ、私のこの甘さや弱さを断ち切り、導いてくれ
宇宙世紀0089、5月某日、スウィートウォーター 天気=雨
キグナンの日記
今日は長い一日だった。
以前から内偵していた地下組織の壊滅とアジトの破壊、それに事後処理である。
組織の関係者は、下士官から整備員、そして一部買収されたニタ研職員等総勢数十名にも及んだ。
私は陣頭に立ち、部下達に遺体のシャトル搬入を指揮していた。
搬入する遺体の中に、私の記憶にある者が何名かいた事には流石に気が重くなったが・・・
しかし・・・まったく、未だにギレン崇拝とは時代錯誤も甚だしい連中だ。
本物のミネバも行方不明となり、これで親ザビ派の核と成り得る
人物も一掃されたと思っていたのに、今度は歪んだ選民主義とは恐れ入る。
そうこうしている内に搬入も終わり、最後に例の連邦士官と金髪の女の遺体をシャトルに乗せた。
諜報員の情報によると、以前2人は恋人同士であった事もあったらしい。
あの世で仲良くな・・・
そう願いつつ、私はシャトルの発進と宇宙で待機中の工作隊に
事故偽装の為の隕石の発射準備を指示した。
そして数分後、シャトルの爆破を見届けやっと、この辛くて長い一日が終わったのだった。
・・・そろそろお気楽生活に戻りたいものだ
すごい決断だ…スレの流れが一気に変わる。
444 :
通常の名無しさんの3倍:2005/07/14(木) 17:37:22 ID:JgvD9mUs
貴君の英断に敬意を表する。
宇宙世紀0092、5月某日、スウィートウォーター 天気=雨
キグナンの日記
2年前に大粛正を行ったために、組織そのものが瓦解してしまった。ハマーンのネオジオンも
すでになく、このコロニー自体の大改修も始まっている。とてもではないが軍を起こせる状態ではない。
聞けば反連邦運動の基軸は、新興のNSP、エグムへと移行してしまったと言う。
大佐は、粛正にショックを受けて引きこもってしまった。しばらく妹さんのところで静養するとのことだ。
公社による改修もそろそろ終わるので、戻ってきていただいてもいいのだが。
私は新たに草の根から運動をやり直すべく、いまはパン屋として普通の生活をしている。
けっこうメロンパンの売行きがいいので生活には困らない。
キグナンの日記の続き
パン屋の朝は早い。夜遊び中心でたるんだ腹も、連日の仕込に
御得意さんへの配達、そして店番というルーチンワークをこなすうちに
だいぶ引き締まってきた。
良く焼けたパンをしげしげ眺めているうちに、ふと思い出したことがある。
大佐が粛正した連中だ。処理を直接鉄だったのだが、
金髪の女はどう見ても所長だったし、
黒髪の男はあの研究者だったような。
あれから所長とあっていないので気になるのだが。
副所長も姿を見せない。シャトルに乗り込んで月にいくとか
いっていたが、まさか大佐が爆死させたのではなかろうな。
まあ、いまとなってはどうでもいいことだ。
大佐も大それた企ては忘れて、妹さんのところでヒモ生活もいいだろう。
まったく連絡も来ないのだが。まさか途中で死んでいたりはしないだろう。あのひとのことだ。ふらっとあらわれそうなきがしないこともない。
宇宙世紀0092、6月某日、スウィートウォーター 天気=雨
キグナンの日記
今日、事故にあいかけた。釡が突然火を吹いたのだ。
電気系統の故障と言うことだったが、怪しげなサングラス男が
火事になったと通報してきたと言う。
寒気がした。
今度は俺も処分する気じゃなかろうな。
よくよく考えたら大佐はそういう男だった。
身辺整理しておいたほうがよさそうだ。俺の寿命もさほど長くないような
そんな予感がする。
今日も雨が止まない。
宇宙世紀0092、6月某日、スウィートウォーター 天気=雨
シャアの日記
軍の基礎さえできてしまえば後は時期をまっていればよい。
不要な連中はクローン処分を名目に切捨てた。
目端が聞くキグナンだけはまだ生きているのだが。
人間もどきと軽蔑していたが、実にクローンとは便利なものだ。
オリジナルの余計な知恵を使わない私の人形としてはちょうどいい。
戦死者と言っても泥人形だ、いくらでも補充できる。
私が人類を粛正する、その道具として軍が必要なのだ。
オリジナルには消えてもらったが、資質のある者達はバックアップを
とってある。じきに、私のネオジオンの旗揚が行われるだろう。
そのときの幹部は、私に従順でなければならないんだよ。
パン屋の親父としては、少々頭がよ過ぎるな、キグナン。
君にも、代わりはすでに準備してある。
さあ、決起のときは近い。アナハイムに預けた連中の調整も
そろそろ終わるころだろう。
449 :
シャアの日記:2005/07/15(金) 07:40:13 ID:XOZ7RhIq
宇宙世紀0092、6月某日、地球の天気=北半球はおおむねはれ
投資家として一本立しているアルテイシアの許に身を寄せてから、早いもので2年が過ぎようとしている。連邦議員の不甲斐なさに失望し、地球を見限ったハズのこの私が、こうして地上で静養などとは……われながら道化を演じているとしか言いようがないというものだ。
しかし、ここの生活はいい。うまい食事とうまい空気。スウィートウォーターの循環空気とは一味も二味も違う。そして毎日午後3時ともなれば、アルテイシアと2人でお茶を楽しむ。天気がよければテラスに出て、オープンカフェと洒落込むのである。
「ときに兄さん」
アルテイシアが言った。今日も天気がよいので、外でお茶をしている。6月の日差しは早くも夏の到来を告げており、われわれはテーブルの上に大きなパラソルを広げ、日よけにしていた。
「なにか、アルテイシア」
はるか遠く、かすかに見えるアルプスの峰々をぼんやりと眺めながら、私は返事をする。
「兄さんは、将来どうするつもりなの?」
今年に入ってから、週に一度は必ず聞かれている質問だ。この歳でいまさら将来もクソもあるかボケ、と怒鳴りつけてやりたいところではあるが、なにぶん居候の身である。私の答えは決まっていた。
「ン……まあ、なるようになるさ」
われながら、口にするたび苦笑を禁じ得ないというものだ。
「ふざけないでちょうだい」
ため息混じりのアルテイシアの声。私は、妹の顔に視線を向ける。
「スウィートウォーターでパン屋さんが大好評らしいじゃないの。メロンパンが目玉商品で、地上でも売ってるくらいなのよ。部下にばかり苦労させて……兄さんは総帥なのでしょう?」
……その話はやめていただけないものか――私は胸のうちでつぶやいた。
悪夢のような2年前の記憶はだいぶ薄れてきたものの、私にはまだ休息が必要なのだ。
「……わかっている。おまえも人の心配ばかりしていないで、早く結婚相手でも探すのだな」
「……兄さんこそ」
われわれは顔を見合わせ、どちらからともなく笑い出す。未だ地球圏は平和であった。
うわ…すげー読みづらいじゃんこれ…orz
ごめんなさい。
宇宙世紀0089、5月某日、スウィートウォーター 天気=晴
シャアの日記
昨日の地下組織の壊滅に続き、今日はクローン達の処遇についてナナイ達と話し合っている。
アクシズから脱出した技術士官がリークしたクローンに関する情報をニタ研で解析した所、
現在のクローン技術では一定期間を過ぎると遺伝子の一部が異常をきたし、突然死に至るそうだ。
データ上では長く保って半年程度らしい。
・・・なら、自ら手を下す必要はないか
正直、私は安堵した。
私はギレンのような独裁者でも、人の命を数字として計算出来る程冷酷な人間でもない。
こんな私をシロッコ辺りなら、甘い男だと嘲笑するのだろうな
クローン達に関しては時間に解決を任せ、当面の組織運営についての話題へと遷っていった。
今回の一連の騒動で、スウィートウォーター自体が連邦に目を付けられたらしい。
アクシズの難民受け入れで、かなり派手に動いた直後に駐在武官の失踪騒動た。
幾ら無能な連邦といえども、そろそろ何らかのアクションを起こすだろう。
昨日のアナハイムの情報からも、新艦隊の設立を容易に予想出来る。
アナハイムといえば、メラニー会長にも直接詫びに行かねばなるまい。
ただ、今回の騒動でダカールの演説に同調してくれた数名の議員が、
私の生存を確信し水面下で面会を申し入れてきているようだ。
このままここに居座るのも危険ではある。
私は地球に降りる事を一同に告げた。
・・・そういえば、ハヤト君とカツの墓参りにもまだ行っていなかったな
宇宙世紀0092、6月某日、地球 天気=雨 シャアの日記
今日もアルティシアの淹れてくれる紅茶を飲みながら、のんびりとすごしている。
ふと思い立って、3年前の騒動に関する記録を読み返してみたが、今思えば軽率だったと思う。
クローンに関する情報がほぼ憶測であった事を含めてだ。彼らはまだ健在だ。
件のグレミー・トト初めとするアクシズのクローンは通常の生育をしていた事を
すっかり忘れ去っていた。地球圏の技術は立ち遅れているのでテロメアの問題は
解決できないでいたはずなのだが・・。高速育成がもたらす悪影響も期待したのだが、無駄だった。
いまではNSPなどの反連邦組織の中核として、件のクローン海兵は暗躍している。
そのあたりのコントロールは、生き残ったキグナンを含めてネオジオン系の人間の手を離れてしまった。
加えて、スウィートウォーターは連邦の手で大改修が施されている。
乱暴な事に、サイド3から密閉型のコロニーを移送してきて連結したという事だ。
不安定極まりない状態だが・・私の手による組織自体は壊滅してしまったままだ。
件のエグムも含めて、アナハイムに預けたカリウス軍曹が情報の提供は続けてくれている。
抵抗組織としてのネオジオンの再建も、それなりに進めてくれているらしい。
神輿は安んじて担がれるのを待っていてくれればいい、そういっていたな。
キグナンはパン屋として成功を収めているらしいが、最近事故にあったという。
大丈夫だろうか。
連邦議会に立候補するという道もあったのだが、正直各種の政治団体から俗物どもが
もみ手で押しかけてくるのに閉口してやめてしまった。思えば首相になるべきと
ハヤト君がいっていたが、私には向かない道だったのだろう。
とにかく、いまは待つだけだ。時が満ちれば私に再び起つことを、禿・・
なぜ禿げ頭が思い浮かんだのかわからないのだが・・・時代が望んでくるに
違いない。そのときまでは英気を養いつつ・・・。デイトレーディングの手伝いでもするとしよう。
アルティシアは皺が増えるから止めてくれというのだが。
そういえば、この間連邦軍の新部隊編成のニュースが流れていた。
アムロにブライト、とうとう私の小細工から逃れたという事か。
大げさに部隊結成式典とか言う写真が載っていたが、あのウラキらしい男も端に載っている様だ。
強運なのか、馬鹿なのか。命拾いをしたのなら下野してジャンクでも
いじっていればいいものを・・。立ち向かうなら粉砕するまでだ。
むう、小豆の相場は下降気味か・・・。またビンタされるのか・・。
私は決して軟弱者ではないぞ、アルティシア。
宇宙世紀0092、6月某日、5thルナ 天気=なし カリウスの日記
強化の影響からシャア大佐が錯乱して、組織自体の壊滅を図ってしまったあの事件から
3年、大佐ご自身には休養をとっていただくことにした。あの方は神輿としては
動きすぎるし不安定極まりない。キャスバル様がダメであればアルティシア様を
担げばいいという意見が最近は強くなっている。ご自身の意思は関係ないわけだが・・。
クローン海兵は順調にテロ・ゲリラ作戦を遂行して成果を挙げつつある。
困った事に、連邦側で対テロ対策チームが正式に立ち上がってしまったが。
我々もすべてをコントロールできるわけではない。
強化し損ねたウラキとかいう男が、どういう経緯か復帰したと聞くが・・。
現在私は、地球壊滅へ最後の一手となる、隕石落とし作戦の準備活動に
専念している。第一番目の候補は、軌道変更が行いやすく、連邦政府自体へ
止めを刺すのに手ごろなここ、フィフスルナだ。構造と要員配置、
それに詳細なエンジン配置などの情報は実地に見ておかねば解らない。
この後はルナツー、アクシズ、ソロモンなどを落とす事が手ごろなのだろうが、
どこも連邦軍が駐屯していてなかなか調査する事も出来ない。
核パルスエンジンを動かすにも核燃料は必要となる。今の悩みはそこだ。
星の屑の際にも、起動のためのエネルギーを得るために苦労したというが・・。
ニタ研の幹部を騒動の際、謀殺できたのは収穫だった。それ以降我らの同志が
組織的な反連邦活動のほぼすべてを掌握する事が出来たからだ。
重傷を負ったハマーン、いやナナイ所長だけは助けざるを得なかったが・・。
功罪併せ持つとはいえ、ハマーン派の人間はまだまだ多くいるのだ。
彼女も昏睡状態で2年ほどを過ごし、いまはリハビリの過程にいる。
大佐には彼女の生存はあえて知らせていない。完全に回復してきてからの
動きが気になるところではある。おそらく巻き返しに出てくるだろう。
目的は同じはずだが、女というものはどうしても邪な意思を混ぜてくる。
宇宙世紀0089、7月某日、5thルナ 天気=なし
とある連邦士官の日記
最近、兵士の間で妙な噂が流れている。
なんでも、ある特定の区域に入ると背筋に嫌な寒気がして、
時折ぶつぶつと呟く男の声が聞こえてくるらしい。
そんな事ある筈ないだろうと、私も試しにその場所を通ってみた。
・・・噂は本当だった。
私は直ぐ様上官にその事実を報告したが、上官も最初は信じていなかった。
しかし、無理矢理その場に連れていった所、同じ体験をしたようだ。
そして、まずは現実的にその区域一帯の調査を職員総出で行なったのだが、
物理的な形跡は何も発見出来なかった。
その調査結果を報告に上官の部屋を訪ねると、そこには何故か民間人の女性がいた。
上官は報告書を見ながら、やはりといった感じの表情である。
そして上官から、その女性はムーンムーンから招いた霊媒師であると教えられた。
彼女曰く、あの区域には何かが憑いているらしい。
ただ、そんなに強力なモノではないようなので、すぐに除霊してくれるそうだ。
一応、彼女に護衛として鈍感な兵を数名つけ、待つ事数十分・・・
無事除霊に成功したようだ。
彼女の説明によると、その霊は自分が死んだ事を受け入れられず、
時間と空間を越えてここに取り憑いたという事だ。
なんでも、自分はジオン軍軍曹のカリなんとかと名乗ったそうだ。
上官の部屋に戻ると上官から除霊の謝礼を渡した。
小心者の上官は、それ以外にもその区域に貼るお札やら、供養の為の仏壇も彼女の薦めで購入したようだ。
かなりの出費にはなるが、経費として落ちるのだろうか?
まぁ、私の故郷のアジアの小国ではこの季節に付き物の話ではあるんだが・・・
宇宙世紀0092、7月某日、5thルナ 天気=なし とあるコロニー公社職員の日記
>>454という内容の落書きが、数年前の事故現場の壁面で見付かった。
過去の記録を調べたところ、なんでも酸素欠乏症にかかった作家志向の作業員が、
無理矢理霊媒師を呼んでわけのわからない儀式を執り行ったときに、
トランス状態で書き込んだらしい。
宇宙生活者にはないとはいえない事故ではあるが、この科学万能の世の中にオカルト趣味とは
呆れかえってしまった。薄気味が悪いので壁面パネルごと取り外し、自己発光型のパネルに
置き換えた。やはり暗いのはよくない。
儀式の際に、爆発物を仕掛けたが量を間違えて隔壁を吹きとばしてしまい、
爆発的な減圧の中で悶え苦しみながら作者は息絶えたという。
そういえば、取り外した部品には少なからず黒いしみがついていたが。あれは血痕だったのか。
気の毒なことであるとは思う。
最近、怪しげな男たちがいろいろ調べ回っているが、この石塊を買い取るつもりの
月資本の金属精錬企業のスタッフだと聞いて安堵した。
いまさら戦争があるわけもなく、いまは平和な時代がきているのだ。
この石ころも、コロニー建造のための貴重な資材になるはずである。どんなかたちになるとしても。
なんてゆうかグダグダだなぁ・・・・・・
無理に自分の好みに話持っていこうとして前の流れを無視するのはいかがな物か・・・・・
83て無理にプッシュする程CCAと深い繋がりなんてあったっけ?
そもそも、何で空白を妄想で埋めて遊ぶスレで2年も飛ぶ必要があるんだ?
ネタがウケなかったその事実を受け入れて方向修正すればいいジャマイカンw
あんま無かったと思うよ繋がり
むしろ戦慄のブルーの方が繋がり有るとすら言えるくらいだし
(ブルー小説で主役がアクシズ押すのに参加したという後付けが有るくらいだがね)
っでキグナン死んだの?結局
どうせ2、3人しか書いてない過疎スレでなにをいってるんだか。
最初は流れがぶつかると必死でそれぞれががんばるから面白かったのに
グダグダになったのは前の流れをぶった切って皆殺しとかやっちまうからだろ。
クローンもアレだがな。
まあ、ちょうどよく皆殺しになったことだし、このままスレ沈めて新スレで巻直せば
良いと思うがどうよ?w
ROM人だけど意見いっていいん?
やっぱり初期の大佐の中の人とこの頃の中の人はちがうんかな?
初期の人はミリタリー路線だったみたいね。
ほいで、おちゃらけ風俗路線と0083持ち出したミリタリー路線改が乱入。
ついで801の臭いがぷんぷんする叙情路線が乱入たと読んでる。
いま必死なのはあとのふたりじゃね?
初期書いてた人はZZとCCAの設定から踏み外さない様
注意して書いてる様に見うけられない?
今読み返してみると
ごめん気のせいだわ・・・・・
しかしネタスレがよく持ったものだ。
職人さんおちかれさまですたwww
465 :
通常の名無しさんの3倍:2005/07/15(金) 21:56:19 ID:2K1FIKdy
0083ネタを使ってもクローンネタがなきゃ面白かったんだけどね。
俺は結構面白がってたがな。
SガンとかサイコガンダムMK3とか出されるのは萎えた・・・・・・
でも あぽんじーるってネーミングセンスは何故か好きだ
初期からいた者だか 最近の流れは わけわからんだったよ。
2年でなくて3年だったね…orz
イカリングからの脱走を2回阻止されて、さすがに気力が萎えたんで
しばらく書いてなかったんだけど、キグナンの鬼展開に触発されて
ひさしぶりに投下したんだが…
リレーだから、ある程度グダグダすんのは仕方ないんではなかろうか。
1人でネタを引っ張り続けることはどだい不可能なわけで。かといって、
他人の振ってくれたネタでも、気に入らない場合だって当然あるだろうし。
おれはROMに戻るけど、書いてくれる人がいる限りは、生暖かくでもいいから
見守っていきませんか。書き手にしたって、読んで楽しんでくれる人がいると
思うからこそ、書く気力も湧いてくるんだしさ。
そっすね
んま上記のレスは参考意見位にとってもらえると幸いと言うことで
>>469氏お疲れ様でした
皆殺しにしたのまずかったでしょうか?
一応10日程本編スレが止まってたので、他の方に繋げにくいのかと思い、纏めて処分しちゃったんですが・・・
ネタスレで揉める気もないので私も以降はROMに戻りますが、最初の頃のこのスレのふいんき(ry
が好きだったので、1000まで続いてくれると嬉しいです。
このスレ 愛されていたんだな…
473 :
通常の名無しさんの3倍:2005/07/17(日) 15:50:41 ID:GqKmYKNU
俺はこのスレの前身のクワトロの憂鬱の時からのファンです。
474 :
通常の名無しさんの3倍:2005/07/17(日) 16:13:12 ID:GqKmYKNU
クワトロの憂鬱の時からのファンさ!
愛してはいない、恋してはいたが
まだだ まだ終わらん…
477 :
リュー:2005/07/18(月) 23:37:05 ID:???
おもんねー
478 :
通常の名無しさんの3倍:2005/07/19(火) 23:31:03 ID:1Ma/9RIc
とりあえず 保守しときます。
さあ 仕切り直しだ。
今まで そう死んだ彼等たちも 無理矢理の後付け設定よろしく何事もなかったようにしている。
時を少し戻そう。
私が地球から帰って来た頃に…。
それでは 後はよろしく頼む。
シャア アズナブル
額の傷が疼く。というか、痒い。通常の三倍は痒い。
アムロの動きに連動しているのか?
私が誰のせいでこんな目に遭ってるのか、それを解るんだよアムロ。
あいにく近くにナナイはいない。
だが他の人間に「おでこがかゆいの」などと言えるはずもない。
とりあえず昔ウォンさんからもらった「近視と虫歯以外なんでも効く薬」でも塗っておくさ。
噂では、どこかにこの薬と同じ名前のコロニーがあるという。
そこではアッガイやズゴックが舞い踊り、訪問者を出迎えるのだとか。
所詮は噂、とはいえ気になることはある。
果たして、そのズゴックは赤いのか。
水中用でない、主に赤いザクやゲルググはどうなっているのか。
もし私が訪れたなら、通常の三倍は歓待してくれるのか。
そんなことを考えながら必死に額を捏ねくる私。
気づくとキグナンが私を訝しげな目で見つめていた。
大丈夫だキグナン。今は変なプレッシャーも受信していないし、怪しい光線をひり出したりもしない。
こうしていると眉間の皺が緩むんだ。一緒にどうか?
…笑うなよ、ギュネイが見てる。
>>怪しい光線
カイの中の人かw
483 :
通常の名無しさんの3倍:2005/07/25(月) 12:37:51 ID:q8b14Xk5
保守
まだ時を待とう
夢にガルマが出た。なぜか意味もなく照れ笑いをしていた。
いや意味はあったのだろうが前後を忘れてしまった。
ずいぶんと彼のことを忘れていたから無意識に自責の念があったのか。
今彼に会ったら彼は私を責めるだろうか!?
しかしきっと私はまるめこんでしまうだろうな……。
ザビ家の坊やはたしかに私の友人だった。今すぐなにもかも捨ててしまいたい。
地味にここって 蚊が多いなと思い そこで 部下に蚊の駆除を命令したら 何をとち狂ったのか もう少しでG3ガスを注入される所だった。
久しぶりにズボンを濡らしてしまった…
そういえば 俺のあのマスクどこいった?
488 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/04(木) 00:37:32 ID:Gx/YVv3+
それは知らん。
ア・バオア・クーで漂ってんちゃうん?
490 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/06(土) 10:11:03 ID:9LKTalvv
私のテーマ シャアのテーマがあるって聞いて 楽しみにして聞いたが あれは激しく萎えるな。
放送禁止にしよう。
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,イ」_ |ヽ_| l、
/└-.二| ヽ,ゝl
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| /.__';_..ン、 ビ〜ィ〜ム かがーやーく♪
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//--─'( _●_)`ーミヘ フラッシュバックに〜ぃ♪
<-''彡、 |∪| 、` ̄ ̄ヽ
/ __ ヽノ Y ̄) |
(___) Y_ノ
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∪ ( \
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,イ」_ |ヽ_| l、
/└-.二| ヽ,ゝl
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| /.__';_..ン、 ヤツのかげーー♪
/ /<二> <二>!゙、
//--─'( _●_)`ーミヘ
<-''彡、 |∪| ミ __>
( (/ ヽノ_ |
ヽ/ (___ノ
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_人人人人人人人人人人人人人人人_
> シャア♪ シャア♪ シャア♪ <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
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,イ」_ |ヽ_| l、〈〈〈〈 ヽ ,イ」_ |ヽ_| l、〈〈〈〈 ヽ ,イ」_ |ヽ_| l、〈〈〈〈 ヽ
/└-.二| ヽ,ゝl.〈⊃ } /└-.二| ヽ,ゝl.〈⊃ }./└-.二| ヽ,ゝl.〈⊃ }
l ,.-ー\/. 、l | |. l ,.-ー\/. 、l | | l ,.-ー\/. 、l | |
| /.__';_..ン、! ! | /.__';_..ン、! !| /.__';_..ン、! !
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| /.__';_..ン、 ズチャッ チャチャッ♪
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//--─'( _●_)`ーミヘ
<-''彡、 |∪| 、` ̄ ̄ヽ
/ __ ヽノ Y ̄) |
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∪ ( \
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シャア♪ シャア♪ シャア♪
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//--─'( _●_)`ーミヘ //--─'( _●_)`ーミヘ //--─'( _●_)`ーミヘ
<-''彡、 |∪(⌒ヽ __><-''彡、 |∪(⌒ヽ __><-''彡、 |∪(⌒ヽ __>
/ __ ヽノ\ ヽ. / __ ヽノ\ ヽ / __ ヽノ\ ヽ
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/└-.二| ヽ,ゝl
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| /.__';_..ン、 ズチャッ チャチャーッ♪
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<-''彡、 |∪| ミ __>
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ヽ/ (___ノ
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( ( ヽ |
/ ) ∪
(_/
昨日 ゲルググが腹の上に… 金縛りにあったよ。
494 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/08(月) 23:49:01 ID:kAd3OkVB
そういえば皆様 私の赤いザク知らない?
最近は女が乗ってる。
死亡フラグ立ってるけど
初期から中期は面白かった。
特に、名前欄にシャアの日記と書き込んでいた職人さん。
いきなり流れ変えられちゃって無念だったでしょうね。
変わった瞬間すぐわかった。やっぱネタ以上に、文自体や流れに緻密さがないもん。
その前から妨害工作されてたけど。
面白かったなぁ、このスレ。さよなら。
>>496 同意だ。 けど早まるな。
もう少し様子を見てみよう。
そうですね‥‥書けもしないのに偉そうな事を言ってすみませんでした。
やっぱりこのスレが好き。
499 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/10(水) 14:43:10 ID:vmmp93hp
だな。
忙しくなったのと、突然クローンみたいな流れになったので、、、
期待してくださった方には申し訳ないです。
また 新しく流れを作ればいいじゃん。
そだね。
ほー保守
504 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/15(月) 00:17:15 ID:80eNU/0m
俺のグラサン 二万円もするのか!?
大佐の関連商品は大人気ですからね
ちゃんと肖像権料貰ってます?
それはボッタクリだな。
私はアンマンの安い露天で買ったんだが…
507 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/17(水) 16:00:23 ID:eXKJlnY7
大佐 そでまくりすぎですよ!
もうすぐ 私の活躍がBS2で見れるから チェックするように。
509 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/19(金) 23:16:02 ID:PUjMnJdV
大佐!
3倍モードでもヴィデオに入りきりません!!
わたしにHD&DVDを買えとおっしゃるのですか!
薄給なのに・・・
戦場で手柄を・・・
シャア大佐だって(ry
>>510 俺今そいつで録画中だよ。一本740円は少し痛かったけど
5倍速デッキ買え
>>509 君の740円は無駄ではない。 よくやった!
早くエンコして流せ
一年戦争の時 ルウム戦役がピークだったな…。
517 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/23(火) 23:36:01 ID:ZHrgi0s6
今更ながら ジオング乗る前のあの生意気な整備員 殴りたくなってきたよ。
私は結構根を持つからね。
大佐は 執念深いですからね。
519 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/25(木) 11:32:22 ID:t+eJk0BX
大佐! 仮性包茎てほんとうですか?
それが本当なんだ。
いざという時にモノになっていれば仮性でも構わないですよ、大佐
522 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/28(日) 07:40:55 ID:R8aM2Dx/
けれど まだだ まだ終わらんよ!て 叫んでも すぐ果ててしまうんだ。
けれど まだ終わらんよ!て 叫んでも すぐ 果ててしまうのだよ。
526 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/29(月) 16:46:53 ID:FVVKHhUF
大佐て 生え際きてません?
最近オールバックにしてしまったからな。
仕方ないことだ。
つ【リアップ】
>>528 ありがとう。
いやそれ以上にネオジオンの機密費の半分を 毛髪に注ぎ込んでしまったのだよ。
ナナイあたりに 激怒されそうだが。
実際アンパンマンを食べた感想を教えていただけませんか?
531 :
通常の名無しさんの3倍:2005/08/31(水) 17:52:01 ID:UuTYdRAg
私も聞きたい。
532 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/01(木) 20:12:33 ID:wHqgzZyR
甘い。
533 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/02(金) 13:22:14 ID:xAaaE9F1
何回か食べたが数回に一回はウグイスあんだった。やるな、ジャムおじさん!
534 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/02(金) 23:26:44 ID:JxB/shmV
シャアの中の人とアンパンマンの中の人が元夫婦て事?
そうだ。
ある意味 シャア大佐は マチルダ中尉を食べてました。
死んだ ウッディ大尉も 浮かばれないな。
536 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/04(日) 11:40:06 ID:Oczo3WJE
そりゃ 怒り狂って ホバーで 特攻かけるわな
宇宙世紀0089〜ナナイの日記
「近頃の大佐は私を馬鹿にしてるわ・・・」
「他の女といちゃいちゃして・・・」
自室で書類を整理しながら不満をブチブチ言ってると、大佐に呼び出されたので
私はすぐさま大佐のもとへと駆けつけた。
私がドアを開けて部屋にはいると、大佐は椅子に深く腰掛けて、私を見つめていた。
最近の雰囲気と少し違う。あんなに鋭い大佐の目なんて久しぶりに見たわ。
私が大佐に何かご用でしょうかと聞いたら、大佐はいきなり私に銃をつきつけてきた。
私は冷静を装った。けど声は震えてたかしら。
「どういう冗談ですか。大佐」
「ナナイ。君には選択肢がある」
「え?」
「死ぬか、私の奴隷になるかだ」
奴隷ですって!?大佐は私の言うことを聞いていればいいの。それが私に奴隷になれ
だなんて。私は大佐を睨んだ。奴隷になるくらいなら私は死ぬ。
私はそこらへんの女とは違うのだ。けど、これだけは聞きたい。
「大佐・・・奴隷は大佐と一緒にいられるのですか」
「奴隷というのは主人にへばりつくものだ」
「・・・奴隷になりたいです」
「よし、今からナナイは私の奴隷だ。それでいいな」
「はい。私は大佐の奴隷です」
-----------------------------
と言う夢を見てしまった。なんと破廉恥な。私は大佐の奴隷なのではない。
奴隷になるのは大佐のほうである。私はマゾなのではない。けど・・・
私は夢を思い出しながら、枕をキュッと抱きしめていた。
宇宙世紀009? シャアの日記
久しぶりに地球に降りた。相変わらず馬鹿ばかりである。だれか重力が脳に与える
悪影響を科学的に立証してほしい。馬鹿は馬鹿なりに生きているとは言うが、
その馬鹿が産み出す元凶の数々を考えると生かしてはいけない。
それにしてもだ・・・こうやって地球に降りたのは良いが、ここはどこなのだろう。
冷却化してやる前に、思い出の地でも巡ろうというのに、
自分の居場所が分からなくては話にならない。
ここは古戦場だろうか。多くのビルが破壊され、廃墟となっている。町の規模や
交通機関の発達していた形跡から、昔はここも大都市だったのかもしれない。
今では犬一匹いない。崩れ落ちそうなビルと、瓦礫の山である。
私はとりあえずこの町を散策することにした。
この破壊されたドームも昔は数万の人々で埋まっていたのだろう。
自分で作り上げた物を自分の手で破壊する。しかも地球に傷跡を残して。
人類の業の深さ。それをこの町は教えてくれているような気がする。
不意に私の視線がある方向に止まった。いないはずの人がいる。近づいてみると
老人であった。瓦礫に腰掛けて、じっと空を眺めていた。私は興味を持った。
「老人・・・こんなところで何をしている」
「ん・・・人かい。珍しいねぇ。老人の作り話を聞いてくれるかい」
どうせ予定もない旅だ。暇だ。聞いてみるか。
「あんた、ガルマ・ザビってのを知っているかい」
「ああ・・・名前だけならな」
「そいつがねぇ、死んだのはここなんだよ」
老人が自分の座っている瓦礫を小突いた。
「なに?ガルマ・ザビは戦艦ごとふっとんだんだろ」
「いや・・・瀕死だったが生きとったよ。わしがこの瓦礫に運んで横にしたんじゃ」
「どうして老人がそこにいたんだ」
「いやねぇ・・・ワシもその戦艦に乗り込んでいたのよ。
ワシは砲撃手だった。あのときは死にかけたよ。おかげで脚は悪くなったがね」
少し驚いた。しかし私にはどうでもいいことだ。
「そのガルマ・ザビは若かった」
坊やだからな
「だがあのボロボロになった体でも泣き言は言わなかったなぁ
しかし最後に”シャア・・・”と言ったときに涙を流してね、
そのまま事切れちまった。そう言えばあのときの戦闘には赤い彗星という
エースが出撃してたんだ。よっぽど頼りにしていたか、心配していたんだろうね」
くだらない。だからあの男は最後まで坊やだったのだ。それにしても
”シャアは・・・”後に続いた言葉はなんだったのだろう。恨み言だろう。
でなければ?
私は無言のままその場から立ち去った。背後から老人が私の名前を聞いてきた。
「赤い彗星のシャアだった男だ」
「え?なんじゃって・・・」
私は振り返りはしない。そうやって生きていくのだ。
球の重力は人の記憶までも縛り付けるのだろうか。
宇宙世紀009? シャアの日記〜旅行中
「お母さん!あれほどお父さんの下着と一緒にあらわないでっていのったのに」
「え?そうだったかしら。あなたそこどいてちょうだい!掃除機の邪魔よ」
「臭いがうつるのよ!オヤジの臭いが!」
「な?」
「あなた!さっさとどいてちょうだい!まったくたまに帰ってきたと思ったら
ゴロゴロ。ほんとお荷物なんだから」
「それはないだろ・・・職場でもお荷物扱いなのに、家くらいわたしのことを」
「お母さん聞いてるの!?それとお父さん、お風呂は最後に入ってっていってるでしょ」
「うう・・・わたしは艦長だぞぉ」
「何言ってるの!ここは賃貸マンション!そんな言葉は一戸建てを持ってきてからいいなさい」
ハサウェイ!ハサウェイ!ゲームばかりしてないで手伝ってちょうだい」
「・・・むり・・・めんどう・・・」
「どこいくのハサウェイ!」
「・・・ゲーム・・・買ってくる」
「あ〜お兄ちゃん、また女の子のでてくるゲームでしょ!」
「うるさい!」
「あなた!だからそこは邪魔!」
---------------------------------------------------
地球冷却化前に、世話になったブライトを訪ねようとした。が、
ブライトの境遇のひどさに私は諦めてしまった。彼の指揮能力は家庭では
発揮できなかったらしい。せめてお土産のスペースノイド饅頭を
玄関ドアにかけておく。ブライト!今度は戦場で会おう!
ガチャリ
「うう・・・わたしには・・・艦長だぞ!」
「・・・」
私はネオジオンの総帥。頑張るお父さんの味方である。
ついに書き手が現れたな。
宇宙世紀009? ナナイの日記
近頃、大佐が妙に甘えてくる。従順なのは良いが、クールではない大佐は嫌だというより、
気持ち悪い。少しつっぱねてみた。
「うう・・・ナァナァイ〜〜〜無視しなでぇぇ」
「僕にはナナイしかいないんだぁぁぁ」
涙目になる大佐。気づいたときには、私は大佐を抱きしめていた。
「いくらでも甘えてください・・・大佐」
「ナナイ・・・懐かしい匂いがする」
「ネオジオンの総帥が子供のようなことを言って」
「でもナナイの前だけだもん」
「あら・・・大佐ったら」
「ナナイの代わりはいない。だからずっと一緒にいて」
「大佐 可愛いわ・・・」
------------------------------------------
と言う夢を見た。まだ夜中の三時である。口の周りがよだれで濡れていた。
心拍数も心なしか高い。口を拭き、再び寝ようとしたが眠れない。
だからこの日記を書いている。ペンが踊る。躍動する。息が荒くなってきた。
「ナナイの代わりはいない」
何だか鼻血がでそう。
私はNT研究所所長ナナイ・ミゲル。できる女だ。
宇宙世紀009? シャアの日記〜旅行中
思い出の地、ジャブローに行ってみた。が、あの頃のような秘密基地の
面影はなく、大自然を適度に満喫できる観光地となっていた。私はクルージング
ツアー客の一人として、小型のクルーザーに乗り込んでいる。
「左に見えますのがぁ被弾したザクUであります。ジャブロー攻略作戦の際・・・」
拡声器を持った添乗員が移り変わる場面に応じて説明をしていく。一年戦争において、
ここでは地上戦最大の戦闘があったのだ。それも今では昔の話。ミリタリー好きや
平和ぼけした阿呆どもが自虐心を満たすために役立っているにすぎない。
クルーザーは、秘密の水路からジャブローの地下へと進む。いよいよである。
いよいよ、私が一番輝いていた場所にくるのだ。このパンフによると、MS戦の
記念碑が建っていると言うことだ。と言うことは、私のズゴックがへなちょこジムを
「む・・・!これは!?」
私は確かにズゴックでジムの腹を貫いたはずだ。あのときのジムの情けない腰の折り方は
今も記憶している。私は輝いていた。負け戦でも輝いていた。だが、記念碑では違った。
本来のズゴックがになうべきポジションを、あのガンダムがしているではないか。
私のズゴックはビームサーベルで腹を貫かれている。
そして情けない姿をしている。あのジムのように!
「え〜あれは連邦の誇る最高のMS、ガンダムが性能の劣るジオンのMSを撃破
している場面です。そして、その横に見えるのがアムロ・レイ。ガンダムを操縦した
連邦の高い教育水準によって産み出された・・・」
情けない銅像の横には、もう一つの銅像があった。アムロである。というか、
何故か上半身裸である。それもマッチョ。髪の毛がサラサラだぞ!私は混乱した。
「・・・む!何をする気だ、アムロ! ・・・アムロだと?」
地球の重力は人の記憶をゆがめようとする。アムロはアフロだった。アムロは
オタクでマッチョなどではない。アムロは僕より弱い。何より私のズゴックは落ちていない。
私はネオジオン総帥。 人類の革新を信じている!
宇宙世紀009? シャアの日記〜宿泊先にて
ジャブローの秘密基地は、今ではホテルとなっている。私は部屋で酒を飲んでいた。
一人である。ここの観光地には可愛い女の子がいない。
何だか危なげな雰囲気が漂う男や、虫ずの走る言葉を恥ずかしげもなく言うヒステリックなおばはん。
それくらいである。ナナイの呪いのような気がしてならないが、一人で酒を飲むのも良いだろう。
静かに酒を飲んだのは久しぶりだ。総帥という地位は一人で酒を飲ませてくれない。
いつも馬鹿面したやつらがまとわりつくのだ。ふ、どうやら酔いが回ってきたらしい・・・
「いいですかなボッチャマ!ジオン男子たるもの、男は男らしく生きるのですぞ」
男は命を捨てて女を守る!一人の女を守り通す!男の命は捨ててこそ価値がでる!」
「はい!ジンバおじさん」
「よろしい!では木刀素振り百回をしたら 今日は終わりにしましょう」
「はい!男は男らしく 闘魂込めてすぶりします」
「その意気です!では、私はさきに館にもどっていますので、ご用があれば」
・
・
私は素振りを終え、館に帰った。そして、ジンバの部屋に終わりの報告を
しにいったのだ。
「ジンバおじさん・・・おわっ・・・」
「あなた!また浮気したでしょ!」
「知らん!ワシはそのようなことはしない!ジオン男子は妻しか愛せずだ!」
「じゃあこの写真はなんなの!」
「・・・愛する妻よ聞いてくれ。これにはふかぁぁぁぁい事情があるのだよ」
「はぁ!?」
「亡きジオン・ダイクン殿。彼の遺言なのだよ。ワシの愛人を頼むとな!」
「あなた!故人に責任をなすりつけるのは止めなさいって前から言ってるでしょ」
「ほんと!ほんとなんだって!」
キャスバルの横をすり抜け、女が部屋に乱入する。
「どういうこと!いつになったら別れてくれるの!?もう私まてないわ!」
「むむ・・・!こ・この・・・ザビ家のスパイめ!ラル家の絆を破壊しようとは
こしゃくな!妻よ、これはザビ家の陰謀である。すぐさまこのスパイをたたき出してくれ」
「あなた!」
「ひぃぃぃぃぃ!!!!」
−−−−−−−−−−−−−−
私はネオジオン総帥。ジンバ・ラルの意思を引き継ぐ者。
宇宙世紀009? シャアの日記〜ジャブローにて
ジャブローの洞窟内。基地の中心から少し離れたところに私は来ている。
観光客の姿もあまりない。忘れ去られた場所。
岩の上に立てられた無名戦士の墓。連邦、ジオン、ここには命を散らせた
戦士達の魂が眠っているのだ。ここにはイデオロギーの差は関係ない。
あるのは己の信じるものをつきとおした命の輝きのみだ。
私は墓石に花束をそえた。だが、わたしは手を合わせることもなければ、
何か祈るわけでもない。花を添えるためにここに来たのだ。
私が立ち去ろうとしたとき、視線に銅像らしきものがはいった。どうせ連邦の
プロパガンダ用の銅像であろうが、私は見るだけ見ておこうと思った。
そこには上半身裸で、スマートな体格をした美男子が仁王立ちをしている銅像があった。
胸には銃弾を無数に受けている。
後ろには子供の銅像が数体あり、どうやら子供を銃弾からかばった様子であるらしい。
私は銅像に近寄り、プレートを読んだ。
「赤鼻ここに散る」
重力にとらわれた者どもに言いたいことがある。赤鼻はこんな死に方はしていない。
ガンダムにやられたか、戦車にやられたかである。決して、こんな子供をかばって
死んだとかではない。何より赤鼻はこんな美男子ではない。
どうして赤鼻がこんな格好いいポジションになっているのだ。これは嫉妬ではない。
真にたいする私の真摯な態度が怒りをこみあがらせるのである。
-----------------------------------------
地球の馬鹿どもは頭を冷やせ。だから冷却化してやるのだ。俺はシャアだぞ。
赤い彗星と呼ばれた男だぞ。反ティターンズ闘争の英雄だぞ。歴史はちゃんと
正確に後生に伝えるべきなのだ。
私はネオジオン総帥。真を突き通す男である。
−−−−追憶 ホテルに戻ったら、妙に周りが騒がしい。どうやら赤鼻の
銅像がペンキで落書きされたらしいのだ。私は”ひどいことをする”
と適当に言っておいた。ただホテル従業員があまりに赤鼻の銅像の
ことを悲しんでいたので、だんだんむしゃくしゃしてきた。
宇宙世紀009? ナナイの日記
書類整理をしていると、突然 おそろしいことを思い浮かべた。
私は日記をつけている。そして日記とは他人に見せるものではない。
しかし、仮にその日記が他人に見られるとなると。いや、もっと恐ろしいことに
ネットで公開され、不特定多数に読まれる。そんな恐ろしいことを思い浮かべた。
いや、ありえない。日記のセキュリティーは完璧である。他人に読まれることなど
ありえないのだ。仮に百年後、私の日記が発見されて歴史的に貴重なものとなっても
そのころには私は生きていない。安心してよいだろう。
安心すると、やはり底なしに安心してしまう。
その油断からか、猫の耳をハムハムしてしまった。
こんな恥ずかしいことは他では言えない。だから他人に見られることのない
日記に記すのである。ハムハムしたときの、猫の鳴き声はたまらない。
少しいやがるそぶりなんて、もうわたし・・・
その夜は大佐の夢を沢山見た。大佐は地球に旅行中なのでいない。
寂しい。だから子猫のプリンタされた枕をハムハムした。
−−−−−−−−−−−−−−−
私はNT研究所所長ナナイ・ミゲル。 できるおんなの代表だ。
こ・こんなに書いているのに、一個しか反応がない。
だから俺はageてしまおうと決心した。
ageたる。
547 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/05(月) 18:54:22 ID:HPP9sMLO
頑張れ(´ー`)いつも見てるよ…
548 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/05(月) 20:47:47 ID:cg8LPwaq
549 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/05(月) 21:31:24 ID:qXbl/J6G
ナナイ可愛いよナナイwwwwwwwwwwwwwwwwww
550 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/05(月) 22:11:33 ID:4lOcEkwt
おっ! 頑張れ! 期待しておるぞ。
捏造された赤鼻のエピソードが激しく気になる。
がんばってるじゃないか。赤鼻なんてサイコーだぞ!
宇宙世紀009? アムロの日記
ジメジメした薄暗い部屋にて
「さすが連邦のシステムだ!MSなんて全くさわっていない俺様にも操縦できるぜ」
「殴ったな!ブライト、貴様は俺を殴った一人目の男だ」
「黙れ!男は戦場で答えをだすもんだぜ」
「一度抱いた女は抱かない主義なんでね」
「この地球、いや連邦には守るものがあるんだ!」
「今死ぬか・・・明日死ぬか。それだけだ」
「赤い彗星め!これまで犯してきた残虐非道のふるまい逃してはおけん!
くらえ!この連邦の技術者が汗水たらして作り上げたガンダムの蹴りを!」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
僕は毛布を頭からかぶりながら、じっと機動戦士ガンダマを見ていた。劇場版である。
(何故テレビ版はDVD化しないのか。ファン、いやモデルとなった僕としては・・・)
アニメの中の僕はかっこよかった。男らしくて、女にもてて・・・僕とは大違いだ。
はは・・・浮気がばれて内縁の妻には見捨てられたし、死亡率の馬鹿高そうな独立部隊に左遷
「立ち上がれ〜立ち上がれ〜ガンダマ〜〜〜!」
だけど・・・だけど! これ僕がモデルなんですよぉぉぉぉおおおお!!!
ついに アムロが登場したな
「戦場では一番最初に犠牲になるのは真実である」
誰の言葉かは忘れたけど、なんとなく思い出しました。
それともう一つ、ナナイがかわいいなぁ
職人さん乙
でもあれだな、やっぱりアムロよりはシャア関係の方が面白いな。
そういう意味でも偉大なキャラだ>シャア
あげ
558 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/09(金) 02:03:05 ID:Ci7vyOWd
アムロ行きマース!ていうのは 卑猥だと思うのだよ。 私は
大佐は 出る!ですもんね
出る!の方が直接的で卑猥な感じがする。
いや、卑猥というよりはものすごく濃くて多そうな気が・・・。
ああ、だから大佐は野獣なのか。
561 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 06:58:22 ID:tIJQwbXC
今日 シャアアズナブルに一票入れてきますよ。
大佐
ぁ〜選挙かぁ………どうしようか、
MY・候補 1 坂本龍馬
2 徳川家康
3 豊臣秀吉
4 織田信長
5 真田幸村
6 西郷隆盛
7 天皇陛下
因みに、前回の選挙では【アドルフ・ヒトラー】と書いた。
大佐は 当選確実ですよ
564 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 10:37:55 ID:CrmrAcpe
ここにきている20歳以上の方選挙いってみて。
いま行ってきたけど爺婆ばっか、
よのなか変わるよ。
若者はそんな早い時間に行かないのでは?
シャア大佐は伊達じゃない!
大佐!
>>544以降はどうしてるんですか!?
今何をしているんですか!?
大佐に聞いてみよう。
569 :
真のシャア:2005/09/15(木) 17:08:17 ID:F0CugRGi
最近私の偽物が巷に出没しているらしい… 諸君らの情報を求む。 ジークジオン!
570 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/16(金) 20:46:56 ID:w3+Ko5qT
ZZで見ましたよ。大佐
モビルスーツクイズか
572 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/18(日) 13:27:16 ID:25jou5eW
モビルスーツクイズ?
ZZの1話をみりゃわかるさ
私もよくよく運のない男だな
574 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/19(月) 08:56:05 ID:bj7wTput
大佐はZZは降板したのですか?
575 :
295:2005/09/20(火) 20:16:09 ID:???
よかったらまだ何か書こうか?
できればアムロ監禁日記スレみたいな方向性で行って欲しい。
話がでかくなりはじめてから、なんかグタグタになっちゃたから。
578 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/21(水) 21:39:48 ID:uvWG6WON
579 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/24(土) 15:35:05 ID:tSkcZeOc
保守
580 :
295:2005/09/25(日) 00:08:55 ID:???
了解。
ボチボチ書いてきます。
ところで、時間軸と登場キャラはどうすればいいかな?
できるだけ住人のみんなの希望とかも取り入れていきたいけど、
好き勝手やっちゃってもいい?
プルツー以外はクローン禁止
そうだね。 クローンは無しだね。
お笑いの要素も多少あればなおよし。
大佐!
クローンは禁止だが
実は生きてたはOK
585 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/26(月) 21:25:31 ID:wx/TZlwi
楽しみだ
ライルとかは元々どこからスカウトしたんだ?
587 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/28(水) 00:17:12 ID:dOJ4YLw5
惑星ペズンからではないと思う。
588 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/28(水) 02:49:53 ID:ZMKcO7re
このスレは、sage型とオープン型を繋ぎ合わせて建造された極めて不安定なものである。
それも、過去の戦争で生まれた難民のために、急遽建造されたものだからだ。
彼等は軽く謝罪すればよしとして彼らは商品を売り、我々にAAを
開放することはしなかったのである。
私の父、モナー・ダイクンは、ネット移民者、
……すなわち2チャンノイドの自治権を確立しようとした。
しかしその後、タ○ラ家一党は、我々にギコ猫商標登録戦争を仕掛けたのである。
その結果は諸君らの知っているとおり、タ○ラ家の大敗北に終わった。
それはいい。
しかしそれにもかかわらず、地球企業連邦は増長し、内部は腐敗・堕落し、
今回のような反AA活動を生み、エイベックスの跳梁ともなった。
これが略奪行為の歴史である。
ここに至って私は、モナー等が今後、絶対にパクられないようにすべきだと確信したのである。
それが、この作戦の真の目的である!
これによって、このネット圏の戦争の源であるエイベックスを粛清する!
諸君!
自らの道を拓くため、我々のための自由なAAを手に入れるために、
後一息、諸君らの力を私に貸していただきたい、
そして私は、父モナーのもとに召されるであろう! !
589 :
通常の名無しさんの3倍:2005/09/28(水) 21:36:26 ID:cLx/lJQa
591 :
295:2005/09/30(金) 17:33:27 ID:???
え? クローンダメなの?
実は300前半ぐらいまでしか読んでなくて、シャアがシーマ様を返り討ちにして
スイートウォーターに帰る話とか書いてたんだけど。
一応全部読んでみたけど、すごい流れだね。所々面白いネタがあるから
どこから続けるべきか、すごく迷うよ。
592 :
通常の名無しさんの3倍:2005/10/01(土) 01:23:40 ID:PJecttjY
クローン駄目というか一番の問題は
0083キャラに話の主導を握らせようとしたことだと
宇宙世紀009X ○月△日
今日は私の副業の番組が終わった日だ
ガンダムSEED運命という仮想戦記だが、あの内容は不明だな・・・
艦隊の維持費を捻出するのも楽ではない
>>593 ついでに言えば単なる陰謀話化してた点も。
大体リレー的なネタスレで、
高度な伏線だの前振りだのが要求される陰謀史観を書こうってのが無理がありすぎる。
クローンはクローンで別の問題はあるがな。
そもそもの前提としてキャラを殺すなって。
テンプラ草案
宇宙世紀
プルツー以外クローン禁止
実は生きていたはOK
0083キャラはむかつく
保守するべきだな
295の投下はまだなのかな?
盆休みに落とそうと思ってた書きかけの単発ネタがあるけど…
需要あるなら、なんとかまとめてみようと思うが…
599 :
通常の名無しさんの3倍:2005/10/03(月) 23:38:10 ID:hDj9NHC3
大佐!お待ちしておりました!
600 :
通常の名無しさんの3倍:2005/10/04(火) 00:47:17 ID:rs4vycJ0
クワトロ・バジーナ
六百式
出る!
601 :
295:2005/10/08(土) 11:19:36 ID:???
しばらく、お待ちください。
おっす!オラ、ナナイ!
特技はハマーンのモノマネ!
おいおい 私の出番はまだかね?
604 :
通常の名無しさんの3倍:2005/10/16(日) 21:00:26 ID:FS3S5ioN
まだだ まだ…(ry
605 :
通常の名無しさんの3倍:2005/10/22(土) 15:09:10 ID:n4sZpBqe
hosyu
今日はガンバの選手紹介の仕事で関西出張
でもその企画がサポーターに不評な上に、ガンバは負けるわ、宮本は負傷退場するわ、
その怪我は重傷だわの散々な結果に。
ガンバスレでは、負けをシャアのせいにすることはあっても選手紹介の様子の報告は皆無と、
せっかくの出張はいいことなしですわ。
608 :
通常の名無しさんの3倍:2005/10/31(月) 19:34:10 ID:nfnNKP7e
まるで 道化だな
負けそうだったら「負けたらシャアに笑われるぞ!」ってヤジろうと思ってたけど・・・
そんな余裕なかったよ・・・orz
ガンバ=コンスコンだったんだな、きっと。
「は、話にならん。シャ、シャムスカマジックに、こ、こんなにてこずって。
シャ、シャアが見てるんだぞ、シャアが!」
来ます!! マグノ アウベスト!
612 :
通常の名無しさんの3倍:2005/11/05(土) 19:26:53 ID:o52ErXOL
アウベスト?
613 :
通常の名無しさんの3倍:2005/11/06(日) 07:22:14 ID:gmwcIzev
アスベスト・ホシュ
活きてる?
sinumonoka
杉村タイゾー「まるで道化だな。」
なんて思ってないかw
617 :
通常の名無しさんの3倍:2005/11/14(月) 21:34:51 ID:jtgcXdd3
武部「お前には金がかかっているんだ!」
杉村タイゾー「…」
杉村「悲しいけど これ選挙なのよね!」
保守
620 :
通常の名無しさんの3倍:2005/11/30(水) 17:50:24 ID:ZSX7uPqV
むむっ この流れではいかんな
保守
保守
プルHG
PLEPLEフォー
625 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/07(水) 10:47:55 ID:Tns3YXwz
シャア アズナブルは統合失調症て診断されました。
の 結果が隕石落としです。
宇宙世紀0090 1月某日 シャアの日記
連邦によるスウィートウォーター改造計画が実行に移されるようだ。
スウィートウォーターと言っても島1号タイプのものではなく、
サイド3の辺境に廃棄されている密閉型コロニーのことである。
ここにサイド4の開放型コロニーを曳航し、密閉型コロニーとつなぎ
合わせて難民収容施設「スウィートウォーター」にする、という計画だ。
混乱するので同じ名前のコロニーをいくつも作るのはやめて欲しい。
こちらの計画がバレたのではないかとヒヤヒヤしてしまった。
最近はNSPやらエグムやら反連邦組織の噂をよく聞く。
そろそろ新生ネオ・ジオンを旗揚げせねば、連邦の締め付けが強く
なってしまうだろう。
アクシズ残党とも連絡を取る必要がある。
キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━
宇宙世紀0090 2月某日 シャアの日記
ブライト大佐を指揮官とする独立治安維持部隊としての
連邦軍外郭部隊の創設されるという噂を聞く。
そんな部隊が結成されたらネオ・ジオンの再起は当然
やりにくくなってしまうが、噂を聞いて心のどこかで
ブライトやアムロと戦場で対峙することを期待している。
少年のように高鳴る胸の鼓動を抑えるためにナナイを抱いた。
若き復讐の獣だった頃の自分を思い出して苦笑する。
難民収容施設「スウィートウォーター」が完成したようだ。
今から手を回しておけば新生ネオ・ジオンの本拠地として
使えるかもしれない。
宇宙世紀0090 3月某日 シャアの日記
かねてよりアナハイムに依頼しておいた次期主力MSがロールアウトした。
連邦の次期主力量産機と生産ラインを共用することが前提なので
当面は連邦型の量産期の先行量産としてムーバルフレームのみ製造される。
追ってネオ・ジオン型の外装が製造されるが、これはこちらでもできる。
ただし、連邦型の武装は相変わらずバルカンとライフルとサーベルと
グレネードであり、我がネオ・ジオン仕様は新開発のアックス型サーベルと
ビームマシンガン、それに伝統のシュツルムファウストを装備する。
もちろん肩にはスパイクシールド、隊長機には角だ。
ザク、マラサイ、バーザムを経て、MS技術の集大成の量産機がここに誕生した。
コード名AMS-119、ギラ・ドーガのロールアウトを祝してナナイと祝杯をあげる。
明日は寝不足に違いない。
宇宙世紀0090 3月某日 シャアの日記
連邦の外郭部隊としての独立治安維持部隊「ロンド・ベル」が
正式に発足した。
情報通り隊長はブライト・ノア大佐、戦闘チームリーダーとして
アムロ・レイ大尉。
旗艦はエゥーゴから転籍したネェル・アーガマらしい。
あの船には百式・Ζ・ΖΖの3機の主力MSがあるはずだが、
MSも一緒に引き継がれたという情報は入っていない。
アムロは今まで乗っていたΖプラスを取り上げられたようだが
どんなMSが配備されるのだろう。
こちらはギラ・ドーガのフレームをベースにサイコミュを搭載させ
強化人間部隊として整備するつもりではある。
連邦はニタ研の助力なしでサイコミュ搭載型MSを開発できるのだろうか?
あのアムロはサイコミュ非搭載の機体を扱わせたところで、
エースパイロット以上にはならないだろう。
少なくとも私が乗るMSと同等の性能を持つMSに乗って貰わねば、
彼を落としたところで彼に勝った気にはなれない。
ここはひとつアナハイムに手を回して敵に塩を送っておくか。
631 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/10(土) 21:22:58 ID:v5H+QFdQ
総帥! 大佐お疲れであります!
総帥、御待ちしておりました!!!
総帥・・・・!(感極まって泣き出す)
宇宙世紀0090 5月某日 シャアの日記
ダンジダン派と呼ばれるネオ・ジオン残党と連絡を取ることにする。
彼等はハマーン軍の残党ではあるが、いまだ連邦に対して抵抗を
続けている勢力である。
彼等に対し私シャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンが
密かに蜂起を計画している、と伝えたら彼等はどんな反応をするだろうか?
ホンコンのルオ商会の名代、女ウォン・リーとして噂のステファニー・ルオに
連絡を取ってみる。
裏社会のアナハイムとでも言うべきルオ商会ならば、彼等と連絡を取ること
くらいはたやすいことだろう。
備忘録
AMS-119「ギラ・ドーガ」のムーバルフレーム生産ラインをRGM-89「ジェガン」
の生産ラインと統一できそうだ、とアナハイムから連絡があった。
これで製造コストが抑えられる。
90年代のマツダ車のような話だ
宇宙世紀0090 5月某日 シャアの日記
ステファニー・ルオは早速行動を起こしてくれた。
が、代わりに一晩付き合う羽目になりそうだ。
正直、もっと若い女性なら願ってもないことだが、彼女は
私の好みからするといささか歳が行ってしまっている。
それに、今更地球になど降りる気はない。
ステファニーが宇宙に上がって来るというのなら、その意気
に免じて相手くらいはせねばなるまい。
これからダンジダン派との直接会談のため
サイド3の廃棄コロニー「コア3」へ向かう。
ロンド・ベル隊に見つからなければよいが。
宇宙世紀0090 5月某日 シャアの日記
コア3・・・あのハマーン・カーンが生まれ育ったコロニーだ。
ハマーンも皮肉なもので、ネオ・ジオンを標榜してザビ家再興を志し、
最終的にはザビ家の血を引くものに裏切られ敗れた。
久し振りに見たコア3は、なるほど廃棄せざるを得ないほどに破壊
されていた。何と言ってもアクシズが激突したのだから無理もない。
アクシズは連邦に接収され、すでに移動させられているが、
ネオ・ジオン残党が隠れるにはコア3のような廃棄コロニーは
うってつけの場所かも知れなかった。
案の定ロンド・ベル隊に発見され激しい戦闘にはなったが、向こうにも
かなりの損害は与えたはずだ。
ロンド・ベルは月方面へと撤退した。
ダンジダン派との会見は成功裏に終わり、彼等は私の指揮のもとに
ネオ・ジオン再興に力を尽くしてくれることとなった。
とりあえず私にできることは彼等を「難民」としてスウィートウォーターに
迎え入れ、彼等の身の安全を保障することだ。
一仕事終えた後は、女を抱くに限る。
宇宙世紀0090 6月某日 スウィートウォーターの天気=小雨 シャアの日記
スウィートウォーターに潜伏し始めて早4ヶ月が経とうとしている。
ロンド・ベルがこの難民収容施設に監査の手を出して来ないのが
幸いし、かつてのダイクン派やザビ派の人間もここに「難民」として
集まり始めている。
人が集まる場所には、それなりの街が出来上がる。
地球圏の吹き溜まりと呼ぶに相応しいこのスウィートウォーターの
町並みは、今からもう雑然とした猥雑な雰囲気を醸し出している。
民衆は貧困であっても夜の街に安らぎを求めるものなのだ。
盛り場の陰に必ずあるもの。娼窟だ。
ここスウィートウォーターでも、もう2ヶ月ほど前から自然発生的に
営業を始めている。
私は小雨の中、娼窟街を歩いた。かつてサイド6でそうしたように。
また同じような少女に出会うことを半分祈りつつ、半分は出会わない
ことを祈りながら。
ふと、額の古傷が疼いて立ち止まった。
目の前には、よく読めないが「・・・女学院」と書かれた看板。
何か懐かしいものを感じて、その店に入った。
今思えば、あれは間違いの始まりだったのかも知れない。
最近またナナイが年増に思えてきた。こんなことではいかん。
639 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/15(木) 15:24:08 ID:Huwf5owr
総帥! ジーク ジオン!
このままでは このスレが持たん時がきてるのだ!
宇宙世紀0090 7月某日 スウィートウォーターの天気=くもり シャアの日記
先日、再建中のテキサスコロニーが反連邦勢力に襲撃されたという
ニュースが報じられた。
一年戦争当時に私が訪れた時にはミラーも動かずこのまま廃棄される
運命かと思われたが、無理を押しての再建事業だっただろうに
気の毒なことにテキサスコロニーはまたもや結構なダメージを受けたようだ。
島1号型スウィートウォーターにギラ・ドーガの先行生産分が届く。
このムーバブルフレームをもとに、サイコミュ搭載型MSの実験を行うこととする。
開発名は安易だが「サイコ・ドーガ」とすることにした。
この案ではムーバブルフレーム部分のガンダリウムγ合金に何か仕掛けを
しなくてはならないが、材料開発も含めて研究を進めることにする。
ガンダリウムγ合金の精錬時に、精神波を検知するマイクロチップを
ナノマシンサイズで金属原子の間に埋め込めば、バイオセンサーなど
比にならないほどの性能を発揮できると考えたのだが・・・
素人の浅知恵か、材料開発部門は「難しすぎる」と答えてきた。
引き続き研究は続けさせるが、果たして可能かどうか。
追記
先日の店の名は「キュベレイ女学院」だった。
ハマーンを思い出させる嫌な名前だが、店の方は気に入った。
643 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/22(木) 15:56:44 ID:9dNTMchi
閣下 お疲れ様であります。
宇宙世紀0090 8月某日 スウィートウォーターの天気=快晴 シャアの日記
材料開発部門はムーバブルフレームにナノマシンを鋳込んだものを
とりあえず「サイコフレーム」と呼ぶことにしたようだ。
私のネーミングセンスも安易だが、奴等も大したものだ。
研究自体は進んではいるようだが、なかなか試料が出て来ないところ
を見ると本当に難しいのだろう。
ただ、研究者の反応は悪くないので無理なものではないと考えている。
最近はスウィートウォーターも人口が増えて来た。
難民であればほぼ無審査でこのコロニーに移住できるので、サイド3
からの難民を多く受け入れる都合上やはりこのコロニーは本拠地に
するのにも好都合だ。
住民を味方につけられるほど心強いことはない。
ナナイがニタ研を通じて強化人間と候補生を集め始めた。
来るべき蜂起の時に備えて、彼女はよくやってくれている。
ただ問題があるとすれば、彼女が連れて来るのは少年ばかりで
女は決して連れて来ないということだろうか。
グリプス戦役のティターンズやハマーンのネオ・ジオンには
女性の強化人間がたくさんいたと聞いているのだが・・・
宇宙世紀0090 12月某日 スウィートウォーターの天気=雪 シャアの日記
今年もそろそろ終わりだが、ここに来て材料開発部門から
嬉しい知らせが届いた。
サイコフレームの技術が実用域に達したとのことだ。
これで私もあの忌々しいファンネルを問題なく動かすことが
できるというものだ。
昨夜は一足遅いクリスマスをナナイと祝い、今日は休暇を
取ることにした。
何はともあれ、これで私の専用モビルスーツの開発も開始
できようというもの。
今日はナナイを置き去りにしてまたキュベレイ女学院へと
繰り出そうと思う。
やはり女性は若いのに限る。
646 :
通常の名無しさんの3倍:2005/12/29(木) 01:40:07 ID:k4xPmmmd
着々と話が進んで折りますな。
お疲れ様です。 総帥。いや大佐。
大晦日保守
649 :
カミーユ:2006/01/01(日) 02:49:17 ID:???
俺をネオ・ジオンに入れてください。
大佐 あけましておめでとうございます!
加齢に保守
保守出来てないですよ 大佐age
宇宙世紀0091 2月某日 スウィートウォーターの天気=晴れ シャアの日記
先日NSPなる反連邦政府組織が解散宣言を行ったが
こちらは蜂起の準備は着々と進んでいる。
アクシズ残党も着実に手駒に加わりつつあるが、
昨年末から派手に暴れている連中もいる。
話によると木星圏へ向かおうとしている連中もいるとか。
木星圏にはミネバがいるのであまり近寄って欲しくない。
最近モビルスーツの操縦から遠のいていることに気付いた。
久し振りに赤いMSに乗りたいので、ギラ・ドーガのカスタム機
として外装の違うサンプルを作らせることにする。
赤い鳥をイメージしたこの機体は「スザク」と名付けることにする。
追記
レズン・シュナイダーは普段は男勝りだが、ベッドの中ではまるで猫だ。
宇宙世紀0091 3月某日 スウィートウォーターの天気=くもり シャアの日記
「スザク」は我ながらいい思いつきだと思ったのだが、運悪く
今の時期は余分なギラ・ドーガはないとのことで頓挫。
すっかり落ち込んでいたのだが、運良くアクシズ残党が残した
ザクIIIに遭遇、これを回収した。
このザクIIIを改修して赤く塗り、「スザク」にしようかと考えている。
久し振りに赤いザクに乗れるかと思うと心が弾む。
しかしザクIVでスー・ザクとは、考えてもみなかったが
駄洒落もいいところだ。
ナナイに呆れられなければよいが。
655 :
ガルマタン:2006/01/12(木) 15:01:08 ID:???
シャア。
明けましておめでとう
656 :
通常の名無しさんの3倍:2006/01/15(日) 11:01:28 ID:Q8fVuDTs
勝利の栄光をきみに!!
今だに ジオングが赤に塗装されなかったのが 納得がいかぬ。
キシリア閣下のデザインなら、確実に赤く塗って角が付くだろうに>ジオング
完成してなかったからだろ
80%かあー
保守せねばならん時が 来ておるのだ。
大佐は最近お出ましにならないな。
オルファンで
「シャトルに乗り遅れた!!早く出てくれ〜」
ってクワトロの格好で言ってたよ。
誰に聞いた。いや、なんでそんな事が気になる?
今日のZZナレーションでは 私は少々お遊びが過ぎたようだ。
申し訳ない。
まあ この作品にはオープニングしか出ないので 安心してくれ諸君。
最近ナナイから加齢臭がする。
どうしたものか・・・
つキムコ
668 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/05(日) 00:16:12 ID:4C7ygDzk
てか ナナイはいくつなの?
669 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 16:37:38 ID:8buxm/4E
奈美悦子とタメ
670 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/07(火) 16:45:00 ID:jleQbwdl
大佐は欠勤続きですな。
保守
ていうか 何故私のノーマルスーツは赤ではなく黄色っぽいやつなんだ!?
私のカラーは赤だ。 あ か だ。
捕手
675 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/20(月) 15:38:45 ID:RLVptdOR
ここのスレはスウィートウォーターみたいに 不安定だ。
連邦政府のせいだな。
ギュネイの時間外手当をごまかしたら速攻でバレてしまった。
レズンだと思ってケツを触ったらライル艦長だった。
678 :
通常の名無しさんの3倍:2006/02/26(日) 22:32:30 ID:V5UsYkmr
私の額のキズは 桃太郎侍からインスパイアされいる。
保守
680 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/02(木) 23:17:38 ID:sKBh4T2M
そういや 私のザクどこいった?
681 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/03(金) 01:30:56 ID:Sf6TslFU
ザクはいずこ?
(゚Д゚=)(=゚Д゚)
ツノが無いのは私のじゃない
赤いけど角がない
てか アクシズもろすぎだ! ゼダンの門にぶつけた時は 半分になんか割れなかったぞ。
685 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/07(火) 21:45:23 ID:q4jsS5z3
なんでラサなんかに 連邦本部を置いたんだ?
私には解せない話だ。
ほす
687 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/13(月) 20:42:47 ID:WAWTasiJ
私の自慢のサングラスが割れてしまったよ…
つ【鼻メガネ】
689 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/16(木) 23:19:41 ID:18n08BHT
花粉症が辛いな これが若さか…
職人さんが絶えて久しいな
だね 何処へ行ってしまったのだろう?
職人さん募集中です
ΖとCCAの間の空白を 好き勝手に流れがでるように埋めて下さい。
693 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/21(火) 08:12:55 ID:2ofuzR7E
ハマーンが死んだみたいだな
694 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/21(火) 19:55:36 ID:NZyHVAw1
つ【ハマーンの遺影】
695 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/23(木) 11:11:46 ID:rjOiviWo
そうなりゃ 今後の展開は難しいな
696 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/24(金) 20:52:21 ID:AYnZEOfT
あたしの一年返して!ハマーン
まだお若いのに…<菊
698 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/29(水) 12:16:41 ID:MawkF02e
ハマーン
699 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/30(木) 20:40:20 ID:RKiQutym
レズンの弁護士と話をした。
レズンが
・少尉に特進させること
・専用モビルスーツを与えること
を慰謝料がわりに要求してきた。
離婚後も軍に居座るつもりらしい。
700ゲトc
701 :
通常の名無しさんの3倍:2006/03/31(金) 19:52:24 ID:atXoqJxN
宇宙世紀0091 3月某月 スウィートウォーターの天気=晴れ とある女性の日記
スペースノイド期待の、あのシャア・アズナブル大佐と昨晩、
ついにベッドに入った。凄く感激だった。
しかし、私は一つの噂が脳裏を駆けていた。
大佐が寝言で、誰かわからない女性の名前を言う。という噂だ。
そしてそれは実現してしまった。
嗚呼…大佐の心を占めるあの女性は一体何者?
「レコア」という名の女性を嫉妬してしまう…
ううん。私は大佐に相手にされるほどの女性じゃないもの。大丈夫。
大佐が寝言で、誰かわからない複数の女性の名前を言う。という噂だ。
寝言で女の名前が出てくるとき、大佐はうなされているらしい。
車の中で仮眠してたときに寝言を言ってたらしい。
ギュネイによると、今日はオリビアなる女の名前を呼んでいたとのこと。
そのような名前の知り合いはいないのだが・・・
いけ!アク(ry
アク禁?
708 :
通常の名無しさんの3倍:2006/04/07(金) 03:35:56 ID:QsPkCyWd
忌まわしき 記憶と共に! て三回ほど練習て噛まずに言えました
αジールには足が付いてないのか?
総帥が付けろと仰られるなら付けますが。(・∀・)ニヤニヤ
・コンスコンが破産したらしい
・アカハナに泥棒に入られたのが原因らしい
・トボトボと闇に消えたらしい
そういえば昔 私が腰から下げてた銃 よく考えたらダサいな…恥ずかしい
713 :
通常の名無しさんの3倍:2006/04/16(日) 05:13:59 ID:gyrhXW4f
それよりマスクとヘルメットを改善しないと 総帥
保守
保守
716 :
通常の名無しさんの3倍:2006/04/30(日) 02:02:55 ID:xt5s0v6p
アクシズを押し返すように保守
職人さんを待ちつつ保守
718 :
通常の名無しさんの3倍:2006/05/04(木) 01:37:44 ID:PskPVZbQ
ゴールデンウイークに期待しながらほしゅ
GW最終日保守
ララァ!
誰か私の上着の袖を知らんか?
シャアを否定しろて言われても…
しかし暇だ…
リガズィて…
リファイン・オブ・ズゥィーク・ズゥィオン!
ガじゃねぇか…orz
( ゚д゚)ホシュ…
728 :
通常の名無しさんの3倍:2006/05/26(金) 03:24:48 ID:uYeS38Du
やるな!安室
赤やめようかな…
730 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/01(木) 04:42:54 ID:v8rOZv/c
やったー 今日赤飯だ!
テンションあがるわ 私
731 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/01(木) 13:10:58 ID:YivDWrKz
生理きた?
世界各国のチンポの大きさ平均値(勃起時)
|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|iiiiliiiii|iiiiliiiii|iiiiliiiii|iiiiiliiii|iiiiiliiii|
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
↑. ↑ ↑ ↑
韓 日 独 仏
6.2in(16.7p) フランス
5.9in(15.0p) イタリア
5.9in(15.0p) メキシコ
5.6in(14.2p) ドイツ
5.5in(14.0p) チリ
5.4in(13.8p) コロンビア
5.3in(13.4p) スペイン
5.1in(13.0p) 日本
5.0in(12.8p) アメリカ合衆国
5.0in(12.8p) ベネズエラ
4.9in(12.4p) サウジアラビア
4.8in(12.2p) ブラジル
4.8in(12.2p) ギリシャ
4.0in(10.0p) インド
3.7in(09.4p) 韓国
http://www.altpenis.com/penis_news/global_penis_size_survey.shtml
私は<丶`∀´>以下か…
職人さんщ(゚Д゚щ)カモォォォン
735 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/10(土) 17:15:01 ID:DF45EHfG
ほしゅ
736 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/10(土) 17:23:36 ID:GPfjokUm
誰かこの仮面をミリアルドに…この仮面は、良い仮面だ
737 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/11(日) 00:49:00 ID:IpK+T1WG
>>732 フランス人の平均がそれなら、あのアンドレ・ザ・ジャイアント(フランス出身)は何cmなんだろ?
フランスにはアラブ系やアフリカ系の移民も多いしね。
739 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/15(木) 01:24:09 ID:yjWLnHE/
しかし ジョンレノンときたら…
ジャンレノと混同しているやつが
741 :
シャア:2006/06/21(水) 22:37:17 ID:???
今日は、トリビアの泉とかいう番組に出演してきた。
742 :
通常の名無しさんの3倍:2006/06/23(金) 03:16:33 ID:xLgFfSI1
この過疎状況でそのロングパスはいかがなものか。
744 :
クワトロ ◆/8XdRnPcqA :2006/06/23(金) 22:04:34 ID:FsYHL44/
ソロモンよ私は帰ってきた。
相変わらず過疎ってるね
保守
しかし 物語は完結したの?してないの?
わーまだ残ってたんだね。もう1年経っちまったんだなぁ…orz
スレは諸君らの力を欲しているのだ。ジーク・ジオン
あんまり時間ないけど、ヒマをみてまたなんか書こうかな。
750 :
通常の名無しさんの3倍:2006/07/12(水) 17:01:24 ID:6cL/WDnw
宇宙世紀0088
我が軍の調査によれば連邦軍が新たにジュピトリスを開発し木星に向けて計画がまた始まるらしい。
まさかシロッコが生きているのか!?いやそんなはずはない。これはみずから出向いて調査する価値はありそうだ。
751 :
age:2006/07/29(土) 01:14:09 ID:???
age
過疎てまつね
ジークジオン
八月某日 地球衛星軌道上
宇宙から見た地球は、とてもきれいで悲しかった。
昔、地球は青かったという。
今では降下したコロニー跡や先の戦争での傷痕が目立つ。
これ以上、地球を傷つけてはいけないのだ。
しかし、私にはやりたい事がある。
アムロ…また、…いや、またではない。
…必ず決着を付ける。
地球よ、すまない…今一度迷惑をかける。
あの整備士め!
肝心なMSがまだ完成していないだと!
一度ぶっ壊した?ふざけるのもいい加減にしろ!
80%の出来なんて絶対妥協しないからな!
また先のばしか…次はいつ出来るだろうか?
たかがスレ一つくらいガンダムで押し返してやる!!(でもできればジェガンとギラドーガ)
755 :
通常の名無しさんの3倍:2006/08/19(土) 07:55:07 ID:12cqZ5rV
無職の俺を養うためにナナイがケンタッキーでレジを始めた。
そっと覗きにいくと、ケンタッキーの制服のスカートけっこう短いのな。
若い女の子向けのデザインなんだろうな。
実年齢30代後半のナナイが、短いスカートはきながら一生懸命接客している姿はなんだか
痛々しくて、
心の底から申し訳ない、就職活動がんばろうと思った。
でも家に帰ると、久しぶりに1人なわけですよ。今までナナイがいると、
昼間家にいるのを責めらてるような気がしてリラックスできなかった。
で、俺は久しぶりにオナニーしようと思った。しかも濃いやつ。
サラダオイルをチンコに垂らしてニュルニュルもんで、イキそうになったら手を止め
て、
お尻の穴にもオイルぬってニンジンつっこんで、さすがにニンジンは痛かったけど、
レイプされてるような感じで興奮しますた。
すっかり女の気分になって「はああん、はあん」とあえぎながら、
1時間くらいチンコこすりつつニンジンをズコズコしてた。
んで「イクーっ」といって大量に射精した。そのとき俺は口内射精で飲んでみようと
思って、
できるだけ上半身を前屈させ、口を激しく前に突き出した。
精液は勢いよく顔まで飛んできたわけですが、口の中には入らなかったので、顔に塗
りたくって、
指をペロペロなめて、「ふー、良い仕事したなああ」と叫び、シャワー浴びようと後
を振り返ったら、
ナナイがケンタッキーの制服のまま台所に座って泣いていた。
ナナイが三十後半だと総帥は五十代では?
シャアバカスwww
大佐!何故このスレを保守せんのです!!
よくこのスレのdat落ちを防いでくれた
759 :
通常の名無しさんの3倍:2006/09/19(火) 03:06:47 ID:ZhcIylnN
急上昇
ナイチンゲールて
761 :
通常の名無しさんの3倍:2006/09/21(木) 19:36:07 ID:y6guHV+e
datの所には逝かせないよ!
762 :
通常の名無しさんの3倍:2006/09/24(日) 21:08:24 ID:jNIwhrrC
ギュネイは童貞?
763 :
age:2006/09/28(木) 00:50:00 ID:???
age
764 :
通常の名無しさんの3倍:2006/10/02(月) 12:15:00 ID:Pi/b4y9R
中年だよな シャア
765 :
通常の名無しさんの3倍:2006/10/06(金) 17:44:02 ID:ZzOnOUti
携帯止められたよ ナナイ
サザビー発進時ケーブルが抜けなくてすっごく踏ん張ってるシャア
767 :
通常の名無しさんの3倍:2006/10/13(金) 15:55:54 ID:gzImVc/6
768 :
通常の名無しさんの3倍:2006/10/13(金) 18:39:19 ID:273mulSP
なぜにオールバック?シャア
769 :
斜亜:2006/10/15(日) 22:26:37 ID:???
サザビー、ageるぞ!
770 :
亜室:2006/10/19(木) 03:05:32 ID:???
νガンageは伊達じゃない!
ジェガンのミサイル一発で沈んだネオジオンの新型MA
放熱板と間違われる新型ガンダムのサイコミュ兵器
773 :
通常の名無しさんの3倍:2006/10/23(月) 00:20:26 ID:+c2piEU3
コンビニいこ
774 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/02(木) 18:38:39 ID:5rpenK50
アクシズ押しage
保守
776 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/16(木) 02:01:51 ID:Tq0TeQ9z
ぬるぽ
ちっ、おそかったか・・・
ガッ!
2年飛ばした香具師まじ氏ね。
2年飛ばしはOKだろ。
それより旧デギン派とかクローンとか0083とかでグダグダだったのを
せっかく皆殺しにして話をリセットしてくれたのに、
しつこく「実はまだ生きてました」とかいってカリウスとか出した香具師の
方が氏ねべきだろ。それがなければこのスレの流れは止まらなかったと思うがな。
ナナイも思い切って殺したのはちょっと疑問があったが、このスレでは
ナナイ=ハマーンという設定だったので、まぁ、リセットという意味では
ありだろ。あとは形成でもした女をナナイの影武者にしてシャアの奴隷に
仕立てればいいだけだしな。
>>779 禿胴
オレも途中までのシャアがカリウスの傀儡という展開がイヤだったんだよね
シャアがカリウスみたいな小手先の小物政治家に操られるってのはさ、納得できないじゃん
781 :
780:2006/11/19(日) 19:30:40 ID:???
小物政治家というより小物主義者か
782 :
通常の名無しさんの3倍:2006/11/20(月) 13:57:16 ID:EVN8UWFs
なんか 久しぶりに盛り上がってるな
確かに途中までよかったのに・・・はある
ナナイて巨乳?
785 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/04(月) 18:34:57 ID:V25sBdjP
日記はまめにな
786 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/05(火) 22:36:44 ID:PbFiq9ah
787 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/09(土) 15:07:58 ID:cXfeWMuY
今日はシャアの誕生日
それはシャアと名乗った日? それともキャス兄が生まれた日なの?
789 :
通常の名無しさんの3倍:2006/12/23(土) 06:47:38 ID:Z9FqUepv
ナナイ お年玉いくらつつむ?
クリマス用に通常の3倍赤いサンタ衣装を手に入れる
ゲルググには申し訳ない事をしたと思ってる
今年一月以来職人さん不在でしたね。
来年には再び職人さんの復帰を期待してます。
960 名前:名無しステーション 投稿日:2006/12/30(土) 19:12:41.86 ID:H1CuU22b
↓宇宙人さん
961 名前:名無しステーション 投稿日:2006/12/30(土) 19:12:42.10 ID:lnnumyn/
ノ ,'゙'、ヾ、レ‐---、ヾ゙)ノ) -、 ゙,
/ { ,、-:::::.. :. :::ツ ノ ゙、゙'、 } なんというプレッシャーだ
," _!,,ソ:::::::::::::::.. :. :::::ノ{ } } ノ
{ r'':::::::::r-、;_:::::::: :. :/ ゙'‐-、, }.ノ {
゙、 { ::::::::;' `''ー-‐'" ノ リ ゙ヽ
. ゙'‐-、 ゙'、 ::::/ 、,クノハ }
゙'‐`'{'゙iヽ、' __,,,.、 ,.,.,.,,,_/_ハ {
`'ヽ r,"-''" | ┌ー-゙-ニっ ヽ、
{ヽ r" | .| } ト) ヒ`ゝ
`~}ヽ /.| | -‐" ヽ、 マ
962 名前:名無しステーション 投稿日:2006/12/30(土) 19:12:41.99 ID:srAkqgAe
さすがだ
795 :
通常の名無しさんの3倍:2007/01/04(木) 13:57:22 ID:bMOEqYpZ
みんな あけおめだ
しかしスウィートウォーターは不安定だな
サザビー出ます!
サザビー保守
さすが難民のコロニーだw
800 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/04(日) 16:42:30 ID:FfC1LRWa
そうだな 不安定だ
それにしても日記じゃないな
保守
803 :
通常の名無しさんの3倍:2007/02/20(火) 10:21:09 ID:NkaN4XGD
緊急事態age
ナ・ナイショ
805 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/01(木) 11:29:41 ID:pFVudm00
ナナイ(´・д・`)
806 :
通常の名無しさんの3倍:2007/03/14(水) 17:30:19 ID:6fX2s/qK
過疎
February 14, 0093
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
強化人間どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が
全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。
ナナイに見つかったら大変だ。
February 16, 0093
昨日、ニューたいぷ研究しょから逃げ出そうとした研究いんが一人、
射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て
February 19, 0093
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、きょうかにんげん のエサ くう
February 21, 0093
昨日PSPをもらってからすっかり体調も良くなった。
さらに職場で気になっていたクェスがベッドにやって来た。
アクシズ落としの作戦も決まったし、今最高の気分です。
もってって良かったPSP
808 :
通常の名無しさんの3倍:2007/04/02(月) 22:39:22 ID:xmigOyiY
マットアングラー隊サルベージ!
☆
810 :
295:2007/05/02(水) 23:56:48 ID:alLhHauO
シャアの日記
今日も今日とて暇だ。というのも今期は深夜アニメが駄作ばかりで大半を切った。
そのせいで見るものが少なくなり、どうにも仕事をする気が起きない。
まぁ、事務仕事などキグナンに押し付ければそれで済むわけだが、
仕事がなくなるとやることが無くなって、暇を持て余すようになる。
旧世紀の巨匠が作品の中で語っていたが、人は絶対安定の
生活の中では生きていけない生き物らしい。
一理あるかもしれない。退屈におぼれそうになった今の生活は
私にとって苦痛でしかない。
そんな退屈から抜け出すためのきっかけを探していると、
デスクの上の一枚の封筒が目に付いた。
人が宇宙に進出して一世紀がたとうと言うのに、郵便で送られてきた
大版のその封筒の発送先はなんとアナハイムだ。
これはただ事ではあるまいと開封すると、なんと中身は!
ウォンさんが自費で新曲を出したらしく、
左45度あおりから写した、どでかいサイン入りブロマイドと
日ごろ面倒を見てやってるついでにお前にも一枚くれてやる、
といった内容の手紙が添えられ、CDが一枚入っていた。
もはや、憤りを通り越して、呆れた。
手紙とブロマイドを破り捨て、CDを叩き割り、考えふける。
やはり、あの男には修正が必要なようだ、と。
通常の3倍の秘匿性を誇る私専用の暗号回線で、
特殊工作部とニタ研に連絡を入れた…
今に見ていろウォン・リー
ウォンさん…。・゚・(ノД`)・゚・。
812 :
???:2007/05/17(木) 11:59:54 ID:vm4OGGbz
宇宙世紀0089
ジュピトリスが出発してから直後に連邦軍が私の捜索をするという情報をキグナンから聞いた
まだ軍が整っていない内に連邦に見つかってしまっては今までの計画が無駄になってしまう
ちょうどジュピトリスの調査に向けて準備ができたと報告が入ったのでまずはこの場を離れることが先決であると判断した
813 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/01(金) 01:54:54 ID:88F64/cN
余談だか ハマーンのは良かった〜〜
814 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/01(金) 22:30:05 ID:88F64/cN
二周年記念カキコ
いい加減 赤 飽きたんだよね〜
後の百式である
よしゃ!イメチェンじゃ!
818 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/20(水) 00:55:15 ID:Dav12gaA
赤いザク四機では 戦争止められないかと 小一時間
819 :
通常の名無しさんの3倍:2007/06/21(木) 02:23:49 ID:OAUrzBzO
ジョニーライデンが微妙にウザい
実は 自慢の金髪が禿散らかしてきてるんだ。
これ豆知識な。
821 :
通常の名無しさんの3倍:2007/07/14(土) 19:33:51 ID:zUcDWt/1
俺の自慢のあの兜どこいった? 知らん?
マジンガーZ
823 :
通常の名無しさんの3倍:2007/08/02(木) 04:52:52 ID:yNMfaVTs
ナナイ!もう今月四千円しかないよ!
>>823 8/2で残り4000円って……お盆はどうするんですか?
つまらん!!もう寝る。
826 :
通常の名無しさんの3倍:2007/08/20(月) 22:38:52 ID:SWpEIU77
キシリアを思い出して二回抜いちゃった(;´Д`)ハァハァ
お待ちかね、ガンダムクイズだ!
828 :
通常の名無しさんの3倍:2007/08/26(日) 18:05:03 ID:EYABS1xK
なぜだ! なぜ私の歌が一位ではないんだ!
シャア! シャア! シャア!
ガルマ「坊やだからさ」
830 :
通常の名無しさんの3倍:2007/09/04(火) 12:36:23 ID:yJTPbzTd
また ナナイ 今月2500円しかない(´・ω・`)
もう赤なんて着ないなんて言わないよ 絶対♪
シャアってパンツも赤いのか?
それってやだなぁ・・・・
でもシャアってさ、トランクスじゃなくて絶対パンツ派だよな
833 :
通常の名無しさんの3倍:2007/09/07(金) 22:57:09 ID:HKkx32HY
私は名台詞をさりげなくはくナイスガイだ
834 :
通常の名無しさんの3倍:2007/09/22(土) 01:07:27 ID:Ox3QVeCo
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
835 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/08(月) 06:47:56 ID:TY60lFoM
836 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/21(日) 01:35:05 ID:seXkuGLz
スカパーと契約をしないとな 莫大なお金が入るぞ
837 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/23(火) 16:21:32 ID:yA0i4yQd
サイコフレームての思いついちゃった♪ 安室にも教えよ!
罵り合ってるだけじゃいけないよ!
839 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/01(木) 00:23:11 ID:0znEhOgJ
しかしお金どう集めようか ザクも買えん…
840 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/11(日) 05:21:18 ID:+1w9CLDm
ザクは高いよ〜
芥子の花が咲いている・・・・・
842 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/11(日) 20:15:21 ID:+1w9CLDm
だから赤は嫌だって言ったのに
843 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/11(日) 21:39:01 ID:VPVS7zu5
『機動戦士ガンダム―シャア・アズナブルの幻影―』 シャアの生涯を描いた3部作
サンライズは31日、機動戦士ガンダムの人気キャラクター『シャア・アズナブル』の
生涯を描く劇場版3部作の制作を発表した。
第1部ではジオン・ズム・ダイクンが人類の革新という概念を胸に宇宙移民者(スペースノイド)の指導者となり、
その息子として生まれたキャスバル(後のシャア)が、多感な少年期に父を暗殺され、
ザビ家への復讐を胸に誓うまでを描く。公開は来年の夏以降になる見通し。
ガンダムの“生みの親”である富野由悠季監督は、
『小生としては、この作品は作るまいと思っていたのですが、この歳になり色々と考え方も柔軟になったというか、
後悔はしたくないと、やはりここでひとつ今日のガンダムの原点たる初代ガンダムに決別する意味も込め・・・(中略)
やるからには、もう徹底的にやります。
第1部の見所は、何といってもジオン暗殺の描写、これまで明かされなかった、あやふやな部分も全て
明瞭に描いております。この上なくディテールの濃い作品に仕上がる筈です。』
と熱くコメントした。
主なキャストは過去の作品で演じていた声優が亡くなったセイラ・マスとブライト・ノア、マ・クベ以外の変更は無く、
幼少期のシャアとセイラ、ジオンの声優と共に追って発表するとの事。
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/x3/1171939613/ 『機動戦士ガンダム―シャア・アズナブルの幻影―』 シャアの生涯を描いた3部作
サンライズは31日、機動戦士ガンダムの人気キャラクター『シャア・アズナブル』の
生涯を描く劇場版3部作の制作を発表した。
第1部ではジオン・ズム・ダイクンが人類の革新という概念を胸に宇宙移民者(スペースノイド)の指導者となり、
その息子として生まれたキャスバル(後のシャア)が、多感な少年期に父を暗殺され、
ザビ家への復讐を胸に誓うまでを描く。公開は来年の夏以降になる見通し。
ガンダムの“生みの親”である富野由悠季監督は、
『小生としては、この作品は作るまいと思っていたのですが、この歳になり色々と考え方も柔軟になったというか、
後悔はしたくないと、やはりここでひとつ今日のガンダムの原点たる初代ガンダムに決別する意味も込め・・・(中略)
やるからには、もう徹底的にやります。
第1部の見所は、何といってもジオン暗殺の描写、これまで明かされなかった、あやふやな部分も全て
明瞭に描いております。この上なくディテールの濃い作品に仕上がる筈です。』
と熱くコメントした。
主なキャストは過去の作品で演じていた声優が亡くなったセイラ・マスとブライト・ノア、マ・クベ以外の変更は無く、
幼少期のシャアとセイラ、ジオンの声優と共に追って発表するとの事。
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/x3/1171939613/
○月X日 やばい!
ナナイから「あれがこないの!」って言われた。
やばい。 やばすぎる。
認めたくないものだな。
快楽ゆえの過ちというものを…
>844
そうそう当たるものではない!
846 :
通常の名無しさんの3倍:2007/11/22(木) 20:49:37 ID:GPkGHFGZ
ナナイは不順
シャアさんの下半身もシヤア!シャア!シャア!って勇々しいのね。
赤いトランクスから覗くサーベル、さてテクにどれだけ耐えられるかしら。w
通常の3倍の耐久性と性能性
あと一息!諸君らの力を私に貸していただきたい!
そして私は・・・乳とネオンの元に召されるであろう!!
さて、ピチピチのお椀型山が二つと、こんもり丘が見えるけど、どう攻めますか大佐?
チャック開け!コンベアパイプ、ドッキング急がせ!
うふ〜ん
魅せてもらおうか・・・
お椀とこんもり丘の性能とやらを!
プルル〜ン いや〜ん
ララァの母性のもとへ…
赤い彗星も地に墜ちたものだな・・・
な…何を言う。神聖な子作りだ!!(苦しい)
858 :
通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 16:30:01 ID:/ofPwKrn
まるで道化だな
お子様だからさ。
出世する奴は、ココも活発でないといかん。
860 :
通常の名無しさんの3倍:2007/12/14(金) 14:43:08 ID:qxh+hoDh
エロだよ!それは!
やべ
シャア専用のンコでたお
人間ドックで検診コースやなこりゃ
もう40過ぎのおっさんやし
862 :
通常の名無しさんの3倍:2007/12/16(日) 23:34:51 ID:oIRfgZkL
専用もう秋田
エロだよ!それは!!
『機動戦士ガンダム』のアフレコ時、シャアの声優である池田秀一が役作りのために富野監督に「シャアはララァと寝たんですか?」と尋ねたところ、富野は「そう考えてもらって結構です」と答えたという。
byウィキ
865 :
通常の名無しさんの3倍:2007/12/20(木) 11:22:26 ID:L+XEBUEE
知らなかった
866 :
通常の名無しさんの3倍:2007/12/24(月) 11:01:10 ID:SduGGSjK
ハマーンの遺産て少ないな
保守
とりあえず年末年始もミネバ様をこっぴどく調教しよう。
そろそろお雑煮を作ることにする。
しかしお雑煮とお汁粉と雑炊とおじやの違いが判らなくなってきたので、全部入りにする。
全裸で待つか紳士的に
保守
872 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/09(水) 11:55:09 ID:5phUsRoj
遅くなったが あけおめだ
TEST
ハマーンに手作りのたこ焼きを食べに来いといわれた
すぐに「ミネバ様に代わってくれ」と言ったら電話を切られた
ミネバ「シャア、遊ぼーよ」
876 :
通常の名無しさんの3倍:2008/02/20(水) 17:57:24 ID:f/7531Th
マンダム
保護
878 :
通常の名無しさんの3倍:2008/03/20(木) 18:35:56 ID:T955aRw7
ならば愚民に知恵を授けてみろ
最終防衛ラインを超えてパスするとオフサイドだよ
オークションでリィナとプルの使用済みパンツを落札したら、ヤザンとゲモンの使用済みブリーフだった。
仕切なおしてシャアとナナイのキグナンの
ネオジオン事業拡大路線に戻してくんないかなあ…
882 :
通常の名無しさんの3倍:2008/04/07(月) 23:55:31 ID:iTumD4oM
また今度書くね
待ってます
884 :
通常の名無しさんの3倍:2008/04/22(火) 15:47:02 ID:t/OBDsvS
星
885 :
通常の名無しさんの3倍:2008/04/23(水) 03:07:46 ID:iYc8IpxD
ネオ・ジオンの国歌を着歌に…ジーク ジオン!!
886 :
通常の名無しさんの3倍:
保守